JPH09113290A - 道路地図表示装置 - Google Patents

道路地図表示装置

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Publication number
JPH09113290A
JPH09113290A JP27017495A JP27017495A JPH09113290A JP H09113290 A JPH09113290 A JP H09113290A JP 27017495 A JP27017495 A JP 27017495A JP 27017495 A JP27017495 A JP 27017495A JP H09113290 A JPH09113290 A JP H09113290A
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JP
Japan
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road map
traffic
information
statistical
display
Prior art date
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Pending
Application number
JP27017495A
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English (en)
Inventor
Yoshinobu Kobayashi
祥延 小林
Koichi Washimi
公一 鷲見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】道路地図メモリには、曜日および時間帯に
対応付けられた統計渋滞情報データが記憶されている。
統計渋滞情報データは、過去の渋滞情報を統計的に処理
した結果得られたデータである。渋滞情報表示モードが
指示され、かつ曜日および時間帯が指定されると(S1)、
当該指定された曜日および時間帯に関連する統計渋滞情
報データが読み出され(S3)、この読み出された渋滞情報
に基づいて、渋滞マークが対応する道路近傍に、当該道
路に沿って、道路地図上に重畳表示される(S4)。 【効果】所望の曜日および時間帯の統計的な渋滞情報を
視認できるので、現在または将来の交通状況を予測する
ことができる。したがって、ドライブ計画が立てやすく
なる。そのため、使い勝手の向上を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば車載用ナ
ビゲーション装置に適用され、道路地図を表示するため
の道路地図表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、不案内な土地における車両で
の走行を支援するため、車両の現在位置をその周辺の道
路地図とともに表示画面に表示するようにした車載用ナ
ビゲーション装置が用いられている。ところで、このよ
うな車載用ナビゲーション装置において、自車位置およ
び道路地図の表示だけでなく、種々の交通情報も運転者
または搭乗者(以下総称して「ドライバ」という)に提
供できるようにすれば、ドライバに一層快適なドライビ
ング環境を提供することができる。
【0003】そこで、近年、道路交通情報提供システム
(以下、「VICS」という。VICS:Vehicle Infomatio
n and Communication System)や交通情報サービス(A
TIS;Advanced Traffic Information Service) 等が
提案され、実用化に向けての動きが活発化している。前
記VICS等は、リアルタイムの交通情報を車載用ナビ
ゲーション装置に提供するためのシステムである。この
うち、VICSでは、路側にビーコンを設置し、この設
置されたビーコンからリアルタイムの交通情報を道路上
の比較的狭い範囲に送信し、この範囲に進入してきた車
両に搭載されている車載用ナビゲーション装置で前記交
通情報を受信させる。一方、車載用ナビゲーション装置
では、前記交通情報を受信すると、当該交通情報を表示
画面に表示したり音声出力する。これにより、リアルタ
イムの交通情報をドライバに提供することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記V
