JPH09113202A - 寸法測定装置 - Google Patents
寸法測定装置Info
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- JPH09113202A JPH09113202A JP26524195A JP26524195A JPH09113202A JP H09113202 A JPH09113202 A JP H09113202A JP 26524195 A JP26524195 A JP 26524195A JP 26524195 A JP26524195 A JP 26524195A JP H09113202 A JPH09113202 A JP H09113202A
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Landscapes
- A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 測定物Wの外径または内径を測定する寸法測
定装置1において、周囲の温度が変化した場合、寸法測
定装置1の各構成部品毎の熱膨張係数の違いにより寸法
測定装置1自体に熱変位が発生し、相対変位検出器11
の測定誤差の要因となっている。 【解決手段】 測定物Wに接触する接触部3a,4aを
一端に有する一対の測定腕3,4のうち、接触部3a,
4aまたは測定腕3,4のいずれか一方を熱膨張係数の
異なる複数の部材4ca,4cbにより構成した。
定装置1において、周囲の温度が変化した場合、寸法測
定装置1の各構成部品毎の熱膨張係数の違いにより寸法
測定装置1自体に熱変位が発生し、相対変位検出器11
の測定誤差の要因となっている。 【解決手段】 測定物Wに接触する接触部3a,4aを
一端に有する一対の測定腕3,4のうち、接触部3a,
4aまたは測定腕3,4のいずれか一方を熱膨張係数の
異なる複数の部材4ca,4cbにより構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、測定物の寸法を測
定する寸法測定装置に関するものである。
定する寸法測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、測定物の外径を測定する外径測定
装置には図4に示すものがある。1は外径測定装置1で
あり、ヘッド本体2,ヘッド本体2に図略のボルトによ
り取り付けられた固定の測定腕3,可動の測定腕4から
主に構成され、このヘッド本体2内にはコの字形ブラケ
ット5が一体的に取り付けられている。
装置には図4に示すものがある。1は外径測定装置1で
あり、ヘッド本体2,ヘッド本体2に図略のボルトによ
り取り付けられた固定の測定腕3,可動の測定腕4から
主に構成され、このヘッド本体2内にはコの字形ブラケ
ット5が一体的に取り付けられている。
【0003】前記固定の測定腕3には測定物Wの外周に
接触する接触子3aが図略のボルトにより固定されてい
る。前記可動の測定腕4は、測定物Wの外周に接触する
接触子4a,この接触子4aを支持するフィーラ4b,
シャフト4cにより構成され、前記コの字形ブラケット
5によって平行に支持されたガイド6,7に、ベアリン
グ8,9を介して上下動可能に支持されたブロック10
に取り付けられている。
接触する接触子3aが図略のボルトにより固定されてい
る。前記可動の測定腕4は、測定物Wの外周に接触する
接触子4a,この接触子4aを支持するフィーラ4b,
シャフト4cにより構成され、前記コの字形ブラケット
5によって平行に支持されたガイド6,7に、ベアリン
グ8,9を介して上下動可能に支持されたブロック10
に取り付けられている。
【0004】この可動の測定腕4の上下動の変位は相対
変位検出器11により検出される。この相対変位検出器
11は環状の差動トランス12a,12bと一端に図略
のコアが取り付けられたコア軸13a,13bで構成さ
れている。この差動トランス12a,12bの一端はス
ペーサ14を介してコの字形ブラケット5に、コア軸1
3a,13bの他端は前記ブロック10に取り付けられ
ており、コア軸13a,13bは差動トランス12a,
12bの環の中心軸線と同心上かつ中心軸線方向に移動
可能に配置されている。この構成により、可動の測定腕
