JPH09107864A - 飛翅害虫等の忌避具 - Google Patents
飛翅害虫等の忌避具Info
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- JPH09107864A JPH09107864A JP29365895A JP29365895A JPH09107864A JP H09107864 A JPH09107864 A JP H09107864A JP 29365895 A JP29365895 A JP 29365895A JP 29365895 A JP29365895 A JP 29365895A JP H09107864 A JPH09107864 A JP H09107864A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】単純な形態であっても、農作物の食害や伝染病
害をより効果的に防除できる飛翅害虫等の忌避具を提供
すること。 【解決手段】栽培育成する植物に近接して忌避素材を設
置して、飛翅害虫や害鳥から植物を保護する飛翅害虫等
の忌避具1において、忌避素材が、熱可塑性樹脂製であ
り、坪量が20〜100g/m2、可視光線の反射率が60%以上
である不織布であり、好ましくは忌避素材が、帯状体、
該帯状体の撚り体又は編み体、もしくは正四面体の織り
体、フィルムシートから選ばれる少なくとも1種又はこ
れらの組み合わせである飛翅害虫等の忌避具。
害をより効果的に防除できる飛翅害虫等の忌避具を提供
すること。 【解決手段】栽培育成する植物に近接して忌避素材を設
置して、飛翅害虫や害鳥から植物を保護する飛翅害虫等
の忌避具1において、忌避素材が、熱可塑性樹脂製であ
り、坪量が20〜100g/m2、可視光線の反射率が60%以上
である不織布であり、好ましくは忌避素材が、帯状体、
該帯状体の撚り体又は編み体、もしくは正四面体の織り
体、フィルムシートから選ばれる少なくとも1種又はこ
れらの組み合わせである飛翅害虫等の忌避具。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、栽培育成する植物
に近接して忌避素材を設置して、飛翅害虫や害鳥から植
物を保護する飛翅害虫等の忌避具に関し、特に単純な形
態の忌避素材であっても農作物の食害や伝染病害をより
効果的に防除する飛翅害虫等の忌避具に関する。
に近接して忌避素材を設置して、飛翅害虫や害鳥から植
物を保護する飛翅害虫等の忌避具に関し、特に単純な形
態の忌避素材であっても農作物の食害や伝染病害をより
効果的に防除する飛翅害虫等の忌避具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アルミニウムを蒸着したポリエス
テルフィルムを帯状体に裁断したテープ、あるいはこれ
を赤色等に着色したテープを農作物の上や側辺に張設し
て、その反射光によって雀等の害鳥を追い払う、いわゆ
る雀脅しや害虫忌避の手法が知られている。
テルフィルムを帯状体に裁断したテープ、あるいはこれ
を赤色等に着色したテープを農作物の上や側辺に張設し
て、その反射光によって雀等の害鳥を追い払う、いわゆ
る雀脅しや害虫忌避の手法が知られている。
【0003】しかし、この従来のテープは、鏡面反射光
を利用しているため、一定方向にしか効果的でないた
め、農作物の食害や伝染病害を減少するには限界があっ
た。このため多方向に反射させるために、図5に示すよ
うにミラーボールのような多面体を用いる試みもなされ
ている。しかし、多面体であっても特定の角度しか反射
光が届かないため、やはり根本的な解決にはなっていな
い。また多方向に反射光をおくためにはより多面体にす
る必要があるが、製造が容易でない問題がある。
を利用しているため、一定方向にしか効果的でないた
め、農作物の食害や伝染病害を減少するには限界があっ
た。このため多方向に反射させるために、図5に示すよ
うにミラーボールのような多面体を用いる試みもなされ
ている。しかし、多面体であっても特定の角度しか反射
光が届かないため、やはり根本的な解決にはなっていな
い。また多方向に反射光をおくためにはより多面体にす
る必要があるが、製造が容易でない問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の課題
は、農作物の食害や伝染病害をより効果的に防除できる
飛翅害虫等の忌避具を提供することにある。また本発明
の他の課題は、単純な形態であっても、農作物の食害等
をより効果的に防除できる飛翅害虫等の忌避具を提供す
ることにある。
