JPH0910337A - 体管の一部をイオン化放射線によって治療するための医療器具 - Google Patents

体管の一部をイオン化放射線によって治療するための医療器具

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JPH0910337A
JPH0910337A JP8158095A JP15809596A JPH0910337A JP H0910337 A JPH0910337 A JP H0910337A JP 8158095 A JP8158095 A JP 8158095A JP 15809596 A JP15809596 A JP 15809596A JP H0910337 A JPH0910337 A JP H0910337A
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medical device
coil
core wire
tip
proximal
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JP8158095A
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Michael Schwager
ミシャエル・シュワーガー
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Schneider Europe GmbH
Original Assignee
Schneider Europe GmbH
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    • A61N5/00Radiation therapy
    • A61N5/10X-ray therapy; Gamma-ray therapy; Particle-irradiation therapy
    • A61N5/1001X-ray therapy; Gamma-ray therapy; Particle-irradiation therapy using radiation sources introduced into or applied onto the body; brachytherapy
    • A61N5/1002Intraluminal radiation therapy
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61NELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
    • A61N5/00Radiation therapy
    • A61N5/10X-ray therapy; Gamma-ray therapy; Particle-irradiation therapy
    • A61N5/1001X-ray therapy; Gamma-ray therapy; Particle-irradiation therapy using radiation sources introduced into or applied onto the body; brachytherapy
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    • A61N2005/1025Wires

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 治療部位において確実に検知することがで
き、安全に放射線照射を行うことのできる、医療器具を
提供する。 【解決手段】 医療器具は、コアワイヤ1を備える。コ
アワイヤの周囲には、放射性材料から成るコイル3が取
り付けられる。基端側の第1の放射線不透過性のコイル
4、及び、先端側の第2の放射線不透過性のコイル5
が、放射線照射コイル3を保持してこれを位置決めす
る。これにより、放射線照射コイル3をコアワイヤ1の
周囲で確実に位置決めし、X線透視検査による正確な観
察を行うことを可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コアワイヤの先端
領域に設けられた放射線照射手段を備え、イオン化放射
線によって体管の一部を治療すなわち処置する技術に関
する。
【0002】
【従来の技術】管内近接照射療法、特に、経皮経管近接
照射療法は現在、そのような治療に使用される器具の適
正なハンドリング、励起、輸送、殺菌及び正確な位置決
めに関して固有の問題に直面している。そのような問題
は、処置すべき病巣に到達することが比較的困難であ