ICSを全国展開するためには、ビーコンを全国の道路
の路側に設置したり、交通情報を収集するためのシステ
ムを構築する必要がある。しかしながら、このようなイ
ンフラ整備には莫大なコストがかかるとともに、長期間
を要する。そのため、VICSを全国規模で利用できる
ようになるには時間がかかるので、リアルタイムの交通
情報を得ることさえできない場合がある。
【0005】また、ドライバは、リアルタイムの交通情
報を常に欲しているわけではなく、できれば将来の交通
情報を取得したい場合がある。たとえば、数時間先、数
日先、数週間先にドライブを考えている場合、そのとき
のルートを予め決定しておきたい場合がある。この場
合、見込みでもよいから将来の交通情報を取得できれ
ば、たとえば渋滞を避けたルートを決定することができ
る。
【0006】たとえば、同じ道路であっても特定の曜日
および時間帯だけ渋滞する割合が極めて高い場合や、1
年を通してこの日だけは祭り等のために通行禁止となる
場合がある。したがって、このような過去の交通情報に
基づけば、将来の特定の日の交通状況を予測することは
可能である。そこで、本発明の目的は、上述の技術的課
題を解決し、過去の交通情報を統計的に利用することに
より、現在または将来の交通状況をドライバに予測させ
ることができる道路地図表示装置を提供することであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の請求項1記載の道路地図表示装置は、道路地図データ
が記憶された道路地図データ記憶手段と、この道路地図
データ記憶手段から道路地図データを読み出し、この読
み出された道路地図データに対応する道路地図を表示画
面に表示するための表示制御手段とを含む道路地図表示
装置であって、道路に対応付けられた過去の交通情報を
所定の時間的要素ごとに統計的に処理することにより取
得された統計交通情報が記憶された交通情報記憶手段
と、時間的要素を指定するための指定手段と、この指定
手段で指定された時間的要素を取得し、この取得された
時間的要素に関連した統計交通情報を前記交通情報記憶
手段の記憶内容を参照して検索するための検索手段とを
含み、前記表示制御手段は、前記検索手段において統計
交通情報が検索された場合には、当該統計交通情報を前
記交通情報記憶手段から読み出し、この読み出された統
計交通情報を、道路地図とともに道路に沿って所定のマ
ークで表示画面に表示するものであることを特徴とす
る。
【0008】この構成では、指定手段で指定された時間
的要素が取得され、この取得された時間的要素に関連し
た統計交通情報が検索される。その結果、検索される
と、当該統計交通情報が道路地図とともに道路に沿って
所定のマークで表示画面に表示される。ここで、前記統
計交通情報は、過去の交通情報を統計的に処理して取得
されたものである。したがって、リアルタイムの交通情
報そのものではないが、同じ時間的要素に該当する交通
情報をある程度予測することができる。そのため、ドラ
イバに現在または将来の交通状況を予測させることがで
きる。
【0009】なお、前記時間的要素としては、たとえば
月日,曜日,祝日,時間帯が考えられる。また、前記検
索手段における検索範囲は、たとえば表示画面に表示さ
れている道路地図全体の範囲、または当該道路地図およ
びその周辺を含む範囲、が考えられる。
【0010】また、マークを表示する場合、たとえば統
計交通情報にマークを表示すべき位置に対応する座標列
データを含ませておき、この座標列データに基づいて、
前記マークを表示するようにしてもよい。また、たとえ
ば道路を構成するリンクに方向を考慮して対応付けた統
計交通情報を記憶しておくとともに、前記リンクと座標
列データとの対応関係を示すテーブルを備えておき、こ
のテーブルに示されている対応関係を参照し、たとえば
リンクの方向の左側(左側通行の場合)に、前記マーク
を表示するようにしてもよい。
【0011】また、前記指定手段としては、たとえばド
ライバが手動で時間的要素を指定するものが考えられ
る。また、指定手段としては、カレンダー付時計を備
え、前記モード指示手段で交通情報表示モードが指示さ
れたことに応答して前記カレンダー付時計から曜日等を
取得することによって、時間的要素を自動的に指定する
もの、が考えられる。
