JPH09109096A - プラスチックシート用ミシン目及びその形成方法 - Google Patents
プラスチックシート用ミシン目及びその形成方法Info
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- JPH09109096A JPH09109096A JP7298943A JP29894395A JPH09109096A JP H09109096 A JPH09109096 A JP H09109096A JP 7298943 A JP7298943 A JP 7298943A JP 29894395 A JP29894395 A JP 29894395A JP H09109096 A JPH09109096 A JP H09109096A
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Landscapes
- Perforating, Stamping-Out Or Severing By Means Other Than Cutting (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 切断の際にミシン目からずれないで容易にミ
シン目に沿って切断することができ、且つ、ミシン目の
形成方向に対して横の引張力に対しても高い強度を有す
るミシン目及びその形成方法を提供することである。 【解決手段】 プラスチックシートの切断用に形成され
たミシン目において、ミシン目18を構成する各切れ目
20は、間隔をおいて、且つ一方主面から他方主面に至
るように、貫通孔を溶断することにより形成される、プ
ラスチックシート用ミシン目である。さらに、ミシン目
18の形成方法は、ミシン目を形成するための穿孔刃を
プラスチックシートの融点より若干高い温度に保持し、
プラスチックシートを溶断し各切れ目20を形成するこ
とを特徴とする。
シン目に沿って切断することができ、且つ、ミシン目の
形成方向に対して横の引張力に対しても高い強度を有す
るミシン目及びその形成方法を提供することである。 【解決手段】 プラスチックシートの切断用に形成され
たミシン目において、ミシン目18を構成する各切れ目
20は、間隔をおいて、且つ一方主面から他方主面に至
るように、貫通孔を溶断することにより形成される、プ
ラスチックシート用ミシン目である。さらに、ミシン目
18の形成方法は、ミシン目を形成するための穿孔刃を
プラスチックシートの融点より若干高い温度に保持し、
プラスチックシートを溶断し各切れ目20を形成するこ
とを特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プラスチックシ
ート用ミシン目に関し、特にたとえば、プラスチックシ
ートの開封・切断のための補助手段として形成されるプ
ラスチックシート用ミシン目及びその形成方法に関す
る。
ート用ミシン目に関し、特にたとえば、プラスチックシ
ートの開封・切断のための補助手段として形成されるプ
ラスチックシート用ミシン目及びその形成方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図9は、この発明の背景となるプラスチ
ックシートに用いられる従来のミシン目の一例を示す平
面図である。プラスチックシートを切断するためには、
刃先が櫛歯状に形成されたミシン目刃により、プラスチ
ックシート2を間隔をおいて切断し、破線状に切れ目3
を形成したミシン目1が考えられる。
ックシートに用いられる従来のミシン目の一例を示す平
面図である。プラスチックシートを切断するためには、
刃先が櫛歯状に形成されたミシン目刃により、プラスチ
ックシート2を間隔をおいて切断し、破線状に切れ目3
を形成したミシン目1が考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、切断に
より形成された各切れ目3の切断面が微細な鋸刃状とな
っているミシン目1では、剪断力により切れ目3の切断
面からプラスチックシート2が破断しやすく、図9に示
すように、切断途中にミシン目1からずれて破断するこ
とが多くなる。そのため、連続的に形成されたシート製
品の一部を切断時に無駄にしてう場合があり、不経済的
である。
より形成された各切れ目3の切断面が微細な鋸刃状とな
っているミシン目1では、剪断力により切れ目3の切断
面からプラスチックシート2が破断しやすく、図9に示
すように、切断途中にミシン目1からずれて破断するこ
とが多くなる。そのため、連続的に形成されたシート製
