JPH09106468A - 棒金収納装置 - Google Patents

棒金収納装置

Info

Publication number
JPH09106468A
JPH09106468A JP7261844A JP26184495A JPH09106468A JP H09106468 A JPH09106468 A JP H09106468A JP 7261844 A JP7261844 A JP 7261844A JP 26184495 A JP26184495 A JP 26184495A JP H09106468 A JPH09106468 A JP H09106468A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coin
roll
bar
tray
arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7261844A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3205492B2 (ja
Inventor
Mikio Suzuki
幹男 鈴木
Hirobumi Haruna
博文 春名
Tomonobu Nakaguchi
智宣 中口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Laurel Bank Machine Co Ltd
Original Assignee
Laurel Bank Machine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Laurel Bank Machine Co Ltd filed Critical Laurel Bank Machine Co Ltd
Priority to JP26184495A priority Critical patent/JP3205492B2/ja
Publication of JPH09106468A publication Critical patent/JPH09106468A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3205492B2 publication Critical patent/JP3205492B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来と比較して、機体を上下方向に小型化す
ることができ、全体の部品点数を減少させることができ
る棒金収納装置の提供を目的とする。 【解決手段】 棒金トレー50〜57と第2リフト部4
9との間に、棒金Cを掬い取るための昇降自在なフォー
ク121を有する棒金収納機構61を設け、この棒金収
納機構61によって、第2リフト部49が搬送した棒金
Cを掬い取り、更に棒金トレー50〜57に対して押し
込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、銀行等の金融機関
で使用される硬貨処理機に組み込まれて、該硬貨処理機
内の棒金を棒金トレーに収納する棒金収納装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】所定枚数の硬貨を包装した棒金を収納す
るための棒金収納装置として、例えば特開平3−240
897号公報に記載されるものがある(以下の括弧内の
数字はこの公報の「実施例」の記載に対応する)。この
公報に示される硬貨収納機構は、所定角度傾斜した状態
で上下方向に複数段配置されその内部に棒金が前後方向
に整列収納される棒金カセット(41)と、該棒金カセ
ット(41)の棒金収納側である下側前端部を上下に揺
動させる棒金カセット上下動機構(61)と、棒金カセ
ットの前方側に設けられて棒金を上下方向に向けて搬送
する棒金リフト(111)と、該棒金リフトで搬送され
た棒金を受け取るレバー(71)と、該レバーを棒金カ
セットの長さ方向に沿って移動させるレバー移動機構
(81)と、を有しているものであって、これら棒金カ
セット上下動機構による棒金カセットの揺動と、レバー
移動機構によるレバーの前後方向に沿う移動とによっ
て、レバーにて受け取った棒金を棒金カセット内に押し
込むようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に構成された棒金収納装置では、複数ある棒金カセット
の各下方位置に、棒金カセットを揺動させる棒金カセッ
ト上下動機構、棒金リフトによって搬送された棒金を受
け取って該棒金カセットに押し込むためのレバー移動機
構がそれぞれ設けられているので、棒金カセットの配列
方向である上下方向に機体が大型化し、また、これに伴
って装置全体の部品点数も多くなる。そして、このよう
な機体の大型化、部品点数の増加は棒金カセットの段数
が多くなる程に顕著となる。
【0004】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
のであって、従来と比較して、機体を上下方向に小型化
することができ、全体の部品点数を減少させることがで
きる棒金収納装置の提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に第1の発明では、前側が低くなるように傾斜した状態
で上下方向に複数段配置され各内部にて棒金が前後方向
に一列に整列収納される棒金トレーと、これら棒金トレ
ーの前側に設けられて棒金を上下方向に搬送する棒金リ
フト機構と、これら棒金トレーと棒金リフト機構との間
に昇降自在に設けられて、棒金を収納しよとする棒金ト
レーの直前位置にて、棒金リフト機構によって搬送され
た棒金を受け取り、該棒金トレーに対して押し込む棒金
収納機構と、各棒金トレーの上方位置に設けられて、前
記棒金収納機構によって棒金トレー内に押し込まれた棒
金を、先に収納されている棒金内に更に押し込み整列さ
せる棒金整列機構と、を具備してなり、前記棒金収納機
構は、棒金トレーと棒金リフト機構との間の位置にて昇
降体を昇降させる昇降機構と、該昇降体に設けられて棒
金リフト機構によって搬送された棒金を掬い取るフォー
クと、前記昇降体に設けられて該フォークによって掬い
取られた棒金の後部を押圧する収納アームと、を有し、
前記棒金整列機構は、各棒金トレーの上方に位置する水
平軸を中心として上下方向に揺動自在に設けられ、前記
収納アームによって棒金トレー内に押し込まれた棒金を
上方側からガイドする複数の棒金整列アームと、前記収
納アームの押し込みによって棒金整列アームが上方に回
動したときに棒金整列アームを下方に向けて押圧する棒
金整列アーム駆動機構と、を有することを特徴とする。
【0006】第2の発明では、前記棒金収納機構の収納
アームが、前記フォークの上方位置にて該フォーク上に
形成された棒金の搬送経路に対して突出退避自在に設け
られて、退避位置にある場合にフォークによって掬い取
られた棒金が搬送経路に沿って転動することを許容し、
また、突出位置にある場合に搬送経路を転動した棒金の
後部を押圧することを特徴とする。
【0007】第3の発明では、前記棒金整列アーム駆動
機構には、棒金整列アームの上方側への回動範囲を金種
に応じて設定し、該回動範囲を越えた回動を規制するカ
ム機構が設けられていることを特徴とする。
【0008】そして、以上のような構成に基づいて以下
に示すような作用が奏される。まず、第1の発明に示す
棒金収納装置によれば、棒金を収納しよとする棒金トレ
ーの直前位置に棒金収納機構を待機させておき、この状
態で、該棒金収納機構のフォークによって棒金リフト機
構が搬送した棒金が掬い取られ、更に、フォークに掬い
取られた棒金が、該棒金収納機構の収納アームによって
棒金トレーに対して押し込まれる。一方、棒金整列機構
として、棒金トレーの上方位置に水平軸を中心として上
下方向に揺動自在な棒金整列アームが設けられており、
このような棒金整列アームによって、棒金トレー内に押
し込まれた棒金が上方側からガイドされる。一方、この
ような収納アームによる棒金を押し込み位置は、後側よ
り高さが低い棒金トレーの前側(この位置に先に収納さ
れた棒金が集まって整列される)であるので、この棒金
トレーの前側位置において、棒金整列アームによって棒
金トレー内に押し込まれた棒金が、先に収納整列されて
いた棒金を後方に押し退け、このとき棒金トレー内にお
いて、押し込まれた棒金が、先に収納されている棒金上
に乗り上げ、これにより棒金整列アームが上方に回動す
る。
【0009】そして、棒金トレー内にて、押し込まれた
棒金が先に収納されている棒金上に乗り上げることによ
り、棒金整列アームが上方に回動した場合は、棒金整列
アーム駆動機構が、棒金整列アームを下方に向けて押圧
するようにしており、このような棒金整列アームの押圧
によって、棒金トレー内に送られた棒金が先に収納され
た棒金内に押し込まれ、その結果、棒金トレー内の棒金
が一列に整列させられることになる。
【0010】そして、以上のような棒金収納装置では、
棒金トレーと棒金リフト機構との間に、棒金を掬い取る
ための昇降自在なフォークを有する棒金収納機構を設
け、この棒金収納機構によって、棒金リフト機構が搬送
した棒金を掬い取り、更に該棒金を棒金トレーに対して
押し込むようにしているので、従来のように棒金トレー
の各下方位置に、棒金を掬い取るためのレバー(7
1)、該レバーを駆動するためのレバー移動機構(8
