JPH09112506A - 液圧打撃装置 - Google Patents
液圧打撃装置Info
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- JPH09112506A JPH09112506A JP7294687A JP29468795A JPH09112506A JP H09112506 A JPH09112506 A JP H09112506A JP 7294687 A JP7294687 A JP 7294687A JP 29468795 A JP29468795 A JP 29468795A JP H09112506 A JPH09112506 A JP H09112506A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 打撃音による騒音を低減することと、打撃力
の調整範囲を、広くすることである。 【解決手段】 ピストンシリンダーに内蔵したスプール
ピストンの上下に上下油圧室を設け、上下部油圧室に作
用する油圧を制御し、ピストンを往復動させる液圧打撃
装置において、スプールピストンの下降時にその先端が
衝突する補助ピストンと、この補助ピストンを設置しピ
ストンシリンダー下方を閉じる受け板と、受け板とスプ
ールピストンの間に形成される流体室とを設けると共
に、この流体室内に非圧縮性粘性流体を注入し、注入量
に応じた補助ピストンの位置を保持する機構を備えた。
の調整範囲を、広くすることである。 【解決手段】 ピストンシリンダーに内蔵したスプール
ピストンの上下に上下油圧室を設け、上下部油圧室に作
用する油圧を制御し、ピストンを往復動させる液圧打撃
装置において、スプールピストンの下降時にその先端が
衝突する補助ピストンと、この補助ピストンを設置しピ
ストンシリンダー下方を閉じる受け板と、受け板とスプ
ールピストンの間に形成される流体室とを設けると共
に、この流体室内に非圧縮性粘性流体を注入し、注入量
に応じた補助ピストンの位置を保持する機構を備えた。
Description
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、型枠に生コンを
流し込んで、コンクリート製品を成形する際に、型枠を
振動させながらその型枠にコンクリートを均一に行き渡
らせるとともに、コンクリート内のエアを抜き、堅締め
するために使用する打設装置に利用できる液圧式の往復
打撃装置に関するものである。
流し込んで、コンクリート製品を成形する際に、型枠を
振動させながらその型枠にコンクリートを均一に行き渡
らせるとともに、コンクリート内のエアを抜き、堅締め
するために使用する打設装置に利用できる液圧式の往復
打撃装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、液圧打撃装置として、図3に
示すような装置があった。筒状のピストンシリンダー1
の内部には、ピストンシリンダー1の内周に沿って軸方
向に移動可能なバルブ7と、スプールピストン5が収納
されている。そして、チゼル18を固定部材17で固定
している。スプールピストン5は、チゼル18側から順
に、直径D1、D2、D3、D4、D5、D6の部分を形成し
ており、ピストンシリンダー1の内壁に形成した複数の
環状溝と共に、流路および、室を形成している。そし
て、高圧ポートPは流路2により、室a、下部圧力室e
と連通しており、低圧ポートTは、流路3を介して、室
b、室gと連通している。また、室fと室cは、流路4
により連通している。なお、スプールピストン径は、D
5<D6<(D1=D3)<(D2=D4)である。
示すような装置があった。筒状のピストンシリンダー1
の内部には、ピストンシリンダー1の内周に沿って軸方
向に移動可能なバルブ7と、スプールピストン5が収納
されている。そして、チゼル18を固定部材17で固定
している。スプールピストン5は、チゼル18側から順
に、直径D1、D2、D3、D4、D5、D6の部分を形成し
ており、ピストンシリンダー1の内壁に形成した複数の
環状溝と共に、流路および、室を形成している。そし
て、高圧ポートPは流路2により、室a、下部圧力室e
と連通しており、低圧ポートTは、流路3を介して、室
b、室gと連通している。また、室fと室cは、流路4
により連通している。なお、スプールピストン径は、D
5<D6<(D1=D3)<(D2=D4)である。
【0003】バルブ7は、内周とスプールピストン5と
の間に上部圧力室kを形成し、外周を、直径d1、d2、
d3、d4と変化させるとともに、孔Jを形成している。
ただし、d1=d4<d3<d2である。ここでは、詳細な
説明は省略するが、スプールピストン5の上下に形成し
