JPH09101987A - プロジェクト進行管理装置 - Google Patents

プロジェクト進行管理装置

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JPH09101987A
JPH09101987A JP26168895A JP26168895A JPH09101987A JP H09101987 A JPH09101987 A JP H09101987A JP 26168895 A JP26168895 A JP 26168895A JP 26168895 A JP26168895 A JP 26168895A JP H09101987 A JPH09101987 A JP H09101987A
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JP
Japan
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work
worker
project
schedule
progress
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Pending
Application number
JP26168895A
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English (en)
Inventor
Tadamasa Kamikubo
忠正 上久保
Shiyunji Mouri
峻治 毛利
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数のプロジェクトが並行して進み、各作業者
が複数のプロジェクトに係わっている職場において、新
規プロジェクトの追加や作業者の増員、縮小に対して柔
軟に対応することができるプロジェクト進行管理装置を
提供する。 【解決手段】プロジェクト単位に当該プロジェクトの進
行を管理するプロジェクト管理部1を設け、また作業者
単位に当該作業者が実行する作業を管理する作業者管理
部2を設ける。プロジェクト管理部1は、管理対象であ
るプロジェクトの進行状況に応じて、作業見積依頼を作
業者管理部2に出し、その評価結果から作業を作業者に
順次割り付ける。一方、作業者管理部2は、作業見積依
頼に対して管理対象である作業者の現状の作業負荷を考
慮して作業完了時期を見積り、また、当該作業者に割付
られた作業を進捗状況に従って作業指示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、システム開発のた
めのプロジェクト管理に関する。特に、複数のプロジェ
クトが並行して進められ、各作業者がそれら複数のプロ
ジェクトに係わっている場合のプロジェクトの進行管理
に関する。
【0002】
【従来の技術】ソフトウェアやシステムを対象とする大
規模なプロジェクトでは、その開発過程であるシステム
設計、プログラム設計、プログラム作成等の作業工程の
作業担当者が、細分化/専業化されている。そのため、
一人の作業者が複数のプロジェクトの作業を担当するこ
とがあり、複数のプロジェクトが作業者を共有しながら
開発が進められる。
【0003】このような状況において、これらのプロジ
ェクトを対象とした進行管理は、特開平4−77921
号公報に記載のように、一つのプロジェクトを対象に、
また作業者が当該プロジェクトの専任であるものとして
作業指示を行なっている。
【0004】また、同公報に記載のように、作業者への
作業指示は、現在作業中の成果物に対する作業が完了し
た時点で、次の成果物に対する作業が指示される。すな
わち成果物単位で進行制御している。
【0005】また、同公報に記載のように、作業指示を
した後の行動は作業者に任せ、指示に従って所定の成果
物の作業を行なっているものとして、コーディング数や
キータッチ数等の実績データをとっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、プロ
ジェクトの構成メンバを専任者として扱うため、各作業
者の能力をすべて当該プロジェクトの作業に専念させる
ように各作業者に作業を割付る。そのため、作業者が他
のプロジェクトにも係わっている場合には、他のプロジ
ェクトの作業を無視して割付ることになり、実行可能な
作業指示ができない。
【0007】また、今までの1プロジェクトを対象とし
た進行管理を拡張して、作業者が複数プロジェクトに属
することを考慮し、かつ複数のプロジェクトを一括して
進行管理することは、新規プロジェクトの追加や作業者
の増員、縮小に対して大幅な改造が必要となり、柔軟に
対応することが困難である。
【0008】また、進行制御の単位が成果物であり、成
果物の作成が完了してから次の作業指示に移るため、本
来、成果物がある程度完成した段階で開始できる次の作
業も、当該成果物の完成を待って作業指示する。そのた
め、実際には実行可能な作業に対する作業指示の遅れや
日程計画上における並行可能な作業の直列化による開発
期間の増加が発生する。さらに、手戻り時の影響作業の
把握や修正箇所の指示が成果物単位の作業で大雑把であ
り、適切な指示が困難である。
【0009】また、作業指示した後に行う実際の作業
は、各作業者に任されている。作業者は作業指示した作
業を行っているという仮定の基に、コーディング数やキ
ータッチ数等の実績データを作業指示した作業に関する
ものとして扱うため、進捗把握の信頼性の点で必ずしも
十分ではない。
【0010】本発明の目的は、複数のプロジェクトが同
時に進行し、各作業者が複数のプロジェクトに係わって
いる職場において、新規プロジェクトの追加や作業者の
増員、縮小に対して柔軟に対応することができるプロジ
ェクト進行管理装置を提供することにある。また、成果
物より細かい単位での進行制御、作業指示、変更影響把
握等を可能とするプロジェクト進行管理装置を提供する
ことにある。また、作業指示に対応する作業の確実な実
行と進捗把握の信頼性を向上するプロジェクト進行管理
装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明によれば、複数のシステム開発プロジェクト
を対象に、各プロジェクト毎に、プロジェクトに含まれ
る各作業のスケジュールと該各作業を行う作業者とを対
応づけてプロジェクトスケジュールとして記憶し、該記
憶されたプロジェクトスケジュールの進捗を管理するプ
ロジェクト管理手段と、前記プロジェクトに携わる各作
業者毎に、作業者の行なう前記プロジェクトに含まれる
作業のスケジュールである作業者スケジュールと、作業
者の能力に関する情報とを記憶し、該作業者スケジュー
ルの進捗を管理する作業者管理手段を設けて、前記プロ
ジェクト管理手段は、前記プロジェクトスケジュールの
進捗状況から、担当者を決定すべき作業を抽出する手段
と、前記抽出された作業について、複数の前記作業者管
理手段に対して、前記作業を当該作業者が行なった場合
の完了時期の見積りを依頼する手段を有し、前記作業者
管理手段は、当該作業者の作業者スケジュールの進捗
と、作業者の能力に関する情報とに基づいて、前記見積
りの依頼をされた作業の完了時期についての見積り結果
を出して、前記依頼に応じて前記見積り結果を前記プロ
ジェクト管理手段に通知する手段を有し、前記プロジェ
クト管理手段は、前記見積り結果を基に、当該作業を実
際に行う作業者を決定する手段と、前記決定された作業
者を、各作業者管理手段に通知する手段とを有すること
ができる。
【0012】また、前記プロジェクト管理手段は、当該
プロジェクト管理手段が管理するプロジェクトに含まれ
る各作業について、該各作業に対応づけられた作業者の
作業者スケジュールの進捗を管理する作業者管理手段に
おける作業者スケジュールの進捗を参照して、当該プロ
ジェクト管理手段が管理するプロジェクトのプロジェク
トスケジュールの進捗を管理し、前記作業者管理手段
は、当該作業者管理手段が管理する作業者から、作業者
スケジュールの進捗を入力されることにより、作業者ス
ケジュールの進捗を管理することもできる。
【0013】さらに、前記プロジェクト管理手段は、開
発対象システムの概要や当該プロジェクトの開発過程で
作成する成果物を規定する情報である規定情報を定義す
るプロジェクト定義手段と、前記プロジェクト定義手段
で定義された規定情報と、該規定情報に基づいて前記成
果物を作成するために参照することが必要な情報である
参照情報との関係を格納する格納手段と、該格納手段に
格納された、前記規定情報と前記参照情報との関係か