【0012】また、たとえば請求項2記載の構成のよう
に、前記統計交通情報は、曜日および時間帯ごとに渋滞
情報であってもよい。この場合には、渋滞を示すマーク
を表示画面に表示できる。また、たとえば請求項3記載
の構成のように、前記渋滞情報が渋滞度を含むものであ
る場合、前記表示制御手段は、前記マークの表示形態を
表示すべき渋滞情報に含まれている渋滞度に応じて変更
し、この変更後のマークを表示するものであってもよ
い。この構成によれば、ドライバに渋滞度も提供するこ
とができる。
【0013】なお、前記表示形態の変更としては、たと
えばマークの色を変更する、マークの表示位置を変更す
る、等が考えられる。また、表示される道路地図の縮尺
を変更できる場合には、当該縮尺に応じて表示形態を変
更するようにしてもよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下では、本発明の実施の形態
を、添付図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発
明の一実施形態が適用された車載用ナビゲーション装置
の電気的構成を示す概略ブロック図である。この車載用
ナビゲーション装置は、車両に搭載されて用いられるも
ので、距離センサ1および方位センサ2を備えている。
【0015】距離センサ1は、車両の移動量を検出する
ためのもので、車輪のロータの回転数を検出する車輪速
センサや車速センサを適用することができる。方位セン
サ2は、車両の方位変化量を検出するためのもので、地
磁気センサ、または振動ジャイロ,光ファイバジャイロ
若しくはガスレートジャイロ等を適用することができ
る。各センサ1,2の出力は、装置本体3に備えられて
いる位置検出部31に与えられる。
【0016】位置検出部31は、前記各センサ1,2か
ら与えられる出力に基づいて、車両の現在位置を検出す
る。具体的には、所定のサンプリング周期にわたって上
記各センサ1,2の出力を積算する。これにより、車両
の移動量および方位を取得する。そして、この取得され
た取得された移動量および方位を予め設定された正確な
初期位置に累積する。その結果、車両の現在位置を得る
ことができる。
【0017】なお、このようにして検出された車両の現
在位置にいわゆる地図マッチング処理(たとえば特開昭
63-148155 号公報参照)を施してもよい。地図マッチン
グ処理とは、車両の過去の走行パターンに基づいて求め
られる相関係数が最も高い道路を選出し、この選出され
た道路上に車両の現在位置を補正する技術である。ま
た、車両の現在位置の検出には、上記の方法とともに、
または上記の方法に代えて、たとえばGPS(Global Po
sitioning System) 航法を採用してもよい。GPS航法
とは、地球の周回軌道を航行しているGPS衛星から送
信される電波の伝搬遅延時間に基づいて、車両の現在位
置を検出する方法である。
【0018】さらに、車両の現在位置の検出には、たと
えば路側ビーコン方式を採用してもよい。路側ビーコン
方式とは、道路の路側に設置された路側ビーコンから送
信される位置情報に基づいて、車両の現在位置を検出す
る方法である。位置検出部31で検出された車両の現在
位置データは、コントローラ32に与えられる。
【0019】コントローラ32は、この装置本体3の制
御中枢として機能するもので、たとえばCPUを含むマ
イクロコンピュータで構成されている。コントローラ3
2には、メモリドライバ33、ビデオRAM(VRA
M)34、ジョイスティックリモートコントローラ(以
下単に「リモコン」という)4、および表示装置5が接
続されている。
【0020】メモリドライバ33は、道路地図メモリM
を装填するためのものである。道路地図メモリMは、た
とえばCD−ROM,ICカードまたは光磁気ディスク
で構成されたものである。道路地図メモリMには、位置
検出用道路地図データ、表示用道路地図データ等が記憶
されている。道路地図メモリMは、この実施形態では、
関東版,中部版,近畿版というように、各地域ごとに分
類されている。したがって、データは、関東地域,中部
地域,近畿地域等に限定されている。ただし、表示用道
路地図データの広域版(たとえば5万分の1)は、いず
れの道路地図メモリMにも、全国規模のデータが記憶さ
れている。
【0021】表示用道路地図データは、道路地図(高速
