JPH0910508A - 食肉魚加工廃水処理剤と処理方法 - Google Patents
食肉魚加工廃水処理剤と処理方法Info
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- JPH0910508A JPH0910508A JP16098995A JP16098995A JPH0910508A JP H0910508 A JPH0910508 A JP H0910508A JP 16098995 A JP16098995 A JP 16098995A JP 16098995 A JP16098995 A JP 16098995A JP H0910508 A JPH0910508 A JP H0910508A
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- Japan
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- treatment agent
- fish processing
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- Separation Of Suspended Particles By Flocculating Agents (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 組成成分として、塩化第二鉄および/または
ポリ塩化第二鉄、並びに硫酸アルミニウムを含有し、粉
末の場合には活性炭と、ゼオライトおよび/またはフラ
イアッシュ、並びに高分子系イオン界面活性剤が配合さ
れ、液状の場合には、希硫酸および水が配合される食肉
魚加工廃水処理剤。 【効果】 血液や肉片、内臓等が含まれている廃水であ
っても、効率的に、簡便な清浄化処理が実現される。
ポリ塩化第二鉄、並びに硫酸アルミニウムを含有し、粉
末の場合には活性炭と、ゼオライトおよび/またはフラ
イアッシュ、並びに高分子系イオン界面活性剤が配合さ
れ、液状の場合には、希硫酸および水が配合される食肉
魚加工廃水処理剤。 【効果】 血液や肉片、内臓等が含まれている廃水であ
っても、効率的に、簡便な清浄化処理が実現される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、食肉魚加工廃水処理
剤とこれを用いた処理方法に関するものである。さらに
詳しくは、この発明は、血液等の混入する食肉魚加工廃
水を効率的に、かつ極めて簡便に処理することのでき
る、新しい食肉魚加工廃水処理剤とこれを用いた処理方
法に関するものである。
剤とこれを用いた処理方法に関するものである。さらに
詳しくは、この発明は、血液等の混入する食肉魚加工廃
水を効率的に、かつ極めて簡便に処理することのでき
る、新しい食肉魚加工廃水処理剤とこれを用いた処理方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術とその課題】食肉魚の加工工場から排出さ
れる廃液は、血液、内臓や、肉片と洗浄水等との混合廃
液であり、粘性を有し、強烈な腐敗臭を伴うものであ
る。成分は蛋白質、カルシウム、脂肪等からなり、これ
らの廃水の処理は従来極めて難しいのが実情であった。
れる廃液は、血液、内臓や、肉片と洗浄水等との混合廃
液であり、粘性を有し、強烈な腐敗臭を伴うものであ
る。成分は蛋白質、カルシウム、脂肪等からなり、これ
らの廃水の処理は従来極めて難しいのが実情であった。
【0003】たとえば従来より、このような食肉魚加工
廃水の処理に際しては、水と固形分とを分離し、洗浄水
と、固形廃棄物の分別を行うための凝集剤が添加使用さ
れてきている。これらの凝集剤としては、これまでにも
各種の成分からなるものが知られており、一般的には、
無機または有機のイオン性物質が用いられている。しか
しながら、これまでに知られている凝集剤の場合には、
その脱水凝集作用が必ずしも満足できるものではなく、
脱臭性も低く、凝集速度が遅く、水分と固形分との分離
が十分でないという欠点があった。また、従来の凝集剤
の場合には、水分と分離した固形分が再度水と接触する
とコロイド状に分散してしまい、凝集状態が破壊される
という問題があった。
廃水の処理に際しては、水と固形分とを分離し、洗浄水
と、固形廃棄物の分別を行うための凝集剤が添加使用さ
れてきている。これらの凝集剤としては、これまでにも
各種の成分からなるものが知られており、一般的には、
