JPH09111685A - 抄紙機に用いられる、液体を第1のレベルから、より高い第2のレベルにまで搬送するための装置 - Google Patents
抄紙機に用いられる、液体を第1のレベルから、より高い第2のレベルにまで搬送するための装置Info
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- JPH09111685A JPH09111685A JP8244763A JP24476396A JPH09111685A JP H09111685 A JPH09111685 A JP H09111685A JP 8244763 A JP8244763 A JP 8244763A JP 24476396 A JP24476396 A JP 24476396A JP H09111685 A JPH09111685 A JP H09111685A
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Abstract
特性が生ぜしめ、脈動をほとんど有しない搬送を得る。 【解決手段】 管路32を通る流体の流れを制御するた
めの絞り弁28が設けられており、該絞り弁が、流体の
流れを調節するために制御されて、管路32を通るガス
流の増大時に絞り弁28が少なくとも部分的に閉じら
れ、管路32を通るガス流が少ないときには絞り弁28
が開かれる。
Description
る、特にローラから液体を吸い出すために、第1の室内
の液体の上方のガス圧と、第2の室内の液体の上方のガ
ス圧との圧力差の作用を利用して、液体を第1の室にお
ける第1のレベルから管路によって第2の室における第
2の、より高いレベルにまで搬送するための装置および
方法に関する。
は、ドイツ連邦共和国特許出願公開第4401582号
明細書に基づき公知である。この公知の装置では、第1
のレベルから、より高い第2のレベルへの液体搬送が、
第1の室(流入室)と第2の室(流出室)との間のガス
圧差を利用して行われる。不安定な流れ特性や脈動を回
避し、かつ第1のレベルから第2のレベルに通じた接続
管路内のガス量をできるだけ少なくするために、液体を
吸い込むための吸込管路にはガス分離器が配置されてい
る。このガス分離器からは、液体が別の管路によって第
2のレベルにまで引き続き搬送される。
度を有する液体では満足に作動するが、しかし高い粘度
を有する液体または比較的強い気泡形成傾向の場合に
は、もやは十分な機能が保証されていないことが判っ
た。この場合には、一般的にガス圧差を利用して液体を
流入部から、より高いレベルに位置する流出部へ搬送す
る際に生じる問題と同じ問題が生ぜしめられる。すなわ
ち、液体と共に一般にある程度の量のガス量が搬送され
てしまう。ガスが液体と共に管路を通って流れるやいな
や、非定常の流れ特性が生じる。ガスの割合が増大すれ
ばするほど、搬送される液体の通過量はますます増大す
る。なぜならば、このガスが液体を連行するからであ
る。しかし流入室では無制限の量のガスが提供されてい
るわけではないので、流入室では圧力がすぐに低下す
る。その結果、圧力差が存在しなくなることに基づき、
もはや液体搬送は行われなくなる。これにより、流入室
内の液体量は再び増大し、その結果、再び十分に大きな
圧力差が提供され、これにより液体は管路を通じて吸い
出される。したがって、吸込管路にガス分離器が配置さ
れているにもかかわらず、望ましくない脈動や不安定な
流れ特性が生じる。さらに、複数の吸込管が平行に配置
されている場合でも、液体が吸込管入口に供給される限
り、常時全ての吸込管が液体を搬送することは、もはや
保証されていない。
において、たとえば抄紙機の乾燥シリンダまたはシュー
型プレスにおいて生じる。乾燥シリンダでは、サイホン
を用いて凝縮物がシリンダ内室から外部へ導出されなけ
ればならない。シュー型プレスでは、プレス外套が、静
圧的に(hydrostatisch)押圧されたプレ
スシューを介して液膜に沿って、動圧的な(hydro
dynamisch)潤滑くさび(オイルウエッジ)上
を回転する。この場合、潤滑膜を安定的に維持するため
には、過剰の潤滑剤がプレスシューの周囲から吸い出さ
れて、再び新しい潤滑剤が別の個所で供給されなければ
ならない。
