JPH09104411A - 材料ウェブ巻体を包装する方法及び装置 - Google Patents

材料ウェブ巻体を包装する方法及び装置

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JPH09104411A
JPH09104411A JP8249556A JP24955696A JPH09104411A JP H09104411 A JPH09104411 A JP H09104411A JP 8249556 A JP8249556 A JP 8249556A JP 24955696 A JP24955696 A JP 24955696A JP H09104411 A JPH09104411 A JP H09104411A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 材料ウェブ巻体を包装する方法及び装置にお
いて、単一幅の包装ウェブ巻体を使用して幅の異なる材
料ウェブ巻体の包装を可能とすること。 【解決手段】 巻体駆動装置(8) と包装ウェブ巻出器(1
0)とを有する巻付ステーション(5) 内で材料ウェブ巻体
の周面が包装ウェブ(12)で被包され、包装ウェブ(12)は
その長辺を材料ウェブ巻体(2) の周方向に対して鋭角に
して材料ウェブ巻体(2) に当接され、次に材料ウェブ巻
体の周りに螺旋状に案内される。包装ウェブ巻出器はこ
の場合材料ウェブ巻体に対して回転可能又は旋回可能で
あり、材料ウェブ巻体に沿って軸方向に移動可能であ
る。これによって包装が簡素となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、材料ウェブ巻体の
周面に包装ウェブを巻付けてこの材料ウェブ巻体を包装
する方法に関するものである。本発明は更に、これが巻
体駆動装置と包装ウェブ巻出器とを有し、この巻出器が
包装ウェブ引渡器を備えている巻付ステーションを設け
た材料ウェブ巻体を包装する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】包装さ
れるべき材料ウェブ巻体はかなりの大きさを有する。そ
れらの直径は通常500 〜2100mmである。巻体幅は通常50
0 〜3800mm又はそれ以上である。このような材料ウェブ
巻体は例えば製紙時又は織物生産時に作られる。材料ウ
ェブ巻体をその生産場所、例えば製紙工場、から消費場
所、例えば印刷所、へと輸送することができるよう、材
料ウェブ巻体は包装ウェブで被包して保護されなければ
ならない。包装ウェブは一方で損傷に対する機械的保護
を提供する。他方で包装ウェブは空気湿度等の環境変量
の影響も小さく抑えねばならない。生産時に材料ウェブ
巻体は多種多様な幅のものが作られるため、公知の装置
(欧州公開特許公報第 499 954号)ではさまざまな幅の
包装ウェブ巻体が大量に設けられている。材料ウェブ巻
体はそれらの幅に応じてさまざまなクラスに分類され
る。各クラスの幅毎にそれぞれ1つの適宜幅の包装ウェ
ブ巻体が必要となる。包装ウェブ巻体は、材料ウェブ巻
体を被包即ち巻付けするとき、材料ウェブ巻体から軸方
向になお特定の長さだけ、一般に100 〜250 mm、張り出
すような幅でなければならない。この張出し部は、材料
ウェブ巻体の端面に折り込むのに十分な大きさでなけれ
ばならない。他方で張出し部は過度に大きくてはならな
い。さもないと、希望する品質で折込みを行うことがで
きなくなる。このことは、例えば、軸を上下方向にして
包装済み材料ウェブ巻体を上下に積重ねる場合に大切で
ある(いわゆる煙突積み)。
【0003】つまり、多種多様な幅の材料ウェブ巻体の
ために多くの包装ウェブ巻体を準備しなければならな
い。大量の包装ウェブ巻体は当然にかなりの在庫補給上
の支出を意味する。それ相応に多種多様な幅の巻体を貯
蔵しなければならない。更に、包装巻体用に必要な支承
