JPH09113732A - 光ファイバの被覆除去工具 - Google Patents
光ファイバの被覆除去工具Info
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- JPH09113732A JPH09113732A JP27037795A JP27037795A JPH09113732A JP H09113732 A JPH09113732 A JP H09113732A JP 27037795 A JP27037795 A JP 27037795A JP 27037795 A JP27037795 A JP 27037795A JP H09113732 A JPH09113732 A JP H09113732A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 被覆材の切断された除去長部分が切断刃近傍
に残留して、次の被覆ファイバの加工に支障を来たすこ
とが懸念される。 【解決手段】 被覆ファイバ4をV溝ガイド5によって
定位置に調心位置決めし、かつ調心軸線方向への引き抜
きを可能として支持するベース6と、該ベース6に設け
られた切断部材7との間で被覆ファイバ4の被覆材3の
みを切断可能な対を構成する可動切断部材8を、ベース
6に対して接近離間可能に支持する可動支持体9と、可
動支持体9とベース6との接近離間に伴ってファイバ支
持位置19に出没して被覆材3の切断に伴って生じる残
留物34をファイバ支持位置19から除去する清掃具2
0が設けられている。
に残留して、次の被覆ファイバの加工に支障を来たすこ
とが懸念される。 【解決手段】 被覆ファイバ4をV溝ガイド5によって
定位置に調心位置決めし、かつ調心軸線方向への引き抜
きを可能として支持するベース6と、該ベース6に設け
られた切断部材7との間で被覆ファイバ4の被覆材3の
みを切断可能な対を構成する可動切断部材8を、ベース
6に対して接近離間可能に支持する可動支持体9と、可
動支持体9とベース6との接近離間に伴ってファイバ支
持位置19に出没して被覆材3の切断に伴って生じる残
留物34をファイバ支持位置19から除去する清掃具2
0が設けられている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ファイバの被覆
除去工具に関する。
除去工具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、光ファイバを被覆材で被覆してな
る光ファイバ先端の被覆を目的の長さだけ除去する手工
具としては、調心位置決めした光ファイバの被覆材にお
ける除去長(以下「ストリップ長」と称する)部分の境
界に被覆材のみを切断可能な切断刃を切り込ませ、被覆
材の除去長部分を支持手段によって支持してストリップ
長から該除去長部分に内装されている光ファイバを引き
抜くことにより裸ファイバを形成するようになってい
る。
る光ファイバ先端の被覆を目的の長さだけ除去する手工
具としては、調心位置決めした光ファイバの被覆材にお
ける除去長(以下「ストリップ長」と称する)部分の境
界に被覆材のみを切断可能な切断刃を切り込ませ、被覆
材の除去長部分を支持手段によって支持してストリップ
長から該除去長部分に内装されている光ファイバを引き
抜くことにより裸ファイバを形成するようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
な光ファイバの被覆除去工具の場合、光ファイバが引き
抜かれた被覆材の除去長部分(以下、「残留物」)が切
断刃近傍に残留して、次の光ファイバの加工に支障を来
たすことが懸念される。このため、被覆除去の度にブラ
シ等で切断刃近傍を清掃することが不可欠であり、取り
扱いが面倒であるといった問題が生じていた。
な光ファイバの被覆除去工具の場合、光ファイバが引き
抜かれた被覆材の除去長部分(以下、「残留物」)が切
断刃近傍に残留して、次の光ファイバの加工に支障を来
たすことが懸念される。このため、被覆除去の度にブラ
シ等で切断刃近傍を清掃することが不可欠であり、取り
扱いが面倒であるといった問題が生じていた。
