JPH09104672A - ヒドロキサム酸誘導体 - Google Patents

ヒドロキサム酸誘導体

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JPH09104672A
JPH09104672A JP8221749A JP22174996A JPH09104672A JP H09104672 A JPH09104672 A JP H09104672A JP 8221749 A JP8221749 A JP 8221749A JP 22174996 A JP22174996 A JP 22174996A JP H09104672 A JPH09104672 A JP H09104672A
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JP
Japan
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phenyl
sulfonyl
hydrogen atom
alkyl
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Pending
Application number
JP8221749A
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English (en)
Inventor
Katsuto Sakaki
克人 坂木
Hidekazu Kanazawa
英一 金沢
Tsuneyuki Sugiura
恒行 杉浦
Toru Miyazaki
徹 宮崎
Hiroyuki Ono
博之 大野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ono Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Ono Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP8221749A priority Critical patent/JPH09104672A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 式(I)の化合物及びその塩(式中、R1
2はH、アルキル基等;Eは−CONR3−、−NR3
CO−、−COO−、−OCO−、−NR3CONR
3−、−COCH2−、−CO−、−OCONR3−、−
NR3COO−、−OCOO−、−CSNR3−、−NR
3CS−、−NR3CSNR3−、−OCSNR3−、−N
3CSO−、−CSO−、−OCS−、−OCSO
−;Jは単結合、アルキレン、アルケニレン、式(II)の
基、AはH、アルキル、シクロアルキル、Ar基、Gは
−(CH2m−、式(III)の基)。 【化1】 【効果】 式(I)の化合物はゼラチナーゼ阻害作用を
有し、リュウマチ、骨関節炎、病的骨吸収、骨粗鬆症、
歯周病、間質性腎炎、動脈硬化、肺気腫、肝硬変、角膜
損傷、ガン細胞の転移浸潤や増殖の疾患、自己免疫疾
患、白血球系細胞の血管遊出や浸潤による疾患、血管新
生等の予防及び/又は治療に有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はヒドロキサム酸誘導
体に関する。さらに詳しくは、 1)一般式(I)
【化5】 (式中、すべての記号は後記と同じ意味を表わす。)で
示されるヒドロキサム酸誘導体およびそれらの非毒性
塩、 2)それらの製造方法、および 3)それらを含有する薬剤に関する。
【0002】
【発明の背景】マトリックスメタロプロテイナーゼ(以
下、MMPと略記する。)は活性中心に亜鉛(以下、Z
2+と略記する)を有する中性メタロプロテイナーゼで
あり、生理的状況下においてはコラーゲン、ラミニン、
プロテオグリカン、フィブロネクチン、エラスチン、ゼ
ラチン等を分解することにより関節組織、骨組織、結合
組織などの成長及び組織改築などに作用している。MM
Pは、現在までに一次構造の異なる10種類以上の分子
種が同定されている。それら各酵素に共通した性質とし
て、(1)活性中心にZn2+を有し、酵素活性にカルシ
ウム(Ca2+)を必要とすること、(2)潜在型酵素と
して分泌され、細胞外で活性化を受けること、(3)ア
ミノ酸配列に高い相同性を有すること、(4)生体内に
存在する種々の細胞外マトリックス成分分解能をもつこ
と、(5)共通のインヒビターである組織メタロプロテ
イナーゼインヒビター(TIMP)によって活性が阻害
されることなどが知られている。
【0003】最近、このMMPの中でゼラチンのような
細胞外マトリックスを分解する中性メタロプロテイナー
ゼであるゼラチナーゼが種々の疾患に関与していること
が数多く報告されている。そのため、ゼラチナーゼの阻
害剤は、種々の疾患の予防および/または治療に有用と
考えられる。例えば、リュウマチ、骨関節炎、病的骨吸
収、骨粗鬆症、歯周病、間質性腎炎、動脈硬化、肺気
腫、肝硬変、角膜損傷、ガン細胞の転移浸潤や増殖の疾
患、自己免疫疾患(クローン病、シュグレン病等)、白
血球系の細胞の血管遊出や浸潤による疾患、血管新生等
が挙げられる。
【0004】
【従来の技術】ゼラチナーゼ阻害作用を有する化合物は
いくつか知られており、このようなものとして基質アナ
ログマトリックスメタロプロテイナーゼ阻害剤が、数多
く研究されている[Inhibitors of matrix metalloprot
einases (MMP's), Nigel RA Beeley, Phillip RJ Ansel
l, Andrew JP Docherty ら Curr. Opin. Ther. Patent
s., 4, 7-16 (1994), Current Drugs Ltd ISSN 0962-25
94 参照]。
【0005】例えば、EP 606046 号明細書には一般式
(X)
【化6】
【0006】[(a)式中、ArXは、炭素環式または
複素環式アリール;RXは、水素、低級アルキル、炭素
環式アリール−低級アルキル等;
【0007】R1Xは、水素、低級アルキル、炭素環式ア
リール−低級アルキル等;R2Xは、水素または低級アル
キルであるか;あるいは
【0008】(b)RXおよびR1Xはそれらが付加され
ている鎖と一緒になって1,2,3,4−テトラヒドロ
−イソキノリン、ピペリジン環等を形成;ArXおよび
2Xは(a)で定義した意味を有しているか;あるいは
【0009】(c)R1XおよびR2Xはそれらが付加され
ている炭素原子と一緒になって、未置換であるかもしく
は低級アルキルにより置換されているC3〜C7−シク
ロアルカン、オキサ−シクロヘキサン、チア−シクロヘ
キサン等、ArXおよびR2Xは(a)で定義した意味を
有する。]で示されるアリールスルホンアミド誘導体が
マトリックスメタロプロテイナーゼ阻害作用を有してい
ることが開示されている。
【0010】
【発明の目的】本発明者らは、ゼラチナーゼ阻害作用を
有する化合物を見出すべく鋭意研究を行なった結果、一
般式(I)で示されるヒドロキサム酸誘導体がゼラチナ
ーゼ阻害作用を有することを見出した。本発明の一般式
(I)で示されるヒドロキサム酸誘導体は、これまでま
ったく知られていない新規な化合物である。
【0011】
【発明の開示】本発明は、 1)一般式(I)
【化7】
【0012】[式中、R1は、水素原子、またはC1〜
4アルキル基、R2は、 1)水素原子、 2)C1〜8アルキル基、 3)フェニル基、または 4)フェニル基で置換されたC1〜4アルキル基を表わ
し、
【0013】Eは、 1)−CO−NR3−基(基中、R3は、水素原子、C1
〜4アルキル基、フェニル基、またはフェニル基で置換
されたC1〜4アルキル基を表わす。)、 2)−NR3−CO−基(基中、R3は、前記と同じ意味
を表わす。)、 3)−CO−O−基、 4)−O−CO−基、 5)−NR3−CO−NR3−基(基中、R3は、前記と
同じ意味を表わす。)、 6)−CO−CH2−基、 7)−CO−基、 8)−O−CO−NR3−基(基中、R3は、前記と同じ
意味を表わす。)、 9)−NR3−CO−O−基(基中、R3は、前記と同じ
意味を表わす。)、 10)−O−CO−O−基、 11)−CS−NR3−基(基中、R3は、前記と同じ意
味を表わす。)、 12)−NR3−CS−基(基中、R3は、前記と同じ意
味を表わす。)、 13)−NR3−CS−NR3−基(基中、R3は、前記
と同じ意味を表わす。)、 14)−O−CS−NR3−基(基中、R3は、前記と同
じ意味を表わす。)、 15)−NR3−CS−O−基(基中、R3は、前記と同
じ意味を表わす。)、 16)−CS−O−基、 17)−O−CS−基、または 18)−O−CS−O−基を表わし、
【0014】Aは、 1)水素原子、 2)C1〜8アルキル基、 3)C3〜7シクロアルキル基、または 4)Ar基(基中、Ar基は炭素環または複素環アリー
ルを表わし、1から3個のC1〜15アルキル基、C1
〜15アルコキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ
基、グアニジノ基、アミジノ基、水酸基、ベンジルオキ
シ基、−NR910基(基中、R9およびR10はそれぞれ
独立して、水素原子またはC1〜4アルキル基を表わ
す。)、−COOR11基(基中、R11は水素原子または
C1〜4アルキル基を表わす。)、トリフルオロメチル
基、フェニル基、または複素環基で置換されていてもよ
い。)を表わし、
【0015】Jは、 1)単結合、 2)C2〜4アルキレン基 3)C2〜4アルケニレン基、または
【化8】 (基中、R4およびR5は、それぞれ独立して、(1)水
素原子、(2)C1〜4アルキル基、(3)C1〜4ア
ルコキシ基、またはR4およびR5が結合する炭素原子と
一緒になってC3〜7シクロアルキル基を表わす。)を
表わし、
【0016】Gは、
【化9】1)−(CH2m−基 (基中、mは2、3または4を表わす。)または
【化10】 (基中、R6およびR7は、それぞれ独立して、(i)
水素原子、(ii) C1〜8アルキル基、(iii)−CO
OR8基(基中、R8は、水素原子、C1〜8アルキル
基、フェニル基、またはフェニル基で置換されたC1〜
4アルキル基を表わす。)、(iv) Ar基(基中、A
r基は前記と同じ意味を表わす。)、(v) 複素環
基、(vi) −COOR8基(基中、R8は前記と同じ意
味を表わす。)、C1〜4アルコキシ基、水酸基、ベン
ジルオキシ基、−NR1213基(基中、R12およびR13
はそれぞれ独立して、水素原子またはC1〜4アルキル
基を表わす。)、−NR14COOR15基(基中、R14
水素原子またはC1〜4アルキル基を表わし、R15は水
素原子、C1〜8アルキル基、フェニル基またはフェニ
ル基で置換されたC1〜4アルキル基を表わす。)、A
r基または複素環基で置換されたC1〜8アルキル基
(ただし、C1〜8アルキル基の炭素原子のうち1つは
硫黄原子1個に置き変わっていてもよいものとす
る。)、またはR6およびR7が結合する炭素原子と一緒
になってC3〜7シクロアルキル基を表わす。)を表わ
す。ただし、Eが−O−CO−NR3−、−O−CO−
O−、−O−CS−NR3−または−O−CS−O−で
あり、Jが単結合でかつAが水素原子である化合物を除
く。]
【0017】で示されるヒドロキサム酸誘導体およびそ
れらの非毒性塩、 2)それらの製造方法、および 3)それらの非毒性塩を有効成分として含有する薬剤に
関する。
【0018】本発明においては、特に指示しない限り異
性体はこれをすべて包含する。例えば、アルキル基、ア
ルコキシ基およびアルキレン基には直鎖のものおよび分
枝鎖のものが含まれる。分枝鎖のアルキル基、アルコシ
キ基およびアルキレン基が存在する場合等の不斉炭素原
子の存在により生ずる異性体も含まれる。
【0019】一般式(I)中、R1、R3、R4、R5、R
9、R10、R11、R12、R13、R14によって表わされる
C1〜4アルキル基とは、メチル、エチル、プロピル、
ブチル基およびこれらの異性体である。
【0020】一般式(I)中、R2、R6、R7、R8、R
15、Aによって表わされるC1〜8アルキル基とは、メ
チル、エチル、プロピル、ブチル、ペンチル、ヘキシ
ル、ヘプチル、オクチル基およびこれらの異性体であ
る。
【0021】一般式(I)中、R2、R3、R8、R15
よって表わされるフェニル基で置換されたC1〜4アル
キル基とは、フェニル基1個によって置換されているメ
チル、エチル、プロピル、ブチル基およびこれらの異性
体である。
【0022】一般式(I)中、R4、R5、R6、R7によ
って表わされるC1〜4アルコシキ基とは、メトキシ、
エトキシ、プロポキシ、ブトキシ基およびこれらの異性
体である。
【0023】一般式(I)中、Arの置換基としてのC
1〜15アルキル基とは、メチル、エチル、プロピル、
ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノ
ニル、デシル、ウンデシル、ドデシル、トリデシル、テ
トラデシル、ペンタデシル基およびこれらの異性体であ
る。
【0024】一般式(I)中、Arの置換基としてのC
1〜15アルコキシ基とは、メトキシ、エトキシ、プロ
ポキシ、ブトキシ、ペンチルオキシ、ヘキシルオキシ、
ヘプチルオキシ、オクチルオキシ、ノニルオキシ、デシ
ルオキシ、ウンデシルオキシ、ドデシルオキシ、トリデ
シルオキシ、テトラデシルオキシ、ペンタデシルオキシ
基およびこれらの異性体である。
【0025】一般式(I)中、Ar基の置換基中のハロ
ゲン原子とは、フッ素原子、塩素原子、臭素原子および
ヨウ素原子である。
【0026】一般式(I)中、Jによって表わされるC
2〜4アルキレン基とは、エチレン、トリメチレン、テ
トラメチレン基およびこれらの異性体である。
【0027】一般式(I)中、Jによって表わされるC
2〜4アルケニレン基とは、ビニレン、プロペニレン、
ブテニレン、ブタジニレン基およびこれらの異性体であ
る。
【0028】一般式(I)中、R4およびR5が結合する
炭素原子と一緒になって表わすC3〜7シクロアルキル
基、R6およびR7が結合する炭素原子と一緒になって表
わすC3〜7シクロアルキル基およびAによって表わさ
れるC3〜7シクロアルキル基とは、シクロプロピル、
シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシルおよび
シクロヘプチル基である。
【0029】一般式(I)中、A、R6およびR7基中の
Ar基によって表わされる炭素環アリールとは、C5〜
10炭素環アリールを表わす。例えば、C5〜10炭素
環アリールとしては、ベンゼン、ペンタレン、インデ
ン、ナフタレン、アズレン等が挙げられる。
【0030】一般式(I)中、A、R6およびR7基中の
Ar基によって表わされる複素環アリールとは、1〜2
個の窒素原子、1個の酸素原子および/または1個の硫
黄原子を含む5〜15員の単環または二環式複素環アリ
ールを表わす。例えば、1〜2個の窒素原子、1個の酸
素原子および/または1個の硫黄原子を含む5〜15員
の単環または二環式複素環アリールとしては、ピロー
ル、イミダゾール、ピラゾール、ピリジン、ピラジン、
ピリミジン、ピリダジン、アゼピン、ジアゼピン、フラ
ン、ピラン、オキセピン、オキサゼピン、チオフェン、
チアイン(チオピラン)、チエピン、オキサゾール、イ
ソオキサゾール、チアゾール、イソチアゾール、オキサ
ジアゾール、オキサジン、オキサジアジン、オキサアゼ
ピン、オキサジアゼピン、チアジアゾール、チアジン、
チアジアジン、チアゼピン、チアジアゼピン、インドー
ル、イソインドール、ベンゾフラン、イソベンゾフラ
ン、ベンゾチオフェン、イソベンゾチオフェン、インダ
ゾール、キノリン、イソキノリン、フタラジン、ナフチ
リジン、キノキサリン、キナゾリン、シンノリン、ベン
ゾオキサゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾイミダゾー
ル環等が挙げられる。
【0031】一般式(I)中、G基中のR6およびR7
によって表わされる複素環およびArの置換基の複素環
とは、1〜2個の窒素原子、1個の酸素原子および/ま
たは1個の硫黄原子を含む5〜15員の単環または二環
式複素環を表わす。1〜2個の窒素原子、1個の酸素原
子および/または1個の硫黄原子を含む5〜15員の単
環または二環式複素環とは、前記した1〜2個の窒素原
子、1個の酸素原子および/または1個の硫黄原子を含
む5〜15員の単環複素環アリールを一部または全部飽
和したものが含まれる。
【0032】例えば、1〜2個の窒素原子、1個の酸素
原子および/または1個の硫黄原子を含む5〜15員の
単環または二環式複素環としては、ピロリン、ピロリジ
ン、イミダゾリン、イミダゾリジン、ピラゾリン、ピラ
ゾリジン、ピペリジン、ピペラジン、テトラヒドロピリ
ミジン、テトラヒドロピリダジン、ジヒドロフラン、テ
トラヒドロフラン、ジヒドロピラン、テトラヒドロピラ
ン、ジヒドロチオフェン、テトラヒドロチオフェン、ジ
ヒドロチアイン(ジヒドロチオピラン)、テトラヒドロ
チアイン(テトラヒドロチオピラン)、ジヒドロオキサ
ゾール、テトラヒドロオキサゾール、ジヒドロイソオキ
サゾール、テトラヒドロイソオキサゾール、ジヒドロチ
アゾール、テトラヒドロチアゾール、ジヒドロイソチア
ゾール、テトラヒドロイソチアゾール、モルホリン、チ
オモルホリン、インドリン、イソインドリン、ジヒドロ
ベンゾフラン、パーヒドロベンゾフラン、ジヒドロイソ
ベンゾフラン、パーヒドロイソベンゾフラン、ジヒドロ
ベンゾチオフェン、パーヒドロベンゾチオフェン、ジヒ
ドロイソベンゾチオフェン、パーヒドロイソベンゾチオ
フェン、ジヒドロインダゾール、パーヒドロインダゾー
ル、ジヒドロキノリン、テトラヒドロキノリン、パーヒ
ドロキノリン、ジヒドロイソキノリン、テトラヒドロイ
ソキノリン、パーヒドロイソキノリン、ジヒドロフタラ
ジン、テトラヒドロフタラジン、パーヒドロフタラジ
ン、ジヒドロナフチリジン、テトラヒドロナフチリジ
ン、パーヒドロナフチリジン、ジヒドロキノキサリン、
テトラヒドロキノキサリン、パーヒドロキノキサリン、
ジヒドロキナゾリン、テトラヒドロキナゾリン、パーヒ
