JPH0911614A - 多色インクリボン - Google Patents
多色インクリボンInfo
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- JPH0911614A JPH0911614A JP16429095A JP16429095A JPH0911614A JP H0911614 A JPH0911614 A JP H0911614A JP 16429095 A JP16429095 A JP 16429095A JP 16429095 A JP16429095 A JP 16429095A JP H0911614 A JPH0911614 A JP H0911614A
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- pigment
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- oil
- ink ribbon
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 インクの混色、インク逃げ、用紙汚れのない
多色インクリボンを提供すること。 【構成】 2色以上の液状インクが含浸され、隣接して
含浸されている2色のインクのオイル成分が相互に非相
溶なオイルを主体とする多色インクリボンであって、隣
接する2色のインクのうち、黒色以外の少なくとも1色
のインクがBET比表面積が60m2/g以上の顔料を
含有することを特徴とする多色インクリボン。
多色インクリボンを提供すること。 【構成】 2色以上の液状インクが含浸され、隣接して
含浸されている2色のインクのオイル成分が相互に非相
溶なオイルを主体とする多色インクリボンであって、隣
接する2色のインクのうち、黒色以外の少なくとも1色
のインクがBET比表面積が60m2/g以上の顔料を
含有することを特徴とする多色インクリボン。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はインパクトドットプリン
タなどのインパクトプリンタで使用される多色インクリ
ボンに関する。
タなどのインパクトプリンタで使用される多色インクリ
ボンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、インパクトドットプリンタな
どのインパクトプリンタで使用される、布基材に2色以
上の液状インクを含浸させた多色インクリボンが知られ
ている。
どのインパクトプリンタで使用される、布基材に2色以
上の液状インクを含浸させた多色インクリボンが知られ
ている。
【0003】このような多色インクリボンでは、布基材
に隣接して含浸された2色のインクの混色を防止するた
め、2色のインクのオイル成分として相互に非相溶なオ
イルを使用することが行なわれていた(特公平3−36
670号公報参照)。
に隣接して含浸された2色のインクの混色を防止するた
め、2色のインクのオイル成分として相互に非相溶なオ
イルを使用することが行なわれていた(特公平3−36
670号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来法においては、隣接するインクのオイル成分同士の反
揆力が生じ、そのため特に流動性の良好なインクを用い
たばあい、図3に示されるごとく、両インクの境界面か
らインクが離れ、その部分での印字が淡くなる現象、い
わゆるインク逃げが生じるという問題があった。図3に
おいて、インクAおよびインクBが境界面3を境にして
布基材に含浸されている。インクBの流動性が良すぎる
ばあい、領域Cの部分のインクBが境界面3から離れる
方向に移行するインク逃げが生じ、そのため領域Cでの
印字濃度が低くなる。
来法においては、隣接するインクのオイル成分同士の反
揆力が生じ、そのため特に流動性の良好なインクを用い
たばあい、図3に示されるごとく、両インクの境界面か
らインクが離れ、その部分での印字が淡くなる現象、い
わゆるインク逃げが生じるという問題があった。図3に
おいて、インクAおよびインクBが境界面3を境にして
布基材に含浸されている。インクBの流動性が良すぎる
ばあい、領域Cの部分のインクBが境界面3から離れる
方向に移行するインク逃げが生じ、そのため領域Cでの
印字濃度が低くなる。
【0005】また、従来の多色インクリボンのばあい、
リボンと用紙が接触した際、リボン中のインクのオイル
成分が用紙に滲み出して汚れる、いわゆる用紙汚れの問
題があった。
リボンと用紙が接触した際、リボン中のインクのオイル
成分が用紙に滲み出して汚れる、いわゆる用紙汚れの問
題があった。
【0006】さらに従来の多色インクリボンに用いられ
るカラーの着色剤は着色力の弱い有機顔料が多く、特に
計測器用プロッタに用いるばあい、所望の印字濃度がえ
られず、各色の線画の認識が困難であったり、コピーが