4が上下動すると、コア軸13a,13bが移動し、差
動トランス12a,12b環内における図略のコアの位
置が変わり、この変位が電気信号として取り出せるよう
になっている。
変位検出器11により検出される。この相対変位検出器
11は環状の差動トランス12a,12bと一端に図略
のコアが取り付けられたコア軸13a,13bで構成さ
れている。この差動トランス12a,12bの一端はス
ペーサ14を介してコの字形ブラケット5に、コア軸1
3a,13bの他端は前記ブロック10に取り付けられ
ており、コア軸13a,13bは差動トランス12a,
12bの環の中心軸線と同心上かつ中心軸線方向に移動
可能に配置されている。この構成により、可動の測定腕
4が上下動すると、コア軸13a,13bが移動し、差
動トランス12a,12b環内における図略のコアの位
置が変わり、この変位が電気信号として取り出せるよう
になっている。
【0005】この従来の外径測定装置1を構成する各部
材の材質は、例えば、ヘッド本体2には測定装置を軽量
化するためアルミ(熱膨張係数α=23.6×10-6/
℃)を、コア軸13a,13bには非磁性体にする必要
があるためステンレス(熱膨張係数α=17.3×10
-6/℃)を、その他、差動トランス12a,12bに用
いるハウジング,シャフト4cに用いる炭素鋼,他の部
材は用途により材質は異なるがいずれも熱膨張係数がα
=11.2×10-6/℃の部材を使用している。
材の材質は、例えば、ヘッド本体2には測定装置を軽量
化するためアルミ(熱膨張係数α=23.6×10-6/
℃)を、コア軸13a,13bには非磁性体にする必要
があるためステンレス(熱膨張係数α=17.3×10
-6/℃)を、その他、差動トランス12a,12bに用
いるハウジング,シャフト4cに用いる炭素鋼,他の部
材は用途により材質は異なるがいずれも熱膨張係数がα
=11.2×10-6/℃の部材を使用している。
【0006】このような従来の外径測定装置1におい
て、周辺温度が変化した場合には、各部材の熱膨張係数
の違いによる変位が発生し、その結果、相対変位検出器
11の差動トランス12a,12bとコア軸13a,1
3bとの間で相対変位が生じ測定誤差が発生してしま
う。そのため、従来の外径測定装置1は、このような測
定誤差を小さくするため、差動トランス12a,12b
とコの字形ブラケット5の間に前述したスペーサ14を
介在させ、このスペーサ14の部材の厚さと熱膨張係数
を選択することにより測定誤差を補正するようにしてい
る。
て、周辺温度が変化した場合には、各部材の熱膨張係数
の違いによる変位が発生し、その結果、相対変位検出器
11の差動トランス12a,12bとコア軸13a,1
3bとの間で相対変位が生じ測定誤差が発生してしま
う。そのため、従来の外径測定装置1は、このような測
定誤差を小さくするため、差動トランス12a,12b
とコの字形ブラケット5の間に前述したスペーサ14を
介在させ、このスペーサ14の部材の厚さと熱膨張係数
を選択することにより測定誤差を補正するようにしてい
る。
【0007】このスペーサ14に使用する部材の選択
は、ヘッド本体2の伸び,コの字形ブラケット5,差動
トランス12a,12bの伸びと、コア軸13a,13
bの伸びが釣り合うような(すなわち、差動トランス1
2a,12bとコア軸13a,13bの間で相対変位が
生じないようにする)厚さ,熱膨張係数の小さい部材を
実験等により求めて選択している。
は、ヘッド本体2の伸び,コの字形ブラケット5,差動
トランス12a,12bの伸びと、コア軸13a,13
bの伸びが釣り合うような(すなわち、差動トランス1
2a,12bとコア軸13a,13bの間で相対変位が
生じないようにする)厚さ,熱膨張係数の小さい部材を
実験等により求めて選択している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな寸法測定装置は、通常、機械上に設置されるため、
工具やワークとの干渉防止や作業者の作業に支障のない
ように小形化されており、ヘッド本体2内のスペースが
限られている。このため、スペーサ14を熱膨張係数が
小さくかつ厚さが厚い部材で構成したい場合でも、十分
な厚さを確保できるスペースが得られず、差動トランス
