JPH09110706A - 腸内有用細菌含有顆粒の製造方法 - Google Patents
腸内有用細菌含有顆粒の製造方法Info
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- JPH09110706A JPH09110706A JP8201642A JP20164296A JPH09110706A JP H09110706 A JPH09110706 A JP H09110706A JP 8201642 A JP8201642 A JP 8201642A JP 20164296 A JP20164296 A JP 20164296A JP H09110706 A JPH09110706 A JP H09110706A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 製造時や保存時に高生菌数を安定的に維持
し、さらには経口投与した際にも高生菌数を維持できる
腸内有用細菌含有顆粒を製造する方法。 【解決手段】 腸内有用細菌含有顆粒を製造するにあた
り、シェラックを50%以上の濃度で含有するエタノー
ル溶液とプロピレングリコールおよび/またはマクロゴ
ールの混合液、またはシェラックを50%以上の濃度で
含有するエタノール溶液と流動パラフィンの混合液を、
造粒時の結合剤および/または造粒後の被覆剤として用
いる。
し、さらには経口投与した際にも高生菌数を維持できる
腸内有用細菌含有顆粒を製造する方法。 【解決手段】 腸内有用細菌含有顆粒を製造するにあた
り、シェラックを50%以上の濃度で含有するエタノー
ル溶液とプロピレングリコールおよび/またはマクロゴ
ールの混合液、またはシェラックを50%以上の濃度で
含有するエタノール溶液と流動パラフィンの混合液を、
造粒時の結合剤および/または造粒後の被覆剤として用
いる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、製造時や保存時に
高活性を安定的に維持し、さらには経口投与した際にも
高活性を維持できる腸内有用細菌含有顆粒の製造方法に
関する。
高活性を安定的に維持し、さらには経口投与した際にも
高活性を維持できる腸内有用細菌含有顆粒の製造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】ビフィズス菌、乳酸桿菌などの腸内有用
細菌は腸の蠕動運動を促し、ある種のビタミンを産生
し、また、大腸菌、ウェルシュ菌、バクテロイデス菌等
の有害な細菌の増殖を抑えること等が知られているが、
人間の場合、成人になるにつれ腸内細菌叢中の有用細菌
は減少する。そこで腸内において有用細菌を増殖させる
ため、腸内有用細菌の固形製剤が経口投与されことが試
みられているが、通常の投与方法によれば胃液により多
くの腸内有用細菌が死滅し腸まで到達しない。また、腸
内有用細菌の固形製剤の製造中に水分が存在すると腸内
有用細菌は死滅してしまうことが知られている。これら
の問題を解決するために、例えば腸内有用細菌の菌末に
シェラックを結合剤として造粒する製剤(特開昭64−
66124号参照)、また、本出願人の出願に係るカル
ボキシメチルセルロース、シェラック等の腸溶性基材で
腸内有用細菌の粉末表面が被覆された製剤(特開平4−
273823号参照)等が提案されている。
細菌は腸の蠕動運動を促し、ある種のビタミンを産生
し、また、大腸菌、ウェルシュ菌、バクテロイデス菌等
の有害な細菌の増殖を抑えること等が知られているが、
人間の場合、成人になるにつれ腸内細菌叢中の有用細菌
は減少する。そこで腸内において有用細菌を増殖させる
ため、腸内有用細菌の固形製剤が経口投与されことが試
みられているが、通常の投与方法によれば胃液により多
くの腸内有用細菌が死滅し腸まで到達しない。また、腸
内有用細菌の固形製剤の製造中に水分が存在すると腸内
有用細菌は死滅してしまうことが知られている。これら
の問題を解決するために、例えば腸内有用細菌の菌末に
シェラックを結合剤として造粒する製剤(特開昭64−
66124号参照)、また、本出願人の出願に係るカル
ボキシメチルセルロース、シェラック等の腸溶性基材で
腸内有用細菌の粉末表面が被覆された製剤(特開平4−
273823号参照)等が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この特
開昭64−66124号のようにシェラックを単に腸内
有用細菌の菌末に結合剤として用いて造粒すると、シェ
ラックが腸内有用細菌表面を被覆していないために、経
口投与時に胃内で腸内有用細菌の多くが死滅してしまう
という問題は依然として解決されていない。また、湿度
45%以上の高湿度の条件下で、腸内有用細菌の固形製
剤を製造または保存すると、腸内有用細菌の活性が著し
く低下することが判明し、本出願人の上記出願(特開平
4−273823号)は腸内有用細菌の一部を死滅させ
ることなく腸まで到達させ、また腸内有用細菌の固形製
剤の長期保存中に腸内有用細菌を死滅させることがない
点で効果があるが、さらに、湿度45%以上の高湿度等
の悪条件下でも、製造時および保存時の安定性のより高
い製剤を得ることが求められていた。
開昭64−66124号のようにシェラックを単に腸内
有用細菌の菌末に結合剤として用いて造粒すると、シェ
ラックが腸内有用細菌表面を被覆していないために、経
口投与時に胃内で腸内有用細菌の多くが死滅してしまう
という問題は依然として解決されていない。また、湿度
45%以上の高湿度の条件下で、腸内有用細菌の固形製
剤を製造または保存すると、腸内有用細菌の活性が著し
く低下することが判明し、本出願人の上記出願(特開平
4−273823号)は腸内有用細菌の一部を死滅させ
ることなく腸まで到達させ、また腸内有用細菌の固形製
剤の長期保存中に腸内有用細菌を死滅させることがない
点で効果があるが、さらに、湿度45%以上の高湿度等
の悪条件下でも、製造時および保存時の安定性のより高
い製剤を得ることが求められていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者等は前記の問題
を解決すべく鋭意研究の結果、腸内有用細菌含有顆粒を
製造するにあたり、シェラックを50%以上の濃度で含
有するエタノール溶液(以下、「50%以上のシェラッ
ク−エタノール溶液」という)とプロピレングリコール
および/またはマクロゴールの混合液、または50%以
上のシェラック−エタノール溶液と流動パラフィンの混
合液を造粒時の結合剤および/または造粒後の被覆剤と