無機または有機のイオン性物質が用いられている。しか
しながら、これまでに知られている凝集剤の場合には、
その脱水凝集作用が必ずしも満足できるものではなく、
脱臭性も低く、凝集速度が遅く、水分と固形分との分離
が十分でないという欠点があった。また、従来の凝集剤
の場合には、水分と分離した固形分が再度水と接触する
とコロイド状に分散してしまい、凝集状態が破壊される
という問題があった。
【0004】さらに、従来の食肉魚加工廃水の処理作業
では、想像を超える悪臭の中で、何工程もの薬剤処理を
重ね、何槽もの曝気槽において処理する必要がある等の
作業上の問題があった。そこで、このような従来の欠点
を解消するものとして、凝集分離効果が顕著であり、脱
臭性が高く、食肉魚加工廃水に有用な処理剤と処理方法
の実現が望まれていた。
では、想像を超える悪臭の中で、何工程もの薬剤処理を
重ね、何槽もの曝気槽において処理する必要がある等の
作業上の問題があった。そこで、このような従来の欠点
を解消するものとして、凝集分離効果が顕著であり、脱
臭性が高く、食肉魚加工廃水に有用な処理剤と処理方法
の実現が望まれていた。
【0005】この発明は、以上通りの事情を鑑みてなさ
れたものであり、上記の通りの凝集分離作用、脱臭作用
に優れ、さらに処理工程を削減することが可能な、新し
い食肉魚加工廃水処理剤と処理方法を提供することを目
的としている。
れたものであり、上記の通りの凝集分離作用、脱臭作用
に優れ、さらに処理工程を削減することが可能な、新し
い食肉魚加工廃水処理剤と処理方法を提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するものとして、組成成分として、塩化第二鉄お
よび/またはポリ塩化第二鉄、並びに硫酸アルミニウム
を含有する廃水処理剤であって、活性炭とともに、ゼオ
ライトまたはフライアッシュと、高分子系イオン界面活
性剤とが配合されていることを特徴とする粉末状食肉魚
加工廃水粉末処理剤を提供する。
を解決するものとして、組成成分として、塩化第二鉄お
よび/またはポリ塩化第二鉄、並びに硫酸アルミニウム
を含有する廃水処理剤であって、活性炭とともに、ゼオ
ライトまたはフライアッシュと、高分子系イオン界面活
性剤とが配合されていることを特徴とする粉末状食肉魚
加工廃水粉末処理剤を提供する。
【0007】また、この発明は、組成成分として、塩化
第二鉄および/またはポリ塩化第二鉄、並びに硫酸アル
ミニウムを含有する廃水処理剤であって、水および希硫
酸とが配合されていることを特徴とする液状食肉加工廃
水処理剤をも提供する。
第二鉄および/またはポリ塩化第二鉄、並びに硫酸アル
ミニウムを含有する廃水処理剤であって、水および希硫
酸とが配合されていることを特徴とする液状食肉加工廃
水処理剤をも提供する。
【0008】
【作用】この発明は、上記の組成の処理剤とすることに
より、より早い凝集性とより効率的な水分と固形分の分
離、さらに高い脱臭性を実現する。しかも、無機物、有
機物に関係なく、敏速に凝集分離が可能であり、分離さ
れた固形分は、再度水分と接触しても容易には再分散し
ない。つまり優れた固定作用が実現される。また、CO
D、BOD等の除去能力を有する。
より、より早い凝集性とより効率的な水分と固形分の分
離、さらに高い脱臭性を実現する。しかも、無機物、有
機物に関係なく、敏速に凝集分離が可能であり、分離さ
れた固形分は、再度水分と接触しても容易には再分散し
ない。つまり優れた固定作用が実現される。また、CO
D、BOD等の除去能力を有する。
【0009】さらに、PHが中性に調整されているた
め、後処理を必要とせず、連続的な処理作業が可能であ
る。つまり、一工程で処理を完了し、そのまま排水する
ことも可能である。個々の成分とその作用については以
下の通り詳述される。塩化第二鉄、ポリ塩化第二鉄 水和反応により凝集、沈降、疎水(脱水)性のある鉄イ
オン、そしてその複合イオンが生成される。
め、後処理を必要とせず、連続的な処理作業が可能であ
る。つまり、一工程で処理を完了し、そのまま排水する
ことも可能である。個々の成分とその作用については以
下の通り詳述される。塩化第二鉄、ポリ塩化第二鉄 水和反応により凝集、沈降、疎水(脱水)性のある鉄イ
オン、そしてその複合イオンが生成される。
【0010】特に沈降性を早め、重金属、ヘキサン等の
有機物の除去、CODやBODの低下、脱臭効果等に大
変重要な反応を促進する。粉末状処理剤の場合には、そ
の配合割合としては、5〜25重量%程度とすることが