12a,12bとコア軸13a,13bの間で数μmの
相対変位が発生する恐れがあった。
うな寸法測定装置は、通常、機械上に設置されるため、
工具やワークとの干渉防止や作業者の作業に支障のない
ように小形化されており、ヘッド本体2内のスペースが
限られている。このため、スペーサ14を熱膨張係数が
小さくかつ厚さが厚い部材で構成したい場合でも、十分
な厚さを確保できるスペースが得られず、差動トランス
12a,12bとコア軸13a,13bの間で数μmの
相対変位が発生する恐れがあった。
【0009】例えば、この相対変位は、上述した従来の
外径測定装置1において、周囲温度が10→50℃まで
変化したとすると約10μmとなっていた。
外径測定装置1において、周囲温度が10→50℃まで
変化したとすると約10μmとなっていた。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明の寸法測定装置では、測定物に接触する接触
部を一端に有する一対の測定腕を有し、この測定腕の相
対変位を測定することにより測定物の寸法を測定するよ
うにした測定装置において、接触部または測定腕のいず
れか一方を熱膨張係数の異なる複数の部材を結合して構
成したことを特徴とするものである。
に、本発明の寸法測定装置では、測定物に接触する接触
部を一端に有する一対の測定腕を有し、この測定腕の相
対変位を測定することにより測定物の寸法を測定するよ
うにした測定装置において、接触部または測定腕のいず
れか一方を熱膨張係数の異なる複数の部材を結合して構
成したことを特徴とするものである。
【0011】請求項2のものにおいては、複数の部材の
うち少なくとも一つをアンバにより構成したことを特徴
とするものである。 (作用)請求項1においては、接触部または測定腕のい
ずれか一方を熱膨張係数の異なる複数の部材を結合して
構成することにより、熱膨張係数の異なる部材の材質と
その各部材の長さの比率を予め設定することで、所望の
量変位する部材が得られる。
うち少なくとも一つをアンバにより構成したことを特徴
とするものである。 (作用)請求項1においては、接触部または測定腕のい
ずれか一方を熱膨張係数の異なる複数の部材を結合して
構成することにより、熱膨張係数の異なる部材の材質と
その各部材の長さの比率を予め設定することで、所望の
量変位する部材が得られる。
【0012】請求項2においては、複数の部材のうち少
なくとも一つを熱膨張係数が極めて小さいアンバとし、
他方の熱膨張係数の異なる部材との長さの比率を設定す
ることで微小量の変位の補正ができ、所望の量変位する
部材が得られる。
なくとも一つを熱膨張係数が極めて小さいアンバとし、
他方の熱膨張係数の異なる部材との長さの比率を設定す
ることで微小量の変位の補正ができ、所望の量変位する
部材が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面に
基いて説明する。図1は本実施の形態における外径測定
装置の全体図である。なお、図中の番号の中で従来の外
径測定装置と同じものは同じ番号で示してある。1は外
径測定装置であり、ヘッド本体2,ヘッド本体2に図略
のボルトにより取り付けられた固定の測定腕3,ヘッド
本体2に移動可能に取り付けられた可動の測定腕4から
主に構成され、このヘッド本体2内にはコの字形ブラケ
ット5が一体的に取り付けられている。
基いて説明する。図1は本実施の形態における外径測定
装置の全体図である。なお、図中の番号の中で従来の外
径測定装置と同じものは同じ番号で示してある。1は外
径測定装置であり、ヘッド本体2,ヘッド本体2に図略
のボルトにより取り付けられた固定の測定腕3,ヘッド
本体2に移動可能に取り付けられた可動の測定腕4から
主に構成され、このヘッド本体2内にはコの字形ブラケ
ット5が一体的に取り付けられている。
【0014】前記固定の測定腕3には測定物Wの外周に
接触する接触子3aが図略のボルトにより固定されてい
る。前記可動の測定腕4は、前記コの字形ブラケット5
により平行に支持されたガイド6,7により、ベアリン
グ8,9を介して上下動可能に支持されたブロック10
に取り付けられている。
接触する接触子3aが図略のボルトにより固定されてい
る。前記可動の測定腕4は、前記コの字形ブラケット5