自動車国道,自動車専用道,一般国道,都道府県道,市
町村道を含む)をメッシュ状に分割したもので、表示用
リンクデータ、施設等の背景データで構成されている。
背景データには、この実施形態に特徴的な統計交通情報
データが含まれている。詳細については後述する。VR
AM34は、表示装置5に表示すべき画像を展開するワ
ークメモリとして機能するものである。
【0022】リモコン4は、この車載用ナビゲーション
装置に種々の指示を与える際にドライバが操作するため
のものである。リモコン4には、たとえば図2に示すよ
うに、ジョイスティック/セットキー4a、メニューキ
ー4bが備えられている。ジョイスティック/セットキ
ー4aは、たとえば二次元的に8方向に傾倒可能である
とともに下方向に押圧可能なもので、カーソル移動等に
利用されるものである。メニューキー4bは、後述する
ように、表示装置5にメニュー画面を表示させる際に操
作するためのものである。
【0023】図1に戻って、表示装置5は、たとえば液
晶表示素子(LCD),プラズマ表示素子またはCRT
で構成されたもので、後述するように、道路地図等を表
示するためのものである。この構成において、コントロ
ーラ32は、前記位置検出部31から現在位置データが
与えられると、当該現在位置周辺の表示用道路地図デー
タをメモリドライバ33に装填されている道路地図メモ
リMから読み出す。その後、この読み出された表示用道
路地図データおよび前記現在位置データに基づいて、表
示すべき画像をVRAM34に描画する。具体的には、
表示すべき画像とは、車両の現在位置を中心とした道路
地図上に車両の現在位置を表すカーマークを重畳した画
像である。その後、このVRAM34に描画した画像を
表示装置5に表示させる。
【0024】ところで、この実施形態の車載用ナビゲー
ション装置では、車両の現在位置を道路地図とともに表
示するだけでなく、次に説明するように、種々の交通情
報を表示させることもできる。この交通情報の表示に
は、道路地図メモリMに記憶されている上記表示用道路
地図データが利用される。そのため、まず、表示用道路
地図データについて詳述する。
【0025】表示用道路地図データは、前述のように、
表示用リンクデータ,統計交通情報を含む背景データ等
で構成されたものである。より詳述すると、表示用リン
クデータは、たとえば道路の交差点または折曲点を特定
するための座標位置であるノードをそれぞれつないだリ
ンク単位で構成され、各リンクの始点ノードおよび終点
ノードの座標、および各リンクのリンク番号等のデータ
を含むものである。
【0026】統計交通情報データは、道路地図メモリM
を編集する者(以下「編集者」という)が過去の交通情
報を元に作成したもので、渋滞、規制、障害、旅行時間
等の交通情報種別ごとに分類されている。ここで、統計
障害情報データは、事故等の一時的な障害に関するデー
タである。また、統計旅行時間データは、1本のリンク
を車両で走行するのに必要な時間に関するデータで、た
とえば秒単位で示されている。
【0027】前記統計交通情報データのうち統計渋滞情
報データは、たとえば図3に示すように、空きデータD
1 ,曜日データD2 ,渋滞開始時間データD3 ,渋滞終
了時間データD4 ,および表示座標列データD5 で構成
されている。この統計交通情報データは、リンクの方向
別にリンクごとに対応付けられた背景データである。曜
日データD2 は、平日,土曜日,日・祝日に分類されて
いる。なお、平日をさらに、月曜日,火曜日,・・・,
金曜日に分類してもよい。渋滞開始時間データD3 およ
び渋滞終了時間データD4 は、それぞれ渋滞が開始する
時間および渋滞が終了する時間を表すもので、時分単位
で規定されている。表示座標列データD5 は、後述する
渋滞マークを表示すべき位置を表すデータである。
【0028】また、統計交通情報データのうち統計規制
情報データは、たとえば何月何日の何時から何時までと
いうデータを含むものである。すなわち、1年を通じて
この日のこの時間帯は祭りのため通行禁止となる道路が
ある。前記統計規制情報データは、このような道路に関
するデータである。以上説明した統計交通情報データ
は、前述のように、編集者が過去の交通情報を元に作成
したものである。
【0029】この作成方法について詳述すると、過去の
交通情報の収集は、たとえば交通情報FAXサービスを
利用して行うことが考えられる。また、この交通情報F
