JPH0911170A - クランクシャフトの位相合せ装置 - Google Patents

クランクシャフトの位相合せ装置

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JPH0911170A
JPH0911170A JP7162594A JP16259495A JPH0911170A JP H0911170 A JPH0911170 A JP H0911170A JP 7162594 A JP7162594 A JP 7162594A JP 16259495 A JP16259495 A JP 16259495A JP H0911170 A JPH0911170 A JP H0911170A
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JP
Japan
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crankshaft
phase
phasing
horizontal portion
auxiliary
Prior art date
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JP7162594A
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English (en)
Inventor
Motokazu Sakurai
本和 桜井
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡易に構成されて容易に位相合せできるクラ
ンクシャフトの位相合せ装置を得る。 【構成】 クランクシャフト1を枢持し、クランク軸4
の下方に位相合せ昇降機構18を設ける。また、上昇し
てクランク軸4を支持する水平部及び水平部上のクラン
ク軸4に接して上昇する傾斜部を有する位相合せ板19
を位相合せ昇降機構18に設ける。これにより、位相合
せ板19の上昇により傾斜部がクランク軸4に当たって
クランクシャフト1を回動し、次いでクランク軸4を水
平部で支持して、クランクシャフト1を所定位相に配置
する。 【効果】 短い時間で容易にクランクシャフトの位相合
せを行うことができ、またクランクシャフトの位相合せ
装置の製作費を低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、産業ロボット等を使
用してクランクシャフトを搬送する場合において、クラ
ンクシャフトを所定の搬送姿勢に配置するクランクシャ
フトの位相合せ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図10及び図11は、従来のクランクシ
ャフトの位相合せ装置を示す図で、図10は概念的正面
図、図11は図10のXI−XI線断面図である。図に
おいて、1はクランクシャフトで、両端部にそれぞれ中
立軸2、中間部に互いに位相の異なる第1クランク軸
3、第2クランク軸4及び第3クランク軸5が設けられ
ている。6はフレーム7に互いに離れて設けられ上方が
開口したV字状凹所によりクランクシャフト1の中立軸
2をそれぞれ枢持する枢持体である。
【0003】8はフレーム7に設けられてクランクシャ
フト1端面に対向して配置された移動装置で、案内レー
ル9、駆動シリンダ10及びクランクシャフト1の長手
に沿う方向に移動する移動体11が設けられている。1
2は移動体11に設けられたエアーモーター、13はエ
アーモーター12によって駆動されて動作するチャック
である。
【0004】14はフレーム7に設けられて第2クラン
ク軸4の下方に配置された昇降シリンダ、15は昇降シ
リンダ14の上端に設けられたストッパー、16はスト
ッパー15の上昇位置を調整する調整ボルトである。
【0005】従来のクランクシャフトの位相合せ装置は
上記のように構成され、まず両側の枢持体6の間にクラ
ンクシャフト1が載置されて適宜な位相によって枢持さ
れる。そして、昇降シリンダ14が付勢されてストッパ
ー15が第2クランク軸4の所定位相位置に配置され
る。次に、移動装置8によってチャック13が対向した
