JPH09104835A - ポリエステル樹脂の粉体塗料組成物 - Google Patents
ポリエステル樹脂の粉体塗料組成物Info
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- JPH09104835A JPH09104835A JP8204711A JP20471196A JPH09104835A JP H09104835 A JPH09104835 A JP H09104835A JP 8204711 A JP8204711 A JP 8204711A JP 20471196 A JP20471196 A JP 20471196A JP H09104835 A JPH09104835 A JP H09104835A
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- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09D—COATING COMPOSITIONS, e.g. PAINTS, VARNISHES OR LACQUERS; FILLING PASTES; CHEMICAL PAINT OR INK REMOVERS; INKS; CORRECTING FLUIDS; WOODSTAINS; PASTES OR SOLIDS FOR COLOURING OR PRINTING; USE OF MATERIALS THEREFOR
- C09D167/00—Coating compositions based on polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Coating compositions based on derivatives of such polymers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C09D5/00—Coating compositions, e.g. paints, varnishes or lacquers, characterised by their physical nature or the effects produced; Filling pastes
- C09D5/03—Powdery paints
- C09D5/033—Powdery paints characterised by the additives
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- Polymers With Sulfur, Phosphorus Or Metals In The Main Chain (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 優れた耐久性と外観を持つ硬化コーティング
を与える、特定の有機アルミニウム架橋剤によるポリエ
ステル樹脂粉体塗料の硬化法を提供する。 【解決手段】 アルミニウムトリイソプロポキシド
(0.43モル)をトリエタノールアミン(0.29モ
ル)に加え、得られたスラリーを窒素下で混合し、次い
で脱離したイソプロパノールを真空下で加熱、除去して
有機アルミニウム架橋剤を得る。この架橋剤を顔料、流
動調節剤と共にポリエステル樹脂と強力密閉式ミキサー
で混合する。得られた粉体をバレル温度105℃の押出
機から押し出し、その押出物を微粉砕し、そして篩に掛
けて最大粒径75マイクロメーターの粉体塗料組成物を
得る。この粉体塗料をアルミニウム板に厚さ約50マイ
クロメーターまで電圧90kVで静電吹き付けする。こ
のアルミニウム板をオーブン中で200℃に加熱して硬
化させる。得られた硬化コーティングは優れた耐溶剤性
と色外観及び光沢を有している。
を与える、特定の有機アルミニウム架橋剤によるポリエ
ステル樹脂粉体塗料の硬化法を提供する。 【解決手段】 アルミニウムトリイソプロポキシド
(0.43モル)をトリエタノールアミン(0.29モ
ル)に加え、得られたスラリーを窒素下で混合し、次い
で脱離したイソプロパノールを真空下で加熱、除去して
有機アルミニウム架橋剤を得る。この架橋剤を顔料、流
動調節剤と共にポリエステル樹脂と強力密閉式ミキサー
で混合する。得られた粉体をバレル温度105℃の押出
機から押し出し、その押出物を微粉砕し、そして篩に掛
けて最大粒径75マイクロメーターの粉体塗料組成物を
得る。この粉体塗料をアルミニウム板に厚さ約50マイ
クロメーターまで電圧90kVで静電吹き付けする。こ
のアルミニウム板をオーブン中で200℃に加熱して硬
化させる。得られた硬化コーティングは優れた耐溶剤性
と色外観及び光沢を有している。
Description
【0001】本発明は、ポリエステル樹脂をベースとす
る粉体塗料組成物、特に特定のアルミニウム含有有機金
属化合物をポリエステル樹脂粉体塗料組成物を硬化させ
るために使用することに関する。
る粉体塗料組成物、特に特定のアルミニウム含有有機金
属化合物をポリエステル樹脂粉体塗料組成物を硬化させ
るために使用することに関する。
【0002】
【従来の技術】粉末状の熱硬化性組成物から成る塗料組
成物が、高度に耐久性の化粧仕上物品の形成のために次
第に使用されるようになっている。このような組成物
は、通常、粉体塗料組成物として知られており、ポリエ
ステル樹脂をベースにすることが多い。かかるポリエス
テル樹脂は多価アルコールと多塩基酸との反応によって
製造することができ、またその場合のアルコール対酸の
モル比は、ヒドロキシル基を酸基よりも過剰に含む樹脂
(ヒドロキシル−リッチの樹脂、即ちヒドロキシル基に
富む樹脂)又は酸基をヒドロキシル基よりも過剰に含む
樹脂(カルボキシル−リッチの樹脂、即ちカルボキシル
基に富む樹脂)を生成させるように調整することができ
る。
成物が、高度に耐久性の化粧仕上物品の形成のために次
第に使用されるようになっている。このような組成物
は、通常、粉体塗料組成物として知られており、ポリエ
ステル樹脂をベースにすることが多い。かかるポリエス
テル樹脂は多価アルコールと多塩基酸との反応によって
製造することができ、またその場合のアルコール対酸の
モル比は、ヒドロキシル基を酸基よりも過剰に含む樹脂
(ヒドロキシル−リッチの樹脂、即ちヒドロキシル基に
富む樹脂)又は酸基をヒドロキシル基よりも過剰に含む
樹脂(カルボキシル−リッチの樹脂、即ちカルボキシル
基に富む樹脂)を生成させるように調整することができ
る。
【0003】カルボキシル−リッチの樹脂は、外装用途
に理想的に適している耐久性のコーティングを生成させ
るために、トリグリシジルイソシアヌレート(TGI
C)のようなイソシアヌレートで架橋させることによっ
て硬化されることが多い。しかしながら、今日、トリグ
リシジルイソシアヌレートの使用を少なくすると言う希
望がある。
に理想的に適している耐久性のコーティングを生成させ
るために、トリグリシジルイソシアヌレート(TGI
C)のようなイソシアヌレートで架橋させることによっ
