JPH09102956A - 情報信号符号化装置、符号化方法、並びに情報信号復号方法 - Google Patents

情報信号符号化装置、符号化方法、並びに情報信号復号方法

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JPH09102956A
JPH09102956A JP19965896A JP19965896A JPH09102956A JP H09102956 A JPH09102956 A JP H09102956A JP 19965896 A JP19965896 A JP 19965896A JP 19965896 A JP19965896 A JP 19965896A JP H09102956 A JPH09102956 A JP H09102956A
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哲二郎 近藤
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泰弘 藤森
Kenji Takahashi
健治 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 予測符号化で発生した残差信号を量子化して
伝送する時に、付加情報の伝送を省略することによっ
て、伝送データ量をより低減する。 【解決手段】 入力ディジタル情報信号を予測符号化す
ることにより発生した残差信号がブロック化される。各
ブロックの最大値MAX、最小値MINが検出され、ま
た、量子化ステップΔが計算される。オフセット検出回
路5によって、0を含む量子化コードを指示するゼロ位
置フラグZRと、0の値と復元代表値の0とのずれを指
示するオフセットoff が検出される。クラス分類適応予
測回路12a、12bは、ZRとΔを予測し、例外処理
を除いて、これらの情報が伝送されず、また、これらの
予測値ZR’、Δを使用して、オフセットoff により修
正された残差信号が量子化回路10で量子化される。量
子化出力qが伝送され、例外処理を除いて、Δ、ZRの
伝送が省略される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばディジタ
ルオーディオ信号、ディジタル画像信号等のディジタル
情報信号の発生データ量を低減するようにした情報信号
符号化装置、符号化方法、および情報信号復号方法に関
し、特に、ディジタル情報信号を量子化し、量子化情報
とともに付加情報を伝送するものに関する。
【0002】
【従来の技術】ディジタルオーディオ信号、ディジタル
画像信号等の伝送情報量を低減するために、予測符号化
が知られている。例えば1次元DPCMは、時間または
空間方向において、入力サンプル値と予測値との差分
(残差)を形成し、2次元DPCMは、空間方向におい
て入力サンプル値と予測値との残差を形成する。ディジ
タル情報信号は、時間方向、空間方向の相関を有してい
るので、残差信号のレベルがサンプル値よりも小さいも
のとなる。従って、残差信号を元の量子化ビット数より
少ないビット数により再量子化することが可能で、それ
によって、情報量を圧縮できる。
【0003】残差信号を対象とする量子化装置として
は、0付近の量子化ステップ幅を細かくし、レベルが大
きいほど、量子化ステップ幅を粗くする非線形量子化装
置が周知である。この非線形量子化を含めて従来の量子
化装置は、発生しうる残差信号の全てのレベルを量子化
対象としている。例えばディジタル画像信号の1サンプ
ル(1画素)が8ビットに量子化されている場合、残差
信号としては、(−255〜+255)の値が存在しう
る。従来の量子化装置は、この全範囲を量子化の対象と
している。
【0004】従来の量子化装置は、発生しうる残差信号
の全範囲を量子化の対象とするので、量子化ビット数を
少なくした場合には、量子化精度が低下し、量子化ビッ
ト数を多くすると発生データ量が多くなる問題があっ
た。その結果、復号した時に、充分な品質のオーディオ
信号、画像信号が得られない問題があった。
【0005】この問題を解決するために、本願出願人
は、残差信号をブロック化することにより残差信号のレ
ベルの分布を集中させ、より少ない量子化ビット数によ
って再量子化することを可能とする量子化方法を提案し
ている。この方法では、再量子化時の量子化ステップΔ
と、残差信号の0の値が含まれるコード信号を示すゼロ
位置フラグZRとを伝送する必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】予測符号化によるデー
タ量の削減と、再量子化によるデータ量の削減の結果、
復号信号の品質の低下を招くことなく、伝送データ量の
大幅な削減を達成することができる。しかしながら、量
子化ステップΔおよびゼロ位置フラグZRをブロック毎
に伝送することは、データ量の削減を阻害する。
【0007】従って、この発明の目的は、これらの付加
情報のデータ量の削減を図ることによって、さらに、量
子化出力のデータ量の削減が可能な情報信号符号化装
置、符号化方法、並びに復号方法を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、入力
ディジタル情報信号を発生データ量を少なくするように
符号化する情報信号符号化装置において、入力ディジタ
ル情報信号のサンプル値同士の残差信号を生成する手段
と、残差信号をブロック化する手段と、ブロック毎に、
最大値および最小値を検出し、最大値および最小値から
量子化ステップと、量子化出力中の0が含まれるコード
示すゼロ位置フラグを生成する手段と、量子化ステップ
の予測値およびゼロ位置フラグの予測値を生成する予測
手段と、ブロック化された残差信号を量子化ステップお
よびゼロ位置フラグの予測値を使用して再量子化する量
子化手段と、量子化出力を伝送する伝送手段とからなる
ことを特徴とする情報信号符号化装置である。
【0009】請求項5の発明は、入力ディジタル情報信
号を発生データ量を少なくするように符号化する情報信
号符号化方法において、入力ディジタル情報信号のサン
プル値同士の残差信号を生成するステップと、残差信号
をブロック化するステップと、ブロック毎に、最大値お
よび最小値を検出し、最大値および最小値から量子化ス
テップと、量子化出力中の0が含まれるコード示すゼロ
位置フラグを生成するステップと、量子化ステップの予
測値およびゼロ位置フラグの予測値を生成する予測のス
テップと、ブロック化された残差信号を量子化ステップ
およびゼロ位置フラグの予測値を使用して再量子化する
量子化のステップと、量子化出力を伝送するステップと
からなることを特徴とする情報信号符号化方法である。
【0010】請求項6の発明は、入力ディジタル情報信
号から少なくとも第1および第2の階層データを形成
し、第1および第2の階層データを符号化して伝送する
ようにした情報信号符号化装置において、第1の階層デ
ータより解像度がより低い第2の階層データを形成する
手段と、第2の階層データから第1の階層データを予測
する手段と、予測されたデータと第1の階層データとの
残差信号を形成する手段と、残差信号をブロック化する
手段と、ブロック毎に、最大値および最小値を検出し、
最大値および最小値から量子化ステップと、量子化出力
中の0が含まれるコード示すゼロ位置フラグを生成する
手段と、量子化ステップの予測値およびゼロ位置フラグ
の予測値を生成する予測手段と、ブロック化された残差
信号を量子化ステップおよびゼロ位置フラグの予測値を
使用して再量子化する量子化手段と、量子化出力を伝送
する伝送手段とからなることを特徴とする情報信号符号
化装置である。
