JPH09106863A - 同軸コネクタの取付構造 - Google Patents

同軸コネクタの取付構造

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JPH09106863A
JPH09106863A JP7261713A JP26171395A JPH09106863A JP H09106863 A JPH09106863 A JP H09106863A JP 7261713 A JP7261713 A JP 7261713A JP 26171395 A JP26171395 A JP 26171395A JP H09106863 A JPH09106863 A JP H09106863A
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coaxial connector
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mounting
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Hiroto Kinuyama
弘人 衣山
Tadaaki Oonishi
唯章 大西
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Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 熱膨張及び収縮が加えられても、捻じり強度
を向上させることが可能な同軸コネクタの取付構造を提
供する。 【構成】 芯線部と該芯線部に対して同軸に設けられた
ねじ部を有する同軸コネクタの基部を本体101の金属
面に設けられた取付用孔111に挿入し、かしめ処理に
よって前記基部を前記金属面に固定する取付構造にあっ
て、取付用孔111の内周の複数箇所に切り込み部11
2を設け、この切り込み部112に位置合わせをして前
記かしめを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同軸ケーブルを接続す
るための同軸コネクタ、特に、Fケーブルをケース等に
取り付けるための同軸コネクタの取付構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図9はTV受像機やFM受信機等に用い
られるチューナユニットの外観図である。このチューナ
ユニット100は、錫メッキ鋼板等の金属板をプレスし
て作られたシールドケースを兼ねる本体101(ビデオ
装置、TV受像機等のマザー基板に実装するための足1
01aを有する)、この本体101内に配設されるプリ
ント基板102、このプリント基板102上に形成され
たTU(チューナ)部103、IF(中間周波数)部1
04、MD部105、同軸コネクタとしてのFコネクタ
106等を備えて構成されている。一般的にFコネクタ
106は低インピーダンス信号の伝送に用いられ、75
オームのインピーダンスを持つ3C2V等の同軸ケーブ
ルを接続した雄コネクタがねじ込み接続される。Fコネ
クタ106の接続先は他のユニットや基板、あるいはア
ンテナ等である。
【0003】このFコネクタ106の構造は、図10に
示すように、芯線部106aとその外側に設けられるね
じ部106bから成り、その基部106cは小判型を成
し、ねじ部106bとの間に鍔106dが設けられてい
る。基部106cの形状に合わせて本体101の側面に
取付用孔107が設けられており、この取付用孔107
にFコネクタ106を嵌入することができる。その際、
鍔106dが設けられているために、基部106cのみ
が本体101内に挿入される。この状態を示したのが図
11である。
【0004】Fコネクタ106と本体101との固定
は、図12に示すように、基部106cの縁の複数箇所
をポンチ108によって取付用孔107の内径より大き
くなるように膨出させ、かしめ部106eを形成するこ
とにより行われる。この状態を示したのが図13の側面
図であり、断面図を示したのが図14である。
【0005】図10ではFコネクタ106にかしめ部1
06eを設ける例を示したが、この他、図15に示す構
造も用いられている。すなわち、取付用孔107a,1
07bの各々の内縁の平坦部に凹凸部109を設けてお
き、Fコネクタ106を取付用孔107a,107bに
挿入したときに、凹凸部109によって基部106cが
かしめられるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、亜鉛ダイキ
ャスト製のFコネクタを装着した状態で、本体をリフロ
ー炉に通過(本体101自体のリフロー半田あるいは基
板上の部品の実装を目的としたリフロー半田等のため)
させると、その亜鉛ダイキャスト製のFコネクタが熱膨
張・収縮のためにガタが生じ易くなる。このようなガタ
が生じると、図16に示すように、本体101にFコネ
クタ106,110を取り付けた後、図16のA方向
(円周方向)に回転力を与えて捻じり試験を行った場
合、図17の(a)のように、試験前には小判型であっ
た取付用孔107a,107bが試験後には(b)のよ
うに円形に近い形状に変形し、Fコネクタ106,11
0が空回りをし易くなる。このような状態で雄コネクタ
を結合しようとすれば、Fコネクタが回転し、接続され
ている配線等が断線する恐れがある。
【0007】そこで、本発明は、熱膨張及び収縮が加え
られても、捻じり強度を向上させることが可能な同軸コ
ネクタの取付構造を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、芯線部と該芯線部に対して同軸に設
けられた外筒を有する同軸コネクタの基部をケース、シ
ャーシ等の金属面に設けられた取付用孔に挿入し、かし
め処理によって前記基部を前記金属面に固定する取付構
造において、前記取付用孔の内周の少なくとも1箇所に
切り込み部を設け、前記かしめを前記切り込み部に合わ
せて形成したことを、最も主要な特徴としている。上記
の構成において、前記取付用孔を小判型にし、その曲部
に前記切り込み部を設けた。また、前記切り込み部を、
入口部の幅に対して奥部の幅が広くなるようにした。
【0009】
【作用】上記した手段によれば、切り込み部を本体側の
取付用孔に設け、この取付用孔に合わせて同軸コネクタ
のかしめ部を切り込み部に嵌入させることができ、同軸
コネクタの回転防止が図られる。したがって、同軸コネ
クタの回転を防止でき、熱膨張及び収縮が加えられて
も、ガタを生じることがない。これにより、捻じり強度
が向上する。また、小判型の取付用孔の曲部に切り込み
部を設けることにより、同軸コネクタに回転力が生じて
も取付用孔に変形を生じさせることが少なくなり、且つ
同軸コネクタと取付面の係着を確実にすることができ
る。
【0010】また、入口部の幅に対して奥部の幅を広く
した切り込み部は、切り込み部に嵌入した同軸コネクタ
のかしめ部が切り込み部から抜け出るのを防止し、同軸
コネクタの固定を確実にすることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0012】図1は本発明による同軸コネクタの取付構
造を示す側面図、図2は図1の一部の詳細を示す部分拡
大図である。なお、以下においては、同軸コネクタとし
てFコネクタを例に説明する。本実施例は、Fコネクタ
用の基部106cの外形に嵌合する形状の取付用孔11
1を本体101に設けている。そして、取付用孔111
の曲部にのみ複数の切り込み部112を設けている。こ
の切り込み部112は、図2に示すように、入口部の幅
Aに対し最奥部の幅Bを大きくとって形状にすること
も、図3に示すように、入口部の幅Aと最奥部の幅Bを
等しくすることもできる。
【0013】取付用孔111の内、Fコネクタの回転を
規制するように作用する部分は図1の垂直部のみであ
り、この部分に凹凸形状や切り込みを設けると捻じりに
対する強度を低下させることになる。一方、取付用孔1
11の曲部がFコネクタ106の基部106cと同一径
であるため、回転を規制するようには作用しない。そこ
で、切り込み部112を曲部に設けるようにしている。
【0014】図4はFコネクタ106を本体101の取
付用孔111に挿入した状態を示す正面図であり、図5
は図4の側面図を示している。図4及び図5の状態にお
いて、図6に示すように、ポンチ108等の治具(手動
または自動により駆動)を用い、切り込み部112に位
置合わせをし、切り込み部112に対向する部位を半径
方向に膨出させれば、図7(正面図)及び図8(側面
図)に示すように、形成されたかしめ部113が切り込
み部112に嵌入して固定及び回転ロックが行われ、F
コネクタ106の回転が規制される。このように、かし
め部113が切り込み部112に嵌入して回転を防止す
るため、かしめ強度を向上させることができる。
【0015】以上の構成により、亜鉛ダイキャスト製の
Fコネクタを装着した状態で本体をリフロー炉に通過さ