して用いることにより、製造時および保存時に腸内有用
細菌の活性を安定的に維持し、さらには経口投与しても
高活性が維持される腸内有用細菌顆粒を得られることを
見い出し本発明を完成させたのである。
を解決すべく鋭意研究の結果、腸内有用細菌含有顆粒を
製造するにあたり、シェラックを50%以上の濃度で含
有するエタノール溶液(以下、「50%以上のシェラッ
ク−エタノール溶液」という)とプロピレングリコール
および/またはマクロゴールの混合液、または50%以
上のシェラック−エタノール溶液と流動パラフィンの混
合液を造粒時の結合剤および/または造粒後の被覆剤と
して用いることにより、製造時および保存時に腸内有用
細菌の活性を安定的に維持し、さらには経口投与しても
高活性が維持される腸内有用細菌顆粒を得られることを
見い出し本発明を完成させたのである。
【0005】本発明において利用し得る腸内有用細菌と
は、ビフィドバクテリウム・ロンガム(Bifidobacterium
longum)、ビフィドバクテリウム・インファンテス(Bif
idobacterium infantis)、ビフィドバクテリウム・ブレ
ーベ(Bifidobacterium breve)、ビフィドバクテリウム
・サーモフィラム(Bifidobacterium thermophilum)、ビ
フィドバクテリウム・シュードロンガム(Bifidobacteri
um pseudolongum)、ビフィドバクテリウム・アドレッセ
ンテス(Bifidobacterium adolescentis)等のビフィズ
ス菌;ラクトバシルス・アシドフィルス(Lactobacillu
s acidophilus)、ラクトバシルス・ラクティス(Lacto
bacillus lactis)、ラクトバシルス・カゼイ(Lactoba
cillus casei)、ラクトバシルス・サリバリウス(Lacto
bacillus salivarius)、ラクトバシルス・ブルガリカス
(Lactobacillus bulgaricus)等の乳酸桿菌;またはエ
ンテロコッカス・フェーカリス(Enterococcus faecali
s)、エンテロコッカス・フェシゥム(Enterococcus fae
cium)等の乳酸球菌等が挙げられる。また、これら腸内
有用細菌は、一種類だけで用いても、また二種類以上を
混合して用いてもよい。
は、ビフィドバクテリウム・ロンガム(Bifidobacterium
longum)、ビフィドバクテリウム・インファンテス(Bif
idobacterium infantis)、ビフィドバクテリウム・ブレ
ーベ(Bifidobacterium breve)、ビフィドバクテリウム
・サーモフィラム(Bifidobacterium thermophilum)、ビ
フィドバクテリウム・シュードロンガム(Bifidobacteri
um pseudolongum)、ビフィドバクテリウム・アドレッセ
ンテス(Bifidobacterium adolescentis)等のビフィズ
ス菌;ラクトバシルス・アシドフィルス(Lactobacillu
s acidophilus)、ラクトバシルス・ラクティス(Lacto
bacillus lactis)、ラクトバシルス・カゼイ(Lactoba
cillus casei)、ラクトバシルス・サリバリウス(Lacto
bacillus salivarius)、ラクトバシルス・ブルガリカス
(Lactobacillus bulgaricus)等の乳酸桿菌;またはエ
ンテロコッカス・フェーカリス(Enterococcus faecali
s)、エンテロコッカス・フェシゥム(Enterococcus fae
cium)等の乳酸球菌等が挙げられる。また、これら腸内
有用細菌は、一種類だけで用いても、また二種類以上を
混合して用いてもよい。
【0006】これらの腸内有用細菌は、生菌の状態で用
いてもよいが、乾燥菌末の状態で用いるのが好ましい。
乾燥菌末は菌の活性を低下させない方法であればどの様
な方法で調製したものでもよく、細菌を脱脂粉乳、デン
プンなどに担持させて粉末としたものや、生菌体を凍結
乾燥して菌末としたものが用いられる。そして凍結乾燥
菌末としたものが好ましく用いられる。
いてもよいが、乾燥菌末の状態で用いるのが好ましい。
乾燥菌末は菌の活性を低下させない方法であればどの様
な方法で調製したものでもよく、細菌を脱脂粉乳、デン
プンなどに担持させて粉末としたものや、生菌体を凍結
乾燥して菌末としたものが用いられる。そして凍結乾燥
菌末としたものが好ましく用いられる。
【0007】本発明の方法は、腸内有用細菌含有顆粒を
製造するにあたり、50%以上のシェラック−エタノー
ル溶液とプロピレングリコールおよび/またはマクロゴ
ールの混合液、または50%以上のシェラック−エタノ
ール溶液と流動パラフィンの混合液を造粒時の結合剤お
よび/または造粒後の被覆剤として用いる。
製造するにあたり、50%以上のシェラック−エタノー
ル溶液とプロピレングリコールおよび/またはマクロゴ
ールの混合液、または50%以上のシェラック−エタノ
ール溶液と流動パラフィンの混合液を造粒時の結合剤お
よび/または造粒後の被覆剤として用いる。
【0008】より具体的には、本発明は、腸内有用細菌
含有顆粒を製造するにあたり、50%以上のシェラック
−エタノール溶液70〜99容量部に対してプロピレン
グリコールおよび/またはマクロゴール30〜1容量部
の混合液、または50%以上のシェラック−エタノール
溶液55〜65容量部と流動パラフィン45〜35容量
部の混合液を、造粒時の結合剤および/または造粒後の
被覆剤として用いる。
含有顆粒を製造するにあたり、50%以上のシェラック
−エタノール溶液70〜99容量部に対してプロピレン
グリコールおよび/またはマクロゴール30〜1容量部
の混合液、または50%以上のシェラック−エタノール
溶液55〜65容量部と流動パラフィン45〜35容量
部の混合液を、造粒時の結合剤および/または造粒後の
被覆剤として用いる。
【0009】本発明においては、シェラックを含有する
エタノール溶液(以下、「シェラック−エタノール溶
液」という)のシェラックの濃度は当初から50%以上
であることが必要であり、結合剤および/または被覆剤
としての混合液中のシェラックの相対的な濃度とは関係
がない。このことは、例えばシェラックの濃度が45%
であるシェラック−エタノール溶液85容量部とプロピ
レングリコールなどの15容量部からなる混合液(混合
液中のシェラックの濃度は38.25%である)を被覆剤と
