JPH09103602A - 電磁誘導加熱による分離装置及び分離方法 - Google Patents
電磁誘導加熱による分離装置及び分離方法Info
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- JPH09103602A JPH09103602A JP23250096A JP23250096A JPH09103602A JP H09103602 A JPH09103602 A JP H09103602A JP 23250096 A JP23250096 A JP 23250096A JP 23250096 A JP23250096 A JP 23250096A JP H09103602 A JPH09103602 A JP H09103602A
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Landscapes
- Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)
- General Induction Heating (AREA)
- Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 熱効率が高く、コンパクトで制御しやすい電
磁誘導加熱による分離装置を提供する。 【解決手段】 沸点を有する液体の投入口11と蒸発し
た気体の移送管12が接続された容器1と、この容器1
の絶縁体部分に巻線された通電可能なコイル2と、前記
容器1内に組み込まれ、前記コイル2による電磁誘導で
自体が発熱する発熱体3と、前記コイル2への通電を制
御して前記発熱体3の温度を制御する加温制御器15と
を備え、前記発熱体3を構成する基材の表面で前記液体
を沸騰させるようにした電磁誘導加熱による分離装置。
磁誘導加熱による分離装置を提供する。 【解決手段】 沸点を有する液体の投入口11と蒸発し
た気体の移送管12が接続された容器1と、この容器1
の絶縁体部分に巻線された通電可能なコイル2と、前記
容器1内に組み込まれ、前記コイル2による電磁誘導で
自体が発熱する発熱体3と、前記コイル2への通電を制
御して前記発熱体3の温度を制御する加温制御器15と
を備え、前記発熱体3を構成する基材の表面で前記液体
を沸騰させるようにした電磁誘導加熱による分離装置。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は沸点を有する液体を
沸騰させて純粋な状態にして分離する分離装置及び分離
方法であって、電磁誘導加熱によるものに関する。
沸騰させて純粋な状態にして分離する分離装置及び分離
方法であって、電磁誘導加熱によるものに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この分離工程は、幾つかの揮発成分
が、液体混合物の組成とそれから発生する蒸気の組成と
が異なるという点を利用して、温度、圧力等を加える事
により分離出来るのである。即ち液から発生した蒸気を
直ちに凝縮液化させ、そのままライン外へ抜き出す方法
である。又溜出し凝縮液の一部に戻し再びラインに戻し
て、発生蒸気と向流的に気液を接触させ、分離度を高め
る方式である。いずれにしても、液体を気化するには、
ボイラー、リボイラー、減圧、又は加熱装置等が設けら
れている。
が、液体混合物の組成とそれから発生する蒸気の組成と
が異なるという点を利用して、温度、圧力等を加える事
により分離出来るのである。即ち液から発生した蒸気を
直ちに凝縮液化させ、そのままライン外へ抜き出す方法
である。又溜出し凝縮液の一部に戻し再びラインに戻し
て、発生蒸気と向流的に気液を接触させ、分離度を高め
る方式である。いずれにしても、液体を気化するには、
ボイラー、リボイラー、減圧、又は加熱装置等が設けら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一基のボイラーから高
温の熱媒体を供給する場合、熱媒体をパイプで送るため
熱ロスが大きい。リボイラーは通常近くに設けられる
が、サイズ重量とも大きいので、据え付けスペースが大
きく、メンテナンスも面倒である。
温の熱媒体を供給する場合、熱媒体をパイプで送るため
熱ロスが大きい。リボイラーは通常近くに設けられる
が、サイズ重量とも大きいので、据え付けスペースが大
きく、メンテナンスも面倒である。
【0004】本発明は、このような課題を解決するため
になされたものであり、熱効率が高く、コンパクトで制