た、上下油圧室k、eの圧力バランスによって、スプー
ルピストン5が往復することになる。下部油圧室eに
は、高圧ポートPから常に高圧を作用させているが、上
部油圧室kは、スプールピストン5の上昇工程時には排
油して低圧になるように、また、スプールピストンの下
降時には高圧が作用するように、バルブ7によって油圧
を制御している。油圧室に導く油圧を制御することによ
って、スプールピストン5が上下に移動する。図3は、
スプールピストン5が上昇した状態であるが、スプール
ピストン5が下降すると、チゼル18を叩き、このチゼ
ル18を介して、外部に打撃を与えるものである。な
お、スプールピストン5の上部にはアキュームレータ1
9が設置されていて、打撃装置への供給圧力の変動を抑
制している。
の間に上部圧力室kを形成し、外周を、直径d1、d2、
d3、d4と変化させるとともに、孔Jを形成している。
ただし、d1=d4<d3<d2である。ここでは、詳細な
説明は省略するが、スプールピストン5の上下に形成し
た、上下油圧室k、eの圧力バランスによって、スプー
ルピストン5が往復することになる。下部油圧室eに
は、高圧ポートPから常に高圧を作用させているが、上
部油圧室kは、スプールピストン5の上昇工程時には排
油して低圧になるように、また、スプールピストンの下
降時には高圧が作用するように、バルブ7によって油圧
を制御している。油圧室に導く油圧を制御することによ
って、スプールピストン5が上下に移動する。図3は、
スプールピストン5が上昇した状態であるが、スプール
ピストン5が下降すると、チゼル18を叩き、このチゼ
ル18を介して、外部に打撃を与えるものである。な
お、スプールピストン5の上部にはアキュームレータ1
9が設置されていて、打撃装置への供給圧力の変動を抑
制している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のような打撃装置
では、スプールピストン5がチゼル18を打撃する際の
打撃音が大きく、騒音として問題となる。また、このよ
うな装置において、打撃力を調整するためには、油圧室
に作用する油圧や油量を制御して、スプールピストン5
の下降速度を調整しなければならなかったが、これらの
調整だけでは、打撃力の調整範囲が狭かった。そこで、
本願の課題は、打撃音による騒音を低減することと、打
撃力の調整範囲を、広くすることである。
では、スプールピストン5がチゼル18を打撃する際の
打撃音が大きく、騒音として問題となる。また、このよ
うな装置において、打撃力を調整するためには、油圧室
に作用する油圧や油量を制御して、スプールピストン5
の下降速度を調整しなければならなかったが、これらの
調整だけでは、打撃力の調整範囲が狭かった。そこで、
本願の課題は、打撃音による騒音を低減することと、打
撃力の調整範囲を、広くすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の液圧打撃装置
は、ピストンシリンダーに内蔵したスプールピストンの
上下に上下油圧室を設け、下部油圧室には、常に高圧を
作用させ、上部油圧室は、スプールピストンの上昇工程
時には排油して低圧になるように、また、スプールピス
トンの下降時には高圧が作用するように油圧を制御し、
ピストンを往復動させる液圧打撃装置において、スプー
ルピストンの下降時にその先端が衝突する補助ピストン
と、この補助ピストンを設置しピストンシリンダー下方
を閉じる受け板と、受け板とスプールピストンの間に形
成される流体室とを設けると共に、この流体室内に非圧
縮性粘性流体を注入し、注入量に応じた補助ピストンの
位置を保持する機構を備えたことを特徴とする。
は、ピストンシリンダーに内蔵したスプールピストンの
上下に上下油圧室を設け、下部油圧室には、常に高圧を
作用させ、上部油圧室は、スプールピストンの上昇工程
時には排油して低圧になるように、また、スプールピス
トンの下降時には高圧が作用するように油圧を制御し、
ピストンを往復動させる液圧打撃装置において、スプー
ルピストンの下降時にその先端が衝突する補助ピストン
と、この補助ピストンを設置しピストンシリンダー下方
を閉じる受け板と、受け板とスプールピストンの間に形
成される流体室とを設けると共に、この流体室内に非圧
縮性粘性流体を注入し、注入量に応じた補助ピストンの
位置を保持する機構を備えたことを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】図1、図2に示す本実施例は、ピ
ストンシリンダー1の下端を受け板8で閉鎖して、ピス
トンシリンダー1の軸方向に移動可能なスプールピスト
ン5と、バルブ7、補助ピストン6を内蔵している。受
け板8と補助ピストン6との間に流体室mを形成し、こ