品の一部を切断時に無駄にしてう場合があり、不経済的
である。
【0004】また、ミシン目1に沿ってプラスチックシ
ート2を切断し易くするために、結合部4の切断方向の
長さを小さくした場合には、ミシン目1の形成方向に対
して横の引張力に対して強度が弱くなる。そのため、ロ
ール状に巻かれた長尺状のプラスチックシートの幅方向
にミシン目1を形成した場合には、引き出す時などにミ
シン目1より予期せず破断してしまい、作業を中断しな
ければならない場合があるため、非能率的である。
ート2を切断し易くするために、結合部4の切断方向の
長さを小さくした場合には、ミシン目1の形成方向に対
して横の引張力に対して強度が弱くなる。そのため、ロ
ール状に巻かれた長尺状のプラスチックシートの幅方向
にミシン目1を形成した場合には、引き出す時などにミ
シン目1より予期せず破断してしまい、作業を中断しな
ければならない場合があるため、非能率的である。
【0005】それゆえに、この発明の主たる目的は、切
断の際にミシン目からずれないで容易にミシン目に沿っ
て切断することができ、且つ、ミシン目の形成方向に対
して横の引張力に対しても高い強度を有するミシン目及
びその形成方法を提供することである。
断の際にミシン目からずれないで容易にミシン目に沿っ
て切断することができ、且つ、ミシン目の形成方向に対
して横の引張力に対しても高い強度を有するミシン目及
びその形成方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、プラ
スチックシートの切断用に形成されたミシン目におい
て、ミシン目を構成する各切れ目は、間隔をおいて、且
つ一方主面から他方主面に至るように、貫通孔を溶断す
ることにより形成される、プラスチックシート用ミシン
目である。
スチックシートの切断用に形成されたミシン目におい
て、ミシン目を構成する各切れ目は、間隔をおいて、且
つ一方主面から他方主面に至るように、貫通孔を溶断す
ることにより形成される、プラスチックシート用ミシン
目である。
【0007】請求項2の発明は、ミシン目を形成するた
めの穿孔刃をプラスチックシートの融点より若干高い温
度に保持し、穿孔刃を用いてプラスチックシートに、間
隔をおいて、且つ一方主面から他方主面に至るように、
貫通孔を溶断して各切れ目を形成することを特徴とし
た、プラスチックシート用ミシン目の形成方法である。
めの穿孔刃をプラスチックシートの融点より若干高い温
度に保持し、穿孔刃を用いてプラスチックシートに、間
隔をおいて、且つ一方主面から他方主面に至るように、
貫通孔を溶断して各切れ目を形成することを特徴とし
た、プラスチックシート用ミシン目の形成方法である。
【0008】
【作用・効果】この発明のミシン目は、ミシン目を構成
する各切れ目を、間隔をおいて、且つ一方主面から他方
主面に貫通するように溶断して形成したことにより、ミ
シン目に沿って切断しやすくなっている。これは、各切
れ目の切断面が、溶断時に溶解されることにより滑らか
な面に形成され、切断面に剪断力が集中してかかる度合
いが改善されたことと、そして、各切れ目の間、すなわ
ち結合部のプラスチック分子の配向が、各切れ目を溶断
して形成するときに同時に加熱されたことにより、緩和
され、その結果プラスチック分子の配向方向への引き裂
き性が低くなったためと推定される。これにより、切断
の際にミシン目からずれないで容易にミシン目に沿って
切断することができ、且つミシン目の形成方向に対して
横の引張力に対しても高い強度を有するミシン目が形成
される。
する各切れ目を、間隔をおいて、且つ一方主面から他方
主面に貫通するように溶断して形成したことにより、ミ
シン目に沿って切断しやすくなっている。これは、各切
れ目の切断面が、溶断時に溶解されることにより滑らか
な面に形成され、切断面に剪断力が集中してかかる度合
いが改善されたことと、そして、各切れ目の間、すなわ
ち結合部のプラスチック分子の配向が、各切れ目を溶断
して形成するときに同時に加熱されたことにより、緩和
され、その結果プラスチック分子の配向方向への引き裂
き性が低くなったためと推定される。これにより、切断
の際にミシン目からずれないで容易にミシン目に沿って
切断することができ、且つミシン目の形成方向に対して
横の引張力に対しても高い強度を有するミシン目が形成
される。
【0009】また、ミシン目を形成する穿孔刃を、プラ
スチックシートの融点より若干高い温度に保持し各切れ
目を形成した場合には、切断の際にミシン目からずれな
いで容易にミシン目に沿って切断することができ、且つ
