JPH09107707A - 同軸正逆転作業機 - Google Patents

同軸正逆転作業機

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JPH09107707A
JPH09107707A JP27593395A JP27593395A JPH09107707A JP H09107707 A JPH09107707 A JP H09107707A JP 27593395 A JP27593395 A JP 27593395A JP 27593395 A JP27593395 A JP 27593395A JP H09107707 A JPH09107707 A JP H09107707A
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shaft
mission case
tiller
spiral rotor
working machine
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Kazunari Irikita
一成 入来
Takeshi Kawabata
剛 川端
Masatoshi Nagaoka
政敏 永岡
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 作業機ミッションケース41の作動によ
り、第1耕耘軸47を正転、第2耕耘軸46を逆転をす
る。従って、ミッションケース41寄りの第1耕耘軸4
7に取付けた耕耘爪21を正転させ、ミッションケース
41から遠い第2耕耘軸46に取付けたスパイラルロー
タ90は逆転させる構成とした。。 【効果】 ミッションケース近傍に、耕耘爪を配置した
ので、ミッションケース下方の未耕耘部分をなくすこと
ができ、しかも、耕耘爪を正転させるので刈った草や土
は円滑に後方へ排出でき、ミッションケースが残土に載
り上げるところのスタック現象を抑えることができる。
そして、耕耘爪とスパイラルロータとを互いに逆転させ
たので、作業反力が相殺され、作業車両に与える負担が
小さくなり、作用車両の軽量化及び小型化が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はスパイラルロータを
備えた作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】果樹園などでの除草及び表土の破砕にス
パイラルロータが好適である。スパイラルロータに似た
作業機はある。例えば実公平1−39126号公報
「トラクターのミッドマウントモアー装着機構」や、
実開昭60−17606号公報「除草機兼用耕うん機」
であり、はリールモア、は除草ロータである。
【0003】上記は、同公報の第1図によれば、左部
モアーAと後部モアーCと右部モアーBとをトラクター
の幅方向に並べ、A+C+Bの幅で草を刈るというもの
である。後部モアーCは、車体の下に配置できないの
で、車体の後部に牽引し、他の左右部モアーA,Bは車
体に左右側部に配置する構成となっている。
【0004】上記は、同公報の第1図によれば、長い
操作管1の先端にギアボックス5を取付け、このギアボ
ックス5から回転軸9,10を左右に突出し、これらの
回転軸9,10にロータ11,11を取付けた除草機で
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記は、左部モアー
A、右部モアーB及び後部モアーCを各々駆動するた
め、駆動系統が複雑となる。そのために、大型トラクタ
ーが必要となるが、果樹園では樹木が起立していること
から、大型トラクターで作業することは難かしく、小回
りのきく小型作業車両が必要となる。
【0006】上記は、ごく小型であるから果樹園で使
用できる。しかし、中央のギアボックス5の部分は草が
刈れないので、何往復もする必要があり、作業員の負担
が極めて大きい。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明者らは、
