JPH09110784A - フタル酸誘導体の製造方法 - Google Patents

フタル酸誘導体の製造方法

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JPH09110784A
JPH09110784A JP26600695A JP26600695A JPH09110784A JP H09110784 A JPH09110784 A JP H09110784A JP 26600695 A JP26600695 A JP 26600695A JP 26600695 A JP26600695 A JP 26600695A JP H09110784 A JPH09110784 A JP H09110784A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フタル酸誘導体を工業的に可能で、かつ高収
率な方法で高純度のフタル酸誘導体を得ることのできる
製造方法を提供する。 【解決手段】 (イ)下記一般式(I)で表わされるフ
タロニトリル誘導体を酸性水媒体中で加熱し、下記一般
式(II)で表わされるフタル酸誘導体を含有する生成物
を得、(ロ)次いで、反応生成物を含む水性媒体にアル
カリ性物質を加えアルカリ性とすると共に加熱し、
(ハ)その後、得られた水性媒体に酸性物質を加えて酸
性とし水性媒体中より、下記一般式(II)で表わされる
フタル酸誘導体を含有する生成物を分離する、とした上
記(イ)、(ロ)、(ハ)の工程を行うことを特徴とす
る下記一般式(II)で表わされるフタル酸誘導体の製造
方法による。 【化1】 【化2】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下記一般式(II)
で表わされるフタル酸誘導体の製造方法に関するもので
ある。
【0002】本発明にかかるフタル酸誘導体は、光学材
料、配線基板材料、感光材料、液晶材料などの中間原料
として有用である。特に、光学材料、配線基板材料とし
て用いられるポリイミドの中間体として有用である。
【0003】
【従来の技術】従来、フタル酸誘導体としては、例え
ば、1,4−ビス(3,4−ジカルボキシトリフルオロ
フェノキシ)テトラフルオロベンゼンの製造方法につい
て特開平5−1148号に、1,4−ビス(3,4−ジ
シアノトリフルオロフェノキシ)テトラフルオロベンゼ
ンを60%硫酸水溶液中150℃で15時間反応する方
法が開示されている。しかしながら、後記の参考例1か
らわかるようにこの方法では、その純度が95%未満の
ものしか得られず、実用的な材料としては問題を有して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、フタ
ル酸誘導体を工業的に可能で、かつ高収率な方法で高純
度のフタル酸誘導体を得ることのできる製造方法を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、下記一般
式(I)で表わされるフタロニトリル誘導体の加水分解
反応により得られるフタル酸誘導体の製造方法について
鋭意検討を行った結果、フタル酸誘導体の純度を低下さ
せている原因が何かを突き止め、その対策方法を見いだ
し本発明を完成するに至った。
【0006】まず、純度を低下させている原因が何かを
突き止めるため、硫酸水溶液での加水分解反応の分析を
行った。その結果、フタロニトリル誘導体の加水分解に
おける反応中間体のフタルアミド誘導体などが、かなり
生成物中に残存していることがわかった。その反応中間
体のフタルアミド誘導体などが残存する理由について説
明する。まず、加水分解反応の反応形態は、フタリニト
リル誘導体が固体で分散している硫酸水溶液を加熱し、
徐々にフタロニトリル誘導体がとけて,有機相、水相の
二相状態で反応が進行する。その後、反応の進行と共に
反応中間体のフタルアミド誘導体などあるいは目的物の
フタル酸誘導体が析出してくる。その際水溶液と接触し