り、正常な領域に対して損傷を与える危険性が十分に高
い経皮経管近接照射療法の場合には、特に顕著である。
【0003】例えば、米国特許第5,147,282号
は、気管支内及び婦人科の照射療法に特に適した、手動
操作の照射装置を開示している。そのような装置は、鉛
の放射線遮蔽体を備えており、該遮蔽体は、長手方向に
伸長するケーブル収容通路を有している。その一端部に
設けられる放射性シードを有するケーブルが、上記ケー
ブル収容通路の中に収容される。使用中には、患者の中
に設けられたカテーテルが、上記遮蔽体に接続され、放
射線源材料を担持する上記ケーブルの部分が、上記遮蔽
体のケーブル収容通路を通って前進されて、カテーテル
の中に入る。上記米国特許は、気管支内照射治療の準備
においては、気管支鏡を用いて患者の病巣を視覚的に特
定し、患者から気管支鏡を回収する前に、2つの鉛マー
カーを患者の胸部に向かって外方に広げることにより、
そのような鉛マーカーによって病巣の範囲、すなわち、
病巣の始点から終点までをマークすることを開示してい
る。シード型のケーブル以外の放射線源と共に使用され
るようになされたある実施例によれば、遮蔽体は、その
端部から端部まで伸長する金属管で構成されており、そ
のような金属管は、遮蔽体の一端部を貫通し、また、そ
の他端部を越えて貫通している。この金属管は、一端部
が閉鎖されたプラスチックタンデムを自由に通過させる
ためのものであり、上記プラスチックタンデムは、プラ
スチックのストッパインサートによって該タンデムの中
に保持された、放射線源の管を収容している。照射源を
患者の中に装填するために、空の金属タンデムを患者の
中に定置し、両端部に作動レバーを有するバネクリップ
型の迅速解除コネクタを備えた、接続チューブが取り付
けられる。一端部は、遮蔽体に、また、他端部は、環状
の金属タンデムに取り付けられる。次に、装填/回収ア
センブリを用いて、放射線源及びストッパインサートを
収容しているプラスチックタンデムを接続チューブを介
して遮蔽体に通し、患者の中に挿入されている金属タン
デムの中へ押し込む。その後、遮蔽体及び接続チューブ
は、取り除いて貯蔵することができる。照射療法が完了
すると、放射線源は、装填/回収ケーブルアセンブリに
よって、取り除く必要がある。この目的のために、最初
に、ストッパインサートをプラスチックタンデムから取
り除き、接続チューブ及び遮蔽体を患者に再度接続す
る。放射線源を取り除くために、上記装填/回収ケーブ
ルアセンブリは、テフロンのチューブで包囲されたスチ
ールケーブルを備えており、そのようなスチールケーブ
ルは、上記テフロンのチューブから外方に伸長する堅い
先端すなわちチップで終端となっており、上記堅いチッ
プとテフロンチューブの端部との間に位置する軟らかい
ゴムのリングに圧接する。上記スチールケーブルの他端
部は、引き抜き機構に接続されている。該引き抜き機構
は、戻しバネを備えており、該戻しバネは、上記スチー
ルケーブルの端部を押圧すると共に、同心円状のロック
アップを有する一組のネジによって調節される。この範
囲内で、装填/回収ケーブルアセンブリは、遮蔽体及び
接続チューブを通って前進し、放射線源、ケーブルの堅
いチップ及びゴムリングを収容するプラスチックタンデ
ムの開口で停止し、プラスチックタンデムの中に入る。
引き抜き機構のセットネジが作動されて、スチールケー
ブルを後退させ、これにより、堅いチップを押圧して軟
らかいゴムリングをテフロンチューブの端部に押し付
け、これにより、軟らかいゴムリングは、半径方向に膨
張して、プラスチックタンデムの内壁を把持する。この
ように、装填/回収ケーブルアセンブリが、放射線源を
収容するプラスチックタンデムに接続されると、ケーブ
ルを接続チューブから引き出して、プラスチックタンデ
ム及び放射線源を遮蔽装置の内側の貯蔵位置に戻すこと
ができる。引き抜き機構を逆に操作すると、スチールケ
ーブルがプラスチックタンデムから外れ、ストッパイン
サートをプラスチックタンデムの中に再度挿入すること
ができる。
【0004】DE−U−9102312は、バルーンカ
テーテルの管腔の中で運動可能なガイドワイヤの端部に
取り付けられた放射性シードを有する、バルーンカテー
テルの使用を開示している。上記文献は、放射線媒体を
病巣に関して正確に特定する必要性を述べているが、放
射線媒体の位置は、何時でも正確に特定することがで
き、その位置は、上述の文献に記載されているように、
恐らく放射線検知器、及び、外部マーキングによって、
モニタ上で観察することができる。
【0005】放射線ガイドワイヤを用いる場合には、放
射線源を操作ワイヤに対して安全に固定するという問題
がある。勿論、放射線源は、放射線発生材料からしか形