御しやすい電磁誘導加熱による分離装置及び分離方法を
提供する。
になされたものであり、熱効率が高く、コンパクトで制
御しやすい電磁誘導加熱による分離装置及び分離方法を
提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1の発明は、沸点を有する液体の投入口と蒸発した気
体の移送管が接続された容器と、この容器の絶縁体部分
に巻線された通電可能なコイルと、前記容器内に組み込
まれ、前記コイルによる電磁誘導で自体が発熱する発熱
体と、前記コイルへの通電を制御して前記発熱体の温度
を制御する加温制御器とを備え、前記発熱体を構成する
基材の表面で前記液体を沸騰させるようにした電磁誘導
加熱による分離装置である。請求項2の発明は、請求項
1において、前記発熱体は、多数の基材を溶着した積層
体であって、基材間に規則的な流体通路を形成したもの
である。請求項3の発明は、液体投入口と気体移送管が
接続された容器内に、沸点を有する液体を投入する段階
と、前記容器の絶縁体部分に巻線されたコイルに通電す
ることによって前記容器内に組み込まれた前記発熱体を
発熱させ、前記発熱体を構成する基材の表面で前記液体
を沸騰させる段階と、前記発熱体から蒸発してきた気体
を前記気体移送管に抜き出す段階とを備えてなる電磁誘
導加熱による分離方法である。
項1の発明は、沸点を有する液体の投入口と蒸発した気
体の移送管が接続された容器と、この容器の絶縁体部分
に巻線された通電可能なコイルと、前記容器内に組み込
まれ、前記コイルによる電磁誘導で自体が発熱する発熱
体と、前記コイルへの通電を制御して前記発熱体の温度
を制御する加温制御器とを備え、前記発熱体を構成する
基材の表面で前記液体を沸騰させるようにした電磁誘導
加熱による分離装置である。請求項2の発明は、請求項
1において、前記発熱体は、多数の基材を溶着した積層
体であって、基材間に規則的な流体通路を形成したもの
である。請求項3の発明は、液体投入口と気体移送管が
接続された容器内に、沸点を有する液体を投入する段階
と、前記容器の絶縁体部分に巻線されたコイルに通電す
ることによって前記容器内に組み込まれた前記発熱体を
発熱させ、前記発熱体を構成する基材の表面で前記液体
を沸騰させる段階と、前記発熱体から蒸発してきた気体
を前記気体移送管に抜き出す段階とを備えてなる電磁誘
導加熱による分離方法である。
【0006】
【発明の実施の形態】この発明の実施例を図面を参照し
ながら説明する。図1はこの発明の第1実施例にかかる
バッチシステムを示す部分断面正面図である。
ながら説明する。図1はこの発明の第1実施例にかかる
バッチシステムを示す部分断面正面図である。
【0007】まず構造の概要を図1により説明する。図
において、液体投入口(11)を有する蒸発釜(22)
と、蒸気気体移送管(12)により蒸発釜(22)に接
続された凝縮器(8)と、液体移送管(18)により凝
縮器(8)に接続された容器(3)とからシステムが構
成されている。蒸発気体移送管(12)の途中に設けら
れ、気液を通過、不通過とする開閉器(9)と、凝縮器
(8)と複数の沸点に分けられた各容器(13)とを接
続する液体移送管(18)のそれぞれに設けられ、液体
を通過、不通過とする開閉器(9)によって、システム
内の流体の流れが制御される。
において、液体投入口(11)を有する蒸発釜(22)
と、蒸気気体移送管(12)により蒸発釜(22)に接
続された凝縮器(8)と、液体移送管(18)により凝
縮器(8)に接続された容器(3)とからシステムが構
成されている。蒸発気体移送管(12)の途中に設けら
れ、気液を通過、不通過とする開閉器(9)と、凝縮器
(8)と複数の沸点に分けられた各容器(13)とを接
続する液体移送管(18)のそれぞれに設けられ、液体
を通過、不通過とする開閉器(9)によって、システム
内の流体の流れが制御される。
【0008】蒸発釜(22)は、異なる沸点を有する多
成分液体を蒸発気化させる容器であって外壁部にコイル
(2)を巻線した発振絶縁体カラム(1)と、発振絶縁
体カラム(1)の外壁部に巻線されているコイル(2)
と、コイル(2)に対する加温制御器(15)と、コイ
ル(2)を覆う電磁波漏洩防止板(5)と、発振絶縁体
カラム(1)の内部に組み込まれ、自体が発熱体となる
積層充填体(3)と、積層充填体(3)の外周と発振絶
縁体カラム(1)の内周との間にある壁流防止板(2
1)と、発振絶縁体カラム(1)の底部にある攪拌器
(6)とからなっている。なお、発振絶縁体カラム
(1)の外壁部にコイル(2)が巻線されているが、コ
