JPH09112677A - 自動変速機用油圧制御装置 - Google Patents
自動変速機用油圧制御装置Info
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- JPH09112677A JPH09112677A JP7270056A JP27005695A JPH09112677A JP H09112677 A JPH09112677 A JP H09112677A JP 7270056 A JP7270056 A JP 7270056A JP 27005695 A JP27005695 A JP 27005695A JP H09112677 A JPH09112677 A JP H09112677A
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Abstract
置を係合可能であり、走行状態を確保できる自動変速機
用油圧制御装置を提供する。 【解決手段】 プライマリ調圧弁1は制御圧通路12の
油圧により移動し、ライン圧通路13のライン圧を調圧
する。電磁弁5は指令圧通路15の油圧を低圧から最大
で最大指令圧である出力通路14の油圧まで高精度に制
御する。第1切換弁7は、切換通路16の油圧の高低に
より制御通路12を指令圧通路15または出力通路14
に選択的に連通させる。電磁弁5の故障時、電磁弁6を
閉弁することで切換通路16は低圧になり、第1切換弁
7は出力通路14を選択する。プライマリ調圧弁1に出
力通路14の最大指令圧が加わることにより、ライン圧
通路13の油圧はRレンジの最大圧とほぼ等しくなるの
で、電磁弁5の異常時でもクラッチ、ブレーキがすべる
ことなく係合し車両が安全に走行することが可能であ
る。
Description
機構を油圧で変速制御する自動変速機用油圧制御装置に
関する。
動変速機は、回転駆動力を負荷に応じてスムーズに伝達
するため、油圧弁により各摩擦係合装置に加わる油圧を
切換制御して変速制御を行っている。変速制御は、乗員
による前進、中立および後退のいずれかを選択するセレ
クトレバーによる手動操作と、エンジンのスロットル開
度などから自動変速機制御コンピュータ(以下、「自動
変速機制御コンピュータ」をECUという)により適正
なギア比になるように摩擦係合装置の係合および解除状
態を決定する自動変速とにより行われる。
て、特開平5−319146号公報に開示されるよう
に、制御弁(特開平5−319146号公報ではソレノ
イドバルブ)から加わる指令圧(制御油圧)により調圧
弁(特開平5−319146号公報ではライン圧制御
弁)で生成するライン圧を変更するものが知られてい
る。
うな従来の油圧制御装置では、指令圧を生成する制御弁
から調圧弁に直接指令圧が加わるため、制御弁の異常
時、指令圧が低圧になって調圧弁で生成されるライン圧
が低下し、クラッチが滑ることにより車両が走行不能に
なるという問題がある。
なされたもので、油圧制御装置の故障時においても摩擦
係合装置を係合可能であり、走行状態を確保できる自動
変速機用油圧制御装置を提供することを目的とする。
自動変速機用油圧制御装置によると、油圧制御装置の故
障状態に応じ、複数の摩擦係合装置に加わるライン圧を
ほぼ最大値に設定できることにより、油圧制御装置の故
障時においても摩擦係合装置を係合可能である。
制御装置によると、油圧制御装置の故障状態に応じ、ロ
ックアップ状態を解除可能なロックアップ解除手段をロ
ックアップ装置に設けることにより、エンジン停止を防
ぐことができる。本発明の請求項3記載の自動変速機用
油圧制御装置によると、ライン圧を設定する通常指令圧
を生成する油圧制御弁と、通常指令圧に応じたライン圧
を生成する調圧弁と、調圧弁が生成するライン圧のほぼ
最大値を調圧弁に生成させる最大指令圧および通常指令
圧を切換えて調圧弁に加える第1切換弁とを備えてい
る。この構成により、油圧制御弁の異常時、第1切換弁
は最大指令圧を選択できるので、油圧制御弁の異常時に
おいても摩擦係合装置を係合可能である。
制御装置によると、油圧制御弁をデューティ制御可能な
三方向電磁弁とすることにより、調圧弁で生成されるラ
イン圧を高精度に調整できる。本発明の請求項5記載の
自動変速機用油圧制御装置によると、第2切換弁として
