JPH09104465A - 保護材及びそれを使用した包装体 - Google Patents

保護材及びそれを使用した包装体

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JPH09104465A
JPH09104465A JP26312595A JP26312595A JPH09104465A JP H09104465 A JPH09104465 A JP H09104465A JP 26312595 A JP26312595 A JP 26312595A JP 26312595 A JP26312595 A JP 26312595A JP H09104465 A JPH09104465 A JP H09104465A
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Fumi Inoue
文 井上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液体、粉体、粒状体などの試供品を収納した
包装袋からなる商品サンプルを雑誌等に貼り込むに際し
て、破袋を引き起こす積載圧を有効に軽減できる保護材
及びそれを使用した包装体を提供する。 【解決手段】 保護材1は、包装袋Pの周辺部に略合致
する外枠部分1aと、外枠部分1aの対向部位を繋ぐ少
なくとも1本以上の連結部分1bとからなる。この保護
材1を包装袋Pに沿わせ、包装袋Pを保護材1とともに
フィルム袋に収納して包装体とし、これを雑誌等の所定
頁に貼り付けるようにする。この包装体を貼り込んだ雑
誌等を高く積み上げた場合に、外枠部分1aと連結部分
1bにより積載圧が受け止められ、特に連結部分1bに
より雑誌の撓みによる押圧力が有効に受け止められるの
で、包装袋Pに掛かる積載圧を軽減でき、その破袋を防
止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体、粉体、粒状
体等の試供品を収納した包装袋からなる商品サンプルを
雑誌等に添付する際に用いる保護材及びそれを使用した
包装体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、雑誌等で商品の広告をする場合、
その宣伝効果を上げるために、広告頁に商品サンプルを
貼り付けることが行われている。この場合、雑誌等は印
刷、製本された後でパレットなどに集積され、さらにこ
れが多段積みされることから、下に積まれる雑誌ほど、
それに挟まれた商品サンプルに大きな荷重が掛かること
になる。そこで、例えば、段ボールや合紙した板紙など
を保護紙として、これに商品サンプルの外形と略同形状
の切抜き部や打抜き部を設け、それを広告頁に貼り付け
るなどして固定し、切り抜いた又は打ち抜いた空間部に
商品サンプルを挿入して固定することにより、雑誌等か
らの散逸を防ぎ、且つ、積み上げによる荷重(以下積載
圧と呼ぶ)を軽減して該商品サンプルを保護する方法が
採られていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな形態では、例えば保護紙として段ボールを用いた場
合、その圧縮強度がそれ程高くないため、前記積載圧を
軽減するためには段ボールの面積を可能な範囲で大きく
する必要があり、それによって異物感が強くなると同時
に、保護紙の材料費及び加工費などのコストが嵩み、比
較的安価な小袋入り試供品などの商品サンプルには適さ
ないという問題があった。また、特に液体、粉体、粒状
体などを収納した包装袋を商品サンプルとして雑誌中に
添付する場合、万一、破袋が発生すると雑誌まで汚染さ
れるため、袋自体を強化することは勿論、積載圧の軽減
対策も十分な安全率をもって設計する必要があり、安易
に実施することはできなかった。すなわち、保護紙を切
り抜いた又は打ち抜いた空間部のサイズがある程度大き
くなると、積み上げた雑誌が自重で空間内に撓み込むた
め、包装袋に大きな積載圧が掛かって破袋を引き起こす
からである。
【0004】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、液体、粉
体、粒状体などの試供品を収納した包装袋からなる商品
サンプルを雑誌等に貼り込むに際して、破袋を引き起こ
す積載圧を有効に軽減することのできる保護材を提供
し、併せてその保護材を用いた包装体を提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の保護材は、包装袋の周辺部に略合致する外
枠部分と、該外枠部分の対向部位を繋ぐ少なくとも1本
の連結部分とを備えたことを特徴とする。そして、この
保護材を用いた包装体は、保護材を前記包装袋に沿わ
せ、当該包装袋を保護材と共にフィルム袋に収納して構
成される。
【0006】また、同様の目的を達成するために、本発
明の保護材は、一対の片側部材が折曲げ線で対称な形状
に連設されており、前記片側部材が包装袋の周辺部に略
合致する外枠部分と、該外枠部分の対向部位を繋ぐ少な
くとも1本の連結部分とを備えたことを特徴とする。そ
