JPH09104801A - 熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents
熱可塑性樹脂組成物Info
- Publication number
- JPH09104801A JPH09104801A JP26444895A JP26444895A JPH09104801A JP H09104801 A JPH09104801 A JP H09104801A JP 26444895 A JP26444895 A JP 26444895A JP 26444895 A JP26444895 A JP 26444895A JP H09104801 A JPH09104801 A JP H09104801A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- propylene
- weight
- resin composition
- ethylene
- thermoplastic resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】耐熱性、機械的特性(特に引張永久伸び)に優
れており、色目等が良好であり、特に、明色製品に好適
で、且つ製造工程が簡便な熱可塑性樹脂組成物を提供す
る。 【解決手段】(1)(A)ポリプロピレン成分が1〜7
0重量%及び(B)プロピレン−エチレンランダム共重
合体成分が30〜99重量%よりなるブロック共重合体
であって、該プロピレン−エチレンランダム共重合体成
分はエチレンに基づく単量体単位を15〜80モル%、
プロピレンに基づく単量体単位を85〜20モル%より
なり、極限粘度が5dl/g以上であるプロピレン系ブ
ロック共重合体100重量部と(2)プロセスオイルを
代表とする可塑剤5〜200重量部からなる熱可塑性樹
脂組成物である。
れており、色目等が良好であり、特に、明色製品に好適
で、且つ製造工程が簡便な熱可塑性樹脂組成物を提供す
る。 【解決手段】(1)(A)ポリプロピレン成分が1〜7
0重量%及び(B)プロピレン−エチレンランダム共重
合体成分が30〜99重量%よりなるブロック共重合体
であって、該プロピレン−エチレンランダム共重合体成
分はエチレンに基づく単量体単位を15〜80モル%、
プロピレンに基づく単量体単位を85〜20モル%より
なり、極限粘度が5dl/g以上であるプロピレン系ブ
ロック共重合体100重量部と(2)プロセスオイルを
代表とする可塑剤5〜200重量部からなる熱可塑性樹
脂組成物である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規なオレフィン
系熱可塑性エラストマーに関する。詳しくは、機械的性
質に優れ、色相等の外観が良好であり、しかも、製造工
程が簡便なオレフィン系熱可塑性エラストマー組成物に
関するものである。
系熱可塑性エラストマーに関する。詳しくは、機械的性
質に優れ、色相等の外観が良好であり、しかも、製造工
程が簡便なオレフィン系熱可塑性エラストマー組成物に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】熱可塑性エラストマーは、優れた加工
性、リサイクル性及び機械的性質を特徴とし、軟質塩化
ビニルや加硫ゴムの代替として、近年、家電分野や自動
車分野等を中心に用途を拡大しつつある。中でも、オレ
フィン系熱可塑性エラストマーは、低比重、耐熱性、優
れたリサイクル性により、その需要を伸ばしている。
性、リサイクル性及び機械的性質を特徴とし、軟質塩化
ビニルや加硫ゴムの代替として、近年、家電分野や自動
車分野等を中心に用途を拡大しつつある。中でも、オレ
フィン系熱可塑性エラストマーは、低比重、耐熱性、優
れたリサイクル性により、その需要を伸ばしている。
【0003】オレフィン系熱可塑性エラストマー組成物
としては、ポリプロピレンやポリエチレン等の結晶性ポ
リオレフィン成分とエチレンプロピレン共重合体等のゴ
ム成分(EPR)からなる組成物が知られている。
としては、ポリプロピレンやポリエチレン等の結晶性ポ
リオレフィン成分とエチレンプロピレン共重合体等のゴ
ム成分(EPR)からなる組成物が知られている。
【0004】この組成物は、例えば、ポリプロピレンと
EPRを押出機を用いて溶融混練することにより得る方
法が知られている。
EPRを押出機を用いて溶融混練することにより得る方
法が知られている。
【0005】また、他のオレフィン系熱可塑性エラスト
マー組成物として、ポリプロピレンとエチレン−プロピ
レン−ジエン三元共重合体(EPDM)とプロセスオイ
ルからなり、EPDM成分が有機過酸化物により動的架
橋されてなる組成物が知られている。この組成物は、耐
熱性及びゴム的性質に優れ、自動車分野等の工業部品に
広く用いられている。
マー組成物として、ポリプロピレンとエチレン−プロピ
レン−ジエン三元共重合体(EPDM)とプロセスオイ
ルからなり、EPDM成分が有機過酸化物により動的架
橋されてなる組成物が知られている。この組成物は、耐
熱性及びゴム的性質に優れ、自動車分野等の工業部品に
広く用いられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ポリプ
ロピレンとEPRを押出機を用いて溶融混練する方法に
よって得られた組成物は、充分な柔軟性を得るためにゴ
ム成分を多く配合した場合、そして更に充分な柔軟性を
得るために結晶性ポリオレフィン成分を配合せずゴム成
分単味とした場合、耐熱性が劣るため、例えば自動車用
内装部品であるステアリングホイール表皮、サイドブレ
ーキグリップ等への適用は困難であった。
ロピレンとEPRを押出機を用いて溶融混練する方法に
よって得られた組成物は、充分な柔軟性を得るためにゴ
ム成分を多く配合した場合、そして更に充分な柔軟性を
得るために結晶性ポリオレフィン成分を配合せずゴム成
分単味とした場合、耐熱性が劣るため、例えば自動車用
内装部品であるステアリングホイール表皮、サイドブレ
ーキグリップ等への適用は困難であった。
【0007】また、ポリプロピレンとエチレン−プロピ
