JPH09112704A - オイルシール - Google Patents

オイルシール

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Publication number
JPH09112704A
JPH09112704A JP7295952A JP29595295A JPH09112704A JP H09112704 A JPH09112704 A JP H09112704A JP 7295952 A JP7295952 A JP 7295952A JP 29595295 A JP29595295 A JP 29595295A JP H09112704 A JPH09112704 A JP H09112704A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
bumper
seal lip
oil seal
section
Prior art date
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Pending
Application number
JP7295952A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichi Yarimizu
健一 鎗水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nok Corp
Original Assignee
Nok Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Nok Corp filed Critical Nok Corp
Priority to JP7295952A priority Critical patent/JPH09112704A/ja
Publication of JPH09112704A publication Critical patent/JPH09112704A/ja
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  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 外周取付部1の内周側にベロー状の可撓部2
を設け、可撓部2の内周側にバンパー3およびシールリ
ップ4を設けたオイルシールについて、軸5が大きく偏
心してもシールリップ4と軸5との間に隙間が発生する
ことがなく、もって優れた密封性能を発揮するととも
に、バンパー3の軸5に対する接触力が大きくなり過ぎ
ることがなく、もって優れた耐久性能を発揮することが
可能なオイルシールを提供する。 【解決手段】 可撓部2の断面形状を略w字形として、
軸5が大きく偏心した際に、引張り側の可撓部2が十分
に伸ばされる長さを有しており、また圧縮側からの引張
りが少なくなるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、密封装置の一種で
あるオイルシールに関する。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように、自動車等のステアリ
ングに用いられるダスト用のオイルシール(ダストシー
ル)は、従来、外周取付部1の内周側にベロー状の可撓
部2を一体成形し、可撓部2の内周側にバンパー3を一
体成形し、バンパー3の軸方向一端側(図上上側)に、
軸5に摺動自在に密接するシールリップ4を一体成形し
ている。
【0003】しかしながら上記従来のオイルシールにお
いては、可撓部2の断面形状が略v字形とされていて、
その長さが短いために、以下の問題がある。
【0004】すなわち、図3に示したように、軸5が大
きく偏心した際に、バンパー3およびシールリップ4が
円周上の一部において軸方向に移動(矢印x)して軸5
に対して大きく傾き、この結果、シールリップ4の軸5
に対する接触状態が大きく変化するために、図4(B)
に示すように、シールリップ4と軸5との間に円周上の
一部において隙間6が発生し、この隙間6から漏れが発
生する問題がある。またこの隙間6が発生する位置に対
して略180度変位した位置では、バンパー3の軸5に
対する接触力が大きくなり過るために、バンパー3が早
期に摩耗する問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点に鑑
み、軸が大きく偏心してもシールリップと軸との間に隙
間が発生することがなく、もって優れた密封性能を発揮
するとともに、バンパーの軸に対する接触力が大きくな
り過ぎることがなく、もって優れた耐久性能を発揮する
ことが可能なオイルシールを提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のオイルシールは、外周取付部の内周側にベ
ロー状の可撓部を設け、前記可撓部の内周側にバンパー
およびシールリップを設けたオイルシールにおいて、前
記可撓部の断面形状を略w字形とすることにした。
【0007】
【作用】上記構成を備えた本発明のオイルシールのよう
に、可撓部の断面形状が略w字形とされていると、軸が
大きく偏心した際に、引張り側の可撓部が十分に伸ばさ
れる長さを有しており、また圧縮側からの引張りが少な
くなるために、バンパーおよびシールリップが軸方向に
移動しにくくなる。したがってシールリップの軸に対す
る接触状態が大きく変化することがないために、シール
リップと軸との間に隙間が発生するのを防止するととも
に、バンパーの軸に対する接触力が大きくなり過ぎるの
を防止することが可能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】可撓部の断面形状を略v字形から
略w字形に変更したことは、その形状の相違からして一
重ベローを二重ベローに変更したと換言することがで
き、また一般論からして、その長さを長くしたと言うこ
とができる。wの向きは、軸方向の何れであっても良
い。
【0009】
【実施例】つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説
明する。
【0010】図1は当該実施例に係るオイルシールの半
裁断面を示しており、このオイルシールは、エンジンル
ーム(車外)から車内へ泥水等が侵入することがないよ
うにこれを防止するステアリング用のダストシールとし
て用いられる。
【0011】ゴムまたは樹脂等のゴム状弾性材(高分子
材料)によって成形された環状の外周取付部1の内周側
にベロー状の可撓部(ベロー部とも称する)2が一体成
形されており、この可撓部2の内周側に環状のバンパー
