JPH09112699A - シール部材の取付け構造 - Google Patents

シール部材の取付け構造

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JPH09112699A
JPH09112699A JP7294902A JP29490295A JPH09112699A JP H09112699 A JPH09112699 A JP H09112699A JP 7294902 A JP7294902 A JP 7294902A JP 29490295 A JP29490295 A JP 29490295A JP H09112699 A JPH09112699 A JP H09112699A
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JP
Japan
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seal member
seal
mounting
groove
mounting groove
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JP7294902A
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Yukimasa Motomatsu
幸正 本松
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シール部材の脱抜を確実に防止する。 【解決手段】 シール部材20の装着は、延出部21を
引き延ばして細くした状態で開口部17Aを通して取付
溝17に収容した後、延出部21を弾性復帰させて抜止
部22を凹部19内に収容することによって行う。装着
状態では、取付溝17の幅狭の開口部17Aにより延出
部21の突当面15側への抜けが規制され、抜止部22
が凹部19の内壁面に引っ掛かることによって延出部2
2のシール溝16側への抜けが規制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シール部材の取付
け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】シール部材の取付け構造として、図7に
示すものがある。これは、パネル取付用コネクタ1のフ
ランジ2にコネクタハウジング3を囲むようにシール溝
4を形成してこのシール溝4に環状のシール部材5を嵌
装すると共に、このシール溝4の内側壁からフランジ2
の外周面に達する横孔6を形成してこの横孔6にシール
部材5の延出部7を嵌入させた構成になる。かかる構造
においては、延出部7を横孔6に嵌合させることによっ
てシール部材5をシール溝4内に保持するようになって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる構造では、シー
ル部材5が図8に示すように姿勢を変えながら引っ張ら
れた場合には、延出部7が横孔6から抜き取られるよう
になり、その結果シール部材5が容易にシール溝4から
外れてしまうことになる。
【0004】本願発明は上記事情に鑑みて創案されたも
のであって、シール部材の脱抜を確実に防止することを
目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、シー
ル取付部品における相手側部品との突当面に弾性変形可
能なシール部材を装着するものにおいて、シール部材に
側方へ突出する延出部を一体に形成すると共に、この延
出部の先端に幅広の抜止部を形成し、シール取付部品
に、延出部が嵌合可能な取付溝を形成すると共に、取付
溝の開口部を延出部よりも幅狭に形成し、延出部の取付
溝への嵌合の際には延出部を引き伸ばして細くすること
により取付溝の開口部を通過させる構成としたところに
特徴を有する。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、シール取付部に、シール部材の取付け状態において
抜止部が収容される凹部を形成したところに特徴を有す
るものである。
【0007】
【発明の作用及び効果】請求項1の発明においては、シ
ール部材の取付けの際には、シール部材の延出部を引き
伸ばして取付溝の幅狭の開口部を通過させることにより
その取付溝内に嵌合させる。取付け状態では、延出部が
弾性復元して取付溝の幅狭部分よりも太くなるから延出
部が取付溝から外れることがなく、且つ、幅広の抜止部
が取付溝を通り抜けることがないため、シール部材の脱
抜を確実に防止することができる。
【0008】請求項2の発明においては、シール部材を
取り付けると抜止部は凹部内に収容されるため、抜止部
が他の部材等と干渉することを防止することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図1乃至図6を参照して説明する。本実施形態で
は、パネル取付型コネクタ(本発明の構成要件であるシ
ール取付部品)10と図示しないパネル(本発明の構成
要件である相手側部品)との取付部におけるシール構造
に適用した場合について説明する。
【0010】本実施形態のパネル取付型コネクタ10