ミシン目の形成方向に対して横の引張力に対しても高い
強度を有するミシン目を連続的に形成することができ
る。
スチックシートの融点より若干高い温度に保持し各切れ
目を形成した場合には、切断の際にミシン目からずれな
いで容易にミシン目に沿って切断することができ、且つ
ミシン目の形成方向に対して横の引張力に対しても高い
強度を有するミシン目を連続的に形成することができ
る。
【0010】この発明の上述の目的、その他の目的、特
徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施
の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
徴および利点は、図面を参照して行う以下の発明の実施
の形態の詳細な説明から一層明らかとなろう。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、この発明の一実施形態が
適用されたパック材10を示す斜視図である。図2は、
その線II−IIにおける断面図解図であり、図3は、
その要部を示す平面拡大図であり、図4は線IV−IV
における断面図解図である。パック材10は、たとえば
長尺状の基材12を含む。この実施形態において、基材
12は、厚さ25μ〜40μの2軸延伸ポリプロピレン
フィルムから形成されているが、ポリスチレン、ポリプ
ロピレンテレフタレートなどの熱可塑性樹脂から形成さ
れたシートであればよく、また、厚さについても上述の
値の限りでなく、一般にフィルムと呼ばれる薄いシート
等を用いてもよい。また、この実施形態の基材12は、
長手方向及び幅方向に延伸されているが、必ずしもこの
方向に延伸される必要はなく、また延伸されてなくても
よい。
適用されたパック材10を示す斜視図である。図2は、
その線II−IIにおける断面図解図であり、図3は、
その要部を示す平面拡大図であり、図4は線IV−IV
における断面図解図である。パック材10は、たとえば
長尺状の基材12を含む。この実施形態において、基材
12は、厚さ25μ〜40μの2軸延伸ポリプロピレン
フィルムから形成されているが、ポリスチレン、ポリプ
ロピレンテレフタレートなどの熱可塑性樹脂から形成さ
れたシートであればよく、また、厚さについても上述の
値の限りでなく、一般にフィルムと呼ばれる薄いシート
等を用いてもよい。また、この実施形態の基材12は、
長手方向及び幅方向に延伸されているが、必ずしもこの
方向に延伸される必要はなく、また延伸されてなくても
よい。
【0012】基材12の裏面に、適宜な幅の粘着剤層1
4a,14bが基材12の側縁に沿って平行に且つ適宜
な間隔をおいて連続して形成され、且つ、基材12の表
面であって、粘着剤層14a,14bとは反対側の位置
において、基材12の両側縁と平行で粘着剤層14a,
14bと対応して適宜な間隔をおいて剥離剤層16aお
よび剥離剤層16bが形成されている。
4a,14bが基材12の側縁に沿って平行に且つ適宜
な間隔をおいて連続して形成され、且つ、基材12の表
面であって、粘着剤層14a,14bとは反対側の位置
において、基材12の両側縁と平行で粘着剤層14a,
14bと対応して適宜な間隔をおいて剥離剤層16aお
よび剥離剤層16bが形成されている。
【0013】そして、基材12には、適宜な間隔をおい
て基材12の幅方向にミシン目18が一方端縁から他方
端縁に至るまで形成されている。このミシン目18は、
図3に示すように、略直線状の切れ目20と、各切れ目
20の間に形成される結合部22を切断方向に交互に連
続的に配置することにより形成されている。すなわち、
図1の実施形態においては、基材12を左右両方向から
切断可能である。なお、この実施形態において、切れ目
20の切断方向の長さは、略3mmに、そして、結合部
22の切断方向の長さは、1mmに満たない長さに形成
されているが、この形状は、基材12に用いられるプラ
スチックシートの物理的性質にあわせて、適宜変化され
るものである。
て基材12の幅方向にミシン目18が一方端縁から他方
端縁に至るまで形成されている。このミシン目18は、
図3に示すように、略直線状の切れ目20と、各切れ目
20の間に形成される結合部22を切断方向に交互に連
続的に配置することにより形成されている。すなわち、
図1の実施形態においては、基材12を左右両方向から
切断可能である。なお、この実施形態において、切れ目
20の切断方向の長さは、略3mmに、そして、結合部
22の切断方向の長さは、1mmに満たない長さに形成
されているが、この形状は、基材12に用いられるプラ