AXサービスの他に、道路交通情報センターが実施して
いるラジオ放送による交通情報提供サービス、またはケ
ーブルテレビ(CATV)による交通情報提供サービス
を利用することもできる。
【0030】次に、交通情報FAXサービスを利用する
場合について詳述する。交通情報FAXサービスは、文
字や地図上に示された渋滞情報,旅行時間,通行禁止区
間等の交通情報をFAXで提供するものである。編集者
は、FAXで提供された交通情報を時間的要素ごとに分
類し、統計的に整理する。たとえば、交通情報として渋
滞情報を例にとった場合、渋滞情報を統計処理し、その
結果を統計渋滞情報データとして整理する。このとき、
渋滞している道路近傍であって、かつ渋滞方向を考慮し
た位置に対応する表示座標列データD5 を統計渋滞情報
を含ませる。渋滞方向は、前記交通情報FAXサービス
で取得できる。なお、渋滞方向を考慮した位置とは、た
とえば道路の左側に沿った位置である。
【0031】次に、統計交通情報を表示する場合のドラ
イバの動作、および当該動作に伴う表示装置5の表示画
面の流れについて説明する。なお、以下では、表示すべ
き交通情報として渋滞情報を例にとった場合について説
明する。渋滞情報を表示させる場合、ドライバは、ま
ず、リモコン4のメニューキー4bを操作し、表示装置
5にメニュー画面を表示させる(図4(a) 参照)。メニ
ュー画面には、図4(a) に示すように、様々な選択キー
が表示される。ドライバは、このうち「渋滞情報」を選
択する。この選択は、リモコン4のジョイスティック/
セットキー4aを傾倒させてカーソルを「渋滞表示」の
位置に移動させ、その上でジョイスティック/セットキ
ー4aを押圧することによって達成される。これによ
り、この装置の動作モードが渋滞情報表示モードに移行
する。
【0032】「渋滞情報」が選択されると、表示装置5
の表示画面は、図4(b) に示す道路渋滞情報メニュー画
面に切り換わる。なお、図4(b) に示す道路渋滞情報メ
ニュー画面は、道路地図メモリMとして近畿版を採用し
た例を示すものである。また、この道路渋滞情報メニュ
ー画面では、図4(b) に示すように、提供可能な渋滞情
報が過去の渋滞情報を元にした統計情報である旨が表示
される。これにより、ドライバにリアルタイムの渋滞情
報であるとの誤解を生じさせることを防止している。
【0033】ドライバは、表示装置5に道路渋滞情報メ
ニュー画面が表示されると、前述と同様の方法によって
「表示する」または「表示しない」を選択する。「表示
する」を選択した場合、表示装置5の表示画面は、渋滞
情報曜日選択メニュー画面(図5(a) 参照)に切り換わ
る。一方、「表示しない」を選択した場合には、メニュ
ー画面(図4(a) 参照)に戻る。
【0034】ドライバは、渋滞情報曜日選択メニュー画
面が表示されると、前述と同様の方法によって、所望の
曜日を選択する。その後、表示装置5の表示画面は、渋
滞情報時間選択画面(図5(b) 参照)に切り換わる。ド
ライバは、渋滞情報時間選択画面が表示されると、前述
と同様の方法によって、所望の時間帯を選択する。この
とき、表示されている時間帯以外の時間帯を選択したい
場合には、ジョイスティック/セットキー4aを画面に
向かって下方向に傾倒させ続ければよい。
【0035】これにより、ドライバによる渋滞情報の表
示の指示が完了する。次に、図6を参照して、渋滞情報
の表示が指示された場合の車載用ナビゲーション装置の
動作について説明する。この動作は、コントローラ32
によって行われる。コントローラ32は、動作モードが
渋滞情報表示モードに移行すると、これに応答して道路
地図メモリMから所定範囲内の統計渋滞情報データを読
み出し、この読み出された統計渋滞情報データをコント
ローラ32に備えられているバッファメモリ(図示せ
ず)にいったん保持する。
【0036】前記所定範囲とは、たとえば渋滞情報表示
モードに移行する際、すでに車両の現在位置を中心にし
た道路地図が表示されている場合には、当該道路地図全
体の表示範囲、または当該表示範囲およびその周辺の範
囲に相当する。また、電源入力直後に渋滞情報表示モー
ドに移行した場合には、この装置の電源を切る直前に表
示されていた道路地図全体の表示範囲、または当該表示
範囲およびその周辺の範囲が前記所定範囲となる。
【0037】この所定範囲は、また、ドライバが自由に