成することができず、従って、その材料の性質は常に制
限されることになる。別の問題は、放射線源は、操作ワ
イヤを用いずに、それ自身が作動しなければならない。
その理由は、活性化及び操作ワイヤもワイヤを活性化
し、これにより、ワイヤから有害な放射線が発生するか
らである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の基本的な目的
は、安全で且つ危険性がなく、処置領域における正確な
検知が可能であり、また、狭い及び/又は曲がりくねっ
た血管、あるいは、遠隔な位置及び他の到達が困難な領
域であっても、永続的に観察して治療を行うことのでき
る、放射線照射装置を提供することである。
【0007】本発明の別の目的は、管内近接照射療法、
特に、経皮経管近接照射療法に使用される材料の位置決
め、ハンドリング、励起、搬送、組み立て及び殺菌の状
態を改善することである。
【0008】本発明の更に別の目的は、多目的型で製造
が簡単且つ容易に使用することができる器具によって、
上述の状態を改善することである。
【0009】そのために、本発明は、請求の範囲の記載
に従う。
【0010】
【課題を解決するための手段】従って、放射線照射手段
をコアワイヤの先端領域に位置決めするために、放射線
不透過性の手段を用いると、そのような手段を固定する
ことに加えて、X線透視観察による正確且つ永続的な監
視が、放射線照射手段に関して達成される。従って、放
射線不透過性の観察構造の位置と放射線照射の手段の実
際の位置との間の一致しない情報生ずることはなく、そ
のような結果は、欠陥の形態及び病巣の位置に関係無
く、常に一定である。放射線照射位置には正確な情報が
あるので、効果的ではない治療が行われる危険性が全く
なく、また、処置を必要としない領域に対する損傷もな
い。本器具は、コアワイヤの特定の構造及び材料の構成
に依存することなく、簡単に形成することができる。放
射線照射手段は、コアワイヤとは別に、搬送し、作動
し、取り扱うことができ、放射線照射手段を放射線不透
過性の観察構造に関して誤ってあるいは不完全に位置決
めする危険性を伴わずに、通常の放射線保護環境の下
で、放射線不透過性の手段によって、コアワイヤに容易
に取り付けることができる。殺菌の後に組み立てる。治
療の手順が大幅に単純化される。すなわち、医師は、バ
ルーンの補強ワイヤを単に引っ張り、狭窄部の中にバル
ーンを位置決めするために使用されるX線透視装置以外
の他の監視装置を必要とすることなく、放射線照射手段
が装着されたコアワイヤを適所に挿入することにより、
バルーン膨張操作により狭窄部の拡張を容易に行うこと
ができる。これは、極めて高い精度で行われ、放射線照
射手段を不適切に位置決めする危険性がない。その先端
が閉止されているバルーンカテーテルを用いて、汚染の
危険性を極力減少させ、放射線治療を必要とする適正な
部位に、バルーンの中の放射線照射手段を正確に位置決
めすることができる。
【0011】放射線不透過性の手段が、コアワイヤに取
り付けられた、基端側の第1の放射線不透過性の要素、
及び、先端側の第2の放射線不透過性の要素を備え、上
記第1及び第2の放射線不透過性の要素が、これら要素
の間に放射線照射手段を保持する場合には、その長さに
沿ってその端部から端部までの完全な位置情報を与える
ことにより、放射線照射手段のを極めて正確に検知する
ことができる。これと同時に、放射線照射手段は、コア
ワイヤを包囲する、チューブ、コイル又はワイヤメッシ
ュ(金網)の如き、簡単な円筒形の形態にすることがで
き、そのような構造は、コアワイヤに取り付けるために
その周囲で容易に摺動させることができる。放射線照射
手段のそのような円筒形の形態は、半径方向に均一な照
射を行うことができ、また、照射量の密度が高いとい
う、追加の利点を有している。
【0012】基端側の第1の放射線不透過性の要素及び
先端側の第2の放射線不透過性の要素は、コアワイヤを
包囲するコイルの形態を有することができる。そのよう
な形態は、コイルの構造が弾性を有するために、放射線
照射手段をコアワイヤに寸法公差を必要とせずに取り付
けることを可能とする。また、そのようなコイルの形態
は、コアワイヤの周囲で摺動させることにより、極めて
確実に組み立てることを可能とし、これにより、そのよ
うな組み立ては容易となり、また、放射線保護の目的の
駆動チャンネルによって、迅速且つ安全に行うことがで
きる。上記コイルの形態は、アセンブリの剛性を容易に
調節して、コアワイヤのレベルにおける可撓性及び押込
性の要件に合致させると共に、高密度の放射線不透過性
の構造を確保する。
【0013】基端側の第1の放射線不透過性の要素が、
コアワイヤに取り付けられた基端を有するコイルである