二方向電磁弁を用いることにより第2切換弁の小型化お
よび低コスト化が可能である。
制御装置によると、第2切換弁の異常時、第2切換弁は
第1切換弁を切換作動させる油圧を高圧または低圧のい
ずれか一方に固定することにより第1切換弁が最大指令
圧を選択する。これにより、調圧弁で生成されるライン
圧がほぼ最大圧になるので、第2切換弁の故障時におい
ても摩擦係合装置を係合可能である。
づいて説明する。本発明の実施例による自動変速機用油
圧制御装置を車両用の自動変速機(以下、「自動変速
機」をATという)に適用したシステム構成を図2に示
す。ATはエンジンで生成したトルクをトルクコンバー
タなどの流体伝動装置を介して変速駆動装置に伝達し、
この変速駆動装置内の複数の遊星歯車装置によって変速
して出力する。
たは手動でトランスミッション300内のギア接続が切
換えられ、トルクコンバータ200に接続された図示し
ないエンジンからの回転力が車両の後輪または前輪に伝
達される。自動変速手段90とその周辺装置全体は、ト
ランスミッション300下部のAT内部の図示しないオ
イルパン内部にあり、オイルパン内部の油圧制御装置4
00の周囲は油圧回路のドレインになっている。
ンの回転軸に直結して回転駆動される公知の油圧ポンプ
56が設けられており、各油圧装置からオイルパン等に
排出された駆動油を吸入ポート57より吸入し、ライン
圧制御手段64を介し各装置へ圧油を供給している。こ
の油圧ポンプ56からの圧油は、変動のある高ポンプ油
圧であり、ライン圧制御手段64により一定の高圧なラ
イン圧に制御し各油圧機器へ供給される。各摩擦係合装
置はトランスミッション300内にある図示しないプラ
ネタリギア等の各変速比を構成するギアに連結されてお
り、これら摩擦係合装置を係合または解除することによ
り、変速比を切換えて車両の変速制御を行っている。ロ
ックアップ制御手段65はL/U(ロッックアップ装
置)に加える油圧を調整するものである。
示す。ライン圧制御手段64は、ライン圧を生成する調
圧弁としてのプライマリ調圧弁1と、プライマリ調圧弁
1に指令圧を加える電磁弁5と、出力通路14の油圧を
所定圧以下に設定する減圧弁3と、プライマリ調圧弁1
に加える指令圧を切り換える第1切換弁7と、第1切換
弁7を切換える作動油圧を高圧または低圧に設定する第
2切換弁としての電磁弁6とから構成されている。
圧から受ける力とスプリング2の付勢力の合計と、ライ
ン圧通路13の油圧から受ける力とのつり合いによって
位置が決められ、プライマリ調圧弁1の力のつり合いに
よりライン圧通路13のライン圧が決定する。図3に示
すように、ライン圧通路13の油圧は制御通路12の油
圧(指令圧)が高くなると上昇する。プライマリ調圧弁
1と図示しないセカンダリ調圧弁とは油路で接続されて
おり、セカンダリ調圧弁においてロックアップ装置に加
える作動油圧の元圧を生成する。
力とスプリング4の付勢力とのつり合いにより位置が決
定し、出力通路14の圧力を所定圧以下にしている。電
磁弁5はデューティ制御可能な三方向電磁弁であり、ス
ロットル開度およびシフトレンジに応じてデューティ制
御することにより通常指令圧である指令圧通路15の油
圧を低圧から最大で最大指令圧である出力通路14の油
圧まで高精度に制御する。指令圧通路15の油圧は、ス
ロットル開度が大きくなるにしたがい上昇し、前進レン
ジ(D、3、2、1レンジ)よりも後進レンジ(Rレン
ジ)の方が最大値が高くなるように制御される。
いコイルへの通電がオンされて開弁すると切換通路16
の油圧が高圧になる。コイルへの通電をオフすると、図
示しないスプリングの付勢力により閉弁して切換通路1
6の油圧が低圧になる。第1切換弁7は、切換通路16
の油圧の高低により制御通路12を指令圧通路15また
は出力通路14に選択的に連通させる。切換通路16の
油圧が高圧時、制御通路12は指令圧通路15と連通
し、切換通路16の油圧が低圧時、制御通路12は出力
通路14と連通する。本発明では、第1切換弁の構成を
変更することにより、切換通路16の油圧が低圧時に制
御通路12を指令圧通路15と連通させ、切換通路16
の油圧が高圧時に制御通路12を出力通路14と連通さ
せることも可能である。
て説明する。 (1) 電磁弁5の正常時、電磁弁6は開弁しており、切換
