JPH09103453A - 可搬式患者支持システム - Google Patents

可搬式患者支持システム

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JPH09103453A
JPH09103453A JP8092589A JP9258996A JPH09103453A JP H09103453 A JPH09103453 A JP H09103453A JP 8092589 A JP8092589 A JP 8092589A JP 9258996 A JP9258996 A JP 9258996A JP H09103453 A JPH09103453 A JP H09103453A
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ディーター・カニッツェル
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ゲオルグ・マルクス
Bastert Carl-Christian
カール・クリスチアン・バシュテルト
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 公知の可搬式患者支持システムの、機能上の
安全性向上。 【解決手段】 可搬式患者支持システムにおいて支持コ
ラム10のピン受容体26及び搬送用台車16のピン受
容体22が接続要素24を同時に受容している移動位置
にある場合、接続要素24が2つのピン受容体22,2
6に対して相対的に動くと、ピン受容体の戻り止め凹部
48にあるラッチ用爪38がその最大回動角度の途中ま
で部分的に回動して爪38の回動軸40に近い方の拘束
レッジ60が戻り止め凹部48内に動き、一方、2つの
ピン受容体22,26が相対的に動く場合、回動軸40
から遠い方の拘束レッジ58がピン受容体26あるいは
ピン受容体22の戻り止め凹部48内にラッチされ、支
持面手段18を固定するようにコントロールカム68及
びコントロールカーブ面66の位置及び形状が構成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、患者支持面手段
と、上記支持面手段を支持する支持コラムと、上記支持
面手段を搬送する搬送用台車とを含み、上記支持面手段
が上記搬送用台車と上記支持コラムとの間の相対運動を
通して上記支持コラムから上記搬送用台車にあるいは上
記搬送用台車から上記支持コラムに移動可能であり、上
記支持面手段に少なくとも2個のピン状の接続要素が設
置され、上記接続要素が、上記支持コラムに設けられ上
記接続要素を補完する形状のピン受容体に、上記支持面
手段を上記支持コラムに接続するため挿入可能であり、
また上記接続要素が、上記搬送用台車に設けられ上記接
続要素を補完する形状のピン受容体に、上記支持面手段
を上記搬送用台車に接続するため挿入可能であり、少な
くとも2個のラッチ用爪がラッチされたラッチ位置とラ
ッチを外されたラッチ解除位置との間を可動なように上
記接続要素の各々に回動自在に支持され、上記接続要素
の各々が、上記コラムに付随するピン受容体から上記搬
送用台車に付随するピン受容体へのあるいは上記搬送用
台車に付随するピン受容体から上記コラムに付随するピ
ン受容体への移動の際に、上記コラムに付随するピン受
容体と搬送用台車に付随するピン受容体に同時に受容さ
れ、各上記ピン受容体の内部に戻り止め凹部及びコント
ロール面が形成され、上記ラッチ用爪の一方がラッチ位
置にあるとき上記戻り止め凹部が上記ラッチ位置にある
一方のラッチ用爪を受容し、上記コントロール面が他方
の上記ラッチ用爪に対応し、上記コントロール面が、上
記接続要素が挿入されるとき上記対応するラッチ用爪を
ラッチを外されたラッチ解除位置にシフトし、各上記ラ
ッチ用爪が2つの部分を有し、上記2つの部分の一方が
上記支持コラムのピン受容体もしくは上記搬送用台車の
ピン受容体の上記戻り止め凹部に受容され、上記2つの
部分の他方が、上記支持コラムのピン受容体もしくは上
記搬送用台車のピン受容体のうち上記2つの部分の一方
と対応しない方のピン受容体の上記コントロール面と係
合する可搬式患者支持システムに関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】このよ
うな可搬式患者システムは、ヨーロッパ特許出願公開番
号(EP)0457246の発明により公知である。
【0003】本発明の目的は、公知の可搬式患者支持シ
ステムの機能上の安全性を高めることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明においては、係合するピン受容体の戻り止め