レン−ジエン三元共重合体(EPDM)とプロセスオイ
ルからなる組成物は、製造時に架橋反応工程が必要であ
るため、製造工程が煩雑である。また、架橋反応に伴
い、黄色味を帯び色目が損なわれるため、例えば文房具
であるクリアーファイル、デスクマット、シャープペン
シル滑り止め等の用途で明色や透明性が要求される場合
適用が困難であった。
レン−ジエン三元共重合体(EPDM)とプロセスオイ
ルからなる組成物は、製造時に架橋反応工程が必要であ
るため、製造工程が煩雑である。また、架橋反応に伴
い、黄色味を帯び色目が損なわれるため、例えば文房具
であるクリアーファイル、デスクマット、シャープペン
シル滑り止め等の用途で明色や透明性が要求される場合
適用が困難であった。
【0008】従って、上記の従来技術の欠点を補う新し
い技術の開発が望まれて来た。即ち、本発明の目的は、
製造工程が簡便で、耐熱性、機械的特性(特に引張永久
伸び)に優れており、色目等が良好であり明色製品に好
適な熱可塑性樹脂組成物を提供することにある。
い技術の開発が望まれて来た。即ち、本発明の目的は、
製造工程が簡便で、耐熱性、機械的特性(特に引張永久
伸び)に優れており、色目等が良好であり明色製品に好
適な熱可塑性樹脂組成物を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記の問
題を解決するために研究を重ねた結果、特定の割合でポ
リプロピレン成分およびプロピレン−エチレン共重合体
成分を含んでなる分子量の高いプロピレン系ブロック共
重合体と可塑剤を溶融混練した熱可塑性樹脂組成物が、
耐熱性、機械的特性、色目等に優れていることを見い出
し、本発明を完成するに至った。
題を解決するために研究を重ねた結果、特定の割合でポ
リプロピレン成分およびプロピレン−エチレン共重合体
成分を含んでなる分子量の高いプロピレン系ブロック共
重合体と可塑剤を溶融混練した熱可塑性樹脂組成物が、
耐熱性、機械的特性、色目等に優れていることを見い出
し、本発明を完成するに至った。
【0010】即ち、本発明は(1)(A)ポリプロピレ
ン成分が1〜70重量%及び(B)プロピレン−エチレ
ンランダム共重合体成分が30〜99重量%よりなるブ
ロック共重合体であって、該プロピレン−エチレンラン
ダム共重合体成分はエチレンに基づく単量体単位が15
〜80モル%、プロピレンに基づく単量体単位が85〜
20モル%よりなり、極限粘度が5dl/g以上である
プロピレン系ブロック共重合体 100重量部および
(2)可塑剤 5〜200重量部からなることを特徴と
する熱可塑性樹脂組成物である。
ン成分が1〜70重量%及び(B)プロピレン−エチレ
ンランダム共重合体成分が30〜99重量%よりなるブ
ロック共重合体であって、該プロピレン−エチレンラン
ダム共重合体成分はエチレンに基づく単量体単位が15
〜80モル%、プロピレンに基づく単量体単位が85〜
20モル%よりなり、極限粘度が5dl/g以上である
プロピレン系ブロック共重合体 100重量部および
(2)可塑剤 5〜200重量部からなることを特徴と
する熱可塑性樹脂組成物である。
【0011】本発明において使用されるプロピレン系ブ
ロック共重合体(以下、単に「ブロック共重合体」と略
称する。)は、ポリプロピレン成分及びプロピレン−エ
チレンランダム共重合体成分よりなる。ポリプロピレン
成分およびプロピレン−エチレンランダム共重合体成分
のそれぞれの成分割合は、ポリプロピレン成分が1〜7
0重量%、好ましくは3〜60%、プロピレン−エチレ
ンランダム共重合体成分が30〜99重量%、好ましく
は40〜97%である。
ロック共重合体(以下、単に「ブロック共重合体」と略
称する。)は、ポリプロピレン成分及びプロピレン−エ
チレンランダム共重合体成分よりなる。ポリプロピレン
成分およびプロピレン−エチレンランダム共重合体成分
のそれぞれの成分割合は、ポリプロピレン成分が1〜7
0重量%、好ましくは3〜60%、プロピレン−エチレ
ンランダム共重合体成分が30〜99重量%、好ましく
は40〜97%である。
【0012】上記の組成において、ポリプロピレン成分
が1重量%未満の場合、該熱可塑性樹脂組成物よりなる
成形品の耐熱性が低下する。また、ポリプロピレン成分
が70重量%を越えた場合、成形品の柔軟性及びゴム的
性質が失われ、本発明の目的とする組成物を得ることが
できない。
が1重量%未満の場合、該熱可塑性樹脂組成物よりなる
成形品の耐熱性が低下する。また、ポリプロピレン成分
が70重量%を越えた場合、成形品の柔軟性及びゴム的
性質が失われ、本発明の目的とする組成物を得ることが
できない。
【0013】かかる範囲内で、ポリプロピレン成分が1
〜30重量%の場合、得られる熱可塑性組成物の透明性
が良好となり好ましい。
〜30重量%の場合、得られる熱可塑性組成物の透明性
が良好となり好ましい。
【0014】また、本発明において、上記プロピレン−
エチレンランダム共重合体成分中におけるエチレンに基
づく単量体単位及びプロピレンに基づく単量体単位のそ
れぞれの含有割合は、エチレンに基づく単量体単位15
〜80モル%、好ましくは18〜60モル%、より好ま
しくは20〜50モル%であり、プロピレンに基づく単
量体単位は85〜20モル%、好ましくは82〜40モ
ル%、より好ましくは80〜50モル%である。
エチレンランダム共重合体成分中におけるエチレンに基
づく単量体単位及びプロピレンに基づく単量体単位のそ
れぞれの含有割合は、エチレンに基づく単量体単位15
〜80モル%、好ましくは18〜60モル%、より好ま
しくは20〜50モル%であり、プロピレンに基づく単
量体単位は85〜20モル%、好ましくは82〜40モ
ル%、より好ましくは80〜50モル%である。
【0015】上記組成において、エチレンに基づく単量
体単位の含有割合が15モル%未満である場合、成形品
の柔軟性及びゴム的性質が十分でなくなり本発明の目的
を達成することができない。一方、エチレンに基づく単
量体単位の含有割合が80モル%を越えた場合、成形品
の耐熱性が十分でなく、同様に本発明の目的を達成する
ことができない。
体単位の含有割合が15モル%未満である場合、成形品