【0011】請求項7の発明は、入力ディジタル情報信
号から少なくとも第1および第2の階層データを形成
し、第1および第2の階層データを符号化して伝送する
ようにした情報信号符号化方法において、第1の階層デ
ータより解像度がより低い第2の階層データを形成する
ステップと、第2の階層データから第1の階層データを
予測するステップと、予測されたデータと第1の階層デ
ータとの残差信号を形成するステップと、残差信号をブ
ロック化するステップと、ブロック毎に、最大値および
最小値を検出し、最大値および最小値から量子化ステッ
プと、量子化出力中の0が含まれるコード示すゼロ位置
フラグを生成するステップと、量子化ステップの予測値
およびゼロ位置フラグの予測値を生成する予測のステッ
プと、ブロック化された残差信号を量子化ステップおよ
びゼロ位置フラグの予測値を使用して再量子化する量子
化のステップと、量子化出力を伝送するステップとから
なることを特徴とする情報信号符号化方法である。
【0012】請求項8の発明は、子化出力中の0が含ま
れるゼロ位置フラグと、量子化ステップとにより量子化
されたデータを復号する情報信号復号方法において、ゼ
ロ位置フラグおよび量子化ステップを予測する予測のス
テップと、ゼロ位置フラグおよび量子化ステップの予測
値により量子化出力を代表値へ変換する逆量子化のステ
ップと、逆量子化された残差信号をブロック分解し、元
の順序へ変換するステップとからなることを特徴とする
情報信号復号方法である。
【0013】この発明では、量子化で使用したゼロ位置
フラグZRおよび量子化ステップΔを本質的に伝送する
必要がない。従って、伝送データ量を一層削減すること
ができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例につい
て図面を参照して説明する。この一実施例では、ビデオ
信号が所定のサンプリング周波数でサンプリングされ、
各サンプルが所定の量子化ビット数へ変換されたディジ
タル画像信号に対して、この発明が適用される。図1
は、この発明の一実施例のシステムの構成を全体的に示
す。
【0015】図1において、121で示す入力端子にデ
ィジタルビデオ信号が供給される。入力信号が減算器1
23に供給され、減算器123の出力(残差信号)がブ
ロック化回路124および予測器122に供給され、予
測器122で生成された予測信号が減算器123に供給
される。減算器123は、入力信号から予測信号を減算
し、予測残差を発生する。この残差信号がブロック化回
路124に供給され、ラスター走査の順序からブロック
の順序のデータへ変換される。ブロック化された残差信
号が符号化ユニット125に供給される。符号化ユニッ
ト125は、後述するように、ブロック化された残差信
号をより少ないビット数でもって再量子化するととも
に、再量子化に使用した量子化ステップΔおよびゼロ位
置フラグZRのデータ量をクラス分類適応予測を導入す
ることにより削減する。
【0016】符号化ユニット125の符号化出力がエラ
ー訂正符号エンコーダ126に供給され、エラー訂正符
号の冗長コードが付加される。エラー訂正符号エンコー
ダ126の出力が変調部127に供給される。変調部1
27は、記録、伝送等に適した形態にディジタル信号を
変調する。変調部127からの出力信号が記録ユニット
128に供給され、記録ユニット128によって記録信
号が情報信号記録媒体129に記録される。また、伝送
路130を介してデータを伝送することも可能で、その
場合では、記録ユニット128の代わりに伝送ユニット
が使用される。量子化モードを指示するモード信号も符
号化残差信号とともに、記録、あるいは伝送される。情
報信号記録媒体129は、磁気、光磁気、相変化等を利
用したディスク状、あるいはテープ状の記録媒体であ
る。半導体メモリも一種の記録媒体である。
【0017】記録媒体129からデータを再生ユニット
131が再生し、または伝送路130を介して伝送され
たデータが受信される。再生ユニット131により再生
されたデータが復調部132により復調され、復調出力
がエラー訂正符号のデコーダ133に供給される。この
デコーダ133は、冗長コードを利用してエラーを訂正
し、また、訂正できないで残ったエラーを目立たないよ
うに修整する。
【0018】エラー訂正デコーダ133の出力が復号化
ユニット134に供給される。復号化ユニット134
は、後述するように、符号化ユニット125と逆に量子
化出力を代表値(量子化復元値)に変換する、逆量子化
の処理を行う。復号化ユニット134は、伝送が省略さ
れた量子化ステップ幅Δおよびゼロ位置フラグZRをク
ラス分類適応予測によって復元し、そして、逆量子化の
処理を行う。復号化ユニット134から復号された残差
信号が発生する。この復号残差信号がブロック分解回路
135に供給される。ブロック分解回路135では、ブ
ロック構造がラスター走査の順序に戻される。
【0019】復号残差信号が加算回路136に供給され
る。加算回路136により復号画像信号が形成され、出
力端子137に取り出される。また、この復号画像信号
が予測器138に供給され、予測信号が生成される。予
測信号が加算回路136に供給される。
【0020】図2は、符号化ユニット125の一例を示
す。ブロック化回路124からのブロック化された残差
信号が入力端子1に供給される。図3は、残差信号の形
成を概略的に示すものである。図3における一つの矩形
の領域が1つの画素と対応している。a〜hのそれぞれ
は、局部復号された画素値を示し、A〜Pは、符号化さ
れる前の画素値を示す。画素値Aに対しての予測値A’
は、近傍の局部復号画素値を使用して予測器122によ
り生成される。例えば予測値A’は、A’=4c−3
(b−f)、A’=f+c−b等の予測式に従って形成
される。画素値B、C、・・・に対する予測値も同様の
予測式によって計算される。一般式で表すと、予測値
は、(αa+βb+γf、但し、α、β、γは定数)に
より生成される。
【0021】減算器123では、画素値(例えばA)か
ら予測値(例えばA’)が減算され、残差信号Δaが生
成される。同様に、残差信号Δb、Δc、・・・が生成
される。ブロック化回路124では、生成された残差信
号がブロック構造に変換される。例えばブロック化回路
124によって、図3Aの太線の枠で示すように、(4
×4)のブロックと対応する残差信号Δa〜Δpのブロ
ックのデータが形成される。なお、ディジタルオーディ
オ信号を扱う場合には、時間方向の予測値が形成され、
1次元の残差信号のブロックが形成される。
【0022】残差信号のレベル範囲は、ブロック化する
ことによって、集中度を高めることが可能である。1画
素が8ビットのデータの場合では、1画面の全体の残差
信号の発生度数の分布は、0を中心として(−255〜
+255)の範囲のものであり、残差が0の度数が最大
となる。しかしながら、ブロックに分割した場合には、
残差の度数分布がもとの分布に比してより集中したもの
となる。
【0023】これは、1画面と比較して小空間のブロッ
ク内の残差は、大きな値となるものが確率的に少なく、
また、ブロック内では残差の相関が強いことに因る。従
って、ブロック化された残差信号を元の量子化ビット数
より少ないビット数でもって再量子化することができ
る。また、ブロック化された残差信号の分布において、
必ずしも0の値の度数が最大とならない。例えば、ブロ
ック内で輝度のレベルが例えば対角線方向に除々に変化
する場合等では、0の値の度数が最大とならない分布が
生じる。なお、残差信号の分布の集中度を高める方法
は、ブロック化が一例であって、これ以外の方法も可能
である。
【0024】図2に戻って、符号化ユニット125につ