て硬化されることが多い。しかしながら、今日、トリグ
リシジルイソシアヌレートの使用を少なくすると言う希
望がある。
【0004】ビスフェノールAをベースとする樹脂のよ
うなエポキシ樹脂を用いてカルボキシル−リッチの樹脂
を架橋させると、ハイブリッド樹脂としばしば称されて
いる樹脂が生成することが知られている。しかし、これ
らの樹脂の性質又は外部耐久性は、トリグリシジルイソ
シアヌレートで架橋させることによって製造される樹脂
には及ばない。
うなエポキシ樹脂を用いてカルボキシル−リッチの樹脂
を架橋させると、ハイブリッド樹脂としばしば称されて
いる樹脂が生成することが知られている。しかし、これ
らの樹脂の性質又は外部耐久性は、トリグリシジルイソ
シアヌレートで架橋させることによって製造される樹脂
には及ばない。
【0005】良好な外部耐久性を有するコーティング
は、ヒドロキシル−リッチの樹脂をイソシアネートで架
橋することによって生成させることもできる。これらの
イソシアネートは、ポリエステルとの反応が速く進みす
ぎるのを防ぐために、例えばカプロラクタムでブロック
することができる。しかし、塗料工業内には、今日、可
能な場合は、カプロラクタムでブロックされたイソシア
ネートの使用は避けると言う一般的傾向がある。
は、ヒドロキシル−リッチの樹脂をイソシアネートで架
橋することによって生成させることもできる。これらの
イソシアネートは、ポリエステルとの反応が速く進みす
ぎるのを防ぐために、例えばカプロラクタムでブロック
することができる。しかし、塗料工業内には、今日、可
能な場合は、カプロラクタムでブロックされたイソシア
ネートの使用は避けると言う一般的傾向がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の1つの目的
は、ヒドロキシル−リッチ及び/又はカルボキシル−リ
ッチの樹脂に適し、かつ望ましい性質を有する硬化した
コーティングを与える、ポリエステル樹脂粉体塗料組成
物を硬化させる代替法を提供することである。
は、ヒドロキシル−リッチ及び/又はカルボキシル−リ
ッチの樹脂に適し、かつ望ましい性質を有する硬化した
コーティングを与える、ポリエステル樹脂粉体塗料組成
物を硬化させる代替法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本出願人の出願に係る出
願中の英国特許出願第9408430.8号明細書に
は、トリアルカノールアミンの誘導体である特定の有機
チタン化合物又は有機ジルコニウム化合物を使用するポ
リエステル粉体塗料組成物の硬化法が開示されている。
更にその後の英国特許出願第9412908.7号明細
書には、使用されるそれら有機チタン化合物又は有機ジ
ルコニウム化合物がトリアルカノールアミンの誘導体及
びジアルカノールアミン又はモノアルカノールアミンの
誘導体である改良法が記載されている。
願中の英国特許出願第9408430.8号明細書に
は、トリアルカノールアミンの誘導体である特定の有機
チタン化合物又は有機ジルコニウム化合物を使用するポ
リエステル粉体塗料組成物の硬化法が開示されている。
更にその後の英国特許出願第9412908.7号明細
書には、使用されるそれら有機チタン化合物又は有機ジ
ルコニウム化合物がトリアルカノールアミンの誘導体及
びジアルカノールアミン又はモノアルカノールアミンの
誘導体である改良法が記載されている。
【0008】驚くべきことに、ポリエステル樹脂の粉体
塗料組成物の硬化にアルカノールアミンの特定のアルコ
キシアルミニウム錯体が使用でき、しかもこれらアルミ
ニウム錯体には、本出願人による先願である前記英国特
許出願の有機チタン化合物又は有機ジルコニウム化合物
よりも優れた利点があることがここに見いだされたので
ある。
塗料組成物の硬化にアルカノールアミンの特定のアルコ
キシアルミニウム錯体が使用でき、しかもこれらアルミ
ニウム錯体には、本出願人による先願である前記英国特
許出願の有機チタン化合物又は有機ジルコニウム化合物
よりも優れた利点があることがここに見いだされたので
ある。
【0009】従って、本発明によれば、粉体塗料組成物
の硬化法は、ポリエステル樹脂をアルカノールアミンの
アルコキシアルミニウム錯体である有機金属化合物と反
応させる工程を含み、そのアルコキシアルミニウム錯体
のアルカノールアミノ基対アルミニウム原子の比は0.
3:1〜16:1の範囲内にある。
の硬化法は、ポリエステル樹脂をアルカノールアミンの
アルコキシアルミニウム錯体である有機金属化合物と反
応させる工程を含み、そのアルコキシアルミニウム錯体
のアルカノールアミノ基対アルミニウム原子の比は0.
3:1〜16:1の範囲内にある。
【0010】かかるアルコキシアルミニウム錯体は前記
公知の有機チタン化合物又は有機ジルコニウム化合物よ
り反応性が大きい。従って、その硬化時間は一般に短
い。更に、硬化後に生成するコーティングは黄変化の傾
向が小さい。
公知の有機チタン化合物又は有機ジルコニウム化合物よ
り反応性が大きい。従って、その硬化時間は一般に短
い。更に、硬化後に生成するコーティングは黄変化の傾
向が小さい。
【0011】アルミニウムを唯一の金属として含有する
上記錯体により生成せしめられるコーティングは、しか
し、前記有機チタン化合物又は有機ジルコニウム化合物
により生成せしめられるコーティングより僅かながら耐
溶剤性が小さい。しかし、この耐溶剤性もアルカノール
アミンのチタン及びアルミニウムをベースとする混合金
属錯体を使用することにより改良できることがわかって
いる。
上記錯体により生成せしめられるコーティングは、しか
し、前記有機チタン化合物又は有機ジルコニウム化合物
により生成せしめられるコーティングより僅かながら耐
溶剤性が小さい。しかし、この耐溶剤性もアルカノール
アミンのチタン及びアルミニウムをベースとする混合金
属錯体を使用することにより改良できることがわかって
いる。
【0012】従って、本発明の1つの特定の態様(以下
において本発明の第二の態様と称する)では、粉体塗料
組成物の硬化法は、ポリエステル樹脂をアルカノールア
ミンの混合金属錯体である有機金属化合物と反応させる
工程を含み、該有機金属化合物は少なくとも1種のアル
ミニウムアルコキシドと少なくとも1種のチタンアルコ
キシドから誘導されたものであって、該有機金属化合物
の、アルカノールアミノ基のアルミニウム原子とチタン
原子との和に対する比が0.5:1〜4:1の範囲内に
あり、かつそのアルミニウム対チタンの原子比が0.
3:1〜3:1である。
において本発明の第二の態様と称する)では、粉体塗料
組成物の硬化法は、ポリエステル樹脂をアルカノールア
ミンの混合金属錯体である有機金属化合物と反応させる
工程を含み、該有機金属化合物は少なくとも1種のアル
ミニウムアルコキシドと少なくとも1種のチタンアルコ
キシドから誘導されたものであって、該有機金属化合物
の、アルカノールアミノ基のアルミニウム原子とチタン
原子との和に対する比が0.5:1〜4:1の範囲内に
あり、かつそのアルミニウム対チタンの原子比が0.
