JPH09109980A - 自転車のクランク機構 - Google Patents
自転車のクランク機構Info
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- JPH09109980A JPH09109980A JP27102695A JP27102695A JPH09109980A JP H09109980 A JPH09109980 A JP H09109980A JP 27102695 A JP27102695 A JP 27102695A JP 27102695 A JP27102695 A JP 27102695A JP H09109980 A JPH09109980 A JP H09109980A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 効果的に推進力を得ることのできる自転車の
クランク機構を得る。 【解決手段】 自転車本体(10)に固定される軸受部
(20)に支持されるクランク軸(1)にクランクアー
ム(2)を設け、該クランクアーム(2)に延長部材
(3)を回転自在に設けて延長クランク(11)を形成
し、該延長クランク(11)にペダル(6)を回転自在
に支持するペダル軸(5)を設け、該延長部材(3)に
連接アーム(7)を介して揺動アーム(8)を設け、該
揺動アーム(8)を自転車本体(10)に固定される支
持部材(9)に揺動自在に軸着(8c)し、該延長クラ
ンク(11)の先端(3c)とクランク軸(1)との直
線距離(R)が、該延長クランク(11)が踏み込み側
に位置しているときの方が該延長クランク(11)が戻
り側に位置しているときよりも長くなるようにする。
クランク機構を得る。 【解決手段】 自転車本体(10)に固定される軸受部
(20)に支持されるクランク軸(1)にクランクアー
ム(2)を設け、該クランクアーム(2)に延長部材
(3)を回転自在に設けて延長クランク(11)を形成
し、該延長クランク(11)にペダル(6)を回転自在
に支持するペダル軸(5)を設け、該延長部材(3)に
連接アーム(7)を介して揺動アーム(8)を設け、該
揺動アーム(8)を自転車本体(10)に固定される支
持部材(9)に揺動自在に軸着(8c)し、該延長クラ
ンク(11)の先端(3c)とクランク軸(1)との直
線距離(R)が、該延長クランク(11)が踏み込み側
に位置しているときの方が該延長クランク(11)が戻
り側に位置しているときよりも長くなるようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は自転車のクランク
機構に関するものである。
機構に関するものである。
【0002】従来の自転車において、そのクランク機構
は、クランク軸の両端にそれぞれクランクアームの一端
を固定し、該クランクアームの他端に回転自在のペダル
を支持するペダル軸を固定して設けてなるものである。
は、クランク軸の両端にそれぞれクランクアームの一端
を固定し、該クランクアームの他端に回転自在のペダル
を支持するペダル軸を固定して設けてなるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】自転車におけるクラン
ク機構は乗り手の足の往復運動を回転運動に変えるため
のものであり、その回転運動が自転車の後輪に伝達され
て自転車は推進力を得ることとなる。
ク機構は乗り手の足の往復運動を回転運動に変えるため
のものであり、その回転運動が自転車の後輪に伝達され
て自転車は推進力を得ることとなる。
【0004】自転車においてその推進力を効果的にかつ
容易に得ることができるようにすることは、一般に望ま
れていることであり、自転車の開発を行なう際の最大の
目的のうちの一つである。
容易に得ることができるようにすることは、一般に望ま
れていることであり、自転車の開発を行なう際の最大の
目的のうちの一つである。
【0005】この発明は、上記の事情に鑑み、効果的に
かつ容易に推進力を得ることのできる自転車のクランク
機構を得ることを目的とする。
かつ容易に推進力を得ることのできる自転車のクランク
機構を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するたの手段】上記目的を達成するこの発
明は、自転車本体(10)に固定される軸受部(20)
により支持されるクランク軸(1)にクランクアーム
(2)を設け、該クランクアーム(2)に延長部材