の流体室mに粘性流体を導いて、一定圧力を保持する流
体導入機構9を備えたものである。スプールピストン5
は、補助ピストン6側から順に、直径D1、D2、D3、
D4、D5、D6の部分を形成しており、ピストンシリン
ダー1の内壁に形成した複数の環状溝と共に、流路およ
び、室を形成している。そして、高圧ポートPは流路2
により、室a、下部圧力室eと連通しており、低圧ポー
トTは、流路3を介して、室b、室gと連通している。
また、室fと室cは、流路4により連通している。な
お、スプールピストン径は、D5<D6<(D1=D3)<
(D2=D4)である。バルブ7は、内周とスプールピス
トン5との間に上部圧力室kを形成し、外周を、直径d
1、d2、d3、d4と変化させるとともに、孔Jを形成し
ている。ただし、d1=d4<d3<d2である。
ストンシリンダー1の下端を受け板8で閉鎖して、ピス
トンシリンダー1の軸方向に移動可能なスプールピスト
ン5と、バルブ7、補助ピストン6を内蔵している。受
け板8と補助ピストン6との間に流体室mを形成し、こ
の流体室mに粘性流体を導いて、一定圧力を保持する流
体導入機構9を備えたものである。スプールピストン5
は、補助ピストン6側から順に、直径D1、D2、D3、
D4、D5、D6の部分を形成しており、ピストンシリン
ダー1の内壁に形成した複数の環状溝と共に、流路およ
び、室を形成している。そして、高圧ポートPは流路2
により、室a、下部圧力室eと連通しており、低圧ポー
トTは、流路3を介して、室b、室gと連通している。
また、室fと室cは、流路4により連通している。な
お、スプールピストン径は、D5<D6<(D1=D3)<
(D2=D4)である。バルブ7は、内周とスプールピス
トン5との間に上部圧力室kを形成し、外周を、直径d
1、d2、d3、d4と変化させるとともに、孔Jを形成し
ている。ただし、d1=d4<d3<d2である。
【0007】次に、この打撃装置のスプールピストン5
の動作を説明する。図1の状態は、スプールピストン5
が下方に移動して、補助ピストン6に接触している状態
である。この時、バルブ7の内側の上部圧力室kは、孔
Jを介して、また、バルブ7の下方外側の室cが、流路
4→室f→流路l→室gを介して、低圧ポートTと連通
している。バルブ7の上方外側の室aと、スプールピス
トン5の下方の下部圧力室eとは、流路2を介して、圧
力高圧ポートPに連通し、高圧力pが作用している。圧
力pを供給すると、下部圧力室eへの圧力作用により、
スプールピストン5は上方に移動する。スプールピスト
ン5が上方に移動すると直径D2の大径部が、流路lを
閉鎖し、さらに上昇すると、スプールピストン5は、図
2のようになり、直径D1部外周の、下部圧力室eと室
fとの間に流路hが形成され、下部圧力室e→流路h→
室f→流路4を介して、室cに圧力pが導入される。す
ると、バルブ7(初め図1の位置にある)は、室cで上
方へ、室aでは下方に向かって圧力pを受けることにな
る。室cでの受圧面積は、(d2−d1)2・π/4であ
り、室aでの受圧面積は(d3−d4)2・π/4である。
ここでは、d1=d4<d3<d2であるため、受圧面積差
によって、バルブ7は、上方に移動し、図2の位置にな
る。
の動作を説明する。図1の状態は、スプールピストン5
が下方に移動して、補助ピストン6に接触している状態
である。この時、バルブ7の内側の上部圧力室kは、孔
Jを介して、また、バルブ7の下方外側の室cが、流路
4→室f→流路l→室gを介して、低圧ポートTと連通
している。バルブ7の上方外側の室aと、スプールピス
トン5の下方の下部圧力室eとは、流路2を介して、圧
力高圧ポートPに連通し、高圧力pが作用している。圧
力pを供給すると、下部圧力室eへの圧力作用により、
スプールピストン5は上方に移動する。スプールピスト
ン5が上方に移動すると直径D2の大径部が、流路lを
閉鎖し、さらに上昇すると、スプールピストン5は、図
2のようになり、直径D1部外周の、下部圧力室eと室
fとの間に流路hが形成され、下部圧力室e→流路h→
室f→流路4を介して、室cに圧力pが導入される。す
ると、バルブ7(初め図1の位置にある)は、室cで上
方へ、室aでは下方に向かって圧力pを受けることにな
る。室cでの受圧面積は、(d2−d1)2・π/4であ
り、室aでの受圧面積は(d3−d4)2・π/4である。
ここでは、d1=d4<d3<d2であるため、受圧面積差
によって、バルブ7は、上方に移動し、図2の位置にな
る。
【0008】バルブ7が上方に移動すると、孔Jが室a
に連通し、圧力pが、バルブ7の内側の上部圧力室kに
導入される。圧力pが、上部圧力室kと、下部圧力室e
→流路h→室fに作用する。室fで、スプールピストン
