JPH09105345A - 内燃機関の空燃比制御装置 - Google Patents

内燃機関の空燃比制御装置

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JPH09105345A
JPH09105345A JP7261637A JP26163795A JPH09105345A JP H09105345 A JPH09105345 A JP H09105345A JP 7261637 A JP7261637 A JP 7261637A JP 26163795 A JP26163795 A JP 26163795A JP H09105345 A JPH09105345 A JP H09105345A
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lean
cylinder
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JP7261637A
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English (en)
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幸大 ▲よし▼沢
Yukihiro Yoshizawa
Tsutomu Nakada
勉 中田
Keiji Okada
圭司 岡田
Koji Hiratani
康治 平谷
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Nissan Motor Co Ltd
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  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】三元触媒の暖機中はリッチ気筒にのみ排気還流
を行って、気筒間の平均有効圧をバランスさせることに
より、構造の複雑化や暖機後の空燃比のバラツキを発生
することなく、暖機中の機関振動の抑制を図る。 【解決手段】機関の始動後暖機中は一部気筒の空燃比を
リッチ、他の気筒の空燃比をリーンとなるように燃料供
給量を制御する手段53と、このリッチ・リーン制御時
にリッチ気筒にのみ排気を循環させる手段54と、暖機
後は全部の気筒に排気を循環させる手段52を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内燃機関の空燃比制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】内燃機関の排気系に設置した三元触媒を
機関始動後できるだけ早期に活性化するために、暖機
中、一部の気筒の空燃比をリッチ、他の気筒の空燃比を
リーンに制御することが知られている(実開平3−10
2038号公報)。
【0003】機関始動直後は排気温度も低く、三元触媒
が活性状態になるまでの相当の時間を必要とする。この
場合、三元触媒での酸化反応を促進してやると酸化に伴
う発熱により三元触媒の温度が上昇し、活性化が促進さ
れる。
【0004】そこで、一部の気筒の空燃比をリッチ、他
の気筒の空燃比をリーンに制御することにより、三元触
媒に流入する排気空燃比を周期的にリッチ、リーンに変
化させ、三元触媒での酸化雰囲気を形成し、その早期活
性化を図っている。
【0005】ところで、このように気筒間で異なった空
燃比に制御すると、リッチ気筒に比較してリーン気筒で
の筒内圧力が相対的に低くなり、気筒間の出力トルク段
差により、暖機中の機関振動が大きくなる。
【0006】そこで、上記した公報に記載された発明で
は、吸気系を2系統に分割し、リッチ気筒よりもリーン
気筒の吸入空気量を相対的に増量し、気筒間の平均有効
圧に差が無いようにバランスさせ、トルク変動に伴う機
関振動を抑制している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように吸
気系統を2系統に分割し、それぞれに吸気絞弁を設け、
また空燃比のフィードバック制御系統も2系統にしてい
るため、その分、構造が複雑となり、また、三元触媒の
活性化した後は気筒間の空燃比をリッチ、リーンから、
共に三元触媒の要求空燃比である理論空燃比の近傍に制
御するのであるが、フィートバック制御系が2系統存在
することから空燃比のバラツキが発生しやすく、排気エ
ミッションが悪化するという問題があった。
【0008】本発明は、三元触媒の暖機中はリッチ気筒
にのみ排気還流を行って、気筒間の平均有効圧をバラン
スさせ、暖機後は全気筒に同一的に排気還流することに
