JPH09102220A - 防鼠ケーブルおよび防蟻ケーブル - Google Patents
防鼠ケーブルおよび防蟻ケーブルInfo
- Publication number
- JPH09102220A JPH09102220A JP7256218A JP25621895A JPH09102220A JP H09102220 A JPH09102220 A JP H09102220A JP 7256218 A JP7256218 A JP 7256218A JP 25621895 A JP25621895 A JP 25621895A JP H09102220 A JPH09102220 A JP H09102220A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 防鼠ケーブルおよび防蟻ケーブルにおいて、
防鼠剤を含む外側シースあるいは防蟻層と内側シースと
を十分に接着し、外力による最外層の損傷を防止する。 【解決手段】 本発明の防鼠ケーブルでは、ポリ塩化ビ
ニル等の内側シース9の上に、加熱により接着性を示す
接着性ポリオレフィン樹脂の層10が押出被覆され、そ
の上に防鼠剤が配合されたポリ塩化ビニル等からなる外
側シース11が押出被覆されており、接着性ポリオレフ
ィン樹脂層10を介して内外側のシース9、11が一体
に接着されている。また防蟻ケーブルにおいては、ポリ
塩化ビニル等のシース12の上に、前記した接着性ポリ
オレフィン樹脂層10が押出被覆され、その上にナイロ
ン等の防蟻層13が押出被覆されており、接着性ポリオ
レフィン樹脂層10を介してシース12と防蟻層13と
が一体に接着されている。
防鼠剤を含む外側シースあるいは防蟻層と内側シースと
を十分に接着し、外力による最外層の損傷を防止する。 【解決手段】 本発明の防鼠ケーブルでは、ポリ塩化ビ
ニル等の内側シース9の上に、加熱により接着性を示す
接着性ポリオレフィン樹脂の層10が押出被覆され、そ
の上に防鼠剤が配合されたポリ塩化ビニル等からなる外
側シース11が押出被覆されており、接着性ポリオレフ
ィン樹脂層10を介して内外側のシース9、11が一体
に接着されている。また防蟻ケーブルにおいては、ポリ
塩化ビニル等のシース12の上に、前記した接着性ポリ
オレフィン樹脂層10が押出被覆され、その上にナイロ
ン等の防蟻層13が押出被覆されており、接着性ポリオ
レフィン樹脂層10を介してシース12と防蟻層13と
が一体に接着されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防鼠ケーブルおよ
び防蟻ケーブルに係わり、特に電力ケーブル、通信ケー
ブルあるいは制御ケーブルの各分野において、防鼠ある
いは防蟻対策が施されたケーブルに関する。
び防蟻ケーブルに係わり、特に電力ケーブル、通信ケー
ブルあるいは制御ケーブルの各分野において、防鼠ある
いは防蟻対策が施されたケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】最近の情報、エネルギー伝送の高密度化
の流れの中で、電線、ケーブル(以下、ケーブルと示
す。)の果たす役割はますます重要になってきており、
それとともに、鼠や白蟻のような小動物によるケーブル
の被害防止が重要な問題となっている。
の流れの中で、電線、ケーブル(以下、ケーブルと示
す。)の果たす役割はますます重要になってきており、
それとともに、鼠や白蟻のような小動物によるケーブル
の被害防止が重要な問題となっている。
【0003】従来から、ケーブルにおける防鼠対策とし
ては、シクロヘキシミドに代表される防鼠剤をシースに
練り込むことが主に行なわれている。このような防鼠対
策が施されたケーブル(防鼠ケーブル)の一例を、図3
に示す。すなわち、この防鼠ケーブルでは、導体1上に
ポリエチレン、架橋ポリエチレン、ポリ塩化ビニル等の
絶縁体2を設け、その上に防鼠剤を含まない通常のポリ
塩化ビニル等からなる内側シース3を押出被覆し、さら
にその上に、防鼠剤を含むポリ塩化ビニル等からなる外
側シース4を押出被覆した構造を有している。
ては、シクロヘキシミドに代表される防鼠剤をシースに
練り込むことが主に行なわれている。このような防鼠対