は、農作物の食害や伝染病害をより効果的に防除できる
飛翅害虫等の忌避具を提供することにある。また本発明
の他の課題は、単純な形態であっても、農作物の食害等
をより効果的に防除できる飛翅害虫等の忌避具を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する本発
明に係る飛翅害虫等の忌避具は、栽培育成する植物に近
接して忌避素材を設置して、飛翅害虫や害鳥から植物を
保護する飛翅害虫等の忌避具において、忌避素材が、熱
可塑性樹脂製であり、坪量が20〜100g/m2、可視光線の
反射率が60%以上である不織布であることを特徴とす
る。
明に係る飛翅害虫等の忌避具は、栽培育成する植物に近
接して忌避素材を設置して、飛翅害虫や害鳥から植物を
保護する飛翅害虫等の忌避具において、忌避素材が、熱
可塑性樹脂製であり、坪量が20〜100g/m2、可視光線の
反射率が60%以上である不織布であることを特徴とす
る。
【0006】また本発明の好ましい態様としては、忌避
素材が、帯状体、該帯状体の撚り体又は編み体、もしく
は正四面体の織り体、フィルムシートから選ばれる少な
くとも1種又はこれらの組み合わせであることであり、
より好ましい態様としては、忌避素材が、帯状体又は該
帯状体の撚り体若しくは編み体であり、これらの少なく
とも1種が植物栽培の支持体として設置されること、忌
避素材が帯状体であり、該帯状体が延伸加工されている
こと、忌避素材が、正四面体の織り体であり、植物の上
部から吊り下げられること、忌避素材が、フィルムシー
トであり、植物栽培の圃場に敷設されることである。
素材が、帯状体、該帯状体の撚り体又は編み体、もしく
は正四面体の織り体、フィルムシートから選ばれる少な
くとも1種又はこれらの組み合わせであることであり、
より好ましい態様としては、忌避素材が、帯状体又は該
帯状体の撚り体若しくは編み体であり、これらの少なく
とも1種が植物栽培の支持体として設置されること、忌
避素材が帯状体であり、該帯状体が延伸加工されている
こと、忌避素材が、正四面体の織り体であり、植物の上
部から吊り下げられること、忌避素材が、フィルムシー
トであり、植物栽培の圃場に敷設されることである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明に用いられる忌避素材は、
熱可塑性樹脂製の不織布であり、熱可塑性樹脂として
は、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン・プロピ
レン共重合体、エチレン・ブテン共重合体、エチレン・
酢酸ビニル共重合体、ポリスチレン、塩化ビニル、ポリ
エステル、ポリアミド等が挙げられ、中でも好ましいの
は高密度ポリエチレンである。
熱可塑性樹脂製の不織布であり、熱可塑性樹脂として
は、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン・プロピ
レン共重合体、エチレン・ブテン共重合体、エチレン・
酢酸ビニル共重合体、ポリスチレン、塩化ビニル、ポリ
エステル、ポリアミド等が挙げられ、中でも好ましいの
は高密度ポリエチレンである。
【0008】不織布は、坪量が20〜100g/m2であるもの
が用いられ、坪量を20〜100g/m2としたのは、20g/m2未
満では害虫等の忌避具としての賦形性が不足し、反射率
が低下してしまい、また100g/m2を越えるとコスト高と
なるためである。好ましい坪量は30〜60g/m2の範囲であ
る。また不織布は、可視光線の反射率が60%以上である
ものが用いられ、反射率を60%以上と規定したのは、60
%未満では害虫等による食害等防止という本発明の課題
を解決できないからである。反射率の測定は、例えば、
日立分光光度計U−3210型(積分球式)を用いて行
なうことができる。
が用いられ、坪量を20〜100g/m2としたのは、20g/m2未
満では害虫等の忌避具としての賦形性が不足し、反射率
が低下してしまい、また100g/m2を越えるとコスト高と
なるためである。好ましい坪量は30〜60g/m2の範囲であ
る。また不織布は、可視光線の反射率が60%以上である
ものが用いられ、反射率を60%以上と規定したのは、60
%未満では害虫等による食害等防止という本発明の課題
を解決できないからである。反射率の測定は、例えば、
日立分光光度計U−3210型(積分球式)を用いて行
なうことができる。
【0009】また本発明において、忌避素材は、帯状
体、該帯状体の撚り体又は編み体、もしくは正四面体の
織り体、フィルムシートから選ばれる少なくとも1種又