場所を包装ウェブ巻出器配置内に準備しなければならな
い。これは場所を必要とし、整備費を高くし、機械構成
上の支出を増大させる。
【0004】本発明の課題は、材料ウェブ巻体の包装を
簡素化することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題は、冒頭に指摘
した種類の方法において、請求項1に記載のとおり、包
装ウェブがその長辺を材料ウェブ巻体の周方向に対して
鋭角にして材料ウェブ巻体に当接され、次に材料ウェブ
巻体の周りに螺旋状に巻付けされることによって解決さ
れる。
【0006】こうして、いかなる幅のものにせよあらゆ
る材料ウェブ巻体を包装するのに、単一の幅を有する包
装ウェブ巻体で間に合う。包装ウェブを螺旋状に巻付け
すること自体は公知である。この点については欧州公開
特許公報第 519 672号を参照。しかしその際前提条件と
して、それ自身が変形可能な包装ウェブが使用される。
包装ウェブの長辺が、包装されるべき材料ウェブ巻体の
周方向と平行に、つまりその端面と平行としないことに
よって、包装ウェブは材料ウェブ巻体の周りに螺旋状又
は渦巻線状に巻付けることができ、包装ウェブ自体を変
形させる必要はない。むしろ包装ウェブは折り目がない
ままとなる。包装ウェブによって形成されるストリップ
はこの場合材料ウェブ巻体の一端から他端に至るまで問
題なく延設することができる。
【0007】その際特に好ましくは、請求項2に記載の
とおり、包装ウェブの相隣接する巻層が互いに部分的に
重なるように、巻付角が調整される。これにより、1回
の巻付操作において、材料ウェブ巻体の周面に連続した
包被が得られる。
【0008】その際好ましくは、請求項3に記載のとお
り、相隣接する巻層が包装ウェブのほぼ半幅だけ重な
る。こうして、それぞれ包装ウェブの巻層と次の次の巻
層とがその間にある巻層の中心で、この巻層によって隔
てられただけで、互いに突き合わされる。これにより2
層包被が自動的に形成される。これは、一般に、材料ウ
ェブ巻体の保護を保証するのに十分である。この重なり
は、重なり合った包装ウェブ層の間の隙間を通って水分
又はその他の環境の影響が浸入するのを防止するのに十
分な大きさである。包被は1回の巻付操作で仕上げるこ
とができる。一層厚い包被、つまり3層以上の包装ウェ
ブからなる包被は、経費上の理由から多くの場合望まし
くない。
【0009】螺旋状に案内される包装ウェブは、好まし
くは、請求項4に記載のとおり、材料ウェブ巻体の端部
が軸方向長さの範囲内にある。これによって、材料ウェ
ブ巻体の軸方向末端に不規則な張出し部の生じるのが防
止される。こうした不規則な張出し部が端面に折り込ま
れると、材料ウェブ巻体の周面全体にわたって折込みの
厚さが均一な端面を期待することができない。特に材料
ウェブ巻体の煙突積みを意図する場合、個々の材料ウェ
ブ巻体が斜めに傾く恐れがある。しかし、この新規な方
法で包装することにより、後に巻体が上下に積重ねられ
たときに生じる、このような不均一端面による積重ね体
の傾斜を最初から防止することができる。
【0010】その際特に好ましくは、請求項5に記載の
とおり、材料ウェブ巻体への包装ウェブの螺旋状巻付に
加えて、第2包装ウェブが周方向と平行に材料ウェブ巻
体に巻付けられて、材料ウェブ巻体の軸方向末端範囲に
軸方向の張出し部を形成する。つまりこの第2包装ウェ
ブは、第1包装ウェブとは異なり、周方向に対して或る
角度で延びるのでなく、周方向と平行に延びる縁ストリ
ップを形成する。この縁ストリップは、材料ウェブ巻体
を螺旋状に巻付けるとき材料ウェブ巻体の端部が存在す
る範囲を覆う。こうして材料ウェブ巻体は巻体縁の範囲
でその周面が保護される。同時に縁ストリップは張出し
部を用意するのにも役立ち、この張出し部は後に材料ウ
ェブ巻体の端面に折り込んで、内側端面カバーと外側端
面カバーとの間で固着することができる。こうして次に