策が施されたケーブル(防鼠ケーブル)の一例を、図3
に示す。すなわち、この防鼠ケーブルでは、導体1上に
ポリエチレン、架橋ポリエチレン、ポリ塩化ビニル等の
絶縁体2を設け、その上に防鼠剤を含まない通常のポリ
塩化ビニル等からなる内側シース3を押出被覆し、さら
にその上に、防鼠剤を含むポリ塩化ビニル等からなる外
側シース4を押出被覆した構造を有している。
【0004】また、防蟻対策の主流は、ナイロン12、高
密度ポリエチレンのような硬く強靭なポリマーをケーブ
ル最外層に被覆することによる機械的な保護であり、こ
のような防蟻ケーブルとしては、図4に示すように、導
体1上に設けられたポリエチレン、架橋ポリエチレン等
の絶縁体2の上に、ポリ塩化ビニル等からなるシース5
を押出被覆し、さらにその上にナイロン等の強靭なポリ
マーを押出被覆して、防蟻性のジャケット(防蟻層)6
を形成した構造を有している。
密度ポリエチレンのような硬く強靭なポリマーをケーブ
ル最外層に被覆することによる機械的な保護であり、こ
のような防蟻ケーブルとしては、図4に示すように、導
体1上に設けられたポリエチレン、架橋ポリエチレン等
の絶縁体2の上に、ポリ塩化ビニル等からなるシース5
を押出被覆し、さらにその上にナイロン等の強靭なポリ
マーを押出被覆して、防蟻性のジャケット(防蟻層)6
を形成した構造を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の防鼠ケーブルおよび防蟻ケーブルにおいて
は、それぞれ以下に示す問題があった。
うな従来の防鼠ケーブルおよび防蟻ケーブルにおいて
は、それぞれ以下に示す問題があった。
【0006】すなわち、内側シース3と防鼠剤を含む外
側シース4とを同時に押出すことができる押出機がない
場合に、防鼠ケーブルにおいては、内側シース3と外側
シース4との間の接着が不十分となるため、ケーブル延
線時等に外側シース4のみに外力が加わり、外側シース
4に破断等の損傷が生じやすいという問題があった。ま
た、防蟻ケーブルにおいても、シース5とその上に押出
被覆されたナイロン等の防蟻層6とが十分に接着されて
いないため、屈曲を受けたときに防蟻層6にしわができ
やすく、損傷を受けやすいという問題があった。
側シース4とを同時に押出すことができる押出機がない
場合に、防鼠ケーブルにおいては、内側シース3と外側
シース4との間の接着が不十分となるため、ケーブル延
線時等に外側シース4のみに外力が加わり、外側シース
4に破断等の損傷が生じやすいという問題があった。ま
た、防蟻ケーブルにおいても、シース5とその上に押出
被覆されたナイロン等の防蟻層6とが十分に接着されて
いないため、屈曲を受けたときに防蟻層6にしわができ
やすく、損傷を受けやすいという問題があった。
【0007】本発明はこのような問題を解決するために
なされたもので、最外層の防鼠剤を含む外側シースある
いは防蟻層と内側のシースとが十分に接着されており、
延線時や屈曲時に外力により最外層が損傷を受けること
がない防鼠ケーブルおよび防蟻ケーブルを提供すること
を目的とする。
なされたもので、最外層の防鼠剤を含む外側シースある
いは防蟻層と内側のシースとが十分に接着されており、
延線時や屈曲時に外力により最外層が損傷を受けること
がない防鼠ケーブルおよび防蟻ケーブルを提供すること
を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の防鼠ケーブル
は、絶縁コアの外側にプラスチックからなる内側シース
を設け、その外側に防鼠剤を含むプラスチックからなる
外側シースを押出被覆してなる防鼠ケーブルにおいて、
前記内側シースと外側シースとの間に、加熱により接着
性を示す接着性ポリマーからなる層を設けてなることを
特徴とする。
は、絶縁コアの外側にプラスチックからなる内側シース
を設け、その外側に防鼠剤を含むプラスチックからなる
外側シースを押出被覆してなる防鼠ケーブルにおいて、
前記内側シースと外側シースとの間に、加熱により接着
性を示す接着性ポリマーからなる層を設けてなることを
特徴とする。
【0009】また本発明の防蟻ケーブルは、絶縁コアの
外側にプラスチックからなるシースを設け、その外側に
強靭なポリマーからなる防蟻層を押出被覆してなる防蟻