はこれらの組み合わせであることが好ましい。これらの
形態はいずれも単純な形態であり、製作が容易である。
体、該帯状体の撚り体又は編み体、もしくは正四面体の
織り体、フィルムシートから選ばれる少なくとも1種又
はこれらの組み合わせであることが好ましい。これらの
形態はいずれも単純な形態であり、製作が容易である。
【0010】また忌避素材は、帯状体又は該帯状体の撚
り体若しくは編み体であり、これらの少なくとも1種が
植物栽培の支持体として設置されることが好ましい。従
来の鏡面反射光利用型の帯状体では太陽光の入射光と反
射光の関係からすると支持体として用いることは不可能
であるが、本発明では乱反射を利用しているため可能と
なり、用途の拡大に大きく寄与する。帯状体を撚る場合
には、補強材を沿わせて撚ることも好ましい。補強材と
しては、プラスチック延伸テープ、フラットヤーン、モ
ノフィラメント等を単独で又は組み合わせて用いること
ができる。
り体若しくは編み体であり、これらの少なくとも1種が
植物栽培の支持体として設置されることが好ましい。従
来の鏡面反射光利用型の帯状体では太陽光の入射光と反
射光の関係からすると支持体として用いることは不可能
であるが、本発明では乱反射を利用しているため可能と
なり、用途の拡大に大きく寄与する。帯状体を撚る場合
には、補強材を沿わせて撚ることも好ましい。補強材と
しては、プラスチック延伸テープ、フラットヤーン、モ
ノフィラメント等を単独で又は組み合わせて用いること
ができる。
【0011】更に忌避素材が帯状体であり、該帯状体が
延伸加工されていることによって、帯状体の延びを防止
できる。フィラー含有の熱可塑性樹脂製の不織布は乱反
射が可能となるが、帯状体の場合には、設置態様によっ
ては延びて支障を来すことがある。かかる場合に延伸加
工によって延びを防止できる。
延伸加工されていることによって、帯状体の延びを防止
できる。フィラー含有の熱可塑性樹脂製の不織布は乱反
射が可能となるが、帯状体の場合には、設置態様によっ
ては延びて支障を来すことがある。かかる場合に延伸加
工によって延びを防止できる。
【0012】また本発明においては、正四面体の織り体
に形成された忌避素材を植物の上部から吊り下げたり、
あるいはフィルムシート状に形成した忌避素材を植物栽
培の圃場に敷設することによって、単純化された形態の
忌避素材を普通に使用するだけでも、従来より効果的に
害虫等の食害等を防止できる。
に形成された忌避素材を植物の上部から吊り下げたり、
あるいはフィルムシート状に形成した忌避素材を植物栽
培の圃場に敷設することによって、単純化された形態の
忌避素材を普通に使用するだけでも、従来より効果的に
害虫等の食害等を防止できる。
【0013】上記の熱可塑性樹脂製の不織布は、上述の
ように単純化された形態の忌避素材として用いることが
できるが、そのためには賦形性が与えられていることが
好ましく、このため不織布自体の腰の強さを増したり、
厚みを増したり、また他の素材によって裏打ちすること
も好ましい。
ように単純化された形態の忌避素材として用いることが
できるが、そのためには賦形性が与えられていることが
好ましく、このため不織布自体の腰の強さを増したり、
厚みを増したり、また他の素材によって裏打ちすること
も好ましい。
【0014】本発明に用いる不織布を製造には、例えば
高密度ポリエチレンをフラッシュ紡糸したり、あるいは
ポリエステルをスパンボンド紡糸する方法がある。不織
布の繊維の太さは特に限定されないが、反射率を向上さ
せるにはできるだけ細い方が良く、一般的には、0.1〜1
0μm程度、望ましくは5μm以下である。不織布の厚さは
特に限定されないが、厚みによって賦形性を付与するた
めには0.1〜1.0mm程度が適当である。
高密度ポリエチレンをフラッシュ紡糸したり、あるいは
ポリエステルをスパンボンド紡糸する方法がある。不織
布の繊維の太さは特に限定されないが、反射率を向上さ
せるにはできるだけ細い方が良く、一般的には、0.1〜1
0μm程度、望ましくは5μm以下である。不織布の厚さは
特に限定されないが、厚みによって賦形性を付与するた
めには0.1〜1.0mm程度が適当である。
【0015】本発明に用いられる不織布は、テープ状の
帯状体をそのまま用いたり、複数の帯状体を撚ったり編
んだりして用いたり、不織布シートとして用いたり、あ
るいは1枚また2枚以上の不織布シートを裁断後、織っ
て、正四面体形、織り鶴型、その他種々の立体にして用
いたりすることができる。織型立体にして用いる場合、
保管時には平面的に折りたたんでおいて、使用時に立体
に拡大して用いることが好ましい。