好ましい。また、液状の処理剤の場合には5〜20重量
%とするのが好ましい。
有機物の除去、CODやBODの低下、脱臭効果等に大
変重要な反応を促進する。粉末状処理剤の場合には、そ
の配合割合としては、5〜25重量%程度とすることが
好ましい。また、液状の処理剤の場合には5〜20重量
%とするのが好ましい。
【0011】なお、ポリ塩化第二鉄は、塩化第二鉄の縮
合物として考慮される。硫酸アルミニウム 水和反応により多価陰イオンが生成され、同時に生成さ
れるアルミニウムイオンとの縮合反応により、活性多核
体が形成される。塩化アルミニウムまたはその縮合物と
してのポリ塩化アルミニウムを共存させてもよい。これ
らの硫酸アルミニウム、さらに加えて塩化アルミニウム
等が各段階の重合度を有する塩基性多各イオン(ポリマ
ー)を形成し、水酸基を持つアルミニウムの多核イオン
の二量体、三量体イオン型の存在によって、凝集効果に
大変重要な働きをする。
合物として考慮される。硫酸アルミニウム 水和反応により多価陰イオンが生成され、同時に生成さ
れるアルミニウムイオンとの縮合反応により、活性多核
体が形成される。塩化アルミニウムまたはその縮合物と
してのポリ塩化アルミニウムを共存させてもよい。これ
らの硫酸アルミニウム、さらに加えて塩化アルミニウム
等が各段階の重合度を有する塩基性多各イオン(ポリマ
ー)を形成し、水酸基を持つアルミニウムの多核イオン
の二量体、三量体イオン型の存在によって、凝集効果に
大変重要な働きをする。
【0012】硫酸アルミニウムは、粉末状処理剤の場合
には、10〜50重量%、液状処理剤の場合にも同程度
の割合において配合するのが好ましい。(ポリ)塩化ア
ルミニウムを共存させる場合には、2〜10重量%の配
合量とするのが好ましい。活性炭 陰イオン活性の助力と臭素物質、脂肪酸水溶物、色素物
質、重金属等の吸着、沈降能力を有しており、その働き
によって水の清澄度が高められる。
には、10〜50重量%、液状処理剤の場合にも同程度
の割合において配合するのが好ましい。(ポリ)塩化ア
ルミニウムを共存させる場合には、2〜10重量%の配
合量とするのが好ましい。活性炭 陰イオン活性の助力と臭素物質、脂肪酸水溶物、色素物
質、重金属等の吸着、沈降能力を有しており、その働き
によって水の清澄度が高められる。
【0013】この活性炭は、粉末状処理剤に2〜8重量
%の割合で配合される。ゼオライト,フライアッシュ ゼオライトイオン交換剤は、水和反応によりアルカリ金
属塩となり、水分子の極に付着して触媒作用するととも
に、陽イオンに対して高い交換能力を有する。また、酸
性イオン、アルカリイオン等の弊害を防止するととも
に、処理水の清澄度を高める働きをする。フライアッシ
ュもほぼ同様である。
%の割合で配合される。ゼオライト,フライアッシュ ゼオライトイオン交換剤は、水和反応によりアルカリ金
属塩となり、水分子の極に付着して触媒作用するととも
に、陽イオンに対して高い交換能力を有する。また、酸
性イオン、アルカリイオン等の弊害を防止するととも
に、処理水の清澄度を高める働きをする。フライアッシ
ュもほぼ同様である。
【0014】ゼオライトとフライアッシュは、粉末状処
理剤、さらには必要に応じて液状処理剤に配合されるも
のであって、その割合は、好ましくは15〜20重量%
である。高分子系イオン界面活性剤 一方、高分子系イオン界面活性剤は、その交換能力は処
理水のPHによってアニオン、カチオンいずれにも解離
し、アルカリ側ではアニオン、酸性側ではカチオン、中
性では非イオンとして三種が各段階において強い働きを
する。大きなフロックが形成されるとともに、色素分散
作用に対しても効力を発揮する。
理剤、さらには必要に応じて液状処理剤に配合されるも
のであって、その割合は、好ましくは15〜20重量%
である。高分子系イオン界面活性剤 一方、高分子系イオン界面活性剤は、その交換能力は処
理水のPHによってアニオン、カチオンいずれにも解離
し、アルカリ側ではアニオン、酸性側ではカチオン、中
性では非イオンとして三種が各段階において強い働きを
する。大きなフロックが形成されるとともに、色素分散
作用に対しても効力を発揮する。
【0015】なお、同時に投入される他の薬剤との相乗
効果によって、その凝集力、処理水の清澄度を高めるた
めに効果的に働く。高分子系イオン界面活性剤として
は、好ましくは、この発明では、アクリル酸エステル
系、メタクリル酸エステル系、あるいはアクリル酸アミ
ド系のものが単独もしくは複数で用いられる。
効果によって、その凝集力、処理水の清澄度を高めるた