1)を個々に設ける必要は無く、これによって従来のよ
うに棒金トレー間にこれら機器を配置するためのスペー
スを設けることが不要となって、機体が上下方向に大型
化することを防止でき、また、使用する部品点数の増加
を抑えることが可能となる。また、本発明の棒金収納装
置では、棒金トレーの上方に設けた棒金整列機構によっ
て棒金を棒金トレー内に押し込んで整列させるようにし
ており、従来のように、棒金トレーを揺動させる棒金カ
セット上下動機構(61)といった複雑な機構を必要と
しないので、この点においても、棒金トレーの間隔を狭
めて機体の上下方向の大型化を防止することができ、か
つ部品点数の増加を抑えることができる(上記括弧内の
数字は従来公報の記載内容に対応する)。
【0011】第2の発明に示す棒金収納装置によれば、
棒金収納機構の収納アームが、前記フォークの上方位置
にて該フォーク上に形成された棒金の搬送経路に対して
突出退避自在に設けられ、退避位置にある場合にフォー
クによって掬い取られた棒金が搬送経路に沿って転動す
ることを許容し、また、突出位置にある場合に搬送経路
を転動した棒金の後部を押圧するようにしており、この
ような収納アームの動作によって、フォークによって掬
い取られた棒金を棒金トレー内に確実に押し込むことが
できる。
【0012】第3の発明に示す棒金収納装置によれば、
棒金整列機構に設けられたカム機構によって棒金整列ア
ームの高さ位置を金種に応じて調整するようにしている
ので、このような棒金整列アームの調整によって、設定
金種より大径の金種が間違って棒金トレー内に押し込ま
れることを阻止することができ、棒金トレーに対する正
確な棒金収納を行うことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図29に基づいて説明する。図1〜図3にて符号1で
示すものは入金したバラ硬貨を受け入れて金種別に分類
して収納する入金部、符号2で示すものは入金部1から
供給された硬貨を包装単位枚数集積して包装する包装
部、符号3で示すものは包装部2から供給された棒金を
金種別に収納する棒金収納部である。以下、これら入金
部1、包装部2、棒金収納部3の構成について詳細に説
明する。
【0014】《入金部1について》図1、図2に示すよ
うに機体100の上面には入金口シャッタ4によって開
閉される入金口5が設けられ、この入金口5の直下に
は、該入金口5を介して外部から投入されたバラ硬貨を
受け入れる補給円盤6が設けられている。補給円盤6は
垂直軸を中心として水平面内で回転するように設けられ
ているものであって、該補給円盤6が回転した際に生じ
る遠心力によって、該補給円盤6内の硬貨が、隣接配置
されている回転円盤7に送られる。回転円盤7も補給円
盤6と同様に垂直軸を中心として水平面内で回転するよ
うに設けられているものであって、回転した際に生じる
遠心力によって、該回転円盤7内の硬貨が該回転円盤7
の接線方向に設けられた選別部8に向けて送られる。な
お、これら補給円盤6と回転円盤7の周縁はそれぞれガ
イド壁6A・7Aによって囲まれているが、これらガイ
ド壁6A・7Aは補給円盤6と回転円盤7との隣接部分
のみが欠落して、該隣接部分にて補給円盤6と回転円盤
7とが連通されており、これによって補給円盤6から回
転円盤7に硬貨が受け渡されるようになっている。ま
た、補給円盤6は間欠的に駆動され、これによって補給
円盤6から回転円盤7に徐々に硬貨が送られるようにな
っている。
【0015】選別部8は、硬貨が一枚ずつ搬送される選
別通路9と、該選別通路9に沿う上方位置に配置され、
硬貨を上側から押し付けることにより該選別通路9に沿
って硬貨をスライドさせる搬送ベルト10と、選別通路
9に沿って設けられて硬貨径に対応して大きさが設定さ
れた複数の金種選別孔11と、を有するものであって、
この選別部8では、硬貨径の小さい金種を選別する金種
選別孔11を、より選別通路9の上流側に配置して、硬
貨径の小さい金種(日本の硬貨であれば、1円、50
円、5円、100円、10円、500円)から順番に金
種選別孔11に落下させるようにしている。また、回転
円盤7と金種選別孔11との間に位置する選別通路9に
は、硬貨の真偽、汚損、金種を判別するための硬貨判別
センサ(図示略)と、不良硬貨振分部材(図示略)とが
設けられており、該硬貨判別センサにより「偽」及び
「汚損」と判別された不良硬貨は、不良硬貨振分部材に
よって図2に示されるシュート14に案内される。ま
た、このシュート14の途中には経路切換板14Aが設
けられており、この経路切換板14Aでは、硬貨判別セ
ンサによる判別結果に基づき「偽」と判別された硬貨を
リジェクトボックス12に案内し、「汚損」と判別され
た硬貨を汚損貨ボックス13に案内する。
【0016】また、最上流部に位置する金種選別孔11
には、硬貨判別センサによって偽、汚損と判別されなか
った硬貨を全て最上流部に位置する金種選別孔11に落
とし込む案内手段(図示略)が設けられ、更に、該金種
選別孔11内の硬貨搬送経路の途中には、図2に示すよ
うに矢印aーb方向に移動自在に設けられ、該金種選別
孔11内に落下した硬貨の全てを、シュート29あるい
は一時庫15のいずれか一方に案内する経路切換手段8
2が設けられている。そして、この経路切換手段82に
よって硬貨がシュート29に案内された場合には、該硬
貨が、一時庫15及び固定収納庫21を迂回して、固定
収納庫21〜26の下方の補給円盤30・31に直接供
給される。また、各金種選別孔11の入口近傍でかつ該
入口の上流側には、磁気センサ(図示略)がそれぞれ設
けられており、これら各磁気センサによって硬貨の金種
判別及び計数が行なわれる。そして、これら各磁気セン
サの計数判別結果に基づき、一時庫15〜20、固定収
納庫21〜26のそれぞれの硬貨収納枚数が計算され
る。
【0017】また、これら各金種選別孔11の下方位置
には、硬貨を一時貯留する筒状の一時庫15〜20がそ
れぞれ設けられ、また、これら一時庫15〜20の下方
位置には、機体100に固定されてこれら一時庫15〜
20の底部を塞ぐ固定板27が設けられている。前記一
時庫15〜20は、図2に示すように、紙面と直交する
方向(矢印aーb方向)に向けて移動可能な経路切換手
段82上に搭載されているものであって、停止位置(図
2で示される位置)から後方側(矢印a方向)に移動し
た場合に、一時庫15〜20の底部が固定板27の位置
からずれて、該一時庫15〜20の底部が開口され、こ
れによって該一時庫15〜20内の一時貯留硬貨が下方
に位置する固定収納庫21〜26に供給される。また、
前記一時庫15〜20が停止位置(図2で示される位
置)から前方側(矢印b方向)に移動した場合に、一時
庫15〜20の底部が固定板27の位置から前方側にず
れて、該一時庫15〜20の底部が開口され、これによ
って該一時庫15〜20内の一時貯留硬貨が下方に位置
する返却ボックス67に供給される。この返却ボックス
67は機体100に対して脱着自在に構成されているも
のであって、この返却ボックス67を通じて一時貯留硬
貨がオペレータに返却される。
【0018】また、一時庫15〜20の下方に設けられ
ている固定収納庫21〜26は、これら一時庫15〜2
0の金種に対応して設けられているものであって、これ
ら固定収納庫21〜26の底部には操作部(図示略)か
らの包装指示に基づき開閉するシャッタ21A〜26A
が設けられている。また、これら各固定収納庫21〜2
6には、発光素子及び受光素子によって構成され、これ
ら発光素子からの受光素子に向けて発せられた光が、内
部に集積された硬貨によって遮られるか否かによって、
内部がフル状態になったか否かを検出する収納庫フル検
出センサ(図示略)が設けられている。また、固定収納
庫21〜26には、下部のシャッタ21〜26が開放さ
れた状態にある、又は閉鎖された状態にあるかを検出す
るシャッタ検出センサ(図示略)が設けられている。
【0019】《包装部2について》図1、図2に示され
るように、固定収納庫21〜26の下方には、これら固
定収納庫21〜26及びシュート29から供給された硬
貨を受け入れる2つの補給円盤30・31と、該補給円
盤31に隣接するように回転円盤32が設けられてい
る。これら補給円盤30、補給円盤31、回転円盤32
は、上述した補給円盤6、回転円盤7と同様に、互いに
隣接するように設けられており、補給円盤30・31の
間欠的な駆動によって、補給円盤30から補給円盤31
へ、更には補給円盤31から回転円盤32へと硬貨が順
次送られるようになっている。
【0020】また、回転円盤32には、該回転円盤32
の接線方向に沿うように搬送通路33が設けられてい
る。搬送通路33は、上方に配置された搬送ベルト34
が硬貨を上側から押し付けた状態で、該搬送ベルト34
を駆動することにより硬貨をスライドさせるものであっ
て、この搬送通路33の途中には、硬貨を計数するため
の判別部(図示略)、硬貨を計数シュート35あるいは
集積筒36のいずれかに振り分ける振分機構(図示略)
が設けられている。なお、この搬送通路33は、通路幅
調整機構(図示略)によって金種に応じて通路幅が調整
される。
【0021】計数シュート35は回転円盤32から供給
された硬貨を、バラの状態で一括して受け取るために設
けられているものであって、例えば、この計数シュート
35に硬貨袋を直接取り付けることによって硬貨の袋詰
めを行うことも可能である。集積筒36は、回転円盤3