の連続的な搬送が保証されて、安定的な流れ特性が生ぜ
しめられ、脈動をほとんど有しない搬送が得られるよう
な、抄紙機に用いられる、ガス圧差を利用して液体を第
1の室内の第1のレベルから管路によって、より高い第
2のレベルにまで搬送するための装置および方法を提供
することである。この場合、搬送のために必要となるガ
ス容量はできるだけ少なく保持されることが望ましい。
さらに、液体の状態変化に対するできだけ大きな安定性
が得られることが望ましい。特に、搬送を行うために消
費されるガス量とほぼ同じ量またはそれどころかガス量
よりも大きな量の液体が搬送される場合でも、信頼性の
良い作業が保証されることが望ましい。
に本発明の装置の構成では、前記管路を通る流体の流れ
を制御するための絞り弁が設けられており、該絞り弁
が、前記管路を通るガス流の増大時に流体の流れを絞る
ために制御されているようにした。
方法の構成では、前記管路を通って流れるガス量が増大
すると、前記管路を通る流体の流れを絞るようにした。
る。すなわち、第1の室から吸い出された流体の流れに
おいてガス量が増大するときには常に、搬送される流体
量が吸込用の管路によって絞られるようになる。管路内
のガス量が増大すると、吸い出される液体の量は連行効
果に基づき全体的に著しく増大するので、絞りによりこ
の連行効果が阻止される。これにより、吸い出される液
体量は定常の、安定的な値に制御されるようになる。こ
の手段は高い粘度の液体の場合または比較的強い気泡形
成傾向の場合でも、極めて信頼性良く機能する。なぜな
らば、導出される液体量を制御するために、慣用の形式
の装置における不均一な導出の原因となっていた基準
量、つまり第1の室から第2の室へ搬送されるガス量が
直接に利用されるからである。
ベルにまで搬送するために比較的少量のガス量しか必要
とならないことにある。搬送される液体と、使用される
ガス容量との質量割合は約1:10〜約10:1の範囲
にあると有利である。この場合、約1:1の割合が目標
とされる。
または第2の室に、ガス通流量を検出するセンサが配置
されている。検出されたガス通流量に関連して、第1の
室から第2の室に通じた管路に設けられた絞り弁を作動
部材により制御することができる。この場合、ガス通流
量が増大すると、管路を通る流体の流れは絞られる。当
然ながら、センサは、導出される流体中のガス量の増大
時に絞り弁の絞りを実施するために別の作動量を検出す
ることもできる。すなわち、たとえばガス通流量の代わ
りに、最も簡単な事例では、単に第1の室と第2の室と
の間の圧力差を検出することもできる。また、作動部材
の種々様々な構成も考えられる。
が第2の室に設けられた浮力体に開口しており、この浮
力体は少なくとも部分的に第2の室内の液体に浸漬され
ており、この浮力体の浮力により前記絞り弁が制御され
る。
れる。なぜならば、当然ながら前記管路を通じて浮力体
内部に搬送されるガス量に関連している、浮力体の浮力
を、絞り弁の調節のために直接に利用することができる
ので、別個の作動部材を不要にすることができるからで
ある。
第2の室内の液面の高さを一定に保持するか、またはほ
ぼ一定に保持することは、絞り弁の制御を機能させるた
めには必ずしも必要であるとは限らないが、しかし本発
明のさらに別の有利な構成では、第2の室内の液面の高
さを一定に保持するための装置が設けられている。
部変動とは全く無関係な制御を達成することができる。
最も単純な事例では、液面の高さを一定に保持するため
の装置は、オーバフロー堰またはこれに類するものから
成っていてよい。その他にも、液面の高さを一定に保持
するためには当然ながら別の手段が考えられる。たとえ
ば、互いに連通した管の連通管原理に基づき機能するオ
ーバフロー手段またはレベルセンサを用いて液面の高さ
を一定に保持するための装置が考えられる。この場合、
このレベルセンサを介して対応する流出弁が開閉され
る。
は、前記浮力体が、下方に向かって開いた鐘形の浮力体
として形成されており、該浮力体の上端部が通気ノズル
を有している。
れる。専ら液体だけが前記管路を通じて搬送されると、
液体は鐘形の浮力体の下端部で流出し、この鐘形の浮力
体は浮力を発生させることができない。なぜならば、鐘
形体内部にガス量が溜まらないからである。連行され
