JPH09112869A - ゴミ焼却炉の燃焼制御装置 - Google Patents
ゴミ焼却炉の燃焼制御装置Info
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- JPH09112869A JPH09112869A JP26722195A JP26722195A JPH09112869A JP H09112869 A JPH09112869 A JP H09112869A JP 26722195 A JP26722195 A JP 26722195A JP 26722195 A JP26722195 A JP 26722195A JP H09112869 A JPH09112869 A JP H09112869A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 ゴミ質にかかわらず火格子温度の極端な上昇
を防ぎ、火格子の長寿命化を達成できるゴミ焼却炉の燃
焼制御装置を提供する。 【解決手段】 ストーカ機構Sによりゴミを搬送しなが
ら焼却処理する燃焼帯5と、前記燃焼帯5の下流側で燃
焼ゴミを灰化する後燃焼帯6とを備えたゴミ焼却炉に、
前記燃焼帯5におけるゴミの燃えきり位置を検出する燃
えきり位置検出機構C1を設けるとともに、前記燃焼帯
5におけるゴミ厚さを検出するゴミ厚検出機構C3を設
けて、前記燃焼帯5における上流側と下流側のゴミの相
対搬送速度を、上流側に対する下流側のゴミの搬送速度
が低くなる状態で可変に調節して、前記ゴミ厚検出機構
C3による検出ゴミ厚さを所定の厚さに維持しながら前
記燃えきり位置検出機構C1による検出燃えきり位置を
所定の位置に調節する燃えきり位置調節機構C2を設け
て構成する。
を防ぎ、火格子の長寿命化を達成できるゴミ焼却炉の燃
焼制御装置を提供する。 【解決手段】 ストーカ機構Sによりゴミを搬送しなが
ら焼却処理する燃焼帯5と、前記燃焼帯5の下流側で燃
焼ゴミを灰化する後燃焼帯6とを備えたゴミ焼却炉に、
前記燃焼帯5におけるゴミの燃えきり位置を検出する燃
えきり位置検出機構C1を設けるとともに、前記燃焼帯
5におけるゴミ厚さを検出するゴミ厚検出機構C3を設
けて、前記燃焼帯5における上流側と下流側のゴミの相
対搬送速度を、上流側に対する下流側のゴミの搬送速度
が低くなる状態で可変に調節して、前記ゴミ厚検出機構
C3による検出ゴミ厚さを所定の厚さに維持しながら前
記燃えきり位置検出機構C1による検出燃えきり位置を
所定の位置に調節する燃えきり位置調節機構C2を設け
て構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ゴミ焼却炉の燃焼
制御装置に関する。
制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のゴミ焼却炉の燃焼制御装置は、燃
焼帯を、可動火格子と固定火格子とを交互に配置して油
圧式の駆動機構により火格子を相対移動させてゴミを搬
送するストーカ機構で構成し、上流側から下流側にかけ
て一様な搬送速度で可変に調節できるように構成してい
た。
焼帯を、可動火格子と固定火格子とを交互に配置して油
圧式の駆動機構により火格子を相対移動させてゴミを搬
送するストーカ機構で構成し、上流側から下流側にかけ
て一様な搬送速度で可変に調節できるように構成してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のゴミ焼
却炉の燃焼制御装置は、燃焼帯の上流側から下流側にか
けて一様な搬送速度で搬送するように構成していたため
