JPH09113765A - 多心光コネクタおよびその製造方法 - Google Patents

多心光コネクタおよびその製造方法

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JPH09113765A
JPH09113765A JP29222995A JP29222995A JPH09113765A JP H09113765 A JPH09113765 A JP H09113765A JP 29222995 A JP29222995 A JP 29222995A JP 29222995 A JP29222995 A JP 29222995A JP H09113765 A JPH09113765 A JP H09113765A
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和宏 瀧澤
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    • G02B6/36Mechanical coupling means
    • G02B6/38Mechanical coupling means having fibre to fibre mating means
    • G02B6/3807Dismountable connectors, i.e. comprising plugs
    • G02B6/3873Connectors using guide surfaces for aligning ferrule ends, e.g. tubes, sleeves, V-grooves, rods, pins, balls
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    • G02B6/3822Dismountable connectors, i.e. comprising plugs of the ferrule type, e.g. fibre ends embedded in ferrules, connecting a pair of fibres of a low-reflection-loss type with beveled fibre ends

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 セラミックスリーブでライニングしたガイド
ピン穴を有するプッシュオン(MPO)コネクタの接続
損失特性を向上させるためには、スリーブとガイドピン
との隙間を小さくする必要がある。しかしそのために
は、穴径精度の高い高価なセラミックスリーブを使用し
なければならず、コスト高になる。この点を解決する。 【構成】 接続時に用いるガイドピン20と同径の成
形ピン36をセラミックスリーブ22に通しておいて成
形する。成型時におけるスリーブ22と成形ピン36
との位置関係を、接続時におけるスリーブ22とガイド
ピン20との位置関係と同じにしておく。そしてこの
ように位置させた成形ピンの中心360を基準として、
ファイバ穴15の位置(金型のファイバ用溝30の位
置)を規定する。これにより、上記の課題が解決され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多心光コネクタの製造
方法に関し、特にプッシュオン(MPO)コネクタの製
造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2に、従来のMPOコネクタを模型的
に示した。12はフェルールで、その端面120を8度
に斜め研磨している。フェルール12内に挿入固定した
光ファイバ14の先端を、端面120から僅かに(0.5
μm程度)突出させ、PC接続できるようにする。16
はテープ心線を示す。フェルール12の両側にガイドピ
ン穴18を設ける。
【0003】コネクタ接続の際は、ガイドピン穴18に
ガイドピン20を挿入し、フェルール12の両側からク
リップで押し付けながら突き合せ(同図(c))、左右
の光ファイバ14の光軸を合わせる。
【0004】ところで、図3のように、ガイドピン穴1
8をセラミックスリーブ22でライニングする場合があ
る。このようにしたフェルール12の製造方法(トラン
スファ成形)を、後の説明を理解して貰うために必要で
あるので、簡単に説明しておく。
【0005】図4に、使用する金型を示す。24は下型
で、キャビティ26、スリーブ用V溝28、ファイバ用
V溝30等を有する。32は中子で、ファイバ成形ピン
34を有する。36はガイド穴成形ピンである。38は
上型で、スリーブ用U溝40や図面に現れないキャビテ
ィ等を有する。
【0006】上記の金型を用いてフェルール12を成形
する様子を、図5により簡単に説明する。なお、図5
は、スリーブ用V溝28,スリーブ用U溝40における
断面を示している。 セラミックスリーブ22にガイド穴成形ピン36を
通したものを、スリーブ用V溝28,スリーブ用U溝4
