JPH09114719A - 情報記録名刺及びそれを利用したファイル転送システム - Google Patents

情報記録名刺及びそれを利用したファイル転送システム

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JPH09114719A
JPH09114719A JP7271365A JP27136595A JPH09114719A JP H09114719 A JPH09114719 A JP H09114719A JP 7271365 A JP7271365 A JP 7271365A JP 27136595 A JP27136595 A JP 27136595A JP H09114719 A JPH09114719 A JP H09114719A
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JP
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business card
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key
encryption
file
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JP7271365A
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Michihiro Nakamura
道弘 中村
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 暗号電子メールシステムに公開鍵暗号方式の
公開鍵を記録した磁気記録名刺を利用することによっ
て、公開鍵の配布を行い、盗聴、改ざん、他人へのなり
すましを防止する。 【解決手段】 送信者は、名刺交換時に暗号電子メール
通信を行う相手の公開鍵を記録した磁気記録名刺を入手
し、磁気情報読取装置11で記録された公開鍵を読み取
り、暗号鍵作成部13によって電子メールを暗号化処理
するための暗号鍵を作成し、公開鍵を用いて暗号鍵を暗
号化処理し、暗号化された暗号鍵と暗号電子メールを送
信する。受信者は、自身の秘密鍵で暗号化された暗号鍵
を復号し、この暗号鍵を用いて暗号電子メールを復号す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、作成したファイル
を送信先に送信した時、送信したファイルの内容を他人
にはわからないようにする暗号送信技術に関し、暗号化
や復号化に使用する鍵を送信元から送信先に安全に伝達
するために情報記録名刺を使用したシステムに関する。
好適には、電子メールやFAXの送受信に使用可能であ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、作成した文書等を電話回線や光フ
ァイバー等を使用した情報伝達網を介して相手先に送信
する技術がある。今日では、単に送信元と送信先とを1
対1で接続してファイルの転送を行うだけでなく、イン
ターネット等のように、中継局を介して多数の端末局が
接続され、送信者は中継局に作成したファイルを送信
し、中継局から送信先にファイルが送信されるようにし
たものも存在する。メールを作成して送信する電子メー
ルシステム等がそれである。
【0003】しかしながら、このシステムの普及に従い
次のような問題が発生している。即ち、1対1で送信元
と送信先とが接続される場合には、間違えて異なるアド
レスに接続してファイル送信してしまった場合に、ファ
イルの内容が他人に知られてしまい、私信の秘密が保て
なくなってしまう場合がある。また、ファイルが送信先
以外の他人に見られてしまうことがある。また、そのフ
ァィルが何者かによって改ざんされてしまい、その改ざ
んの事実を知らないまま他人がファイルを読み出してし
まうということもある。また、他人になりすませてファ
イルを送信することも考えられる。更に、電子メールシ
ステムを使用して商品売買を行い、代金の支払いにクレ
ジットカードを使用することが行われ、その際にカード
の番号を電子メール中に記載することも考えられる。特
にカードの番号は、秘密性が高く、他人に知られると悪
用される恐れがあるのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このため、上述のファ