ら、規定情報により規定される成果物を作成するために
必要な、作業の先行関係を生成する生成手段と、該生成
手段により生成された作業の先行関係に基づいてプロジ
ェクトスケジュールを生成する手段と、当該プロジェク
トの各作業の進捗状況と前記作業の先行関係から、作業
の着手可否を担当作業者の作業者管理手段に指示する作
業着手可否指示手段とを有し、前記作業者管理手段は、
前記プロジェクト管理手段からの通知により、当該作業
者が担当する作業を当該作業者の作業者スケジュールに
追加し、また当該作業者の作業者スケジュールに格納さ
れた作業について作業着手可否を出力する作業登録/着
手可否設定手段を有することもできる。
【0014】さらに、前記作業者管理手段は、当該作業
者の日別作業可能時間を当該作業者の前記能力として格
納する作業能力スケジュール格納手段と、前記プロジェ
クト管理手段からの作業見積りの依頼に対して、作業者
スケジュールにおける当該作業者の担当予定の仕掛り作
業と、作業能力スケジュール格納手段における当該作業
者の日別作業可能時間から、見積りを依頼された作業の
作業完了時期を見積る作業評価手段と、を有することも
できる。
【0015】さらに、前記作業者管理手段は、前記作業
者スケジュールにおける仕掛り作業の中から、現状にお
いて作業者スケジュールに対する進捗が最も遅れている
作業、または、完了時期が最も早い作業を、現状におけ
る最優先作業として選択し当該作業者に指示する作業選
択/指示手段を有することもできる。
【0016】さらに、前記プロジェクト定義手段におい
て定義する規定情報およびその参照情報を、成果物を構
成する記載項目をその単位として定義することもでき
る。
【0017】さらに、表示装置を備え、作業者管理手段
における作業選択/指示手段と連動して、作業者に作業
指示を出すと共に、画面をクリックされることにより規
定情報の作成ツールを自動起動するための規定情報ボタ
ンと、プロジェクト管理手段のプロジェクト定義手段に
おいて定義されている規定情報の作成に必要な参照情報
を検索するための参照ボタンと、当該作業が完了したこ
とを示す作業完了ボタンとを、前記表示装置の画面に表
示するユーザインタフェース手段を具備することもでき
る。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明は、各プロジェクト単位に
プロジェクト管理手段を、そして各作業者単位に作業者
管理手段を設けた。プロジェクト管理手段は、1プロジ
ェクトを対象に、当該プロジェクトの進捗状況に応じた
プロジェクトの進行管理を行う。また、作業者管理手段
は、一人の作業者を対象に、当該作業者が行う作業の実
行管理を行う。
【0019】プロジェクト管理手段において、開発対象
システムの概要を定義したり、当該プロジェクトの開発
過程で作成する成果物等の規定情報を、成果物を構成す
る記載項目の単位で定義する。定義された、成果物の記
載項目単位の規定情報とその作成で必要となる記載項目
等の参照情報の関係を格納する。格納された規定情報と
その参照情報の関係から、規定情報を作成するために必
要な作業の先行関係を生成する。当該プロジェクト管理
手段とすべての作業者管理手段との間で指示や依頼等の
通信を行う。入手した各作業者の進捗状況から、当該プ
ロジェクトに関する作業を抽出し、各作業の進捗状況を
管理する。当該プロジェクトの各作業の進捗状況と、作
業間の先行関係を基に、作業の着手可否を各担当作業者
の作業者管理手段に指示する。当該プロジェクトの各作
業の進捗状況や作業者管理手段からの依頼等によって作
業を抽出し、その作業を担当した場合の完了時期の見積
りを一部またはすべての作業者管理手段に依頼する。見
積依頼を出した各作業者管理手段から戻ってきた見積り
結果を基に、実際に作業を行う担当者を決定し、担当と
なった作業者および他の見積依頼を出した作業者の作業
者管理手段に対し、決定結果を通知する。
【0020】作業者管理手段において、当該作業者管理
手段とすべてのプロジェクト管理手段との間で報告や依
頼等の通信を行う。後述するユーザインタフェース手段
を介して、当該作業者の現在の作業状況を把握する。す
べてのプロジェクトを対象に、当該作業者が担当する予
定の作業を格納する。プロジェクト管理手段からの指示
により、当該作業者が担当する作業を追加/削除し、ま
た格納されている作業について、現状での作業着手可否
を設定する。当該作業者の出張や会議、残業等の個人ス
ケジュールに関し、入力または変更を行う。編集した結
果である当該作業者の日別作業可能時間を格納する。プ
ロジェクト管理手段からの作業見積依頼に対して、格納
されている当該作業者が担当予定の仕掛り作業と、それ
ら各作業の進捗状況と、当該作業者の作業能力予定を基
に、見積依頼された作業の作業完了時期等を見積り、見
積った結果を依頼元のプロジェクト管理手段に報告す
る。各作業の進捗状況を基に、格納されている仕掛り作
業の中から、現状における最優先作業を選択し、当該作
業者に指示する。ユーザインタフェース手段は、作業者
への指示や作業者からの入力を受け付けるが、作業選択
/指示手段によって指示する作業の作業指示メッセージ
に加え、クリックすることにより作業指示した規定情報
の作成ツールを自動起動し、作成中の規定情報を表示す
る規定情報ボタンと、プロジェクト管理手段のプロジェ
クト定義手段において定義されている規定情報の作成に
必要な参照情報を検索するための参照ボタンと、当該作
業が完了したことを示す作業完了ボタンとを画面表示す
る。
【0021】上記の方法で、複数のプロジェクトが並行
して進み、各作業者が複数のプロジェクトに係わってい
る職場において、プロジェクト単位に当該プロジェクト
の進行を管理するプロジェクト管理手段を設け、また作
業者単位に当該作業者が実行する作業を管理する作業者
管理手段を設け、プロジェクト管理手段は、管理対象プ
ロジェクトの進行状況に応じて、作業見積依頼を作業者
管理手段に出し、その評価結果から作業を作業者に順次
割り付け、一方、作業者管理手段は、作業見積依頼に対
して管理対象である作業者の現状の作業負荷を考慮して
作業完了時期を見積り、また、当該作業者に割付られた
作業を進捗状況に従って作業指示しており、プロジェク
トに関する処理、作業者に関する処理をそれぞれのプロ
ジェクト、作業者単位に独立させた構成とすることによ
り、新規プロジェクトの追加や作業者の増員、縮小に対
して柔軟に対応することができる。
【0022】また、プロジェクト定義手段において、成
果物を構成する記載項目を規定情報およびその参照情報
の単位とするため、成果物作成途中からの他成果物作成
のための作業開始進行制御が可能となり、日程計画上の
作業の並列化も促進される。また、手戻り時の影響作業
の把握や修正箇所の指示が記載項目単位となり、より適
切な指示を出すことができる。
【0023】また、作業指示する作業に従って、対応す
る作成ツールを起動し、作成中の規定情報を表示する規
定情報ボタンと、プロジェクト定義手段において定義さ
れている当該作業の参照情報を検索表示するための参照
情報ボタンを画面表示することで作業を支援することに
より、作業者が実際に行う作業の実行制御の向上とそれ
に伴う作業進捗把握の精度向上ができる。
【0024】以下、複数のプロジェクトが並行して進
み、各作業者が複数のプロジェクトに係わっている職場
におけるプロジェクト進行管理について、本発明の実施
の形態を図1から図6により説明する。
【0025】図1は、本発明のプロジェクト進行管理装
置を用いたプロジェクト管理システムのシステム構成例
である。プロジェクト管理システムは、プロジェクト管
理部1、作業者管理部2、プロジェクト情報管理部3、
成果物検査結果入力部4で構成される。そのうち、本プ
ロジェクト進行管理装置は、プロジェクト管理部1と作
業者管理部2である。プロジェクト管理部1は、ソフト
ウェアやシステム等を開発するプロジェクト毎に設け、
当該プロジェクトの進行管理を行なう。作業者管理部2
は、これら開発プロジェクトに携わる作業者毎に設け、
当該作業者の作業実行管理を行なう。プロジェクト情報
管理部3は、各プロジェクトで作成した成果物やその作
成に必要な設計情報等を一括管理する。成果物検査結果
入力部4は、各プロジェクトで作成した成果物につい
て、レビューによる不具合指摘事項や審査した結果(承
認/却下)を入力する。これら各部は、それぞれパソコ
ンやワークステーション上で実現され、LAN等で接続
されている。
【0026】図2は、プロジェクト管理部1の機能ブロ
ックである。プロジェクト管理部1は、外部通信部5、
ユーザインタフェース部6、プロジェクト定義部8、規
