JPH09101536A - 表示パネルの実装方法および実装構造 - Google Patents

表示パネルの実装方法および実装構造

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JPH09101536A
JPH09101536A JP7256643A JP25664395A JPH09101536A JP H09101536 A JPH09101536 A JP H09101536A JP 7256643 A JP7256643 A JP 7256643A JP 25664395 A JP25664395 A JP 25664395A JP H09101536 A JPH09101536 A JP H09101536A
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flexible
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京太郎 中村
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/36Assembling printed circuits with other printed circuits
    • H05K3/361Assembling flexible printed circuits with other printed circuits
    • H05K3/363Assembling flexible printed circuits with other printed circuits by soldering

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  • Liquid Crystal (AREA)
  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 液晶パネルを損傷することなく液晶パネルを
小型に実装する。 【解決手段】 液晶パネル30の周縁部に第1および第
2接続端子36,38を形成し、第1接続端子36に第
1可撓性配線基板39の一端部43を電気的に接続し、
第2接続端子38に第2可撓性配線基板48の一端部4
9を電気的に接続する。第2可撓性配線基板の他端部6
2に共通配線基板52を電気的に接続し、共通配線基板
52を液晶パネル30の背後に配置する。この状態で第
1可撓性配線基板39を屈曲し、その他端部47と共通
配線基板52とをはんだを用いて電気的に接続する。こ
のとき、共通配線基板52と液晶パネル30との間に断
熱材を介在させてはんだ付けを行い、はんだ付け終了後
に断熱材を除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶パネルなどの
表示パネルに係わり、特にその実装方法および実装構造
に関し、より詳しくは、表示パネルを用いた表示装置を
小型に実装する方法および構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図26は、典型的な従来技術の液晶パネ
ル1の実装構造を示す斜視図であり、図27は、図26
の切断面線XXVII−XXVIIから見た断面図であ
る。液晶パネル1は、一般に2枚のガラス基板2,3の
間に液晶4を封入し、構成されている。各ガラス基板
2,3の表面には透明な導電材(たとえばインジウム錫
酸化物:Indium−Tin Oxide:略称ITO)から成る複
数の直線パターンが配置されて、複数の電極5,6がそ
れぞれ形成されており、一方のガラス基板2の電極5と
他方のガラス基板3の電極6とは交差して形成されてい
る。これらのガラス基板2,3の電極5,6間に電圧を
印加することによって液晶4を配向させて、表示パネル
1を駆動させる。このような液晶パネル1は、単純マト
リクス駆動の液晶パネルと呼ばれている。
【0003】液晶パネル1の相互に隣接する縁辺部2
a,3aには前記透明な導電材から成る電極5,6に連
なる透明な電極端子7が配設されている。液晶パネル1
を駆動させるための駆動集積回路8は予め可撓性配線基
板9に実装された状態で設けられる。これは、テープキ
ャリアパッケージ(Tape Carriar Package:略称TCP
と記す)10と呼ばれている。このようなTCP10
は、その一端部に形成される出力端子11が前記電極端
子7に、たとえば異方性導電膜12によって電気的に接
続され、液晶パネル1の縁辺部2a,3aから外方に延
びるように配置される。
【0004】また外部からの信号を受けるための配線基
板13,14が、その配線基板13,14に形成された
配線18の端子18aと前記TCP10の他端部に形成
された入力端子17とが電気的に接続されて設けられ、
TCP10のさらに外側に配置されている。各配線基板
13,14は接続配線板15によって相互に電気的に接
続され、コネクタとなる可撓性配線基板16によってC
PU(中央処理装置)などの搭載された図示しない本体
基板と電気的に接続されている。可撓性配線基板16を
通して配線基板13,14に供給された信号は、配線基
板13,14上に搭載された電子部品20や、前記配線
18、さらにTCP10の入力端子17を介してTCP
10の駆動集積回路8に入力され、その駆動集積回路8
によって、本体基板からの信号に対応して、出力端子1
1、液晶パネル1の電極端子7を介して、電極5,6間
に印加される。このようにして液晶パネル1が駆動され
る。
【0005】ところで、液晶表示装置の長所は、それが
小型、薄型、かつ軽量であることである。CRT(陰極
線管)に対し高価であるにも拘わらず、今やCRTを代
替する表示装置となりつつあるのは、表示装置の市場に
おける軽薄短小の要求に合致しているためであり、それ
だけに、液晶表示装置に対しては、一層の小型軽量薄型
化が求められる。
【0006】上述の従来の技術の構造では、液晶パネル
1の側方に、TCP10が設けられ、このTCP10を
介して液晶パネル1から離間して配線基板13,14を
配置しているため、液晶表示装置全体のサイズが大きく
なってしまう。図28は従来技術の液晶パネル1の実装
構造を示す正面図であり、図29はその液晶パネル1を
背後から示す背面図であり、図30は液晶パネル1を備
える液晶表示装置22を示す正面図である。前述のよう
な液晶表示装置全体のサイズが大きくなってしまう問題
を解決するために、たとえばペン入力機能のため比較的
大画面を必要とする携帯情報機器用の液晶表示装置で
は、図28〜図30に示すように、液晶パネル1に接続
されるTCP10の可撓性を利用し、たとえば一方の縁
辺部3aにおいて、接続端子7に電気的に接続されるT
CP10を液晶パネル1の縁辺部3a付近で折曲げ、信
号を受けるための配線基板21を表示パネル1の背後に
配置して、他方の縁辺部2aにおいて、接続端子7に電
気的に接続されるTCP10と配線基板21とを電気的
に接続する方法を取ることによって、片側のTCP10
の分だけ液晶パネル1を用いた液晶表示装置22を小型
化している。図28〜図30に示す従来の技術におい
て、図26および図27と同様の構成を有する部分には
同一の参照符号を付し、重複を避けて説明は省略する。
【0007】また他の従来技術として、特開平6−22
3896号公報に示されている技術では、表示パネルの
周縁部に、電極につながる接続端子と、本体基板からの
信号を受ける回路配線とを絶縁層を挟んで電気的に絶縁
して2層に重ねた状態で設け、前記回路配線と導通する
中継端子を所定の位置で前記絶縁層を貫通して設けてい
る。これらの電極端子および中継端子にTCPの片側に
設けられた配線となる入力端子および出力端子とを電気
的に接続している。このように構成することによって、
本体基板からの信号を受けるための配線基板が不要とな
り、液晶表示装置を小型化し、部品点数を減らすように
構成されている。さらに他の従来技術として、実公平6
−48541号公報に示されている技術では、液晶パネ
ルを駆動するために必要とされる配線基板を新規に開発
する部分と、既存の部分に分割し、これらの共通信号配
線基板を液晶表示パネルの背後に配置することによって
液晶表示装置の小型化を図るように構成されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図26および図27に
示す従来技術では、前述のTCP10および配線基板1
3,14によって液晶表示装置が大形化してしまう。こ
れに対処するために図28〜図30に示す従来技術で
は、TCP10の可撓性を利用して配線基板21を表示
パネル1の背後に配置しているので、製造コスト面で有
利な実装が可能であるが、片側のTCP10が液晶パネ
ル1の周縁部から外方にはみ出してしまうため、TCP
10分だけ液晶表示装置が大きくなり、さらなる小型化
に余地がある。特開平6−223896号公報に示され
る従来技術では、図28〜図30に示す従来技術と同様
にTCPを折曲げることによって、液晶表示装置の大き
さを液晶パネルとほぼ同一の大きさにすることが可能で
あるけれども、周縁部を2層構造の配線とする特殊な構
造を用いた液晶パネルが必要である。しかしながら、こ
のような液晶パネルを製造する方法について前記公報に
は示されておらず、実現性に欠ける。また製造が可能で
あったとしても、そのような構造の液晶パネルは、かな
りの製造コストを必要とする。実公平6−48541号
公報に示される従来技術では、液晶パネルの背後に配線
基板を配置して、液晶パネルとほぼ等しい大きさの液晶
表示装置を製造することが可能であるけれども、前記公
報には、その実装方法が示されておらず、液晶パネルの
背後において配線同士を接続する際に、たとえばはんだ
付けを用いた場合には、はんだを溶融するための熱によ
る昇温や、異方性導電膜を用いた場合には、圧力などに
よって液晶パネルが損傷するおそれがあり、液晶表示装
置の製造が困難である。
【0009】したがって本発明の目的は、液晶表示装置
を小型化に、製造コストが増加することなく製造するこ
とができる表示パネルの実装構造および実装方法を提供
することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、相互に交差す
る第1および第2配列方向に配置される第1および第2
接続端子が周縁部に形成されている表示パネルの前記第
1および第2接続端子に、表示パネルを駆動する駆動集
積回路が搭載されている第1および第2可撓性配線基板
の一端部を電気的にそれぞれ接続し、第1および第2可
撓性配線基板をその他端部が前記表示パネルの背後に配
置されるように屈曲させ、表示パネルの背後で第1およ
び第2可撓性配線基板の他端部に共通配線基板を電気的
に接続することを特徴とする表示パネルの実装方法であ
る。 本発明に従えば、まず表示パネルの周縁部に、相互に交
差する第1および第2配列方向に配置される第1および
第2接続端子に、表示パネルを駆動するための駆動集積
回路が搭載された第1および第2可撓性配線基板の一端
部を電気的に接続する。次に、第1および第2可撓性配
線基板をその他端部が前記表示パネルの背後側に配置さ
れるように屈曲させ、表示パネルの背後で第1および第
2可撓性配線基板を共通配線基板に電気的に接続する。
これによって、第1および第2可撓性配線基板、ならび
に共通配線基板を表示パネルの背後に配置して、表示パ
ネルを実装することができる。
【0011】また本発明の前記第1および第2可撓性配
線基板の他端部と共通配線基板との接続は、はんだを用
いて行われ、このはんだ付け時には、表示パネルの背面
と、第1および第2可撓性配線基板の他端部ならびに共
通配線基板との間に断熱材を介在してはんだ付けを行
い、はんだ付け終了後に前記断熱材を除去することを特
徴とする。 また本発明に従えば、第1および第2可撓性配線基板の
他端部と、共通配線基板との電気的接続は、表示パネル
の背面と、第1および第2可撓性配線基板の他端部なら
びに共通配線基板との間に断熱材を介在させた状態で、
はんだを用いて行われる。これによって、はんだ付けを
行う際にはんだを溶融するためにはんだに熱が与えられ
るけれども、その熱が表示パネルに伝わることを断熱材
によって防止することができるので、表示パネルが損傷
する温度に昇温されることを防止することができる。し
たがって、表示パネルに損傷を与えることなく、しかも
良好なはんだ付けを行うことができる。しかもはんだ付
け終了後には、断熱材が抜取られるので、断熱材の厚さ
が表示装置全体の厚さに影響することがない。またこの
ようにして既存の材料および実装装置を用いて前述のよ
うに表示パネルを実装することができるため、実装方法
の導入が容易であり、製造コストが増加することがな
い。
【0012】また本発明は、相互に交差する第1および
第2配列方向に配置される第1および第2接続端子が周
縁部に形成されている表示パネルの前記第1および第2
接続端子に、表示パネルを駆動する駆動集積回路が搭載
されている第1および第2可撓性配線基板の一端部を電
気的にそれぞれ接続し、第1可撓性配線基板の他端部に
全体の形状が大略的にL字状に形成された共通配線基板
の一方片に電気的に接続し、この共通配線基板は、一方
片とその一方片に交差方向に延びる他方片とが可撓性を
有する屈曲部で連結される構成を有し、前記第1可撓性
配線基板を共通配線基板の一方片が表示パネルの背後に
位置するように屈曲させ、その後共通配線基板の他方片
とそれに重なっている第2可撓性配線基板の他端部とを
電気的に接続し、共通配線基板の他方片と第2可撓性配
線基板の前記他端部が表示パネルの背後に位置するよう
に第2可撓性配線基板を屈曲させると共に共通配線基板
の屈曲部を屈曲させることを特徴とする表示パネルの実
装方法である。 さらに本発明に従えば、まず表示パネルの周縁部に相互
に交差する第1および第2配列方向に配置される第1お
よび第2接続端子に、表示パネルを駆動する駆動集積回
路が搭載される第1および第2可撓性配線基板の一端部
を電気的にそれぞれ接続する。次に相互に交差する方向
に延びる一方片と他方片とが可撓性を有する屈曲部によ
って連結される大略的にL字状の共通配線基板の一方片
に第1可撓性配線基板の他端部を電気的に接続し、次に
第1可撓性配線基板を共通配線基板の一方片が表示パネ