2から供給された硬貨を集積するためのものであって、
その底部には、図1に示すように矢印(イ)ー(ロ)方
向に移動自在な集積硬貨載置板36Aが設けられてい
る。この集積硬貨載置板36Aは図1に示す矢印(イ)
方向側にある場合にその上面に集積筒36内に放出され
た集積硬貨を載置し、また、矢印(ロ)方向に移動した
場合に、該集積筒36内の集積硬貨をシュート68を通
じて下方の正貨回収ボックス41(後述する)に回収さ
せる。
【0022】なお、集積硬貨載置板36Aが矢印(ロ)
方向に移動することによる、集積筒36内の集積硬貨の
正貨回収ボックス41への回収は、該集積硬貨が包装単
位枚数(50枚)に満たない端数硬貨である場合に行わ
れる。一方、この集積筒36にて包装単位枚数(50
枚)の硬貨が集積された場合には、一対の挟持棒37に
よって該集積硬貨の上端面と下端面とを挟み付けること
によって、該集積硬貨が包装ローラ38の間に移動され
る。
【0023】包装ローラ38は3本が互いに近接・離間
するように設けられているものであって、これら包装ロ
ーラ38が離間状態にあるときに、該包装ローラ38の
間に、挟持棒37によって挟持された集積硬貨が送ら
れ、その後、該包装ローラ38が互いに近接することに
よって該包装ローラ38間に集積硬貨が挟持される。そ
して、この状態で包装ローラ38を回転させつつ、これ
ら包装ローラ38と集積硬貨との間に、包装紙供給手段
(図示略)から供給された包装紙28の先端部を送り込
むことによって、集積硬貨の周囲に包装紙28が巻回さ
れ、その後、カッタ(図示略)によって包装紙28を切
断した後、該包装紙28の上部と下部とを加締爪69に
よって加締めることによって、集積硬貨に包装紙28を
巻回してなる棒金Cが作成される。なお、上述した挟持
棒37、包装ローラ38、包装紙供給手段、加締爪6
9、集積硬貨載置板36A等の駆動は包装系機構(図示
略)によって行われる。なお、この包装系機構は公知技
術であるので詳細な構成については説明を省略する。
【0024】また、包装ローラ38の直下には図1、図
2に示すようにロールシュート39が設けられている。
このロールシュート39は上下方向に配置されているも
のであって、このロールシュート39の下端部には開閉
自在な放出扉40が設けられ、更にこの放出扉40の下
方位置には、包装単位枚数に満たない端数硬貨、包装不
良によるバラ硬貨を収納する正貨回収ボックス41が設
けられている。また、正貨回収ボックス41の上方位置
には棒金横搬送装置42(後述する)の受け皿43が配
置されるようになっている。受け皿43は矢印(イ)ー
(ロ)方向に移動自在に設けられているものであって、
矢印(イ)方向側に配置されている場合に、正貨回収ボ
ックス41の上部開口を塞ぎ、かつ図1の紙面と直交す
る方向に配置され、この状態でロールシュート39から
供給された棒金Cをその上面に載置する。そして、受け
皿43上に載置された棒金Cは、該受け皿43の移動に
伴ってその方向が水平面内で90゜転換された後、棒金
収納部3の第1リフト部44に受け渡される。
【0025】次に、棒金横搬送装置42について図4及
び図5を参照して詳細に説明する。機体100には水平
方向(矢印(イ)ー(ロ)方向)に沿ってシャフト96
が固定され、このシャフト96にはスライダー92が同
方向に沿って移動自在に支持されている。このスライダ
ー92は駆動モータ90によって駆動される伝導ベルト
91に固定されているものであって、その上面には受け
皿43が垂直軸43Aを中心として回転自在に支持され
ている。この受け皿43はその上面に棒金Cを載置する
棒金載置凹部43Bが形成されているものであり、ま
た、この受け皿43はスライダー92との間に配置され
た引張バネ97によって反時計方向に付勢されている。
【0026】また、受け皿43の下部にはカムフォロア
93が支持され、また、機体100側にはレール状のカ
ム94が固定されており、駆動モータ90の駆動によ
り、スライダー92とともに受け皿43が矢印(イ)ー
(ロ)方向に移動した場合に、該カムフォロア93がレ
ール状のカム94に案内され、これによりスライダー9
2上の受け皿43が、引張バネ97の付勢力に抗して垂
直軸43Aを中心として水平面内で90゜回転する。
【0027】そして、以上のような構成によって、スラ
イダー92が矢印(イ)方向側にある「棒金受取位置」
に配置されている場合に、該スライダー92上の受け皿
43が図4に示されるように配置され、この位置にて、
ロールシュート39から供給された棒金Cを該受け皿4
3上に載置させることができる。そしてその後、スライ
ダー92が矢印(ロ)方向に移動した場合に、カム94
の案内によって、受け皿43が垂直軸43Aを中心とし
て90゜回転し、これによって受け皿43上が矢印
(イ)ー(ロ)に沿うように方向転換されて、図5に示
されるような、「バラ硬貨回収・棒金受渡位置」に配置
される。
【0028】一方、機体100には、垂直軸95Aを中
心として回転自在に押込アーム95が設けられている。
この押込アーム95はスライダー92の移動経路内に設
けられているものであって、スライダー92が「バラ硬
貨回収・棒金受渡位置」の近傍にまで移動した場合に
は、該スライダー92の凸部92Aにより矢印(ロ)方
向に押圧され、垂直軸95Aを中心として同方向に回転
させられる。そして、押込アーム95が矢印(ロ)方向
側に回転した場合には、図5に示されるように、該押込
アーム95の先端部により、受け皿43上の棒金Cを同
方向に押し出して、第1リフト部44(図3参照)の載
置板44A上に当該棒金Cが載置される。
【0029】一方、受け皿43が「バラ硬貨回収・棒金
受渡位置」にまで移動したときには、放出扉40の下方
に位置する正貨回収ボックス41の上部は開口された状
態にあり、この状態で、放出扉40から放出された包装
不良のバラ硬貨が正貨回収ボックス41に回収可能とな
る。また、「バラ硬貨回収・棒金受渡位置」にまで移動
した受け皿43は、駆動モータ90からの動力伝達によ
ってスライダー92が矢印(イ)方向に移動した場合
に、カム94によるカムフォロア93の案内と、引張バ
ネ97の付勢とによって、先と逆方向に90゜回転し、
これにより上述した「棒金受取位置」に再度配置され
る。
【0030】《棒金収納部3について》図3に示される
ように、第1リフト部44は昇降機構45によって昇降
自在に設けられているものであって、「降下位置」にお
いて、矢印(ロ)方向の末端に配置された受け皿43と
一直線状にかつ隣接するように配置され、押込アーム9
5によって受け皿43から矢印(ロ)方向に送り出され
た棒金Cが、第1リフト部44の規制板44A上に受け
入れられるようになっている。また、この第1リフト部
44は棒金Cを載置する載置板44Aが片持ちで支えら
れており、該載置板44Aが「降下位置」にある場合に
規制板98の規制を受けて水平な状態に配置され、ま
た、該載置板44Aが「降下位置」から上昇した位置に
ある場合に付勢手段(図示略)の付勢によって下方に傾
斜する。
【0031】また、昇降機構45の反対側でありかつ第
1リフト部44の先端部側近傍には、上下方向に沿うよ
うにガイド板46が配置されており、このガイド板46
によって、第1リフト部44が傾斜した際に該第1リフ
ト部44上に載置されている棒金Cを側方から支持す
る。また、このガイド板46は、第1リフト部44が上
方にて停止する「上昇位置」では欠落しており、これに
よって第1リフト部44が棒金Cを載置した状態で「上
昇位置」にまで移動した場合に、該棒金Cはガイド板4
6の支えを失って矢印(ハ)方向に転動する。
【0032】また、棒金Cが転動する経路の途中には放
出切換板47が設けられている。この放出切換板47
は、図3に二点鎖線で示す回収位置にある場合に該棒金
Cを機外放出口48に案内し、また、図3に実線で示す
受取位置にある場合に該棒金Cを第2リフト部49に案
内する。機外放出口48は機体100の前面側に設けら
れているものであって、この機外放出口48を介して棒
金Cが外部に放出される。また、第2リフト部49は、
昇降機構111によって昇降自在に設けられているもの
であって、「降下位置」にて第1リフト部44から送ら
れた棒金Cを載置した後、金種毎に設けられた複数の棒
金トレー50〜57の一つに該棒金Cを案内するために
上昇する。また、棒金トレー50〜57の前面側には、
第2リフト部49上の棒金Cの搬送経路に位置し、該第
2リフト部49によって運搬された棒金Cを掬い上げる
棒金収納機構61(後述する)が設けられている。
【0033】そして、第2リフト部49に載置されて上
昇した棒金Cは、棒金トレー50〜57の入口付近に予
め待機していた棒金収納機構61のフォーク121(後
述する)に掬い上げられることによって、所定の棒金ト
レー50〜57に案内される。これら棒金トレー50〜
57は、棒金収納機構61側に位置する前部が全体的に
低くなるように傾斜した状態で設けられているものであ
って、これら棒金トレー50〜57のぞれぞれには、棒
金収納機構61によって掬い上げられた棒金Cを棒金ト
レー50〜57内に押し込んで整列させるための棒金整
列機構58(後述する)が設けられている。この棒金整
列機構58は、各棒金トレー50〜57の上方位置に水
平軸を中心として設けられた揺動自在な棒金整列アーム
59を有してなるものであって、棒金トレー50〜57
の前部に棒金Cが投入された場合に、棒金整列アーム5
9の揺動によって該棒金Cが棒金トレー50〜57内に