定情報格納部9、作業先行関係生成部10、作業先行関係
格納部11、日程計画編集部12、日程計画格納部13、作業
進捗状況管理部14、作業着手可否指示部15、作業見積依
頼部16、担当者決定部17で構成される。外部通信部5
は、すべての作業者管理部2とプロジェクト情報管理部
3と成果物検査結果入力部4との間で指示や依頼等の通
信を行う。ユーザインタフェース部6は、ユーザである
プロジェクトリーダに対して、必要な情報の画面表示や
入力の受付を端末7を介して行なう。プロジェクト定義
部8は、開発システムのシステム構成や規模、開発期限
等の開発概要や当該プロジェクトを担当する作業者の人
員構成、および開発過程で作成する仕様書やプログラム
等の規定情報を定義する。規定情報は成果物を構成する
記載項目の単位で定義し、記載項目として書くべき内容
の説明である規定内容、記載項目を作成するために必要
な他の記載項目や情報である参照情報、記載項目を作成
するために行なわなければならない作業の種類とその内
容説明、記載項目が属する成果物と作成のためのツー
ル、記載項目を作成するために必要な予想標準工数等か
ら構成され、規定情報格納部9において格納される。ま
た、プロジェクト定義部8で定義した開発概要や人員構
成も格納される。
【0027】ここで、図7に、規定情報格納部9のファ
イル構造を示す。
【0028】規定情報格納部9は、以下の6種のファイ
ルで構成される。
【0029】(1)規定情報ファイル 記載項目に関する情報を格納する。図7(a)に規定情
報ファイルのデータ構造を示す。以下の9項目からなる
レコードの集合で構成される。
【0030】(a)記載項目名称901 規定する記載項目の名称。
【0031】(b)成果物名称902 当該記載項目が属する成果物の名称。
【0032】(c)規定内容説明ファイル名称903 当該記載項目で書くべき内容の説明文を格納したファイ
ルの名称。
【0033】(d)参照情報先頭レコード番号904 参照情報(記載項目を作成するために必要な他の記載項
目や設計情報)を示す参照情報ファイルにおいて、当該
記載項目の参照情報を表す先頭レコードの番号。
【0034】(e)参照情報終了レコード番号905 当該記載項目の参照情報を表す最終レコードの番号。
【0035】(f)作業種906 当該記載項目を作成するために行なわなければならない
作業の種類(仕様書作成やプログラム作成等)。
【0036】(g)作業内容説明ファイル名称907 当該記載項目における作業内容の説明文を格納したファ
イルの名称。
【0037】(h)作成ツール908 当該記載項目の作成で使用するツール名称。
【0038】(i)工数909 当該記載項目を作成するためにかかる予想標準工数。
【0039】(2)規定内容説明ファイル 記載項目で書くべき内容の説明文を格納する。図7
(b)に規定内容説明ファイルのデータ構造を示す。記
載項目で書くべき内容の説明文である規定内容説明文91
0で構成する。記載項目毎に別ファイルである。
【0040】(3)参照情報ファイル 記載項目を作成するために必要な他の記載項目や設計情
報である参照情報を格納する。すべての記載項目の参照
情報を1ファイルに格納する。図7(c)に参照情報フ
ァイルのデータ構造を示す。以下の3項目からなるレコ
ードの集合で構成される。
【0041】(a)参照情報名称911 ある記載項目から参照される記載項目や設計情報の名
称。
【0042】(b)格納位置先頭アドレス912 当該参照情報が格納されているプロジェクト情報管理部
3のファイル名称とそのファイル内での先頭からの位
置。
【0043】(c)参照情報長913 当該参照情報の長さ。
【0044】(4)作業内容説明ファイル 記載項目を作成するために行なう作業内容の説明文を格
納する。図7(d)に作業内容説明ファイルのデータ構
造を示す。記載項目を作成するために行なうべき作業内
容を説明した作業内容説明文914で構成する。作業内容
毎に別ファイルである。
【0045】(5)開発概要ファイル 当該プロジェクト管理部1が担当するプロジェクトに関
する開発概要を格納する。図7(e)に開発概要ファイ
ルのデータ構造を示す。以下の3項目からなるヘッダと
2項目からなるレコードの集合で構成される。
【0046】〔ヘッダ項目〕 (a)開発システム名称915 当該プロジェクト管理部1が担当するプロジェクトの名
称。
【0047】(b)開発期間916 当該プロジェクトの開発期間(開始予定日、終了予定
日)。
【0048】(c)開発規模917 当該プロジェクトの予想開発規模。例えば、作成する仕
様書やプログラムの予想量。
【0049】〔レコード項目〕 (d)構成機器名称918 当該プロジェクトの開発対象システムを構成する機器の
名称。
【0050】(e)台数919 構成機器名称918に示す機器の当該開発システムでの台
数。
【0051】(6)人員構成ファイル 当該プロジェクトを担当する人員構成を格納する。図7
(f)に人員構成ファイルのデータ構造を示す。以下の
3項目からなるレコードの集合で構成される。
【0052】(a)作業者名称920 当該プロジェクトに係る作業者の名称。
【0053】(b)所属部署名称921 作業者名称920に示す作業者の所属部署。
【0054】(c)作業区分922 作業者名称920に示す作業者の可能作業内容。例えば、
管理作業/実働作業の区分。
【0055】作業先行関係生成部10は、格納されている
規定情報からその参照情報および記載項目作成作業を抽
出し、記載項目単位の作業の先行関係を生成する。作業
先行関係格納部11は、その作業先行関係を格納する。
【0056】図8に、作業先行関係格納部11のファイル
構造を示す。以下の2項目からなるレコードの集合で構
成される。
【0057】(a)先行作業1101 先行して行なわなければならない作業に対応する記載項
目の名称。
【0058】(b)後続作業1102 当該先行作業の後続作業に対応する記載項目の名称。
【0059】日程計画編集部12は、規定情報格納部9に
格納されているプロジェクトの開発期限や各記載項目を
作成するために必要な作業の予想工数、および作業先行
関係格納部11に格納されているそれら作業間の先行関係
を考慮して、各記載項目の開始/終了時期を立案し、日
程計画格納部13に格納する。立案方法としては、作業間
の先行関係を制約条件とし、各作業の予想工数に基づ
く、現在時点からの前詰め、または開発期限を基準とす
る後詰め、およびマニュアル設定等がある。日程計画は
ユーザインタフェース部6を介して、記載項目単位また
はそれらで構成される成果物単位にその作成開始/終了
時期を表示する。
【0060】図9に、日程計画格納部13のファイル構造
を示す。以下の3項目からなるレコードの集合で構成さ
れる。
【0061】(a)記載項目名称1301 作業を行なう記載項目の名称。
【0062】(b)開始予定時期1302 当該記載項目に対応する作業を開始する予定時期。単位
は日や通算時間。
【0063】(c)終了予定時期1303 当該記載項目に対応する作業を終了する予定時期。
【0064】作業進捗状況管理部14は、外部通信部5に
よって入手した各作業者の進捗状況から、当該プロジェ
クトに関する作業を抽出し、各作業の進捗状況を管理
し、進度実績を格納する。作業着手可否指示部15は、作
業進捗状況管理部14による当該プロジェクトの各作業の
進捗状況と、作業先行関係格納部11に格納されている作
業間の先行関係を基に、各作業の着手可否を判断し、新
たに着手可能(または不可能)となった作業について、
外部通信部5を介して当該作業の担当作業者の作業者管
理部2に通知する。作業着手可否の判断は、作業先行関
係格納部11の作業先行関係において、先行作業がすべて
作業完了した場合に着手可能となる。手戻り等で先行作
業が再実行となった場合、当該作業は着手不可となる。
作業見積依頼部16は、日程計画格納部13の日程計画と作
業進捗状況管理部14による当該プロジェクトの各作業の
進捗状況を基に、または作業者管理部2からの依頼によ
って作業を抽出し、その作業を担当した場合の完了時期
の見積りを、外部通信部5を介して一部またはすべての
作業者管理部2に対して依頼する。担当者決定部17は、
作業見積依頼部16によって見積依頼を出した各作業者管
理部2から戻ってきた見積り結果を基に、実際に作業を
行う担当者を決定し、担当となった作業者および他の見
積依頼を出した作業者の作業者管理部2に対し、決定結
果を通知する。また、プロジェクト完了時には、規定情
報格納部9に格納されている開発概要と、作業進捗状況
管理部14に格納されている開発進度実績が、プロジェク
ト情報管理部3に送られ格納される。
【0065】図3は、作業者管理部2の機能ブロックで