に、搬送過程でゴミが燃焼して容量が少なくなり、下流
程ゴミ厚さが薄くなっていた。一方、熱灼減量を基準値
以下に抑えるべく、燃焼帯の途中、詳しくは、燃焼帯の
下流側3/4程度の位置に燃えきり位置がくるように燃
焼帯でのゴミの搬送速度を調節することで、後燃焼帯で
の灰化の時間を稼ぐように制御していた。そのため、温
度上昇に起因する火格子の焼損により頻繁な保守交換が
必要になるという問題点があり、燃えきり位置は所定範
囲に調節され、熱灼減量を基準値以下に抑えられるもの
の、ゴミ質の良い燃えやすいゴミの場合には燃焼帯にお
けるゴミ厚さが一層薄くなり、火格子の焼損が極めて激
しくなる傾向があった。
却炉の燃焼制御装置は、燃焼帯の上流側から下流側にか
けて一様な搬送速度で搬送するように構成していたため
に、搬送過程でゴミが燃焼して容量が少なくなり、下流
程ゴミ厚さが薄くなっていた。一方、熱灼減量を基準値
以下に抑えるべく、燃焼帯の途中、詳しくは、燃焼帯の
下流側3/4程度の位置に燃えきり位置がくるように燃
焼帯でのゴミの搬送速度を調節することで、後燃焼帯で
の灰化の時間を稼ぐように制御していた。そのため、温
度上昇に起因する火格子の焼損により頻繁な保守交換が
必要になるという問題点があり、燃えきり位置は所定範
囲に調節され、熱灼減量を基準値以下に抑えられるもの
の、ゴミ質の良い燃えやすいゴミの場合には燃焼帯にお
けるゴミ厚さが一層薄くなり、火格子の焼損が極めて激
しくなる傾向があった。
【0004】本発明の目的は、上述の問題点に鑑みて、
ゴミ質にかかわらず火格子温度の極端な上昇を防ぎ、火
格子の長寿命化を達成できるゴミ焼却炉の燃焼制御装置
を提供する点にある。
ゴミ質にかかわらず火格子温度の極端な上昇を防ぎ、火
格子の長寿命化を達成できるゴミ焼却炉の燃焼制御装置
を提供する点にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明によるゴミ焼却炉の燃焼制御装置の第一の特徴構
成は、特許請求の範囲の請求項1の欄に記した通り、ス
トーカ機構によりゴミを搬送しながら焼却処理する燃焼
帯と、前記燃焼帯の下流側で燃焼ゴミを灰化する後燃焼
帯とを備えたゴミ焼却炉に、前記燃焼帯におけるゴミの
燃えきり位置を検出する燃えきり位置検出機構を設ける
とともに、前記燃焼帯におけるゴミ厚さを検出するゴミ
厚検出機構を設けて、前記燃焼帯における上流側と下流
側のゴミの相対搬送速度を、上流側に対する下流側のゴ
ミの搬送速度が遅くなる状態で可変に調節して、前記ゴ
ミ厚検出機構による検出ゴミ厚さを所定の厚さに維持し
ながら前記燃えきり位置検出機構による検出燃えきり位
置を所定の位置に調節する燃えきり位置調節機構を設け
て構成してある点にある。本発明によるゴミ焼却炉の燃
焼制御装置の第二の特徴構成は、特許請求の範囲の請求
項2の欄に記した通り、第一の特徴構成に加えて、前記
後燃焼帯に供給される一次燃焼用空気の供給量を、下流
側よりも上流側に多く供給する一次燃焼用空気供給機構
を設けて構成してある点にある。本発明によるゴミ焼却
炉の燃焼制御装置の第三の特徴構成は、特許請求の範囲
の請求項3の欄に記した通り、ストーカ機構によりゴミ
を搬送しながら焼却処理する燃焼帯を備えたゴミ焼却炉
に、前記燃焼帯における上流側と下流側のゴミの相対搬
送速度を、上流側に対する下流側のゴミの搬送速度が遅
くなる状態で調節する速度調節機構を設けて構成してあ
る点にある。
本発明によるゴミ焼却炉の燃焼制御装置の第一の特徴構
成は、特許請求の範囲の請求項1の欄に記した通り、ス
トーカ機構によりゴミを搬送しながら焼却処理する燃焼