た、極めて少量のガス量は通気ノズルを通じて直接に外
部へ流出する。したがって、浮力体はその固有重量に基
づき下方に向かって降下し、これにより絞り弁は開かれ
た状態のままとなる。前記管路を通じて搬送される流体
の流れのガス量が増大すると、より大きなガス量が鐘形
の浮力体に流入する。このガス量は通気ノズルを介して
直ちに上方へ逃出することができない。したがって、鐘
形の浮力体は封入されたガス量に基づき、上方への浮力
を受ける。この浮力は絞り弁を絞るために利用すること
ができる。前記管路を通る流体の流れの絞りに基づき、
搬送される流体の流れにおけるガス量が減少すると、鐘
形の浮力体の下に溜まったガス量は徐々に通気ノズルを
介して上方へ逃出するので、浮力体の浮力は減衰し、絞
り弁は再び大きく開かれる。
絞り弁が、前記管路に沿って摺動可能なスライドスリー
ブを有しており、該スライドスリーブを介して、前記管
路に設けられた流出開口が少なくとも部分的に閉鎖可能
である。
れる。
イドスリーブが、前記管路に沿って鉛直方向で摺動可能
に配置されていて、前記浮力体に固く結合されている。
簡単な制御が得られ、これにより浮力が小さい場合また
は浮力が存在していない場合に流出開口が開かれるか、
または浮力の増大時に流出開口が減小させられて、前記
管路を通る流体の流れが絞られる。
管路が、管として形成されており、該管が、第1のレベ
ルに設けられた少なくとも1つの流入開口と、第2のレ
ベルに設けられた少なくとも1つの流出開口とを有して
おり、前記絞り弁が、前記管内に案内されたピストンを
有しており、該ピストンによって前記流入開口が少なく
とも部分的に閉鎖可能であり、前記ピストンが、ピスト
ンロッドの下端部に固定されており、該ピストンロッド
が、前記管の上端部に摺動可能に案内されており、ピス
トンロッドの上端部が、前記浮力体に固く結合されてい
る。
に絞り弁によって通流を減小させるために、浮力体の浮
力が利用される。しかし前で述べた構成とは異なり、こ
の構成では前記管路の流入部で制御が行われる。すなわ
ち、浮力の増大時に少なくとも1つの流入開口がピスト
ンによって減小させられる。このためには、浮力体がピ
ストンロッドを介してピストンに固く結合されている。
前記管路を通るガス流が増大し、ひいては浮力体の浮力
が増大すると、前記流入開口はピストンを介して減小さ
せられ、これにより流体の流れは絞られる。
な浮力では前記絞り弁が十分に開かれているように前記
浮力体がばねによってプレロード、つまり予負荷をかけ
られている。
ことができる。なぜならば、戻しのために浮力体の重力
だけが利用されるのではなく、ばねのプレロードも利用
されるからである。このプレロードはさらに各使用事例
に合わせて調整することができる。この場合、非線状の
制御特性線を形成するために、プログレッシブに作用す
るばねも可能である。
浮力体の上側の終端位置と下側の終端位置とを制限する
ための上側のストッパと下側のストッパとが設けられて
いる。
前記管路の出口側で制御が行われる構成では、スライド
スリーブのためのストッパとして前記管路に突起を設け
るだけで十分である。
る場合には、ピストンのための下側のストッパとして栓
体を使用することができる。この栓体は、ピストンが圧
力補償開口によって貫通されている場合には、前記管路
の下端部を閉鎖している。上側のストッパとしては、浮
力体のための外部ストッパを使用するか、またはピスト
ンロッドに設けられた突起を使用することができる。こ
の突起でピストンロッドは鉛直な管の上端部に設けられ
た案内部に当接する。
が超えられると開く圧力制御弁を介して、前記管路が前
記絞り弁を迂回して直接に第2の室に接続されている。
たは極端に非定常の過程において付加的な安全性が得ら
れる。なぜならば、原則的に絞り弁が閉じられている場
合でも、前記圧力制御弁の規定の差圧が超えられた場合
には通流が可能となるからである。
の管路を備えているローラの場合では、各管路が本発明
による吸い出し装置に連結されていると有利である。
少量のガス使用が確保される。
面につき詳しく説明する。
レスローラ12が概略的に示されている。このシュー型
プレスローラ12は公知の形式で、外側の両ジャーナル
で支承された支持体(図示しない)と、プレスシュー1
4とを有している。閉じられたプレス外套16は、この