により平行に支持されたガイド6,7により、ベアリン
グ8,9を介して上下動可能に支持されたブロック10
に取り付けられている。
【0015】この可動の測定腕4は、測定物Wの外周に
接触する接触子4aと、この接触子4aを支持するフィ
ーラ4b,後述する2つの異なる熱膨張係数の部材4c
a,4cbを溶接して構成したシャフト4cにより構成
され、このシャフト4cの一端は前記ブロック10に取
り外し可能に螺着され、シャフト4cの他端にはフィー
ラ4bが取り外し可能に螺着されている。
接触する接触子4aと、この接触子4aを支持するフィ
ーラ4b,後述する2つの異なる熱膨張係数の部材4c
a,4cbを溶接して構成したシャフト4cにより構成
され、このシャフト4cの一端は前記ブロック10に取
り外し可能に螺着され、シャフト4cの他端にはフィー
ラ4bが取り外し可能に螺着されている。
【0016】この可動の測定腕4の上下動の変位は相対
変位検出器11により検出され、この相対変位検出器1
1は環状の差動トランス12a,12bと一端に図略の
コアが取り付けられたコア軸13a,13bで構成され
ている。この差動トランス12a,12bの一端はスペ
ーサ14を介してコの字形ブラケット5に、コア軸13
a,13bの他端は前記ブロック10に取り付けられ、
差動トランス12a,12bの環の中心軸線と同心上か
つ中心軸線方向に移動できるように配置されている。こ
の構成で、可動の測定腕4が上下動(ブロック10が上
下動)すると、差動トランス12a,12b環内におけ
るコア軸13a,13bの先端に付けられた図略のコア
の位置が変わり、この変位が電気信号として取り出せる
ようになっている。
変位検出器11により検出され、この相対変位検出器1
1は環状の差動トランス12a,12bと一端に図略の
コアが取り付けられたコア軸13a,13bで構成され
ている。この差動トランス12a,12bの一端はスペ
ーサ14を介してコの字形ブラケット5に、コア軸13
a,13bの他端は前記ブロック10に取り付けられ、
差動トランス12a,12bの環の中心軸線と同心上か
つ中心軸線方向に移動できるように配置されている。こ
の構成で、可動の測定腕4が上下動(ブロック10が上
下動)すると、差動トランス12a,12b環内におけ
るコア軸13a,13bの先端に付けられた図略のコア
の位置が変わり、この変位が電気信号として取り出せる
ようになっている。
【0017】なお、上述した相対変位検出器11は、2
つの差動トランス12a,12bで構成されているが、
一方の差動トランス12aは大径測定用で、他方の差動
トランス12bは小径測定用である。この差動トランス
12a,12bの選択は、測定物Wの外径を測定する際
に、加工プログラムまたは手動により図略の切替え手段
に指令することで選択される。
つの差動トランス12a,12bで構成されているが、
一方の差動トランス12aは大径測定用で、他方の差動
トランス12bは小径測定用である。この差動トランス
12a,12bの選択は、測定物Wの外径を測定する際
に、加工プログラムまたは手動により図略の切替え手段
に指令することで選択される。
【0018】20は可動の測定腕4の逃がし装置であ
り、ピストン21,シリンダ22,シャフト23,24
により構成されている。この逃がし装置20のピストン
21にはシャフト23の一端が取り付けられ、このシャ
フト23の他端には一端にフランジ部24aが形成され
たシャフト24が前記ブロック10を貫通して取り付け
られている。
り、ピストン21,シリンダ22,シャフト23,24
により構成されている。この逃がし装置20のピストン
21にはシャフト23の一端が取り付けられ、このシャ
フト23の他端には一端にフランジ部24aが形成され
たシャフト24が前記ブロック10を貫通して取り付け
られている。
【0019】この構成により、外径測定装置1を測定物
Wの図略の外径測定位置に位置決めする際には、ピスト
ン21を上昇させることにより、シャフト24のフラン
ジ部24aとブロック10の下部が当接してブロック1
0を上昇させる。これにより接触子4aが測定物Wと干
渉するのを防ぐ。また、前記外径測定位置に外径測定装
置1が位置決めされた後には、ピストン21を下降させ
ることにより、シャフト24のフランジ部24aはブロ
