JPH09111210A - 自動車塗膜保護用粘着シート - Google Patents
自動車塗膜保護用粘着シートInfo
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- JPH09111210A JPH09111210A JP26736695A JP26736695A JPH09111210A JP H09111210 A JPH09111210 A JP H09111210A JP 26736695 A JP26736695 A JP 26736695A JP 26736695 A JP26736695 A JP 26736695A JP H09111210 A JPH09111210 A JP H09111210A
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- Japan
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- sensitive adhesive
- film
- pressure
- adhesive sheet
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Abstract
(57)【要約】
【課題】自動車の車体に施された塗装塗膜を酸性雨、
塵、埃等から保護するのに適する自動車塗膜保護用粘着
シートに関するもので、粘着シートに加工する適性、自
動車に貼着する際の作業性、そして耐候性を満足した粘
着シートを提供する。 【解決手段】二軸延伸したポリオレフィン系樹脂から成
る基材フィルムの一方の面にゴム系粘着剤層を設けてな
ることを特徴とする自動車塗膜保護用粘着シートであ
る。
塵、埃等から保護するのに適する自動車塗膜保護用粘着
シートに関するもので、粘着シートに加工する適性、自
動車に貼着する際の作業性、そして耐候性を満足した粘
着シートを提供する。 【解決手段】二軸延伸したポリオレフィン系樹脂から成
る基材フィルムの一方の面にゴム系粘着剤層を設けてな
ることを特徴とする自動車塗膜保護用粘着シートであ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の車体に施
された塗装塗膜を酸性雨、塵、埃等から保護するために
貼着使用する自動車塗膜保護用粘着シートに関するもの
である。
された塗装塗膜を酸性雨、塵、埃等から保護するために
貼着使用する自動車塗膜保護用粘着シートに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】粘着シートは商業用、事務用、工程管理
用、物流管理用、家庭用等として広範囲に至ってラベ
ル、ステッカー、ワッペン、配送伝票等の形で使用され
ている。この粘着シートの一般的構成を説明すると、表
面基材と剥離シートとの間に粘着剤を挟み込んだ状態の
ものであり、表面基材としては紙、フォイル、あるいは
フィルム等が使用される。また、剥離シートとしてはグ
ラシン紙のような高密度原紙、クレーコート紙、クラフ
ト紙や上質紙等にポリエチレン等の樹脂フィルムをラミ
ネートしたポリラミ原紙、あるいはクラフト紙や上質紙
等にポリビニルアルコール、澱粉等の水溶性高分子等と
顔料とを主成分とする塗被層を設けた樹脂コーティング
原紙等にシリコーン化合物やフッ素化合物の如き剥離剤
を塗布したものが用いられる。そして、粘着剤としては
ゴム系、アクリル系、ビニルエーテル系等のエマルジョ
ン、溶剤ないしは無溶剤型の各種粘着剤が使用される。
用、物流管理用、家庭用等として広範囲に至ってラベ
ル、ステッカー、ワッペン、配送伝票等の形で使用され
ている。この粘着シートの一般的構成を説明すると、表
面基材と剥離シートとの間に粘着剤を挟み込んだ状態の
ものであり、表面基材としては紙、フォイル、あるいは
フィルム等が使用される。また、剥離シートとしてはグ
ラシン紙のような高密度原紙、クレーコート紙、クラフ
ト紙や上質紙等にポリエチレン等の樹脂フィルムをラミ
ネートしたポリラミ原紙、あるいはクラフト紙や上質紙
等にポリビニルアルコール、澱粉等の水溶性高分子等と
顔料とを主成分とする塗被層を設けた樹脂コーティング
原紙等にシリコーン化合物やフッ素化合物の如き剥離剤
を塗布したものが用いられる。そして、粘着剤としては
ゴム系、アクリル系、ビニルエーテル系等のエマルジョ
ン、溶剤ないしは無溶剤型の各種粘着剤が使用される。
【0003】一方、塗装を終えた新しい自動車ないしそ
の部品等を船やトラックに荷積して海外等の遠隔地に移
送する際等における塵や埃、酸性雨等の種々の浮遊物な
いし衝突物による塗膜の損傷や艶ボケないし変色等を予
防する手段が求められている。従来、かかる予防手段と
してワックスからなる厚さ5〜20μmの塗膜を設ける
方法が知られていた。しかしながら、ワックス塗膜を均
一に設けることが困難で一様な保護膜が得られないこ
と、汚れやすいこと、酸性雨に弱いこと、汚れやすいこ
と、塗装塗膜に浸透して変色等の原因になること、ワッ
クス塗布とその除去に多大な労力を要し、溶剤の使用や
廃液の処理等環境問題を誘発しやすい等の問題点があっ
た。
の部品等を船やトラックに荷積して海外等の遠隔地に移
送する際等における塵や埃、酸性雨等の種々の浮遊物な
いし衝突物による塗膜の損傷や艶ボケないし変色等を予
