JPH09107717A - 作業機械の姿勢制御装置 - Google Patents

作業機械の姿勢制御装置

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JPH09107717A
JPH09107717A JP7275250A JP27525095A JPH09107717A JP H09107717 A JPH09107717 A JP H09107717A JP 7275250 A JP7275250 A JP 7275250A JP 27525095 A JP27525095 A JP 27525095A JP H09107717 A JPH09107717 A JP H09107717A
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posture
attitude
gps
ground
working
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Application number
JP7275250A
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English (en)
Inventor
Atsushi Masutome
淳 増留
Koji Yoshikawa
浩司 吉川
Masanori Fujiwara
正徳 藤原
Katsumi Ito
勝美 伊藤
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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  • Guiding Agricultural Machines (AREA)
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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 地上側に複雑・高価な設備を設けることな
く、作業部の対地姿勢を適正に検出して、設定対地姿勢
に維持する。 【解決手段】 地上側のGPS基準局及び作業機械側の
GPS受信手段での両搬送波位相情報から求めた二重位
相差に基づいて、作業機械に備えた作業部の対地姿勢を
所定時間間隔の時系列のGPS姿勢データとして求め、
慣性航法検出部S5,S6の情報に基づいて慣性航法算
出部INSにて作業部の姿勢変化量を所定時間間隔の時
系列の慣性航法姿勢データとして求め、現在時刻より設
定時間前のGPS姿勢データ及び現在時刻での慣性航法
姿勢データから姿勢検出手段103にて求めた現在時刻
での作業部の姿勢検出情報に基づいて、姿勢変更手段1
04を作動させて作業部を設定対地姿勢に維持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作業部を備えた作
業機械において、前記作業部の対地姿勢を検出する姿勢
検出手段と、前記作業部の対地姿勢を変更する姿勢変更
手段と、前記姿勢検出手段の情報に基づいて、前記作業
部を設定対地姿勢に維持するように前記姿勢変更手段を
作動させる姿勢制御手段とが設けられた作業機械の姿勢
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記作業機械の姿勢制御装置では、例え
ば作業機械としての田植え作業車や刈取用のコンバイン
が、矩形状等の圃場内に並置した複数個の各作業行程に
沿って走行しながら、苗植付け装置や刈取装置(作業部
に相当)によって適正な苗植付け作業や刈取作業を行う
べく、例えば植付け装置や刈取装置の圃場面からの高さ
を検出する超音波センサ(姿勢検出手段に相当)の検出
情報に基づいて昇降シリンダ(姿勢変更手段に相当)を
作動させて、植付け装置や刈取装置を機体部に対して昇
降させたり、又は、機体部を走行装置の接地部に対して
昇降させることによって、植付け装置や刈取装置の対地
姿勢を適正対地高さで水平状態等(設定対地姿勢に相
当)になるように姿勢制御していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
では、例えば圃場面の凹凸が激しい場合には、圃場面に
向けて発射した超音波が圃場面で反射して戻ってくるま
での時間を検出する超音波センサによっては、植付け装
置や刈取装置の圃場面からの高さを適正に検出できず、
植付け装置や刈取装置の対地姿勢を設定対地姿勢に姿勢
制御できないおそれがあった。ここで、圃場面の凹凸の
影響を避けるために、超音波センサに代えて、例えば地
上側の設定高さ位置で水平面内に投射したビーム光を植
付け装置や刈取装置に設置した受光センサで受光した上
下受光位置情報に基づいてその高さを検出したり、ある
いは、植付け装置や刈取装置にジャイロ装置等を設置し
その検出値を積算して姿勢状態を検出することが考えら
れるが、前者では、地上側に構成が複雑でビーム光の投
射方向等の管理が大変なビーム光投射設備が必要にな
り、後者では誤差が蓄積して正確な姿勢情報が得られな
いという不都合がある。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