作業員の負担を軽くするために、小型作業車両にスパイ
ラルロータを牽引させることとし、ギアボックス部分の
刈り残しを解消すること、作業車両が小型であるからこ
の作業車両にスパイラルロータの反力を掛けないように
すること、のできる作業機を完成するに至った。
【0008】具体的には、請求項1は、作業機ミッショ
ンケースから中空の第1耕耘軸を延出するとともに、こ
の第1耕耘軸の内部を貫通させて作業機ミッションケー
スから第2耕耘軸を延出し、ミッションケース寄りの第
1耕耘軸を正回転させるとともにこの軸に耕耘爪を取付
け、ミッションケースから遠い第2耕耘軸を逆回転させ
るとともにこの軸にスパイラルロータを取付けることで
同軸正逆転作業機を構成する。
【0009】ミッションケース近傍に、耕耘爪を配置し
たので、ミッションケース下方の未耕耘部分をなくすこ
とができ、しかも、耕耘爪を正転させるので刈った草や
土は円滑に後方へ排出でき、ミッションケースが残土に
載り上げるところのスタック現象を抑えることができ
る。そして、耕耘爪とスパイラルロータとを互いに逆転
させたので、作業反力が相殺され、作業車両に与える負
担が小さくなり、作用車両の軽量化及び小型化が図れ
る。また、一定の深さで除草可能で、除草後の見た目が
良くなるとともに除草の仕上りも向上する。
【0010】請求項2は、作業機ミッションケースから
中空の第1耕耘軸を延出するとともに、この第1耕耘軸
の内部を貫通させて作業機ミッションケースから第2耕
耘軸を延出し、ミッションケース寄りの第1耕耘軸にス
パイラルロータを取付け、ミッションケースから遠い第
2耕耘軸に耕耘爪を取付け、前記第1耕耘軸と第2耕耘
軸とを互いに逆回転させることで同軸正逆転作業機を構
成する。
【0011】スパイラルロータと耕耘爪を互いに逆転さ
せたので、作業反力が相殺され、作業車両に与える負担
が小さくなり、作用車両の軽量化及び小型化が図れる。
そして、耕耘爪で草刈幅の両側を刈るので、刈り幅が明
確となり、広い圃場を往復して草刈を実施するときに便
利であり、作業効果が上がる。
【0012】請求項3は、作業機ミッションケースから
中空の第1耕耘軸を延出するとともに、この第1耕耘軸
の内部を貫通させて作業機ミッションケースから第2耕
耘軸を延出し、ミッションケース寄りの第1耕耘軸及び
ミッションケースから遠い第2耕耘軸にともにスパイラ
ルロータを取付け、前記第1耕耘軸と第2耕耘軸とを互
いに逆回転させることで同軸正逆転作業機を構成する。
【0013】スパイラルロータとスパイラルロータを互
いに逆転させたので、作業反力が相殺され、作業車両に
与える負担が小さくなり、作用車両の軽量化及び小型化
が図れる。
【0014】請求項4は、前記第1耕耘軸と第2耕耘軸
の回転数を略同一にしたことを特徴とする。
【0015】正転回転数と逆転回転数とを略同一にした
ので、前向き力と後向き力とを良好に相殺できる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を添付図に基
づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見る
ものとする。図1は本発明に係る作業車両の側面図であ
り、作業車両1は、車体フレーム2の前後に小径の前輪
3及び大径の後輪4を備え、前端にフロントウエイト
5、前から後に向って、ハンドルポスト6、操向ハンド
ル7、乗員シート8、原動機9(シリンダヘッド11,
マフラー12,燃料タンク13を上部に有する。)を備
え、後部にスパイラルロータを備えた作業機20を脱着
自在に懸架する比較的小型で軽量の車両である。
【0017】上記作業機20は、図示せぬ油圧シリンダ
で上昇した状態を示し、前記原動機9から伝動手段を介
して駆動力を受け、スパイラルロータ90などを適宜正
逆転させものであり、詳しくは後述する。
【0018】40は作業機ミッション装置であり、原動
機の駆動力を減速して耕耘軸46,47へ伝える機器で
あり、24はロータリサイドカバーであり、スパイラル
ロータ90の上半部を覆うロータリカバー25の両サイ