ルの背後に位置するように屈曲し、共通配線基板の他方
片と第2可撓性配線基板の他端部とを電気的に接続す
る。さらに共通配線基板の他方片と第2可撓性配線基板
の前記他端部が表示パネルの背後に位置するように第2
可撓性配線基板を屈曲させると共に、共通配線基板の屈
曲部を屈曲させる。 これによって、第1および第2可撓性配線基板と共通配
線基板との接続を表示パネルの外側の領域で行うことが
できる。したがって、第1および第2可撓性配線基板と
共通配線基板との接続時に圧力を加えることが可能とな
り、はんだを用いることなく接続することが可能にな
る。また、このように表示パネルの外側で接続した後、
折返すことが可能であり、表示パネルの背後に第1およ
び第2可撓性配線基板ならびに共通配線基板を配置して
小型に実装することができる。このように接続時に液晶
パネルに損傷を与える心配がないので、たとえば薄膜ト
ランジスタ素子(TFT)で構成されたアクティブマト
リクス駆動液晶パネルのように、熱や圧力に対して非常
に弱い構造の表示パネルに対しても適用できる。 さらに上述の配線基板は全体を一体的な可撓性を有する
配線基板にすることができ、容易にその配線基板の一部
を引出して本体基板と接続のためのコネクタとすること
ができ、またコネクタを別途に設ける必要がないので、
接続回数や接続箇所を少なくすることができ、工程数な
らびに接続コストを低減することができる。また可撓性
配線基板を用いることによって、共通配線基板の厚さを
薄くすることができ、共通配線基板が表示装置全体の厚
みに与える影響を少なくすることができる。すなわち液
晶表示装置を薄形に製造することができる。
【0013】また本発明は、相互に交差する第1および
第2配列方向に配置される第1および第2接続端子が周
縁部に形成されている表示パネルの前記第1および第2
接続端子に、表示パネルを駆動する駆動集積回路が搭載
されている第1および第2可撓性配線基板の一端部を電
気的にそれぞれ接続し、第1可撓性配線基板の他端部
に、第1配列方向に沿って延びる可撓性を有する第1背
後接続用配線基板を電気的に接続し、第2可撓性配線基
板の他端部に、第2配列方向に沿って延びる第2背後接
続用配線基板を電気的に接続し、第1可撓性配線基板の
他端部および第1背後接続用配線基板が表示パネルの背
後に位置するように第1可撓性配線基板を屈曲させ、第
1背後接続用配線基板の第1配列方向の第2背後接続用
配線基板寄りの部分と第2背後接続用配線基板の第2配
列方向の第1背後接続用配線基板寄りの部分とを電気的
に接続し、第2可撓性配線基板の他端部および第2背後
接続用配線基板が表示パネルの背後に位置するように第
2可撓性配線基板を屈曲させることを特徴とする表示パ
ネルの実装方法である。 さらに本発明に従えば、表示パネルの周縁部に相互に交
差する第1および第2配列方向に形成される第1および
第2接続端子に、表示パネルを駆動する駆動集積回路が
搭載される第1および第2可撓性配線基板の一端部を電
気的にそれぞれ接続する。次に第1可撓性配線基板の他
端部に可撓性を有する第1背後接続用配線基板を電気的
に接続し、第2可撓性配線基板の他端部に第2背後接続
用配線基板を電気的に接続する。次に第1可撓性配線基
板の他端部および第1背後接続用配線基板が表示パネル
の背後に位置するように第1可撓性配線基板を屈曲さ
せ、第1背後接続用配線基板と第2接続用配線基板とを
電気的に接続する。この第2可撓性配線基板の他端部お
よび第2背後接続用配線基板が表示パネルの背後に位置
するように第2可撓性配線基板を屈曲させる。 これによって、第1可撓性配線基板と第1背後接続用配
線基板との接続および第2可撓性配線基板と第2背後接
続用配線基板との接続を、表示パネルの外側の領域で行
い、かつ第1および第2可撓性配線基板ならびに第1お
よび第2背後接続用配線基板を表示パネルの背後に実装
することができる。したがって、表示パネルを損傷させ
ることなく表示パネルを実装することができる。また接
続時に圧力を加えることが可能となり、はんだを用いず
に接続することが可能になる。しかも、第1および第2
背後接続用配線基板を別体に設けて接続するようにした
ので、第1背後接続用配線基板だけを可撓性配線基板と
し、かつ片面配線とすることができ、材料費を低減する
ことができ、製造コストを低減することができる。さら
に第1背後接続用配線基板の一部を引出して、本体基板
のコネクタとすることができ、別体にコネクタを設ける
場合に比べて、部品点数を低減することができる。
【0014】また本発明は、相互に交差する第1および
第2配列方向に配置される第1および第2接続端子が周
縁部に形成されている表示パネルの前記第1および第2
接続端子に、表示パネルを駆動する駆動集積回路が搭載
されている第1および第2可撓性配線基板の一端部を電
気的にそれぞれ接続し、第1可撓性配線基板の他端部
に、第1配列方向に沿って延びる剛性の第1背後接続用
配線基板を電気的に接続し、第2可撓性配線基板の他端
部に第2配列方向に沿って延びる剛性の第2背後接続用
配線基板を電気的に接続し、前記第2背後接続用配線基
板の第2配列方向の第1背後接続用配線基板寄りの端部
に、第1背後接続用配線基板に向けて延びる可撓性を有
する第3背後接続用配線基板の一端部を電気的に接続
し、第2可撓性配線基板の他端部および第2背後接続用
配線基板が表示パネルの背後に位置するように第2可撓
性配線基板を屈曲させ、第3背後接続用配線基板の他端
部を、前記第1背後接続用配線基板の第1配列方向の第
2背後接続用配線基板寄りの端部に電気的に接続し、第
1可撓性配線基板の他端部および第1背後接続用配線基
板が表示パネルの背後に位置するように第1可撓性配線
基板を屈曲させると共に、第3背後接続用配線基板を屈
曲させることを特徴とする表示パネルの実装方法であ
る。 さらに本発明に従えば、まず表示パネルの周縁部に形成
される第1および第2接続端子に、表示パネルを駆動す
る駆動集積回路が搭載される第1および第2可撓性配線
基板の一端部をそれぞれ電気的に接続する。次に第1可
撓性配線基板の他端部に剛性の第1背後接続用配線基板
を電気的に接続し、第2可撓性配線基板の他端部に剛性
の第2背後接続用配線基板を電気的に接続する。前記第
2背後接続用配線基板に第1背後接続用配線基板に向け
て延びる可撓性を有する第3背後接続用配線基板の一端
部を電気的に接続し、第2可撓性配線基板の他端部およ
び第2背後接続用配線基板が表示パネルの背後に位置す
るように第2可撓性配線基板を屈曲させ、第3背後接続
用配線基板の他端部と第1背後接続用配線基板とを電気
的に接続し、第1可撓性配線基板の他端部および第1背
後接続用配線基板が表示パネルの背後に位置するように
第1可撓性配線基板を屈曲させると共に、第3背後接続
用配線基板を屈曲させる。これによって、配線基板間の
接続を表示パネルの外側の領域で行い、その後前記配線
基板を表示パネルの背後に位置することができるので、
表示パネルを損傷することなく各配線基板を相互に接続
し、表示パネルの背後に実装することができる。また、
接続時に圧力を加えることが可能となり、はんだを用い
ずに接続することが可能になる。したがって可撓性を有
する背後接続用配線基板の寸法を小さくすることがで
き、材料費を低減することができる。
【0015】また本発明は、相互に交差する第1および
第2配列方向に配置される第1および第2接続端子が周
縁部に形成されている表示パネルの前記第1および第2
接続端子に、表示パネルを駆動する駆動集積回路が搭載
されている第1および第2可撓性配線基板の一端部を電
気的にそれぞれ接続し、第1可撓性配線基板の他端部
に、第1配列方向に沿って延びる剛性の第1背後接続用
配線基板を電気的に接続し、第2可撓性配線基板の他端
部に第2配列方向に沿って延びる剛性の第2背後接続用
配線基板を接続し、前記第2背後接続用配線基板の第2
配列方向の第1背後接続用配線基板寄りの端部に第1背
後接続用配線基板に向けて延びる可撓性を有する第3背
後接続用配線基板の一端部を電気的に接続し、第1可撓
性配線基板の他端部および第1背後接続用配線基板が表
示パネルの背後に位置するように第1可撓性配線基板を
屈曲させ、第2可撓性配線基板の他端部および第2背後
接続用配線基板が表示パネルの背後に位置するように第
2可撓性配線基板を屈曲させ、第3背後接続用配線基板
の他端部を、第1背後接続用配線基板に、表示パネルの
表示部の外側で接続することを特徴とする表示パネルの
実装方法である。 さらに本発明に従えば、まず表示パネルの周縁部に形成
される第1および第2接続端子に、表示パネルを駆動す
る駆動集積回路が搭載される第1および第2可撓性配線
基板の一端部を電気的にそれぞれ接続する。次に第1可
撓性配線基板の他端部に剛性の第1背後接続用配線基板
を電気的に接続し、第2可撓性配線基板の他端部に第2
背後接続用配線基板を電気的に接続する。次に第2背後
接続用配線基板に、可撓性を有する第3背後接続用配線
基板の一端部を電気的に接続し、第1可撓性配線基板の
他端部および第1背後接続用配線基板が表示パネルの背
後に位置するように第1可撓性配線基板を屈曲させる。
次に第2可撓性配線基板の他端部および第2背後接続用
配線基板が表示パネルの背後に位置するように第2可撓
性配線基板を屈曲させ、第3背後接続用配線基板の他端
部と第1背後接続用配線基板とを表示パネルの表示部の
外側で電気的に接続する。これによって、配線基板間の
接続を液晶パネルの表示部に影響を与えて表示部を損傷
させてしまうことなく接続することができ、しかも配線
基板を表示パネルの背後に実装することができる。ま
た、接続時に圧力を加えることが可能となり、はんだを
用いずに接続することが可能になる。また第3背後接続
用配線基板は、屈曲されることなく第1および第2背後
接続用配線基板を電気的に接続することができ、第2背
後接続用配線基板を小さくすることができる。したがっ
て、第3背後接続用配線基板の材料費を低減することが
できる。
【0016】また本発明は、相互に交差する第1および
第2配列方向に配置される第1および第2接続端子が周
縁部に形成されている表示パネルと、第1接続端子に一
端部が電気的に接続され、可撓性を有し、表示パネルの
背後に他端部が位置するように湾曲する第1可撓性配線
基板と、第2接続端子に一端部が電気的に接続され、可
撓性を有し、表示パネルの背後に他端部が位置するよう
に湾曲する第2可撓性配線基板と、第1および第2可撓
性配線基板に搭載され、表示パネルを駆動する駆動集積
回路と、表示パネルの背後に配置され、全体の形状が大
略的にL字状に形成され、前記第1配列方向に延びる一
方片と前記第2配列方向に延びる他方片とが連結部で連
結され、一方片に第1可撓性配線基板の他端部が電気的
に接続され、他方片に第2可撓性配線基板の他端部が電
気的に接続される共通配線基板とを含むことを特徴とす
る表示パネルの実装構造である。 さらに本発明に従えば、表示パネルには、第1および第
2配列方向に第1および第2接続端子が周縁部に形成さ
れており、第1および第2接続端子には第1および第2
可撓性配線基板の一端部が電気的にそれぞれ接続されて
いる。第1および第2可撓性配線基板は可撓性をそれぞ
れ有し、表示パネルの背後にそれぞれの他端部が位置す
るようにそれぞれ湾曲している。第1および第2可撓性
配線基板には表示パネルを駆動する駆動集積回路が搭載
されている。また表示パネルの背後には大略的にL字状
の共通配線基板が配置され、この共通配線基板は、一方
片と他方片とが連結部によって連結され、一方片に第1
可撓性配線基板の他端部が電気的に接続され、他方片に
第2可撓性配線基板の他端部が電気的に接続されてい
る。これによって、第1および第2可撓性配線基板なら
びに共通配線基板が表示パネルの背後に配置されている
ので、表示パネルを小型に実装することができる。
【0017】また本発明は、相互に交差する第1および
第2配列方向に配置される第1および第2接続端子が周
縁部に形成されている表示パネルと、第1接続端子に一
端部が電気的に接続され、可撓性を有し、表示パネルの
背後に他端部が位置するように湾曲する第1可撓性配線
基板と、第2接続端子に一端部が電気的に接続され、可
撓性を有し、表示パネルの背後に他端部が位置するよう
に湾曲する第2可撓性配線基板と、第1および第2可撓
性配線基板に搭載され、表示パネルを駆動する駆動集積
回路と、表示パネルの背後に配置され、全体の形状が大
略的にL字状に形成されており、前記第1配列方向に延
びる一方片と、前記第2配列方向に延びる他方片とが可
撓性を有する連結部によって連結され、この連結部にお
いて上下に重なる部分を有して屈曲され、一方片に第1
可撓性配線基板の他端部が電気的に接続され、第2可撓
性配線基板の他端部が他方片に電気的に接続される共通
配線基板とを含むことを特徴とする表示パネルの実装構
造である。 さらに本発明に従えば、表示パネルには第1および第2
接続端子が周縁部に形成され、第1および第2接続端子
には第1および第2可撓性配線基板の一端部が電気的に
それぞれ接続される。第1および第2可撓性配線基板は
可撓性をそれぞれ有し、それぞれの他端部が表示パネル
の背後に位置するようにそれぞれ湾曲している。このよ
うに第1および第2可撓性配線基板には、表示パネルを
駆動する駆動集積回路が搭載されている。表示パネルの
背後には、大略的にL字状の共通配線基板が設けられ、
この共通配線基板は一方片と他方片とが可撓性を有する
連結部によって連結されており、この連結部において上
下に重なる部分を有し、屈曲されている。このように共
通配線基板の一方片に第1可撓性配線基板の他端部が電
気的に接続され、他方片に第2可撓性配線基板の他端部
が電気的に接続されている。これによって、第1および
第2可撓性配線基板ならびに共通配線基板を表示パネル
の背後に配置して実装することができる。したがって、
表示パネルを小型に実装することができる。
【0018】また本発明は、相互に交差する第1および
第2配列方向に配置される第1および第2接続端子が周
縁部に形成される表示パネルと、第1接続端子に一端部
が電気的に接続され、可撓性を有し、表示パネルの背後
に他端部が位置するように湾曲する第1可撓性配線基板
と、第2接続端子に一端部が電気的に接続され、可撓性
を有し、表示パネルの背後に他端部が位置するように湾
曲する第2可撓性配線基板と、第1および第2可撓性配