の柔軟性及びゴム的性質が十分でなくなり本発明の目的
を達成することができない。一方、エチレンに基づく単
量体単位の含有割合が80モル%を越えた場合、成形品
の耐熱性が十分でなく、同様に本発明の目的を達成する
ことができない。
【0016】本発明で使用するブロック共重合体には、
ポリプロピレン成分、プロピレン−エチレンランダム共
重合体成分のいずれかひとつの成分、または両成分に熱
可塑性樹脂組成物の物性を阻害しない限り、ブロック共
重合体のブロッキングを防ぐため、ブテン等の他のα−
オレフィンがブロック共重合体100重量部に対して5
重量部以下の範囲で共重合されて含まれることが好まし
い。
ポリプロピレン成分、プロピレン−エチレンランダム共
重合体成分のいずれかひとつの成分、または両成分に熱
可塑性樹脂組成物の物性を阻害しない限り、ブロック共
重合体のブロッキングを防ぐため、ブテン等の他のα−
オレフィンがブロック共重合体100重量部に対して5
重量部以下の範囲で共重合されて含まれることが好まし
い。
【0017】本発明で使用する上記ブロック共重合体
は、ポリプロピレン成分及びプロピレン−エチレンラン
ダム共重合体成分が一分子鎖中に配列したいわゆるブロ
ック共重合体の分子鎖と、ポリプロピレン成分及びプロ
ピレン−エチレンランダム共重合体成分のそれぞれ単独
よりなる分子鎖とが機械的な混合では達成できない程度
にミクロに混合しているものと考えられる。
は、ポリプロピレン成分及びプロピレン−エチレンラン
ダム共重合体成分が一分子鎖中に配列したいわゆるブロ
ック共重合体の分子鎖と、ポリプロピレン成分及びプロ
ピレン−エチレンランダム共重合体成分のそれぞれ単独
よりなる分子鎖とが機械的な混合では達成できない程度
にミクロに混合しているものと考えられる。
【0018】本発明において、他の重要な要件は、上記
ブロック共重合体として135℃テトラリン溶媒中で測
定した極限粘度が、少なくとも5dl/g以上、好まし
くは6dl/g以上のものを使用することである。即
ち、極限粘度が5dl/g未満の場合、可塑剤の許容油
展量が低下するため、可塑剤のブリードが発生し、製品
の汚染、粘着等がみられたり、耐熱性、引張永久伸び等
の機械的特性も損なわれ、本発明の目的を達成すること
ができない。
ブロック共重合体として135℃テトラリン溶媒中で測
定した極限粘度が、少なくとも5dl/g以上、好まし
くは6dl/g以上のものを使用することである。即
ち、極限粘度が5dl/g未満の場合、可塑剤の許容油
展量が低下するため、可塑剤のブリードが発生し、製品
の汚染、粘着等がみられたり、耐熱性、引張永久伸び等
の機械的特性も損なわれ、本発明の目的を達成すること
ができない。
【0019】また、極限粘度があまり高すぎると高速押
出成形時にメルトフラクチャーが発生し製品外観を損ね
るため、製品の生産性及び外観を考慮に入れると40d
l/g以下が好ましい。
出成形時にメルトフラクチャーが発生し製品外観を損ね
るため、製品の生産性及び外観を考慮に入れると40d
l/g以下が好ましい。
【0020】本発明の熱可塑性樹脂組成物の他の成分
は、可塑剤である。
は、可塑剤である。
【0021】本発明で使用される可塑剤とは、加工性の
改良や機械特性を改良する目的で配合される、分子量が
2000以下の、脂肪族炭化水素、流動パラフィン、ポ
リエチレン系ワックス、鉱物油等及びこれらの誘導体が
用いられる。
改良や機械特性を改良する目的で配合される、分子量が
2000以下の、脂肪族炭化水素、流動パラフィン、ポ
リエチレン系ワックス、鉱物油等及びこれらの誘導体が
用いられる。
【0022】これらの中でも、汚染性や臭気が少なく、
色目が良好な、パラフィン系の鉱物油が好ましく用いら
れる。
色目が良好な、パラフィン系の鉱物油が好ましく用いら
れる。
【0023】本発明で使用される可塑剤はブロック共重
合体100重量部当たり5〜200重量部配合される。
該可塑剤の配合量が5重量部未満の場合、得られる熱可
塑性組成物の柔軟性及びゴム的性質が十分でなく、20
0重量部を越える場合、得られる熱可塑性組成物の成形
品表面に可塑剤のブリードが多く発生し、外観や触感が
非常に悪くなる。
合体100重量部当たり5〜200重量部配合される。
該可塑剤の配合量が5重量部未満の場合、得られる熱可
塑性組成物の柔軟性及びゴム的性質が十分でなく、20
0重量部を越える場合、得られる熱可塑性組成物の成形
品表面に可塑剤のブリードが多く発生し、外観や触感が
非常に悪くなる。
【0024】本発明の熱可塑性樹脂組成物は可塑剤のブ
リードが殆ど見られず、また、色目が良好である。例え
ば、色目については、カラーコンピューターで求めた黄
色度が−8〜+1である。更に、ゴム的性質にも優れ、
例えば引張永久伸びがA硬度60未満においては10%
以下、A硬度60以上80未満においては20%以下、
A硬度80以上90未満においては30%以下である。
更に、また耐熱性にも優れ例えばビカット軟化点(荷重
2.5N)がA硬度60未満においては70℃以上、A
硬度60以上80未満においては90℃以上、A硬度8
0以上90未満においては100℃以上である。
リードが殆ど見られず、また、色目が良好である。例え
ば、色目については、カラーコンピューターで求めた黄
色度が−8〜+1である。更に、ゴム的性質にも優れ、
例えば引張永久伸びがA硬度60未満においては10%
以下、A硬度60以上80未満においては20%以下、
A硬度80以上90未満においては30%以下である。
更に、また耐熱性にも優れ例えばビカット軟化点(荷重
2.5N)がA硬度60未満においては70℃以上、A
硬度60以上80未満においては90℃以上、A硬度8
0以上90未満においては100℃以上である。
【0025】本発明の熱可塑性樹脂組成物の製造方法
は、如何なる方法でも良い。一般には、ブロック共重合
体、可塑剤を特定の割合で混合し、溶融混練して得られ
る。混練装置としては従来より公知のロール、バンバリ
ーミキサー、二軸押出機等が用いられる。混練温度は1
70℃〜280℃、好ましくは、180℃〜250℃で
行えばよい。混練時間は、10秒〜30分、好ましくは
1分〜10分である。また、溶融混練は、分子量低下の