より、構造の複雑化や暖機後の空燃比のバラツキを発生
することなく、暖機中の機関振動の抑制を図ることを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、図13に
示すように、排気系に触媒を備えた内燃機関において、
機関の運転状態を検出する手段51と、排気の一部を吸
気系に循環させる手段52と、機関の始動後暖機中は一
部気筒の空燃比をリッチ、他の気筒の空燃比をリーンと
なるように燃料供給量を制御する手段53と、このリッ
チ・リーン制御時にはリッチ気筒にのみ排気を循環させ
る手段54とを備える。
【0010】第2の発明は、第1の発明において、リッ
チ・リーン制御時にリッチ気筒から排出される排気をリ
ッチ気筒に循環させるようにした。
【0011】第3の発明は、第1または第2の発明にお
いて、各気筒の平均有効圧を検出する手段55を備え、
リッチ・リーン制御時にリッチ気筒とリーン気筒の平均
有効圧が一致するようにリッチ気筒の排気循環量を制御
する。
【0012】第4の発明は、第3の発明において、平均
有効圧の検出手段は、機関吸入空気量、回転数、空燃
比、及び排気循環量から平均有効圧を算出する。
【0013】第5の発明は、第3の発明において、燃料
供給量制御手段は、リーン気筒の空燃比をリーン安定限
界となるように制御する。
【0014】
【作用】第1の発明において、機関暖機中に空燃比がリ
ッチ・リーン制御されると、リッチ気筒に排気が循環さ
れる。
【0015】リーン気筒に比べてリッチ気筒のトルクが
大きく、そのままでは気筒間でトルク差が発生し、機関
振動を誘発する原因となるが、このようにリッチ気筒に
だけ排気循環されると、リッチ気筒のトルクが低下し、
気筒間のトルク変動が抑制される。この場合、排気循環
率の変化に対するエンジン安定度の悪化率は低く、排気
循環率に多少の誤差があっても、安定度に及ぼす影響は
少なく、また安定性が良いことからリーン気筒の空燃比
をリーン限界付近に維持することも可能となり、これに
より酸化雰囲気を高め、三元触媒の酸化反応を促進し、
早期の活性化が図れる。
【0016】機関の暖機が終了すれば、全気筒に対して
均一的に燃料が供給され、同一の空燃比に制御され、ま
た排気の循環量も均一に制御される。
【0017】このようにして、機関暖機中の空燃比リッ
チ・リーン制御時に限り、リッチ気筒にのみ排気循環さ
せることで、気筒間の発生トルクをバランスさせ、機関
の振動を抑制することができ、また、気筒間の吸入空気
量を相違させるのに比較して、排気循環を一部の気筒に
ついてのみ行う方が構成も簡単で、かつ暖機後に全気筒
について空燃比をフィードバック制御するにしても、制
御系統が一つのため空燃比の制御制度が良好で、かつ構
造の複雑化も回避できる。
【0018】第2の発明では、リッチ・リーン制御時
に、リッチ気筒から出た排気をリッチ気筒に循環させる
ので、排気循環気筒についてはリーン気筒の空燃比の影
響を無くし、排気循環率にのみ依存して平均有効圧を制
御でき、リーン気筒とリッチ気筒の平均有効圧のバラツ
キを防止できる。
【0019】第3の発明では、リッチ・リーン制御時に
各気筒の平均有効圧を検出しながら、リッチ気筒とリー
ン気筒の平均有効圧が一致するようにリッチ気筒の排気
循環量を制御するので、気筒間のトルク偏差を確実に解
消し、機関振動を効果的に低減できる。
【0020】第4の発明では、平均有効圧を、機関吸入
空気量、回転数、空燃比、及び排気循環量から算出する
ので、特別な気筒内圧力検出手段等が不要となり、構成
の簡略化が図れる。
【0021】第5の発明では、リーン気筒の空燃比をリ
ーン安定限界となるように制御するので、それだけ三元
触媒にとって良好な酸化雰囲気が形成でき、三元触媒の
早期活性化が促進される。
【0022】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態を示す
もので、内燃機関11の吸気通路19には、エアフロー
メータ12の下流に位置して吸気絞弁20が設けられ、
各気筒(4気筒)の吸気ポートに設置した燃料噴射イン
ジェクタ17から、吸気絞弁20の開度に応じて制御さ
れる吸入空気量に応じて燃料が噴射される。
【0023】この燃料噴射量はコントローラ14からの
信号により制御され、このためコントローラ14には、
前記エアフローメータ12からの吸入空気量信号、クラ
ンク角度センサ13から回転数信号が入力され、さら
に、排気通路21に設置した空燃比センサ23からの信
号が入力し、これらに基づいて運転状態に応じてそれぞ
れ後述する目標空燃比となるように、各燃料噴射インジ
ェクタ17から噴射される燃料量を制御する。