仕上げられる包装は、十分な幅を有する包装ウェブで形
成された従来の包装と相違するものではない。
【0011】好ましくは、請求項6に記載のとおり、両
方の包装ウェブが同じ貯蔵巻体から巻出される。つまり
単一の貯蔵巻体が必要とされるだけであり、これにより
在庫補給及び貯蔵が著しく容易となる。所要の装置は一
層軽く一層単純に構成することができる。
【0012】好ましくは、請求項7に記載のとおり、第
1包装ウェブの後に第2包装ウェブが被着される。第1
包装ウェブは材料ウェブ巻体上の一番外側の材料ウェブ
層と接合することができ、後に第2包装ウェブは既に被
着された第1包装ウェブと接合することができる。この
ことの利点として、第1包装ウェブは事実上全面にわた
って材料ウェブ巻体上の一番外側の材料ウェブ層と接合
することができ、このことで信頼性が高まる。更に、材
料ウェブ巻体の軸方向端縁は多少厚くなる。即ち、この
縁の直径が僅かに大きくなり、これにより、後に行われ
る巻体輸送、特に転動輸送、が容易となる。
【0013】第2包装ウェブは、有利には、請求項8に
記載のとおり、第1包装ウェブよりも多い巻層数で材料
ウェブ巻体に巻付けられる。一方で、第1包装ウェブに
よって形成される包被を極力安価に構成するように努め
られ、つまりできるだけ少ない包装ウェブ層で間に合う
ように努められる。しかし同時に縁保護をできるだけ良
好にすることが求められる。これは多層巻付が設けられ
ることで十分となる。単一幅の包装ウェブを用いること
によって、両方の要請を互いに調和させることができ
る。材料ウェブ巻体は軸方向長さの大部分にわたって例
えば2層の包装ウェブで被包される。それに対して縁に
は、縁保護を保証するために、4層又は6層が被着され
る。
【0014】好ましくは、請求項9に記載のとおり、相
隣接する包装ウェブ部分は互いに接着される。こうして
包装全体が良好に緊結される。包装は安定し、材料ウェ
ブ巻体が水分の浸入から保護される。接着は接着剤の塗
布によって行うことができる。しかし前もって接着剤を
塗布した包装ウェブを使用することもでき、この包装ウ
ェブは例えばゴム糊皮膜の加湿によって、又はPE樹脂層
の加熱によって、又は他の公知の仕方で粘着性を付与す
ることができる。
【0015】有利には、請求項10に記載のとおり、包装
ウェブとして包装紙が使用される。包装紙はこのような
材料ウェブ巻体の包装で実績がある。但し、包装紙の場
合、不規則な荷重に曝されるとき裂ける危険がある。こ
の理由から、従来は、材料ウェブ巻体の周面が均一に被
包される場合にのみ包装紙を利用することができた。こ
の新規な方法によって、いまや、包装紙ウェブの幅が材
料ウェブ巻体の幅よりもかなり狭い場合でも包装紙を利
用することができる。
【0016】好ましくは、請求項11に記載のとおり、包
装ウェブの幅が少なくとも350 mmである。こうして巻体
の末端に100 〜150 mmの軸方向張出し部を実現すること
ができる。しかし同時に、希望する緊結が保証されたま
まとなるように、即ち相隣接する巻層の間の部分的重な
りが十分となるように、包装ウェブは材料ウェブ巻体に
巻付けることができる。しかし好ましくは幅約500 mmの
包装ウェブが使用される。
【0017】前記課題は、請求項12に記載のとおり、冒
頭述べた種類の装置において、包装ウェブ引渡器が材料
ウェブ巻体の周方向に対して鋭角に調整可能であり、包
装ウェブ巻出器が材料ウェブ巻体に沿って軸方向に移動
可能であることによって解決される。
【0018】包装ウェブ引渡器は、包装ウェブを送り出
す包装ウェブ巻出器の一部である。包装ウェブ引渡器が
材料ウェブ巻体の周方向に対して鋭角である場合、これ
は、包装ウェブの長辺が材料ウェブ巻体の周方向に対し
てまさにこの鋭角を成すことを意味する。こうして、材
料ウェブ巻体が回されるとき、材料ウェブ巻体の周面に
包装ウェブが自動的に螺旋状に巻かれることになる。包
装ウェブ巻出器が同時に軸方向に移動するので、特に包