して用いたものに比較して、シェラックの濃度が50%
であるシェラック−エタノール溶液75容量部とプロピ
レングリコールなどの25容量部からなる混合液(混合
液中のシェラックの濃度は37.5%である)を用いたもの
の方が腸内有用細菌含有顆粒中の生菌数が大であって、
製造時の製剤の安定性は格段に向上しているという結果
が得られている(実施例2および比較例4参照)ことか
ら明らかである。
エタノール溶液(以下、「シェラック−エタノール溶
液」という)のシェラックの濃度は当初から50%以上
であることが必要であり、結合剤および/または被覆剤
としての混合液中のシェラックの相対的な濃度とは関係
がない。このことは、例えばシェラックの濃度が45%
であるシェラック−エタノール溶液85容量部とプロピ
レングリコールなどの15容量部からなる混合液(混合
液中のシェラックの濃度は38.25%である)を被覆剤と
して用いたものに比較して、シェラックの濃度が50%
であるシェラック−エタノール溶液75容量部とプロピ
レングリコールなどの25容量部からなる混合液(混合
液中のシェラックの濃度は37.5%である)を用いたもの
の方が腸内有用細菌含有顆粒中の生菌数が大であって、
製造時の製剤の安定性は格段に向上しているという結果
が得られている(実施例2および比較例4参照)ことか
ら明らかである。
【0010】シェラックを溶解させる溶媒としては無水
エタノールが好ましく、シェラックの濃度としては50
〜60%が好ましい。50%以上のシェラック−エタノ
ール溶液に混合されるプロピレングリコールおよび/ま
たはマクロゴール、または50%以上のシェラック−エ
タノール溶液に混合される流動パラフィンは、他のアル
コールなどで置換されるものではなく、意外にも50%
以上のシェラック−エタノール溶液と、プロピレングリ
コールおよび/またはマクロゴールとの組み合わせ、お
よび50%以上のシェラック−エタノール溶液と流動パ
ラフィンとの組み合わせのみが効果を有する。また、こ
こで混合されるプロピレングリコールおよび/またはマ
クロゴール、または流動パラフィンは高濃度のシェラッ
ク−エタノール溶液の粘性を低下させノズルの目詰まり
を防止する等の働きもある。
エタノールが好ましく、シェラックの濃度としては50
〜60%が好ましい。50%以上のシェラック−エタノ
ール溶液に混合されるプロピレングリコールおよび/ま
たはマクロゴール、または50%以上のシェラック−エ
タノール溶液に混合される流動パラフィンは、他のアル
コールなどで置換されるものではなく、意外にも50%
以上のシェラック−エタノール溶液と、プロピレングリ
コールおよび/またはマクロゴールとの組み合わせ、お
よび50%以上のシェラック−エタノール溶液と流動パ
ラフィンとの組み合わせのみが効果を有する。また、こ
こで混合されるプロピレングリコールおよび/またはマ
クロゴール、または流動パラフィンは高濃度のシェラッ
ク−エタノール溶液の粘性を低下させノズルの目詰まり
を防止する等の働きもある。
【0011】マクロゴールとしては室温で液体、または
50〜70℃に加温することにより液体となる半固形状
のものが好ましく、例えばマクロゴール200、マクロ
ゴール300、マクロゴール400、マクロゴール10
00、マクロゴール1500、マクロゴール1540等
が好ましく用いられる。
50〜70℃に加温することにより液体となる半固形状
のものが好ましく、例えばマクロゴール200、マクロ
ゴール300、マクロゴール400、マクロゴール10
00、マクロゴール1500、マクロゴール1540等
が好ましく用いられる。
【0012】流動パラフィンとしては石油から得た液状
の炭化水素類の混合物で、比重0.860〜0.890、
粘度37センチストークス以上(37.8℃)の日本薬
局方に流動パラフィンとして掲載されたものの他に、石
油から得た液状の炭化水素類の混合物で、比重0.83
0〜0.870、粘度37センチストークス未満(37.
8℃)の日本薬局方に軽質流動パラフィンとして掲載さ
れたものが含まれる。
の炭化水素類の混合物で、比重0.860〜0.890、
粘度37センチストークス以上(37.8℃)の日本薬
局方に流動パラフィンとして掲載されたものの他に、石
油から得た液状の炭化水素類の混合物で、比重0.83
0〜0.870、粘度37センチストークス未満(37.
8℃)の日本薬局方に軽質流動パラフィンとして掲載さ
れたものが含まれる。
【0013】本発明の方法における50%以上のシェラ
ック−エタノール溶液とプロピレングリコールおよび/
またはマクロゴールとの量比としては、50%以上のシ
ェラック−エタノール溶液70〜99容量部に対して、
プロピレングリコールおよび/またはマクロゴール30
〜1容量部が好ましい。しかして50%以上のシェラッ
ク−エタノール溶液80〜90容量部に対し、プロピレ
ングリコールおよび/またはマクロゴール20〜10容
量部がより好ましい。
ック−エタノール溶液とプロピレングリコールおよび/
またはマクロゴールとの量比としては、50%以上のシ
ェラック−エタノール溶液70〜99容量部に対して、
プロピレングリコールおよび/またはマクロゴール30
〜1容量部が好ましい。しかして50%以上のシェラッ
ク−エタノール溶液80〜90容量部に対し、プロピレ
ングリコールおよび/またはマクロゴール20〜10容
量部がより好ましい。
【0014】また本発明の方法における50%以上のシ
ェラック−エタノール溶液と流動パラフィンとの量比と
しては、50%以上のシェラック−エタノール溶液55
〜65容量部に対して、流動パラフィン45〜35容量
部が好ましい。しかして50%以上のシェラック−エタ
ノール溶液58〜60容量部に対し、流動パラフィン4
2〜40容量部がより好ましい。
ェラック−エタノール溶液と流動パラフィンとの量比と
しては、50%以上のシェラック−エタノール溶液55
〜65容量部に対して、流動パラフィン45〜35容量
部が好ましい。しかして50%以上のシェラック−エタ
ノール溶液58〜60容量部に対し、流動パラフィン4
2〜40容量部がより好ましい。
【0015】また、上記混合液にさらにラノリンおよび
/またはグリセリンモノ脂肪酸エステルを加えることが
でき、その添加量は、50%以上のシェラック−エタノ
ール溶液とプロピレングリコールおよび/またはマクロ
ゴールの混合液中、または50%以上のシェラック−エ
タノール溶液と流動パラフィンの混合液中にラノリンお
よび/またはグリセリンモノ脂肪酸エステルが1〜20
容量%含まれるような量であることが好ましいが、その
量は5〜15%であることがより好ましい。