ているフタルアミド誘導体などは、さらに反応が進行し
目的物のフタル酸誘導体となるが、フタル酸誘導体の内
部に取り込まれて水溶液と接触していないフタルアミド
誘導体はそれ以上反応が進行しなくなる。そのためフタ
ル酸誘導体の純度が低下してしまう結果となった。
【0007】そこで、本発明者らは、その製造方法とし
て、生成物を溶解し、内部に取り込まれたフタルアミド
誘導体の反応を進行させフタル酸誘導体とし、純度の向
上を行うことを検討した結果、下記に示す製造方法を完
成した。
【0008】(イ)下記一般式(I)で表わされるフタ
ロニトリル誘導体を酸性水媒体中で加熱し、下記一般式
(II)で表わされるフタル酸誘導体を含有する生成物を
得、(ロ)次いで、反応生成物を含む水性媒体にアルカ
リ性物質を加えアルカリ性とすると共に加熱し、(ハ)
その後、得られた水性媒体に酸性物質を加えて酸性とし
水性媒体中より、下記一般式(II)で表わされるフタル
酸誘導体を含有する生成物を分離する、とした上記
(イ)、(ロ)、(ハ)の工程を行うことで下記一般式
(II)で表わされるフタル酸誘導体を高純度、高収率で
得ることが可能となった。
【0009】
【化3】
【0010】
【化4】
【0011】
【発明の実施の形態】本発明につき、それぞれの工程に
ついて詳しく説明する。
【0012】(1) 工程(イ)について この工程は、フタロニトリル誘導体を酸性条件で加水分
解し、フタル酸誘導体を含有する生成物を得る工程であ
る。
【0013】本工程では、通常80%以上のフタル酸誘
導体を含有する生成物を得るように反応を行うが、好ま
しくは87%以上のフタル酸誘導体を含有する生成物を
得るように反応を行う。
【0014】反応の形態は、反応開始時にフタロニトリ
ル誘導体と酸性水媒体を一括で投入した後に所定時間反
応を行っても良いし、反応中に酸性水媒体中にフタロニ
トリル誘導体を数回に分割して投入しても良い。分割し
て投入する場合の投入方法としては、粉体のままで行っ
ても良いし、例えば、無水酢酸、無水プロピオン酸、ア
セトニトリル等の溶媒に溶解させても良い。
【0015】本工程で使用される酸性水媒体としては、
例えば、リン酸水溶液、硫酸水溶液、塩酸水溶液などの
無機酸水溶液を用いて反応を行うことが好ましく、特に
硫酸水溶液が好ましい。硫酸水溶液を用いることで、効
率よく高収率で目的物を得ることができる。
【0016】例えば、反応に硫酸水溶液を用いた場合に
ついて詳しく説明する。
【0017】まず、本工程における硫酸の濃度は、40
〜85重量%の範囲の硫酸水溶液を用いることが好まし
く、特に50〜80重量%の範囲の硫酸水溶液を用いる
ことが好ましい。硫酸の濃度が、高い場合には反応中間
体のアミドあるいはフタル酸誘導体の無水物などが生成
し易くなり純度が低下することや、反応終了後硫酸を除
去することが困難となる。また、低い場合には反応温度
を十分に上げられなくなり反応速度が低下し生産性が悪
くなってしまう。
【0018】本工程において、フタロニトリル誘導体の
硫酸水溶液に対する濃度は、5〜50重量%の範囲の濃
度で行うことが好ましい。濃度が高い場合には、反応の
制御が困難になり、低い場合には生産性が悪くなってし
まい好ましくない。
【0019】また、本発明における反応温度は、120
〜180℃の範囲で行うことが好ましく、特に140〜
170℃の範囲で行うことが好ましい。反応温度が高い
場合には、反応の制御が困難になり、低い場合には反応
速度が低下し生産性が悪くなってしまい好ましくない。
【0020】本工程における反応時間は、反応温度など
によるが通常1〜24時間で行うことができる。
【0021】反応終了後、反応液中に生成物のフタル酸
誘導体が析出してくるが、次工程(ロ)に用いる時、反
応液をそのまま用いても良いし、濾過し濾物のみを用い
ても良い。
【0022】(2) 工程(ロ)について この工程は、前工程(イ)で得られた上記一般式(II)
で表されるフタル酸誘導体を含有する生成物を含む水性