帯と、前記燃焼帯の下流側で燃焼ゴミを灰化する後燃焼
帯とを備えたゴミ焼却炉に、前記燃焼帯におけるゴミの
燃えきり位置を検出する燃えきり位置検出機構を設ける
とともに、前記燃焼帯におけるゴミ厚さを検出するゴミ
厚検出機構を設けて、前記燃焼帯における上流側と下流
側のゴミの相対搬送速度を、上流側に対する下流側のゴ
ミの搬送速度が遅くなる状態で可変に調節して、前記ゴ
ミ厚検出機構による検出ゴミ厚さを所定の厚さに維持し
ながら前記燃えきり位置検出機構による検出燃えきり位
置を所定の位置に調節する燃えきり位置調節機構を設け
て構成してある点にある。本発明によるゴミ焼却炉の燃
焼制御装置の第二の特徴構成は、特許請求の範囲の請求
項2の欄に記した通り、第一の特徴構成に加えて、前記
後燃焼帯に供給される一次燃焼用空気の供給量を、下流
側よりも上流側に多く供給する一次燃焼用空気供給機構
を設けて構成してある点にある。本発明によるゴミ焼却
炉の燃焼制御装置の第三の特徴構成は、特許請求の範囲
の請求項3の欄に記した通り、ストーカ機構によりゴミ
を搬送しながら焼却処理する燃焼帯を備えたゴミ焼却炉
に、前記燃焼帯における上流側と下流側のゴミの相対搬
送速度を、上流側に対する下流側のゴミの搬送速度が遅
くなる状態で調節する速度調節機構を設けて構成してあ
る点にある。
【0006】以下に作用を説明する。第一の特徴構成に
よれば、搬送中のゴミ燃焼により未燃焼ゴミの容量が次
第に少なくなっても、速度調節機構により下流側での搬
送速度が上流側よりも低くなる状態で可変に調節できる
ので、ゴミ質が変動した場合であっても、燃えきり位置
調節機構が、ゴミ厚検出機構による検出ゴミ厚さを所定
の厚さに維持しながらも、燃えきり位置検出機構による
検出燃えきり位置を前記燃焼帯の所定位置に調節するこ
とになるので、燃えやすいゴミであっても、燃焼帯で所
定のゴミ容量、つまりゴミ厚さが確保され、火格子の温
度上昇を確実に低減させることができるのである。第二
の特徴構成によれば、後燃焼帯に供給される一次燃焼用
空気の供給量を、下流側よりも上流側に多く供給するよ
うに配分することにより、燃焼帯の最下流側に調節され
た燃えきり位置から搬送される固体燃焼中のゴミを後燃
焼帯の上流側で確実に灰化して、熱灼減量を基準値以下
に抑えるものである。第三の特徴構成によれば、燃焼帯
ではゴミが燃焼して容量が小さくなるに連れてゴミ厚さ
が薄くなる点に着目して、燃焼帯における上流側と下流
側のゴミの相対搬送速度を、上流側に対する下流側のゴ
ミの搬送速度が遅くなる状態で調節することにより下流
側のゴミ厚さを確保して火格子温度の上昇を防止するの
である。
よれば、搬送中のゴミ燃焼により未燃焼ゴミの容量が次
第に少なくなっても、速度調節機構により下流側での搬
送速度が上流側よりも低くなる状態で可変に調節できる
ので、ゴミ質が変動した場合であっても、燃えきり位置
調節機構が、ゴミ厚検出機構による検出ゴミ厚さを所定
の厚さに維持しながらも、燃えきり位置検出機構による
検出燃えきり位置を前記燃焼帯の所定位置に調節するこ
とになるので、燃えやすいゴミであっても、燃焼帯で所
定のゴミ容量、つまりゴミ厚さが確保され、火格子の温
度上昇を確実に低減させることができるのである。第二
の特徴構成によれば、後燃焼帯に供給される一次燃焼用
空気の供給量を、下流側よりも上流側に多く供給するよ
うに配分することにより、燃焼帯の最下流側に調節され
た燃えきり位置から搬送される固体燃焼中のゴミを後燃
焼帯の上流側で確実に灰化して、熱灼減量を基準値以下
に抑えるものである。第三の特徴構成によれば、燃焼帯
ではゴミが燃焼して容量が小さくなるに連れてゴミ厚さ