【0004】本発明は、前述の課題に鑑みてなされたも
ので、被覆材の除去の作業性が向上する光ファイバの被
覆除去工具を提供することを目的とするものである。
ので、被覆材の除去の作業性が向上する光ファイバの被
覆除去工具を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、以下の構成を採用した。すなわち、請求項
1記載の光ファイバの被覆除去工具では、光ファイバを
被覆材で被覆してなる光ファイバを位置決め手段によっ
て定位置に調心位置決めし、かつ調心軸線方向への引き
抜きを可能として支持するベースと、該ベースに設けら
れた切断部材との間で光ファイバの被覆材のみを切断可
能な対を構成する可動切断部材を、ベースに対して接近
離間可能に支持する可動支持体と、可動支持体をベース
に接近させたときにファイバ支持位置から没し、かつ可
動支持体をベースに対して離間させたときにファイバ支
持位置に突出して被覆材の切断に伴って生じる残留物を
ファイバ支持位置から除去する残留物除去手段とを具備
したことを前記課題の解決手段とした。
決するため、以下の構成を採用した。すなわち、請求項
1記載の光ファイバの被覆除去工具では、光ファイバを
被覆材で被覆してなる光ファイバを位置決め手段によっ
て定位置に調心位置決めし、かつ調心軸線方向への引き
抜きを可能として支持するベースと、該ベースに設けら
れた切断部材との間で光ファイバの被覆材のみを切断可
能な対を構成する可動切断部材を、ベースに対して接近
離間可能に支持する可動支持体と、可動支持体をベース
に接近させたときにファイバ支持位置から没し、かつ可
動支持体をベースに対して離間させたときにファイバ支
持位置に突出して被覆材の切断に伴って生じる残留物を
ファイバ支持位置から除去する残留物除去手段とを具備
したことを前記課題の解決手段とした。
【0006】請求項2記載の光ファイバの被覆除去工具
では、請求項1記載の光ファイバの被覆除去工具におい
て、残留物除去手段が、切断部材の近傍に配置されて付
勢手段によって可動支持体に向けて付勢されることによ
りファイバ支持位置に出没自在とされ、ファイバ支持位
置に突出時にファイバ支持位置から残留物を押し出す除
去部材を具備することを前記課題の解決手段とした。
では、請求項1記載の光ファイバの被覆除去工具におい
て、残留物除去手段が、切断部材の近傍に配置されて付
勢手段によって可動支持体に向けて付勢されることによ
りファイバ支持位置に出没自在とされ、ファイバ支持位
置に突出時にファイバ支持位置から残留物を押し出す除
去部材を具備することを前記課題の解決手段とした。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の光ファイバの被覆除
去工具の実施の形態を、図1から図4を参照して説明す
る。図中符号1は、本実施の形態の光ファイバの被覆除
去工具(以下、「被覆除去工具」と略称する)である。
被覆除去工具1は、図1および図2に示すように、裸フ
ァイバ2(図3参照)を被覆材3で被覆してなる光ファ
イバ4を位置決め手段としてのV溝ガイド5によって定
位置に調心位置決めし、かつ調心軸線方向への引き抜き
を可能として支持するベース6と、該ベース6に設けら
れた切断部材7との間で光ファイバ4の被覆材3のみを
切断可能な対を構成する可動切断部材8を、ベース6に
対して接近離間可能に支持する可動支持体9とを主体と
して構成されている。
去工具の実施の形態を、図1から図4を参照して説明す
る。図中符号1は、本実施の形態の光ファイバの被覆除
去工具(以下、「被覆除去工具」と略称する)である。
被覆除去工具1は、図1および図2に示すように、裸フ
ァイバ2(図3参照)を被覆材3で被覆してなる光ファ
イバ4を位置決め手段としてのV溝ガイド5によって定
位置に調心位置決めし、かつ調心軸線方向への引き抜き
を可能として支持するベース6と、該ベース6に設けら
れた切断部材7との間で光ファイバ4の被覆材3のみを
切断可能な対を構成する可動切断部材8を、ベース6に
対して接近離間可能に支持する可動支持体9とを主体と
して構成されている。
【0008】ベース6と可動支持体9とは、それぞれ十