場合には、コイルをコアワイヤに対して容易に且つ効率
に取り付けることができる。これと同時に、放射線照射
手段及び第2の放射線不透過性の要素の積み重ねた組み
立ての基本的な定義を与える。基端側の第1の放射線不
透過性のコイルの基端が、コアワイヤにハンダ付けされ
る場合には、そのようなアセンブリは、コアワイヤの形
態に影響を与えず、放射線保護状態の下で、容易に形成
することができる。上記ハンダ付け部分が、基端側に向
かってテーパ形状になっている場合には、コイルとコア
ワイヤとの間に円滑な遷移部が形成され、コアワイヤの
運動を阻害するような邪魔になる突出部を防止すること
ができる。ハンダ付け部分に最も適正な可撓性を与える
ために、コイルの基端は、引き延ばされた回旋部を有す
ることができる。
【0014】基端側の第1の放射線不透過性の要素が、
コアワイヤに取り付けられた先端を有するコイルである
場合には、そのレベルにおける装置の可撓性を更に調節
することができる。コイルの上記先端が、コアワイヤに
ハンダ付けされる場合には、コアワイヤの形態に影響を
与えず、同時に、放射線保護状態の下での作動の容易性
を維持するという効果が再び得られる。そのようなハン
ダ付け部分が、先端側に向かってテーパ形状になってい
る場合には、コアワイヤの中心に位置決めされる円錐部
が、放射線照射手段の基端に対して得られ、実質的に円
筒形の形態が、コアワイヤを包囲することになる。ハン
ダ付け部分のレベルに適正な可撓性を得るために、コイ
ルの先端は、引き延ばされた回旋部を有することができ
る。
【0015】先端側の第2の放射線不透過性の要素が、
コアワイヤの周囲で少なくとも部分的に絞られたコイル
を備える場合には、先端側の第2の放射線不透過性の要
素は、コアワイヤに特定の位置基準点を設けることな
く、摩擦嵌めによってコアワイヤに迅速且つ簡単に取り
付けることができ、これにより、放射線照射手段の長さ
のヘッドを組み立ての困難性なく、補償することができ
る。そのような部分的に絞られたコイルが、基端部分及
び先端部分、並びに、その間の中間部分を有し、該中間
部分が、コアワイヤに対して絞られている場合には、基
端及び先端を有するコイルの形態を容易に得ることがで
き、そのような形態は、円形にしなければならないその
前の表面及びそれ以後の表面を有する、連続的な遷移部
が確実に得られる。上記中間部分がコアワイヤを変形可
能に絞る場合には、コイルとコアワイヤとの間に、より
強い嵌合が得られ、その結果、コイルの回旋部が、コア
ワイヤの表面に加入し、その際に両方の部分が変形す
る。
【0016】上記部分的に絞られたコイルは、コアワイ
ヤの先端領域を越えて先端側に伸長する先端部分を有す
ることができ、これにより、コアワイヤが既に比較的剛
性を有している器具のレベルに、望ましくない剛性が生
ずるのを防止することができる。これは、装置を狭く曲
がった形状のあるいは他の形状の困難な通路に通すため
に、特に重要である。そのような特徴はまた、コアワイ
ヤとコイルとの間の寸法公差のない組み立てをもたら
し、同時に、コイルは依然として、放射線照射手段を位
置決めするというその目的を達成する。部分的に絞られ
たコイルの先端部分の先端側は、チップの中で終端とな
り、円滑にカテーテルの中に前進することができる。チ
ップが実質的に球形の表面を有するハンダ付け部分であ
る場合には、球形のチップ部品を必要とすることなく、
装置の組み立て時に形成することができる。
【0017】先端側の第2の放射線不透過性の要素(コ
アワイヤに対して絞られた中間部分を有する)は、更
に、そのような部分的に絞られたコイルの基端部分より
基端側に位置する、接続コイルを備えることができ、そ
のような接続コイルは、上記部分的に絞られたコイルよ
りも大きく、上記部分的に絞られたコイルの基端部分
は、接続コイルの先端部分に取り付けることができる。
部分的に絞られたコイルが、絞り加工によって、平坦に
なされた場合には、その寸法は、その絞り方向に対して
直交する方向に増大し、従って、絞られたコイルに対し
て小さな直径を用いることにより、上記平坦な寸法の増
大を極力小さくすることができ、また、より大きな接続
コイルに取り付けて、放射線エネルギのために適正な質
量を有するために厚くしなければならない放射線照射手
段との間に円滑な遷移部を確保することができる。
【0018】部分的に絞られたコイルの基端部分が、接
続コイルの先端部分とかみ合う場合には、追加の要素を
必要とすることなく、簡単に組み立てることができる。
部分的に絞られたコイルの上述の基端部分は、少なくと
も2つの引き延ばされた回旋部を有することができ、こ
れにより、かみ合う回旋部の摩擦を増大させることによ
り、上記2つのコイルの間に純粋な摩擦嵌めを得ること