抑制および色目を考慮すると窒素ガスなどの不活性ガス
気流下で行うことが好ましい。
は、如何なる方法でも良い。一般には、ブロック共重合
体、可塑剤を特定の割合で混合し、溶融混練して得られ
る。混練装置としては従来より公知のロール、バンバリ
ーミキサー、二軸押出機等が用いられる。混練温度は1
70℃〜280℃、好ましくは、180℃〜250℃で
行えばよい。混練時間は、10秒〜30分、好ましくは
1分〜10分である。また、溶融混練は、分子量低下の
抑制および色目を考慮すると窒素ガスなどの不活性ガス
気流下で行うことが好ましい。
【0026】本発明の熱可塑性樹脂組成物には、その特
性を著しく阻害しない範囲で、得られた熱可塑性樹脂組
成物の流動性を改良する目的でポリプロピレンやポリエ
チレン等の結晶性ポリオレフィンを20重量%未満の割
合で配合することができる。
性を著しく阻害しない範囲で、得られた熱可塑性樹脂組
成物の流動性を改良する目的でポリプロピレンやポリエ
チレン等の結晶性ポリオレフィンを20重量%未満の割
合で配合することができる。
【0027】また、本発明の熱可塑性樹脂組成物には、
その特性を著しく阻害しない範囲で、従来用いられてい
る充填剤、例えば炭酸カルシュウム、炭酸ウィスカル、
珪酸カルシュウム、タルク、シリカ、カーボン繊維、グ
ラファイト、ガラス繊維、ガラス球、ガラスフレーク、
シラスバルーン、ハイドロタルサイト、クレー、アルミ
ナ、二硫化モリブデン、硫酸バリウム、マイカ、ケイソ
ウ土、硫酸アルミニウム、硫酸カルシュウム、塩基性硫
酸マグネシュウム、チタン酸カリウム、ウォラストナイ
ト、セピオライト、ゾノトライト、アスベスト等、ある
いは着色剤、例えばカーボンブラック、酸化チタン、亜
鉛華、ベンガラ、群青、紺青、アゾ顔料、ニトロソ顔
料、レーキ顔料、フタロシアニン顔料、キナクリドン系
顔料、あるいはこれらの複数の種類の充填剤や顔料を組
み合わせて配合することが出来る。
その特性を著しく阻害しない範囲で、従来用いられてい
る充填剤、例えば炭酸カルシュウム、炭酸ウィスカル、
珪酸カルシュウム、タルク、シリカ、カーボン繊維、グ
ラファイト、ガラス繊維、ガラス球、ガラスフレーク、
シラスバルーン、ハイドロタルサイト、クレー、アルミ
ナ、二硫化モリブデン、硫酸バリウム、マイカ、ケイソ
ウ土、硫酸アルミニウム、硫酸カルシュウム、塩基性硫
酸マグネシュウム、チタン酸カリウム、ウォラストナイ
ト、セピオライト、ゾノトライト、アスベスト等、ある
いは着色剤、例えばカーボンブラック、酸化チタン、亜
鉛華、ベンガラ、群青、紺青、アゾ顔料、ニトロソ顔
料、レーキ顔料、フタロシアニン顔料、キナクリドン系
顔料、あるいはこれらの複数の種類の充填剤や顔料を組
み合わせて配合することが出来る。
【0028】本発明では、また、フェノール系、サルフ
ァイト系、フェニルアルカン系、フォスファイト系、あ
るいはアミン系安定剤等の従来用いられている酸化防止
剤や耐候剤、あるいはこれらの複数の種類の酸化防止剤
や耐候剤を組み合わせて配合することができる。特に、
トリス(2、4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファ
イト、テトラキス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)
4、4’−ビフェニレンジフォスファイト、ジステアリ
ルペンタエリスリトールジフォスファイト等のフォスフ
ァイト系加工安定剤またはこれらを組み合わせて適量配
合することにより、ブロック共重合体の分子量の低下を
抑制する効果が得られ、好ましい。
ァイト系、フェニルアルカン系、フォスファイト系、あ
るいはアミン系安定剤等の従来用いられている酸化防止
剤や耐候剤、あるいはこれらの複数の種類の酸化防止剤
や耐候剤を組み合わせて配合することができる。特に、
トリス(2、4−ジ−t−ブチルフェニル)フォスファ
イト、テトラキス(2,4−ジ−t−ブチルフェニル)
4、4’−ビフェニレンジフォスファイト、ジステアリ
ルペンタエリスリトールジフォスファイト等のフォスフ
ァイト系加工安定剤またはこれらを組み合わせて適量配
合することにより、ブロック共重合体の分子量の低下を
抑制する効果が得られ、好ましい。
【0029】さらに、本発明の熱可塑性樹脂組成物に
は、その特性を著しく阻害しない範囲で、従来用いられ
ているオレイン酸アミド、N−ステアリルエルカ酸アマ
イド、エルカ酸アミド、エライジン酸アミド、ラウリン
酸アミド、バルミチン酸アミド、ステアリンサンアミ
ド、メチレンビスステアリン酸アミド、メチレンビスオ
レイン酸アミド、エチレンビスステアリン酸アミド、エ
チレンビスオレイン酸アミド等の飽和脂肪酸アミド、不
飽和脂肪酸アミド、ビス脂肪酸アミド等の滑剤、あるい
は複数の種類の滑剤を組み合わせて配合することにより
成型品表面の滑り性を付与することができる。
は、その特性を著しく阻害しない範囲で、従来用いられ
ているオレイン酸アミド、N−ステアリルエルカ酸アマ
イド、エルカ酸アミド、エライジン酸アミド、ラウリン
酸アミド、バルミチン酸アミド、ステアリンサンアミ
ド、メチレンビスステアリン酸アミド、メチレンビスオ
レイン酸アミド、エチレンビスステアリン酸アミド、エ
チレンビスオレイン酸アミド等の飽和脂肪酸アミド、不
飽和脂肪酸アミド、ビス脂肪酸アミド等の滑剤、あるい
は複数の種類の滑剤を組み合わせて配合することにより
成型品表面の滑り性を付与することができる。
【0030】さらに、本発明の熱可塑性樹脂組成物に
は、その特性を著しく阻害しない範囲で、従来用いられ
ているカチオン系、アニオン系、非イオン系、両性系の
帯電防止剤、あるいは複数の種類の帯電防止剤を組み合
わせて配合することができる。特に、ポリオキシエチレ
ンアルキルアミンやポリオキシエチレンアルキルアミド
ないしそれらの脂肪酸エステル、グリセリンの脂肪酸エ
ステル等の非イオン系の帯電防止剤が好ましい。
は、その特性を著しく阻害しない範囲で、従来用いられ
ているカチオン系、アニオン系、非イオン系、両性系の
帯電防止剤、あるいは複数の種類の帯電防止剤を組み合
わせて配合することができる。特に、ポリオキシエチレ