いて説明する。入力端子1からの残差信号が最大値検出
回路2、最小値検出回路3、遅延回路4に供給される。
最大値検出回路2では、ブロック毎の最大値MAXが検
出され、最小値検出回路3では、ブロック毎の最小値M
INが検出される。検出された最大値MAXおよび最小
値MINがオフセット検出回路5および減算回路7へ供
給される。なお、入力残差信号と同期したタイミング生
成器6が設けられ、タイミング生成器6によって、残差
信号のブロック位置と対応したタイミング信号が生成さ
れる。
【0025】減算回路7では、DR=MAX−MINの
演算によって、ダイナミックレンジDRが求められる。
ダイナミックレンジDRが量子化ステップ計算回路8に
供給される。この回路8によって、(Δ=DR/2n
により量子化ステップΔが計算される。
【0026】オフセット検出回路5では、後述するよう
に、ブロック化された残差信号、最大値MAXおよび最
小値MINが供給され、そのブロックが0の残差信号を
含む場合、最大値MAXと最小値MINに応じた複数の
量子化復元値の中から最も0に近い量子化復元値が0と
なるように、データを補正する値、すなわち、オフセッ
トoff が算出され、また、0の値を含む量子化コードを
指示するゼロ位置フラグZRが検出される。算出された
オフセットoff は、オフセット検出回路5から減算回路
9に供給される。
【0027】減算回路9には、遅延時間補償用の遅延回
路4から残差信号が供給される。減算回路9において、
残差信号からオフセットoff が減算される。減算回路9
からの修正された残差信号が量子化回路10に供給され
る。量子化回路10では、量子化ステップによって、修
正残差信号が再量子化され、量子化出力qが量子化回路
10から発生する。
【0028】ここで、オフセットoff によりなされるデ
ータの修正について概略的に図4を参照して説明する。
上述したように予測符号化により発生し、ブロック化さ
れた残差信号は、図4Aに示すように、そのブロックに
よってさまざまな偏りを持っている。図4Aにおいて、
aで示す残差信号は、負側に偏っており、bで示す残差
信号は、最大度数が0の値と一致したものであり、cで
示す残差信号は、正側に偏っている。図4Bは、あるブ
ロックの残差信号の度数分布を示している。残差信号を
量子化する場合では、例えばMAXおよびMINの間が
5等分され、その範囲に属する残差信号に同一のコード
が割り当てられる。そのコードは、復元されると、範囲
の中央の代表値(矢印で示す)へ変換される。一般的に
は、コードのビット数がnの場合、2n の個数の範囲に
MAXおよびMINの間が分割される。
【0029】この図4Bから分かるように、一般的に残
差信号の実際の0の値と量子化復元値の0の値とにずれ
が生じる。残差信号の0の値を0に復元することは、原
信号を復元するために重要である。若し、残差信号の0
の値が0に復元されない場合、その誤差が蓄積され、大
きな画質劣化の原因となる。好ましくは、予測誤差の累
積を防止するために、周期的にリフレッシュ用の原デー
タを伝送するようになされる。
【0030】この一実施例では、量子化復元値で最も0
に近い値と、実際の0の値の誤差を算出し、その値をオ
フセットoff として、減算回路9において、残差信号か
ら減算する。この結果、図4Bの残差信号が図4Cに示
すように補正されることになり、残差信号の0が量子化
復元値においても0で表現することが可能となる。ま
た、この発明では、伝送データ量を削減するために、ダ
イナミックレンジ情報(DR、MIN、MAX等)を伝
送しない。そのため、量子化ステップΔと、量子化出力
のどこに0の値が含まれるかを示すゼロ位置フラグZR
が必要とされる。さらに、この発明では、後述のよう
に、量子化ステップΔおよびゼロ位置フラグZRの伝送
も省略するものである。
【0031】各ブロックのオフセットoff およびゼロ位
置フラグZRを発生する、オフセット検出回路5の一例
を図5に示す。減算器21に対してブロックの最大値M
AXおよび最小値MINが供給され、MAX−MINの
減算によって、ブロックのダイナミックレンジDRが算
出される。ダイナミックレンジDRがゼロ位置検出回路
22、コード検出回路23および演算回路25に供給さ
れる。ゼロ位置検出回路22から出力端子24にゼロ位
置フラグZRが取り出され、演算回路25から出力端子
26にオフセットoff が取り出される。
【0032】オフセット検出回路5のゼロ位置検出回路
22は、再量子化のビット数nとダイナミックレンジD
Rと最小値MINとから、下記の式(1)に基づいて、
ゼロ位置フラグZRを発生する。 ZR =〔−MIN×(2n /DR〕 =〔−MIN/Δ〕 (1) 〔 〕は、括弧内の値の整数化することを意味する。
【0033】オフセット検出回路5のコード検出回路2
3は、再量子化のビット数nとダイナミックレンジDR
と最小値MINとから、下記の式に基づいて、コードco
deを発生する。 code =〔−MIN×(2n /DR〕 =〔−MIN/Δ〕 〔 〕は、括弧内の値の整数化することを意味する。
【0034】演算回路25は、ダイナミックレンジDR
と最小値MINとcodeとから、下記の式に基づいて、オ
フセットoff を発生する。 off =MIN+code×DR/2n +DR/2n+1 =MIN+code×Δ+Δ/2 (2)
【0035】この発明の一実施例の量子化処理につい
て、図6を参照してより詳細に説明する。図6Aは、あ
るブロックの残差信号のレベル範囲を具体的に示す。す
なわち、(MIN=−5、MAX=+35、DR=4
0)であり、再量子化のビット数nが2とされ、従っ
て、Δ=40/22 =10である。このブロックの残差
信号が4個のレベル範囲の何れに含まれるかによって、
(00)(01)(10)(11)のコードqに変換さ
れる。ゼロ位置フラグZRは、残差信号の0が含まれる
コード(00)、またはこのコードを示すものである。
各コードと対応する復元値は、各レベル範囲の中央の値
(0、+10、+20、+30)である。
【0036】量子化は、量子化ステップによって残差信
号を除算し、商を整数化する処理である。しかしなが
ら、残差信号のレベル値を除算したのみでは、ブロック
の残差信号の相対的値(量子化出力)が決定できない。
そのために、基準位置を示すものとして、ゼロ位置フラ
グZRが必要とされる。さらに、図6Aに示すものと異
なり、ブロック化された残差信号のレベル範囲が0を跨
がない場合もありうる。残差信号の最小値MINが0よ
り大きい場合、残差信号の最大値MAXが0より小さい
場合がそうである。これらの場合では、0の値の残差信
号が存在するものとみなして、ゼロ位置フラグZRを生
成する。
【0037】図6Aに示される残差信号は、残差信号の
0の値が量子化復元値の0と一致する。すなわち、off
=0の例である。図6Aのように量子化されたデータを
伝送する時に、ゼロ位置フラグZRと量子化ステップΔ
とコードqとを伝送すれば良い。復号側では、コードq
に量子化ステップΔを乗算し、ゼロ位置フラグZRで示
されるコードの復元値を0とする、逆量子化がなされ
る。
【0038】図6Bは、ブロックの残差信号の他の具体
的例である。オフセットoff による残差信号の修正を行
わないとすると、逆量子化によって、残差信号の−3の
値が復元値0とされる。オフセットoff による修正を行
うことによって、図6Cに示すように、残差信号の0の
値を量子化復元値の0と一致させることができる。
【0039】上述した量子化の場合では、量子化ステッ
プΔおよびゼロ位置フラグZRを伝送する必要がある。
この発明の一実施例は、これらの付加情報のデータ量を
より削減するものである。すなわち、伝送データ量を削