(3)を回転自在に設けて延長クランク(11)を形成
し、該延長クランク(11)にペダル(6)を回転自在
に支持するペダル軸(5)を設け、該延長部材(3)に
連接アーム(7)を介して揺動アーム(8)を設け、該
揺動アーム(8)を自転車本体(10)に固定される支
持部材(9)に揺動自在に軸着(8c)し、該延長クラ
ンク(11)の先端(3c)とクランク軸(1)との直
線距離(R)が、該延長クランク(11)が踏み込み側
に位置しているときの方が該延長クランク(11)が戻
り側に位置しているときよりも長くなる自転車のクラン
ク機構である。
明は、自転車本体(10)に固定される軸受部(20)
により支持されるクランク軸(1)にクランクアーム
(2)を設け、該クランクアーム(2)に延長部材
(3)を回転自在に設けて延長クランク(11)を形成
し、該延長クランク(11)にペダル(6)を回転自在
に支持するペダル軸(5)を設け、該延長部材(3)に
連接アーム(7)を介して揺動アーム(8)を設け、該
揺動アーム(8)を自転車本体(10)に固定される支
持部材(9)に揺動自在に軸着(8c)し、該延長クラ
ンク(11)の先端(3c)とクランク軸(1)との直
線距離(R)が、該延長クランク(11)が踏み込み側
に位置しているときの方が該延長クランク(11)が戻
り側に位置しているときよりも長くなる自転車のクラン
ク機構である。
【0007】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態を、添付図
面に基づき説明する。
面に基づき説明する。
【0008】自転車本体10に固定された軸受部20内
に回転自在に支持されているクランク軸1にクランクア
ーム2を固着して設ける。該クランクアーム2と延長部
材3の一例として二股状に形成された二股アーム3d
を、その一方の脚部3aの末端をクランクピン4によっ
て回転自在に軸着して、延長クランク11を形成する。
該延長クランク11における二股アーム3dのもう一方
の脚部3bの末端に、該クランクピン4と同一軸線上に
位置してペダル軸5を設け、該ペダル軸5には該ペダル
軸5によって回転自在に支持されるペダル6を設ける。
さらに該二股アーム3dに連接アーム7の一端を固着
し、該連接アーム7の他端と揺動アーム8の一端、即ち
揺動端8aとを軸着し、該揺動アーム8の他端と自転車
本体10に固定された支持部材9とを揺動自在に軸着8
cする。
に回転自在に支持されているクランク軸1にクランクア
ーム2を固着して設ける。該クランクアーム2と延長部
材3の一例として二股状に形成された二股アーム3d
を、その一方の脚部3aの末端をクランクピン4によっ
て回転自在に軸着して、延長クランク11を形成する。
該延長クランク11における二股アーム3dのもう一方
の脚部3bの末端に、該クランクピン4と同一軸線上に
位置してペダル軸5を設け、該ペダル軸5には該ペダル
軸5によって回転自在に支持されるペダル6を設ける。
さらに該二股アーム3dに連接アーム7の一端を固着
し、該連接アーム7の他端と揺動アーム8の一端、即ち
揺動端8aとを軸着し、該揺動アーム8の他端と自転車
本体10に固定された支持部材9とを揺動自在に軸着8
cする。
【0009】このクランク機構においては、乗り手がペ
ダル6を踏み込むことにより、延長クランク11はクラ
ンク軸1を回転軸とする回転運動をし、該延長クランク
11の回動に連動して、連接アーム7を介して揺動アー
ム8が軸着部8cを軸とする揺動運動をする。このとき
二股アーム3dとクランクアーム2とのなす角が変化す
ることにより、延長クランク11の先端3cとクランク
軸1との直線距離が変化することとなる。
ダル6を踏み込むことにより、延長クランク11はクラ
ンク軸1を回転軸とする回転運動をし、該延長クランク
11の回動に連動して、連接アーム7を介して揺動アー
ム8が軸着部8cを軸とする揺動運動をする。このとき
二股アーム3dとクランクアーム2とのなす角が変化す
ることにより、延長クランク11の先端3cとクランク
軸1との直線距離が変化することとなる。
【0010】尚、30はチェーンケースである。又、図
において矢印A1が自転車の前輪側であり、矢印A2が
その後輪側である。
において矢印A1が自転車の前輪側であり、矢印A2が
その後輪側である。
【0011】この発明のクランク機構における各部材の
移動軌跡を図4乃至11に基づき説明する。これらの各
図は、ペダル6が最も高い位置にあるときの各部材の位
