JPH09115528A - 面内温度分布を緩和した平板型固体電解質燃料電池 - Google Patents
面内温度分布を緩和した平板型固体電解質燃料電池Info
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- JPH09115528A JPH09115528A JP7270877A JP27087795A JPH09115528A JP H09115528 A JPH09115528 A JP H09115528A JP 7270877 A JP7270877 A JP 7270877A JP 27087795 A JP27087795 A JP 27087795A JP H09115528 A JPH09115528 A JP H09115528A
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- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 燃料極側における面内温度分布のアンバラン
スを緩和した平板型固体電解質燃料電池を提供するこ
と。 【解決手段】 平板型固体電解質層4の両面にそれぞれ
空気極6と燃料極5とを配置してなる平板状単電池3
と、隣接する単電池同士を電気的に直列に接続しかつ各
単電池に燃料と酸化剤ガスとを分配するセパレータ1と
を交互に積層してスタックにした内部マニホールド方式
の平板型固体電解質燃料電池において、前記セパレータ
1の燃料極側が絶縁性酸化物板1Aと、絶縁性酸化物板
1Aの燃料極側面の燃料ガス通路内に嵌め込まれた耐熱
性金属板1Mからなり、耐熱性金属板1Mの片方の面が
前記絶縁性酸化物板1Aと接触し、耐熱性金属板1Mの
反対側の面に設けた複数個のリブ1mが燃料極と接触
し、耐熱性金属板1Mと燃料極との間に燃料ガス流通間
隙1gを形成する。
スを緩和した平板型固体電解質燃料電池を提供するこ
と。 【解決手段】 平板型固体電解質層4の両面にそれぞれ
空気極6と燃料極5とを配置してなる平板状単電池3
と、隣接する単電池同士を電気的に直列に接続しかつ各
単電池に燃料と酸化剤ガスとを分配するセパレータ1と
を交互に積層してスタックにした内部マニホールド方式
の平板型固体電解質燃料電池において、前記セパレータ
1の燃料極側が絶縁性酸化物板1Aと、絶縁性酸化物板
1Aの燃料極側面の燃料ガス通路内に嵌め込まれた耐熱
性金属板1Mからなり、耐熱性金属板1Mの片方の面が
前記絶縁性酸化物板1Aと接触し、耐熱性金属板1Mの
反対側の面に設けた複数個のリブ1mが燃料極と接触
し、耐熱性金属板1Mと燃料極との間に燃料ガス流通間
隙1gを形成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は面内温度分布を緩和
した平板型固体電解質燃料電池に関する。
した平板型固体電解質燃料電池に関する。
【0002】
【従来の技術】最近、例えば空気と水素をそれぞれ、酸
化剤ガスおよび燃料ガスとして、燃料が本来持っている
化学エネルギーを直接電気エネルギーに変換する燃料電
池が、省資源、環境保護の観点から注目されており、特
に固体電解質燃料電池は発電効率が高く、廃熱を有効に
利用できるなど多くの利点を有するため研究、開発が進
んでいる。
化剤ガスおよび燃料ガスとして、燃料が本来持っている
化学エネルギーを直接電気エネルギーに変換する燃料電
池が、省資源、環境保護の観点から注目されており、特
に固体電解質燃料電池は発電効率が高く、廃熱を有効に
利用できるなど多くの利点を有するため研究、開発が進
んでいる。
【0003】固体電解質燃料電池に燃料ガスと酸化剤ガ
スとを供給するため、固体電解質燃料電池のセパレータ
および固体電解質層にそれぞれのガスの給排気孔を設