ができる。従って、上記2つのコイルのアセンブリは、
完全に固定され、放射線環境では望ましくない接着剤、
あるいは、アセンブリの剛性を高めるハンダ付け部分を
用いる必要がない。
【0019】先端側の第2の放射線不透過性の要素に関
する上述の2つのコイルアセンブリの範囲内において、
接続コイルは、放射線照射手段の円筒形の形態に実質的
に合致する外径寸法を有することができ、そのような構
成は、放射線照射手段との間に、最も滑らかな遷移部を
形成する。
【0020】本発明の上述の及び他の目的、並びに、特
徴及び利点は、本発明の好ましい例示的な実施例を概略
的に示す図面を参照して、以下の詳細な記載を読むこと
により、明らかとなろう。
【0021】
【発明の実施の形態】図1及び図2に示す医療器具は、
例えば、バルーンカテーテル治療で使用される、コアワ
イヤ1を備えており、該コアワイヤは、ステンレス鋼か
ら形成されるのが好ましい。コアワイヤ1は、基端領域
(図示せず)と、先端領域2とを備えており、該先端領
域の周囲には、コアワイヤを包囲する放射性材料から成
るコイル3が取り付けられている。そのような放射性材
料は、例えば、イットリウム90とすることができる。
コイル3は、励起を行うための重要な質量を得るため
に、厚みのあるワイヤから形成されるのが好ましい。
【0022】コイル3は、基端側の第1のコイル要素
4、及び、先端側の第2のコイル要素5によって、これ
らコイル要素の間でコアワイヤ1の周囲に位置決めされ
ている。従って、上記両コイル要素は、コアワイヤの周
囲における上記コイルの位置、並びに、コアワイヤに対
する取り付けを決定している。コイル要素4、5は、X
線透視検査装置による観察を可能にするための放射線不
透過性を高めるために、高密度金属から形成されてお
り、例えば、タングステンから形成されるのが好まし
い。
【0023】基端側のコイル要素4は、コアワイヤ1を
包囲しており、その基端6は、コアワイヤに対して、符
号7の位置においてハンダ付けされている。上記基端6
は、可撓性を幾分大きくするために引き延ばされた回旋
部8を有していると共に、コアワイヤにハンダ付けされ
ており、従って、このアセンブリは、幾分可撓性を有し
ている。ハンダ付け部分7は、基端側に向かうテーパ形
状を有しており、これにより、コアワイヤ1との間に円
滑な遷移部を形成している。コイル要素4の先端9も、
符号10で示す位置において、コアワイヤ1にハンダ付
けされており、上記先端9は、その位置において、アセ
ンブリにより高い可撓性を与えるために引き延ばされた
幾つかの回旋部11を有している。ハンダ付け部分10
は、先端側に向かうテーパ形状を有しており、これによ
り、放射線照射のコイル3を中心決めするための円錐形
を形成している。
【0024】先端側のコイル要素5も、コアワイヤ1を
包囲すると共に、コアワイヤ1に対して少なくとも部分
的に絞られた(締め付けられた)コイル12を有してい
る。コイル12は、基端部分13と、先端部分14と、
中間部分15とを有しており、該中間部分は、コアワイ
ヤ1に対して絞られており、従って、断面図である図2
の矢印16で示すように、平坦になっている。中間部分
15は、コアワイヤ1を変形可能に圧搾し、その回旋部
とコアワイヤ1の表面との間の相互貫入を行わせるのが
好ましい。
【0025】コイル要素5のコイル12は、コアワイヤ
1の先端領域2を越えて先端側に伸長し、チップ17で
その先端が終端となっている、先端部分14を有してお
り、上記チップは、実質的に球形の表面を有するハンダ
付け部分であるのが好ましい。
【0026】コイル要素5のコイル12の基端部分13
は、コイル12よりも大きい接続コイル19とかみ合う
回旋部18を有し、上記接続コイル19は、コイル12
の基端側でコアワイヤ1を包囲しており、高い放射線不
透過性を有する同じ高密度金属から形成されたコイル要
素5の一部である。コイル19の基端20は、放射線照
射のコイル3の先端21に接触しており、その外径寸法
22は、放射線照射コイル3のX線透視検査の円筒形の
形態23に実質的に整合している。コイル12の基端部
分13の回旋部18の中の2又はそれ以上の回旋部24
は、コイル19に摩擦嵌めされるように、引き延ばされ
ている。
【0027】本器具の組立は、最初に、基端側の第1の
放射線不透過性のコイル4をコアワイヤ1に係合させて
ハンダ付けし、次に、コアワイヤを励起された放射線照
射コイル3に係合させ、更に、接続コイル19と、該接
続コイル19の中にねじ込まれ、その先端にチップ17
が形成されている、接続コイル12とから成るアセンブ
リ5をコアワイヤに係合させ、上記コイル12の中間部
分15をコアワイヤ1に対して締め付けて該コアワイヤ
