JPH0968580A - 携帯用電子機器 - Google Patents
携帯用電子機器Info
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- JPH0968580A JPH0968580A JP7224320A JP22432095A JPH0968580A JP H0968580 A JPH0968580 A JP H0968580A JP 7224320 A JP7224320 A JP 7224320A JP 22432095 A JP22432095 A JP 22432095A JP H0968580 A JPH0968580 A JP H0968580A
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Abstract
単に検出できる携帯型電子機器を提供すること。電池を
取り出したときには、消費電力の大きな動作については
停止させ、計時動作やメモリのバックアップなどいった
消費電力の小さい動作のみを行わせる携帯型電子機器を
提供すること。 【解決手段】 腕装着型脈波計測装置の時計ケース11
の内部において、電池蓋を外した後、電池59を電池収
納穴509から取り出すと、電池59によって側方に押
しやられていたスイッチ片19がばね部197に付勢さ
れて電池収納穴509に出現し、スイッチ片190は、
バックアップ用の容量素子の端子電圧を信号入力端子5
10からICに入力するようになっている。スイッチ片
19は、電池59と容量素子とを配線接続する導電板1
9をばね性をもつように加工したものであり、電池59
の側端縁591が当接する斜辺部195を備えている。
Description
加えて各種の機能を備えた携帯用電子機器に関し、更に
詳しくは、電池有無の検出技術に関するものである。
れて携帯する電子機器として、計時機能に加えて、スト
ップウォッチ機能、無線機能、あるいは脈拍数などの脈
波情報の計測機能などを備えた多機能型の電子機器があ
る。かかる携帯用電子機器は、装置本体の裏面部に電池
蓋を設け、ユーザが電池を簡単に交換できるように構成
してあるのが一般的である。従って、電池を取り外して
いる間、装置本体の内部において時刻その他の情報に関
するメモリをバックアップする必要があるなど、電池の
有無によって所定の動作をおこなう必要がある。かかる
電池の有無を検出するための機構としては、たとえば、
図27に示すものがある。この構造では、電池96を交
換する際に、電池96を固定していた電池押さえばね9
7をねじ981を中心にスライドさせると、電池押さえ
ばね97は、電池96の電極に接触したまま、端子99
にも接触するので、端子99の電位を監視すれば電池9
6の交換が行われることがわかる。
に示す構造では、電池96を交換するたびに、ねじ98
1、982を緩めた後、電池押さえばね97をわざわざ
スライドさせる必要があるため、電池96の交換に手間
がかかるという問題点がある。
電池を出し入れするだけで、電池が収納されている状態
にあるのか取り外した状態にあるのかを自動的に検出で
きる携帯型電子機器を提供することにある。
入れに連動して、電池を取り出したときには、消費電力
の大きな動作については停止させ、計時動作やメモリの
バックアップなどいった消費電力の小さい動作のみを行
わせる携帯型電子機器を提供することにある。
に、本発明に係る携帯型電子機器では、薄型のケースを
用いた装置本体と、ケース内に配置された回路基板と、
ケース内の電池収納穴に収納されたボタン型の電池と、
この電池に電気的に並列接続された容量素子と、電池の
交換が可能なようにケースの裏面部において電池収容穴
を開閉する電池蓋と、電池収納穴内に向けて付勢され、
電池収納穴から電池が取り出されたときに電池収納穴内
に出現するとともに、電池収納部内に電池が収納された
ときには電池によって電池収納穴内から押し出されるス
イッチ片と、装置本体での計時その他の動作を制御する
ための制御部とを設けるとともに、スイッチ片は、容量
素子の端子に電気的に接続していることにより、電池収
納穴内に出現して回路基板に構成されている入力端子に
当接したときにこの入力端子を介して制御部に対して容
量素子の端子電圧に対応する信号を電池収納穴内に電池
無しを意味する信号として入力し、電池収納部内から押
し出されたときには入力端子から離間することを特徴と
する。
子の端子と電池収納穴内に収納された電池の電極とを電
気的に接続するための導電板の一部をばね性をもつよう
に電池収納穴に向けて延設した部分を用いることが好ま
しい。
において該電池収納穴の開口側に向くように構成された
斜辺部を備え、電池収納穴に電池を収納するとき、斜辺
部に該電池の側端縁が当接することにより、電池収納穴
から側方に押し出される一方、電池収納穴から電池を取
り出したときには、電池収納穴内の隅部分に側方から出
現して入力端子に当接することにより、斜辺部を電池収
納穴内の隅部分に位置決めするようになっていることが
好ましい。
力された信号に基づいて電池収納穴内に電池無しと判断
したときには、通常のモードから装置本体で行われる動
作の一部を停止する省エネルギーモードに切り換えるモ
ード切換手段を備えていることが好ましい。
とえば、以下のモードがある。
子、およびこの圧電素子に印加する電圧を高めるための
報知音発生用昇圧手段を有する場合には、制御部のモー
ド切換手段は、スイッチ片を介して入力された信号に基
づいて電池収納穴内に電池無しと判断したときには、報
知音発生用昇圧手段への電力供給を行う通常モードから
報知音発生用昇圧手段への電力供給を停止する省エネル
ギーモードに切り換える。
とされるセンサユニットと、このセンサユニットから延
びて受光部の受光結果を装置本体に入力するためのケー
ブルと、装置本体内で受光部の受光結果に基づいて表示
部に表示すべき脈波情報を求めるデータ処理部とを有す
る場合には、制御部のモード切換手段は、スイッチ片を
介して入力された信号に基づいて電池収納穴内に電池無
しと判断したときには、データ処理部が脈波情報の処理
を行う通常モードからデータ処理部における脈波情報の
処理を停止する省エネルギーモードに切り換える。
の表示部での表示を行うのに必要な電圧を得るための表
示用昇圧手段とを有する場合には、制御部のモード切換
手段は、スイッチ片を介して入力された信号に基づいて
電池収納穴内に電池無しと判断したときには、表示用昇
圧手段への電力供給を行う通常モードから表示用昇圧手
段への電力供給を停止する省エネルギーモードに切り換
える。
池収納穴内に収納された電池の端子間電圧を検出する電
圧検出手段とを有する場合には、制御部のモード切換手
段は、スイッチ片を介して入力された信号に基づいて電
池収納穴内に電池無しと判断した以降、電池が収納され
たときには表示部を電圧検出手段の検出結果を表示する
モードに切り換える。
例を説明する。
計測装置の使用状態を示す説明図である。
置1(腕装着型携帯用電子機器)は、腕時計構造を有す
る装置本体10(装置本体)と、この装置本体10に接
続されるケーブル20と、このケーブル20の先端側に
設けられたセンサユニット30とから大略構成されてい
る。装置本体10には、腕時計における12時方向から
腕に巻きついてその6時方向で折り返された天然皮革、
合成皮革、合成繊維シート、天然繊維シートなどからな
る帯状のリストバンド12が設けられ、この1本のリス
トバンド12によって、装置本体10は、腕に着脱自在
である。センサユニット30は、幅が約10mmのセン
サ固定用バンド40を備えており、このセンサ固定用バ
ンド40によって人差し指の根元から指関節までの間に
装着されている。
型脈波計測装置の装置本体を、リストバンドやケーブル
などを外した状態で示す平面図、図3は、この装置本体
の底面図である。
薄型の時計ケース11(ケース)を備えており、この時
計ケース11の表面側には、現在時刻や日付に加えて、
脈拍数などの脈波情報などをデジタル表示する液晶表示
装置13(表示部)が構成されている。時計ケース11
の内部には、センサユニット30による検出結果(脈波
信号)に基づいて脈拍数の変化などを表示する動作など
を制御する制御部5が構成されている。また、制御部5
には、計時部なども構成されているため、通常時刻、ラ
ップタイム、スプリットタイムなどの情報も液晶表示装
置13に表示可能である。
や表示モードの切り換えなどを行なうためのボタンスイ
ッチ111〜115が構成されている。また、時計ケー
ス11の表面には、ボタンスイッチ116、117が構
成されている。腕装着型脈波計測装置1の電源は、時計
ケース11に内蔵されているボタン形の電池59であ
り、ケーブル20は、電池59からセンサユニット30
に電力を供給するとともに、センサユニット30の検出
結果を時計ケース11内の制御部5に入力している。
増やすにともなって、装置本体10を大型化する必要が
あるが、装置本体10には、腕に装着されるという制約
があるため、装置本体10を腕時計における6時および
12時の方向に向けては拡大できない。そこで、本例で
は、装置本体10には、3時および9時の方向における
長さ寸法が6時および12時の方向における長さ寸法よ
りも長い横長の時計ケース11を用いてある。
ド12は、時計ケース11の3時および9時の方向にお
ける中心位置Cよりも3時の方向側に偏った位置で接続
している。従って、リストバンド12からみると、装置