3:1〜3:1である。
【0013】この第二態様に従って製造される硬化した
粉体塗料は良好な耐黄変性、耐溶剤性及び硬化速度を有
する。
粉体塗料は良好な耐黄変性、耐溶剤性及び硬化速度を有
する。
【0014】本発明の方法で使用できるポリエステル樹
脂はヒドロキシル−リッチと記述されるものであっても
よいし、或いはカルボキシル−リッチと記述されるもの
であってもよい。これらはポリオールと多塩基カルボン
酸又はそれらのエステル化可能な誘導体とから任意、適
当な公知の方法で製造することができる。
脂はヒドロキシル−リッチと記述されるものであっても
よいし、或いはカルボキシル−リッチと記述されるもの
であってもよい。これらはポリオールと多塩基カルボン
酸又はそれらのエステル化可能な誘導体とから任意、適
当な公知の方法で製造することができる。
【0015】かかるポリエステル樹脂の製造に有用な多
塩基酸としては、テレフタル酸、イソフタル酸、フタル
酸、トリメリット酸、ピロメリット酸、ヘキサヒドロフ
タル酸、アジピン酸及びセバシン酸のような芳香族、脂
環式又は脂肪族のカルボン酸がある。これらの酸と一価
アルコールとのエステル、例えばジメチルテレフタレー
ト、又は無水フタル酸のような酸無水物もポリエステル
の製造用反応体として対応する酸に代えて使用すること
ができる。
塩基酸としては、テレフタル酸、イソフタル酸、フタル
酸、トリメリット酸、ピロメリット酸、ヘキサヒドロフ
タル酸、アジピン酸及びセバシン酸のような芳香族、脂
環式又は脂肪族のカルボン酸がある。これらの酸と一価
アルコールとのエステル、例えばジメチルテレフタレー
ト、又は無水フタル酸のような酸無水物もポリエステル
の製造用反応体として対応する酸に代えて使用すること
ができる。
【0016】好適な多価アルコールとしては、1,2−
エタンジオール(エチレングリコール)、1,2−プロ
パンジオール、トリメチロールプロパン、ネオペンチル
グリコール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタン
ジオール、ペンタエリトリトール、グリセロール、トリ
ス(ヒドロキシエチル)イソシアヌレート及びエトキシ
化ビスフェノールA(2,2−ビス[4,4’−ヒドロ
キシエトキシフェニル]プロパン)がある。
エタンジオール(エチレングリコール)、1,2−プロ
パンジオール、トリメチロールプロパン、ネオペンチル
グリコール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタン
ジオール、ペンタエリトリトール、グリセロール、トリ
ス(ヒドロキシエチル)イソシアヌレート及びエトキシ
化ビスフェノールA(2,2−ビス[4,4’−ヒドロ
キシエトキシフェニル]プロパン)がある。
【0017】該ポリエステルは分枝し、かつ高い融点を
有しているものが好ましい。
有しているものが好ましい。
【0018】かかるポリエステルの製造に使用される原
料のモル比は、最終製品たるポリエステル中でヒドロキ
シル基(ヒドロキシル−リッチ樹脂)又はカルボキシル
基(カルボキシル−リッチ樹脂)のいずれかが確実に過
剰となるように選ばれる。商業的に入手できるヒドロキ
シル−リッチ樹脂は、典型的には、20〜150mgK
OH/グラムのヒドロキシル価を有する。本発明の実施
には、ヒドロキシル価が20〜100mgKOH/グラ
ムであることが好ましく、20〜60mgKOH/グラ
ムであることが更に好ましい。このような樹脂は、通
常、0〜15mgKOH/グラムの酸価を有する。本発
明の方法で使用される典型的な市販のカルボキシル−リ
ッチ樹脂は15〜100mgKOH/グラム、好ましく
は15〜60mgKOH/グラムの酸価と30mgKO
H/グラム未満、好ましくは10mgKOH/グラム未
満のヒドロキシル価とを有する。
料のモル比は、最終製品たるポリエステル中でヒドロキ
シル基(ヒドロキシル−リッチ樹脂)又はカルボキシル
基(カルボキシル−リッチ樹脂)のいずれかが確実に過
剰となるように選ばれる。商業的に入手できるヒドロキ
シル−リッチ樹脂は、典型的には、20〜150mgK
OH/グラムのヒドロキシル価を有する。本発明の実施
には、ヒドロキシル価が20〜100mgKOH/グラ
ムであることが好ましく、20〜60mgKOH/グラ
ムであることが更に好ましい。このような樹脂は、通
常、0〜15mgKOH/グラムの酸価を有する。本発
明の方法で使用される典型的な市販のカルボキシル−リ
ッチ樹脂は15〜100mgKOH/グラム、好ましく
は15〜60mgKOH/グラムの酸価と30mgKO
H/グラム未満、好ましくは10mgKOH/グラム未
満のヒドロキシル価とを有する。
【0019】一つのポリエステルとこれ以外の重合体と
の共重合体である樹脂も本発明の実施に有用であり、そ
してこのような共重合体には種々のポリエステルとアク
リル系重合体とのカルボキシル−リッチ及びヒドロキシ
ル−リッチの共重合体がある。本発明の方法で使用する
アルミニウム化合物はアルカノールアミンのアルコキシ
アルミニウム錯体である。アルカノールアミンは、モノ
アルカノールアミン、ジアルカノールアミン又はトリア
ルカノールアミンでよい。好ましくは、アルカノールア
ミンはモノエタノールアミン、モノイソプロパノールア
ミン、ジエタノールアミン、ジイソプロパノールアミ
ン、トリエタノールアミン及びトリイソプロパノールア
ミンのようなエタノールアミン又はプロパノールアミン
である。
の共重合体である樹脂も本発明の実施に有用であり、そ
してこのような共重合体には種々のポリエステルとアク
リル系重合体とのカルボキシル−リッチ及びヒドロキシ
ル−リッチの共重合体がある。本発明の方法で使用する
アルミニウム化合物はアルカノールアミンのアルコキシ
アルミニウム錯体である。アルカノールアミンは、モノ
アルカノールアミン、ジアルカノールアミン又はトリア
ルカノールアミンでよい。好ましくは、アルカノールア
ミンはモノエタノールアミン、モノイソプロパノールア
ミン、ジエタノールアミン、ジイソプロパノールアミ
ン、トリエタノールアミン及びトリイソプロパノールア
ミンのようなエタノールアミン又はプロパノールアミン
である。
【0020】該アルミニウム化合物はアルミニウムのア
ルコキシ誘導体である。即ち、それらはアルコキシ基の
みならずアルカノールアミノ基も含有している。アルコ
キシ基は、通常、式ROH(式中、Rはアルキル基又は
1つ以上のエーテル結合を含む基である)のアルコール
から誘導されたものである。好ましくは、Rは8個まで
の炭素原子、更に好ましくは6個までの炭素原子を含
む。
ルコキシ誘導体である。即ち、それらはアルコキシ基の
みならずアルカノールアミノ基も含有している。アルコ