凹部に受容される各ラッチ用爪の2つの部分の一方が、
上記爪の回動軸から各々異なる距離に位置される2つの
拘束レッジ(ledge) を有し、各上記ピン受容体のコント
ロール面にコントロールカムが形成され、上記ピン受容
体の上記コントロール面と係合する上記ラッチ用爪の2
つの部分の他方に、コントロールカーブ面が上記コント
ロールカム及び上記コントロール面と協働するように形
成され、支持コラムのピン受容体及び搬送用台車のピン
受容体が接続要素を同時に受容している移動位置にある
場合、上記接続要素が上記2つのピン受容体に対して相
対的に動くと、上記ラッチ用爪がその最大回動角度の途
中まで部分的に回動して上記爪の上記回動軸に近い方の
拘束レッジが上記戻り止め凹部内に動き、一方、上記2
つのピン受容体が相対的に動く場合、上記爪の上記回動
軸から遠い方の拘束レッジが上記支持コラムのピン受容
体あるいは上記搬送用台車のピン受容体の上記戻り止め
凹部内にラッチされ、支持面手段を固定するように上記
コントロールカム及び上記コントロールカーブ面の位置
及び形状が構成されている。
【0005】支持コラムのピン受容体及び搬送台車のピ
ン受容体がその移行位置にあるとき、2個の接続要素の
各々に2個ずつ付随する爪は、ラッチを外されたラッチ
解除位置にある。本発明の課題解決のための手段によ
り、上記の状況において患者支持面手段が支持コラム及
び搬送用台車から何かのはずみで外れてしまう(あるい
はうっかり外してしまう)ことが防止される。つまり、
上記の(全ての爪がラッチを外された状態にある)瞬間
において、もし支持面手段を持ち上げて、この患者支持
面手段の接続要素を(移行位置にある)支持コラムのピ
ン受容体及び搬送用台車のピン受容体に対して(上方
に)動かそうとすると、ラッチ用爪に形成されたコント
ロールカーブ面と(これに対応してピン受容体のコント
ロール面に形成された)コントロールカムとが協働し、
ラッチ用爪が部分的に回動するよう制御されて、爪が、
その回動軸に近い方の拘束レッジを介して戻り止め凹部
内にラッチされる。もし、患者支持面手段が傾けられる
と、やはり上記と同じことが起こる。この支持面手段が
傾けられた状態においても、ラッチ用爪の少なくとも一
方が、その回動軸に近い方の拘束レッジで隣接する戻り
止め凹部内にラッチされるので、患者支持面手段が支持
要素(本発明においてはコラム及び台車)からはずみで
外れてしまう(あるいはうっかり外してしまう)可能性
が排除される。
【0006】本発明の他の特徴及び有利な点は、以下の
記述(本発明を実施の形態を通して添付図面との関連に
おいて説明するものである)から明らかになろう。
【0007】
【発明の実施の形態】図1(a)に、本発明の手術台支
持コラム10が示されており、手術台支持コラム10は
コラム足部12及びコラム頭部14を有し、コラム頭部
14はコラム足部12の上に支持されると共にその高さ
が調節可能である。コラム頭部14の高さ調節機構は図
示されていないが、従来のいかなる方法で作成されても
よく、一般に油圧式または機械式の往復装置である。
【0008】支持コラム10の隣(図の左手)に搬送用
台車16が示され、患者支持面手段(すなわち手術台の
テーブルプレート)18を搬送する。搬送用台車16は
横断方向に延びる円材25,27により互いに接続され
た2つの側部フレーム部分20から構成される(図1
(d)参照)。横断方向の円材25,27は床と患者支
持面手段18との間の領域に位置されるので、図1に示
されている搬送用台車16の右端の車輪28から横断方
向の円材25,27までの間で、2つの側部フレーム部
分20の間の空間に自由にアクセスできる。ゆえに、図
1(d)の略平面図に示されているように、搬送用台車
16を支持コラム10まで移動して、支持コラム10を
搬送用台車16のフレーム部分20の間に位置すること
ができる(図1(d)において支持コラム10は破線で
示されている)。
【0009】図1(a)に示されるように非対称的に形
成された側部フレーム部分20の各上端にはピン受容体
22が形成され、テーブルプレート18の長手方向の
(各)側縁部にテーブルプレート18から下方に延びる
よう設置されたピン状の接続要素24を受容する。接続
要素24の正確な形態が、他の図面との関連においてさ
らに詳しく説明される。ピン受容体26が、コラム頭部
14の2つの対面側部の上に上記のピン受容体22と同
様に設置され、この結果、搬送用台車16が支持コラム
10に対して図1(d)に示される位置にあるとき、
(各)ピン受容体26は(対応する)搬送用台車16の