ケーブルにおいて、前記シースと防蟻層との間に、加熱
により接着性を示す接着性ポリマーからなる層を設けて
なることを特徴とする。
外側にプラスチックからなるシースを設け、その外側に
強靭なポリマーからなる防蟻層を押出被覆してなる防蟻
ケーブルにおいて、前記シースと防蟻層との間に、加熱
により接着性を示す接着性ポリマーからなる層を設けて
なることを特徴とする。
【0010】本発明の防鼠ケーブルおよび防蟻ケーブル
において、加熱により接着性を示す接着性ポリマーとし
ては、低密度、高密度のポリエチレン、ポリプロピレン
のようなポリオレフィンに特殊な官能基を導入すること
により、溶融状態で金属、プラスチック等の各種基材と
強固に接着するようにした、接着性ポリオレフィン樹脂
を使用することが望ましい。またこのような樹脂は、ポ
リオレフィンを主体とした樹脂であるので、それ自体機
械的強度、耐熱性、耐水性、耐油性等が良好であるうえ
に、優れた耐久接着性を有し、長期間基材を強固に接着
保持する。このような接着性ポリオレフィン樹脂の市販
品としては、例えばレクスパール、Nポリマー(いずれ
も日本石油化学(株)の商品名)、ポリタック(出光石
油化学(株)の商品名)等がある。
において、加熱により接着性を示す接着性ポリマーとし
ては、低密度、高密度のポリエチレン、ポリプロピレン
のようなポリオレフィンに特殊な官能基を導入すること
により、溶融状態で金属、プラスチック等の各種基材と
強固に接着するようにした、接着性ポリオレフィン樹脂
を使用することが望ましい。またこのような樹脂は、ポ
リオレフィンを主体とした樹脂であるので、それ自体機
械的強度、耐熱性、耐水性、耐油性等が良好であるうえ
に、優れた耐久接着性を有し、長期間基材を強固に接着
保持する。このような接着性ポリオレフィン樹脂の市販
品としては、例えばレクスパール、Nポリマー(いずれ
も日本石油化学(株)の商品名)、ポリタック(出光石
油化学(株)の商品名)等がある。
【0011】また本発明において、このような接着性ポ
リマーからなる層を設けるには、以下に示す方法を採る
ことができる。すなわち、前記接着性ポリマーを押出機
によりプラスチックシース上に直接押出被覆する方法、
あるいは接着性ポリマーからインフレーション法やキャ
スティング法で成形されたフィルムまたはテープを、シ
ース上に巻回する方法等を採ることができる。
リマーからなる層を設けるには、以下に示す方法を採る
ことができる。すなわち、前記接着性ポリマーを押出機
によりプラスチックシース上に直接押出被覆する方法、
あるいは接着性ポリマーからインフレーション法やキャ
スティング法で成形されたフィルムまたはテープを、シ
ース上に巻回する方法等を採ることができる。
【0012】本発明の防鼠ケーブルにおいては、内側の
プラスチックシースと防鼠剤を含む外側シースとの間に
設けられた前記接着性ポリマーからなる層が、外側シー
スの押出被覆時の熱で溶融し、内側シースおよび外側シ
ースとそれぞれ強固に接着するので、この接着性ポリマ
ーの層を介して内外側のシースが一体に接着されてい
る。したがって、防鼠剤を含む外側シースのみに外力が
加わることがなく、外側シースに外力による損傷が生じ
にくい。
プラスチックシースと防鼠剤を含む外側シースとの間に
設けられた前記接着性ポリマーからなる層が、外側シー
スの押出被覆時の熱で溶融し、内側シースおよび外側シ
ースとそれぞれ強固に接着するので、この接着性ポリマ
ーの層を介して内外側のシースが一体に接着されてい
る。したがって、防鼠剤を含む外側シースのみに外力が
加わることがなく、外側シースに外力による損傷が生じ
にくい。
【0013】また本発明の防蟻ケーブルにおいても、内
側のプラスチックシースと防蟻層との間に設けられた接
着性ポリマーからなる層が、防蟻層の押出被覆時の熱で
溶融し、内外層とそれぞれ強固に接着するので、この接
着性ポリマーの層を介してシースと防蟻層とが一体に接
着されている。したがって、屈曲等により防蟻層にしわ
ができにくく、損傷を受けにくい。
側のプラスチックシースと防蟻層との間に設けられた接
着性ポリマーからなる層が、防蟻層の押出被覆時の熱で
溶融し、内外層とそれぞれ強固に接着するので、この接
着性ポリマーの層を介してシースと防蟻層とが一体に接