減するために、例外処理を除くと、これらの付加情報を
伝送しない。例外処理は、ブロックが画面の周辺部に位
置するために、予測に必要な周辺のブロックの付加情報
が存在しない場合になされる。例外処理では、生成され
た量子化ステップΔおよびゼロ位置フラグZRを伝送す
る。
【0040】図2に戻って説明すると、量子化回路10
では、オフセットoff により修正された残差信号が量子
化ステップΔにより再量子化され、量子化出力qが生成
される。この場合に使用する量子化ステップおよびゼロ
位置フラグは、スイッチング回路13a、13bを介し
て供給される。スイッチング回路13aは、オフセット
検出回路5において検出されたゼロ位置フラグZRと、
クラス分類適応予測回路12aにより予測された予測値
ZR’とを選択する。スイッチング回路13bは、量子
化ステップ計算回路8において計算された量子化ステッ
プΔと、クラス分類適応予測回路12bにより予測され
た予測値Δ’とを選択する。
【0041】スイッチング回路13aの出力は、クラス
分類適応予測回路12aにも供給され、スイッチング回
路13bの出力は、クラス分類適応予測12bにも供給
される。さらに、オフセット検出回路5からのゼロ位置
フラグZRがゲート回路14aを介してフレーミング回
路15に供給される。量子化ステップ計算回路8の出力
Δがゲート回路14bを介してフレーミング回路15に
供給される。フレーミング回路15には、量子化回路1
0の出力qも供給される。フレーミング回路9の出力端
子10には、これらの入力データが所定のフレーム構造
のデータとして出力される。
【0042】スイッチング回路13a、13b、ゲート
回路14a、14bは、接続線の表記が省略されている
が、タイミング生成器6からのタイミング信号で制御さ
れる。上述したように、量子化の対象のブロックが画面
の周辺に位置している場合では、予測に必要な周辺のデ
ータが存在しないために、例外処理がなされる。この例
外処理では、スイッチング回路13a、13bが実際の
ゼロ位置フラグZRおよび量子化ステップΔを選択し、
また、ゲート回路14a、14bがオンする。例外処理
は、画面の周辺位置でなされるので、タイミング生成器
6からは、この周辺の位置のブロックを指示するタイミ
ング信号が発生し、このタイミング信号によって、スイ
ッチング回路13a、13b、ゲート回路14a、14
bが制御される。このように、この発明の一実施例で
は、例外処理では、付加情報(ZR、Δ)を伝送し、通
常処理では、付加情報の伝送を省略することができる。
【0043】クラス分類適応予測回路12aは、スイッ
チング回路13aからのゼロ位置フラグを使用して予測
値ZR’を推定する。クラス分類適応予測回路12a
は、クラス毎に予め学習により求められている予測係数
x1 、x2 、x3 が記憶されているメモリを有し、供給
されたゼロ位置フラグの周辺のゼロ位置フラグのパター
ンからクラスを決定し、そのクラスに応じて予測係数x
1 、x2 、x3 を読み出す。そして、その読み出された
予測係数とすでに供給されているゼロ位置フラグZRと
を用いて、ゼロ位置フラグZRの予測値ZR´を推定す
る。
【0044】例えば、図8Aの太線で囲まれたブロック
のゼロ位置フラグZRに対応するゼロ位置フラグの予測
値ZR´を推定する時、その推定対象ブロックに対し
て、垂直方向における1ブロック上に存在するブロッ
ク、垂直方向における1ブロック上でかつ水平方向にお
ける1ブロック前に存在するブロック(つまり、左斜め
上方向に存在するブロック)および水平方向における1
ブロック前に存在するブロックのゼロ位置フラグZR1
、ZR2 およびZR3 が使用される。図8は、簡単の
ため、1画面が(4×6=24)ブロックで構成される
例を示している。これらの周辺のゼロ位置フラグZR
1、ZR2およびZR3のパターンに基づいてクラスが
決定され、そのクラスに対応する予め学習により求めら
れている予測係数x1 、x2 、x3 がメモリから読み出
される。そして、次の式(3)を用いて、ゼロ位置フラ
グの予測値ZR´が算出される。
【0045】 ZR´=x1 ×ZR1 +x2 ×ZR2 +x3 ×ZR3 (3)
【0046】また、クラス分類適応予測回路12bは、
クラス毎に予め学習により求められている予測係数y1
、y2 、y3 とが記憶されているメモリを有し、周辺
の量子化ステップのパターンからクラスを決定し、その
クラスに応じて予測係数y1 、y2 、y3 を読み出す。
そして、その読み出された予測係数と周辺の量子化ステ
ップから量子化ステップの予測値Δ´を推定する。
【0047】例えば、図8Bの太線で囲まれたブロック
の量子化ステップΔに対応する量子化ステップの予測値
Δ´を推定する時、その推定対象ブロックに対して、垂
直方向における1ブロック上に存在するブロック、垂直
方向における1ブロック上でかつ水平方向における1ブ
ロック前に存在するブロック(つまり、左斜め上方向に
存在するブロック)および水平方向における1ブロック
前に存在するブロックの量子化ステップΔ1、Δ2およ
びΔ3が使用される。そして、供給された量子化ステッ
プΔの周辺の量子化ステップΔ1、Δ2およびΔ3のパ
ターンに基づいてクラスが決定され、そのクラスに対応
する予め学習により求められている予測係数y1 、y2
、y3 がメモリから読み出される。そして、次の式
(4)を用いて、量子化ステップの予測値Δ´が算出さ
れる。
【0048】 Δ´=y1 ×Δ1 +y2 ×Δ2 +y3 ×Δ3 (4)
【0049】クラス分類適応予測回路12a、12b
は、上述したように、予測対象ブロックの周辺のブロッ
クのゼロ位置フラグおよび量子化ステップを使用するの
で、図8Cにおいて斜線で示すように、予測対象ブロッ
クが画面の周辺部に位置する時では、例外処理が必要と
される。これらの周辺のブロックでは、前述のように、
実際に求められたゼロ位置フラグZRおよび量子化ステ
ップΔが使用される。なお、予測のためにZR4(図8
A)、Δ4(図8B)で示す値を使用しても良い。この
場合では、例外処理が必要とされるブロック数がより増
加する。
【0050】さらに、図7を用いて、クラス分類適応予
測回路12aの構成について詳細に説明する。入力端子
31からクラス分類適応予測回路12aに供給されたゼ
ロ位置フラグは、周辺コード値形成部32に供給され
る。周辺コード値形成部32は、図8Aに示されるよう
に、予測対象ブロックの周辺に存在する3つのゼロ位置
フラグZR1、ZR2およびZR3をクラス分類部33
に供給する。
【0051】クラス分類部33は、3つのゼロ位置フラ
グZR1、ZR2およびZR3のパターンを検出し、そ
のパターンに対応するクラスコードを予測係数メモリ3
4に供給する。クラス分類部33は、1ビットADRC
等で構成されており、その場合は、3ビットのクラスコ
ードを出力する。予測係数メモリ34には、予め学習に
より求められたクラス毎の予測係数が記憶されており、
予測係数メモリ34は、クラスコードをアドレス信号と
して、そのアドレス信号に対応する予測係数x1 、x2
、x3 を予測演算部36に供給する。また、予測演算
部36には、遅延部35を介して3つのゼロ位置フラグ
ZR1、ZR2およびZR3が供給される。予測演算部
35は、予測係数x1 、x2 、x3 および3つのゼロ位
置フラグZR1、ZR2およびZR3を用いて、ゼロ位
置フラグZRの予測値ZR´を算出する。
【0052】生成された予測値ZR´は、図2に示され
るように、スイッチング回路13aに供給される。例外
処理では、周辺に必要とするゼロ位置フラグが存在しな
いので、スイッチング回路13aがオフセット検出回路