ピン受容体22に対面して位置される。
【0010】テーブルプレートすなわち支持面手段18
を搬送用台車16から支持コラム10に移動するために
は、搬送用台車16が、支持コラム10に対して図1
(b)に示されている位置に来るまで動かされる。この
位置において、接続要素24は、コラム頭部14のピン
受容体26のちょうど真上に位置される。次に、支持面
手段18に設置された接続要素24がコラム頭部14の
ピン受容体26内に完全に移動されるまで、コラム頭部
14をコラム内部のリフト装置により上昇させる。この
瞬間において、接続要素24は、搬送用ワゴン台車16
のピン受容体22とコラム頭部14のピン受容体26の
両方に同時に受容されている。
【0011】次に、コラム頭部14が、図1(e)に示
されるように、支持面手段18の接続要素24が搬送用
台車16のピン受容体22から持ち上げられるまで、さ
らに上昇させられる。そして、搬送用台車16が除去さ
れる(図1(f)参照)。その後、手術台は必要に応じ
て、従来の方法により所望の作業し易い高さに調節可能
である(図1(g)参照)。支持面手段18を支持コラ
ム10から搬送用台車16に移動する場合は、上述とは
逆の手順が実行される。
【0012】支持面手段18が搬送用台車16から支持
コラム10(あるいはその逆)に移動されるとき、その
時点で作動されている支持構成要素10または16から
支持面手段18が誤って脱落するのを防止するため、支
持面要素18は、支持コラム10及び搬送用支持台車1
6の両方にラッチされなければならない。支持面手段1
8を支持コラム10から搬送用台車16(あるいはその
逆)に移動する間、どのようにこのラッチが掛けられあ
るいは外されるのかを、以下、他の図面を参照しながら
さらに詳しく説明する。
【0013】接続要素24が、図3及び図4により詳細
に示されている。各接続要素24は、穴32を有する長
方形のフランジ部分30を含む。接続要素24を支持面
手段18に固定するため、これらの穴32を通してボル
トを挿入できる。台形の基体34が、フランジ部分30
に一体的に接続される。基体34は、図3(側面図)及
び図4(正面図)の両方に示されているように、フラン
ジ部分30から離れるにつれその側面及び正面の幅が狭
くなる。基体34は、その各正面すなわち(基体34の
2組の対抗側面のうち図4に示される)小さい方の各側
面に叉状の凹部36を有し、各凹部36には爪38が軸
40の回りに回動可能に支持されている。図3に示され
るように、爪38はその凹部側上端の(回動軸40に平
行に延びる)上部縁にストッパ42を有し、ストッパ4
2は基体34の副ストッパ44と係合することにより、
爪38が叉状の凹部36から外に飛び出すことを防止す
る。2つの爪38は、両者の間で機能する螺旋形の圧縮
バネ46により外側に向かって回動した位置に付勢され
る。
【0014】搬送用台車16のピン受容体22及びコラ
ム頭部14のピン受容体26は、同一に形成される(図
2参照)。これらのピン受容体22、26は共に接続要
素24の基体34にぴったり合うように形成されるが、
各々の受容体22,26は接続要素24の半分を取り囲
むだけである。つまり、図2に示されている2つのピン
受容体22,26(両方とも開放された状態)の各々の
開放された側部を互いにぴったり向き合わせれば、これ
らに係合する接続要素24を完全に取り囲む凹部が形成
されることになる。しかし、各ピン受容体22,26
が、その側部面(接続要素24の正面に面している)の
うち一方の面のみに爪38の受容体すなわち戻り止め
(凹部)48を有するのに対し、各ピン受容体22,2
6の他方の面50には滑らかなコントロール面が形成さ
れる点は重要である。
【0015】図示の接続要素24がコラム頭部14のピ
ン受容体26に挿入される場合(図2及び図5参照)、
図において右手に位置するラッチ用爪38が、これに係
合する戻り止め48内に移動可能である。一方、図2及
び図5において左手に位置するラッチ用爪38は、図5
に示されるように、接続要素24の基体34に設けられ
た螺旋形の圧縮バネ46の力により、滑らかなコントロ
ール面50に押し付けられる。このとき、爪38は、そ
の回動軸方向の片側半分だけがコラム頭14のピン受容
体26内に延びていることに注意されたい。図2に、接
続要素24のどの位置までがコラム頭14のピン受容体
26に受容されるかを示す(爪38の回動軸に垂直な)
平面52が示されている。
【0016】図7に、接続要素24が、搬送用台車16
のピン受容体22内にどのように受容されるかが示され
ている。ここでは、図2及び図7の左手に位置するラッ