防する手段が求められている。従来、かかる予防手段と
してワックスからなる厚さ5〜20μmの塗膜を設ける
方法が知られていた。しかしながら、ワックス塗膜を均
一に設けることが困難で一様な保護膜が得られないこ
と、汚れやすいこと、酸性雨に弱いこと、汚れやすいこ
と、塗装塗膜に浸透して変色等の原因になること、ワッ
クス塗布とその除去に多大な労力を要し、溶剤の使用や
廃液の処理等環境問題を誘発しやすい等の問題点があっ
た。
【0004】そこで、最近はワックスの代わりに粘着シ
ートを用いて自動車の塗膜を保護する方法(特開平6−
73352号公報,特開平6−128540号公報等)
が徐々に普及してきている。
ートを用いて自動車の塗膜を保護する方法(特開平6−
73352号公報,特開平6−128540号公報等)
が徐々に普及してきている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、保護用粘着シ
ートを用いる方法では、 フィルムは使用後焼却処分されることが多いため、有
毒ガス等が発生しないようポリオレフィン系フィルムが
用いられている。これらは経済性、作業性の観点から通
常30〜50μmと薄く、溶剤系の下塗り剤、粘着剤、
離型剤等を塗布し、乾燥、巻き取りという粘着シートに
加工する際に特に伸縮しやすい。そこで塗布時のテンシ
ョンを上げたり、乾燥時の温度コントロール等の処置を
しなければならず、寸法安定性の点に問題がある。
ートを用いる方法では、 フィルムは使用後焼却処分されることが多いため、有
毒ガス等が発生しないようポリオレフィン系フィルムが
用いられている。これらは経済性、作業性の観点から通
常30〜50μmと薄く、溶剤系の下塗り剤、粘着剤、
離型剤等を塗布し、乾燥、巻き取りという粘着シートに
加工する際に特に伸縮しやすい。そこで塗布時のテンシ
ョンを上げたり、乾燥時の温度コントロール等の処置を
しなければならず、寸法安定性の点に問題がある。
【0006】また、自動車への施行の際には、複雑な
車体の形状に合わせて正確に切断する必要がある。切断
には鋭利な刃物を使うと車体を傷付ける恐れがあるの
で、通常、竹べら等の切断するにはやや不向きな道具を
使用しているが、このような道具を用いた場合、思うよ
うな形状にうまく切れないという問題がある。
車体の形状に合わせて正確に切断する必要がある。切断
には鋭利な刃物を使うと車体を傷付ける恐れがあるの
で、通常、竹べら等の切断するにはやや不向きな道具を
使用しているが、このような道具を用いた場合、思うよ
うな形状にうまく切れないという問題がある。
【0007】さらに、自動車は野外で長期間保管され
るため、熱や紫外線により基材フィルムが経時劣化を生
じやすく、粘着シートの除去時には接着力の増加とあい
まって、剥離の方向や力の入れ方によってはフィルムの
破れが生じ、除去作業の効率低下を招いている。という
ような、粘着シートに加工する適性、自動車に貼着する
際の作業性、そして耐候性等の基本的な性能が満足され
ていないのが現状である。
るため、熱や紫外線により基材フィルムが経時劣化を生
じやすく、粘着シートの除去時には接着力の増加とあい
まって、剥離の方向や力の入れ方によってはフィルムの
破れが生じ、除去作業の効率低下を招いている。という
ような、粘着シートに加工する適性、自動車に貼着する
際の作業性、そして耐候性等の基本的な性能が満足され
ていないのが現状である。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、かかる課
題を解決すべく鋭意研究を行った結果、二軸延伸したポ
リオレフィン系樹脂から成る基材フィルム、中でも特定
の条件を満たすフィルム、更にはポリプロピレンとポリ
エチレンを特定割合で配合したフィルムを用い、その一
方の面にゴム系粘着剤層を形成することにより、保護用
粘着シートに加工する適性、自動車に貼着する際の作業
性、また施行後は耐候性に優れ、更に、除去時にはあら
ゆる方向から剥離しても破れることなく除去できること
を見いだしたのである。
題を解決すべく鋭意研究を行った結果、二軸延伸したポ
リオレフィン系樹脂から成る基材フィルム、中でも特定
の条件を満たすフィルム、更にはポリプロピレンとポリ
エチレンを特定割合で配合したフィルムを用い、その一
方の面にゴム系粘着剤層を形成することにより、保護用
粘着シートに加工する適性、自動車に貼着する際の作業
性、また施行後は耐候性に優れ、更に、除去時にはあら
ゆる方向から剥離しても破れることなく除去できること
を見いだしたのである。
【0009】(1)本発明は、二軸延伸したポリオレフ
ィン系樹脂から成る基材フィルムの一方の面にゴム系粘
着剤層を設けてなることを特徴とする自動車塗膜保護用
粘着シートである。
ィン系樹脂から成る基材フィルムの一方の面にゴム系粘
着剤層を設けてなることを特徴とする自動車塗膜保護用
粘着シートである。
【0010】(2)また、基材フィルムが、測定周波数
4GHzのマイクロ波方式により測定される、透過マイ
クロ波強度の最大値と最小値の比をフィルム厚50μm
に換算した値が3以下のフィルムである(1)記載の自
動車塗膜保護用粘着シートである。
4GHzのマイクロ波方式により測定される、透過マイ
クロ波強度の最大値と最小値の比をフィルム厚50μm