ある。作業者管理部2は、外部通信部18、ユーザインタ
フェース部19、作業モニタ部21、現状作業格納部22、作
業履歴管理部23、割付作業格納部24、作業登録/着手可
否設定部25、個人スケジュール編集部26、作業能力スケ
ジュール格納部27、作業評価部28、進度報告部29、作業
選択/指示部30、成果物作成ツール部31で構成される。
外部通信部18は、すべてのプロジェクト管理部1とプロ
ジェクト情報管理部3と成果物検査結果入力部4との間
で報告や指示、依頼等の通信を行う。ユーザインタフェ
ース部19は、ユーザである作業者に対して、必要な情報
や指示の画面表示、および入力の受付を端末20を介して
行なう。作業モニタ部21は、ユーザインタフェース部19
を介して、当該作業者の現在の作業内容や開始してから
の通算時間等の作業状況を把握し、現状作業格納部22に
格納する。
【0066】図10に、現状作業格納部22のデータ構造
を示す。本データはメモリ上の一次記憶手段である。以
下の2項目で構成される。
【0067】(a)現状作業2201 作業者管理部2が担当する作業者が現在行なっている作
業を、対応する記載項目で示す。
【0068】(b)通算時間2202 当該現状作業を開始してからの通算時間。
【0069】また、現状作業格納部22に従って進度報告
部29が、外部通信部18を介して現在作業中である作業が
属するプロジェクトのプロジェクト管理部1に当該作業
の進捗状況を報告する。作業履歴管理部23は、現状作業
格納部22から現在の作業状況を入手し、時系列作業内容
(作業内容と作業開始/終了日時)や作業内容をグルー
プ分けした作業種別の平均工数や作業通算時間等の統計
情報を、当該作業者の作業履歴として格納し管理する。
割付作業格納部24は、すべてのプロジェクトを対象に、
当該作業者が担当する予定の作業を格納し、ユーザイン
タフェース部19を介して、当該作業者に表示する。格納
される割付作業に関する項目としては、記載項目とその
作業概要、対象プロジェクト名称、プロジェクト管理部
1が定めた要求期限(または決定期限)と予想工数と優先
度、着手可否フラグ、作業者管理部2で見積もった工数
等で構成される。
【0070】図11に、割付作業格納部24のファイル構
造を示す。
【0071】割付作業格納部24は、以下の2種のファイ
ルで構成される。
【0072】(1)割付作業ファイル 作業者管理部2が担当する作業者に割り付けられた作業
に関する情報を格納する。図11(a)に割付作業ファ
イルのデータ構造を示す。以下の8項目からなるレコー
ドの集合で構成される。
【0073】(a)記載項目名称2401 当該作業者に割り付けられた作業を、対応する記載項目
の名称で示す。
【0074】(b)作業内容説明ファイル名称2402 当該記載項目の作業概要を格納したファイルの名称。
【0075】(c)対象プロジェクト名称2403 当該記載項目(作業)が属するプロジェクトの名称。
【0076】(d)期限2404 当該記載項目の作業について、プロジェクト管理部1が
定めた要求期限または決定した期限。
【0077】(e)予想工数2405 当該記載項目の作業に関する予想工数。
【0078】(f)作業優先度2406 当該記載項目の作業を当該期通りに終了するための緊急
度を表す尺度。全プロジェクトで共通の尺度。プロジェ
クト管理部1で定める。
【0079】(g)着手可否フラグ2407 当該記載項目の作業が着手可能か否かを表す。
【0080】(h)工数2408 作業者管理部2で見積もった当該記載項目の作業にかか
る工数。
【0081】(2)作業内容説明ファイル 記載項目を作成するために行なう作業内容の説明文を格
納する。図11(b)に作業内容説明ファイルのデータ
構造を示す。記載項目を作成するために行なうべき作業
内容を説明した作業内容説明文2409で構成する。作業内
容毎に別ファイルである。
【0082】作業登録/着手可否設定部25は、プロジェ
クト管理部1からの指示により、当該作業者が担当する
作業を割付作業格納部24に追加/削除し、また割付作業
格納部24に格納されている作業について、現状での作業
着手可否を着手可否フラグに設定する。個人スケジュー
ル編集部26は、当該作業者の出張、会議、休暇、残業、
休出等の個人スケジュールを入力し、変更を行う。作業
能力スケジュール格納部27は、個人スケジュール編集部
26によって編集した結果である当該作業者の日別作業可
能時間を格納する。
【0083】図12に、作業能力スケジュール格納部27
のファイル構造を示す。作業能力スケジュール格納部27
は、以下の2種のファイルで構成される。
【0084】(1)作業能力ファイル 作業者管理部2が担当する作業者の日別稼働可能時間
を、作業割り付け済み/未割り付け別に格納する。図1
2(a)に作業能力ファイルのデータ構造を示す。以下
の6項目からなるレコードの集合で構成される。
【0085】(a)稼働年月日2701 作業者管理部2が担当する作業者が働く(または休む)
年月日。
【0086】(b)稼働可能時間2702 当該稼働年月日における稼働可能な時間。
【0087】(c)割付済時間2703 当該稼働年月日における稼働可能時間のうち、使用内容
が既に割り当てられている時間。
【0088】(d)空き時間2704 当該稼働年月日における稼働可能時間のうち、使用内容
が決まっていない時間。(稼働可能時間)−(割付済時
間)。
【0089】(e)作業ファイル先頭レコード番号2705 時間を割り当てられている作業を格納する作業ファイル
における、当該稼働年月日の作業を表す先頭レコードの
番号。
【0090】(f)作業ファイル最終レコード番号2706 作業ファイルのなかで当該稼働年月日の作業を表す最終
レコードの番号。
【0091】(2)作業ファイル 稼働可能時間のなかから、時間を割り当てられている作
業を格納する。図12(b)に作業ファイルのデータ構
造を示す。以下の2項目からなるレコードの集合で構成
される。
【0092】(a)作業名称2707 作業時間が割り当てられている作業に対応する記載項目
の名称、または出張や会議等の名称。
【0093】(b)必要時間2708 1日の稼働可能時間のうち、当該作業名称の作業に割り
当てられた時間。
【0094】作業評価部28は、プロジェクト管理部1か
らの作業見積依頼に対して、割付作業格納部24に格納さ
れている当該作業者が担当予定の仕掛り作業と、現状作
業格納部22による現在の作業進捗状況と、作業能力スケ
ジュール格納部27に格納されている当該作業者の作業能
力予定とを基に、さらに作業履歴管理部23に格納されて
いる実績工数を参考に、見積依頼された作業の作業完了
時期等を見積り、見積った結果を依頼元のプロジェクト
管理部1に外部通信部18を介して報告する。作業選択/
指示部30は、現状作業格納部22による作業の進捗状況を
基に、割付作業格納部24に格納されている仕掛り作業の
中から、現状行うべき最優先作業を選択し、当該作業者
に指示する。また、現状作業格納部22の状況から、作業
が遅れている場合、作業者に対してアラームを出す。な
お、ユーザインタフェース部19は、作業者への指示や作
業者からの入力を受け付けるが、作業選択/指示部30に
よって指示する作業の作業指示メッセージに加え、クリ
ックすることにより成果物作成ツール部31にある作業指
示した記載項目の作成に必要な作成ツールを自動起動
し、作成中の記載項目を表示する規定情報ボタンと、プ
ロジェクト管理部1のプロジェクト定義部8において定
義されている記載項目の作成に必要な参照情報を検索す
るための参照ボタンと、当該作業が完了したことを示す
作業完了ボタンとを画面表示する。成果物作成ツール部
31は、仕様書や設計図、一覧表、プログラム等を作成す
るために使用するワープロ、CAD、プログラミングツ
ール等の作成ツール群である。ユーザインタフェース部
19で作業指示に対応する規定情報ボタンが表示される
が、これをクリックすることにより作業指示した記載項
目の作成に必要な作成ツールが起動され、作成中の記載
項目が表示される。そして作成された記載項目は、外部
通信部18を介してプロジェクト情報管理部3に格納され
る。また、ユーザインタフェース部19で同様に表示され
る参照ボタンをクリックすると、プロジェクト情報管理
部3に格納されている成果物の記載項目や規格、辞書等
の参照ボタンに対応する関連情報が、外部通信部18を介
して表示される。
【0095】図4は、プロジェクト情報管理部3の機能
ブロックである。プロジェクト情報管理部3は、外部通
信部32、成果物管理部33、設計情報管理部34、プロジェ
クト実績管理部35で構成される。外部通信部32は、すべ