チ用爪38が受容体22に設けられた戻り止め凹部48
内に動き、一方、図の右手に位置するラッチ用爪38
が、滑らかなコントロール面50により内側(接続要素
24の基体34の内部)に押し付けられる。図5及び図
7から、支持面手段18がコラム頭部14により支持さ
れる場合、支持面手段18はコラム頭部14にラッチさ
れると共にこれに固定され、支持面手段18が搬送用支
持台車16により支持される場合、支持面手段18は支
持台車16にラッチされると共にこれに固定されること
が理解されよう。
【0017】一方、上記の移動(支持面手段18を搬送
用台車16から支持コラム10(あるいはその逆)に移
動すること)の際には、接続要素24が搬送用台車16
のピン受容体22及びコラム頭14のピン受容体26の
両方に同時に受容される状態が生じる。この状態が、図
6(a)及び図6(b)に示されている。図6(a)は
コラム10に関して上記の(移動時の)状態を示し、図
6(b)は搬送用台車16に関して同じく上記の(移動
時の)状態を示す。
【0018】上記の移動時には、爪38の各々が、コン
トロール面50に圧迫された状態で位置する。より正確
に言えば、図の左手の爪38がコラム頭部14のピン受
容体26のコントロール面50に接し、右手の爪38が
搬送用台車16のピン受容体22のコントロール面50
に接するので、両方の爪38が接続要素24の基体34
の内部に押し込まれてラッチが外れた状態になる。この
状態が、図6(a)の右側及び図6(b)の左側に示さ
れている。(両方の爪38の)ラッチが外れたこの状態
は、コラム頭部14のピン受容体22と搬送用台車16
のピン受容体26が同じ高さになった瞬間に自動的に起
こる。もし、コラム頭部14がこの位置から搬送用台車
16より相対的に低い位置に下げられると、支持面手段
18は搬送用台車16の上に(完全に)乗り、図6
(b)に示される左手の爪38が搬送用台車16のピン
受容体22に設けられた戻り止め凹部48内にラッチさ
れ、それゆえ支持面手段18が搬送用台車16に固定さ
れる。これと逆の状況において、もし図6(a)に示さ
れている位置から図5に示されている位置へと進行して
いるコラム頭部14が、支持面手段18を(完全に)乗
せるべく搬送用台車16よりも高く引き上げられると、
図の右手の爪38がコントロール面50から開放されて
動く結果、コラム頭14のピン受容体26の(図中右手
の)戻り止め凹部48内にラッチ可能となる。これゆ
え、この場合においても、支持面18は自動的にコラム
頭14にラッチされる。
【0019】図5から図7において、ラッチ用爪38
は、患者支持面手段18を支持コラム10から搬送用台
車16(あるいはその逆)に移動する間のラッチ用爪3
8の基本的機能を説明するため、ごく概略的に示された
にすぎない。図6(a)及び図6(b)に示された移動
位置(この位置において支持コラム10のピン受容体2
6と搬送用台車16のピン受容体22は同じ高さであ
る)から接続要素24を引き上げることにより、接続要
素24は支持コラム10のピン受容体26及び搬送用台
車16のピン受容体22の両方から(同時に)外れてし
まうことがあり得る。これを防止するため、ラッチ用爪
38及びコントロール面50は、図8,図9及び図10
との関連において以下さらに詳しく説明される特別な方
法で形成される。
【0020】図8(a)及び図8(b)は、各々ラッチ
用爪38の左側部及び右側部を示す。一方、図8(c)
は、ラッチ用爪38の外側すなわち前方側部を、爪38
の回動軸40に垂直な方向から見た図である。各ラッチ
用爪38は、平面52(爪38の回動軸40に垂直。図
2参照)の前後の一方の側に拘束(すなわちラッチ)部
分54を有すると共に、他方の側にコントロール部分5
6を有する(図2及び図8(c)参照)。ラッチ部分5
4及びコントロール部分56は、上部に上頭部を有し、
この上頭部の構成は両部分54,56において同一であ
る。この上頭部には第1拘束レッジ58が形成される。
接続要素24が支持コラム10又は搬送用台車16に接
続されるとき、爪38は、(各々に)係合する戻り止め
凹部48に、この第1拘束レッジ58で受容される。
【0021】ラッチ(拘束)部分54は、さらに第2拘
束レッジ60を有し、第2拘束レッジ60は、爪38の
回動軸40に関して第1拘束レッジ58よりも回動半径
が小さい。また、図8(a)及び図8(b)において示
されるように、ラッチ部分54には、さらに三角形の凹
部62が設けられる。図9から考察されるように、問題
の爪38は、この三角形の凹部62により、戻り止め凹
部48内に(完全に)回動可能となる。
【0022】コントロール部分56は、第1拘束レッジ