キシ基は、通常、式ROH(式中、Rはアルキル基又は
1つ以上のエーテル結合を含む基である)のアルコール
から誘導されたものである。好ましくは、Rは8個まで
の炭素原子、更に好ましくは6個までの炭素原子を含
む。
【0021】該アルミニウム化合物は、ある選択された
アルカノールアミンをアルミニウムアルコキシドと適切
なモル比で反応させ、次いで脱離したアルコールを除去
することによって容易に製造することができる。例え
ば、1モルのトリエタノールアミンと1モルのアルミニ
ウムトリイソプロポキシドとを反応させ、この反応によ
って生成したイソプロピルアルコールを除去すれば、本
発明の方法で使用するのに適した化合物が生成する。
アルカノールアミンをアルミニウムアルコキシドと適切
なモル比で反応させ、次いで脱離したアルコールを除去
することによって容易に製造することができる。例え
ば、1モルのトリエタノールアミンと1モルのアルミニ
ウムトリイソプロポキシドとを反応させ、この反応によ
って生成したイソプロピルアルコールを除去すれば、本
発明の方法で使用するのに適した化合物が生成する。
【0022】前記の方法を使用してアルミニウム化合物
を製造するのに適したアルミニウムアルコキシドとして
は、トリイソプロポキシアルミニウム、トリ(sec−
ブトキシ)アルミニウム、トリ−n−ブトキシアルミニ
ウム及びトリス(2−エトキシエトキシ)アルミニウム
がある。
を製造するのに適したアルミニウムアルコキシドとして
は、トリイソプロポキシアルミニウム、トリ(sec−
ブトキシ)アルミニウム、トリ−n−ブトキシアルミニ
ウム及びトリス(2−エトキシエトキシ)アルミニウム
がある。
【0023】アルカノールアミンのアルコキシアルミニ
ウム錯体を製造するのに他の方法も使用できる。
ウム錯体を製造するのに他の方法も使用できる。
【0024】本発明の第二態様において使用される有機
金属化合物は、アルミニウム及びチタンとアルカノール
アミンとのアルコキシ錯体である。これらの有機金属錯
体はモノアルカノールアミン、ジアルカノールアミン又
はトリアルカノールアミンの誘導体であり、好ましいア
ルカノールアミンとしてはモノエタノールアミン、ジエ
タノールアミン、トリエタノールアミン、モノイソプロ
パノールアミン、ジイソプロパノールアミン及びトリイ
ソプロパノールアミンがある。
金属化合物は、アルミニウム及びチタンとアルカノール
アミンとのアルコキシ錯体である。これらの有機金属錯
体はモノアルカノールアミン、ジアルカノールアミン又
はトリアルカノールアミンの誘導体であり、好ましいア
ルカノールアミンとしてはモノエタノールアミン、ジエ
タノールアミン、トリエタノールアミン、モノイソプロ
パノールアミン、ジイソプロパノールアミン及びトリイ
ソプロパノールアミンがある。
【0025】これらの化合物は、ある選択されたアルカ
ノールアミンをアルミニウムアルコキシドとチタンテト
ラアルコキシドとの混合物と適切なモル比で反応させ、
続いて脱離したアルコール又はアルコール類を除去する
ことによって容易に製造することができる。例えば、1
モルのチタンテトライソプロポキシドと混合した1モル
のアルミニウムトリイソプロポキシドと、2モルのトリ
エタノールアミンとを反応させ、この反応によって生成
したイソプロピルアルコールを除去すれば、本発明の第
二態様での使用に著しく適した有機金属化合物が生成す
る。
ノールアミンをアルミニウムアルコキシドとチタンテト
ラアルコキシドとの混合物と適切なモル比で反応させ、
続いて脱離したアルコール又はアルコール類を除去する
ことによって容易に製造することができる。例えば、1
モルのチタンテトライソプロポキシドと混合した1モル
のアルミニウムトリイソプロポキシドと、2モルのトリ
エタノールアミンとを反応させ、この反応によって生成
したイソプロピルアルコールを除去すれば、本発明の第
二態様での使用に著しく適した有機金属化合物が生成す
る。
【0026】本発明の第二態様に従って有機金属化合物
を製造するこの方法において使用するのに適したアルミ
ニウムアルコキシドは、既に上記したとおりのものであ
る。一般的に言えば、この製造法において使用される好
ましいチタンテトラアルコキシドも、式ROH(式中、
Rはアルキル基又は1つ以上のエーテル結合を含む基で
ある)を有するアルコールから誘導されるものである。
好ましくは、Rは8個までの炭素原子、更に好ましくは
6個までの炭素原子を含む。適当なチタンテトラアルコ
キシドとしては、テトライソプロポキシチタン、テトラ
エトキシチタン、テトラ−n−ブトキシチタン、テトラ
キス(2−エチルヘキソキシ)チタン及びテトラキス
(2−エトキシエトキシ)チタンがある。
を製造するこの方法において使用するのに適したアルミ
ニウムアルコキシドは、既に上記したとおりのものであ
る。一般的に言えば、この製造法において使用される好
ましいチタンテトラアルコキシドも、式ROH(式中、
Rはアルキル基又は1つ以上のエーテル結合を含む基で
ある)を有するアルコールから誘導されるものである。
好ましくは、Rは8個までの炭素原子、更に好ましくは
6個までの炭素原子を含む。適当なチタンテトラアルコ
キシドとしては、テトライソプロポキシチタン、テトラ
エトキシチタン、テトラ−n−ブトキシチタン、テトラ
キス(2−エチルヘキソキシ)チタン及びテトラキス
(2−エトキシエトキシ)チタンがある。
【0027】かかる混合チタン−アルミニウム化合物に
ついては別の製造法も用いることができる。例えば、ア
ルカノールアミンのアルミニウム錯体は前記で概説した
ようにして製造することができる。別に、アルカノール
アミンのアルコキシチタン錯体は類似の方法で製造する
ことができ、そしてこれら2種のアルカノールアミン錯
体は続いてそれらの基を平衡させる条件下で混合するこ
とができる。
ついては別の製造法も用いることができる。例えば、ア
ルカノールアミンのアルミニウム錯体は前記で概説した
ようにして製造することができる。別に、アルカノール
アミンのアルコキシチタン錯体は類似の方法で製造する
ことができ、そしてこれら2種のアルカノールアミン錯
体は続いてそれらの基を平衡させる条件下で混合するこ
とができる。
【0028】一般に、アルミニウムと結合しているアル
コキシ基と、チタンと結合しているアルコキシ基とは同
種であっても良いであろう。。これによって、普通は、
製造操作が全て単純になるはずだからである。
コキシ基と、チタンと結合しているアルコキシ基とは同
種であっても良いであろう。。これによって、普通は、
製造操作が全て単純になるはずだからである。
【0029】本発明で使用されるアルコキシアルミニウ
ム錯体におけるアルカノールアミノ基対アルミニウム原