てのプロジェクト管理部1とすべての作業者管理部2と
成果物検査結果入力部4との間で成果物や実績情報等の
通信を行う。成果物管理部33は、作業者管理部2で作成
された成果物を格納し、作業者管理部2から要求された
成果物の各記載項目を当該作業者管理部2にコピー転送
する。また、格納した各成果物に関し、その対象プロジ
ェクト名、格納日時、作成者、作成中や承認待ち等の成
果物の現在の作成状態、バージョン等を管理する。設計
情報管理部34は、成果物の各記載項目の作成に必要な規
格や辞書、ノウハウ等の設計情報を格納し、作業者管理
部2からの要求に応じて当該作業者管理部2にコピー転
送する。プロジェクト実績管理部35は、開発した各プロ
ジェクトに関し、その開発概要に加え、開発過程で作成
した成果物やその記載項目、担当者、工数等の実績を格
納し、プロジェクト管理部1からの要求に応じて、必要
な実績情報を当該プロジェクト管理部1に転送する。
【0096】次に、プロジェクト管理部1と作業者管理
部2とによる進行制御の流れを説明する。各プロジェク
ト管理部1は、プロジェクトの進捗状況に従って、プロ
ジェクトの開発過程で定義されたすべての作業につい
て、すべての作業者管理部2との間で、順次、作業の実
行可能性を評価することにより、担当者を段階的にかつ
動的に割り付けていく。一方、各作業者管理部2は、す
べてのプロジェクト管理部1によって順次割り付けられ
た作業の中から、優先度が最も高い作業を、対象作業者
の進捗状況に従って、次々に作業指示していく。
【0097】プロジェクト管理部1と作業者管理部2と
の間で担当者を割り付ける手順を図5、図6で説明す
る。図5の各ステップに従って、プロジェクト管理部1
における担当者割付の流れを説明する。
【0098】ステップ51:担当者を決定する対象である
対象作業について、作業見積り依頼を、特定の作業者管
理部2に対して発行する。作業見積り依頼は、当該対象
作業を実行するとしたらいつ頃完了するか、その完了時
期の見積りを依頼するものである。作業見積り依頼の付
属情報として、依頼番号、記載項目、プロジェクト名、
要求期限、作業優先度等の項目が含まれる。依頼番号
は、作業見積り依頼を一意に識別する番号であり、プロ
ジェクト管理部1が当該メッセージの発行時に採番す
る。記載項目は、当該対象作業によって作成する記載項
目である。プロジェクト名は、当該対象作業が属するプ
ロジェクトの名称である。要求期限は、日程計画格納部
13に格納されている日程計画上での当該記載項目の終了
時期である。作業優先度は、当該対象作業の要求期限を
遵守する尺度であり、全プロジェクト共通の尺度であ
る。例えば、当該プロジェクトの重要度と当該対象作業
の重要度の積で表現し、当該プロジェクトの重要度は遅
延時における損失、当該対象作業の重要度は遅延時にお
ける当該プロジェクト全体への遅延影響をランク分けし
たものである。前述の通り、作業見積り依頼は特定の作
業者管理部2に発行する。例えば、規定情報格納部9に
格納されている当該対象作業に関する定義情報と当該プ
ロジェクトの人員構成から、仕様設計、プログラム作成
等その作業種を担当可能な当該プロジェクトに属する作
業者や当該対象作業を担当していた作業者(手戻りの場
合)の作業者管理部2に対して発行する。もちろんすべ
ての作業者管理部2にブロードキャストする場合があっ
てもかまわない。
【0099】ステップ52:作業見積り依頼を発行した各
作業者管理部2からの見積り結果を待つ。見積り結果の
付属情報として、依頼番号、作業者番号、要求期限確信
度、可能期限等の項目が含まれる。依頼番号は、対応す
る作業見積り依頼における依頼番号であり、どの依頼に
対する見積り結果であるか明らかにする。作業者番号
は、各作業者を一意に識別する番号であり、見積り結果
を発行した作業者の番号である。要求期限確信度は、要
求期限までに当該対象作業が終了する可能性について、
当該作業者の作業者管理部2で見積もった結果である。
確信度0%は不可能を、100%は必ずできることを表
わす。可能期限は、確信度100%となる最早終了時期
を見積もったものである。発行後ある時点、例えば一定
時間が経過した時点までで戻ってきた見積り結果の中か
ら、可能期限が最早である見積り結果を求める。
【0100】ステップ53:最早である可能期限が要求期
限以前の場合、または最早である可能期限が要求期限以
降であるがある期間内にある場合、または、戻ってきた
見積り結果の数が作業者管理部2の全数に対するある割
合を越えた場合、評価結果は満足とする。それ以外の場
合、評価結果は不満足とする。評価結果が満足の場合、
ステップ54に進む。評価結果が不満足の場合、ステップ
56に進む。なお、評価結果が満足となる要求期限以降の
範囲は、作業者管理部2の全数に対する見積り結果が戻
ってきた作業者管理部2の割合に応じて、比例拡大して
もよい。
【0101】ステップ54:最早の可能期限を見積もった
見積り結果を出した作業者管理部2に対応する作業者
を、当該対象作業の担当者に決定する。
【0102】ステップ55:作業見積り依頼を出したすべ
ての作業者管理部2に対して、担当者決定結果を通知
し、当該対象作業の担当者が決定したことを報告し、当
該対象作業の担当者割付の処理を終了する。担当者決定
結果の付属情報として、依頼番号、作業者番号、決定期
限、作業優先度等の項目が含まれる。依頼番号は、作業
見積り依頼に対応する依頼番号である。作業者番号は、
ステップ54で当該対象作業を担当することに決定した作
業者の作業者番号である。決定期限は、プロジェクト管
理部1が初めに示した要求期限と作業者管理部2で見積
もった可能期限とから、プロジェクト管理部1が最終的
に決定し、担当者に対して指示する当該対象作業の終了
時期である。例えば、要求期限より前に可能期限がある
場合において、当該プロジェクトが予定通りに進行して
いる場合には、要求期限を決定期限とし、予定より遅れ
ている場合には、可能期限を決定期限とする。作業優先
度は、当該対象作業の決定期限を遵守する尺度であり、
作業見積り依頼で提示したものである。なお、プロジェ
クト管理部1は、日程計画上において、当該対象作業の
終了期限を担当者決定結果で示した決定期限に設定し、
その場合の他の記載項目に対応する作業の終了期限を見
直し、影響を受ける記載項目で担当者が既に割付けられ
ている作業については、当該作業の担当者に、決定期限
の変更を通知する。
【0103】ステップ56:プロジェクト管理部1にとっ
て満足いく見積り結果が得られなかった場合は、要求期
限の後倒しや作業優先度のアップ、依頼する作業者管理
部2の範囲拡大等を行なって作業見積り依頼を再発行す
る。要求内容の譲歩、要求強制力の強化、依頼先の拡大
により、できるだけ要求通りに作業を実行する作業者が
見つかるよう可能性を試す。再度ステップ52に戻り、戻
ってきた見積り結果を評価する。
【0104】図13に、見積り結果評価処理(ステップ
52)のフローチャートを示す。
【0105】ステップ5201:作業見積り依頼発行後(ま
たは再発行後)、一定時間が経過したか否かを判定す
る。一定時間が経過していなかったならば、ステップ52
02へ進む。一定時間が経過していたならば、ステップ52
04へ進む。
【0106】ステップ5202:見積り結果を受信したか否
かを判定する。見積り結果を受信していなかったなら
ば、ステップ5201へ戻る。見積り結果を受信していたな
らば、ステップ5203へ進む。
【0107】ステップ5203:新たに受信したすべての見
積り結果を一時保存する。
【0108】ステップ5204:一時保存してある見積り結
果の中で、可能期限が最早である見積り結果を求める。
【0109】ステップ5205:当該見積り結果の可能期限
が要求期限以前、または、要求期限以降であるがある期
間内にある、または一時保存してある見積り結果の数が
作業者管理部2の全数に対してある割合以上であるか否
かを判定する。当該見積り結果の可能期限が要求期限以
前、または、要求期限以降であるがある期間内にある、
または一時保存してある見積り結果の数が作業者管理部
2の全数に対してある割合以上である場合には、ステッ
プ5206へ進む。そうでない場合には、ステップ5207へ進
む。
【0110】ステップ5206:評価結果を「満足」として
終了する。
【0111】ステップ5207:評価結果を「不満足」とす
る。
【0112】ステップ5208:一時保存してある見積り結
果を消去して終了する。
【0113】図14に、担当者決定処理(ステップ54)
のフローチャートを示す。
【0114】ステップ5401:ステップ52において一時保
存してある見積り結果の中で、可能期限が最早の見積り