せることにより、Fコネクタに熱膨張・収縮が生じて
も、捻じり強度が向上し、取付部にガタは生じなくな
る。なお、上記実施例では、Fコネクタが亜鉛ダイキャ
スト製のケースについて説明したが、黄銅製のFコネク
タであっても同様の効果を得ることができる。
【0016】なお、上記の説明においては、Fコネクタ
の基部が小判型で、このFコネクタが挿入される本体側
の孔も小判型にする例を示したが、本発明はこれに限定
されるものではなく、直円形あるいは一部に平坦面を有
する円形の基部及び取付孔を有する構成に対しても適用
可能である。
【0017】また、同軸コネクタの一例としてFコネク
タを例にあげたが、ストッパを持たず、ねじ止めによら
ず取り付けを行う全てのコネクタに対して本発明を適用
することができる。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
芯線部と該芯線部に対して同軸に設けられた外筒を有す
る同軸コネクタの基部をケース、シャーシ等の金属面に
設けられた取付用孔に挿入し、かしめ処理によって前記
基部を前記金属面に固定する取付構造において、前記取
付用孔の内周の少なくとも1箇所に切り込み部を設け、
前記かしめを前記切り込み部に合わせて形成したので、
同軸コネクタの回転を防止でき、熱膨張及び収縮が加え
られてもガタを生じることがない。これにより、捻じり
強度が向上する。
【0019】また、取付用孔を小判型にし、その曲部に
前記切り込み部を設けるようにしたので、同軸コネクタ
に回転力が生じても取付用孔に変形を生じさせることを
少なくし、且つ同軸コネクタと取付面の係着を確実にす
ることができる。
【0020】また、切り込み部を入口部の幅に対して最
奥部の幅が広くなるようにしたので、切り込み部に嵌入
した同軸コネクタのかしめ部が切り込み部から抜け出る
のを防止し、同軸コネクタの固定を確実にすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による同軸コネクタの取付構造を示す側
面図である。
【図2】図1に示す切り込み部の形状の詳細を示す部分
拡大図である。
【図3】図2に示す切り込み部の他の形状例を示す部分
拡大図である。
【図4】図1の構成におけるFコネクタを本体の取付用
孔に挿入した状態を示す正面図である。
【図5】図4の側面図である。
【図6】本発明による同軸コネクタの取付構造のかしめ
処理を示す説明図である。
【図7】図6のかしめ処理によってかしめられた状態を
示す正面図である。
【図8】図7の側面図である。
【図9】TV受像機やFM受信機に用いられるチューナ
ユニットの外観図である。
【図10】同軸コネクタ及び本体側の取付用孔の構成を
示す斜視図である。
【図11】図10において同軸コネクタを本体側の取付
用孔に挿入した状態を示す側面図である。
【図12】同軸コネクタと本体をかしめ処理した後の状
態を示す正面図である。
【図13】図12の側面図である。
【図14】図12のかしめ部の詳細を示す断面図であ
る。
【図15】同軸コネクタを装着するための他の本体構造
例を示す正面図である。
【図16】図15の本体に同軸コネクタを装着した例を
示す斜視図である。
【図17】捻じり試験前後における取付用孔の変形を示
す説明図である。
【符号の説明】
101 本体 106 Fコネクタ 106a 芯線部 106b ねじ部(外筒) 106c 基部 111 取付用孔 112 切り込み部 113 かしめ部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芯線部と該芯線部に対して同軸に設けら
    れた外筒を有する同軸コネクタの基部をケース、シャー
    シ等の金属面に設けられた取付用孔に挿入し、かしめ処
    理によって前記基部を前記金属面に固定する取付構造で
    あって、前記取付用孔の内周の少なくとも1箇所に切り
    込み部を設け、前記かしめを前記切り込み部に合わせて
    形成したことを特徴とする同軸コネクタの取付構造。
  2. 【請求項2】 前記取付用孔を小判型にし、その曲部に
    前記切り込み部を設けたことを特徴とする請求項1に記
    載の同軸コネクタの取付構造。
  3. 【請求項3】 前記切り込み部は、入口部の幅に対して
    奥部の幅が広いことを特徴とする請求項1または2に記
    載の同軸コネクタの取付構造。
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