58に連続する直線部分64とコントロールカーブ面6
6とを有し、コントロールカーブ面66は図8(a)及
び図8(b)に示される内側にカーブした移行カーブ面
を有する。
【0023】支持コラム10のピン受容体26及び搬送
用台車16のピン受容体22のコントロール面50(ラ
ッチ用爪38のコントロール部分に対応する部分)に、
ナックル状のコントロールカム(control dog) 68が、
対応するラッチ用爪38のコントロール部分56と協働
するように形成される。
【0024】図9には、移行位置にあるピン受容体2
2,26が、各受容体の輪郭線が完全に重なり合った状
態で示されている。この図9においては、図2と同様、
図中左手の戻り止め凹部48及び図中右手のコントロー
ルカム68が搬送用台車16のピン受容体22の一部で
あり、一方、図中右手の戻り止め凹部48及び図中左手
のコントロールカム68が支持コラム10のピン受容体
26の一部であるように示されている。接続要素24
は、ピン受容体22及びピン受容体26の両方に完全に
受容されており、結果的にラッチ用爪38は2つともラ
ッチが外された位置に回動されている。ゆえに、機能的
には、図9に示されている状態は図6(a)及び図6
(b)に示されている状態に相当する。図9に示される
ように、各ピン受容体22,26に付随するコントロー
ルカム68が爪38のコントロール部分56の直線部分
64に当たっているので、2つの爪38は両方ともラッ
チ解除位置に回動されている。それゆえ、各爪38のラ
ッチ(拘束)部54は、これに係合する戻り止め凹部4
8の輪郭線から完全に外れた位置にある。
【0025】図6(a)及び図6(b)に示されるよう
に、接続要素24がこの状態でピン受容体22及びピン
受容体26から持ち上げられる場合(両受容体22,2
6は移行位置にあり、接続要素24は両受容体に受容さ
れている)、もし各爪38が図6(a)及び図6(b)
に示される構造であるなら、各爪38に付随するロック
部分の上部縁(本発明のラッチ用爪38の第1拘束レッ
ジ58に相当する)がこれに係合する戻り止め凹部48
(の外郭)から速やかに離れるので、ラッチ用爪38は
係合する戻り止め凹部48内に回動できないことにな
る。これとは対照的に、本発明における課題解決の手段
では、接続要素24が図10に示されるように上記の移
行位置にある2つのピン受容体22,26から上方に持
ち上げられるかあるいは傾けられた場合、コントロール
カム68及びコントロールカーブ面66の形状及び位置
により、少なくとも一方の回動爪38が外側に回動され
て、その第2拘束レッジ60が図10の左半分に示され
るように付随する戻り止め凹部48内にラッチされるの
で、接続要素24がピン受容体22,26からさらに引
き抜かれることが防止される。ゆえに、上記の構成よ
り、支持面手段18を支持コラム10から搬送用台車1
6(あるいはその逆)に移動する瞬間に、支持面手段1
8を支持コラム10及び搬送用台車16からうっかり外
してしまうこと(あるいは支持面手段18が支持コラム
10及び搬送用台車16から何かのはずみで外れてしま
うこと)が防止される。これゆえ、可搬式患者支持シス
テムの安全性が一層高められる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(g)は、本発明の可搬式患者支持シ
ステムの機能を説明する概略図である。
【図2】本発明の接続ピン要素及びこれに連関する支持
コラムのピン受容体,支持台車のピン受容体の部分略斜
視部分図である。
【図3】本発明の接続要素の部分側断面図である。
【図4】図3の矢印Aの方向から見た本発明の接続要素
の正面図である。
【図5】本発明の接続要素の一つであって支持コラムの
ピン受容体内にラッチされたものを示す略断面図であ
る。
【図6】(a),(b)は、本発明の接続要素の一つで
あって支持コラムのピン受容体及び搬送用台車のピン受
容体に受容されたものを示す、図5に対応する図であ
る。
【図7】本発明の接続要素の一つであって搬送用台車の
ピン受容体内に受容されたものを示す、図5に対応する
図である。
【図8】(a)は本発明のラッチ用爪の右側断面図、
(b)は本発明のラッチ用爪の左側断面図、(c)は本
発明のラッチ用爪の正面図である。
【図9】支持コラムのピン受容体と搬送用台車のピン受
容体が互いに移行位置にあるとき両受容体により同時に
受容されている接続要素を示す略側面図である。
【図10】図9の接続要素が持ち上げられると共に傾け
られている状態を示す、図9に対応する図である。
【符合の説明】