イル(2)は巻線された状態で発振絶縁体カラム(1)
に埋設することもできる。
成分液体を蒸発気化させる容器であって外壁部にコイル
(2)を巻線した発振絶縁体カラム(1)と、発振絶縁
体カラム(1)の外壁部に巻線されているコイル(2)
と、コイル(2)に対する加温制御器(15)と、コイ
ル(2)を覆う電磁波漏洩防止板(5)と、発振絶縁体
カラム(1)の内部に組み込まれ、自体が発熱体となる
積層充填体(3)と、積層充填体(3)の外周と発振絶
縁体カラム(1)の内周との間にある壁流防止板(2
1)と、発振絶縁体カラム(1)の底部にある攪拌器
(6)とからなっている。なお、発振絶縁体カラム
(1)の外壁部にコイル(2)が巻線されているが、コ
イル(2)は巻線された状態で発振絶縁体カラム(1)
に埋設することもできる。
【0009】凝縮器(8)は、発振絶縁体カラム(1)
と、発振絶縁体カラム(1)の外壁部に巻線されている
コイル(2)と、コイル(2)に対する冷却制御器(1
5)と、コイル(2)を覆う電磁波漏洩防止板(5)
と、発振絶縁体カラム(1)の内部に組み込まれた積層
充填体(3)と、積層充填体(3)の外周と発振絶縁体
カラム(1)の内周との間にある壁流防止板(21)
と、発振絶縁体カラム(1)の上部にあるファン(1
6)とからなっている。
と、発振絶縁体カラム(1)の外壁部に巻線されている
コイル(2)と、コイル(2)に対する冷却制御器(1
5)と、コイル(2)を覆う電磁波漏洩防止板(5)
と、発振絶縁体カラム(1)の内部に組み込まれた積層
充填体(3)と、積層充填体(3)の外周と発振絶縁体
カラム(1)の内周との間にある壁流防止板(21)
と、発振絶縁体カラム(1)の上部にあるファン(1
6)とからなっている。
【0010】容器(13)は、沸点差で分離されたそれ
ぞれの沸点の液体を受ける第1容器(13−1)と、第
2容器(13−2)と、第3容器(13−3)とからな
っている。
ぞれの沸点の液体を受ける第1容器(13−1)と、第
2容器(13−2)と、第3容器(13−3)とからな
っている。
【0011】以上のような組み合わせの機器構成を有す
ることで、次のような第1〜第6工程でそれぞれ異なっ
た沸点を有する多成分液体を分離する。 第1工程:液体を気化させる発振絶縁体カラム(1)の
中にそれぞれ異なった沸点を有する多成分液体を張り込
む。 第2工程:発振絶縁体カラム(1)のコイル(2)に電
流を流すと、磁力線が発生し、コイル(2)の電圧が交
番するに伴って磁束も交番し、積層充填体(3)に渦電
流が生じ、積層充填体(3)がそれぞれの沸点の温度に
上昇し、積層充填体自体が発熱体となる。 第3工程:張り込まれたそれぞれ異なった沸点を有する
多成分液体を撹拌器(6)で撹拌し、積層充填体(3)
の表裏面に急速に万遍なく接触させる。 第4工程:多成分液体は、撹拌されながら、それぞれの
沸点温度となった積層充填体(3)の表裏面に接触し、
乱流し乍ら規則的に揮散、放散、拡散、分散し、発振絶
縁体カラム(1)より追い出され、連結された蒸発気体
移送管(12)を通過し、開かれた開閉器(9)を通過
する。 第5工程:開閉記(9)を通過した蒸気液体は、次に冷
却された凝縮器(8)に入り液体となる。 第6工程:凝縮記(8)から液体移送管(18)を通過
した液体は、それぞれの沸点で分けられた各容器(1
3)に流入する。
ることで、次のような第1〜第6工程でそれぞれ異なっ
た沸点を有する多成分液体を分離する。 第1工程:液体を気化させる発振絶縁体カラム(1)の
中にそれぞれ異なった沸点を有する多成分液体を張り込
む。 第2工程:発振絶縁体カラム(1)のコイル(2)に電
流を流すと、磁力線が発生し、コイル(2)の電圧が交
番するに伴って磁束も交番し、積層充填体(3)に渦電
流が生じ、積層充填体(3)がそれぞれの沸点の温度に
上昇し、積層充填体自体が発熱体となる。 第3工程:張り込まれたそれぞれ異なった沸点を有する
多成分液体を撹拌器(6)で撹拌し、積層充填体(3)
の表裏面に急速に万遍なく接触させる。 第4工程:多成分液体は、撹拌されながら、それぞれの
沸点温度となった積層充填体(3)の表裏面に接触し、
乱流し乍ら規則的に揮散、放散、拡散、分散し、発振絶
縁体カラム(1)より追い出され、連結された蒸発気体
移送管(12)を通過し、開かれた開閉器(9)を通過
する。 第5工程:開閉記(9)を通過した蒸気液体は、次に冷
却された凝縮器(8)に入り液体となる。 第6工程:凝縮記(8)から液体移送管(18)を通過
した液体は、それぞれの沸点で分けられた各容器(1
3)に流入する。