押し込まれて整列させられる(後述する)。
【0034】以下、第2リフト部49とこの第2リフト
部49の周辺構成について、図3及び図6を参照して説
明する。第2リフト部49は、図6(本図では棒金トレ
ー56・57は省略)に示されるように、棒金Cを載置
する硬貨受皿110と、該硬貨受皿110を昇降させる
ための昇降機構111と、該昇降機構111を駆動する
ためのリフト駆動モータ(図示略)とから構成されてい
る。硬貨受皿110は、棒金Cを載置する硬貨載置面1
10Aが傾斜するように設けられているものであって、
図3に示されるように、該硬貨受皿110が「降下位
置」にある場合に、放出切換板47を通じて載置板44
Aから送られた棒金Cが、その硬貨載置面110A上に
載置される。
【0035】また、硬貨受皿110の上部位置には硬貨
載置面110Aと対向するように突出部材110Bが設
けられている。この突出部材110Bはその先端部が斜
め上方に曲げられており、その傾斜した部分と硬貨載置
面110Aとの間に棒金Cを載置するための棒金載置空
間が形成される。そして、このような突出部材110B
によって、棒金Cが載置された硬貨受皿110の上昇が
急停止した場合に、該硬貨受皿110上の棒金Cが浮き
上がって外部に飛び出すことが防止される。昇降機構1
11は、上下に間隔をおいて設けられたプーリ112
と、プーリ112に巻回されて機体100の幅方向に間
隔をおいて配置された2組の移送ベルト113とから構
成されているものであって、プーリ112に固定される
プーリ回転軸112Aがリフト駆動モータ(図示略)で
駆動されることによって、移送ベルト113が駆動され
かつ該移送ベルト113に固定された硬貨受皿110が
上下動されるようになっている。
【0036】また、硬貨受皿110の昇降経路には、図
6に示されるように、該硬貨受皿110が「降下位置」
にあるか否かを検出するための受皿検出手段114が設
けられている。この受皿検出手段114は、硬貨受皿1
10の下面に固定されたプレート119を検出する光学
センサによって構成されるものであって、この光学セン
サがプレート119を検出したときに、硬貨受皿110
が「降下位置」にあると判断する。また、硬貨受皿11
0の「降下位置」付近には、図6に示されるように、該
硬貨受皿110の硬貨載置面110A上に棒金Cが載置
されているか否かを検出する棒金有無検出手段115が
設けられている。この棒金有無検出手段115は光学セ
ンサによって構成されるものであって、その検出領域
が、硬貨受皿110に形成された孔110Cを通じて硬
貨受皿110内に至っており、該検出領域が棒金Cで遮
られるか否かによって、該硬貨受皿110の硬貨載置面
110A上に棒金Cが載置されたか否かを検出する。
【0037】そして、受皿検出手段114によって硬貨
受皿110が「降下位置」にあることが検出され、かつ
棒金有無検出手段115によって硬貨受皿110の硬貨
載置面110A上に、放出切換板47を通じて送られた
棒金Cが載置されたことが検出された場合に、第2リフ
ト部49のリフト駆動モータ(図示略)が駆動されて、
棒金Cが載置された硬貨受皿110が上昇する。なお、
硬貨受皿110の下面のプレート119は、棒金有無検
出手段115の検出領域を横切るように固定されてお
り、この棒金有無検出手段115からの出力される検出
信号に基づき、硬貨受皿110が「降下位置」の近傍に
まで降下したか否かも検出されるようになっている。
【0038】次に、硬貨受皿110の硬貨載置面110
A上に載置された棒金Cを掬い取るための棒金収納機構
61について、図3、図7〜図12を参照して説明す
る。この棒金収納機構61は、棒金トレー50〜57の
前側にてプーリ及びベルト等の昇降機構140(図1
1、図12参照)によって上下方向に移動自在に設けら
れた昇降体120と、硬貨受皿110の昇降経路に突出
するようにかつ昇降体120に水平軸121Aを中心と
して回動自在に設けられたフォーク121と、該フォー
ク121が回動した状態にあるか否かを検出するフォー
ク位置検出手段122と、を主な構成要素とするもので
あって、前述したフォーク121は、通常、図7で示さ
れるような「定位置」にあり、棒金Cが載置された硬貨
受皿110がフォーク121の高さ位置を上昇通過した
場合に、該硬貨受皿110上の棒金Cによって押し退け
られて上方に回動し(図13〜図15参照)、その後、
硬貨受皿110がフォーク121の高さ位置を降下通過
した場合に該硬貨受皿110上の棒金Cを掬い取る(図
16〜図18)(後述する)。なお、図3において昇降
体120が複数記載されているが、この図は昇降体12
0が昇降経路に沿って移動する様子を示すものであり、
実際には一しか設けられない。
【0039】また、フォーク121の先端部には、図
6、図7、図10に示すように、硬貨受皿110の硬貨
載置面110Aに形成された切欠部110Dを通過する
2本のフォーク片121Bが一体に設けられており、棒
金Cが載置された硬貨受皿110がフォーク121の位
置を降下通過した場合に、これらフォーク片121Bに
よって、該硬貨受皿110上の棒金Cが掬い取られるよ
うになっている。また、フォーク121の基端部と昇降
体120との間には引張バネ125が設けられ、この引
張バネ125によってフォーク121が図3、図7に示
す「定位置」となるように付勢されている。
【0040】また、フォーク位置検出手段122は、フ
ォーク121の基端部に固定されたプレート123と、
該プレート123を検出する光学センサ124とから構
成されているものであって、光学センサ124がプレー
ト123を検出しているONの場合にフォーク121が
図7に示す「定位置」にあると判定され、また、光学セ
ンサ124がプレート123を検出していないOFFの
場合に、フォーク121が「定位置」から上方に回動し
た位置にあると判定される。
【0041】また、昇降体120には、図8、図9、図
11、図12に示すように、フォーク121にて掬い取
った棒金Cが転動することによって搬送される傾斜面の
棒金転動経路120Cが設けられ、この棒金転動経路1
20Cの上方位置にはカバー130が固定されている。
また、このカバー130内には、その出力軸131Aに
収納アーム132が固定されたアーム駆動モータ131
が配置されている。この収納アーム132は、出力軸1
31Aに固定されたアーム体132Aと、アーム体13
2Aの先端部にピン133を介して回動自在に連結され
たアーム体132Bと、アーム体132Bの先端部に回
転自在に保持されて棒金Cを後部側から押圧するローラ
134と、を有してなるものであって、この収納アーム
132の先端部のローラ134が棒金転動経路120C
に接触した場合に、該ローラ134が自ら回転すること
によって収納アーム132がフォーク121上面に固定
されることを防止する。
【0042】そして、以上のような棒金収納機構61で
は、アーム駆動モータ131が駆動されない状態におい
て、収納アーム132が図8に示されるような「待機位
置」に配置され、その後、アーム駆動モータ131が駆
動された場合に出力軸131Aが矢印m方向に回転し
て、該出力軸131Aに連結される収納アーム132が
図23〜図26に示すように動作する。また、収納アー
ム132の先端部側に位置するアーム体132Bは、図
8(a)の平面図で示すようにアーム体132Aを周囲
から囲むようなコ字状に形成されたものであって、この
ようなアーム体132Bの形状によって、アーム駆動モ
ータ131の出力軸131Aが矢印m方向への回転し
て、アーム体132Aがアーム体134Aに対して一直
線状に配置された場合に、アーム体132Aがアーム体
132Bの面(符号132bで示す)に接触して、該ア
ーム体132Aのこれ以上の回動が規制される。すなわ
ち、アーム体132Aとアーム体132Bとが一直線状
に配置された状態が保持される。
【0043】また、棒金転動経路120Cには、図8に
示すように棒金Cの自重によってONされる棒金検出セ
ンサ136が設けられている。この棒金検出センサ13
6はそのON/OFFによって棒金Cが存在するか否か
を検出するものであって、図23〜図24に示すよう
に、棒金転動経路120Cの末端であり、かつ棒金整列
アーム59の先端部によって棒金Cが停止される位置に
設けられている。
【0044】以下、昇降体120を昇降させるための昇
降機構140について図11、図12を参照して詳細に
説明する。昇降体120は機体100に上下方向に固定
された垂直軸141に沿ってスライド自在に設けられる
とともに、昇降体120に設けられるローラ150が、
機体100に上下方向に固定されるガイド147a、1
47bに上下方向にのみ移動されるようにガイドされて
おり、この昇降体120にはベルト142が連結されて
いる。このベルト142は、昇降モータ144の出力軸
144Aに固定されたプーリ143a、機体100に支
持された複数のプーリ143bによって案内されるもの
であって、このプーリ143aが昇降モータ144で駆
動されることによって、昇降体120が垂直軸141に
沿って昇降される。
【0045】また、機体100と昇降体120には、フ
ォーク121を特定の棒金トレー50〜57の前に位置
させるフォーク位置決め機構145が設けられている。
このフォーク位置決め機構145は、図11に示される
ように、機体100に上下方向に固定されて複数の切欠
部146が一定間隔で形成されたガイド147aと、昇