ドロキナゾリン、ジヒドロシンノリン、テトラヒドロシ
ンノリン、パーヒドロシンノリン、ジヒドロベンゾオキ
サゾール、パーヒドロベンゾオキサゾール、ジヒドロベ
ンゾチアゾール、パーヒドロベンゾチアゾール、ジヒド
ロベンゾイミダゾール、パーヒドロベンゾイミダゾール
環等が挙げられる。
【0033】本発明におけるE基は右側にベンゼン環、
左側にJ基が結合しているものとする。例えば、E基が
−CO−NR3−の場合はJ−CO−NR3−ベンゼン環
を表わすものとする。本発明における非毒性塩とはすべ
ての塩を包含する。例えば、一般的な塩、酸付加物塩、
水和物塩等が挙げられる。
【0034】[塩]一般式(I)で示される本発明化合
物は、公知の方法で相当する塩に変換される。塩は、毒
性のない、水溶性のものが好ましい。適当な塩として
は、アルカリ金属(カリウム、ナトリウム等)の塩、ア
ルカリ土類金属(カルシウム、マグネシウム等)の塩、
アンモニウム塩、薬学的に許容される有機アミン(テト
ラメチルアンモニウム、トリエチルアミン、メチルアミ
ン、ジメチルアミン、シクロペンチルアミン、ベンジル
アミン、フェネチルアミン、ピペリジン、モノエタノー
ルアミン、ジエタノールアミン、トリス(ヒドロキシメ
チル)アミン、リジン、アルギニン、N−メチル−D−
グルカミン等)の塩が挙げられる。
【0035】[酸付加塩]一般式(I)で示される本発
明化合物は、公知の方法で相当する酸付加塩に変換され
る。塩は毒性のない、水溶性のものが好ましい。適当な
酸付加塩としては、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素
酸塩、硫酸塩、リン酸塩、硝酸塩のような無機酸塩、ま
たは酢酸塩、トリフルオロ酢酸塩、乳酸塩、酒石酸塩、
シュウ酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩、クエン酸塩、
安息香酸塩、メタンスルホン酸塩、エタンスルホン酸
塩、ベンゼンスルホン酸塩、トルエンスルホン酸塩、イ
セチオン酸塩、グルクロン酸塩、グルコン酸塩のような
有機酸塩が挙げられる。また、一般式(I)で示される
本発明化合物またはその塩は、公知の方法により、水和
物に変換することもできる。
【0036】一般式(I)で示される本発明化合物のう
ち、好ましい化合物としては、一般式I(1)
【化11】 (式中、AおよびGは、それぞれ前記と同じ意味を表わ
す。)、
【0037】一般式I(2)
【化12】 (式中、AおよびGは、それぞれ前記と同じ意味を表わ
す。)、
【0038】一般式I(3)
【化13】 (式中、AおよびGは、それぞれ前記と同じ意味を表わ
す。)、
【0039】一般式I(4)
【化14】 (式中、AおよびGは、それぞれ前記と同じ意味を表わ
す。)、
【0040】一般式I(5)
【化15】 (式中、AおよびGは、それぞれ前記と同じ意味を表わ
す。)、
【0041】一般式I(6)
【化16】 (式中、AおよびGは、それぞれ前記と同じ意味を表わ
す。)、
【0042】一般式I(7)
【化17】 (式中、AおよびGは、それぞれ前記と同じ意味を表わ
す。)、
【0043】一般式I(8)
【化18】 (式中、AおよびGは、それぞれ前記と同じ意味を表わ
す。)、
【0044】一般式I(9)
【化19】 (式中、AおよびGは、それぞれ前記と同じ意味を表わ
す。)、
【0045】一般式I(10)
【化20】 (式中、AおよびGは、それぞれ前記と同じ意味を表わ
す。)、
【0046】一般式I(11)
【化21】 (式中、AおよびGは、それぞれ前記と同じ意味を表わ
す。)、
【0047】一般式I(12)
【化22】 (式中、AおよびGは、それぞれ前記と同じ意味を表わ
す。)、
【0048】一般式I(13)
【化23】 (式中、AおよびGは、それぞれ前記と同じ意味を表わ
す。)、
【0049】一般式I(14)
【化24】 (式中、AおよびGは、それぞれ前記と同じ意味を表わ
す。)、
【0050】一般式I(15)
【化25】 (式中、AおよびGは、それぞれ前記と同じ意味を表わ
す。)、
【0051】一般式I(16)
【化26】 (式中、AおよびGは、それぞれ前記と同じ意味を表わ
す。)、
【0052】一般式I(17)
【化27】 (式中、AおよびGは、それぞれ前記と同じ意味を表わ
す。)、
【0053】一般式I(18)
【化28】 (式中、AおよびGは、それぞれ前記と同じ意味を表わ
す。)、
【0054】一般式I(19)
【化29】 (式中、R1およびEは、それぞれ前記と同じ意味を表
わす。)、
【0055】一般式I(20)
【化30】 (式中、R1およびEは、それぞれ前記と同じ意味を表
わす。)、
【0056】一般式I(21)
【化31】 (式中、R1およびEは、それぞれ前記と同じ意味を表
わす。)、
【0057】一般式I(22)
【化32】 (式中、R1およびEは、それぞれ前記と同じ意味を表
わす。)、
【0058】一般式I(23)
【化33】 (式中、R1およびEは、それぞれ前記と同じ意味を表
わす。)、で示されるヒドロキサム酸誘導体またはそれ
らの非毒性塩が挙げられる。
【0059】一般式(I)で示される化合物の好ましい
具体例として、以下の表1〜表23に記載した化合物、
それらの非毒性塩および実施例記載の化合物等が挙げら
れる。
【0060】
【表1】
【0061】
【表2】
【0062】
【表3】
【0063】
【表4】
【0064】
【表5】
【0065】
【表6】
【0066】
【表7】
【0067】
【表8】
【0068】
【表9】
【0069】
【表10】
【0070】
【表11】
【0071】
【表12】
【0072】
【表13】
【0073】
【表14】
【0074】
【表15】
【0075】
【表16】
【0076】
【表17】
【0077】
【表18】
【0078】
【表19】
【0079】
【表20】
【0080】
【表21】
【0081】
【表22】
【0082】
【表23】
【0083】
【表24】
【0084】
【表25】
【0085】
【表26】
【0086】
【表27】
【0087】
【表28】
【0088】
【表29】
【0089】
【表30】
【0090】
【表31】
【0091】
【表32】
【0092】
【表33】
【0093】
【表34】
【0094】
【表35】
【0095】
【表36】
【0096】
【表37】
【0097】
【表38】
【0098】
【表39】
【0099】
【表40】
【0100】
【表41】
【0101】
【本発明化合物の製造方法】
(A)一般式(I)で示される本発明化合物のうち、R
2が水素原子を表わさず、かつA−J−E−基、A中の
Arの置換基、およびG基中のR6およびR7が−COO
H基、アミノ基、水酸基およびそれらを含有する基を表
わさず、A−J−E−基は−CS−OH基を表わさない
化合物、すなわち一般式(I−A):
【0102】
【化34】
【0103】(式中、G1、E1、J1およびA1はG、
E、J、Aと同じ意味を表わす。ただし、A1−J1−E
1−、A1中のArの置換基、およびG1基中のR6および
7は−COOH基、アミノ基、水酸基およびそれらを
含有する基を表わさず、A1−J1−E1−は−CS−O
H基をも表わさないものとし、R2-AはC1〜8アルキ
ル基、フェニル基、またはフェニル基で置換されたC1
〜4アルキル基を表わし、他の記号は前記と同じ意味を
表わす。)で示される本発明化合物は、一般式(II):
【0104】
【化35】
【0105】(式中、すべての記号は前記と同じ意味を
表わす。)で示される化合物と一般式(III)
【化36】H2N−OR2-A (III) (式中、すべての記号は前記と同じ意味を表わす。)で
示される化合物をアミド化反応に付すことにより製造す
ることができる。
【0106】アミド化反応は公知であり、例えば(1)
酸ハライドを用いる方法、(2)混合酸無水物を用いる
方法、(3)縮合剤を用いる方法等が挙げられる。
【0107】これらの方法を具体的に説明すると、
(1)酸ハライドを用いる方法は、例えば、カルボン酸
を有機溶媒(クロロホルム、塩化メチレン、ジエチルエ
ーテル、テトラヒドロフラン等)中または無溶媒で、酸
ハライド(オキザリルクロライド、チオニルクロライド
等)と−20℃〜還流温度で反応させ、得られた酸ハラ
イドを三級アミン(ピリジン、トリエチルアミン、ジメ
チルアニリン、ジメチルアミノピリジン等)の存在下、
アミンと有機溶媒(クロロホルム、塩化メチレン、ジエ
チルエーテル、テトラヒドロフラン等)中、0〜40℃
で反応させることにより行なわれる。 (2)混合酸無水物を用いる方法は、例えば、カルボン
酸を有機溶媒(クロロホルム、塩化メチレン、ジエチル
エーテル、テトラヒドロフラン等)中または無溶媒で、
三級アミン(ピリジン、トリエチルアミン、ジメチルア
ニリン、ジメチルアミノピリジン等)の存在下、酸ハラ
イド(ピバロイルクロライド、トシルクロライド、メシ
ルクロライド、クロロギ酸エチル、クロロギ酸イソブチ
ル等)と、−20〜40℃で反応させ、得られた混合酸
無水物を有機溶媒(クロロホルム、塩化メチレン、ジエ
チルエーテル、テトラヒドロフラン等)中、相当するア