置(以下ホームポジションという。)から一回転する際
の軌跡を8つに分けて示すものであり、各図において各
部材の中心軸を実線で示して各部材の位置関係を示すも
のである。
移動軌跡を図4乃至11に基づき説明する。これらの各
図は、ペダル6が最も高い位置にあるときの各部材の位
置(以下ホームポジションという。)から一回転する際
の軌跡を8つに分けて示すものであり、各図において各
部材の中心軸を実線で示して各部材の位置関係を示すも
のである。
【0012】尚、ペダル6については、図4乃至図11
を通じて一回転の軌跡を点線により示してある。
を通じて一回転の軌跡を点線により示してある。
【0013】図4は、各部材がホームポジションにある
ときの位置を示すもので、クランクアーム2と二股アー
ム3dのなす角はθ1 であり、延長クランク11の先端
3cとクランク軸1との直線距離はR1 である。
ときの位置を示すもので、クランクアーム2と二股アー
ム3dのなす角はθ1 であり、延長クランク11の先端
3cとクランク軸1との直線距離はR1 である。
【0014】延長クランク11がホームポジションから
踏み込み側(自転車の前輪側)に回動し図5に示す位置
にあるとき、クランクアーム2と二股アーム3dのなす
角はθ2 であり前記角θ1 より大きく、先端3cとクラ
ンク軸1との直線距離はR2であり前記距離R1 よりも
長くなる。
踏み込み側(自転車の前輪側)に回動し図5に示す位置
にあるとき、クランクアーム2と二股アーム3dのなす
角はθ2 であり前記角θ1 より大きく、先端3cとクラ
ンク軸1との直線距離はR2であり前記距離R1 よりも
長くなる。
【0015】さらに延長クランク11が回動し、図6に
示す位置にあるとき、クランクアーム2と二股アーム3
dのなす角はθ3 であり前記角θ2 より小さく、先端3
cとクランク軸1との直線距離はR3 であり前記距離R
2 より短くなる。
示す位置にあるとき、クランクアーム2と二股アーム3
dのなす角はθ3 であり前記角θ2 より小さく、先端3
cとクランク軸1との直線距離はR3 であり前記距離R
2 より短くなる。
【0016】尚、本実施例においては、各アームが図5
の位置から図6の位置に至る間で、二股アーム3dのク
ランクアーム2に対する傾斜方向が反転することとなる
ので、先端3cとクランク軸1との直線距離は、前記距
離R2 から前記距離R3 に変化する間に一旦最も長くな
る位置があることとなる。
の位置から図6の位置に至る間で、二股アーム3dのク
ランクアーム2に対する傾斜方向が反転することとなる
ので、先端3cとクランク軸1との直線距離は、前記距
離R2 から前記距離R3 に変化する間に一旦最も長くな
る位置があることとなる。
【0017】さらに延長クランク11が回動し、図7に
示す位置にあるとき、二股アームとクランクアーム2と
のなす角はθ4 であり前記角θ3 よりも小さく、先端3
cとクランク軸1との直線距離はR4 であり前記距離R
3 よりも短くなる。
示す位置にあるとき、二股アームとクランクアーム2と
のなす角はθ4 であり前記角θ3 よりも小さく、先端3
cとクランク軸1との直線距離はR4 であり前記距離R
3 よりも短くなる。
【0018】延長クランク11が図8に示す位置、即
ち、ペダル6が最も低い位置にあるとき、二股アーム3
dとクランクアーム2とのなす角はθ5 であり前記角θ
4 よりも小さく、先端3cとクランク軸1との直線距は
R5 であり前記距離R4 よりも短くなる。このときの先
端3cの位置はペダル6の位置よりも高い位置となるの
で、二股アーム3dが地面にあたるようなことはない。
ち、ペダル6が最も低い位置にあるとき、二股アーム3
dとクランクアーム2とのなす角はθ5 であり前記角θ
4 よりも小さく、先端3cとクランク軸1との直線距は
R5 であり前記距離R4 よりも短くなる。このときの先
端3cの位置はペダル6の位置よりも高い位置となるの
で、二股アーム3dが地面にあたるようなことはない。
【0019】延長クランク11が踏み込み側より戻り側
(自転車の後輪側)に回動し、図9に示す位置にあると
き、二股アーム3dとクランクアーム2とのなす角はθ
6 であり前記角θ5 よりも小さく、先端3cとクランク
軸1との直線距離はR6 であり前記距離R5 よりも短く
なる。
(自転車の後輪側)に回動し、図9に示す位置にあると
き、二股アーム3dとクランクアーム2とのなす角はθ
6 であり前記角θ5 よりも小さく、先端3cとクランク