子の比は0.3:1〜16:1の範囲内である。アルコ
キシ錯体にチタンが存在しない場合、アルカノールアミ
ノ基対アルミニウム原子の比は、好ましくは0.3:1
〜3:1、更に好ましくは0.5:1〜2:1の範囲内
である。アルコキシ錯体がアルミニウムとチタンの錯体
である態様では、その錯体をアルカノールアミノ基のア
ルミニウム原子とチタン原子との和に対する比によって
特徴付けるのが便利である。この比は0.5:1〜4:
1、好ましくは0.5:1〜2:1である。
ム錯体におけるアルカノールアミノ基対アルミニウム原
子の比は0.3:1〜16:1の範囲内である。アルコ
キシ錯体にチタンが存在しない場合、アルカノールアミ
ノ基対アルミニウム原子の比は、好ましくは0.3:1
〜3:1、更に好ましくは0.5:1〜2:1の範囲内
である。アルコキシ錯体がアルミニウムとチタンの錯体
である態様では、その錯体をアルカノールアミノ基のア
ルミニウム原子とチタン原子との和に対する比によって
特徴付けるのが便利である。この比は0.5:1〜4:
1、好ましくは0.5:1〜2:1である。
【0030】本発明で使用される有機金属化合物はモノ
−、ジ−及びトリ−アルカノールアミンの混合物をベー
スとするものであってもよい。チタンが存在しない場
合、トリアルカノールアミノ基対アルミニウム原子の好
ましい比は0〜2:1であり、ジアルカノールアミノ基
対アルミニウム原子の好ましい比は0〜3:1であり、
そしてモノアルカノールアミノ基対アルミニウム原子の
好ましい比は0〜3:1である。チタンが存在する場
合、トリアルカノールアミノ基のアルミニウム原子とチ
タン原子との和に対する好ましい比は0〜2.5:1で
あり、ジアルカノールアミノ基のアルミニウム原子とチ
タン原子との和に対する好ましい比は0〜4:1であ
り、そしてモノアルカノールアミノ基のアルミニウム原
子とチタン原子との和に対する好ましい比は0〜4:1
である。
−、ジ−及びトリ−アルカノールアミンの混合物をベー
スとするものであってもよい。チタンが存在しない場
合、トリアルカノールアミノ基対アルミニウム原子の好
ましい比は0〜2:1であり、ジアルカノールアミノ基
対アルミニウム原子の好ましい比は0〜3:1であり、
そしてモノアルカノールアミノ基対アルミニウム原子の
好ましい比は0〜3:1である。チタンが存在する場
合、トリアルカノールアミノ基のアルミニウム原子とチ
タン原子との和に対する好ましい比は0〜2.5:1で
あり、ジアルカノールアミノ基のアルミニウム原子とチ
タン原子との和に対する好ましい比は0〜4:1であ
り、そしてモノアルカノールアミノ基のアルミニウム原
子とチタン原子との和に対する好ましい比は0〜4:1
である。
【0031】該有機金属化合物中に1個より多いアルカ
ノールアミノ基が存在する場合、それら基は全て同じ炭
化水素の誘導体であるのが好ましい。例えば、全てのア
ルカノールアミンがエタノールアミンであるか、又は全
てのアルカノールアミンがイソプロパノールアミンであ
る。
ノールアミノ基が存在する場合、それら基は全て同じ炭
化水素の誘導体であるのが好ましい。例えば、全てのア
ルカノールアミンがエタノールアミンであるか、又は全
てのアルカノールアミンがイソプロパノールアミンであ
る。
【0032】アルミニウムとチタンのアルコキシ錯体を
使用する態様では、アルミニウム原子対チタン原子の比
は0.3:1〜2:1、好ましくは0.3:1〜1:1
である。
使用する態様では、アルミニウム原子対チタン原子の比
は0.3:1〜2:1、好ましくは0.3:1〜1:1
である。
【0033】本発明の方法で使用される有機金属化合物
(アルコキシアルミニウム錯体又は混合アルミニウム/
チタン錯体)の量は、他の因子の中でもとりわけ、ポリ
エステル樹脂の所望とされる架橋度とポリエステル樹脂
本来の性質に依存する。一般的には、樹脂の重量基準で
2〜10重量%の有機金属化合物が使用されるが、その
量は、好ましくは、同基準で5〜8重量%である。
(アルコキシアルミニウム錯体又は混合アルミニウム/
チタン錯体)の量は、他の因子の中でもとりわけ、ポリ
エステル樹脂の所望とされる架橋度とポリエステル樹脂
本来の性質に依存する。一般的には、樹脂の重量基準で
2〜10重量%の有機金属化合物が使用されるが、その
量は、好ましくは、同基準で5〜8重量%である。
【0034】粉体塗料組成物の硬化に先立って、有機金
属化合物はポリエステル樹脂と完全に混合される。典型
的には、ポリエステル樹脂と有機金属化合物は、顔料及
び流動調節剤のような他の成分と共に、まず、粉体とし
てヘンシェルミキサー(Henschel mixe
r)のような高強力ミキサー中で混合される。好適な顔
料としては、二酸化チタン及び酸化鉄のような無機顔料
並びにカーボンブラック及びフタロシアニンブルーのよ
うな有機顔料がある。加えて、硫酸バリウム又は炭酸カ
ルシウムのような無機エキステンダーを顔料系の一部と
して加えてもよい。流動調節剤として有用な化合物とし
ては、シリコーン類並びにポリブチルアクリレート及び
ブチル/エチルヘキシルアクリレート共重合体のような
ポリアクリレート類がある。
属化合物はポリエステル樹脂と完全に混合される。典型
的には、ポリエステル樹脂と有機金属化合物は、顔料及
び流動調節剤のような他の成分と共に、まず、粉体とし
てヘンシェルミキサー(Henschel mixe
r)のような高強力ミキサー中で混合される。好適な顔
料としては、二酸化チタン及び酸化鉄のような無機顔料
並びにカーボンブラック及びフタロシアニンブルーのよ
うな有機顔料がある。加えて、硫酸バリウム又は炭酸カ
ルシウムのような無機エキステンダーを顔料系の一部と
して加えてもよい。流動調節剤として有用な化合物とし
ては、シリコーン類並びにポリブチルアクリレート及び
ブチル/エチルヘキシルアクリレート共重合体のような
ポリアクリレート類がある。
【0035】混合された粉体は、通常、続いて、バス−
コ−ニーダー(Buss−Ko−Kneader)PR
46のような粉体塗料組成物に常用されるタイプの押出
機に供給される。この押出機でその混合粉体から約90
〜120℃の温度において半溶融物が形成され、この押
出物は冷却されて脆い固体を形成し、その固体は次いで
ピンミル(pin mill)のような適当な微粉砕機
で微粉砕されて粉体塗料組成物を生成させる。この粉体
塗料組成物は、通常、必要以上に大きい粒子を確実に含
まないようにするために、適用前に篩に掛けられる。
コ−ニーダー(Buss−Ko−Kneader)PR
46のような粉体塗料組成物に常用されるタイプの押出
機に供給される。この押出機でその混合粉体から約90
〜120℃の温度において半溶融物が形成され、この押
出物は冷却されて脆い固体を形成し、その固体は次いで