は、2つのフード部12を備えたコネクタハウジング1
1と、フード部12内に突出するようにコネクタハウジ
ング11に取り付けられる端子金具(図示せず)と、コ
ネクタハウジング11の外周に鍔状に形成された略方形
のフランジ13と、フランジ13の四隅に近い位置に一
体に取り付けたボルト14によって構成される。
【0011】かかるパネル取付型コネクタ10のパネル
への取付は、2つのフード部12をパネルの取付孔(図
示せず)に貫通させると共に、パネルのボルト孔(図示
せず)にボルト14を貫通させて裏側からナット(図示
せず)を螺合して締め付ける、という周知の方法により
行われる。取り付けた状態では、フランジ13がパネル
の正面に重ね合わされるように密着され、このフランジ
13とパネルとの隙間はシール部材20によって防水さ
れるようになっている。
【0012】次に、シール構造について説明する。フラ
ンジ13におけるパネルと対向する突当面15には、フ
ード部12の周縁に沿った環状の経路のシール溝16が
形成されており、このシール溝16にはゴム製の環状を
なすシール部材20が嵌め込まれて装着されている。こ
のシール部材20は2つのフード部12を包囲するよう
に配され、パネルとフランジ13との隙間においては、
シール部材20の内周側から外周側への水・異物の侵入
が阻止され、もって、パネル内の電子部品等が保護され
る。
【0013】フランジ13には、その外周面からシール
溝16に達する取付溝17が形成されている。この取付
溝17は、そのシール溝16からフランジ13の外周に
至る全範囲で突当面15に開口されている。この取付溝
17の開口部17Aには、両側縁から内側に向かって突
出する一対の張出部18,18が形成され、この両張出
部18,18によって突当面15への開口部17Aの幅
が狭く構成されている。さらに、取付溝17におけるフ
ランジ13の外周側に開口する側の部分には、シール溝
16側の部分よりも幅が広げられてフランジ13の外周
面に開口する凹部19が形成されている。
【0014】一方、シール部材20には、上記取付溝1
7と対応する位置から外側へ突出する延出部21が一体
に形成されている。この延出部21の自由状態における
幅は取付溝17の幅よりも僅かに小さい寸法となってお
り、延出部21は取付溝17内に嵌合可能となってい
る。かかる延出部21は、外側へ引っ張ることによって
糸巻き状に幅が狭まるような弾性撓みを生じるようにな
っている。延出部21がシール溝16からフランジ13
の外周までの距離よりも少し長い寸法になるまで引き伸
ばされた状態では、延出部21の幅が、上記取付溝17
の突当面15への幅狭の開口部17Aの幅よりも僅かに
小さい寸法となる。したがって、上記のように引き伸ば
した状態の延出部21は幅狭の開口部17Aを通して取
付溝17内に挿入することが可能となっている。さら
に、延出部21の突出端には、両側へ突出することによ
り延出部21よりも幅広の抜止部22が形成されてい
る。この抜止部22の幅は、取付溝17の幅よりも相当
に大きく、上記凹部19の幅よりは少し小さい寸法とな
っている。自由状態となった延出部21が取付溝17内
に嵌合された状態においては、抜止部22は凹部19の
シール溝16側の内壁面と殆ど隙間を空けずに対向し、
延出部21がシール溝16側へ移動しようとしたときに
は抜止部22がその凹部19の内壁面に当接して引っ掛
かりを生じるようになる。
【0015】次に、本実施形態の作用について説明す
る。シール部材20をフランジ13に取り付ける際に
は、シール部材20をシール溝16に嵌め入れると共
に、抜止部22を摘んで延出部21を引き伸ばして細く
変形させ、その延出部21を幅狭の開口部17Aから取
付溝17内に嵌入する。その後に抜止部22から手を離
すと、延出部21がその弾性復元力により幅が広がると
共に長さが短くなるように変形し、延出部21が取付溝
17内に収容されると共に、抜止部22が凹部19内に
収容される。以上により、シール部材20の取付け作業
が完了する。
【0016】シール部材20を取り付けた状態において
は、延出部21をシール溝16側へ抜き取ろうとして
も、抜止部22が凹部19の内壁面に係止することによ
り延出部21の抜取りが阻止される。また、延出部21
及び抜止部22を突当面15側へ抜き取ろうとしても、
開口部17Aを幅狭にしている張出部18に係止される
ため、延出部21及び抜止部22の突当面15側への抜
取りも阻止される。したがって、シール部材20がフラ
ンジ13から外れることが確実に防止されている。
【0017】シール部材20を取り外す際には、抜止部
22を摘んで延出部21を細く引き延ばすと共に抜止部
22を凹部19内からフランジ13の外周側へ突出さ
せ、その状態を維持しつつ延出部21と抜止部22を突
当面15側へ移動させる。すると、細くなった延出部2
1が幅狭の開口部17Aを通過して取付溝17内から突
当面15側へ取り出される。この後は、延出部21を自
由状態に弾性復帰変形させると共に、シール部材20を
シール溝16から取り出せばよい。
【0018】上述のように、本実施形態では、シール部
材20のシール溝16側への抜取りと突当面15側への
抜取りの両方が阻止されるようになっているから、シー
ル部材20のフランジ13からの脱抜を確実に防止する