/またはグリセリンモノ脂肪酸エステルを加えることが
でき、その添加量は、50%以上のシェラック−エタノ
ール溶液とプロピレングリコールおよび/またはマクロ
ゴールの混合液中、または50%以上のシェラック−エ
タノール溶液と流動パラフィンの混合液中にラノリンお
よび/またはグリセリンモノ脂肪酸エステルが1〜20
容量%含まれるような量であることが好ましいが、その
量は5〜15%であることがより好ましい。
【0016】また、50%以上のシェラック−エタノー
ル溶液とプロピレングリコールおよび/またはマクロゴ
ール混合液、または50%以上のシェラック−エタノー
ル溶液と流動パラフィンの混合液は、結合剤または被覆
剤としての役割を果たす材料として顆粒製造工程で用い
ても、また結合剤および被覆剤の両方の役割を果たす材
料として顆粒製造工程で用いてもよいが、両方の役割を
果たす材料として用いることがより好ましい。
ル溶液とプロピレングリコールおよび/またはマクロゴ
ール混合液、または50%以上のシェラック−エタノー
ル溶液と流動パラフィンの混合液は、結合剤または被覆
剤としての役割を果たす材料として顆粒製造工程で用い
ても、また結合剤および被覆剤の両方の役割を果たす材
料として顆粒製造工程で用いてもよいが、両方の役割を
果たす材料として用いることがより好ましい。
【0017】腸内有用細菌含有顆粒を製造するにあた
り、前記混合液を結合剤として用いた造粒方法および/
または顆粒への前記混合液の被覆方法は腸内有用細菌の
活性を低下させない方法であれば従来から知られている
どの様な方法でもよい。
り、前記混合液を結合剤として用いた造粒方法および/
または顆粒への前記混合液の被覆方法は腸内有用細菌の
活性を低下させない方法であれば従来から知られている
どの様な方法でもよい。
【0018】前記造粒方法としては腸内有用細菌に圧力
や熱が過剰に加わらない方法を選択する必要があり、流
動層造粒装置を用いた流動層造粒法;スクリュー押出し
造粒機、バスケット型造粒機等を用いた押出し造粒法;
遠心転動造粒装置等を用いた転動造粒法等が好ましく、
これらの方法で造粒する際に腸内有用細菌と芯物質や賦
形剤との結合剤として、50%以上のシェラック−エタ
ノール溶液にプロピレングリコールおよび/またはマク
ロゴールを加えた混合液、または50%以上のシェラッ
ク−エタノール溶液と流動パラフィンの混合液を用い
る。また、顆粒には必要に応じて従来から知られている
他の添加剤、例えば崩壊剤、滑沢剤、着色剤、矯味剤等
を加えることができる。
や熱が過剰に加わらない方法を選択する必要があり、流
動層造粒装置を用いた流動層造粒法;スクリュー押出し
造粒機、バスケット型造粒機等を用いた押出し造粒法;
遠心転動造粒装置等を用いた転動造粒法等が好ましく、
これらの方法で造粒する際に腸内有用細菌と芯物質や賦
形剤との結合剤として、50%以上のシェラック−エタ
ノール溶液にプロピレングリコールおよび/またはマク
ロゴールを加えた混合液、または50%以上のシェラッ
ク−エタノール溶液と流動パラフィンの混合液を用い
る。また、顆粒には必要に応じて従来から知られている
他の添加剤、例えば崩壊剤、滑沢剤、着色剤、矯味剤等
を加えることができる。
【0019】前記被覆方法に用いる装置としてはコーテ
ィングパン、流動層コーティング装置、遠心流動コーテ
ィング装置、攪拌造粒装置(ハイスピードミキサー)等
が挙げられ、被覆剤として、50%以上のシェラック−
エタノール溶液とプロピレングリコールおよび/または
マクロゴールの混合液、または50%以上のシェラック
−エタノール溶液と流動パラフィンの混合液が用いられ
る。
ィングパン、流動層コーティング装置、遠心流動コーテ
ィング装置、攪拌造粒装置(ハイスピードミキサー)等
が挙げられ、被覆剤として、50%以上のシェラック−
エタノール溶液とプロピレングリコールおよび/または
マクロゴールの混合液、または50%以上のシェラック
−エタノール溶液と流動パラフィンの混合液が用いられ
る。
【0020】また、造粒および被覆は必要に応じて同時
に行なってもよい。同時に行なう方法としては例えば、
遠心流動コーティング装置内に乳糖等を芯物質として投
入し、これに50%以上のシェラック−エタノール溶液
とプロピレングリコールおよび/またはマクロゴールの
混合液、または50%以上のシェラック−エタノール溶
液と流動パラフィンの混合液をスプレーしながら、腸内
有用細菌末および必要に応じて炭酸水素ナトリウム、コ
ーンスターチ等他の添加剤を加えながら造粒し、50%
以上のシェラック−エタノール溶液とプロピレングリコ
ールおよび/またはマクロゴールの混合液、または50
%以上のシェラック−エタノール溶液と流動パラフィン
の混合液で被覆する。この顆粒を流動層乾燥機等で乾燥
すれば、目的の腸内有用細菌含有顆粒を得ることができ
る。
に行なってもよい。同時に行なう方法としては例えば、
遠心流動コーティング装置内に乳糖等を芯物質として投
入し、これに50%以上のシェラック−エタノール溶液
とプロピレングリコールおよび/またはマクロゴールの
混合液、または50%以上のシェラック−エタノール溶
液と流動パラフィンの混合液をスプレーしながら、腸内
有用細菌末および必要に応じて炭酸水素ナトリウム、コ
ーンスターチ等他の添加剤を加えながら造粒し、50%
以上のシェラック−エタノール溶液とプロピレングリコ
ールおよび/またはマクロゴールの混合液、または50
%以上のシェラック−エタノール溶液と流動パラフィン
の混合液で被覆する。この顆粒を流動層乾燥機等で乾燥
すれば、目的の腸内有用細菌含有顆粒を得ることができ
る。
【0021】結合剤および/または被覆剤として用いる
50%以上のシェラック−エタノール溶液とプロピレン
グリコールおよび/またはマクロゴールの混合液、また
は50%以上のシェラック−エタノール溶液と流動パラ
フィンの混合液の量は、結合剤として顆粒を製造するの
に充分な量であること、および腸内有用細菌表面を被覆
するに充分な量であることが必要であり、前記混合液の
合計の使用量が、腸内有用細菌重量(乾燥時)に対し、
50〜500%であることが好ましく、さらには100
〜350%であることがより好ましい。
50%以上のシェラック−エタノール溶液とプロピレン
グリコールおよび/またはマクロゴールの混合液、また
は50%以上のシェラック−エタノール溶液と流動パラ
フィンの混合液の量は、結合剤として顆粒を製造するの
に充分な量であること、および腸内有用細菌表面を被覆
するに充分な量であることが必要であり、前記混合液の