めに効果的に働く。高分子系イオン界面活性剤として
は、好ましくは、この発明では、アクリル酸エステル
系、メタクリル酸エステル系、あるいはアクリル酸アミ
ド系のものが単独もしくは複数で用いられる。
【0016】粉末状処理剤への配合割合は、通常は10
〜20重量%とする。液状処理剤に配合してもよい。希硫酸 処理剤が液状のものについては、希硫酸が配合される。
このものは、処理剤の安定化を用るとともに、イオン核
形成を活性化し、廃水への添加に際して、直ちに処理活
性が働くようにしている。その配合量は、一般的には5
〜10%である。なお、液状処理剤には水が配合される
ことになる。
〜20重量%とする。液状処理剤に配合してもよい。希硫酸 処理剤が液状のものについては、希硫酸が配合される。
このものは、処理剤の安定化を用るとともに、イオン核
形成を活性化し、廃水への添加に際して、直ちに処理活
性が働くようにしている。その配合量は、一般的には5
〜10%である。なお、液状処理剤には水が配合される
ことになる。
【0017】以上の各成分に加え、この発明では、以下
のものも適宜に添加配合される。粉末状あるいは液状の
いずれのものにもその添加が考慮される。炭酸ナトリウム 無機薬剤の加水分解によって液性は酸性側に傾くが、こ
れを中性にするPH調整の働きを担っている。また、そ
のアルカリ塩が良好なフロックと凝集作用を得ることに
よって、助力核剤としての働きをする。超微粒子酸化アルミニウム 水和反応により正電荷に対して非常に強く帯電し、微細
フロック粒子を余すことなく完全にその極を破壊し中和
する。
のものも適宜に添加配合される。粉末状あるいは液状の
いずれのものにもその添加が考慮される。炭酸ナトリウム 無機薬剤の加水分解によって液性は酸性側に傾くが、こ
れを中性にするPH調整の働きを担っている。また、そ
のアルカリ塩が良好なフロックと凝集作用を得ることに
よって、助力核剤としての働きをする。超微粒子酸化アルミニウム 水和反応により正電荷に対して非常に強く帯電し、微細
フロック粒子を余すことなく完全にその極を破壊し中和
する。
【0018】この発明の処理剤には以上のように粉体と
液体の2種類があるが、処理目的または経済性によって
いずれかの処理剤を選択する。製造工程および作業性等
の面から考慮すると液体処理剤の使用頻度が高くなると
も考えられる。また、この発明の処理剤を用いた廃水処
理作業の工程について説明すると、まず、廃水原液槽か
ら廃水を処理槽に移し、処理剤を投入する。次に、混合
攪拌したのち、沈降した固形物を分離脱水する。処理水
は濾過され、水質検査に合格すると放流される。
液体の2種類があるが、処理目的または経済性によって
いずれかの処理剤を選択する。製造工程および作業性等
の面から考慮すると液体処理剤の使用頻度が高くなると
も考えられる。また、この発明の処理剤を用いた廃水処
理作業の工程について説明すると、まず、廃水原液槽か
ら廃水を処理槽に移し、処理剤を投入する。次に、混合
攪拌したのち、沈降した固形物を分離脱水する。処理水
は濾過され、水質検査に合格すると放流される。
【0019】より詳しくは、たとえば図1あるいは図2
に例示した処理装置により処理することができる。図1
の装置では、廃水は、原水ピット(1)から混合攪拌処
理タンク(2)に移され、ここで、処理剤タンク(3)
から定量供給装置(4)を介して投入された処理剤と混
合攪拌される。次いで、分離脱水タンク(5)および貯
溜タンク(6)を介して、被処理水はたとえばセラミッ
クフィルターを備えた吸着分離装置(7)に導かれ、最
終的に放水(8)されることになる。装置システム全体
の操作は、操作制御装置(9)によりコントロールする
ことができる。
に例示した処理装置により処理することができる。図1
の装置では、廃水は、原水ピット(1)から混合攪拌処
理タンク(2)に移され、ここで、処理剤タンク(3)
から定量供給装置(4)を介して投入された処理剤と混
合攪拌される。次いで、分離脱水タンク(5)および貯
溜タンク(6)を介して、被処理水はたとえばセラミッ
クフィルターを備えた吸着分離装置(7)に導かれ、最
終的に放水(8)されることになる。装置システム全体
の操作は、操作制御装置(9)によりコントロールする
ことができる。
【0020】この図1から明らかなように、この発明で
は、曝気槽を全く必要としていないことがわかる。ま
た、図2は、車輌上に載置して移動自在とした処理装置
の例を示している。図1の場合とほぼ同様であるが、ホ
ースドラム(11)のホースにより導かれた食肉魚加工