分な剛性を有する材料によって構成された概略長方形板
状の部材であって、互いの一端部11、12同士が、ヒ
ンジ10によって回動自在に連結されている。被覆除去
工具1は、ベース6と可動支持体9の他端部13、14
同士が接近離間自在とされた概略ホチキス状とされてい
る。ベース6と可動支持体9の他端部13、14間は、
ヒンジ10に組み込まれた図示しないバネによって互い
に離間する方向に付勢されている。V溝ガイド5は、ベ
ース6の上面15上に回動半径方向に2基が互いに離間
して突設されている。V溝ガイド5の対は、それぞれの
中央部に形成されたV溝16によってベース6の回動半
径と平行な調心軸線を以て光ファイバ4を支持する。
分な剛性を有する材料によって構成された概略長方形板
状の部材であって、互いの一端部11、12同士が、ヒ
ンジ10によって回動自在に連結されている。被覆除去
工具1は、ベース6と可動支持体9の他端部13、14
同士が接近離間自在とされた概略ホチキス状とされてい
る。ベース6と可動支持体9の他端部13、14間は、
ヒンジ10に組み込まれた図示しないバネによって互い
に離間する方向に付勢されている。V溝ガイド5は、ベ
ース6の上面15上に回動半径方向に2基が互いに離間
して突設されている。V溝ガイド5の対は、それぞれの
中央部に形成されたV溝16によってベース6の回動半
径と平行な調心軸線を以て光ファイバ4を支持する。
【0009】対を構成するV溝ガイド5の間には、切断
部材7が突設されている。切断部材7は、ベース6に着
脱自在に取り付けられている。切断部材7と可動切断部
材8とは、ベース6と可動支持体9とを重ね合わせた際
に、V溝ガイド5によって位置決め調心して支持された
光ファイバ4の被覆材3のみを切断可能な対を構成して
いる。切断部材7と可動切断部材8には、それぞれ光フ
ァイバ4の被覆材3の内径(裸ファイバ2の外径)に一
致する半円状の刃部17、18が形成されている。切断
部材7と可動切断部材8とは、ベース6と可動支持体9
とを重ね合わせた際に双方の刃部17、18が被覆材3
の内径と一致するクリアランス3a(図4参照)を形成
して裸ファイバ2を傷つけることなく、被覆材3のみを
切断するようになっている。
部材7が突設されている。切断部材7は、ベース6に着
脱自在に取り付けられている。切断部材7と可動切断部
材8とは、ベース6と可動支持体9とを重ね合わせた際
に、V溝ガイド5によって位置決め調心して支持された
光ファイバ4の被覆材3のみを切断可能な対を構成して
いる。切断部材7と可動切断部材8には、それぞれ光フ
ァイバ4の被覆材3の内径(裸ファイバ2の外径)に一
致する半円状の刃部17、18が形成されている。切断
部材7と可動切断部材8とは、ベース6と可動支持体9
とを重ね合わせた際に双方の刃部17、18が被覆材3
の内径と一致するクリアランス3a(図4参照)を形成
して裸ファイバ2を傷つけることなく、被覆材3のみを
切断するようになっている。
【0010】ベース6には、可動支持体9をベース6に
接近させたときにV溝ガイド5の対の間のファイバ支持
位置19から没し、かつ可動支持体9をベース6に対し
て離間させたときにファイバ支持位置19に突出して被
覆材3の切断に伴って生じる残留物をファイバ支持位置
19から除去する残留物除去手段としての清掃具20が
設けられている。
接近させたときにV溝ガイド5の対の間のファイバ支持
位置19から没し、かつ可動支持体9をベース6に対し
て離間させたときにファイバ支持位置19に突出して被
覆材3の切断に伴って生じる残留物をファイバ支持位置
19から除去する残留物除去手段としての清掃具20が
設けられている。
【0011】清掃具20は、ベース6の内部空間21に
ベース6の長手方向に沿って互いに平行として配置され
た一対のロッド22を主体としている。各ロッド22
は、一端がヒンジ10に取り付けられて、ベース6と同
一の回動平面内を回動自在とされている。ロッド22の
他端同士は、残留物を押し出す除去部材23によって連
結されている。除去部材23は、ロッド22の対によっ
て支持されることにより、ヒンジ10に近い側のV溝ガ
イド5と切断部材7との間のファイバ支持位置19に出
没されて、ファイバ支持位置19に突出時にファイバ支
持位置19から残留物を押し出すようになっている。清
掃具20は、ベース6に内装された付勢手段としてのバ
ネ24の付勢力がロッド22の長手方向中央部に作用す
ることにより、除去部材23を常時上面15に突設する
方向に付勢されている。
ベース6の長手方向に沿って互いに平行として配置され
た一対のロッド22を主体としている。各ロッド22
は、一端がヒンジ10に取り付けられて、ベース6と同
一の回動平面内を回動自在とされている。ロッド22の
他端同士は、残留物を押し出す除去部材23によって連
結されている。除去部材23は、ロッド22の対によっ
て支持されることにより、ヒンジ10に近い側のV溝ガ
イド5と切断部材7との間のファイバ支持位置19に出
没されて、ファイバ支持位置19に突出時にファイバ支
持位置19から残留物を押し出すようになっている。清
掃具20は、ベース6に内装された付勢手段としてのバ
ネ24の付勢力がロッド22の長手方向中央部に作用す
ることにより、除去部材23を常時上面15に突設する
方向に付勢されている。
【0012】ヒンジ10とヒンジ10に近い側のV溝ガ
イド5との間のベース上面15には、光ファイバ4の先
端が当接されることにより、被覆材3のストリップ長を
設定するストリップ長調整板25が設置されている。ス
トリップ長調整板25は、V溝ガイド5の対の調心軸線
に沿ってベース6に形成されたスライド溝26を移動可
能とされ、ベース6の裏面6a側から操作される固定手
段27によって目的位置に固定されるようになってい
る。
イド5との間のベース上面15には、光ファイバ4の先
端が当接されることにより、被覆材3のストリップ長を
設定するストリップ長調整板25が設置されている。ス
トリップ長調整板25は、V溝ガイド5の対の調心軸線
に沿ってベース6に形成されたスライド溝26を移動可
能とされ、ベース6の裏面6a側から操作される固定手
段27によって目的位置に固定されるようになってい
る。
【0013】可動支持体9には、ベース6に重ね合わせ
た際に、除去部材23に当接してベース6内に裏面6a
側に押し込む押圧部材28を支持して可動支持体9の内
面29側に出没自在とする支持ロッド30が内装されて
いる。支持ロッド30は、可動支持体9の長手方向に沿
って延在され、一端がヒンジ10に取り付けられて可動
支持体9と同一の回動平面内を回動自在とされている。
また、支持ロッド30は、可動支持体9内に設置された
付勢手段としてのバネ31の付勢力によって、可動切断
部材8を内面29に突出させる方向に常時付勢されてい
る。また、可動支持体9の押圧部材28の出没位置の近
傍には、可動切断部材8が着脱自在に取り付けられてい
る。
た際に、除去部材23に当接してベース6内に裏面6a
側に押し込む押圧部材28を支持して可動支持体9の内
面29側に出没自在とする支持ロッド30が内装されて
いる。支持ロッド30は、可動支持体9の長手方向に沿
って延在され、一端がヒンジ10に取り付けられて可動
支持体9と同一の回動平面内を回動自在とされている。
また、支持ロッド30は、可動支持体9内に設置された
付勢手段としてのバネ31の付勢力によって、可動切断
部材8を内面29に突出させる方向に常時付勢されてい
る。また、可動支持体9の押圧部材28の出没位置の近
傍には、可動切断部材8が着脱自在に取り付けられてい
る。
【0014】ベース6の上面15と可動支持体9の内面
28には、ベース6と可動支持体9とを重ね合わせた際
に互いに当接してベース6と可動支持体9の最小離間距
離を設定する離間距離設定ネジ32が取り付けられてい
る。離間距離設定ネジ32は、ベース6または可動支持
体9への螺着量を調整することにより、ベース6と可動
支持体9の最小離間距離を設定するようになっている。
ベース6と可動支持体9のそれぞれの他端部13、14
には、ゴム板33が取り付けられている。
28には、ベース6と可動支持体9とを重ね合わせた際
に互いに当接してベース6と可動支持体9の最小離間距
離を設定する離間距離設定ネジ32が取り付けられてい
る。離間距離設定ネジ32は、ベース6または可動支持
体9への螺着量を調整することにより、ベース6と可動