降体120に軸148Aを中心として矢印HーI方向に
回動自在に設けられて切欠部146の一つに係合される
ロック部材148と、該ロック部材148を矢印H方向
に向けて付勢するバネ材(図示略)と、該ロック部材1
48を矢印I方向に強制的に回動させるソレノイド14
9と、を有するものであって、ソレノイド149がOF
Fのときにロック部材148がバネ材の付勢力によって
矢印H方向に回動され、また、ソレノイド149がON
のときにロック部材148がバネ材の付勢力に抗して矢
印I方向に回動される。
【0046】また、ガイド147aに形成された複数の
切欠部146は、棒金トレー50〜57の間隔及び高さ
位置に対応して設けられているものであって、ロック部
材148がこれら切欠部146の一つと係合した場合
に、フォーク121が、棒金トレー50〜57の一つと
同一高さに配置されるようになっている。
【0047】また、機体100と昇降体120には、フ
ォーク121が、昇降経路の上端に位置する「上方待機
位置」にあるか否かを検出する待機位置検出センサ15
1、フォーク121がいずれの棒金トレー50〜57の
前に位置しているかを検出するトレー検出センサ152
がそれぞれ設けられている。待機位置検出センサ151
は、機体100と一体なフレーム153に設けられた光
センサ154と、昇降体120と一体なフレーム155
に設けられた遮光板156と、からなるものであって、
遮光板156が光センサ154の検出光を遮光した場合
に、フォーク121が「上方待機位置」にあると検出す
る。
【0048】トレー検出センサ152は、機体100側
のフレーム153に上下方向に設けられた複数の凹部1
57A・凸部157Bを有する遮光板157と、昇降体
120側のフレーム155に設けられた光センサ158
と、からなるものであって、昇降モータ144の駆動に
より昇降体120が昇降して、光センサ158の検出光
が遮光板157の凹部157A・凸部157Bによって
通光、遮光された場合に、この通光、遮光した数をカウ
ントすることによって、フォーク121がいずれの棒金
トレー50〜57の前にあるかを検出する。そして、こ
のような光センサ158の検出光の通光、遮光によっ
て、フォーク121が、希望する棒金トレー50〜57
の前に位置することが検出された場合には、昇降モータ
144の駆動が直に停止される。
【0049】次に、棒金収納機構61を通じて供給され
た棒金Cを棒金トレー50〜57内に整列させるための
棒金整列機構58について図3、図19〜図28を参照
して詳細に説明する。この棒金整列機構58は、各棒金
トレー50〜57の上方位置に水平軸59Aを中心とし
て設けられた揺動自在な棒金整列アーム59と、該棒金
整列アーム59を駆動させる棒金整列アーム駆動機構6
0とを主な構成要素とするものであって、棒金トレー5
0〜57の前部に棒金Cが投入された場合に、棒金整列
アーム59の揺動によって該棒金Cが棒金トレー50〜
57内に押し込まれて整列させられる。
【0050】この棒金整列アーム駆動機構60について
説明すると、図19〜図21に示すように機体100に
は、Vローラ160によって上下方向移動自在に支持さ
れたスライダー161が設けられ、このスライダー16
1にはプッシャ162が一体に固定されている。プッシ
ャ162はその長さ方向に沿って複数の切欠部163が
形成されているものであって、これら各切欠部163内
には、棒金整列アーム59の各先端部に設けられた突起
部164が配置され、更にこれら突起部164とプッシ
ャ162との間には、各棒金整列アーム59を下方に向
けて押圧する引張バネ165が配置されている。なお、
この引張バネ165のバネ力は強く、外力が加えられな
い限り、図19に示すように各棒金整列アーム59は切
欠部163の下部位置に引きつけられた状態にある。
【0051】一方、機体100には棒金整列アーム駆動
モータ166が設けられ、この棒金整列アーム駆動モー
タ166の出力軸166Aにはカム167が固定されて
いる。カム167は、スライダー161の上端部に設け
られたカムフォロア168に当接するものであって、該
カム167の回転によってカムフォロア168を上下動
させるようにしている。また、スライダー161と機体
100との間には引張バネ169(図21参照)が設け
られており、この引張バネ169によってカムフォロア
168がカム167に密着されるようになっている。
【0052】そして、以上のように構成された棒金整列
アーム駆動機構60では、棒金整列アーム駆動モータ1
66の駆動によってカム167が待機位置(カムフォロ
ア168を最も上方に位置させる箇所をカム167の
「待機位置」とする)からカム設定位置(後述する)に
回転した場合に、該カム167に当接するカムフォロア
168が押し下げられ、このカムフォロア168の押し
下げによって、スライダー161に固定されたプッシャ
162が下方に移動し、更に該プッシャ162の切欠部
163及び突起部164を介して棒金整列アーム59が
下方に押し下げられる。そして、このときの棒金整列ア
ーム59の押下量は、カム167のカム設定位置に基づ
き決定されるものであり、そのカム設定位置は金種径に
応じて予め確定されている。
【0053】具体的には、棒金Cが大径金種(500
円)である場合には、棒金整列アーム駆動モータ166
の制御によってカム167は図22(a)に「E」で示
すカム設定位置に配置され、また、棒金Cが中径金種
(5円、100円、10円)である場合には、棒金整列
アーム駆動モータ166の制御によってカム167は図
22(b)に「F」で示すカム設定位置に配置され、ま
た、棒金Cが中径金種(50円、1円)である場合に
は、棒金整列アーム駆動モータ166の制御によってカ
ム167は図22(c)に「G」で示すカム設定位置に
配置される。そして、このような「E」「F」「G」で
示されるカム設定位置によって金種径が大径である程、
棒金整列アーム59はより高い位置に配置され、また、
金種径が小径である程、棒金整列アーム59はより低い
位置に配置される。なお、本実施の形態では、日本の硬
貨において500円が最も大径の硬貨であるので、この
500円のカム設定位置をカム167の待機位置(カム
フォロア168を最も上昇させる位置)としている。
【0054】また、上述したようなカム167のカム設
定位置によって棒金整列アーム59が押し下げられてい
る状態において(このとき、棒金整列アーム59の先端
部の突起部164は切欠部163の下端部にある)、図
23〜図24に示すように該棒金整列アーム59の先端
部と、棒金トレー50〜57の前部側に位置する縁部上
面(符号hで示す)との間隔(符号x1 で示す)は、カ
ム167に対して設定した金種の径よりも小さく設定さ
れ、これによってフォーク121によって掬い取られた
棒金Cが、棒金転動経路120Cの末端で停止させられ
るようになっている。また、上述したようなカム167
のカム設定位置によって棒金整列アーム59が押し下げ
られている状態において(このとき、棒金整列アーム5
9の先端部の突起部164は切欠部163の下端部にあ
る)、該棒金整列アーム59が、先端部の突起部164
が切欠部163の上端部にまで押し上げられた場合に、
図25に示すように、棒金トレー50〜57の前部側に
位置する縁部上面(符号hで示す)との間隔(符号x2
で示す)が、カム167に対して設定した金種よりも若
干(数ミリ)大きくなるように設定され、これにより棒
金転動経路120Cの末端で停止状態にあった棒金Cが
棒金トレー50〜57内に収納されるようになってい
る。また、上述したカム167には、図22(d)に
「H」で示すように、棒金整列アーム59の先端部を棒
金トレー50〜57に近い位置にまで押し下げるカム設
定位置が設けられている。このカム設定位置「H」は、
棒金整列アーム59の先端部と、棒金トレー50〜57
の棒金載置面との間の間隔(図27に符号x3で示す)
が、最大径硬貨(500円硬貨)の径とほぼ同じとなる
ように、該棒金整列アーム59を位置させるように設定
されている。
【0055】次に、第2リフト部49、棒金収納機構6
1、棒金整列機構58の動作を図13〜図18、図23
〜図28を参照して順番に説明する。まず、第2リフト
部49の硬貨受皿110によって棒金Cを運び上げるに
際して以下の《1》《2》に示す準備動作を行うように
する。なお、以下の第2リフト部49、棒金収納機構6
1、棒金整列機構58の動作は全て図示しない制御部か
らの指示に基づき実行される。
【0056】《1》棒金収納機構61の準備動作 ソレノイド149をONにして、図11(b)に一
点鎖線で示すようにロック部材148を矢印I方向に回
動させ、これによってロック部材148がガイド147
aの切欠部146に係合されない状態とする。 昇降モータ144を駆動させて、「上方待機位置」
にあるフォーク121を降下させる。
【0057】 フォーク121の下降時において、ト
レー検出センサ152の光センサ158にて、遮光板1
57の凹部157A・凸部157Bによって通光、遮光
された数をカウントし、このカウント結果に基づき、フ
ォーク121が、投入しようとする棒金Cの金種に一致
した棒金トレー50〜57の一段上段に位置したか否か
を検出する。なお、このとき、投入しようとする棒金C
の金種は、包装部2の搬送通路33に設けられた判別部
(図示略)の判別データに基づき決定される。そして、
上記トレー検出センサ152での検出に基づいて、フォ