プレスシュー14を介して、動圧的(hydrodyn
amisch)な潤滑膜に沿って回転する。プレスシュ
ー14は図2から良く判るように、押圧エレメント60
を介して静圧的に(hydrostatisch)対応
ローラ(図示しない)に押圧され、これにより、少なく
とも1つのフェルトウェブと共にプレスギャップを通っ
て案内される含水紙ウェブが脱水される。
けを説明する目的で、図面を見易くするために支持体お
よびシュー型プレスローラの別の構成部分は図示してい
ない。
2の端面側で側板64(図3参照)によってシールされ
ているので、プレス外套16によって取り囲まれた第1
の室18または流入室が形成される。この第1の室18
または流入室の内部には、ガス圧p1が形成される。
いても、プレス外套16のための十分な動圧的な潤滑膜
を保証するためには、プレスシュー14の範囲で多数の
開口を介して常時、潤滑剤が供給されなければならな
い。図1に矢印17で示したようにシュー型プレスロー
ラ12が逆時計回り方向で回転する場合は、過剰の潤滑
剤がプレスシューの左手前の範囲に溜まる。この過剰潤
滑剤は常時、吸い出されなければならないので、管路3
2を介して上部に位置する第2の室20へ搬送される。
この第2の室20は容器22によって取り囲まれてい
る。第2の室20内では、液面36の上方にガス圧p2
が生ぜしめられる。このガス圧p2は、第1の室18内
の液面34の上方に形成されるガス圧p1よりも低く形
成される。過剰潤滑剤は管路32の下端部に設けられた
開口を通じて吸い込まれて、ガス圧差p1−p2に基づ
き第2の室20に搬送される。第2の室20には、セン
サ24が配置されている。このセンサ24は、管路32
を介して第2の室20に流入するガスのガス通流量もし
くは第2の室20から外部へ導出されたガスの量を検出
する。管路32には、絞り弁28が設けられている。こ
の絞り弁28は、センサ24によって検出された信号に
基づき、制御導線30を介して作動部材26により制御
され得る。
スを第1の室18から第2の室20へ搬送することが意
図されるので、絞り弁28は作動部材26を介して、セ
ンサ24により検出された信号に関連して制御され、こ
の場合、センサ24によって検出されたガス通流量が増
大すると、絞り弁28によって通流量が減少させられ
る。逆に、搬送されるガス量が、調節された値よりも下
に低下すると、絞り弁28は開かれる。これにより、プ
レスシュー14の手前の第1の液面34は最低レベルに
保持されるようになり、また複数の管路32が平行に配
置されている場合でも、差圧p1−p2の減衰は生じ得
ない。したがって、管路32を通じて、過剰潤滑剤の、
十分に層状(laminar)の連続的な吸込みが生ぜ
しめられ、このような吸込みは脈動等を有しない。
ガスとの間の質量割合は約1:10〜10:1の範囲に
ある。ただし、たいていは約1:1の範囲の値が生じる
ので、液体を、より高いレベルにまで搬送するために極
めて少量のガスしか必要とならない。
する変化実施例によるシュー型プレスローラ12′が示
されている。
シュー14とに対して付加的に、支持体42も概略的に
図示されている。この支持体42の横断面はダブルT字
形のビームの基本形状を有している。この支持体42の
上端部と下端部は、回転するプレス外套16を案内する
ために円区分状に丸められている。支持体42は中心ウ
ェブ58を有しており、この中心ウェブ58は上側の半
部と、下側の半部とを結合している。支持体42はシュ
ー型プレスローラ12′の両端部でジャーナル62,8
8(図4参照)に移行している。両ジャーナル62,8
8は機械フレームに設けられたボールブシュに支承され
ていてよい(図示しない)。支持体42のジャーナル6
2,88は、それぞれ同軸的な開口もしくはジャーナル
孔54;90によって貫通されている。ジャーナル6
2;88には、側板64も回転軸受け66を介して回転
可能に支承されている。この回転軸受け66を介して、
プレス外套16によって取り囲まれた第1の室18は端
面側でシールされている。
左側に並設された中空室には、容器22が設けられてい
る(図2)。この容器22はシュー型プレスローラ1
2′の、図面で見て右側の、ガイド側のジャーナル88
に対してシールされていて、伝動装置側で支持体42に