であって、その目的は、上記従来技術の不具合を解消さ
せるべく、地上側に複雑で保守管理が大変な設備等を設
けることなく、作業部の対地姿勢を適正に検出できるよ
うにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の構成
によれば、地上側の基準位置に設置されたGPS基準局
において、GPS衛星からの搬送波信号が受信され、そ
の基準局での搬送波位相情報が作業機械側に送信される
一方、作業機械側では、そのGPS受信手段が受信した
GPS衛星からの搬送波信号の搬送波位相情報及び上記
基準局から送信された基準局での搬送波位相情報から求
めた二重位相差情報に基づいて、作業機械に備えた作業
部の対地姿勢が所定時間間隔の時系列のGPS姿勢デー
タとして求められ、又、作業部の姿勢変化を検出する慣
性航法検出部の情報に基づいて、その姿勢変化量が所定
時間間隔の時系列の慣性航法姿勢データとして求められ
る。そして、その現在時刻より設定時間前のGPS姿勢
データ及び現在時刻での慣性航法姿勢データから、現在
時刻での作業部の対地姿勢が求められ、その対地姿勢情
報に基づいて姿勢変更手段が作動されて、作業部の対地
姿勢が設定対地姿勢に維持される。
【0006】従って、短時間の姿勢変化については応答
性良く検出できるが長時間での検出では誤差が蓄積する
慣性航法による姿勢検出と、検出遅れはあるが正確な姿
勢検出が可能なGPS衛星からの搬送波信号の二重位相
差情報に基づくGPSによる姿勢検出とを組み合わせ
て、作業部の対地姿勢を迅速且つ適正に検出し、その姿
勢検出情報に基づいて作業部の対地姿勢を設定対地姿勢
になるように制御するので、例えば、従来の超音波セン
サのように圃場面の凹凸が激しい場合には作業部の対地
姿勢が適正に検出できないという不都合もなく、また、
ビーム光受光方式のように地上側に構成が複雑で保守管
理が大変な光投射設備のような特別の設備を設ける必要
もなく、姿勢制御特性と設備簡素化に優れた作業機械の
姿勢制御装置が得られるに至った。
【0007】又、請求項2の構成によれば、上記請求項
1において、設定距離を隔てた複数のGPS受信手段が
受信した搬送波信号からの各搬送波位相情報及び上記基
準局での搬送波位相情報から複数のGPS受信手段夫々
に対応して求めた二重位相差情報に基づいて、作業部の
対地高さと傾きとが所定時間間隔の時系列のGPS姿勢
データとして求められる。そして、その現在時刻より設
定時間前のGPS姿勢データ及び現在時刻での慣性航法
姿勢データから、現在時刻での作業部の対地姿勢として
対地高さと傾きとが検出され、その対地高さ検出情報に
基づいて姿勢変更手段が作動されて作業部が設定対地高
さに維持され、又、その傾き検出情報に基づいて姿勢変
更手段が作動されて作業部が設定傾斜状態に維持され
る。
【0008】従って、作業部の対地姿勢として対地高さ
と傾きの両方を設定姿勢状態に維持するので、例えば対
地姿勢として対地高さだけを制御するのに比べて、作業
部の傾きを例えば水平状態に維持して作業部による対地
作業(例えば農作業や土木作業)等をより適正な対地姿
勢状態で実行させることができ、もって、上記請求項1
の構成の好適な手段が得られる。
【0009】又、請求項3の構成によれば、上記請求項
1又は2において、作業機械の機体部によって姿勢変更
自在に支持された作業部に設置されたGPS受信手段が
受信したGPS搬送波信号の搬送波位相情報及び上記基
準局での搬送波位相情報から求めた二重位相差情報に基
づいて、作業部の対地姿勢が所定時間間隔の時系列のG
PS姿勢データとして求められ、又、上記作業部に設置
された慣性航法検出部の情報に基づいて、作業部の姿勢
変化量が所定時間間隔の時系列の慣性航法姿勢データと
して求められる。そして、その現在時刻より設定時間前
のGPS姿勢データ及び現在時刻での慣性航法姿勢デー
タから、現在時刻での作業部の対地姿勢が求められ、そ
の対地姿勢情報に基づいて、作業部が機体部に対して姿
勢変更されて設定対地姿勢に維持される。
【0010】従って、GPS受信手段と慣性航法検出部
とを機体部によって姿勢変更自在に支持される作業部に
設置してその対地姿勢を直接検出するので、例えば、G
PS受信手段と慣性航法検出部とを機体部に設置して得
た機体部の対地姿勢検出情報と、機体部に対する作業部
の相対的な姿勢情報とを組み合わせて作業部の対地姿勢
を検出するものに比べて、より簡素な構成で且つ的確に
作業部の対地姿勢を検出することができ、もって、作業
機械を機体部とその機体部によって姿勢変更自在に支持
される作業部とから構成するような通常の作業機械にお
いて、上記請求項1又は2の構成の好適な手段が得られ
る。
【0011】又、請求項4の構成によれば、上記請求項
1、2又は3において、GPS受信情報及び慣性航法情
報に基づいて、所定範囲の作業地内を予定走行経路に沿
って走行する作業機械の作業部の平面視における現在位
置が検出され、その作業部の平面視での位置情報に基づ
いて作業部が予定走行経路における適正作業箇所に位置
するように、作業部の平面視における位置が変更され
る。
【0012】従って、所定範囲の作業地内を予定走行経