帯状体をそのまま用いたり、複数の帯状体を撚ったり編
んだりして用いたり、不織布シートとして用いたり、あ
るいは1枚また2枚以上の不織布シートを裁断後、織っ
て、正四面体形、織り鶴型、その他種々の立体にして用
いたりすることができる。織型立体にして用いる場合、
保管時には平面的に折りたたんでおいて、使用時に立体
に拡大して用いることが好ましい。
【0016】次に添付の図面に基づき、本発明の実施の
形態を説明する。
形態を説明する。
【0017】図1は本発明の忌避具をキュウリの栽培に
使用した例を示す正面図であり、(A)は本発明の忌避
具を帯状体に形成し、棒体に吊した例である。同図にお
いて、1は忌避具であり、棒体2に吊り下げ、その忌避
具1を支持体として用い、この支持体にキュウリのつる
3をからませて、キュウリ4を圃場5上に栽培している
例である。(B)は本発明の忌避具1を正四面体に形成
し、棒体2にひも6を用いて複数の忌避具1を吊り下
げ、そのひも6にキュウリのつる3をからませて栽培し
ている例である。(C)は2本の帯状体を形成し、その
2本の帯状体を撚って本発明の忌避具1とし、その忌避
具1を支持体として用い、この支持体を棒体2に吊り下
げ、キュウリのつる3をからませて栽培している例であ
る。
使用した例を示す正面図であり、(A)は本発明の忌避
具を帯状体に形成し、棒体に吊した例である。同図にお
いて、1は忌避具であり、棒体2に吊り下げ、その忌避
具1を支持体として用い、この支持体にキュウリのつる
3をからませて、キュウリ4を圃場5上に栽培している
例である。(B)は本発明の忌避具1を正四面体に形成
し、棒体2にひも6を用いて複数の忌避具1を吊り下
げ、そのひも6にキュウリのつる3をからませて栽培し
ている例である。(C)は2本の帯状体を形成し、その
2本の帯状体を撚って本発明の忌避具1とし、その忌避
具1を支持体として用い、この支持体を棒体2に吊り下
げ、キュウリのつる3をからませて栽培している例であ
る。
【0018】上記の(B)の例において、本発明の忌避
具1を正四面体に形成するには、本発明で規定する物性
を備えた不織布シートを用意し、円筒を形成し、図2に
示すように、円筒の両側から押圧線10で押圧固定し、前
記押圧線10と直行する押圧線11で押圧固定し、順次これ
を繰り返して正四面体の連続体を形成する。かかる正四
面体の連続体の上部には、吊り下げを容易にするために
押圧して偏平部12を形成し、ひも13を取り付けることが
好ましい。また該連続体は未使用時には折りたたんでお
けるために、押圧線10と11の一側に空気連通孔14を設け
ておくことが好ましい。使用時には空気を入れ、図示の
ように膨らませて用いることができる。またこの連続体
の押圧線10と11の部分で切断することにより、複数の正
四面体を得ることができる。
具1を正四面体に形成するには、本発明で規定する物性
を備えた不織布シートを用意し、円筒を形成し、図2に
示すように、円筒の両側から押圧線10で押圧固定し、前
記押圧線10と直行する押圧線11で押圧固定し、順次これ
を繰り返して正四面体の連続体を形成する。かかる正四
面体の連続体の上部には、吊り下げを容易にするために
押圧して偏平部12を形成し、ひも13を取り付けることが
好ましい。また該連続体は未使用時には折りたたんでお
けるために、押圧線10と11の一側に空気連通孔14を設け
ておくことが好ましい。使用時には空気を入れ、図示の
ように膨らませて用いることができる。またこの連続体
の押圧線10と11の部分で切断することにより、複数の正
四面体を得ることができる。
【0019】本発明の忌避具を帯状体に形成して用いる
場合には、図1に示す使用例以外に図3に示すように圃
場5の両側に支柱20、20を立設し、この支柱20、20間に
忌避具1を張設するようにすることもできる。
場合には、図1に示す使用例以外に図3に示すように圃
場5の両側に支柱20、20を立設し、この支柱20、20間に
忌避具1を張設するようにすることもできる。
【0020】以上の実施の形態において、本発明の忌避
具は単純な形態の一例として正四面体を挙げたものであ
り、本発明の思想の範囲で他の形態とすることもでき
る。例えば、図4に示すような円筒体をなす忌避具1を
ひも6でつるして用いることも好ましい。単純な形態で
あっても多方向反射体になりやすいからである。
具は単純な形態の一例として正四面体を挙げたものであ
り、本発明の思想の範囲で他の形態とすることもでき
る。例えば、図4に示すような円筒体をなす忌避具1を
ひも6でつるして用いることも好ましい。単純な形態で