設定できるようにしてもよい。たとえば、図4(a) のメ
ニュー画面を見てわかるように、この実施形態の車載用
ナビゲーション装置では、目的地を設定することができ
る。そこで、ドライバが目的地を中心にした道路地図を
表示させることを選択すればよい。これにより、目的地
付近の統計渋滞情報データを取得することができる。
【0038】コントローラ32は、前記渋滞情報表示モ
ードに移行した後、曜日および時間帯が指定されたか否
かを監視している(ステップS1)。その結果、曜日お
よび時間帯が指定されたと判別されると、前記バッファ
メモリに保持されている統計渋滞情報データであって、
前記指定された曜日および時間帯に関連する統計渋滞情
報データがあるか否かを検索する(ステップS2)。
【0039】具体的には、前記指定された曜日と一致
し、かつ前記指定された時間帯の少なくとも一部を含む
時間帯に対応する統計渋滞情報データがあるか否かを検
索する。さらに具体的に説明すると、たとえば土曜日お
よび午前7:45〜午前8:15と指定された場合、統
計渋滞情報データとして、土曜日および午前7:45〜
午前8:15を含む時間帯に対応するものがあるか否か
を検索する。このような検索を前記バッファメモリに保
持されているすべてのリンクおよび当該リンクに該当す
る渋滞情報に対して行う。
【0040】前記ステップS2での判別の結果、前記指
定された曜日および時間帯に関連する統計渋滞情報デー
タがないと判別されると、「データなし」が表示装置5
に表示される(ステップS5)。その後、終了する。一
方、前記ステップS2での判別の結果、前記指定された
曜日および時間帯に関連する統計渋滞情報データがある
と判別されると、バッファメモリに記憶されている統計
渋滞情報データがすべて読み出される(ステップS
3)。その後、前記所定範囲に対応する道路地図を表示
装置5に表示する。同時に、前記読み出された統計渋滞
情報データに含まれている表示座標列データD5 (図3
参照)に基づいて、渋滞マークを前記道路地図上に重畳
表示する(ステップS4)。
【0041】すなわち、図7(a) に示すように、渋滞方
向を考慮し、道路Rから左側に所定距離rだけ離れた位
置に、当該道路Rに沿うように、所定のピッチpで複数
の渋滞マークJMを表示する。図7(b) に、この渋滞マ
ークJMが重畳表示された道路地図の具体例を示す。前
記所定距離rおよびピッチpは、表示装置5に表示され
ている道路地図の縮尺に応じて異なる。具体的には、縮
尺が相対的に小さい詳細地図の場合には、図8(a) に示
すように、所定距離rは相対的に小さくなるとともにピ
ッチpは相対的に大きくなる。したがって、前記渋滞マ
ークJMは、道路Rと相対的に短い距離r1 だけ離れた
近い位置に大きなピッチp1 で表示される。
【0042】一方、縮尺が相対的に大きい広域地図の場
合には、図8(b) に示すように、所定距離rは相対的に
大きくなるとともにピッチpは相対的に小さくなる。し
たがって、前記渋滞マークJMは、道路Rと相対的に長
い距離r2 だけ離れた遠い位置に細かなピッチp2 で表
示される。このように、地図の縮尺に応じて渋滞マーク
JMの表示形態を変化させているのは、表示画面の見や
すさを損なわないようにするためである。
【0043】すなわち、広域地図を表示している場合、
道路Rから近い位置に渋滞マークJMを表示したときに
は、渋滞マークJMと道路Rとが重なるように見えるお
それがある。したがって、渋滞マークJMが表示されて
いるか否かを一瞥しただけで確認することは困難にな
る。その上、大きなピッチpで渋滞マークJMを表示す
ると、渋滞マークJMがわずかしか表示されない。した
がって、どこからどこまでが渋滞区間であるかを認識す
ることも困難になる。
【0044】なお、図8(b) のように細かなピッチp2
で表示する場合、表示画面が見づらくなることが考えら
れる。この場合、たとえば図8(c) に示すように、n個
(たとえばn=3)ごとに、渋滞マークJMを間引くよ
うにしてもよい。この場合、ピッチpは、p3 (>
2 )となる。以上のようにして渋滞情報を表示画面に
表示することができる。
【0045】ところで、交通情報として規制情報を表示
することもできる。この場合、統計規制情報データは、
前述のように、月日および時間帯を表すデータを含むた
め、ドライバによって指定すべき時間的要素として、月