け、この孔から各単電池の各電極面に各ガスを給排気す
るようにしたものを内部マニホールド形式と称してい
る。
スとを供給するため、固体電解質燃料電池のセパレータ
および固体電解質層にそれぞれのガスの給排気孔を設
け、この孔から各単電池の各電極面に各ガスを給排気す
るようにしたものを内部マニホールド形式と称してい
る。
【0004】内部マニホールド形式の平板型固体電解質
燃料電池は、イットリアなどをドープしたジルコニア焼
結体(YSZ)からなる平板状固体電解質層の両面に、
それぞれ(La、Sr)MnO3 の空気極と、Ni/Y
SZサーメットの燃料極とを配置してなる平板状単電池
と、隣接する単電池同士を電気的に直列に接続し、かつ
各単電池に燃料ガスと酸化剤ガスとを分配するセパレー
タとを交互に積層し、燃料極とセパレータの燃料ガス流
通路側との間に金属メッシュを介在し、単電池の固体電
解質層とセパレータの間にそれぞれシール剤またはスペ
ーサを介在してスタックに積層したものであり、各単電
池の各電極面にそれぞれ燃料ガスと酸化剤ガスとを接触
させることにより起電力を発生する。
燃料電池は、イットリアなどをドープしたジルコニア焼
結体(YSZ)からなる平板状固体電解質層の両面に、
それぞれ(La、Sr)MnO3 の空気極と、Ni/Y
SZサーメットの燃料極とを配置してなる平板状単電池
と、隣接する単電池同士を電気的に直列に接続し、かつ
各単電池に燃料ガスと酸化剤ガスとを分配するセパレー
タとを交互に積層し、燃料極とセパレータの燃料ガス流
通路側との間に金属メッシュを介在し、単電池の固体電
解質層とセパレータの間にそれぞれシール剤またはスペ
ーサを介在してスタックに積層したものであり、各単電
池の各電極面にそれぞれ燃料ガスと酸化剤ガスとを接触
させることにより起電力を発生する。
【0005】セパレータ1は燃料極と空気極とにそれぞ
れ供給される燃料ガスと酸化剤ガスとを分離してそれら
のクロスリークを防止する作用と、単電池同士を電気的
に直列に接続する作用とを有するものである。スタック
の内部で燃料ガスと酸化剤ガスが混合すると、燃料利用
率が低下して燃料電池の効率が低下するのは勿論、両ガ
スの混合により燃焼して局部的な温度上昇を生じ、熱応
力分布が不均一となり、クラックや歪みを生じ、スタッ
クの寿命を短縮させる。現在使用されている代表的なセ
パレータはストロンチウムをドープしたランタンクロマ
イトのような導電性酸化物板である。
れ供給される燃料ガスと酸化剤ガスとを分離してそれら
のクロスリークを防止する作用と、単電池同士を電気的
に直列に接続する作用とを有するものである。スタック
の内部で燃料ガスと酸化剤ガスが混合すると、燃料利用
率が低下して燃料電池の効率が低下するのは勿論、両ガ
スの混合により燃焼して局部的な温度上昇を生じ、熱応
力分布が不均一となり、クラックや歪みを生じ、スタッ
クの寿命を短縮させる。現在使用されている代表的なセ
パレータはストロンチウムをドープしたランタンクロマ
イトのような導電性酸化物板である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】固体電解質燃料電池は
作動温度が摂氏1000度と高く、かつNi/YSZサ
ーメットからなる燃料極中のNiに触媒効果があるた
め、燃料ガスに適量の水蒸気を添加して直接燃料電池に
導入することにより、燃料改質と発電反応とを同時に燃
料電池内部の燃料極上で行わせることが可能である。こ
の内部改質には次のような長所がある。 (1)別個の改質装置すなわちリフォーマが不要とな
り、システム構成が簡単となり、燃料電池全体の小型化
が期待できる。。 (2)改質反応の吸熱作用により電池が冷却されるの
で、電池の冷却用空気を減少することができ電池効率の
向上が図れる。 (3)電池反応の発熱と改質反応の吸熱とがバランスよ