支持体9の最小離間距離を設定するようになっている。
ベース6と可動支持体9のそれぞれの他端部13、14
には、ゴム板33が取り付けられている。
【0015】以下、本実施の形態の作用および効果を説
明する。前記被覆除去工具1によって光ファイバ4の被
覆材3を目的長さ除去するには、まず、切断部材7から
の距離が目的のストリップ長と同じになる位置にストリ
ップ長調整板25を位置決め固定し、光ファイバ4を該
ストリップ長調整板25に先端を突き当てつつ各V溝ガ
イド5のV溝16内に挿入する。この際、刃部17が被
覆材3の内径と一致する切断部材7をベース6に予め装
着しておくので、ファイバ支持位置19に配置された光
ファイバ4は、刃部17上に載置されることになる。な
お、可動切断部材8も、切断部材7と一致する刃部18
を有するものを選択して使用する。
明する。前記被覆除去工具1によって光ファイバ4の被
覆材3を目的長さ除去するには、まず、切断部材7から
の距離が目的のストリップ長と同じになる位置にストリ
ップ長調整板25を位置決め固定し、光ファイバ4を該
ストリップ長調整板25に先端を突き当てつつ各V溝ガ
イド5のV溝16内に挿入する。この際、刃部17が被
覆材3の内径と一致する切断部材7をベース6に予め装
着しておくので、ファイバ支持位置19に配置された光
ファイバ4は、刃部17上に載置されることになる。な
お、可動切断部材8も、切断部材7と一致する刃部18
を有するものを選択して使用する。
【0016】次いで、手動でベース6と可動支持体9と
を互いに接近させて重ね合わせるように押圧する(図3
参照)。こうすることにより、切断部材7と可動切断部
材8とによって光ファイバ4の被覆材3のみが切断され
る。この際、除去部材23が、押圧部材28によってベ
ース6の裏面6a方向に押し込まれて上面15から没す
る。その結果、上面15に突出した除去部材23によっ
て湾曲して配置される光ファイバ4が、湾曲が解消して
直線状になるが、この時、光ファイバ4の先端がストリ
ップ長調整板25との当接状態を維持してV溝ガイド5
による調心軸線と一致するので、切断部材7と可動切断
部材8とが目的のストリップ長が得られる位置で被覆材
3を切断する。また、離間距離設定ネジ32同士が当接
することによってベース6と可動支持体9の接近が規制
されるので、離間距離設定ネジ32の突出量の調整によ
って、切断部材7と可動切断部材8とによる被覆材3の
切断量が調整される。
を互いに接近させて重ね合わせるように押圧する(図3
参照)。こうすることにより、切断部材7と可動切断部
材8とによって光ファイバ4の被覆材3のみが切断され
る。この際、除去部材23が、押圧部材28によってベ
ース6の裏面6a方向に押し込まれて上面15から没す
る。その結果、上面15に突出した除去部材23によっ
て湾曲して配置される光ファイバ4が、湾曲が解消して
直線状になるが、この時、光ファイバ4の先端がストリ
ップ長調整板25との当接状態を維持してV溝ガイド5
による調心軸線と一致するので、切断部材7と可動切断
部材8とが目的のストリップ長が得られる位置で被覆材
3を切断する。また、離間距離設定ネジ32同士が当接
することによってベース6と可動支持体9の接近が規制
されるので、離間距離設定ネジ32の突出量の調整によ
って、切断部材7と可動切断部材8とによる被覆材3の
切断量が調整される。
【0017】被覆材3を切断したらベース6と可動支持
体9との最小離間距離を維持したまま、光ファイバ4を
ファイバ支持位置19から引き抜く。こうすることによ
り、被覆材3のストリップ長34の変位が切断部材7と
可動切断部材8とによって規制されて、ストリップ長3
4に内装された裸ファイバ2がストリップ長34から抜
き出される。ストリップ長34は、ファイバ支持位置1
9に残留する(請求項1、2記載の残留物)。
体9との最小離間距離を維持したまま、光ファイバ4を
ファイバ支持位置19から引き抜く。こうすることによ
り、被覆材3のストリップ長34の変位が切断部材7と
可動切断部材8とによって規制されて、ストリップ長3
4に内装された裸ファイバ2がストリップ長34から抜
き出される。ストリップ長34は、ファイバ支持位置1
9に残留する(請求項1、2記載の残留物)。