日および時間帯を指定するようにすればよい。以上のよ
うにこの実施形態の車載用ナビゲーション装置によれ
ば、曜日および時間帯等の時間的要素に応じた統計渋滞
情報を表示させることができるので、ドライバは、現在
または将来の交通状況を予測することができる。したが
って、ドライバは、ドライブ計画を立てやすくなる。そ
のため、使い勝手の向上を図ることができる。
【0046】しかも、道路地図メモリMの編集者は、交
通情報FAXサービス等を利用して過去の交通情報を収
集し、統計処理を施した後、当該統計交通情報データを
道路地図メモリMに格納するだけで、ドライバに現在ま
たは将来の交通状況を予測させることができるので、V
ICS等を構築する場合に比べて簡単に前記目的を達成
することができる。
【0047】また、ドライバ側は、統計交通情報が記憶
された道路地図メモリMを購入するだけでよいので、経
済的に大きな負担がかかるわけでもない。本発明の実施
の形態の説明は以上のとおりであるが、本発明は上述の
実施形態に限定されるものではない。たとえば前記実施
形態では、ドライバが指定すべき時間的要素として、曜
日および時間帯、および月日および時間帯を例にとって
説明しているが、たとえば月日のみ、曜日のみ、または
時間帯のみであってもよい。
【0048】また、前記実施形態では、統計渋滞情報デ
ータに表示座標列データD5 が含まれ、この表示座標列
データD5 に基づいて渋滞マークJMを表示するように
しているが、次のようにしてもよい。すなわち、たとえ
ば1本のリンクの上り/下りに表示座標列データをそれ
ぞれ対応付けたテーブルを備えるとともに、統計渋滞情
報データとして、表示座標列データD5 を含まずに、前
記リンクおよび当該リンクの上り/下りを示すポインタ
データを含むものを道路地図メモリMに記憶させてお
く。この構成において、渋滞マークを表示する場合に
は、前記ポインタデータに基づいて、前記テーブルの内
容を参照する。その結果、リンクおよび当該リンクの上
り/下りが特定され、それに対応する表示座標列データ
が特定される。これにより、渋滞マークを道路に沿う位
置に表示させることができる。
【0049】また、前記実施形態では、統計渋滞情報デ
ータには渋滞度は含まれていないが、たとえば渋滞度を
含めるようにしてもよい。この場合、渋滞マークの表示
形態を変更する方が好ましい。具体的には、道路地図の
縮尺が変化すると道路からの距離および各渋滞マーク間
のピッチを変更する構成を利用し、渋滞度が相対的に高
い場合にはピッチを短くし、渋滞度が相対的に低い場合
にはピットを長くするようにしてもよい。また、渋滞度
に応じて表示色を変更するようにしてもよい。具体的に
は、渋滞度が相対的に高い場合には注意を促す赤色で表
示し、渋滞度が相対的に低い場合には青色で表示する。
【0050】この構成によれば、渋滞度もドライバに提
供することができるので、使い勝手を一層向上すること
ができる。また、リアルタイムの渋滞情報と区別するた
め、統計渋滞情報に特有の色や形状の渋滞マークを表示
するようにしてもよい。このようにすれば、ドライバに
リアルタイムの情報か統計的な情報かを正確に識別させ
ることができる。
【0051】さらに、前記実施形態では、時間的要素を
ドライバが手動で指定する場合について説明している
が、たとえば次のようにして時間的要素を自動的に指定
するようにしてもよい。すなわち、装置本体3にカレン
ダー機能付時計を備えておく。一方、コントローラ32
は、メニュー画面で「渋滞情報」が選択されると、これ
に応答して連記カレンダー機能付時計から曜日および時
間等を取り込む。そして、この取り込まれた曜日および
時間等に関連する統計交通情報データを検索する。
【0052】また、GPS衛星から送信される電波に基
づいて曜日および時間等を認識し、この認識された曜日
および時間等に関連する統計交通情報データを検索する
ようにしてもよい。この構成によれば、ドライバは、単
に「渋滞情報」を選択するだけで統計交通情報を表示さ
せることができるので、ドライバの操作を簡単にするこ
とができる。
【0053】ところで、前記実施形態では、統計交通情
報を表示する例について説明している。一方、本発明の
実施形態からは外れるが、車載用ナビゲーション装置と
して、たとえば統計交通情報を用いて推奨経路を計算
し、この計算された推奨経路を表示する機能を持たせて