ピンミル(pin mill)のような適当な微粉砕機
で微粉砕されて粉体塗料組成物を生成させる。この粉体
塗料組成物は、通常、必要以上に大きい粒子を確実に含
まないようにするために、適用前に篩に掛けられる。
【0036】使用に当たって、その粉体塗料組成物は被
処理表面に任意、便宜の方法で被覆される。アルミニウ
ム又は鋼の処理には、例えば静電吹付法が一般に採用さ
れる。この方法は粉体塗料組成物がとどきにくい表面に
対してさえも非常に均一なコーティングを生成させるか
らである。極めて有用なもう1つ別の方法は摩擦電気吹
付法である。
処理表面に任意、便宜の方法で被覆される。アルミニウ
ム又は鋼の処理には、例えば静電吹付法が一般に採用さ
れる。この方法は粉体塗料組成物がとどきにくい表面に
対してさえも非常に均一なコーティングを生成させるか
らである。極めて有用なもう1つ別の方法は摩擦電気吹
付法である。
【0037】次に、被覆された表面を充分に高い温度に
加熱して、樹脂を融合させるとともにそのポリエステル
樹脂中の遊離のヒドロキシル基又はカルボキシル基を有
機金属化合物により架橋させることによって硬化させ
る。樹脂が硬化される温度は、樹脂内での架橋剤の移動
のし易さと架橋剤の反応性にある程度依存するが、一般
的には140〜220℃の範囲内にある。樹脂は、普
通、この範囲内の温度で5〜30分間、更に通常には5
〜20分間加熱することによって完全に硬化される。カ
ルボキシル−リッチの重合体に対する典型的な硬化スケ
ジュールは、160℃で15〜20分、180℃で10
〜20分又は200℃で6〜10分である。ヒドロキシ
ル−リッチの重合体では、典型的スケジュールは190
℃で15〜20分又は200℃で10〜15分である。
加熱して、樹脂を融合させるとともにそのポリエステル
樹脂中の遊離のヒドロキシル基又はカルボキシル基を有
機金属化合物により架橋させることによって硬化させ
る。樹脂が硬化される温度は、樹脂内での架橋剤の移動
のし易さと架橋剤の反応性にある程度依存するが、一般
的には140〜220℃の範囲内にある。樹脂は、普
通、この範囲内の温度で5〜30分間、更に通常には5
〜20分間加熱することによって完全に硬化される。カ
ルボキシル−リッチの重合体に対する典型的な硬化スケ
ジュールは、160℃で15〜20分、180℃で10
〜20分又は200℃で6〜10分である。ヒドロキシ
ル−リッチの重合体では、典型的スケジュールは190
℃で15〜20分又は200℃で10〜15分である。
【0038】仕上げコーティングの品質を評価するため
に多数の周知の試験法が用いられる。典型的には、耐溶
剤性の評価にはメチルエチルケトン二重摩擦試験法が用
いられ、架橋度の確認及びコーティングの結着性(in
tegrity)と被覆された表面に対するその曲げ性
の評価には硬化度試験法、裏面衝撃試験法及び曲げ試験
法が用いられる。仕上げコーティングの色と光沢も硬化
樹脂の重要な性質である。
に多数の周知の試験法が用いられる。典型的には、耐溶
剤性の評価にはメチルエチルケトン二重摩擦試験法が用
いられ、架橋度の確認及びコーティングの結着性(in
tegrity)と被覆された表面に対するその曲げ性
の評価には硬化度試験法、裏面衝撃試験法及び曲げ試験
法が用いられる。仕上げコーティングの色と光沢も硬化
樹脂の重要な性質である。
【0039】これらの試験法で評価すると、本発明の方
法に従って硬化されたコーティングは、許容できる品質
を持つ。本発明の有機金属化合物は、固体でしかも低揮
発性である活性な架橋剤である。これらの有機金属化合
物は、他の有機金属硬化剤を使用しているコーティング
に比較して改良された硬化速度と改良された耐黄変性を
有するコーティングを生成させる。
法に従って硬化されたコーティングは、許容できる品質
を持つ。本発明の有機金属化合物は、固体でしかも低揮
発性である活性な架橋剤である。これらの有機金属化合
物は、他の有機金属硬化剤を使用しているコーティング
に比較して改良された硬化速度と改良された耐黄変性を
有するコーティングを生成させる。
【0040】
【実施例】本発明を次の実施例により例証する。
【0041】実施例1 アルミニウムトリイソプロポキシド(87.55g、
0.43モル)を500mLの回転蒸発器フラスコに入
れたトリエタノールアミン(42.71g、0.29モ
ル)に加えた。得られたスラリーを窒素下で10分間混
合し、次いでイソプロパノールを真空下で150℃まで
加熱することによって除去して淡黄色の脆い固体(Al
含量18.1%)を得た。
0.43モル)を500mLの回転蒸発器フラスコに入
れたトリエタノールアミン(42.71g、0.29モ
ル)に加えた。得られたスラリーを窒素下で10分間混
合し、次いでイソプロパノールを真空下で150℃まで
加熱することによって除去して淡黄色の脆い固体(Al
含量18.1%)を得た。
【0042】実施例2 実施例1の方法に従って、アルミニウムトリイソプロポ
キシド(68.10g、0.33モル)をトリエタノー
ルアミン(50.04g、0.33モル)に加え、そし
てイソプロパノールを除去して黄色の固体(Al含量1
0.4%)を得た。
キシド(68.10g、0.33モル)をトリエタノー
ルアミン(50.04g、0.33モル)に加え、そし
てイソプロパノールを除去して黄色の固体(Al含量1
0.4%)を得た。
【0043】実施例3 実施例1の方法に従って、アルミニウムトリイソプロポ
キシド(20.45g、0.10モル)をトリイソプロ
パノールアミン(19.25g、0.10モル)に加
え、そしてイソプロパノールを除去して黄色の固体(A
l含量12.6%)を得た。
キシド(20.45g、0.10モル)をトリイソプロ
パノールアミン(19.25g、0.10モル)に加
え、そしてイソプロパノールを除去して黄色の固体(A
l含量12.6%)を得た。
【0044】実施例4 実施例1の方法に従って、アルミニウムsec−ブトキ
シド(24.92g、0.10モル)をトリエタノール
アミン(15.1g、0.10モル)に加え、そしてs
ec−ブタノールを除去して黄色の固体(Al含量1
5.4%)を得た。
シド(24.92g、0.10モル)をトリエタノール
アミン(15.1g、0.10モル)に加え、そしてs
ec−ブタノールを除去して黄色の固体(Al含量1
5.4%)を得た。
【0045】実施例5 実施例1の類似方法に従って、チタンテトライソプロポ
キシド(42.64g、0.15モル)、アルミニウム
トリイソプロポキシド(30.81g、0.15モル)
及びトリエタノールアミン(44.71g、0.30モ
ル)を化合させて、真空下でのイソプロパノールの除去
後に、黄色の固体(Al含量6.5%、Ti含量11.