く相殺されれば燃料電池の面内温度分布が均一化され
る。
作動温度が摂氏1000度と高く、かつNi/YSZサ
ーメットからなる燃料極中のNiに触媒効果があるた
め、燃料ガスに適量の水蒸気を添加して直接燃料電池に
導入することにより、燃料改質と発電反応とを同時に燃
料電池内部の燃料極上で行わせることが可能である。こ
の内部改質には次のような長所がある。 (1)別個の改質装置すなわちリフォーマが不要とな
り、システム構成が簡単となり、燃料電池全体の小型化
が期待できる。。 (2)改質反応の吸熱作用により電池が冷却されるの
で、電池の冷却用空気を減少することができ電池効率の
向上が図れる。 (3)電池反応の発熱と改質反応の吸熱とがバランスよ
く相殺されれば燃料電池の面内温度分布が均一化され
る。
【0007】しかしながら、固体電解質燃料電池の構成
部材であるセパレータや単電池などは熱伝導率が低いた
め、固体電解質燃料電池内部の温度分布が激しくなり、
また前述の(3)の電池反応と改質反応との熱のバラン
スをとることが難しく、単純に燃料電池内部に直接燃料
ガスと水蒸気を導入するだけでは、燃料電池の面内温度
分布に大きなアンバランスを生ずる。なお、燃料電池の
内部改質は燃料極側で行われる。
部材であるセパレータや単電池などは熱伝導率が低いた
め、固体電解質燃料電池内部の温度分布が激しくなり、
また前述の(3)の電池反応と改質反応との熱のバラン
スをとることが難しく、単純に燃料電池内部に直接燃料
ガスと水蒸気を導入するだけでは、燃料電池の面内温度
分布に大きなアンバランスを生ずる。なお、燃料電池の
内部改質は燃料極側で行われる。
【0008】本発明は上述の点にかんがみてなされたも
ので、燃料極側における面内温度分布のアンバランスを
緩和した平板型固体電解質燃料電池を提供することを目
的とする。
ので、燃料極側における面内温度分布のアンバランスを
緩和した平板型固体電解質燃料電池を提供することを目
的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は平板型固体電解質層の両面にそれぞれ空気
極と燃料極とを配置してなる平板状単電池と、隣接する
単電池同士を電気的に直列に接続しかつ各単電池に燃料
と酸化剤ガスとを分配するセパレータとを交互に積層し
てスタックにした内部マニホールド方式の平板型固体電
解質燃料電池において、前記セパレータが絶縁性酸化物
の本体と導電性酸化物板の集電体との複合セパレータで
あり、かつ、セパレータの燃料極側が絶縁性酸化物板
と、前記絶縁性酸化物板の燃料極側面の燃料ガス通路内
に嵌め込まれた耐熱性金属板からなり、前記耐熱性金属
板の片方の面が前記導電性酸化物板と接触し、かつ前記
耐熱性金属板の反対側の面に設けた複数個のリブがニッ
ケルメッシュまたはニッケルフェルトを介して燃料極と
接触し、前記耐熱性金属板と燃料極との間に燃料ガス流
通間隙を形成し、前記ニッケルメッシュまたはニッケル
フェルトが空気極側の導電性酸化物板とニッケルメッシ
ュ、ニッケル線またはニッケルフェルトを介して電気的
に接触されていることを特徴とする。
め、本発明は平板型固体電解質層の両面にそれぞれ空気
極と燃料極とを配置してなる平板状単電池と、隣接する
単電池同士を電気的に直列に接続しかつ各単電池に燃料
と酸化剤ガスとを分配するセパレータとを交互に積層し
てスタックにした内部マニホールド方式の平板型固体電
解質燃料電池において、前記セパレータが絶縁性酸化物
の本体と導電性酸化物板の集電体との複合セパレータで
あり、かつ、セパレータの燃料極側が絶縁性酸化物板
と、前記絶縁性酸化物板の燃料極側面の燃料ガス通路内
に嵌め込まれた耐熱性金属板からなり、前記耐熱性金属
板の片方の面が前記導電性酸化物板と接触し、かつ前記
耐熱性金属板の反対側の面に設けた複数個のリブがニッ