ミンと0〜40℃で反応させることにより行なわれる。 (3)縮合剤(1,3−ジシクロヘキシルカルボジイミ
ド(DCC)、1−エチル−3−[3−(ジメチルアミ
ノ)プロピル]カルボジイミド(EDC)、2−クロロ
−1−メチルピリジニウムヨウ素等)を用いる方法は、
例えば、カルボン酸とアミンを、有機溶媒(クロロホル
ム、塩化メチレン、ジメチルホルムアミド、ジエチルエ
ーテル等)中、または無溶媒で三級アミン(ピリジン、
トリエチルアミン、ジメチルアニリン、ジメチルアミノ
ピリジン等)を用いるかまたは用いないで、縮合剤を用
いて、0〜40℃で反応させることにより行なわれる。 これら(1)、(2)および(3)の反応は、いずれも
不活性ガス(アルゴン、窒素等)雰囲気下、無水条件で
行なうことが望ましい。
【0108】(B)一般式(I)で示される本発明化合
物のうち、R2が水素原子を表わすか、あるいはA−J
−E−基、A中のArの置換基、またはG基中のR6
たはR7のうち少なくとも1つの基が−COOH基、ア
ミノ基、水酸基またはそれらを含有する基を表わすか、
A−J−E−基が、−CS−OH基を表わす化合物、す
なわち一般式(I−B):
【0109】
【化37】
【0110】(式中、G2、E2、J2およびA2はG、
E、J、Aと同じ意味を表わす。ただし、A2−J2−E
2−基、A2中のArの置換基、またはG2基中のR6また
はR7のうち少なくとも1つの基が−COOH基、アミ
ノ基、水酸基またはそれらを含有する基を表わすか、A
2−J2−E2−基が、−CS−OH基を表わすか、ある
いはR2が水素原子を表わし、他の記号は前記と同じ意
味を表わす。)で示される本発明化合物は、前記の方法
で製造した一般式(I−A)で示される化合物をアルカ
リまたは酸条件下における脱保護または加水素分解する
ことにより製造することができる。
【0111】アルカリ条件下での脱保護は公知であり、
例えば有機溶媒(メタノール、テトラヒドロフラン、ジ
オキサン等)中、アルカリ金属の水酸化物(水酸化ナト
リウム、水酸化カリウム等)、アルカリ土類金属の水酸
化物(水酸化カルシウム等)または炭酸塩(炭酸ナトリ
ウム、炭酸カリウム等)あるいはその水溶液もしくはこ
れらの混合物を用いて0〜40℃で行なわれる。
【0112】酸条件下での脱保護は公知であり、例えば
溶媒(塩化メチレン、ジオキサン、酢酸エチル、酢酸、
水またはそれらの混合溶媒等)中、有機酸(トリフルオ
ロ酢酸等)、または無機酸(塩化水素、臭化水素等)を
用いて、0〜120℃で行なわれる。
【0113】加水素水分解は公知であり、例えば溶媒
(エーテル系(テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジエ
メトキシエタン、ジエチルエーテル等)、アルコール系
(メタノール、エタノール等)、ベンゼン系(ベンゼ
ン、トルエン等)、アミド系(ジメチルホルムアミド
等)、水、酢酸エチル、酢酸またはそれらの2以上の混
合溶媒等)中、触媒(パラジウム−炭素、パラジウム
黒、水酸化パラジウム、二酸化白金、ラネーニッケル
等)の存在下、無機酸(塩酸、硫酸、次亜塩素酸、ホウ
酸、テトラフルオロホウ酸等)または有機酸(酢酸、p
−トルエンスルホン酸、シュウ酸、トリフルオロ酢酸、
ギ酸等)の存在下または非存在下、常圧または加圧下の
水素雰囲気下またはギ酸アンモニウム存在下、0〜20
0℃の温度で行なわれる。
【0114】当業者には容易に理解できることである
が、カルボキシル基、水酸基の保護基としてはt−ブチ
ル基、ベンジル基等が挙げられるが、それ以外にも容易
にかつ選択的に脱離できる基であれば特に限定されな
い。例えば T. W. Greene, Protective Groups in Orga
nic Synthesis, Wiley, New York, 1991 に記載された
ものが用いられる。アミノ基の保護基としては、ベンジ
ルオキシカルボニル基、t−ブトキシカルボニル基が挙
げられるが、それ以外にも容易にかつ選択的に脱離でき
る基であれば特に限定されない。ヒドロキサム酸の保護
基としてはt−ブチル基およびベンジル基が挙げられる
が、それ以外にも容易にかつ選択的に脱離できる基であ
れば特に限定されない。例えば−C(CH32−OCH
3等が用いられる。またこれらの保護基を使い分けるこ
とにより、目的とする本発明化合物が容易に製造され
る。
【0115】また前記した一般式(II)で示される化
合物と、1,1′−カルボニルジイミダゾ−ルおよびヒ
ドロキシルアミンとを反応させ、必要であれば引き続い
て脱保護反応(アルカリまたは酸条件下における脱保
護、または加水素分解)に付すことにより製造すること
もできる。この反応は公知であり、例えば有機溶媒(ジ
メチルホルムアミド、テトラヒドロフラン等)中、アミ
ン(トリエチルアミン、ピリジン等)の存在下または非
存在下、0〜40℃で行なわれる。一般式(II)で示
される化合物は、公知の方法、次に示される反応工程式
1〜7によって示される方法または実施例に記載した方
法により製造することができる。
【0116】
【化38】
【0117】
【化39】
【0118】
【化40】
【0119】
【化41】
【0120】
【化42】
【0121】
【化43】
【0122】
【化44】
【0123】前記反応工程式中、RP基はカルボキシル
基の保護基(例えば、ベンジル基、t−ブチル基等)を
表わし、nは0または1を表わし、他の記号は前記と同
じ意味を表わす。
【0124】前記反応工程式中の各反応はそれぞれ公知
の方法により行なわれる。前記工程式において、出発物
質として用いた一般式(IV)、一般式(V)、一般式
(VI)、一般式(VII)および一般式(VIII)で示され
る化合物は、それ自体公知であるか、あるいは公知の方
法により容易に製造することができる。
【0125】本明細書中の各反応において、反応生成物
は通常の精製手段、例えば、常圧下または減圧下におけ
る蒸留、シリカゲルまたはケイ酸マグネシウムを用いた
高速液体クロマトグラフィー、薄層クロマトグラフィ
ー、あるいはカラムクロマトグラフィーまたは洗浄、再
結晶等の方法により精製することができる。精製は各反
応ごとに行なってもよいし、いくつかの反応終了後に行
なってもよい。本発明におけるその他の出発物質および
各試薬は、それ自体公知であるか、または公知の方法に
より製造することができる。
【0126】
【薬理活性】一般式(I)で示される本発明化合物がゼ
ラチナーゼA阻害活性を有することは、以下の実験によ
って証明された。
【0127】[実験方法]ヒト正常皮膚線維芽細胞(H
NDF)より精製されたプロゼラチナーゼA(7μl)
のアッセイバッファー溶液(90μl)に10mMのp
−アミノフェニル水銀アセテート(APMA)(10μ
l)を加えて、37℃で1時間プレインキュベーション
し、酵素を活性化した。
【0128】(1)このように調製した活性化酵素(7
μl/tube,98μl)、種々の濃度の被験化合物(実
施例2および2(3)の化合物)の溶液あるいは被験化
合物を添加しない溶液(2μl)、0.05%フルオレイン
イソチオシアネート(FITC)−ゼラチン(100μ
l)を加えて、37℃で2時間インキュベーションし
た。0.1Mトリス−塩酸(pH9.5;94.7%エタノールを
含有)(750μl)を加えて酵素反応を止めた後、撹
拌し、0℃で30分間静置し、非分解基質を分離した。
反応混合物を900×gで30分間遠心した。ゼラチナ
ーゼ活性を上清での蛍光強度(Ex=495nmとEm
=520nm)を測定することにより算出した。実施例
2および2(3)の化合物についての結果を表24に示
す。
【0129】(2)合成基質(MOCAc-Pro-Leu-Gly-A2pr
(Dnp)-Ala-Arg-NH2)(890μl;最終濃度13.5μM)
および種々の濃度の被験化合物(実施例2(4)および
3(2)の化合物)の溶液あるいは被験化合物を添加し
ない溶液(10μl)を37℃で5分間プレインキュベ
ーションした。そこに、上記で調製した活性化酵素(7
μl/tube,100μl)を加えて、37℃で20分間
インキュベーションし、その後、0.1M酢酸ナトリウム
バッファー(2ml;pH4.0)を加えて酵素反応を止
めた。ゼラチナーゼ活性を反応溶液の蛍光強度(Ex=
328nmとEm=393nm)を測定することにより
算出した。実施例2(4)および3(2)の化合物につ
いての結果を表24に示す。
【0130】
【表42】 表24;ゼラチナーゼA阻害活性 実施例番号 IC50(μM) 2 0.0017 2(3) 0.0010 2(4) 0.00061 3(2) 0.00023
【0131】
【毒性】一方、本発明化合物の毒性は非常に低いもので
あり、医薬として使用するために十分安全であると判断
できる。
【0132】
【医薬品への適用】ヒトを含めた動物、特にヒトにおい
て、ゼラチナーゼを阻害することで、リュウマチ、骨関
節炎、病的骨吸収、骨粗鬆症、歯周病、間質性腎炎、動
脈硬化、肺気腫、肝硬変、角膜損傷、ガン細胞の転移浸
潤や増殖の疾患、自己免疫疾患(クローン病、シュグレ
ン病等)、白血球系の細胞の血管遊出や浸潤による疾