スチックシートの物理的性質にあわせて、適宜変化され
るものである。
【0014】ミシン目18の各切れ目20は、基材12
の表面から裏面に貫通するように溶断されて形成されて
いるので、単に切断により形成されたときよりも、滑ら
かな切断面24を有して形成される。これにより、切断
面24に切断方向とは違う方向の剪断力が加えられた場
合においても、切断面24の一箇所に剪断力が集中する
ことがないので、基材12が切断方向から容易にずれて
破断することがない。
の表面から裏面に貫通するように溶断されて形成されて
いるので、単に切断により形成されたときよりも、滑ら
かな切断面24を有して形成される。これにより、切断
面24に切断方向とは違う方向の剪断力が加えられた場
合においても、切断面24の一箇所に剪断力が集中する
ことがないので、基材12が切断方向から容易にずれて
破断することがない。
【0015】また、結合部22についても、切れ目20
を溶断して形成するときに基材12の融点近くの温度ま
で加熱され、基材12の延伸方向に向いているプラスチ
ック分子の配向が緩和されているので、プラスチック分
子の配向に裂けやすい性質が軽減されている。これによ
り、切断面24に切断方向とは違う方向の剪断力が加え
られた場合においても、結合部22が切断方向から容易
にずれて破断することがない。
を溶断して形成するときに基材12の融点近くの温度ま
で加熱され、基材12の延伸方向に向いているプラスチ
ック分子の配向が緩和されているので、プラスチック分
子の配向に裂けやすい性質が軽減されている。これによ
り、切断面24に切断方向とは違う方向の剪断力が加え
られた場合においても、結合部22が切断方向から容易
にずれて破断することがない。
【0016】したがって、各々のパック材10として使
用するときは、図5に示すように、各切れ目20および
結合部22は切断方向よりずれて破断することがないの
で、パック材10を無駄にすることなく、ミシン目18
に沿って切断してパック材10を使用することができ
る。なお、図5は、図1に示す一実施形態の切断状況を
示す要部の平面拡大図である。
用するときは、図5に示すように、各切れ目20および
結合部22は切断方向よりずれて破断することがないの
で、パック材10を無駄にすることなく、ミシン目18
に沿って切断してパック材10を使用することができ
る。なお、図5は、図1に示す一実施形態の切断状況を
示す要部の平面拡大図である。
【0017】続いて、図6に基づいてミシン目18の形
成過程について説明する。図6は、図1に示すミシン目
18が形成される過程を示す断面図解図である。このミ
シン目18を形成するには、基材12の融点より若干高
めの温度に保持した、刃先が櫛刃状などに形成された穿
孔刃を、基材12に押し当てて、基材12を切断し、切
断面24を溶解することにより形成される。このとき、
もし穿孔刃の温度が基材12の融点より高すぎる場合に
は、不必要に基材12を溶解してしまい結合部22まで
も溶断してしまいミシン目18が形成されない。また、
穿孔刃の温度が基材12の融点より低いときには、切れ
目20の切断面24が溶解されず滑らかな面が得られな
いうえに、結合部22が十分加熱されず、プラスチック
分子の配向が緩和されないので、上述の効果が十分得ら
れない。よって、溶断に用いる穿孔刃の温度は、基材1
2に用いられるプラスチックシートの融点を考慮に入れ
て設定する必要性がある。
成過程について説明する。図6は、図1に示すミシン目
18が形成される過程を示す断面図解図である。このミ
シン目18を形成するには、基材12の融点より若干高
めの温度に保持した、刃先が櫛刃状などに形成された穿
孔刃を、基材12に押し当てて、基材12を切断し、切
断面24を溶解することにより形成される。このとき、
もし穿孔刃の温度が基材12の融点より高すぎる場合に
は、不必要に基材12を溶解してしまい結合部22まで
も溶断してしまいミシン目18が形成されない。また、
穿孔刃の温度が基材12の融点より低いときには、切れ
目20の切断面24が溶解されず滑らかな面が得られな
いうえに、結合部22が十分加熱されず、プラスチック
分子の配向が緩和されないので、上述の効果が十分得ら
れない。よって、溶断に用いる穿孔刃の温度は、基材1
2に用いられるプラスチックシートの融点を考慮に入れ
て設定する必要性がある。
【0018】図1に示す実施形態においては、粘着剤層
14aと粘着剤層14bとの間隔とは、それぞれこのパ
ック材10を用いて被覆されるいちご、ぶどう等の青果
の容器の開口部に対応したものであり、容器開口部の対