に換算した値が3以下のフィルムである(1)記載の自
動車塗膜保護用粘着シートである。
【0011】(3)更に、ポリオレフィン系樹脂が、ポ
リプロピレンとポリエチレンが95:5〜70:30の
割合で配合された樹脂である(1)または(2)記載の
自動車塗膜保護用粘着シートである。
リプロピレンとポリエチレンが95:5〜70:30の
割合で配合された樹脂である(1)または(2)記載の
自動車塗膜保護用粘着シートである。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明は、二軸延伸したポリオレ
フィン系樹脂のフィルムを使用する。ポリオレフィン系
樹脂としては、例えば、ポリプロピレン、ポリプロピレ
ンとポリエチレンの混合物、エチレン−プロピレン共重
合物、ポリブチレン、および上記物質の各種混合物等が
挙げられる。
フィン系樹脂のフィルムを使用する。ポリオレフィン系
樹脂としては、例えば、ポリプロピレン、ポリプロピレ
ンとポリエチレンの混合物、エチレン−プロピレン共重
合物、ポリブチレン、および上記物質の各種混合物等が
挙げられる。
【0013】なお、二軸延伸とは、加熱溶融して押し出
され、製膜された無延伸フィルムを、溶融点以下の温度
範囲で、縦と横の二方向に所定の倍率で引き延ばし、分
子鎖を配向、結晶させ、熱固定を行う製膜技術であり、
例えばテンター法逐次二軸延伸とチューブラー法同次延
伸が例示できる。テンター法は溶融したポリマーをTダ
イからキャスティングドラム上に押出し、冷却してシー
トを製造する。続いて速度の異なる加熱ロール群を通し
て縦方向に延伸し、次にテンター内で両端を把持しなが
ら横方向に延伸する。必要に応じて熱固定し巻き取る方
法である。一方、チューブラー法は溶融したポリマーを
円形ダイからチューブ状に押出し冷却槽で冷却してから
再び加熱しながら、内部に圧縮空気を入れ内圧によって
チューブを膨張させ縦、横に延伸する方法である。な
お、本発明で使用する二軸延伸したフィルムは、その製
造方法については限定するものではない。
され、製膜された無延伸フィルムを、溶融点以下の温度
範囲で、縦と横の二方向に所定の倍率で引き延ばし、分
子鎖を配向、結晶させ、熱固定を行う製膜技術であり、
例えばテンター法逐次二軸延伸とチューブラー法同次延
伸が例示できる。テンター法は溶融したポリマーをTダ
イからキャスティングドラム上に押出し、冷却してシー
トを製造する。続いて速度の異なる加熱ロール群を通し
て縦方向に延伸し、次にテンター内で両端を把持しなが
ら横方向に延伸する。必要に応じて熱固定し巻き取る方
法である。一方、チューブラー法は溶融したポリマーを
円形ダイからチューブ状に押出し冷却槽で冷却してから
再び加熱しながら、内部に圧縮空気を入れ内圧によって
チューブを膨張させ縦、横に延伸する方法である。な
お、本発明で使用する二軸延伸したフィルムは、その製
造方法については限定するものではない。
【0014】このような二軸延伸処理を施したフィルム
を使用することにより、引張強さ、引張弾性率(ヤング
率)、衝撃強度などの力学的物性が向上するとともに、
耐熱性、耐寒性、光沢性、防湿性等が改善された自動車
塗膜保護用粘着シートが得られるものである。
を使用することにより、引張強さ、引張弾性率(ヤング
率)、衝撃強度などの力学的物性が向上するとともに、
耐熱性、耐寒性、光沢性、防湿性等が改善された自動車
塗膜保護用粘着シートが得られるものである。
【0015】二軸延伸したポリオレフィン系樹脂のフィ
ルムの中でも、測定周波数4GHzの分子配向計を用い
てマイクロ波方式により測定される、基材フィルムの異
方性の程度を示す値、即ち、透過マイクロ波強度の最大
値と最小値の比をフィルム厚50μmに換算した値(以
下、MOR値と称する。)が3以下、好ましくは2以下
のものは、特にフィルムの方向による性質の偏りが少な
く、切断などの処理が容易であり、また貼着後の保護用
粘着シートの剥離を容易に行うことができるので好まし
い。因みに、このMOR値が3より大きい値になると分
子の配向に偏りがあるフィルムとなり、均一な性能が得
られない。このようなフィルムの場合、切断の容易な方
向と困難な方向が生じたり、貼着後の保護用粘着シート
を剥離する際に方向によってはフィルムの強度が異なる
ので、シートが破れてしまうといった問題が生じる。N
OR値を調節する方法は、延伸する割合をコントロール
することによって行う。なお、延伸処理を施していない
フィルムの場合、MOR値が3以下になることが多い
が、このような無延伸フィルムは本発明の所望の効果が
得られないので使用できない。
ルムの中でも、測定周波数4GHzの分子配向計を用い
てマイクロ波方式により測定される、基材フィルムの異
方性の程度を示す値、即ち、透過マイクロ波強度の最大
値と最小値の比をフィルム厚50μmに換算した値(以
下、MOR値と称する。)が3以下、好ましくは2以下
のものは、特にフィルムの方向による性質の偏りが少な
く、切断などの処理が容易であり、また貼着後の保護用
粘着シートの剥離を容易に行うことができるので好まし
い。因みに、このMOR値が3より大きい値になると分
子の配向に偏りがあるフィルムとなり、均一な性能が得
られない。このようなフィルムの場合、切断の容易な方
向と困難な方向が生じたり、貼着後の保護用粘着シート
を剥離する際に方向によってはフィルムの強度が異なる