イル転送システム(電子メールシステム等)において
は、ファイルの内容を他人に知られないようにするため
に、暗号化して送信し、送信先がそれを解読するという
手法を採用する必要がある。電子メールを暗号化して送
受信を行うシステムとして、Internetの標準化文書RF
C−1421,1422,1423,1425にPEM
(Privacy Enhanced Mail)が提案されている。PEM
は、盗聴を防止するメッセージの暗号化と、中継局での
改ざんや他人へのなりすましを防止する電子署名を導入
することで、電子メールのセキュリティを強化してい
る。また、ユーザの公開鍵を信頼できる発行局(Certif
icationAuthority)によって証明してもらった公開鍵証
明書(Public key certificate)をユーザの鍵管理に用
いることによって、公開鍵自身を偽って他人になりすま
す攻撃を防止している。
【0005】しかしながら、PEMでは、公開鍵の管理
を発行局で行うようにしているため、ファイルの送受信
を行いたい者は、予め自分の公開鍵を発行局に登録して
おく必要がある。このため、その登録作業が煩わしく、
時間のかかるものとなっているのが現状である。また、
通信を行いたい相手の公開鍵をネットワークを介して受
領することになるので、公開鍵の配布時に偽造の危険性
をなくすために公開鍵証明書を発行局から発行してもら
い、その公開鍵と公開鍵証明書とをネットワークを介し
て送信先に送信しておくのである。
【0006】また、実際の電子メールの送信に当たって
は、メールのヘッダ部分にメール本文を慣用鍵方式で暗
号化した時に使用した暗号鍵を公開鍵方式で暗号化した
暗号処理済みの暗号鍵と、その公開鍵暗号方式の処理で
使用した公開鍵の公開鍵証明書とを添付することに決め
られており、通信データ量が多くなってしまうという問
題点がある。
【0007】本発明は上述した問題点を解決するために
なされたものであり、その目的は、面倒な発行局への公
開鍵の登録作業をする必要がなく、しかも通信を行いた
い相手にのみ確実に公開鍵を配布可能であり、しかも通
信データ量を低減できる情報記録名刺及びそれを使用し
たファイル転送システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、請求項1に記載の情報記録名刺は、名刺名義人の氏
名、電話番号等の名刺情報が印刷された名刺印刷部と、
その名刺印刷部に印刷された名刺名義人との間で暗号通
信を公開鍵方式で行うための公開鍵が記録された情報記
録部とから構成されている。従って、公開鍵をオンライ
ンを経由せずに直接伝達可能になる。
【0009】請求項2に記載の情報記録名刺を使用した
ファイル転送システムは、予め名刺交換により通信した
い相手に情報記録名刺を渡しておく。その情報記録名刺
を受領した相手(送信元)は、名刺名義人(送信先)と
の間でファイルの転送をするとき、読出手段により前記
磁気記録名刺の情報記録部に記録された公開鍵を読取
る。また、暗号鍵作成手段により慣用暗号方式の暗号鍵
を作成し、その暗号鍵を使用してファイル暗号化手段は
送信すべきファイルを暗号化する。また、暗号鍵暗号化
手段は、前記暗号鍵作成手段により作成された暗号鍵
を、前記読出手段により読出された公開鍵を使用して暗
号化する。この後、送信手段により前記暗号鍵暗号化手
段により暗号化された暗号鍵と、前記ファイル暗号化手
段により暗号化されたファイルとが送信されるのであ
る。
【0010】一方、送信先では、秘密鍵記憶手段に前記
公開鍵に対応する秘密鍵が記憶されており、暗号鍵復号
化手段が受信した前記暗号化処理された暗号鍵を前記秘
密鍵を使用して復号化し、ファイル復号化手段が復号化
した暗号鍵を使用して受信したファイルを復号化するの
である。このため、予め、公開鍵を名刺交換の形で相手
先に渡すことにより、公開鍵を発行局(ネットワーク)
を介さずに公開鍵の授受が可能になるのである。このた
め、ネットワークを介す際に発生する公開鍵の偽造の可
能性が排除され、このため公開鍵証明書を作成する必要
もないので通信データ量を低減することができるのであ
る。
【0011】請求項3に記載の情報記録名刺を使用した
ファイル転送システムは、前記送信元の暗号鍵作成手段
は、送信毎に前記暗号鍵をランダムに作成するので、通
信のたびに暗号鍵が変更されることになり、より安全性
が向上するのである。
【0012】請求項4に記載の情報記録名刺を使用した