あっても多方向反射体になりやすいからである。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例により本発明について
更に詳細に説明するが、かかる実施例によって本発明の
技術的範囲は何等制限されるものではない。
更に詳細に説明するが、かかる実施例によって本発明の
技術的範囲は何等制限されるものではない。
【0022】実施例1 高密度ポリエチレンをフラッシュ紡糸法で、坪量が約50
g/m2、反射率が約90%、厚さが約0.30mmの白色不織布を
製造した。この白色不織布を幅2.5cmのテープ状に裁断
して、本発明の害虫等の忌避具を製造した。この忌避具
を用いて、キュウリの栽培実験を行った。
g/m2、反射率が約90%、厚さが約0.30mmの白色不織布を
製造した。この白色不織布を幅2.5cmのテープ状に裁断
して、本発明の害虫等の忌避具を製造した。この忌避具
を用いて、キュウリの栽培実験を行った。
【0023】キュウリは、品種「シャープ7」を用い、
圃場に1列当り10株ずつ3列(全30株)定植し、キ
ューリの列上に、図1の(A)に示すように棒体を設
け、本発明の忌避具をその棒体からキュウリに向かって
下方に垂らして、キュウリのつるをからませて栽培実験
を行った。栽培実験開始から10日経過した後、キュウ
リに飛来する害虫の数を10日間に亘り継続して調べ
た。飛来害虫の数は、2条ある畦間中央部に市販黄色粘
着テープを両畦間に2本、合計4本吊り下げ、害虫とし
ては有翅アブラムシ、スリップス、コナジラミ、ハモグ
リバエについて調査した。
圃場に1列当り10株ずつ3列(全30株)定植し、キ
ューリの列上に、図1の(A)に示すように棒体を設
け、本発明の忌避具をその棒体からキュウリに向かって
下方に垂らして、キュウリのつるをからませて栽培実験
を行った。栽培実験開始から10日経過した後、キュウ
リに飛来する害虫の数を10日間に亘り継続して調べ
た。飛来害虫の数は、2条ある畦間中央部に市販黄色粘
着テープを両畦間に2本、合計4本吊り下げ、害虫とし
ては有翅アブラムシ、スリップス、コナジラミ、ハモグ
リバエについて調査した。
【0024】その結果を表1に示す。表中の数字は10
日間に亘って4本の粘着テープに付着した飛翅害虫の総
合計数を示している。
日間に亘って4本の粘着テープに付着した飛翅害虫の総
合計数を示している。
【0025】実施例2 実施例1で得られた白色不織布を用いて、図1の(B)
に示すような正四面体の本発明の害虫等の忌避具を製造
し、それを棒体に吊り下げ、同様にキュウリの栽培を行
ない、キュウリに飛来する害虫の数を調べた。結果を表
1に示す。
に示すような正四面体の本発明の害虫等の忌避具を製造
し、それを棒体に吊り下げ、同様にキュウリの栽培を行
ない、キュウリに飛来する害虫の数を調べた。結果を表
1に示す。
【0026】実施例3 実施例1で得られた白色不織布を用いて、図1の(C)
に示すようにテープを撚って本発明の害虫等の忌避具を
製造し、それを棒体に吊り下げ、同様にキュウリの栽培
を行ない、キュウリに飛来する害虫の数を調べた。結果
を表1に示す。
に示すようにテープを撚って本発明の害虫等の忌避具を
製造し、それを棒体に吊り下げ、同様にキュウリの栽培
を行ない、キュウリに飛来する害虫の数を調べた。結果
を表1に示す。
【0027】実施例4〜6 実施例1〜3において、キュウリをトマト(品種:桃太
郎)に代えて、同様の実験を行ない、害虫及び害鳥の1
0日間の総飛来数を調べた。害鳥については、ムクドリ
がトマトに飛来するのを日中肉眼で観測した。その結果
を表1に示す。
郎)に代えて、同様の実験を行ない、害虫及び害鳥の1
0日間の総飛来数を調べた。害鳥については、ムクドリ
がトマトに飛来するのを日中肉眼で観測した。その結果
を表1に示す。
【0028】実施例7 実施例1において、白色不織布を以下のものに代えて、
同様の実験を行った。結果を表1に示す。
同様の実験を行った。結果を表1に示す。
【0029】(白色不織布の製造)ポリエステルをスパ
ンボンド紡糸法で、坪量が約80g/m2、反射率が約75%、
厚さが約0.7mmの白色不織布を製造し、これを巾4cmのテ
ープ状に裁断して本発明の忌避具とした。
ンボンド紡糸法で、坪量が約80g/m2、反射率が約75%、
厚さが約0.7mmの白色不織布を製造し、これを巾4cmのテ
ープ状に裁断して本発明の忌避具とした。
【0030】比較例1 実施例1において、白色不織布をアルミ蒸着テープに代
えた以外は同様にして、キュウリについて害虫忌避効果
及びトマトの害鳥忌避効果の実験を行った。その結果を
表1に示す。
えた以外は同様にして、キュウリについて害虫忌避効果