とれないなどの問題があった。
るカラーの着色剤は着色力の弱い有機顔料が多く、特に
計測器用プロッタに用いるばあい、所望の印字濃度がえ
られず、各色の線画の認識が困難であったり、コピーが
とれないなどの問題があった。
【0007】本発明は、前記従来例の問題点に鑑み、イ
ンクの混色、インク逃げ、用紙汚れが生じず、さらに所
望の印字濃度のえられる多色インクリボンを提供するこ
とを目的とする。
ンクの混色、インク逃げ、用紙汚れが生じず、さらに所
望の印字濃度のえられる多色インクリボンを提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、(1)布基材
に2色以上の液状インクが含浸され、隣接して含浸され
ている2色のインクのオイル成分が相互に非相溶なオイ
ルを主体とする多色インクリボンであって、隣接する2
色のインクのうち、黒色以外の少なくとも1色のインク
がBET比表面積が60m2/g以上の顔料を含有する
ことを特徴とする多色インクリボンに関する。
に2色以上の液状インクが含浸され、隣接して含浸され
ている2色のインクのオイル成分が相互に非相溶なオイ
ルを主体とする多色インクリボンであって、隣接する2
色のインクのうち、黒色以外の少なくとも1色のインク
がBET比表面積が60m2/g以上の顔料を含有する
ことを特徴とする多色インクリボンに関する。
【0009】本発明はさらに、(2)前記顔料が当該1
色のインクに0.5重量%以上含有されていることを特
徴とする前記(1)項記載の多色インクリボンに関す
る。
色のインクに0.5重量%以上含有されていることを特
徴とする前記(1)項記載の多色インクリボンに関す
る。
【0010】本発明はさらに、(3)前記顔料がカーボ
ンブラックであることを特徴とする前記(1)項または
(2)項記載の多色インクリボンに関する。
ンブラックであることを特徴とする前記(1)項または
(2)項記載の多色インクリボンに関する。
【0011】
【作用および実施例】前記(1)項記載の発明(第1発
明)によれば、布基材に隣接して含浸されている2色の
インクのオイル成分が相互に非相溶なオイルを主体と
し、かつ黒色以外の少なくとも1色のインクにBET比
表面積が60m2/g以上の顔料を含有せしめることに
より、つぎの作用効果が奏される。
明)によれば、布基材に隣接して含浸されている2色の
インクのオイル成分が相互に非相溶なオイルを主体と
し、かつ黒色以外の少なくとも1色のインクにBET比
表面積が60m2/g以上の顔料を含有せしめることに
より、つぎの作用効果が奏される。
【0012】すなわち本発明者らの検討したところによ
れば、インクの混色を防止するため、隣接する2色のイ
ンクのオイル成分として相互に非相溶なオイルを用いる
ばあい、顔料のオイル保持力が小さいと、インクの流動
性が増大し、このばあい隣接するインクのオイル成分が
相互に非相溶であるため、それら相互の反揆力により、
流動性の良すぎる方のインクが他方から離れ、その結果
インク逃げが発生することが判明した。
れば、インクの混色を防止するため、隣接する2色のイ
ンクのオイル成分として相互に非相溶なオイルを用いる
ばあい、顔料のオイル保持力が小さいと、インクの流動
性が増大し、このばあい隣接するインクのオイル成分が
相互に非相溶であるため、それら相互の反揆力により、
流動性の良すぎる方のインクが他方から離れ、その結果
インク逃げが発生することが判明した。
【0013】この知見に基づいて、さらに研究を重ねた
結果、BET比表面積が60m2/g以上の顔料を添加
することで、顔料のオイル保持力が高まり、インクの流
動性が適度に調整でき、その結果インク逃げが防止でき
る。さらに該顔料によるインク中のオイル保持力が高ま
ることにより、用紙とリボンの接触時にオイルが用紙に
滲み出すのが防止され、用紙汚れの問題も同時に解決で
きる。
結果、BET比表面積が60m2/g以上の顔料を添加
することで、顔料のオイル保持力が高まり、インクの流
動性が適度に調整でき、その結果インク逃げが防止でき
る。さらに該顔料によるインク中のオイル保持力が高ま
ることにより、用紙とリボンの接触時にオイルが用紙に
滲み出すのが防止され、用紙汚れの問題も同時に解決で
きる。
【0014】さらに前記(2)項記載の発明(第2発
明)によれば、前記顔料のインク中の含有量を0.5重
量%以上とすることにより、前記インク逃げ、用紙汚れ
をより確実に防止できる。
明)によれば、前記顔料のインク中の含有量を0.5重
量%以上とすることにより、前記インク逃げ、用紙汚れ
をより確実に防止できる。
【0015】さらに前記(3)項記載の発明(第3発
明)によれば、前記顔料としてカーボンブラックを使用
することにより、所望の印字濃度をうることができる。
明)によれば、前記顔料としてカーボンブラックを使用
することにより、所望の印字濃度をうることができる。
【0016】つぎに本発明を詳細に説明する。
【0017】図1は本発明の多色インクリボンの一実施
例を示す部分斜視図である。図1において、1は多色イ
ンクリボンであり、布基材2に境界面3を境にして、相
互に色の異なる2種のインクAおよびインクBがストラ
イプ状に含浸されている。AはインクAの含浸領域、B
はインクBの含浸領域を示す。
例を示す部分斜視図である。図1において、1は多色イ
ンクリボンであり、布基材2に境界面3を境にして、相
互に色の異なる2種のインクAおよびインクBがストラ
イプ状に含浸されている。AはインクAの含浸領域、B
はインクBの含浸領域を示す。
【0018】図1に示される実施例は、2種のインクを
含浸させたものであるが、本発明の多色インクリボンは
3種またはそれ以上のインクを含浸させたものであって
もよい。
含浸させたものであるが、本発明の多色インクリボンは
3種またはそれ以上のインクを含浸させたものであって
もよい。
【0019】本発明においては、隣接する2色のインク
として、オイル成分が相互に非相溶なオイルを主体とす
るものを用いる。
として、オイル成分が相互に非相溶なオイルを主体とす
るものを用いる。
【0020】前記オイル成分としては、たとえばソルビ
タン脂肪酸エステル、ソルビット脂肪酸エステル、ポリ
オキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシ
エチレンソルビタンアルキルエーテル、ポリオキシエチ
レンソルビット脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エス
テル、ポリプロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリ
エチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル、硬化ヒマシ油誘導体、ポリオキシ
エチレンヒマシ油、レシチンなどの液状界面活性剤、ナ
タネ油、ヒマシ油、大豆油などの植物油、牛脚油などの
動物油、モーターオイルなどの鉱物油、オレフィン重合
油(たとえばエチレンオリゴマー、ブチレンオリゴマー
などのα−オレフィンオリゴマーなど)、ジエステル油
[たとえばジオクチルフタレート、ジオクチルセバケー
ト、ジ(1−エチルプロピル)セバケート、ジオクチル
アゼレート、ジオクチルアジペートなど]、シリコーン
油(たとえば低粘度の直鎖状ジメチルポリシロキサンな
ど)などの合成油などの1種または2種以上が使用でき
る。
タン脂肪酸エステル、ソルビット脂肪酸エステル、ポリ
オキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシ
エチレンソルビタンアルキルエーテル、ポリオキシエチ
レンソルビット脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エス
テル、ポリプロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリ
エチレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレ
ンアルキルエーテル、硬化ヒマシ油誘導体、ポリオキシ
エチレンヒマシ油、レシチンなどの液状界面活性剤、ナ
タネ油、ヒマシ油、大豆油などの植物油、牛脚油などの
動物油、モーターオイルなどの鉱物油、オレフィン重合
油(たとえばエチレンオリゴマー、ブチレンオリゴマー
などのα−オレフィンオリゴマーなど)、ジエステル油
[たとえばジオクチルフタレート、ジオクチルセバケー
ト、ジ(1−エチルプロピル)セバケート、ジオクチル
アゼレート、ジオクチルアジペートなど]、シリコーン
油(たとえば低粘度の直鎖状ジメチルポリシロキサンな
ど)などの合成油などの1種または2種以上が使用でき
る。
【0021】相互に非相溶(まったく非相溶なもののみ
ならず、難相溶なものをも含む概念である)なオイルの
組合せとしては、たとえば表1に示すものがあげられ
る。
ならず、難相溶なものをも含む概念である)なオイルの
組合せとしては、たとえば表1に示すものがあげられ
る。
【0022】
【表1】
【0023】表1中グループAのオイルとグループBの
オイルとは相互に非相溶な組合せである。なお同一グル
ープ内のものは相互に相溶するので、同一グループ内の
オイルを混合して1つのインクのオイル成分として使用
することができる。
オイルとは相互に非相溶な組合せである。なお同一グル
ープ内のものは相互に相溶するので、同一グループ内の
オイルを混合して1つのインクのオイル成分として使用
することができる。
【0024】前記のオイルの相溶、非相溶は、理論的に
は溶解度パラメーター(SP)の相違によるが、SP理
論では必ずしも明確に相溶、非相溶を明らかにすること
ができないため、本発明の実施に当たっては、異なる2
種以上のオイルを同一のビーカーに入れてこれを一旦混