【0012】より具体的には以下の通りである。例え
ば、30℃、60℃、80℃とそれぞれ異なった沸点を
有する3種類の液体を発振絶縁体カラム(1)に張り込
み、コイル(2)に電流を流し、電磁誘導加熱により積
層充填体(3)の温度を30℃とし、撹拌器(6)で液
体を撹拌すれば、30℃の沸点を有する液体は蒸発気体
となり追い出され、連結された蒸発気体移送管(12)
に入り、開かれた開閉器(9)を通過し冷却された凝縮
器(8)で液化され、容器(13−1)(容器(13−
2)、容器(13−3)の開閉器(9)は閉められてい
る)に流入する。
ば、30℃、60℃、80℃とそれぞれ異なった沸点を
有する3種類の液体を発振絶縁体カラム(1)に張り込
み、コイル(2)に電流を流し、電磁誘導加熱により積
層充填体(3)の温度を30℃とし、撹拌器(6)で液
体を撹拌すれば、30℃の沸点を有する液体は蒸発気体
となり追い出され、連結された蒸発気体移送管(12)
に入り、開かれた開閉器(9)を通過し冷却された凝縮
器(8)で液化され、容器(13−1)(容器(13−
2)、容器(13−3)の開閉器(9)は閉められてい
る)に流入する。
【0013】30℃の沸点を有する液体の蒸発後、積層
充填体(3)を60℃に上昇すれば、蒸気の過程と同じ
く容器(13−2)(容器(13−1)、容器(13−
3)の開閉器(9)は閉められている)に60℃の沸点
の液体が流入し、終了すれば80℃にし、容器(13−
1)、容器(13−2)の開閉器(9)を閉め同操作を
繰り返し、容器に80℃の沸点を有する液体を入れる。
このようにしてそれぞれの30℃、60℃、80℃の3
種類の異なった沸点を有する液体を分離するものであ
る。
充填体(3)を60℃に上昇すれば、蒸気の過程と同じ
く容器(13−2)(容器(13−1)、容器(13−
3)の開閉器(9)は閉められている)に60℃の沸点
の液体が流入し、終了すれば80℃にし、容器(13−
1)、容器(13−2)の開閉器(9)を閉め同操作を
繰り返し、容器に80℃の沸点を有する液体を入れる。
このようにしてそれぞれの30℃、60℃、80℃の3
種類の異なった沸点を有する液体を分離するものであ
る。
【0014】図2はこの発明の第2実施例にかかる連続
分離システムを示す部分断面正面図である。発振絶縁体
カラム(1)の内部に、積層充填体(3)が組み込ま
れ、その上部に気体、液体の分配器(10)が設けられ
ている。なお、(23)は分離蒸留器である。また、図
1と同じ作動をする部分には同じ符号を付してその説明
を省略する。
分離システムを示す部分断面正面図である。発振絶縁体
カラム(1)の内部に、積層充填体(3)が組み込ま
れ、その上部に気体、液体の分配器(10)が設けられ
ている。なお、(23)は分離蒸留器である。また、図
1と同じ作動をする部分には同じ符号を付してその説明
を省略する。
【0015】この工程は図1と同じ基本工程であるが、
連続分離システムは、分配器(10)でそれぞれ異なる
沸点を有する液体を分配し乍ら液の落下を均一化し、そ
れぞれの発振絶縁体カラム(1)に組み込まれた積層充
填体(3)をそれぞれ異なった沸点を有する液体の沸点
温度に設定し、連続的に分離液体を投入する。低い沸点
を有する液体は容器Aの発振絶縁カラム(1)の中で蒸
発気体となり、外部に取り出され、凝縮器(8)で液化
され、分離液容器(17)に移される。容器Aの発振絶
縁体カラム(1)では蒸発気化されない高い沸点を有す
る液体は、容器Bの発振絶縁体カラム(1)で容器Aの
工程同様に分離を行う。なお、容器Bの発振絶縁体カラ
ム(1)で蒸発気化されない沸点より高い液体は容器C
で蒸発気化される。このようにして連続的に蒸発気化を
繰り返す工程を経て、各々分離液となる。
連続分離システムは、分配器(10)でそれぞれ異なる
沸点を有する液体を分配し乍ら液の落下を均一化し、そ
れぞれの発振絶縁体カラム(1)に組み込まれた積層充
填体(3)をそれぞれ異なった沸点を有する液体の沸点
温度に設定し、連続的に分離液体を投入する。低い沸点
を有する液体は容器Aの発振絶縁カラム(1)の中で蒸
発気体となり、外部に取り出され、凝縮器(8)で液化
され、分離液容器(17)に移される。容器Aの発振絶
縁体カラム(1)では蒸発気化されない高い沸点を有す
る液体は、容器Bの発振絶縁体カラム(1)で容器Aの
工程同様に分離を行う。なお、容器Bの発振絶縁体カラ
ム(1)で蒸発気化されない沸点より高い液体は容器C
で蒸発気化される。このようにして連続的に蒸発気化を
繰り返す工程を経て、各々分離液となる。