0間にセットする(図5(b))。また、ファイバ成形
ピン34をファイバ用V溝30にセットする(図5には
現れない)。 金型内にフェルール材料の樹脂12’を圧入し、熱
硬化させる(同図(c))。 ガイド穴成形ピン36と中子32(ファイバ成形ピ
ン34が付いている)を引き抜き、金型を開いて成形品
(フェルール12)を取り出す(同図(d))。 以上が、製造方法の説明である。
【0007】次に、コネクタの接続特性を左右する、フ
ェルール前端面120におけるファイバ穴15の位置に
ついて述べる。図5(d)の左側面を、拡大して図6
(a)に示した。ファイバ穴15の位置は、ガイドピン
穴18の中心、すなわち、セラミックスリーブ22の中
心220を基準にして、精密に決められる。
【0008】ファイバ穴15はファイバ成形ピン34に
より作られる。したがって、ファイバ穴15の位置が正
確であるためには、図6(b)の下型24のファイバ用
V溝30の、スリーブ中心220に対する位置が正確で
なければならない。
【0009】ところで、上記のようにフェルールの両側
からクリップで押し付けながら突き合わせてコネクタ接
続したときは、ガイドピン20の中心を基準とする光フ
ァイバ14の位置が問題になる。ガイドピン20の中心
を基準とする左右の光ファイバ14のズレを極力小さく
して、接続損失特性を向上させるためには、 上記のセラミックスリーブ22の中心220を基準と
するファイバ穴15の位置精度を向上させることは勿論
であるが、 スリーブ中心220とガイドピン20の中心のズレを
小さくすること、すなわち、セラミックスリーブ22と
ガイドピン20との隙間を小さくすること、が必要であ
る。
【0010】なおここで、後記の[課題を解決するため
の手段]と関係がある、MPOコネクタ特有の、接続時
の、セラミックスリーブ22内におけるガイドピン20
の位置の問題について説明しておく。コネクタ接続の際
は、図7の下段のように、フェルール12を突き合わ
せ、クリップに挟み込み接続押圧力Pを加える。する
と、突合せ面が傾斜しているため、当該突合せ面におい
て、右側のフェルール12を押し上げ、左側のフェルー
ル12を押し下げる応力pが働く。そのため、セラミッ
クスリーブ22内でガイドピン20は、同図上段に示す
ような(誇張してあるが)位置、すなわち、 ・例えば右側のフェルール12においては、セラミック
スリーブ22の最下面に押し付けられた位置になり、 ・左側のフェルール12においては、セラミックスリー
ブ22の最上面に押し付けられた位置になる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】先に(段落0009参
照)、接続損失特性を向上させるためには、スリーブ中
心220とガイドピン20の中心のズレを小さくするこ
と、すなわち、セラミックスリーブ22とガイドピン2
0との隙間を小さくすることが必要であること、を述べ
た。そのため、次の点が問題になる。 セラミックスリーブに穴径精度の高いもの使用する
必要がある。しかし、寸法精度の高いセラミックスリー
ブ22は高価であるため、コスト高になる。 セラミックスリーブ22内面とガイドピン20の隙
間を小さくする必要があるため、ハウジング、アダプタ
等装置全体の設計が困難になる。 本発明の目的は、セラミックスリーブ22とガイドピン
20の間に隙間があっても、接続損失特性を悪くしない
セラミックスリーブライニングのMPOコネクタの製造
方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1の例に基づいて説明
する。 上記のように、フェルールの成形に際して、セラミ
ックスリーブ22にガイド穴用成形ピン36を通してお
くが(同図(a))、そのガイド穴成形ピン36に、接
続時に用いるガイドピン20と同径のものを用いる。た
だしセラミックスリーブ22の内径はガイド穴成形ピン
よりも幾分か大である。
【0013】先に[段落0010参照]において、突
き合わせ面が傾斜しているMPOコネクタの接続時にお
ける特有の問題として、セラミックスリーブ22の軸線
とガイドピン20の中心軸が一致せず、斜めに傾いた状
態となり、具体的には、第1図(b)に例示するよう
に、セラミックスリーブ22内においてガイドピン20
片寄った位置となる。この接続時にセラミックスリーブ
22内においてガイドピン20が占める位置、すなわ
ち、セラミックスリーブ22とガイドピン20との位置
関係と同じ位置関係を、成形時に、第1図(c)のよう
に、セラミックスリーブ22とガイド穴用成形ピン36
とが持つようにする。すなわち、そのような位置にガイ
ド穴成形ピン36を固定しておいてインサート成形する
わけである。
【0014】 それから、同図(d)のように、上記
のように位置させたガイド穴用成形ピン36の中心36
0を基準としてファイバ穴位置を規定する(従来はセラ
ミックスリーブ22の中心220が基準であった)。フ
ァイバ穴位置を規定するということは、上記のように、