ーク121が、投入しようとする棒金Cの金種に一致し
た棒金トレー50〜57の一段上段に位置したことが検
出された場合に、ソレノイド149をOFFにして、図
11(b)に実線で示すようにロック部材148を矢印
H方向に回動させ、これによってロック部材148がガ
イド147aの切欠部146に係合可能な状態とする。
【0058】 トレー検出センサ152によって、フ
ォーク121が、投入しようとする棒金Cの金種に一致
した棒金トレー50〜57の前に位置したことが検出さ
れた場合に、昇降モータ144の駆動を直に停止させ、
これにより突出状態にあるロック部材148をガイド1
47aの切欠部146に係合させる。そして、このよう
な切欠部146に対するロック部材148の係合によっ
て、フォーク121が、投入しようとする棒金Cの金種
に一致した棒金トレー50〜57と同一高さに配置固定
されることになる。
【0059】《2》棒金整列機構58の準備動作 (1) 包装部2の搬送通路33に設けられた判別部
(図示略)の判別データに基づき、棒金整列アーム駆動
モータ166を駆動して、カム167を待機位置から棒
金Cの金種に応じたカム設定位置(図22参照)に回転
させる。なお、本実施の形態では、判別部(図示略)か
ら供給された判別データが500円を示す場合には、5
00円のカム設定位置は待機位置と同じであるので、該
カム167は回転させない。 (2) そして、上記(1)によってカム167が回転
した場合には、該カム167に当接するカムフォロア1
68が押し下げられ、このカムフォロア168の押し下
げによって、スライダー161、プッシャ162、切欠
部163、突起部164を介して棒金整列アーム59が
下方に押し下げられ、これによって棒金整列アーム59
がカム設定位置に応じた高さに配置される。
【0060】《3》第2リフト部49の棒金Cが棒金収
納機構61のフォーク121に掬い取られるまでの動作
(一)〜(六)について、図6、図13〜図18を参照
して説明する。 (一) 受皿検出手段114(図6参照)により硬貨受
皿110が「降下位置」にあることが検出されている状
態で、棒金横搬送装置42、第1リフト部44、放出切
換板47を順次駆動することによって、棒金Cを硬貨受
皿110上に案内する。 (二) 棒金有無検出手段115(図6参照)から出力
される検出信号に基づき、硬貨受皿110上に棒金Cが
載置されたことが検出された場合に(図13参照)、リ
フト駆動モータ(図示略)を駆動して、該棒金Cが載置
された硬貨受皿110を高速で上昇させる。
【0061】(三) 棒金Cが載置された硬貨受皿11
0が、フォーク121を上昇通過した場合に、「定位
置」にあったフォーク121が棒金Cによって押し上げ
られて水平軸121Aを中心として上方に回動する(図
13〜図14参照)。そして、このときのフォーク位置
検出手段122からの検出信号に基づき、フォーク12
1の回動が検出され(図14参照)、その後、棒金Cが
上昇通過して、引張バネ125の付勢によって該フォー
ク121が回動前の「定位置」に戻ったことが検出され
た場合には(図15参照)、リフト駆動モータ(図示
略)による硬貨受皿110の駆動を停止するとともに、
ブレーキ手段(図示略)を作動させて該硬貨受皿110
の上昇を急停止させる。また、硬貨受皿110の上昇が
急停止した場合には、該硬貨受皿110上の棒金Cが外
部に飛び出そうとするが、この飛び出しは突出部材11
0Bにより防止される。
【0062】(四) リフト駆動モータ(図示略)を逆
転駆動して、該棒金Cが載置された硬貨受皿110を高
速で降下させる。そして、このとき硬貨受皿110がフ
ォーク121の高さ位置を降下通過した場合には、硬貨
受皿110は、硬貨載置面110Aに形成された切欠部
110Dを経由してフォーク121を通過させるが、該
硬貨受皿110の棒金Cはフォーク121によって掬い
取られ、これによって該硬貨受皿110上の棒金Cがフ
ォーク121を通じて棒金トレー50〜57の一つに送
り込まれる(図16、図23参照)。 (五) 棒金有無検出手段115がプレート119の通
過を検出した場合に、硬貨受皿110が「降下位置近
傍」に位置したと判断して、リフト駆動モータ(図示
略)による硬貨受皿110の駆動を停止するとともに、
ブレーキ手段(図示略)を作動させて、硬貨受皿110
の降下を急停止させる(図17参照)。
【0063】(六) そしてその後、受皿検出手段11
4によって硬貨受皿110が「降下位置」にあると判断
された場合には、上記(一)に戻って上記処理を再度繰
り返す。また、この(六)では上記(五)で作動させた
ブレーキタイミングが早く、受皿検出手段114がプレ
ート119を検出できないことがあるが、このときには
受皿検出手段114がプレート119を検出するまで、
リフト駆動モータ(図示略)を低速で駆動させる。
【0064】次に、棒金収納機構61のフォーク121
によって掬い取られた棒金Cを該当する棒金トレー50
〜57の一つに収納する際の動作(七)〜(十一)につ
いて、図23〜図26を参照して説明する。 (七) 図16及び図23に示すように、フォーク12
1によって掬い取られた棒金Cは棒金転動経路120C
を転動するが、上述したように、棒金整列アーム59の
先端部と、棒金トレー50〜57の前側に位置する縁部
上面(符号hで示す)との間隔(符号x1 で示す)は、
カム167に対して設定した金種の径よりも小さく設定
されているので、フォーク121によって掬い取られた
棒金Cは、棒金転動経路120Cの末端で停止させられ
ることになる。 (八) 棒金検出センサ136の出力に基づいて棒金転
動経路120Cの末端に棒金Cがあると判断した場合
に、図23〜図24で示すように、アーム駆動モータ1
31の出力軸131Aを矢印m方向に回転駆動させ、こ
れによって棒金転動経路120Cの上方の「待機位置」
に配置されていたローラ134を下方に向けて移動させ
る。
【0065】(九) そして、アーム駆動モータ131
の出力軸131Aが回転駆動した場合は、図24に示す
ように、収納アーム132の先端のローラ134が棒金
転動経路120Cに突出して、該ローラ134が棒金C
の後部を棒金トレー50〜57側に向けて押圧するが、
このとき、前述したように、棒金整列アーム59の先端
部と、棒金トレー50〜57の前側に位置する縁部上面
(符号hで示す)との間隔(符号x1 で示す)は、カム
167に対して設定した金種の径よりも小さく設定され
ているので、図25〜図26で示すように、収納アーム
132の先端のローラ134が棒金Cの後部を押圧した
際に、該棒金Cを介して棒金整列アーム59が上方に持
ち上げられ、かつ持ち上げられた棒金整列アーム59の
下面長さ方向に沿って該棒金Cが案内される。
【0066】また、棒金トレー50〜57は棒金収納機
構61側に位置する前部が低くなるように傾斜した状態
で配置されているものであり、従って、図25〜図26
で示すように、収納アーム132の先端のローラ134
が棒金Cの後部を押圧した際に、該棒金C(符号c0 で
示す)が、棒金トレー50〜57の前側に先に配列され
ている棒金(前側が低くなっているので重力によってこ
の前側に集まる:符号C1 で示す)を後方に押し退け、
これにより棒金トレー50〜57の前側に棒金C0を収
納する空間を形成するとともに、このとき押し込まれた
棒金C0が、先に収納されている棒金C1 上に乗り上
げ、これにより棒金整列アーム59を更に上方に回動さ
せる。
【0067】(十) アーム駆動モータ131の駆動に
よって、収納アーム132の先端のローラ134が図2
6で示される位置にまで回転した場合(図示しない位置
検出センサによって検出)、該アーム駆動モータ131
の駆動を停止し、その後、棒金整列アーム駆動モータ1
66を駆動してカム167を一回転させる。そして、こ
のようなカム167の一回転により、図22(d)及び
図27で示すように該カム167が設定位置「H」とな
ったときに、棒金整列アーム59は棒金トレー50〜5
7の硬貨載置面に近い位置にまで押し下げられることか
ら、棒金C1 上に乗り上げた状態にある棒金C0が、該
棒金C1内に押し込まれ、これによって該棒金C0が棒金
トレー50〜57内に整列収納されることになる。 (十一) 棒金整列アーム駆動モータ166によってカ
ム167の一回転が終了した場合に、図27〜図28に
示すように、アーム駆動モータ131の出力軸131A
を矢印n方向に回転して、収納アーム132を上昇さ
せ、その後、収納アーム132が図23に示す「待機位
置」に位置した場合(図示しない位置検出センサによっ
て検出)に、該アーム駆動モータ131の駆動を停止す
る。
【0068】以上詳細に説明したように本実施の形態に
示される棒金収納装置では、棒金トレー50〜57と第
2リフト部49との間に、棒金Cを掬い取るための昇降
自在なフォーク121を有する棒金収納機構61を設
け、この棒金収納機構61によって、第2リフト部49
が搬送した棒金Cを掬い取り、更に該棒金Cを棒金トレ
ー50〜57に対して押し込むようにしているので、従
来のように棒金トレー50〜57の各下方位置に、棒金
Cを掬い取るためのレバー(71)、該レバーを駆動す
るためのレバー移動機構(81)を個々に設ける必要は
無く、これによって従来のように棒金トレー50〜57
間にこれら機器を配置するためのスペースを設けること
が不要となって、機体が上下方向に大型化することを防
止でき、また、使用する部品点数の増加を抑えることが