線基板に搭載され、表示パネルを駆動する駆動集積回路
と、表示パネルの背後に配置され、可撓性を有し、第1
配列方向に延びる長手状であり、第1配列方向の一端部
が上下に重なるように第1配列方向に沿って折返されて
屈曲し、第1可撓性配線基板の他端部が電気的に接続さ
れる第1背後接続用配線基板と、表示パネルの背後に配
置され、剛性であり、第2配列方向に延びる長手状であ
り、第2配列方向の第1背後接続用配線基板寄りの端部
が、第1背後接続用配線基板の前記屈曲された一端部に
電気的に接続され、第2可撓性配線基板の他端部が電気
的に接続される第2背後接続用配線基板とを含むことを
特徴とする表示パネルの実装構造である。 さらに本発明に従えば、表示パネルにはその周縁部に第
1および第2接続端子が形成されており、これらの第1
および第2接続端子には表示パネルを駆動する駆動集積
回路がそれぞれ搭載された第1および第2可撓性配線基
板の一端部が電気的に接続されている。これらの第1お
よび第2可撓性配線基板は、可撓性をそれぞれを有し、
それぞれの他端部が表示パネルの背後に位置するように
湾曲している。また表示パネルの背後には、可撓性を有
する長手状の第1背後接続用配線基板が配置されてい
る。また表示パネルの背後には、剛性であり、長手状の
第2接続用配線基板が配置され、第2可撓性配線基板の
他端部に電気的に接続されている。第1背後接続用配線
基板は、その一端部が上下に重なるように屈曲して折返
されており、この一端部には第2背後接続用配線基板と
電気的に接続されている。これによって第1および第2
可撓性配線基板ならびに第1および第2背後接続用配線
基板を表示パネルの背後に配置し表示パネルを小型に実
装することができる。
【0019】また本発明は、相互に交差する第1および
第2配列方向に配置される第1および第2接続端子が周
縁部に形成される表示パネルと、第1接続端子に一端部
が電気的に接続され、可撓性を有し、表示パネルの背後
に他端部が位置するように湾曲する第1可撓性配線基板
と、第2接続端子に一端部が電気的に接続され、可撓性
を有し、表示パネルの背後に他端部が位置するように湾
曲する第2可撓性配線基板と、第1および第2可撓性配
線基板に搭載され、表示パネルを駆動する駆動集積回路
と、表示パネルの背後に配置され、剛性であり、第1配
列方向に延びる長手状であり、第1可撓性配線基板の他
端部が電気的に接続される第1背後接続用配線基板と、
表示パネルの背後に配置され、剛性であり、第2配列方
向に延びる長手状であり、第2可撓性配線基板の他端部
が電気的に接続される第2背後接続用配線基板と、表示
パネルの背後に配置され、可撓性を有し、第2配列方向
に沿って折返されて大略的にU字状に曲成され、一端部
が第1背後接続用配線基板の第2背後接続用配線基板寄
りの端部に電気的に接続され、他端部が第2背後接続用
配線基板の第1背後接続用配線基板寄りの端部に電気的
に接続される第3背後接続用配線基板とを含むことを特
徴とする表示パネルの実装構造である。 さらに本発明に従えば、表示パネルにはその周縁部に第
1および第2接続端子が形成されており、この第1およ
び第2接続端子には表示パネルを駆動する駆動集積回路
が搭載された第1および第2可撓性配線基板が電気的に
接続されている。このような第1および第2可撓性配線
基板は、可撓性をそれぞれ有し、それぞれの他端部が表
示パネルの背後に位置するようにそれぞれ湾曲してい
る。また表示パネルの背後には、剛性であり、長手状の
第1背後接続用配線基板が第1可撓性配線基板の他端部
に電気的に接続されて配置される。また表示パネルの背
後には剛性であり、長手状の第2背後接続用配線基板が
配置され、第2可撓性配線基板の他端部に電気的に接続
される。また表示パネルの背後には、可撓性を有する第
3背後接続用配線基板が配置される。この第3背後接続
用配線基板は大略的にU字状に曲成され、一端部が第1
背後接続用配線基板に接続され、他端部が第2背後接続
用配線基板に電気的に接続されている。これによって、
第1および第2可撓性配線基板ならびに第1〜第3背後
接続用配線基板を表示パネルの背後に配置して表示パネ
ルを小型に実装することができる。
【0020】また本発明の前記第3背後接続用配線基板
は、第1配列方向に第1背後接続用配線基板から遠去か
る方向に突出する接続部分を有することを特徴とする。 さらに本発明に従えば、第3背後接続用配線基板は、第
1背後接続用配線基板から遠去かる方向に突出する接続
部分を有している。これによってこの接続部分を本体基
板との接続のコネクタとすることができ、コネクタを別
途に設ける必要がなく、そのコネクタのための接続工程
が必要なく、工程数を低減することができ、製造コスト
を低減することができる。
【0021】また本発明は、相互に交差する第1および
第2配列方向に配置される第1および第2接続端子が周
縁部に形成される表示パネルと、第1接続端子に一端部
が電気的に接続され、可撓性を有し、表示パネルの背後
に他端部が位置するように湾曲する第1可撓性配線基板
と、第2接続端子に一端部が電気的に接続され、可撓性
を有し、表示パネルの背後に他端部が位置するように湾
曲する第2可撓性配線基板と、第1および第2可撓性配
線基板に搭載され、表示パネルを駆動する駆動集積回路
と、表示パネルの背後に配置され、剛性であり、第1配
列方向に延びる長手状であり、第1可撓性配線基板の他
端部が電気的に接続される第1背後接続用配線基板と、
表示パネルの背後に配置され、剛性であり、第2配列方
向に延びる長手状であり、第2可撓性配線基板の他端部
が電気的に接続される第2背後接続用配線基板と、表示
パネルの背後に配置され、可撓性を有し、一端部が第2
背後接続用配線基板の第1背後接続用配線基板寄りの端
部に電気的に接続され、他端部が表示パネルの表示部の
外側において、第1背後接続用配線基板に電気的に接続
される第3背後接続用配線基板とを含むことを特徴とす
る表示パネルの実装構造である。 さらに本発明に従えば、表示パネルの周縁部には第1お
よび第2接続端子が形成され、この第1および第2接続
端子には表示パネルを駆動する駆動集積回路が搭載され
た第1および第2可撓性配線基板がそれぞれ電気的に接
続され、第1および第2可撓性配線基板は可撓性をそれ
ぞれ有し、それぞれの他端部が表示パネルの背後に位置
するようにそれぞれ湾曲している。また表示パネルの背
後には剛性であり、長手状の第1背後接続用配線基板が
配置され、第1可撓性配線基板の他端部に電気的に接続
される。また表示パネルの背後には剛性であり、長手状
の第2背後接続用配線基板が配置され、第2可撓性配線
基板の他端部に電気的に接続される。さらに表示パネル
の背後には、可撓性を有する第3背後接続用配線基板が
配置され、一端部が第2背後接続用配線基板に電気的に
接続され、他端部が表示パネルの表示部の外側で第1背
後接続用配線基板に電気的に接続されている。これによ
って、第1および第2可撓性配線基板ならびに第1〜第
3背後接続用配線基板を表示パネルの背後に配置し、表
示パネルを小型に実装することができる。
【0022】上述の構成では、第1および第2背後接続
用配線基板は、特定的に方法および構成について述べた
けれども、第1および第2背後接続用配線基板が上述の
構成とは逆である構成も、本発明の精神に含まれる。ま
た、上述の接続コストとは、接続時に用いられるたとえ
ばはんだ異方性導電膜の材料費、人件費、機器を動作さ
せるための費用などを含む。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施の形態の液
晶パネル30の実装構造を背後側から見て示す背面図で
あり、図2は図1の切断面線II−IIから見て示す断
面図であり、図3は図1の切断面線III−IIIから
見て示す断面図である。表示パネルである液晶パネル3
0は、単純マトリクス駆動の液晶パネルであり、2枚の
ガラス基板31,32間に、たとえば光硬化性樹脂から
成る封止部材33によって、液晶34が封入されてい
る。一方のガラス基板31の表面には、インジウム錫酸
化物から成り、図1の左右方向に延びる複数の第1透明
電極35が、図1の上下方向である第1配列方向Aに相
互に間隔をあけて配置されて形成されている。この第1
透明電極35の接続端子となる第1接続端子36が、第
1配列方向Aに相互に間隔をあけて、表示パネル30の
周縁部であるガラス基板31の一側縁辺部31aに形成
される。この第1接続端子36は、図1において、ガラ
ス基板31の紙面に対して奥行き側に配置されている。
【0024】他方のガラス基板32の表面には、前記イ
ンジウム錫酸化物から成り、第1透明電極35と交差す
る方向で、図1の上下方向に延びる複数の第2透明電極
37が第1配列方向Aに交差する第2配列方向Bに相互
に間隔をあけて配置されて形成される。この第2透明電
極37の接続端子である第2接続端子38が、第2配列
方向Bに相互に間隔をあけて、表示パネル30の周縁部
であるガラス基板32の一側縁辺部32aに形成され
る。この第2接続端子38は、図1において、ガラス基
板32の紙面に対して手前側に形成される。図1の第1
および第2透明電極35,37は、どちらか一方がコモ
ン電極であり、どちらか他方がセグメント電極である。
これらの第1および第2電極35,37間に電圧を印加
することによって、液晶34を配向させて、表示パネル
30を駆動する。
【0025】前記第1接続端子36には、たとえばポリ
イミドあるいはポリエチレンテレフタレートなどの可撓
性を有する合成樹脂から成り、可撓性を有する第1可撓
性配線基板39の一端部43が電気的に接続されてい
る。この第1可撓性配線基板39には、その一表面上に
導体によって配線42が形成されており、この配線42
に連なり、第1可撓性配線基板39の一端部43に形成
される端子である第3接続端子44が、たとえば異方性
導電膜45によって、第1接続端子36に電気的に接続
されて、前述のように第1可撓性配線基板39の一端部
43が第1接続端子36に電気的に接続される。この異
方性導電膜45は、導体粒子が混入されている合成樹脂
から成る膜であり、膜の厚み方向に圧縮するこれによっ
て導体粒子を介して膜の厚み方向にだけ電気的に導通す
る構成を有する。
【0026】第1可撓性配線基板39には、前記表示パ
ネル30を駆動する駆動集積回路40が搭載され、TC
P41が構成されている。駆動集積回路40は、その接
続端子40aがたとえばはんだなどによって第1可撓性
配線基板39の配線42に連なる接続端子42aに電気
的に接続され、たとえば合成樹脂46によって第1可撓
性配線基板39に固着されている。このようなTCP4
1は、第1可撓性配線基板39の可撓性を利用し、第1
可撓性配線基板39を曲成して、その他端部47を表示
パネル30の背後に位置するように約180°折曲げら
れて湾曲している。第1可撓性配線基板39の配線42
は、厚み方向一方側の表面上に形成されており、その第
1可撓性配線基板39の一端部43では、配線42は図
1において手前側にあり、前述の第1接続端子36と対
向し、前述のように異方性導体膜45によって電気的に
接続される。また第1可撓性配線基板39の他端部47
においては、配線42は図1において奥行き側に配置さ
れている。
【0027】前記第2接続端子38には、たとえば第1
可撓性配線基板39と同様の合成樹脂から成る可撓性を
有する第2可撓性配線基板48の一端部49が電気的に
接続されている。この第2可撓性配線基板48には、第
1可撓性配線基板39と同様に駆動集積回路50が搭載
されいて、TCP51が構成されている。TCP51の
構成は、TCP41とほぼ同様の構成を有するので、同
様の構成を有する部分には同一の参照符号を付し、重複
を避けて説明は省略する。ここで、TCP51とTCP
41とが異なる点は、TCP41が図2に示すように第
1可撓性配線基板39の配線42を内側にして折曲げら
れたのに対して、TCP51は図3に示すように第2可
撓性配線基板48の配線151を外側にして折曲げられ
ている点である。ここで第2可撓性配線基板48に形成
される配線151に連なり、一端部49に形成される第
7接続端子152は、異方性導電膜45によって第2接
続端子38に電気的に接続される。
【0028】また液晶パネル30の背後、すなわち図1
において手前側には、全体の形状は大略的にL字状に形
成される共通配線基板52が配置されている。この共通
配線基板52は、たとえばガラス繊維織布にエポキシ樹
脂を含浸させたガラスエポキシや紙にフェノール樹脂を
含浸させた紙フェノールなどから成る剛性の両面配線基
板であり、第1の配列方向Aに沿って延びる一方片53
と一方片53と交差する方向である第2配列方向Bに沿
って延びる他方片54とが連結部55によって連結され
て構成されている。この共通配線基板52の一方片53
にTCP41の第1可撓性配線基板39の他端部に形成
されている接続端子である第4接続端子56がはんだ5
7を用いて電気的に接続されている。ここで、この接続
端子56は、図1において、第1可撓性配線基板39の
奥行き側にあり、共通配線基板52の手前側に形成され
ている配線59に連なる接続端子である第5接続端子5
8と接続されている。ここで、図2において、前記可撓
性配線基板39の配線42と共通配線基板52に形成さ
れる配線59とが相互に対向しているように示されてい
るけれども、実際は、第1可撓性配線基板39の配線4
2と共通配線基板52の配線59とが対向しないように
それぞれ形成されており、不所望な位置で接触し、電気
的に導通することはない。また第1可撓性配線基板39
の他端部47には第5接続端子58に臨む側に挿通孔6
0が形成されており、これによって、第4接続端子56
と第5接続端子58との接続の際に位置合わせを容易に
し、さらにはんだ付け時にそのはんだ付けの工程を容易
に進めることができる。
【0029】前述のはんだ付けに用いられるはんだは、
たとえば鉛(Pb)37%、錫(Sn)63%の共晶は
んだであり、この他にも環境に対する配慮から鉛を削減
したはんだや完全に鉛をなくしたいわゆるPbフリーは
んだなどを用いるようにしてもよい。
【0030】共通配線基板52の他方片54は、TCP
51の第2可撓性配線基板48の一端部49に形成され
る接続端子である第6接続端子61とはんだ57によっ
て電気的に接続される。他方片54と第2可撓性配線基