着されている。したがって、屈曲等により防蟻層にしわ
ができにくく、損傷を受けにくい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0015】図1は、本発明の防鼠ケーブルの一実施例
を示す横断面図である。
を示す横断面図である。
【0016】図において、符号7は銅導体を示し、その
上に架橋ポリエチレン等の絶縁体8が設けられている。
また、絶縁体8上にはポリ塩化ビニル等からなる内側シ
ース9が押出被覆されており、その上に、レクスパール
のような加熱により接着性を示す接着性ポリオレフィン
樹脂からなる層10が押出被覆されている。さらに、こ
のような接着性ポリオレフィン樹脂層10の上に、シク
ロヘキシミドのような防鼠剤が適量配合されたポリ塩化
ビニル組成物等からなる外側シース11が押出被覆され
ている。
上に架橋ポリエチレン等の絶縁体8が設けられている。
また、絶縁体8上にはポリ塩化ビニル等からなる内側シ
ース9が押出被覆されており、その上に、レクスパール
のような加熱により接着性を示す接着性ポリオレフィン
樹脂からなる層10が押出被覆されている。さらに、こ
のような接着性ポリオレフィン樹脂層10の上に、シク
ロヘキシミドのような防鼠剤が適量配合されたポリ塩化
ビニル組成物等からなる外側シース11が押出被覆され
ている。
【0017】このように構成された実施例の防鼠ケーブ
ルにおいては、ポリ塩化ビニル等の内側シース9と防鼠
剤を含む外側シース11との間に設けられた接着性ポリ
オレフィン樹脂層10が、外側シース11が押出被覆さ
れる際の熱で溶融することで優れた接着性を示し、この
接着性ポリオレフィン樹脂層10を介して内側シース9
と外側シース11とが強固に接着一体化されている。し
たがって延線等の際にも、防鼠剤を含む外側シース11
のみに外力が加わることがなく、損傷が生じにくい。
ルにおいては、ポリ塩化ビニル等の内側シース9と防鼠
剤を含む外側シース11との間に設けられた接着性ポリ
オレフィン樹脂層10が、外側シース11が押出被覆さ
れる際の熱で溶融することで優れた接着性を示し、この
接着性ポリオレフィン樹脂層10を介して内側シース9
と外側シース11とが強固に接着一体化されている。し
たがって延線等の際にも、防鼠剤を含む外側シース11
のみに外力が加わることがなく、損傷が生じにくい。
【0018】次に、本発明の防蟻ケーブルの実施例につ
いて説明する。
いて説明する。
【0019】実施例の防蟻ケーブルにおいては、導体7
上に架橋ポリエチレン等の絶縁体8が設けられ、その上
にポリ塩化ビニル等からなるシース12が押出被覆され
ている。また、このシース12の上には、レクスパール
のような加熱により接着性を示す接着性ポリオレフィン
樹脂からなる層10が押出被覆されており、さらにその
上に、ナイロン等の強靭なポリマーからなる防蟻層13
が押出被覆されている。 このように構成された実施例
の防蟻ケーブルにおいては、ポリ塩化ビニル等のシース
12と最外層の防蟻層13との間に設けられた接着性ポ
リオレフィン樹脂層10が、防蟻層13が押出被覆され
る際の熱で溶融して優れた接着性を示し、この接着性ポ
リオレフィン樹脂層10を介してシース12と防蟻層1
3とが強固に接着一体化されている。したがって、屈曲
を受けたときにも防蟻層13にしわができることがな
く、損傷が生じにくい。
上に架橋ポリエチレン等の絶縁体8が設けられ、その上
にポリ塩化ビニル等からなるシース12が押出被覆され
ている。また、このシース12の上には、レクスパール
のような加熱により接着性を示す接着性ポリオレフィン
樹脂からなる層10が押出被覆されており、さらにその
上に、ナイロン等の強靭なポリマーからなる防蟻層13
が押出被覆されている。 このように構成された実施例
の防蟻ケーブルにおいては、ポリ塩化ビニル等のシース
12と最外層の防蟻層13との間に設けられた接着性ポ
リオレフィン樹脂層10が、防蟻層13が押出被覆され
る際の熱で溶融して優れた接着性を示し、この接着性ポ
リオレフィン樹脂層10を介してシース12と防蟻層1
3とが強固に接着一体化されている。したがって、屈曲
を受けたときにも防蟻層13にしわができることがな
く、損傷が生じにくい。