ケルメッシュまたはニッケルフェルトを介して燃料極と
接触し、前記耐熱性金属板と燃料極との間に燃料ガス流
通間隙を形成し、前記ニッケルメッシュまたはニッケル
フェルトが空気極側の導電性酸化物板とニッケルメッシ
ュ、ニッケル線またはニッケルフェルトを介して電気的
に接触されていることを特徴とする。
【0010】また、本発明は平板型固体電解質層の両面
にそれぞれ空気極と燃料極とを配置してなる平板状単電
池と、隣接する単電池同士を電気的に直列に接続しかつ
各単電池に燃料と酸化剤ガスとを分配するセパレータと
を交互に積層してスタックにした内部マニホールド方式
の平板型固体電解質燃料電池において、前記セパレータ
の燃料極側が絶縁性酸化物板と、前記絶縁性酸化物板の
燃料極側面の燃料ガス通路内に嵌め込まれた複数本の耐
熱性金属リブからなり、前記耐熱性金属リブの片面が前
記絶縁性酸化物板と接触し、かつ前記耐熱性金属リブの
反対面がニッケルメッシュまたはニッケルフェルトを介
して燃料極と接触し、該耐熱性金属リブ間に燃料ガス流
通溝を形成することを特徴とする。
にそれぞれ空気極と燃料極とを配置してなる平板状単電
池と、隣接する単電池同士を電気的に直列に接続しかつ
各単電池に燃料と酸化剤ガスとを分配するセパレータと
を交互に積層してスタックにした内部マニホールド方式
の平板型固体電解質燃料電池において、前記セパレータ
の燃料極側が絶縁性酸化物板と、前記絶縁性酸化物板の
燃料極側面の燃料ガス通路内に嵌め込まれた複数本の耐
熱性金属リブからなり、前記耐熱性金属リブの片面が前
記絶縁性酸化物板と接触し、かつ前記耐熱性金属リブの
反対面がニッケルメッシュまたはニッケルフェルトを介
して燃料極と接触し、該耐熱性金属リブ間に燃料ガス流
通溝を形成することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は本発明による面内温度分布
を緩和した平板型固体電解質燃料電池の横断面図、図2
は図1に使用されている複合セパレータの斜視図であ
る。
を緩和した平板型固体電解質燃料電池の横断面図、図2
は図1に使用されている複合セパレータの斜視図であ
る。
【0012】図1、2の内部マニホールド形式の平板型
固体電解質燃料電池は、イットリアなどをドープしたジ
ルコニア焼結体(YSZ)からなる平板型固体電解質層
4の両面に、それぞれ(La、Sr)MnO3 の空気極
6と、Ni/YSZサーメットの燃料極5とを配置して
なる平板状単電池3と、隣接する単電池3同士を電気的
に直列に接続し、かつ各単電池3に燃料ガスと酸化剤ガ
スとを分配するセパレータ1とを交互に積層し、燃料極
5とセパレータ1の燃料ガス流通路側との間に金属メッ
シュ7を介在し、単電池3の固体電解質層4とセパレー
タ1の間にそれぞれシール剤またはスペーサ2を介在し
てスタックに積層したものである。
固体電解質燃料電池は、イットリアなどをドープしたジ
ルコニア焼結体(YSZ)からなる平板型固体電解質層
4の両面に、それぞれ(La、Sr)MnO3 の空気極
6と、Ni/YSZサーメットの燃料極5とを配置して
なる平板状単電池3と、隣接する単電池3同士を電気的
に直列に接続し、かつ各単電池3に燃料ガスと酸化剤ガ
スとを分配するセパレータ1とを交互に積層し、燃料極
5とセパレータ1の燃料ガス流通路側との間に金属メッ
シュ7を介在し、単電池3の固体電解質層4とセパレー
タ1の間にそれぞれシール剤またはスペーサ2を介在し
てスタックに積層したものである。
【0013】セパレータ1は燃料極5と空気極6とにそ
れぞれ供給される燃料ガスと酸化剤ガスとを分離してそ
れらのクロスリークを防止する作用と、単電池3同士を
電気的に直列に接続する作用とを有するものである。
れぞれ供給される燃料ガスと酸化剤ガスとを分離してそ