密に接続されている。潤滑剤を導出するためには、中心
ウェブ58の端部に設けられた切欠き56が働く。この
切欠き56によって第2の室20はジャーナル62のジ
ャーナル孔54に接続されている(図3)。潤滑剤の供
給は、両ジャーナル孔54,90のいずれか一方を介し
て供給管路(図示しない)によって行うことができる。
ル(図示しない)を備えた下端部38を有している。こ
の流入ノズルはプレスシュー14の手前で液体に浸漬さ
れている。管路32は鉛直な管として形成されていて、
その上端部40の範囲には、細長いスリットとして形成
された1つまたは複数の流出開口48を有している。管
路32には、スライドスリーブ52が設けられている。
このスライドスリーブ52は流出開口48の範囲で摺動
可能であり、これにより流出開口48を開閉することが
できる。
によって取り囲まれている。この浮力体46は下方に向
かって開いた鐘形またはポット形の浮力体として形成さ
れていて、ロッド50を介してスライドスリーブ52に
固く結合されている。浮力体46の上端部には、通気ノ
ズル44が設けられている。この通気ノズル44によ
り、浮力体46によって取り囲まれた室からガスが上方
に向かって第2の室20内へゆっくりと逃出することが
可能となる。
式は次の通りである:たとえばブロワによって維持する
ことのできるガス圧差p1−p2に基づき、管路32の
下端部に設けられた流入ノズルを介して、液体が上方に
導出される。スライドスリーブ52が浮力体46の固有
重量に基づきその下側の終端位置または下側の終端位置
の近傍に位置していて、これにより流出開口48が開放
される場合には、この液体は流出開口48を通じて流出
することができる。管路32によって連行されるガス量
が増大して、もはやこのガス量が直ちに通気ノズル44
を介して浮力体46から上方に逃出できなくなると、浮
力体46の内部に徐々に気泡が溜まり、この気泡により
浮力体46は浮力を受ける。なぜならば、この浮力体は
少なくとも部分的に第2の室20内の液体に浸漬されて
いるからである。この浮力が浮力体46の固有重量を上
回ると、浮力体46はスライドスリーブ52と共に上方
に移動し、ひいては流出開口48を閉鎖し始めるので、
管路32を通る流れは減じられる。それと同時に、管路
32を通じて搬送されるガス量も減少するので、浮力体
46内の気泡は通気ノズル44を介して再び徐々に排気
され得る。これにより、浮力は減衰し、スライドスリー
ブ52は再び下方へ移動させられる。
流体は連行されるガス量に関連して制御されるようにな
る。
定に保持されると有利である。このためには、たとえば
オーバフロー堰として働く、図3に示したオーバフロー
薄板51を設けることができる。第2の室20内の液面
36の高さは、浮力体46が少なくとも部分的に液体に
浸漬されている限りは問題にならない。すなわち、浮力
体46が液体中に完全に浸漬されている状態で生ぜしめ
られる液面36においても、この液面36のレベルより
も低いが、しかし浮力体46がまだ部分的に液体に浸漬
されている場合に生ぜしめられる液面36′において
も、機能性は確保されている。
が拡大されて図示されている。付加的に図5には、スラ
イドスリーブ50の移動距離を制限するための、管路3
2に設けられた上側のストッパ68と、下側のストッパ
70とが認められる。図5に示した実施例では、浮力体
46が下方に向かって少しだけ拡張していてもよい。こ
れにより、たとえば少しだけ変えられた制御特性線が調
節される。その他の点で図5に示した実施例は、図2〜
図4につき説明した実施例に一致している。
されている。この絞り弁は符号28′で示されている。
その他の構成部分に対しても、対応する符号が使用され
る。接続用の管路32′は鉛直な管として形成されてお
り、この管の下端部は栓体84によって閉鎖されてお
り、上端部はリング86によって閉鎖されている。栓体
84の上方では、管路32′の側壁に複数の流入開口7
6が設けられており、管路32′の上端部の範囲には、
複数の流出開口48′が設けられている。管路32′の
内部には、ピストン74が摺動可能に案内されている。
流入開口76はこのピストン74を介して閉鎖可能であ
る。ピストン74はピストンロッド72に固く結合され
ている。このピストンロッド72の上端部は管路32′