板48の他端部62との接続は、一方片53と第1可撓
性配線基板39の他端部47の接続と同様の構成であ
り、重複を避けて説明は省略する。第2可撓性配線基板
48の配線によって図1において奥行き側にあり、共通
配線基板52の紙面に対して手前側に形成される配線5
9と接続される。このような共通配線基板52には、可
撓性を有する配線基板によって構成されるコネクタ63
が、電気的に接続されており、このコネクタ63は、液
晶パネル30によって表示すべき文字や数字あるいは図
柄などを表す信号を供給する図示しない本体の基板に接
続されている。
【0031】これによって、本体の基板から液晶パネル
30によって表示すべき文字や数字あるいは図柄などを
表す信号がコネクタ63を介して共通配線基板52に導
かれ、駆動集積回路40および50に与えられる。各駆
動集積回路40,50に与えられた信号が第1および第
2透明電極35,37に与えられ、第1および第2透明
電極35,37間に印加される。このようにして液晶パ
ネル30が駆動されて前述の表示すべき文字や数字ある
いは図柄などが図1の紙面に対して奥行き側となる液晶
パネル30の表面に表示される。
【0032】このような構成に液晶パネル30を実装す
ることによって、前記TCP41,51ならびに共通配
線基板52を液晶パネル30の背後に配置して実装する
ことができ、液晶パネル30を小型に実装することがで
きる。したがって、このような液晶パネル30を用いて
液晶表示装置を構成することによって、液晶表示装置全
体のサイズを小型にして製造することができる。また共
通配線基板52をL字状に構成することによって、共通
配線基板52の寸法を可及的に小さくすることができ、
材料コストを低減し、製造コストを低減することができ
る。
【0033】次にこのように実装される液晶パネル30
の実装方法について説明する。まず図4に示すように前
述のように構成される液晶パネル30に形成される第1
および第2接続端子36,38に、表示パネル30を駆
動する駆動集積回路40,50が搭載されている第1お
よび第2可撓性配線基板39,48の一端部43,49
を異方性導電膜45によって電気的にそれぞれ接続す
る。第1および第2接続端子36,38と、第1および
第2可撓性配線基板39,48との接続は、前述のよう
な図1〜図3において説明した配置関係において接続さ
れる。
【0034】次に、共通配線基板52を、一方片53が
第1配列方向Aに沿って延び、他方片54が第2配列方
向Bに沿って延び、かつ一方片53が他方片54に関し
て表示パネル30から離反する方向に延びるように配置
する。このような状態で共通配線基板52が第2可撓性
配線基板48の背後に位置するように、すなわち図4に
示すように第2可撓性配線基板48の図4における手前
側に前記他方片54が位置するように配置し、第2可撓
性配線基板48の他端部62に形成される第6接続端子
61と共通配線基板52に形成される配線59につなが
る図示しない接続端子とをはんだ付けによって電気的に
接続する。この共通配線基板52には、図示しない本体
基板に接続されるコネクタ63を予めはんだなどを用い
て電気的に接続しておく。このように第2可撓性配線基
板48と共通配線基板52との電気的接続を表示パネル
30の外側で行うことによって、液晶パネル30に、は
んだ付けに伴う熱や圧力の作用によって損傷を与えるこ
となく接続することができる。しかも、液晶パネル30
や第1可撓性配線基板39など他の部品等に邪魔される
ことなく広い場所において接続作業を行うことができる
ので作業性に優れている。
【0035】その後、共通配線基板52および第2可撓
性配線基板48の他端部62が図5に示すように表示パ
ネル30の背後、すなわち図5において表示パネル30
の手前側に位置するように第2可撓性配線基板48をガ
ラス基板32の一側縁辺部32a付近で約180°屈曲
させる。このようにして、共通配線基板52の液晶パネ
ル30の背後に位置させ、かつ一方片53をガラス基板
31の一側縁辺部31aに沿って配置させる。その後T
CP41、すなわち第1可撓性配線基板39を、その他
端部47が表示パネル30の背後に位置するように前記
一側縁辺部31a付近で約180°屈曲させる。第1可
撓性配線基板39の他端部47は、前記一方片53の背
後に位置させ、その後図1において一方片53の手前側
に配置して、その他端部47に形成された第4接続端子
56と共通配線基板52の配線59の第5接続端子58
とをはんだによって電気的に接続する。
【0036】このとき、図6に示すように共通配線基板
52と液晶パネル30との間に断熱材64を介在させ
て、はんだ付けを行う。この断熱材64は、たとえば厚
さ0.5〜1mmの厚みを有する板部材である。さらに
詳しく例示すると断熱材64は、厚さ0.6mmのステ
ンレス鋼から成る板部材、または厚さ1mmのガラスエ
ポキシから成る板部材であり、これらの断熱材64を用
いた場合、本件発明者による実験によって、良好なはん
だ付けが行えることが確認されている。
【0037】ここで、上記において例示した断熱材64
の厚さおよび材質は一例にすぎず、他の厚さおよび材質
の断熱材64を適宜選択して用いることは、本発明の精
神の範囲内に含まれる。このようにはんだ付けを行う際
に、第1および第2可撓性配線基板39,48の他端部
47,62ならびに共通配線基板52と液晶パネル30
との間に断熱材64を介在させることによって、第1可
撓性配線基板39の第4接続端子56の温度を210℃
以上にすることができ、良好なはんだ付けを行うことが
できるとともに、このはんだ付けに伴う熱が、断熱材6
4によって遮断され、液晶パネル30に伝わりにくくす
ることができ、その液晶パネル30の背面の温度を12
0℃以下に抑制することができ、液晶パネル30が損傷
してしまう温度まで昇温されることを防止することがで
きる。またはんだ付けの工程の際に、液晶パネル30に
加えられる圧力を可及的に小さくすることができるの
で、圧力による液晶パネル30の損傷を防止することが
できる。
【0038】このようにして、断熱材64を用いること
によって、液晶パネル30の背後において、はんだ付け
を可能とし、これによって第1および第2可撓性配線基
板39,48の一端部43,49ならびに共通配線基板
52を相互に電気的に接続し、液晶パネル30の背後
に、すなわち図1において液晶パネル30の手前側に配
置することができ、第1および第2可撓性配線基板3
9,48の他端部47,62ならびに共通配線基板52
が液晶パネル30の外方に突出することを防止して、液
晶パネル30を小型に実装することができる。断熱材6
4は、このようなはんだ付けが終了した後に、除去され
るので、断熱材64の厚みによって、液晶パネル30を
用いた液晶表示装置の厚さが大きくなることはない。
【0039】本発明の実施のこの形態において、第1お
よび第2可撓性配線基板39,48と共通配線基板52
との電気的接続は、前述のようにまず第2可撓性配線基
板48と共通配線基板52との接続を行い、その後、液
晶パネル30の背後において第1可撓性配線基板39と
共通配線基板52とを接続するように構成されたけれど
も、本発明の実施の他の形態として、まず第1可撓性配
線基板39と共通配線基板52とを接続した後、液晶パ
ネル30の背後において第2可撓性配線基板48と共通
配線基板52とを接続するように構成してもよく、また
第1および第2可撓性配線基板39,48と共通配線基
板52との接続を液晶パネル30の背後において行うよ
うに構成されてもよい。このような接続方法を用いて
も、同様に液晶パネル30に損傷を与えることなく、液
晶パネル30を小型に実装することができる。しかも、
表示パネル30の背後に配置される各配線基板39,4
8,51は、それ自身が薄いものであるので、表示装置
全体の厚みがほとんど大きくなることなく、小型であっ
てかつ薄型の表示装置を製造することができる。また、
このような方法によって実装する場合、既存の液晶の材
料および実装装置を用いることができるので、新たに材
料および装置の開発を行う必要がなく、導入が容易であ
り、製造コストが増加することがない。
【0040】図7は本発明の実施の他の形態の液晶パネ
ル70の実装構造を背後側から見て示す背面図であり、
図8は図7の切断面線VIII−VIIIから見た断面
図である。液晶パネル70は、図1〜図6に示す本発明
の実施の形態の液晶パネル30とほぼ同様の構成を有し
ている。液晶パネル30は、第1透明電極35が形成さ
れた一方のガラス基板31が他方のガラス基板32より
も背後側に配置される構成であったけれども、液晶パネ
ル70は、第2透明電極37が形成されるガラス基板3
2が第1透明電極35が配置される一方のガラス基板3
1よりも背後側、すなわち図7の手前側に配置される。
ここで、第1透明電極35は、ガラス基板31の図7に
おいて手前側に形成され、第2透明電極37はガラス基
板32の図7において奥行き側に形成されている。その
他の同様の構成を有する部分には同一の参照符号を付し
説明を省略する。
【0041】このような液晶パネル70に形成される第
1接続端子36および第2接続端子38にそれぞれ接続
されるTCP41,51は図1〜図6に示す実施例とほ
ぼ同様の構成を有している。本発明の実施のこの形態で
は、TCP41の第1可撓性配線基板39は、その配線
42を外側にして屈曲されて設けられ、第1接続端子3
6と電気的に接続され、TCP51の第2可撓性配線基
板48は、その配線65を内側にして屈曲されて設けら
れ、第2接続端子38と電気的に接続されている。その
他の部分には同様の構成を有するので同一の参照符号を
付し説明は省略する。
【0042】液晶パネル70の背後には、全体の形状が
大略的にU字状に形成されている共通配線基板71が配
置されている。この共通配線基板71は、第1および第
2可撓性配線基板39,48と同様の合成樹脂から成
り、可撓性を有しており、第1配列方向Aに延びる一方
片72と第2配列方向Bに延びる他方片73とが連結部
74によって連結されており、この連結部74は、前述
のように可撓性を有しており、上下に重なる部分を有し
て、第1配列方向Aに沿って屈曲されている。一方片7
2の背後側、図7において手前側に第1可撓性配線基板
39の他端部47が配置され、第4接続端子56と共通
配線基板71に形成された配線76に設けられる接続端
子150と異方性導電膜45によって電気的に接続さ
れ、第1可撓性配線基板39の他端部47が共通配線基
板71に電気的に接続される。
【0043】また第2可撓性配線基板48の他端部62
は、他方片73の背後側、図7において手前側に配置さ
れ、その他端部62に形成される第6接続端子61と共
通配線基板71に形成される配線76に連なって形成さ
れる第8接続端子77とが異方性導電膜45によって電
気的に接続され、第2可撓性配線基板48の他端部62
と共通配線基板71とが電気的に接続される。このよう
に共通配線基板71を可撓性を有する配線基板とするこ
とによって、共通配線基板71を屈曲させることがで
き、図8に示すように連結部74において屈曲させて、
第1および第2可撓性配線基板39,48の他端部4
7,62ならびに共通配線基板71を液晶パネル70の
背後に位置させて、液晶パネル70の外方に突出しない
ようにして液晶パネル70を小型に実装することができ
る。また、共通配線基板71をその両面に配線76が形
成される構造とすることによって、共通配線基板71の
両面に第1および第2可撓性配線基板39,48を容易
に接続することができ、作業性が向上される。また、実
装工程において、相互の接続部位が制限されないので、
相互の接続、すなわち第1および第2可撓性配線基板3
9,48と共通配線基板71との相互の接続が容易であ
り、液晶パネル70の実装が容易である。
【0044】また本発明の実施のこの形態において、共
通配線基板71は、連結部74において部分的に片面配
線構造とされており、連結部74における屈曲性が向上
され、共通配線基板71の前記屈曲が容易であり、また
その屈曲に伴って配線76が断線しにくくなっている。
さらに、共通配線基板71は、他方片73の一端部73
aが第2可撓性配線基板48から遠去かる方向に突出し
て接続部79が設けられて折り、この接続部79を図示
しない本体基板とのコネクタとすることができ、別途に
コネクタを設けて接続する手間が省略され、工程数が減
少され、接続コストを低減することができる。
【0045】次にこのような液晶パネル70を実装する
方法について説明する。図9に示すようにまず初めに図
1〜図6に示す本発明の実施の形態の実装方法と同様
に、表示パネル70に同様の手段によって各TCP4
1,51を接続する。すなわち、表示パネル70に形成
される第1および第2接続端子36,38と第1および
第2可撓性配線基板39,48の他端部47,62に形
成される第4接続端子56および第7接続端子152と
を異方性導電膜45によって電気的に接続する。次に、
大略的にL字状である共通配線基板71を、その一方片
72が第1配列方向Aに延びるように配置し、一方片7
2が第2配列方向Bに沿って延びるように配置し、かつ
他方片73が連結部74から液晶パネル70に対して離
反する方向に延びるように配置する。この共通配線基板
71を、その一方片72が第1可撓性配線基板39の背
後側、すなわち図9において一方片72が、第1可撓性
配線基板39の他端部47の手前側に位置するように配
置し、この第1可撓性配線基板39に形成される第4接
続端子56と共通配線基板71に形成される接続端子7
7とを異方性導電膜75によって電気的に接続する。こ
のように第1可撓性配線基板39の第4接続端子56
と、共通配線基板71の接続端子77との接続は、液晶
パネル70の外側で行われ、その接続時に接続部付近に
圧力を加えても、液晶パネル70にその圧力による影響
を及ぼすことがないので、異方性導電膜75によって容
易に接続することができる。また液晶パネル70の外方
で、広い場所を利用して接続することができるので作業
性に優れている。
【0046】次に第1可撓性配線基板39の他端部47
および共通配線基板71の一方片72が液晶パネル70
の背後に位置するように、すなわち図10に示すように
前記他端部47および他方片73が図10において液晶
パネル70の手前に位置するように第1可撓性配線基板
39を、一方のガラス基板31の一側縁辺部31a付近