合計の使用量が、腸内有用細菌重量(乾燥時)に対し、
50〜500%であることが好ましく、さらには100
〜350%であることがより好ましい。
【0022】本発明により得られた顆粒はさらに錠剤、
カプセル剤などとすることができる。
カプセル剤などとすることができる。
【0023】
【発明の効果】本発明の腸内有用細菌含有顆粒の製造方
法によれば、腸内有用細菌の生菌数が高く維持され、ま
た、保形性の良好な顆粒を得ることができる。さらには
保存時および経口投与した際にも生菌数が高く維持され
た腸内有用細菌含有顆粒を得ることができる。特に通
常、腸内有用細菌の活性が著しく低下するとされている
湿度45%以上の高湿度等の悪条件下でさえも生菌数が
高く維持された腸内有用細菌含有顆粒を得ることができ
る。
法によれば、腸内有用細菌の生菌数が高く維持され、ま
た、保形性の良好な顆粒を得ることができる。さらには
保存時および経口投与した際にも生菌数が高く維持され
た腸内有用細菌含有顆粒を得ることができる。特に通
常、腸内有用細菌の活性が著しく低下するとされている
湿度45%以上の高湿度等の悪条件下でさえも生菌数が
高く維持された腸内有用細菌含有顆粒を得ることができ
る。
【0024】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明するが、実
施例は本発明を限定するものではない。
施例は本発明を限定するものではない。
【0025】〔実施例1〕湿度68%の条件下、遠心流
動コーティング装置CF−360(フロイント産業社
製)内に乳糖1000gを投入し、次いで、プロピレン
グリコール10容量部およびラノリン5容量部およびシ
ェラックの濃度が50%であるシェラック−エタノール
溶液85容量部を混合して得られた混合液250gをス
プレーしながら、さらに炭酸水素ナトリウム3g、ビフ
ィドバクテリウム・サーモフィラム凍結乾燥菌末(生菌
数8.0×1010個/g)100g、コーンスターチ(精製
乾燥滅菌コーンスターチ;松谷化学工業社製)300
g、および二酸化ケイ素2gを投入して造粒し、該混合
液で被覆した。この顆粒を流動層乾燥機FLO−2(フ
ロイント産業社製)にて乾燥し、試料1とした。
動コーティング装置CF−360(フロイント産業社
製)内に乳糖1000gを投入し、次いで、プロピレン
グリコール10容量部およびラノリン5容量部およびシ
ェラックの濃度が50%であるシェラック−エタノール
溶液85容量部を混合して得られた混合液250gをス
プレーしながら、さらに炭酸水素ナトリウム3g、ビフ
ィドバクテリウム・サーモフィラム凍結乾燥菌末(生菌
数8.0×1010個/g)100g、コーンスターチ(精製
乾燥滅菌コーンスターチ;松谷化学工業社製)300
g、および二酸化ケイ素2gを投入して造粒し、該混合
液で被覆した。この顆粒を流動層乾燥機FLO−2(フ
ロイント産業社製)にて乾燥し、試料1とした。
【0026】〔実施例2〕実施例1において、湿度58
%の条件下、シェラックの濃度が50%であるシェラッ
ク−エタノール溶液75容量部、プロピレングリコール
15容量部、ラノリン2.5容量部およびグリセリンモ
ノ脂肪酸エステル7.5容量部を混合して得られた混合
液316gを用いた以外は、実施例1と同様に造粒、被
覆、乾燥し、試料2とした。
%の条件下、シェラックの濃度が50%であるシェラッ
ク−エタノール溶液75容量部、プロピレングリコール
15容量部、ラノリン2.5容量部およびグリセリンモ
ノ脂肪酸エステル7.5容量部を混合して得られた混合
液316gを用いた以外は、実施例1と同様に造粒、被
覆、乾燥し、試料2とした。
【0027】〔実施例3〕実施例1において、湿度65
%の条件下、シェラックの濃度が50%であるシェラッ
ク−エタノール溶液80容量部、プロピレングリコール
10容量部、ラノリン2.5容量部およびグリセリンモ
ノ脂肪酸エステル7.5容量部を混合して得られた混合
液132gを用いた以外は、実施例1と同様に造粒、被
覆、乾燥し、試料3とした。
%の条件下、シェラックの濃度が50%であるシェラッ
ク−エタノール溶液80容量部、プロピレングリコール
10容量部、ラノリン2.5容量部およびグリセリンモ
ノ脂肪酸エステル7.5容量部を混合して得られた混合
液132gを用いた以外は、実施例1と同様に造粒、被
覆、乾燥し、試料3とした。
【0028】〔実施例4〕実施例1において、湿度62
%の条件下、シェラックの濃度が50%であるシェラッ
ク−エタノール溶液82容量部、プロピレングリコール
8容量部およびラノリン10容量部を混合して得られた
混合液250gを用いた以外は、実施例1と同様に造
粒、被覆、乾燥し、試料4とした。
%の条件下、シェラックの濃度が50%であるシェラッ
ク−エタノール溶液82容量部、プロピレングリコール
8容量部およびラノリン10容量部を混合して得られた
混合液250gを用いた以外は、実施例1と同様に造
粒、被覆、乾燥し、試料4とした。
【0029】〔実施例5〕実施例1において、湿度56
%の条件下、シェラックの濃度が50%であるシェラッ
ク−エタノール溶液90容量部およびプロピレングリコ
ール10容量部を混合して得られた混合液244gを用
いた以外は、実施例1と同様に造粒、被覆、乾燥し、試
料5とした。
%の条件下、シェラックの濃度が50%であるシェラッ
ク−エタノール溶液90容量部およびプロピレングリコ
ール10容量部を混合して得られた混合液244gを用
いた以外は、実施例1と同様に造粒、被覆、乾燥し、試
料5とした。
【0030】〔実施例6〕実施例1において、湿度55
%の条件下、シェラックの濃度が50%であるシェラッ
ク−エタノール溶液70容量部およびマクロゴール40
0 30容量部を混合して得られた混合液265gを用
い、投入した炭酸水素ナトリウムが4gである以外は実
施例1と同様に造粒、被覆、乾燥し、試料6とした。
%の条件下、シェラックの濃度が50%であるシェラッ
ク−エタノール溶液70容量部およびマクロゴール40
0 30容量部を混合して得られた混合液265gを用
い、投入した炭酸水素ナトリウムが4gである以外は実
施例1と同様に造粒、被覆、乾燥し、試料6とした。
【0031】〔実施例7〕実施例1において、湿度66
%の条件下、凍結乾燥菌末としてラクトバシルス・サリ
バリウス菌末100gを用い、さらに混合液としてシェ
ラックの濃度が50%であるシェラック−エタノール溶
液80容量部およびプロピレングリコール20容量部を
混合して得られた混合液237gを用いた以外は、実施
例1と同様に造粒、被覆、乾燥し、試料7とした。