もよい(たとえば特開平6-208699号公報参照)。その
他、本発明の範囲内で種々の設計変更を施すことは可能
である。
【0054】
【発明の効果】以上のように本発明の道路地図表示装置
によれば、過去の交通情報を統計的に処理して取得され
た統計交通情報を道路地図に表示することができるの
で、ドライバに現在または将来の交通状況を予測させる
ことができる。したがって、ドライバは、ドライブ計画
を立てやすくなる。そのため、使い勝手の向上を図るこ
とができる。
【0055】しかも、統計交通情報を表示する際、道路
に沿って所定のマークが表示されるので、ドライバは、
一覧表よりもはるかに交通状況をイメージしやすいとい
う効果がある。また、道路地図の編集者は、交通情報F
AXサービス等を利用して過去の交通情報を収集し、統
計処理を施した後、その交通情報を道路地図記憶手段に
記憶させるだけでドライバに現在または将来の交通状況
を予測させることができる。したがって、VICS等を
構築する場合に比べて簡単に前記目的を達成できる。
【0056】また、ドライバ側は、統計交通情報が記憶
されたCD−ROM等を購入するだけでよいので、経済
的に大きな負担がかかるわけでもない。特に、請求項2
記載の道路地図表示装置によれば、渋滞を示すマークを
表示することができるので、ドライバは、渋滞を避けた
ルート等を選ぶことができる。また、請求項3記載の道
路地図表示装置によれば、渋滞度に応じてマークの表示
形態が変更されるので、ドライバは、一瞥するだけで、
渋滞度も視認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態が適用された車載用ナビゲ
ーション装置の電気的構成を示す概略ブロック図であ
る。
【図2】リモコンの外観構成を示す正面図である。
【図3】渋滞情報のデータ構成を示す図である。
【図4】統計交通情報を表示させる際の表示画面の流れ
を説明するための図である。
【図5】同じく、統計交通情報を表示させる際の表示画
面の流れを説明するための図である。
【図6】渋滞情報の表示が指示された場合の車載用ナビ
ゲーション装置の動作を説明するためのフローチャート
である。
【図7】渋滞マークの表示形態を示す図である。
【図8】渋滞マークの表示形態を変更した場合を説明す
るための図である。
【符号の説明】
3 装置本体 32 コントローラ 34 VRAM 4 リモコン 4a ジョイスティック/セットキー 4b メニューキー 5 表示装置 M 道路地図メモリ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】道路地図データが記憶された道路地図デー
    タ記憶手段と、この道路地図データ記憶手段から道路地
    図データを読み出し、この読み出された道路地図データ
    に対応する道路地図を表示画面に表示するための表示制
    御手段とを含む道路地図表示装置であって、 道路に対応付けられた過去の交通情報を所定の時間的要
    素ごとに統計的に処理することにより取得された統計交
    通情報が記憶された交通情報記憶手段と、 時間的要素を指定するための指定手段と、 この指定手段で指定された時間的要素を取得し、この取
    得された時間的要素に関連した統計交通情報を前記交通
    情報記憶手段の記憶内容を参照して検索するための検索
    手段とを含み、 前記表示制御手段は、前記検索手段において統計交通情
    報が検索された場合には、当該統計交通情報を前記交通
    情報記憶手段から読み出し、この読み出された統計交通
    情報を、道路地図とともに道路に沿って所定のマークで
    表示画面に表示するものであることを特徴とする道路地
    図表示装置。
  2. 【請求項2】前記統計交通情報は、曜日および時間帯に
    対応付けられた渋滞情報であることを特徴とする請求項
    1記載の道路地図表示装置。
  3. 【請求項3】前記渋滞情報は、渋滞度を含むものであ
    り、 前記表示制御手段は、渋滞情報を表示する場合には、前
    記マークの表示形態を表示すべき渋滞情報に含まれてい
    る渋滞度に応じて変更し、この変更後のマークを表示す
    るものであることを特徴とする請求項2記載の道路地図
    表示装置。
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