が薄くなる点に着目して、燃焼帯における上流側と下流
側のゴミの相対搬送速度を、上流側に対する下流側のゴ
ミの搬送速度が遅くなる状態で調節することにより下流
側のゴミ厚さを確保して火格子温度の上昇を防止するの
である。
【0007】
【発明の効果】本発明によれば、ゴミ質にかかわらず火
格子温度の極端な上昇を防ぎ、火格子の長寿命化を達成
できるゴミ焼却炉の燃焼制御装置を提供することができ
るようになった。
格子温度の極端な上昇を防ぎ、火格子の長寿命化を達成
できるゴミ焼却炉の燃焼制御装置を提供することができ
るようになった。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。ゴミ焼却炉2は、図1に示すよう
に、ゴミピット1に集積されたゴミを投入するホッパ3
と、前記ホッパ3に投入されたゴミを焼却処理する焼却
処理帯4,5,6と、処理後の残渣を回収する灰ピット
7と、焼却処理で生じた燃焼熱から蒸気を生成する廃熱
ボイラ8と、蒸気タービンと発電機とからなり前記廃熱
ボイラ8で生じた蒸気で発電する発電装置9と、前記廃
熱ボイラ8を通過した排ガスを浄化する排ガス処理装置
10と、浄化後の排ガスを放出する煙突11等を設けて
構成してある。
基づいて説明する。ゴミ焼却炉2は、図1に示すよう
に、ゴミピット1に集積されたゴミを投入するホッパ3
と、前記ホッパ3に投入されたゴミを焼却処理する焼却
処理帯4,5,6と、処理後の残渣を回収する灰ピット
7と、焼却処理で生じた燃焼熱から蒸気を生成する廃熱
ボイラ8と、蒸気タービンと発電機とからなり前記廃熱
ボイラ8で生じた蒸気で発電する発電装置9と、前記廃
熱ボイラ8を通過した排ガスを浄化する排ガス処理装置
10と、浄化後の排ガスを放出する煙突11等を設けて
構成してある。
【0009】前記焼却処理帯4,5,6は、ゴミを搬送
しながら乾燥させる乾燥帯4と、ある程度乾燥されたゴ
ミを搬送しながら燃焼させる燃焼帯5と、ゴミを搬送し
ながら完全に燃焼させて灰化する後燃焼帯6とからな
り、図2に示すように、各焼却処理帯4,5,6は、油
圧駆動機構CLにより駆動される可動フレーム30に配
設された可動火格子32を、固定フレーム31に配設さ
れた固定火格子33に対して相対的に往復移動させて可
動火格子32の先端部分でゴミを押し上げ攪拌しながら
搬送する複数のストーカ機構Sを縦続接続して構成して
ある。つまり、ストーカ機構Sは、それぞれ単独で搬送
速度調節可能に前記乾燥帯4では前後二段、前記燃焼帯
5では前後三段、前記後燃焼帯6では前後二段で構成さ
れる。各ストーカ機構Sに対応してその下方に各別に風
箱20を設けて、通風路22を介して送風機21により
乾燥用、又は、燃焼用空気を供給する一次燃焼用空気供
給機構C4を設けてある。
しながら乾燥させる乾燥帯4と、ある程度乾燥されたゴ
ミを搬送しながら燃焼させる燃焼帯5と、ゴミを搬送し
ながら完全に燃焼させて灰化する後燃焼帯6とからな
り、図2に示すように、各焼却処理帯4,5,6は、油
圧駆動機構CLにより駆動される可動フレーム30に配
設された可動火格子32を、固定フレーム31に配設さ
れた固定火格子33に対して相対的に往復移動させて可
動火格子32の先端部分でゴミを押し上げ攪拌しながら
搬送する複数のストーカ機構Sを縦続接続して構成して
ある。つまり、ストーカ機構Sは、それぞれ単独で搬送
速度調節可能に前記乾燥帯4では前後二段、前記燃焼帯
5では前後三段、前記後燃焼帯6では前後二段で構成さ
れる。各ストーカ機構Sに対応してその下方に各別に風
箱20を設けて、通風路22を介して送風機21により
乾燥用、又は、燃焼用空気を供給する一次燃焼用空気供