して、この保護材を用いた包装体は、保護材を折曲げ線
で2つ折りして前記包装袋を挟み込み、当該包装袋を保
護材と共にフィルム袋に収納して構成される。
【0007】保護材の素材としては、その耐圧強度が大
きいものを使用するのが好ましい。例えばプレス済みの
紙や合紙(2枚合紙、3枚合紙等)、合成樹脂(プラス
チックの成形品や打抜加工品)、Al蒸着などの金属層
を含んだ積層体が用いられる。そして、材質、厚み、形
状等は、包装袋の形状や厚みによって適宜選択すればよ
い。また、デザインによっては、保護材の表面に、印
刷、ニス引き、糊引き、PP貼り、箔押し、エンボス加
工等を施してもよい。さらには、読者が雑誌等を折り曲
げるのに対処するため、保護材には、貼り込むべき雑誌
等の天地方向に対応する方向に適当数の切込み線(半抜
き加工)を施しておいてもよい。
【0008】包装袋としては、液体、粉体、粒状体など
の試供品を収納した商品サンプルが用いられるが、それ
に使用する袋の形態は任意である(例えば、四方シール
袋、三方シール袋、ピロータイプ、ガゼットタイプ
等)。また、袋の平面形状は必ずしも矩形状でなくても
構わない。
【0009】また、包装袋には、保護材の連結部分に表
面の商品ロゴマーク、裏面の成分表示等が隠れないよう
に印刷を施すようにするのが好ましい。逆に、包装袋の
商品ロゴマークや成分表示を避け、且つ雑誌の撓みから
包装袋を守るように保護材の連結部分を設計してもよ
い。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施形態について説明するが、本発明はこれらに限定
されるものではない。
【0011】図1は本発明に係る保護材の一例を包装袋
と共に示す斜視図である。
【0012】この保護材1は板紙を打ち抜いて形成され
たもので、四方シールした包装袋Pの周辺部であるシー
ル部Paに略合致する外枠部分1aと、この外枠部分1
aの対向する長辺を繋ぐ2本の連結部分1bとを備えて
いる。板紙としては、耐圧強度の高い北越製紙製「パー
フェクトW−四六/36kg(2枚合紙)」を使用し
た。また、包装袋Pとしては、香水を収納した商品サン
プルを用いた。
【0013】この保護材1を使用するに際しては、図1
に示すようにして当該保護材1の上に包装袋Pを載せ、
図2に示す如く包装袋Pと共にポリプロピレン製等の透
明なフィルム袋2に入れて包装体の形態とする。そし
て、この包装体を雑誌の所定頁に接着剤や粘着剤で貼り
付けることで雑誌の中に貼り込む。ここではフィルム袋
2としてその蓋片2aに粘着剤2bを設けたものを使用
し、容易に開閉できるようにしている。この場合、フィ
ルム袋2の中で保護材1と包装袋Pがずれないように、
フィルム袋2のサイズは両者が丁度入る大きさにするの
が好ましい。或いは、粘着剤により保護材1に包装袋P
を仮固定しておいてもよい。
【0014】このような包装体の形態で雑誌の中に貼り
込むと、製本後に積み重ねた場合に、積載圧が保護材1
の外枠部分1aと連結部分1bとに掛かることになる。
そして、連結部分1bのところでは包装袋Pの中身が逃
げ、表裏の包材が当接した状態で荷重を受けることにな
り、包装袋Pは連結部分1b以外のところで若干膨らみ
はするものの、その膨らみ部分が積載圧の影響を受けな
いように、連結部分1bの形状及び大きさ、包装袋Pの
内容量を適宜設計しておくことにより、膨らみ部分に掛
かる雑誌の撓みによる押圧力を軽減することができ、し
たがって包装袋Pの破袋を防止することができる。
【0015】図3は本発明に係る保護材の他の例を示す
斜視図である。
【0016】この保護材10も板紙を打ち抜いて形成さ
れたもので、一対の片側部材11が半抜き加工やミシン
目等の折曲げ線αで対称な形状に連設されている。そし
て、これらの片側部材11は四方シールした包装袋Pの
周辺部であるシール部Paに略合致する外枠部分11a
と、この外枠部分11aの対向する長辺を繋ぐ2本の連
結部分11bとを備えている。板紙としては、耐圧強度
の高い北越製紙製「パーフェクトW−四六/36kg
(2枚合紙)」を使用した。また、包装袋Pとしては、
前記と同様に香水を収納した商品サンプルを用いた。
【0017】この保護材10を使用するに際しては、図
3に示すように各片側部材11を折曲げ線αで2つ折り
した当該保護材10の間に包装袋Pを挟み込み、図4に
示す如く包装袋Pと共にポリプロピレン製等の透明なフ
ィルム袋12に入れて包装体の形態とする。そして、こ
の包装体を雑誌の所定頁に接着剤や粘着剤で貼り付ける
ことで雑誌の中に貼り込む。ここでもフィルム袋12と
してその蓋片12aに粘着剤12bを設けたものを使用
し、容易に開閉できるようにしている。この場合、フィ
ルム袋12の中で保護材10と包装袋Pがずれないよう
に、フィルム袋12のサイズは両者が丁度入る大きさに
するのが好ましい。或いは、粘着剤により一方の片側部
材11に包装袋Pを仮固定しておいてもよい。なお、外
枠部分11aで包装袋Pのシール部Paが隠れ、連結部
分11bで包装袋Pの一部が隠れるが、包装袋Pの印刷
及び保護材10のデザインにより見栄えを良くすること
で対処できる。