路に沿って走行する作業機械に備えた作業部の対地姿勢
とともに、作業部の平面視における位置を適正作業箇所
に維持させることができ、もって、作業機械が所定範囲
の作業地内を走行する走行式の場合において、上記請求
項1、2又は3の構成の好適な手段が得られる。
【0013】又、請求項5の構成によれば、上記請求項
4において、作業機械が作業地内の予定走行経路に沿っ
て自動走行するように、作業部の平面視での位置情報に
基づいて操向制御される。
【0014】従って、例えば作業者が手動操縦にて走行
させるのに比べて作業者の負担を軽減しながら、作業機
械を所定範囲の作業地の全体に亘って効率良く自動走行
させることができ、もって、上記請求項4の構成の好適
な手段が得られる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、作業
機械としての田植え用の作業車Vが、所定範囲の作業地
(圃場F)内に並置した予定走行経路としての複数個の
作業行程Lに沿って自動走行しながら、苗の植付け作業
を行う場合について説明する。
【0016】例えばその地点の重力方向に対して水平方
向を東西及び南北方向で表した局地水平座標系E(東方
向),N(北方向),H(地球中心からの高さ方向)に
おいて高精度に位置(上記座標系E,N,Hでの座標
値)が判っている地上側の基準位置に設置されて、図2
に示すように、少なくとも4個のGPS衛星2からのス
ペクトラム拡散変調された電波(搬送波信号)を受信す
るGPS基準局R(以後、単に基準局Rともいう)用の
アンテナ19aと、このアンテナ19aの受信信号を処
理して搬送波の位相情報を得るGPS受信機19と、そ
のGPS受信機19からの搬送波位相情報を作業車V側
に向けて送信するための送信アンテナ20aを備えた地
上側通信手段としての送受信機20とが設けられてい
る。
【0017】作業車Vの構成について、図1〜図3に基
づいて説明する。下降位置で駆動されている作業状態と
これ以外の非作業状態とに切換自在な苗植え付け装置6
(作業部に相当)が、左右一対の前輪3及び後輪4を備
えた機体部としての車体5の後部に、昇降自在で且つ駆
動停止自在に設けられ、さらに、車体5に対して車体前
後方向に沿う軸芯周りに回転自在な状態で接続されてい
る。つまり、植え付け装置6は、車体5によって姿勢変
更自在に支持されている。前後輪3,4は、左右を一対
として各別に操向操作自在に構成され、操向用の油圧シ
リンダ7,8と、電磁操作式の制御弁9,10とが設け
られている。つまり、前輪3又は後輪4の一方のみを操
向する2輪ステアリング形式、前後輪3,4を逆位相で
且つ同角度に操向する4輪ステアリング形式、前後輪
3,4を同位相で且つ同角度に操向する平行ステアリン
グ形式の3種類のステアリング形式を選択使用できる。
尚、各作業行程に沿っての直進走行時には、前輪3のみ
を操向する2輪ステアリング形式で行う。
【0018】図1中、Eはエンジン、11はエンジンE
からの出力を変速して前後輪3,4の夫々を同時に駆動
する油圧式無段変速装置、12はその変速操作用の電動
モータ、13は植え付け装置6の昇降用油圧シリンダ、
14はその制御弁、15はエンジンEによる植付け装置
6への駆動を断続するための電磁操作式の植え付けクラ
ッチ、Mは、植付け装置6を車体5に対して車体前後方
向に沿う軸芯周りに回転させるための電動モータ等から
なる傾斜手段である。ここで、昇降用油圧シリンダ13
と傾斜手段Mとによって、植付け装置6を車体5に対し
て姿勢変更しながら、その対地姿勢つまり対地高さと傾
きとを変更する姿勢変更手段104が構成されている。
16は作業車Vの走行並びに植え付け装置6の作動等を
制御するマイクロコンピュータ利用の制御装置であっ
て、後述の各種センサによる検出情報及び予め記憶され
た作業データに基づいて、変速用モータ12、各制御弁
9,10,14、植え付けクラッチ15、及び傾斜手段
M等を作動させる。
【0019】作業車Vに装備されるセンサ類について説
明すれば、図1に示すように、前後輪3,4夫々の操向
角を検出するポテンショメータ利用の操向角検出センサ
R1,R2と、変速装置11の変速状態に基づいて間接
的に前後進状態及び車速を検出するポテンショメータ利
用の車速センサR3と、変速装置11の出力軸の回転数
を計数して走行距離を検出するためのエンコーダS3
と、車体方位を検出する地磁気方位センサS4と、前記
接続箇所における植え付け装置6と車体5間のねじり角
を検出するポテンショメータS7(図2参照)とが設け
られている。
【0020】前記植付け装置6には、植付け装置6の3
次元(車体前後、横幅及び上下方向)の各軸周りでの角
速度を検出するジャイロ装置S5と、植付け装置6の3
次元(車体前後、横幅及び上下方向)各方向での加速度
を検出する加速度センサS6とが設置されている。そし
て、このジャイロ装置S5及び加速度センサS6によっ
て、植付け装置6の姿勢変化を検出する慣性航法検出部
が構成される。
【0021】そして、前記制御装置16を利用して、前
記ジャイロ装置S5及び加速度センサS6の情報に基づ
いて、植付け装置6の姿勢変化量を所定時間間隔の時系
列の慣性航法姿勢データとして求める慣性航法算出部I
NSが構成されている。上記慣性航法姿勢データは、具