から上方へ突出しており、ピストンロッド72はリング
86に摺動可能に案内されている。ピストンロッド72
の上端部は浮力体46′に設けられたつば80に固く結
合されている。この浮力体46′のその他の構成は図2
〜図5の実施例につき説明した浮力体46の構成に完全
に一致している。
鉛直方向で貫通されているので、ピストン74は下方に
向かって栓体84にまで移動することができる。この栓
体84は下側の終端位置のためのストッパとして働く。
ピストン74の上側の終端位置はストッパ102によっ
て制限されている。このストッパ102は容器22に固
定されている(図示しない)。したがって、ピストン7
4は鉛直な管として形成された管路32′の内部で、規
定の量だけ上下に摺動可能となる。この摺動量は、浮力
体46′のつば80がストッパ102に当接することに
より上方で制限されていて、かつピストン74が管路3
2′の下端部に設けられた栓体84に当接することによ
り下方で制限されている。つば80とストッパ102と
の間には、付加的にコイルばね82が配置されている。
このコイルばね82により、浮力体46′は下方に向か
って負荷される。
り弁28′として作用する。この絞り弁の通流量は流入
開口76に対するピストンの位置に基づき規定される。
圧力補償開口78により、ピストン74が栓体84に当
接する下側の終端位置にまで運動することが可能とな
る。
御特性線の、一層微妙な調整を行うことができる。なぜ
ならば、戻し力が浮力体の固有重量もしくはピストンロ
ッドおよびピストンの固有重量によって生ぜしめられる
だけでなく、ばね力によっても規定されるからである。
この場合、コイルばね82のばね特性線の適宜な設定に
より、絞り弁28′の微調整および絞り弁28′のプロ
グレッシブな制御特性線をも達成することができる。
ねは当然ながら図5に示した実施例においても有利に使
用することができる。
の変化実施例が示されている。この変化実施例では、管
路32の上端部が単純に閉鎖されているではなく、圧力
制御弁94によって閉鎖されている。この圧力制御弁9
4は、管路32の内部と第2の室20との間の規定の圧
力差が超えられると開く。このような安全機能はばね9
6によって単に概略的にしか図示していない。このばね
96はピン98,100を介して管路32の壁に固定さ
れていて、圧力制御弁94に閉鎖方向でプレロードをか
けている。
るシュー型プレスローラの概略的な横断面図である。
ラの横断面図である。
スローラの断面図である。
ーラの断面図である。
である。
面図である。
14 プレスシュー、 16 プレス外套、 17
矢印、 18 第1の室、 20 第2の室、22 容
器、 24 センサ、 26 作動部材、 28,2
8′ 絞り弁、30 制御導線、 32,32′ 管
路、 34,36,36′ 液面、 38 下端部、
40 上端部、 42 支持体、 44 通気ノズル、
46,46′ 浮力体、 48,48′ 流出開口、
50 ロッド、 51 オーバフロー薄板、 52
スライドスリーブ、 54 ジャーナル孔、 56 切
欠き、 58 中心ウェブ、 60 押圧エレメント、
62 ジャーナル、 64 側板、 66 回転軸受
け、 68 上側のストッパ、 70 下側のストッ
パ、 72 ピストンロッド、 74 ピストン、 7
6 流入開口、 78圧力補償開口、 80 つば、
82 コイルばね、 84 栓体、 86リング、 8
8 ジャーナル、 90 ジャーナル孔、 94 圧力
制御弁、96 ばね、 98,100 ピン、 102
ストッパ、 p1,p2 ガス圧
Claims (14)
- 【請求項1】 抄紙機に用いられる、第1の室(18)
内の液体の上方のガス圧(p1)と、第2の室(20)
内の液体の上方のガス圧(p2)との圧力差の作用を利
用して、液体を第1の室(18)における第1のレベル
から管路(32;32′)によって第2の室(20)に
おける、より高い第2のレベルにまで搬送するための装
置において、前記管路(32;32′)を通る流体の流
れを制御するための絞り弁(28;28′)が設けられ
ており、該絞り弁(28;28′)が、前記管路(3
2;32′)を通るガス流の増大時に流体の流れを絞る
ために制御されていることを特徴とする、抄紙機に用い
られる、液体を第1のレベルから、より高い第2のレベ