ので、シートが破れてしまうといった問題が生じる。N
OR値を調節する方法は、延伸する割合をコントロール
することによって行う。なお、延伸処理を施していない
フィルムの場合、MOR値が3以下になることが多い
が、このような無延伸フィルムは本発明の所望の効果が
得られないので使用できない。
【0016】更に、ポリオレフィン系樹脂が、ポリプロ
ピレンとポリエチレンからなり、その配合比が95:5
〜70:30である場合、耐候性が更に優れた保護用粘
着シートとなるので好ましい。これは、恐らくポリエチ
レンはポリプロピレンに比べて紫外線による劣化が少な
い等の性質を有し、一方ポリプロピレンはポリエチレン
に比べ引張り強度が優れる等の性質を有する。このそれ
ぞれの長所を有するフィルムは、この特定の範囲の配合
で得られ、これが自動車塗膜を保護する粘着シートの基
材に適しているためと考えられる。なおポリエチレンの
配合量が5重量%未満の場合では、耐候性が十分な効果
が期待できない。また、ポリエチレンの配合量が30重
量%を越えると混合ムラが生じ、均一な物性が得られに
くく、かえって劣化を起こしやすくなる。
ピレンとポリエチレンからなり、その配合比が95:5
〜70:30である場合、耐候性が更に優れた保護用粘
着シートとなるので好ましい。これは、恐らくポリエチ
レンはポリプロピレンに比べて紫外線による劣化が少な
い等の性質を有し、一方ポリプロピレンはポリエチレン
に比べ引張り強度が優れる等の性質を有する。このそれ
ぞれの長所を有するフィルムは、この特定の範囲の配合
で得られ、これが自動車塗膜を保護する粘着シートの基
材に適しているためと考えられる。なおポリエチレンの
配合量が5重量%未満の場合では、耐候性が十分な効果
が期待できない。また、ポリエチレンの配合量が30重
量%を越えると混合ムラが生じ、均一な物性が得られに
くく、かえって劣化を起こしやすくなる。
【0017】また、使用するフィルムとしては、白色に
着色することが好ましい。これは、白色に着色すること
により、太陽光線を反射し、塗膜の温度上昇を抑制でき
るためである。着色剤としては、酸化チタン、酸化亜
鉛、リトポン、鉛白、白亜、硫酸バリウム、アルミナホ
ワイト、シリカホワイト、白土等を、好ましくは隠ぺい
性に優れ白色度の高い酸化チタンを使用するとよく、こ
れらをフィルムに塗布または含有させると効果が大き
い。
着色することが好ましい。これは、白色に着色すること
により、太陽光線を反射し、塗膜の温度上昇を抑制でき
るためである。着色剤としては、酸化チタン、酸化亜
鉛、リトポン、鉛白、白亜、硫酸バリウム、アルミナホ
ワイト、シリカホワイト、白土等を、好ましくは隠ぺい
性に優れ白色度の高い酸化チタンを使用するとよく、こ
れらをフィルムに塗布または含有させると効果が大き
い。
【0018】本発明の自動車保護用粘着シートは、上記
の基材フィルムの一方の面に粘着剤層を設けることによ
り得られる。また、基材フィルムと粘着剤との密着性を
高めるとともに、粘着剤成分が自動車塗膜に移行し塗膜
に曇りが発生することを抑制するため、基材フィルムと
粘着剤層の間に下塗り層を設けることも可能である。下
塗り層は、例えば、アルキレンイミン化合物で変成した
アクリル酸エステル共重合体を主成分とする樹脂等の下
塗り剤に、増粘剤、濡れ剤、レベリング剤、消泡剤、架
橋剤、顔料等を適宜添加した塗液を基材に塗布すること
により設けることができる。
の基材フィルムの一方の面に粘着剤層を設けることによ
り得られる。また、基材フィルムと粘着剤との密着性を
高めるとともに、粘着剤成分が自動車塗膜に移行し塗膜
に曇りが発生することを抑制するため、基材フィルムと
粘着剤層の間に下塗り層を設けることも可能である。下
塗り層は、例えば、アルキレンイミン化合物で変成した
アクリル酸エステル共重合体を主成分とする樹脂等の下
塗り剤に、増粘剤、濡れ剤、レベリング剤、消泡剤、架
橋剤、顔料等を適宜添加した塗液を基材に塗布すること
により設けることができる。
【0019】本発明の自動車塗膜保護用粘着シートにお
いて使用される粘着剤としては、ゴム系粘着剤があげら
れる。例えば、天然ゴム、ポリイソブチレン、イソブチ
レン−イソプレン共重合体、イソブチレン−1−ブテン
共重合体、イソブチレン−n−ブテン共重合体等のゴム
系ポリマーを主成分とし、必要に応じて粘着付与剤、軟
化剤、充填剤、離型剤、顔料、紫外線吸収剤を適宜配合
したものである。尚、ゴム系でない粘着剤、例えばアク
リル系、ビニルエーテル系等の粘着剤の場合、過酷な温
度条件に適用できないので使用できない。
いて使用される粘着剤としては、ゴム系粘着剤があげら
れる。例えば、天然ゴム、ポリイソブチレン、イソブチ
レン−イソプレン共重合体、イソブチレン−1−ブテン
共重合体、イソブチレン−n−ブテン共重合体等のゴム
系ポリマーを主成分とし、必要に応じて粘着付与剤、軟
化剤、充填剤、離型剤、顔料、紫外線吸収剤を適宜配合
したものである。尚、ゴム系でない粘着剤、例えばアク
リル系、ビニルエーテル系等の粘着剤の場合、過酷な温
度条件に適用できないので使用できない。
【0020】本発明の自動車塗膜保護用粘着シートを構
成する方法については、常法に従って、基材或いは基材
に設けた下塗り層上に粘着剤塗液や粘着剤熱溶融液を直
接塗布する方法や、シートの剥離剤層上に粘着剤を塗