体的には、植付け装置6の姿勢変化量を対地高さの変化
量Δhと傾きの変化量Δαとして、所定の計測時間間隔
(例えば0.1秒)内における各変化量Δh,Δαが、
夫々所定時間間隔(0.1秒)の計測時刻のラベル付き
のデータとして求められる。同時に、慣性航法算出部I
NSは、前記ジャイロ装置S5及び加速度センサS6の
情報に基づいて、植付け装置6の平面視における位置変
化量Δx,Δyを所定時間間隔(0.1秒)の計測時刻
ラベル付きの時系列の慣性航法位置データとして求める
ように構成されている。
【0022】又、前記植付け装置6には、前記GPS衛
星2からの電波(搬送波信号)を受信するGPS受信手
段としてのGPS受信アンテナ17aが、車体横幅方向
に沿って設定距離を隔てた状態で複数設けられている。
図では、車体横幅方向の中央から左右の等距離位置に2
個配置されている。さらに、車体5側には、上記GPS
受信アンテナ17aの受信信号を処理して搬送波の位相
情報を得るGPS受信機17と、地上側の送受信機20
の送信情報を受信するアンテナ18aを備えた作業機械
側通信手段としての送受信機18とが設けられ、これら
のGPS受信アンテナ17a、GPS受信機17及び送
受信機18によって、GPS移動局I(以後、単に移動
局Iともいう)が構成されている。
【0023】前記基準局R及び移動局Iの各GPS受信
機19,17は、図4に示すように、ほぼ同様の構成に
なるものであって、夫々のGPS受信アンテナ19a,
17aで受信した電波信号は、先ず高周波信号処理部3
0,40に入力して低周波数に変換される。その低周波
数変換された信号は、C/Aコード解析部31,41に
て衛星番号等が解読されるとともに、搬送波位相計測部
33,43において、上記衛星番号に応じて作成される
C/Aコードと相関をとって搬送波が再生され、さらに
内蔵した時計34,44にて設定時間間隔で搬送波の位
相が計測される。同時に、C/Aコード解析部31,4
1からの情報に基づいて、航路メッセージ解読部32,
42にて衛星位置情報等が判別される。そして、上記各
部からの情報は、夫々の制御用のコンピュータ35,4
5に入力されて各基準局R及び移動局Iにおける搬送波
位相情報が求められる。尚、移動局Iでは、各GPS受
信アンテナ17aごとに搬送波位相情報が求められる。
【0024】さらに、基準局R側コンピュータ35から
出力された基準局Rでの搬送波位相情報が、前記地上側
の送受信機20を経て送信アンテナ20aから送信され
て作業車側のアンテナ18aで受信され、送受信機18
を経て移動局I側コンピュータ45に入力され,その移
動局I側コンピュータ45において、基準局及び移動局
での両搬送波位相情報に基づいて2個のGPS受信アン
テナ17a夫々に対応して二重位相差情報が求められ
る。そして、上記GPS受信機17を利用して、各GP
S受信アンテナ17aでの搬送波位相情報及び前記送受
信機18が受信した基準局Rでの搬送波位相情報から各
GPS受信アンテナ17aに対応して求めた二重位相差
情報に基づいて、前記植付け装置6の対地姿勢つまり対
地高さと傾きとを所定時間間隔の時系列のGPS姿勢デ
ータとして求めるGPS姿勢データ算出手段102が構
成されている。そして、このGPS受信機17で得られ
たGPS姿勢データが制御装置16に入力されている。
【0025】ここで、二重位相差情報について概略を説
明すると、異なる2つの衛星2からの各搬送波信号を2
つの受信局(基準局R及び移動局I)夫々で受信して、
各衛星2ごとに対応する2つの位相差を求め、さらにこ
れら2つの位相差の差分をとったものを二重位相差と呼
ぶ。これによって各衛星2での送信信号の位相乱れの影
響が除去されるとともに、各受信局の位相計測用の時計
の同期ずれの影響が除去され、最終的に、衛星側及び受
信局側での誤差の影響を少なくした精度のよい位相差情
報が得られる。尚、各GPS受信アンテナ17aの各位
置ベクトルr1、r2(図5参照)を求めるために、実
際は、異なる4つの衛星2からの各搬送波信号に基づい
て、独立した3つの二重位相差が各GPS受信アンテナ
17aごとに求められることになる。
【0026】前記GPS姿勢データ算出手段102によ
る二重位相差情報に基づく植付け装置6の姿勢検出につ
いて具体的に説明する。先ず最初に、作業車Vを前記局
地水平座標系E,N,Hにおいて高精度に位置座標値が
判っている地点に位置させ、植付け装置6を水平姿勢に
維持した状態で、移動局側及び基準局側の各GPS受信
機17,19の受信情報から前記各GPS受信アンテナ
17aごとに3つの二重位相差を計算し、基準局R及び
車体5間の相対位置及び車体5に対する各GPS受信ア
ンテナ17aの設置位置が判っていることから上記二重
位相差情報に含まれる搬送波波長の整数倍の不確定(整
数値バイアス)を確定させる。次に、図5に示すよう
に、作業車Vを圃場F内の任意の地点に移動させたとき
の各二重位相差情報より、基準局Rから各GPS受信ア
ンテナ17aへの各位置ベクトルr1,r2が求まり、
基準局Rの基準位置と上記求めた各位置ベクトルr1,
r2とから、各GPS受信アンテナ17aの前記局地水
平座標系E,N,Hにおける位置が判別される。
【0027】ここで、各GPS受信アンテナ17aの位