中立軸2位置に前進して、中立軸2がチャック13によ
り把持される。
【0006】そして、エアーモーター12が付勢されて
チャック13により把持された中立軸2が回動される。
これによって、移動する第2クランク軸4がストッパー
15に当たって停止して、第2クランク軸4が所定位相
位置に配置されることにより位相合せを行うようになっ
ている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のク
ランクシャフトの位相合せ装置において、昇降シリンダ
14、移動装置8、エアーモーター12等の駆動機構が
多く、装置の構造及び制御が複雑化する。このため、ク
ランクシャフトの位相合せに長時間を要し、また高価な
装置になるという問題点があった。
【0008】なお、上昇するストッパー15が第2クラ
ンク軸4に当たる場合に、クランクシャフト1の中立軸
2を回動中心として発生する回動方向の分力よりも、中
立軸2と枢持体6における摩擦抵抗が上回ったときに
は、クランクシャフト1が持ち上げられる。このため、
チャック13による中立軸2把持が困難となるので、両
側の枢持体6の間に枢持される当初のクランクシャフト
1の配置位相が制約される。
【0009】この発明は、かかる問題点を解消するため
になされたものであり、簡易な構成であって容易に位相
合せできるクランクシャフトの位相合せ装置を得ること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係るクランク
シャフトの位相合せ装置においては、フレームに設けら
れて上方が開口したV字状凹所によりクランクシャフト
の両端の中立軸をそれぞれ枢持する枢持体と、フレーム
に設けられてクランクシャフトに構成されたクランク軸
の下方に配置された位相合せ昇降機構と、この位相合せ
昇降機構に設けられて所定位置に上昇してクランク軸を
支持する水平部及びこの水平部に支持されたクランク軸
に接して形成されて水平部のクランクシャフトの中心側
から上昇する傾斜部が形成された位相合せ板とが設けら
れる。
【0011】また、この発明に係るクランクシャフトの
位相合せ装置においては、フレームに設けられて上方が
開口したV字状凹所によりクランクシャフトの両端の中
立軸をそれぞれ枢持する枢持体と、フレームに設けられ
てクランクシャフトに構成されたクランク軸の下方に配
置された位相合せ昇降機構と、この位相合せ昇降機構に
設けられて所定位置に上昇してクランク軸を支持する水
平部及びこの水平部に支持されたクランク軸に接して形
成されて水平部のクランクシャフトの中心側から上昇す
る傾斜部が形成された位相合せ板と、フレームに設けら
れてクランクシャフトに構成されたクランク軸の下方に
配置された補助位相合せ昇降機構と、この補助位相合せ
昇降機構に設けられて上昇し、位相合せ板の傾斜部に対
向したクランクシャフトのクランク軸が傾斜部の上昇に
よる変位不能位置にある場合に補助位相合せ昇降機構に
対向したクランクシャフトのクランク軸に係合してこの
クランク軸を変位させる補助位相合せ子とが設けられ
る。
【0012】また、この発明に係るクランクシャフトの
位相合せ装置においては、フレームに設けられて上方が
開口したV字状凹所によりクランクシャフトの両端の中
立軸をそれぞれ枢持する枢持体と、フレームに設けられ
てクランクシャフトに構成されたクランク軸の下方に配
置された位相合せ昇降機構と、この位相合せ昇降機構に
設けられて所定位置に上昇してクランク軸を支持する水
平部及びこの水平部に支持されたクランク軸に接して形
成されて水平部のクランクシャフトの中心側から上昇す
る傾斜部が形成された位相合せ板と、フレームに設けら
れてクランクシャフトに構成されたクランク軸の下方に
配置された補助位相合せ昇降機構と、この補助位相合せ
昇降機構に設けられて上昇し、位相合せ板の傾斜部に対
向したクランクシャフトのクランク軸が傾斜部の上昇に
よる変位不能位置にある場合に補助位相合せ昇降機構に
対向したクランクシャフトのクランク軸に係合してこの
クランク軸を変位させる補助位相合せ子と、枢持体に配
置されたクランクシャフトに対して補助位相合せ子によ
るクランク軸の変位動作を補助位相合せ昇降機構に指令
し次いで位相合せ板によるクランク軸の所定位置支持動