%の条件下、凍結乾燥菌末としてラクトバシルス・サリ
バリウス菌末100gを用い、さらに混合液としてシェ
ラックの濃度が50%であるシェラック−エタノール溶
液80容量部およびプロピレングリコール20容量部を
混合して得られた混合液237gを用いた以外は、実施
例1と同様に造粒、被覆、乾燥し、試料7とした。
【0032】〔実施例8〕実施例1において、湿度51
%の条件下、凍結乾燥菌末としてラクトバシルス・サリ
バリウス菌末100gを用い、さらに混合液としてシェ
ラックの濃度が50%であるシェラック−エタノール溶
液85容量部、プロピレングリコール10容量部および
ラノリン5容量部を混合して得られた混合液250gを
用いた以外は、実施例1と同様に造粒、被覆、乾燥し、
試料8とした。
%の条件下、凍結乾燥菌末としてラクトバシルス・サリ
バリウス菌末100gを用い、さらに混合液としてシェ
ラックの濃度が50%であるシェラック−エタノール溶
液85容量部、プロピレングリコール10容量部および
ラノリン5容量部を混合して得られた混合液250gを
用いた以外は、実施例1と同様に造粒、被覆、乾燥し、
試料8とした。
【0033】〔実施例9〕湿度54%の条件下、遠心流
動コーティング装置CF−360(フロイント産業社
製)内に乳糖1000gを投入し、次いで、流動パラフ
ィン50容量部およびシェラックの濃度が50%である
シェラック−エタノール溶液50容量部を混合して得ら
れた混合液250gをスプレーしながら、さらに炭酸水
素ナトリウム3g、ビフィドバクテリウム・サーモフィ
ラム凍結乾燥菌末(生菌数8.0×1010個/g)100
g、コーンスターチ(精製乾燥滅菌コーンスターチ;松
谷化学工業社製)300g、および二酸化ケイ素2gを
投入して造粒し、該混合液で被覆した。この顆粒を流動
層乾燥機FLO−2(フロイント産業社製)にて乾燥
し、試料9とした。
動コーティング装置CF−360(フロイント産業社
製)内に乳糖1000gを投入し、次いで、流動パラフ
ィン50容量部およびシェラックの濃度が50%である
シェラック−エタノール溶液50容量部を混合して得ら
れた混合液250gをスプレーしながら、さらに炭酸水
素ナトリウム3g、ビフィドバクテリウム・サーモフィ
ラム凍結乾燥菌末(生菌数8.0×1010個/g)100
g、コーンスターチ(精製乾燥滅菌コーンスターチ;松
谷化学工業社製)300g、および二酸化ケイ素2gを
投入して造粒し、該混合液で被覆した。この顆粒を流動
層乾燥機FLO−2(フロイント産業社製)にて乾燥
し、試料9とした。
【0034】〔実施例10〕実施例9において、湿度5
8%の条件下、流動パラフィン40容量部およびシェラ
ックの濃度が50%であるシェラック−エタノール溶液
60容量部を混合して得られた混合液250gを用いた
以外は、実施例9と同様に造粒、被覆、乾燥し、試料1
0とした。
8%の条件下、流動パラフィン40容量部およびシェラ
ックの濃度が50%であるシェラック−エタノール溶液
60容量部を混合して得られた混合液250gを用いた
以外は、実施例9と同様に造粒、被覆、乾燥し、試料1
0とした。
【0035】〔実施例11〕実施例9において、湿度6
0%の条件下、流動パラフィン30容量部およびシェラ
ックの濃度が50%であるシェラック−エタノール溶液
70容量部を混合して得られた混合液250gを用いた
以外は、実施例9と同様に造粒、被覆、乾燥し、試料1
1とした。
0%の条件下、流動パラフィン30容量部およびシェラ
ックの濃度が50%であるシェラック−エタノール溶液
70容量部を混合して得られた混合液250gを用いた
以外は、実施例9と同様に造粒、被覆、乾燥し、試料1
1とした。
【0036】〔実施例12〕実施例9において、湿度5
4%の条件下、凍結乾燥菌末としてラクトバシルス・サ
リバリウス菌末100gを用い、さらに混合液としてシ
ェラックの濃度が50%であるシェラック−エタノール
溶液50容量部および流動パラフィン50容量部を混合
して得られた混合液250gを用いた以外は、実施例9
と同様に造粒、被覆、乾燥し、試料12とした。
4%の条件下、凍結乾燥菌末としてラクトバシルス・サ
リバリウス菌末100gを用い、さらに混合液としてシ
ェラックの濃度が50%であるシェラック−エタノール
溶液50容量部および流動パラフィン50容量部を混合
して得られた混合液250gを用いた以外は、実施例9
と同様に造粒、被覆、乾燥し、試料12とした。
【0037】〔実施例13〕実施例12において、湿度
58%の条件下、流動パラフィン40容量部およびシェ
ラックの濃度が50%であるシェラック−エタノール溶
液60容量部を混合して得られた混合液250gを用い
た以外は、実施例12と同様に造粒、被覆、乾燥し、試
料13とした。
58%の条件下、流動パラフィン40容量部およびシェ
ラックの濃度が50%であるシェラック−エタノール溶
液60容量部を混合して得られた混合液250gを用い
た以外は、実施例12と同様に造粒、被覆、乾燥し、試
料13とした。
【0038】〔実施例14〕実施例12において、湿度
60%の条件下、流動パラフィン30容量部およびシェ
ラックの濃度が50%であるシェラック−エタノール溶
液70容量部を混合して得られた混合液250gを用い
た以外は、実施例12と同様に造粒、被覆、乾燥し、試
料14とした。
60%の条件下、流動パラフィン30容量部およびシェ
ラックの濃度が50%であるシェラック−エタノール溶
液70容量部を混合して得られた混合液250gを用い
た以外は、実施例12と同様に造粒、被覆、乾燥し、試
料14とした。
【0039】〔比較例1〕実施例1において、湿度46
%の条件下、シェラックの濃度が15%であるシェラッ
ク−エタノール溶液を用いた以外は、実施例1と同様に
造粒、被覆、乾燥し、試料15とした。
%の条件下、シェラックの濃度が15%であるシェラッ
ク−エタノール溶液を用いた以外は、実施例1と同様に
造粒、被覆、乾燥し、試料15とした。
【0040】〔比較例2〕実施例1において、湿度53
%の条件下、シェラックの濃度が15%であるシェラッ
ク−エタノール溶液を用いた以外は、実施例1と同様に
造粒、被覆、乾燥し、試料16とした。
%の条件下、シェラックの濃度が15%であるシェラッ
ク−エタノール溶液を用いた以外は、実施例1と同様に
造粒、被覆、乾燥し、試料16とした。
【0041】〔比較例3〕実施例1において、湿度45
%の条件下、シェラックの濃度が30%であるシェラッ
ク−エタノール溶液を用いた以外は、実施例1と同様に
造粒、被覆、乾燥し、試料17とした。