ことができる。
【0019】また、突当面15への開口部17Aの幅を
取付溝17だけでなく凹部19の部分においても狭くし
たから、抜止部22が突当面15側へ外れることがな
く、抜止部22が突当面15側へ外れることに起因する
シール部材20の脱抜が防止されている。
【0020】さらに、抜止部22は取付溝17を通過さ
せて凹部19に収容するのではなく、フランジ13の外
周側から凹部19内に収容するようになっているから、
抜止部22の幅を延出部21の幅よりも相当に大きく設
定することができるようになっている。このようにする
ことによって抜止部22による抜止機能の向上を図るこ
とが可能となる。
【0021】また、本実施形態では、抜止部22をフラ
ンジ13から突出させずに凹部19内に収容したから、
抜止部22が他の部材に引っ掛かったために延出部21
が取付溝17から強制的に抜き取られる、といった不具
合が生じる虞がない。
【0022】さらに、シール部材20の装着に際して
は、延出部21を引き伸ばして外側から嵌め込むという
簡単な作業を行うだけで済むから、シール部材に設けた
突出部をシール溝の側壁の狭い横孔に押し込む場合に比
べて、操作性が優れている。
【0023】<他の実施形態>本発明は上記記述及び図
面によって説明した実施形態に限定されるものではな
く、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に
含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内
で種々変更して実施することができる。
【0024】(1)延出部21の側面や幅狭の開口部1
7Aをテーパ形にしてもよく、このようにすると、取付
溝17からの延出部21の抜け規制機能を損なうことな
く、延出部21の取付溝17への嵌め込みが容易とな
る。
【0025】(2)上記実施形態では、開口部17Aを
幅狭にする手段として、両方の側から張出部18を突出
させた構成としたが、本発明によれば、片方の側のみか
ら張出部を突出させることによって開口部を幅狭にする
構成としてもよい。
【0026】(3)上記実施形態では、抜止部22を収
容するための凹部19を設けた場合について説明した
が、本発明によれば、抜止部をフランジの外部に突出さ
せる構成とすることもできる。
【0027】(4)上記実施形態では、凹部19をフラ
ンジ13の外周面に開口させた場合について説明した
が、本発明によれば、凹部をフランジの外周面には開口
させずに突当面に開口させる構成としてもよい。
【0028】(5)上記実施形態では、取付溝17と延
出部21をシール溝16とシール部材20よりも外周側
に設けた場合について説明したが、本発明によれば、こ
れとは逆に取付溝17と延出部21を外周側に設ける構
成としてもよい。
【0029】(6)上記実施形態では、フランジ13へ
のシール部材20の装着手段としてシール溝16を形成
した場合について説明したが、本発明によれば、溝に限
らず、例えばフランジの外周に沿ってL字形断面の段差
を設けてここにシール部材を装着する場合にも適用する
ことができる。
【0030】(7)上記実施形態では、シール取付部材
がパネル取付型コネクタ10である場合について説明し
たが、本発明は、パネル取付型コネクタ以外のシール取
付部材にも適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における外観斜視図
【図2】シール部材を取り外した状態をあらわす部分拡
大斜視図
【図3】シール部材を装着した状態をあらわす部分拡大
斜視図
【図4】シール部材の装着途中の状態をあらわす部分拡
大平面図
【図5】シール部材を装着した状態をあらわす部分拡大
平面図
【図6】シール部材を装着した状態をあらわす部分拡大
断面図
【図7】従来例の外観斜視図
【図8】従来例の部分拡大断面図
【符号の説明】
10…パネル取付型コネクタ(シール取付部品) 15…突当面 17…取付溝 20…シール部材 21…延出部 22…抜止部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シール取付部品における相手側部品との
    突当面に弾性変形可能なシール部材を装着するものにお
    いて、 前記シール部材に側方へ突出する延出部を一体に形成す
    ると共に、この延出部の先端に幅広の抜止部を形成し、
    前記シール取付部品に、前記延出部が嵌合可能な取付溝
    を形成すると共に、前記取付溝の開口部を前記延出部よ
    りも幅狭に形成し、前記延出部の前記取付溝への嵌合の
    際には前記延出部を引き伸ばして細くすることにより前
    記取付溝の開口部を通過させる構成としたことを特徴と
    するシール部材の取付け構造。
  2. 【請求項2】 シール取付部に、シール部材の取付け状
    態において抜止部が収容される凹部を形成したことを特
    徴とする請求項1記載のシール部材の取付け構造。
JP7294902A 1995-10-17 1995-10-17 シール部材の取付け構造 Pending JPH09112699A (ja)

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