媒体にアルカリ性物質を加えアルカリ性とすると共に加
熱する工程である。この工程で加えるアルカリ性物質の
量により、最終生成物に含有されるフタル酸誘導体の含
有量が決まる。
【0023】本工程では、前工程(イ)での反応液をそ
のまま用いる場合には、アルカリ性物質を固体、気体あ
るいは水溶液として加える。工程(イ)での生成物を瀘
過し瀘物を用いる場合には、瀘物を水で希釈した後にア
ルカリ性物質を固体、気体あるいは水溶液として加える
か、瀘物を希釈せずにアルカリ水溶液を加えることで行
う。
【0024】本工程で使用されるアルカリ性物質として
は、特に限定されるわけではないが、アルカリ金属の水
酸化物、アルカリ金属の炭酸塩、アルカリ金属の重炭酸
塩、アルカリ土類金属の水酸化物、アルカリ土類金属の
炭酸塩、アルカリ土類金属の重炭酸塩、アンモニアなど
が挙げられ、好ましくは、アルカリ金属の水酸化物、ア
ルカリ金属の炭酸塩、アルカリ金属の重炭酸塩が挙げら
れ、特に好ましくは、アルカリ金属の水酸化物が挙げら
れる。また、アルカリ性物質は単一で用いてもよいし、
2種以上混合して用いてもよい。より具体的には、例え
ば、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム、重炭酸ナトリウム、重炭酸カリウ
ム、水酸化マグネシウム、水酸化カルシウム、水酸化ス
トロンチウム、水酸化バリウム、炭酸マグネシウム、炭
酸カルシウム、炭酸ストロンチウム、炭酸バリウム、重
炭酸マグネシウム、重炭酸カルシウム、重炭酸ストロン
チウム、重炭酸バリウム、アンモニア等が挙げられる。
【0025】本工程では、通常95%以上のフタル酸誘
導体を含有する生成物を得るようにアルカリ性物質の量
を決め、好ましくは98%以上のフタル酸誘導体を含有
する生成物を得るようにアルカリ性物質の量を決める。
その時、加えるアルカリ性物質の量は、反応系のpHが
9.5〜12.5の範囲となるように調整するのが好ま
しく、特に11.0〜12.0の範囲となるように調整
するのが好ましい。上記pHに調整した時のアルカリ性
物質の量は、工程(イ)で用いた硫酸などの無機酸の中
和に使用されるアルカリ性物質の量と、反応に使用した
フタロニトリル誘導体1モルに対して1価のアルカリで
3.5〜4.5モル範囲のアルカリ性物質に相当する量
を合わせた量が好ましく、特に3.8〜4.2モルの範
囲のアルカリ性物質に相当する量を合わせた量が好まし
い。
【0026】本工程は、アルカリ性物質を加えてアルカ
リ性とすると共に、溶解したフタルアミド誘導体などの
反応を進行させ、95%以上のフタル酸誘導体を含有す
る生成物を得るため、加熱し反応するものである。
【0027】本工程における反応温度は、30〜150
℃の範囲で行うことが好ましく、特に70〜130℃の
範囲で行うことが好ましい。
【0028】本工程における反応時間は、反応温度など
により異なるが、通常8時間以下で行うことができる。
【0029】(3) 工程(ハ)について この工程は、工程(ロ)で得られた反応溶液に、酸性物
質を加え溶液を酸性とし、生成物を分離する工程であ
る。
【0030】本工程において、フタル酸誘導体を分離す
る方法として、特にこの方法に限定するわけではない
が、例えば、工程(ロ)終了後の反応溶液に酸性物質を
加え溶液を酸性とし、フタル酸誘導体を析出させ、その
後、瀘過により分離する方法か、酸性物質を加えた溶液
からフタル酸誘導体を適当な溶媒に溶解し抽出により分
離する方法がある。
【0031】本工程において、溶液を酸性とするために
加える酸性物質の種類は、特に限定するわけではない
が、硫酸、塩酸、リン酸などの無機酸を用いることがで
きる。
【0032】本工程において、加える酸性物質の量は、
工程(ロ)においてアルカリ性物質で中和されている全
てのカルボキシル基を酸性化できる量以上であれば問題
ない。通常工程(ロ)で用いた全アルカリ量から硫酸な
どの無機酸の中和に要した量を差し引いたアルカリ性物