%の条件下、シェラックの濃度が30%であるシェラッ
ク−エタノール溶液を用いた以外は、実施例1と同様に
造粒、被覆、乾燥し、試料17とした。
【0042】〔比較例4〕実施例1において、湿度51
%の条件下、シェラックの濃度が45%であるシェラッ
ク−エタノール溶液85容量部、プロピレングリコール
10容量部およびラノリン5容量部を混合して得られた
混合液を用いた以外は、実施例1と同様に造粒、被覆、
乾燥し、試料18とした。
%の条件下、シェラックの濃度が45%であるシェラッ
ク−エタノール溶液85容量部、プロピレングリコール
10容量部およびラノリン5容量部を混合して得られた
混合液を用いた以外は、実施例1と同様に造粒、被覆、
乾燥し、試料18とした。
【0043】〔比較例5〕実施例1において、湿度56
%の条件下、シェラックの濃度が50%であるシェラッ
ク−エタノール溶液のみを用いた以外は、実施例1と同
様に造粒、被覆、乾燥し、試料19とした。本方法によ
り得られた顆粒は、顆粒の大きさ等にばらつきが大き
く、また、装置内にダマ等が多く発生し、顆粒の製造方
法としては不適であった。
%の条件下、シェラックの濃度が50%であるシェラッ
ク−エタノール溶液のみを用いた以外は、実施例1と同
様に造粒、被覆、乾燥し、試料19とした。本方法によ
り得られた顆粒は、顆粒の大きさ等にばらつきが大き
く、また、装置内にダマ等が多く発生し、顆粒の製造方
法としては不適であった。
【0044】〔試験例1〕実施例1〜14および比較例
1〜5で得られた試料の製造直後の生菌数を測定した。
結果は表1に示すとおりである。ただし表中SEはシェ
ラック−エタノール溶液を、PGはプロピレングリコー
ルを、LNはラノリンを、GEはグリセリンモノ脂肪酸
エステルを、MGはマクロゴール400、LPは流動パ
ラフィンを示す。
1〜5で得られた試料の製造直後の生菌数を測定した。
結果は表1に示すとおりである。ただし表中SEはシェ
ラック−エタノール溶液を、PGはプロピレングリコー
ルを、LNはラノリンを、GEはグリセリンモノ脂肪酸
エステルを、MGはマクロゴール400、LPは流動パ
ラフィンを示す。
【0045】
【表1】
【0046】以上の結果を考察すると、比較例1〜4の
ように、シェラックの濃度が15%〜45%濃度である
シェラック−エタノール溶液を造粒時の結合剤および造
粒後の被覆剤として用いた場合、腸内有用細菌含有顆粒
中の生菌数の回収率は5%未満と極めて悪い。また、比
較例5のようにシェラックの濃度が50%であるシェラ
ック−エタノール溶液のみを造粒時の結合剤および造粒
後の被覆剤として用いた場合は顆粒の大きさ等にばらつ
きが大きく、また、装置内にダマ等が多く発生し、顆粒
の製造方法としては不適である。これに対し、実施例1
〜8に示されるシェラックの濃度が50%のシェラック
−エタノール溶液75〜99容量部とプロピレングリコ
ール25〜1容量部からなる混合液を造粒時の結合剤お
よび造粒後の被覆剤として用いた場合、および実施例1
0および13に示されるシェラックの濃度が50%のシ
ェラック−エタノール溶液60容量部と流動パラフィン
40容量部からなる混合液を造粒時の結合剤および造粒
後の被覆剤として用いた場合、43〜100%という非
常に高い回収率であり、しかも顆粒の状態も非常に良好
であった。また、実施例9および12に示されるシェラ
ックの濃度が50%であるシェラック−エタノール溶液
50容量部と流動パラフィン50容量部からなる混合液
を造粒時の結合剤および造粒後の被覆剤として用いた場
合、生菌数の回収率は67および72%と高く良好であ
るが、造粒中に腸内有用細菌含有顆粒と混合液の分離が
起きやすく、顆粒形状が不均一な状態となりやすく、あ
まり好ましくない。さらに実施例11および14に示さ
れるシェラックの濃度が50%であるシェラック−エタ
ノール溶液70容量部と流動パラフィン30容量部から
なる混合液を造粒時の結合剤および造粒後の被覆剤とし
て用いた場合、生菌数の回収率は63および64%と高
く良好であるが、混合液の粘性が高いために均一なスプ
レーが難しく、得られた顆粒もダマを形成しあまり好ま
しくない。なお、本発明方法においては湿度45%以上
の高湿度条件下においても同様に高い回収率が得られ
る。
ように、シェラックの濃度が15%〜45%濃度である
シェラック−エタノール溶液を造粒時の結合剤および造
粒後の被覆剤として用いた場合、腸内有用細菌含有顆粒
中の生菌数の回収率は5%未満と極めて悪い。また、比
較例5のようにシェラックの濃度が50%であるシェラ
ック−エタノール溶液のみを造粒時の結合剤および造粒
後の被覆剤として用いた場合は顆粒の大きさ等にばらつ
きが大きく、また、装置内にダマ等が多く発生し、顆粒
の製造方法としては不適である。これに対し、実施例1
〜8に示されるシェラックの濃度が50%のシェラック
−エタノール溶液75〜99容量部とプロピレングリコ
ール25〜1容量部からなる混合液を造粒時の結合剤お
よび造粒後の被覆剤として用いた場合、および実施例1
0および13に示されるシェラックの濃度が50%のシ
ェラック−エタノール溶液60容量部と流動パラフィン
40容量部からなる混合液を造粒時の結合剤および造粒
後の被覆剤として用いた場合、43〜100%という非
常に高い回収率であり、しかも顆粒の状態も非常に良好
であった。また、実施例9および12に示されるシェラ
ックの濃度が50%であるシェラック−エタノール溶液
50容量部と流動パラフィン50容量部からなる混合液
を造粒時の結合剤および造粒後の被覆剤として用いた場
合、生菌数の回収率は67および72%と高く良好であ
るが、造粒中に腸内有用細菌含有顆粒と混合液の分離が
起きやすく、顆粒形状が不均一な状態となりやすく、あ
まり好ましくない。さらに実施例11および14に示さ
れるシェラックの濃度が50%であるシェラック−エタ
ノール溶液70容量部と流動パラフィン30容量部から
なる混合液を造粒時の結合剤および造粒後の被覆剤とし
て用いた場合、生菌数の回収率は63および64%と高
く良好であるが、混合液の粘性が高いために均一なスプ
レーが難しく、得られた顆粒もダマを形成しあまり好ま
しくない。なお、本発明方法においては湿度45%以上
の高湿度条件下においても同様に高い回収率が得られ
る。
【0047】〔試験例2〕実施例1、5、6、8、10
および13で得られた試料1、5、6、8、10および
13を37℃で30分間、1時間、2時間の各条件下で
pH3.0の人工胃液処理を行なった。試験に用いた人工