装紙の場合に、包装ウェブの裂けが生じるような許容外
の横方向応力が包装ウェブに生じることもない。
【0019】包装ウェブ巻体は、好ましくは、請求項13
に記載のとおり、その軸線が材料ウェブ巻体の軸線と平
行になる位置から両方の軸線が鋭角を成す位置へと旋回
可能である。つまり、包装ウェブを転向させる複雑な転
向器は必要でない。むしろ包装ウェブは包装ウェブ巻体
から直線的に引き出して材料ウェブ巻体の周面に直接載
置することができる。両方の軸線が平行になる位置にも
包装ウェブ巻体が材料ウェブ巻体に対して旋回すること
ができるので、軸方向張出し部を有して縁を保護する縁
ストリップも同じ包装ウェブ巻体によって生成すること
ができる。
【0020】好ましくは、請求項14に記載のとおり、包
装ウェブ巻出器全体が材料ウェブ巻体に対して屈曲可能
又は旋回可能である。つまり包装ウェブ巻出器は、実質
的に従来の包装ウェブ巻出器と同様に構成されたユニッ
トと解することができる。従来の機器とは異なりこの新
規な包装ウェブ巻出器は単に屈曲可能又は旋回可能でな
ければならない。これは、例えば、軸方向運動を引き起
こす往復台上に包装ウェブ巻出器を屈曲可能又は旋回可
能に取付けておくことによって実現することができる。
【0021】包装ウェブ巻出器は、有利には、請求項15
に記載のとおり、材料ウェブ巻体に沿って移動させるた
めの駆動装置を有する。包装ウェブに対する荷重はこの
場合小さく抑えられる。軸方向運動は、もはや材料ウェ
ブに働く横方向力を介して行う必要がなく、むしろ駆動
装置の作用を受けて行われる。
【0022】その際特に好ましくは、請求項16に記載の
とおり、材料ウェブ巻体の直径を考慮して、巻付速度と
包装ウェブ巻出器の送りとを相互に調整する制御器が直
径測定器に接続して設けられている。これにより、殆ど
応力のない巻付操作を実現することができる。包装され
るべき材料ウェブ巻体の直径と、包装ウェブが周方向に
対して成す角度が既知である場合、包装ウェブ巻出器が
材料ウェブ巻体に対して維持しなければならない送り速
度は容易に算出することができる。それに応じて駆動装
置を制御することができる。
【0023】好ましくは、請求項17に記載のとおり、包
装ウェブ巻出器が接着剤塗布器を有する。こうして、包
装ウェブ巻体から包装ウェブを巻出した直後に、包装の
密な接着をもたらす接着剤を塗布することができる。既
に接着剤で被覆された包装ウェブを使用する場合、接着
剤塗布器は他の接着性付与ステーションと取り替えるこ
ともできる。このような接着性付与ステーションでは、
水溶性接着剤の場合、例えばそれが包装ウェブに水を塗
布することによって接着を付与することができる。PE被
覆包装ウェブの場合接着は加熱によって活性化させて接
着性を付与することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、図面と合わせて好ましい実
施例に基づいて本発明を説明する。
【0025】巻体の径500 〜2100mm、巻体の幅500 〜38
00mm又はそれ以上とすることのできる材料ウェブ巻体2
を包装する巻体包装装置1が、ローラコンベヤ3と巻体
捕捉器4を有する。到来する材料ウェブ巻体2aは巻体捕
捉器4によって制動され、次に巻付ステーション5内に
転がされる。そこで巻体はコンベヤベルト6上に降ろさ
れ、このベルトによって巻体は包装後に矢印7の方向に
継続加工部へと送ることができる。
【0026】コンベヤベルト6の両側に2つの昇降可能
な支持ロール8、9が配置されており、そのうち一方の
支持ロール8が駆動される。
【0027】更に包装ウェブ巻出器10が設けられてお
り、これが包装ウェブ巻体11を担持し、引渡器33を介し
て引き渡すことのできる包装ウェブ12がこの巻体上に巻
取られている。包装ウェブ巻出器10が往復台13上に配置
されており、この往復台は材料ウェブ巻体2の軸方向と
平行にレール14、15上を走行可能である。このために往