4%)を得た。
キシド(42.64g、0.15モル)、アルミニウム
トリイソプロポキシド(30.81g、0.15モル)
及びトリエタノールアミン(44.71g、0.30モ
ル)を化合させて、真空下でのイソプロパノールの除去
後に、黄色の固体(Al含量6.5%、Ti含量11.
4%)を得た。
【0046】実施例6 実施例5の方法に従って、チタンテトライソプロポキシ
ド(42.59g、0.15モル)、アルミニウムトリ
イソプロポキシド(10.23g、0.05モル)及び
トリエタノールアミン(29.86g、0.20モル)
を化合させて、イソプロパノールの除去後に、黄色の固
体(Al含量2.9%、Ti含量15.4%)を得た。
ド(42.59g、0.15モル)、アルミニウムトリ
イソプロポキシド(10.23g、0.05モル)及び
トリエタノールアミン(29.86g、0.20モル)
を化合させて、イソプロパノールの除去後に、黄色の固
体(Al含量2.9%、Ti含量15.4%)を得た。
【0047】実施例7 実施例5の方法に従って、チタンイソプロポキシド(2
8.77g、0.10モル)、アルミニウムトリ−se
c−ブトキシド(24.68g、0.10モル)、トリ
エタノールアミン(29.80g、0.20モル)及び
モノエタノールアミン(6.12g、0.10モル)を
化合させて、イソプロパノール及び第二ブタノールの除
去後に、黄色の固体(Al含量6.0%、Ti含量1
0.7%)を得た。
8.77g、0.10モル)、アルミニウムトリ−se
c−ブトキシド(24.68g、0.10モル)、トリ
エタノールアミン(29.80g、0.20モル)及び
モノエタノールアミン(6.12g、0.10モル)を
化合させて、イソプロパノール及び第二ブタノールの除
去後に、黄色の固体(Al含量6.0%、Ti含量1
0.7%)を得た。
【0048】実施例8 実施例5の方法に従って、チタンイソプロポキシド(8
5.19g、0.30モル)、アルミニウムトリ−se
c−ブトキシド(24.76g、0.10モル)、ジエ
タノールアミン(63.46g、0.6モル)及びモノ
エタノールアミン(18.31g、0.30モル)を化
合させて、イソプロパノール及び第二ブタノールの除去
後に、黄−橙色の固体(Al含量2.6%、Ti含量1
3.9%)を得た。
5.19g、0.30モル)、アルミニウムトリ−se
c−ブトキシド(24.76g、0.10モル)、ジエ
タノールアミン(63.46g、0.6モル)及びモノ
エタノールアミン(18.31g、0.30モル)を化
合させて、イソプロパノール及び第二ブタノールの除去
後に、黄−橙色の固体(Al含量2.6%、Ti含量1
3.9%)を得た。
【0049】実施例9 反応性試験 有機アルミニウム架橋剤又は有機混合アルミニウム/チ
タン架橋剤のポリエステル樹脂に対する反応性は、ゲル
化時間試験法を用いると簡単にチェックできる。7部の
架橋剤を93部のポリエステル樹脂(表1を参照された
い)と共に乳鉢と乳棒により粉砕した。この混合物約
0.7gをサーモスタットで制御されている加熱された
アルミニウムブロックの中の凹部に入れた。その温度は
前以て200℃に設定した。その溶融混合物を木製のカ
クテル用スティックで掻き混ぜ、ゲル化(溶融糸条物の
スナップバック)が起こる時間を秒数で記録した。結果
を表2に示す。
タン架橋剤のポリエステル樹脂に対する反応性は、ゲル
化時間試験法を用いると簡単にチェックできる。7部の
架橋剤を93部のポリエステル樹脂(表1を参照された
い)と共に乳鉢と乳棒により粉砕した。この混合物約
0.7gをサーモスタットで制御されている加熱された
アルミニウムブロックの中の凹部に入れた。その温度は
前以て200℃に設定した。その溶融混合物を木製のカ
クテル用スティックで掻き混ぜ、ゲル化(溶融糸条物の
スナップバック)が起こる時間を秒数で記録した。結果
を表2に示す。
【0050】
【表1】
【0051】樹脂はDSMレジン社によって供給され
た。
た。
【0052】
【表2】
【0053】実施例10 粉体塗料の調製 粉体塗料配合物(下記を参照されたい)中での有機アル
ミニウム架橋剤又は有機混合アルミニウム/チタン架橋
剤の使用を以下の方法で証明した。
ミニウム架橋剤又は有機混合アルミニウム/チタン架橋
剤の使用を以下の方法で証明した。
【0054】ヒドロキシル−リッチのポリエステル樹
脂、例えばウララックP2115又はカルボキシル−リ
ッチのポリエステル樹脂、例えばウララックP2400
を、二酸化チタン顔料、流動調節剤及び本発明の架橋剤
と強力密閉式ミキサー(ヘンシェル)中で1800rp
mにおいて5分間混合した。この粉体を続いてバレル温
度105℃のバス−コ−ニーダーPR46押出機に供給
した。その押出物をディスク式ピンミル[ミニ−ケク
(Mini−Kek)]を用いて微粉砕し、そして篩に
掛けて最大粒径75マイクロメーターの粉体を得た。こ
の粉体を、次に、ボンデライト(Bonderite)
711なるアルミニウム板の上に厚さ約50マイクロメ
ーターまで電圧90kVにおいて静電吹き付けした。こ
れらのアルミニウム板を、次に、硬化を促進するために
オーブン中で200℃に10分間加熱した。硬化したコ
ーティングの耐溶剤性をMEK(メチルエチルケトン)
二重摩擦法を用いて測定した。コーティングが200回
の二重摩擦に耐えた場合、このコーティングの状態を、
1〜5の任意目盛で評価した。ここで、5がコーティン
グの外観に対して溶剤MEKの影響がないことを表す。
色についてはL、a及びbの値が測定され、また20゜
と60゜での光沢が評価された。結果を表3に示す。
脂、例えばウララックP2115又はカルボキシル−リ
ッチのポリエステル樹脂、例えばウララックP2400