ファイル転送システムは、前記情報記録名刺の情報記録
部には名刺名義人のアドレス情報が更に記録されてお
り、前記送信元の読出手段は前記公開鍵と共にアドレス
情報も読出すように構成され、且つ、前記送信手段は前
記暗号鍵暗号化手段により暗号化された暗号鍵と、前記
ファイル暗号化手段により暗号化されたファイルとを読
出された前記アドレスに送信するように構成されている
ので、情報記録名刺の情報記録部を読取手段で読取るだ
けで自動的に作成したファイルを送信先(名刺名義人)
に送信可能になる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0014】まず、本発明の磁気記録名刺(情報記録名
刺)について説明する。
【0015】図1(a)は、磁気記録名刺の表面を示す
平面図である。図に示すように、社名、役職、氏名(名
刺名義人)、電話番号等の通常の名刺記載事項が印刷さ
れており、それ自体で名刺としての機能を有している。
【0016】図1(b)は、その磁気記録名刺の裏面を
示す平面図である。図に示すように、情報記録部として
の磁気トラックが帯状に設けられておりその位置および
寸法はJISB9561に規定された通りである。この
磁気トラックには、公開鍵暗号方式の公開鍵と電子メー
ルアドレスが予め磁気記録されている。尚、この磁気ト
ラックは磁気記録名刺の裏面に形成する他に、その表面
に形成することもできる。また、その磁気トラックにつ
いては表面や裏面の全面に形成することとしてもよい。
更に、前記公開鍵と電子メールアドレスとを磁気トラッ
クに磁気記録する替わりにICカードのようにメモリ回
路及びコネクタとを情報記録名刺に形成してメモリ回路
に情報を記憶させるようにすることも可能である。
【0017】次に、本発明の磁気記録名刺を利用した電
子メールシステム(ファイル転送システム)について説
明する。
【0018】本実施形態で使用する暗号アルゴリズム
は、公開鍵暗号方式にはRSA(Rivest-Shamir-Adelma
n)暗号、慣用暗号方式にはDES(データ暗号化標
準)暗号を使用したものである。
【0019】図2は本実施の一形態を示す磁気記録名刺
を利用した電子メールシステムのブロック図である。図
には公衆電話回線若しくは専用回線に接続された端末局
のブロック図が示されている。この端末局はファイル転
送システムの送信元,送信先の何れにも共通の構成とな
っているのでその一つのみを図示したものである。
【0020】読出手段としての磁気記録名刺読取装置部
11は、磁気記録名刺に記録された公開鍵および電子メ
ールアドレスを読み取るための装置である。秘密鍵記憶
手段としての秘密鍵記憶部20は、この端末局の使用者
が保有する公開鍵暗号方式の秘密鍵を記憶するものであ
る。この秘密鍵に対応する公開鍵は、当該端末局の使用
者の磁気記録名刺の磁気トラックに予め記録されてい
る。この使用者は他の端末局の使用者との間で名刺交換
することにより、互いの公開鍵の交換をおこなうのであ
る。つまり、公開鍵はネットワークを介して配布される
ことはなく、名刺交換のみで通信相手に確実に伝達する
ことが可能になる。
【0021】また、通信制御部21は、電子メールデー
タの伝送制御手順処理を実行するものである。前記磁気
トラックに記録された電子メールのアドレスに作成した
メールを送信するものである。通信インターフェイス部
22は、通信回線を介して外部の装置またはシステムと
の接続制御を実現するためのものである。この通信制御
部21や通信インターフェイス部22により送信手段が
構成されている。
【0022】主制御部12は、電子メールシステム全体
の制御処理を実行するものであり、磁気記録名刺読取装
置部11の読み取り処理の制御を行う他、データを暗号
化・復号化するための処理の制御、ディジタル署名処理
の制御を実行するものである。暗号鍵作成手段としての
暗号鍵生成部13は、暗号送信において使用する慣用暗
号方式の暗号鍵を生成するものであり、ここでは56b
itの乱数を発生してDES暗号の64bitの暗号鍵
を作成する。
【0023】尚、この暗号鍵生成部13は暗号送信のた
びに暗号鍵をランダムに作成するものであるが、この暗
号鍵の作成の頻度は任意である。即ち、例えば1週間経
過毎に新たな暗号鍵を作成してもよいし、1カ月毎に作
成してもよいのである。従って、前記主制御部12に時
計回路を設け、暗号鍵を作成日と共に記憶しておき、時
計回路からの現在日のデータと前記作成日のデータとに