【0020】なお、以上の防鼠ケーブルおよび防蟻ケー
ブルの実施例においては、接着性ポリオレフィン樹脂か
らなる層10を押出被覆により形成した例について説明
したが、本発明はこのような構造に限定されず、この層
を接着性ポリオレフィン樹脂のフィルムから成形された
テープを巻回することにより形成しても、同様の効果を
上げることができる。
ブルの実施例においては、接着性ポリオレフィン樹脂か
らなる層10を押出被覆により形成した例について説明
したが、本発明はこのような構造に限定されず、この層
を接着性ポリオレフィン樹脂のフィルムから成形された
テープを巻回することにより形成しても、同様の効果を
上げることができる。
【0021】またこれらの実施例では、単心の防鼠ケー
ブルおよび防蟻ケーブルについて説明したが、多心の防
鼠ケーブルおよび防蟻ケーブルについても、本発明を適
用することができる。すなわち、例えば3本の絶縁コア
を介在とともに集合し、その上にポリ塩化ビニル等のシ
ースと防鼠剤を含む外側シース、あるいはナイロン等の
防蟻層を順に設けた多心の防鼠ケーブルあるいは防蟻ケ
ーブルについて、内外側のシースの間あるいはシースと
防蟻層との間に接着性ポリオレフィン樹脂層を設けるこ
とにより、シース間が一体に接着され機械的損傷を受け
にくいケーブルを得ることができる。
ブルおよび防蟻ケーブルについて説明したが、多心の防
鼠ケーブルおよび防蟻ケーブルについても、本発明を適
用することができる。すなわち、例えば3本の絶縁コア
を介在とともに集合し、その上にポリ塩化ビニル等のシ
ースと防鼠剤を含む外側シース、あるいはナイロン等の
防蟻層を順に設けた多心の防鼠ケーブルあるいは防蟻ケ
ーブルについて、内外側のシースの間あるいはシースと
防蟻層との間に接着性ポリオレフィン樹脂層を設けるこ
とにより、シース間が一体に接着され機械的損傷を受け
にくいケーブルを得ることができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明の防鼠ケーブ
ルおよび防蟻ケーブルによれば、内側のシースと防鼠剤
を含む外側シースとの間あるいはシースと防蟻層との間
に、加熱により接着性を示す接着性ポリマーからなる層
が挟設され、外側シースあるいは防蟻層の押出被覆時の
熱で溶融した前記接着性ポリマーの層を介して、内側シ
ースと外側シースあるいはシースと防蟻層とが一体に接
着されているので、延線時や屈曲時に外力が最外層のみ
にかかることがない。したがって、防鼠剤を含む外側シ
ースあるいは防蟻層が損傷を受けることが少なく、長期
にわたって良好な防鼠性能あるいは防蟻性能を発揮する
ケーブルが得られる。
ルおよび防蟻ケーブルによれば、内側のシースと防鼠剤
を含む外側シースとの間あるいはシースと防蟻層との間
に、加熱により接着性を示す接着性ポリマーからなる層
が挟設され、外側シースあるいは防蟻層の押出被覆時の
熱で溶融した前記接着性ポリマーの層を介して、内側シ
ースと外側シースあるいはシースと防蟻層とが一体に接
着されているので、延線時や屈曲時に外力が最外層のみ
にかかることがない。したがって、防鼠剤を含む外側シ
ースあるいは防蟻層が損傷を受けることが少なく、長期
にわたって良好な防鼠性能あるいは防蟻性能を発揮する
ケーブルが得られる。
【図1】本発明の防鼠ケーブルの一実施例を示す横断面
図。
図。
【図2】本発明の防蟻ケーブルの一実施例を示す横断面
図。
図。
【図3】従来の防鼠ケーブルの一例を示す横断面図。
【図4】従来の防蟻ケーブルの一例を示す横断面図。
7………導体 8………絶縁体 9………ポリ塩化ビニル等の内側シース 10………接着性ポリオレフィン樹脂層 11………防鼠剤を含む外側シース 12………ポリ塩化ビニル等のシース 13………防蟻層
Claims (4)
- 【請求項1】 絶縁コアの外側にプラスチックからなる
内側シースを設け、その外側に防鼠剤を含むプラスチッ
クからなる外側シースを押出被覆してなる防鼠ケーブル
において、 前記内側シースと外側シースとの間に、加熱により接着
性を示す接着性ポリマーからなる層を設けてなることを
特徴とする防鼠ケーブル。 - 【請求項2】 前記接着性ポリマーが、接着性ポリオレ
フィン樹脂であることを特徴とする請求項1記載の防鼠