本体10は、腕時計における9時の方向に大きな張出部
分101を有するが、かかる大きな張出部分は、3時の
方向にはない。それ故、横長の時計ケース11を用いた
わりには手首を自由に曲げることができるなど、装着感
がよい。しかも、3時の方向には大きな張出部分がない
ので、転んだ場合でも、手の甲を時計ケース11にぶつ
けることがない。また、9時の方向に位置する大きな張
出部分101は、肘側の腕表面に密着した状態で支持さ
れているため、腕装着型脈波計測装置1は、安定した状
態にある。従って、横長の時計ケース11を用いても、
不必要に幅の広いリストバンド12を用いる必要がな
い。
は、電源としての偏平な電池59と、ブザー用(報知音
発生用)の偏平な圧電素子58(発音素子)とが面方向
(腕時計における3時および9時の方向)に並んで配置
されているため、装置本体10を薄型化できるととも
に、その裏面部119に電池蓋118を設けることによ
って、ユーザ自身が電池59を簡単に交換可能な構造に
なっている。
向に偏った位置に配置されているのに対して、圧電素子
58は、中心位置Cに対して9時の方向に偏った位置に
配置されている。電池59は、圧電素子58に比較して
重いため、装置本体10の3時および9時の方向におけ
る重心位置Gは、中心位置Cに対して3時の方向に偏っ
た位置にある。従って、この重心が偏っている側にリス
トバンド12が接続している状態にあるので、装置本体
10を腕に安定した状態で装着できる。
の腕横着型脈波計測装置の装置本体の内部に構成されて
いる制御部の説明図である。
50、56が設けられており、IC56は、水晶発振子
および可変コンデンサを備える発振回路からの信号に基
づいて計時動作を行う計時部561、液晶表示装置13
で所定の表示を行うための電圧を得るための液晶表示用
昇圧回路541(表示用昇圧手段)、および液晶表示装
置13を駆動する液晶表示用駆動回路562などが構成
されている。IC56には、装置本体10のボタンスイ
ッチ111〜117で行われた操作の内容が入力される
ようになっている。
ユニット30からの入力結果に基づいて、脈拍数などを
もとめるデータ処理部55が構成されており、データ処
理部55は、脈拍数などの脈波情報をIC56に出力す
ることによって、かかる情報を液晶表示装置13に表示
可能としている。ここで、IC56からIC50に対し
ては、データ処理部55が機能するためのクロック信号
CLKが出力されている。
528、558が並列に配線接続されている状態にあ
り、そのうち、容量素子528は、IC56の内部に構
成されているメモリ563などに対するバックアップ用
のコンデンサである。容量素子558は、IC50の内
部に構成されているメモリ501などに対するバックア
ップ用のコンデンサである。
間電圧を検出してその検出結果をIC56に入力するた
めの電圧検出器543が構成され、電池59の端子間電
圧が低下したとき、液晶表示装置13でその旨の表示を
行うようになっている。装置本体10の内部には、報知
音を発生するための圧電素子58、およびIC56から
出力された電圧を昇圧して圧電素子58に供給するため
のコイルを備える報知音発生用昇圧回路580(報知音
発生用昇圧手段)が構成されている。
子528、558の端子に電気的に接続するライン57
と、IC56との間には、電池有無検出用のスイッチ機
構500が介挿されており、このスイッチ機構500
は、後述するとおり、電池59の着脱動作に連動して開
閉するようになっている。
てライン57から所定の信号が入力されたか否かを監視
し、電池59が取り外された状態にあると判断したとき
には、通常のモードから、装置本体10で行われる動作
の一部を強制的に停止する省エネルギーモードに切り換
えるモード切換部564が構成されている。
て、モード切換部564は、電池59が取り出された状
態にあると判断したときには、まず、報知音発生用昇圧
回路580への電力供給を停止し(省エネルギーモー
ド)、電池59が装置本体10に装着されていると判断
したときには、報知音発生用昇圧回路580への電力供
給を再開する(通常モード)ようになっている。また、
モード切換部564は、電池59が取り外された状態に
あると判断したときには、IC50に対するクロック信
号の出力を停止し(省エネルギーモード)、電池59が
装置本体10に装着されていると判断したときには、I
C50に対するクロック信号CLKの出力を再開(通常
モード)するようになっている。
が取り外された状態にあると判断したときには、液晶表
示用昇圧回路541への電力供給を停止するとともに、
液晶表示用駆動回路562において、液晶表示装置13
に対するコモン電圧とセグメント電圧とを同電位として
そこでの表示を完全に停止し(省エネルギーモード)、
電池59が装置本体10に装着されていると判断したと
きには、液晶表示装置13での表示を再開(通常モー
ド)するようになっている。
のような動作を行うためのスイッチ機構の構成を、図5
ないし図8を参照して説明する。
ける装置本体の内部構造を説明するために、装置本体の
裏面側を上に向けた状態で示す分解斜視図である。図6
(a)、(b)、(c)は、そのスイッチ機構の動作を
示す拡大図である。図7および図8は、そのスイッチ機
構の動作を示す縦断面図である。
裏側が解放状態にある薄型の枠構造であり、そこを第1
および第2の裏蓋15、16によって塞ぐ構造になって
いる。すなわち、時計ケース11の裏側には5つのねじ
孔110が形成され、かかるねじ孔110の位置に対応
して、第1および第2の裏蓋15、16にも、それぞれ
5つの孔150、160が形成されており、第1および
第2の裏蓋15、16を5本のねじ168によって時計
ケース11の裏側に固定するようになっている。
ステンレス板から構成されており、それには、3時の方
向に偏った位置で電池59を出し入れするための穴15
1が形成されている。この穴151に対して電池蓋11
8が装着される。第2の裏蓋16は、厚さが約0.3m
mの薄いステンレス板から構成されており、それには、
第1の裏蓋15の穴151から電池59を出し入れでき
るように大きめの穴161が形成されている。
れる各部材のうち、デジタル回路用基板52、アナログ
回路用基板51、その裏面側に配置される絶縁スペーサ
515、絶縁スペーサ515を介してアナログ回路用基
板51に重ねられた導電板19のみを記してある。絶縁
スペーサ515および導電板19には、穴151、16
1に対応する領域に穴が形成されており、この穴によっ
て、電池収納穴509が構成されている。電池収納穴5
09の奥には、アナログ回路用基板51が位置してい
る。
ケース11の内部にアナログ回路用基板51を固定する
ための回路基板押さえ板としても機能している。導電板
19には、電池収納穴509の内側に向けてわずかに張
り出すように端子199が形成されており、この端子1
99は、電池収納穴509に電池59が装着されたと
き、その外周側を覆う正電極に接するようになってい
る。導電板19および絶縁スペーサ515は、所定の領
域が切り抜かれた構造になっており、導電板19から細
く延設された複数の端子198は、アナログ回路用基板
51のパターン上にばね圧によって電気的に接続してい
る。これらの端子198のうちの2本は、回路基板51
に実装された容量素子528、558の一方の端子に電
気的に接続しており、導電板19は、図4において、電
池59の正電極と、容量素子528、558の端子とを
電気的に接続するライン57を構成している。
9の内部に装着されているか否かを検出するためのスイ
ッチ機構500は、導電板19の一部をそのままスイッ
チ片190として、電池収納穴509の隅部分で電池5
9の着脱動作に連動して動かすようになっている。すな
わち、図6(a)には、電池収納穴509の隅部分に位
置する導電板19のスイッチ片190を拡大して示して
あり、導電板19の一部は、細長く延びるばね部19
7、その先端側で折り曲げられた先端部191、および
先端部191から突出するように形成された接点192
を備えるスイッチ片190になっている。先端部191
には、この部分の軽量化を図ることによって、落下など
の衝撃が加わったときに起きやすい接点でのチャタリン
グを防止するための2つの穴193、194と、凹部1
96が形成されている。
口側(図6における上側)に向けて斜辺部195が形成
されている。電池収納穴509の底部に相当する部分
は、アナログ用回路基板51であり、その側端縁511
に形成された凹部512の内側にスイッチ片190の接
点192が位置する状態にある。ここで、凹部512の
内周部分(アナログ用回路基板51の側端縁511)に
は、電池無信号入力端子510が形成されており、図6
(a)に示す状態では、電池無信号入力端子510に対
して、スイッチ片190の接点192が当接し、電気的
に接続している状態にある。この状態で、スイッチ片1
0(接点192)は、凹部512内の電池無信号入力端
子510に当接することによって、電池収納穴509か
ら電池59を取り出した以降、斜辺部195の位置を電
池収納穴509の隅部分に規定している。電池59を取
り出したとき、斜辺部195が電池収納穴509の内側
に入りすぎていると、電池59を電池収納穴509に収
納するとき、スイッチ片10が電池59によって押しつ
ぶされてしまうからである。
おいて、図6(b)および図7に示すように、裏面側か
ら電池59を電池収納穴509に入れようとすると、ま
ず、電池59の側端縁591がスイッチ片190の斜辺
部195に突き当たる。さらに、電池59を電池収納穴
509に押し込むと、図6(c)および図8に示すよう
に、電池59によってスイッチ片190が側方に押しや
られ、電池収納穴509から押し出される。しかる後
に、電池蓋118で電池収納穴509を塞ぐと、図4に
示すように、電池59からの電圧供給が可能となる。
態にある。従って、モード切換部564は、装置本体1
0を通常のモードとし、所定の情報を液晶表示装置13
に表示するともに、所定のタイミングで報知音発生用昇
圧回路580に電圧を供給し、圧電素子58によって報
知音を鳴らす。また、IC56からIC50には、通常
どおり、クロック信号CLKが出力されているので、セ
ンサユニット30から入力された脈波信号に基づいて、
IC50のデータ処理部55は、脈拍数などを求め、そ
れをIC56に出力する。この間、容量素子528、5
58には、電池59からの電荷が蓄えられる。また、液
晶表示用昇圧回路541にも、電圧が供給され、液晶表
示装置13での表示が可能である。
電池59の端子間電圧が低下した旨の信号が電圧検出器
543からIC56に入力されると、液晶表示装置13
には、その旨が表示される。
後、電池59を電池収納穴509から取り出す。このと
き、図6(c)および図8に示すように、電池59によ
って側方に押しやられていたスイッチ片19は、ばね部
197に付勢されて、図6(a)、(b)および図7に
示すように、先端部191が電池収納穴509に出現す
る。従って、スイッチ片190の接点192は、アナロ
グ回路用基板51の側端縁511に形成されている電池
無信号入力端子510に当接し、電気的に接続する。こ
こに、スイッチ片190は、容量素子528、558の
端子に電気的に接続している導電板19の一部であるか
ら、スイッチ片190は、電池無信号入力端子510に
対し、容量素子528、558の端子電圧(電池収納穴
509から電池59が取り出されてそこに電池59が無
い旨の信号)に相当する信号を出力する。
て、モード切換部564は、電池59が取り外された状
態にあると判断し、報知音発生用昇圧回路580への電
力供給を停止する。また、IC50に対するクロック信
号の出力を停止する。さらに、液晶表示用昇圧回路54
1への電力供給を停止するとともに、液晶表示装置13
に対し、コモン電圧とセグメント電圧とを同電位として
そこでの表示を完全に停止する。かかる省エネルギーモ
ードであれば、計時動作の継続やメモリ563、501
のバックアップに必要な電力は、容量素子528、55
8から十分な期間をもって供給できる。それ故、電池5
9を外した後でも、計時動作が継続されているので、電
池59を交換した後には、時刻合わせを行う必要がな
い。また、それまでメモリ563、501に記憶されて
いたデータは、消失しない。
であるが、電池59を電池収納穴509に押し込むと、
電池59によってスイッチ片190が側方に押しやら
れ、スイッチ機構500は、開状態になるため、信号が
入力されなくなる。但し、この状態でも、裏蓋118を
取り付けない限り、電池59は電力供給を行わない。か
かる状態を、電圧検出器543が監視しているので、電
池59を装着した後、裏蓋118も取り付けられ、電池
59からの電力供給が再開されて始めて、モード切換部
564は、報知音発生用昇圧回路580への電力供給を
再開し、IC50に対するクロック信号の出力を再開す
る。さらに、液晶表示用昇圧回路541への電力供給を
再開するなど、液晶表示装置13での表示を再開する。
併せて、モード切換部564は、電圧検出器543が検
出した新たに装着した電池59の端子間電圧値を液晶表
示装置13にすぐに表示させる。
いて、第1の裏蓋15の時計ケース11内に面する側の
うち、9時の方向に偏った位置に圧電素子58が配置さ
れ、かかる領域に対応して、第1の裏蓋15の裏面側に
は、深さが約0.4mmの2つの凹部152、153が
形成されている。従って、第1の裏蓋15のうち、凹部
152、153が形成されている部分は、厚さが約0.
4mmの薄肉部155となっている。凹部152、15
3は、この部分の強度を確保するための補強用リブ15
4によって2つの領域に区画された状態にある。凹部1
52、153は、いずれも第1の裏蓋15の裏面側にお
いて、9時の方向側の端縁159に届くように形成され
ている。
面側に第2の裏蓋16を重ねると、凹部152、153
を通る位置での断面を、図9に模式的に示すように、凹
部152、153は、第2の裏蓋16で覆われた状態に
なる。ここで、凹部152、153は、圧電素子58に
対して薄肉部155を挟んで反対側に位置するため、第
2の裏蓋16によって覆われた凹部152、153は、
圧電素子58が発する音の共鳴室100を構成すること
になる。また、凹部152、153は、第1の裏蓋15
の裏面側において9時の方向の端縁159にまで届いて
いるので、凹部152、153は、第1の裏蓋15の端
縁159と、第2の裏蓋16の端縁169との間におい
て、第1の放音穴102として外部に向けて開口する。
さらに、第1の裏蓋15に第2の裏蓋16を被せた状態
でも、凹部152、153は、第2の裏蓋16に形成し
てある穴161から第2の放音穴103として開口する
状態にある。
部155を伝って共鳴室100に届き、そこで拡大され
て第1の放音穴102から発せられる。ここに、共鳴室
100を構成していない領域では、第1の裏蓋15と第
2の裏蓋16とが2枚重なり合っているので、それらの
厚みを足した分に相当する強度を有する。すなわち、約
1.1mmのステンレス板からなる裏蓋と同じ強度を有
する。一方、凹部152、153が形成されている領域
では、第2の裏蓋16と第1の裏蓋15との間に隙間
(共鳴室100)が介在する状態にあるため、第1の裏
蓋15および第2の裏蓋16は、それぞれの厚さ分だけ
の強度しかないが、かかる部分は、第1の裏蓋15およ
び第2の裏蓋16の一部だけである。従って、第1の裏
蓋15および第2の裏蓋16は、十分な強度を有する。
それ故、第1および第2の裏蓋15、16を厚くする必
要がないので、装置本体10を薄型、軽量のままで、共
鳴室100を構成できる。また、第1の裏蓋15と第2
の裏蓋16とは、それらを所定の隙間を隔てるようにし
て重ねた場合と違い、完全に密着した状態で重ね合わせ
た状態にあるため、それらが占める厚さ寸法は、それら
の厚みを足した約1.1mm分だけである。このため、
装置本体10を薄型化できる。しかも、第2の裏蓋16
の側に凹部を形成する場合と違って、第1の裏蓋15の
側に凹部152、153を形成したため、圧電素子58
と共鳴室100とを仕切る部分(薄肉部155)の厚さ
は、約0.4mmと薄い。それ故、圧電素子58からの
振動は、共鳴室100に効率よく届くので、大きな報知
音を発生させることができる。
154によって複数に分割されている状態にあるため、
第1の裏蓋15の凹部152、153が形成されている
部分を補強できるとともに、第2の裏蓋16を補強用リ
ブ154で支える構造となる。従って、第1および第2
の裏蓋15の強度をより高めることができる。それ故、
第1および第2の裏蓋15をより薄くすることができ
る。
蓋15の端縁159と第2の裏蓋16の端縁169との
間で第1の放音穴102として開口しているので、装置
本体10を腕に装着しても、第1の放音穴102は、腕
で塞がれることがない。また、第1の放音穴102など
から共鳴室100内に水が入っても、第1の放音穴10
2が装置本体10の側端部で開口し、かつ、第2の放音
穴103が形成されているので、装置本体10を傾けた
り、振ったりすれば、水は、第1の放音穴102から簡
単に出る。
は、本例の腕装着型脈波計測装置を腕に装着した状態を
3時の方向からみた説明図である。
のうち、12時の方向には、バンド基端側121に取り
付けられたバンド連結軸14を保持するための連結部1
7が形成されている。一方、時計ケース11の外周部う
ち、6時の方向には、腕に巻かれたリストバンド12が
長さ方向の途中位置で折り返されるとともに、このリス
トバンド12の途中位置を保持するためのバンド留め具
60が取り付けられる受け部18が形成されている。
な裏面部119(第2の裏蓋16の裏面部)の縁から受
け部18に至る部分は、時計ケース11と一体に成形さ
れて裏面部119に対して約115°の角度をなす回転
止め部108である。本例の腕装着型脈波計測装置1を
リストバンド12によって装置本体10が右の手首L
(腕)の上面部L1(手の甲の側)に位置するように装
着したとき、時計ケース11の裏面部119は、手首L
の上面部L1に密着する一方、回転止め部108は、腕
の橈骨Rの側の側面部L2に当接した状態になる。この
状態で、装置本体10の裏面部119は、皮膚を介して
腕の橈骨Rと尺骨Uを跨ぐ感じにある一方、回転止め部
108と裏面部119との屈曲部分109から回転止め
部108にかけては、皮膚を介して腕の橈骨Rに当接す
る感じである。このように、回転止め部108と裏面部
119とは、約115°という解剖学的に理想的な角度
をなしているため、装置本体10を矢印Aの方向、すな
わち、装置本体10を手首Lの周りに手前側から向こう
側に回そうとしても、回転止め部12は、手首Lの側面
部L2に接した状態のまま、それ以上ずれない。逆に、
装置本体10を矢印Bの方向、すなわち、装置本体10
を手首Lの周りに手前側に回そうとしても、装置本体1
0の裏面部119は、手首Lの上面部L1に接した状態
のまま、それ以上ずれない。
全に密着した状態になく、手首Lの表面との間に部分的
な隙間があるので、回転止め部108を設けても、装着
感が損なわることがない。さらに、裏面部119および
回転止め部108によって腕の回りの片側2ヵ所で回転
を規制するだけである。このため、腕が細くても、裏面
部119および回転止め部108は、確実に腕に接する
ので、回転止め効果が確実に得られる一方、腕が太くて
も窮屈な感じがない。
がなす角度は、約105°から約125°の範囲に設定
すれば、装置本体10が腕の周りを回ることを防止でき
ることが確認できている。また、腕装着型脈波検出装置
1は、装置本体10が手首Lの下面部L3(掌の側)に
位置するように装着してもよく、この場合には、装置本
体10の回転止め部108は、腕の尺骨Uの側の側面部
L4に当接した状態になる。この状態でも、装置本体1
0は、矢印Aまたは矢印Bのいずれの方向に力を加えて
も不必要に回転しない。
の腕装着型脈波計測装置に用いたリストバンドの平面
図、図11(b)は、その基端部に取り付けたバンド連
結軸の端面図、図11(c)は、バンド連結軸の受け部
の断面図である。図12(a)は、バンド留め具の平面
図、図12(b)は、その側面図である。
ンド12は、バンド基端側121に取り付けられてい
る。図11(b)に示すように、バンド連結軸14は、
偏平な軸から構成されており、その両軸端141が、図
10および図11(c)に示すように、装置本体10の
受け部17に形成されている保持孔171に差し込まれ
ている。
け部17では、保持孔171から装置本体10の裏面側
で開口するまで延びるバンド連結軸14の出入り用の案
内溝172が形成されている。この案内溝172の開口
幅は、バンド連結軸14の幅寸法Wより狭く、両軸端1
41の厚さ寸法Yより広くなっている。案内溝172と
保持孔171との接続部分には、その一方の側面壁から
保持孔171内に向けて、この接続部分における開口幅
をバンド連結軸14の厚さ寸法Yよりは広いが、バンド
連結軸14の幅寸法Wより狭めることによって、保持孔
171内のバンド連結軸14の両軸端141が案内溝1
72を通って抜け出ることを防止する突出部173が形
成されている。すなわち、図11(c)に一点鎖線Sで
示すように、バンド連結軸14の両軸端141を横向き
にして矢印Z1の方向にスライドさせれば、両軸端14
1は、案内溝172を通って保持孔171に入る。ここ
で、保持孔171では、突出部173の頂点と、それに
対面する部分との幅Hは、バンド連結軸14の幅寸法W
より狭いので、両軸端141を保持孔171に入れた
後、矢印Z2の方向にバンド連結軸14を回転させる
と、両軸端14は、突出部173に引っ掛かって、回転
が止まり、一点鎖線Tで示す姿勢となる。それ故、両軸
端141は、突出部173に引っ掛かったまま、保持孔
171からは不用意に抜け出ない。
方向に固定されたリストバンド12は、図10に示した
ように、装置本体10の腕時計における6時の方向で折
り返された状態で保持される。
6時の方向では、リストバンド12を途中部分で折り返
すとともに、この折り返し部分を保持するためのバンド
留め具60が受け部18に取り付けられている。受け部
18では、装置本体10の側端部に1対の孔181が形
成されており、これらの孔181には、バンド留め具6
0を固定する留め具固定軸182の両軸端が差し込まれ
ている。
(b)に示すように、リストバンド12を下方側から上
方側に向けて通すためのバンド通路611を備えるバッ
クル枠61(二点鎖線で示す。)と、このバックル枠6
1の上面側において、留め具固定軸182を中心に回転
可能なバックル押さえ板62とから構成されている。バ
ックル枠61は、概ねコの字状の折り曲げされた金属板
から構成され、その内側がバンド通路611になってい
る。バックル枠61は、その基部に形成された孔612
に対して留め具固定軸182が通されていることによ
り、留め具固定軸182を中心に所定の角度範囲内であ
れば回転可能である。バックル枠61には、バンド通路
611の内面616にリストバンド12の滑り止め用の
突起617が2つ形成されている。
12を通すためのスリット624が形成されている。ま
た、バックル押さえ板62の基部は、輪621を構成す
るように加工されており、その内部に留め具固定軸18
2が通されていることにより、留め具固定軸182を中
心に回転可能な状態で装置本体10に取り付けられてい
る。バックル押さえ板62の下面部には、Z字状の折り
曲げられた角部分によってバンド押さえ部625が形成
されている。
61の上面部に重なった状態でバンド押さえ部625が
バンド通路611の内部に深く入り込んでいるため、バ
ンド通路611にリストバンド12を通すことができな
い。
定軸182を中心に矢印Jおよび矢印Kの方向に回転す
ることが可能である一方、バックル枠61は、その基部
にあるストッパー部619が装置本体10の端部と干渉
して、矢印Kの方へはこれ以上回転しないので、バック
ル押さえ板62のみを矢印Kの方向に回転させて、バッ
クル押さえ板62をバックル枠61から引き離すと、図
13に示すように、バンド押さえ部625は、バックル
枠51のバンド通路611から抜け出るので、図13に
点線で示すように、バンド先端側121をバンド通路6
11およびスリット625に楽に通すことができる。
ら離すと、リストバンド12には、バンド基端側121
の方へ引き戻される力がはたらく。その結果、バンド押
さえ部625とリストバンド12との間の摩擦力によっ
て、バックル押さえ板52は、矢印Jの方向に回転す
る。その結果、バンド押さえ部625は、バンド通路6
3の内部に入り込んでバンド通路611の内部でリスト
バンド12を押し付ける。この状態で、リストバンド1
2は、バンド通路611の下側の縁部分618とバンド
押さえ部625との間に強く挟まれた状態となり、リス
トバンド12とバックル枠61との間に働く摩擦力が大
きい。従って、リストバンド12は、それ以上緩まな
い。また、バンド通路611の内面には、バンド押さえ
部625に対峙する位置に滑り止め用の突起617が形
成されているので、リストバンド12は、確実に保持さ
れ、緩まない。
り返したバンド先端側121は、バンド保持具16に保
持させる。このバンド保持具16は、図14(a)、
(b)に示すように、1枚の薄い金属板を1回半折り曲
げ加工したもので、基部161と中間部162との間の
隙間163にリストバンド12が差し込まれてリストバ
ンド12上の所定の位置に固定される。ここで、隙間1
63に向けては滑り止め用の突起164が形成されてい
るので、バンド保持具16は、リストバンド12上で不
用意にずれない。バンド保持具16の先端部165は、
板ばねとして機能するように深く折り曲げられており、
折り曲げた各部分の隙間169でバンド先端側121を
挟んで保持することが可能である。なお、先端部165
には、強度および美観の観点からスリット167が形成
されている。
ータイプのバンド留め具60を用いているので、装置本
体10を腕に完全に固定することができる。また、1本
のリストバンド12を扱えばよいので、都合がよい。し
かも、リストバンド12を装置本体10の12時の方向
から6時の方向に回してくるため、装置本体10に近い
位置でリストバンド12を操作する。それ故、左腕の上
に載せた装置本体10をそのまま右手で支えながら、リ
ストバンド12を締めることができ、装置本体10を手
間をかけずに、確実に腕に装着することができる。
は、本例の腕装着型脈波計測装置に用いたセンサユニッ
トの光学ユニットの平面図、図15(b)は、この腕装
着型脈波計測装置に用いたセンサユニットのセンサ固定
用バンドを展開した状態を示す平面図、図15(c)
は、別のセンサユニットの構造を示す説明図、図63
は、指の根元にセンサユニットを装着した状態を示す説
明図である。
は、センサ固定用バンド40と光学ユニット300とか
ら構成されている。センサ固定用バンド40は、可撓性
をもつ肉厚の樹脂成形品から構成されており、丸くくる
まっている状態から、それを広げて指の根元に巻付けた
後、そのまま手を離すと、それ自身の形状復帰力によ
り、指の根元に巻きついた状態となる。
さらに肉厚になっているともに、そこには、光学ユニッ
ト300を収納できる穴41が形成されている。
0は、両側に一対の突起部分311、312をもつ角形
形状に樹脂により外装されており、この光学ユニット3
00の内部からケーブル20が引き出されている。
ド40の穴41は、光学ユニット300を嵌め込むこと
のできる形状および大きさであり、かつ、そこに光学ユ
ニット300を嵌め込んだとき、突起部分311、31
2が嵌まる凹部411、412が脱落防止用に形成され
ている。なお、センサ固定用バンド40には、それを指
に装着しやすいように縊れ部分410が4ヵ所に形成さ
れている。
に装着しても手を軽く握ることができればよいという観
点から、センサ固定用バンド40の幅は、約20mm位
でも支障がない。また、図15(c)に示すように、セ
ンサ固定用バンド40のうち、光学ユニット300を取
り付ける部分の幅のみがやや広めになっている構造でも
よい。
は、そのケース体としてのセンサ枠301に裏蓋302
が被されてその内部が部品収納空間になっている。セン
サ枠301の上面部分には、ガラス板304(フィル
タ)で光透過窓が形成され、このガラス板304に対向
するように回路基板305がセンサ枠301の内部に固
定されている。回路基板305には、LED31、フォ
トトランジスタ32、およびトランジスタ(図示せ
ず。)などの電子部品が実装されている。LED31お
よびフォトトランジスタ32は、それぞれ発光面および
受光面をガラス板304の方に向けている。
系(インジウム−ガリウム−窒素系)の青色LEDを用
いてあり、その発光スペクトルは、450nmに発光ピ
ークを有し、その発光波長領域は、350nmから60
0nmまでの範囲にある。かかる発光特性を有するLE
D31に対応させて、本例では、フォトトランジスタ3
2として、GaAsP系(ガリウム−砒素−リン系)の
フォトトランジスタを用いてあり、その素子自身の受光
波長領域は、主要感度領域が300nmから600nm
までの範囲にあって、300nm以下にも感度領域があ
る。ここで、フォトトランジスタ32として、素子にフ
ィルタを付加したセンサユニットを用いることもあり、
このようなセンサユニットの受光波長領域は、たとえ
ば、主要感度領域が400nmから550nmまでの範
囲にある。
は、その一部が矢印Cで示すように指を通って血管にま
で到達し、血液中のヘモグロビンからの反射光が矢印D
で示すように脈波計測用フォトトランジスタ32に届く
ようになっている。この経路で受光された光量が生体反
射量である。また、脈波計測用LED31から発せられ
た光は、その一部が矢印Eで示すように指表面で反射し
て脈波計測用フォトトランジスタ32に届くようになっ
ている。この経路で受光された光量が皮膚反射量であ
る。さらに、脈波計測用LED31から発せられた光、
および血管から反射した光の一部は、矢印F、Gで示す
ように、指内で吸収、または分散して、脈波計測用フォ
トトランジスタ32に届かない。
おいて、LED31から指に向けて光を照射したとき、
生体(血管)から反射してきた光をフォトトランジスタ
32が受光し、その受光結果(脈波信号)を、光学ユニ
ット300がケーブル20を介して装置本体10に入力
すると、装置本体10では、脈波信号から求めた脈拍数
が表示される。
には、データ処理部の機能の一部をブロック図で示すよ
うに、制御部5のIC50に構成されているデータ処理
部55において、脈波信号変換部551は、センサユニ
ット30からケーブル20を介して入力された信号をデ
ジタル信号に変換して脈波信号記憶部552に出力する
ようになっている。脈波信号記憶部552は、デジタル
信号に変換された脈波データを記憶しておくRAMであ
る。脈波信号演算部553は、脈波信号記憶部552に
記憶されている信号を読み出してそれに周波数分析を行
ない、その結果を脈波成分抽出部554に入力するよう
になっている。脈波成分抽出部554は、脈波信号演算
部553からの入力信号から脈波成分を抽出して脈拍数
演算部555に出力し、この脈拍数演算部555は、入
力された脈波の周波数成分により脈拍数を演算し、その
結果を液晶表示装置13に出力するようになっている。
タ部にコネクタピースを装着した状態を腕時計における
3時の方向から見た拡大図、図19は、コネクタピース
側におけるセンサ回路の電極部、およびこのセンサ回路
と信号の入出力を行なうためのコネクタ部側の端子の組
合せを示す説明図である。
ち、6時の方向において、回転止め部108として延設
されている部分の表面側には、コネクタ部70が構成さ
れ、そこには、ケーブル20の端部に構成されたコネク
タピース80(コネクタ部材)を装着できるようになっ
ている。従って、センサユニット30およびケーブル2
0を装置本体10から外せば、通常の腕時計として用い
ることができるので、便利である。
に相当する部分の表面部に形成してあるので、回転止め
部108を設けるために延設した部分をそのままコネク
タ部70として利用できる。しかも、コネクタ部70
は、6時の方向に位置するので、装置本体10を腕に装
着したとき、コネクタ部70は、利用者からみると手前
側にあり、操作が簡単である。また、コネクタ部70
は、装置本体10から3時の方向に張り出さないので、
利用者は、ランニング中に手首を自由に動かすことがで
きるとともに、利用者がランニング中に転んでも、手の
甲がコネクタ部70にぶつからない。
80(コネクタ手段)において行なわれる電気的な接続
は、図19に示すとおりである。
されているコネクタ部70には、端子751〜756
(第1の端子群)が構成されており、これらの端子75
1〜756に対応して、コネクタピース80には、電極
部831〜836(第2の端子群)が構成されている。
そのうち、端子752は、電極部832を介してLED
31に第2の駆動電圧VDDの供給するためのプラス端
子、端子753は、電極部833を介してLED31の
マイナス電位とされる端子、端子754は、電極部83
4を介してフォトトランジスタ32のコレクタ端子に駆
動用の定電圧VREGを供給するための端子、端子75
1は、電極部831を介してフォトトランジスタ32の
エミッタ端子からの信号が入力される端子、端子755
は、電極部835を介してコネクタピース80をコネク
タ部70に装着したか否かを検出するための信号が入力
される端子である。電極部836は、センサユニット3
0において人体にアースを落としており、端子756と
電極部836とが電気的に接続したとき、VDDをグラ
ンド線とすることによって、電極部831〜836をシ
ールドするようになっている。
子間(電極部832、833の間)に対して、第1のキ
ャパシタC1、および第1のスイッチSW1が介挿され
ている。このスイッチSW1は、コネクタピース80を
コネクタ部70から外したときに閉状態になって、LE
D31に対して第1のキャパシタC1を並列接続させ、
コネクタピース80をコネクタ部70に装着したときに
開状態になる。同様に、フォトトランジスタ32の端子
間(電極部831、834)に対しては、第2のキャパ
シタC2、および第2のスイッチSW2が介挿されてい
る。このスイッチSW2は、コネクタピース80をコネ
クタ部70から外したときに閉状態になって、フォトト
ランジスタ32に対して第2のキャパシタC2を並列接
続させ、コネクタピース80をコネクタ部70に装着し
たときに開状態になる。
ース80の構造を、図20〜図23を参照して詳述す
る。
ネクタピースの構成を示す拡大図、図21は、装置本体
側のコネクタ部の拡大図、図22は、コネクタ部に対し
てコネクタピースを結合させた状態を示す縦断面図、図
23は、コネクタピース側における各電極部の配置、お
よび回路パターンを示す説明図である。
面部801には、その両側で下方に向けて張り出す一対
の突出部81、82が形成されている。これらの突出部
81、82の下端部では、その内側に向かって4個の係
合片811、812、821、822(第2の係合用突
起群)が突き出ている。
6つの電極部831、832、833、834、83
5、836(第2の端子群)が形成されており、その周
囲には環状の凸条部841、842、843、844、
845、846が形成されている。ここで、コネクタピ
ース80をコネクタ部70に装着する際には、後述する
とおり、コネクタピース80をコネクタ部70に被せた
後、矢印Qの方向にコネクタピース80をスライドさせ
るが、かかるスライド方向(矢印Qの方向)に沿って、
電極部831〜836は、電極部831、832、83
3と、電極部834、835、836との2列に形成さ
れている。また、いずれの列でも、各電極部831〜8
36は、コネクタピース80のスライド方向(矢印Qの
方向)に対して直交する方向にずれるように斜めに配置
されている。
は、装置本体10にケーブル20を接続したときの静電
気の影響を防止するための回路をスイッチングする2本
の作動ピン837、838が形成されている。これらの
作動ピン837、838は、コネクタピース80をコネ
クタ部70から外した状態では、先端がコネクタピース
80の下面部801から突出した状態にある。
0には、外側に張り出す係合部71、72、73、74
(第1の係合用突起群)が形成されている。従って、コ
ネクタピース80の突出部81、82がコネクタ部70
の係合部71、72、73、74が外側に位置し、か
つ、係合部71と係合部72との間、および係合部73
と係合部74との間に、コネクタピース80の係合片8
11、821が位置するように、コネクタピース80を
コネクタ部70に被せた後、係合片811、821が係
合部71と係合部72との間、および係合部73と係合
部74との間をそれぞれ通り抜けるように、コネクタピ
ース80をコネクタ部70に向けて押し付け(コネクタ
ピース80をコネクタ部70に装着するための第1の動
作)、しかる後に、矢印Qの方向(コネクタピース80
の装着方向、装置本体10の6時の方向から12時の方
向)にコネクタピース80をスライドさせると(コネク
タピース80をコネクタ部70に装着するための第2の
動作)、係合部71、73の下に係合片811、821
が潜り込む。また、係合部72、74の下に係合片81
2、822が潜り込む。その結果、係合片811、82
1、812、822は、コネクタピース80の下面部8
01との間に係合部71、72、73、74をそれぞれ
保持する状態になり、コネクタピース80は、コネクタ
部70に簡単に、かつ、確実に装着される。
831〜836と同様、コネクタピース80のスライド
方向(矢印Qの方向)に沿って、端子751、752、
753と、端子754、755、756の2列に形成さ
れている。また、いずれの列でも、各端子751〜75
6は、電極部831〜836と同様、コネクタピース8
0のスライド方向(矢印Qの方向)に対して直交する方
向にずれるように斜め配置されている。従って、コネク
タピース80をコネクタ部70に装着すると、6つの電
極部831〜836に対して、6つの端子751〜75
6がそれぞれ電気的に接続して、センサユニット30で
の計測結果をケーブル20を介して装置本体10に入力
することが可能となる。
831〜836は、コネクタピース80のスライド方向
に沿って2列に配置され、かつ、このスライド方向に直
交する方向に、各端子間および各電極間の位置が斜めに
ずれているので、コネクタピース80をコネクタ部70
の上でスライドさせても、対応しない端子751〜75
6と電極部831〜836とが接触するということがな
い。また、コネクタ部70の形成面積を狭くしても、端
子同士および電極部同士を離れた位置に配置できるの
で、コネクタピース80とコネクタ部70との間に水が
侵入した場合でも、端子間および電極間がショートしに
くい。また、駆動電圧がかかる端子752、754、7
56、および電極部832、834、836について
は、特に、離れるように配置してあるため、異なる電位
の端子同士および電極部同士の間では、トラッキングが
発生しない。
外すときには、コネクタピース80を逆に矢印Rの方向
にスライドさせる。その結果、係合片811、821
は、係合部71と係合部72との間、および係合部73
と係合部74との間に位置するまで戻る。従って、その
まま、コネクタピース80を持ち上げれば、コネクタピ
ース80は、コネクタ部70から簡単に、かつ、確実に
外れる。
ネクタ部70上で矢印Qの方向にスライドさせたときに
係合するとともに、この状態からコネクタピース80を
逆の方向(矢印Rの方向)にスライドさせたときに係合
状態が解除される係合機構700が構成されている。
0上で6時の方向から12時の方向に向けてスライドさ
せたとき、装置本体10に加わる力は、回転止め部10
8によって、装置本体10がより回転にくい向きであ
る。従って、コネクタピース80を装着するときも、装
置本体10は、手首の周りを回転しないので、装着が簡
単である。
るように、係合部71〜74には、矢印Qの方向の側に
垂直壁711、721、731、741が形成されてい
る。従って、コネクタピース80をコネクタ部70に装
着するときに、コネクタピース80を矢印Rの方向にス
ライドさせると(第2の動作)、係合片811、81
2、821、822は、垂直壁711、721、73
1、741にそれぞれ当接し、コネクタピース80をコ
ネクタ部70の装着位置で停止させる。すなわち、垂直
壁711、721、731、741は、コネクタピース
80に対する第1のストッパーとして機能する。
0から外すために矢印Rの方向にスライドさせると、係
合片811、821は、それぞれ係合部72、74の垂
直壁721、741の裏側に当接し、コネクタピース8
0をコネクタ部70を元の位置で停止させる。すなわ
ち、垂直壁721、741の裏側は、コネクタピース8
0に対する第2のストッパーとして機能する。
0において、端子751〜756は、いずれも、コネク
タ部70に形成された孔761、762、763、76
4、765、766の内部に配置されており、そのうち
の端子753、756、作動ピン838、および電極部
833、836の形成位置を通る位置で切断したときの
断面が、図22に表れている。
内部に回路基板85を収容可能な外装ケース805に蓋
材806を被せた構造になっている。蓋材806には、
孔863、866が形成され、その下方側の開口縁に沿
って環状の凸条部843、846が形成されている。孔
863、866の内部には、電極部833、836が配
置されている。電極部833は、ねじ881によって固
定され、電極部836は、回路基板85と蓋材806と
に挟まれて固定されている。電極部833、836に対
しては、防水パッキン873、876が装着されてい
る。電極部833、836は、コネクタピース80の内
部に配置された回路基板85の回路パターン上に電気的
接続されている。かかる電極構造は、電極部833、8
36以外の電極部831、832、834、835も同
様である。なお、回路基板85の回路パターン上には、
ケーブル20の芯線もハンダ付けにより電気的接続され
ている。
は、その凹部に蓋材706を被せた構造になっている。
蓋材706には孔763、766が形成されている。こ
れらの孔763、766の内部において、端子753、
756は、先端を孔763、766から突出させた状態
となるように進退可能な進退ピンとして配置されてい
る。各端子753、756の基部側に形成された鍔部7
83、786に対しては、コイルばね773、776が
配置されており、これらのコイルばね773、776に
よって、端子753、756は、孔763、766から
突出する方向に向けて付勢されている。但し、鍔78
3、786の外径は、孔763、766の内径よりも大
きいので、端子753、756が孔763、766から
抜け出てしまうことはない。かかる端子構造は、端子7
53、756以外の端子751、752、754、75
5も同様である。
装着するときには、コネクタピース80をコネクタ部7
0上でスライドさせるため、端子753、756は、コ
ネクタピース80の環状の凸条部843、846をコイ
ルばね773、776に付勢されながら乗り越えて、電
極部833、836に対して確実に接続する。また、か
かる凸条部843、846、端子753、756、およ
びコイルばね773、776をそのまま利用して、クリ
ック機構が構成されているので、コネクタピース80を
コネクタ部70に確実に装着できる。なお、かかるクリ
ック機構を構成するには、本例とは逆に、コネクタピー
ス80の側に進退ピンを利用した端子を設け、コネクタ
部70の側に凸条部を設けてもよい。
コネクタピース80の蓋材806には、孔868が形成
されており、この孔838には、作動ピン838が配置
されている。この作動ピン838は、先端を孔868か
ら突出させた状態となるように孔868の内部で進退可
能な状態にある。作動ピン838の基部に形成された鍔
部898に対しては、板ばね状のスイッチばね88が配
置されている。スイッチばね88は、その先端部885
によって作動ピン838を孔868から突出する方向に
向けて付勢している。但し、鍔898の外径は、孔86
8の内径よりも大きいので、作動ピン838は、孔86
8から抜け出ることがない。スイッチばね88は、その
基部が電極部833の上端面にねじ881によって止め
られ、電極部833に電気的接続している。
部885には、作動ピン838の基部に接する当接部8
86と、そこから側方に張り出した部分に形成された接
点887とが形成されている。この接点887は、回路
基板85の回路パターン852に電気的接続している。
この回路パターン852は、その図示を省略するが、第
1のキャパシタC1と電極部833との間に介挿されて
いる。
70に装着しない状態では、図22に実線で示すよう
に、作動ピン838は、スイッチばね88に押されて先
端が孔868から突出し、この状態では、スイッチばね
88の接点887は、回路基板85の回路パターン85
2に電気的接続した状態になる。すなわち、図19にお
いて、矢印で表す作動ピン838の動きに連動して、第
1のスイッチSW1が閉じて、第1のコンデンサC1
は、LED31に並列に電気的接続している状態にあ
る。従って、静電気によって高い電位にあるものが電極
部832、833に触れても、その電荷は、第1のコン
デンサC1に蓄積されるので、LED31は、破損しな
い。
クタ部70に装着すると、作動ピン838は、図22に
二点鎖線で示すように、孔868の内部に引っ込む方向
に移動してスイッチばね88を二点鎖線で示すように変
形させる。このようにスイッチばね88が変形したと
き、その接点887は、回路基板85の回路パターン8
52から浮き上がり、電気的接続が絶たれた状態とな
る。すなわち、図19において、コネクタピース80を
コネクタ部70に装着したとき、第1のスイッチSW1
は、開いた状態になるので、脈波を計測可能な回路構成
になる。しかも、第1のコンデンサC1に電荷が蓄積さ
れていても、この電荷は、電極部832、833、およ
び端子752、753を介して放電しないので、コネク
タ部70および装置本体10に内蔵されている各回路
は、破損しない。
でありながら、コネクタ部70へのコネクタピース80
の装着動作に確実に連動する。
図19に示すように、フォトトランジスタ32に対して
も構成されているが、その構成は、図23からわかるよ
うに、LED31に対するスイッチ機構と同様、作動ピ
ン837およびスイッチばね89を利用したものである
ため、その説明を省略する。
着型脈波計測装置1からケーブル20およびセンサユニ
ット30を外して、腕装着型脈波計測装置1を通常の腕
時計として用いるとき、コネクタピース80に代えて、
コネクタ部70に装着するコネクタカバー90の構成を
示す説明図である。
ス80と異なり、電極部、センサー回路、およびケーブ
ルが不要であるため、全体に薄く、コネクタ部70に装
着したときの見栄えを損なわない形状になっている。但
し、コネクタ部70に対する装着構造は、コネクタピー
ス80と同じ構成になっている。すなわち、コネクタカ
バー90の下面部901では、その両側で下方に向けて
張り出す一対の突出部91、92が形成されている。こ
れらの突出部91、92の下端部では、その内側に向か
って4個の係合片911、912、921、922(第
2の係合用突起群)が突き出ている。また、コネクタカ
バー90の下面部901には、コネクタ部70の端子7
51〜756が配置されている位置に対応して、端子7
51〜756とクリック機構を構成する凸条部941〜
946が形成されている。
着する際には、コネクタピース80と同様、係合部71
と係合部72との間、および係合部73と係合部74と
の間に、コネクタカバー90の係合片911、921が
位置するように、コネクタカバー90をコネクタ部70
に被せた後、係合片911、921が係合部71と係合
部72との間、および係合部73と係合部74との間を
それぞれ通り抜けるように、コネクタカバー90をコネ
クタ部70に向けて押し付け、しかる後に、矢印Qの方
向(装置本体10の6時の方向から12時の方向)にコ
ネクタカバー90をスライドさせると、係合部71、7
3の下に係合片911、921が潜り込む。また、係合
部72、74の下に係合片912、922が潜り込む。
その結果、係合片911、921、912、922は、
コネクタカバー90の下面部901との間に係合部7
1、72、73、74をそれぞれ保持する状態になると
ともに、コネクタ部70の端子751〜756は、凸条
部941〜946を乗り越えてクリック力を発揮する。
このようにして、コネクタカバー90は、コネクタ部7
0に装着された状態となる。
このように構成した腕装着型脈波計測装置1の動作を簡
単に説明する。
置1を通常の腕時計として用いる場合には、ケーブル2
0およびセンサユニット30を装置本体10のコネクタ
部70で外した状態で、装置本体10をリストバンド1
2で腕に装着する。このとき、コネクタ部70には、図
24に示したコネクタカバー90を装着し、その見栄え
を高めるとともに、コネクタ部70を保護する。
ンニング中の脈拍数を計測する場合には、図1に示すよ
うに、コネクタピース80をコネクタ部70に装着し
て、ケーブル20を装置本体10に接続した後、装置本
体10をリストバンド12で腕に装着する。また、セン
サユニット30(光学ユニット300のガラス板30
4)をセンサ固定用バンド40によって指に密着させた
状態でランニングを行なう。
31から指に向けて光を照射すると、この光が血管に届
いて血液中のヘモグロビンによって一部が吸収され、一
部が反射する。指(血管)から反射してきた光は、フォ
トトランジスタ32によって受光され、その受光量変化
は、血液の脈波によって生じる血量変化に対応する。す
なわち、血量が多いときには、反射光が弱くなる一方、
血量が少なくなると、反射光が強くなるので、反射光強
度の変化をフォトトランジスタ32で監視すれば、脈拍
などを検出できる。かかる検出を行なうために、図17
に示したデータ処理部50では、フォトトランジスタ3
2(センサユニット30)から入力された信号をデジタ
ル信号に変換し、このデジタル信号に周波数分析などを
行なって脈拍数を演算する。そして、演算により求めた
脈拍数を液晶表示装置13に表示させる。すなわち、腕
装着型脈波計測装置1は、脈拍計として機能する。
長領域が350nmから600nmまでの範囲にある脈
波計測用LED31と、受光波長領域が300nmから
600nmまでの範囲の脈波計測用フォトトランジスタ
32とを用いてあり、その重なり領域である約300n
mから約600nmまでの波長領域における検出結果に
基づいて生体情報を表示する。外光に含まれる光のう
ち、波長領域が700nm以下の光は、指を透過しにく
い傾向にあるため、外光がセンサ固定用バンド40で覆
われていない指の部分に照射されても、図16に点線X
で示すように、指を導光体として脈波計測用フォトトラ
ンジスタ32(脈波計測用受光部)にまで到達せず、検
出には影響を与えない波長領域の光だけが、指を導光体
として通ってくる。また、300nmより低波長領域の
光は、皮膚表面でほとんど吸収されるので、受光波長領
域を700nm以下としても、実質的な受光波長領域
は、300nm〜700nmとなる。従って、指を大掛
かりに覆わなくても必要最小限の範囲を覆うだけで、外
光の影響を抑えることができるとともに、本例のような
小さなセンサユニット30であれば、指の根元に装着し
た状態で手を握ることができ、ランニングに支障がな
い。また、センサユニット30を指の根元に装着する
と、ケーブル20が短くて済むので、ケーブル20は、
ランニング中に邪魔にならない。さらに、寒いときで
も、指の根元では、指の根元の温度は比較的低下しない
ことからわかるように、血流が著しく低下しないので、
寒い日に屋外でランニングしたときでも、脈拍数などを
正確に計測できる。
を有するLEDと、シリコン系の脈波計測用フォトトラ
ンジスタとを用いると、その受光波長範囲は、350n
mから1200nmまでの範囲に及ぶ。従って、従来の
光学系(検出装置)では、外光のうち、図16に矢印Y
で示すように、指を導光体として脈波計測用受光部にま
で容易に届いてしまう1μmの波長の光の検出結果に基
づいて脈波を検出しているので、外光の変動に起因する
誤検出が起こりやすい。
での波長領域の光を利用して脈波情報を得ているので、
血量変化に基づく脈波信号のS/N比が高い。すなわ
ち、光の波長と各種のヘモグロビンの吸光特性との関係
において、血液中のヘモグロビンは、波長が300nm
から700nmまでの光に対する吸光係数が大きく、波
長が880nmの光に対する吸光係数に比して数倍〜約
100倍以上大きいからである。
情報を得るという観点からすれば、540nmから57
0nmまでの範囲に主要発光領域を有するGaP系の脈
波計測用LED31と、200nmから700nm近く
までの範囲に感度領域を有するGaP系の脈波計測用フ
ォトトランジスタ32を用いてもよい。
波計測などといった付加的な計測を行っているとき、電
池59の端子電圧が低下した場合には、 図5において、
まず、電池蓋118を外した後、電池59を電池収納穴
509から取り出す。 このとき、図6ないし図8に示す
ように、電池59によって側方に押しやられていたスイ
ッチ片19がばね部197に付勢されて電池収納穴50
9に出現し、スイッチ片190は、容量素子528、5
58の端子電圧を電池無信号入力端子510を介してI
C56に入力する。すなわち、電池59を出し入れする
だけで、電池59が電池収納穴509に収納されている
状態にあるのか取り外した状態にあるのかを、自動的
に、かつ簡単に検出できる。このため、電池59の交換
には、その他の操作が不要である。それ故、電池59の
交換に手間がかからない。しかも、スイッチ片190
は、電池収納穴509の内部に出現しても、アナログ回
路用基板51の側端縁511に当接し、それ以上、電池
収納穴509の内部に入り込まない。それ故、電池59
を改めて入れるときに、電池59は、スイッチ片190
を押しつぶしてしまうということがない。
528、558と電池59とを配線接続する導電板19
をばね性をもつように延設した部分をそのまま利用して
いるので、配線材を増やすことなくスイッチ機構500
を構成できる。それ故、スイッチ機構500は、薄型の
時計ケース11の内部に構成するのに適している。ま
た、余分な接続部分がないので、腕装着型脈波計測装置
1のような携帯型電子機器において、耐振動性の面でも
有利である。
収納穴509に収納しようとする電池59の側端縁59
1が当接する斜辺部195を設けてあるので、電池59
がスイッチ片190に引っ掛かってしまうという事態が
起きない。それ故、スイッチ片190は、簡単な構成で
ありながら、確実に動く。
池59が取り外された状態にあると判断したときに省エ
ネルギーモードに自動的に切り換えるので、バックアッ
プ用の容量素子528、558に蓄えられている電荷だ
けで、計時やメモリのバックアップなどといった必要最
小限の動作を長時間行うことができる。
換部564は、電圧検出器543が検出した電池59の
端子間電圧を液晶表示装置13にすぐに表示させるの
で、利用者は、新たに装着した電池59が新しいのか古
いのかをすぐに判別することができる。
なお、電池有無検出用のスイッチ機構500について
は、図25および図26に示すように、電池収納穴50
9から電池59が取り出されたときに電池収納穴509
の底部分に出現するスイッチ片190Aを利用してもよ
い。この場合には、電池収納穴509から電池59が取
り出されたとき、スイッチ片190Aは、自身のばね性
によって浮き上がり、電池収納穴509の内部に進入す
るとともに、先端部分を折り曲げて形成してある接点1
92Aが、アナログ基板51の裏面部に形成してある電
池無信号入力用端子510Aに当接する。一方、電池収
納部509内に電池59が収納されたときには電池59
によって電池収納穴509内から下方に押し出され、接
点192Aは、電池無信号入力用端子510Aから離れ
る。
用電子機器では、電池収納穴から電池を取り外すと、ス
イッチ片は、電池収納部内に出現した状態となり、回路
基板の入力端子を介して所定の信号を制御部に入力する
ようになっていることに特徴を有する。従って、本発明
によれば、電池を出し入れするだけで、電池が収納され
ている状態にあるのか取り外した状態にあるのかを簡単
に検出できるため、電池の交換に手間がかからない。し
かも、スイッチ片は、電池収納穴の内部に出現しても、
回路基板の側端縁に当接し、それ以上、電池収納穴の内
部に入り込まない。それ故、電池を入れるときに、電池
がスイッチ片を押しつぶすということがない。
ばね性をもつように延設した部分をそのままスイッチ片
として利用した場合には、配線材を増やすことなくスイ
ッチ機構を構成できるので、薄型のケース内に構成する
のに適している。また、余分な接続部分がないので、携
帯型電子機器の耐振動性の面で有利である。
ようとする電池の側端縁が当接する斜辺部を設けた場合
には、電池がスイッチ片に引っ掛かってしまうという事
態が起きないので、スイッチ片は、簡単な構造でありな
がら確実に動作する。
にあると判断したときに省エネルギーモードに切り換え
るモード切換手段を設けた場合には、電池を取り外せば
省エネルギーモードに自動的に切り換わるので、バック
アップ用の容量素子に蓄えられている電荷だけで、計時
やメモリのバックアップなどといった必要最小限の動作
を長時間行うことができる。
手段が電池の端子間電圧を表示部に表示する場合には、
利用者は、新たに装着した電池が新しいのか古いのかを
すぐに判別することができる。
の使用状態を示す説明図である。
平面図である。
底面図である。
能を示すブロック図である。
置本体の裏面部の構造を説明するための分解斜視図であ
る。
池有無検出用のスイッチ機構の動作を示す斜視図であ
る。
池有無検出用のスイッチ機構において、電池を入れる前
の状態を示す縦断面図である。
池有無検出用のスイッチ機構において、電池を入れた後
の状態を示す縦断面図である。
裏蓋で構成した報知音に対する共鳴室の構造を模式的に
示す断面図である。
を腕時計の3時の方向からみたときの説明図である。
に用いたリストバンドの平面図、(b)は、その基端部
に取り付けたバンド連結軸の端面図、(c)は、バンド
連結軸の受け部の断面図である。
装置本体の6時の方向に設けた留め具の平面図である。
リストバンドを締めるときの動作を示す説明図である。
において、折り返したリストバンドの先端部を保持する
バンド保持具の平面図、(b)は、その側面図である。
に用いたセンサユニットの光学ユニットの平面図、
(b)は、この腕装着型脈波計測装置に用いたセンサユ
ニットのセンサ固定用バンドを展開した状態を示す平面
図、(c)は、別のセンサユニットの構造を示す説明図
である。
センサユニットを指に装着した状態を示す説明図であ
る。
理部の機能を示すブロック図である。
部を腕時計における3時の方向からみたときの拡大図で
ある。
部における電気的な接続関係を示す説明図である。
ピースの構造を示す説明図である。
部の構造を示す説明図である。
コネクタ部に装着した状態を示す断面図である。
の配置を示す平面図である。
コネクタピース代えてコネクタ部を覆うコネクタカバー
の構成を示す説明図である。
ッチ機構とは別の形態のスイッチ機構において、電池を
入れる前の状態を示す縦断面図である。
ッチ機構とは別の形態のスイッチ機構において、電池を
入れた後の状態を示す縦断面図である。
入力するためのスイッチ機構の説明図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 薄型のケースを用いた装置本体と、前記
ケース内に配置された回路基板と、前記ケース内の電池
収納穴に収納されたボタン型の電池と、該電池に電気的
に並列接続された容量素子と、前記電池の交換が可能な
ように前記ケースの裏面部において前記電池収容穴を開
閉する電池蓋と、前記電池収納穴内に向けて付勢され、
前記電池収納穴から電池が取り出されたときに前記電池
収納穴内に出現するとともに、前記電池収納部内に電池
が収納されたときには前記電池によって前記電池収納穴
内から押し出されるスイッチ片と、前記装置本体での計
時その他の動作を制御するための制御部とを有し、 前記スイッチ片は、前記容量素子の端子に電気的に接続
していることにより、前記電池収納穴内に出現して前記
回路基板に構成されている入力端子に当接したときに該
入力端子を介して前記制御部に対して前記容量素子の端
子電圧に対応する信号を前記電池収納穴内に電池無しを
意味する信号として入力し、前記電池によって前記電池
収納部内から押し出されたときには前記入力端子から離
間することを特徴とする携帯用電子機器。 - 【請求項2】 請求項1において、前記スイッチ片は、
前記容量素子の端子と前記電池収納穴内に収納された前
記電池の電極とを電気的に接続するための導電板の一部
をばね性をもつように前記電池収納穴に向けて延設した
部分であることを特徴とする携帯用電子機器。 - 【請求項3】 請求項1または2において、前記スイッ
チ片は、前記電池収納穴の隅部分において該電池収納穴
の開口側に向くように構成された斜辺部を備え、前記電
池収納穴に電池を収納するとき、前記斜辺部に該電池の
側端縁が当接することにより、前記電池収納穴から側方
に押し出される一方、前記電池収納穴から電池を取り出
したときには、前記電池収納穴内の隅部分に側方から出
現して前記入力端子に当接することにより、前記斜辺部
を前記電池収納穴内の隅部分に位置決めするようになっ
ていることを特徴とする携帯用電子機器。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかの項におい
て、前記制御部は、前記スイッチ片を介して入力された
信号に基づいて前記電池収納穴内に電池無しと判断した
ときには、通常のモードから前記装置本体で行われる動
作の一部を停止する省エネルギーモードに切り換えるモ
ード切換手段を備えていることを特徴とする携帯用電子
機器。 - 【請求項5】 請求項1ないし3のいずれかの項におい
て、さらに、報知音を発生するための圧電素子と、該圧
電素子に印加する電圧を高めるための報知音発生用昇圧
手段とを有し、前記制御部は、前記スイッチ片を介して
入力された信号に基づいて前記電池収納穴内に電池無し
と判断したときには、前記報知音発生用昇圧手段への電
力供給を行う通常モードから前記報知音発生用昇圧手段
への電力供給を停止する省エネルギーモードに切り換え
るモード切換手段を備えていることを特徴とする携帯用
電子機器。 - 【請求項6】 請求項1ないし3のいずれかの項におい
て、さらに、発光部および受光部を指表面に向けた状態
とされるセンサユニットと、該センサユニットから延び
て前記受光部の受光結果を前記装置本体に入力するため
のケーブルと、前記装置本体内で前記受光部の受光結果
に基づいて前記表示部に表示すべき脈波情報を求めるデ
ータ処理部とを有し、前記制御部は、前記スイッチ片を
介して入力された信号に基づいて前記電池収納穴内に電
池無しと判断したときには、前記データ処理部が脈波情
報の処理を行う通常モードから前記データ処理部におけ
る脈波情報の処理を停止する省エネルギーモードに切り
換えるモード切換手段を備えていることを特徴とする携
帯用電子機器。 - 【請求項7】 請求項1ないし3のいずれかの項におい
て、さらに、各種の情報を表示するための表示部と、該
表示部での表示を行うのに必要な電圧を得るための表示
用昇圧手段とを有し、前記制御部は、前記スイッチ片を
介して入力された信号に基づいて前記電池収納穴内に電
池無しと判断したときには、前記表示用昇圧手段への電
力供給を行う通常モードから前記表示用昇圧手段への電
力供給を停止する省エネルギーモードに切り換えるモー
ド切換手段を備えていることを特徴とする携帯用電子機
器。 - 【請求項8】 請求項1ないし3のいずれかの項におい
て、さらに、各種の情報を表示するための表示部と、前
記電池収納穴内に収納された電池の端子間電圧を検出す
る電圧検出手段とを有し、前記制御部は、前記スイッチ
片を介して入力された信号に基づいて前記電池収納穴内
に電池無しと判断した以降、電池が収納されたときには
前記表示部を前記電圧検出手段の検出結果を表示するモ
ードに切り換えるモード切換手段を備えていることを特
徴とする携帯用電子機器。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22432095A JP3564207B2 (ja) | 1995-08-31 | 1995-08-31 | 携帯用電子機器 |
| US08/694,719 US5787054A (en) | 1995-08-31 | 1996-08-09 | Portable electronic device |
| EP96306224A EP0762242B1 (en) | 1995-08-31 | 1996-08-28 | Portable electronic device |
| DE69615971T DE69615971T2 (de) | 1995-08-31 | 1996-08-28 | Tragbare elektronische Vorrichtung |
Applications Claiming Priority (1)
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