作を位相合せ昇降機構に指令する制御装置とが設けられ
る。
【0013】また、この発明に係るクランクシャフトの
位相合せ装置においては、フレームに設けられて上方が
開口したV字状凹所によりクランクシャフトの両端の中
立軸をそれぞれ枢持する枢持体と、フレームに設けられ
てクランクシャフトに構成されたクランク軸の下方に配
置された位相合せ昇降機構と、この位相合せ昇降機構に
設けられて所定位置に上昇してクランク軸を支持する水
平部及びこの水平部に支持されたクランク軸に接して形
成されて水平部のクランクシャフトの中心側から上昇す
る傾斜部が形成された位相合せ板と、枢持体の凹所に設
けられ互いに離れて枢着されてV字状凹所を形成した枢
持ローラーとが設けられる。
【0014】
【作用】上記のように構成されたクランクシャフトの位
相合せ装置では、位相合せ板の上昇により傾斜部がクラ
ンク軸に当たってクランクシャフトを回動し、次いでク
ランク軸が水平部に支持されて停止する。これによっ
て、クランクシャフトが所定位相に配置される。
【0015】また、上記のように構成されたクランクシ
ャフトの位相合せ装置では、位相合せ板の傾斜部に対向
したクランクシャフトのクランク軸が傾斜部の上昇によ
る変位不能位置にある場合に、上昇する補助位相合せ子
がクランクシャフトのクランク軸に係合してこのクラン
ク軸を変位する。また、位相合せ板の上昇により傾斜部
がクランク軸に当たってクランクシャフトを回動し、次
いでクランク軸が水平部に支持されて停止して、クラン
クシャフトが所定位相に配置される。
【0016】また、上記のように構成されたクランクシ
ャフトの位相合せ装置では、制御装置の動作により補助
位相合せ昇降機構が付勢されて、位相合せ板の傾斜部に
対向したクランクシャフトのクランク軸が傾斜部の上昇
による変位不能位置にある場合に、上昇する補助位相合
せ子がクランクシャフトのクランク軸に係合してこのク
ランク軸を変位する。次いで、制御装置の動作により位
相合せ昇降機構が付勢されて、位相合せ板の上昇により
傾斜部がクランク軸に当たってクランクシャフトを回動
し、次いでクランク軸が水平部に支持されて停止して、
クランクシャフトが所定位相に配置される。
【0017】また、上記のように構成されたクランクシ
ャフトの位相合せ装置では、位相合せ板の上昇により傾
斜部がクランク軸に当たってクランクシャフトを回動
し、次いでクランク軸が水平部に支持されて停止して、
クランクシャフトが所定位相に配置される。また、クラ
ンクシャフトの中立軸が枢持ローラーからなるV字状凹
所により少ない回動抵抗によって枢持される。
【0018】
【実施例】
実施例1.図1〜図8はこの発明の一実施例を示す図
で、図1は概念的正面図、図2は図1のII−II線断
面図、図3は図1の装置の枢持体を示す図1の要部右側
面拡大図、図4は図1の装置の位相合せ板によるクラン
クシャフトの位相合せ状況を説明する図2相当拡大図、
図5は図1の装置の位相合せ板による他のクランクシャ
フトの位相合せ状況を説明する図2相当拡大図、図6も
図1の装置の位相合せ板による他のクランクシャフトの
位相合せ状況を説明する図2相当拡大図、図7は図1の
装置の補助位相合せ子によるクランクシャフトの位相合
せ状況を説明する図1のVII−VII線断面拡大図、
図8は図1の装置の位相合せ動作を説明するフローチャ
ートである。
【0019】図において、1はクランクシャフトで、両
端部にそれぞれ中立軸2、中間部に互いに位相の異なる
第1クランク軸3、第2クランク軸4及び第3クランク
軸5が設けられている。6はフレーム7に設けられて上
方が開口したV字状凹所17によりクランクシャフト1
の中立軸2をそれぞれ枢持する枢持体である。
【0020】18はフレーム7に設けられて第2クラン
ク軸4の下方に配置された昇降シリンダからなる位相合
せ昇降機構、19は位相合せ昇降機構18の上端に設け
られた位相合せ板で、所定位置に上昇したときに第2ク
ランク軸4を所定位相に支持する水平部20及び水平部
20に支持された第2クランク軸4に接して形成されて
水平部20のクランクシャフト1の中心側から上昇する
傾斜部21が形成されている。。
【0021】16は位相合せ板19の上昇位置を調整す