【0016】図3はこの発明の第3実施例にかかり、発
振絶縁体カラム(1)に組み入れられた積層充填体
(3)を複数以上積層した状態を示す部分断面図であ
る。分離する液量が多量であり、異なる沸点が多種の混
成液等の場合、積層充填体(3)を複数以上積み合わせ
ることにより、より純度の高い分離液を得られるもので
ある。この場合落下の行程が長いために、途中に液の集
合器(19)と再分配器(20)を設け、液体の接触面
を更に細分化すると同時に、発振絶縁体カラム(1)の
トップ部よりある距離までは、積層体自体の温度が落下
液の温度が沸点の温度になるまで冷却しているために温
度制御しながら沸点度の温度の積層充填体(3)に通過
させるようにするものである。
振絶縁体カラム(1)に組み入れられた積層充填体
(3)を複数以上積層した状態を示す部分断面図であ
る。分離する液量が多量であり、異なる沸点が多種の混
成液等の場合、積層充填体(3)を複数以上積み合わせ
ることにより、より純度の高い分離液を得られるもので
ある。この場合落下の行程が長いために、途中に液の集
合器(19)と再分配器(20)を設け、液体の接触面
を更に細分化すると同時に、発振絶縁体カラム(1)の
トップ部よりある距離までは、積層体自体の温度が落下
液の温度が沸点の温度になるまで冷却しているために温
度制御しながら沸点度の温度の積層充填体(3)に通過
させるようにするものである。
【0017】次に、図4から図9により図1乃至図3の
各機器の詳細を説明する。図4は、この発明の第1実施
例から第3実施例の凝縮器(8)の部分断面正面図であ
る。凝縮器の熱交換部を積層充填体(3)にて形成して
いる。また、凝縮器の上部の所にファン(16)が設け
られている。
各機器の詳細を説明する。図4は、この発明の第1実施
例から第3実施例の凝縮器(8)の部分断面正面図であ
る。凝縮器の熱交換部を積層充填体(3)にて形成して
いる。また、凝縮器の上部の所にファン(16)が設け
られている。
【0018】図5は、この発明の発振絶縁体カラム
(1)の内部に組み込まれた積層充填体(3)の基材
(4)の重ね合わせの部分断面正面図である。基材
(4)の材質は、金属板、パンチング金属板、ラス状金
属板、金網、セラミックスである。また、基材の表裏面
が梨地加工、エンボス加工に形成されている。また、基
材の表裏面が加工されていない平板とすることもでき
る。また、基材が波形に形成され、しかも断面形状が三
角形、四角形、丸形等に形成されている。また、基材の
波形が、縦軸(4−3)に対して傾斜角度(4−2)を
有して形成されている。また、基材の波形が隣接する基
材の波形と互いに交叉するように重ね合わせた間に、表
裏面が孔あけ、梨地加工又はエンボス加工された平板
(7)が挿入され、平板面と波形基材の交点が溶着され
ている。このような構成の積層充填体(3)には、基材
(4)間に波形に沿った規則的な流体通路が形成され
る。
(1)の内部に組み込まれた積層充填体(3)の基材
(4)の重ね合わせの部分断面正面図である。基材
(4)の材質は、金属板、パンチング金属板、ラス状金
属板、金網、セラミックスである。また、基材の表裏面
が梨地加工、エンボス加工に形成されている。また、基
材の表裏面が加工されていない平板とすることもでき
る。また、基材が波形に形成され、しかも断面形状が三
角形、四角形、丸形等に形成されている。また、基材の
波形が、縦軸(4−3)に対して傾斜角度(4−2)を
有して形成されている。また、基材の波形が隣接する基
材の波形と互いに交叉するように重ね合わせた間に、表
裏面が孔あけ、梨地加工又はエンボス加工された平板
(7)が挿入され、平板面と波形基材の交点が溶着され
ている。このような構成の積層充填体(3)には、基材
(4)間に波形に沿った規則的な流体通路が形成され
る。
【0019】このように気体が乱流し乍ら規則的に揮
散、放散、分散、拡散する通路構造物体を積層充填体で
構成し、これを電磁誘導加熱で発熱させることで、異な
る混合液のそれぞれの温度の自然発熱体とし、しかも構
造物の比表面積を大きくとり、気液の接触を大とし、圧
力損失も極めて小さくし、蒸発された気体を凝縮器を通
過させて直接それぞれの沸点に分けられた分液の各容器
に移し、加温による石油エネルギーを使用しないですむ
ことができる。
散、放散、分散、拡散する通路構造物体を積層充填体で
構成し、これを電磁誘導加熱で発熱させることで、異な
る混合液のそれぞれの温度の自然発熱体とし、しかも構
造物の比表面積を大きくとり、気液の接触を大とし、圧
力損失も極めて小さくし、蒸発された気体を凝縮器を通