【0018】被覆材3の切断の完了後、ベース6と可動
支持体9とを接近させる方向への押圧力を解除すれば、
ヒンジ10に組み込まれた図示しないバネの付勢力によ
って、除去部材23と押圧部材28とが接触しない位置
までベース6と可動支持体9とが自然に離間する。この
時、除去部材23がベース6の上面15上に突出するの
で、ファイバ支持位置19に残留したストリップ長34
が除去部材23によってファイバ支持位置19から押し
出されて除去される。
支持体9とを接近させる方向への押圧力を解除すれば、
ヒンジ10に組み込まれた図示しないバネの付勢力によ
って、除去部材23と押圧部材28とが接触しない位置
までベース6と可動支持体9とが自然に離間する。この
時、除去部材23がベース6の上面15上に突出するの
で、ファイバ支持位置19に残留したストリップ長34
が除去部材23によってファイバ支持位置19から押し
出されて除去される。
【0019】したがって、本実施の形態の被覆除去工具
1によれば、被覆材3の切断後に除去部材23がファイ
バ支持位置19に突出してファイバ支持位置19に残留
するストリップ長34を自動的に除去するので、被覆材
3のストリップ長34の切断に伴うファイバ支持位置1
9の清掃作業が不要となるとともに、ファイバ支持位置
19を清浄に維持してファイバ支持位置19に設置する
光ファイバ4の調心精度を確保することができる。清掃
具20が除去する残留物としては、被覆材3のストリッ
プ長34以外、裸ファイバ2と被覆材3との間に介在さ
れた支持線等も対象となる。また、構造が単純であるの
で、操作が容易であるとともに、低コストで製造するこ
とができる。
1によれば、被覆材3の切断後に除去部材23がファイ
バ支持位置19に突出してファイバ支持位置19に残留
するストリップ長34を自動的に除去するので、被覆材
3のストリップ長34の切断に伴うファイバ支持位置1
9の清掃作業が不要となるとともに、ファイバ支持位置
19を清浄に維持してファイバ支持位置19に設置する
光ファイバ4の調心精度を確保することができる。清掃
具20が除去する残留物としては、被覆材3のストリッ
プ長34以外、裸ファイバ2と被覆材3との間に介在さ
れた支持線等も対象となる。また、構造が単純であるの
で、操作が容易であるとともに、低コストで製造するこ
とができる。
【0020】なお、残留物除去手段としては、被覆材3
の切断後に、ベース6と可動支持体9とが離間するとと
もにファイバ支持位置19の残留物を除去可能な構成で
あれば、清掃具20以外に限られない。残留物として
は、ストリップ長以外、光ファイバの支持線やマーキン
グ用部材等も含まれる。
の切断後に、ベース6と可動支持体9とが離間するとと
もにファイバ支持位置19の残留物を除去可能な構成で
あれば、清掃具20以外に限られない。残留物として
は、ストリップ長以外、光ファイバの支持線やマーキン
グ用部材等も含まれる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の光
ファイバの被覆除去工具によれば、光ファイバを被覆材
で被覆してなる光ファイバを位置決め手段によって定位
置に調心位置決めし、かつ調心軸線方向への引き抜きを
可能として支持するベースと、該ベースに設けられた切
断部材との間で光ファイバの被覆材のみを切断可能な対
を構成する可動切断部材を、ベースに対して接近離間可
能に支持する可動支持体と、可動支持体をベースに接近
させたときにファイバ支持位置から没し、かつ可動支持
体をベースに対して離間させたときにファイバ支持位置
に突出して被覆材の切断に伴って生じる残留物をファイ
バ支持位置から除去する残留物除去手段とを具備し、被
覆材の切断後に残留物除去手段がファイバ支持位置に突
出してファイバ支持位置に残留する残留物を自動的に除
去するようにしたので、被覆材の切断に伴うファイバ支
持位置の清掃作業が不要となるとともに、ファイバ支持
位置を清浄に維持してファイバ支持位置に設置する光フ
ァイバの調心精度を確保することができるといった優れ
た効果を奏する。
ファイバの被覆除去工具によれば、光ファイバを被覆材
で被覆してなる光ファイバを位置決め手段によって定位