ドを塞ぐ部材であり、26はサイドリヤカバーで有り、
前記ロータリサイドカバー24の後部に位置調整可能に
取付けたものであり、27はそのための湾曲長孔であ
る。また、28は抵抗棒であり、先端(下端)に尾そり
(あるいは深さ調整シュー)29を備え、耕耘深さを調
整する部材である。
【0019】図2は本発明に係る作業車両の平面図(作
業機20は簡便に表現した。詳しくは後述する。)であ
り、機体前部から順に、フロントウエイト5、操作ペダ
ル16、操向ハンドル7、乗員シート8、原動機9、伝
動手段としてのチェーンケース31及び作業機ミッショ
ン装置40、作業機20を配置したことを示す。前記チ
ェーンケース31は駆動スプロケット32と従動スプロ
ケット33とチェーン34を一括収納した密閉ケースで
あり、また、作業機ミッション装置40は図示せぬギヤ
類、スプロケット、チェーンを一括収納した密閉ケース
であり、これらは密封構造であるために、雨水、泥が内
部に侵入する心配はない。また、36は変速レバー、3
7は耕耘爪回転/停止レバーであり、38はエアクリー
ナ、39はスタータグリップである。
【0020】図3は本発明に係る作業機ミッションケー
スの縦断面図である。作業機ミッション装置40は、左
右のケース半体同士41L,41Rを合せてなる作業機
ミッションケース41と、このケース41に動力の伝達
順に配置した入力軸42、第1中間軸43、第2中間軸
44及び出力軸45とからなる。出力軸45は第1耕耘
軸46と第1耕耘軸47,47を同軸に配置したもので
ある。48,49はボルト及びナットであり、左右のケ
ース半体同士41L,41Rを結合する部品である。
【0021】先に、作業機ミッション装置40の作動を
説明すると、作業車両の原動機で入力軸42が駆動され
ると、入力軸42→入力軸スプロケット51→チェーン
52→第1中間スプロケット53→第1中間ギヤ54→
第2中間ギヤ55→第2中間スプロケット56→チェー
ン57→逆転軸スプロケット58→第1耕耘軸46の順
でトルクが伝わり、第1耕耘軸46が逆転回動される。
また、入力軸42→入力軸スプロケット51→チェーン
52→第1中間スプロケット53→第1中間ギヤ54→
第2中間ギヤ55→第3ギヤ61L,61R→第4ギヤ
62L,62R→第1耕耘軸47,47の順でトルクが
伝わり、第1耕耘軸47,47が正転回動される。
【0022】左のケース半体41Lは、鋼板をプレス成
形してなるケース半体ベース64Lに、入力軸筒65及
び出力軸筒66を溶接止めし、第1中間軸の軸受座67
及び第2中間軸の軸受座68を形成し、且つ内部に軸受
外周面を受ける軸受保持板69を付設してなる。この軸
受保持板69はケース半体ベース64Lよりは厚い平板
に、第1中間軸43の軸受71を嵌合するために孔を開
け、第2中間軸44の軸受72を嵌合する孔を開け、下
部に出力軸筒66を貫通させる孔を開けたものである。
73は入力軸42を受ける軸受、74は第1耕耘軸47
を受ける軸受、75は第1耕耘軸46を第1耕耘軸47
に受けさせるニードルベアリングである。なお、上記軸
受座67,68は軸受71,72の外輪の一側面を受け
る部分であり、膨出部76,77は軸受67,68の内
輪の回転を自在にするために外方へ逃した部分である。
【0023】右のケース半体41R及びケース半体ベー
ス64Rは、上記左のケース半体41L及びケース半体
ベース64Lと同構造なので説明を省略する。
【0024】図4は本発明に係る左のケース半体ベース
の図(図3の4−4矢視図から、スプロケット、ギヤ、
軸受及び軸受保持板を外した図に相当)である。なお、
図中、Frは「前」(前進側)を示す。左のケース半体
ベース64Lは、入力軸の中心P1と出力軸の中心P2
とを通る線L1に対して、フランジ78及びボルト孔7
9,80の配列が対称であり、第1中間軸の中心P3
と、第2中間軸の近傍に設けた第1中間軸の予備軸受座
67Sの中心P4とを、通る線をL2とした場合に、線
L2が前記線L1に直交すうように設定した。
【0025】すなわち、第1中間軸の軸受座67の近傍