置は、局地水平座標系E,N,Hの各座標軸に対応する
3つの成分を持ち、E軸をx方向、N軸をy方向、H軸
をz方向に置き換えて、各位置座標(x1,y1,z
1),(x2,y2,z2)として表される。そして、
下式のように、上記3つの成分のうちの高さ方向(z)
成分について、両位置座標間で平均することによって植
付け装置6の対地高さh0を求め、両位置座標間で差分
することによって植付け装置6の傾きα0(車体横幅方
向での傾き)を求める。同時に、上記3つの成分のうち
の水平方向(x,y)成分について平均を取ることによ
って、植付け装置6の平面視における現在位置(x0,
y0)を求める。
【0028】
【数1】h0=(z1+z2)/2 α0=z1−z2 x0=(x1+x2)/2 y0=(y1+y2)/2
【0029】但し、前記GPS受信情報に基づく植付け
装置6の姿勢及び位置の検出には、各局での搬送波位相
の計測やその位相情報の通信及び二重位相差の演算等に
時間(例えば2秒程度)がかかるため、現在時刻での植
付け装置6の対地姿勢及び位置をリアルタイムに検出す
ることができない。そこで、植付け装置6の対地姿勢及
び位置として、所定時間間隔(1秒間隔)の時系列のG
PS姿勢及び位置データh0,α0,x0,y0として
求める。従って、上記1秒間隔の時系列のGPS姿勢及
び位置データh0,α0,x0,y0は、2秒前におけ
る植付け装置6の対地姿勢及び平面視での位置に対応す
るデータである。
【0030】そこで、現在時刻での植付け装置6の対地
姿勢及び平面視における位置をリアルタイムに検出する
ために、前記制御装置16を利用して、前記GPS姿勢
データ算出手段102にて求められる、現在時刻より設
定時間前のGPS姿勢データ、及び、前記慣性航法算出
部INSにて求められる、現在時刻での慣性航法姿勢デ
ータによって現在時刻での植付け装置6の対地姿勢つま
り対地高さと傾きとを検出する姿勢検出手段103が構
成され、さらに、この姿勢検出手段103は、植付け装
置6の平面視における現在位置を検出するように構成さ
れている。
【0031】つまり、下式のように、検出遅れのあるG
PSデータの最新値h0,α0,x0,y0に対して、
そのGPSデータの計測時刻から現在時刻までの慣性航
法データΔh,Δα,Δx,Δyの積算値を補間(加
算)して、現在時刻での植付け装置6の対地姿勢(対地
高さh及び傾きα)を検出し、同時に、植付け装置6の
平面視における現在位置(x,y)を求める。
【0032】
【数2】h=h0+(Δhの積算値) α=α0+(Δαの積算値) x=x0+(Δxの積算値) y=y0+(Δyの積算値)
【0033】前記制御装置16を利用して、前記姿勢検
出手段103の情報に基づいて、前記植付け装置6を設
定対地姿勢に維持するように前記姿勢変更手段104
(昇降用油圧シリンダ13及び傾斜手段M)を作動させ
る姿勢制御手段101が構成されている。具体的には、
この姿勢制御手段101は、植付け装置6の対地高さ
(h)検出情報に基づいて、植付け装置6が設定対地高
さ(適正植付け高さ)になるように昇降用油圧シリンダ
13を作動させ、且つ、植付け装置6の傾き(α)検出
情報に基づいて、植付け装置6が設定傾斜状態(例えば
水平状態)になるように傾斜手段Mを作動させる。
【0034】さらに、前記姿勢変更手段104は、植付
け装置6の平面視における位置を変更するように構成さ
れている。具体的には、車体横幅方向における植付け装
置6の位置を変更する。そして、前記姿勢制御手段10
1は、上記植付け装置6の平面視での位置(x,y)情
報に基づいて、植付け装置6が図5の各作業行程Lにお
ける適正作業箇所に位置するように前記姿勢変更手段1
04を作動させるように構成されている。
【0035】又、前記制御装置16を利用して、前記姿
勢検出手段103による前記植付け装置6の平面視にお
ける位置(x,y)情報に基づいて、前記作業車Vが、
図5に示すように矩形状の圃場F内で圃場長手方向に沿
う状態で短手方向に並置された予定走行経路としての各
作業行程Lを沿って自動走行するように操向制御する操
向制御手段100が構成されている。
【0036】上記植付け装置6の適正作業箇所への位置
制御、及び作業車Vの各作業行程Lに沿っての操向制御
は、植付け装置6の位置(x,y)が各作業行程Lにお
ける適正操向位置になるように行われ、これによって、
車体5の中心もその適正操向位置に位置することにな
る。具体的には、前記植付け装置6の平面視における位
置(x,y)の上記適正操向位置に対する車体横幅方向
での偏位dの情報、地磁気方位センサS4による車体方
位φの情報、及び、前輪3の操舵角θ情報に基づいて下
式にて目標操舵角θfを設定し、この目標操舵角θfで
前輪3をステリング操作する。尚、式中、k1,k2,
k3は所定のゲイン係数である。
【0037】
【数3】θf=k1・d+k2・φ+k3・θ
【0038】そして、前記操向制御手段100は、作業
車Vが各作業行程Lの終端部に到達するに伴ってその行
程終端部から次の作業行程Lの始端部に向けて移動させ
るべく、前後輪3,4を操向制御するように構成されて
いる。つまり、作業車Vは、図の最右端側に位置する最
初の作業行程Lのスタート地点Stから走行開始して、