において、約180°屈曲させる。このように第1可撓
性配線基板39を屈曲させることによって、共通配線基
板71の他方片73が、第2可撓性配線基板48の他端
部62の背後に、すなわち図10に示すように前記他端
部62の手前側に前記他方片73が位置するように重ね
合わせられる。この状態で、前記第2可撓性配線基板4
8の他端部62に形成される第6接続端子61と共通配
線基板に形成される接続端子77とを、異方性導電膜4
5によって電気的に接続する。このように、第2可撓性
配線基板48の第6接続端子61と共通配線基板71の
接続端子77との接続は、第1可撓性配線基板39の第
4接続端子56と共通配線基板71の接続端子77との
接続と同様に、液晶パネル70の外側で行われ、これに
よって、液晶パネル70に損傷を与えることなく、圧力
を加えて異方性導電膜45を用いて電気的に接続するこ
とができる。
【0047】その後、第2可撓性配線基板48の他端部
62および共通配線基板71の他方片73が液晶パネル
70が背後に位置するように、すなわち図7に示すよう
に第2可撓性配線基板48を、他方のガラス基板31の
一側縁辺部31a,32a付近において約180°屈曲
させると共に、共通配線基板71をその連結部74にお
いて第1配列方向Aに沿って屈曲させる。これによっ
て、TCP41,51および共通配線基板71を、液晶
パネル70の背後に配置することができ、液晶パネル7
0を小型に実装することができる。しかも、最近では環
境問題等のため、はんだを用いない実装方法を採用する
動きが出てきており、これに対応して、液晶パネル70
の外側において、第1および第2可撓性配線基板39,
48と共通配線基板71とを電気的に接続することがで
きるので、接続時に大きな圧力を必要とする異方性導電
膜45を用いた接続が可能であり、前記のような環境問
題に適用した環境破壊につながるおそれのない手段によ
って液晶パネル70を実装することができる。
【0048】図11は、本発明の実施のさらに他の形態
の液晶パネル30の実装構造を背後側から見て示す背面
図であり、図12は図11の切断面線XII−XIIか
ら見て示す断面図である。液晶パネル30およびTCP
41,51は、図1〜図6に示す本発明の実施の形態と
同様の構成を有するので、重複を避けて説明を省略す
る。液晶パネル30の背後には、可撓性を有し、第1配
列方向Aに延びる長方形状の第1背後接続用配線基板8
0が一方のガラス基板31の一側縁辺部31a付近に配
置される。第1背後接続用配線基板80は、第1および
第2可撓性配線基板39,48と同様の合成樹脂から成
り、その長手方向一端部となる第1配列方向Aの一端部
81が上下に、すなわち図11において紙面に対して垂
直な方向に端に向かうにつれて図11の手前となるよう
に重なるように第1配列方向Aに沿って折返されて屈曲
している。この第1背後接続用配線基板は、片面配線で
あり、その配線82は、前記一端部を除く残余の部分に
おいて、背後側、すなわち図11において手前側に形成
されている。第1背後接続用配線基板80の背後側、す
なわち図11において第1背後側接続用配線基板80の
手前側に第1可撓性配線基板39の他端部47が配置さ
れ、前記他端部47に形成される第4接続端子56と第
1背後接続用配線基板80の配線82に連なって形成さ
れる第8接続端子83とが異方性導電膜45によって電
気的に接続されている。また第1背後接続用配線基板8
0の他端部80aは、図示しない本体基板に接続される
コネクタとして兼用され、これによって別途にコネクタ
を使用することがなく、接続工程の工程数が低減され、
接続コストを低減することができる。ここで、本発明に
おける接続コストとは、接続時に用いられるたとえばは
んだ異方性導電膜の材料費、人件費、接続に用いる機器
を動作させるための費用などを含む。
【0049】また液晶パネル30の背後には、剛性であ
り、第2配列方向Bに延びる略長方形状の第2背後接続
用配線基板86が他方のガラス基板32の一縁辺部32
aに沿って配置されている。この第2背後接続用配線基
板86は、図1〜図6に示す形態の共通配線基板52と
同様の材質から成り、厚み方向両側の面に配線87が形
成される両面配線基板である。このような第2背後接続
用配線基板86の背後側、すなわち図11において第2
背後接続用配線基板86の手前側に第2可撓性配線基板
48の他端部62が配置され、その他端部62に形成さ
れる第6接続端子61と第2背後側接続用配線基板86
の配線87に連なる第9接続端子88とが異方性導電膜
45によって電気的に接続されている。この第2背後接
続用配線基板86の第1背後接続用配線基板80寄りの
部分である端部には、第1背後接続用配線基板80に向
けて突出する接続部90が形成されており、この接続部
90は第1背後接続用配線基板80の第2背後接続用配
線基板86寄りの部分である一端部81が、前記接続部
90の背後側、すなわち図11において手前側に位置し
て重なるように配置される。第1背後接続用配線基板8
0の一端部81に形成される第10接続端子91と第2
背後接続用配線基板の接続部90に形成される第11接
続端子92とが異方性導電膜45によって電気的に接続
される。
【0050】このようにして、第1および第2可撓性配
線基板39,48と第1および第2背後接続用配線基板
80,86が電気的にそれぞれ接続され、第1および第
2背後接続用配線基板80,86が相互に位置するよう
に接続され、本体基板から供給される信号に対応して液
晶パネル30が駆動され、表示されるべき文字や数字あ
るいは図柄などが表示される。第1および第2可撓性配
線基板39,48および第1および第2背後接続用配線
基板80,86を前述のように構成することによって、
これらの第1および第2可撓性配線基板39,48の他
端部47,62ならびに第1および第2背後接続用配線
基板80,86を、液晶パネル30の背後に配置し、液
晶パネル30を小型に実装することができる。また、第
1背後接続用配線基板80を、片面配線として構成する
ので、図7〜図10に示す発明の実施の形態で大略的に
L字状に形成された両面配線の共通配線基板を用いる必
要がなく、材料コストが低減され、製造コストを低減す
ることができる。一般に配線基板は、図13に示すよう
な大きな長方形状の母基板200上に複数の配線基板2
01を配置して配線し、切出して製造される。このた
め、L字状の配線基板201を製造する場合には、図1
3に斜線で示す無駄となる部分202が多くなり、1枚
の母基板201から切出せる配線基板201の枚数が少
なくなるためにコスト高となってしまう。本発明の実施
のこの形態では、このようなL字状の配線基板を用いる
必要がなく、材料の無駄がなくなり、製造コストの低減
を図ることができる。
【0051】次にこのような図11および図12に示す
液晶パネル30を実装する方法について説明する。図1
4に示すようにまず、図1〜図6に示す本発明の実施の
形態と同様に、液晶パネル30にTCP41,51を接
続する。次に、第1可撓性配線基板39の他端部47の
背後側、すなわち図14において前記他端部47手前側
に第1背後接続用配線基板80を、その配線82が図1
4において奥行き側に配置され、前記第1可撓性配線基
板の他端部47と対向するように配置する。この状態
で、第1可撓性配線基板39を第4接続端子56とを第
1背後接続用配線基板80の第8接続端子83とを位置
合わせし、異方性導電膜45によって電気的に接続す
る。また、第2可撓性配線基板48の他端部62の背後
側、すなわち図14において前記他端部62の手前側に
第2背後接続用配線基板86を配置し、第1可撓性配線
基板48の第6接続端子61と第2背後接続用配線基板
86と第8接続端子88とを位置合わせし、異方性導電
膜45によって電気的に接続する。これらの第1および
第2可撓性配線基板38,48と第1および第2背後接
続用配線基板80,86との接続は、液晶パネル30の
外側で行うことができ、液晶パネル30に損傷を与える
ことなく、良好に接続することができる。しかも広いス
ペースにおいて接続できるので、作業性に優れている。
【0052】次に、第1可撓性配線基板39の他端部4
7および第1背後接続用配線基板80が表示パネル30
の背後に位置するように、すなわち図15に示すように
前記他端部47および第1背後接続用配線基板80が液
晶パネル30の手前側に位置するように第1可撓性配線
基板39を、一方のガラス基板31の一側縁辺部31a
付近で約180°屈曲させる。ここで、第1背後接続用
配線基板80の第1配列方向Aの第2背後接続用配線基
板86寄りの部分である前記一端部81は、第2背後接
続用配線基板86の第2配列方向Bの第1背後接続用配
線基板80寄りの部分である接続部90において、第2
背後接続用配線基板に形成される配線87と対向するよ
うに、前記第1背後接続用配線基板80の一端部を、そ
の一端部81の背後側、すなわち図15において手前側
に前記接続部90が位置するように配置する。
【0053】このような状態で、前記第1背後接続用配
線基板80の一端部81と第2背後接続用配線基板86
の接続部90とを電気的に接続する。すなわち、第1背
後接続用配線基板80の第10接続端子91と第2背後
接続用配線基板86の第12接続端子92とを異方性導
電膜45によって電気的に接続する。この第1および第
2背後接続用配線基板80,86間の電気的接続は、液
晶パネル30の外側で行われ、これによって液晶パネル
30を損傷することなく容易に接続することができる。
次に第2可撓性配線基板48の他端部62および第2背
後接続用配線基板86が液晶パネル30の背後、すなわ
ち図11に示すように液晶パネル30の手前側に位置す
るように第2可撓性配線基板48および第1背後接続用
配線基板80の一端部81付近において、他方のガラス
基板32の一側縁辺部32a付近において約180°屈
曲させる。これによって、第1および第2可撓性配線基
板39,48と第1および第2背後接続用配線基板8
0,86とを電気的に接続し、かつ第1および第2背後
接続用配線基板80,86を相互に電気的に接続し、こ
れらの第1および第2可撓性配線基板39,48の他端
部47,62ならびに第1および第2背後接続用配線基
板80,86を、液晶パネル30の背後に配置して、液
晶パネル30を小型に実装することができる。しかも、
図7〜図10に示す本発明の実施の形態と同様に、はん
だを用いずに実装することができる。
【0054】図16は、本発明の実施のさらに他の形態
の液晶パネル30の実装構造を背後側から見て示す背面
図であり、図17は、図16の切断面線XVII−XV
IIから見て示す断面図である。液晶パネル30および
TCP41,51は図1〜図6に示す本発明の実施の形
態とほぼ同様の構成を有するので、同一の参照符号を付
し、重複をさけて説明は省略する。表示パネル30の背
後には、剛性であり、第1配列方向Aに延びる長方形状
の第1背後接続用配線基板100が、一方のガラス基板
31の一側縁辺部31a付近に配置される。この第1背
後接続用配線基板100は、図1〜図6に示す形態の共
通配線基板52と同様の材質から成り、厚み方向両側に
配線101が形成される両面配線である。この第1背後
接続用配線基板100の背後側、すなわち図16におい
て手前側に第1可撓性配線基板39の他端部47が位置
するように配置される。その他端部47に形成される第
4接続端子56と第1背後接続用配線基板100の配線
に連なる第12接続端子102とが異方性導電膜45に
よって電気的に接続される。
【0055】また表示パネル30の背後には剛性であ
り、第2配列方向Bに延びる長方形状の第2背後接続用
配線基板104が他方のガラス基板30の一側縁辺部3
2a付近に配置される。この第2背後接続用配線基板1
04は、図1〜図6に示す形態の共通配線基板52と同
様の材質から成り、厚み方向両側に配線105が形成さ
れる両面配線である。このような第2背後接続用配線基
板104の背後側、すなわち図16において手前側に第
2可撓性配線基板48の他端部62が位置するように配
置され、その他端部62に形成される第6接続端子61
と第2可撓性配線基板104の配線105に連なる第1
3接続端子106とが異方性導電膜45によって電気的
に接続される。この第2背後接続用配線基板104に
は、その背後側、すなわち図16において手前側で、本
体基板に接続されるコネクタ108が電気的に接続され
ている。
【0056】さらに液晶パネル30の背後には、可撓性
を有し、第2配列方向Bに沿って折返され、大略的にU
字状に曲成される第3背後接続用配線基板109が第1
および第2背後接続用配線基板100,104に相互に
突合わせられる付近において配置される。この第3背後
接続用配線基板109は、第1および第2可撓性配線基
板39,48と同様の合成樹脂から成り、片面配線であ
り、内側となる面に配線110が形成されている。この
第3背後接続用配線基板109の一端部111は第1背
後接続用配線基板100の第2背後接続用配線基板10
4寄りの端部112よりも背後側に、すなわち図16に
おいて手前側に配置され、その配線110を第1背後接
続用配線基板100の配線101に対向させ、配線11
0に連なる第14接続端子113と、第1背後接続用配
線基板100に形成される第15接続端子114とが異
方性導電膜45によって電気的に接続される。
【0057】第3背後接続用配線基板109の他端部1
16は第2背後接続用配線基板104の第1背後接続用
配線基板100寄りの端部117と液晶パネル30との
間に配置され、すなわち図16で前記端部117が第3
背後接続用配線基板109の他端部116の手前側とな
るように配置され、配線110に連なる第16接続端子
118と第2背後接続用配線基板104に形成される第
17接続端子119とが異方性導電膜45によって電気
的に接続される。これによって、第1および第2可撓性
配線基板39,48の他端部43,62ならびに第1〜
第3背後接続用配線基板100,104,109を、液
晶パネル30の背後に配置して、液晶パネル30を小型
に実装することができる。さらに2枚の剛性の背後接続
用配線基板100,104を片面配線の可撓性を有する
第3背後接続用配線基板109によって電気的に接続す
るように構成しており、面積の大きな可撓性を有する配