る調整ボルト、22はフレーム7に設けられて第1クラ
ンク軸3の下方に配置された昇降シリンダからなる補助
位相合せ昇降機構、23は補助位相合せ昇降機構22の
上端に設けられたローラーからなる補助位相合せ子で、
図7に示すようにクランクシャフト1の中立軸2の軸線
の直下位置から外れた位置に中心が配置されている。2
4は位相合せ昇降機構14及び補助位相合せ昇降機構2
2に接続された制御装置である。
【0022】上記のように構成されたクランクシャフト
の位相合せ装置の動作を図8に示すフローチャートによ
って説明する。すなわち、ステップ91により専用のロ
ーダー(図示しない)、作業者等によって、両側の枢持
体6の間にクランクシャフト1が当初配置されて、V字
状凹所17により適宜な位相によって中立軸2が枢持さ
れる。
【0023】そして、ステップ92へ進み制御装置24
により補助位相合せ昇降機構22に上昇指令が発せられ
て、ステップ93へ進んで補助位相合せ子23が図7
(a)に示す状態から上昇して所定の上昇位置になければ
ステップ92へ戻る。補助位相合せ子23が所定の上昇
位置に変位することより、図7(b)に示すように補助位
相合せ子23が第1クランク軸3に当たってクランクシ
ャフト1が回動し後述する第2クランク軸4と位相合せ
板19の相互の死点配置が解消される。
【0024】すなわち、当初配置により第2クランク軸
4、位相合せ板19の傾斜部21及びクランクシャフト
1の中立軸2が図6(a)に示すような相対的位置に配置
された場合に、中立軸2を回動中心として発生する回動
方向の分力よりも第2クランク軸4と傾斜部21の摩擦
抵抗が上回るときは、中立軸2が回動せず図6(b)に示
すように中立軸2が持ち上げられて距離hを生じる死点
配置となる。
【0025】そして、補助位相合せ子23が所定の上昇
位置にあればステップ94へ進み、制御装置24により
補助位相合せ昇降機構22に下降指令が発せられて、ス
テップ95へ進んで補助位相合せ子23が下降端位置に
なければステップ94へ戻り、補助位相合せ子23が下
降端位置にあればステップ96へ進む。
【0026】次いで、ステップ96で制御装置24によ
り位相合せ昇降機構18に上昇指令が発せられて、ステ
ップ97へ進んで位相合せ板19が図4(a)に示す状態
から上昇して所定の上昇位置になければステップ96へ
戻る。位相合せ板18が所定の上昇位置に変位すること
よって、図4(a)に示す状態から第2クランク軸4を押
し上げてクランクシャフト1の中立軸2を図4において
反時計方向に回動する。
【0027】そして、図4(a)に示す状態から位相合せ
板19の上昇によって傾斜部21を第2クランク軸4が
摺動して、順次図4(b)、図4(c)の状態を経て、第2ク
ランク軸4が図4(d)に示す位置に変位してクランクシ
ャフト1が所定位相に配置される。
【0028】なお、位相合せ昇降機構18と位相合せ板
19によるクランクシャフト1の所定位相配置動作は図
5に示す手順によっても行われる。すなわち、位相合せ
板19が図5(a)に示す状態から上昇し第2クランク軸
4を押し上げてクランクシャフト1の中立軸2を図5に
おいて時計方向に回動する。
【0029】そして、図5(a)に示す状態から位相合せ
板19の上昇によって傾斜部21を第2クランク軸4が
摺動して、順次図5(b)、図5(c)の状態を経て第2クラ
ンク軸4が図5(d)に示す位置に変位してクランクシャ
フト1が所定位相に配置される。
【0030】そして、ステップ97において位相合せ板
19が所定の上昇位置にあればステップ98へ進み、ク
ランクシャフト1の位相合せ動作の終了によりクランク
シャフト1の取り出しが専用のアンローダー(図示しな
い)等に指示される。
【0031】次いでステップ99へ進み、制御装置24
により位相合せ昇降機構18に下降指令が発せられて、
ステップ100へ進んで位相合せ板19が下降端位置に
なければステップ99へ戻り、位相合せ板19が下降端
位置にあればクランクシャフト1の所定位相配置の1回
の動作が終了して次のクランクシャフト1の所定位相配
置動作に備える。
【0032】このように、制御装置24による補助位相
合せ昇降機構22及び補助位相合せ子23の動作によっ
て、クランクシャフト1の当初配置位相における第2ク