可能となる。また、本発明の棒金収納装置では、棒金ト
レー50〜57の上方に設けた棒金整列機構58によっ
て棒金Cを棒金トレー50〜57内に押し込んで整列さ
せるようにしており、従来のように、棒金トレー50〜
57を揺動させる棒金カセット上下動機構(61)とい
った複雑な機構を必要としないので、この点において
も、棒金トレー50〜57の間隔を狭めて機体の上下方
向の大型化を防止することができ、かつ部品点数の増加
を抑えることが可能となる(上記括弧内の数字は従来公
報の記載内容に対応する)。
【0069】また、本実施の形態に示される棒金収納装
置では、棒金収納機構61の収納アーム132が、前記
フォーク121の上方位置にて該フォーク121上に形
成された棒金Cの棒金転動経路120Cに対して突出退
避自在に設けられ、退避位置にある場合にフォーク12
1によって掬い取られた棒金Cが棒金転動経路120C
に沿って転動することを許容し、また、突出位置にある
場合に棒金転動経路120Cを転動した棒金Cの後部を
押圧するようにしており、このような収納アーム132
の動作によって、フォーク121によって掬い取られた
棒金Cを棒金トレー50〜57内に確実に押し込むこと
が可能となる。また、本実施の形態に示される棒金収納
装置では、棒金整列機構58に設けられたカム167の
位置設定によって、棒金整列アーム59の高さ位置を金
種に応じて調整するようにしているので、このような棒
金整列アーム59の調整によって、設定金種より大径の
金種が間違って棒金トレー50〜57内に押し込まれる
ことを阻止することができ、棒金トレー50〜57に対
する正確な棒金収納を行うことが可能となる。
【0070】なお、上記実施の形態は以下のように変形
しても良い。 第2リフト部49によって棒金Cを機体100の下
側から搬送したが、これに限定されず、機体100の上
側から搬送した棒金Cを、第2リフト部49の硬貨受皿
110を経由して、棒金収納機構61のフォーク121
に受け渡すようにしても良い。 棒金収納機構61のフォーク121によって掬い取
った棒金Cを、棒金整列アーム59の先端で停止させる
ようにしたが、これに限定されず、最初から、棒金整列
アーム59を図25に符号X2 で示す高さに位置させて
おいても良い。
【0071】 上記実施の形態では、第2リフト部4
9、棒金収納機構61、棒金トレー50〜57、棒金整
列機構58からなる硬貨収納装置を1組設けるようにし
たが、これに限定されず、図29に示すように2組ある
いはそれ以上設けるようにしても良い。そして、図29
に示すように硬貨収納装置を2組設けた場合には、最下
段の棒金トレー50の下方位置に、硬貨を滑らせること
により搬送する棒金搬送通路170を設け、この棒金搬
送通路170を通じて、棒金収納機構61のフォーク1
21によって掬い取った棒金Cを、隣接する硬貨収納装
置の第2リフト部49の硬貨受皿110上に搬送すると
良い。
【0072】また、特許請求の範囲に記載した構成要素
と、実施の形態に示される構成要素とは以下のような対
応関係にある。 (1) 棒金収納装置……第2リフト部49、棒金収納
機構61、棒金トレー50〜57、棒金整列機構58。 (2) 棒金トレー……棒金トレー50〜57。 (3) 棒金リフト機構……第2リフト部49。 (4) 棒金収納機構……棒金収納機構61(昇降体1
20、フォーク121、昇降機構140、収納アーム1
32等を具備)。 (5) 棒金整列機構……棒金整列機構58(棒金整列
アーム59、棒金整列アーム駆動機構60、カム機構
(カム167、カムフォロア168)等を具備)。
【0073】
【発明の効果】以上詳細に説明したように第1の発明に
示す棒金収納装置によれば、棒金を収納しよとする棒金
トレーの直前位置に棒金収納機構を待機させておき、こ
の状態で、該棒金収納機構のフォークによって棒金リフ
ト機構が搬送した棒金が掬い取られ、更に、フォークに
掬い取られた棒金が、該棒金収納機構の収納アームによ
って棒金トレーに対して押し込まれる。一方、棒金整列
機構として、棒金トレーの上方位置に水平軸を中心とし
て上下方向に揺動自在な棒金整列アームが設けられてお
り、このような棒金整列アームによって、棒金トレー内
に押し込まれた棒金が上方側からガイドされる。一方、
このような収納アームによる棒金を押し込み位置は、後
側より高さが低い棒金トレーの前側(この位置に先に収
納された棒金が集まって整列される)であるので、この
棒金トレーの前側位置において、棒金整列アームによっ
て棒金トレー内に押し込まれた棒金が、先に収納整列さ
れていた棒金を後方に押し退け、このとき棒金トレー内
において、押し込まれた棒金が、先に収納されている棒
金上に乗り上げ、これにより棒金整列アームが上方に回
動する。そして、棒金トレー内にて、押し込まれた棒金
が先に収納されている棒金上に乗り上げることにより、
棒金整列アームが上方に回動した場合には、棒金整列ア
ーム駆動機構が、棒金整列アームを下方に向けて押圧す
るようにしており、このような棒金整列アームの押圧に
よって、棒金トレー内に送られた棒金が先に収納された
棒金内に押し込まれ、その結果、棒金トレー内の棒金が
一列に整列させられる。
【0074】そして、以上のような棒金収納装置では、
棒金トレーと棒金リフト機構との間に、棒金を掬い取る
ための昇降自在なフォークを有する棒金収納機構を設
け、この棒金収納機構によって、棒金リフト機構が搬送
した棒金を掬い取り、更に該棒金を棒金トレーに対して
押し込むようにしているので、従来のように棒金トレー
の各下方位置に、棒金を掬い取るためのレバー(7
1)、該レバーを駆動するためのレバー移動機構(8
1)を個々に設ける必要は無く、これによって従来のよ
うに棒金トレー間にこれら機器を配置するためのスペー
スを設けることが不要となって、機体が上下方向に大型
化することを防止でき、また、使用する部品点数の増加
を抑えることが可能となる。また、本発明の棒金収納装
置では、棒金トレーの上方に設けた棒金整列機構によっ
て棒金を棒金トレー内に押し込んで整列させるようにし
ており、従来のように、棒金トレーを揺動させる棒金カ
セット上下動機構(61)といった複雑な機構を必要と
しないので、この点においても、棒金トレーの間隔を狭
めて機体の上下方向の大型化を防止することができ、か
つ部品点数の増加を抑えることが可能となる(上記括弧
内の数字は従来公報の記載内容に対応する)。
【0075】第2の発明に示す棒金収納装置によれば、
棒金収納機構の収納アームが、前記フォークの上方位置
にて該フォーク上に形成された棒金の搬送経路に対して
突出退避自在に設けられ、退避位置にある場合にフォー
クによって掬い取られた棒金が搬送経路に沿って転動す
ることを許容し、また、突出位置にある場合に搬送経路
を転動した棒金の後部を押圧するようにしており、この
ような収納アームの動作によって、フォークによって掬
い取られた棒金を棒金トレー内に確実に押し込むことが
可能となる。
【0076】第3の発明に示す棒金収納装置によれば、
棒金整列機構に設けられたカム機構によって棒金整列ア
ームの高さ位置を金種に応じて調整するようにしている
ので、このような棒金整列アームの調整によって、設定
金種より大径の金種が間違って棒金トレー内に押し込ま
れることを阻止することができ、棒金トレーに対する正
確な棒金収納を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を表す硬貨処理機の概略構
成を示す正面図。
【図2】図1の左側面図。
【図3】棒金収納部3の概略構成を示す側面図。
【図4】棒金横搬送装置42を具体的に示す平面図であ
って、受け皿43が「棒金受取位置」に配置された状態
を示す図。
【図5】棒金横搬送装置42を具体的に示す平面図であ
って、受け皿43が「バラ硬貨回収・棒金受渡位置」に
配置された状態を示す図。
【図6】第2リフト部49と棒金収納機構61と棒金ト
レー50〜55との位置関係を示す斜視図。
【図7】棒金収納機構61のフォーク21近傍を詳細に
示す斜視図。
【図8】(a)は棒金収納機構61の収納アーム132
付近を詳細に示す平面図、(b)は(a)の側面図。
【図9】図8を矢印IX方向から見た図。
【図10】棒金収納機構61の硬貨転動経路120C
が、棒金トレー50〜57の一つと同一高さに配置され
た場合の平面図
【図11】棒金収納機構61を示す図であって、(a)
はその平面図、(b)は(a)のフォーク位置決め機構
145付近の側面図である。
【図12】棒金収納機構61を示す図であって、(a)
はその平面図、(b)は(a)の昇降機構140付近の
側面図である。
【図13】棒金Cを棒金トレー50〜57に収納する際
の動作(1)を説明するための側面図であって、「降下
位置」にある硬貨受皿110上に棒金が載置された状態
が示されている。
【図14】図13に続く動作(2)を説明するための側
面図であって、硬貨受皿110が上昇して該硬貨受皿1
10上の棒金Cがフォーク121を押し上げた状態を示
している。
【図15】図14に続く動作(3)を説明するための側
面図であって、硬貨受皿110がフォーク121を通過
して停止した状態を示している。
【図16】図15に続く動作(4)を説明するための側
面図であって、硬貨受皿110が降下して該硬貨受皿1
10上の棒金あgフォーク121で掬い取られた状態を
示している。
【図17】図16に続く動作(5)を説明するための側
面図であって、硬貨受皿110が棒金有無検出手段11
5によって検出された状態を示している。