患、血管新生等の予防および/または治療に有用であ
る。
【0133】一般式(I)で示される本発明化合物、そ
の非毒性の酸付加塩、またはその水和物を上記の目的で
用いるには、通常、全身的または局所的に、経口または
非経口の形で投与される。投与量は、年齢、体重、症
状、治療効果、投与方法、処理時間等により異なるが、
通常、成人一人あたり、1回につき、1mgから100
0mgの範囲で、1日1回から数回経口投与されるか、
または成人一人あたり、1回につき、1mgから100
mgの範囲で、1日1回から数回非経口投与(好ましく
は、静脈内投与)されるか、または1日1時間から24
時間の範囲で静脈内に持続投与される。もちろん前記し
たように、投与量は、種々の条件によって変動するの
で、上記投与量より少ない量で十分な場合もあるし、ま
た範囲を越えて必要な場合もある。本発明化合物を投与
する際には、経口投与のための固体組成物、液体組成物
およびその他の組成物および非経口投与のための注射
剤、外用剤、坐剤等として用いられる。
【0134】経口投与のための固体組成物には、錠剤、
丸剤、カプセル剤、散剤、顆粒剤等が含まれる。カプセ
ル剤には、ハードカプセルおよびソフトカプセルが含ま
れる。このような固体組成物においては、ひとつまたは
それ以上の活性物質が、少なくともひとつの不活性な希
釈剤、例えばラクトース、マンニトール、グルコース、
ヒドロキシプロピルセルロース、微結晶セルロース、デ
ンプン、ポリビニルピロリドン、メタケイ酸アルミン酸
マグネシウムと混合される。組成物は、常法に従って、
不活性な希釈剤以外の添加剤、例えばステアリン酸マグ
ネシウムのような滑沢剤、繊維素グリコール酸カルシウ
ムのような崩壊剤、ラクトースのような安定化剤、グル
タミン酸またはアスパラギン酸のような溶解補助剤を含
有していてもよい。錠剤または丸剤は必要により白糖、
ゼラチン、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシ
プロピルメチルセルロースフタレートなどの胃溶性ある
いは腸溶性物質のフィルムで被覆していてもよいし、ま
た2以上の層で被覆していてもよい。さらにゼラチンの
ような吸収されうる物質のカプセルも包含される。経口
投与のための液体組成物は、薬剤的に許容される乳濁
剤、溶液剤、シロップ剤、エリキシル剤等を含む。この
ような液体組成物においては、ひとつまたはそれ以上の
活性物質が、一般的に用いられる不活性な希釈剤(例え
ば精製水、エタノール)に含有される。この組成物は、
不活性な希釈剤以外に湿潤剤、懸濁剤のような補助剤、
甘味剤、風味剤、芳香剤、防腐剤を含有していてもよ
い。経口投与のためのその他の組成物としては、ひとつ
またはそれ以上の活性物質を含み、それ自体公知の方法
により処方されるスプレー剤が含まれる。この組成物は
不活性な希釈剤以外に亜硫酸水素ナトリウムのような安
定剤と等張性を与えるような緩衝剤、例えば塩化ナトリ
ウム、クエン酸ナトリウムあるいはクエン酸のような等
張剤を含有していてもよい。スプレー剤の製造方法は、
例えば米国特許第 2,868,691 号および同第3,095,355
号に詳しく記載されている。
【0135】本発明による非経口投与のための注射剤と
しては、無菌の水性または非水性の溶液剤、懸濁剤、乳
濁剤を包含する。水性の溶液剤、懸濁剤としては、例え
ば注射用蒸留水および生理食塩水が含まれる。非水溶性
の溶液剤、懸濁剤としては、例えばプロピレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、オリーブ油のような植物
油、エタノールのようなアルコール類、ポリソルベート
80(登録商標)等がある。このような組成物は、さら
に防腐剤、湿潤剤、乳化剤、分散剤、安定化剤(例え
ば、ラクトース)、溶解補助剤(例えば、グルタミン
酸、アスパラギン酸)のような補助剤を含んでいてもよ
い。これらはバクテリア保留フィルターを通すろ過、殺
菌剤の配合または照射によって無菌化される。これらは
また無菌の固体組成物を製造し、例えば凍結乾燥品の使
用前に、無菌化または無菌の注射用蒸留水または他の溶
媒に溶解して使用することもできる。非経口投与のため
のその他の組成物としては、ひとつまたはそれ以上の活
性物を含み、常法により処方される外溶液剤、軟膏、塗
布剤、直腸内投与のための坐質剤および膣内投与のため
のペッサリー等が含まれる。
【0136】
【実施例】以下、参考例および実施例によって本発明を
詳述するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。クロマトグラフィーによる分離の箇所およびTLC
に示されているカッコ内の溶媒は、使用した溶出溶媒ま
たは展開溶媒を示し、割合は体積比を表わす。NMRの
箇所に示されているカッコ内の溶媒は、測定に使用した
溶媒を示している。
【0137】参考例1 N−[(4−ニトロフェニル)スルホニル]グリシン・
t−ブチルエステル
【化45】
【0138】グリシン・t−ブチルエステル・塩酸塩
(35g)のピリジン(200ml)溶液に0℃で4−
ニトロベンゼンスルホニルクロライド(46.3g)を加え
た。混合物を室温で1時間撹拌した。反応混合物を濃縮
し、残渣を水、つづいてヘキサン:酢酸エチル=9:1
の混合液で洗浄し、乾燥し、次の物性値を有する標題化
合物(61.4g)を得た。 TLC:Rf 0.18(ヘキサン:酢酸エチル=4:
1)。
【0139】参考例2 N−[(4−アミノフェニル)スルホニル]グリシン・
t−ブチルエステル
【化46】
【0140】参考例1で製造した化合物(57.1g)のエ
タノール(200ml)とテトラヒドロフラン(200
ml)溶液に、10%パラジウム−炭素(2.2g)を加
えた。反応混合物を水素雰囲気下、室温で3時間撹拌し
た。反応混合物をセライト(商品名)を通してろ過し、
ろ液を濃縮した。得られた結晶をヘキサン:酢酸エチル
=4:1の混合液で洗浄し、乾燥し、次の物性値を有す
る標題化合物(50g)を得た。 TLC:Rf 0.36(ヘキサン:酢酸エチル=1:
1)。
【0141】参考例3 N−[[4−(p−トルオイルアミノ)フェニル]スル
ホニル]グリシン・t−ブチルエステル
【化47】
【0142】参考例2で製造した化合物(1.2g)のピ
リジン(10ml)溶液に、氷冷下でp−トルオイルク
ロライド(0.5ml)を加えた。反応混合物を室温で3
0分間撹拌した。反応混合物に1N塩酸(100ml)
を加え、酢酸エチルで抽出した。抽出物を飽和炭酸水素
ナトリウム水溶液、飽和塩化ナトリウム水溶液で洗浄
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、濃縮した。得られた
残渣をエーテルで洗浄し、乾燥し、次の物性値を有する
標題化合物(1.52g)を得た。
【0143】TLC:Rf 0.56(ヘキサン:酢酸エチ
ル=1:1)、 NMR(CDCl3):δ 8.08-8.00(1H,br.s), 7.86(2H,d,
J=9.2Hz), 7.82(2H,d,J=9.2Hz), 7.78(2H,d,J=8.2Hz),
7.31(2H,d,J=8.2Hz), 5.04(1H,t,J=5.4Hz), 3.67(2H,d,
J=5.4Hz), 2.44(3H,s), 1.37(9H,s)。
【0144】参考例3(1)〜3(7) 相当する化合物を用いて参考例3と同様の操作により、
次の物性値を有する本発明化合物を得た。
【0145】参考例3(1) N−[[4−(ベンゾイルアミノ)フェニル]スルホニ
ル]グリシン・t−ブチルエステル
【化48】
【0146】TLC:Rf 0.70(酢酸エチル)、 NMR(CDCl3):δ 8.02(1H,s), 7.9-7.8(6H,m), 7.6-
7.3(3H,m), 5.02(1H,t,J=5.4Hz), 3.68(2H,d,J=5.4Hz),
1.37(9H,s)。
【0147】参考例3(2) N−[[4−(4−メトキシベンゾイルアミノ)フェニ
ル]スルホニル]グリシン・t−ブチルエステル
【化49】
【0148】TLC:Rf 0.40(ヘキサン:酢酸エチ
ル=1:1)、 NMR(CDCl3):δ 7.94-7.90(1H,br.s), 7.86(2H,d,J=
9.2Hz), 7.85(2H,d,J=8.8Hz), 7.79(2H,d,J=9.2Hz), 6.
99(2H,d,J=8.8Hz), 5.00(1H,t,J=5.4Hz), 3.89(3H,s),
3.67(2H,d,J=5.4Hz), 1.37(9H,s)。
【0149】参考例3(3) N−[[4−(4−ペンチルベンゾイルアミノ)フェニ
ル]スルホニル]−D−フェニルアラニン・t−ブチル
エステル
【化50】
【0150】TLC:Rf 0.66(ヘキサン:酢酸エチ
ル=3:2)、 NMR(CDCl3):δ 7.95(1H,s), 7.84-7.68(6H,m), 7.3
5-7.08(7H,m), 5.10(1H,d,J=10.0Hz), 4.14-4.00(1H,
m), 3.02(2H,d,J=6.0Hz), 2.67(2H,t,J=7.8Hz),1.72-1.