布、必要により乾燥して粘着剤層を設け、この粘着剤層
と基材裏面あるいは基材に設けた下塗り層面とを貼合わ
せて仕上げられる。なお、粘着剤を塗布する装置として
は、例えばリバースロールコーター、ナイフコーター、
バーコーター、ダイコーター、ギアーインダイコータ
ー、スロットダイコーター、エアーナイフコーター、リ
バースグラビアコーター、バリオグラビアコーター等が
適宜使用される。粘着剤の塗布量は、乾燥重量で5〜3
0g/m2 、より好ましくは7〜20g/m2 程度の範
囲で調節される。因みに、5g/m2 に満たない塗布量
では、得られる保護用粘着シートの粘着性能が不十分と
なり、30g/m2 を越えるような塗布は、粘着剤がは
み出したり、剥離時に凝集破壊の原因となるおそれがあ
る。
成する方法については、常法に従って、基材或いは基材
に設けた下塗り層上に粘着剤塗液や粘着剤熱溶融液を直
接塗布する方法や、シートの剥離剤層上に粘着剤を塗
布、必要により乾燥して粘着剤層を設け、この粘着剤層
と基材裏面あるいは基材に設けた下塗り層面とを貼合わ
せて仕上げられる。なお、粘着剤を塗布する装置として
は、例えばリバースロールコーター、ナイフコーター、
バーコーター、ダイコーター、ギアーインダイコータ
ー、スロットダイコーター、エアーナイフコーター、リ
バースグラビアコーター、バリオグラビアコーター等が
適宜使用される。粘着剤の塗布量は、乾燥重量で5〜3
0g/m2 、より好ましくは7〜20g/m2 程度の範
囲で調節される。因みに、5g/m2 に満たない塗布量
では、得られる保護用粘着シートの粘着性能が不十分と
なり、30g/m2 を越えるような塗布は、粘着剤がは
み出したり、剥離時に凝集破壊の原因となるおそれがあ
る。
【0021】本発明の自動車塗膜保護用粘着シートは、
その粘着剤層を保護するために、粘着剤層表面に剥離剤
層を有するシートを貼り合わせた構成、あるいは基材フ
ィルムの粘着剤層とは反対面に剥離剤層を設け、巻き取
り状に仕上げた構成で提供される。
その粘着剤層を保護するために、粘着剤層表面に剥離剤
層を有するシートを貼り合わせた構成、あるいは基材フ
ィルムの粘着剤層とは反対面に剥離剤層を設け、巻き取
り状に仕上げた構成で提供される。
【0022】なお、剥離剤としては水、溶剤型あるいは
無溶剤型のシリコーン樹脂、フッ素樹脂、長鎖アルキル
系化合物等を用いることができ、乾燥重量で0.05〜
3g/m2 程度塗被後、熱硬化、電離放射線硬化などに
よって剥離剤層を形成する。また、支持体に直接剥離剤
層を設ける際、支持体と剥離剤との密着性が劣る場合に
は、剥離剤塗布面にコロナ放電処理等の表面活性化処理
を施すことが望ましい。
無溶剤型のシリコーン樹脂、フッ素樹脂、長鎖アルキル
系化合物等を用いることができ、乾燥重量で0.05〜
3g/m2 程度塗被後、熱硬化、電離放射線硬化などに
よって剥離剤層を形成する。また、支持体に直接剥離剤
層を設ける際、支持体と剥離剤との密着性が劣る場合に
は、剥離剤塗布面にコロナ放電処理等の表面活性化処理
を施すことが望ましい。
【0023】
【実施例】以下に実施例を挙げて本発明をより具体的に
説明するが、勿論本発明はそれらに限定されるものでは
ない。尚、例中の部、重量は特に断らない限り、全て固
形分重量で示すものである。
説明するが、勿論本発明はそれらに限定されるものでは
ない。尚、例中の部、重量は特に断らない限り、全て固
形分重量で示すものである。
【0024】実施例1 〔支持体の製造〕 ポリプロピレン樹脂(商品名「FG3D」,三菱化学製) 89部 ルチル型酸化チタン(商品名「R−25」,堺化学製) 10部 滑剤(商品名「SZ−PG」,堺化学製) 0.5部 酸化防止剤(商品名「イルガノックス1010」,チバガイギー製) 0.1部 紫外線吸収剤(商品名「シーソーブ102」,白石カルシウム製)0.4部 上記配合の樹脂混合物を押出機に供給し、押出機で溶融
混練したのちテンター法により二軸延伸して、厚さ40
μmの白色フィルムを得た。このフィルムをマイクロ波
方式による分子配向計(新王子製紙製,MOA−500
1A)を用いて、測定周波数4GHzで測定し、得られ
た透過マイクロ波強度の最大値と最小値の比(最大値/
最小値)をフィルム厚50μmに換算した値(MOR
値)が1.2〜1.5であった。
混練したのちテンター法により二軸延伸して、厚さ40
μmの白色フィルムを得た。このフィルムをマイクロ波
方式による分子配向計(新王子製紙製,MOA−500
1A)を用いて、測定周波数4GHzで測定し、得られ
た透過マイクロ波強度の最大値と最小値の比(最大値/
最小値)をフィルム厚50μmに換算した値(MOR
値)が1.2〜1.5であった。
【0025】〔保護用粘着シートの製造〕このフィルム
の両面にコロナ放電処理を施し、片面に長鎖アルキル系
剥離剤を乾燥重量が0.1g/m2 となるようにバーコ
ーターで塗布、乾燥して剥離剤層を形成した。そして、
上記フィルムの剥離剤層と反対面にポリイソブチレン
(商品名「オパノールB50SF,BASF製)を主成
分とする粘着剤を乾燥重量が20g/m2 となるように
ナイフコーターで塗布、乾燥して本発明の自動車塗膜保
護用粘着シートを得た。
の両面にコロナ放電処理を施し、片面に長鎖アルキル系
剥離剤を乾燥重量が0.1g/m2 となるようにバーコ