胃液の組成を以下に示す。 (人工胃液組成) 酵母エキス 1.25g ペプトン 2.5 g 乳糖 0.5 g Tween80 0.5 g L−システイン 0.05g NaCl 1.0 g 蒸留水 500 g 1N塩酸 適量(pH3.0となるよう調製する) 結果は表2に示すとおりである。
および13で得られた試料1、5、6、8、10および
13を37℃で30分間、1時間、2時間の各条件下で
pH3.0の人工胃液処理を行なった。試験に用いた人工
胃液の組成を以下に示す。 (人工胃液組成) 酵母エキス 1.25g ペプトン 2.5 g 乳糖 0.5 g Tween80 0.5 g L−システイン 0.05g NaCl 1.0 g 蒸留水 500 g 1N塩酸 適量(pH3.0となるよう調製する) 結果は表2に示すとおりである。
【0048】
【表2】
【0049】以上の結果から解るように、本発明により
得られた顆粒は2時間にわたる人工胃液処理において高
い生菌数の回収率を示し、非常に耐酸性に優れているこ
とが示された。
得られた顆粒は2時間にわたる人工胃液処理において高
い生菌数の回収率を示し、非常に耐酸性に優れているこ
とが示された。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 47/32 A61K 47/32 D 47/46 47/46 D (72)発明者 有賀 正人 埼玉県入間郡大井町鶴ヶ岡5丁目3番1号 日清製粉株式会社ファインケミカル研究 所内 (72)発明者 畑中 繁男 埼玉県入間郡大井町鶴ヶ岡5丁目3番1号 日清製粉株式会社創薬研究所内 (72)発明者 小原 きよ子 埼玉県入間郡大井町鶴ヶ岡5丁目3番1号 日清製粉株式会社創薬研究所内 (72)発明者 真貝 明子 埼玉県入間郡大井町鶴ヶ岡5丁目3番1号 日清製粉株式会社創薬研究所内 (72)発明者 茂木 清 東京都千代田区内神田3丁目17番4号 堀 内食品工業株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 腸内有用細菌含有顆粒を製造するにあた
り、シェラックを50%以上の濃度で含有するエタノー
ル溶液とプロピレングリコールおよび/またはマクロゴ
ールの混合液、またはシェラックを50%以上の濃度で
含有するエタノール溶液と流動パラフィンの混合液を造
粒時の結合剤および/または造粒後の被覆剤として用い
る腸内有用細菌含有顆粒の製造方法。 - 【請求項2】 シェラックを50%以上の濃度で含有す
るエタノール溶液70〜99容量部とプロピレングリコ
ールおよび/またはマクロゴール30〜1容量部の混合
液を用いる請求項1記載の腸内有用細菌含有顆粒の製造
方法。 - 【請求項3】 シェラックを50%以上の濃度で含有す
るエタノール溶液55〜65容量部と流動パラフィン4
5〜35容量部の混合液を用いる請求項1記載の腸内有
用細菌含有顆粒の製造方法。 - 【請求項4】 混合液としてさらにグリセリンモノ脂肪
酸エステルおよび/またはラノリンを含む混合液を用い
る請求項1ないし3記載の腸内有用細菌含有顆粒の製造
方法。 - 【請求項5】 混合液の合計の使用量が、腸内有用細菌
重量に対し50〜500%である請求項1ないし4記載
の腸内有用細菌含有顆粒の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8201642A JP2859217B2 (ja) | 1995-08-10 | 1996-07-31 | 腸内有用細菌含有顆粒の製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20434595 | 1995-08-10 | ||
| JP7-204345 | 1995-08-10 | ||
| JP8201642A JP2859217B2 (ja) | 1995-08-10 | 1996-07-31 | 腸内有用細菌含有顆粒の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09110706A true JPH09110706A (ja) | 1997-04-28 |
| JP2859217B2 JP2859217B2 (ja) | 1999-02-17 |
Family
ID=26512904
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8201642A Expired - Fee Related JP2859217B2 (ja) | 1995-08-10 | 1996-07-31 | 腸内有用細菌含有顆粒の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2859217B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001012164A1 (de) * | 1999-08-12 | 2001-02-22 | Merck Patent Gmbh | Orale darreichungsform enthaltend probiotische mikroorganismen |
| WO2020071475A1 (ja) * | 2018-10-05 | 2020-04-09 | ハウスウェルネスフーズ株式会社 | 植物抽出物含有顆粒の製造方法、植物抽出物含有顆粒からの微粉の発生を抑制する方法、及び、植物抽出物含有顆粒の不快な味を抑制する方法 |
-
1996
- 1996-07-31 JP JP8201642A patent/JP2859217B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001012164A1 (de) * | 1999-08-12 | 2001-02-22 | Merck Patent Gmbh | Orale darreichungsform enthaltend probiotische mikroorganismen |
| WO2020071475A1 (ja) * | 2018-10-05 | 2020-04-09 | ハウスウェルネスフーズ株式会社 | 植物抽出物含有顆粒の製造方法、植物抽出物含有顆粒からの微粉の発生を抑制する方法、及び、植物抽出物含有顆粒の不快な味を抑制する方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2859217B2 (ja) | 1999-02-17 |
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