JPH09111894A - エキスパンションジョイント - Google Patents
エキスパンションジョイントInfo
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- JPH09111894A JPH09111894A JP27450195A JP27450195A JPH09111894A JP H09111894 A JPH09111894 A JP H09111894A JP 27450195 A JP27450195 A JP 27450195A JP 27450195 A JP27450195 A JP 27450195A JP H09111894 A JPH09111894 A JP H09111894A
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- fixed
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 隣接躯体間隙を被覆し、より大きな躯体変動
に追従でき、かつ部材損壊のおそれ、カバー材脱落の可
能性を可能な限り解消させ、小間隙から大間隙のいずれ
であっても設置可能なエキスパンションジョイントを提
供する。 【解決手段】 一方の躯体面Aへの固定面11にブラケ
ット一端部を回動自在に支持する軸受部13とバネ部材
係止用の突片12を形成した固定部材1、板部31の一
端に軸受部13に係合可能な係合突部32を形成し、こ
の内側に係止突片33を形成し、他端に躯体面Bに当接
可能な当接片部35を形成したブラケット3、上記両係
止部12,33に両端を係止した板バネ状のバネ部材
2、ブラケット3の外側に接合し両端が両躯体面A,B
に圧接可能なカバー材4、の各部材を組合わせてなり、
各部材は躯体間隙内に突入しない部位に設置した。
に追従でき、かつ部材損壊のおそれ、カバー材脱落の可
能性を可能な限り解消させ、小間隙から大間隙のいずれ
であっても設置可能なエキスパンションジョイントを提
供する。 【解決手段】 一方の躯体面Aへの固定面11にブラケ
ット一端部を回動自在に支持する軸受部13とバネ部材
係止用の突片12を形成した固定部材1、板部31の一
端に軸受部13に係合可能な係合突部32を形成し、こ
の内側に係止突片33を形成し、他端に躯体面Bに当接
可能な当接片部35を形成したブラケット3、上記両係
止部12,33に両端を係止した板バネ状のバネ部材
2、ブラケット3の外側に接合し両端が両躯体面A,B
に圧接可能なカバー材4、の各部材を組合わせてなり、
各部材は躯体間隙内に突入しない部位に設置した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構築物の隣接躯体
間隙を被覆するためのエキスパンションジョイントに関
する。
間隙を被覆するためのエキスパンションジョイントに関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のエキスパンションジョイントは、
間隙両側の躯体面にアンカーボルトでそれぞれ固定部材
を固定し、この固定部材の躯体間隙端にバネ部材の係止
部を設け、上記係止部にW形状のバネ部材の両上端部を
延長形成した係止突起を係止させ、W形状のバネ部材を
躯体間隙内に配置させ、このバネ部材の上端中央部にカ
バー材の中央部を止着させ、カバー材を両躯体に跨がっ
て止着させるように構成したものが使用されている。こ
の場合、W形状のバネ部材はカバー材の躯体面からの突
出程度を少なく抑えるために、躯体間隙内に納めるよう
に構成されているものであった。また、上記W形状を改
良した数種類のバネ部材が開示されているが、これらも
いずれも躯体間隙内に配置されるものであった。
間隙両側の躯体面にアンカーボルトでそれぞれ固定部材
を固定し、この固定部材の躯体間隙端にバネ部材の係止
部を設け、上記係止部にW形状のバネ部材の両上端部を
延長形成した係止突起を係止させ、W形状のバネ部材を
躯体間隙内に配置させ、このバネ部材の上端中央部にカ
バー材の中央部を止着させ、カバー材を両躯体に跨がっ
て止着させるように構成したものが使用されている。こ
の場合、W形状のバネ部材はカバー材の躯体面からの突
出程度を少なく抑えるために、躯体間隙内に納めるよう
に構成されているものであった。また、上記W形状を改
良した数種類のバネ部材が開示されているが、これらも
いずれも躯体間隙内に配置されるものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の如きエキスパン
ションジョイントは、前後左右或いは上下へのいずれの
躯体変動にも対応可能な配慮はなされているものの、バ
ネ部材が躯体間隙内に配置されるため両躯体の変動を吸
収できる範囲は自ずと限定されたものであった。本発明
は、より大きな躯体変動が生じた場合、従来構造のエキ
スパンションジョイントでは、この変動に対応できない
のみならず、状況によっては躯体間隙内に配置された部
材が躯体変動によって損壊されてしまうおそれがあり、
いずれにおいてもカバー材の止着不全が生じ、カバー材
脱落などの事故が生じるおそれが強いことに着目し、こ
の問題点を改善すべくなしたものである。このことか
ら、本発明は、より大きな躯体変動にも対応でき、か
つ、部材の損壊のおそれと、カバー材の脱落の可能性を
可能な限り解消させ、しかも比較的小間隙から大間隙の
いずれであっても設置可能な構成とすべく、躯体間隙内
に部材を配置することなしに装着が可能なエキスパンシ
ョンジョイントを提供せんとするものである。
ションジョイントは、前後左右或いは上下へのいずれの
躯体変動にも対応可能な配慮はなされているものの、バ
ネ部材が躯体間隙内に配置されるため両躯体の変動を吸
収できる範囲は自ずと限定されたものであった。本発明
は、より大きな躯体変動が生じた場合、従来構造のエキ
スパンションジョイントでは、この変動に対応できない
のみならず、状況によっては躯体間隙内に配置された部
材が躯体変動によって損壊されてしまうおそれがあり、
いずれにおいてもカバー材の止着不全が生じ、カバー材
脱落などの事故が生じるおそれが強いことに着目し、こ
の問題点を改善すべくなしたものである。このことか
ら、本発明は、より大きな躯体変動にも対応でき、か
つ、部材の損壊のおそれと、カバー材の脱落の可能性を
可能な限り解消させ、しかも比較的小間隙から大間隙の
いずれであっても設置可能な構成とすべく、躯体間隙内
に部材を配置することなしに装着が可能なエキスパンシ
ョンジョイントを提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、間隙を介して隣接する一方の躯体面に固
定される固定面に、ブラケットの一端部を回動自在に支
持する軸受部を形成すると共に、バネ部材の一端部を支
持するバネ支持部を形成した構成を有する長尺状の固定
部材と、板部の一端部を上記軸受部に回動自在に係合可
能な係合部とし、他端部を他方の躯体面に当接可能な当
接片部とし、板部の裏面側にバネ部材の他端部を係止可
能な係止部を形成した構成を有する適宜巾のブラケット
と、一端部を固定部材のバネ支持部に係止し、他端部を
ブラケットの係止部に係止して、両部材間にバネ弾性を
付与させるバネ部材と、上記ブラケットの外側に固定さ
れ、両端部が隣接両躯体面に圧接可能に配設される長尺
状のカバー材とを少なくとも具備してなり、いずれの部
材も両躯体間隙内に突入することなく設置可能に構成し
てエキスパンションジョイントとなしたことを特徴とす
るものである。上記バネ部材は、中間部を折曲部からな
る板状バネとして形成することができる。その他のバネ
形態としてもよい。
に、本発明は、間隙を介して隣接する一方の躯体面に固
定される固定面に、ブラケットの一端部を回動自在に支
持する軸受部を形成すると共に、バネ部材の一端部を支
持するバネ支持部を形成した構成を有する長尺状の固定
部材と、板部の一端部を上記軸受部に回動自在に係合可
能な係合部とし、他端部を他方の躯体面に当接可能な当
接片部とし、板部の裏面側にバネ部材の他端部を係止可
能な係止部を形成した構成を有する適宜巾のブラケット
と、一端部を固定部材のバネ支持部に係止し、他端部を
ブラケットの係止部に係止して、両部材間にバネ弾性を
付与させるバネ部材と、上記ブラケットの外側に固定さ
れ、両端部が隣接両躯体面に圧接可能に配設される長尺
状のカバー材とを少なくとも具備してなり、いずれの部
材も両躯体間隙内に突入することなく設置可能に構成し
てエキスパンションジョイントとなしたことを特徴とす
るものである。上記バネ部材は、中間部を折曲部からな
る板状バネとして形成することができる。その他のバネ
形態としてもよい。
【0005】上記構成によれば、隣接躯体面が平行状で
あっても交差状であっても、躯体表面において躯体間隙
内に突入することなく固定部材を固定すると共に、一方
の固定部材にブラケットを回動自在に片持ち状態で保持
させ、ブラケットの他端部を他方の躯体表面に固定する
ことなく当接させ、バネ部材を躯体間隙の外側に配置さ
せて固定部材とブラケットとの間にバネ弾性を付与させ
ることができるので、ブラケットはバネ部材によって可
変自在であり、かつ他方の躯体の変動に対して摺動乃至
変位自在となり、両躯体の変動を十分に吸収でき、両躯
体が変動しても躯体間に部材が突入して設置していない
ことにより、変動の吸収巾を大きく採ることができ、か
つ部材の損壊を防止することができる。カバー材は、上
記ブラケットの外側に固定して両躯体間を被覆している
ので、ブラケットと共に躯体の変動を吸収しつつ自在に
変位することができ、脱落等のおそれが生じ難い。
あっても交差状であっても、躯体表面において躯体間隙
内に突入することなく固定部材を固定すると共に、一方
の固定部材にブラケットを回動自在に片持ち状態で保持
させ、ブラケットの他端部を他方の躯体表面に固定する
ことなく当接させ、バネ部材を躯体間隙の外側に配置さ
せて固定部材とブラケットとの間にバネ弾性を付与させ
ることができるので、ブラケットはバネ部材によって可
変自在であり、かつ他方の躯体の変動に対して摺動乃至
変位自在となり、両躯体の変動を十分に吸収でき、両躯
体が変動しても躯体間に部材が突入して設置していない
ことにより、変動の吸収巾を大きく採ることができ、か
つ部材の損壊を防止することができる。カバー材は、上
記ブラケットの外側に固定して両躯体間を被覆している
ので、ブラケットと共に躯体の変動を吸収しつつ自在に
変位することができ、脱落等のおそれが生じ難い。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を実施例の図面によ
って説明する。図1〜図3及び図5〜8は第1の実施
例、図4は第2の実施例、図9は第3の実施例をそれぞ
れ示している。先ず第1の実施例について説明すると、
図1〜図3において、1は躯体間隙Sの長手方向に沿う
長尺状の固定部材であって、一方の躯体面Aの躯体間隙
S内に突入しない部位に固定される固定面11と、この
固定面11から交叉状に突起してバネ部材2の端部を係
止可能に形成した突片12と、この突片12の基部外側
に長手方向に平行して形成した中膨らみの軸受溝13
と、突片12の中間部に形成した抜け外れ防止用ストッ
パー14と、突片12の躯体間隙側に形成した防水シー
ト端係止部15とを有して形成してある。
って説明する。図1〜図3及び図5〜8は第1の実施
例、図4は第2の実施例、図9は第3の実施例をそれぞ
れ示している。先ず第1の実施例について説明すると、
図1〜図3において、1は躯体間隙Sの長手方向に沿う
長尺状の固定部材であって、一方の躯体面Aの躯体間隙
S内に突入しない部位に固定される固定面11と、この
固定面11から交叉状に突起してバネ部材2の端部を係
止可能に形成した突片12と、この突片12の基部外側
に長手方向に平行して形成した中膨らみの軸受溝13
と、突片12の中間部に形成した抜け外れ防止用ストッ
パー14と、突片12の躯体間隙側に形成した防水シー
ト端係止部15とを有して形成してある。
【0007】バネ部材2は、折曲状の板バネであって、
躯体間隙の長手方向に適宜巾、好ましくはブラケット3
と略々同巾となし、上記固定部材の突片12とブラケッ
ト3の係止突片33とに係合可能なように折曲形成した
係合部21,21と、この間を湾曲状に折曲してなるバ
ネ部22と、上記係合部21,21の端部を各ストッパ
ー14,34に係止可能とした係止端23,23とを有
して形成してある。
躯体間隙の長手方向に適宜巾、好ましくはブラケット3
と略々同巾となし、上記固定部材の突片12とブラケッ
ト3の係止突片33とに係合可能なように折曲形成した
係合部21,21と、この間を湾曲状に折曲してなるバ
ネ部22と、上記係合部21,21の端部を各ストッパ
ー14,34に係止可能とした係止端23,23とを有
して形成してある。
【0008】ブラケット3は、躯体間隙長手方向に適宜
な巾を有し、一端を上記固定部材1の軸受部13に係止
した状態において他端が他方の躯体面Bの躯体端から適
度に離隔した部位に当接可能な適宜長さに設定した板部
31と、その一端を裏面側に折曲して、先端部を上記軸
受溝13にスライド係合可能に形成した係合突部32
と、この内側で板部31の裏面側に突起し、固定部材の
突片12と適宜間隔を置いて対向配置し得るように形成
した係止突片33と、この係止突片33の中間部に形成
した抜け外れ防止用ストッパー34と、板部31の他端
を裏面側に折曲し、先端部を湾曲V状の折返し端36と
してなる当接片部35とを有して形成してある。
な巾を有し、一端を上記固定部材1の軸受部13に係止
した状態において他端が他方の躯体面Bの躯体端から適
度に離隔した部位に当接可能な適宜長さに設定した板部
31と、その一端を裏面側に折曲して、先端部を上記軸
受溝13にスライド係合可能に形成した係合突部32
と、この内側で板部31の裏面側に突起し、固定部材の
突片12と適宜間隔を置いて対向配置し得るように形成
した係止突片33と、この係止突片33の中間部に形成
した抜け外れ防止用ストッパー34と、板部31の他端
を裏面側に折曲し、先端部を湾曲V状の折返し端36と
してなる当接片部35とを有して形成してある。
【0009】4は躯体間隙長手方向に沿う長尺状のカバ
ー材であり、上記ブラケット3の板部31の外側面に接
合しかつ躯体間隙Sを被覆するに充分な巾を有したカバ
ー板部41と、その両端を折曲して形成した側板部42
と、各側板部42,42の先端部に装着した躯体面圧接
用の弾性シール部材43,43とを有して形成してあ
る。なお、5は他方の躯体面Bに固定する躯体間隙長手
方向に沿う長尺状の固定部材であって、適宜巾の板部の
長手方向に沿う一端部に防水シート端係止部51を形成
してある。
ー材であり、上記ブラケット3の板部31の外側面に接
合しかつ躯体間隙Sを被覆するに充分な巾を有したカバ
ー板部41と、その両端を折曲して形成した側板部42
と、各側板部42,42の先端部に装着した躯体面圧接
用の弾性シール部材43,43とを有して形成してあ
る。なお、5は他方の躯体面Bに固定する躯体間隙長手
方向に沿う長尺状の固定部材であって、適宜巾の板部の
長手方向に沿う一端部に防水シート端係止部51を形成
してある。
【0010】また、上記バネ部材2とブラケット3と
は、エキスパンションジョイントを両躯体面A,Bに設
置した状態において、ブラケット3の当接片部35が躯
体面Bに適度に圧接しているように設定され、かつ板部
31が躯体面Bと略々平行状で定置するように設定され
たものとしてある。
は、エキスパンションジョイントを両躯体面A,Bに設
置した状態において、ブラケット3の当接片部35が躯
体面Bに適度に圧接しているように設定され、かつ板部
31が躯体面Bと略々平行状で定置するように設定され
たものとしてある。
【0011】上記構成のエキスパンションジョイントの
施工は次のようにして行う。先ず、一方の躯体面Aの躯
体間隙内に入らない部位に固定部材1を、他方の躯体面
Bの外側面に固定部材5をアンカーボルトなどで固定
し、次いで、複数のブラケット3を、各一端の係合突部
32を固定部材の軸受溝13にスライドさせるようにし
て係合させ、各ブラケット3は適当な間隔を空けて配置
させるようにする。各ブラケット3の係止突片33と固
定部材1の突片12とにバネ部材2の係合部21,21
を係止させ、このバネ部材2によって、固定部材1に片
持ち状態に支持されたブラケット3をバネ弾性を受けつ
つ回動自在となるようにする。この上で、カバー材4を
外側から被せ、側板部42,42の各先端に装着したシ
ール部材43,43を両躯体面A,Bに圧接した状態
で、カバー板部41をブラケット3の板部31の外側に
接合させ、外側からビスで両者を固定することにより、
図1の如く施工を完成させることができる。ビス部分を
防水処理するのは任意である。
施工は次のようにして行う。先ず、一方の躯体面Aの躯
体間隙内に入らない部位に固定部材1を、他方の躯体面
Bの外側面に固定部材5をアンカーボルトなどで固定
し、次いで、複数のブラケット3を、各一端の係合突部
32を固定部材の軸受溝13にスライドさせるようにし
て係合させ、各ブラケット3は適当な間隔を空けて配置
させるようにする。各ブラケット3の係止突片33と固
定部材1の突片12とにバネ部材2の係合部21,21
を係止させ、このバネ部材2によって、固定部材1に片
持ち状態に支持されたブラケット3をバネ弾性を受けつ
つ回動自在となるようにする。この上で、カバー材4を
外側から被せ、側板部42,42の各先端に装着したシ
ール部材43,43を両躯体面A,Bに圧接した状態
で、カバー板部41をブラケット3の板部31の外側に
接合させ、外側からビスで両者を固定することにより、
図1の如く施工を完成させることができる。ビス部分を
防水処理するのは任意である。
【0012】上記エキスパンションジョイントによれ
ば、躯体が変動して躯体間隙Sが広がった場合は、図5
の如く、躯体面B乃至固定部材6の外側と、ブラケット
3先端の当接片部35及びカバー材4一端のシール部材
43とが相対的に摺動することにより変動を吸収するこ
とができる。カバー材4の上記端部が躯体面Bから脱離
するまではカバー材4の被覆機能が損なわれることはな
いので、ブラケット3の長さとカバー材4の巾との少な
くともいずれか一方を適度な長さに設定しておくことに
より大きな変動も充分に吸収可能である。躯体間隙Sが
縮まった場合には、図6の如く、上記当接片部35とシ
ール部材43とが躯体面Bを摺動するだけであり、固定
部材1もバネ部材2も躯体間隙S内に突入して設置され
ていないので、損壊するおそれもなく、縮小変動が大き
くても吸収が可能である。
ば、躯体が変動して躯体間隙Sが広がった場合は、図5
の如く、躯体面B乃至固定部材6の外側と、ブラケット
3先端の当接片部35及びカバー材4一端のシール部材
43とが相対的に摺動することにより変動を吸収するこ
とができる。カバー材4の上記端部が躯体面Bから脱離
するまではカバー材4の被覆機能が損なわれることはな
いので、ブラケット3の長さとカバー材4の巾との少な
くともいずれか一方を適度な長さに設定しておくことに
より大きな変動も充分に吸収可能である。躯体間隙Sが
縮まった場合には、図6の如く、上記当接片部35とシ
ール部材43とが躯体面Bを摺動するだけであり、固定
部材1もバネ部材2も躯体間隙S内に突入して設置され
ていないので、損壊するおそれもなく、縮小変動が大き
くても吸収が可能である。
【0013】また、躯体面A,Bが躯体間隙の奥行方向
であって、固定部材1と5とが離隔する方向に変動した
場合は、図7に示す如く、バネ部材2の収縮方向への作
用により、ブラケット3が固定部材1に対して係合突部
32を回転軸として回動状態で変化し、躯体面B方向に
変位するので、カバー材4もブラケット3と共に変位す
るが、躯体間隙を被覆したまま損壊することがない。奥
行方向であって固定部材1と5とが接近する方向に変動
した場合は、図8に示す如く、バネ部材2の拡開方向へ
の作用によりブラケット3が上記同様に回動状態で変位
するので、カバー材4もブラケット3と共に変位する
が、躯体間隙を被覆したまま維持され、躯体面Bの間隙
端部がブラケット3の中間部に当接しても当接片部35
が浮き上がって端部に隙間を作るだけで、被覆状態は維
持され、カバー材4が脱落することはない。
であって、固定部材1と5とが離隔する方向に変動した
場合は、図7に示す如く、バネ部材2の収縮方向への作
用により、ブラケット3が固定部材1に対して係合突部
32を回転軸として回動状態で変化し、躯体面B方向に
変位するので、カバー材4もブラケット3と共に変位す
るが、躯体間隙を被覆したまま損壊することがない。奥
行方向であって固定部材1と5とが接近する方向に変動
した場合は、図8に示す如く、バネ部材2の拡開方向へ
の作用によりブラケット3が上記同様に回動状態で変位
するので、カバー材4もブラケット3と共に変位する
が、躯体間隙を被覆したまま維持され、躯体面Bの間隙
端部がブラケット3の中間部に当接しても当接片部35
が浮き上がって端部に隙間を作るだけで、被覆状態は維
持され、カバー材4が脱落することはない。
【0014】両躯体の躯体間隙長手方向への変動に対し
ては、ブラケット3の係合突部32と固定部材の軸受溝
13とが同方向にスライド自在であり、かつバネ部材2
とも同方向にスライド可能であるので、躯体面A,Bと
ブラケット2とが相対的に摺動自在となり、変動を吸収
することができる。上記以外の方向への躯体変動に対し
ても、上記変化の複合作用によって変動が十分に吸収さ
れることになる。
ては、ブラケット3の係合突部32と固定部材の軸受溝
13とが同方向にスライド自在であり、かつバネ部材2
とも同方向にスライド可能であるので、躯体面A,Bと
ブラケット2とが相対的に摺動自在となり、変動を吸収
することができる。上記以外の方向への躯体変動に対し
ても、上記変化の複合作用によって変動が十分に吸収さ
れることになる。
【0015】図4は第1の実施例のシール部材43の装
着構成に対する別例を示したものである。図1において
は、側板部42の端部を受溝状に形成し、シール部材4
3の基部を圧嵌した構成としてある。図9では、側板部
42の端部を折返し縁とし、シール部材43Aの基部を
この折返し縁にきつく差し込み可能な溝形とした構成と
してある。両者の構成はこれに限定されるものではな
く、適宜に形成することができる。
着構成に対する別例を示したものである。図1において
は、側板部42の端部を受溝状に形成し、シール部材4
3の基部を圧嵌した構成としてある。図9では、側板部
42の端部を折返し縁とし、シール部材43Aの基部を
この折返し縁にきつく差し込み可能な溝形とした構成と
してある。両者の構成はこれに限定されるものではな
く、適宜に形成することができる。
【0016】図9は第3の実施例を示してあり、第1の
実施例の設計変更例である。この例は、躯体面A,Bが
平行の同一面状態となっている躯体の間隙部分に施工す
るエキスパンションジョイントの例である。すなわち、
上記第1の実施例と基本的には共通の構成をしている
が、固定部材1Bの突片12Bは、固定面11Bと平行
的に形成し、固定面の他部分若しくは突片12B形成側
とは反対端付近に軸受溝13Bを形成してあり、ブラケ
ット3Bは板部31Bの一端を折曲し、その端部に上記
軸受溝13Bに係合可能な係合突部32Bを形成し、板
部31Bの中間部裏面側に係止突片33Bを形成してあ
り、カバー材4Bはカバー板部41Bを平坦板状とし、
側板部42Bとシール部材43Bとを対称的に形成して
なっている。バネ部材2Bは第1の実施例と同じであ
る。
実施例の設計変更例である。この例は、躯体面A,Bが
平行の同一面状態となっている躯体の間隙部分に施工す
るエキスパンションジョイントの例である。すなわち、
上記第1の実施例と基本的には共通の構成をしている
が、固定部材1Bの突片12Bは、固定面11Bと平行
的に形成し、固定面の他部分若しくは突片12B形成側
とは反対端付近に軸受溝13Bを形成してあり、ブラケ
ット3Bは板部31Bの一端を折曲し、その端部に上記
軸受溝13Bに係合可能な係合突部32Bを形成し、板
部31Bの中間部裏面側に係止突片33Bを形成してあ
り、カバー材4Bはカバー板部41Bを平坦板状とし、
側板部42Bとシール部材43Bとを対称的に形成して
なっている。バネ部材2Bは第1の実施例と同じであ
る。
【0017】上記構成のエキスパンションジョイントの
施工は、先ず固定部材1Bを一方の躯体面Aに固定し、
次いでブラケット3Bの係合突部32Bを固定部材の軸
受溝13Bに係合させ、その上で両部材の突片12B,
係止突片33Bにバネ部材2Bの両端の係合部21B,
21Bを嵌合係止させることにより、ブラケット3Bは
係合突部32Bを軸にして回動自在に固定部材1Bに連
結されると共に、その先端部がバネ部材2Bによって躯
体面Bに当接し付勢された状態として設置される。この
ブラケット2Bの外側に前記第1の実施例と同様のカバ
ー材4Bを被覆し、両端部を躯体面A,Bに圧接させた
状態で、ブラケット2Bにビス固定すればよい。躯体の
変動に対応する作動は第1の実施例と同様である。
施工は、先ず固定部材1Bを一方の躯体面Aに固定し、
次いでブラケット3Bの係合突部32Bを固定部材の軸
受溝13Bに係合させ、その上で両部材の突片12B,
係止突片33Bにバネ部材2Bの両端の係合部21B,
21Bを嵌合係止させることにより、ブラケット3Bは
係合突部32Bを軸にして回動自在に固定部材1Bに連
結されると共に、その先端部がバネ部材2Bによって躯
体面Bに当接し付勢された状態として設置される。この
ブラケット2Bの外側に前記第1の実施例と同様のカバ
ー材4Bを被覆し、両端部を躯体面A,Bに圧接させた
状態で、ブラケット2Bにビス固定すればよい。躯体の
変動に対応する作動は第1の実施例と同様である。
【0018】
【発明の効果】このように、本発明によれば、カバー材
はブラケットに固定すると共に、ブラケットはバネ部材
を介して一方の躯体面に固定された固定部材に片持ち状
態でかつ回動乃至変動自在に支持され、ブラケットの先
端部が他方の躯体面に当接する構成のエキスパンション
ジョイントを提供することができるので、隣接躯体の変
動範囲の大小に係わりなく、大きな追従範囲を確保する
ことができ、かつ躯体間隙内に突入することのない状態
でバネ部材や固定部材などの部材を設置できるので、躯
体の変動に対してもエキスパンションジョイントの装着
状態を安定的に維持することができ、カバー材の脱落の
おそれを防止することができ、しかも躯体面からのカバ
ー材の突出程度を少なく抑えることができる。仮にバネ
部材が損傷したとしても、ブラケットは固定部材に片持
ち状態で支持されているので、カバー材の脱落のおそれ
を防ぐことができる。
はブラケットに固定すると共に、ブラケットはバネ部材
を介して一方の躯体面に固定された固定部材に片持ち状
態でかつ回動乃至変動自在に支持され、ブラケットの先
端部が他方の躯体面に当接する構成のエキスパンション
ジョイントを提供することができるので、隣接躯体の変
動範囲の大小に係わりなく、大きな追従範囲を確保する
ことができ、かつ躯体間隙内に突入することのない状態
でバネ部材や固定部材などの部材を設置できるので、躯
体の変動に対してもエキスパンションジョイントの装着
状態を安定的に維持することができ、カバー材の脱落の
おそれを防止することができ、しかも躯体面からのカバ
ー材の突出程度を少なく抑えることができる。仮にバネ
部材が損傷したとしても、ブラケットは固定部材に片持
ち状態で支持されているので、カバー材の脱落のおそれ
を防ぐことができる。
【図1】第1の実施例に係るエキスパンションジョイン
トの設置状態断面図である。
トの設置状態断面図である。
【図2】図1の固定部材とブラケットとバネ部材との連
結構成を分解状態で示した部分斜視図である。
結構成を分解状態で示した部分斜視図である。
【図3】図1のカバー材の部分斜視図である。
【図4】図1のエキスパンションジョイントにおける躯
体間隙収縮方向への躯体変動状態を示した作用断面図で
ある。
体間隙収縮方向への躯体変動状態を示した作用断面図で
ある。
【図5】同じく躯体間隙拡張方向への躯体変動状態を示
した作用断面図である。
した作用断面図である。
【図6】同じく躯体間隙奥行方向であって離隔方向への
躯体変動状態を示した作用断面図である。
躯体変動状態を示した作用断面図である。
【図7】同じく奥行方向で接近方向への躯体変動状態を
示した作用断面図である。
示した作用断面図である。
【図8】第2の実施例に係るエキスパンションジョイン
トのシール部材部分図である。
トのシール部材部分図である。
【図9】第3の実施例に係るエキスパンションジョイン
トの設置状態断面図である。
トの設置状態断面図である。
1,1A 固定部材 11 固定面 12 突片 13 軸受部 14 ストッパー 15 防水シート端係止部 2,2A バネ部材 21 係止端部 22 バネ部 23 ストッパー 3,3A ブラケット 31 板部 32 係合突部 33 係止突片 34 ストッパー 35 当接片部 36 折返し端 4,4A カバー材 41 カバー板部 42 側板部 43 シール部材 5 固定部材 A,B 躯体面 S 躯体間隙
Claims (2)
- 【請求項1】 間隙を介して隣接する一方の躯体面に固
定される固定面に、ブラケットの一端部を回動自在に支
持する軸受部を形成すると共に、バネ部材の一端部を支
持するバネ支持部を形成した構成を有する長尺状の固定
部材と、 板部の一端部を上記軸受部に回動自在に係合可能な係合
部とし、他端部を他方の躯体面に当接可能な当接片部と
し、板部の裏面側にバネ部材の他端部を係止可能な係止
部を形成した構成を有する適宜巾のブラケットと、 一端部を固定部材のバネ支持部に係止し、他端部をブラ
ケットの係止部に係止し、両部材間にバネ弾性を付与さ
せるバネ部材と、 上記ブラケットの外側に固定され、両端部が隣接両躯体
面に圧接可能に配設される長尺状のカバー材とを少なく
とも具備してなり、 いずれの部材も両躯体間隙内に突入することなく設置可
能に構成してなるエキスパンションジョイント。 - 【請求項2】 バネ部材は中間部を折曲部からなる板状
バネとして形成してなる請求項1に記載のエキスパンシ
ョンジョイント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27450195A JPH09111894A (ja) | 1995-10-23 | 1995-10-23 | エキスパンションジョイント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27450195A JPH09111894A (ja) | 1995-10-23 | 1995-10-23 | エキスパンションジョイント |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09111894A true JPH09111894A (ja) | 1997-04-28 |
Family
ID=17542577
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27450195A Pending JPH09111894A (ja) | 1995-10-23 | 1995-10-23 | エキスパンションジョイント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09111894A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006097422A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-13 | Nippon Alum Co Ltd | 伸縮継手装置 |
| JP2016180299A (ja) * | 2015-03-23 | 2016-10-13 | 三協立山株式会社 | 天井構造 |
-
1995
- 1995-10-23 JP JP27450195A patent/JPH09111894A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006097422A (ja) * | 2004-09-30 | 2006-04-13 | Nippon Alum Co Ltd | 伸縮継手装置 |
| JP2016180299A (ja) * | 2015-03-23 | 2016-10-13 | 三協立山株式会社 | 天井構造 |
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