ーターで塗布、乾燥して剥離剤層を形成した。そして、
上記フィルムの剥離剤層と反対面にポリイソブチレン
(商品名「オパノールB50SF,BASF製)を主成
分とする粘着剤を乾燥重量が20g/m2 となるように
ナイフコーターで塗布、乾燥して本発明の自動車塗膜保
護用粘着シートを得た。
【0026】実施例2 〔支持体の製造〕 ポリプロピレン樹脂(商品名「FG3D」,三菱化学製) 79部 低密度ポリエチレン樹脂(商品名「EH−30」,三菱化学製) 10部 ルチル型酸化チタン(商品名「R−25」,堺化学製) 10部 滑剤(商品名「SZ−PG」,堺化学製) 0.5部 酸化防止剤(商品名「イルガノックス1010」,チバガイギー製) 0.1部 紫外線吸収剤(商品名「シーソーブ102」,白石カルシウム製)0.4部 上記配合の樹脂混合物を用いた以外は実施例1と同様に
して本発明の自動車塗膜保護用粘着シートを得た。な
お、フィルムのMOR値は1.3〜1.7であった。
して本発明の自動車塗膜保護用粘着シートを得た。な
お、フィルムのMOR値は1.3〜1.7であった。
【0027】実施例3 [支持体の製造] ポリプロピレン樹脂(商品名「FG3D」,三菱化学製) 64部 低密度ポリエチレン樹脂(商品名「EH−30」,三菱化学製) 25部 ルチル型酸化チタン(商品名「R−25」,堺化学製) 10部 滑剤(商品名「SZ−PG」,堺化学製) 0.5部 酸化防止剤(商品名「イルガノックス1010」,チバガイギー製) 0.1部 紫外線吸収剤(商品名「シーソーブ102」,白石カルシウム製)0.4部 上記配合の樹脂混合物を用いた以外は実施例1と同様に
して本発明の自動車塗膜保護用粘着シートを得た。な
お、フィルムのMOR値は1.3〜1.8であった。
して本発明の自動車塗膜保護用粘着シートを得た。な
お、フィルムのMOR値は1.3〜1.8であった。
【0028】実施例4 [支持体の製造] ポリプロピレン樹脂(商品名「FG3D」,三菱化学製) 54部 低密度ポリエチレン樹脂(商品名「EH−30」,三菱化学製) 35部 ルチル型酸化チタン(商品名「R−25」,堺化学製) 10部 滑剤(商品名「SZ−PG」,堺化学製) 0.5部 酸化防止剤(商品名「イルガノックス1010」,チバガイギー製) 0.1部 紫外線吸収剤(商品名「シーソーブ102」,白石カルシウム製)0.4部 上記配合の樹脂混合物を用いた以外は実施例1と同様に
して本発明の自動車塗膜保護用粘着シートを得た。な
お、フィルムのMOR値は1.6〜2.0であった。
して本発明の自動車塗膜保護用粘着シートを得た。な
お、フィルムのMOR値は1.6〜2.0であった。
【0029】実施例5 テンター法にて二軸延伸する際、横方向の延伸割合を5
0%減少させた以外は実施例2と同様にして本発明の自
動車塗膜保護用粘着シートを得た。なお、フィルムのM
OR値は3.1〜3.4であった。
0%減少させた以外は実施例2と同様にして本発明の自
動車塗膜保護用粘着シートを得た。なお、フィルムのM
OR値は3.1〜3.4であった。
【0030】比較例1 テンター法によらず、溶融した混合樹脂をTダイからキ
ャスティングドラム上に押出し、冷却してそのまま巻き
取り、無延伸の厚さ40μmの白色フィルムとした以外
は実施例2と同様にして自動車塗膜保護用粘着シートを
製造した。なお、フィルムのMOR値は1.2〜1.4
であった。
ャスティングドラム上に押出し、冷却してそのまま巻き
取り、無延伸の厚さ40μmの白色フィルムとした以外
は実施例2と同様にして自動車塗膜保護用粘着シートを
製造した。なお、フィルムのMOR値は1.2〜1.4
であった。
【0031】比較例2 テンター法によらず、溶融した混合樹脂をTダイからキ
ャスティングドラム上に押出し、冷却してそのまま巻き
取り、無延伸の厚さ40μmの白色フィルムとした以外
は実施例3と同様にして自動車塗膜保護用粘着シートを
製造した。なお、フィルムのMOR値は1.3〜1.6
であった。
ャスティングドラム上に押出し、冷却してそのまま巻き
取り、無延伸の厚さ40μmの白色フィルムとした以外
は実施例3と同様にして自動車塗膜保護用粘着シートを
製造した。なお、フィルムのMOR値は1.3〜1.6
であった。
【0032】このようにして得られた支持体と自動車塗
膜保護用粘着シートについて、下記の評価を行い、得ら
れた結果を表1に示した。
膜保護用粘着シートについて、下記の評価を行い、得ら
れた結果を表1に示した。
【0033】〔評価〕 〔加工適性〕 「溶剤による伸縮度」粘着加工する際における支持体の
寸法安定性を判断するため、得られた支持体の溶剤によ
る伸縮度を評価した。フェンチェル伸縮度試験機(熊谷
理機工業製)を用いてトルエン中に試験片を1分間浸し
て、縦方向、横方向の最大伸縮率を測定した。数値が小
さいほど寸法が安定していることを示す。
寸法安定性を判断するため、得られた支持体の溶剤によ
る伸縮度を評価した。フェンチェル伸縮度試験機(熊谷
理機工業製)を用いてトルエン中に試験片を1分間浸し
て、縦方向、横方向の最大伸縮率を測定した。数値が小
さいほど寸法が安定していることを示す。
【0034】〔作業適性〕 「引裂強度」自動車塗膜保護用粘着シートを車体に貼着
した後、切断の容易さを判断するため、得られた支持体
の縦方向,横方向の引裂強度で評価した。JIS P
8116に準じて縦方向、横方向の引裂強度を測定し