基づき経過日数を演算し、その経過日数が所定の日数以
上になったときに自動的に暗号鍵を作成するようにする
ことも可能である。
【0024】ディジタル署名生成部14は、送信する電
子メール本文のチェックサムに相当するメッセージダイ
ジェストを計算し、前記秘密鍵記憶部20に記憶された
秘密鍵を用いてこのメッセージダイジェストに対するデ
ィジタル署名を生成するものであり、ディジタル署名復
号部15は、磁気記録名刺読取装置部11で読み取られ
た公開鍵を用いて通信インターフェイス部22を介して
受信したディジタル署名を復号するものである。暗号鍵
暗号化手段としての暗号鍵暗号化部16は、送信に際し
て磁気記録名刺読取装置部11で読み取られた送信先の
端末局の公開鍵を用いて暗号鍵生成部13で生成された
暗号鍵の暗号化処理を実行するものであり、暗号鍵復号
化手段としての暗号鍵復号化部17は、電子メールの受
信時に、秘密鍵記憶部20に記憶されている秘密鍵を使
用して通信インターフェイス部22を介して受信した暗
号化された暗号鍵を元の値に復号するものである。
【0025】ファイル暗号化手段としてのデータ暗号化
部18は、暗号送信時に暗号鍵を用いて電子メール本文
の暗号化処理を実行するものであり、ファイル復号化手
段としてのデータ復号化部19は、通信インターフェイ
ス部22を介して受信した暗号電子メールを暗号鍵を用
いて元の電子メール本文に変換するものである。
【0026】つまり、各端末局には、送信元の構成とし
て、前記磁気記録名刺読取装置部11,前記暗号鍵生成
部13,前記ディジタル署名生成部14,前記暗号鍵暗
号化部16,前記データ暗号化部18が備えられ、送信
先(受信側)の構成として、前記ディジタル署名復号部
15,前記暗号鍵復号化部17,前記データ復号化部1
9を備えている。
【0027】以上のように構成された電子メールシステ
ムの動作について、図3〜6を用いて説明する。
【0028】通信に先立ち、送信者と受信者は、名刺交
換により、公開鍵の記録された通信相手の磁気記録名刺
を入手しておく(S1)。暗号電子メールの送信を行い
たい送信者(送信元)は、磁気記録名刺読取装置部11
を用いて受信者(送信先)の磁気記録名刺の情報を読み
取らせ(S2)、受信者の公開鍵と電子メールアドレス
を入手し、電子メールの文章を作成し(S3)、暗号送
信の指示を行う(S4)。この時、送信者は受信者の電
子メールアドレスを入力する必要はなく、磁気記録名刺
から読み取られた受信者の電子メールアドレスが送信先
として指定される。
【0029】図4に示すように、暗号送信の指示(S1
1)を受けた主制御部12は、ディジタル署名生成部1
4において電子メール本文のチェックサムに相当するメ
ッセージダイジェストを計算し(S12)、秘密鍵記憶
部20に記憶された送信者の秘密鍵を用いてこのメッセ
ージダイジェストに対するディジタル署名を作成する
(S13)。次に、主制御部12は、暗号鍵生成部13
において暗号通信のための暗号鍵を生成し(S14)、
生成した暗号鍵を用いて電子メール本文をデータ暗号化
部18によって暗号化処理し(S15)、電子メール本
文を暗号化するために使用された暗号鍵を磁気記録名刺
読取装置部11で読み取った公開鍵を用いて暗号鍵暗号
化部16によって暗号化処理する(S16)。これらの
一連の処理によって作成されたディジタル署名、暗号化
された電子メール本文および暗号化された暗号鍵の3つ
が一組にされて通信制御部21によって送信される(S
17)。
【0030】受信者は、暗号電子メールの受信通知(S
21)を受けると、磁気記録名刺読取装置部11に送信
者の磁気記録名刺の情報を読み取らせ(S22)、暗号
電子メールの復号処理を指示する(S23)。この指示
によりシステム内で暗号電子メールの復号処理が行われ
て、受信者は、復号処理された電子メールの内容を読む
(S24)ことができる。
【0031】受信者の電子メールシステムの主制御部1
2は、復号処理の指示を受ける(S31)と、ディジタ
ル署名復号部15において受信した暗号電子メールのデ
ィジタル署名を磁気記録名刺読取装置部11によって読
み取った公開鍵を用いて復号処理してメッセージダイジ
ェストを取り出し(S32)、暗号化された暗号鍵を秘
密鍵記憶部20に記憶された受信者の秘密鍵を用いて暗
号鍵復号化部17によって復号処理(S33)して暗号
鍵を取り出し、復号された暗号鍵を用いて暗号化された
電子メール本文をデータ復号化部19によって復号処理
する(S34)。次に、主制御部12は、復号された電