に確実に固定することによって、形成される。
【0028】使用した後には、放射線照射コイルのエネ
ルギが放射能の許容限界に達した後に、器具全体を、法
的に要求される条件の下で、廃棄することができる。
【0029】本発明の範囲から逸脱することなく、変形
例を考えることができる。
【0030】例えば、放射性材料から成るコイル3は、
他の非円筒形の形態とすることができ、あるいは、コア
ワイヤ1を包囲する、管又はワイヤメッシュの如き他の
円筒形の形態とすることも好ましい。
【0031】コアワイヤの周囲で先端側のコイル要素5
を絞ることにより、階段状にすることが重要でない場合
においては、接続コイル19を使用せずに、コイル12
の基端を放射線照射コイル3の先端に接触させることが
できる。また、接続コイル19を省略して、コイル12
を2つの直径を有するコイルとすることもできる。
【0032】チップ17は、ハンダ付け以外の手段によ
って形成することができ、例えば、嵌合する部品を用い
ることができる。
【0033】同様に、基端側の第1のコイル要素4のハ
ンダ付け部分7及び/又は10も、コアワイヤに摩擦嵌
めあるいは嵌合するテーパ形状のブッシングで置き換え
ることができ、例えば、そのようなブッシングのリブを
コアワイヤの円形の溝に貫入することができる。
【0034】放射線照射手段をコアワイヤの周囲に位置
決めするための1つ又は2つの放射線照射コイルを他の
構造によって置き換えることもでき、例えば、コアワイ
ヤの横方向の溝に嵌合する、放射線不透過性のリング又
はブッシングで置き換えることができる。
【0035】勿論、放射線不透過性の要素の一方だけを
用いて、放射線照射要素をコアワイヤの周囲で位置決め
することができ、そのような1つの要素は、位置決め及
び固定の目的で、放射線照射要素に取り付けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】医療器具の長手方向の部分断面図である。
【図2】図1の線I−Iに沿って取った断面図である。
【符号の説明】
1 コアワイヤ 2 先端領域 3
放射線照射手段 4、5 放射線不透過性の手段(コイル) 6
基端 7、10 ハンダ付け部分 11 引き延ばされた回旋部 12 コアワイ
ヤの先端領域 17 チップ 19 接続コイル

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コアワイヤ(1)の先端領域(2)に設
    けられる放射線照射手段(3)を備え、体管の一部をイ
    オン化放射線によって治療するための医療器具であっ
    て、前記放射線照射手段(3)を前記コアワイヤ(1)
    の先端領域(2)で位置決めするための放射線不透過性
    の手段(4、5)を備えることを特徴とする、医療器
    具。
  2. 【請求項2】 請求項1の医療器具において、前記放射
    線不透過性の手段(4、5)が、前記コアワイヤに設け
    られる、基端側の第1の放射線不透過性の要素(4)
    と、前記コアワイヤに設けられる、先端側の第2の放射
    線不透過性の要素(5)とを備えており、前記第1及び
    第2の放射線不透過性の要素が、前記放射線照射手段
    (3)を、前記コアワイヤ(1)の先端領域(12)に
    沿って、前記第1及び第2の放射線不透過性の要素の間
    に維持することを特徴とする、医療器具。
  3. 【請求項3】 請求項2の医療器具において、前記放射
    線照射手段が、前記コアワイヤ(1)を包囲する実質的
    に円筒形の形態(3)を有していることを特徴とする、
    医療器具。
  4. 【請求項4】 請求項3の医療器具において、前記放射
    線照射手段が、前記コアワイヤ(1)を包囲するコイル
    (3)を備えていることを特徴とする、医療器具。
  5. 【請求項5】 請求項3の医療器具において、前記放射
    線照射手段が、前記コアワイヤ(1)を包囲する管を備
    えていることを特徴とする、医療器具。
  6. 【請求項6】 請求項3の医療器具において、前記放射
    線照射手段が、前記コアワイヤ(1)を包囲するワイヤ
    メッシュを備えていることを特徴とする、医療器具。
  7. 【請求項7】 請求項3乃至6のいずれかの医療器具に
    おいて、前記基端側の第1の放射線不透過性の要素
    (4)、及び、前記先端側の第2の放射線不透過性の要
    素(5)が、前記コアワイヤ(1)を包囲するコイルの
    形態(4、12、19)を有していることを特徴とす
    る、医療器具。
  8. 【請求項8】 請求項7の医療器具において、前記基端
    側の第1の放射線不透過性の要素が、前記コアワイヤ