に右のケース半体用第2中間軸の軸受座68Sを予備的
に形成し、及び第2中間軸の軸受座68の近傍に右のケ
ース半体用第1中間軸の軸受座67Sを予備的に形成し
たことを特徴とする。その結果、第1中間軸の軸受座6
7と予備軸受座68Sとで図面奥へ膨出した瓢箪型凸部
81を形成し、同様に第2中間軸の軸受座68と予備軸
受座67Sとで図面奥へ膨出した瓢箪型凸部82を形成
し、これら瓢箪型凸部81,82を「逆ハ」字型に形成
したものである。この「逆ハ」字型の凸部81,82は
線L1に対して、対称である。図3から明らかなよう
に、膨出部76,77を形成したことにより、ケース半
体ベース64Lの断面係数が増大し、強度剛性が高ま
る。
【0026】図5は本発明に係る右のケース半体ベース
の図(図3の5−5矢視図から、チェーン、スプロケッ
ト、ギヤ、軸受及び軸受保持板を外した図に相当)であ
る。なお、図中、Frは「前」(前進側)を示す。右の
ケース半体ベース64Rは、入力軸の中心P1と出力軸
の中心P2とを通る線L1に対して、フランジ78及び
ボルト孔79,80の配列が対称であり、第1中間軸の
中心P3と、第2中間軸の近傍に設けた第1中間軸の予
備軸受座67Sの中心P4とを、通る線をL3とした場
合に、線L3が前記線L1に直交するように設定した。
【0027】すなわち、第1中間軸の軸受座67の近傍
に右のケース半体用第2中間軸の軸受座68Sを予備的
に形成し、及び第2中間軸の軸受座68の近傍に右のケ
ース半体用第1中間軸の軸受座67Sを予備的に形成し
たことを特徴とする。その結果、第1中間軸の軸受座6
7と予備軸受座68Sとで図面奥へ膨出した瓢箪型凸部
81を形成し、同様に第2中間軸の軸受座68と予備軸
受座67Sとで図面奥へ膨出した瓢箪型凸部82を形成
し、これら瓢箪型凸部81,82を「逆ハ」字型に形成
したものである。
【0028】以上に述べた本発明の作業機ミッション装
置の作用をまとめると、第1中間軸の軸受座67と第2
中間軸の軸受座68と予備軸受座67S,68Sとを同
形状にすれば、図4の左のケース半体ベース64Lと図
5の右のケース半体ベース64Rとは、同形状となる。
そして、図3で説明した軸受保持板69を左右で同形状
にする。このことにより、ケース半体ベース64L,6
4Rのみならず、左右のケース半体41R,41Lを完
全に同形にすることができ、その結果、左右のケース半
体41R,41Lを共通の図面で製作することができ
る。鋳造で製作する場合には、鋳型が1個で済み、ま
た、プレスで製作する場合には、プレス型が1個で済む
という、利点がある。
【0029】図6は本発明の作業機の第1実施例図であ
り、作業機ミッションケース41から中空の第1耕耘軸
47を延出するとともに、この第1耕耘軸47の内部を
貫通させて作業機ミッションケース41から第2耕耘軸
46を延出し、ミッションケース寄りの第1耕耘軸にな
た爪形耕耘爪21を取付け、ミッションケースから遠い
第2耕耘軸にスパイラルロータ90を取付けたことを特
徴とする。前記耕耘爪21は、普通爪や花びら爪などで
あってもよい。
【0030】スパイラルロータ90は中空軸91に、コ
ーン型ディスク92,92を取付け、これらのディスク
92,92の先端にリング93,93を取付け、これら
のリング93,93にリボン状のスパイラルカッタ94
(便宜上、一枚のみ図示した。)を複数枚等間隔で掛け
渡してなる。このスパイラルロータ90を長いボルト9
5で第2耕耘軸46に固定する。
【0031】また、耕耘爪21はボス86及びディスク
87からなるアタッチメント85を介して第1耕耘軸4
7に取付ける。88はディスク87に耕耘爪21を取付
けるためのボルト、89はアタッチメント85を第1耕
耘軸47に固定するロックボルトである。先に述べた通
り、第1耕耘軸47と第2耕耘軸46とは互いに逆向き
に強制回動される。
【0032】以上に述べた作業機(第1実施例)の作用
を次に説明する。図7は本発明に係る作業機(第1実施
例)の作用説明図であり、作業機ミッションケース41
の作動により、第1耕耘軸47を正転、第2耕耘軸46
を逆転をする。従って、ミッションケース41寄りの第