過させて直接それぞれの沸点に分けられた分液の各容器
に移し、加温による石油エネルギーを使用しないですむ
ことができる。
【0020】図6は、この発明の発振絶縁体カラム
(1)の形状図である。発振絶縁体カラムの断面形状が
円形(図6(a)参照)、楕円形(図6(b)参照)、
四角形(図6(c)参照)等で形成されている。
(1)の形状図である。発振絶縁体カラムの断面形状が
円形(図6(a)参照)、楕円形(図6(b)参照)、
四角形(図6(c)参照)等で形成されている。
【0021】図7は、この発明の積層充填体(3)の基
材(4)の形状図である。基材に複数に孔あけ加工(4
−5)が施されている。
材(4)の形状図である。基材に複数に孔あけ加工(4
−5)が施されている。
【0022】図8は、この発明の積層充填体(3)の基
材(4)表裏面の形状図である。基材に複数の凸部(4
−6)又は凹部(4−7)が形成されている。
材(4)表裏面の形状図である。基材に複数の凸部(4
−6)又は凹部(4−7)が形成されている。
【0023】図9は、本発明の第3実施例の積層充填体
(3)の複数以上の積み重ね合わせの断面側面図であ
る。積層充填体(3)が縦軸(4−3)の方向に複数に
積み重ね合わされている。
(3)の複数以上の積み重ね合わせの断面側面図であ
る。積層充填体(3)が縦軸(4−3)の方向に複数に
積み重ね合わされている。
【0024】
【発明の効果】請求項1の発明によると、電磁誘導加熱
により、容器内の発熱体を発熱させ、温度制御するた
め、発熱体が直接液体と接触して速やかに熱交換が行わ
れるので、熱効率が優れる。また機器自体をコンパクト
にでき、加熱のエネルギーも少なくてすみ、立ち上げ時
間も短くなる。請求項2の発明によると、発熱体を基材
の積層体にするため、その比表面積を大きくして、比体
積を小さくすることができ、発熱体の表面温度の差を低
く抑えることができ、温度差が高い場合のような重合、
焦げつきの発生を阻止することができる。請求項3の発
明によると、請求項1と同様に、液体を効率良く沸騰さ
せることができ、加熱のエネルギーも少なくてすみ、立
ち上げ時間も短くなる。
により、容器内の発熱体を発熱させ、温度制御するた
め、発熱体が直接液体と接触して速やかに熱交換が行わ
れるので、熱効率が優れる。また機器自体をコンパクト
にでき、加熱のエネルギーも少なくてすみ、立ち上げ時
間も短くなる。請求項2の発明によると、発熱体を基材
の積層体にするため、その比表面積を大きくして、比体
積を小さくすることができ、発熱体の表面温度の差を低
く抑えることができ、温度差が高い場合のような重合、
焦げつきの発生を阻止することができる。請求項3の発
明によると、請求項1と同様に、液体を効率良く沸騰さ
せることができ、加熱のエネルギーも少なくてすみ、立
ち上げ時間も短くなる。
【図1】この発明の第1実施例の部分断面正面図であ
る。
る。
【図2】この発明の第2実施例の部分断面正面図であ
る。
る。
【図3】この発明の第2実施例の発振絶縁体カラムの複
数以上積み合わせた部分断面正面図である。
数以上積み合わせた部分断面正面図である。
【図4】この発明の第1実施例から第3実施例の凝縮器
の部分断面正面図である。
の部分断面正面図である。
【図5】この発明の発振絶縁体カラムの内部に組み込ま
れた積層充填体の基材の重ね合わせの部分断面正面図で
ある。
れた積層充填体の基材の重ね合わせの部分断面正面図で
ある。
【図6】この発明の発振絶縁体カラムの形状図である。
【図7】この発明の積層充填体の基材の形状図である。
【図8】この発明の積層充填体の基材表裏面の形状図で
ある。
ある。
【図9】この発明の第3実施例の積層充填体の複数以上
の積み重ね合わせの断面側面図である。
の積み重ね合わせの断面側面図である。
(1) ─ 発振絶縁体カラム (1−1) ─ 発振絶縁体カラム円形 (1−2) ─ 発振絶縁体カラム楕円形 (1−3) ─ 発振絶縁体カラム四角形 (2) ─ コイル (3) ─ 積層充填体 (4) ─ 基材 (4−1) ─ 交点 (4−2) ─ 波形の傾斜角度 (4−3) ─ 基材の縦軸 (4−4) ─ 基材の波形 (4−5) ─ 基材の孔 (4−6) ─ 基材の凸部 (4−7) ─ 基材の凹部 (5) ─ 電磁波漏洩防止板 (6) ─ 攪拌器 (7) ─ 平板が挿入 (8) ─ 凝縮器 (9) ─ 開閉器 (10) ─ 分配器 (11) ─ 液体投入口 (12) ─ 蒸発気体移送管 (13) ─ それぞれ沸点に分けられた分液の