【図18】図17に続く動作(6)を説明するための側
面図であって、硬貨受皿110が受皿検出手段114に
よって検出された状態を示している。
【図19】棒金整列機構58の棒金整列アーム駆動機構
60を示す側面図。
【図20】図19の平面図。
【図21】図19の正面図。
【図22】(a)棒金Cの金種が大径金種である場合又
は待機位置にある場合のカム167の設定位置「E」を
示す図、(b)棒金Cの金種が中径金種である場合のカ
ム167の設定位置「F」を示す図、(c)棒金Cの金
種が小径金種である場合のカム167の設定位置「G」
を示す図、(d)棒金整列アーム59を棒金トレー50
〜57上の棒金載置面に近接させる際のカム167の設
定位置「H」を示す図。
【図23】フォーク121によって掬い取られた棒金C
の転動が棒金整列アーム59によって停止させられた状
態を示す側面図。
【図24】棒金収納機構61のアーム駆動モータ131
の駆動が開始された状態を示す側面図。
【図25】棒金収納機構61の収納アーム132によっ
て棒金Cが棒金トレー50〜57内に押し込まれる状態
を示す側面図。
【図26】棒金収納機構61の収納アーム132による
棒金Cの押し込みによって、棒金整列アーム59が押し
上げられた状態を示す側面図。
【図27】棒金整列機構58のカム167の回転によっ
て、棒金整列アーム59が押し下げられた状態を示す側
面図。
【図28】棒金収納機構61の収納アーム132が待機
位置に復帰した状態を示す側面図。
【図29】第2リフト部49、棒金収納機構61、棒金
トレー50〜57、棒金整列機構58からなる棒金収納
装置がオプションとしてもう1台連結された状態を示す
正面図。
【符号の説明】
1 入金部 2 包装部 3 棒金収納部 39 ロールシュート 42 棒金横搬送装置 44 第1リフト部 47 放出切換板 49 第2リフト部(棒金リフト機構) 50〜57 棒金トレー 58 棒金整列機構 59 棒金整列アーム 60 棒金整列アーム駆動機構 61 棒金収納機構 110 硬貨受皿 120 昇降体 120C 棒金転動経路 121 フォーク 132 収納アーム 140 昇降機構 145 フォーク位置決め機構 167 カム(カム機構) 168 カムフォロア(カム機構) 170 棒金搬送通路 C 棒金

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前側が低くなるように傾斜した状態で上
    下方向に複数段配置され各内部にて棒金が前後方向に一
    列に整列収納される棒金トレーと、 これら棒金トレーの前側に設けられて棒金を上下方向に
    搬送する棒金リフト機構と、 これら棒金トレーと棒金リフト機構との間に昇降自在に
    設けられて、棒金を収納しよとする棒金トレーの直前位
    置にて、棒金リフト機構によって搬送された棒金を受け
    取り、該棒金トレーに対して押し込む棒金収納機構と、 各棒金トレーの上方位置に設けられて、前記棒金収納機
    構によって棒金トレー内に押し込まれた棒金を、先に収
    納されている棒金内に更に押し込み整列させる棒金整列
    機構と、を具備してなり、 前記棒金収納機構は、棒金トレーと棒金リフト機構との
    間の位置にて昇降体を昇降させる昇降機構と、該昇降体
    に設けられて棒金リフト機構によって搬送された棒金を
    掬い取るフォークと、前記昇降体に設けられて該フォー
    クによって掬い取られた棒金の後部を押圧する収納アー
    ムと、を有し、 前記棒金整列機構は、各棒金トレーの上方に位置する水
    平軸を中心として上下方向に揺動自在に設けられ、前記
    収納アームによって棒金トレー内に押し込まれた棒金を
    上方側からガイドする複数の棒金整列アームと、前記収
    納アームの押し込みによって棒金整列アームが上方に回
    動したときに棒金整列アームを下方に向けて押圧する棒
    金整列アーム駆動機構と、を有することを特徴とする棒
    金収納装置。
  2. 【請求項2】 前記棒金収納機構の収納アームは、前記
    フォークの上方位置にて該フォーク上に形成された棒金
    の搬送経路に対して突出退避自在に設けられて、退避位
    置にある場合にフォークによって掬い取られた棒金が搬
    送経路に沿って転動することを許容し、また、突出位置
    にある場合に搬送経路を転動した棒金の後部を押圧する
    ことを特徴とする請求項1記載の棒金収納装置。
  3. 【請求項3】 前記棒金整列アーム駆動機構には、棒金
    整列アームの上方側への回動範囲を金種に応じて設定
    し、該回動範囲を越えた回動を規制するカム機構が設け
    られていることを特徴とする請求項1記載の棒金収納装
    置。
JP26184495A 1995-10-09 1995-10-09 棒金収納装置 Expired - Fee Related JP3205492B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26184495A JP3205492B2 (ja) 1995-10-09 1995-10-09 棒金収納装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26184495A JP3205492B2 (ja) 1995-10-09 1995-10-09 棒金収納装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09106468A true JPH09106468A (ja) 1997-04-22
JP3205492B2 JP3205492B2 (ja) 2001-09-04

Family

ID=17367540

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26184495A Expired - Fee Related JP3205492B2 (ja) 1995-10-09 1995-10-09 棒金収納装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3205492B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010035332A1 (ja) * 2008-09-26 2010-04-01 グローリー株式会社 包装硬貨投出装置
CN111612968A (zh) * 2020-06-05 2020-09-01 中国银行股份有限公司 一种硬币兑换方法及装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010035332A1 (ja) * 2008-09-26 2010-04-01 グローリー株式会社 包装硬貨投出装置
CN111612968A (zh) * 2020-06-05 2020-09-01 中国银行股份有限公司 一种硬币兑换方法及装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3205492B2 (ja) 2001-09-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0338635B2 (ja)
JPH0472277B2 (ja)
JPH0682410B2 (ja) 硬貨包装機
CN203689603U (zh) 硬币处理装置
JP3673052B2 (ja) 硬貨入出金機の取引口装置
JP3205492B2 (ja) 棒金収納装置
JP3266436B2 (ja) 硬貨入出金機
JP3148603B2 (ja) 棒金搬送装置
JPH03240898A (ja) 棒金収納投出装置
JP3288252B2 (ja) 貨幣入出金機
JP2010066939A (ja) 棒金投出装置
JPS59174989A (ja) 紙幣取扱装置
JP3242273B2 (ja) 硬貨入出金機
JP3148595B2 (ja) 棒金搬送装置
JP3205490B2 (ja) 棒金横搬送装置
JP2589242Y2 (ja) 硬貨収納投出装置
JP2559820B2 (ja) 硬貨入金包装機および硬貨入出金包装機
JP3295278B2 (ja) 硬貨処理機
JP2002157630A (ja) 硬貨収納繰出装置
JP3299412B2 (ja) 硬貨入出金筒装置
JP2682822B2 (ja) 循環式紙幣処理方法
JP3380378B2 (ja) 硬貨選別分類装置
JP3664370B2 (ja) リフト駆動機構
JP3188610B2 (ja) 硬貨選別機
JPH0622695Y2 (ja) 紙幣処理機における紙幣集積搬送装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010529

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100629

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110629

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120629

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees