JPH09113653A - 周期・周波数計測装置 - Google Patents

周期・周波数計測装置

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JPH09113653A
JPH09113653A JP7273238A JP27323895A JPH09113653A JP H09113653 A JPH09113653 A JP H09113653A JP 7273238 A JP7273238 A JP 7273238A JP 27323895 A JP27323895 A JP 27323895A JP H09113653 A JPH09113653 A JP H09113653A
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pulse wave
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Motomu Hayakawa
求 早川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センサ手段によって検出された波形信号に乱
れが発生するようなときでも、脈拍数やピッチなどとい
った周期・周波数の計測結果を表示することができ、使
い勝手のよい周期・周波数計測装置を提供すること。 【解決手段】 腕装着型脈波計測装置1では、液晶表示
装置13においてELバックライトを点灯したとき、ブ
ザー音を発生させたとき、ゲインを調整したとき、コネ
クタ部/コネクタピースにおいて一時的オープンが発生
したときなど、脈波信号を検出できなくなるときには、
ダミー信号発生部562からダミー信号が脈波データ記
憶部552に所定に時間だけ入力され、以降の処理が行
われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、センサが検出した
脈波や体動などの波形信号に対して周波数分析を行い、
この周波数分析の結果に基づいて脈拍数やピッチなどを
計測するための周期・周波数計測装置に関するものであ
る。更に詳しくは、センサが検出した波形信号に乱れが
発生するようなときに行うデータ処理技術に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】脈波や体動などをセンサによって検出
し、検出した波形信号に基づいて、脈拍数やピッチなど
を計測する脈拍計やピッチ計では、波形信号をデジタル
信号化した後、周波数分析を行い、そのスペクトラムか
ら脈波成分や体動成分を抽出し、それに演算を施して脈
拍数やピッチなどを求める方法が案出されている。かか
る方法では、周波数分析を行うために多くのデータが必
要であり、脈拍数を計測する場合には、たとえば、16
秒間に得られた128点のデータに周波数分析が行われ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、従来の脈拍
計などにおいて、脈拍数などを表示する液晶表示装置に
おいてバックライトを点灯したときに電源電圧が変動す
ると、センサが検出した波形信号に乱れが発生するの
で、周波数分析結果から脈拍数を正確に求めることがで
きない。従って、異常がおさまった時点から改めて16
秒間かけて128点のデータを取り直す必要があるの
で、その間、エラー表示のままになっており、使い勝手
がわるいという問題点がある。
【0004】かかる問題点に鑑みて、本発明の課題は、
センサ手段によって検出された波形信号に乱れが発生す
るようなときでも、脈拍数やピッチなどといった周期・
周波数の計測結果を表示することができ、使い勝手のよ
い周期・周波数計測装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、脈波や体動などの時間的変化を検出す
るセンサ手段と、該センサ手段が検出した波形信号に周
波数分析を行い、該周波数分析結果に基づいて脈拍数や
ピッチなどの情報を求めるデータ処理手段と、該データ
処理手段が求めた情報を表示装置に表示する表示制御手
段とを有する周期・周波数計測装置において、前記波形
信号の乱れの原因となるような割り込み動作が開始され
るか否かを監視する割り込み動作監視手段と、前記割り
込み動作が開始されるときに前記データ処理手段に入力
されるべきダミー信号を発生するダミー信号発生手段
と、前記割り込み動作監視手段の監視結果において前記
割り込み動作が開始されると判断したときに前記センサ
手段の検出結果に代えて前記ダミー信号を前記データ処
理手段に所定の時間入力する入力信号切換手段とを有す
ることを特徴とする。
【0006】本発明において、前記割り込み動作として
は、たとえば、前記表示装置としての液晶表示装置にお
いて外部操作により行われるバックライトの点灯、また
は報知音の発生等の重負荷を伴う動作である。
【0007】本発明の別の形態では、脈波や体動などの
時間的変化を検出するセンサ手段と、該センサ手段が検
出した波形信号に周波数分析を行い、該周波数分析結果
に基づいて脈拍数やピッチなどの情報を求めるデータ処
理手段と、該データ処理手段が求めた情報を表示装置に
表示する表示制御手段とを有する周期・周波数計測装置
において、前記波形信号の乱れの原因となるような異常
が発生したか否かを監視する異常監視手段と、前記異常
が発生したときに前記データ処理手段に入力されるべき
ダミー信号を発生するダミー信号発生手段と、該異常監
視手段の監視結果から前記異常が発生したと判断したと
きに前記センサ手段の検出結果に代えて前記ダミー信号
を前記データ処理手段に所定の時間入力する入力信号切
換手段とを有することを特徴とする。
【0008】本発明において、前記表示制御手段は、前
記波形信号の原波形を前記表示装置にグラフィック表示
しているときに、前記センサ手段の検出結果に代えて前
記ダミー信号が前記データ処理手段に入力されたときに
は前記原波形に代えて前記ダミー信号に基づく波形を前
記表示装置に表示するように構成されていることが好ま
しい。
【0009】本発明において、前記ダミー信号発生手段
は、前記波形信号の乱れの原因が発生する直前に前記セ
ンサ手段が検出した波形信号を前記ダミー信号として出
力するように構成されていることが好ましい。
【0010】
【発明の実施の形態】図面に基づいて、本発明の一実施
例を説明する。
【0011】(全体構成)図1は、本例の腕装着型脈波
計測装置の全体構成を示す説明図である。
【0012】図1において、本例の腕装着型脈波計測装
置1(周期・周波数計測装置)は、腕時計構造を有する
装置本体10と、この装置本体10に接続されるケーブ
ル20と、このケーブル20の先端側に設けられた脈波
検出用センサユニット30(センサ手段)とから大略構
成されている。装置本体10には、腕時計における12
時方向から腕に巻きついてその6時方向で固定されるリ
ストバンド12が設けられ、このリストバンド12によ
って、装置本体10は、腕に着脱自在である。脈波検出
用センサユニット30は、センサ固定用バンド40によ
って遮光されながら人差し指の根元に装着されている。
このように、脈波検出用センサユニット30を指の根元
に装着すると、ケーブル20が短くて済むので、ケーブ
ル20は、ランニング中に邪魔にならない。また、掌か
ら指先までの体温の分布を計測すると、寒いときには、
指先の温度が著しく低下するのに対し、指の根元の温度
は比較的低下しない。従って、指の根元に脈波検出用セ
ンサユニット30を装着すれば、寒い日に屋外でランニ
ングしたときでも、脈拍数などを正確に計測できる。
【0013】(装置本体の構成)図2は、本例の腕装着
型脈波計測装置の装置本体を、リストバンドやケーブル
などを外した状態で示す平面図、図3は、腕装着型脈波
計測装置を3時の方向からみた側面図である。
【0014】図2において、装置本体10は、樹脂製の
時計ケース11(本体ケース)を備えており、この時計
ケース11の表面側には、現在時刻や日付に加えて、脈
拍数などの脈波情報などを表示する液晶表示装置13
(表示装置)が構成されている。この液晶表示装置13
には、表示面の左上側に位置する第1のセグメント表示
領域131、右上側に位置する第2のセグメント表示領
域132、右下側に位置する第3のセグメント表示領域
133、及び左下側に位置するドット表示領域134が
構成されており、ドット表示領域134では、各種の情
報をグラフィック表示可能である。
【0015】時計ケース11の内部には、脈波検出用セ
ンサユニット30による検出結果(脈波信号)に基づい
て脈拍数の変化などを液晶表示装置13で表示するため
に、この表示装置に対する制御や検出信号に対する信号
処理などを行なう制御部5が構成されている。制御部5
には、計時回路も構成されているため、通常時刻、ラッ
プタイム、スプリットタイムなども液晶表示装置13に
表示可能である。
【0016】時計ケース11の外周部及び表面部には、
時刻合わせ、モードの切換、ラップタイムや脈波情報の
計測を開始する旨の外部操作などを行うためのボタンス
イッチ111〜117が構成されている。
【0017】腕装着型脈波計測装置1の電源は、時計ケ
ース11に内蔵されているボタン形の電池59であり、
ケーブル20は、電池59から脈波検出用センサユニッ
ト30に電力を供給するとともに、脈波検出用センサユ
ニット30の検出結果を時計ケース11の制御部5に入
力している。
【0018】腕装着型脈波計測装置1では、その機能を
増やすにともなって、装置本体10を大型化する必要が
あるが、装置本体10には、腕に装着されるという制約
があるため、装置本体10を腕時計における6時及び1
2時の方向に向けては拡大できない。そこで、本例で
は、装置本体10には、3時及び9時の方向における長
さ寸法が6時及び12時の方向における長さ寸法よりも
長い横長の時計ケース11を用いてある。但し、リスト
バンド12は、3時の方向側に偏った位置で接続してい
るため、リストバンド12からみると、腕時計における
9時の方向に大きな張出部分101を有するが、かかる
大きな張出部分は3時の方向にはない。従って、横長の
時計ケース11を用いたわりには、手首を自由に曲げる
ことができ、また、転んでも手の甲を時計ケース11に
ぶつけることがない。
【0019】時計ケース11の内部において、電池59
に対して9時の方向には、ブザー用(報知音発生用)の
偏平な圧電素子58が配置されている。電池59は、圧
電素子58に比較して重いため、装置本体10の重心位
置は、3時の方向に偏った位置にある。この重心が偏っ
ている側にリストバンド12が接続しているので、装置
本体10を腕に安定した状態で装着できる。また、電池
59と圧電素子58とを面方向に配置してあるため、装
置本体10を薄型化できるとともに、図3に示すよう
に、裏面部119に電池蓋118を設けることによっ
て、ユーザーは、電池59を簡単に交換できる。
【0020】(装置本体の腕への装着構造)図3におい
て、時計ケース11の12時の方向には、リストバンド
12の端部に取り付けられた止め軸121を保持するた
めの連結部105が形成されている。時計ケース11の
6時の方向には、腕に巻かれたリストバンド12が長さ
方向の途中位置で折り返されるとともに、この途中位置
を保持するための留め具122が取り付けられる受け部
106が形成されている。
【0021】装置本体10の6時の方向において、裏面
部119から受け部106に至る部分は、時計ケース1
1と一体に成形されて裏面部119に対して約115°
の角度をなす回転止め部108になっている。すなわ
ち、リストバンド12によって装置本体10を右の手首
L(腕)の上面部L1(手の甲の側)に位置するように
装着したとき、時計ケース11の裏面部119は、手首
Lの上面部L1に密着する一方、回転止め部108は、
橈骨Rのある側面部L2に当接する。この状態で、装置
本体10の裏面部119は、橈骨Rと尺骨Uを跨ぐ感じ
にある一方、回転止め部108と裏面部119との屈曲
部分109から回転止め部108にかけては、橈骨Rに
当接する感じになる。このように、回転止め部108と
裏面部119とは、約115°という解剖学的に理想的
な角度をなしているため、装置本体10を矢印Aの方向
に、また、装置本体10を矢印Bの方向に回そうとして
も、装置本体10はそれ以上不必要にずれない。また、
裏面部119及び回転止め部108によって腕の回りの
片側2ヵ所で装置本体10の回転を規制するだけである
ため、腕が細くても、裏面部119及び回転止め部10
8は確実に腕に接するので、回転止め効果が確実に得ら
れる一方、腕が太くても窮屈な感じがない。
【0022】(脈波検出用センサユニットの構成)図4
は、本例の脈波検出用センサユニットの断面図である。
【0023】図4において、脈波検出用センサユニット
30は、そのケース体としてのセンサ枠36の裏側に裏
蓋302が被されることによって、内側に部品収納空間
300が構成されている。部品収納空間300の内部に
は、回路基板35が配置されている。回路基板35に
は、LED31、フォトトランジスタ32、その他の電
子部品が実装されている。脈波検出用センサユニット3
0には、ブッシュ393によってケーブル20の端部が
固定され、ケーブル20の各配線は、各回路基板35の
パターン上にはんだ付けされている。ここで、脈波検出
用センサユニット30は、ケーブル20が指の根元側か
ら装置本体10の側に引き出されるようにして指に取り
付けられる。従って、LED31及びフォトトランジス
タ32は、指の長さ方向に沿って配列されることにな
り、そのうち、LED31は指の先端側に位置し、フォ
トトランジスタ32は指の根元の方に位置する。このよ
うに配置すると、外光がフォトトランジスタ32に届き
にくいという効果がある。
【0024】脈波検出用センサユニット30では、セン
サ枠36の上面部分(実質的な脈波信号検出部)にガラ
ス板からなる透光板34によって光透過窓が形成され、
この透光板34に対して、LED31及びフォトトラン
ジスタ32は、それぞれ発光面及び受光面を透光板34
の方に向けている。このため、透光板34の外側表面3
41(指表面との接触面/センサ面)に指表面を密着さ
せると、LED31は、指表面の側に向けて光を発する
とともに、フォトトランジスタ32は、LED31が発
した光のうち指の側から反射してくる光を受光可能であ
る。ここで、透光板34の外側表面341と指表面との
密着性を高める目的に、透光板34の外側表面341
は、その周囲部分361から突出している構造になって
いる。
【0025】本例では、LED31として、InGaN
系(インジウム−ガリウム−窒素系)の青色LEDを用
いてあり、その発光スペクトルは、450nmに発光ピ
ークを有し、その発光波長領域は、350nmから60
0nmまでの範囲にある。かかる発光特性を有するLE
D31に対応させて、本例では、フォトトランジスタ3
2として、GaAsP系(ガリウム−砒素−リン系)の
フォトトランジスタを用いてあり、その素子自身の受光
波長領域は、主要感度領域が300nmから600nm
までの範囲にあって、300nm以下にも感度領域があ
る。
【0026】このように構成した脈波検出用センサユニ
ット30を、図5に示すように、センサ固定用バンド4
0(図5には図示を省略してある。)によって指の根元
に装着し、この状態で、LED31から指に向けて光を
照射すると、この光が血管に届いて血液中のヘモグロビ
ンによって光の一部が吸収され、一部が反射する。指
(血管)から反射してきた光は、フォトトランジスタ3
2によって受光され、その受光量変化が血量変化(血液
の脈波)に対応する。すなわち、血量が多いときには、
反射光が弱くなる一方、血量が少なくなると、反射光が
強くなるので、反射光強度の変化を検出すれば、脈拍数
などを計測できる。
【0027】本例では、発光波長領域が350nmから
600nmまでの範囲にあるLED31と、受光波長領
域が300nmから600nmまでの範囲のフォトトラ
ンジスタ32とを用いてあり、その重なり領域である約
300nmから約600nmまでの波長領域、すなわ
ち、約700nm以下の波長領域における検出結果に基
づいて生体情報を表示する。かかる脈波検出用センサユ
ニット30を用いれば、外光が指の露出部分にあたって
も、外光に含まれる光のうち波長領域が700nm以下
の光は、指を導光体としてフォトトランジスタ32(受
光部)にまで到達しない。その理由は、外光に含まれる
波長領域が700nm以下の光は、指を透過しにくい傾
向にあるため、外光がセンサ固定用バンド40で覆われ
ていない指の部分に照射されても、点線Xで示すよう
に、指を通ってフォトトランジスタ32まで届かない。
これに対し、880nm付近に発光ピークを有するLE
Dと、シリコン系のフォトトランジスタとを用いると、
その受光波長範囲は、350nmから1200nmまで
の範囲に及ぶ。この場合には、図5に矢印Yで示すよう
に、指を導光体として受光部にまで容易に届いてしまう
ような1μmの波長の光による検出結果に基づいて脈波
を検出することになるので、外光の変動に起因する誤検
出が起こりやすい。
【0028】また、約700nm以下の波長領域の光を
利用して、脈波情報を得ているので、血量変化に基づく
脈波信号のS/N比が高い。その理由として、血液中の
ヘモグロビンは、波長が300nmから700nmまで
の光に対する吸光係数が、従来の検出光である波長が8
80nmの光に対する吸光係数に比して数倍〜約100
倍以上大きいため、血量変化に感度よく変化するので、
血量変化に基づく脈波の検出率(S/N比)が高いと考
えられる。
【0029】なお、図5において、38は、透光板34
の周りに配置されている人体アース用端子である。
【0030】(装置本体と脈波検出用センサユニットと
の接続構造)図1及び図3に示したように、装置本体1
0の6時の方向において、回転止め部108として延設
されている部分の表面側には、コネクタ部70が構成さ
れ、そこには、ケーブル20の端部に構成されたコネク