軸1との直線距離はR6 であり前記距離R5 よりも短く
なる。
【0020】さらに延長クランク11が回動し、図10
に示す位置にあるとき、二股アーム3dとクランクアー
ム2とのなす角はθ7 であり前記角θ6 よりも大きく、
先端3cとクランク軸1との直線距離はR7 であり、前
記距離R6 よりも長くなる。
に示す位置にあるとき、二股アーム3dとクランクアー
ム2とのなす角はθ7 であり前記角θ6 よりも大きく、
先端3cとクランク軸1との直線距離はR7 であり、前
記距離R6 よりも長くなる。
【0021】尚、本実施例においては、各アームが図9
の位置から図10の位置に至る間で、二股アーム3dの
クランクアーム2に対する傾斜方向が反転することとな
るので、先端3cとクランク軸1との直線距離は、前記
距離R6 から前記距離R7 に変化する間に一旦最も短く
なる位置があることとなる。
の位置から図10の位置に至る間で、二股アーム3dの
クランクアーム2に対する傾斜方向が反転することとな
るので、先端3cとクランク軸1との直線距離は、前記
距離R6 から前記距離R7 に変化する間に一旦最も短く
なる位置があることとなる。
【0022】さらに延長クランク11が回動し、図11
に示す位置にあるとき、二股アーム3dとクランクアー
ム2とのなす角はθ8 であり前記角θ7 よりも大きく、
先端3cとクランク軸1との直線距離はR8 であり前記
距離R7 よりも長くなる。
に示す位置にあるとき、二股アーム3dとクランクアー
ム2とのなす角はθ8 であり前記角θ7 よりも大きく、
先端3cとクランク軸1との直線距離はR8 であり前記
距離R7 よりも長くなる。
【0023】そして、各アームは図4に示すホームポジ
ションの位置に戻ることとなる。
ションの位置に戻ることとなる。
【0024】上述の様にこのクランク機構においては延
長クランク11の回動に連動して、符号θで始まる二股
アーム3dとクランクアーム2とのなす角(以下、総称
して角θという。)が変化し、符号Rで始まる延長クラ
ンクの先端3cとクランク軸1との直線距離(以下、総
称して直線距離Rという。)の長短が変化することとな
る。この直線距離Rは踏み込み側の図5から図6に至る
あたりで最も長くなり、逆に戻り側の図9から図10に
至るあたりで最も短くなることとなる。
長クランク11の回動に連動して、符号θで始まる二股
アーム3dとクランクアーム2とのなす角(以下、総称
して角θという。)が変化し、符号Rで始まる延長クラ
ンクの先端3cとクランク軸1との直線距離(以下、総
称して直線距離Rという。)の長短が変化することとな
る。この直線距離Rは踏み込み側の図5から図6に至る
あたりで最も長くなり、逆に戻り側の図9から図10に
至るあたりで最も短くなることとなる。
【0025】このクランク機構は、図示は省略してある
が、一般の自転車と同様に、同一構造の機構をクランク
軸1を介してその左右両側に設けて、それぞれのクラン
クアーム2を互いに180度ずらすことにより、自転車
の乗り手がその左右の足でペダル6を交互に踏み込むこ
とができる様にしてある。
が、一般の自転車と同様に、同一構造の機構をクランク
軸1を介してその左右両側に設けて、それぞれのクラン
クアーム2を互いに180度ずらすことにより、自転車
の乗り手がその左右の足でペダル6を交互に踏み込むこ
とができる様にしてある。
【0026】左右のクランク機構を構成する各部材の移
動軌跡もクランクアーム2が180度ずれている分ずれ
ていることとなるので、例えば、一方の側が踏み込み側
の図5から図6に至るあたりにあるときは、もう一方の
側は戻り側の図9から図10に至るあたりにあることと
なる。上述の様に直線距離Rは、図5から図6に至るあ
たりで最も長くなり、図9から図10に至るあたりで最
も短くなるので、直線距離Rは、図5から図6に至るあ
たりにある側、即ち、踏み込み側に位置しているクラン
ク機構の側の方が、図9から図10に至るあたりにある
側、即ち、戻り側に位置しているクランク機構の側より
も長いこととなる。
動軌跡もクランクアーム2が180度ずれている分ずれ
ていることとなるので、例えば、一方の側が踏み込み側
の図5から図6に至るあたりにあるときは、もう一方の
側は戻り側の図9から図10に至るあたりにあることと
なる。上述の様に直線距離Rは、図5から図6に至るあ
たりで最も長くなり、図9から図10に至るあたりで最
も短くなるので、直線距離Rは、図5から図6に至るあ