ンアルキルアミンやポリオキシエチレンアルキルアミド
ないしそれらの脂肪酸エステル、グリセリンの脂肪酸エ
ステル等の非イオン系の帯電防止剤が好ましい。
【0031】本発明の熱可塑性樹脂組成物には、また、
芳香族カルボン酸金属塩、ソルビトール系誘導体、有機
リン酸塩およびタルク等の結晶化核剤や、高級脂肪酸金
属塩等の塩素補足剤等、通常ポリオレフィンに配合する
ことができる配合剤を、本発明の機械的特性を損なわな
い範囲で配合することができる。
芳香族カルボン酸金属塩、ソルビトール系誘導体、有機
リン酸塩およびタルク等の結晶化核剤や、高級脂肪酸金
属塩等の塩素補足剤等、通常ポリオレフィンに配合する
ことができる配合剤を、本発明の機械的特性を損なわな
い範囲で配合することができる。
【0032】尚、これらの添加剤は、本発明の熱可塑性
樹脂組成物を製造する段階においても、あるいは本発明
の熱可塑性樹脂組成物とドライブレンドすることにより
配合が可能である。
樹脂組成物を製造する段階においても、あるいは本発明
の熱可塑性樹脂組成物とドライブレンドすることにより
配合が可能である。
【0033】また、本発明の熱可塑性樹脂組成物は、射
出成形、押出成形、圧縮成形、カレンダー成形、圧縮成
形などの従来用いられてきたあらゆる成形法により、種
々の形状を有する成形品にすることができる。
出成形、押出成形、圧縮成形、カレンダー成形、圧縮成
形などの従来用いられてきたあらゆる成形法により、種
々の形状を有する成形品にすることができる。
【0034】
【発明の効果】本発明の熱可塑性樹脂組成物は、製造工
程が簡便で、耐熱性、機械的特性(特に引張永久伸び)
に優れた、色目等が良好であるため、製品とした際、ゴ
ム的触感を持ち、明色で外観の良好な製品が得られる。
程が簡便で、耐熱性、機械的特性(特に引張永久伸び)
に優れた、色目等が良好であるため、製品とした際、ゴ
ム的触感を持ち、明色で外観の良好な製品が得られる。
【0035】本発明による熱可塑性樹脂組成物の用途と
しては、自動車外装部品(サイドモール、マッドガード
等)、自動車内装部品(インパネ表皮、ドアトリム表
皮、ステアリングホイール表皮、アームレスト表皮、ア
クセル等ペダル表皮、フットレスト、サイドブレーキグ
リップ、スイッチボタン等)、家庭電器部品(冷蔵庫パ
ッキン、ジャーポット及び炊飯器滑り止め、パソコンキ
ートップ、ホットカーペット、スイッチボタン等)、建
築建設資材(防水シート、産業廃棄物処理場用シート
等)、医療用品(サポーター、テーピング用テープ、絆
創膏等)、文房具(クリアーファイル、デスクマット、
シャープペンシル滑り止め、彫刻刀グリップ等)、雑貨
(吸盤、風呂椅子滑り止め、コースター、水筒グリッ
プ、水中眼鏡用パッキン、絨毯等)及び樹脂改質等の幅
広い分野に使用することができる。
しては、自動車外装部品(サイドモール、マッドガード
等)、自動車内装部品(インパネ表皮、ドアトリム表
皮、ステアリングホイール表皮、アームレスト表皮、ア
クセル等ペダル表皮、フットレスト、サイドブレーキグ
リップ、スイッチボタン等)、家庭電器部品(冷蔵庫パ
ッキン、ジャーポット及び炊飯器滑り止め、パソコンキ
ートップ、ホットカーペット、スイッチボタン等)、建
築建設資材(防水シート、産業廃棄物処理場用シート
等)、医療用品(サポーター、テーピング用テープ、絆
創膏等)、文房具(クリアーファイル、デスクマット、
シャープペンシル滑り止め、彫刻刀グリップ等)、雑貨
(吸盤、風呂椅子滑り止め、コースター、水筒グリッ
プ、水中眼鏡用パッキン、絨毯等)及び樹脂改質等の幅
広い分野に使用することができる。
【0036】
【実施例】以下、本発明を実施例及び比較例を上げて説
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。
【0037】以下の実施例において用いた測定方法につ
いて説明する。
いて説明する。
【0038】1)プロピレン−エチレン(P−E)ラン
ダム共重合体成分におけるエチレンに基づく単量体単位
及びプロピレンに基づく単量体単位のそれぞれ割合の測
定方法並びにポリブテン(PB)成分の割合の測定方法 C−NMRスペクトルのチャートを用いて算出した。即
ち、プロピレン−エチレンランダム共重合体成分におけ
るエチレンに基づく単量体単位及びプロピレンに基づく
単量体単位のそれぞれの割合は、まず、ポリマー(Po
lymer)第29巻(1988年)1848頁に記載
された方法を参照し、ピークの帰属を決定した。次にマ
クロモレキュールズ(Macromolecules)
第10巻(1977年)773頁に記載された方法を参
照し、エチレンに基づく単量体単位及びプロピレンに基
づく単量体単位のそれぞれの割合を算出した。
ダム共重合体成分におけるエチレンに基づく単量体単位
及びプロピレンに基づく単量体単位のそれぞれ割合の測
定方法並びにポリブテン(PB)成分の割合の測定方法 C−NMRスペクトルのチャートを用いて算出した。即
ち、プロピレン−エチレンランダム共重合体成分におけ
るエチレンに基づく単量体単位及びプロピレンに基づく
単量体単位のそれぞれの割合は、まず、ポリマー(Po
lymer)第29巻(1988年)1848頁に記載
された方法を参照し、ピークの帰属を決定した。次にマ
クロモレキュールズ(Macromolecules)
第10巻(1977年)773頁に記載された方法を参
照し、エチレンに基づく単量体単位及びプロピレンに基
づく単量体単位のそれぞれの割合を算出した。
【0039】次いで、プロピレンに基づいて単量体単位
中のメチル炭素に起因するピークとポリブテン成分中の
メチル炭素に起因するピークの積分強度比からポリブテ
ン成分の重量と割合を算出した。
中のメチル炭素に起因するピークとポリブテン成分中の
メチル炭素に起因するピークの積分強度比からポリブテ
ン成分の重量と割合を算出した。
【0040】2)極限粘度 135℃のテトラリン中で測定した。
【0041】3)ビカット軟化温度 JIS K7206に準じて測定した。但し、試験片に
加わる試験荷重は、2.5Nとした。
加わる試験荷重は、2.5Nとした。
【0042】4)引張永久引張伸び JIS K6262に準じて測定した(100%伸長