ランク軸4と位相合せ板19の相互の死点配置が解消さ
れる。そして、位相合せ昇降機構18及び位相合せ板1
9の動作によってクランクシャフト1が回動されてクラ
ンクシャフト1が所定位相に配置される。
【0033】このクランクシャフト1の所定位相配置
は、当初配置位相におけるクランクシャフト1の位相制
約が少なく、また少ない作動機構によって行われ、簡易
な構造の装置及び簡易な制御によって達成される。した
がって、短い時間で容易にクランクシャフトの位相合せ
を行うことができ、またクランクシャフトの位相合せ装
置の製作費を低減することができる。
【0034】なお、図1〜図8の実施例におけるクラン
クシャフト1が比較的に大形であって第2クランク軸4
にスペースの余裕があれば、第2クランク軸4に対応さ
せて補助位相合せ昇降機構22及び補助位相合せ子23
を設けて、図1〜図8の実施例における作用と同様な作
用を得ることができる。また、図1〜図8の実施例にお
けるローラーからなる補助位相合せ子23が、上向きの
尖った形状のカムからなるものであっても、図1〜図8
の実施例における作用と同様な作用を得ることができ
る。
【0035】また、図1〜図8の実施例における位相合
せ昇降機構18及び補助位相合せ昇降機構22を、任意
位置に位置決め可能な形式の昇降機構又は中間位置に停
止させるストッパーを有する形式の昇降機構とすること
によって、1台のクランクシャフトの位相合せ装置にお
いて複数種類の所定位相について位相合せすることがで
きる。
【0036】また、図1〜図8の実施例における位相合
せ昇降機構18及び補助位相合せ昇降機構22を、第1
クランク軸3、第2クランク軸4及び第3クランク軸5
に対して適宜に分散するか又は集中して設けることがで
きる。このようにして、1台のクランクシャフトの位相
合せ装置において複数種類の所定位相について位相合せ
することも可能である。
【0037】実施例2.図9は、この発明の他の実施例
を示す図で、クランクシャフトの位相合せ装置の枢持体
を示す前述の図3相当図であり、図9の他は前述の図1
〜図8の実施例と同様にクランクシャフトの位相合せ装
置が構成されている。図において、図1〜図8と同符号
は相当部分を示し、25は枢持体6のV字状凹所17の
接続した2辺にそれぞれ枢着された枢持ローラーで、ク
ランクシャフト1の中立軸2を枢持する。
【0038】この実施例においても、補助位相合せ昇降
機構22及び補助位相合せ子23の動作によって、クラ
ンクシャフト1の当初位相における第2クランク軸4と
位相合せ板19の相互の死点配置が解消される。そし
て、位相合せ昇降機構18及び位相合せ板19の動作に
よってクランクシャフト1が回動されてクランクシャフ
ト1が所定位相に配置される。したがって、詳細な説明
を省略するが図9の実施例においても図1〜図8の実施
例と同様な作用が得られることは明白である。
【0039】また、図9の実施例において枢持体6のV
字状凹所17を形成した枢持ローラー25によりクラン
クシャフト1の中立軸2が枢持される。このため、枢持
体6とクランクシャフト1の中立軸2の間の摩擦抵抗が
減少して、位相合せ動作時のクランクシャフト1の持ち
上がりを発生するクランクシャフト1の当初位相の範囲
を狭くすることができる。したがって、当初配置におけ
るクランクシャフト1の位相制約が一層減少して、クラ
ンクシャフトの位相合せ動作をさらに能率化することが
できる。
【0040】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、フレー
ムに設けられて上方が開口したV字状凹所によりクラン
クシャフトの両端の中立軸をそれぞれ枢持する枢持体
と、フレームに設けられてクランクシャフトに構成され
たクランク軸の下方に配置された位相合せ昇降機構と、
この位相合せ昇降機構に設けられて所定位置に上昇して
クランク軸を支持する水平部及びこの水平部に支持され
たクランク軸に接して形成されて水平部のクランクシャ
フトの中心側から上昇する傾斜部が形成された位相合せ
板とを設けたものである。
【0041】これによって、位相合せ板の上昇により傾
斜部がクランク軸に当たってクランクシャフトを回動
し、次いでクランク軸が水平部に支持されて停止して、