結果を求める。
【0115】ステップ5402:当該見積り結果を出した作
業者管理部2に対応する作業者を、当該対象作業の担当
者として終了する。
【0116】一方、図6は、作業者管理部2における担
当者割付の流れである。各ステップに従ってその流れを
説明する。下記の流れは、作業者管理部2に届いた作業
見積り依頼に対応して、それぞれ行なわれる。
【0117】ステップ61:作業見積り依頼が届くと、そ
の依頼内容を解釈し、依頼された対象作業の実行可能性
を見積もる。すなわち、作業見積り依頼中の記載項目か
ら、その標準工数をプロジェクト管理部1の規定情報格
納部9より入手する。入手した標準工数と作業履歴管理
部23に格納されている当該作業者の作業履歴から、当該
記載項目の工数を見積もる。次に、割付作業格納部24に
格納されている当該作業者に既に割付けられている作業
と、作業能力スケジュール格納部27に格納されている当
該作業者の日別作業可能時間スケジュールと、見積もっ
た当該記載項目の工数とから、作業見積り依頼の要求期
限を達成するために必要な空き作業時間が、作業能力ス
ケジュール上の該当期間にあるか否かをみる。作業能力
スケジュール上の該当期間部分に空き時間がある場合、
当該対象作業用の必要作業時間を仮割付けし、仮割付に
おける作業終了時期を求める。また、作業能力スケジュ
ール上の該当期間部分に空き時間はないが、当該対象作
業より優先度の低い作業が予定されている場合は、その
優先度の低い作業の替わりに、当該対象作業を優先して
仮割付けし、仮割付における作業終了時期を求める。ま
た、作業能力スケジュール上の該当期間部分に、当該対
象作業より優先度の高い作業が予定されている場合は、
作業能力スケジュール上の該当期間部分より以降におい
て、当該対象作業を実行するのに十分な空き時間または
優先度が低い作業を予定している時間を見つけ、その部
分に当該対象作業を仮割付けし、仮割付における作業終
了時期を求める。仮割付けした作業は、割付作業格納部
24に仮格納する。
【0118】ステップ62:ステップ61で仮割付けし、そ
の結果から求めた作業終了時期を基に、見積り結果を作
成し、作業見積り依頼を出したプロジェクト管理部1に
対して返答する。
【0119】ステップ63:見積り結果を返答したプロジ
ェクト管理部1から担当者決定結果が通知されるのを待
つ。担当者決定結果が届いたら、ステップ64に進む。担
当者決定結果の替わりに、作業見積りの再依頼がきた場
合は、ステップ61に戻り、当該対象作業について再見積
りを行なう。再依頼かどうかは、作業見積り依頼の依頼
番号が同一か否かで判断する。
【0120】ステップ64:担当者決定結果の内容を解釈
し、作業者番号から、当該作業者が当該対象作業の担当
者に決定したか否かを判断する。当該作業者が担当者に
決定した場合は、担当者決定結果の決定期限に間に合う
ように、見積もった当該対象作業の工数と作業能力スケ
ジュールとを考慮しながら、空き作業や優先度の低い作
業が割付けられている箇所の部分に当該対象作業を本割
付し、割付作業格納部24に正式に格納する。このとき、
当該対象作業の属性として、担当者決定結果で通知され
た決定期限と作業優先度を付加する。一方、担当者にな
らなかった場合は、作業能力スケジュール上で仮割付け
してあった当該対象作業用の作業をフリーに、また割付
作業格納部24から仮割付けしてあった当該対象作業を除
き、当該対象作業を見積もった以前の割付け状態に戻
す。
【0121】なお、担当になった対象作業を新たに本割
付したため、作業能力上、実行が困難となった既割付け
作業が発生した場合(または進捗遅れで実行困難になっ
た場合も)、実行が困難となった既割付け作業につい
て、担当を他の作業者に替えてもらえないか否か、作業
救済依頼を、作業評価部28は当該作業が属するプロジェ
クトのプロジェクト管理部1に対して依頼する。救済対
象の作業は、作業見積り依頼の依頼番号で表わす。ま
た、作業能力スケジュールと割付け済作業を考慮して対
象作業の作業可能時期を見積もるとき、仮割付けされて
いる作業も割付け済作業に含める。
【0122】図15に、作業可能時期見積り(ステップ
61)のフローチャートを示す。
【0123】ステップ6101:受信した作業見積り依頼を
解釈し、対象とする記載項目を求める。
【0124】ステップ6102:プロジェクト管理部1の規
定情報格納部9から、当該記載項目の標準工数を求め
る。
【0125】ステップ6103:作業履歴管理部23に格納さ
れている当該作業者の作業履歴と、入手した標準工数か
ら当該記載項目の実工数を求める。例えば、標準工数と
経験指数の積の値を実工数とする。
【0126】ステップ6104:当該作業者に既に割付けら
れている、割付作業格納部24に格納されている作業と、
作業能力スケジュール格納部27に格納されている当該作
業者の日別稼働可能時間スケジュールと、見積もった当
該記載項目の実工数とから、当該記載項目の作業を作業
能力スケジュール格納部27に仮割付けして終了する。
【0127】図16に、作業の仮割付け処理(ステップ
6104)のフローチャートを示す。
【0128】ステップ61041:当該記載項目の要求期限
と実工数とから、作業能力スケジュール格納部27の作業
能力スケジュールにおいて、要求期限以前(かつ当該記
載項目の先行作業以降)に実工数分の空き時間を求め
る。
【0129】ステップ61042:作業能力スケジュール格
納部27の作業能力スケジュールにおいて、要求期限以前
(かつ当該記載項目の先行作業以降)に実工数分の空き
時間があるか否かを判定する。空き時間があると判定さ
れた場合には、ステップ61043へ進む。空き時間がない
と判定された場合には、ステップ61044へ進む。
【0130】ステップ61043:空き時間に当該記載項目
の作業を仮割付けし、作業終了時期を求めて終了する。
【0131】ステップ61044:作業能力スケジュールの
要求期限以前(かつ当該記載項目の先行作業以降)で、
空き時間に、当該記載項目より優先度の低い作業に割当
てられている時間を加え、実工数分の時間の有無を求め
る。
【0132】ステップ61045:実工数分の時間の有無を
判定する。実工数分の時間がある場合には、ステップ61
046へ進む。実工数分の時間が無い場合には、ステップ6
1047へ進む。
【0133】ステップ61046:当該記載項目の作業を、
求めた期間部分に仮割付けし、作業終了時期を求めて終
了する。
【0134】ステップ61047:作業能力スケジュールに
おいて、要求期限以降で、実工数分の空き時間を求め
る。
【0135】ステップ61048:求めた空き時間に、当該
記載項目の作業を仮割付けし、作業終了時期を求めて終
了する。
【0136】以上の手順で、各記載項目に対応する作業
毎に作業見積り依頼を発行し、担当者を決定していく。
作業見積り依頼は以下のような場合に、プロジェクト管
理部1によって発行される。
【0137】(a)日程計画格納部13に格納されている
日程計画上において、終了時期が現時点からある一定期
間(例えば2週間、1ヶ月)以内である記載項目のう
ち、担当者が未割付である作業に対して、定期的(例え
ば1週間毎)に発行する。
【0138】(b)作成した成果物に対するレビューや
承認依頼をした結果、成果物検査結果入力部4から、問
題(不具合)指摘事項や承認却下の原因となった記載項
目が入力されたとき、手戻りが発生したその記載項目お
よびそれに後続する作業が終了しているすべての記載項
目について発行する。なお、この場合は原則として、作
業優先度を最高に指定した作業見積り依頼を、当該記載
項目を担当した作業者に対してのみそれぞれ発行するこ
とによって、同一作業者に割付ける。
【0139】(c)プロジェクト定義部8によって、記
載項目の作成時に参照する情報の項目が、規定情報格納
部9に格納されている参照情報の項目から変更された場
合、またはプロジェクト情報管理部3からの通知によっ
て、参照情報の内容が変更になったことが分かった場
合、当該参照情報を参照する既作成済の記載項目および
それに後続する作業が終了しているすべての記載項目に
ついて再発行する。担当者は、上記(b)の場合と同様
に、原則として同一作業者とする。
【0140】(d)作業者のもっている作業能力に対
し、割付けられた作業量が多い場合、作業評価部28は、
当該作業者に既に割付けられている作業の中から、作業
能力を越える優先度の低い作業を指定して、担当を他の
作業者に替えてほしい旨プロジェクト管理部1に依頼す
る。この作業救済依頼が作業者管理部2から出されたと
き、その記載項目について発行する。
【0141】次に、作業者管理部2による作業者への作