【0018】このような包装体の形態で雑誌の中に貼り
込むと、製本後に積み重ねた場合に、積載圧が両方の片
側部材11の外枠部分11aと連結部分11bとに掛か
ることになる。そして、連結部分11bのところでは包
装袋Pの中身が逃げ、表裏の包材が当接した状態で荷重
を受けることになり、包装袋Pは連結部分11b以外の
ところで若干膨らみはするものの、その膨らみ部分が積
載圧の影響を受けないように、連結部分11bの形状及
び大きさ、包装袋Pの内容量を適宜設計しておくことに
より、膨らみ部分に掛かる雑誌の撓みによる押圧力を軽
減することができ、したがって包装袋Pの破袋を防止す
ることができる。
【0019】なお、上記の各実施形態では、内容物が液
体である包装袋を用いたが、内容物が粉体や粒状体の包
装袋にも適用できることは言うまでもない。
【0020】図5は雑誌に貼り込まれた包装体を示す。
【0021】図示の包装体は、保護材20と包装体Pを
一緒にポリプロピレン製の透明な袋22に収納したもの
であり、雑誌Mの広告頁に接着剤又は粘着剤により貼り
付けられている。使用した保護材20は、図3に示すの
と同様な2つ折りタイプのものであるが、外枠部分21
aの対向する長辺を繋ぐ連結部分21bを1本だけ備え
ており、さらに外枠部分21aの短辺と連結部分21b
には、雑誌Mの天地方向に対応する方向に3本の切込み
線βが形成されている。このように保護材20に切込み
線βを形成しておくことにより、読者が雑誌Mの携帯時
等において2つに折り曲げた時に保護材20も一緒に曲
がるので都合がよい。
【0022】以上、本発明の実施形態について説明した
が、保護材の連結部分は面積を大きくとると好ましくな
いので、図1などに示すように細長い形状にするのが好
ましい。またその位置は、連結部分により区分される面
積がなるべく均等になるように、外枠部分の中心部分に
位置することが好ましい。すなわち、図5の実施形態よ
うに外枠部分が矩形状で連結部分が1本の場合は重心付
近を通るようにすることが好ましい。また、図1の実施
形態の場合、連結部分の形状を「=」としているが、図
示した以外に「+」でも「×」でもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の保護材を
使用して包装袋からなる商品サンプルを雑誌等の中に貼
り込むと、これら雑誌等を高く積み上げた場合に、外枠
部分と連結部分により積載圧が受け止められ、特に連結
部材により雑誌の撓みによる押圧力が有効に受け止めら
れることから、包装袋に掛かる積載圧を軽減でき、その
破袋を防止することができる。
【0024】また、保護材と包装袋を共にフィルム袋に
収納して包装体の形態にすることにより、雑誌等の所定
頁に貼り付けることで簡単に貼り込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る保護材の一例を包装袋と共に示す
斜視図である。
【図2】図1の保護材と包装袋とをフィルム袋に収納す
る状態を示す斜視図である。
【図3】本発明に係る他の保護材の一例を包装袋と共に
示す斜視図である。
【図4】図3の保護材と包装袋とをフィルム袋に収納す
る状態を示す斜視図である。
【図5】雑誌に貼り込まれた包装袋を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
P 包装袋 Pa シール部 1 保護材 1a 外枠部分 1b 連結部分 2 フィルム袋 10 保護材 11 片側部材 α 折曲げ線 11a 外枠部分 11b 連結部分 12 フィルム袋 M 雑誌 20 保護材 21 片側部材 21a 外枠部分 21b 連結部分 β 切込み線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 包装袋の周辺部に略合致する外枠部分
    と、該外枠部分の対向部位を繋ぐ少なくとも1本の連結
    部分とを備えたことを特徴とする保護材。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の保護材を前記包装袋に
    沿わせ、当該包装袋を前記保護材と共にフィルム袋に収
    納してなる包装体。
  3. 【請求項3】 雑誌等の本の広告頁に貼り込まれてなる
    請求項2に記載の包装体。
  4. 【請求項4】 一対の片側部材が折曲げ線で対称な形状
    に連設されており、前記片側部材が包装袋の周辺部に略
    合致する外枠部分と、該外枠部分の対向部位を繋ぐ少な
    くとも1本の連結部分とを備えたことを特徴とする保護
    材。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の保護材を前記折曲げ線
    で2つ折りして前記包装袋を挟み込み、当該包装袋を前
    記保護材と共にフィルム袋に収納してなる包装体。
  6. 【請求項6】 雑誌等の本の広告頁に貼り込まれてなる
    請求項5に記載の包装体。
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