5からのゼロ位置フラグZRを選択し、通常処理では、
予測されたゼロ位置フラグZR’を選択する。
【0053】クラス分類適応予測回路12bは、上述し
たクラス分類適応予測回路12aと同様の構成とされ
る。すなわち、周辺の3個の量子化ステップΔ1、Δ
2、Δ3と、予め学習により求められ、メモリに格納さ
れている予測係数y1 、y2 、y3 とを使用して量子化
ステップの予測値Δ’を生成する。生成された予測値Δ
´は、図2に示されるように、スイッチング回路13b
に供給される。例外処理では、周辺に必要とする量子化
ステップが存在しないので、スイッチング回路13bが
量子化ステップ計算回路8からの量子化ステップΔを選
択し、通常処理では、予測された量子化ステップΔ’を
選択する。
【0054】次に、上述したクラス分類適応予測回路1
2a、12b、46a、46bにおいて用いられる予測
係数について説明する。この予測係数は、予め学習によ
り作成される。ここでは、ゼロ位置フラグに対応するク
ラス毎の予測係数x1 、x2、x3 を生成する際の学習
の手順について説明する。予測係数x1 、x2 、x3
は、最小自乗法により生成される。最小自乗法は、以下
に述べるように適用される。
【0055】学習時における一般化した例として、Xを
入力データ(ZR1 、ZR2 、ZR3 )、Wを予測係数
(x1 、x2 、x3 )、Yを予測値(ZR’)として次
式(5)を考える。 観測方程式; XW=Y (5)
【0056】
【数1】
【0057】この観測方程式により収集されたデータに
対して最小二乗法を適用する。式(1)の例では、n=
3で、mが学習データ数となる。式(5)および(6)
の観測方程式をもとに、次式(7)の残差方程式を考え
る。
【0058】
【数2】
【0059】式(7)の残差方程式から、各予測係数w
i の最確値は、誤差の二乗和を最小にする条件が成り立
つ場合と考えられる。誤差の二乗和は、次の数式で示さ
れる。
【0060】
【数3】
【0061】すなわち、次式(8)の条件を考慮すれば
良いわけである。
【0062】
【数4】
【0063】式(8)のiに基づく条件を考え、これを
満たすw1 、w2 、‥‥、wn を算出すれば良い。そこ
で、残差方程式の式(7)から次式(9)が得られる。
【0064】
【数5】 式(8)と式(9)により次式(10)が得られる。
【0065】
【数6】 そして、式(7)と式(10)から正規方程式として次
式(11)が得られる。
【0066】
【数7】
【0067】式(11)の正規方程式は、未知数の数n
と同じ数の方程式を立てることが可能であるので、各w
i の最確値を求めることができる。そして、掃き出し法
(Gauss-Jordanの消去法)を用いて連立方程式を解く。
したがって、この上述した方法を用いて、予測係数を各
クラス毎に求める。
【0068】ここで、この最小自乗法を用いた学習をソ
フトウェアで行う一例を図9のフローチャートを用いて
説明する。まず、ステップS1の学習データ形成におい
て、予測係数wiを学習するために、既に知られている
画像に対応した学習データが生成される。つまり、ゼロ
位置フラグの予測値ZR´を推定する場合は、学習対象
のゼロ位置フラグZRが生成され、量子化ステップの予
測値Δ´を推定する場合は、学習対象の量子化ステップ
Δが生成される。なお、このように学習データを生成す
る際には、1つの画像のみを用いるのではなく、複数の
画像を用いて多数の画像データを生成すれば、より正確
な予測係数を得ることができる。
【0069】ステップS2において、ステップS1で生
成した学習データの数が予測係数を得るために必要なだ
け生成されたか否かを判定する。学習データ数が満たな
いと判定された場合にはステップS3を実行する。ステ
ップS3のクラス決定において、学習データをクラス分
類する。クラス分類は、まず、3個の周辺コード値から
クラスが決定される。3個の周辺コード値は、例えば、
その推定対象ブロックに対応する値に対して、垂直方向
における1ブロック上に存在するブロックに対応する
値、垂直方向における1ブロック上でかつ水平方向にお
ける1ブロック前に存在するブロック(つまり、左斜め
上方向に存在するブロック)に対応する値および水平方
向における1ブロック前に存在するブロックに対応する
値である。つまり、クラス分類適応予測回路12a、4
6aでは、上述した3個の周辺位置のブロックのZRを
使用し、クラス分類適応予測回路12b、46bでは、
上述した3個の周辺位置のブロックのΔを使用する。
【0070】次に、ステップS4の正規方程式生成にお
いて、各クラス毎に式(11)に示す正規方程式を生成
する。データ終了の判定のステップ2において、学習対
象データ数の終了が確認されるまで、正規方程式の生成
プロセスが繰り返される。
【0071】そして、学習対象データ数の終了が確認さ
れた場合、このステップS2(データ終了)からステッ
プS5の予測係数決定へ制御が移る。ステップS5(予
測係数決定)では、多くの学習データより生成された、
クラス毎の式(11)の正規方程式が解かれる。その連
立方程式の解法として、この一例では、上述した掃き出
し法が用いられる。こうして得られた各クラス毎の予測
係数は、ステップS6の予測係数登録において、クラス
別にアドレス分割されたROM等の記憶部に登録され
る。このような学習過程により、クラス分類適応予測演
算部の予測係数が生成される。
【0072】さらに、この発明は、クラス毎に予測係数
が記憶された予測係数メモリを設けるとともに、予測係
数メモリからの予測係数と周辺コード値とを用いて、予
測演算を行う予測演算部を設けて、入力されたコード値
に対応する予測値を出力する場合について述べた。しか
しながら、この発明はこれに限らず、予測係数メモリと
予測演算部に換えて、クラス毎に予測値が記憶された予
測値メモリを設けることも可能である。その場合、予測
値に記憶される予測値は、予め学習により求められてお
り、クラス分類適用予測部の出力値に対応する。
【0073】このような方法は、例えば、本出願人によ
り特開平5−328185号公報において提案されてい
る。実際に、このような予測値を求める方法として、加
重平均を用いた学習方法がある。また、他の方法とし
て、正規化による学習方法がある。
【0074】次に、図10を参照して、図2中の復号化
ユニット134の一例について説明する。エラー訂正デ
コーダ133からの再生、あるいは受信データが復号化
ユニット134の入力端子141に供給される。フレー
ム分解回路142によって、残差信号のコードqと、ゼ
ロ位置フラグZRと、量子化ステップΔとが分離され
る。また、タイミング生成器143が設けられ、入力デ
ータと同期してブロック位置を指示するタイミング信号
が生成される。符号化ユニット125と同様に、タイミ
ング生成器143によってスイッチング回路147a、
147bを制御するタイミング信号が生成される。
【0075】分離されたコードqが逆量子化回路144
に供給され、コードqが逆量子化され、出力端子148
に復元された代表値が取り出される。この代表値は、オ
フセットoff により修正されているので、実際の残差信
号の0の値と対応して0となる。逆量子化回路144に
対しては、スイッチング回路147aにより選択された
ゼロ位置フラグと、スイッチング回路147bにより選
択された量子化ステップとが供給される。これらの付加
情報を使用してコードが代表値に変換される。出力端子
148に取り出された復号残差信号がブロック分解回路
135に供給される(図1参照)。
【0076】スイッチング回路147aは、通常処理で
は、クラス分類適応予測回路146aからの予測値Z
R’を選択する。スイッチング回路147bは、通常処