線基板を必要とせず、図11〜図15に示す本発明の実
施の形態と比較して、材料費を低減することができる。
【0058】一般的な目安として、可撓性を有する配線
基板のコストは、剛性の基板のコストの約2倍程度であ
り、可撓性を有する配線基板をできるだけ小さくする方
がコストを低減することができる。したがって、本発明
の実施のこの形態の可撓性を有する第3背後接続用配線
基板109は、図11〜図15に示す形態の可撓性を有
する第1背後接続用配線基板80に比べて著しく小さ
く、剛性の第1背後接続用配線基板100の材料コスト
を加味してもコストを低減することができる。
【0059】次にこのような液晶パネル30の実装方法
について説明する。図18に示すようにまず図1〜図6
に示す本発明の実施の形態と同様に、液晶パネル30に
TCP41,51を電気的に接続する。次に第1可撓性
配線基板39の他端部47の背後側に第1背後接続用配
線基板100を配置する。すなわち、図18に示すよう
に第1可撓性配線基板39の他端部47の手前側に第1
背後接続用配線基板100を配置し、第1可撓性配線基
板39の第4接続端子56と第1背後接続用配線基板1
00の第12接続端子102と位置合わせし、異方性導
電膜45によって電気的に接続する。また第2可撓性配
線基板48の他端部62の背後側に第2背後接続用配線
基板104を配置する。すなわち、図18に示すように
第2可撓性配線基板48の他端部62の手前側に第2背
後接続用配線基板104を配置し、第2可撓性配線基板
48の第6接続端子61と第2背後接続用配線基板10
4の第13接続端子106とを位置合わせし、異方性導
電膜45によって電気的に接続する。
【0060】また第2背後接続用配線基板104の第1
背後接続用配線基板100寄りの端部117に、第2背
後接続用配線基板104の背後側、すなわち図18にお
いて手前側となるように第3背後接続用配線基板109
を配置し、その第3背後接続用配線基板109の一端部
111が、第1背後接続用配線基板100に向けて延び
るように配置された状態で、第3背後接続用配線基板1
09の他端部116と第2背後接続用配線基板104の
第1背後接続用配線基板100寄りの端部117とを前
記第16および第17接続端子118,119間を異方
性導電膜45によって接続して電気的に接続する。さら
に第2背後接続用配線基板104が背後側、すなわち図
18の手前側となるようにコネクタ108を配置し、異
方性導電膜45によって電気的に接続しておく。このよ
うに、第1および第2可撓性配線基板39,48と第1
および第2背後接続用配線基板100,104とは、液
晶パネル30の外側で接続され、これによって液晶パネ
ル30を損傷することなく接続することができる、しか
も、広い場所で作業を行うことができ、液晶パネル30
に損傷を与える心配がないので、作業がしやすく作業性
が良好である。
【0061】次に、第2可撓性配線基板48の他端部6
2および第2背後接続用配線基板104が液晶パネル3
0の背後に位置するように、すなわち図19において液
晶パネル30の手前側に位置するように第2可撓性配線
基板48を、他方のガラス基板32の一側縁辺部32a
付近において、約180°屈曲させる。このようにし
て、第2背後接続用配線基板104に接続される第3背
後接続用配線基板109の一端部111は、その一端部
111よりも第1背後接続用配線基板100が背後側、
すなわち図19において手前側に位置するように配置す
る。このような状態で、第1背後接続用配線基板100
の第2背後接続用配線基板104寄りの端部112とを
第3背後接続用配線基板109の前記端部112とを、
前記第13および第14接続端子113,114を異方
性導電膜45によって接続し、電気的に接続する。第1
背後接続用配線基板100と第3背後接続用配線基板1
09との接続は、液晶パネル30の外側で行われ、これ
によって液晶パネル30を損傷することなく接続を行
い、しかも広い場所において接続作業が行われるので作
業性に優れている。
【0062】その後、第1可撓性配線基板39の他端部
47および第1背後接続用配線基板100が、液晶パネ
ル30の背後に位置するように、第1可撓性配線基板3
9を、一方のガラス基板31の一側縁辺部31a付近に
おいて約180°屈曲させると共に、第1可撓性配線基
板39と同様に第3背後接続用配線基板109を第2配
列方向Bに沿って屈曲させる。これによって、第1およ
び第2可撓性配線基板39,48ならびに第1〜第3背
後接続用配線基板100,104,109を液晶パネル
30の背後に配置し、液晶パネル30を小型に実装する
ことができる。しかも、各配線基板39,48,10
0,104,109間のそれぞれの接続は、液晶パネル
30の外側で行われ、この接続時に液晶パネル30に影
響を与えて液晶パネル30が損傷することがない。しか
も、図7〜図10に示す本発明の実施の形態と同様に、
はんだを用いずに実装することができる。
【0063】図20は、本発明の実施のさらに他の形態
の液晶パネル30の実装構造を背後側から見て示す背面
図である。本実施例の実装構造は、図16〜図19に示
す実施例の実装構造と類似している。本実施例の実装構
造は、図16〜図19に示す実施例で用いられた第3背
後接続用配線基板109に代えて、図21に示すように
展開した状態で大略的にT字状に形成される可撓性を有
する第3背後接続用配線基板121が設けられる。この
第3背後接続用配線基板は、第2配列方向Bに沿って設
けられ、その第2配列方向Bに沿って屈曲され、一端部
122が第1背後接続用配線基板100に電気的に接続
され、他端部123が第2背後接続用配線基板104に
電気的に接続される本体124と、展開した状態で、本
体124を長手方向両端部付近から第1配列方向Aに沿
って、第1背後接続用配線基板100から遠去かる方
向、すなわち図20において他方に向けて突出する接続
部分125とを有する。このような第3背後接続用配線
基板121を用いることによって、本体基板と接続され
るコネクタを図16〜図19に示す本発明の実施の形態
のように別途に設ける必要がなく、接続工程の工程数を
低減することができ、接続コストを低減することができ
る。
【0064】図22は、本発明の実施のさらに他の形態
の液晶パネル70の実装構造を背後側から見て示す背面
図であり、図23は、図22を切断面線XXIII−X
XIIIから見て示す断面図である。本実施例の液晶パ
ネル70およびTCP41,51は、図7〜図10に示
す本発明の実施の形態と同様の構成を有するので、同一
の参照符号を付し、説明は省略する。また、第2背後接
続用配線基板104は、図16〜図19に示す発明の実
施の形態と同様の構成を有するので、同一の参照符号を
付し、説明は省略する。本発明の実施の形態の第1背後
接続用配線基板130は、図16〜図19に示す本発明
の実施の形態の第1背後接続用配線基板100とほぼ同
様の構成を有している。第1背後接続用配線基板130
は、その第2背後接続用配線基板104寄りの端部13
1が、第2配列方向Bに設けられる第2接続端子38が
形成される部分の背後まで延びて設けられている。その
他の部分については、図16〜図19に示す本発明の実
施の形態と同様の構成を有するので、同一の参照符号を
付し、説明は省略する。
【0065】また表示パネル70の背後には、可撓性を
有する第3背後接続用配線基板132が第1および第2
背後接続用配線基板130,104よりもさらに背後
側、すなわち図20において手前側に配置されている。
この第3背後接続用配線基板132は、第1および第2
可撓性配線基板39,48と同様の合成樹脂から成り、
片面配線であり、その配線133は、図20において奥
行き側に位置し、第1および第2背後接続用配線基板1
30,104に対向して配置されている。この第3背後
接続用配線基板132の一端部134は、第2背後接続
用配線基板104に、第3背後接続用配線基板132の
配線133に連なる第18接続端子135と、第2背後
接続用配線基板104の配線105に連なる第19接続
端子136とが異方性導電膜45によって接続され、電
気的に接続されている。第3背後接続用配線基板132
の他端部138は、第1背後接続用配線基板130の前
記端部131と重なるように設けられ、すなわち前記他
端部138は、他方のガラス基板32の第2接続端子3
8が形成される一側縁辺部32aの背後に位置してい
る。このような位置に配置された状態で、第3背後接続
用配線基板132の配線133に連なる第20接続端子
139と第1背後接続用配線基板130の配線101に
連なる第21接続端子140とが異方性導電膜45によ
って接続され、電気的に接続される。
【0066】このような実装構造によって、後述するよ
うに第1および第2可撓性配線基板の他端部47,62
および第1〜第3背後接続用配線基板130,104,
132を、液晶パネル70の背後に配置し、液晶パネル
70を損傷することなく各配線基板39,48,10
4,130,132を、電気的に接続し、液晶パネル7
0の背後に配置し、液晶パネル70を小型に実装するこ
とができる。しかも、第1および第2背後接続用配線基
板130,104間を電気的に接続する第3背後接続用
配線基板132を、屈曲させることなく用いることがで
き、その寸法を可及的に小さくすることができる。した
がって材料コストを低減し、製造コストを低減すること
ができる。
【0067】次にこのような実装構造の液晶パネル70
を実装する方法について説明する。図24に示すように
まず、図7〜図10に示す本発明の実施の形態と同様に
液晶パネル70とTCP41,51とを接続し、図16
〜図19に示す本発明の実施の形態と同様に第1可撓性
配線基板39と第1背後接続用配線基板130とを電気
的に接続し、第2可撓性配線基板48と第2背後接続用
配線基板104とを電気的に接続する。この第2背後接
続用配線基板104には、第3背後接続用配線基板13
2を予め電気的に接続しておく。第3背後接続用配線基
板132は、図24において手前側に配置し、第2背後
接続用配線基板104を第3背後接続用配線基板132
に寄りの背後側に位置するように配置して、第18およ
び第19接続端子135,136を異方性導電膜45を
用いて電気的に接続する。このようにして、図24に示
すように、接続した後、図25に示すように第1可撓性
配線基板39の他端部47および第1背後接続用配線基
板130が液晶パネル70の背後に位置するように第1
可撓性配線基板39を、一方のガラス基板31の一側縁
辺部31a付近において約180°屈曲させる。
【0068】次に、第2可撓性配線基板48の他端部6
2および第2背後接続用配線基板104が液晶パネル7
0の背後に位置するように第2可撓性配線基板48を、
他方のガラス基板32の一側縁辺部32a付近において
約180°屈曲させ、第3背後接続用配線基板132に
おいて第1および第2背後接続用配線基板130,10
4よりも背後に位置するように配置し、かつ第3背後接
続用配線基板132の他端部138が、前記他方のガラ
ス基板32の一側縁辺部32aの背後に位置するように
配置して、前記各接続端子139,140を位置合わせ
し、異方性導電膜45によって電気的に接続する。これ
によって、第1および第2可撓性配線基板39,48
と、第1および第2背後接続用配線基板130,104
とのそれぞれの接続ならびに第2背後接続用配線基板1
04と第3背後接続用配線基板132との接続を液晶パ
ネル70の外側で行い、液晶パネル70を損傷させるこ
となく接続し、かつ広い場所において接続を行い、作業
性に優れた接続を行うことができる。
【0069】さらに、第1背後接続用配線基板130と
第3背後接続用配線基板132との接続は、第2接続端
子38が形成されるガラス基板32の一側縁辺部32a
の背後において行われる。その接続時に、接続部位に高
い圧力を加えても、液晶パネル70の表示部70aに影
響を与えることなく、液晶パネル70を損傷させること
なく、接続を行い、液晶パネル70を小型に実装するこ
とができる。
【0070】しかも、第1および第2背後接続用配線基
板130,104間の接続に用いられる第3背後接続用
配線基板132を、折り曲げることなく用い、最短距離
で接続することができるので、この第3背後接続用配線
基板132の寸法を可及的に小さくすることができ、図
16〜図19に示す実施例と比較して、材料コストを低
減し、製造コストを低減することができる。また、図1
6〜図19に示す本発明の実施の形態と同様に、各配線
基板39,48,104,130,132間の接続時
に、圧力を加えても液晶パネル70を損傷することのな
い場所において、相互の接続を行うことができるので、
上述のように異方性導電膜を用いる等、はんだを用いる
ことなく接続することができ、環境破壊につながるおそ
れがない。
【0071】ここで、上述の配線基板52,86,10
0,104,130は、単純に接続という面から考えれ
ば、TCP41,51の接続部位はこれらの配線基板5
2,86,100,104,130の片面に収まってお
り、両面配線である必要はないように考えられるけれど
も、電気配線の面から考えると、本件基板からの入力信
号を複数のTCP41,51に伝達するために配線を立
体的に交差させる必要があり、このため、両面配線が必
要となる。ただし、配線デザインの工夫によって第1背
後接続用配線基板100;130および第2背後接続用
配線基板104のうちのいずれか一方に、配線の前記立
体交差部分を集約して、いずれか他方を片面配線とする
ことが可能である。
【0072】上述の発明の実施の形態では、単純マトリ
クス駆動の液晶パネルについて説明したけれども、本発
明の実施のさらに他の形態として、たとえば薄膜トラン
ジスタ(TFT)をスイッチング素子として備えて構成
されるアクティブマトリクス駆動の液晶パネルであって
もよく同様の効果を得ることができる上、高温や圧力に
非常に弱いこのようなアクティブマトリクス駆動の液晶
パネルに対して好適に実施することができる。
【0073】また本発明の実施のさらに他の形態とし
て、EL(エレクトロルミネセント)、プラズマなどを
用いた表示パネルでもよく、同様の効果を得ることがで
きる。
【0074】
【発明の効果】本発明によれば、表示パネルの第1およ
び第2接続端子に、第1および第2可撓性配線基板の一