タピース80を着脱できるようになっている。従って、
コネクタピース80をコネクタ部70から外せば、腕装
着型脈波計測装置1を通常の腕時計やストップウォッチ
として用いることができる。但し、ケーブル20及び脈
波検出用センサユニット30を装置本体10のコネクタ
部70で外した状態で用いるときには、コネクタ部70
を保護する目的に、所定のコネクタカバーを装着する。
このコネクタカバーとしては、コネクタピース80と同
じ構成のものを用いることができる。但し、コネクタカ
バーには、電極部などが不要である。 このように構成したコネクタ構造では、コネクタ部70
が利用者からみると手前側にあり、操作が簡単である。
また、コネクタ部70は、装置本体10から3時の方向
に張り出さないので、利用者は、ランニング中に手首を
自由に動かすことができるとともに、ランニング中に転
んでも手の甲がコネクタ部70にぶつからない。
【0031】コネクタ部70とコネクタピース80とに
よって構成されたコネクタ部分での電気的な接続は、図
6に示すとおりである。
【0032】図6において、装置本体10の側に構成さ
れているコネクタ部70には、端子751〜756(第
1の端子群)が構成されており、これらの端子751〜
756に対応して、コネクタピース80には、電極部8
31〜836(第2の端子群)が構成されている。その
うち、端子752は、電極部832を介してLED31
に第2の駆動電圧VDDの供給するためのプラス端子、
端子753は、電極部833を介してLED31のマイ
ナス電位とされる端子、端子754は、電極部834を
介してフォトトランジスタ32のコレクタ端子に駆動用
の定電圧VREGを供給するための端子、端子751
は、電極部831を介してフォトトランジスタ32のエ
ミッタ端子からの信号が入力される端子である。
【0033】端子755は、電極部835を介してコネ
クタピース80をコネクタ部70に装着したか否かを検
出するための信号が入力される端子であり、コネクタピ
ース80をコネクタ部70に装着すると、その旨の信号
がコネクタ部70を介して装置本体10の制御部5に入
力されているようになっている。従って、コネクタピー
ス80とコネクタ部70との間において、電極/端子が
オープン状態になっているか否かを検出することが可能
である。
【0034】電極部836は、脈波検出用センサユニッ
ト30において人体アース用端子38を介して人体にア
ースを落としており、端子756と電極部836とが電
気的に接続したとき、VDDをグランド線とすることに
よって、電極部831〜836をシールドするようにな
っている。
【0035】コネクタピース80では、LED31の端
子間(電極部832、833の間)に対して、第1のキ
ャパシタC1、及び第1のスイッチSW1が介挿されて
いる。このスイッチSW1は、コネクタピース80をコ
ネクタ部70から外したときに閉状態になって、LED
31に対して第1のキャパシタC1を並列接続させ、コ
ネクタピース80をコネクタ部70に装着したときに開
状態になる。同様に、フォトトランジスタ32の端子間
(電極部831、834)に対しては、第2のキャパシ
タC2、及び第2のスイッチSW2が介挿されている。
このスイッチSW2も、コネクタピース80をコネクタ
部70から外したときに閉状態になって、フォトトラン
ジスタ32に対して第2のキャパシタC2を並列接続さ
せ、コネクタピース80をコネクタ部70に装着したと
きに開状態になる。従って、コネクタピース80をコネ
クタ部70から外したときに、静電気によって高い電位
にあるものが電極部831、832、833、834に
触れても、その電荷は、第1及び第2のキャパシタC
1、C2に蓄積されるので、LED31及びフォトトラ
ンジスタ32は、破損しない。また、コネクタピース8
0をコネクタ部70に装着すれば、自動的に脈波信号を
検出可能な状態になる。
【0036】(制御部の全体構成)図7は、本例の腕装
着型脈波計測装置の装置本体の内部に構成されている制
御部の説明図である。なお、図7では、CPUに予め格
納されているプログラムに基づいて行われる処理を機能
ブロック図で示してある。
【0037】図7において、制御部5のうち、脈波検出
用センサユニット30からの入力結果に基づいて脈拍数
などを求めるデータ処理部55には、脈波検出用センサ
ユニット30からケーブル20を介して入力された信号
をオペアンプからなる脈波信号増幅回路550で増幅し
た後、A/D変換回路551(脈波信号変換部)がデジ
タル信号に変換して、入力信号切換部560を介して脈
波データ記憶部552に出力するようになっている。脈
波データ記憶部552は、デジタル信号に変換された脈
波信号を記憶しておくRAMである。ここで、脈波信号
は、図8(a)に模式的に示すような波形信号である。
周波数分析部553は、脈波データ記憶部552に記憶
されている信号を読み出してそれに周波数分析(高速フ
ーリエ変換)を行ない、図8(b)に示すようなスペク
トラム(周波数分析結果)を脈波成分抽出部554に出
力するようになっている。脈波成分抽出部554は、脈
波信号演算部553の出力信号から脈波成分(図8
(b)に示す線スペクトルSP)を抽出して脈拍数演算
部555に出力し、脈拍数演算部555は、脈波成分の
周波数より脈拍数を演算し、その結果を表示制御部53
によって液晶表示装置13に表示するようになってい
る。
【0038】表示制御部53には、脈波データ記憶部5
52に記憶されている脈波データに基づいて、脈波信号
の原波形を液晶表示装置13においてグラフィック表示
(スイープ表示)するための波形データ変換部530、
およびスイープ表示処理部534が構成されている。ま
た、波形データ変換部530には、脈波信号のレベルを
監視する振幅レベル監視部532と、振幅レベル監視部
532での監視結果に基づいて波形データに変換すると
きの増幅率を多段階に切り換える波形データ増幅部53
3が構成されている。振幅レベル監視部532での監視
結果において、波形信号の振幅が小さいときには、波形
信号をより大きな増幅率で増幅して、脈波信号の原波形
を液晶表示装置13において適正な大きさでグラフィッ
ク表示するためである。但し、後述するように、利用者
は、脈波信号の原波形をみて脈波検出用センサユニット
30の指への装着状態を確認するので、表示制御部53
は、このときの増幅レベルも液晶表示装置13に表示す
るようになっている。
【0039】さらに、制御部5には、割り込み動作を制
御する割り込み動作制御部570が構成され、割り込み
動作制御部570は、ボタンスイッチ111〜117に
所定の外部操作があったときに液晶表示装置13のバッ
クライトを点灯させるための制御と、ブザー音を発生さ
せるための制御とを行っている。また、ゲインの調整も
割り込み動作制御部570を介して行われている。ここ
で、割り込み動作制御部570には、かかる割り込み動
作が開始されるか否かを監視するための割り込み動作監
視部571が構成されている。
【0040】さらに、本例では、コネクタ部70/コネ
クタピース80における電極部/端子間の接続状態を間
欠的に監視する異常監視部580が構成されており、こ
の異常監視部580は、電極部/端子間において1度だ
けオープン状態にあると判断したときには、一時的オー
プン(疑似オープン)と判断し、連続して2度オープン
状態にあると判断したときには、完全なオープン状態に
あると断定するように構成されている。
【0041】このように構成したデータ処理部55にお
いて、たとえば、液晶表示装置13においてELバック
ライトを点灯した時には、それが点灯している4秒の
間、電源電圧が変動するので、図9(a)に期間t1〜
t2で示すように、脈波信号として検出した信号が異常
に変動し、図9(b)に示すように、周波数分析(高速
フーリエ変換)を行った後のスペクトラムには、脈波信
号成分である線スペクトルSP以外にも、大きな線スペ
クトルが多数出現する。同様に、アラーム報音時には、
1秒の間、電源電圧が低下して脈波信号として検出した
信号が異常に変化する。また、ボタンスイッチ111〜
117を介してゲインを調整したときにも、図9(a)
に期間t1〜t2で示すように、脈波信号が異常に変化
し、図9(b)に示すように、周波数分析を行った後の
スペクトラムには、脈波信号成分である線スペクトルS
P以外にも、大きな線スペクトルが多数出現する。さら
に、コネクタ部70/コネクタピース80において電極
部/端子間が完全にオープン状態にあるときはともか
く、衝撃などによって一時的なオープン状態が発生した
ときも、図9(a),(b)の期間t1〜t2のよう
に、脈波信号として検出した信号が異常に変化する。こ
のような場合に、従来のように、脈波信号を特定、抽出
できないとして、異常が解消してから改めて16秒間か
けて128点のデータを取り直すと、データを表示でき
ない状態が長時間続く。
【0042】そこで、本例では、データ処理部55に
は、ダミー信号発生部562が構成されており、脈波信
号が大きく乱れると予測されたときに、入力信号切換部
560は、A/D変換回路551から出力されたデータ
に代えて、ダミー信号発生部562から出力されたダミ
ー信号(データ列)を脈波データ記憶部552に出力す
るようになっている。すなわち、割り込み動作監視部5
71による監視結果から、脈波信号の乱れの原因となる
ような割り込み動作がこれから開始されると判断したと
き、ダミー信号発生部562は、図10(a)に期間t
1〜t2(信号が異常に変化する期間)に示すように、
ダミー信号Dを所定の時間だけ出力し、入力信号切換部
560は、A/D変換回路551から出力されたデータ
に代えて、ダミー信号発生部562から出力されたダミ
ー信号Dを所定の時間だけ脈波データ記憶部552に出
力するようになっている。また、異常監視部580がコ
ネクタ部70/コネクタピース80で一時的オープン状
態が発生し、脈波信号が大きく乱れると予測したときに
も、ダミー信号発生部562は、ダミー信号Dを所定の
時間だけ出力し、入力信号切換部560は、A/D変換
回路551から出力されたデータに代えて、ダミー信号
発生部562から出力されたダミー信号Dを所定の時間
だけ脈波データ記憶部552に出力するようになってい
る。ここで、ダミー信号Dは、0Vの直流信号として図
10(a)に示してあるが、その他の直流信号でもよ
い。
【0043】このように構成すると、液晶表示装置13
においてELバックライトを点灯したとき、ブザー音を
発生させたとき、ゲインを調整したとき、コネクタ部7
0/コネクタピース80において一時的なオープンが発
生したときのいずれの場合も、図9(a),および図1
0(a)の期間t1〜t2について、異常に変動するデ
ータの代わりに、一定の直流信号に相当するデータ列が
所定の期間入力される。従って、かかる信号に周波数分
析を行うと、図10(b)に示すように、ノイズに相当
する小さな線スペクトルは出現するものの、大きな線ス
ペクトルは、ダミー信号Dに相当する0Hzの位置と、
脈拍数に対応する周波数の位置とに出現するだけであ
る。このため、周波数分析結果から脈拍数を求める際
に、脈波信号成分に相当する線スペクトルSPを簡単に
特定・抽出できるので、表示制御部53は、脈拍数を液
晶表示装置13に表示し続けることができる。
【0044】さらに、上記の原因によって、脈波信号と
して検出した信号が乱されたときには、表示制御部53
は、脈波信号の原波形を表示することができないが、そ
れでも、かかる異常が発生した時間は、脈波信号の空白
をダミー信号で埋めているため、液晶表示装置13に
は、ダミー信号に対応する一定の表示が行われるので、
乱された波形を表示しなくてすむ。
【0045】なお、ダミー信号発生部562について
は、直流信号からなるダミー信号を脈波データ記憶部5
52に出力しなくとも、脈波信号と周波数が大きく異な
る交流信号をダミー信号として出力した場合でも、周波
数分析結果から脈拍数を求めることに支障がない。
【0046】さらに、ダミー信号発生部562について
は、割り込み動作監視部571または異常監視部580
による監視結果から脈波信号が検出できなくなると判断
されたときにA/D変換回路551から直前に出力され
た信号を出力してもよい。この場合には、周波数分析結
果から脈拍数を求めても大きな誤差がなく、また、脈波
信号の空白を略同じダミー信号で埋めたことになるた
め、液晶表示装置13に不自然な波形を表示しなくてす
む。
【0047】(腕装着型脈波計測装置の基本動作)図1
1には、腕装着型脈波計測装置1で行われる各モード、
及びそのときの液晶表示装置13における表示内容を模
式的に表してある。
【0048】図11において、ステップST11は、時
計モードであり、第1のセグメント表示領域131に1
994年12月6日、月曜日である旨が表示され、第2
のセグメント表示領域132には、現在時刻が午後10
時08分59秒である旨が表示されている。ドット表示
領域134には、現在のモードが時計モードであるとし
て「TIME」と表示されている。但し、後述するとお
り、ドット表示領域134において「TIME」と表示
されているのは、この時計モードが選択された直後の数
秒間だけである。なお、第3のセグメント表示領域13
3には、何も表示されていない。
【0049】本例の腕装着型脈波計測装置1では、時計
モードのときに2時方向にあるボタンスイッチ111を
押すと、たとえば1時間経過した時にアラーム音を発生
させることができ、このアラームの発生時刻は、任意に
設定可能である。また、11時方向にあるボタンスイッ
チ113を押すと、液晶表示装置13のELバックライ
トが3秒間点灯し、しかる後に、自動的に消灯するよう
になっている。
【0050】このモードから4時の方向にあるボタンス
イッチ112を押すと、ランニングモード(ステップS
T12)に切り換わる。このモードは、腕装着型脈波計
測装置1をストップウォッチとして使用するときのモー
ドである。ランニングモードでは、計測を開始する前
(待機状態)において、第1のセグメント表示領域13
1に現在時刻が表示され、第2のセグメント表示領域1
32には、スタート前であるから、「0:00′:0
0″:00」と表示されている。ドット表示領域134
には、ランニングモードである旨の案内として「RU
N」と2秒間だけ表示した後、グラフィックが切り換わ
る。
【0051】このモードから4時の方向にあるボタンス
イッチ112を押すと、ラップタイムのリコールモード
(ステップST13)に切り換わる。このモードは、腕
装着型脈波計測装置1を用いて過去に計測したラップタ
イムやスプリットタイムを読みだすモードである。ラッ
プタイムのリコールモードでは、第1のセグメント表示
領域131に日付が表示され、第2のセグメント表示領
域132には現在時刻が表示されている。ドット表示領
域には、リコールモードである旨の案内として「LAP
/RECALL」と2秒間だけ表示され、次に、最新の
ラップ毎の脈拍数の推移が表示される。
【0052】このモードから4時の方向にあるボタンス
イッチ112を押すと、脈波計測結果のリコールモード
(ステップST14)に切り換わる。このモードは、腕
装着型脈波計測装置1を用いて過去に計測した脈拍数の
時間的変化を読みだすモードである。また、本例の腕装
着型脈波計測装置1では、装置本体10に加速度センサ
を利用して、マラソン時のピッチの時間的変化を計測す
る機能を設けてあるため、このモードでは、過去に計測
したピッチの時間的変化を読みだすこともできる。脈波
計測結果のリコールモードでは、第1のセグメント表示
領域131に日付が表示され、第2のセグメント表示領
域132には現在時刻が表示されている。ドット表示領
域134には、「RESULT/RECALL」と2秒
間だけ表示され、次に、平均脈拍数の時間的変化を表す
グラフが表示される。
【0053】このモードから、再度、4時の方向にある
ボタンスイッチ112を押すと、矢印P1で示すよう
に、時計モード(ステップST11)に戻る。また、ス
テップST12〜ST14において、入力がない状態が
10分間継続したときも、矢印P2で示すように、時計
モード(ステップST11)に自動的に戻る。この時計
モードに戻ったときには、第1のセグメント表示領域1
31に日付が表示され、第2のセグメント表示領域13
2に現在時刻が表示される。
【0054】本例では、時計モードが選択されたとき、
ドット表示領域134には、図12(a)に拡大して示
すように、時計モードに戻ったとして「TIME」と表
示されるが、この案内表示は、図12(b)に示すよう
に、2秒後に自動的に消え、時計モードの通常状態(ス
テップST15)となる。この時計モードの通常状態で
は、ドット表示領域134に何も表示されない状態のま
まである。この時計モードにおいて、4時の方向にある
ボタンスイッチ112を一段だけ引き出すと、時刻や日
付の修正モードに切り換わる。このように、時刻モード
に戻ったときには、ドット表示領域134において、時
計モードが選択されことを案内する「TIME」との表
示を2秒間だけ行い、2秒後にはこの案内表示を自動的
に消去して、時計モードの通常状態とする。すなわち、
ユーザにモードの案内を行うのに必要最小限の時間だけ
ドット表示し、そこが消えていること自身が時計モード
の通常状態である旨のモード表示とすることによって、
省電力化を図ってある。
【0055】(脈拍計としてのランニングモード)本例
の腕装着型脈波計測装置1では、いずれの状態からも、
コネクタ部70に対してコネクタピース80を装着する
と、図6を参照して説明したように、その旨の信号が制
御部5に自動的に入力される結果、図11に矢印P3で
示すように、ランニングモードに移る。このランニング
モードでは、まず、コネクタ部70に対してコネクタピ
ース80を装着するという外部操作によって、図13
(a)に示すように、液晶表示装置の第1のセグメント
表示領域131に現在時刻が表示され、第2のセグメン
ト表示領域132には、「0:00′:00″:00」
と表示され、ドット表示領域134には、「RUN」と
2秒間だけ表示される。また、第3のセグメント表示領
域133でハートのマークが点滅して、脈拍計としての
ランニングモードに切り換わったことを表示する。この
モードの切り換えによって、データ処理部55に電力が
供給され、また、脈波信号変換部551を構成するA/
D変換器に対しては、動作周期の設定などといった初期
化処理が行われる。
【0056】この初期化処理が開始されて2秒後に、初
期の脈拍数を計測するための脈波信号の取り込みが行わ
れる。そして、脈拍数の初期値が計測された以降、時間
の計測を開始するようにと、装置本体10表面の上側に
位置するボタンスイッチ117が押されるまで待機状態
となる。
【0057】この待機状態では、ドット表示領域134
には、図13(b)に示すように、脈波信号の原波形が
グラフィック表示される。ここで表示される原波形は、
最新のデータである。なお、第3のセグメント表示領域
132には、初期の脈拍数「75」が表示される。
【0058】このように、脈波信号の原波形をグラフィ
ック表示するときには、脈波信号の波形が所定の振幅と
なるように増幅されているので、その増幅レベルは、第
1のセグメント領域131において、レベル「2」であ
る旨の表示MMが行われる。このため、脈波信号の原波
形は、液晶表示装置13において適正な大きさでグラフ
ィック表示されるので、利用者は、脈波信号の原波形を
みるとともに、このときの増幅レベルも考慮して、脈波
検出用センサユニット30の指への装着状態を確認でき
る。
【0059】このとき、たとえば、液晶表示装置13で
ELのバックライトを点灯すると、電源電圧が低下する
ので、脈波信号を正確に検出できない。そこで、本例で
は、新たに計測した脈波信号の原波形をグラフィック表
示するのに代えて、図7を参照して説明したように、ダ
ミー信号発生部562から出力されたダミー信号に基づ
く波形をグラフィック表示する。
【0060】この状態から、マラソンをスタートすると
同時に、装置本体10表面の上側に位置するボタンスイ
ッチ117を押すと、時間の計測が開始されるととも
に、脈拍数の計測が継続される。
【0061】これらの計測結果は、図14(c)に示す
ように、まず、第2のセグメント表示領域132に経過
時間が表示され、ドット表示領域134には、脈拍数の
時間的変化がグラフィック表示される。さらに、第3の
セグメント表示領域133には、ドット表示領域134
に表示されたグラフの縦軸の目盛りを表す数値「15
0」「172」、及び横軸のフルスケールを表す「3h
r」が表示される。また、第3のセグメント表示領域1
33には、現在の脈拍数、トレーニング中の実績から設
定された脈拍数の目標値なども表示される。そのうち
に、脈拍数が所定の範囲にまで到達すると、脈拍数は、
予め設定された値に対する差としてグラフィック表示さ
れる。
【0062】この間に8時方向にあるボタンスイッチ1
14を押すと、ドット表示領域134にピッチの時間的
変化が表示され、再び、8時方向にあるボタンスイッチ
114を押すと、ドット表示領域134に脈拍数の時間
的変化が表示される状態に戻る。また、所定の通過点を
通るとき、装置本体10表面の下側に位置するボタンス
イッチ116を押すと、そのときのラップタイムが第1
のセグメント表示領域131に表示される。
【0063】ゴールに到着すると同時に装置本体10表
面の上側に位置するボタンスイッチ117を押すと、ピ
ッチ、及び時間の計測が停止し、ドット表示領域134
には、「COOLING/DOWN」と表示される。こ
の状態から2分経過すると、ドット表示領域134に
は、ゴールした以降の脈拍数の時間的変化が脈拍回復特
性としてグラフィック表示される。
【0064】(実施例の主な効果)以上説明したよう
に、本例の腕装着型脈波計測装置1では、液晶表示装置
13においてELバックライトを点灯したとき、ブザー
音を発生させたとき、ゲインを調整したとき、コネクタ
部70/コネクタピース80において一時的オープンが
発生したときなど、脈波信号として検出した信号が異常
に変化するときには、所定の時間だけ、周波数分析結果
からの脈波信号の特定・抽出に支障のないダミー信号が
入力されることになる。それ故、周波数分析結果から脈
拍数を求めることに支障がなく、表示制御部53は、脈
拍数を液晶表示装置13に表示し続けることができるの
で、エラー表示が出にくく、使い勝手がよい。また、か
かるときでも、ダミー信号に基づいて原波形を液晶表示
装置13にグラフィック表示するので、乱れた波形を表
示しなくて済む。
【0065】(その他の実施例)なお、本例では、生体
から脈波信号を検出するにあたって、指から検出した
が、手首の回りでもよく、その場所には限定がない。ま
た、検出方法についても、光学的に検出する方法の他
に、圧力センサなどを利用したものでもよい。
【0066】また、本例では、脈波信号から脈拍数を求
め、それを表示する場合について説明したが、体動を加
速度センサ(センサ手段)などによって検出し、その検
出結果に周波数分析を行ってピッチを計測するピッチ計
において、体動信号を検出できない時間だけダミー信号
に基づく処理を行ってもよい。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る周期
・周波数計測装置では、重負荷時など信号の検出に支障
が生じるときには、検出信号に基づく処理に代えて、ダ
ミー信号に基づく処理を行うことに特徴を有する。従っ
て、本発明によれば、検出信号が乱れるときでも、周波
数分析結果から目的の信号を特定・抽出するのに支障の
ないダミー信号が入力されるので、周波数分析結果から
脈拍数やピッチなどを求め続けることができる。それ
故、表示装置に脈拍数やピッチなどを表示するのに支障
がなく、エラー表示が出にくいので、使い勝手がよい。
【0068】また、検出信号が乱れる期間は、ダミー信
号に基づいて表示装置に原波形をグラフィック表示し続
けるので、乱れた波形を表示しなくて済む。
【0069】特に、ダミー信号として直前の信号を用い
た場合には、表示される脈波や体動の波形が不自然に変
化しないという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る腕装着型脈波計測装置
の全体構成、及び使用状態を示す説明図である。
【図2】図1に示す腕装着型脈波計測装置の装置本体の
平面図である。
【図3】図1に示す腕装着型脈波計測装置の装置本体を
腕時計の3時の方向からみたときの説明図である。
【図4】図1に示す腕装着型脈波計測装置に用いた脈波
検出用センサユニットの断面図である。
【図5】図1に示す腕装着型脈波計測装置に用いた脈波
検出用センサユニットを指に装着した状態を示す説明図
である。
【図6】図1に示す腕装着型脈波計測装置のコネクタ部
における電気的な接続関係を示す説明図である。
【図7】図1に示す腕装着型脈波計測装置の制御部の機
能を示すブロック図である。
【図8】(a)は、正常な脈波信号を模式的に示す波形
図、(b)は、それを周波数分析したときのスペクトラ
ムである。
【図9】(a)は、重負荷時に脈波信号として検出した
信号が乱れたことを模式的に示す波形図、(b)は、そ
れを周波数分析したときのスペクトラムである。
【図10】(a)は、脈波信号として検出した信号が乱
れた期間、ダミー信号を出力したときの波形図、(b)
は、それを周波数分析したときのスペクトラムである。
【図11】図1に示す腕装着型脈波計測装置のモード切
換部の機能を説明するために、腕装着型脈波計測装置の
各モードを示す説明図である。
【図12】(a)は、図11に示すモードのうち時計モ
ードが選択されたときの案内表示を示す説明図、(b)
は、この案内表示が消えた状態を示す説明図である。
【図13】(a)は、図11に示すモードのうち脈拍計
としてのランニングモードに切り換わったときの表示内
容を示す説明図、(b)は、このモードにおいて計測を
開始する前の表示内容を示す説明図、(c)は、このモ
ードにおいて計測を開始した後の表示内容を示す説明図
である。
【符号の説明】
1・・・腕装着型脈波計測装置(脈波計測装置) 5・・・制御部 10・・・装置本体 12・・・リストバンド 13・・・液晶表示装置(表示部) 20・・・ケーブル 30・・・脈波検出用センサユニット 31・・・LED 32・・・フォトトランジスタ 53・・・表示制御部 55・・・データ処理部 70・・・コネクタ部 80・・・コネクタピース 553・・・周波数分析部 560・・・入力信号切換部 562・・・ダミー信号発生部 571・・・割り込み動作監視部 580・・・異常監視部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脈波や体動などの時間的変化を検出する
    センサ手段と、該センサ手段が検出した波形信号に周波
    数分析を行い、該周波数分析結果に基づいて脈拍数やピ
    ッチなどの情報を求めるデータ処理手段と、該データ処
    理手段が求めた情報を表示装置に表示する表示制御手段
    とを有する周期・周波数計測装置において、 前記波形信号の乱れの原因となるような割り込み動作が
    開始されるか否かを監視する割り込み動作監視手段と、 前記割り込み動作が開始されるときに前記データ処理手
    段に入力されるべきダミー信号を発生するダミー信号発
    生手段と、 前記割り込み動作監視手段の監視結果において前記割り
    込み動作が開始されると判断したときに前記センサ手段
    の検出結果に代えて前記ダミー信号を前記データ処理手
    段に所定の時間入力する入力信号切換手段とを有するこ
    とを特徴とする周期・周波数計測装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記割り込み動作
    は、前記表示装置としての液晶表示装置において外部操
    作により行われるバックライトの点灯、または報知音の
    発生等の重負荷を伴う動作であることを特徴とする脈波
    計測装置。
  3. 【請求項3】 脈波や体動などの時間的変化を検出する
    センサ手段と、該センサ手段が検出した波形信号に周波
    数分析を行い、該周波数分析結果に基づいて脈拍数やピ
    ッチなどの情報を求めるデータ処理手段と、該データ処
    理手段が求めた情報を表示装置に表示する表示制御手段
    とを有する周期・周波数計測装置において、 前記波形信号の乱れの原因となるような異常が発生した
    か否かを監視する異常監視手段と、 前記異常が発生したときに前記データ処理手段に入力さ
    れるべきダミー信号を発生するダミー信号発生手段と、 該異常監視手段の監視結果から前記異常が発生したと判
    断したときに前記センサ手段の検出結果に代えて前記ダ
    ミー信号を前記データ処理手段に所定の時間入力する入
    力信号切換手段とを有することを特徴とする周期・周波
    数計測装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかの項におい
    て、前記表示制御手段は、前記波形信号の原波形を前記
    表示装置にグラフィック表示しているときに、前記セン
    サ手段の検出結果に代えて前記ダミー信号が前記データ
    処理手段に入力されたときには前記原波形に代えて前記
    ダミー信号に基づく波形を前記表示装置に表示するよう
    に構成されていることを特徴とする周期・周波数計測装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかの項におい
    て、前記ダミー信号発生手段は、前記波形信号の乱れの
    原因が発生する直前に前記センサ手段が検出した波形信
    号を前記ダミー信号として出力するように構成されてい
    ることを特徴とする周期・周波数計測装置。
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