及びトマトの害鳥忌避効果の実験を行った。その結果を
表1に示す。
【0031】比較例2 実施例1において、白色不織布をポリプロピレン延伸テ
ープに代えて、キュウリとトマトについて同様に確認実
験を行なった。その結果を表1に示す。
ープに代えて、キュウリとトマトについて同様に確認実
験を行なった。その結果を表1に示す。
【0032】
【表1】
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、害虫や害鳥の飛来を大
幅に減らすことができ、農作物の食害や伝染病害をより
効果的に防除でき、また単純な形態であっても、農作物
の食害等をより効果的に防除できる。
幅に減らすことができ、農作物の食害や伝染病害をより
効果的に防除でき、また単純な形態であっても、農作物
の食害等をより効果的に防除できる。
【図1】本発明の忌避具をキュウリの栽培に使用した例
を示す正面図
を示す正面図
【図2】正四面体の製造例を示す斜視図
【図3】本発明の忌避具の他の使用例を示す斜視図
【図4】本発明の忌避具の他の例を示す斜視図
【図5】従来例を示す斜視図
1:忌避具 2:棒体 3:キュウリのつる 4:キュウリ 5:圃場 6:ひも 10:押圧線 11:押圧線 12:偏平部 13:ひも 14:空気連通孔 20:支柱
Claims (6)
- 【請求項1】栽培育成する植物に近接して忌避素材を設
置して、飛翅害虫や害鳥から植物を保護する飛翅害虫等
の忌避具において、忌避素材が、熱可塑性樹脂製であ
り、坪量が20〜100g/m2、可視光線の反射率が60%以上
である不織布であることを特徴とする飛翅害虫等の忌避
具。 - 【請求項2】忌避素材が、帯状体、該帯状体の撚り体又
は編み体、もしくは正四面体の織り体、フィルムシート
から選ばれる少なくとも1種又はこれらの組み合わせで
あることを特徴とする請求項1記載の飛翅害虫等の忌避
具。 - 【請求項3】忌避素材が、帯状体又は該帯状体の撚り体
若しくは編み体であり、これらの少なくとも1種が植物
栽培の支持体として設置されることを特徴とする請求項
2記載の飛翅害虫等の忌避具。 - 【請求項4】忌避素材が帯状体であり、該帯状体が延伸
加工されていることを特徴とする請求項2又は3記載の
飛翅害虫等の忌避具。 - 【請求項5】忌避素材が、正四面体の織り体であり、植
物の上部から吊り下げられることを特徴とする請求項2
記載の飛翅害虫等の忌避具。 - 【請求項6】忌避素材が、フィルムシートであり、植物
栽培の圃場に敷設されることを特徴とする請求項2記載
の飛翅害虫等の忌避具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29365895A JPH09107864A (ja) | 1995-10-16 | 1995-10-16 | 飛翅害虫等の忌避具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29365895A JPH09107864A (ja) | 1995-10-16 | 1995-10-16 | 飛翅害虫等の忌避具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09107864A true JPH09107864A (ja) | 1997-04-28 |
Family
ID=17797580
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29365895A Pending JPH09107864A (ja) | 1995-10-16 | 1995-10-16 | 飛翅害虫等の忌避具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09107864A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013236561A (ja) * | 2012-05-11 | 2013-11-28 | Panasonic Corp | 害虫防除照明システム |
-
1995
- 1995-10-16 JP JP29365895A patent/JPH09107864A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2013236561A (ja) * | 2012-05-11 | 2013-11-28 | Panasonic Corp | 害虫防除照明システム |
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