理では、クラス分類適応予測回路146aからの予測値
Δ’を選択する。クラス分類適応予測回路146aは、
符号化ユニット125のクラス分類適応予測回路12a
と同様に、周辺ブロックのゼロ位置フラグを使用して予
測値ZR’を生成する。クラス分類適応予測回路146
bは、符号化ユニット125のクラス分類適応予測回路
12bと同様に、周辺ブロックの量子化ステップを使用
して予測値Δ’を生成する。これらのクラス分類適応予
測回路146a、146bについては、説明の重複を避
けるために省略する。
【0077】次に、この発明を階層符号化に対して適用
した他の実施例について説明する。ここで説明する階層
符号化装置は、階層間で予測を行ない、また、階層間デ
ータに対し単純な算術式を用いることで、符号化対象画
素数の増加を防止することができるものである。
【0078】図11を参照してこの階層符号化方法につ
いて説明する。図11は、一例として第1階層を最下位
階層(原画)とし、第4階層を最上位階層とする4階層
からなる階層間の模式図を示している。例えば、上位階
層データ生成法として、空間的に対応する4画素の下位
階層データの平均値を採用する場合、伝送画素数が増加
しないようにできる。
【0079】すなわち、上位階層データをM、下位階層
画素値をx0 、x1 、x2 、x3 とすると、 M=1/4・(x0 +x1 +x2 +x3 ) によりデータMが形成される。そして、データMと、4
個のデータの内の例えばx3 以外の3個のデータを伝送
する。受信あるいは再生側では、 x3 =4・M−(x0 +x1 +x2 ) という単純な算術式により非伝送画素x3 を容易に復元
することができる。図11において、斜線の矩形は、非
伝送画素を示している。
【0080】図12は、上述した平均化を使用する例え
ば5階層の階層符号化の構成を示す。第1階層が入力画
像の解像度レベルであるとする。この第1階層のブロッ
クサイズは、(1×1)である。第2階層データは、第
1階層データの4画素平均により生成される。この例で
は、第1階層データX1 (0)〜X1 (3)の平均値に
より、第2階層データX2 (0)が生成される。X2
(0)に隣接する第2階層データX2 (1)〜X2
(3)も同様に第1階層データの4画素平均により生成
される。この第2階層のブロックサイズは、(1/2×
1/2)である。
【0081】さらに、第3階層データは、空間的に対応
する第2階層データの4画素平均により生成される。こ
の第3階層のブロックサイズは、(1/4×1/4)で
ある。また、第4階層のデータも同様に第3階層のデー
タから生成される。この第4階層のブロックサイズは、
(1/8×1/8)である。最後に、最上位階層である
第5階層データX5 (0)が第4階層データX4 (0)
〜X4 (3)の平均値により生成される。この第5階層
のブロックサイズは、(1/16×1/16)である。
【0082】上述した符号化対象画素数の増加を防止し
た階層構造データに対し、上位階層データにクラス分類
適応予測を適用することで、下位階層データを予測し、
下位階層データとその予測値との差分(すなわち、残差
信号)を生成することで伝送データ量の削減を図ること
ができる。図13は、そのような符号化ユニットを示
す。入力端子41を介して第1階層データd0が入力画
像データd0として平均化回路42および減算器46へ
供給される。第1階層データが元の解像度の画像データ
である。
【0083】入力画素データd0は、平均化回路42に
おいて、1/4平均処理が実行され、階層データd1が
生成される。この階層データd1は、図12に示す第2
階層データに対応する。生成された階層データd1は、
平均化回路43および減算器47へ供給される。
【0084】階層データd1に対して、平均化回路43
では、平均化回路42と同様な処理が施され、階層デー
タd2が生成される。この階層データd2は、第3階層
データに対応する。生成された階層データd2は、平均
化回路44および減算器48へ供給される。また、平均
化回路44でも同様に階層データd2に対して1/4平
均処理がなされ、階層データd3が生成される。この階
層データd3は、第4階層データに対応する。生成され
た階層データd3は、平均化回路45および減算器49
へ供給される。さらに、平均化回路45でも同様に階層
データd3に対して1/4平均処理がなされ、階層デー
タd4が生成される。この階層データd4は、第5階層
データに対応する。生成された階層データd4は、量子
化器54へ供給される。
【0085】そして、これら5つの階層データについて
階層間で予測が行われる。先ず、第5階層においてなさ
れる圧縮のための量子化処理は、量子化器54によりな
される。この量子化器54の出力データd21が可変長
符号のエンコーダ71に供給されると共に、逆量子化器
58へも供給される。エンコーダ71の出力が出力端子
76に第5階層のデータとして取り出される。符号化デ
ータd21が供給された逆量子化器58の出力データd
16がクラス分類適応予測回路62へ供給される。
【0086】クラス分類適応予測回路62では、データ
d16を使用して予測処理がなされ、第4階層データの
予測値d12が生成され、この予測値d12が減算器4
9へ供給される。この減算器49では、平均化回路44
から供給される階層データd3と予測値d12との差分
値が求められ、その差分値d8が量子化器53へ供給さ
れる。
【0087】差分値d8が供給された量子化器53で
は、量子化器54と同様に量子化ビット数を低減するよ
うに、再量子化がなされる。この量子化器53の出力デ
ータが演算器66および逆量子化器57へ供給される。
この演算器66では、4画素から1画素を間引く処理が
行われる。演算器66から出力されるデータd20が可
変長符号のエンコーダ70で符号化され、エンコーダ7
0の出力が出力端子75に第4階層の出力データとして
取り出される。
【0088】クラス分類適応予測回路62により予測さ
れた第4階層データd12と、逆量子化器57の出力デ
ータ(復号残差信号)d15がクラス分類適応予測回路
61へ供給される。クラス分類適応予測回路61では、
データd12に対してデータd15を加算することによ
って、第4階層のローカル復号データを形成し、このロ
ーカル復号データを使用して予測処理がなされ、第3階
層データの予測値d11が生成され、この予測値d11
が減算器48へ供給される。この減算器48では、平均
化回路43から供給されるデータd2と予測値d11と
の差分値が求められ、その差分値d7が量子化器52へ
供給される。
【0089】差分値d7が供給された量子化器52の出
力データが演算器65および逆量子化器56へ供給され
る。この演算器65では、4画素から1画素を間引く処
理が行われる。演算器65から出力される第3階層デー
タd19が可変長符号のエンコーダ69に供給され、エ
ンコーダ69の出力が出力端子74に第3階層のデータ
として取り出される。
【0090】クラス分類適応予測回路61により予測さ
れた第3階層データd11と、量子化器52から符号化
データが供給された逆量子化器56の出力データd14
がクラス分類適応予測回路60へ供給される。クラス分
類適応予測回路60では、データd11に対してデータ
d14を加算することによって、第3階層のローカル復
号データを形成し、このローカル復号データを使用して
予測処理がなされ、第2階層データの予測値d10が生
成され、この予測値d10が減算器47へ供給される。
この減算器47では、平均化回路42から供給されるデ
ータd1と予測値d10との差分値が求められ、その差
分値d6が量子化器51へ供給される。
【0091】量子化器51の出力データは、演算器64