れらのクロスリークを防止する作用と、単電池3同士を
電気的に直列に接続する作用とを有するものである。
【0014】図1、2に示すように、セパレータ1はア
ルミナ板1Aと、アルミナ板1Aの空気極側面(図2に
おいて下面)の酸化剤ガス通路内に嵌め込まれた導電性
酸化物板1Bと、アルミナ板1Aの燃料極側面(図2に
おいて上面)の燃料ガス通路内の中央ポケット部(後述
する)に嵌め込まれた耐熱性金属板1Mとからなり、耐
熱性金属板1Mが燃料極5との間に小さな複数個(図2
において4個)のリブ1mを有し、このリブ1mによっ
て耐熱性金属板1Mと燃料極5との間に燃料流通間隙1
gを形成する。耐熱性金属板1Mの片方は扁平面とな
り、アルミナ板1Aの中央ポケット部に接触し、耐熱性
金属板1Mの反対側の面に設けたリブ1mの上面(頂
面)は燃料極5に接触して隣り合う単電池3を直列に接
続するよう構成されている。ここに記載する耐熱性金属
とは摂氏1000度の燃料極雰囲気で十分な耐酸化性を
有することが必要である。耐熱性金属板1Mの中央に集
電孔1hがあけられている。耐熱性金属板と燃料極の間
にはニッケルメッシュまたはニッケルフェルト7が存在
し、前記ニッケルメッシュまたはニッケルフェルト7は
前記集電孔1hに入れたニッケル線またはニッケルメッ
シュまたはニッケルフェルトにより空気極側のセパレー
タに接触されている。
ルミナ板1Aと、アルミナ板1Aの空気極側面(図2に
おいて下面)の酸化剤ガス通路内に嵌め込まれた導電性
酸化物板1Bと、アルミナ板1Aの燃料極側面(図2に
おいて上面)の燃料ガス通路内の中央ポケット部(後述
する)に嵌め込まれた耐熱性金属板1Mとからなり、耐
熱性金属板1Mが燃料極5との間に小さな複数個(図2
において4個)のリブ1mを有し、このリブ1mによっ
て耐熱性金属板1Mと燃料極5との間に燃料流通間隙1
gを形成する。耐熱性金属板1Mの片方は扁平面とな
り、アルミナ板1Aの中央ポケット部に接触し、耐熱性
金属板1Mの反対側の面に設けたリブ1mの上面(頂
面)は燃料極5に接触して隣り合う単電池3を直列に接
続するよう構成されている。ここに記載する耐熱性金属
とは摂氏1000度の燃料極雰囲気で十分な耐酸化性を
有することが必要である。耐熱性金属板1Mの中央に集
電孔1hがあけられている。耐熱性金属板と燃料極の間
にはニッケルメッシュまたはニッケルフェルト7が存在
し、前記ニッケルメッシュまたはニッケルフェルト7は
前記集電孔1hに入れたニッケル線またはニッケルメッ
シュまたはニッケルフェルトにより空気極側のセパレー
タに接触されている。
【0015】アルミナ板1Aは4隅にガスの給排気孔1
aが開けられ、これは表面に形成されている三角形へこ
み1f(左右2個)および両三角形へこみ1fを接続す
る中央ポケット部を通じて、対角線方向の隅に形成され
ているガス給排気孔1aに連通して燃料ガス通路を形成
している(図2参照)。また、セパレータ1の表面の周
縁部1dは単電池3の固体電解質層4やスペーサ2と重
なるシール面となる(図1参照)。
aが開けられ、これは表面に形成されている三角形へこ
み1f(左右2個)および両三角形へこみ1fを接続す
る中央ポケット部を通じて、対角線方向の隅に形成され
ているガス給排気孔1aに連通して燃料ガス通路を形成
している(図2参照)。また、セパレータ1の表面の周
縁部1dは単電池3の固体電解質層4やスペーサ2と重
なるシール面となる(図1参照)。
【0016】また、図2においてアルミナ板1Aの下面
は空気極6に面し、上記三角形へこみ1f(左右2個)
および両三角形へこみ1fを接続する中央ポケット部
(これは上記燃料ガス通路の中央ポケット部と形状が異
なっている)が形成され、酸化剤ガス通路を形成してお
り、ここに上述したように導電性酸化物板1Bが嵌め込
まれている。また、同様にセパレータ1の表面の周縁部