復台13が駆動装置16を有する。但しこの駆動装置は略示
されているだけである。
【0028】包装ウェブ巻出器10は往復台13に対して回
転可能に支承されており、回転駆動装置17を有する。こ
の回転駆動装置によって包装ウェブ巻体11の軸線と材料
ウェブ巻体2の軸線との間の角度は変更することができ
る。包装ウェブ巻出器10は回転駆動装置17によって、両
方の軸線が互いに平行になるようにも、又両方の軸線が
互いに鋭角を成すようにも調整することができる。この
ような事例が図1に図示されている。包装ウェブ12が材
料ウェブ巻体2の周方向に対しても鋭角を成すことがそ
こからわかる。材料ウェブ巻体2の周方向とは、材料ウ
ェブ巻体2の周面上で端面と平行に延びる方向のことで
ある。
【0029】更に、この巻体包装装置は材料ウェブ巻体
の両側に各1つの揺動可能な包装プレス18を有する。更
に、材料ウェブ巻体の各側に折り畳み装置19が設けられ
ており、この折り畳装置はレバー20に配置される折り畳
み輪21を材料ウェブ巻体2の各軸方向端面に設けられて
いる。
【0030】最後に、巻体包装装置1にはさらに巻取厚
さ測定器22が設けられており、この巻取厚さ測定器は制
御器23に接続されており、材料ウェブ巻体2の巻体径を
この制御器23に伝える。制御器23は更に包装ウェブ巻出
器10の往復台13用の駆動装置16と、被動支持ロール8の
駆動装置と、包装ウェブ巻出器10と往復台13との間の角
度を調整する回転駆動装置17とに接続されている。
【0031】巻体包装装置1は以下の如くに作動する:
往復台13が材料ウェブ巻体2の軸方向両端位置の範囲を
移動する。その際往復台は材料ウェブ巻体2に対して斜
めにされる。即ち、包装ウェブ巻体11の軸線と包装され
るべき材料ウェブ巻体2の軸線は、図3からわかるよう
に互いに鋭角を成す。包装ウェブ12は接着剤塗布ステー
ション24によってその上面に膠又は他の接着剤が塗布さ
れ、次に材料ウェブ巻体2に当接させられる。制御器23
によって被動支持ロール8が回される。その結果、材料
ウェブ巻体2も回転させられる。材料ウェブ巻体2に包
装ウェブ12が螺旋状に巻付けられるように、制御器23は
事前に包装ウェブ巻出器10を回しており、包装ウェブ巻
体の軸線と材料ウェブ巻体の軸線との間の角度を調整し
ている。この巻付は、連続する層が包装ウェブのほぼ半
幅だけ重なるように構成されている。これによって2層
包被が得られ、この包被は、事実上材料ウェブ巻体2の
軸方向全長にわたって、2層の包装ウェブからなる。こ
の場合包装ウェブは(包装ウェブの長手方向に見て)半
分が外側にあり、残り半分が内側で被包装材料ウェブ巻
体2に当接するように配置されている。包装ウェブ12が
一方で材料ウェブ巻体2の周面に、他方でそれ自身と接
着されるように、接着剤はビード状に連続して包装ウェ
ブ12に塗布することができる。
【0032】その例外を成すのが材料ウェブ巻体2の軸
方向末端である。つまり、包装ウェブが螺旋状に材料ウ
ェブ巻体2内に巻付けられているとき、包装ウェブは材
料ウェブ巻体2が端面25、26から張り出さないように配
慮される。これにより、実質的にくさび形又は三角形に
構成される未覆い部分が生じる。
【0033】前記未覆い部分27、28を除いて、材料ウェ
ブ巻体2が包装ウェブ12によって完全に被包されたな
ら、包装ウェブ12は裁断刃31によって裁断又は切断され
る。次に包装ウェブ巻出器10は図4に示す位置に、つま
り材料ウェブ巻体2の左端に、ほぼ位置する。この位置
において包装ウェブ巻出器は回され又は旋回して、包装
ウェブ12を90°の角度で材料ウェブ巻体2に供給する。
同時に包装ウェブ巻出器は軸方向において、包装ウェブ
12が材料ウェブ巻体2に対して軸方向張出し部29を形成
するように位置決めされる。この軸方向張出し部は軸方
向長さが約100 〜150 mmである。この場合にも包装ウェ
ブ12に接着剤が備えられ、個々の層が互いに強固に付着