た。数値が小さく、且つ、縦方向と横方向の強度の差が
少ないほど切断加工が行い易いことを示す。
した後、切断の容易さを判断するため、得られた支持体
の縦方向,横方向の引裂強度で評価した。JIS P
8116に準じて縦方向、横方向の引裂強度を測定し
た。数値が小さく、且つ、縦方向と横方向の強度の差が
少ないほど切断加工が行い易いことを示す。
【0035】〔耐候性〕耐候性を評価するため、下記の
長期暴露試験を行い、各評価を行った。 (長期暴露試験)試験片を、サンシャインキセノンロン
グライフウェザーメーター(スガ試験機製)に入れ、1
サイクル(温度63℃,R.H.40%の条件:6時
間、雨の条件:20分、温度23℃,R.H.65
%の条件:1時間)を140回繰り返した。
長期暴露試験を行い、各評価を行った。 (長期暴露試験)試験片を、サンシャインキセノンロン
グライフウェザーメーター(スガ試験機製)に入れ、1
サイクル(温度63℃,R.H.40%の条件:6時
間、雨の条件:20分、温度23℃,R.H.65
%の条件:1時間)を140回繰り返した。
【0036】「接着力」ガラス転移点が95℃の黒色の
アルキッド・メラミン塗膜を有する鋼板に、得られた自
動車塗膜保護用粘着シートを23℃下で2kgのゴムロ
ーラーを1往復させて接着し、30分間放置して試験片
を得た。この試験片について長期暴露試験を行った。試
験後、試験片を室温23℃,R.H.65%の雰囲気
で、引張試験機にて試験板に対して180℃の方向に、
幅25mm,毎分300mmの速さで引き剥がした際の
接着力を測定した。接着力が高いものは、粘着剤層が高
温に晒されたことを意味し、耐候性が劣ることが判断で
きる。
アルキッド・メラミン塗膜を有する鋼板に、得られた自
動車塗膜保護用粘着シートを23℃下で2kgのゴムロ
ーラーを1往復させて接着し、30分間放置して試験片
を得た。この試験片について長期暴露試験を行った。試
験後、試験片を室温23℃,R.H.65%の雰囲気
で、引張試験機にて試験板に対して180℃の方向に、
幅25mm,毎分300mmの速さで引き剥がした際の
接着力を測定した。接着力が高いものは、粘着剤層が高
温に晒されたことを意味し、耐候性が劣ることが判断で
きる。
【0037】「変色」上記接着力の評価と同様に長期暴
露試験を行い、剥がした保護用粘着シートの変色状態を
評価した。 (評価基準) ○:ほとんど変化無し △:やや黄変 ×:黄変
露試験を行い、剥がした保護用粘着シートの変色状態を
評価した。 (評価基準) ○:ほとんど変化無し △:やや黄変 ×:黄変
【0038】〔引張強度〕車体から自動車塗膜保護用粘
着シートを剥離する容易さを判断するため、支持体の引
張強度を評価した。得られた支持体を、上記長期暴露試
験を行った後、JIS C 2318に準じて、縦方
向、横方向について引張強度を測定した。数値が小さい
と剥離の際にフィルムが切れてしまうおそれがあるの
で、数値は大きい程よい。また、縦方向と横方向の引張
強度の差が少ないほど、剥がす際の方向性がないので、
車体より保護フィルムを剥がすことが容易であることが
言える。
着シートを剥離する容易さを判断するため、支持体の引
張強度を評価した。得られた支持体を、上記長期暴露試
験を行った後、JIS C 2318に準じて、縦方
向、横方向について引張強度を測定した。数値が小さい
と剥離の際にフィルムが切れてしまうおそれがあるの
で、数値は大きい程よい。また、縦方向と横方向の引張
強度の差が少ないほど、剥がす際の方向性がないので、
車体より保護フィルムを剥がすことが容易であることが
言える。
【0039】〔総合評価〕上記試験結果を総合的に評価
した。 総合評価基準 ◎:極めて優れる。 ○:優れる。 △:やや問題があるが、実用上問題はない。 ×:自動車用塗膜保護用として使用できない。
した。 総合評価基準 ◎:極めて優れる。 ○:優れる。 △:やや問題があるが、実用上問題はない。 ×:自動車用塗膜保護用として使用できない。
【0040】
【表1】
【0041】表1から、表面基材として二軸延伸のポリ
オレフィンフィルムを用いた各実施例は、加工適性、作
業適性、耐候性に優れたものであることがわかる。無延
伸のポリオレフィンフィルムを用いた比較例は、全ての
評価で劣るものであり、特に、耐候性試験を行った後の
接着力が大幅に増加するばかりか糊残りまで生じてしま
い、自動車塗膜保護用としては使用できないものであ
る。
オレフィンフィルムを用いた各実施例は、加工適性、作
業適性、耐候性に優れたものであることがわかる。無延
伸のポリオレフィンフィルムを用いた比較例は、全ての
評価で劣るものであり、特に、耐候性試験を行った後の
接着力が大幅に増加するばかりか糊残りまで生じてしま
い、自動車塗膜保護用としては使用できないものであ
る。
【0042】各実施例のなかでも、MOR値が3を越え
た実施例5は、引裂強度と耐候試験後引張強度で縦方向
と横方向の値にやや差が見られ、切断作業や剥離作業が
他の実施例に比べ劣る。即ち、MOR値が3以下の二軸
延伸フィルムが好ましいことがわかる。
た実施例5は、引裂強度と耐候試験後引張強度で縦方向
と横方向の値にやや差が見られ、切断作業や剥離作業が
他の実施例に比べ劣る。即ち、MOR値が3以下の二軸
延伸フィルムが好ましいことがわかる。
【0043】また、実施例1のポリプロピレンだけで製