1耕耘軸47に取付けた耕耘爪21を正転させ、ミッシ
ョンケース41から遠い第2耕耘軸46に取付けたスパ
イラルロータ90は逆転させる。
【0033】先ず、耕耘爪21になた爪を採用すれば、
なた爪の先端折り曲げ部でミッションケース41の下方
を掻くことができる、この部分の除草並びに表土の破砕
が実施できる。この表土の破砕作用により、草の根を切
ること及び草の根に付いていた耕土を分離して耕地へ戻
す作用をなす。もし、この耕耘爪21を逆転させると、
刈った草及び土が前方へ飛び堆積して、ミッションケー
ス41の底付き(これを「スタック」現象という)の要
因となるが、本実施例では、耕耘爪21を、正転させた
ので、刈った草及び土は主として後方へ飛び、その様な
不具合は発生しない。
【0034】更に、耕耘爪21とスパイラルロータ90
とを互いに逆転させたことで、作業機20に発生する反
力が相殺される。即ち、正転の耕耘爪21は作業機20
を前進させようとし、逆転のスパイラルロータ90は作
業機を後退させようとするので、力が相殺される。この
ことにより、作業車両1の牽引に係る負担が小さくな
り、作業車両1を軽量・小型にすることが可能となる。
好しくは、正転と、逆転とを同一回転数とすればより大
きな相殺作用が発揮できる。また、耕耘爪21とスパイ
ラルロータ90とをラップさせているので、爪−ロータ
間の草刈り残しが無くなるという利点もある。
【0035】図8は本発明の作業機の第2実施例図であ
り、作業機ミッションケース41から中空の第1耕耘軸
47を延出するとともに、この第1耕耘軸47の内部を
貫通させて作業機ミッションケース41から第2耕耘軸
46を延出し、ミッションケース寄りの第1耕耘軸47
にスパイラルロータ90を取付け、ミッションケースか
ら遠い第2耕耘軸46に耕耘爪21を取付け、第1耕耘
軸47を逆転し、第2耕耘軸46を正転させることを特
徴とする。原則として、耕耘爪21の旋回外径をスパイ
ラルロータ90の外径より大きくしておく。
【0036】スパイラルロータ90と耕耘爪21を互い
に逆転させたことで、作業機に発生する反力が相殺され
る。即ち、正転の耕耘爪21は作業機20を前進させよ
うとし、逆転のスパイラルロータ90は作業機20を後
退させようとするので、力が相殺される。このことによ
り、作業車両1の牽引に係る負担が小さくなり、作業車
両1を軽量・小型にすることが可能となる。好しくは、
正転と、逆転とを同一回転数とすればより大きな相殺作
用が発揮できる。
【0037】そして、スパイラルロータ90より大径の
耕耘爪21で草刈幅の両側を刈るので、刈り幅が明確と
なり、広い圃場を往復して草刈を実施するときに便利で
あり、作業効果が上がる。無論、耕耘爪21は表土の破
砕効果も発揮する。
【0038】図9は本発明の作業機の第3実施例図であ
り、作業機ミッションケース41から中空の第1耕耘軸
47を延出するとともに、この第1耕耘軸47の内部を
貫通させて作業機ミッションケース41から第2耕耘軸
46を延出し、ミッションケース寄りの第1耕耘軸47
にスパイラルロータ90を取付け、ミッションケースか
ら遠い第2耕耘軸46に耕耘爪21を取付け、第1耕耘
軸47を正転し、第2耕耘軸46を逆転させることを特
徴とする。原則として、耕耘爪21の旋回外径をスパイ
ラルロータ90の外径より大きくしておく。
【0039】スパイラルロータ90と耕耘爪21を互い
に逆転させたことで、作業機に発生する反力が相殺され
る。即ち、正転の耕耘爪21は作業機20を前進させよ
うとし、逆転のスパイラルロータ90は作業機20を後
退させようとするので、力が相殺される。このことによ
り、作業車両1の牽引に係る負担が小さくなり、作業車
両1を軽量・小型にすることが可能となる。好しくは、
正転と、逆転とを同一回転数とすればより大きな相殺作
用が発揮できる。
【0040】そして、スパイラルロータ90より大径の
耕耘爪21で草刈幅の両側を刈るので、刈り幅が明確と
なり、広い圃場を往復して草刈を実施するときに便利で
あり、作業効果が上がる。無論、耕耘爪21は表土の破