端部をそれぞれ接続し、第1および第2可撓性配線基板
を屈曲させて、それぞれの端部を表示パネルの背後に配
置させ、表示パネルの背後で第1および第2可撓性配線
基板の前記各他端部と共通配線基板とを電気的に接続す
る。これによって、前記第1および第2可撓性配線基板
の各他端部および共通配線基板を表示パネルの背後に配
置した状態で、表示パネルを実装することができるの
で、表示パネルを小型に実装し、その表示パネルを用い
た表示装置を小型に製造することができる。しかも、表
示パネルの背後に配置される各配線基板は、それ自身が
薄いものであるので、表示装置全体の厚みがほどんど大
きくなることなく、小型であってかつ薄形の表示装置を
製造することができる。また、このような方法によって
実装する場合、既存の液晶の材料および実装装置を用い
ることができるので、新たに材料および装置の開発を行
う必要がなく、導入が容易であり、製造コストが増加す
ることがない。
【0075】さらに本発明によれば、第1および第2可
撓性配線基板の他端部と共通配線基板との接続は、表示
パネルの背面と、第1および第2可撓性配線基板の他端
部ならびに共通配線基板との間に断熱材を介在させては
んだ付けによって行われる。これによって、はんだ付け
時にはんだを溶融するための熱によって、液晶パネルが
損傷する温度まで昇温されることを防止することがで
き、表示パネルを損傷させることなく、かつ良好なはん
だ付けによって第1および第2可撓性配線基板の他端部
と共通配線基板とを接続することができる。さらに、は
んだ付け終了後に断熱材が除去されるので、断熱材の厚
みによって表示パネルを用いた表示装置の厚みが増加す
ることがない。
【0076】さらに本発明によれば、表示パネルに第1
および第2可撓性配線基板の一端部をそれぞれ接続し、
第1可撓性配線基板の他端部に一方片と他方片とが連結
部によって連結されてL字状に形成される共通配線基板
の一方片に接続し、第1可撓性配線基板を屈曲させて、
一方片を表示パネルの背後に配置し、他方片を第2可撓
性配線基板の他端部に重ねて配置し、第2可撓性配線基
板の他端部と他方片とを電気的に接続する。次に第2可
撓性配線基板および共通配線基板の屈曲部を屈曲させ
て、第2可撓性配線基板の他端部および共通配線基板の
他方片を表示パネルの背後に配置する。これによって、
各配線基板間の接続を、表示パネルの外側で行い、その
後第1および第2可撓性配線基板を屈曲させることによ
って第1および第2可撓性配線基板の他端部ならびに共
通配線基板を表示パネルの背後に配置することができる
ので、高い圧力を加えて接続を行っても表示パネルに損
傷を与えることがないので接続にはんだを用いる必要が
なく、環境問題に適した接続方法によって接続し、かつ
表示パネルを小型に実装することができる。しかも前述
のように表示パネルに損傷を与えるおそれがないので、
たとえば薄膜トランジスタ素子を用いて構成されるアク
ティブマトリクス駆動の液晶パネルのように、高温や圧
力に対して非常に弱い表示パネルに対しても適用するこ
とができる。さらに共通配線基板は可撓性を有する配線
基板とすることができ、その一部を引出して、本体基板
と接続するためのコネクタとすることができ、別途にコ
ネクタを接続する必要がなく、接続回数、接続個所を少
なくすることができ、工程数を減らし接続コストを低減
し製造コストを低減することができる。また共通配線基
板として可撓性を有するものを用いた場合、その配線基
板をより薄形にできるので表示パネルを用いた表示装置
をより薄形に製造することができる。
【0077】さらに本発明によれば、表示パネルに第1
および第2可撓性配線基板を接続し、第1可撓性配線基
板に可撓性を有する第1背後接続用配線基板を電気的に
接続し、第2可撓性配線基板に第2背後接続用配線基板
を電気的に接続する。次に第1可撓性配線基板を屈曲さ
せて第1背後接続用配線基板を表示パネルの背後に配置
し、第1背後接続用配線基板の第2背後接続用配線基板
寄りの部分と第2背後接続用配線基板の第1背後接続用
配線基板寄りの部分とを電気的に接続し、その後、第2
可撓性配線基板を屈曲させて、第2可撓性配線基板の他
端部および第2背後接続用配線基板を表示パネルの背後
に配置する。これによって、各配線基板間の接続を、表
示パネルの外側で行うことができ、表示パネルに損傷を
与えることなく接続を行い、第1および第2可撓性配線
基板の他端部ならびに第1および第2背後接続用配線基
板を表示パネルの背後に配置し、表示パネルを小型に実
装することができる。しかも、接続時に圧力を加えても
表示パネルに損傷を与えることがないので、たとえば異
方性導電膜を用いて接続を行うことができるので、はん
だを用いて接続を行う必要がなく、環境を破壊するおそ
れがない。さらに、第1および第2背後接続用配線基板
として別体に設け、第1および第2背後接続用配線基板
をそれぞれ接続する構成とすることによって、複雑な形
状の配線基板を形成する必要がなく、材料コストを低減
することができる。
【0078】さらに本発明によれば、表示パネルに第1
および第2可撓性配線基板を接続し、第1および第2可
撓性配線基板に剛性の第1および第2背後接続用配線基
板をそれぞれ接続し、第2背後接続用配線基板の第1背
後接続用配線基板の端部に可撓性を有する第3背後接続
用配線基板を接続する。その後第2可撓性配線基板を屈
曲させ、第2可撓性配線基板の他端部および第2背後接
続用配線基板が表示パネルの背後に位置させ、第3背後
接続用配線基板を第1背後接続用配線基板の第2背後接
続用配線基板寄りの端部に接続する。その後第1可撓性
配線基板を屈曲させ、第1可撓性配線基板の他端部およ
び第1背後接続用配線基板を表示パネルの背後に配置す
る。これによって、各配線基板間の接続を、表示パネル
の外側で接続することができ、環境を悪化させるはんだ
を用いることなく、かつ表示パネルを損傷させることな
く、相互に接続し、さらに第1および第2可撓性配線基
板の他端部ならびに第1および第3背後接続用配線基板
を表示パネルの背後に配置して、表示パネルを小型に実
装することができる。しかも、可撓性を有する配線基板
の寸法を小さくすることができ、材料コストを低減する
ことができる。
【0079】さらに本発明によれば、表示パネルに第1
および第2可撓性配線基板を接続し第1および第2可撓
性配線基板に剛性の第1および第2背後接続用配線基板
をそれぞれ接続する。第2背後接続用配線基板の第1背
後接続用配線基板寄りの端部に可撓性を有する第3背後
接続用配線基板を接続し、第1可撓性配線基板を屈曲さ
せて第1可撓性配線基板の他端部および第1背後接続用
配線基板を表示パネルの背後に配置する。その後第2可
撓性配線基板を屈曲させ、第2可撓性配線基板の他端部
および第2背後接続用配線基板の表示パネルの背後に配
置する。第5背後接続用配線基板を、第1背後接続用配
線基板に、表示パネルの表示部の外側で接続する。これ
によって、各配線基板間の接続を、表示パネルの表示部
の外側で行うことができるので、環境を悪化させるはん
だを用いることなく接続を行い、かつ第1および第2可
撓性配線基板の他端部ならびに第1〜第3背後接続用配
線基板を表示パネルの背後に配置して、表示パネルを小
型に実装することができる。しかも、可撓性を有する第
3背後接続用配線基板を、屈曲させることなく用いて、
第1および第2背後接続用配線基板を最短距離で接続す
ることができるので可撓性を有する配線基板、すなわち
第3背後接続用配線基板の寸法を可及的に小さくするこ
とができる。
【0080】さらに本発明によれば、表示パネルに、可
撓性を有し、他端部が表示パネルの背後に位置する駆動
集積回路を備えた第1および第2可撓性配線基板が接続
されている。表示パネルの背後には、L字状の共通配線
基板が配置され、この共通配線基板の一方片に第1可撓
性配線基板が接続され、他方片に第2可撓性配線基板が
電気的に接続されている。これによって、共通配線基板
ならびに第1および第2可撓性配線基板の他端部が表示
パネルの背後に配置され、各配線基板が表示パネルから
外方に大きく突出することがないので、表示パネルを小
型に実装し、この表示パネルを用いた表示装置を小型に
製造することができる。
【0081】さらに本発明によれば、表示パネルに、可
撓性を有し、表示パネルの背後に他端部が位置するよう
に湾曲した駆動集積回路を備える第1および第2可撓性
配線基板が電気的にそれぞれ接続されている。表示パネ
ルの背後には一方片と他方片とを可撓性を有する連結部
によって連結し、L字状に形成される共通配線基板が配
置され、この共通配線基板の一方片に第1可撓性配線基
板が電気的に接続され、他方片に第2可撓性配線基板が
電気的に接続される。これによって、第1および第2可
撓性配線基板の他端部および共通配線基板を表示パネル
の背後に配置し、各配線基板が表示パネルの外側に突出
することがないので、表示パネルを小型に実装し、この
表示パネルを用いた表示装置を小型に製造することがで
きる。
【0082】さらに本発明によれば、表示パネルには可
撓性を有し、他端部が表示パネルの背後に位置するよう
に湾曲した駆動集積回路を備える第1および第2可撓性
配線基板が接続される。表示パネルの背後には、可撓性
を有する長手状の第1背後接続用配線基板が第1可撓性
配線基板に接続されて配置されている。また表示パネル
の背後には、剛性であり、長手状の第2可撓性配線基板
に接続される第2背後接続用配線基板が配置されてい
る。第2背後接続用配線基板の一端部は、屈曲されてお
り、その一端部に第2背後接続用配線基板寄りの端部に
接続されている。これによって、第1および第2可撓性
配線基板の他端部および第1〜第3背後接続用配線基板
を表示パネルの背後に配置し、各配線基板が表示パネル
から大きく外方に突出することがないので、表示パネル
を小型に実装し、この表示パネルを用いて表示装置を小
型に製造することができる。
【0083】さらに本発明によれば、表示パネルには可
撓性を有し、他端部が表示パネルの背後に位置するよう
に湾曲する駆動集積回路が備えられた第1および第2可
撓性配線基板がそれぞれ接続される。表示パネルの背後
には剛性であり、長手状の第1および第2背後接続用配
線基板がそれぞれ配置され、第1および第2可撓性配線
基板に電気的にそれぞれ接続されている。また表示パネ
ルの背後には可撓性を有する第3背後接続用配線基板が
配置されており、この第3背後接続用配線基板は大略的
にU字状に曲成されており、一端部が第1背後接続用配
線基板に接続され、他端部が第2背後接続用配線基板に
接続されている。これによって、第1および第2可撓性
配線基板の他端部および第1〜第3背後接続用配線基板
を表示パネルの背後に配置し、表示パネルから外方に大
きく突出することがないので、表示パネルを小型に実装
し、この表示パネルを用いて液晶表示装置を小型に製造
することができる。しかも、剛性の第1および第2背後
接続用配線基板を可撓性を有する第3背後接続用配線基
板によって接続することによって、可撓性を有する配線
基板の寸法を小さくすることができ、材料コストを低減
することができる。
【0084】さらに本発明によれば、第3背後接続用配
線基板は、第1背後接続用配線基板から遠去かる方向に
突出する接続部分を有する。これによって、この接続部
分を用いて本体基板と接続されるコネクタとすることが
でき、別途にコネクタを設けて接続する必要がなく、接
続回数および接続個所を低減し、接続コストを低減する
ことができる。
【0085】さらに本発明によれば、表示パネルには、
可撓性を有し、他端部が表示パネルの背後に位置するよ
うに湾曲した駆動集積回路を備える第1および第2可撓
性配線基板が接続されている。表示パネルの背後には剛
性であり、長手状の第1および第2背後接続用配線基板
が配置され、第1および第2可撓性配線基板に電気的に
それぞれ接続されている。また表示パネルの背後には可
撓性を有する第3背後接続用配線基板が配置され、その
一端部が第1背後接続用配線基板の第2背後接続用配線
基板寄りの端部に電気的に接続され、他端部が第1背後
接続用配線基板に表示パネルの電極部が形成される部分
の背後で電気的に接続されている。これによって、第1
および第2可撓性配線基板の他端部、ならびに第1〜第
5背後接続用配線基板を表示パネルの背後に配置し、各
配線基板が表示パネルから大きく外方に突出することが
ないので、表示パネルを小型に実装し、この表示パネル
を用いて表示装置を小型に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態の液晶パネル30の実装
構造を背後側から見て示す背面図である。
【図2】図1の切断面線II−IIから見た断面図であ
る。
【図3】図1の切断面線III−IIIから見た断面図
である。
【図4】図1に示される実装構造を展開し、その構造に
実装する手順を説明するための背面図である。
【図5】図3に示す状態から第2可撓性配線基板48を
屈曲させた状態を示す背面図である。
【図6】液晶パネル30と共通配線基板52との間に断
熱材60を介在させた状態を、図1の切断面線II−I
Iから見て示す断面図である。
【図7】本発明の実施の他の形態の液晶パネル70の実
装構造を背後側から見て示す背面図である。
【図8】図7の切断面線VIII−VIIIから見て示
す断面図である。
【図9】図7の実装構造を展開して示す背面図である。
【図10】図9の状態から第1可撓性配線基板39を折
曲げた状態を示す背面図である。
【図11】本発明の実施のさらに他の形態の液晶パネル
30の実装構造を背後側から見て示す背面図である。
【図12】図11の切断面線XII−XIIから見て示
す断面図である。
【図13】配線基板の製造手順を説明するための図であ
る。
【図14】図11に示す実装構造を展開して示す背面図
である。
【図15】図14の状態から第1可撓性配線基板39を
折曲げた状態を示す背面図である。
【図16】本発明の実施のさらに他の形態の液晶パネル
30の実装構造を背後側から見て示す背面図である。
【図17】図16の切断面線XVII−XVIIから見
て示す断面図である。
【図18】図16に示す実装構造を展開して示す背面図
である。
【図19】図18から第2可撓性配線基板48を屈曲さ
せた状態を示す背面図である。
【図20】本発明の実施のさらに他の形態の液晶パネル
30の実装構造を背後側から見て示す背面図である。