クランクシャフトが所定位相に配置される。このクラン
クシャフトの所定位相配置は少ない作動機構によって行
われ、簡易な構造の装置及び簡易な制御によって達成さ
れる。したがって、短い時間で容易にクランクシャフト
の位相合せを行うことができ、またクランクシャフトの
位相合せ装置の製作費を低減する効果がある。
【0042】また、この発明は以上説明したように、フ
レームに設けられて上方が開口したV字状凹所によりク
ランクシャフトの両端の中立軸をそれぞれ枢持する枢持
体と、フレームに設けられてクランクシャフトに構成さ
れたクランク軸の下方に配置された位相合せ昇降機構
と、この位相合せ昇降機構に設けられて所定位置に上昇
してクランク軸を支持する水平部及びこの水平部に支持
されたクランク軸に接して形成されて水平部のクランク
シャフトの中心側から上昇する傾斜部が形成された位相
合せ板と、フレームに設けられてクランクシャフトに構
成されたクランク軸の下方に配置された補助位相合せ昇
降機構と、この補助位相合せ昇降機構に設けられて上昇
し、位相合せ板の傾斜部に対向したクランクシャフトの
クランク軸が傾斜部の上昇による変位不能位置にある場
合に補助位相合せ昇降機構に対向したクランクシャフト
のクランク軸に係合してこのクランク軸を変位させる補
助位相合せ子とを設けたものである。
【0043】これによって、位相合せ板の傾斜部に対向
したクランクシャフトのクランク軸が傾斜部の上昇によ
る変位不能位置にある場合に、上昇するり補助位相合せ
子がクランクシャフトのクランク軸に係合してこのクラ
ンク軸を変位する。また、位相合せ板の上昇により傾斜
部がクランク軸に当たってクランクシャフトを回動し、
次いでクランク軸が水平部に支持されて停止して、クラ
ンクシャフトが所定位相に配置される。
【0044】このクランクシャフトの所定位相配置は当
初のクランクシャフトの配置位相の制約が少なく、また
少ない作動機構によって行われて簡易な構造の装置及び
簡易な制御によって達成される。したがって、短い時間
で容易にクランクシャフトの位相合せを行うことがで
き、またクランクシャフトの位相合せ装置の製作費を低
減する効果がある。
【0045】また、この発明は以上説明したように、フ
レームに設けられて上方が開口したV字状凹所によりク
ランクシャフトの両端の中立軸をそれぞれ枢持する枢持
体と、フレームに設けられてクランクシャフトに構成さ
れたクランク軸の下方に配置された位相合せ昇降機構
と、この位相合せ昇降機構に設けられて所定位置に上昇
してクランク軸を支持する水平部及びこの水平部に支持
されたクランク軸に接して形成されて水平部のクランク
シャフトの中心側から上昇する傾斜部が形成された位相
合せ板と、フレームに設けられてクランクシャフトに構
成されたクランク軸の下方に配置された補助位相合せ昇
降機構と、この補助位相合せ昇降機構に設けられて上昇
し、位相合せ板の傾斜部に対向したクランクシャフトの
クランク軸が傾斜部の上昇による変位不能位置にある場
合に補助位相合せ昇降機構に対向したクランクシャフト
のクランク軸に係合しこのクランク軸を変位させる補助
位相合せ子と、枢持体に配置されたクランクシャフトに
対して補助位相合せ子によるクランク軸の変位動作を補
助位相合せ昇降機構に指令し次いで位相合せ板によるク
ランク軸の所定位置支持動作を位相合せ昇降機構に指令
する制御装置とを設けたものである。
【0046】これによって、制御装置の動作により補助
位相合せ昇降機構が付勢されて、位相合せ板の傾斜部に
対向したクランクシャフトのクランク軸が傾斜部の上昇
による変位不能位置にある場合に、上昇する補助位相合
せ子がクランクシャフトのクランク軸に係合してこのク
ランク軸を変位する。次いで、制御装置の動作により位
相合せ昇降機構が付勢されて、位相合せ板の上昇により
傾斜部がクランク軸に当たってクランクシャフトを回動
し、次いでクランク軸が水平部に支持されて停止して、
クランクシャフトが所定位相に配置される。
【0047】このクランクシャフトの所定位相配置は当
初のクランクシャフトの配置位相の制約が少なく、また
少ない作動機構によって行われて簡易な構造の装置及び
簡易な制御によって達成される。したがって、能率良く
短い時間で容易にクランクシャフトの位相合せを行うこ
とができ、またクランクシャフトの位相合せ装置の製作
費を低減する効果がある。
【0048】また、この発明は以上説明したように、フ
レームに設けられて上方が開口したV字状凹所によりク
ランクシャフトの両端の中立軸をそれぞれ枢持する枢持
体と、フレームに設けられてクランクシャフトに構成さ
れたクランク軸の下方に配置された位相合せ昇降機構
と、この位相合せ昇降機構に設けられて所定位置に上昇
してクランク軸を支持する水平部及びこの水平部に支持
されたクランク軸に接して形成されて水平部のクランク
シャフトの中心側から上昇する傾斜部が形成された位相
合せ板と、枢持体の凹所に設けられ互いに離れて枢着さ
れてV字状凹所を形成した枢持ローラーとを設けたもの
である。
【0049】これによって、位相合せ板の上昇により傾
斜部がクランク軸に当たってクランクシャフトが回動
し、次いでクランク軸が水平部に支持されて停止して、
クランクシャフトが所定位相に配置される。また、クラ
ンクシャフトの中立軸が枢持ローラーからなるV字状凹
所により少ない回動抵抗によって枢持される。
【0050】このクランクシャフトの所定位相配置は少
ない作動機構によって行われ、簡易な構造の装置及び簡
易な制御によって達成される。したがって、短い時間で
容易にクランクシャフトの位相合せを行うことができ、
またクランクシャフトの位相合せ装置の製作費を低減す
る効果がある。
【0051】また、クランクシャフトの中立軸が枢持ロ
ーラーにより少ない回動抵抗によって枢持され、位相合
せ動作時のクランクシャフトの持ち上がりを発生するク
ランクシャフトの当初位相の範囲が狭くなる。このた
め、当初配置におけるクランクシャフトの位相制約が減
少して、クランクシャフトの位相合せ動作をさらに容易
化する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1を示す概念的正面図。
【図2】 図1のII−II線断面図。
【図3】 図1の装置の枢持体を示す図1の要部右側面
拡大図。
【図4】 図1の装置の位相合せ板によるクランクシャ
フトの位相合せ状況を説明する図2相当拡大図。
【図5】 図1の装置の位相合せ板による他のクランク
シャフトの位相合せ状況を説明する図2相当拡大図。
【図6】 図1の装置の位相合せ板による他のクランク
シャフトの位相合せ状況を説明する図2相当拡大図。
【図7】 図1の装置の補助位相合せ子によるクランク
シャフトの位相合せ状況を説明する図1のVII−VI
I線断面拡大図。
【図8】 図1の装置の位相合せ動作を説明するフロー
チャート。
【図9】 この発明の実施例2を示す図で、クランクシ
ャフトの位相合せ装置の枢持体を示す前述の図3相当
図。
【図10】 従来のクランクシャフトの位相合せ装置を
示す概念的正面図。
【図11】 図10のXI−XI線断面図。
【符号の説明】
1 クランクシャフト、2 中立軸、4 第2クランク
軸(クランク軸)、6 枢持体、7 フレーム、17
V字状凹所、18 位相合せ昇降機構、19位相合せ
板、20 水平部、21 傾斜部、22 補助位相合せ
昇降機構、23 補助位相合せ子、24 制御装置、2
5 枢持ローラー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームに設けられて上方が開口したV
    字状凹所によりクランクシャフトの両端の中立軸をそれ
    ぞれ枢持する枢持体と、上記フレームに設けられて上記
    クランクシャフトに構成されたクランク軸の下方に配置
    された位相合せ昇降機構と、この位相合せ昇降機構に設
    けられて所定位置に上昇して上記クランク軸を支持する
    水平部及びこの水平部に支持された上記クランク軸に接
    して形成されて上記水平部の上記クランクシャフトの中
    心側から上昇する傾斜部が形成された位相合せ板とを備
    えたクランクシャフトの位相合せ装置。
  2. 【請求項2】 フレームに設けられて上方が開口したV
    字状凹所によりクランクシャフトの両端の中立軸をそれ
    ぞれ枢持する枢持体と、上記フレームに設けられて上記
    クランクシャフトに構成されたクランク軸の下方に配置
    された位相合せ昇降機構と、この位相合せ昇降機構に設
    けられて所定位置に上昇して上記クランク軸を支持する
    水平部及びこの水平部に支持された上記クランク軸に接
    して形成されて上記水平部の上記クランクシャフトの中
    心側から上昇する傾斜部が形成された位相合せ板と、上
    記フレームに設けられて上記クランクシャフトに構成さ
    れたクランク軸の下方に配置された補助位相合せ昇降機
    構と、この補助位相合せ昇降機構に設けられて上昇し、
    上記位相合せ板の傾斜部に対向した上記クランクシャフ
    トのクランク軸が上記傾斜部の上昇による変位不能位置
    にある場合に上記補助位相合せ昇降機構に対向した上記
    クランクシャフトのクランク軸に係合してこのクランク
    軸を変位させる補助位相合せ子とを備えたクランクシャ
    フトの位相合せ装置。
  3. 【請求項3】 フレームに設けられて上方が開口したV
    字状凹所によりクランクシャフトの両端の中立軸をそれ
    ぞれ枢持する枢持体と、上記フレームに設けられて上記
    クランクシャフトに構成されたクランク軸の下方に配置
    された位相合せ昇降機構と、この位相合せ昇降機構に設
    けられて所定位置に上昇して上記クランク軸を支持する
    水平部及びこの水平部に支持された上記クランク軸に接
    して形成されて上記水平部の上記クランクシャフトの中
    心側から上昇する傾斜部が形成された位相合せ板と、上
    記フレームに設けられて上記クランクシャフトに構成さ
    れたクランク軸の下方に配置された補助位相合せ昇降機
    構と、この補助位相合せ昇降機構に設けられて上昇し、
    上記位相合せ板の傾斜部に対向した上記クランクシャフ
    トのクランク軸が上記傾斜部の上昇による変位不能位置
    にある場合に上記補助位相合せ昇降機構に対向した上記
    クランクシャフトのクランク軸に係合してこのクランク
    軸を変位させる補助位相合せ子と、上記枢持体に配置さ
    れた上記クランクシャフトに対して上記補助位相合せ子
    による上記クランク軸の変位動作を上記補助位相合せ昇
    降機構に指令し次いで上記位相合せ板による上記クラン
    ク軸の所定位置支持動作を上記位相合せ昇降機構に指令
    する制御装置とを備えたクランクシャフトの位相合せ装
    置。
  4. 【請求項4】 フレームに設けられて上方が開口したV
    字状凹所によりクランクシャフトの両端の中立軸をそれ
    ぞれ枢持する枢持体と、上記フレームに設けられて上記
    クランクシャフトに構成されたクランク軸の下方に配置
    された位相合せ昇降機構と、この位相合せ昇降機構に設
    けられて所定位置に上昇して上記クランク軸を支持する
    水平部及びこの水平部に支持された上記クランク軸に接
    して形成されて上記水平部の上記クランクシャフトの中
    心側から上昇する傾斜部が形成された位相合せ板と、上
    記枢持体の凹所に設けられ互いに離れて枢着されて上記
    V字状凹所を形成した枢持ローラーとを備えたクランク
    シャフトの位相合せ装置。
JP7162594A 1995-06-28 1995-06-28 クランクシャフトの位相合せ装置 Pending JPH0911170A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101905425A (zh) * 2010-08-03 2010-12-08 浙江德尔威工程机械设备有限公司 偏心曲轴的专用夹具及其使用方法
CN102717275A (zh) * 2012-06-29 2012-10-10 长城汽车股份有限公司 曲轴两端加工定位机构
CN103612147A (zh) * 2013-12-11 2014-03-05 中捷机床有限公司 曲轴专用的车削卡具装置及制造方法
CN105033717A (zh) * 2015-08-31 2015-11-11 四川省宜宾普什汽车零部件有限公司 应用于发动机曲轴加工过程中的轴向锁紧装置

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