向する口縁の間隔より若干広く形成されている。
14aと粘着剤層14bとの間隔とは、それぞれこのパ
ック材10を用いて被覆されるいちご、ぶどう等の青果
の容器の開口部に対応したものであり、容器開口部の対
向する口縁の間隔より若干広く形成されている。
【0019】そして、基材12がロール状に巻かれたと
き、粘着剤層14a,14bと対向する基材12の表
面、すなわち粘着剤層14a,14bの内側と接する面
に剥離剤層16aおよび剥離剤層16bが形成され、ロ
ール状に巻かれたパック材10を用いるために、基材1
2を引き出すとき、剥離剤層16aおよび剥離剤層16
bの作用により引き出しやすく形成されている。
き、粘着剤層14a,14bと対向する基材12の表
面、すなわち粘着剤層14a,14bの内側と接する面
に剥離剤層16aおよび剥離剤層16bが形成され、ロ
ール状に巻かれたパック材10を用いるために、基材1
2を引き出すとき、剥離剤層16aおよび剥離剤層16
bの作用により引き出しやすく形成されている。
【0020】基材12の裏面に形成された粘着剤層14
a,14bは、各パック材10に粘着力を与えるための
ものであり、たとえばアクリル共重合樹脂、ゴム系接着
剤等の公知の粘着剤が用いられる。
a,14bは、各パック材10に粘着力を与えるための
ものであり、たとえばアクリル共重合樹脂、ゴム系接着
剤等の公知の粘着剤が用いられる。
【0021】基材12の表面には、さらに各パック材1
0の境界を隔てて各パック材10のたとえば、ぶどうの
絵や産地名等の表示部を形成する印刷層26が形成され
ている。この印刷層26は、一般的な印刷インクを用
い、平版、凸版あるいはオフセット印刷その他の公知印
刷方法により印刷して形成される。基材12の表面側、
すなわち印刷層26の表面上にあるいは印刷層26の表
面を除いて基材12の表面に直接的に形成された剥離剤
層16a,16bは、この図示例においては、剥離剤層
16a,16bを構成する剥離剤としては、UVシリコ
ン(いわゆる紫外線硬化型のシリコン)やEBシリコン
(いわゆる電子線硬化型のシリコン)のように紫外線や
電子線で硬化されるようなものが選択されるのがよい。
0の境界を隔てて各パック材10のたとえば、ぶどうの
絵や産地名等の表示部を形成する印刷層26が形成され
ている。この印刷層26は、一般的な印刷インクを用
い、平版、凸版あるいはオフセット印刷その他の公知印
刷方法により印刷して形成される。基材12の表面側、
すなわち印刷層26の表面上にあるいは印刷層26の表
面を除いて基材12の表面に直接的に形成された剥離剤
層16a,16bは、この図示例においては、剥離剤層
16a,16bを構成する剥離剤としては、UVシリコ
ン(いわゆる紫外線硬化型のシリコン)やEBシリコン
(いわゆる電子線硬化型のシリコン)のように紫外線や
電子線で硬化されるようなものが選択されるのがよい。
【0022】また、この図1に示す実施形態において
は、Uカット加工が基材12に施されてU字型の通気孔
30が形成されている。この通気孔30の形状は、この
例に限らず、丸孔等であってもよく、また、基材12の
通気性がよければ、必らずしも形成しなくてもよい。な
お、このパック材は、青果やそば等のようにトレーに入
れられたものの開口部を覆うパック材として用いられ
る。
は、Uカット加工が基材12に施されてU字型の通気孔
30が形成されている。この通気孔30の形状は、この
例に限らず、丸孔等であってもよく、また、基材12の
通気性がよければ、必らずしも形成しなくてもよい。な
お、このパック材は、青果やそば等のようにトレーに入
れられたものの開口部を覆うパック材として用いられ
る。
【0023】引き続き、図1に示す実施形態の製造方法
の一例について、主として図7および図8に基づいて説
明する。図7および図8は、図1に示す実施形態の製造
方法の一例を示す図解図であり、図7は、その前半の工
程を示す図であり、図8は後半の工程を示す図である。
の一例について、主として図7および図8に基づいて説
明する。図7および図8は、図1に示す実施形態の製造
方法の一例を示す図解図であり、図7は、その前半の工
程を示す図であり、図8は後半の工程を示す図である。
【0024】まず、ロール状に巻き重ねられた紙または
フィルムまたはシート状のプラスチック等からなる長尺
帯状の工程シート32をロール状に巻き重ねられたもの
を準備する。この工程シート32は、製造工程において
のみ用いられるものであり、完成したパック材10には
残存しないものである。そして、工程シート32の表面