業指示の流れを説明する。前述した手順に従って、プロ
ジェクト管理部1によって、各作業者管理部2に逐時作
業が割付けられると、割付けられた作業は、作業登録/
着手可否設定部25によって割付作業格納部24に格納され
る。一方、作業者管理部2の作業選択/指示部30は、割
付作業格納部24に格納されている作業を、現状作業格納
部22にある作業者の進捗状況に従って、次々に指示して
いく。そして作業が終了したものは、割付作業格納部24
から削除される。作業指示する作業を抽出する方法は、
割付作業格納部24に現在仕掛っている作業のうち、着手
可否フラグが可能になっている作業の中から、作業能力
スケジュール格納部27に格納されている作業能力スケジ
ュール上に割付けられた順序に従って、最優先の作業を
指示する。また、作業能力スケジュールに割付られた計
画に対して、開始時期や終了時期が遅れている場合はそ
の旨を警告する。作業指示するタイミングは、本システ
ム起動時、指示した作業の終了や手戻りの発生等によっ
て割付作業格納部24にある各作業の着手可否が替わった
場合や割付作業格納部24への作業の追加/削除が発生し
た場合である。
【0142】着手可否フラグの設定手順は、プロジェク
ト管理部1からの作業着手可否指示が届いた場合、それ
に従って作業登録/着手可否設定部25で、割付作業格納
部24に格納されている当該作業の着手可否フラグを設定
し直す。作業着手可否指示は、着手可否を示す作業の作
業見積り依頼の依頼番号と設定する作業の可否状態で構
成される。プロジェクト管理部1が、作業着手可否指示
を出すタイミングは次の通りである。プロジェクト管理
部1は、作業者管理部2から現在作業中の作業の報告を
定期的に受ける。作業進捗状況管理部14から現作業が終
了した報告を受けると、プロジェクト管理部1の作業着
手可否指示部15は、作業先行関係格納部11に格納された
作業間の先行関係に基き、先行するすべての作業が終了
となった作業が新たに発生し、かつ当該作業の担当者が
既に決まっている場合、当該作業を着手可能とする作業
着手可否指示を当該担当者に対して通知する。また、作
成した成果物に対するレビューや承認依頼をした結果、
成果物検査結果入力部4から、問題(不具合)指摘事項
や承認却下の原因となった記載項目が入力されたとき、
手戻りが発生した当該記載項目の作業に後続するすべて
の作業を、作業先行関係格納部11に格納された作業間の
先行関係によって求め、そのうち、着手可能を既に通知
してある現在作業中または作業待ちである作業に対し、
作業不可の作業着手可否指示を通知する。また、プロジ
ェクト定義部8によって、記載項目の作成時に参照する
情報の項目が、規定情報格納部9に格納されている参照
情報の項目から変更された場合、またはプロジェクト情
報管理部3からの通知によって、参照情報の内容が変更
になったことが分かった場合、当該参照情報を参照する
記載項目の作業および後続するすべての作業のうち、着
手可能を既に通知してある現在作業中または作業待ちで
ある作業に対し、作業不可の作業着手可否指示を通知す
る。
【0143】なお、本実施例では、各作業の担当者決定
の手順において、見積り依頼された作業の作業可能時期
の見積りを、作業評価部28で自動で行っているが、見積
り依頼を画面に表示し、作業者が見積り、それをプロジ
ェクト管理部1に返答してもかまわない。また、各作業
者管理部2からの見積り結果を基に、担当者の決定を担
当者決定部17で自動で行っているが、見積り結果を画面
に表示し、プロジェクトリーダがそれを基に担当者を決
定してもかまわない。
【0144】またシステム構成に関し、論理的に別々で
あれば、複数のプロジェクト管理部や作業者管理部等を
1台で実現してもよい。但し、作業者管理部は、使い勝
手や効率の点から、それぞれ別々の端末で実現する方が
望ましい。
【0145】このように本実施例では、複数のプロジェ
クトが並行して進み、各作業者が複数のプロジェクトに
係わっている職場において、プロジェクト単位に当該プ
ロジェクトの進行を管理するプロジェクト管理手段を設
け、また作業者単位に当該作業者が実行する作業を管理
する作業者管理手段を設け、プロジェクト管理手段は、
管理対象プロジェクトの進行状況に応じて、作業見積依
頼を作業者管理手段に出し、その評価結果から作業を作
業者に順次割り付け、一方、作業者管理手段は、作業見
積依頼に対して管理対象である作業者の現状の作業負荷
を考慮して作業完了時期を見積り、また、当該作業者に
割付られた作業を進捗状況に従って作業指示しており、
プロジェクトに関する処理、作業者に関する処理をそれ
ぞれのプロジェクト、作業者単位に独立させた構成とす
ることにより、新規プロジェクトの追加や作業者の増
員、縮小に対して柔軟に対応することができる。
【0146】また、プロジェクト定義手段において、成
果物を構成する記載項目を規定情報およびその参照情報
の単位とするため、成果物作成途中からの他成果物作成
のための作業開始進行制御が可能となり、日程計画上の
作業の並列化も促進される。また、手戻り時の影響作業
の把握や修正箇所の指示が記載項目単位となり、より適
切な指示を出すことができる。
【0147】また、作業指示する作業に従って、対応す
る作成ツールを起動し、作成中の規定情報を表示する規
定情報ボタンと、プロジェクト定義手段において定義さ
れている当該作業の参照情報を検索表示するための参照
情報ボタンを画面表示することで作業を支援することに
より、作業者が実際に行う作業の実行制御の向上とそれ
に伴う作業進捗把握の精度向上ができる。
【0148】
【発明の効果】本発明によれば、複数のプロジェクトが
並行して進み、各作業者が複数のプロジェクトに係わっ
ている職場において、プロジェクト単位に当該プロジェ
クトの進行を管理するプロジェクト管理手段を設け、ま
た作業者単位に当該作業者が実行する作業を管理する作
業者管理手段を設け、プロジェクト管理手段は、管理対
象プロジェクトの進行状況に応じて、作業見積依頼を作
業者管理手段に出し、その評価結果から作業を作業者に
順次割り付け、一方、作業者管理手段は、作業見積依頼
に対して管理対象である作業者の現状の作業負荷を考慮
して作業完了時期を見積り、また、当該作業者に割付ら
れた作業を進捗状況に従って作業指示しており、プロジ
ェクトに関する処理、作業者に関する処理をそれぞれの
プロジェクト、作業者単位に独立させた構成とすること
により、新規プロジェクトの追加や作業者の増員、縮小
に対して柔軟に対応することができる。
【0149】また、プロジェクト定義手段において、成
果物を構成する記載項目を規定情報およびその参照情報
の単位とするため、成果物作成途中からの他成果物作成
のための作業開始進行制御が可能となり、日程計画上の
作業の並列化も促進される。また、手戻り時の影響作業
の把握や修正箇所の指示が記載項目単位となり、より適
切な指示を出すことができる。
【0150】また、作業指示する作業に従って、対応す
る作成ツールを起動し、作成中の規定情報を表示する規
定情報ボタンと、プロジェクト定義手段において定義さ
れている当該作業の参照情報を検索表示するための参照
情報ボタンを画面表示することで作業を支援することに
より、作業者が実際に行う作業の実行制御の向上とそれ
に伴う作業進捗把握の精度向上ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプロジェクト進行管理装置を用いたプ
ロジェクト管理システムのシステム構成図である。
【図2】プロジェクト管理部の機能ブロック図である。
【図3】作業者管理部の機能ブロック図である。
【図4】プロジェクト情報管理部の機能ブロック図であ
る。
【図5】プロジェクト管理部における担当者割付処理を
示すフローチャートである。
【図6】作業者管理部における担当者割付処理を示すフ
ローチャートである。
【図7】規定情報格納部のファイル構造を示す説明図で
ある。
【図8】作業先行関係格納部のファイル構造を示す説明
図である。
【図9】日程計画格納部のファイル構造を示す説明図で
ある。
【図10】現状作業格納部のファイル構造を示す説明図
である。
【図11】割付作業格納部のファイル構造を示す説明図
である。
【図12】作業能力スケジュール格納部のファイル構造
を示す説明図である。
【図13】見積り結果評価処理を示すフローチャートで
ある。
【図14】担当者決定処理を示すフローチャートであ
る。
【図15】作業可能時期見積り処理を示すフローチャー
トである。
【図16】作業の仮割付け処理を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】 1…プロジェクト管理部、2…作業者管理部、3…プロ