【図21】第3背後接続用配線基板121を示す正面図
である。
【図22】本発明の実施のさらに他の形態の液晶パネル
30の実装構造を背後から見て示す背面図である。
【図23】図22の切断面線XXIII−XXIIIか
ら見て示す断面図である。
【図24】図22の実装構造を展開して示す背面図であ
る。
【図25】図24の状態から第1可撓性配線基板39を
屈曲させた状態を示す背面図である。
【図26】典型的な従来技術の液晶パネル1の実装構造
を示す斜視図である。
【図27】図26の切断面線XXVII−XXVIIか
ら見て示す断面図である。
【図28】他の従来技術の液晶パネル1の実装構造を示
す平面図である。
【図29】その液晶パネル1の背面図である。
【図30】その液晶パネル1を用いて構成される液晶表
示装置22を示す平面図である。
【符号の説明】
30,70 液晶パネル 31,32 ガラス基板 34 液晶 36 第1接続端子 38 第2接続端子 41,51 テープキャリアパッケージ 48 第2可撓性配線基板 52,71 共通配線基板 53,72 一方片 54,73 他方片 55,74 連結部 80,100,130 第1背後接続用配線基板 86,104 第2背後接続用配線基板 109,132 第3背後接続用配線基板

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に交差する第1および第2配列方向
    に配置される第1および第2接続端子が周縁部に形成さ
    れている表示パネルの前記第1および第2接続端子に、
    表示パネルを駆動する駆動集積回路が搭載されている第
    1および第2可撓性配線基板の一端部を電気的にそれぞ
    れ接続し、 第1および第2可撓性配線基板をその他端部が前記表示
    パネルの背後に配置されるように屈曲させ、 表示パネルの背後で第1および第2可撓性配線基板の他
    端部に共通配線基板を電気的に接続することを特徴とす
    る表示パネルの実装方法。
  2. 【請求項2】 前記第1および第2可撓性配線基板の他
    端部と共通配線基板との接続は、はんだを用いて行わ
    れ、このはんだ付け時には、表示パネルの背面と、第1
    および第2可撓性配線基板の他端部ならびに共通配線基
    板との間に断熱材を介在してはんだ付けを行い、はんだ
    付け終了後に前記断熱材を除去することを特徴とする請
    求項1記載の表示パネルの実装方法。
  3. 【請求項3】 相互に交差する第1および第2配列方向
    に配置される第1および第2接続端子が周縁部に形成さ
    れている表示パネルの前記第1および第2接続端子に、
    表示パネルを駆動する駆動集積回路が搭載されている第
    1および第2可撓性配線基板の一端部を電気的にそれぞ
    れ接続し、 第1可撓性配線基板の他端部に全体の形状が大略的にL
    字状に形成された共通配線基板の一方片に電気的に接続
    し、この共通配線基板は、一方片とその一方片に交差方
    向に延びる他方片とが可撓性を有する屈曲部で連結され
    る構成を有し、 前記第1可撓性配線基板を共通配線基板の一方片が表示
    パネルの背後に位置するように屈曲させ、その後共通配
    線基板の他方片とそれに重なっている第2可撓性配線基
    板の他端部とを電気的に接続し、 共通配線基板の他方片と第2可撓性配線基板の前記他端
    部が表示パネルの背後に位置するように第2可撓性配線
    基板を屈曲させると共に共通配線基板の屈曲部を屈曲さ
    せることを特徴とする表示パネルの実装方法。
  4. 【請求項4】 相互に交差する第1および第2配列方向
    に配置される第1および第2接続端子が周縁部に形成さ
    れている表示パネルの前記第1および第2接続端子に、
    表示パネルを駆動する駆動集積回路が搭載されている第
    1および第2可撓性配線基板の一端部を電気的にそれぞ
    れ接続し、 第1可撓性配線基板の他端部に、第1配列方向に沿って
    延びる可撓性を有する第1背後接続用配線基板を電気的
    に接続し、第2可撓性配線基板の他端部に、第2配列方
    向に沿って延びる第2背後接続用配線基板を電気的に接
    続し、 第1可撓性配線基板の他端部および第1背後接続用配線
    基板が表示パネルの背後に位置するように第1可撓性配
    線基板を屈曲させ、 第1背後接続用配線基板の第1配列方向の第2背後接続
    用配線基板寄りの部分と第2背後接続用配線基板の第2
    配列方向の第1背後接続用配線基板寄りの部分とを電気
    的に接続し、 第2可撓性配線基板の他端部および第2背後接続用配線
    基板が表示パネルの背後に位置するように第2可撓性配
    線基板を屈曲させることを特徴とする表示パネルの実装
    方法。
  5. 【請求項5】 相互に交差する第1および第2配列方向
    に配置される第1および第2接続端子が周縁部に形成さ
    れている表示パネルの前記第1および第2接続端子に、
    表示パネルを駆動する駆動集積回路が搭載されている第
    1および第2可撓性配線基板の一端部を電気的にそれぞ
    れ接続し、 第1可撓性配線基板の他端部に、第1配列方向に沿って
    延びる剛性の第1背後接続用配線基板を電気的に接続
    し、第2可撓性配線基板の他端部に第2配列方向に沿っ
    て延びる剛性の第2背後接続用配線基板を電気的に接続
    し、 前記第2背後接続用配線基板の第2配列方向の第1背後
    接続用配線基板寄りの端部に、第1背後接続用配線基板
    に向けて延びる可撓性を有する第3背後接続用配線基板
    の一端部を電気的に接続し、第2可撓性配線基板の他端
    部および第2背後接続用配線基板が表示パネルの背後に
    位置するように第2可撓性配線基板を屈曲させ、 第3背後接続用配線基板の他端部を、前記第1背後接続
    用配線基板の第1配列方向の第2背後接続用配線基板寄
    りの端部に電気的に接続し、第1可撓性配線基板の他端
    部および第1背後接続用配線基板が表示パネルの背後に
    位置するように第1可撓性配線基板を屈曲させると共
    に、第3背後接続用配線基板を屈曲させることを特徴と
    する表示パネルの実装方法。
  6. 【請求項6】 相互に交差する第1および第2配列方向
    に配置される第1および第2接続端子が周縁部に形成さ
    れている表示パネルの前記第1および第2接続端子に、
    表示パネルを駆動する駆動集積回路が搭載されている第
    1および第2可撓性配線基板の一端部を電気的にそれぞ
    れ接続し、 第1可撓性配線基板の他端部に、第1配列方向に沿って
    延びる剛性の第1背後接続用配線基板を電気的に接続
    し、第2可撓性配線基板の他端部に第2配列方向に沿っ
    て延びる剛性の第2背後接続用配線基板を接続し、 前記第2背後接続用配線基板の第2配列方向の第1背後
    接続用配線基板寄りの端部に第1背後接続用配線基板に
    向けて延びる可撓性を有する第3背後接続用配線基板の
    一端部を電気的に接続し、第1可撓性配線基板の他端部
    および第1背後接続用配線基板が表示パネルの背後に位
    置するように第1可撓性配線基板を屈曲させ、 第2可撓性配線基板の他端部および第2背後接続用配線
    基板が表示パネルの背後に位置するように第2可撓性配
    線基板を屈曲させ、 第3背後接続用配線基板の他端部を、第1背後接続用配
    線基板に、表示パネルの表示部の外側で接続することを
    特徴とする表示パネルの実装方法。
  7. 【請求項7】 相互に交差する第1および第2配列方向
    に配置される第1および第2接続端子が周縁部に形成さ
    れている表示パネルと、 第1接続端子に一端部が電気的に接続され、可撓性を有
    し、表示パネルの背後に他端部が位置するように湾曲す
    る第1可撓性配線基板と、 第2接続端子に一端部が電気的に接続され、可撓性を有
    し、表示パネルの背後に他端部が位置するように湾曲す
    る第2可撓性配線基板と、 第1および第2可撓性配線基板に搭載され、表示パネル
    を駆動する駆動集積回路と、 表示パネルの背後に配置され、全体の形状が大略的にL
    字状に形成され、前記第1配列方向に延びる一方片と前
    記第2配列方向に延びる他方片とが連結部で連結され、
    一方片に第1可撓性配線基板の他端部が電気的に接続さ
    れ、他方片に第2可撓性配線基板の他端部が電気的に接
    続される共通配線基板とを含むことを特徴とする表示パ
    ネルの実装構造。
  8. 【請求項8】 相互に交差する第1および第2配列方向
    に配置される第1および第2接続端子が周縁部に形成さ
    れている表示パネルと、 第1接続端子に一端部が電気的に接続され、可撓性を有
    し、表示パネルの背後に他端部が位置するように湾曲す
    る第1可撓性配線基板と、 第2接続端子に一端部が電気的に接続され、可撓性を有
    し、表示パネルの背後に他端部が位置するように湾曲す
    る第2可撓性配線基板と、 第1および第2可撓性配線基板に搭載され、表示パネル
    を駆動する駆動集積回路と、 表示パネルの背後に配置され、全体の形状が大略的にL
    字状に形成されており、前記第1配列方向に延びる一方
    片と、前記第2配列方向に延びる他方片とが可撓性を有
    する連結部によって連結され、この連結部において上下
    に重なる部分を有して屈曲され、一方片に第1可撓性配
    線基板の他端部が電気的に接続され、第2可撓性配線基
    板の他端部が他方片に電気的に接続される共通配線基板
    とを含むことを特徴とする表示パネルの実装構造。
  9. 【請求項9】 相互に交差する第1および第2配列方向
    に配置される第1および第2接続端子が周縁部に形成さ
    れる表示パネルと、 第1接続端子に一端部が電気的に接続され、可撓性を有
    し、表示パネルの背後に他端部が位置するように湾曲す
    る第1可撓性配線基板と、 第2接続端子に一端部が電気的に接続され、可撓性を有
    し、表示パネルの背後に他端部が位置するように湾曲す
    る第2可撓性配線基板と、 第1および第2可撓性配線基板に搭載され、表示パネル
    を駆動する駆動集積回路と、 表示パネルの背後に配置され、可撓性を有し、第1配列
    方向に延びる長手状であり、第1配列方向の一端部が上
    下に重なるように第1配列方向に沿って折返されて屈曲
    し、第1可撓性配線基板の他端部が電気的に接続される
    第1背後接続用配線基板と、 表示パネルの背後に配置され、剛性であり、第2配列方
    向に延びる長手状であり、第2配列方向の第1背後接続
    用配線基板寄りの端部が、第1背後接続用配線基板の前
    記屈曲された一端部に電気的に接続され、第2可撓性配
    線基板の他端部が電気的に接続される第2背後接続用配
    線基板とを含むことを特徴とする表示パネルの実装構
    造。
  10. 【請求項10】 相互に交差する第1および第2配列方
    向に配置される第1および第2接続端子が周縁部に形成
    される表示パネルと、 第1接続端子に一端部が電気的に接続され、可撓性を有
    し、表示パネルの背後に他端部が位置するように湾曲す
    る第1可撓性配線基板と、 第2接続端子に一端部が電気的に接続され、可撓性を有
    し、表示パネルの背後に他端部が位置するように湾曲す
    る第2可撓性配線基板と、 第1および第2可撓性配線基板に搭載され、表示パネル
    を駆動する駆動集積回路と、 表示パネルの背後に配置され、剛性であり、第1配列方
    向に延びる長手状であり、第1可撓性配線基板の他端部
    が電気的に接続される第1背後接続用配線基板と、 表示パネルの背後に配置され、剛性であり、第2配列方
    向に延びる長手状であり、第2可撓性配線基板の他端部
    が電気的に接続される第2背後接続用配線基板と、 表示パネルの背後に配置され、可撓性を有し、第2配列
    方向に沿って折返されて大略的にU字状に曲成され、一
    端部が第1背後接続用配線基板の第2背後接続用配線基
    板寄りの端部に電気的に接続され、他端部が第2背後接
    続用配線基板の第1背後接続用配線基板寄りの端部に電
    気的に接続される第3背後接続用配線基板とを含むこと
    を特徴とする表示パネルの実装構造。
  11. 【請求項11】 前記第3背後接続用配線基板は、第1
    配列方向に第1背後接続用配線基板から遠去かる方向に
    突出する接続部分を有することを特徴とする請求項10
    記載の表示パネルの実装構造。
  12. 【請求項12】 相互に交差する第1および第2配列方
    向に配置される第1および第2接続端子が周縁部に形成
    される表示パネルと、 第1接続端子に一端部が電気的に接続され、可撓性を有
    し、表示パネルの背後に他端部が位置するように湾曲す
    る第1可撓性配線基板と、 第2接続端子に一端部が電気的に接続され、可撓性を有
    し、表示パネルの背後に他端部が位置するように湾曲す
    る第2可撓性配線基板と、 第1および第2可撓性配線基板に搭載され、表示パネル
    を駆動する駆動集積回路と、 表示パネルの背後に配置され、剛性であり、第1配列方
    向に延びる長手状であり、第1可撓性配線基板の他端部
    が電気的に接続される第1背後接続用配線基板と、 表示パネルの背後に配置され、剛性であり、第2配列方
    向に延びる長手状であり、第2可撓性配線基板の他端部
    が電気的に接続される第2背後接続用配線基板と、 表示パネルの背後に配置され、可撓性を有し、一端部が
    第2背後接続用配線基板の第1背後接続用配線基板寄り
    の端部に電気的に接続され、他端部が表示パネルの表示
    部の外側において、第1背後接続用配線基板に電気的に
    接続される第3背後接続用配線基板とを含むことを特徴
    とする表示パネルの実装構造。
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