ルにまで搬送するための装置。 - 【請求項2】 前記管路(32;32′)が、直接に第
2の室(20)に開口しており、第2の室(20)に流
入するガス通流量または第2の室(20)から流出する
ガス通流量がセンサ(24)によって検出されるように
なっており、該センサ(24)が、作動部材(26)を
介して前記絞り弁(28;28′)に結合されている、
請求項1記載の装置。 - 【請求項3】 前記管路(32;32′)が、第2の室
(20)に設けられた浮力体(46;46′)に開口し
ており、該浮力該(46;46′)が、少なくとも部分
的に第2の室(20)の液体に浸漬されており、該浮力
体(46;46′)の浮力により前記絞り弁(28;2
8′)が制御される、請求項1または2記載の装置。 - 【請求項4】 第2の室(20)内の液面(36;3
6′)の高さを一定に保持するための装置(51)が設
けられている、請求項3記載の装置。 - 【請求項5】 前記浮力体(46;46′)が、下方に
向かって開いた鐘形の浮力体として形成されており、該
浮力体の上端部が、通気ノズル(44)を有している、
請求項3または4記載の装置。 - 【請求項6】 前記絞り弁(28)が、前記管路(3
2)に沿って摺動可能なスライドスリーブ(52)を有
しており、該スライドスリーブ(52)を介して、前記
管路(32)の流出開口(48)が、少なくとも部分的
に閉鎖可能である、請求項1から5までのいずれか1項
記載の装置。 - 【請求項7】 前記スライドスリーブ(52)が、前記
管路(32)に沿って鉛直方向で摺動可能に配置されて
いて、前記浮力体(46)に固く結合されている、請求
項6記載の装置。 - 【請求項8】 前記管路(32′)が、管として形成さ
れており、該管が、第1のレベルに設けられた少なくと
も1つの流入開口(76)と、第2のレベルに設けられ
た少なくとも1つの流出開口(48′)とを有してお
り、前記絞り弁(28′)が、前記管内に案内されたピ
ストン(74)を有しており、該ピストン(74)によ
って前記流入開口(76)が少なくとも部分的に閉鎖可
能であり、前記ピストン(74)が、ピストンロッド
(72)の下端部に固定されており、該ピストンロッド
(72)が、前記管の上端部に摺動可能に案内されてお
り、ピストンロッド(72)の上端部が、前記浮力体
(46′)に固く結合されている、請求項3から5まで
のいずれか1項記載の装置。 - 【請求項9】 小さな浮力では前記絞り弁(28,2
8′)が十分に開かれているように前記浮力体(46,
46′)がばね(82)によってプレロードをかけられ
ている、請求項3から8までのいずれか1項記載の装
置。 - 【請求項10】 前記浮力体(46,46′)の上側の
終端位置と下側の終端位置とを制限するための上側のス
トッパ(68,86)と下側のストッパ(70,84)
とが設けられている、請求項3から9までのいずれか1
項記載の装置。 - 【請求項11】 規定の圧力が超えられると開く圧力制
御弁(94)を介して、前記管路(32)が前記絞り弁
(28′)を迂回して直接に第2の室(20)に接続さ
れている、請求項1から10までのいずれか1項記載の
装置。 - 【請求項12】 ローラから液体を吸い出すための多数
の管路(32;32′)を有する、抄紙機に用いられる
ローラにおいて、各管路(32;32′)が、請求項1
から10までのいずれか1項記載の装置を有しているこ
とを特徴とする、抄紙機に用いられるローラ。 - 【請求項13】 第1のレベルに位置する液体の上方の
ガス圧(p1)と、第2のレベルに位置する液体の上方
のガス圧(p2)との圧力差の作用を利用して、液体を
第1のレベルから管路(32;32′)によって、より
高い第2のレベルにまで搬送するための方法において、
前記管路(32;32′)を通って流れるガス量が増大
すると、前記管路(32;32′)を通る流体の流れを
絞ることを特徴とする、液体を第1のレベルから、より
高い第2のレベルにまで搬送するための方法。 - 【請求項14】 搬送される液体の質量と、搬送のため
に使用されるガス量との間の割合が、約1:10〜約1
0:1の範囲にある、請求項13記載の方法。
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