し、10分間保持した後、収縮させ10分後に測定し
た)。1号形試験片を射出成形により作成し、試験片と
した。
し、10分間保持した後、収縮させ10分後に測定し
た)。1号形試験片を射出成形により作成し、試験片と
した。
【0043】5)色目 JIS K7105に規定される黄色度とした。黄色度
の測定、算出にはスガ試験機(株)製SMカラーコンピ
ューター型式SM−3を用いた。縦78mm×横47m
m×厚み3mmの色板を射出成形により作成し、試験片
とした。尚、この黄色度がプラスになる程、黄色味が強
くなり、色目が悪くなることを表す。
の測定、算出にはスガ試験機(株)製SMカラーコンピ
ューター型式SM−3を用いた。縦78mm×横47m
m×厚み3mmの色板を射出成形により作成し、試験片
とした。尚、この黄色度がプラスになる程、黄色味が強
くなり、色目が悪くなることを表す。
【0044】6)ブリード JIS K6262に規定される1号形試験片を射出成
形により作成し、60℃オーブン中に1時間放置した後
の、試験片表面における可塑剤のブリードを肉眼観察に
より次の3段階評価を行った。
形により作成し、60℃オーブン中に1時間放置した後
の、試験片表面における可塑剤のブリードを肉眼観察に
より次の3段階評価を行った。
【0045】 ○:ブリードが殆ど見られない △:ブリードが若干見られる ×:ひどくブリードしている。
【0046】7)A硬度 JIS K6253に準じて測定した。
【0047】尚、比較例5及び比較例8では、あらかじ
め有機過酸化物により減成処理を行ったブロック共重合
体を用いた。
め有機過酸化物により減成処理を行ったブロック共重合
体を用いた。
【0048】また、可塑剤は出光興産(株)製 ダイア
ナプロセスオイル PW−380分子量746を用い
た。
ナプロセスオイル PW−380分子量746を用い
た。
【0049】実施例1 (予備重合)攪拌機を備えた内容積1リットルのガラス
製オートクレーブ反応器を窒素ガスで十分に置換した
後、ヘプタン400mlを装入した。反応器内温度を2
0℃に保ち、ジエチレングリコールジメチルエーテル
0.18mmol、ヨウ化エチル22.7mmol、ジ
エチルアルミニウムクロライド18.5mmol、及び
三塩化チタン(丸紅ソルベイ化学社製「TOS−1
7」)22.7mmolを加えた後、プロピレンを三塩
化チタン1g当たり3gとなるように30分間連続的に
反応器に導入した。なお、この間の温度は20℃に保持
した。プロピレンの供給を停止した後、反応器内を窒素
ガスで十分に置換し、得られたチタン含有ポリプロピレ
ンを精製ヘプタンで4回洗浄した。分析の結果、三塩化
チタン1g当たり2.9gのプロピレンが重合されてい
た。
製オートクレーブ反応器を窒素ガスで十分に置換した
後、ヘプタン400mlを装入した。反応器内温度を2
0℃に保ち、ジエチレングリコールジメチルエーテル
0.18mmol、ヨウ化エチル22.7mmol、ジ
エチルアルミニウムクロライド18.5mmol、及び
三塩化チタン(丸紅ソルベイ化学社製「TOS−1
7」)22.7mmolを加えた後、プロピレンを三塩
化チタン1g当たり3gとなるように30分間連続的に
反応器に導入した。なお、この間の温度は20℃に保持
した。プロピレンの供給を停止した後、反応器内を窒素
ガスで十分に置換し、得られたチタン含有ポリプロピレ
ンを精製ヘプタンで4回洗浄した。分析の結果、三塩化
チタン1g当たり2.9gのプロピレンが重合されてい
た。
【0050】(本重合) プロピレンの重合及びプロピレンエチレンの共重合 窒素置換を施した2リットルのオートクレーブに、液体
プロピレンを1リットル、ジエチルアルミニウムクロラ
イド0.70mmolを加え、オートクレーブの内温を
70℃に昇温した。チタン含有ポリプロピレン重合体を
三塩化チタンとして0.087mmol加え、55℃で
30分間のプロピレンの重合を行った。この間水素は用
いなかった。次いでオートクレーブの内温を急激に55
℃に降温すると同時にエチルアルミニウムセスキエトキ
シド0.50mmol及びメタクリル酸メチル0.01
4mmolの混合溶液を加え、エチレンを供給し、気相
中のエチレンガス濃度が、15mol%となるように
し、55℃で120分間のプロピレンとエチレンの共重
合を行った。この間のエチレンガス濃度はガスクロマト
グラフで確認しながら15mol%を保持した。この間
水素は用いなかった。重合終了後、未反応モノマーをパ
ージし、重合体を得た。収量は120gであり、全重合
体の重合倍率は6000g−ポリマー/g−三塩化チタ
ンであった。
プロピレンを1リットル、ジエチルアルミニウムクロラ
イド0.70mmolを加え、オートクレーブの内温を
70℃に昇温した。チタン含有ポリプロピレン重合体を
三塩化チタンとして0.087mmol加え、55℃で
30分間のプロピレンの重合を行った。この間水素は用
いなかった。次いでオートクレーブの内温を急激に55
℃に降温すると同時にエチルアルミニウムセスキエトキ
シド0.50mmol及びメタクリル酸メチル0.01
4mmolの混合溶液を加え、エチレンを供給し、気相
中のエチレンガス濃度が、15mol%となるように
し、55℃で120分間のプロピレンとエチレンの共重
合を行った。この間のエチレンガス濃度はガスクロマト
グラフで確認しながら15mol%を保持した。この間
水素は用いなかった。重合終了後、未反応モノマーをパ
ージし、重合体を得た。収量は120gであり、全重合
体の重合倍率は6000g−ポリマー/g−三塩化チタ
ンであった。
【0051】得られたブロック共重合体は、ポリプロピ
レン成分が10重量%、プロピレン−エチレンランダム
共重合体成分が90重量%、プロピレン−エチレンラン
ダム共重合体成分中のエチレンに基づく単量体単位が3
9モル%で135℃のテトラリン中で測定した極限粘度
が16.5dl/gのものであった。
レン成分が10重量%、プロピレン−エチレンランダム
共重合体成分が90重量%、プロピレン−エチレンラン
ダム共重合体成分中のエチレンに基づく単量体単位が3
9モル%で135℃のテトラリン中で測定した極限粘度