質の量に対応する量以上の酸性物質を加える。
【0033】酸性物質を加えた後、生成した塩が、例え
ば、硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、硫酸アンモニウ
ム、塩化ナトリウムなどのように水に易溶性な塩であれ
ば、フタル酸誘導体を分離する方法として、瀘過、抽出
いずれの方法でも行うことができるが、生成した塩が、
例えば、硫酸カルシウムなどのように水に難溶性の塩で
あれば抽出により分離を行う必要がある。瀘過により分
離する場合、瀘過後に適当量の水で洗浄し、加えた酸性
物質と生成した塩を除去する必要がある。抽出により分
離する場合、フタル酸誘導体を溶解後、生成した塩が溶
解している場合にはそのまま分液を行えば良いが、生成
した塩が析出している場合には瀘過後に分液を行う。分
液後、適当量の水で洗浄し加えた酸と生成した塩を除去
する必要がある。その時に使用する抽出溶媒は、水と混
合したとき2層状態となり、フタル酸誘導体を溶解し得
るものであれば特に限定されないが、脂肪酸エステル
類、ケトン類、エーテル類、ベンゾニトリル類などが好
ましく、特に脂肪酸エステル類、ケトン類が好ましい。
具体的には、例えば、酢酸エチル、酢酸イソプロピル、
メチルイソプロピルケトン、メチルイソブチルケトンな
どが挙げられる。
【0034】その後、瀘過で分離した場合は乾燥するこ
とで、抽出により分離した場合は溶媒を留去した後乾燥
することで、95%以上のフタル酸誘導体を含有する生
成物を得ることができる。
【0035】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに具体的に
説明する。
【0036】実施例1 撹拌装置、冷却還流管および温度計を備えた200ml
三ッ口フラスコに1,4−ビス(3,4−ジシアノトリ
フルオロフェノキシ)テトラフルオロベンゼン10gお
よび70重量%硫酸水溶液90gを加え、還流温度で6
時間反応を行った。反応終了後、室温まで冷却し水20
0gを加えた後、析出している生成物を瀘過により分離
した。得られた生成物と水30gを撹拌装置、冷却還流
管および温度計を備えた200ml三ッ口フラスコに投
入し、10%水酸化ナトリウム水溶液を35g滴下し
た。得られた水溶液は均一溶液であり、pHは11.8
であった。その後、得られた水溶液を還流温度で1時間
反応を行った。反応終了後、室温まで冷却し、30重量
%硫酸水溶液12gを加えると固体が析出した。析出し
た固体を瀘過し、水10gで洗浄し、乾燥することで
1,4−ビス(3,4−ジカルボキシトリフルオロフェ
ノキシ)テトラフルオロベンゼンを10.8g得た。得
られた化合物の純度は液体クロマトグラフィーによる分
析の結果、99.2%であった。
【0037】実施例2 実施例1と同様の装置を用い、1,4−ビス(3,4−
ジシアノトリフルオロフェノキシ)テトラフルオロベン
ゼン10gおよび60重量%硫酸水溶液90gを加え、
還流温度で12時間反応を行った。反応終了後、室温ま
で冷却し水200gを加えた後、析出している生成物を
瀘過により分離した。得られた生成物と水30gを撹拌
装置、冷却還流管および温度計を備えた200ml三ッ
口フラスコに投入し、10%水酸化ナトリウム水溶液を
30g滴下した。得られた水溶液は均一溶液であり、p
Hは11.5であった。その後、得られた水溶液を50
℃で2時間反応を行った。反応終了後、室温まで冷却
し、30重量%硫酸水溶液11gを加えると固体が析出
した。析出した固体を瀘過し、水10gで洗浄し、乾燥
することで1,4−ビス(3,4−ジカルボキシトリフ
ルオロフェノキシ)テトラフルオロベンゼンを10.6
g得た。得られた化合物の純度は液体クロマトグラフィ
ーによる分析の結果、99.0%であった。
【0038】実施例3 実施例1と同様の装置を用い、1,4−ビス(3,4−
ジシアノトリフルオロフェノキシ)テトラフルオロベン
ゼン10gおよび75重量%硫酸水溶液90gを加え、