および逆量子化器55へ供給される。この演算器64で
は、4画素から1画素を間引く処理が行われる。演算器
64から出力される第2階層データd18が可変長符号
のエンコーダ68に供給され、エンコーダ68の出力が
出力端子73に第2階層のデータとして取り出される。
【0092】クラス分類適応予測回路60により予測さ
れた第2階層データd10と、量子化器51から符号化
データが供給された逆量子化器55の出力データd13
がクラス分類適応予測回路59へ供給される。クラス分
類適応予測回路59では、データd10に対してデータ
d13を加算することによって、第2階層のローカル復
号データを形成し、このローカル復号データを使用して
予測処理がなされ、第1階層データの予測値d9が生成
され、この予測値d9が減算器46へ供給される。この
減算器46では、入力端子41から供給される入力画素
データd0と予測値d9との差分値が求められ、その差
分値d5が量子化器50へ供給される。
【0093】差分値d5が供給された量子化器50の出
力データは、演算器63へ供給される。この演算器63
では、4画素から1画素を間引く処理が行われる。演算
器63から出力される第1階層データd17が可変長符
号のエンコーダ67に供給され、エンコーダ67の出力
が出力端子72に第1階層のデータとして取り出され
る。
【0094】クラス分類適応予測回路59、60、6
1、62のそれぞれは、予測しようとする下位階層の画
素をその空間的に近傍の複数の画素(上位階層に含まれ
る)のレベル分布に基づいて予測するものである。これ
らのクラス分類適応予測回路は、前述した図7と同様の
構成とされているきで、その説明は、簡単のため省略す
る。
【0095】上述した一実施例における符号化ユニット
125(図2参照)と同様の構成が階層符号化のエンコ
ーダ側にも設けられている。つまり、符号化ユニット1
25の構成と同様の構成を量子化器50、51、52、
53、54がそれぞれ有する。
【0096】次に、上述のエンコーダと対応する階層符
号化のデコーダ側の構成例を図14に示す。エンコーダ
側で生成された各階層データは、d30〜d34として
入力端子81、82、83、84、85にそれぞれ供給
される。そして、可変長符号のデコーダ86、87、8
8、89、90にて可変長符号の復号がなされる。これ
らのデコーダに対して、逆量子化器91、92、93、
94、95がそれぞれ接続される。
【0097】先ず、第5階層入力データd34は、逆量
子化器95において、エンコーダで施された量子化に対
応する復号処理が行われ、画像データd39となり、ク
ラス分類適応予測回路107および演算器103へ供給
される。また画像データd39は、第5階層の画像出力
として、出力端子112から取り出される。
【0098】クラス分類適応予測回路107では、第4
階層の画像データに対してクラス分類適応予測が施さ
れ、第4階層データの予測値d47が生成される。逆量
子化器94からのデータd38(すなわち、差分値)と
予測値d47とが加算器99で加算される。加算器99
から画像データd43が演算器103へ供給され、演算
器103では、非伝送画素の値を求めるために、上述し
た演算が実行され、逆量子化器95から供給された画像
データd39と画像データd43から第4階層の全画素
値が復元される。この演算器103において、復元され
た全画素値は、画像データd51として、クラス分類適
応予測回路106および演算器102へ供給される。ま
た画像データd51は、第4階層の出力として、出力端
子111から取り出される。
【0099】クラス分類適応予測回路106では、第3
階層の画像データに対してクラス分類適応予測が施さ
れ、第3階層データの予測値d46が生成される。逆量
子化器93からのデータd37と予測値d46とが加算
器98で加算される。加算器98から画像データd42
が演算器102へ供給され、演算器102により非伝送
画素の値が求められ、演算器103から供給された画像
データd51と画像データd42から第3階層の全画素
値が復元される。この演算器102において、復元され
た全画素値は、画像データd50として、クラス分類適
応予測回路105および演算器101へ供給される。ま
た画像データd50は、第3階層の出力として、出力端
子110から取り出される。
【0100】また、クラス分類適応予測回路105で
は、第2階層の画像データに対してクラス分類適応予測
が施され、第2階層データの予測値d45が生成され
る。逆量子化器92からのデータd36と予測値d45
とが加算器97で加算される。加算器97から画像デー
タd41が演算器101へ供給され、演算器101によ
り非伝送画素の値が求められ、演算器102から供給さ
れた画像データd50と画像データd41から第2階層
の全画素値が復元される。この演算器101において、
復元された全画素値は、画像データd49として、クラ
ス分類適応予測回路104および演算器100へ供給さ
れる。また画像データd49は、第2階層の出力とし
て、出力端子109から取り出される。
【0101】さらに、クラス分類適応予測回路104で
は、第1階層の画像データに対してクラス分類適応予測
が施され、第1階層データの予測値d44が生成され
る。逆量子化器91からのデータd35と予測値d44
とが加算器96で加算される。加算器96から画像デー
タd40が演算器100へ供給され、演算器100によ
り非伝送画素の値が求められ、演算器101から供給さ
れた画像データd49と画像データd40から第1階層
の全画素値が復元される。この演算器100において、
復元された全画素値は、画像データd48として、第1
階層の出力として、出力端子108から取り出される。
クラス分類適応予測回路104、105、106、10
7のそれぞれは、図7に示すのと同様の構成を有してい
る。
【0102】上述した一実施例の復号化ユニット134
と同様の構成を逆量子化器91、92、93、94、9
5がそれぞれ有する。従って、上述した階層符号化に対
してこの発明を適用した他の実施例によっても、上述し
た一実施例と同様に、ゼロ位置フラグZRおよび量子化
ステップΔを伝送する必要がなく、伝送データ量をより
少なくすることができる。
【0103】
【発明の効果】この発明は、再量子化で発生する量子化
値のコードのビット数を減少させるようにした符号化
(あるいは量子化)において、伝送する必要がある、付
加情報(ZR、Δ)のデータ量を大幅に削減することが
でき、伝送データ量を一層低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明を適用できる記録/再生、あるいは伝
送システムの一例のブロック図である。
【図2】この発明の一実施例のブロック図である。
【図3】この発明の一実施例中の残差信号の生成と、そ
のブロック化の説明に用いる略線図である。
【図4】この発明の一実施例における量子化処理の説明
に用いる略線図である。
【図5】この発明の一実施例中のオフセット検出回路の
一例のブロック図である。
【図6】この発明の一実施例中の量子化処理の説明に用
いる略線図である。
【図7】この発明の一実施例中のクラス分類適応予測回
路の構成を示すブロック図である。
【図8】クラス分類適応予測回路の処理を説明するため
に使用する略線図である。
【図9】クラス分類適応予測回路の係数の学習方法の一
例を示すフローチャートである。
【図10】この発明の一実施例における復号化ユニット
のブロック図である。
【図11】階層符号化の一例の説明に用いる略線図であ
る。
【図12】階層符号化の一例の説明に用いる略線図であ
る。
【図13】階層符号化に対してこの発明を適用した他の