【0024】排気通路21から分岐して排気の一部を吸
気通路19に循環する排気循環通路18が形成され、こ
の排気循環通路18には排気循環量を制御する排気循環
量制御弁15が介装される。また、排気循環量制御弁1
5の下流において、排気循環通路18から分岐して第1
気筒の吸気ブランチ19aに接続する分岐通路18aが
設けられ、この分岐点には通路切換用の三方切換弁16
が介装される。
【0025】コントローラ14は後述するように、運転
条件に応じてこれら排気循環量制御弁15の開度と、三
方切換弁16の通路切換を制御する。
【0026】また、排気循環通路18の分岐点よりも下
流に位置して、排気通路21には三元触媒22が設けら
れ、排気中のHC,COの酸化と、NOxの還元を行
い、排気を浄化する。
【0027】コントローラ14は、機関の暖機中は、各
気筒の燃料噴射インジェクタ17に対する燃料の噴射量
を気筒間で異なるように制御し、この例では、第1気筒
の空燃比がリッチ、それ以外の第2〜第4気筒の空燃比
がリーンとなるようにし、これにより排気空燃比を酸化
雰囲気に維持して三元触媒22での酸化反応を促進し、
三元触媒22の早期暖機化を図る。これに対して暖機後
は各気筒に対する燃料の噴射量を同一とし、かつ三元触
媒22の要求空燃比、つまり理論空燃比となるように、
空燃比センサ23の出力に基づいて燃料噴射量をフィー
ドバック制御する。
【0028】また、これと同時にコントローラ14は、
暖機中の空燃比リッチ・リーン制御時には、排気循環量
制御弁15の開度を後述する排気循環率(EGR率)と
なるように制御すると共に、三方切換弁16を切換えて
排気循環通路18から分岐通路18aに排気を導き、空
燃比がリッチに制御されている第1気筒にのみ排気を循
環させるように制御し、リッチ気筒とリーン気筒との間
の発生トルクを均等にして機関振動を抑制する。
【0029】また暖機が終了した後は、三方切換弁16
を切換えて吸気絞弁20の下流側の吸気通路19に排気
を導入し、第1〜第4気筒に均一に排気循環させる。
【0030】図2はこれらの空燃比のリッチ・リーンと
排気循環の制御動作を示すフローチャートで、これに基
づいて詳細に説明する。
【0031】まず、ステップ11で吸入空気量Q、エン
ジン回転数Nを検出し、これらに基づいて基本燃料噴射
量TPを、TP=k*Q/Nとして算出する(ステップ
12)。次いで、TPとNから各気筒の基本有効圧Pi
を、図3のマップを参照して読み取る。ただし、このP
iについては、各気筒に直接的に圧力センサを取付け、
それぞれ基本有効圧を検出するようにしてもよい。
【0032】ステップ14では機関の安定度を求めるた
め、エンジン回転数Nの50サイクルの統計処理によ
り、回転変動率dNを、dN=Σ(Ni−Nave)/
iとして算出する(ただし、i:50サイクル、Nav
e:50サイクルの平均値)。
【0033】ステップ15から17において、リーン気
筒の燃料噴射量TPLを、リーン気筒の空燃比をリーン
ベストとなるように演算する(なお、このTPLは、基
本噴射量TPよりも所定値だけ小さく、所定のリーン空
燃比(リーンベスト)となるように予め設定される)。
このため、回転変動率dNを所定のリーン安定限界の判
断値A、Bと比較する。もし、dN>Bならば、安定度
が悪いため、ステップ16でTPL=TPL+Δtpと
して燃料噴射量を増やし、これに対して、dN<Aなら
ば、安定限界よりも安定度が良いので、ステップ17で
TPL=TPL−Δtpとして燃料噴射量を減らす。な
お、例えば、判断値A=10rpm、B=20rpm、
Δtp=0.1msと設定される。
【0034】これに対して、A≦dN≦Bのときは、リ
ーン空燃比が安定限界内に収まっているものとして、ス
テップ18に進み、リーン気筒のリーン量AbyFL
を、AbyFL=14×(TP−TPL)/TPとして
算出する。
【0035】そして、ステップ19において、図4に示
すようなマップから、AbyFLに基づいて平均有効圧
Piの低下率ΔPiをルックアップし、この低下率ΔP
iにより、平均有効圧の低下代dPiを、dPi=Pi
×ΔPiとして算出する。次にステップ20ではリッチ
気筒の燃料噴射量TPRを、TPR=TP×K1として
算出し、所定のリッチ空燃比となるようにする。
【0036】そしてステップ21では、前記した平均有
効圧の低下代dPiから、図5に示すマップにしたがっ
て、リッチ気筒のEGR(排気循環)率をルックアップ
する。このEGR率により、リッチ気筒の平均有効圧
と、リーン気筒の平均有効圧とが一致するように制御さ
れる。
【0037】このような制御動作に基づいての作用を説
明する。図6に、空燃比をリーン側に変化させたとき
の、酸素(O2)濃度、安定度、平均有効圧の関係を示