各容器 (14) ─ 冷却制御器 (15) ─ 加温制御器 (16) ─ ファン (17) ─ 分液容器 (18) ─ 液体移送管 (19) ─ 集合器 (20) ─ 再分配器 (21) ─ 壁流防止板 (22) ─ 蒸発釜 (23) ─ 分離蒸留器
各容器 (14) ─ 冷却制御器 (15) ─ 加温制御器 (16) ─ ファン (17) ─ 分液容器 (18) ─ 液体移送管 (19) ─ 集合器 (20) ─ 再分配器 (21) ─ 壁流防止板 (22) ─ 蒸発釜 (23) ─ 分離蒸留器
Claims (3)
- 【請求項1】 沸点を有する液体の投入口と蒸発した気
体の移送管が接続された容器と、この容器の絶縁体部分
に巻線された通電可能なコイルと、前記容器内に組み込
まれ、前記コイルによる電磁誘導で自体が発熱する発熱
体と、前記コイルへの通電を制御して前記発熱体の温度
を制御する加温制御器とを備え、前記発熱体を構成する
基材の表面で前記液体を沸騰させるようにした電磁誘導
加熱による分離装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記発熱体は、多数
の基材を溶着した積層体であって、基材間に規則的な流
体通路を形成したものである電磁誘導加熱による分離装
置。 - 【請求項3】 液体投入口と気体移送管が接続された容
器内に、沸点を有する液体を投入する段階と、 前記容器の絶縁体部分に巻線されたコイルに通電するこ
とによって前記容器内に組み込まれた前記発熱体を発熱
させ、前記発熱体を構成する基材の表面で前記液体を沸
騰させる段階と、 前記発熱体から蒸発してきた気体を前記気体移送管に抜
き出す段階とを備えてなる電磁誘導加熱による分離方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8232500A JP3070829B2 (ja) | 1996-08-13 | 1996-08-13 | 電磁誘導加熱による分離装置及び分離方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8232500A JP3070829B2 (ja) | 1996-08-13 | 1996-08-13 | 電磁誘導加熱による分離装置及び分離方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09103602A true JPH09103602A (ja) | 1997-04-22 |
| JP3070829B2 JP3070829B2 (ja) | 2000-07-31 |
Family
ID=16940307
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8232500A Expired - Fee Related JP3070829B2 (ja) | 1996-08-13 | 1996-08-13 | 電磁誘導加熱による分離装置及び分離方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3070829B2 (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH113770A (ja) * | 1997-06-11 | 1999-01-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 加熱装置 |
| WO2001070364A1 (en) * | 2000-03-23 | 2001-09-27 | Nippon Steel Chemical Co., Ltd. | Sublimation purifying method and apparatus |
| WO2002053250A1 (fr) * | 2000-12-28 | 2002-07-11 | Nippon Steel Chemical Co., Ltd. | Procede et dispositif de purification et distillation pour materiaux organiques a point de fusion eleve |
| JP2007283236A (ja) * | 2006-04-18 | 2007-11-01 | Fuji Xerox Co Ltd | マイクロ流体装置 |
| EP2299206A1 (en) * | 2009-09-11 | 2011-03-23 | LG ELectronics INC. | Air conditioner and method for controlling the same |