ック10の自重を受けるようにして下降し、更にピスト
ン21が最も前進した位置までシャフト24を移動させ
る(図1の状態)。これにより可動の測定腕4はブロッ
ク10の自重等により測定物Wと当接し、測定物Wの外
径の変位が測定可能となる。
Wの図略の外径測定位置に位置決めする際には、ピスト
ン21を上昇させることにより、シャフト24のフラン
ジ部24aとブロック10の下部が当接してブロック1
0を上昇させる。これにより接触子4aが測定物Wと干
渉するのを防ぐ。また、前記外径測定位置に外径測定装
置1が位置決めされた後には、ピストン21を下降させ
ることにより、シャフト24のフランジ部24aはブロ
ック10の自重を受けるようにして下降し、更にピスト
ン21が最も前進した位置までシャフト24を移動させ
る(図1の状態)。これにより可動の測定腕4はブロッ
ク10の自重等により測定物Wと当接し、測定物Wの外
径の変位が測定可能となる。
【0020】この実施の形態の外径測定装置1を構成す
る各部材の材質は、ヘッド本体2には測定装置を軽量化
するためアルミ(熱膨張係数がα=23.6×10-6/
℃)を、コア軸13a,13bには非磁性体にする必要
があるためステンレス(熱膨張係数α=17.3×10
-6/℃)を、後述するシャフト4cを除き、差動トラン
ス12a,12bに用いるハウジング,フィーラ4b他
に用いる部材は用途により材質は異なるがいずれも熱膨
張係数がα=11.2×10-6/℃の部材を使用するも
のとする。
る各部材の材質は、ヘッド本体2には測定装置を軽量化
するためアルミ(熱膨張係数がα=23.6×10-6/
℃)を、コア軸13a,13bには非磁性体にする必要
があるためステンレス(熱膨張係数α=17.3×10
-6/℃)を、後述するシャフト4cを除き、差動トラン
ス12a,12bに用いるハウジング,フィーラ4b他
に用いる部材は用途により材質は異なるがいずれも熱膨
張係数がα=11.2×10-6/℃の部材を使用するも
のとする。
【0021】以上の構成において、シャフト4cを、熱
膨張係数がα=1.2×10-6/℃のアンバ4caと、
熱膨張係数がα=11.2×10-6/℃の炭素鋼との異
種部材を結合して構成し、この両部材の長さを予め設定
することにより、前述した従来の外径測定装置のスペー
サ14のみで補正できなかった数μmの差動トランス1
2a,12bとコア軸13a,13bの間の相対変位
(測定誤差)を補正している。
膨張係数がα=1.2×10-6/℃のアンバ4caと、
熱膨張係数がα=11.2×10-6/℃の炭素鋼との異
種部材を結合して構成し、この両部材の長さを予め設定
することにより、前述した従来の外径測定装置のスペー
サ14のみで補正できなかった数μmの差動トランス1
2a,12bとコア軸13a,13bの間の相対変位
(測定誤差)を補正している。
【0022】この相対変位の補正を従来と比較して詳述
すると、以下のようになる。まず、周辺温度がA→Bに
変化した場合のシャフトの変位は、シャフトの長さを
L、シャフトの熱膨張係数をαとすると変位量Dは次の
ように表せる。 D=(B−A)×L×α ・・・(1) すると、周辺温度が10→50℃まで変化した場合、従
来のシャフト4cを炭素鋼のみ(1つの部材)で構成し
た場合のシャフト4cの変位量D1は次のようになる。
なお、ここではシャフト4cの長さを55mmとする。
すると、以下のようになる。まず、周辺温度がA→Bに
変化した場合のシャフトの変位は、シャフトの長さを
L、シャフトの熱膨張係数をαとすると変位量Dは次の
ように表せる。 D=(B−A)×L×α ・・・(1) すると、周辺温度が10→50℃まで変化した場合、従
来のシャフト4cを炭素鋼のみ(1つの部材)で構成し
た場合のシャフト4cの変位量D1は次のようになる。
なお、ここではシャフト4cの長さを55mmとする。
【0023】 D1=(50℃−10℃)×55mm×11.2×10-6/℃=25μm ・ ・・(2) そこで、本発明の実施の形態では、シャフト4cをアン
バと炭素鋼を溶接して構成し、アンバを長さが25mm
で熱膨張係数α=1.2×10-6/℃とし、炭素鋼を長
さが30mmで熱膨張係数α=11.2×10-6/℃と
すると、変位量D2は次のようになる。