10 支持コラム 16 搬送用台車 18 支持面手段 22 搬送用台車のピン受容体 24 接続要素 26 支持コラムのピン受容体 38 ラッチ用爪 40 回動軸 48 戻り止め凹部 50 コントロール面 54 ラッチ部分 56 コントロール部分 58 第1拘束レッジ 60 第2拘束レッジ 66 コントロールカーブ面 68 コントロールカム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲオルグ・マルクス ドイツ 76356 ヴァインガルテン ゲー テシュトラーセ 7 (72)発明者 カール・クリスチアン・バシュテルト ドイツ 76571 ガッゲナウ オットー− フラーケ−ヴェーク 6

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 患者支持面手段と、上記支持面手段を支
    持する支持コラムと、上記支持面手段を搬送する搬送用
    台車とを含み、上記支持面手段が上記搬送用台車と上記
    支持コラムとの間の相対運動を通して上記支持コラムか
    ら上記搬送用台車にあるいは上記搬送用台車から上記支
    持コラムに移動可能であり、上記支持面手段に少なくと
    も2個のピン状の接続要素が設置され、上記接続要素
    が、上記支持コラムに設けられ上記接続要素を補完する
    形状のピン受容体に、上記支持面手段を上記支持コラム
    に接続するため挿入可能であり、また上記接続要素が、
    上記搬送用台車に設けられ上記接続要素を補完する形状
    のピン受容体に、上記支持面手段を上記搬送用台車に接
    続するため挿入可能であり、少なくとも2個のラッチ用
    爪がラッチされたラッチ位置とラッチを外されたラッチ
    解除位置との間を可動なように上記接続要素の各々に回
    動自在に支持され、上記接続要素の各々が、上記コラム
    に付随するピン受容体から上記搬送用台車に付随するピ
    ン受容体へのあるいは上記搬送用台車に付随するピン受
    容体から上記コラムに付随するピン受容体への移動の際
    に、上記コラムに付随するピン受容体と搬送用台車に付
    随するピン受容体に同時に受容され、各上記ピン受容体
    の内部に戻り止め凹部及びコントロール面が形成され、
    上記ラッチ用爪の一方がラッチ位置にあるとき上記戻り
    止め凹部が上記ラッチ位置にある一方のラッチ用爪を受
    容し、上記コントロール面が他方の上記ラッチ用爪に対
    応し、上記コントロール面が、上記接続要素が挿入され
    るとき上記対応するラッチ用爪をラッチを外されたラッ
    チ解除位置にシフトし、各上記ラッチ用爪が2つの部分
    を有し、上記2つの部分の一方が上記支持コラムのピン
    受容体もしくは上記搬送用台車のピン受容体の上記戻り
    止め凹部に受容され、上記2つの部分の他方が、上記支
    持コラムのピン受容体もしくは上記搬送用台車のピン受
    容体のうち上記2つの部分の一方と対応しない方のピン
    受容体の上記コントロール面と係合する可搬式患者支持
    システムにおいて、 上記ピン受容体の上記戻り止め凹部に受容される各上記
    ラッチ用爪の上記2つの部分の一方が、上記爪の回動軸
    から各々異なる距離に位置される2つの拘束レッジ(led
    ge) を有し、 各上記ピン受容体の上記コントロール面にコントロール
    カムが形成され、 上記ピン受容体の上記コントロール面と係合する上記ラ
    ッチ用爪の上記2つの部分の他方に、コントロールカー
    ブ面が上記コントロールカム及び上記コントロール面と
    協働するように形成され、上記支持コラムのピン受容体
    及び上記搬送用台車のピン受容体が上記接続要素を同時
    に受容している移動位置にある場合、上記接続要素が上
    記2つのピン受容体に対して相対的に動くと、上記ラッ
    チ用爪がその最大回動角度の途中まで部分的に回動して
    上記爪の上記回動軸に近い方の拘束レッジが上記戻り止
    め凹部内に動き、一方、上記2つのピン受容体が相対的
    に動く場合、上記爪の上記回動軸から遠い方の拘束レッ
    ジが上記支持コラムのピン受容体あるいは上記搬送用台
    車のピン受容体の上記戻り止め凹部内にラッチされ、上
    記支持面手段を固定するように上記コントロールカム及
    び上記コントロールカーブ面の位置及び形状が構成され
    ることを特徴とする可搬式患者支持システム。
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