ジェクト情報管理部、4…成果物検査結果入力部、5…
プロジェクト管理部の外部通信部、8…プロジェクト定
義部、9…規定情報格納部、10…作業先行関係生成部、
11…作業先行関係格納部、14…作業進捗状況管理部、15
…作業着手可否指示部、16…作業見積依頼部、17…担当
者決定部、18…作業者管理部の外部通信部、21…作業モ
ニタ部、24…割付作業格納部、25…作業登録/着手可否
設定部、26…個人スケジュール編集部、27…作業能力ス
ケジュール格納部、28…作業評価部、30…作業選択/指
示部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のシステム開発プロジェクトを対象
    に、各プロジェクト毎に、プロジェクトに含まれる各作
    業のスケジュールと該各作業を行う作業者とを対応づけ
    てプロジェクトスケジュールとして記憶し、該記憶され
    たプロジェクトスケジュールの進捗を管理するプロジェ
    クト管理手段と、前記プロジェクトに携わる各作業者毎
    に、作業者の行なう前記プロジェクトに含まれる作業の
    スケジュールである作業者スケジュールと、作業者の能
    力に関する情報とを記憶し、該作業者スケジュールの進
    捗を管理する作業者管理手段を設けて、 前記プロジェクト管理手段は、 前記プロジェクトスケジュールの進捗状況から、担当者
    を決定すべき作業を抽出する手段と、 前記抽出された作業について、複数の前記作業者管理手
    段に対して、前記作業を当該作業者が行なった場合の完
    了時期の見積りを依頼する手段を有し、 前記作業者管理手段は、 当該作業者の作業者スケジュールの進捗と、作業者の能
    力に関する情報とに基づいて、前記見積りの依頼をされ
    た作業の完了時期についての見積り結果を出して、前記
    依頼に応じて前記見積り結果を前記プロジェクト管理手
    段に通知する手段を有し、 前記プロジェクト管理手段は、 前記見積り結果を基に、当該作業を実際に行う作業者を
    決定する手段と、 前記決定された作業者を、各作業者管理手段に通知する
    手段とを有することを特徴とするプロジェクト進行管理
    装置。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記プロジェクト管理手段は、当該プロジェクト管理手
    段が管理するプロジェクトに含まれる各作業について、
    該各作業に対応づけられた作業者の作業者スケジュール
    の進捗を管理する作業者管理手段における作業者スケジ
    ュールの進捗を参照して、当該プロジェクト管理手段が
    管理するプロジェクトのプロジェクトスケジュールの進
    捗を管理し、 前記作業者管理手段は、当該作業者管理手段が管理する
    作業者から、作業者スケジュールの進捗を入力されるこ
    とにより、作業者スケジュールの進捗を管理することを
    特徴とするプロジェクト進行管理装置。
  3. 【請求項3】請求項1において、 前記プロジェクト管理手段は、 開発対象システムの概要や当該プロジェクトの開発過程
    で作成する成果物を規定する情報である規定情報を定義
    するプロジェクト定義手段と、 前記プロジェクト定義手段で定義された規定情報と、該
    規定情報に基づいて前記成果物を作成するために参照す
    ることが必要な情報である参照情報との関係を格納する
    格納手段と、 該格納手段に格納された、前記規定情報と前記参照情報
    との関係から、規定情報により規定される成果物を作成
    するために必要な、作業の先行関係を生成する生成手段
    と、 該生成手段により生成された作業の先行関係に基づいて
    プロジェクトスケジュールを生成する手段と、 当該プロジェクトの各作業の進捗状況と前記作業の先行
    関係から、作業の着手可否を担当作業者の作業者管理手
    段に指示する作業着手可否指示手段とを有し、 前記作業者管理手段は、 前記プロジェクト管理手段からの通知により、当該作業
    者が担当する作業を当該作業者の作業者スケジュールに
    追加し、また当該作業者の作業者スケジュールに格納さ
    れた作業について作業着手可否を出力する作業登録/着
    手可否設定手段を有することを特徴とするプロジェクト
    進行管理装置。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記作業者管理手段
    は、 当該作業者の日別作業可能時間を当該作業者の前記能力
    として格納する作業能力スケジュール格納手段と、 前記プロジェクト管理手段からの作業見積りの依頼に対
    して、作業者スケジュールにおける当該作業者の担当予
    定の仕掛り作業と、作業能力スケジュール格納手段にお
    ける当該作業者の日別作業可能時間から、見積りを依頼
    された作業の作業完了時期を見積る作業評価手段と、 を有することを特徴とするプロジェクト進行管理装置。
  5. 【請求項5】請求項1において、前記作業者管理手段
    は、 前記作業者スケジュールにおける仕掛り作業の中から、
    現状において作業者スケジュールに対する進捗が最も遅
    れている作業、または、完了時期が最も早い作業を、現
    状における最優先作業として選択し当該作業者に指示す
    る作業選択/指示手段を有することを特徴とするプロジ
    ェクト進行管理装置。
  6. 【請求項6】請求項3記載のプロジェクト進行管理装置
    において、 前記プロジェクト定義手段において定義する規定情報お
    よびその参照情報を、成果物を構成する記載項目をその
    単位として定義することを特徴とするプロジェクト進行
    管理装置。
  7. 【請求項7】請求項3記載のプロジェクト進行管理装置
    において、表示装置を備え、 作業者管理手段における作業選択/指示手段と連動し
    て、作業者に作業指示を出すと共に、画面をクリックさ
    れることにより規定情報の作成ツールを自動起動するた
    めの規定情報ボタンと、 プロジェクト管理手段のプロジェクト定義手段において
    定義されている規定情報の作成に必要な参照情報を検索
    するための参照ボタンと、 当該作業が完了したことを示す作業完了ボタンとを、前
    記表示装置の画面に表示するユーザインタフェース手段
    を具備することを特徴とするプロジェクト進行管理装
    置。
  8. 【請求項8】請求項1または2、3、4、5記載のプロ
    ジェクト進行管理装置と、 前記プロジェクト進行管理装置で管理される作業によっ
    て作成した成果物の検査結果を入力する手段と、 前記プロジェクト進行管理装置で管理される作業により
    完成した成果物や、前記プロジェクト進行管理装置で管
    理される作業で作成すべき成果物の作成に必要な設計情
    報、および前記プロジェクト進行管理装置で管理したプ
    ロジェクトに関する実績を格納する手段とを具備するこ
    とを特徴とするプロジェクト管理システム。
  9. 【請求項9】処理装置と記憶装置とを備えた情報処理装
    置において、 複数のシステム開発プロジェクトを対象に、各プロジェ
    クト毎に、プロジェクトに含まれる各作業のスケジュー
    ルと該各作業を行う作業者とを対応づけてプロジェクト
    スケジュールとして前記記憶装置に記憶し、該記憶され
    たプロジェクトスケジュールの進捗を管理するプロジェ
    クト管理手段を前記処理装置に備えと、前記プロジェク
    トに携わる各作業者毎に、作業者の行なう前記プロジェ
    クトに含まれる作業のスケジュールである作業者スケジ
    ュールと、作業者の能力に関する情報とを前記記憶装置
    に記憶し、 前記処理装置は、 前記プロジェクトスケジュールの進捗状況から、担当者
    を決定すべき作業を抽出し、 前記抽出された作業について、前記作業を当該作業者が
    行なった場合の完了時期の見積りを、当該作業者の作業
    者スケジュールの進捗と、作業者の能力に関する情報と
    に基づいて求め、 前記見積り結果を基に、当該作業を実際に行う作業者を
    決定し、 前記決定された作業者に基づいて、当該作業者の作業ス
    ケジュールを更新することを特徴とする担当者決定方
    法。
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