はシリコン樹脂あるいはフッソ樹脂等の剥離剤を印刷・
塗布され、剥離性を有する剥離層32aが形成されてい
る。
フィルムまたはシート状のプラスチック等からなる長尺
帯状の工程シート32をロール状に巻き重ねられたもの
を準備する。この工程シート32は、製造工程において
のみ用いられるものであり、完成したパック材10には
残存しないものである。そして、工程シート32の表面
はシリコン樹脂あるいはフッソ樹脂等の剥離剤を印刷・
塗布され、剥離性を有する剥離層32aが形成されてい
る。
【0025】次に、この工程シート32の剥離層32a
の表面に粘着剤層14a,14bを形成する粘着剤34
を印刷・塗布するのであるが、この粘着剤塗布装置10
0は、2つのローラ102aおよび102bを含む。ロ
ーラ102aは、その下部がパン104に溜めた粘着剤
34に浸漬されている。したがって、ローラ102aお
よび102bを回転させることによって、その部位に導
かれた工程シート32の剥離層32a表面に、粘着剤3
4が印刷塗布される。なお、粘着剤塗布装置としては、
グラビアロールコーター、リバースロールコーター、エ
アーナイフコーター等の塗布装置を用いてもよく、ま
た、スクリーン印刷機等の公知の印刷機を用いてもよ
い。
の表面に粘着剤層14a,14bを形成する粘着剤34
を印刷・塗布するのであるが、この粘着剤塗布装置10
0は、2つのローラ102aおよび102bを含む。ロ
ーラ102aは、その下部がパン104に溜めた粘着剤
34に浸漬されている。したがって、ローラ102aお
よび102bを回転させることによって、その部位に導
かれた工程シート32の剥離層32a表面に、粘着剤3
4が印刷塗布される。なお、粘着剤塗布装置としては、
グラビアロールコーター、リバースロールコーター、エ
アーナイフコーター等の塗布装置を用いてもよく、ま
た、スクリーン印刷機等の公知の印刷機を用いてもよ
い。
【0026】そして、粘着剤34が印刷塗布された工程
シート32は、たとえばヒーターを含むドライヤー10
6に導かれる。ドライヤー106では工程シート32に
印刷塗布された粘着剤34が乾燥されて粘着剤層14
a,14bとして形成される。粘着剤34として、EV
A系、酢ビ系、アクリル系等の水溶性樹脂を含む接着剤
あるいは塩酸ビ、ウレタン、アクリル等からなる溶剤型
接着剤を用いる場合は、乾燥機を用い、ゴム系、EVA
系のホットメルト型接着剤を用いる場合は、冷却機を用
いる。
シート32は、たとえばヒーターを含むドライヤー10
6に導かれる。ドライヤー106では工程シート32に
印刷塗布された粘着剤34が乾燥されて粘着剤層14
a,14bとして形成される。粘着剤34として、EV
A系、酢ビ系、アクリル系等の水溶性樹脂を含む接着剤
あるいは塩酸ビ、ウレタン、アクリル等からなる溶剤型
接着剤を用いる場合は、乾燥機を用い、ゴム系、EVA
系のホットメルト型接着剤を用いる場合は、冷却機を用
いる。
【0027】このように粘着剤層14a,14bが形成
された工程シート32の剥離層32a側に、基材12と
なるプラスチックシート12aが積層される。プラスチ
ックシート12aには、あらかじめ幅方向にミシン目1
8が溶断され形成されている。
された工程シート32の剥離層32a側に、基材12と
なるプラスチックシート12aが積層される。プラスチ
ックシート12aには、あらかじめ幅方向にミシン目1
8が溶断され形成されている。
【0028】このように、工程シート32、粘着剤34
の層および基材12とが積層された積層物は、次の印刷
等の工程に導く前に、積層された状態で予め最終製品た
るパック材10の幅とほぼ近似した幅となるようにスリ
ッタ108でスリットされ、スリット後にロール状に巻
き重ねられる。
の層および基材12とが積層された積層物は、次の印刷
等の工程に導く前に、積層された状態で予め最終製品た
るパック材10の幅とほぼ近似した幅となるようにスリ
ッタ108でスリットされ、スリット後にロール状に巻
き重ねられる。
【0029】この工程シート32と基材12の連続体と
が粘着剤34の層をもって積層し仮着されてなる積層物
36は、ロール状に巻き重ねられ、積層物36はロール
状に巻き重ねられた状態において、図5に示す次工程の
印刷および剥離剤塗布装置に導かれる。
が粘着剤34の層をもって積層し仮着されてなる積層物
36は、ロール状に巻き重ねられ、積層物36はロール
状に巻き重ねられた状態において、図5に示す次工程の
印刷および剥離剤塗布装置に導かれる。
【0030】次に、積層物36の積層ロール状に巻き重
ねられたロール状積層物36は、図5に示す製造装置に