給機構C4を設けてある。
【0010】ゴミ焼却炉2の燃焼制御装置はコンピュー
タ200を用いて構成され、図1及び図3に示すよう
に、前記燃焼帯5におけるゴミの燃えきり位置を検出す
る燃えきり位置検出機構C1と、前記燃焼帯5における
ゴミ厚さを検出するゴミ厚検出機構C3と、前記燃焼帯
5における上流側と下流側のゴミの相対搬送速度を、上
流側に対する下流側のゴミの搬送速度が遅くなる状態で
可変に調節して、前記ゴミ厚検出機構C3による検出ゴ
ミ厚さを所定の厚さに維持しながら前記燃えきり位置検
出機構C1による検出燃えきり位置を所定の位置に調節
する燃えきり位置調節機構C2(前記コンピュータ20
0の一部で構成される)と、前記一次燃焼用空気供給機
構C4等を設けて構成してある。
タ200を用いて構成され、図1及び図3に示すよう
に、前記燃焼帯5におけるゴミの燃えきり位置を検出す
る燃えきり位置検出機構C1と、前記燃焼帯5における
ゴミ厚さを検出するゴミ厚検出機構C3と、前記燃焼帯
5における上流側と下流側のゴミの相対搬送速度を、上
流側に対する下流側のゴミの搬送速度が遅くなる状態で
可変に調節して、前記ゴミ厚検出機構C3による検出ゴ
ミ厚さを所定の厚さに維持しながら前記燃えきり位置検
出機構C1による検出燃えきり位置を所定の位置に調節
する燃えきり位置調節機構C2(前記コンピュータ20
0の一部で構成される)と、前記一次燃焼用空気供給機
構C4等を設けて構成してある。
【0011】前記燃えきり位置検出機構C1は、前記後
燃焼帯6の後壁部に設けた産業用テレビカメラC10
と、その産業用テレビカメラC10による映像信号から
前記燃焼帯5上の燃焼火炎の下流端部位置を燃えきり位
置として抽出する画像処理部C11とで構成してある。
前記ゴミ厚検出機構C3は、前記燃焼帯5の前後三段の
ストーカ機構のそれぞれの左右側壁に一対のマイクロ波
発信器C30とマイクロ波受信器C31とを上下方向に
所定の間隔を開けて配置して構成してあり、ゴミにより
マイクロ波が遮断されるか否かによりゴミ厚さを検出す
る。前記燃えきり位置調節機構C2は、燃えきり位置検
出機構C1による検出燃えきり位置情報と、前記ゴミ厚
検出機構C3による検出ゴミ厚情報とを入力して、燃焼
帯5の前後三段のストーカ機構のそれぞれに各別に設け
られた油圧駆動機構CLとしての油圧シリンダ51,5
2,53の駆動周期を、上流側に対する下流側のゴミの
搬送速度が遅くなる状態で可変に調節して、検出ゴミ厚
を火格子温度の極端な上昇を防ぐ所定厚さに維持し、且
つ、燃えきり位置を前記燃焼帯5の最下流位置に維持す
る。
燃焼帯6の後壁部に設けた産業用テレビカメラC10
と、その産業用テレビカメラC10による映像信号から
前記燃焼帯5上の燃焼火炎の下流端部位置を燃えきり位
置として抽出する画像処理部C11とで構成してある。
前記ゴミ厚検出機構C3は、前記燃焼帯5の前後三段の
ストーカ機構のそれぞれの左右側壁に一対のマイクロ波
発信器C30とマイクロ波受信器C31とを上下方向に
所定の間隔を開けて配置して構成してあり、ゴミにより
マイクロ波が遮断されるか否かによりゴミ厚さを検出す
る。前記燃えきり位置調節機構C2は、燃えきり位置検
出機構C1による検出燃えきり位置情報と、前記ゴミ厚
検出機構C3による検出ゴミ厚情報とを入力して、燃焼
帯5の前後三段のストーカ機構のそれぞれに各別に設け
られた油圧駆動機構CLとしての油圧シリンダ51,5
2,53の駆動周期を、上流側に対する下流側のゴミの
搬送速度が遅くなる状態で可変に調節して、検出ゴミ厚
を火格子温度の極端な上昇を防ぐ所定厚さに維持し、且