す。
【0038】機関始動後に三元触媒22を早期に活性さ
せるには、触媒での反応が進むようにリーン気筒から排
出される排気中のO2濃度は高いほど良く、そのために
はリーン気筒の空燃比はできるだけリーンに設定するこ
とが好ましい。しかし、空燃比をリーンにすると、その
気筒の安定度が悪化するので、空燃比を安定限界に維持
しうる最もリーンな空燃比(リーンベスト)となるよう
に制御する。
【0039】ところで、このように空燃比をリーンベス
トに設定すると、平均有効圧Piも低下し、リッチ気筒
との間にPiの差が出て、気筒間の出力トルクのバラン
スが失われ、機関振動が増大する。
【0040】このトルク段差を解消する方法として、図
7にも示すように、気筒間の点火時期ADVを相違さ
せ、リッチ気筒の点火時期を遅角させることが考えられ
るが、リッチ気筒のPiをリーン気筒のPiと一致させ
るには、相当遅角させる必要がある。また、この遅角限
界付近ではADVのわずかな変化に対する安定度の感度
が大きい(悪化率が高い)ため、ADVのバラツキによ
り、安定度も大きな悪影響を受ける。
【0041】これに対して、リッチ気筒に排気循環(E
GR)し、このときのEGR率を変化させることによ
り、平均有効圧Piを制御する場合、図8にも示すよう
に、EGR率の増加に対する安定度が低下する割合は、
ADVほどは大きくないため、EGR率の誤差による安
定度のバラツキは小さい。
【0042】そこで、図9、図10にも示すように、空
燃比をリーンにすることより低下するPiに対応させる
べく、空燃比のリーン量AbyFL(ΔA/F)から算
出したPiの低下代(ΔPi)に見合うように、リッチ
気筒のEGR率を決定することより、リッチ気筒とリー
ン気筒のPiを一致させ、これにより、気筒間のPiの
偏差によるトルク段差を解消し、機関振動を低減するこ
とが可能となる。
【0043】とくに、このようにリッチ気筒に排気循環
することより気筒間の平均有効圧をバランスさせる制御
では、EGR率の制御に多少の誤差があっても、リッチ
気筒の安定度が極端に悪化するようなことがなく、空燃
比のリッチ・リーン制御時の安定性が高まり、また一方
で、機関安定性を損なうことなく、リーン気筒の空燃比
をリーン化することができる。
【0044】なお、図11に示すように、リーン気筒の
Piの低下を点火時期ADVを遅角することより行う場
合には、ADVの変化に対して安定度の変動率が高いた
め、安定度のバラツキが大きく、安定限界までの余裕代
を考慮すると、空燃比も最もリーンの状態よりややリッ
チ側に設定せざるを得ない。しかし、本発明のように、
EGR率によりリッチ気筒のPiを変化させる場合に
は、安定度のバラツキが小さいためリーン気筒の空燃比
も確実にリーンベストに設定できる。
【0045】次に図12の本発明の他の実施の形態につ
いて説明する。
【0046】これは、排気循環通路18の排気通路21
に対する分岐部を、リッチ気筒である第1気筒の排気ブ
ランチ21aに接続したもので、リッチ・リーン制御時
にリッチ気筒の排気のみを循環させることにより、リー
ン気筒の余剰酸素を含む排気の循環を阻止し、EGR率
と平均有効圧Piの低下量の相関関係をより密接にした
ものである。
【0047】循環排気の中にリーン気筒のから余剰酸素
が入ると、この分だけ、わずかながらリッチ気筒の空燃
比が変動し、Piが変化する。しかし、このように、リ
ッチ気筒の排気を循環させると、余剰酸素が無いため、
Piは排気循環率にのみ依存し、したがってリーン気筒
とリッチ気筒のPiを精度よく一致させることができ
る。これにより、気筒間の出力トルクのバランスをさら
に良好にして、リッチ・リーン制御時の機関振動を一層
低減できる。
【0048】
【発明の効果】第1の発明によれば、機関暖機中の空燃
比リッチ・リーン制御時に限り、リッチ気筒にのみ排気
循環させることで、気筒間の平均有効圧をバランスさ
せ、また暖機終了後は全気筒に均等に排気循環させるよ
うにしたので、暖機中の機関振動を効果的に抑制し、し
かもリッチ気筒に排気循環して気筒間の平均有効圧をバ
ランスさせるので、EGR率の制御に多少の誤差があっ
ても、リッチ気筒の安定度が極端に悪化するようなこと
がなく、空燃比のリッチ・リーン制御時の安定性が高ま
り、また一方で機関安定性を損なうことなく、リーン気
筒の空燃比をリーン化できるので、それだけ三元触媒の
酸化反応を促進でき、短時間のうちに三元触媒の暖機を
終了させることが可能となる。また、トルクバランスの
ために気筒間の吸入空気量を相違させるのるのに比較し
て、排気循環気筒を制御する方が構成も簡単で、かつ暖
機後に全気筒について空燃比をフィードバック制御する
にも、制御系統が一つのため制御制度が良好となり、構