装填され、積層物36を巻き戻して、印刷層26を形成
するための印刷装置110に導かれる。この印刷装置1
10は、各パック材10を構成する表示部を印刷するも
のであり、たとえば商品名等の文字や適宜な図柄等から
なる画線を平版、凸版あるいはオフセット印刷等の公知
の印刷装置によって印刷するものである。
ねられたロール状積層物36は、図5に示す製造装置に
装填され、積層物36を巻き戻して、印刷層26を形成
するための印刷装置110に導かれる。この印刷装置1
10は、各パック材10を構成する表示部を印刷するも
のであり、たとえば商品名等の文字や適宜な図柄等から
なる画線を平版、凸版あるいはオフセット印刷等の公知
の印刷装置によって印刷するものである。
【0031】引き続き、印刷層26が形成された積層物
36は、基材14の印刷層26の表面に剥離剤層16
a,16bを形成するための剥離剤塗布装置120に導
かれる。この剥離剤塗布装置120は、メインローラ1
22aと該メインローラ122aに対向して設けられた
ローラ122bを含む。そして、メインローラ122a
は、その下部がパン124に溜められた剥離剤38に浸
漬されており、メインローラ122aとローラ122b
とに挟まれている積層物36の基材12の表面にメイン
ローラ122aで剥離剤38が塗布される。そして、剥
離剤38が印刷塗布された積層物36は、たとえばヒー
ターを含む乾燥機126に移動される。乾燥機126で
は、積層物36に印刷塗布された剥離剤38が乾燥され
て剥離剤層16a,16bとして形成される。そして、
剥離剤層16a,16bと積層物32が積層されてなる
パック材10は、次に工程シート除去装置130に導か
れる。工程シート除去装置130は、ローラ132を含
み、積層物36の粘着剤層16a,16b表面より工程
シート32を剥離し、別途再利用できるようにロール状
に巻き取られる。
36は、基材14の印刷層26の表面に剥離剤層16
a,16bを形成するための剥離剤塗布装置120に導
かれる。この剥離剤塗布装置120は、メインローラ1
22aと該メインローラ122aに対向して設けられた
ローラ122bを含む。そして、メインローラ122a
は、その下部がパン124に溜められた剥離剤38に浸
漬されており、メインローラ122aとローラ122b
とに挟まれている積層物36の基材12の表面にメイン
ローラ122aで剥離剤38が塗布される。そして、剥
離剤38が印刷塗布された積層物36は、たとえばヒー
ターを含む乾燥機126に移動される。乾燥機126で
は、積層物36に印刷塗布された剥離剤38が乾燥され
て剥離剤層16a,16bとして形成される。そして、
剥離剤層16a,16bと積層物32が積層されてなる
パック材10は、次に工程シート除去装置130に導か
れる。工程シート除去装置130は、ローラ132を含
み、積層物36の粘着剤層16a,16b表面より工程
シート32を剥離し、別途再利用できるようにロール状
に巻き取られる。
【0032】一方、パック材10を構成する積層物は、
さらに最適なパック材10の幅となるようにスリッタ1
40で両側縁をあるいは一方側縁を切断加工しながら、
ロール状に巻き重ねられる。
さらに最適なパック材10の幅となるようにスリッタ1
40で両側縁をあるいは一方側縁を切断加工しながら、
ロール状に巻き重ねられる。
【図1】この発明の一実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1に示す線II−IIにおける断面図解図で
ある。
ある。
【図3】図1に示す一実施形態の要部を示す平面拡大図
である。
である。
【図4】図3に示す線IV−IVにおける断面図解図で
ある。
ある。
【図5】図1に示す一実施形態の切断状況を示す要部の
平面拡大図である。
平面拡大図である。
【図6】図1に示すミシン目が形成される過程を示す断
面図解図である。
面図解図である。
【図7】図1に示す一実施形態のの製造方法の一例を示
す図解図であり、その前半の工程を示す図である。
す図解図であり、その前半の工程を示す図である。
【図8】図1に示す一実施形態のの製造方法の一例を示
す図解図であり、その後半の工程を示す図である。
す図解図であり、その後半の工程を示す図である。
【図9】この発明の背景となるプラスチックシートに用
いられる従来のミシン目の一例を示す平面図である。
いられる従来のミシン目の一例を示す平面図である。
10 パック材 12 基材 14a,14b 粘着剤層 16a,16b 剥離剤層 18 ミシン目 20 切れ目 22 結合部 24 切断面 26 印刷層 30 通気孔