廃水は、反応部(12)に移され、ここで処理剤注入部
(13)から注入された処理剤と混合攪拌される。次い
で、たとえば、汚泥移送ポンプ(14)、液体バッグフ
ィルター(15)を介して濾過装置(16)で処理さ
れ、最終的に放水(17)されることになる。
は、曝気槽を全く必要としていないことがわかる。ま
た、図2は、車輌上に載置して移動自在とした処理装置
の例を示している。図1の場合とほぼ同様であるが、ホ
ースドラム(11)のホースにより導かれた食肉魚加工
廃水は、反応部(12)に移され、ここで処理剤注入部
(13)から注入された処理剤と混合攪拌される。次い
で、たとえば、汚泥移送ポンプ(14)、液体バッグフ
ィルター(15)を介して濾過装置(16)で処理さ
れ、最終的に放水(17)されることになる。
【0021】この例でも、従来の処理の場合のような曝
気槽は用いられていない。たとえば、このような処理装
置によって、この発明は、極めて効果的に、簡便に処理
を実施することができる。その作用効果は、極めて顕著
である。
気槽は用いられていない。たとえば、このような処理装
置によって、この発明は、極めて効果的に、簡便に処理
を実施することができる。その作用効果は、極めて顕著
である。
【0022】
【実施例】図2の装置により、屠殺場からの食肉加工廃
水を処理した。廃水には、血液はもとより、内臓と肉
片、そして洗浄水が含まれ、強い悪臭と、血液等による
粘りの強い、不快感をもたらすものであった。BOD
は、3,000であった。図2の装置では、汚水処理量
は0.75m3 /回で、反応部(12)は、攪拌手段を
備えた容量1.4m3 /回のものとした。
水を処理した。廃水には、血液はもとより、内臓と肉
片、そして洗浄水が含まれ、強い悪臭と、血液等による
粘りの強い、不快感をもたらすものであった。BOD
は、3,000であった。図2の装置では、汚水処理量
は0.75m3 /回で、反応部(12)は、攪拌手段を
備えた容量1.4m3 /回のものとした。
【0023】処理剤としては、 (ポリ)塩化第二鉄 15% 硫酸アルミニウム 40% 希硫酸 10% 水 30% 炭酸ナトリウム 3% 超微粒子硬化アルミニウム 2% からなる液状処理剤を用いた。
【0024】セラミックフィルターを備えた濾過装置
(16)からの放水は極めて清浄であって、無色の水
で、COD、およびBODともに1〜2であった。ま
た、処理剤を、 (ポリ)塩化第二鉄 20% 硫酸アルミニウム 40% 活性炭 2% ゼオライト 10% フライアッシュ 10% アクリルアミドポリマーイオン界面活性剤 3% アクリル酸エステルポリマーイオン界面活性剤 2% 炭酸ナトリウム 10% (ポリ)塩化アルミニウム 3% の粉末に代えて処理し、同様に極めて清浄な放水を得
た。
(16)からの放水は極めて清浄であって、無色の水
で、COD、およびBODともに1〜2であった。ま
た、処理剤を、 (ポリ)塩化第二鉄 20% 硫酸アルミニウム 40% 活性炭 2% ゼオライト 10% フライアッシュ 10% アクリルアミドポリマーイオン界面活性剤 3% アクリル酸エステルポリマーイオン界面活性剤 2% 炭酸ナトリウム 10% (ポリ)塩化アルミニウム 3% の粉末に代えて処理し、同様に極めて清浄な放水を得
た。
【0025】いずれの場合も、放水までの単位体積の処
理時間は、従来の場合の1/20〜1/50であった。
理時間は、従来の場合の1/20〜1/50であった。
【0026】
【発明の効果】この発明により、以上詳しく説明したと
おり、血液や、内臓、肉片が含まれる食肉魚加工廃水で
あっても、より早い凝集性とより効率的な水分と固形分
の分離、さらに高い脱臭性を実現する。しかも、無機
物、有機物に関係なく、敏速に凝集分離が可能であり、
分離された固形分は、再度水分と接触しても容易には再
分散しない。つまり優れた固定作用が実現される。ま
た、COD、BOD等の除去能力を有する。
おり、血液や、内臓、肉片が含まれる食肉魚加工廃水で
あっても、より早い凝集性とより効率的な水分と固形分
の分離、さらに高い脱臭性を実現する。しかも、無機
物、有機物に関係なく、敏速に凝集分離が可能であり、
分離された固形分は、再度水分と接触しても容易には再
分散しない。つまり優れた固定作用が実現される。ま
た、COD、BOD等の除去能力を有する。
【0027】また、PHが中性に調整されているため、
後処理を必要とせず、連続的な処理作業が可能である。
このため、一工程で処理完了し、そのまま排水すること
も可能である。さらに、この発明の処理剤は、塗料(水