置に調心位置決めし、かつ調心軸線方向への引き抜きを
可能として支持するベースと、該ベースに設けられた切
断部材との間で光ファイバの被覆材のみを切断可能な対
を構成する可動切断部材を、ベースに対して接近離間可
能に支持する可動支持体と、可動支持体をベースに接近
させたときにファイバ支持位置から没し、かつ可動支持
体をベースに対して離間させたときにファイバ支持位置
に突出して被覆材の切断に伴って生じる残留物をファイ
バ支持位置から除去する残留物除去手段とを具備し、被
覆材の切断後に残留物除去手段がファイバ支持位置に突
出してファイバ支持位置に残留する残留物を自動的に除
去するようにしたので、被覆材の切断に伴うファイバ支
持位置の清掃作業が不要となるとともに、ファイバ支持
位置を清浄に維持してファイバ支持位置に設置する光フ
ァイバの調心精度を確保することができるといった優れ
た効果を奏する。
【0022】請求項2記載の光ファイバの被覆除去工具
では、請求項1記載の光ファイバの被覆除去工具におい
て、残留物除去手段が、切断部材の近傍に配置されて付
勢手段によって可動支持体に向けて付勢されることによ
りファイバ支持位置に出没自在とされ、ファイバ支持位
置に突出時にファイバ支持位置から残留物を押し出す除
去部材であり、被覆材の切断後に除去部材がファイバ支
持位置に突出してファイバ支持位置に残留する残留物を
自動的に除去するようにしたので、構造が簡単であり操
作が容易であるとともに、低コストで製造することがで
きるといった優れた効果を奏する。
では、請求項1記載の光ファイバの被覆除去工具におい
て、残留物除去手段が、切断部材の近傍に配置されて付
勢手段によって可動支持体に向けて付勢されることによ
りファイバ支持位置に出没自在とされ、ファイバ支持位
置に突出時にファイバ支持位置から残留物を押し出す除
去部材であり、被覆材の切断後に除去部材がファイバ支
持位置に突出してファイバ支持位置に残留する残留物を
自動的に除去するようにしたので、構造が簡単であり操
作が容易であるとともに、低コストで製造することがで
きるといった優れた効果を奏する。
【図1】 本発明の光ファイバの被覆除去工具の実施の
形態を示す全体斜視図である。
形態を示す全体斜視図である。
【図2】 本発明の光ファイバの被覆除去工具の実施の
形態を示す正面図である。
形態を示す正面図である。
【図3】 本発明の光ファイバの被覆除去工具の実施の
形態の作用を示す正面図である。
形態の作用を示す正面図である。
【図4】 本発明の光ファイバの被覆除去工具の実施の
形態を示す図であって、切断部材および可動切断部材を
示す拡大図である。
形態を示す図であって、切断部材および可動切断部材を
示す拡大図である。
1…被覆除去工具、2…光ファイバ、3…被覆材、4…
光ファイバ、5…位置決め手段(V溝ガイド)、6…ベ
ース、7…切断部材、8…可動切断部材、9…可動支持
体、19…ファイバ支持位置、20…残留物除去手段
(清掃具)、23…除去部材、24…付勢手段(バ
ネ)、34…残留物(ストリップ長)。
光ファイバ、5…位置決め手段(V溝ガイド)、6…ベ
ース、7…切断部材、8…可動切断部材、9…可動支持
体、19…ファイバ支持位置、20…残留物除去手段
(清掃具)、23…除去部材、24…付勢手段(バ
ネ)、34…残留物(ストリップ長)。
Claims (2)
- 【請求項1】 光ファイバ(4)を位置決め手段(5)
によって定位置に調心位置決めし、かつ調心軸線方向へ
の引き抜きを可能として支持するベース(6)と、該ベ
ースに設けられた切断部材(7)との間で光ファイバの
被覆材のみを切断可能な対を構成する可動切断部材
(8)を、ベースに対して接近離間可能に支持する可動
支持体(9)と、可動支持体をベースに接近させたとき
にファイバ支持位置(19)から没し、かつ可動支持体
をベースに対して離間させたときにファイバ支持位置に
突出して被覆材の切断に伴って生じる残留物(34)を
ファイバ支持位置から除去する残留物除去手段(20)
とを具備したことを特徴とする光ファイバの被覆除去工
具(1)。 - 【請求項2】 請求項1記載の光ファイバの被覆除去工
具において、残留物除去手段が、切断部材の近傍に配置