通路16が高圧であるためスプリング8の付勢力に抗し
て第1切換弁7は図1に示す位置となるので、指令圧通
路15と制御通路12とが連通する。したがって、電磁
弁5により指令圧通路15の油圧をデューティ制御し、
スロットル開度およびシフトレンジに応じた油圧を制御
通路12を介してプライマリ調圧弁1に加えることによ
り、ライン圧通路13の油圧を図3に示すように設定す
ることができる。つまり、指令圧に比例してライン圧通
路13のライン圧が上昇する。
低圧側でロックしたときのような油圧制御装置の故障時
には、この故障状態を図示しない検出手段で検出して検
知信号をECUに送出することにより、ECUはこの検
知信号により電磁弁6への通電をオフ制御する。電磁弁
6を閉弁することで切換通路16は低圧になり、第1切
換弁7はスプリング8の付勢力により図1に示す位置よ
り左に移動するので、出力通路14と制御通路12とが
連通する。出力通路14の油圧は電磁弁5が指令圧通路
15に生成する指令圧の最大値とほぼ等しいので、制御
通路12からプライマリ調圧弁1に加わる最大指令圧に
よりライン圧通路13の油圧はRレンジの最大圧とほぼ
等しくなる。したがって、電磁弁5の異常時でも摩擦係
合装置としてのクラッチ、ブレーキが滑ることなく係合
し車両が安全に走行することが可能である。
に収容されたスプリングの付勢力により電磁弁6が閉弁
して切換通路16の油圧が低圧になるので、電磁弁5の
正常、故障に係わらず第1切換弁7により制御通路12
と出力通路14とが連通する。これにより、電磁弁6の
故障時にもプライマリ調圧弁1がライン圧の最大値を生
成するので、クラッチ、ブレーキが滑ることなく係合し
車両が安全に走行することが可能である。
のトルクコンバータ200とロックアップ制御手段65
とを組み合わせた回路構成を図4に示す。第3切換弁2
1、第4切換弁23、第5切換弁24はロックアップ解
除手段を構成する。切換通路16は第3切換弁21を図
4の右方向に切換作動させるように第3切換弁21に接
続している。油圧制御装置の故障時に切換通路16が低
圧になると第3切換弁21が図4に示す位置から左に移
動し、圧力供給通路22がドレイン通路25と連通する
ため第4切換弁23が図4に示す位置から左に移動し、
圧力供給通路26がドレイン通路27と連通する。する
と、第5切換弁24はスプリング28の付勢力により図
4に示す位置で固定されるので、ロックアップ装置とし
てのロックアップクラッチ30が解除されてロックアッ
プ禁止状態となる。したがって、油圧制御装置の故障時
にも常時ロックアップを禁止できるため、エンジンが停
止することなく走行状態を確保することができる。
80、自動変速手段90およびトランスミッション30
0を組み合わせた回路構成を図5に示す。図5に示す構
成では、トランスミッション300のクラッチ101、
103、104、106、ブレーキ102、105に加
わる油圧を切り換える第6切換弁120の作動油圧とし
て切換通路16の油圧を用いることにより、電磁弁6が
共有化できて部品点数が低減できる。正常時には電磁弁
6が開弁しているため圧力供給通路125の油圧が高圧
となり、第6切換弁120が図5に示す位置となる。こ
のとき、中立レンジ(Nレンジ、Pレンジ)を選択する
と、第6切換弁120を介して電磁弁107〜112に
ライン圧が加わる。電磁弁107〜112としてデュー
テイ制御可能な三方向電磁弁を用いれば、すべてのクラ
ッチ、ブレーキに加わる油圧を滑らかに低下させること
ができるので、中立レンジへのレンジ切換えにより発生
するショックを低減できる。
が閉弁して圧力供給通路125が低圧となるため、中立
レンジでは切換弁120が図5に示す位置から右に移動
し圧力供給通路113〜118がドレイン通路124に
連通する。したがって、クラッチ、ブレーキが係合する
ことなく油圧制御装置の故障時にも安全である。
す模式的回路図である。
すブロック図である。
性図である。
タとロックアップ制御手段とを組み合わせた模式的回路
図である。
ある。
Claims (6)
- 【請求項1】 自動変速機に設けられる複数の摩擦係合
装置に加わる油圧をそれぞれ切換え、前記複数の摩擦係
合装置をそれぞれ係合または解除させることにより複数
の変速段を切換制御する自動変速機用油圧制御装置であ