1dは単電池3の固体電解質層4やスペーサ2と重なる
シール面となる。
は空気極6に面し、上記三角形へこみ1f(左右2個)
および両三角形へこみ1fを接続する中央ポケット部
(これは上記燃料ガス通路の中央ポケット部と形状が異
なっている)が形成され、酸化剤ガス通路を形成してお
り、ここに上述したように導電性酸化物板1Bが嵌め込
まれている。また、同様にセパレータ1の表面の周縁部
1dは単電池3の固体電解質層4やスペーサ2と重なる
シール面となる。
【0017】導電性酸化物板1Bの表面に、図1に示す
ように、空気極6の表面にそれぞれ酸化剤ガスを均等に
分配するため、および、隣り合う単電池3を直列に接続
するため複数列のガス流通溝1cと突起1bが形成され
ている。
ように、空気極6の表面にそれぞれ酸化剤ガスを均等に
分配するため、および、隣り合う単電池3を直列に接続
するため複数列のガス流通溝1cと突起1bが形成され
ている。
【0018】燃料電池が組み立てられたとき、突起1b
は空気極6に接触して電気的に導通して集電部を形成す
る。ガス流通溝1cはセパレータ1の表面に形成されて
いる三角形へこみ1fを通じて、対角線方向の隅に形成
されているガス給排気孔1aに連通している(図2参
照)。ガス流通溝1cと三角形へこみ1fが、酸化剤ガ
スの分配構造となる。
は空気極6に接触して電気的に導通して集電部を形成す
る。ガス流通溝1cはセパレータ1の表面に形成されて
いる三角形へこみ1fを通じて、対角線方向の隅に形成
されているガス給排気孔1aに連通している(図2参
照)。ガス流通溝1cと三角形へこみ1fが、酸化剤ガ
スの分配構造となる。
【0019】セパレータ1を上記説明のように構成する
ことにより、発電反応により発生した熱を耐熱性金属板
の熱伝導作用により速やかに拡散し、もって平板型固体
電解質燃料電池内部の面内温度分布を均一化することが
できる。
ことにより、発電反応により発生した熱を耐熱性金属板
の熱伝導作用により速やかに拡散し、もって平板型固体
電解質燃料電池内部の面内温度分布を均一化することが
できる。
【0020】図3は本発明による面内温度分布を緩和し
た平板型固体電解質燃料電池の別の実施例の横断面図、
図4は図3に使用されている複合セパレータの斜視図で
ある。
た平板型固体電解質燃料電池の別の実施例の横断面図、
図4は図3に使用されている複合セパレータの斜視図で
ある。
【0021】図3、4の実施例が図1、2の実施例と異
なる点はセパレータであり、その他の部分は図1、2の
実施例と同一であるからその部分の説明を省略する。な
お、同一部品は同一の数字を付して示す。
なる点はセパレータであり、その他の部分は図1、2の
実施例と同一であるからその部分の説明を省略する。な
お、同一部品は同一の数字を付して示す。
【0022】この実施例のセパレータ1’はセパレータ
がアルミナ板1Aと、アルミナ板1Aの空気極側面(図
4において下面)の酸化剤ガス通路内に嵌め込まれた導
電性酸化物板1Bと、前記アルミナ板1Aの燃料極側面
の燃料ガス通路内の中央ポケット部に嵌め込まれた複数
本の耐熱性金属リブ1Nからなり、耐熱性金属リブ1N
の片面(図3において上面)がアルミナ板1Aと接触
し、かつ耐熱性金属リブ1Nの反対面(図3において下
面)が燃料極5と接触し、これらの耐熱性金属リブ1N
の間に燃料ガス流通溝1nを形成する。耐熱性金属板リ
ブ1Nの中央に集電孔1hがあけられている。燃料極5
の表面にニッケルメッシュまたはニッケルフェルト7が
載せられている。
がアルミナ板1Aと、アルミナ板1Aの空気極側面(図
4において下面)の酸化剤ガス通路内に嵌め込まれた導
電性酸化物板1Bと、前記アルミナ板1Aの燃料極側面
の燃料ガス通路内の中央ポケット部に嵌め込まれた複数