砕効果も発揮する。更に、ミッションケース41側のス
パイラルロータ90を正転させたので、刈った草や土が
前に飛ぶ心配が無く、ミッションケース41の底付きの
発生を抑えることができる。
【0041】図10は本発明の作業機の第4実施例図で
あり、作業機ミッションケース41から中空の第1耕耘
軸47を延出するとともに、この第1耕耘軸47の内部
を貫通させて作業機ミッションケース41から第2耕耘
軸46を延出し、ミッションケース寄りの第1耕耘軸4
7にスパイラルロータ90Aを取付け、ミッションケー
スから遠い第2耕耘軸46にもスパイラルロータ90B
を取付け、第1耕耘軸47(スパイラルロータ90A)
を逆転し、第2耕耘軸46(スパイラルロータ90B)
を正転させることを特徴とする。
【0042】スパイラルロータ90Aとスパイラルロー
タ90Bを互いに逆転させたことで、作業機に発生する
反力が相殺される。即ち、正転のスパイラルロータ90
Bは作業機20を前進させようとし、逆転のスパイラル
ロータ90Aは作業機20を後退させようとするので、
力が相殺される。このことにより、作業車両1の牽引に
係る負担が小さくなり、作業車両1を軽量・小型にする
ことが可能となる。好しくは、正転と、逆転とを同一回
転数とすればより大きな相殺作用が発揮できる。
【0043】図11は本発明の作業機の第5実施例図で
あり、作業機ミッションケース41から中空の第1耕耘
軸47を延出するとともに、この第1耕耘軸47の内部
を貫通させて作業機ミッションケース41から第2耕耘
軸46を延出し、ミッションケース寄りの第1耕耘軸4
7にスパイラルロータ90Aを取付け、ミッションケー
スから遠い第2耕耘軸46にもスパイラルロータ90B
を取付け、第1耕耘軸47(スパイラルロータ90A)
を正転し、第2耕耘軸46(スパイラルロータ90B)
を逆転させることを特徴とする。
【0044】スパイラルロータ90Aとスパイラルロー
タ90Bを互いに逆転させたことで、作業機に発生する
反力が相殺される。即ち、正転のスパイラルロータ90
Aは作業機20を前進させようとし、逆転のスパイラル
ロータ90Bは作業機20を後退させようとするので、
力が相殺される。このことにより、作業車両1の牽引に
係る負担が小さくなり、作業車両1を軽量・小型にする
ことが可能となる。好しくは、正転と、逆転とを同一回
転数とすればより大きな相殺作用が発揮できる。更に、
ミッションケース41側のスパイラルロータ90Aを正
転させたので、刈った草や土が前に飛ぶ心配が無く、ミ
ッションケース41の底付きの発生を抑えることができ
る。
【0045】尚、本発明の請求項1は実施例1、請求項
2は実施例2,3、請求項3は実施例4,5に該当す
る。また、耕耘爪21は、なた爪が好適であるが、普通
爪や花びら爪などであってもよい。
【0046】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1は、作業機ミッションケースから中空の
第1耕耘軸を延出するとともに、この第1耕耘軸の内部
を貫通させて作業機ミッションケースから第2耕耘軸を
延出し、ミッションケース寄りの第1耕耘軸を正回転さ
せるとともにこの軸に耕耘爪を取付け、ミッションケー
スから遠い第2耕耘軸を逆回転させるとともにこの軸に
スパイラルロータを取付けることで同軸正逆転作業機を
構成する。
【0047】ミッションケース近傍に、耕耘爪を配置し
たので、ミッションケース下方の未耕耘部分をなくすこ
とができ、しかも、耕耘爪を正転させるので刈った草や
土は円滑に後方へ排出でき、ミッションケースが残土に
載り上げるところのスタック現象を抑えることができ
る。そして、耕耘爪とスパイラルロータとを互いに逆転
させたので、作業反力が相殺され、作業車両に与える負
担が小さくなり、作用車両の軽量化及び小型化が図れ
る。また、一定の深さで除草可能で、除草後の見た目が
良くなるとともに除草の仕上りも向上する。
【0048】請求項2は、作業機ミッションケースから
中空の第1耕耘軸を延出するとともに、この第1耕耘軸
の内部を貫通させて作業機ミッションケースから第2耕