が16.5dl/gのものであった。
【0052】そして、得られたブロック共重合体100
重量部当り、可塑剤(出光興産製、ダイアナプロセスオ
イルPW380、分子量746)を100重量部添加し
た後、二軸高混練押出機で200℃、窒素ガス気流下で
溶融混練を行い、熱可塑性樹脂組成物を得た。熱可塑性
樹脂組成物の評価結果を表1に示した。
重量部当り、可塑剤(出光興産製、ダイアナプロセスオ
イルPW380、分子量746)を100重量部添加し
た後、二軸高混練押出機で200℃、窒素ガス気流下で
溶融混練を行い、熱可塑性樹脂組成物を得た。熱可塑性
樹脂組成物の評価結果を表1に示した。
【0053】実施例2〜7 使用したブロック共重合体の種類を変えた以外は、実施
例1と同様に行い、使用したブロック共重合体の性状と
熱可塑性樹脂組成物の配合及び評価結果を表1に示し
た。
例1と同様に行い、使用したブロック共重合体の性状と
熱可塑性樹脂組成物の配合及び評価結果を表1に示し
た。
【0054】比較例1〜5 使用したブロック共重合体の種類を変えた以外は、実施
例1と同様に行い、使用したブロック共重合体の性状と
熱可塑性樹脂組成物の配合及び評価結果を表1に示し
た。
例1と同様に行い、使用したブロック共重合体の性状と
熱可塑性樹脂組成物の配合及び評価結果を表1に示し
た。
【0055】実施例8 可塑剤の添加量を8重量部とした以外は、実施例1と同
様に行い、使用したブロック共重合体の性状と熱可塑性
樹脂組成物の配合及び評価結果を表1に示した。
様に行い、使用したブロック共重合体の性状と熱可塑性
樹脂組成物の配合及び評価結果を表1に示した。
【0056】実施例9 使用したブロック共重合体の種類を変え、可塑剤の添加
量を180重量部とした以外は、実施例1と同様に行
い、使用したブロック共重合体の性状と熱可塑性樹脂組
成物の配合及び評価結果を表1に示した。
量を180重量部とした以外は、実施例1と同様に行
い、使用したブロック共重合体の性状と熱可塑性樹脂組
成物の配合及び評価結果を表1に示した。
【0057】比較例6 可塑剤の添加量を3重量部とした以外は、実施例1と同
様に行い、使用したブロック共重合体の性状と熱可塑性
樹脂組成物の配合及び評価結果を表1に示した。
様に行い、使用したブロック共重合体の性状と熱可塑性
樹脂組成物の配合及び評価結果を表1に示した。
【0058】比較例7 可塑剤の添加量を210重量部とした以外は、実施例9
と同様に行い、使用したブロック共重合体の性状と熱可
塑性樹脂組成物の配合及び評価結果を表1に示した。
と同様に行い、使用したブロック共重合体の性状と熱可
塑性樹脂組成物の配合及び評価結果を表1に示した。
【0059】比較例8 可塑剤の添加量を3重量部とした以外は、比較例5と同
様に行い、使用したブロック共重合体の性状と熱可塑性
樹脂組成物の配合及び評価結果を表1に示した。
様に行い、使用したブロック共重合体の性状と熱可塑性
樹脂組成物の配合及び評価結果を表1に示した。
【0060】比較例9 市販のエチレン−プロピレンランダム共重合体ゴム(E
PR)の評価結果を表1に示した。
PR)の評価結果を表1に示した。
【0061】比較例10 市販のポリプロピレンとエチレン−プロピレン−ジエン
三元共重合体(EPDM)とプロセスオイルからなるオ
レフィン系熱可塑性エラストマーの評価結果を表1に示
した。
三元共重合体(EPDM)とプロセスオイルからなるオ
レフィン系熱可塑性エラストマーの評価結果を表1に示
した。
【0062】
【表1】
Claims (1)
- 【請求項1】 (1)(A)ポリプロピレン成分が1〜
70重量%及び(B)プロピレン−エチレンランダム共
重合体成分が30〜99重量%よりなるブロック共重合
体であって、該プロピレン−エチレンランダム共重合体
成分はエチレンに基づく単量体単位が15〜80モル
%、プロピレンに基づく単量体単位が85〜20モル%
よりなり、かつ極限粘度が5dl/g以上であるプロピ
レン系ブロック共重合体 100重量部および (2)可塑剤 5〜200重量部からなることを特徴と
する熱可塑性樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26444895A JPH09104801A (ja) | 1995-10-12 | 1995-10-12 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26444895A JPH09104801A (ja) | 1995-10-12 | 1995-10-12 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09104801A true JPH09104801A (ja) | 1997-04-22 |
Family
ID=17403344
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26444895A Pending JPH09104801A (ja) | 1995-10-12 | 1995-10-12 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09104801A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7271209B2 (en) | 2002-08-12 | 2007-09-18 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Fibers and nonwovens from plasticized polyolefin compositions |
| US7531594B2 (en) | 2002-08-12 | 2009-05-12 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Articles from plasticized polyolefin compositions |