ケーブル。 - 【請求項3】 絶縁コアの外側にプラスチックからなる
シースを設け、その外側に強靭なポリマーからなる防蟻
層を押出被覆してなる防蟻ケーブルにおいて、 前記シ
ースと防蟻層との間に、加熱により接着性を示す接着性
ポリマーからなる層を設けてなることを特徴とする防蟻
ケーブル。 - 【請求項4】 前記接着性ポリマーが、接着性ポリオレ
フィン樹脂であることを特徴とする請求項3記載の防蟻
ケーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7256218A JPH09102220A (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | 防鼠ケーブルおよび防蟻ケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7256218A JPH09102220A (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | 防鼠ケーブルおよび防蟻ケーブル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09102220A true JPH09102220A (ja) | 1997-04-15 |
Family
ID=17289581
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7256218A Withdrawn JPH09102220A (ja) | 1995-10-03 | 1995-10-03 | 防鼠ケーブルおよび防蟻ケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09102220A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102157768A (zh) * | 2011-04-13 | 2011-08-17 | 西安富士达线缆有限公司 | 新型的适于测试级使用的射频同轴电缆的结构 |
| CN105845235A (zh) * | 2016-04-18 | 2016-08-10 | 安徽龙庵电缆集团有限公司 | 一种额定直流电压1800v双芯抗拉防鼠防蚁可分离光伏电缆 |
| CN116009163A (zh) * | 2022-12-23 | 2023-04-25 | 成都亨通光通信有限公司 | 一种防鼠光缆及其制造方法 |
| CN120581271A (zh) * | 2025-07-02 | 2025-09-02 | 天津市华夏电缆有限公司 | 一种防鼠蚁电力电缆 |
| CN120821037A (zh) * | 2025-07-02 | 2025-10-21 | 浙江富春江光电科技有限公司 | 一种高强度防鼠光缆及其制备方法 |
-
1995
- 1995-10-03 JP JP7256218A patent/JPH09102220A/ja not_active Withdrawn
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102157768A (zh) * | 2011-04-13 | 2011-08-17 | 西安富士达线缆有限公司 | 新型的适于测试级使用的射频同轴电缆的结构 |
| CN105845235A (zh) * | 2016-04-18 | 2016-08-10 | 安徽龙庵电缆集团有限公司 | 一种额定直流电压1800v双芯抗拉防鼠防蚁可分离光伏电缆 |
| CN116009163A (zh) * | 2022-12-23 | 2023-04-25 | 成都亨通光通信有限公司 | 一种防鼠光缆及其制造方法 |
| CN120581271A (zh) * | 2025-07-02 | 2025-09-02 | 天津市华夏电缆有限公司 | 一种防鼠蚁电力电缆 |
| CN120821037A (zh) * | 2025-07-02 | 2025-10-21 | 浙江富春江光电科技有限公司 | 一种高强度防鼠光缆及其制备方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20021203 |