本の耐熱性金属リブ1Nからなり、耐熱性金属リブ1N
の片面(図3において上面)がアルミナ板1Aと接触
し、かつ耐熱性金属リブ1Nの反対面(図3において下
面)が燃料極5と接触し、これらの耐熱性金属リブ1N
の間に燃料ガス流通溝1nを形成する。耐熱性金属板リ
ブ1Nの中央に集電孔1hがあけられている。燃料極5
の表面にニッケルメッシュまたはニッケルフェルト7が
載せられている。
【0023】セパレータ1’を上記説明のように構成す
ることにより、セパレータ1と同様に発電反応により発
生した熱を耐熱性金属板の熱伝導作用により速やかに拡
散し、もって平板型固体電解質燃料電池内部の面内温度
分布を均一化することができる。
ることにより、セパレータ1と同様に発電反応により発
生した熱を耐熱性金属板の熱伝導作用により速やかに拡
散し、もって平板型固体電解質燃料電池内部の面内温度
分布を均一化することができる。
【0024】上記両実施例では導電性酸化物板1Bがア
ルミナ板1Aの空気極側面の酸化剤ガス通路内に嵌め込
まれているセパレータ1、1’を使用した内部マニホー
ルド形式の平板型固体電解質燃料電池について説明した
が、アルミナ板とこれと同面積の導電性酸化物板とを重
ね合わせた複合セパレータを使用した内部マニホールド
形式の平板型固体電解質燃料電池についても同様に本発
明を実施することができる。
ルミナ板1Aの空気極側面の酸化剤ガス通路内に嵌め込
まれているセパレータ1、1’を使用した内部マニホー
ルド形式の平板型固体電解質燃料電池について説明した
が、アルミナ板とこれと同面積の導電性酸化物板とを重
ね合わせた複合セパレータを使用した内部マニホールド
形式の平板型固体電解質燃料電池についても同様に本発
明を実施することができる。
【0025】
【発明の効果】本発明ではセパレータに設けられた燃料
ガス流通路を耐熱性金属で構成するので、燃料の直接内
部改質を盛んにし、かつ発電反応により発生した熱を耐
熱性金属の熱伝導作用により速やかに拡散し、もって平
板型固体電解質燃料電池内部の面内温度分布を均一化す
ることができる。
ガス流通路を耐熱性金属で構成するので、燃料の直接内
部改質を盛んにし、かつ発電反応により発生した熱を耐
熱性金属の熱伝導作用により速やかに拡散し、もって平
板型固体電解質燃料電池内部の面内温度分布を均一化す
ることができる。
【図1】本発明による面内温度分布を緩和した平板型固
体電解質燃料電池の横断面図である。
体電解質燃料電池の横断面図である。
【図2】図1に使用されている複合セパレータの斜視図
である。
である。
【図3】本発明による面内温度分布を緩和した平板型固
体電解質燃料電池の別の実施例の横断面図である。
体電解質燃料電池の別の実施例の横断面図である。
【図4】図3に使用されている複合セパレータの斜視図
である。
である。
1 セパレータ 1’ セパレータ 1A アルミナ板 1B 導電性酸化物板 1M 耐熱性金属板 1N 耐熱性金属リブ 1b 突起 1c 溝 1d 周縁部 1f 三角形へこみ 1g 間隙 1h 集電孔 1m リブ 1n 燃料ガス流通溝 2 スペーサ 3 平板状単電池 5 燃料極 6 空気極 7 ニッケルメッシュまたはニッケルフェルト
Claims (7)
- 【請求項1】 平板型固体電解質層の両面にそれぞれ空
気極と燃料極とを配置してなる平板状単電池と、隣接す
る単電池同士を電気的に直列に接続しかつ各単電池に燃
料と酸化剤ガスとを分配するセパレータとを交互に積層
してスタックにした内部マニホールド方式の平板型固体
電解質燃料電池において、前記セパレータが絶縁性酸化
物の本体と導電性酸化物板の集電体との複合セパレータ
であり、かつ、セパレータの燃料極側が絶縁性酸化物板
と、前記絶縁性酸化物板の燃料極側面の燃料ガス通路内
に嵌め込まれた耐熱性金属板からなり、前記耐熱性金属