5に対して、上方に作用する受圧面積は、(D2−D1)
2・π/4であり、上部圧力室kで下方に作用する受圧面
積は、(D4−D5)2・π/4である。ただし、D2=D4
>D1>D5であるので、受圧面積差により、スプールピ
ストン5は、下方への移動を開始する。スプールピスト
ン5の、下方への移動中、初めのうちは、バルブ7は、
図2での位置を維持しているが、スプールピストン5の
移動によって、室fと室gとが流路lを介して連通し
て、流路3→室g→流路l→室f→流路4→室cとな
り、室cが低圧ポートTと連通したとき、バルブ7は、
下降し、図1の状態となる。以上のように、バルブ7の
切換と、スプールピストン5の移動を繰り返すのであ
る。
に連通し、圧力pが、バルブ7の内側の上部圧力室kに
導入される。圧力pが、上部圧力室kと、下部圧力室e
→流路h→室fに作用する。室fで、スプールピストン
5に対して、上方に作用する受圧面積は、(D2−D1)
2・π/4であり、上部圧力室kで下方に作用する受圧面
積は、(D4−D5)2・π/4である。ただし、D2=D4
>D1>D5であるので、受圧面積差により、スプールピ
ストン5は、下方への移動を開始する。スプールピスト
ン5の、下方への移動中、初めのうちは、バルブ7は、
図2での位置を維持しているが、スプールピストン5の
移動によって、室fと室gとが流路lを介して連通し
て、流路3→室g→流路l→室f→流路4→室cとな
り、室cが低圧ポートTと連通したとき、バルブ7は、
下降し、図1の状態となる。以上のように、バルブ7の
切換と、スプールピストン5の移動を繰り返すのであ
る。
【0009】スプールピストン5の先端には、補助ピス
トン6が受け板8に設置されていて、受け板8と補助ピ
ストン6との間に形成される流体室mには、流体導入機
構9により、油等の非圧縮性粘性流体を注入し、補助ピ
ストン6は、注入量に見合った位置を保持している。流
体室mに粘性流体が導入されていると、スプールピスト
ン5が、補助ピストン6を打撃する衝撃の一部が、流体
に吸収され、衝突に伴う騒音を低減することができる。
流体導入機構9は、粘性流体を入れたタンク15と、流
体室mとを連結する流路17と、その途中に設けた、シ
リンダー11と、シリンダーの上下流側に設けたチェッ
クバルブ13、14と、これらチェックバルブ13、1
4に並列に設けたストップバルブ16とからなる。そし
て、シリンダー11内には、レバー12の操作により、
上下移動するピストン10が設置されている。タンク1
5の粘性流体を受け板8内の流体室mに導入する場合、
まず、レバー12により、ピストン10を引き上げる。
シリンダー11内部は負圧になり、タンク15から流体
が、流れ込む。この時、チェック弁13は開くが、チェ
ック弁14は、閉じている。次に、ピストン10をさげ
て、シリンダー11内から流体を、放出すると、チェッ
ク弁14が開いて、流体を、流体室mに導入する。この
ような任意動状態で、レバー12の動作を止めると補助
ピストン6は流体の注入量に見合った位置を保持し、流
体室mに封入された非圧縮性粘性流体が、打撃音を低減
させることになる。
トン6が受け板8に設置されていて、受け板8と補助ピ
ストン6との間に形成される流体室mには、流体導入機
構9により、油等の非圧縮性粘性流体を注入し、補助ピ
ストン6は、注入量に見合った位置を保持している。流
体室mに粘性流体が導入されていると、スプールピスト
ン5が、補助ピストン6を打撃する衝撃の一部が、流体
に吸収され、衝突に伴う騒音を低減することができる。
流体導入機構9は、粘性流体を入れたタンク15と、流
体室mとを連結する流路17と、その途中に設けた、シ
リンダー11と、シリンダーの上下流側に設けたチェッ
クバルブ13、14と、これらチェックバルブ13、1
4に並列に設けたストップバルブ16とからなる。そし
て、シリンダー11内には、レバー12の操作により、
上下移動するピストン10が設置されている。タンク1
5の粘性流体を受け板8内の流体室mに導入する場合、
まず、レバー12により、ピストン10を引き上げる。
シリンダー11内部は負圧になり、タンク15から流体
が、流れ込む。この時、チェック弁13は開くが、チェ
ック弁14は、閉じている。次に、ピストン10をさげ
て、シリンダー11内から流体を、放出すると、チェッ
ク弁14が開いて、流体を、流体室mに導入する。この
ような任意動状態で、レバー12の動作を止めると補助
ピストン6は流体の注入量に見合った位置を保持し、流
体室mに封入された非圧縮性粘性流体が、打撃音を低減
させることになる。
【0010】流体室m内に流体が導入されれば、導入さ
れた流体量によって、流体室mの体積が増加して、その
分、補助ピストン6が上昇する。補助ピストン6の上昇
により、スプールピストン5のストロークが短くなるの
で、打撃力を弱くすることができる。このように、流体
室mに導入する流体量によって、スプールピストン5の
ストローク調節ができ、これによって、打撃力を調整す
ることができる。打撃力の調整は、高圧ポートPから導
入する圧油の油量や圧力の調整によってもできるが、本
発明のようにスプールピストン5のストローク量調整も
できると、その調整範囲が広くなる。なお、ストローク
調整のために、補助ピストン6を上昇できる範囲は、ス
プールピストン5が、補助ピストン6に接触した状態
で、D2の部分が、室fを完全に塞がずに、室fと室g
との連通が保持できる状態までである。なお、ストップ
バルブ16を開放すれば、流体室m内に導入した流体
は、タンク15に戻すことができる。
れた流体量によって、流体室mの体積が増加して、その
分、補助ピストン6が上昇する。補助ピストン6の上昇
により、スプールピストン5のストロークが短くなるの
で、打撃力を弱くすることができる。このように、流体
室mに導入する流体量によって、スプールピストン5の
ストローク調節ができ、これによって、打撃力を調整す
ることができる。打撃力の調整は、高圧ポートPから導
入する圧油の油量や圧力の調整によってもできるが、本
発明のようにスプールピストン5のストローク量調整も
できると、その調整範囲が広くなる。なお、ストローク
調整のために、補助ピストン6を上昇できる範囲は、ス
プールピストン5が、補助ピストン6に接触した状態
で、D2の部分が、室fを完全に塞がずに、室fと室g
との連通が保持できる状態までである。なお、ストップ
バルブ16を開放すれば、流体室m内に導入した流体
は、タンク15に戻すことができる。
【0011】また、ピストンシリンダー1の上部には、
油圧を蓄積しておくためのアキュームレータ19が設置
してある。このアキュームレータ19は、ゴム袋20、
油圧室21、ケース22、カバー23、ガス封入口24
及び、ガス室25より構成されている。ガス室25に
は、窒素ガスが封入されている。アキュームレータ19
に、ガス圧力より高圧の油圧が供給されると、ゴム袋2
0が収縮し、油圧を油圧室21に蓄圧する。また、油圧
が低下した場合には、ゴム袋20が膨張し、油圧室21
に蓄えられた油圧を放出するように作動する。これは、
一般のアキュームレータと同様な作動である。本装置に
おいては、スプールピストン5の上昇工程時には、アキ
ュームレータ19に油圧が蓄圧され、下降工程時には、
アキュームレータ19から油圧が放出されて供給圧力の
変動を抑制している。
油圧を蓄積しておくためのアキュームレータ19が設置
してある。このアキュームレータ19は、ゴム袋20、
油圧室21、ケース22、カバー23、ガス封入口24
及び、ガス室25より構成されている。ガス室25に
は、窒素ガスが封入されている。アキュームレータ19
に、ガス圧力より高圧の油圧が供給されると、ゴム袋2
0が収縮し、油圧を油圧室21に蓄圧する。また、油圧
が低下した場合には、ゴム袋20が膨張し、油圧室21
に蓄えられた油圧を放出するように作動する。これは、
一般のアキュームレータと同様な作動である。本装置に
おいては、スプールピストン5の上昇工程時には、アキ
ュームレータ19に油圧が蓄圧され、下降工程時には、
アキュームレータ19から油圧が放出されて供給圧力の
変動を抑制している。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、打撃音を補助ピストン
と受け板の間の流体が吸収して、騒音を低減することが
できた。また、ストローク量の調整ができるようになっ
たので、圧油量や、圧力調整と組合せることにより、打
撃力の調整範囲が、広くなった。
と受け板の間の流体が吸収して、騒音を低減することが
できた。また、ストローク量の調整ができるようになっ
たので、圧油量や、圧力調整と組合せることにより、打
撃力の調整範囲が、広くなった。
【図1】本実施例の液圧打撃装置の断面図であり、スプ
ールピストンが補助ピストンに衝突した状態である。
ールピストンが補助ピストンに衝突した状態である。
【図2】本実施例の液圧打撃装置の断面図であり、スプ
ールピストンが上方に上がった状態である。
ールピストンが上方に上がった状態である。
【図3】従来の液圧打撃装置の断面図である。
1 ピストンシリンダー 5 スプールピストン 6 補助ピストン 8 受け板 9 流体導入機構 T 低圧ポート P 高圧ポート m 流体室
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年10月23日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】バルブ7が上方に移動すると、孔Jが室a
に連通し、圧力pが、バルブ7の内側の上部圧力室kに
導入される。圧力pが、上部圧力室kと、下部圧力室e
→流路h→室fに作用する。室fで、スプールピストン
5に対して、上方に作用する受圧面積は、(D2−D1)
2・π/4であり、上部圧力室kで下方に作用する受圧面
積は、(D4−D6)2・π/4である。ただし、D2=D4
>D1>D6であるので、受圧面積差により、スプールピ
ストン5は、下方への移動を開始する。スプールピスト
ン5の、下方への移動中、初めのうちは、バルブ7は、
図2での位置を維持しているが、スプールピストン5の
移動によって、室fと室gとが流路lを介して連通し
て、流路3→室g→流路l→室f→流路4→室cとな
り、室cが低圧ポートTと連通したとき、バルブ7は、
下降し、図1の状態となる。以上のように、バルブ7の
切換と、スプールピストン5の移動を繰り返すのであ
る。
に連通し、圧力pが、バルブ7の内側の上部圧力室kに
導入される。圧力pが、上部圧力室kと、下部圧力室e
→流路h→室fに作用する。室fで、スプールピストン
5に対して、上方に作用する受圧面積は、(D2−D1)
2・π/4であり、上部圧力室kで下方に作用する受圧面
積は、(D4−D6)2・π/4である。ただし、D2=D4
>D1>D6であるので、受圧面積差により、スプールピ
ストン5は、下方への移動を開始する。スプールピスト
ン5の、下方への移動中、初めのうちは、バルブ7は、
図2での位置を維持しているが、スプールピストン5の
移動によって、室fと室gとが流路lを介して連通し
て、流路3→室g→流路l→室f→流路4→室cとな
り、室cが低圧ポートTと連通したとき、バルブ7は、
下降し、図1の状態となる。以上のように、バルブ7の
切換と、スプールピストン5の移動を繰り返すのであ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 ピストンシリンダーに内蔵したスプール
ピストンの上下に上下油圧室を設け、下部油圧室には、
常に高圧を作用させ、上部油圧室は、スプールピストン
の上昇工程時には排油して低圧になるように、また、ス
プールピストンの下降時には高圧が作用するように油圧
を制御し、ピストンを往復動させる液圧打撃装置におい
て、スプールピストンの下降時にその先端が衝突する補
助ピストンと、この補助ピストンを設置しピストンシリ
ンダー下方を閉じる受け板と、受け板と補助ピストンの
間に形成される流体室とを設けると共に、この流体室内
に非圧縮性粘性流体を注入し、注入量に応じた補助ピス
トンの位置を保持する機構を備えたことを特徴とする液
圧打撃装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7294687A JPH09112506A (ja) | 1995-10-18 | 1995-10-18 | 液圧打撃装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7294687A JPH09112506A (ja) | 1995-10-18 | 1995-10-18 | 液圧打撃装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09112506A true JPH09112506A (ja) | 1997-05-02 |
Family
ID=17811014
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7294687A Pending JPH09112506A (ja) | 1995-10-18 | 1995-10-18 | 液圧打撃装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09112506A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111842606A (zh) * | 2020-07-31 | 2020-10-30 | 河南孟电集团兴迪锻压设备制造有限公司 | 大型充液冲击复合成形装置及其工作方法 |
-
1995
- 1995-10-18 JP JP7294687A patent/JPH09112506A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111842606A (zh) * | 2020-07-31 | 2020-10-30 | 河南孟电集团兴迪锻压设备制造有限公司 | 大型充液冲击复合成形装置及其工作方法 |
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