| JP2013511396A (ja) * | 2009-11-20 | 2013-04-04 | エルビン・ユンカー・マシーネンファブリーク・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | 研削スラリーから研削オイルを分離する方法;前記方法を実行するための分離ステーションおよび処理プラント |
| JP2013123651A (ja) * | 2011-12-13 | 2013-06-24 | Takagi Reiki Kk | 廃液処理装置及び廃液処理装置の製造方法 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| FR2980916B1 (fr) | 2011-10-03 | 2014-03-28 | Soitec Silicon On Insulator | Procede de fabrication d'une structure de type silicium sur isolant |
| JP6049002B2 (ja) | 2012-03-30 | 2016-12-21 | 株式会社大一商会 | 遊技機 |
-
1996
- 1996-08-13 JP JP8232500A patent/JP3070829B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH113770A (ja) * | 1997-06-11 | 1999-01-06 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 加熱装置 |
| WO2001070364A1 (en) * | 2000-03-23 | 2001-09-27 | Nippon Steel Chemical Co., Ltd. | Sublimation purifying method and apparatus |
| US6878183B2 (en) | 2000-03-23 | 2005-04-12 | Nippon Steel Chemical Co., Ltd. | Sublimation purifying method and apparatus |
| JP4866527B2 (ja) * | 2000-03-23 | 2012-02-01 | 新日鐵化学株式会社 | 昇華精製方法 |
| WO2002053250A1 (fr) * | 2000-12-28 | 2002-07-11 | Nippon Steel Chemical Co., Ltd. | Procede et dispositif de purification et distillation pour materiaux organiques a point de fusion eleve |
| JP2002200401A (ja) * | 2000-12-28 | 2002-07-16 | Nippon Steel Chem Co Ltd | 高融点有機材料の蒸留精製方法及び装置 |
| JP2007283236A (ja) * | 2006-04-18 | 2007-11-01 | Fuji Xerox Co Ltd | マイクロ流体装置 |
| EP2299206A1 (en) * | 2009-09-11 | 2011-03-23 | LG ELectronics INC. | Air conditioner and method for controlling the same |
| JP2013511396A (ja) * | 2009-11-20 | 2013-04-04 | エルビン・ユンカー・マシーネンファブリーク・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング | 研削スラリーから研削オイルを分離する方法;前記方法を実行するための分離ステーションおよび処理プラント |
| JP2013123651A (ja) * | 2011-12-13 | 2013-06-24 | Takagi Reiki Kk | 廃液処理装置及び廃液処理装置の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3070829B2 (ja) | 2000-07-31 |
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