つ、燃えきり位置を前記燃焼帯5の最下流位置に維持す
る。
【0012】例えば、燃えきり位置が前記燃焼帯5を構
成する前後三段のストーカ機構の最下流の上流側にある
場合には、燃えきり位置を下流側に移動させるべく前記
油圧シリンダ51,52,53の駆動周期を調節して搬
送速度を上昇させる。このとき、ストーカ機構の最下流
のゴミ厚が薄いと検出されていれば、火格子温度の上昇
を防止すべく、上流側と下流側のゴミの相対搬送速度
を、上流側に対する下流側のゴミの搬送速度が低くなる
状態で可変に調節して、各ストーカ機構上でのゴミ厚さ
を確保する。つまり、下流側でゴミ厚が薄く、上流側で
ゴミ厚が厚い場合には、下流側の搬送速度を増せば燃え
きり位置が下流側に移動するが、ゴミ厚がますます薄く
なるのでゴミ切れ状態となるおそれがある。そこで、上
流側の搬送速度を下流側の搬送速度よりも上昇させてゴ
ミの供給量を増加させることにより、燃えきり位置を下
流側に移動させつつ下流側のゴミ厚を確保するのであ
る。さらに、前記燃焼制御装置は、前記後燃焼帯6に供
給される一次燃焼用空気の供給量を、下流側よりも上流
側に多く供給するよう前記一次燃焼用空気供給機構C4
を作動させることにより、前記燃焼帯5の最下流点で燃
えきり、前記後燃焼帯6に搬送されるゴミの灰化を促進
するのである。
成する前後三段のストーカ機構の最下流の上流側にある
場合には、燃えきり位置を下流側に移動させるべく前記
油圧シリンダ51,52,53の駆動周期を調節して搬
送速度を上昇させる。このとき、ストーカ機構の最下流
のゴミ厚が薄いと検出されていれば、火格子温度の上昇
を防止すべく、上流側と下流側のゴミの相対搬送速度
を、上流側に対する下流側のゴミの搬送速度が低くなる
状態で可変に調節して、各ストーカ機構上でのゴミ厚さ
を確保する。つまり、下流側でゴミ厚が薄く、上流側で
ゴミ厚が厚い場合には、下流側の搬送速度を増せば燃え
きり位置が下流側に移動するが、ゴミ厚がますます薄く
なるのでゴミ切れ状態となるおそれがある。そこで、上
流側の搬送速度を下流側の搬送速度よりも上昇させてゴ
ミの供給量を増加させることにより、燃えきり位置を下
流側に移動させつつ下流側のゴミ厚を確保するのであ
る。さらに、前記燃焼制御装置は、前記後燃焼帯6に供
給される一次燃焼用空気の供給量を、下流側よりも上流
側に多く供給するよう前記一次燃焼用空気供給機構C4
を作動させることにより、前記燃焼帯5の最下流点で燃
えきり、前記後燃焼帯6に搬送されるゴミの灰化を促進
するのである。
【0013】尚、燃えきり位置検出機構C1や前記ゴミ
厚検出機構C3を設けることなく、前記燃えきり位置調
節機構C2として、前記燃焼帯5における上流側と下流
側のゴミの相対搬送速度を、上流側に対する下流側のゴ
ミの搬送速度が遅くなる状態で調節する速度調節機構の
みで構成しても同様の効果が期待できるものである。
厚検出機構C3を設けることなく、前記燃えきり位置調
節機構C2として、前記燃焼帯5における上流側と下流
側のゴミの相対搬送速度を、上流側に対する下流側のゴ
ミの搬送速度が遅くなる状態で調節する速度調節機構の
みで構成しても同様の効果が期待できるものである。
【0014】以下、別実施形態を説明する。上記実施形
態では、燃焼帯における上流側と下流側のゴミの相対搬
送速度を、上流側に対する下流側のゴミの搬送速度が低
くなる状態で可変に調節すべく、上下三段のストーカ機
構で燃焼帯を構成するものを説明したが、上下三段に限
定するものでなく三段以上の多段に構成してもよい。上
記実施形態では、燃焼帯の前後三段のストーカ機構のそ
れぞれの左右側壁に一対のマイクロ波発信器とマイクロ