実施例のエンコード側の構成の一例を示すブロック図で
ある。
【図14】この発明の他の実施例のデコード側の構成の
一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
2・・・最大値検出回路,3・・・最小値検出回路,5
・・・オフセット検出回路、8・・・量子化ステップ計
算回路、10・・・量子化回路、12a、12b、14
6a、146b・・・クラス分類適応予測回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川口 邦雄 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力ディジタル情報信号を発生データ量
    を少なくするように符号化する情報信号符号化装置にお
    いて、 上記入力ディジタル情報信号のサンプル値同士の残差信
    号を生成する手段と、 上記残差信号をブロック化する手段と、 上記ブロック毎に、最大値および最小値を検出し、上記
    最大値および上記最小値から量子化ステップと、量子化
    出力中の0が含まれるコード示すゼロ位置フラグを生成
    する手段と、 上記量子化ステップの予測値および上記ゼロ位置フラグ
    の予測値を生成する予測手段と、 上記ブロック化された残差信号を上記量子化ステップお
    よび上記ゼロ位置フラグの予測値を使用して再量子化す
    る量子化手段と、 上記量子化出力を伝送する伝送手段とからなることを特
    徴とする情報信号符号化装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の情報信号符号化装置に
    おいて、 上記予測手段は、 予測しようとするブロックの周辺に、予測に使用するゼ
    ロ位置フラグおよび量子化ステップが存在しない場合
    に、上記最大値および最小値から求められた上記ゼロ位
    置フラグおよび上記量子化ステップを上記量子化手段に
    供給すると共に、伝送する、例外処理を行うことを特徴
    とする情報信号符号化装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の情報信号符号化装置に
    おいて、 上記予測手段は、 予測しようとするブロックの周辺に存在するブロックの
    ゼロ位置フラグによりクラス分類を行い、周辺に存在す
    るブロックのゼロ位置フラグと、予め学習によって、ク
    ラス毎に求められた係数との線形結合により、ゼロ位置
    フラグの予測値を発生するクラス分類適応予測手段と、 予測しようとするブロックの周辺に存在するブロックの
    量子化ステップによりクラス分類を行い、周辺に存在す
    るブロックの量子化ステップと、予め学習によって、ク
    ラス毎に求められた係数との線形結合により、量子化ス
    テップの予測値を発生するクラス分類適応予測手段とか
    らなることを特徴とする情報信号符号化装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の情報信号符号化装置に
    おいて、 上記予測手段は、 予測しようとするブロックの周辺に存在するブロックの
    ゼロ位置フラグによりクラス分類を行い、予め学習によ
    って、クラス毎に求められた、ゼロ位置フラグの予測値
    を発生するクラス分類適応予測手段と、 予測しようとするブロックの周辺に存在するブロックの
    量子化ステップによりクラス分類を行い、予め学習によ
    って、クラス毎に求められた、量子化ステップの予測値
    を発生するクラス分類適応予測手段とからなることを特
    徴とする情報信号符号化装置。
  5. 【請求項5】 入力ディジタル情報信号を発生データ量
    を少なくするように符号化する情報信号符号化方法にお
    いて、 上記入力ディジタル情報信号のサンプル値同士の残差信
    号を生成するステップと、 上記残差信号をブロック化するステップと、 上記ブロック毎に、最大値および最小値を検出し、上記
    最大値および上記最小値から量子化ステップと、量子化
    出力中の0が含まれるコード示すゼロ位置フラグを生成
    するステップと、 上記量子化ステップの予測値および上記ゼロ位置フラグ
    の予測値を生成する予測のステップと、 上記ブロック化された残差信号を上記量子化ステップお
    よび上記ゼロ位置フラグの予測値を使用して再量子化す
    る量子化のステップと、 上記量子化出力を伝送するステップとからなることを特
    徴とする情報信号符号化方法。
  6. 【請求項6】 入力ディジタル情報信号から少なくとも
    第1および第2の階層データを形成し、上記第1および
    第2の階層データを符号化して伝送するようにした情報
    信号符号化装置において、 上記第1の階層データより解像度がより低い上記第2の
    階層データを形成する手段と、 上記第2の階層データから上記第1の階層データを予測
    する手段と、 上記予測されたデータと上記第1の階層データとの残差
    信号を形成する手段と、 上記残差信号をブロック化する手段と、 上記ブロック毎に、最大値および最小値を検出し、上記
    最大値および上記最小値から量子化ステップと、量子化
    出力中の0が含まれるコード示すゼロ位置フラグを生成
    する手段と、 上記量子化ステップの予測値および上記ゼロ位置フラグ
    の予測値を生成する予測手段と、 上記ブロック化された残差信号を上記量子化ステップお
    よび上記ゼロ位置フラグの予測値を使用して再量子化す
    る量子化手段と、 上記量子化出力を伝送する伝送手段とからなることを特
    徴とする情報信号符号化装置。
  7. 【請求項7】 入力ディジタル情報信号から少なくとも
    第1および第2の階層データを形成し、上記第1および
    第2の階層データを符号化して伝送するようにした情報
    信号符号化方法において、 上記第1の階層データより解像度がより低い上記第2の
    階層データを形成するステップと、 上記第2の階層データから上記第1の階層データを予測
    するステップと、 上記予測されたデータと上記第1の階層データとの残差
    信号を形成するステップと、 上記残差信号をブロック化するステップと、 上記ブロック毎に、最大値および最小値を検出し、上記
    最大値および上記最小値から量子化ステップと、量子化
    出力中の0が含まれるコード示すゼロ位置フラグを生成
    するステップと、 上記量子化ステップの予測値および上記ゼロ位置フラグ
    の予測値を生成する予測のステップと、 上記ブロック化された残差信号を上記量子化ステップお
    よび上記ゼロ位置フラグの予測値を使用して再量子化す
    る量子化のステップと、 上記量子化出力を伝送するステップとからなることを特
    徴とする情報信号符号化方法。
  8. 【請求項8】 量子化出力中の0が含まれるゼロ位置フ
    ラグと、量子化ステップとにより量子化されたデータを
    復号する情報信号復号方法において、 上記ゼロ位置フラグおよび上記量子化ステップを予測す
    る予測のステップと、 上記ゼロ位置フラグおよび上記量子化ステップの予測値
    により上記量子化出力を代表値へ変換する逆量子化のス
    テップと、 上記逆量子化された残差信号をブロック分解し、元の順
    序へ変換するステップとからなることを特徴とする情報
    信号復号方法。
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