造の複雑化も回避できる。
【0049】第2の発明によれば、リッチ気筒の排気を
リッチ気筒に循環させるので、排気循環気筒については
リーン気筒の空燃比の影響を無くし、排気循環率にのみ
依存して平均有効圧を制御でき、リーン気筒とリッチ気
筒の平均有効圧のバラツキを防止できる。
【0050】第3の発明によれば、リッチ・リーン制御
時に各気筒の平均有効圧を検出しながら、リッチ気筒と
リーン気筒の平均有効圧が一致するようにリッチ気筒の
排気循環量を制御するので、各気筒の出力トルクを精度
よく一致させ、気筒間の出力変動による機関振動を効果
的に低減できる。
【0051】第4の発明によれば、平均有効圧を、機関
吸入空気量、回転数、空燃比、及び排気循環量から算出
するので、特別な気筒内圧力検出手段等が不要となり、
構成の簡略化が図れる。
【0052】第5の発明によれば、リーン気筒の空燃比
をリーン安定限界となるように制御するので、それだけ
三元触媒にとって良好な酸化雰囲気が形成でき、三元触
媒の早期活性化が促進される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す概略構成図である。
【図2】その制御動作を示すフローチャートである。
【図3】エンジン回転数と負荷に対する平均有効圧の関
係を示す説明図である。
【図4】空燃比のリーン変化量と平均有効圧の低下代の
関係を示す説明図である。
【図5】排気循環率と平均有効圧の低下代の関係を示す
説明図である。
【図6】空燃比の変化に対しての酸素濃度、安定度、平
均有効圧の関係を示す説明図である。
【図7】点火時期の変化に対する安定度、平均有効圧の
関係を示す説明図である。
【図8】排気循環率の変化に対する安定度、平均有効圧
の関係を示す説明図である。
【図9】空燃比の変化代に対する平均有効圧の低下代の
関係を示す説明図である。
【図10】排気循環率の変化に対する平均有効圧の低下
代の関係を示す説明図である。
【図11】リッチ・リーン制御時の空燃比と安定度との
関係を示す特性図である。
【図12】他の実施の形態を示す概略構成図である。
【図13】本発明の構成図である。
【符号の説明】
51 運転状態検出手段 52 排気循環手段 53 リッチ・リーン制御手段 54 リッチ・リーン制御時排気循環手段 55 平均有効圧検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平谷 康治 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】排気系に触媒を備えた内燃機関において、 機関の運転状態を検出する手段と、 排気の一部を吸気系に循環させる手段と、 機関の始動後暖機中は一部気筒の空燃比をリッチ、他の
    気筒の空燃比をリーンとなるように燃料供給量を制御す
    る手段と、 このリッチ・リーン制御時にリッチ気筒にのみ排気を循
    環させる手段とを備えることを特徴とする内燃機関の空
    燃比制御装置。
  2. 【請求項2】リッチ・リーン制御時にリッチ気筒から排
    出される排気をリッチ気筒に循環させるようにした請求
    項1に記載の内燃機関の空燃比制御装置。
  3. 【請求項3】各気筒の平均有効圧を検出する手段を備
    え、リッチ・リーン制御時にリッチ気筒とリーン気筒の
    平均有効圧が一致するようにリッチ気筒の排気循環量を
    制御する請求項1または2に記載の内燃機関の空燃比制
    御装置。
  4. 【請求項4】平均有効圧の検出手段は、機関吸入空気
    量、回転数、空燃比、及び排気循環量から平均有効圧を
    算出する請求項3に記載の内燃機関の空燃比制御装置。
  5. 【請求項5】燃料供給量制御手段は、リーン気筒の空燃
    比をリーン安定限界となるように制御する請求項3に記
    載の内燃機関の空燃比制御装置。
JP7261637A 1995-10-09 1995-10-09 内燃機関の空燃比制御装置 Pending JPH09105345A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100342124C (zh) * 2003-11-07 2007-10-10 三菱自动车工业株式会社 内燃机的空燃比控制装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100342124C (zh) * 2003-11-07 2007-10-10 三菱自动车工业株式会社 内燃机的空燃比控制装置

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