波受信器とを上下方向に所定の間隔を開けて配置してゴ
ミ厚検出機構を構成する例を説明したが、通常、最もゴ
ミ厚が薄くなる最下流側にのみ設けるものであってもよ
く、構成素子を一対のマイクロ波発信器とマイクロ波受
信器に限るものではなく、他の素子を適宜使用できる。
例えば、前記産業用テレビカメラの映像を利用してゴミ
厚さを検出すものであってもよいし、上方から超音波を
放出して反射時間を計測するものであってもよい。上記
実施形態では、燃えきり位置を燃焼帯の最下流位置に調
節するものを説明したが、これは、後燃焼帯との境界と
なる最下流位置では、火格子群の端部に耐火煉瓦が設け
られており高温に耐えることができるからであり、燃え
きり位置の調節位置はこれに限定するものではなく、最
下流位置よりも上流側であってもよい。この場合には、
燃えきり位置で火格子の焼損が生じるものの、他の領域
ではゴミ厚さが確保され火格子の焼損が回避できるの
で、火格子のメンテナンスは小規模で済むことになる。
態では、燃焼帯における上流側と下流側のゴミの相対搬
送速度を、上流側に対する下流側のゴミの搬送速度が低
くなる状態で可変に調節すべく、上下三段のストーカ機
構で燃焼帯を構成するものを説明したが、上下三段に限
定するものでなく三段以上の多段に構成してもよい。上
記実施形態では、燃焼帯の前後三段のストーカ機構のそ
れぞれの左右側壁に一対のマイクロ波発信器とマイクロ
波受信器とを上下方向に所定の間隔を開けて配置してゴ
ミ厚検出機構を構成する例を説明したが、通常、最もゴ
ミ厚が薄くなる最下流側にのみ設けるものであってもよ
く、構成素子を一対のマイクロ波発信器とマイクロ波受
信器に限るものではなく、他の素子を適宜使用できる。
例えば、前記産業用テレビカメラの映像を利用してゴミ
厚さを検出すものであってもよいし、上方から超音波を
放出して反射時間を計測するものであってもよい。上記
実施形態では、燃えきり位置を燃焼帯の最下流位置に調
節するものを説明したが、これは、後燃焼帯との境界と
なる最下流位置では、火格子群の端部に耐火煉瓦が設け
られており高温に耐えることができるからであり、燃え
きり位置の調節位置はこれに限定するものではなく、最
下流位置よりも上流側であってもよい。この場合には、
燃えきり位置で火格子の焼損が生じるものの、他の領域
ではゴミ厚さが確保され火格子の焼損が回避できるの
で、火格子のメンテナンスは小規模で済むことになる。
【0015】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構造に限定されるものではない。
【図1】ゴミ焼却炉の概略構成図
【図2】要部の斜視図
【図3】ゴミ焼却炉の燃焼制御装置のブロック構成図
5 燃焼帯 6 後燃焼帯 C1 燃えきり位置検出機構 C2 燃えきり位置調節機構 C3 ゴミ厚検出機構 S ストーカ機構
Claims (3)
- 【請求項1】 ストーカ機構(S)によりゴミを搬送し
ながら焼却処理する燃焼帯(5)と、前記燃焼帯(5)
の下流側で燃焼ゴミを灰化する後燃焼帯(6)とを備え
たゴミ焼却炉に、前記燃焼帯(5)におけるゴミの燃え
きり位置を検出する燃えきり位置検出機構(C1)を設
けるとともに、前記燃焼帯(5)におけるゴミ厚さを検
出するゴミ厚検出機構(C3)を設けて、前記燃焼帯
(5)における上流側と下流側のゴミの相対搬送速度
を、上流側に対する下流側のゴミの搬送速度が遅くなる
状態で可変に調節して、前記ゴミ厚検出機構(C3)に
よる検出ゴミ厚さを所定の厚さに維持しながら前記燃え
きり位置検出機構(C1)による検出燃えきり位置を所
定の位置に調節する燃えきり位置調節機構(C2)を設