56(2H,m), 1.48-1.25(4H,m), 1.21(9H,s), 0.89(3H,t,J
=5.0Hz)。
【0151】参考例3(4) N−[[4−(p−トルオイルアミノ)フェニル]スル
ホニル]−D−トリプトファン・ベンジルエステル
【化51】
【0152】TLC:Rf 0.32(ヘキサン:酢酸エチ
ル=1:1)、 NMR(CDCl3+CD3OD):δ 7.81(2H,d,J=8Hz), 7.56(4H,
s), 7.43(1H,d,J=7Hz), 7.35-7.25(6H,m), 7.15-7.00(4
H,m), 6.81(1H,s), 4.92(2H,s), 4.25(1H,m),3.18(2H,
m), 2.45(3H,s)。
【0153】参考例3(5) N−[[3−(ベンゾイルアミノ)フェニル]スルホニ
ル]グリシン・t−ブチルエステル
【化52】
【0154】TLC:Rf 0.65(ヘキサン:酢酸エチ
ル=1:1)、 NMR(CDCl3):δ 8.26-8.16(2H,m), 8.00(1H,t,J=1.8H
z), 7.94-7.87(2H,m),7.66-7.46(5H,m), 5.24(1H,t,J=
5.4Hz), 3.70(2H,d,J=5.4Hz), 1.35(9H,s)。 参考例3(6) N−[[2−(ベンゾイルアミノ)フェニル]スルホニ
ル]グリシン・t−ブチルエステル
【化53】
【0155】TLC:Rf 0.51(ヘキサン:酢酸エチ
ル=3:2)、 NMR(CDCl3):δ 10.27(1H,s), 8.73(1H,d,J=8.4Hz),
8.05-7.94(2H,m), 7.90(1H,dd,J=1.8Hz,8.0Hz), 7.70-
7.45(4H,m), 7.30-7.18(1H,m), 5.20(1H,t,J=5.2Hz),
3.61(2H,d,J=5.4Hz), 1.33(9H,s)。
【0156】参考例3(7) N−[[4−(2−チエニルカルボニルアミノ)フェニ
ル]スルホニル]−D−アラニン・t−ブチルエステル
【化54】
【0157】TLC:Rf 0.25(ヘキサン:酢酸エチ
ル=2:1)、 NMR(DMSO-d6):δ 10.51(1H,s), 8.12-8.05(2H,m),
7.94-7.88(3H,m), 7.74(2H,d,J=8.8Hz), 7.24(1H,t,J=
3.8Hz), 3.72(1H,quint,J=7.4Hz), 1.27(9H,s),1.14(3
H,d,J=7.4Hz)。
【0158】参考例4 N−[[4−(p−トルオイルアミノ)フェニル]スル
ホニル]グリシン
【化55】
【0159】参考例3で製造した化合物(1.45g)のト
リフルオロ酢酸(10ml)と水(1ml)溶液を室温
で1時間撹拌した。反応混合物を濃縮し、残渣をエーテ
ルで洗浄し、乾燥し、次の物性値を有する本発明化合物
(1.16g)を得た。 TLC:Rf 0.48(クロロホロム:メタノール:酢酸
=16:3:1)、 NMR(d6-DMSO):δ 10.46(1H,s), 8.02-7.84(1H), 7.
97(2H,d,J=9.0Hz), 7.88(2H,d,J=8.0Hz), 7.75(2H,d,J=
9.0Hz), 7.34(2H,d,J=8.0Hz), 3.55(2H,d,J=6.2Hz), 2.
40(3H,s)。
【0160】参考例4(1)〜4(7) 参考例3で製造した化合物の代わりに参考例3(1)〜
3(7)で製造した化合物を用いて参考例4と同様の操
作またはそれと同じ目的の操作(例えば、加水素分解)
により、次の物性値を有する本発明化合物を得た。
【0161】参考例4(1) N−[[4−(ベンゾイルアミノ)フェニル]スルホニ
ル]グリシン
【化56】
【0162】TLC:Rf 0.19(クロロホロム:メタ
ノール:酢酸:水=50:10:1:1)、 NMR(CD3OD):δ 8.0-7.8(6H,m), 7.6-7.5(3H,m), 3.
70(2H,s)。
【0163】参考例4(2) N−[[4−(4−メトキシベンゾイルアミノ)フェニ
ル]スルホニル]グリシン
【化57】
【0164】TLC:Rf 0.43(クロロホロム:メタ
ノール:酢酸=16:3:1)、 NMR(d6-DMSO):δ 10.39(1H,s), 7.97(2H,d,J=8.8H
z), 7.95(2H,d,J=9.0Hz), 7.89(1H,t,J=6.2Hz), 7.75(2
H,d,J=9.0Hz), 7.70(2H,d,J=8.8Hz), 3.84(3H,s), 3.55
(2H,d,J=6.2Hz)。
【0165】参考例4(3) N−[[4−(4−ペンチルベンゾイルアミノ)フェニ
ル]スルホニル]−D−フェニルアラニン
【化58】
【0166】TLC:Rf 0.21(クロロホルム:メタ
ノール:酢酸=95:4:1)、 NMR(DMSO-d6):δ 13.00-12.20(1H,br.s), 10.40(1
H,s), 8.11(1H,d,J=9.0Hz), 7.88(2H,d,J=8.6Hz), 7.84
(2H,d,J=8.4Hz), 7.52(2H,d,J=8.6Hz), 7.34(2H,d,J=8.
4Hz), 7.28-7.08(5H,m), 3.92-3.78(1H,m), 2.93(1H,d
d,J=5.8,13.4Hz),2.71(1H,dd,J=8.8,13.4Hz), 2.66(2H,
t,J=8.2Hz), 1.70-1.50(2H,m), 1.44-1.18(4H,m), 0.87
(3H,t,J=6.8Hz)。
【0167】参考例4(4) N−[[4−(p−トルオイルアミノ)フェニル]スル
ホニル]−D−トリプトファン
【化59】
【0168】TLC:Rf 0.13(クロロホルム:メタ
ノール:酢酸:水=100:10:1:1)、 NMR(DMSO-d6):δ 12.57(1H,br.s), 10.8(1H,s), 1
0.42(1H,s), 8.13(1H,d,J=8.8Hz), 7.9-7.8(4H,m), 7.5
9(2H,d,J=8.8Hz), 7.4-7.25(4H,m), 7.1-6.9(3H,m), 3.
95-3.85(1H,m), 3.04(1H,dd,J=6.18Hz), 2.84(1H,dd,J=
7.4,18Hz), 2.39(3H,s)。
【0169】参考例4(5) N−[[3−(ベンゾイルアミノ)フェニル]スルホニ
ル]グリシン
【化60】
【0170】TLC:Rf 0.36(クロロホルム:メタ
ノール:酢酸=16:3:1)、 NMR(DMSO-d6):δ 10.54(1H,s), 8.33(1H,s), 8.14-
7.90(4H,m), 7.68-7.44(5H,m), 3.60(2H,d,J=6.0Hz)。
【0171】参考例4(6) N−[[2−(ベンゾイルアミノ)フェニル]スルホニ
ル]グリシン
【化61】
【0172】TLC:Rf 0.34(クロロホルム:メタ
ノール:酢酸=90:10:1)、 NMR(DMSO-d6):δ 13.00-12.60(1H,br.s), 10.26(1H,
s), 8.67-8.56(1H), 8.52-8.44(1H,m), 8.02-7.92(2H,
m), 7.87(1H,dd,J=1.4,7.8Hz), 7.74-7.54(4H,m), 7.38
-7.27(1H,m), 3.65(2H,d,J=4.6Hz)。
【0173】参考例4(7) N−[[4−(2−チエニルカルボニルアミノ)フェニ
ル]スルホニル]−D−アラニン
【化62】
【0174】TLC:Rf 0.21(クロロホルム:メタ
ノール:水=4:1:0.1)、 NMR(DMSO-d6):δ 12.60(1H,br.s), 10.49(1H,s), 8.
05-7.98(2H,m), 7.91-7.85(3H,m), 7.73(2H,d,J=8.8H
z), 7.21(1H,t,J=3.8Hz), 3.77-3.68(1H,m), 1.13(3H,
d,J=7.2Hz)。
【0175】実施例1 N−ベンジルオキシ−N−[N′−[[4−(p−トル
イルアミノ)フェニル]スルホニル]グリシル]アミド
【化63】
【0176】参考例4で製造した化合物(348mg)
のN,N−ジメチルホルムアミド(5ml)溶液にN−
ベンジルヒドロキシルアミン・塩酸塩(192mg)と
1−エチル−3−[3−(ジメチルアミノ)プロピル]
カルボジイミド(230mg)と1−ヒドロキシベンゾ
トリアゾール(199mg)とトリエチルアミン(0.34
ml)を順次加えて、室温で1晩撹拌した。反応混合物
を濃縮し、得られた残渣に酢酸エチルを加え、1N塩
酸、水、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液、水で順次洗浄
し、乾燥し、濃縮した。残渣をエーテルで洗浄し、乾燥
し、次の物性値を有する本発明化合物(417mg)を
得た。
【0177】TLC:Rf 0.52(クロロホロム:メタ
ノール:酢酸=9:1:0.5)、 NMR(d6-DMSO+CCl4):δ 11.17(1H,s), 10.48(1H,
s), 7.98(2H,d,J=8.8Hz), 7.87(2H,d,J=7.8Hz), 7.76(2
H,d,J=8.8Hz), 8.1-7.7(1H,brs), 7.50-7.25(7H,m), 4.