バと炭素鋼を溶接して構成し、アンバを長さが25mm
で熱膨張係数α=1.2×10-6/℃とし、炭素鋼を長
さが30mmで熱膨張係数α=11.2×10-6/℃と
すると、変位量D2は次のようになる。
【0024】 D2=(50℃−10℃)×25mm×1.2×10-6/℃+(50℃−10 ℃)×30mm×11.2×10-6/℃≒15μm ・・・(3) この(3)式から2種類の部材からシャフト4cを構成
した場合には15μmの伸びとなる。すると、従来技術
の1つの部材から構成されたシャフト4cの伸び25μ
m(上記(2)式)と本発明の実施の形態の2つの部材
4ca,4cbから構成されたシャフト4cの伸び15
μm(上記(3)式)の差は10μm(シャフト4cが
上方の伸びる量)となる。前述したように従来の炭素鋼
のみで構成したシャフト4cでは、周囲温度が10→5
0℃まで変化すると、スペーサ14で補正しきれない変
位(差動トランス12a,12bが上方に変位する量)
が10μmであるので、差動トランス12a,12bと
コア軸13a,13bの伸びの差は10μm−10μm
=0μmとなり、両者の相対変位は0で、補正が行われ
たことになる。
した場合には15μmの伸びとなる。すると、従来技術
の1つの部材から構成されたシャフト4cの伸び25μ
m(上記(2)式)と本発明の実施の形態の2つの部材
4ca,4cbから構成されたシャフト4cの伸び15
μm(上記(3)式)の差は10μm(シャフト4cが
上方の伸びる量)となる。前述したように従来の炭素鋼
のみで構成したシャフト4cでは、周囲温度が10→5
0℃まで変化すると、スペーサ14で補正しきれない変
位(差動トランス12a,12bが上方に変位する量)
が10μmであるので、差動トランス12a,12bと
コア軸13a,13bの伸びの差は10μm−10μm
=0μmとなり、両者の相対変位は0で、補正が行われ
たことになる。
【0025】なお、この2つの部材4ca,4cbの熱
膨張係数の選択と長さの比率は理論計算,実験等により
求め決定する。このようにして、1つの部材を熱膨張係
数の異なる2つの部材を結合して構成し、この2つの部
材の長さの比率を設定することにより、所望の熱膨張係
数を容易に得ることができる。これによって、変位検出
器11の差動トランス12a,12bとコア軸13a,
13bの相対変位を補正することができ、スペーサ14
で補正しきれなかった周辺温度の変化による測定誤差を
補正できる。
膨張係数の選択と長さの比率は理論計算,実験等により
求め決定する。このようにして、1つの部材を熱膨張係
数の異なる2つの部材を結合して構成し、この2つの部
材の長さの比率を設定することにより、所望の熱膨張係
数を容易に得ることができる。これによって、変位検出
器11の差動トランス12a,12bとコア軸13a,
13bの相対変位を補正することができ、スペーサ14
で補正しきれなかった周辺温度の変化による測定誤差を
補正できる。
【0026】また、外径測定装置1の内部のスペーサを
取り替えるのではなく寸法測定装置の外部に出ているシ
ャフト4を取り替えるのみであるので、例えば、測定す
る測定物の径の大小に応じて固定の測定腕3等の長さを
変更する場合(測定腕の長さが変わる場合には熱膨張す
る変位量が異なることから相対変位検出器の出力が変化
するので補正が必要)でも、簡単に測定誤差の補正を行
うことができる。
取り替えるのではなく寸法測定装置の外部に出ているシ
ャフト4を取り替えるのみであるので、例えば、測定す
る測定物の径の大小に応じて固定の測定腕3等の長さを
変更する場合(測定腕の長さが変わる場合には熱膨張す
る変位量が異なることから相対変位検出器の出力が変化
するので補正が必要)でも、簡単に測定誤差の補正を行
うことができる。
【0027】この実施の形態においては、可動の測定腕
4のシャフト4cを熱膨張係数の異なる2つの部材を結
合して構成したが、フィーラ4c或いは接触子4aを熱
膨張係数の異なる2つの部材により構成しても良い。図
2は他の実施の形態であり、固定の測定腕3を2つの熱
膨張係数の異なる部材3a,3bを溶接により結合して
構成した例である。この固定の測定腕3を図4の従来の
外径測定装置1の固定の測定腕3に用いても、前述した
可動の測定腕4のシャフト4cを2つの熱膨張係数の異