を、二酸化チタン顔料、流動調節剤及び本発明の架橋剤
と強力密閉式ミキサー(ヘンシェル)中で1800rp
mにおいて5分間混合した。この粉体を続いてバレル温
度105℃のバス−コ−ニーダーPR46押出機に供給
した。その押出物をディスク式ピンミル[ミニ−ケク
(Mini−Kek)]を用いて微粉砕し、そして篩に
掛けて最大粒径75マイクロメーターの粉体を得た。こ
の粉体を、次に、ボンデライト(Bonderite)
711なるアルミニウム板の上に厚さ約50マイクロメ
ーターまで電圧90kVにおいて静電吹き付けした。こ
れらのアルミニウム板を、次に、硬化を促進するために
オーブン中で200℃に10分間加熱した。硬化したコ
ーティングの耐溶剤性をMEK(メチルエチルケトン)
二重摩擦法を用いて測定した。コーティングが200回
の二重摩擦に耐えた場合、このコーティングの状態を、
1〜5の任意目盛で評価した。ここで、5がコーティン
グの外観に対して溶剤MEKの影響がないことを表す。
色についてはL、a及びbの値が測定され、また20゜
と60゜での光沢が評価された。結果を表3に示す。
【0055】配合物 重量部 樹脂 578.3 二酸化チタン(チオクサイドR−TC4)375 架橋剤 44 流動調節剤(モダフロー3) 9.7
【0056】“モダフロー(Modaflow)”はモ
ンサント社(Monsanto)の商標である。
ンサント社(Monsanto)の商標である。
【0057】“チオクサイド(Tioxide)”はチ
オクサイド・ヨーロッパ社(Tioxide Euro
pe Limited)の商標である。
オクサイド・ヨーロッパ社(Tioxide Euro
pe Limited)の商標である。
【0058】
【表3】
【0059】N/A=得られず
Claims (14)
- 【請求項1】 ポリエステル樹脂をアルカノールアミン
のアルコキシアルミニウム錯体である有機金属化合物と
反応させる工程を含み、該アルコキシアルミニウム錯体
のアルカノールアミノ基対アルミニウム原子の比が0.
3:1〜16:1の範囲内にある、粉体塗料組成物の硬
化法。 - 【請求項2】 アルカノールアミン基対アルミニウム原
子の比が0.3:1〜3:1の範囲内にある請求項1に
記載の方法。 - 【請求項3】 ポリエステル樹脂をアルカノールアミン
の混合金属錯体である有機金属化合物と反応させる工程
を含み、該有機金属化合物が少なくとも1種のアルミニ
ウムアルコキシドと少なくとも1種のチタンアルコキシ
ドから誘導されたものであって、該有機金属化合物の、
アルカノールアミノ基のアルミニウム原子とチタン原子
との和に対する比が0.5:1〜4:1の範囲内にあ
り、かつそのアルミニウム対チタンの原子比が0.3:
1〜3:1である、粉体塗料組成物の硬化法。 - 【請求項4】 混合金属錯体が式ROH(式中、Rはア
ルキル基又は1つ以上のエーテル結合を含む基であり、
またRは炭素原子を8個まで含む)を有するアルコール
から誘導されたチタンテトラアルコキシドから製造され
たものである、請求項3に記載の方法。 - 【請求項5】 アルコキシアルミニウム錯体又はアルミ
ニウムアルコキシドが式ROH(式中、Rはアルキル基
又は1つ以上のエーテル結合を含む基であり、またRは
炭素原子を8個まで含む)のアルコールから誘導された
ものである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方
法。 - 【請求項6】 ポリエステル樹脂がテレフタル酸、イソ
フタル酸、フタル酸、トリメリット酸、ピロメリット
酸、ヘキサヒドロフタル酸、アジピン酸又はセバシン酸
を原料の一つとするポリエステルである、請求項1〜5
のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項7】 ポリエステル樹脂が1,2−エタンジオ
ール、1,2−プロパンジオール、トリメチロールプロ
パン、ネオペンチルグリコール、1,3−ブタンジオー
ル、1,4−ブタンジオール、ペンタエリトリトール、
グリセロール、トリス(ヒドロキシエチル)イソシアヌ
レート又はエトキシ化ビスフェノールAを原料の一つと
するポリエステルである、請求項1〜6のいずれか1項
に記載の方法。 - 【請求項8】 ポリエステルが20〜150mgKOH
/グラムのヒドロキシル価を有するヒドロキシル−リッ
チの樹脂である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の
方法。 - 【請求項9】 ポリエステル樹脂の酸価が0〜15mg
KOH/グラムの範囲内にある、請求項8に記載の方
法。 - 【請求項10】 ポリエステル樹脂が15〜100mg
KOH/グラムの酸価を有するカルボキシル−リッチの
樹脂である、請求項1〜7のいずれか1項に記載の方
法。 - 【請求項11】 ポリエステル樹脂のヒドロキシル価が
30mgKOH/グラム未満である、請求項10に記載
の方法。 - 【請求項12】 有機金属化合物が樹脂の重量基準で2
〜10重量パーセントの量で存在する、請求項1〜11
のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項13】 粉体塗料組成物を140〜220℃の
範囲内の温度で硬化させる工程をさらに含む請求項1〜
12のいずれか1項に記載の方法。 - 【請求項14】 粉体塗料組成物を静電吹付法又は摩擦
電気吹付法で表面に被覆する工程をさらに含む請求項1
〜13のいずれか1項に記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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