    (1)に取り付けられた基端(6)を有するコイル
    (4)であることを特徴とする、医療器具。
  9. 【請求項9】 請求項8の医療器具において、前記コイ
    ル(4)の前記基端(6)が、前記コアワイヤ(1)に
    ハンダ付けされていることを特徴とする、医療器具。
  10. 【請求項10】 請求項9の医療器具において、前記ハ
    ンダ付け部分(7)が、基端側に向かうテーパ形状を有
    していることを特徴とする、医療器具。
  11. 【請求項11】 請求項9の医療器具において、前記コ
    イル(4)の基端(6)が、引き延ばされた回旋部
    (8)であることを特徴とする、医療器具。
  12. 【請求項12】 請求項7の医療器具において、前記基
    端側の第1の放射線不透過性の要素が、前記コアワイヤ
    (1)に取り付けられた先端(9)を有するコイル
    (4)であることを特徴とする、医療器具。
  13. 【請求項13】 請求項12の医療器具において、前記
    コイル(4)の前記先端(9)が、前記コアワイヤ
    (1)にハンダ付け部分(10)によってハンダ付けさ
    れていることを特徴とする、医療器具。
  14. 【請求項14】 請求項13の医療器具において、前記
    ハンダ付け部分(10)が、先端側に向かってテーパ形
    状になっていることを特徴とする、医療器具。
  15. 【請求項15】 請求項13の医療器具において、前記
    コイル(4)の先端(9)が、引き延ばされた回旋部
    (11)を有していることを特徴とする、医療器具。
  16. 【請求項16】 請求項7の医療器具において、前記先
    端側の第2の放射線不透過性の要素(5)が、前記コア
    ワイヤ(1)に対して少なくとも部分的に絞られたコイ
    ル(12)を備えていることを特徴とする、医療器具。
  17. 【請求項17】 請求項16の医療器具において、前記
    部分的に絞られたコイル(12)が、基端部分(13)
    と、先端部分(14)と、これら基端部分及び先端部分
    の間で前記コアワイヤ(1)に対して絞られた中間部分
    (15)とを有していることを特徴とする、医療器具。
  18. 【請求項18】 請求項17の医療器具において、前記
    中間部分(15)が、前記コアワイヤ(1)に対して、
    変形可能に絞られていることを特徴とする、医療器具。
  19. 【請求項19】 請求項16の医療器具において、前記
    部分的に絞られた部分(12)が、前記コアワイヤ
    (1)の先端領域(2)を越えて先端側に伸長する先端
    部分(14)を有していることを特徴とする、医療器
    具。
  20. 【請求項20】 請求項19の医療器具において、前記
    部分的に絞られたコイル(12)の前記先端部分(1
    4)の先端が、チップ(17)で終端となっていること
    を特徴とする、医療器具。
  21. 【請求項21】 請求項20の医療器具において、前記
    チップ(17)が、実質的に球形の表面を有するハンダ
    付け部分であることを特徴とする、医療器具。
  22. 【請求項22】 請求項17の医療器具において、前記
    先端側の第2の放射線不透過性の要素(5)が、更に、
    前記部分的に絞られたコイル(12)の基端部分(1
    3)よりも基端側に位置する接続コイル(19)を備え
    ており、該接続コイル(19)は、前記部分的に絞られ
    たコイル(12)よりも大きく、該部分的に絞られたコ
    イル(12)の前記基端部分(13)が、前記接続コイ
    ル(19)の先端部分に取り付けられていることを特徴
    とする、医療器具。
  23. 【請求項23】 請求項22の医療器具において、前記
    部分的に絞られたコイル(12)の前記基端部分(1
    3)が、前記接続コイル(19)の先端部分とかみ合い
    部分(18)でかみ合っていることを特徴とする、医療
    器具。
  24. 【請求項24】 請求項23の医療器具において、前記
    部分的に絞られたコイル(12)の前記基端部分(1
    3)が、少なくとも2つの引き延ばされた回旋部(2
    4)を有していることを特徴とする、医療器具。
  25. 【請求項25】 請求項22の医療器具において、前記
    接続コイル(19)は、前記放射線照射手段(3)の円
    筒形の形態(23)に実質的に整合する外径寸法を有し
    ていることを特徴とする、医療器具。
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