下型24におけるファイバ用V溝30の位置を規制する
ことである。また、セラミックスリーブ22の中心22
0とガイド穴成形ピン36の中心360とのズレΔを計
算で求め、それを従来のファイバ用V溝30の位置(座
標)に加えて設計することもできる。以上のようにし
て、光ファイバ穴の短手方向(突き合わせ方向に対して
垂直方向)の位置がセラミックスリーブの中心軸に対し
て互いに異なるような多心光コネクタが完成する。
【0015】
【作 用及び実施例】接続時に、セラミックスリーブ2
2内において、成形ピン36と同径のガイドピン20
が、成形時に、スリーブに対してガイド穴成形ピン36
が置かれた位置と同位置にあると、接続時にセラミック
スリーブ22とガイドピン20間に隙間があっても、ガ
イドピン中心200は、成型時における成形ピン中心3
60と一致する。そして、光ファイバ14の位置が、成
形ピン中心360を基準として決められていると、接続
時、ガイドピン中心200で決まる左右のフェルール1
2のファイバ位置も合うことになる。
【0016】
【発明の効果】コネクタとしての特性を変えずにセラミ
ックスリーブの内径(ガイドピン穴18の内径)を大き
く(精度を落とす)ことが可能になるので、 セラミックスリーブの径精度の高いものを使用する
必要が無く、コスト削減になる。 ガイドピン穴18とガイドピン20の隙間を大きく
することができ、MPOコネクタのハウジング、アダプ
タ等装置全体の設計が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の説明図。
【図2】MPOコネクタの一般的説明図。
【図3】ガイドピン穴18をセラミックスリーブ22で
ライニングしたMPOコネクタの説明図。
【図4】コネクタ成型用金型の説明図。
【図5】コネクタ形成の説明図。
【図6】コネクタフェルールにおけるファイバ穴15の
位置決めの説明図。
【図7】MPOコネクタ接続時の特有の問題の説明図。
【符号の説明】
12 フェルール 12’ 樹脂 120 フェルール前端面 14 光ファイバ 15 ファイバ穴 16 テープ心線 18 ガイドピン穴 20 ガイドピン 200 ガイドピン中心 22 セラミックスリーブ 220 スリーブ中心 24 下型 26 キャビティ 28 スリーブ用V溝 30 ファイバ用V溝 32 中子 34 ファイバ成形ピン 36 ガイド穴成形ピン 360 ピン中心 38 上型 40 スリーブ用U溝

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミックスリーブでライニングしたガ
    イドピン穴が設けてあり、かつ前端面が傾斜した一対の
    フェルールを備え;接続の際は、前記ガイドピン穴にガ
    イドピンを挿入して前記フェルールを押し付けながら突
    き合わせることにより、光ファイバの軸合わせを行う多
    心光コネクタであって、前記セラミックスリーブを一直
    線上に向かい合わせたときに、前記一対のフェルールの
    前記光ファイバ穴の短手方向の位置が前記セラミックス
    リーブの中心軸に対して互いに異なることを特徴とす
    る、多心光コネクタ。
  2. 【請求項2】 セラミックスリーブでライニングしたガ
    イドピン穴が設けてあり、かつ前端面が傾斜した一対の
    フェルールを備え;接続の際は、前記ガイドピン穴にガ
    イドピンを挿入して前記フェルールを押し付けながら突
    き合わせることにより、光ファイバの軸合わせを行う多
    心光コネクタの;前記フェルールを樹脂の成形により製
    造するに際して、前記ガイドピンの、前記フェルールに
    架け渡して接続した際に発生する前記ガイドピン穴中心
    のずれ分に対応し、ファイバ穴を、上又は下方向の前記
    ガイド穴中心よりも異なった位置に形成することを特徴
    とする、多心光コネクタの製造方法。
  3. 【請求項3】 セラミックスリーブでライニングしたガ
    イドピン穴が設けてあり、かつ前端面が傾斜した一対の
    フェルールを備え;接続の際は、前記ガイドピン穴にガ
    イドピンを挿入して前記フェルールを押し付けながら突
    き合わせることにより、光ファイバの軸合わせを行う多
    心光コネクタの;前記フェルールを樹脂の成形により製
    造するに際して、下記のようにすることを特徴とする、
    多心光コネクタの製造方法。 成形の際に前記セラミックスリーブに通しておくガイ
    ド穴用成形ピンとして、前記ガイドピンと同径のものを
    用いる。 前記セラミックスリーブ内における前記ガイド穴用成
    形ピンの位置が、接続時に前記セラミックスリーブ内に
    おいて前記ガイドピンが占める位置と同じくなるように
    しておく。 上記のように位置させたガイド穴用成形ピンの中心を
    基準としてファイバ穴位置を規定する。
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