なる部材で構成した場合と同様に、測定誤差の補正が行
える。
4のシャフト4cを熱膨張係数の異なる2つの部材を結
合して構成したが、フィーラ4c或いは接触子4aを熱
膨張係数の異なる2つの部材により構成しても良い。図
2は他の実施の形態であり、固定の測定腕3を2つの熱
膨張係数の異なる部材3a,3bを溶接により結合して
構成した例である。この固定の測定腕3を図4の従来の
外径測定装置1の固定の測定腕3に用いても、前述した
可動の測定腕4のシャフト4cを2つの熱膨張係数の異
なる部材で構成した場合と同様に、測定誤差の補正が行
える。
【0028】なお、この固定の測定腕3はヘッド本体2
と図略のボルトにより固定されているので、容易に交換
することができる。図3は内径測定装置30の接触子3
1,32を2つの熱膨張係数の異なる部材31a,31
b、32a,32bにより構成した例である。この接触
子31,32は測定腕33,34に取り外し可能に螺着
されているので、容易に交換が行える。
と図略のボルトにより固定されているので、容易に交換
することができる。図3は内径測定装置30の接触子3
1,32を2つの熱膨張係数の異なる部材31a,31
b、32a,32bにより構成した例である。この接触
子31,32は測定腕33,34に取り外し可能に螺着
されているので、容易に交換が行える。
【0029】このように、内径測定装置30の接触子を
2つの熱膨張係数の異なる部材で構成することにより、
周辺温度の変化による測定誤差を補正できる。この発明
の実施の形態においては、測定腕または接触子を2つの
熱膨張係数の異なる部材を結合して構成しているが、2
つ以上の熱膨張係数の異なる部材を結合して構成しても
良い。
2つの熱膨張係数の異なる部材で構成することにより、
周辺温度の変化による測定誤差を補正できる。この発明
の実施の形態においては、測定腕または接触子を2つの
熱膨張係数の異なる部材を結合して構成しているが、2
つ以上の熱膨張係数の異なる部材を結合して構成しても
良い。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、接触
部,測定腕のいずれか一方の部材を複数の異なる熱膨張
係数からなる部材により構成したので、複数の部材の長
さの比率を設定することにより、容易に所望の量変位す
る部材を得ることができ、周辺温度の変化による測定誤
差の補正を容易に行うことができる。
部,測定腕のいずれか一方の部材を複数の異なる熱膨張
係数からなる部材により構成したので、複数の部材の長
さの比率を設定することにより、容易に所望の量変位す
る部材を得ることができ、周辺温度の変化による測定誤
差の補正を容易に行うことができる。
【0031】また、複数の異なる熱膨張係数からなる部
材のうち一方を熱膨張係数が極めて小さいアンバとして
いるので、他方の部材の熱膨張係数を設定し、アンバと
他方の部材との長さの比率を設定することで微小量の補
正ができ、容易に所望の量変位する部材を得ることがで
きる。
材のうち一方を熱膨張係数が極めて小さいアンバとして
いるので、他方の部材の熱膨張係数を設定し、アンバと
他方の部材との長さの比率を設定することで微小量の補
正ができ、容易に所望の量変位する部材を得ることがで
きる。
【図1】本発明の実施の形態の外径測定装置である。
【図2】本発明の他の実施の形態を説明する図である。
【図3】本発明を内径測定装置に用いた場合の図であ
る。
る。
【図4】従来の外径測定装置を説明する図である。
1 外径測定装置 2 ヘッド本体 3 固定の測定腕 3a 接触子 4 可動の測定腕 4a 接触子 4b フィーラ 4c シャフト 10 ブロック 11 相対変位測定装置 20 逃がし装置 30 内径測定装置 31 接触子 32 接触子
Claims (2)
- 【請求項1】 測定物に接触する接触部を一端に有する
一対の測定腕を有し、この測定腕の相対変位を測定する
ことにより測定物の寸法を測定するようにした測定装置
において、前記接触部または前記測定腕のいずれか一方
を熱膨張係数の異なる複数の部材を結合して構成したこ
とを特徴とする寸法測定装置。 - 【請求項2】 前記複数の部材のうち少なくとも一つを
アンバにより構成したことを特徴とする請求項1に記載