板の片方の面が前記導電性酸化物板と接触し、かつ前記
耐熱性金属板の反対側の面に設けた複数個のリブがニッ
ケルメッシュまたはニッケルフェルトを介して燃料極と
接触し、前記耐熱性金属板と燃料極との間に燃料ガス流
通間隙を形成し、前記ニッケルメッシュまたはニッケル
フェルトが空気極側の導電性酸化物板とニッケルメッシ
ュ、ニッケル線またはニッケルフェルトを介して電気的
に接触されていることを特徴とする面内温度分布を緩和
した平板型固体電解質燃料電池。 - 【請求項2】 平板型固体電解質層の両面にそれぞれ空
気極と燃料極とを配置してなる平板状単電池と、隣接す
る単電池同士を電気的に直列に接続しかつ各単電池に燃
料と酸化剤ガスとを分配するセパレータとを交互に積層
してスタックにした内部マニホールド方式の平板型固体
電解質燃料電池において、前記セパレータの燃料極側が
絶縁性酸化物板と、前記絶縁性酸化物板の燃料極側面の
燃料ガス通路内に嵌め込まれた複数本の耐熱性金属リブ
からなり、前記耐熱性金属リブの片面が前記絶縁性酸化
物板と接触し、かつ前記耐熱性金属リブの反対面がニッ
ケルメッシュまたはニッケルフェルトを介して燃料極と
接触し、該耐熱性金属リブ間に燃料ガス流通溝を形成す
ることを特徴とする面内温度分布を緩和した平板型固体
電解質燃料電池。 - 【請求項3】 前記絶縁性酸化物がアルミナであること
を特徴とする請求項1または2に記載の面内温度分布を
緩和した平板型固体電解質燃料電池。 - 【請求項4】 前記絶縁性酸化物がマグネシアとマグネ
シウムアルミネートとの複合体であることを特徴とする
請求項1または2に記載の面内温度分布を緩和した平板
型固体電解質燃料電池。 - 【請求項5】 前記耐熱性金属がニッケルであることを
ことを特徴とする請求項1または2に記載の面内温度分
布を緩和した平板型固体電解質燃料電池。 - 【請求項6】 前記導電性酸化物がランタンクロマイト
系の酸化物であることを特徴とする請求項1に記載の面
内温度分布を緩和した平板型固体電解質燃料電池。 - 【請求項7】 前記導電性酸化物の燃料極側の面がニッ
ケルでコーティングされていることを特徴とする請求項
1に記載の面内温度分布を緩和した平板型固体電解質燃
料電池。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7270877A JPH09115528A (ja) | 1995-10-19 | 1995-10-19 | 面内温度分布を緩和した平板型固体電解質燃料電池 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7270877A JPH09115528A (ja) | 1995-10-19 | 1995-10-19 | 面内温度分布を緩和した平板型固体電解質燃料電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09115528A true JPH09115528A (ja) | 1997-05-02 |
Family
ID=17492220
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7270877A Withdrawn JPH09115528A (ja) | 1995-10-19 | 1995-10-19 | 面内温度分布を緩和した平板型固体電解質燃料電池 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09115528A (ja) |
-
1995
- 1995-10-19 JP JP7270877A patent/JPH09115528A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030107 |