たりにある側、即ち、踏み込み側に位置しているクラン
ク機構の側の方が、図9から図10に至るあたりにある
側、即ち、戻り側に位置しているクランク機構の側より
も長いこととなる。
【0027】左右両側のクランク機構は同一の質量の部
材により構成されるものであるが、左右のクランク機構
の間で直線距離Rに長短の差があると、二股アーム3d
の重心の位置とクランク軸1との直線距離に長短の差が
あることとなり、該二股アーム3d及びクランクアーム
2により形成される延長クランク11の重心の位置が左
右のクランク機構において相違することとなる。この場
合左右両側のクランク機構においてクランク軸1を支点
とするつりあいがとれていない状態となり、直線距離R
の長い側、即ち、延長クランク11における重心の位置
の遠い側の延長クランク11が地面側に傾く方向に該延
長クランク11を回転させようとする重力によるモーメ
ントが生じていることとなる。
材により構成されるものであるが、左右のクランク機構
の間で直線距離Rに長短の差があると、二股アーム3d
の重心の位置とクランク軸1との直線距離に長短の差が
あることとなり、該二股アーム3d及びクランクアーム
2により形成される延長クランク11の重心の位置が左
右のクランク機構において相違することとなる。この場
合左右両側のクランク機構においてクランク軸1を支点
とするつりあいがとれていない状態となり、直線距離R
の長い側、即ち、延長クランク11における重心の位置
の遠い側の延長クランク11が地面側に傾く方向に該延
長クランク11を回転させようとする重力によるモーメ
ントが生じていることとなる。
【0028】したがって、左右のクランク機構におい
て、一方の側が踏み込み側における図5から図6に至る
あたりにあり、もう一方の側が戻り側における図9から
図10に至るあたりにあるときは、踏み込み側の図5か
ら図6に至るあたりにある側の延長クランク11が地面
側に傾く方向、即ち、ペダル6の踏み込み方向に該延長
クランク11を回転させようとするモーメントが生じて
いることとなる。このモーメントに乗り手がペダル6を
踏み込むことによるモーメントが加わることとなるの
で、両者が相乗して延長クランク11を回転させている
こととなり、効果的にかつ容易に自転車を推進させるこ
とができる。
て、一方の側が踏み込み側における図5から図6に至る
あたりにあり、もう一方の側が戻り側における図9から
図10に至るあたりにあるときは、踏み込み側の図5か
ら図6に至るあたりにある側の延長クランク11が地面
側に傾く方向、即ち、ペダル6の踏み込み方向に該延長
クランク11を回転させようとするモーメントが生じて
いることとなる。このモーメントに乗り手がペダル6を
踏み込むことによるモーメントが加わることとなるの
で、両者が相乗して延長クランク11を回転させている
こととなり、効果的にかつ容易に自転車を推進させるこ
とができる。
【0029】又、上述の様に、直線距離Rは、図5から
図6に至るあたりで最も長くなり、図9から図10に至
るあたりで最も短くなるので、左右のクランク機構がそ
の位置にあるときは、直線距離Rの長短の差は最も大き
くなる。従って、その長短の差により生ずる延長クラン
ク11を回転させようとする重力によるモーメントは最
も大きくなることとなる。
図6に至るあたりで最も長くなり、図9から図10に至
るあたりで最も短くなるので、左右のクランク機構がそ
の位置にあるときは、直線距離Rの長短の差は最も大き
くなる。従って、その長短の差により生ずる延長クラン
ク11を回転させようとする重力によるモーメントは最
も大きくなることとなる。
【0030】自転車の乗り手がペダル6を踏み込む力が
延長クランク11を回転させるのに最も効果的に作用す
るときは、該延長クランク11が図5から図6の位置に
あるときであるので、このときと、上述の直線距離Rの
長短の差に基づく延長クランク11を回転させようとす
るモーメントが最も大きいときとが同期することとな
る。このようにすることにより、乗り手がペダル6を踏
み込むことにより生ずるモーメントと直線距離Rの長短
の差により生ずるモーメントとが一致することによる相
乗効果は、ここで最も効果的に延長クランク11を回転
させるのに作用することとなる。したがって、ここにお
いて最も効果的にかつ容易に自転車を推進させることが
できる。
延長クランク11を回転させるのに最も効果的に作用す
るときは、該延長クランク11が図5から図6の位置に
あるときであるので、このときと、上述の直線距離Rの