されて付勢手段(24)によって可動支持体に向けて付
勢されることによりファイバ支持位置に出没自在とさ
れ、ファイバ支持位置に突出時にファイバ支持位置から
残留物を押し出す除去部材(23)を具備することを特
徴とする光ファイバの被覆除去工具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27037795A JPH09113732A (ja) | 1995-10-18 | 1995-10-18 | 光ファイバの被覆除去工具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27037795A JPH09113732A (ja) | 1995-10-18 | 1995-10-18 | 光ファイバの被覆除去工具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09113732A true JPH09113732A (ja) | 1997-05-02 |
Family
ID=17485414
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27037795A Pending JPH09113732A (ja) | 1995-10-18 | 1995-10-18 | 光ファイバの被覆除去工具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09113732A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010100912A1 (ja) | 2009-03-03 | 2010-09-10 | 株式会社フジクラ | 被覆除去ユニットおよび光ファイバ被覆除去装置 |
| EP2423719A1 (en) | 2010-08-27 | 2012-02-29 | Tyco Electronics Raychem BVBA | Fiber stripping tool |
| WO2021112050A1 (ja) * | 2019-12-02 | 2021-06-10 | 日本通信電材株式会社 | 光ファイバ用工具 |
-
1995
- 1995-10-18 JP JP27037795A patent/JPH09113732A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2010100912A1 (ja) | 2009-03-03 | 2010-09-10 | 株式会社フジクラ | 被覆除去ユニットおよび光ファイバ被覆除去装置 |
| US8522648B2 (en) | 2009-03-03 | 2013-09-03 | Fujikura Ltd. | Sheath removing unit and optical fiber-sheath removing |
| EP2423719A1 (en) | 2010-08-27 | 2012-02-29 | Tyco Electronics Raychem BVBA | Fiber stripping tool |
| WO2012025381A1 (en) | 2010-08-27 | 2012-03-01 | Tyco Electronics Raychem Bvba | Fiber stripping tool |
| WO2021112050A1 (ja) * | 2019-12-02 | 2021-06-10 | 日本通信電材株式会社 | 光ファイバ用工具 |
| JP2021089311A (ja) * | 2019-12-02 | 2021-06-10 | 日本通信電材株式会社 | 光ファイバ用工具 |
| CN114746785A (zh) * | 2019-12-02 | 2022-07-12 | 日本通信电材株式会社 | 光纤用工具 |
| CN114746785B (zh) * | 2019-12-02 | 2024-05-17 | 日本通信电材株式会社 | 光纤用工具 |
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