2輪ステアリングで各行程に沿って直進走行するととも
に、各作業行程Lの終端部から隣接する作業行程Lの始
端部に向けて、終端地点eから所定距離直進走行してか
ら180度の旋回動作を開始し、所定の旋回区間gを経
て旋回動作の終点fに至る経路e〜fを所望の回向軌跡
とする回向パターンで、4輪ステアリングにて回向動作
し、回向後は、逆方向に走行する往復走行を繰り返し
て、圃場Fの全範囲を走行する。
【0039】尚、各作業行程Lの経路情報は、地上側で
のE,N,H座標系を基準として定めたデータとして設
定される。具体的には、図5に示す各作業行程Lの長手
方向が例えば東西方向(E軸)に沿っている場合には、
1つのN座標値に対して、各作業行程Lの一端側と他端
側の位置を設定する2つのE座標値が組となったデータ
が、上記作業行程Lの数(5組)に対応する数、用意さ
れている。
【0040】次に、図6〜図8に示すフローチャートに
基づいて、制御装置16による植付け作業の制御につい
て説明する。メインフロー(図6)では、作業車Vは、
初期姿勢に維持した状態で最初の作業行程Lに沿っての
自動走行を開始すると、時系列のGPS位置データ及び
INS位置データによる位置検出情報に基づいて操向制
御する。行程始端側の植付け開始位置に到着すると、植
付け装置6を下降させ且つ駆動開始して植付け作業を開
始し、同時に、植付け装置6を設定対地高さ及び水平状
態に維持する姿勢制御を開始する。
【0041】作業行程Lの終端部(e地点)に到達する
と、植付け装置6を駆動停止して上昇させる。ここで、
回向回数等に基づいて作業終了を判別した場合には、走
行を停止して全処理を終了する。作業終了でない場合に
は、回向開始点での車体方位を方位センサS4にて検出
し、その地点から所定距離直進した後、ステアリングを
2輪から4輪に切り換えて、隣接する次の作業行程Lの
始端部へ向けて180度の旋回動作を行う。旋回を終了
すると、ステアリングを2輪に戻して、前記操向制御及
び姿勢制御を行いながら、次の作業行程Lに沿って逆方
向に走行しながら植付け作業を行い、以後、各作業行程
Lを同様に走行する。
【0042】前記操向制御処理(図7)では、時系列の
GPS位置データ及びINS位置データを夫々取り込
み、その両データから現在時刻での車体5の適正操向位
置に対する位置dを算出し、又、方位センサS4にて車
体方位φを検出し、前輪3の操向角θを検出する。そし
て、目標操舵角θfを設定して、前輪3をステアリング
操作する。
【0043】前記姿勢制御処理(図8)では、時系列の
GPS姿勢データ及びINS姿勢データを夫々取り込
み、その両データから現在時刻での植付け装置6の対地
高さh及び傾きαを算出し、その対地高さhが設定対地
高さになるように昇降シリンダ13を作動させ、傾きα
が設定傾きになるように傾斜手段Mを作動させる。
【0044】〔別実施形態〕上記実施例では、作業機械
が苗植付け作業を行う田植え用の作業車Vである場合に
ついて説明したが、作業機械としては、これに限るもの
ではなく、以下、作業機械が圃場の作物に対して刈り取
り作業を行うコンバインの場合について、図9〜図11
に基づいて説明する。
【0045】図10に示すように、引き起こし装置5
1、穀稈を刈り取る刈刃52、刈取穀稈を後方の脱穀装
置53に向けて搬送する搬送装置54等を備えた刈取装
置50(作業部に相当)を、左右一対のクローラ走行装
置56を備えた機体部としての走行機体57の前部側
に、横支軸X周りで刈取昇降シリンダ55によって上下
揺動自在に取り付けている。刈取装置50には、慣性航
法検出部を構成する前記ジャイロ装置S5と前記加速度
センサS6とが設置され、さらに、GPS受信手段とし
ての前記GPS受信アンテナ17aが、車体横幅方向に
沿って設定距離を隔てた状態で2個設けられている。走
行機体57側には、上記GPS受信アンテナ17aの受
信信号を処理するための前記GPS受信機17と、作業
機械側通信手段としてアンテナ18aを備えた前記送受
信機18とが設けられている。尚、図示しないが、図2
に示すものと同様のGPS基準局Rが設けられている。
【0046】左右一対のクローラ走行装置56の走行機
体57への取付構造を説明すると、図11に示すよう
に、走行機体57を構成する前後向き姿勢の主フレーム
58の下方に、横向きフレームを介して左右のトラック
フレーム59を連結固定し、このトラックフレーム59
の前後端夫々に、駆動スプロケット60とテンションス
プロケット61を取付固定している。トラックフレーム
59には、複数個の遊転輪体62を枢支した前後一対の
可動フレーム63A,63Bを相対上下動可能に装着
し、遊転輪体62群の中間位置には大径遊転輪体64を
支承している。又、各可動フレーム63A,63Bに
は、トラックフレーム59に上下揺動可能に枢支された
前後ベルクランク65A,65Bの下端が取り付けら
れ、その前後ベルクランク65A,65Bが連結ロッド
66で連結され、かつ、後ベルクランク65Bの上端に
は、クローラ走行装置56の接地部位を走行機体57に
対して昇降駆動する油圧式のローリング用昇降シリンダ
67が連結され、もって、左右のクローラ走行装置56
の接地部位を走行機体57に対して各別に昇降して、走