けて構成してあるゴミ焼却炉の燃焼制御装置。 - 【請求項2】 前記後燃焼帯(6)に供給される一次燃
焼用空気の供給量を、下流側よりも上流側に多く供給す
る一次燃焼用空気供給機構(C4)を設けてある請求項
1記載のゴミ焼却炉の燃焼制御装置。 - 【請求項3】 ストーカ機構(S)によりゴミを搬送し
ながら焼却処理する燃焼帯(5)を備えたゴミ焼却炉
に、前記燃焼帯(5)における上流側と下流側のゴミの
相対搬送速度を、上流側に対する下流側のゴミの搬送速
度が遅くなる状態で調節する速度調節機構を設けて構成
してあるゴミ焼却炉の燃焼制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26722195A JPH09112869A (ja) | 1995-10-16 | 1995-10-16 | ゴミ焼却炉の燃焼制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26722195A JPH09112869A (ja) | 1995-10-16 | 1995-10-16 | ゴミ焼却炉の燃焼制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09112869A true JPH09112869A (ja) | 1997-05-02 |
Family
ID=17441825
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26722195A Pending JPH09112869A (ja) | 1995-10-16 | 1995-10-16 | ゴミ焼却炉の燃焼制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09112869A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5875720B1 (ja) * | 2015-02-10 | 2016-03-02 | 株式会社タクマ | 廃棄物焼却炉ボイラ及びその制御方法 |
| JP2016148470A (ja) * | 2015-02-10 | 2016-08-18 | 株式会社タクマ | 廃棄物焼却炉ボイラの制御方法 |
| CN114060826A (zh) * | 2021-11-23 | 2022-02-18 | 浦湘生物能源股份有限公司 | 一种焚烧炉自动焚烧控制方法及控制系统 |
-
1995
- 1995-10-16 JP JP26722195A patent/JPH09112869A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5875720B1 (ja) * | 2015-02-10 | 2016-03-02 | 株式会社タクマ | 廃棄物焼却炉ボイラ及びその制御方法 |
| JP2016148470A (ja) * | 2015-02-10 | 2016-08-18 | 株式会社タクマ | 廃棄物焼却炉ボイラの制御方法 |
| CN114060826A (zh) * | 2021-11-23 | 2022-02-18 | 浦湘生物能源股份有限公司 | 一种焚烧炉自动焚烧控制方法及控制系统 |
| CN114060826B (zh) * | 2021-11-23 | 2024-05-28 | 浦湘生物能源股份有限公司 | 一种焚烧炉自动焚烧控制方法及控制系统 |
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