66(2H,s), 2.40(2H,s)。
【0178】実施例1(1)〜1(4) 参考例4で製造した化合物の代わりに参考例4(1)〜
4(4)で製造した化合物を用いて実施例1と同様の操
作により、次の物性値を有する本発明化合物を得た。
【0179】実施例1(1) N−ベンジルオキシ−N−[N′−[[4−(ベンゾイ
ルアミノ)フェニル]スルホニル]グリシル]アミド
【化64】
【0180】TLC:Rf 0.38(クロロホロム:メタ
ノール:酢酸:水=100:10:1:1)、 NMR(CDCl3+CD3OD):δ 7.95-7.8(6H,m), 7.6-7.45
(3H,m), 7.37(5H,s), 4.79(2H,s), 3.50(2H,s)。
【0181】実施例1(2) N−ベンジルオキシ−N−[N′−[[4−(4−メト
キシベンゾイルアミノ)フェニル]スルホニル]グリシ
ル]アミド
【化65】
【0182】TLC:Rf 0.52(クロロホロム:メタ
ノール=9:1)、 NMR(d6-DMSO):δ 11.17(1H,s), 10.41(1H,s), 8.04
-7.84(1H), 7.97(2H,d,J=8.8Hz), 7.95(2H,d,J=8.8Hz),
7.75(2H,d,J=8.8Hz), 7.42-7.28(5H,m), 7.07(2H,d,J=
8.8Hz), 4.66(2H,s), 3.84(3H,s), 3.40-3.30(2H)。
【0183】実施例1(3) N−ベンジルオキシ−N−[N′−[[4−(4−ペン
チルベンゾイルアミノ)フェニル]スルホニル]−D−
フェニルアラニル]アミド
【化66】
【0184】TLC:Rf 0.54(クロロホルム:メタ
ノール=19:1)、 NMR(DMSO-d6):δ 11.21(1H,s), 10.43(1H,s), 8.23
(1H,d,J=9.0Hz), 7.89(2H,d,J=8.8Hz), 7.83(2H,d,J=8.
4Hz), 7.62(2H,d,J=8.8Hz), 7.40-7.08(12H,m), 4.41(1
H,d,J=11.0Hz), 4.34(1H,d,J=11.0Hz), 3.85-3.68(1H,
m), 2.79(1H,dd,J=6.8, 13.6Hz), 2.73-2.60(1H), 2.65
(2H,t,J=8.2Hz), 1.70-1.50(2H,m), 1.45-1.20(4H,m),
0.86(3H,t,J=6.6Hz)。
【0185】実施例1(4) N−ベンジルオキシ−N−[N′−[[2−(p−トル
オイルアミノ)フェニル]スルホニル]−D−トリプト
フィル]アミド
【化67】
【0186】TLC:Rf 0.36(クロロホルム:メタ
ノール=9:1)、 NMR(DMSO-d6):δ 11.19(1H,s), 10.80(1H,s), 10.41
(1H,s),8.16(1H,d,J=8.2HZ), 7.84(4H,m), 7.65(2H,d,J
=8.8Hz), 7.36-6.92(12H,m), 4.39(1H,d,J=13.9Hz), 4.
30(1H,d,J=13.9Hz), 3.78(1H,q,J=8.2Hz), 3.05-2.70(2
H,m), 2.40(3H,s)。
【0187】実施例2 N−ヒドロキシ−N−[N′−[[4−(p−トルオイ
ルアミノ)フェニル]スルホニル]グリシル]アミド
【化68】
【0188】実施例1で製造した化合物(150mg)
のN,N−ジメチルホルムアミド(10ml)溶液に1
0%パラジウム−炭素(30mg)を加えて、水素雰囲
気下室温で2時間撹拌した。反応混合物をセライト(商
品名)を通してろ過し、ろ液を濃縮した。残渣にエーテ
ルを加え、結晶をろ過し、乾燥し、次の物性値を有する
本発明化合物(80mg)を得た。 TLC:Rf 0.21(クロロホロム:メタノール:酢酸
=9:1:0.5)、 NMR(CD3OD+d6-DMSO):δ 8.10-7.70(6H,m), 7.34(2
H,d,J=7.81Hz), 3.48(2H,s), 2.43(3H,s)。
【0189】実施例2(1)〜2(4) 実施例1で製造した化合物の代わりに実施例1(1)〜
1(4)で製造した化合物を用いて実施例2と同様の操
作により、次の物性値を有する本発明化合物を得た。
【0190】実施例2(1) N−ヒドロキシ−N−[N′−[[4−(ベンゾイルア
ミノ)フェニル]スルホニル]グリシル]アミド
【化69】
【0191】TLC:Rf 0.04(クロロホロム:メタ
ノール:酢酸:水=100:10:1:1)、 NMR(d6-DMSO):δ 10.58(1H,s), 10.53(0.5H,s), 8.
86(0.5H,s), 8.0-7.95(4H,m), 7.9-7.75(2H,m), 7.6-7.
5(3H,m), 3.33(2H,s)。
【0192】実施例2(2) N−ヒドロキシ−N−[N′−[[4−(4−メトキシ
ベンゾイルアミノ)フェニル]スルホニル]グリシル]
アミド
【化70】
【0193】TLC:Rf 0.38(クロロホロム:メタ
ノール:酢酸=16:3:1)、 NMR(d6-DMSO):δ 10.52(1H,s), 10.40(1H,s), 8.86
(1H,s), 7.97(4H,d,J=8.8Hz), 7.90-7.70(1H), 7.76(2
H,d,J=8.8Hz), 7.07(2H,d,J=8.8Hz), 3.85(3H,s), 3.40
-3.10(2H)。
【0194】実施例2(3) N−ヒドロキシ−N−[N′−[[4−(4−ペンチル
ベンゾイルアミノ)フェニル]スルホニル]−D−フェ
ニルアラニル]アミド
【化71】
【0195】TLC:Rf 0.42(クロロホルム:メタ
ノール=9:1)、 NMR(DMSO-d6):δ 10.41(1H,s), 7.88(2H,d,J=8.4H
z), 7.84(2H,d,J=8.4Hz), 7.54(2H,d,J=8.4Hz), 7.35(2
H,d,J=8.4Hz), 7.26-7.00(5H,m), 3.77(1H,t,J=6.6Hz),
2.90-2.72(1H,m), 2.72-2.56(3H,m), 1.70-1.50(2H,
m), 1.50-1.10(4H,m), 0.87(3H,t,J=6.8Hz)。
【0196】実施例2(4) N−ヒドロキシ−N−[N′−[[2−(p−トルオイ
ルアミノ)フェニル]スルホニル]−D−トリプトフィ
ル]アミド
【化72】
【0197】TLC:Rf 0.59(クロロホルム:メタ
ノール=4:1)、 NMR(DMSO-d6):δ 10.74(1H,s), 10.59(1H,s),10.38
(1H,s), 8.80(1H,s),8.02-7.80(5H,m), 7.58(2H,d,J=8.
6Hz), 7.38-7.23(4H,m), 7.00-6.85(1H,m), 3.90-3.74
(1H,m), 3.04-2.90(1H,m), 2.75-2.61(1H,m), 2.40(3H,
s)。
【0198】実施例3 N−ヒドロキシ−N−[N′−[[3−(ベンゾイルア
ミノ)フェニル]スルホニル]グリシル]アミド
【化73】
【0199】参考例4(5)で製造した化合物(500
mg)のテトラヒドロフラン(15ml)溶液に、1,
1′−カルボニルジイミダゾール(265mg)を加え
た。混合物を室温で7時間撹拌した。反応混合物にヒド
ロキシルアミン塩酸塩(213mg)を加え、室温で1
8時間撹拌した。反応混合物に1N塩酸を加え、酢酸エ
チルで抽出した。抽出液を水、飽和塩化ナトリウム水溶
液で洗浄し、乾燥し、濃縮した。得られた化合物をエー
テルで洗浄し、乾燥して、次の物性値を有する本発明化
合物(391mg)を得た。 TLC:Rf 0.46(クロロホルム:メタノール:酢酸
=16:3:1)、 NMR(DMSO-d6):δ 10.55(2H,s), 8.88(1H,s), 8.33(1
H,s), 8.09-7.90(4H,m), 7.64-7.48(5H,m), 3.40-3.30
(2H)。
【0200】実施例3(1)−3(2) 参考例4(5)で製造した化合物の代わりに参考例4
(6)、4(7)で製造した化合物を用いて実施例3と
同様の操作により、次の物性値を有する本発明化合物を
得た。
【0201】実施例3(1) N−ヒドロキシ−N−[N′−[[2−(ベンゾイルア
ミノ)フェニル]スルホニル]グリシル]アミド
【化74】
【0202】TLC:Rf 0.40(酢酸エチル)、 NMR(DMSO-d6):δ 10.60(1H,s), 10.32(1H,s), 9.05-
8.80(1H,br.s), 8.57(1H,t,J=6.0Hz), 8.50-8.41(1H,
m), 8.03-7.93(2H,m), 7.90-7.82(1H,m), 7.74-7.52(4
H,m), 7.40-7.28(1H,m), 3.41(2H,d,J=6.0Hz)。
【0203】実施例3(2) N−ヒドロキシ−N−[N′−[[2−(2−チエニル
カルボニルアミノ)フェニル]スルホニル]−D,L−
アラニル]アミド
【化75】
【0204】TLC:Rf 0.48(クロロホルム:メタ
ノール=4:1)、 NMR(DMSO-d6):δ 10.57(1H,br.s), 8.84(1H,d,J=2.2
Hz), 8.11(1H,d,J=3.6Hz), 7.97-7.88(5H,m), 7.76(2H,
d,J=8.8Hz), 7.24(1H,t,J=3.6Hz), 3.68-3.61(1H,m),
1.02(3H,d,J=7.2Hz)。
【0205】
【製剤例】
製剤例1 以下の各成分を常法により混合した後打錠して、一錠中