Claims (2)
- 【請求項1】 プラスチックシートの切断用に形成され
たミシン目において、 前記ミシン目を構成する各切れ目は、 間隔をおいて、且つ一方主面から他方主面に至るよう
に、貫通孔を溶断することにより形成される、プラスチ
ックシート用ミシン目。 - 【請求項2】 ミシン目を形成するための穿孔刃を、前
記プラスチックシートの融点より若干高い温度に保持
し、前記穿孔刃を用いて前記プラスチックシートに、間
隔をおいて、且つ一方主面から他方主面に至るように、
貫通孔を溶断して前記各切れ目を形成することを特徴と
した、プラスチックシート用ミシン目の形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7298943A JPH09109096A (ja) | 1995-10-23 | 1995-10-23 | プラスチックシート用ミシン目及びその形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7298943A JPH09109096A (ja) | 1995-10-23 | 1995-10-23 | プラスチックシート用ミシン目及びその形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09109096A true JPH09109096A (ja) | 1997-04-28 |
Family
ID=17866200
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7298943A Pending JPH09109096A (ja) | 1995-10-23 | 1995-10-23 | プラスチックシート用ミシン目及びその形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09109096A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113334466A (zh) * | 2021-06-25 | 2021-09-03 | 廊坊中凤机械科技有限公司 | 在塑料膜上冲压点断线和生成切断信号触发结构的装置 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4889084U (ja) * | 1972-01-28 | 1973-10-26 | ||
| JPS5851114A (ja) * | 1981-09-21 | 1983-03-25 | Polymer Processing Res Inst | 熱可塑性皮膜に切目を入れる方法 |
| JPS63166400U (ja) * | 1987-04-20 | 1988-10-28 | ||
| JPH0544500U (ja) * | 1991-11-22 | 1993-06-15 | ニダイキ株式会社 | 無数の細長孔を有するプラスチツクフイルム,不織布 |
| JPH0633022A (ja) * | 1992-07-20 | 1994-02-08 | Sekisui Chem Co Ltd | 粘着シートもしくはテープ用基材の製造方法、及び粘着シートもしくはテープ用基材、並びに粘着シートもしくはテープ |
-
1995
- 1995-10-23 JP JP7298943A patent/JPH09109096A/ja active Pending
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4889084U (ja) * | 1972-01-28 | 1973-10-26 | ||
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| JPH0633022A (ja) * | 1992-07-20 | 1994-02-08 | Sekisui Chem Co Ltd | 粘着シートもしくはテープ用基材の製造方法、及び粘着シートもしくはテープ用基材、並びに粘着シートもしくはテープ |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113334466A (zh) * | 2021-06-25 | 2021-09-03 | 廊坊中凤机械科技有限公司 | 在塑料膜上冲压点断线和生成切断信号触发结构的装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041101 |