長短の差に基づく延長クランク11を回転させようとす
るモーメントが最も大きいときとが同期することとな
る。このようにすることにより、乗り手がペダル6を踏
み込むことにより生ずるモーメントと直線距離Rの長短
の差により生ずるモーメントとが一致することによる相
乗効果は、ここで最も効果的に延長クランク11を回転
させるのに作用することとなる。したがって、ここにお
いて最も効果的にかつ容易に自転車を推進させることが
できる。
【0031】さらに述べれば、この発明のクランク機構
を備えた自転車の走行中で延長クランク11の回転中に
ついてみると、前記延長クランク11は踏み込み側にお
いて長くなり、戻り側において短くなりながら回転して
おり、このため踏み込み側における延長クランク11の
慣性モーメントは戻り側よりも大きくなっており、この
状態において乗り手のペダル6を踏み込むモーメントが
同期して加わるため、走行中において一層効果的に自転
車を推進させることができる。
を備えた自転車の走行中で延長クランク11の回転中に
ついてみると、前記延長クランク11は踏み込み側にお
いて長くなり、戻り側において短くなりながら回転して
おり、このため踏み込み側における延長クランク11の
慣性モーメントは戻り側よりも大きくなっており、この
状態において乗り手のペダル6を踏み込むモーメントが
同期して加わるため、走行中において一層効果的に自転
車を推進させることができる。
【0032】
【発明の効果】上述の構成としたので、この発明のクラ
ンク機構においては、乗り手がペダルを踏み込むことに
より生ずるモーメントと、左右のクランク機構における
それぞれの延長クランクの重心の位置の相違により生ず
るモーメントとが一致することとなるので、両者が相乗
して延長クランク11を回転させていることとなり、こ
のクランク機構を備えた自転車においては、効果的にか
つ容易に自転車を推進させることができる。
ンク機構においては、乗り手がペダルを踏み込むことに
より生ずるモーメントと、左右のクランク機構における
それぞれの延長クランクの重心の位置の相違により生ず
るモーメントとが一致することとなるので、両者が相乗
して延長クランク11を回転させていることとなり、こ
のクランク機構を備えた自転車においては、効果的にか
つ容易に自転車を推進させることができる。
【0033】また、自転車の乗り手がペダルを踏み込む
力が延長クランクを回転させるのに最も効果的に作用す
るときと、左右のクランク機構における延長クランクの
重心の位置の相違により生ずるモーメントの最も大きい
ときとが同期する如く構成されていることにより、乗り
手がペダル6を踏み込むことにより生ずるモーメントと
直線距離Rの長短の差により生ずるモーメントとが一致
することによる相乗効果は、ここで最も効果的に延長ク
ランク11を回転させるのに作用することとなる。した
がって、ここにおいて最も効果的にかつ容易に自転車を
推進させることができる。
力が延長クランクを回転させるのに最も効果的に作用す
るときと、左右のクランク機構における延長クランクの
重心の位置の相違により生ずるモーメントの最も大きい
ときとが同期する如く構成されていることにより、乗り
手がペダル6を踏み込むことにより生ずるモーメントと
直線距離Rの長短の差により生ずるモーメントとが一致
することによる相乗効果は、ここで最も効果的に延長ク
ランク11を回転させるのに作用することとなる。した
がって、ここにおいて最も効果的にかつ容易に自転車を
推進させることができる。
【0034】又、走行中においては延長クランクの慣性
モーメントの大きい状態と乗り手のペダルの踏み込みに
よるモーメントを一致させることができ、一層効果的に
自転車を推進させることができる。
モーメントの大きい状態と乗り手のペダルの踏み込みに
よるモーメントを一致させることができ、一層効果的に
自転車を推進させることができる。
【図1】この発明の実施例に係る自転車のクランク機構
を備えた自転車の要部の斜視図である。
を備えた自転車の要部の斜視図である。
【図2】同上の正面図である。
【図3】同上の側面図である。
【図4】この発明の実施例に係る自転車のクランク機構
の各部材の位置関係を示す説明図である。
の各部材の位置関係を示す説明図である。
【図5】同上の別の状態における説明図である。
【図6】同上のさらに別の状態における説明図である。
【図7】同上のさらに別の状態における説明図である。
【図8】同上のさらに別の状態における説明図である。