する。つまり、周方向で材料ウェブ巻体2に巻付けられ
る包装ウェブ12が縁ストリップ30を形成し、この縁スト
リップは後にその張出し部29を材料ウェブ巻体2の端面
26に折り込むことができる。この縁ストリップ30は材料
ウェブ巻体2の縁を保護するのに役立つ。縁を保護する
のには一般に一層厚い包被が必要である。それ故にこの
縁ストリップ30は残りの包被よりも多くの巻層数の包装
ウェブ12で構成することができる。
【0034】縁ストリップ30が仕上げられたなら、裁断
刃31が再度操作される。材料ウェブ巻体2が引き続き回
転し、縁ストリップ30が仕上げられる。
【0035】包装ウェブ巻出器10は次に、図5に示した
ように、材料ウェブ巻体2の他端へと移動して、そこに
同様に縁ストリップ32を形成する。この縁ストリップは
やはり軸方向に張り出し、複数層の包装ウェブ12で構成
することができる。
【0036】縁ストリップ32を巻付け完了したなら、周
知の仕方で内側端面カバー(図示省略)が包装ウェブ張
出し部29内に挿入される。折り畳器19によって張出し部
が内側端面カバー上に折り込まれる。包装プレス18によ
って外側端面カバー(図示省略)が載置され、折り込ま
れた張出し部と接着される。
【0037】次に、支持ロール8、9を降下させた後、
コンベヤベルト6によって、包装完了した材料ウェブ巻
体2の搬出が行われる。
【0038】材料ウェブ巻体2の周面全体を包装するた
めに、幅約500 mmの単一の包装ウェブ巻体11が必要とさ
れるだけである。包装ウェブとして包装紙を使用するこ
とができ、このことで安価な包装が可能となる。巻付速
度と送りと巻体軸線間の角度とを調整することによっ
て、包装ウェブに対する横方向応力を殆ど生じない巻付
を実現することができる。材料ウェブ巻体を包装ウェブ
12で螺旋状又は渦巻線状に被包するにも拘らず、材料ウ
ェブ巻体2の端面への包装ウェブの折込みを依然として
均一に実現することができる。縁の保護を向上させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 巻体包装装置の略示平面図である。
【図2】 図1に示す装置の側面図である。
【図3】 材料ウェブ巻体に包装ウェブで螺旋状に巻付
けする状態を示す平面図である。
【図4】 材料ウェブ巻体の一端を第2包装ウェブで仕
上げ巻きする状態を示す平面図である。
【図5】 材料ウェブ巻体の他端を第2包装ウェブで仕
上げ巻きする状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1・・・巻体包装装置 2・・・材料ウェブ巻体 5・・・巻付ステーション 10・・・包装ウェブ巻出器 11・・・包装ウェブ巻体 12・・・包装ウェブ 13・・・往復台 19・・・折り畳み装置 20・・・折り畳み輪 22・・・巻取厚さ測定器 24・・・接着剤塗布ステーション 30、32・・・縁ストリップ

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 材料ウェブ巻体の周面に包装ウェブを巻
    付けてこの材料ウェブ巻体を包装する方法において、包
    装ウェブがその長辺を材料ウェブ巻体の周方向に対して
    鋭角にして材料ウェブ巻体に当接され、次に材料ウェブ
    巻体の周りに螺旋状に巻付けされることを特徴とする材
    料ウェブ巻体を包装する方法。
  2. 【請求項2】 包装ウェブの相隣接する巻層が互いに部
    分的に重なるように、巻付角が調整されることを特徴と
    する請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 相隣接する巻層が包装ウェブのほぼ半幅
    だけ重なることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 螺旋状に巻付けされる包装ウェブが材料