造したものは、他の実施例2,3に比べ、接着力が高く
なり、また変色が生じている。このことは、ポリプロピ
レンだけの場合、耐候性が劣る傾向にあることがわか
る。一方、ポリプロピレンにポリエチレンを多量に配合
した実施例4の場合も、接着力が増加しているように、
耐候性が劣る傾向にあることがわかる。ポリプロピレン
とポリエチレンが95:5〜70:30の割合で配合さ
れた実施例2,実施例3が特に自動車保護用粘着シート
として優れることがわかる。
造したものは、他の実施例2,3に比べ、接着力が高く
なり、また変色が生じている。このことは、ポリプロピ
レンだけの場合、耐候性が劣る傾向にあることがわか
る。一方、ポリプロピレンにポリエチレンを多量に配合
した実施例4の場合も、接着力が増加しているように、
耐候性が劣る傾向にあることがわかる。ポリプロピレン
とポリエチレンが95:5〜70:30の割合で配合さ
れた実施例2,実施例3が特に自動車保護用粘着シート
として優れることがわかる。
【0044】
【発明の効果】実施例より明らかなように、本発明の自
動車保護用粘着シートは二軸延伸したポリオレフィン系
樹脂から成る基材フィルムの一方の面にゴム系粘着剤層
を形成することにより、特に粘着シートの製造時の寸法
安定性に優れるとともに、車体に施行する際に方向性に
関係なく形状に合わせてカッティングしやすく、また施
行後は耐候性に優れ、除去時にはあらゆる方向から剥離
しても破れることなく除去できるものである。
動車保護用粘着シートは二軸延伸したポリオレフィン系
樹脂から成る基材フィルムの一方の面にゴム系粘着剤層
を形成することにより、特に粘着シートの製造時の寸法
安定性に優れるとともに、車体に施行する際に方向性に
関係なく形状に合わせてカッティングしやすく、また施
行後は耐候性に優れ、除去時にはあらゆる方向から剥離
しても破れることなく除去できるものである。
Claims (3)
- 【請求項1】二軸延伸したポリオレフィン系樹脂から成
る基材フィルムの一方の面にゴム系粘着剤層を設けてな
ることを特徴とする自動車塗膜保護用粘着シート。 - 【請求項2】基材フィルムが、測定周波数4GHzのマ
イクロ波方式により測定される、透過マイクロ波強度の
最大値と最小値の比をフィルム厚50μmに換算した値
が3以下のフィルムである請求項1記載の自動車塗膜保
護用粘着シート。 - 【請求項3】ポリオレフィン系樹脂が、ポリプロピレン
とポリエチレンが95:5〜70:30の割合で配合さ
れた樹脂である請求項1または請求項2記載の自動車塗
膜保護用粘着シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26736695A JPH09111210A (ja) | 1995-10-16 | 1995-10-16 | 自動車塗膜保護用粘着シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26736695A JPH09111210A (ja) | 1995-10-16 | 1995-10-16 | 自動車塗膜保護用粘着シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09111210A true JPH09111210A (ja) | 1997-04-28 |
Family
ID=17443836
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26736695A Pending JPH09111210A (ja) | 1995-10-16 | 1995-10-16 | 自動車塗膜保護用粘着シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09111210A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999036284A1 (en) * | 1998-01-16 | 1999-07-22 | Kwan Suk Park | Detachable transparent cover |
| JP2012003007A (ja) * | 2010-06-16 | 2012-01-05 | Toyobo Co Ltd | 偏光板離型用二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム |
-
1995
- 1995-10-16 JP JP26736695A patent/JPH09111210A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1999036284A1 (en) * | 1998-01-16 | 1999-07-22 | Kwan Suk Park | Detachable transparent cover |
| JP2012003007A (ja) * | 2010-06-16 | 2012-01-05 | Toyobo Co Ltd | 偏光板離型用二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム |
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