子メール本文のメッセージダイジェストを計算し、復号
されたディジタル署名のメッセージダイジェストと一致
するかどうかを調べ(S35)、送信者の認証と電子メ
ールの内容の改ざんの有無の判断を行う。メッセージダ
イジェストが一致していれば(S35:Y)、暗号電子
メールの内容は正しく受信されたことが確認され、復号
された電子メール本文を表示する(S36)。一致して
いなければ(S35:N)、エラーメッセージの表示を
行う(S37)。
【0032】以上のように本実施の一形態によれば、送
信者と受信者は直接会って磁気記録名刺を交換してお
り、公開鍵の偽造によるなりすましを防止することがで
き、受信者は、ディジタル署名によって送信者の認証と
受信した暗号電子メールの内容の改ざんの有無を確認す
ることができる。
【0033】上記実施の一形態では、通信の度に磁気記
録名刺を読み取らせるようにしているが、名刺交換によ
り入手した磁気記録名刺を予め読み取らせておいて電子
メールシステムに複数の情報を記憶させておき、送信者
および受信者の電子メールアドレスから公開鍵を検索す
るようにすることも可能である。
【0034】また、上記実施の一形態では、公開鍵暗号
方式にRSA暗号を用いているが、他の公開鍵暗号方式
でも良く、また、慣用暗号方式にDES暗号を用いてい
るが、FEAL暗号などの他の慣用暗号方式を用いても
可能である。
【0035】なお、上記説明においては、本発明に直接
関係ない部分についての説明は省略している。
【0036】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、請
求項1記載の情報記録名刺は、名刺交換の際にお互いに
交換されるが、交換された情報記録名刺の公開鍵は確実
に名刺の名義人の公開鍵であり、偽造される危険性のな
いものであり、たとえ偽造されたとしても名刺名義人と
の暗号通信が行えなくなるので、第3者がその名刺名義
人になりすましてまうという危険性をなくすことができ
るものである。確実に公開鍵を通信したい相手に渡すこ
とができ、従来のネットワークを使用する場合に比べ、
面倒な発行局への公開鍵の登録作業をする必要がなく、
しかも通信データ量を低減できるのである。
【0037】また、請求項2記載の情報記録名刺を使用
したファイル転送システムは、予め名刺交換により通信
したい相手に情報記録名刺を渡しておく。その情報記録
名刺を受領した相手(送信元)は、名刺名義人(送信
先)との間でファイルの転送をするとき、読出手段によ
り前記情報記録名刺の情報記録部に記録された公開鍵を
読取る。また、暗号鍵作成手段により慣用暗号方式の暗
号鍵を作成し、その暗号鍵を使用してファイル暗号化手
段は送信すべきファイルを暗号化する。また、暗号鍵暗
号化手段は、前記暗号鍵作成手段により作成された暗号
鍵を前記読出手段により読出された公開鍵を使用して前
記暗号鍵を暗号化する。この後、送信手段により前記暗
号鍵暗号化手段により暗号化された暗号鍵と、前記ファ
イル暗号化手段により暗号化されたファイルとが送信さ
れるのである。
【0038】一方、送信先では、秘密鍵記憶手段に前記
公開鍵に対応する秘密鍵が記憶されており、暗号鍵復号
化手段が受信した暗号化処理された暗号鍵を前記秘密鍵
を使用して復号化し、ファイル復号化手段が復号化した
暗号鍵を使用して受信したファイルを復号化するのであ
る。このため、予め、公開鍵を名刺交換の形で相手先に
渡すことにより、公開鍵をネットワークを介して送信す
る際に必要な発行局を介さずに公開鍵の授受が可能にな
るのである。このため、ネットワークを介す際に発生す
る公開鍵の偽造の可能性が排除され、このため公開鍵証
明書を作成する必要もないので通信データ量を低減する
ことができるのである。
【0039】また、請求項3記載の情報記録名刺を使用
したファイル転送システムは、前記送信元の暗号鍵作成
手段は、送信毎に前記暗号鍵をランダムに作成するの
で、通信のたびに暗号鍵が変更されることになり、より
安全性が向上するのである。
【0040】また、請求項4記載の情報記録名刺を使用
したファイル転送システムは、前記情報記録名刺の情報
記録部には名刺名義人のアドレス情報が更に記録されて
おり、前記送信元の読出手段は前記公開鍵と共にアドレ
ス情報も読出すように構成され、且つ前記送信手段は前
記暗号鍵暗号化手段により暗号化された暗号鍵と、前記
ファイル暗号化手段により暗号化されたファイルとを読