耘軸を延出し、ミッションケース寄りの第1耕耘軸にス
パイラルロータを取付け、ミッションケースから遠い第
2耕耘軸に耕耘爪を取付け、前記第1耕耘軸と第2耕耘
軸とを互いに逆回転させることで同軸正逆転作業機を構
成する。
【0049】スパイラルロータと耕耘爪を互いに逆転さ
せたので、作業反力が相殺され、作業車両に与える負担
が小さくなり、作用車両の軽量化及び小型化が図れる。
そして、耕耘爪で草刈幅の両側を刈るので、刈り幅が明
確となり、広い圃場を往復して草刈を実施するときに便
利であり、作業効果が上がる。
【0050】請求項3は、作業機ミッションケースから
中空の第1耕耘軸を延出するとともに、この第1耕耘軸
の内部を貫通させて作業機ミッションケースから第2耕
耘軸を延出し、ミッションケース寄りの第1耕耘軸及び
ミッションケースから遠い第2耕耘軸にともにスパイラ
ルロータを取付け、前記第1耕耘軸と第2耕耘軸とを互
いに逆回転させることで同軸正逆転作業機を構成する。
【0051】スパイラルロータとスパイラルロータを互
いに逆転させたので、作業反力が相殺され、作業車両に
与える負担が小さくなり、作用車両の軽量化及び小型化
が図れる。
【0052】請求項4は、前記第1耕耘軸と第2耕耘軸
の回転数を略同一にしたことを特徴とする。
【0053】正転回転数と逆転回転数とを略同一にした
ので、前向き力と後向き力とを良好に相殺できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る作業車両の側面図
【図2】本発明に係る作業車両の平面図
【図3】本発明に係る作業機ミッションケースの縦断面
【図4】本発明に係る左のケース半体ベースの図
【図5】本発明に係る右のケース半体ベースの図
【図6】本発明の作業機の第1実施例図
【図7】本発明に係る作業機(第1実施例)の作用説明
【図8】本発明の作業機の第2実施例図
【図9】本発明の作業機の第3実施例図
【図10】本発明の作業機の第4実施例図
【図11】本発明の作業機の第5実施例図
【符号の説明】
1…作業車両、20…作業機、21…耕耘爪、41…作
業機ミッションケース(ミッションケース)、46…第
2耕耘軸、47…第1耕耘軸、90,90A,90B…
スパイラルロータ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業機ミッションケースから中空の第1
    耕耘軸を延出するとともに、この第1耕耘軸の内部を貫
    通させて作業機ミッションケースから第2耕耘軸を延出
    し、ミッションケース寄りの第1耕耘軸を正回転させる
    とともにこの軸に耕耘爪を取付け、ミッションケースか
    ら遠い第2耕耘軸を逆回転させるとともにこの軸にスパ
    イラルロータを取付けたことを特徴とする同軸正逆転作
    業機。
  2. 【請求項2】 作業機ミッションケースから中空の第1
    耕耘軸を延出するとともに、この第1耕耘軸の内部を貫
    通させて作業機ミッションケースから第2耕耘軸を延出
    し、ミッションケース寄りの第1耕耘軸にスパイラルロ
    ータを取付け、ミッションケースから遠い第2耕耘軸に
    耕耘爪を取付け、前記第1耕耘軸と第2耕耘軸とを互い
    に逆回転させることを特徴とする同軸正逆転作業機。
  3. 【請求項3】 作業機ミッションケースから中空の第1
    耕耘軸を延出するとともに、この第1耕耘軸の内部を貫
    通させて作業機ミッションケースから第2耕耘軸を延出
    し、ミッションケース寄りの第1耕耘軸及びミッション
    ケースから遠い第2耕耘軸にともにスパイラルロータを
    取付け、前記第1耕耘軸と第2耕耘軸とを互いに逆回転
    させることを特徴とする同軸正逆転作業機。
  4. 【請求項4】 前記第1耕耘軸と第2耕耘軸の回転数を
    略同一にしたことを特徴とする請求項1、請求項2又は
    請求項3記載の同軸正逆転作業機。
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