3が一体成形され、このバンパー3の軸方向一端側(図
上上側)に、軸5に摺動自在に密接する環状のシールリ
ップ(第一のシールリップまたはメインリップとも称す
る)4が一体成形され、このシールリップ4の外周面に
設けられた環状の装着溝4aにガータスプリング7が嵌
着され、シールリップ4の軸方向一端側、すなわち先端
側に、軸5に摺動自在に密接する環状の第二のシールリ
ップ8が一体成形され、バンパー3に保形リング9が埋
設され、可撓部2の半裁断面形状が略w字形に成形され
ている。
【0012】すなわち、方向としてバンパー3の軸方向
一端側にシールリップ4が一体成形されていることを前
提として、外周取付部1から軸方向他端側(図上下側)
に向けて可撓部2が始まっており、この可撓部2が、軸
方向他端側に向けて延びた第一テーパ部2a、第一屈曲
部2b、軸方向一端側に向けて延びた第二テーパ部2
c、第二屈曲部2d、再度軸方向他端側に向けて延びた
第三テーパ部2e、第三屈曲部2f、再度軸方向一端側
に向けて延びた第四テーパ部2gをこの順番に一体に備
えており、第四テーパ部2gの軸方向一端側にバンパー
3が一体成形されている。
【0013】第二のシールリップ8は、シールリップ4
の先端部に連続して設けられた基端側円筒部8aと、こ
の基端側円筒部8aに連続して設けられた先窄まりのテ
ーパ部8bと、このテーパ部8bに連続して設けられた
先端側円筒部8cとを備え、かつ断面形状を略三角形に
形成された独自の軸5に対する摺動部8dを備えてお
り、またその自由状態における内径寸法がシールリップ
4の自由状態における内径寸法より小さく設定され、更
に図示したように、全体に薄く長く、軸5に対する締め
代が大きくなり過ぎないように成形されている。保形リ
ング9は金属等の剛材によって断面略矩形状に成形され
ており、またその外周面をバンパー3に対して表面露出
させている。外周取付部1には、金属等剛材製の補強環
10が埋設されている。
【0014】上記構成を備えたオイルシールにおいて
は、可撓部2の断面形状が略w字形とされているため
に、軸5が大きく偏心した際に、引張り側の可撓部2が
十分に伸ばされる長さを有しており、また圧縮側からの
引張りが少なくなるために、バンパー3およびシールリ
ップ4が軸方向に移動しにくい。したがってシールリッ
プ4の軸5に対する接触状態が大きく変化することがな
いために、シールリップ4と軸5との間に隙間が発生す
るのを防止することができ、これによって密封性能を向
上させることができる。図2は、シールリップ4が軸方
向に移動しにくくなったことを実験の結果として示した
もので、グラフ上、当該実施例に係るオイルシールが
「□」プロットで示されている。「〇」プロットは、図
5に示した、可撓部2の断面形状を略v字形とした第一
比較例に係るオイルシール、「△」プロットは、図6に
示した、可撓部2の断面形状を略u字形とした第二比較
例に係るオイルシールである。尚、グラフの縦軸の「リ
ップ先端の軸方向距離」は、図3における距離xのこと
である。
【0015】また上記構成を備えたオイルシールにおい
ては、同じ理由から、バンパー3の軸5に対する接触力
が大きくなり過ぎるのを防止することができ、これによ
ってバンパー3が早期に摩耗するのを抑えて耐久性能を
向上させることができる。
【0016】
【発明の効果】本発明は、以下の効果を奏する。
【0017】すなわち、上記構成を備えた本発明のオイ
ルシールにおいては、可撓部の断面形状が略w字形とさ
れているために、軸が大きく偏心した際に、引張り側の
可撓部が十分に伸ばされる長さを有しており、また圧縮
側からの引張りが少なくなるために、バンパーおよびシ
ールリップが軸方向に移動しにくい。したがってシール
リップの軸に対する接触状態が大きく変化することがな
いために、シールリップと軸との間に隙間が発生するの
を防止することができ、これによって密封性能を向上さ
せることができる。また同じ理由から、バンパーの軸に
対する接触力が大きくなり過ぎるのを防止することがで
き、これによってバンパーが早期に摩耗するのを抑えて
耐久性能を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るオイルシールの半裁断面
【図2】軸の偏心量とシールリップ先端部の軸方向距離
の関係を示すグラフ図
【図3】従来例に係るオイルシールの作動状態を示す断
面図
【図4】(A)は図3におけるA部拡大図、(B)は図
3におけるB部拡大図
【図5】第一比較例に係るオイルシールの半裁断面図
【図6】第二比較例に係るオイルシールの半裁断面図
【符号の説明】
1 外周取付部 2 可撓部 2a,2c,2e,2g テーパ部 2b,2d,2f 屈曲部 3 バンパー 4 シールリップ 4a 装着溝 5 軸 6 隙間 7 ガータスプリング 8 第二のシールリップ 8a 基端側円筒部 8b テーパ部 8c 先端側円筒部 8d 摺動部 9 保形リング 10 補強環

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周取付部(1)の内周側にベロー状の
    可撓部(2)を設け、前記可撓部(2)の内周側にバン
    パー(3)およびシールリップ(4)を設けたオイルシ
    ールにおいて、前記可撓部(2)の断面形状を略w字形
    としたことを特徴とするオイルシール。
JP7295952A 1995-10-20 1995-10-20 オイルシール Pending JPH09112704A (ja)

Priority Applications (1)

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JP7295952A JPH09112704A (ja) 1995-10-20 1995-10-20 オイルシール

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JP7295952A JPH09112704A (ja) 1995-10-20 1995-10-20 オイルシール

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ID=17827233

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JP7295952A Pending JPH09112704A (ja) 1995-10-20 1995-10-20 オイルシール

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Effective date: 20040806