に50mgの活性成分を含有する錠剤100錠を得た。 ・N−ヒドロキシ−N−[N′−[[4−(p−トルオイルアミノ)フェニル] スルホニル]グリシル]アミド …… 5.0 g ・カルボキシメチルセルロースカルシウム(崩壊剤) …… 0.2 g ・ステアリン酸マグネシウム(滑沢剤) …… 0.1 g ・微結晶セルロース …… 4.7 g
【0206】製剤例2 以下の各成分を常法により混合した後、溶液を常法によ
り滅菌し、5mlずつアンプルに充填し、常法により凍
結乾燥し、1アンプル中20mgの活性成分を含有する
アンプル100本を得た。 ・N−ヒドロキシ−N−[N′−[[4−(p−トルオイルアミノ)フェニル] スルホニル]グリシル]アミド …… 2.00 g ・マンニトール ……20 g ・蒸留水 ……1000 ml
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/18 ACS A61K 31/18 ACS ACV ACV ADU ADU AED AED 31/38 ABG 31/38 ABG 31/40 ADF 31/40 ADF 31/405 31/405 31/44 ACK 31/44 ACK 31/63 31/63 31/635 31/635 C07C 311/19 7419−4H C07C 311/19 311/37 311/37 311/46 311/46 311/47 7419−4H 311/47 327/26 7106−4H 327/26 327/48 327/48 329/10 7106−4H 329/10 333/08 7106−4H 333/08 335/16 7106−4H 335/16 C07D 209/20 C07D 209/20 213/82 213/82 333/38 333/38 (72)発明者 宮崎 徹 大阪府三島郡島本町桜井3−1−1 小野 薬品工業株式会社水無瀬研究所内 (72)発明者 大野 博之 大阪府三島郡島本町桜井3−1−1 小野 薬品工業株式会社水無瀬研究所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式(I) 【化1】 [式中、R1は、水素原子、またはC1〜4アルキル
    基、R2は、 1)水素原子、 2)C1〜8アルキル基、 3)フェニル基、または 4)フェニル基で置換されたC1〜4アルキル基を表わ
    し、 Eは、 1)−CO−NR3−基(基中、R3は、水素原子、C1
    〜4アルキル基、フェニル基、またはフェニル基で置換
    されたC1〜4アルキル基を表わす。)、 2)−NR3−CO−基(基中、R3は、前記と同じ意味
    を表わす。)、 3)−CO−O−基、 4)−O−CO−基、 5)−NR3−CO−NR3−基(基中、R3は、前記と
    同じ意味を表わす。)、 6)−CO−CH2−基、 7)−CO−基、 8)−O−CO−NR3−基(基中、R3は、前記と同じ
    意味を表わす。)、 9)−NR3−CO−O−基(基中、R3は、前記と同じ
    意味を表わす。)、 10)−O−CO−O−基、 11)−CS−NR3−基(基中、R3は、前記と同じ意
    味を表わす。)、 12)−NR3−CS−基(基中、R3は、前記と同じ意
    味を表わす。)、 13)−NR3−CS−NR3−基(基中、R3は、前記
    と同じ意味を表わす。)、 14)−O−CS−NR3−基(基中、R3は、前記と同
    じ意味を表わす。)、 15)−NR3−CS−O−基(基中、R3は、前記と同
    じ意味を表わす。)、 16)−CS−O−基、 17)−O−CS−基、または 18)−O−CS−O−基を表わし、 Aは、 1)水素原子、 2)C1〜8アルキル基、 3)C3〜7シクロアルキル基、または 4)Ar基(基中、Ar基は炭素環または複素環アリー
    ルを表わし、1から3個のC1〜15アルキル基、C1
    〜15アルコキシ基、ハロゲン原子、ニトロ基、シアノ
    基、グアニジノ基、アミジノ基、水酸基、ベンジルオキ
    シ基、−NR910基(基中、R9およびR10はそれぞれ
    独立して、水素原子またはC1〜4アルキル基を表わ
    す。)、−COOR11基(基中、R11は水素原子または
    C1〜4アルキル基を表わす。)、トリフルオロメチル
    基、フェニル基、または複素環基で置換されていてもよ
    い。)を表わし、Jは、 1)単結合、 2)C2〜4アルキレン基 3)C2〜4アルケニレン基、または 【化2】 (基中、R4およびR5は、それぞれ独立して、(1)水
    素原子、(2)C1〜4アルキル基、(3)C1〜4ア
    ルコキシ基、またはR4およびR5は結合する炭素原子と
    一緒になってC3〜7シクロアルキル基を表わす。)を
    表わし、Gは、 【化3】1)−(CH2m−基 (基中、mは2、3または4を表わす。)、または 【化4】 (基中、R6およびR7は、それぞれ独立して、(i)
    水素原子、(ii) C1〜8アルキル基、(iii)−CO
    OR8基(基中、R8は、水素原子、C1〜8アルキル
    基、フェニル基、またはフェニル基で置換されたC1〜
    4アルキル基を表わす。)、(iv) Ar基(基中、A
    r基は前記と同じ意味を表わす。)、(v) 複素環
    基、(vi) −COOR8基(基中、R8は前記と同じ意
    味を表わす。)、C1〜4アルコキシ基、水酸基、ベン
    ジルオキシ基、−NR1213基(基中、R12およびR13
    はそれぞれ独立して、水素原子またはC1〜4アルキル
    基を表わす。)、−NR14COOR15基(基中、R14
    水素原子またはC1〜4アルキル基を表わし、R15は水
    素原子、C1〜8アルキル基、フェニル基またはフェニ
    ル基で置換されたC1〜4アルキル基を表わす。)、A
    r基または複素環基で置換されたC1〜8アルキル基
    (ただし、C1〜8アルキル基の炭素原子のうち1つは
    硫黄原子1個に置き変わっていてもよいものとす
    る。)、またはR6およびR7が結合する炭素原子と一緒
    になってC3〜7シクロアルキル基を表わす。)を表わ
    す。ただし、Eが−O−CO−NR3−、−O−CO−
    O−、−O−CS−NR3−または−O−CS−O−で
    あり、Jが単結合でかつAが水素原子である化合物を除
    く。]で示されるヒドロキサム酸誘導体およびそれらの
    非毒性塩。
  2. 【請求項2】 Eが、−CO−NR3−、−NR3−CO
    −、−NR3−CO−NR3−、−O−CO−NR3−、
    −NR3−CO−O−、−CS−NR3−、−NR3−C
    S−、−NR3−CS−NR3−、−O−CS−NR
    3−、−NR3−CS−O−(基中、R3は請求項1の記
    載と同じ意味を表わす。)である請求項1に記載の化合
    物。
  3. 【請求項3】 Eが、−CO−O−、−O−CO−、−
    CO−CH2−、−CO−、−O−CO−O−、−CS
    −O−、−O−CS−、−O−CS−O−である請求項
    1記載の化合物。
  4. 【請求項4】 化合物が、 N−ベンジルオキシ−N−[N′−[[4−(p−トル
    イルアミノ)フェニル]スルホニル]グリシル]アミ
    ド、 N−ベンジルオキシ−N−[N′−[[4−(ベンゾイ
    ルアミノ)フェニル]スルホニル]グリシル]アミド、 N−ベンジルオキシ−N−[N′−[[4−(4−メト
    キシベンゾイルアミノ)フェニル]スルホニル]グリシ
    ル]アミド、 N−ベンジルオキシ−N−[N′−[[4−(4−ペン
    チルベンゾイルアミノ)フェニル]スルホニル]−D−
    フェニルアラニル]アミド、 N−ベンジルオキシ−N−[N′−[[2−(p−トル
    オイルアミノ)フェニル]スルホニル]−D−トリプト
    フィル]アミド、 N−ヒドロキシ−N−[N′−[[4−(p−トルオイ
    ルアミノ)フェニル]スルホニル]グリシル]アミド、 N−ヒドロキシ−N−[N′−[[4−(ベンゾイルア
    ミノ)フェニル]スルホニル]グリシル]アミド、 N−ヒドロキシ−N−[N′−[[4−(4−メトキシ
    ベンゾイルアミノ)フェニル]スルホニル]グリシル]
    アミド N−ヒドロキシ−N−[N′−[[4−(4−ペンチル
    ベンゾイルアミノ)フェニル]スルホニル]−D−フェ
    ニルアラニル]アミド、 N−ヒドロキシ−N−[N′−[[2−(p−トルオイ
    ルアミノ)フェニル]スルホニル]−D−トリプトフィ
    ル]アミド、 N−ヒドロキシ−N−[N′−[[3−(ベンゾイルア
    ミノ)フェニル]スルホニル]グリシル]アミド、 N−ヒドロキシ−N−[N′−[[2−(ベンゾイルア
    ミノ)フェニル]スルホニル]グリシル]アミド、 N−ヒドロキシ−N−[N′−[[2−(2−チエニル
    カルボニルアミノ)フェニル]スルホニル]−D,L−
    アラニル]アミドおよびそれらの非毒性塩である請求項
    1記載の化合物。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の一般式(I)で示され
    る化合物およびそれらの非毒性塩を有効成分として含有
    するゼラチナーゼ阻害剤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO1999051572A1 (en) * 1998-04-03 1999-10-14 Sankyo Company, Limited Sulfonamide derivatives
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