行機体57ひいては刈取装置50の左右傾斜状態を変更
できるようにしている。図中、68は、後ベルクランク
65Bが可動ストローク端に達して、クローラ走行装置
56の接地部位が走行機体57に対して最も離間した上
限位置を検出する上限リミットスイッチ、69は、後ベ
ルクランク65Bが可動ストロークの他端に達して、ク
ローラ走行装置56の接地部位が走行機体57に対して
最も接近した下限位置を検出する下限リミットスイッチ
である。
【0047】図9に示すように、マイクロコンピュータ
利用の制御装置70が設けられ、この制御装置70に、
前記ジャイロ装置S5、前記加速度センサS6、走行機
体57の方位を検出する地磁気方位センサS4の各検出
情報、及び前記GPS受信機17からの前記GPS姿勢
及び位置データが入力され、又、前記上限リミットスイ
ッチ68,69、走行機体57の傾斜状態つまり水平基
準面に対する左右傾斜角を設定する傾斜角設定器71、
及び刈取装置50の対地高さつまり穀稈に対する刈取高
さを設定する刈高さ設定器72の各情報が入力されてい
る。一方、制御装置70からは、前記刈取昇降シリンダ
55を作動させるための制御バルブ73、前記ローリン
グ用昇降シリンダ67を作動させるための制御バルブ7
4、及び左右のクローラ走行装置56への動力伝達を入
り切りするための左右の操向クラッチ73L,73Rに
対する各駆動信号が出力されている。
【0048】ここで、刈取昇降シリンダ55、ローリン
グ用昇降シリンダ67及び操向クラッチ73L,73R
とによって、刈取装置50の対地姿勢を変更する前記姿
勢変更手段104が構成され、制御装置70を利用し
て、前記慣性航法算出部INS、前記姿勢検出手段10
3、前記姿勢制御手段101及び前記操向制御手段10
0が構成されている。即ち、姿勢制御手段101は、刈
取装置50の対地高さ検出情報に基づいて刈取装置50
が設定対地高さ(刈高さ設定器72の設定高さ)になる
ように刈取昇降シリンダ55を作動させ、刈取装置50
の左右傾斜角情報に基づいて刈取装置50の左右傾斜角
を設定傾斜角(傾斜角設定器71の設定角度)になるよ
うにローリング用昇降シリンダ67を作動させる。ま
た、刈取装置50の平面視における位置情報に基づい
て、姿勢制御手段101は、刈取装置50が前記作業行
程L(図5参照)における適正作業箇所に位置するよう
に操向クラッチ73L,73Rを選択作動させるととも
に、操向制御手段100は、刈取装置50が前記作業行
程Lに沿って自動走行するように操向制御する。
【0049】尚、作業機械としては、上記以外の草刈作
業用等の農作業車及び農作業用以外の各種作業車等でも
よく、その際の作業部等の各部の具体構成は、作業車の
目的や作業条件等に合わせて適宜変更され、作業地も圃
場に代えて例えば草刈作業車では草地等になる。
【0050】又、作業機械としては、作業地内を走行経
路に沿って走行するものに限らず、地上に固定設置した
作業機械でもよい。尚、上記実施例では、予定走行経路
を所定範囲の作業地内に並置した複数個の作業行程Lで
構成したが、予定走行経路の構成はこれに限るものでは
ない。
【0051】上記実施例では、GPS受信手段を設定距
離を隔てて複数(2個)設置して、作業部の対地姿勢と
して対地高さと傾きとを検出したが、これに限らず、例
えば、GPS受信手段を1個だけ設置して、作業部の対
地対地高さだけを検出するようにしてもよい。尚、複数
のGPS受信手段の数は3個以上でもよい。
【0052】上記実施例では、作業部が機体部によって
姿勢変更自在に支持される場合を例示したが、これに限
らず、例えば、作業部を機体部と一体に構成して、作業
部の姿勢検出情報に基づいて機体部の対地姿勢を変更す
ることによって、作業部の対地姿勢を設定対地姿勢に制
御するようにしてもよい。
【0053】上記実施例では、姿勢変更手段104を主
として油圧シリンダにて構成したが、これに限るもので
はない。
【0054】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にする為に符号を記すが、該記入により本発明は添
付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】田植え作業車の制御構成のブロック図
【図2】田植え作業車及び基準局を示す概略側面図
【図3】田植え作業車を示す概略平面図
【図4】GPS受信系の構成を示すブロック図
【図5】作業車と予定走行経路を示す概略平面図
【図6】植付け作業の制御のフローチャート
【図7】操向制御のフローチャート
【図8】姿勢制御のフローチャート
【図9】別実施例の作業車の制御構成のブロック図
【図10】別実施例の作業車を示す概略側面図
【図11】別実施例の作業車の要部を示す概略側面図
【符号の説明】
6 作業部 50 作業部 103 姿勢検出手段 104 姿勢変更手段 101 姿勢制御手段 R GPS基準局 20 地上側通信手段 17a GPS受信手段 S5,S6 慣性航法検出部 18 作業機械側通信手段 102 GPS姿勢データ算出手段 INS 慣性航法算出部 5 機体部 57 機体部 100 操向制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 勝美 大阪府堺市石津北町64番地 株式会社クボ タ堺製造所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業部(6,50)を備えた作業機械に