【図9】同上のさらに別の状態における説明図である。
【図10】同上のさらに別の状態における説明図であ
る。
る。
【図11】同上のさらに別の状態における説明図であ
る。
る。
1 クランク軸 2 クランクアーム 3 延長部材 3c 先端 3d 二股アーム 5 ペダル軸 6 ペダル 7 連接アーム 8 揺動アーム 9 支持部材 10 自転車本体 20 軸受部
Claims (2)
- 【請求項1】自転車本体(10)に固定される軸受部
(20)により支持されるクランク軸(1)にクランク
アーム(2)を設け、該クランクアーム(2)に延長部
材(3)を回転自在に設けて延長クランク(11)を形
成し、該延長クランク(11)にペダル(6)を回転自
在に支持するペダル軸(5)を設け、該延長部材(3)
に連接アーム(7)を介して揺動アーム(8)を設け、
該揺動アーム(8)を自転車本体(10)に固定される
支持部材(9)に揺動自在に軸着(8c)し、該延長ク
ランク(11)の先端(3c)とクランク軸(1)との
直線距離(R)が、該延長クランク(11)が踏み込み
側に位置しているときの方が該延長クランク(11)が
戻り側に位置しているときよりも長くなることをことを
特徴とする自転車のクランク機構。 - 【請求項2】延長クランク(11)に設けられるペダル
軸(5)が、延長部材(11)に設けられていることを
特徴とする請求項1に記載の自転車のクランク機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27102695A JPH09109980A (ja) | 1995-10-19 | 1995-10-19 | 自転車のクランク機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27102695A JPH09109980A (ja) | 1995-10-19 | 1995-10-19 | 自転車のクランク機構 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09109980A true JPH09109980A (ja) | 1997-04-28 |
Family
ID=17494380
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27102695A Pending JPH09109980A (ja) | 1995-10-19 | 1995-10-19 | 自転車のクランク機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09109980A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001030642A1 (en) * | 1999-10-28 | 2001-05-03 | Idea Bank Network Co., Ltd. | Variable crank-shaft device for driving a bicycle |
| KR100918775B1 (ko) * | 2009-01-06 | 2009-09-24 | 손성태 | 자전거 페달 암의 동력증가 및 구동장치 |
| WO2013187641A1 (ko) * | 2012-06-14 | 2013-12-19 | Kim Jeonghoon | 평행굴절암 구동장치 |
-
1995
- 1995-10-19 JP JP27102695A patent/JPH09109980A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001030642A1 (en) * | 1999-10-28 | 2001-05-03 | Idea Bank Network Co., Ltd. | Variable crank-shaft device for driving a bicycle |
| KR100918775B1 (ko) * | 2009-01-06 | 2009-09-24 | 손성태 | 자전거 페달 암의 동력증가 및 구동장치 |
| WO2013187641A1 (ko) * | 2012-06-14 | 2013-12-19 | Kim Jeonghoon | 평행굴절암 구동장치 |
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