    ウェブ巻体の端部が、軸方向長さの範囲内にあることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 【請求項5】 材料ウェブ巻体への包装ウェブの螺旋状
    巻付けに加えて、第2包装ウェブが周方向と平行に材料
    ウェブ巻体に巻付けられて、材料ウェブ巻体の軸方向末
    端範囲に軸方向の張出し部を形成することを特徴とする
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 【請求項6】 両方の包装ウェブが同じ貯蔵巻体から巻
    出されることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 第1包装ウェブの後に第2包装ウェブが
    被着されることを特徴とする請求項5又は6に記載の方
    法。
  8. 【請求項8】 第2包装ウェブが、第1包装ウェブより
    も多い巻層数で材料ウェブ巻体に巻付けられることを特
    徴とする請求項5〜7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 【請求項9】 相隣接する包装ウェブ部分が互いに接着
    されることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に
    記載の方法。
  10. 【請求項10】 包装ウェブとして包装紙が使用される
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の
    方法。
  11. 【請求項11】 包装ウェブの幅が少なくとも350 mmで
    あることを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記
    載の方法。
  12. 【請求項12】 巻体駆動装置と包装ウェブ巻出器とを
    有し、この巻出器が包装ウェブ引渡器を備えている巻付
    ステーションが設けられた、材料ウェブ巻体を包装する
    装置において、包装ウェブ引渡器(33)が材料ウェブ巻体
    (2) の周方向に対して鋭角に調整可能であり、包装ウェ
    ブ巻出器(10)が材料ウェブ巻体(2) に沿って軸方向に移
    動可能であることを特徴とする材料ウェブ巻体を包装す
    る装置。
  13. 【請求項13】 包装ウェブ巻体(11)が、その軸線が材
    料ウェブ巻体(2) の軸線と平行になる位置から両方の軸
    線が鋭角を成す位置へと、旋回可能であることを特徴と
    する、請求項12に記載の装置。
  14. 【請求項14】 包装ウェブ巻出器(10)全体が材料ウェ
    ブ巻体に対して屈曲可能又は旋回可能であることを特徴
    とする請求項12又は13に記載の装置。
  15. 【請求項15】 包装ウェブ巻出器(10)が、材料ウェブ
    巻体(2) に沿って移動させるための駆動装置(16)を有す
    ることを特徴とする請求項12〜14のいずれか1項に記載
    の装置。
  16. 【請求項16】 材料ウェブ巻体(2) の直径を考慮して
    巻付速度と包装ウェブ巻出器(10)の送りとを相互に調整
    する制御器(23)が直径測定器(22)に接続して設けられて
    いることを特徴とする請求項15に記載の装置。
  17. 【請求項17】 包装ウェブ巻出器(10)が接着剤塗布器
    (24)を有することを特徴とする、請求項12〜16のいずれ
    か1項に記載の装置。
  18. 【請求項18】 包装ウェブ巻出器(10)が水塗布器又は
    熱源を接着促進器としての機能を有することを特徴とす
    る請求項12〜16のいずれか1項に記載の装置。
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