って、 前記複数の摩擦係合装置を係合するライン圧を制御する
ライン圧制御手段と、 前記油圧制御装置の故障状態を検出する検出手段と、 前記検出手段からの制御信号により前記複数の摩擦係合
装置に加わるライン圧をほぼ最大値に切換可能な切換手
段と、 を備えることを特徴とする自動変速機用油圧制御装置。 - 【請求項2】 トルクコンバータとこのトルクコンバー
タに併設されたロッックアップ装置とを備え、前記検出
手段の制御信号によりロックアップ状態を解除可能なロ
ックアップ解除手段を前記ロックアップ装置に設けるこ
とを特徴とする請求項1記載の自動変速機用油圧制御装
置。 - 【請求項3】 前記ライン圧制御手段は、ライン圧を設
定する通常指令圧を生成する油圧制御弁と、前記通常指
令圧に応じたライン圧を生成する調圧弁とを有し、 前記切換手段は、前記調圧弁が生成するライン圧のほぼ
最大値を前記調圧弁に生成させる最大指令圧と前記通常
指令圧とを切換えて前記調圧弁に加える第1切換弁と、
前記第1切換弁を切換える作動油圧を高圧または低圧に
切換える第2切換弁とを有し、 前記油圧制御弁の正常時、前記第1切換弁は前記通常指
令圧を選択し、前記油圧制御弁の異常時、前記第1切換
弁は前記最大指令圧を選択することを特徴とする請求項
1または2記載の自動変速機用油圧制御装置。 - 【請求項4】 前記油圧制御弁はデューティ制御可能な
三方向電磁弁であることを特徴とする請求項3記載の自
動変速機用油圧制御装置。 - 【請求項5】 前記第2切換弁は二方向電磁弁であるこ
とを特徴とする請求項3または4記載の自動変速機用油
圧制御装置。 - 【請求項6】 前記第2切換弁の異常時、前記第2切換
弁は前記第1切換弁を切換作動させる油圧を高圧または
低圧のいずれか一方に固定することにより、前記第1切
換弁は前記最大指令圧を選択することを特徴とする請求
項3、4または5記載の自動変速機用油圧制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27005695A JP3735847B2 (ja) | 1995-10-18 | 1995-10-18 | 自動変速機用油圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27005695A JP3735847B2 (ja) | 1995-10-18 | 1995-10-18 | 自動変速機用油圧制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09112677A true JPH09112677A (ja) | 1997-05-02 |
| JP3735847B2 JP3735847B2 (ja) | 2006-01-18 |
Family
ID=17480912
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27005695A Expired - Lifetime JP3735847B2 (ja) | 1995-10-18 | 1995-10-18 | 自動変速機用油圧制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3735847B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012247050A (ja) * | 2011-05-31 | 2012-12-13 | Honda Motor Co Ltd | 変速機の油圧供給装置 |
-
1995
- 1995-10-18 JP JP27005695A patent/JP3735847B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012247050A (ja) * | 2011-05-31 | 2012-12-13 | Honda Motor Co Ltd | 変速機の油圧供給装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3735847B2 (ja) | 2006-01-18 |
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