の寸法測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26524195A JPH09113202A (ja) | 1995-10-13 | 1995-10-13 | 寸法測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26524195A JPH09113202A (ja) | 1995-10-13 | 1995-10-13 | 寸法測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09113202A true JPH09113202A (ja) | 1997-05-02 |
Family
ID=17414495
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26524195A Pending JPH09113202A (ja) | 1995-10-13 | 1995-10-13 | 寸法測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09113202A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1975552A2 (en) | 2007-03-29 | 2008-10-01 | Kayaba Industry Co., Ltd. | Dimension measuring apparatus and dimension measuring method |
| JP2010502971A (ja) * | 2006-09-12 | 2010-01-28 | マーポス、ソチエタ、ペル、アツィオーニ | 機械部品の長さ寸法をチェックするためのヘッド |
| CN103335578A (zh) * | 2013-06-05 | 2013-10-02 | 镇江索达联轴器有限公司 | 三点测圆仪 |
| CN104132601A (zh) * | 2014-08-23 | 2014-11-05 | 永济新时速电机电器有限责任公司 | 卡板式外径千分表 |
| CN113251899A (zh) * | 2021-05-26 | 2021-08-13 | 河南柴油机重工有限责任公司 | 一种大直径浅止口直径尺寸专用量具 |
-
1995
- 1995-10-13 JP JP26524195A patent/JPH09113202A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010502971A (ja) * | 2006-09-12 | 2010-01-28 | マーポス、ソチエタ、ペル、アツィオーニ | 機械部品の長さ寸法をチェックするためのヘッド |
| EP1975552A2 (en) | 2007-03-29 | 2008-10-01 | Kayaba Industry Co., Ltd. | Dimension measuring apparatus and dimension measuring method |
| US7587840B2 (en) | 2007-03-29 | 2009-09-15 | Kayaba Industry Co., Ltd. | Dimension measuring apparatus and dimension measuring method |
| CN103335578A (zh) * | 2013-06-05 | 2013-10-02 | 镇江索达联轴器有限公司 | 三点测圆仪 |
| CN104132601A (zh) * | 2014-08-23 | 2014-11-05 | 永济新时速电机电器有限责任公司 | 卡板式外径千分表 |
| CN113251899A (zh) * | 2021-05-26 | 2021-08-13 | 河南柴油机重工有限责任公司 | 一种大直径浅止口直径尺寸专用量具 |
| CN113251899B (zh) * | 2021-05-26 | 2023-12-01 | 河南柴油机重工有限责任公司 | 一种大直径浅止口直径尺寸专用量具 |
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