還流温度で4時間反応を行った。反応終了後、室温まで
冷却し水200gを加えた後、析出している生成物を瀘
過により分離した。得られた生成物と水30gを撹拌装
置、冷却還流管および温度計を備えた200ml三ッ口
フラスコに投入し、10%水酸化ナトリウム水溶液を4
0g滴下した。得られた水溶液は均一溶液であり、pH
は12.0であった。その後、得られた水溶液を還流温
度で15分間反応を行った。反応終了後、室温まで冷却
し、30重量%硫酸水溶液13gを加えると固体が析出
した。析出した固体を瀘過し、水10gで洗浄し、乾燥
することで1,4−ビス(3,4−ジカルボキシトリフ
ルオロフェノキシ)テトラフルオロベンゼンを10.7
g得た。得られた化合物の純度は液体クロマトグラフィ
ーによる分析の結果、99.1%であった。
【0039】比較例1 撹拌装置、冷却還流管および温度計を備えた200ml
三ッ口フラスコに1,4−ビス(3,4−ジシアノトリ
フルオロフェノキシ)テトラフルオロベンゼン10gお
よび70重量%硫酸水溶液90gを加え、還流温度で6
時間反応を行った。反応終了後、室温まで冷却し水20
0gを加えた後、析出している生成物を瀘過し、さらに
水10gで2回洗浄を行った。その後、瀘物を乾燥する
ことで1,4−ビス(3,4−ジカルボキシトリフルオ
ロフェノキシ)テトラフルオロベンゼンを10.6g得
た。得られた化合物の純度は液体クロマトグラフィーに
よる分析の結果、92.0%であった。
【0040】参考例1 撹拌装置、冷却還流管および温度計を備えた200ml
三ッ口フラスコに1,4−ビス(3,4−ジシアノトリ
フルオロフェノキシ)テトラフルオロベンゼン10gお
よび60重量%硫酸水溶液18.5mlを加え、150
℃で15時間反応を行った。反応終了後、室温まで冷却
し、析出している生成物を瀘過し、さらに水洗浄を行っ
た。その後、瀘物を乾燥することで1,4−ビス(3,
4−ジカルボキシトリフルオロフェノキシ)テトラフル
オロベンゼンを10.3g得た。得られた化合物の純度
は液体クロマトグラフィーによる分析の結果、91.8
%であった。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (イ)下記一般式(I)で表わされるフ
    タロニトリル誘導体を酸性水媒体中で加熱し、下記一般
    式(II)で表わされるフタル酸誘導体を含有する生成物
    を得、(ロ)次いで、反応生成物を含む水性媒体にアル
    カリ性物質を加えアルカリ性とすると共に加熱し、
    (ハ)その後、得られた水性媒体に酸性物質を加えて酸
    性とし水性媒体中より、下記一般式(II)で表わされる
    フタル酸誘導体を含有する生成物を分離する、とした上
    記(イ)、(ロ)、(ハ)の工程を行うことを特徴とす
    る下記一般式(II)で表わされるフタル酸誘導体の製造
    方法。 【化1】 【化2】
  2. 【請求項2】 前記一般式(I)が、1,4−ビス
    (3,4−ジシアノトリフルオロフェノキシ)テトラフ
    ルオロベンゼンであり、前記一般式(II)が、1,4−
    ビス(3,4−ジカルボキシトリフルオロフェノキシ)
    テトラフルオロベンゼンである請求項1に記載の製造方
    法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1256564A1 (en) * 2001-05-11 2002-11-13 Nippon Shokubai Co., Ltd. Halogen-containing aromatic compound
JP2002332268A (ja) * 2001-05-11 2002-11-22 Nippon Shokubai Co Ltd 含ハロゲン芳香族化合物およびその製造方法

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