性)廃水、洗濯(ダスキン)廃水、食品加工廃水、電気
メッキ廃水等の処理にも利用できる。
後処理を必要とせず、連続的な処理作業が可能である。
このため、一工程で処理完了し、そのまま排水すること
も可能である。さらに、この発明の処理剤は、塗料(水
性)廃水、洗濯(ダスキン)廃水、食品加工廃水、電気
メッキ廃水等の処理にも利用できる。
【図1】この発明の処理のための装置を例示した構成図
である。
である。
【図2】別の装置例を示した構成図である。
1 原水ピット 2 混合攪拌処理タンク 3 処理剤タンク 4 安定供給装置 5 分離脱水タンク 6 貯溜タンク 7 吸着分離装置 8 放水 11 ホースドラム 12 反応部 13 処理剤注入部 14 汚泥移送ポンプ 15 バッグフィルター 16 濾過装置
Claims (9)
- 【請求項1】 組成成分として、塩化第二鉄および/ま
たはポリ塩化第二鉄、並びに硫酸アルミニウムを含有す
る廃水処理剤であって、活性炭とともに、ゼオライトま
たはフライアッシュと、高分子系イオン界面活性剤とが
配合されていることを特徴とする粉末状食肉魚加工廃水
処理剤。 - 【請求項2】 重量百分率で、塩化第二鉄および/また
はポリ塩化第二鉄5〜25%、硫酸アルミニウム10〜
50%、活性炭2〜8%、ゼオライトまたはフライアッ
シュ15〜20%が配合されている請求項1の処理剤。 - 【請求項3】 高分子系イオン界面活性剤は、アクリル
酸エステル系、メタクリル酸エステル系およびアクリル
酸アミド系イオン界面活性剤のうちの少くとも1種であ
る請求項1または2の処理剤。 - 【請求項4】 組成成分として、塩化第二鉄および/ま
たはポリ塩化第二鉄、並びに硫酸アルミニウムを含有す
る廃水処理剤であって、水および希硫酸とが配合されて
いることを特徴とする液状食肉魚加工廃水処理剤。 - 【請求項5】 重量百分率で、塩化第二鉄および/また
はポリ塩化第二鉄5〜20%、硫酸アルミニウム10〜
50%、希硫酸5〜10%が配合されている請求項4の
処理剤。 - 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれかの廃水処理
剤を食肉魚加工廃水に添加して処理することを特徴とす
る食肉魚加工廃水の処理方法。 - 【請求項7】 曝気槽を必要とすることなく、食肉魚加
工廃水を処理する請求項6の食肉魚加工廃水の処理方
法。 - 【請求項8】 処理剤注入部と反応部並びに濾過部とを
備えた処理装置における食肉魚加工廃水の処理方法であ
って、食肉魚加工廃水には処理剤注入部で請求項1ない
し5のいずれかの廃水処理剤を添加注入し、反応部にお
いて攪拌し、濾過部へ移送して凝集物を分離することを
特徴とする食肉魚加工廃水の処理方法。 - 【請求項9】 処理装置が車輌上に載置されて移動自在
とされている請求項8の処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16098995A JP2931775B2 (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | 食肉魚加工廃水処理剤と処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16098995A JP2931775B2 (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | 食肉魚加工廃水処理剤と処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0910508A true JPH0910508A (ja) | 1997-01-14 |
| JP2931775B2 JP2931775B2 (ja) | 1999-08-09 |
Family
ID=15726464
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16098995A Expired - Lifetime JP2931775B2 (ja) | 1995-06-27 | 1995-06-27 | 食肉魚加工廃水処理剤と処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2931775B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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