出された前記アドレスに送信するように構成されている
ので、情報記録名刺の情報記録部を読取手段で読取るだ
けで作成したファイルを送信先(名刺名義人)に自動的
に送信可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は、本発明の実施の一形態を示す磁
気記録名刺の表面を示す平面図である。図1(b)は、
本発明の実施の一形態を示す磁気記録名刺の裏面を示す
平面図である。
【図2】本発明の実施の一形態を示す電子メールシステ
ムのブロック図である。
【図3】本発明の実施の一形態における送信者の操作の
フローチャートである。
【図4】本発明の実施の一形態における受信側の電子メ
ールシステムの動作のフローチャートである。
【図5】本発明の実施の一形態における受信者の操作の
フローチャートである。
【図6】本発明の実施の一形態における受信側の電子メ
ールシステムの動作のフローチャートである。
【符号の説明】
11 磁気記録名刺読取装置部 12 主制御部 13 暗号鍵生成部 14 ディジタル署名生成部 15 ディジタル署名復号部 16 暗号鍵暗号化部 17 暗号鍵復号化部 18 データ暗号化部 19 データ復号化部 20 秘密鍵記憶部 21 通信制御部 22 通信インターフェース部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G09C 1/00 630 7259−5J G09C 1/00 630F 660 7259−5J 660G H04L 9/08 H04L 9/00 601B 9/10 601F 621A

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 名刺名義人の氏名、電話番号等の名刺情
    報が印刷された名刺印刷部と、その名刺印刷部に印刷さ
    れた名刺名義人との間で暗号通信を公開鍵方式で行うた
    めの公開鍵が記録された情報記録部とからなる情報記録
    名刺。
  2. 【請求項2】 送信元で作成されたファイルを送信先に
    直接若しくは中継局を介して暗号送信するファイル転送
    システムにおいて、 送信元に、 送信先から入手した請求項1記載の情報記録名刺の情報
    記録部から前記公開鍵を読出す読出手段と、 慣用鍵暗号方式の暗号鍵を作成する暗号鍵作成手段と、 その暗号鍵作成手段により作成された暗号鍵を前記読出
    手段により読出された公開鍵を使用して暗号化する暗号
    鍵暗号化手段と、 暗号鍵作成手段により作成された暗号鍵を使用して送信
    すべきファイルを暗号化するファイル暗号化手段と、 前記暗号鍵暗号化手段により暗号化された暗号鍵と、前
    記ファイル暗号化手段により暗号化されたファイルとを
    送信する送信手段とを備え、 送信先に、 前記公開鍵に対応する秘密鍵を記憶する秘密鍵記憶手段
    と、 前記送信元から受信した前記暗号化された暗号鍵を、前
    記秘密鍵を使用して復号化する暗号鍵復号化手段と、 その暗号鍵復号化手段により復号された暗号鍵を使用し
    て前記送信元から受信した前記暗号化されたファイルを
    復号するファイル復号化手段とを備えたことを特徴とす
    る情報記録名刺を使用したファイル転送システム。
  3. 【請求項3】 前記送信元の暗号鍵作成手段は、送信毎
    に前記暗号鍵をランダムに作成することを特徴とする請
    求項2に記載の情報記録名刺を使用したファイル転送シ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記情報記録名刺の情報記録部には名刺
    名義人のアドレス情報が更に記録されており、前記送信
    元の読出手段は前記公開鍵と共にアドレス情報も読出す
    ように構成され、且つ前記送信手段は前記暗号鍵暗号化
    手段により暗号化された暗号鍵と、前記ファイル暗号化
    手段により暗号化されたファイルとを読出された前記ア
    ドレスに送信するように構成されていることを特徴とす
    る請求項2または3に記載の情報記録名刺を使用したフ
    ァイル転送システム。
JP7271365A 1995-10-19 1995-10-19 情報記録名刺及びそれを利用したファイル転送システム Pending JPH09114719A (ja)

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