| US7619026B2 (en) | 2002-08-12 | 2009-11-17 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Plasticized polyolefin compositions |
| US7622523B2 (en) | 2002-08-12 | 2009-11-24 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Plasticized polyolefin compositions |
| JP2013203961A (ja) * | 2012-03-29 | 2013-10-07 | Idemitsu Kosan Co Ltd | 樹脂加工用プロセス油および樹脂加工方法 |
-
1995
- 1995-10-12 JP JP26444895A patent/JPH09104801A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7271209B2 (en) | 2002-08-12 | 2007-09-18 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Fibers and nonwovens from plasticized polyolefin compositions |
| US7531594B2 (en) | 2002-08-12 | 2009-05-12 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Articles from plasticized polyolefin compositions |
| US7619026B2 (en) | 2002-08-12 | 2009-11-17 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Plasticized polyolefin compositions |
| US7622523B2 (en) | 2002-08-12 | 2009-11-24 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Plasticized polyolefin compositions |
| US7632887B2 (en) | 2002-08-12 | 2009-12-15 | Exxonmobil Chemical Patents Inc. | Plasticized polyolefin compositions |
| JP2013203961A (ja) * | 2012-03-29 | 2013-10-07 | Idemitsu Kosan Co Ltd | 樹脂加工用プロセス油および樹脂加工方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP6135065B2 (ja) | 熱可塑性エラストマー組成物の製造方法 | |
| JP4233119B2 (ja) | 軟弾性の熱可塑性ポリオレフィン組成物 | |
| KR101577363B1 (ko) | 향상된 진동 절연성과 내열성을 갖는 열가소성 엘라스토머 조성물 및 이로부터 형성된 성형품 | |
| EP0557953A1 (en) | Polyolefin compositions having good transparency and impact resistance | |
| AU740319B2 (en) | Partially cross-linked elastomeric polyolefin mixtures | |
| CA1271288A (en) | Thermoplastic elastomer composition | |
| KR101224331B1 (ko) | 내스크래치성이 개선된 폴리프로필렌 조성물 | |
| JPH09208761A (ja) | ポリオレフィン系樹脂組成物 | |
| EP1726618B1 (en) | Resin composition and molded body made from same | |
| EP1433812A1 (en) | Thermoplastic elastomer compositions and process for preparing them | |
| JP7733987B2 (ja) | 熱可塑性エラストマー組成物及びその用途 | |
| JPH09104801A (ja) | 熱可塑性樹脂組成物 | |
| US4895903A (en) | Thermoplastic elastomer compositions | |
| JPS626585B2 (ja) | ||
| WO1999011708A1 (en) | Polyolefin resin compositions | |
| KR101835343B1 (ko) | 마스터 배치 조성물, 이를 포함하는 수지 조성물 및 이로부터 제조된 성형품 | |
| JP6165192B2 (ja) | 低温および湿潤用途用の熱可塑性エラストマー | |
| JPH1149866A (ja) | 架橋軟質ポリオレフィン | |
| JPH08208941A (ja) | プロピレン系樹脂組成物およびその成形体 | |
| JP7738646B2 (ja) | 熱可塑性エラストマー組成物およびその用途 | |
| JPS61247747A (ja) | 熱可塑性エラストマ−状組成物 | |
| EP4615914A1 (en) | Polyolefin composition containing a recycled material | |
| WO2023176810A1 (ja) | 熱可塑性エラストマー組成物および熱可塑性エラストマー組成物の製造方法 | |
| US20060047070A1 (en) | Thermoplastic elastomer compositions and molded products thereof | |
| JPS63277257A (ja) | 熱可塑性エラストマ−組成物 |