    おいて、前記作業部(6,50)の対地姿勢を検出する
    姿勢検出手段(103)と、前記作業部(6,50)の
    対地姿勢を変更する姿勢変更手段(104)と、前記姿
    勢検出手段(103)の情報に基づいて、前記作業部
    (6,50)を設定対地姿勢に維持するように前記姿勢
    変更手段(104)を作動させる姿勢制御手段(10
    1)とが設けられた作業機械の姿勢制御装置であって、 地上側の基準位置に設置されて、GPS衛星からの搬送
    波信号を受信するGPS基準局(R)と、そのGPS基
    準局(R)での搬送波位相情報を前記作業機械側に送信
    する地上側通信手段(20)とが設けられ、 前記作業機械側に、 GPS衛星からの搬送波信号を受信するGPS受信手段
    (17a)と、 前記作業部(6,50)の姿勢変化を検出する慣性航法
    検出部(S5,S6)と、 前記地上側通信手段(20)の送信情報を受信する作業
    機械側通信手段(18)と、 前記GPS受信手段(17a)での搬送波位相情報及び
    前記作業機械側通信手段(18)が受信した前記GPS
    基準局(R)での搬送波位相情報から求めた二重位相差
    情報に基づいて、前記作業部(6,50)の対地姿勢を
    所定時間間隔の時系列のGPS姿勢データとして求める
    GPS姿勢データ算出手段(102)と、 前記慣性航法検出部(S5,S6)の情報に基づいて、
    前記作業部(6,50)の姿勢変化量を所定時間間隔の
    時系列の慣性航法姿勢データとして求める慣性航法算出
    部(INS)とが設けられ、 前記姿勢検出手段(103)は、前記GPS姿勢データ
    算出手段(102)にて求められる、現在時刻より設定
    時間前のGPS姿勢データ、及び、前記慣性航法算出部
    (INS)にて求められる、現在時刻での慣性航法姿勢
    データによって現在時刻での前記作業部(6,50)の
    対地姿勢を検出するように構成されている作業機械の姿
    勢制御装置。
  2. 【請求項2】 前記GPS受信手段(17a)が、設定
    距離を隔てた状態で複数設けられ、 前記GPS姿勢データ算出手段(102)が、前記複数
    のGPS受信手段(17a)夫々に対応して求めた二重
    位相差情報に基づいて、前記作業部(6,50)の対地
    高さと傾きとを前記GPS姿勢データとして求め、 前記姿勢検出手段(103)は、前記作業部(6,5
    0)の対地姿勢として対地高さと傾きとを検出するよう
    に構成され、 前記姿勢変更手段(104)は、前記作業部(6,5
    0)の対地姿勢として対地高さと傾きとを変更するよう
    に構成され、 前記姿勢制御手段(101)は、前記作業部(6,5
    0)の対地高さ検出情報に基づいて、前記作業部(6,
    50)が設定対地高さになるように前記姿勢変更手段
    (104)を作動させ、且つ、前記作業部(6,50)
    の傾き検出情報に基づいて、前記作業部(6,50)が
    設定傾斜状態になるように前記姿勢変更手段(104)
    を作動させるように構成されている請求項1記載の作業
    機械の姿勢制御装置。
  3. 【請求項3】 前記作業部(6,50)が、前記作業機
    械の機体部(5,57)によって姿勢変更自在に支持さ
    れ、 前記GPS受信手段(17a)及び前記慣性航法検出部
    (S5,S6)が、前記作業部(6,50)に設置さ
    れ、 前記姿勢変更手段(104)が、前記作業部(6,5
    0)を前記機体部(5,57)に対して姿勢変更させる
    ように構成されている請求項1又は2記載の作業機械の
    姿勢制御装置。
  4. 【請求項4】 前記作業機械が、所定範囲の作業地内を
    予定走行経路に沿って走行するように構成され、 前記姿勢検出手段(103)は、前記作業部(6,5
    0)の平面視における現在位置を検出するように構成さ
    れ、 前記姿勢変更手段(104)は、前記作業部(6,5
    0)の平面視における位置を変更するように構成され、 前記姿勢制御手段(101)は、前記作業部(6,5
    0)の平面視での位置情報に基づいて、前記作業部
    (6,50)が前記予定走行経路における適正作業箇所
    に位置するように前記姿勢変更手段(104)を作動さ
    せるように構成されている請求項1、2又は3記載の作
    業機械の姿勢制御装置。
  5. 【請求項5】 前記姿勢検出手段(103)による前記
    作業部(6,50)の平面視における位置情報に基づい
    て、前記作業機械が前記予定走行経路に沿って自動走行
    するように操向制御する操向制御手段(100)が設け
    られている請求項4記載の作業機械の姿勢制御装置。
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