合したのち静置し、混合したオイルが分離するか否かに
よって相溶、非相溶の相違を明確化するのが好ましい。
前記の相溶、非相溶の関係はこのような実験により確認
した結果である。
は溶解度パラメーター(SP)の相違によるが、SP理
論では必ずしも明確に相溶、非相溶を明らかにすること
ができないため、本発明の実施に当たっては、異なる2
種以上のオイルを同一のビーカーに入れてこれを一旦混
合したのち静置し、混合したオイルが分離するか否かに
よって相溶、非相溶の相違を明確化するのが好ましい。
前記の相溶、非相溶の関係はこのような実験により確認
した結果である。
【0025】さらに本発明においては、隣接する2色の
インクのうち、黒色以外の少なくとも1色のインクにB
ET比表面積が60m2/g以上の顔料を含有せしめ
る。
インクのうち、黒色以外の少なくとも1色のインクにB
ET比表面積が60m2/g以上の顔料を含有せしめ
る。
【0026】BET比表面積が60m2/g以上の顔料
としては、有機顔料として、ヘリオゲンブルーD707
2DD)(BASF社製、BET比表面積62m2/
g)などがあげられ、カーボンブラックとして、ラーベ
ン1255(コロンビアカーボン社製、BET比表面積
125m2/g)、プリンテックス30(デグサ社製、
BET比表面積80m2/g)、プリンテックス140
V(デグサ社製、BET比表面積90m2/g)、カー
ボンブラックMA−600(三菱化学(株)製、BET
比表面積150m2/g)などがあげられる。これら顔
料は単独または混合して使用できる。
としては、有機顔料として、ヘリオゲンブルーD707
2DD)(BASF社製、BET比表面積62m2/
g)などがあげられ、カーボンブラックとして、ラーベ
ン1255(コロンビアカーボン社製、BET比表面積
125m2/g)、プリンテックス30(デグサ社製、
BET比表面積80m2/g)、プリンテックス140
V(デグサ社製、BET比表面積90m2/g)、カー
ボンブラックMA−600(三菱化学(株)製、BET
比表面積150m2/g)などがあげられる。これら顔
料は単独または混合して使用できる。
【0027】本発明においては、前記BET比表面積が
60m2/g以上の顔料を黒色以外のインクに添加す
る。
60m2/g以上の顔料を黒色以外のインクに添加す
る。
【0028】本発明において、前記BET比表面積が6
0m2/g以上の顔料は、インクの主顔料(インクの色
調を決める顔料をいう)として用いてもよく、あるいは
主顔料に加えて補助顔料として用いてもよい。
0m2/g以上の顔料は、インクの主顔料(インクの色
調を決める顔料をいう)として用いてもよく、あるいは
主顔料に加えて補助顔料として用いてもよい。
【0029】前記BET比表面積が60m2/g以上の
顔料としては、印字濃度の向上の面からはカーボンブラ
ックが好ましい。もとよりインク本来の色調との関係
上、黄色などの淡色インクにおいて補助顔料として用い
るばあいは、主顔料と同系色の顔料を使用するのが好ま
しい。
顔料としては、印字濃度の向上の面からはカーボンブラ
ックが好ましい。もとよりインク本来の色調との関係
上、黄色などの淡色インクにおいて補助顔料として用い
るばあいは、主顔料と同系色の顔料を使用するのが好ま
しい。
【0030】前記BET比表面積が60m2/g以上の
顔料のインク中における含有量は0.5%(重量%、以
下同様)以上、なかんづく0.5〜25%の範囲が好ま
しい。前記顔料の含有量が前記範囲より少ないとオイル
保持力を高めることが困難で、インク逃げ、用紙汚れが
発生する傾向がある。一方前記範囲より多いと、インク
粘度が高くなりすぎ、インクの塗工性がわるくなった
り、経時安定性がわるくなる傾向にある。なお、目的と
する色調から大きく外れないようにするため、前記範囲
内で適宜添加量を調整するのが好ましい。
顔料のインク中における含有量は0.5%(重量%、以
下同様)以上、なかんづく0.5〜25%の範囲が好ま
しい。前記顔料の含有量が前記範囲より少ないとオイル
保持力を高めることが困難で、インク逃げ、用紙汚れが
発生する傾向がある。一方前記範囲より多いと、インク
粘度が高くなりすぎ、インクの塗工性がわるくなった
り、経時安定性がわるくなる傾向にある。なお、目的と
する色調から大きく外れないようにするため、前記範囲
内で適宜添加量を調整するのが好ましい。
【0031】前記BET比表面積が60m2/g以上の
カーボンブラックを補助顔料として用いるばあいは、カ
ーボンブラックのインク中の含有量を0.5〜10%の
範囲とするのが好ましい。
カーボンブラックを補助顔料として用いるばあいは、カ
ーボンブラックのインク中の含有量を0.5〜10%の
範囲とするのが好ましい。
【0032】前記BET比表面積が60m2/g以上の
顔料は隣接する2色のインクの両方に添加してもよく、
一方のみに添加してもよい。
顔料は隣接する2色のインクの両方に添加してもよく、
一方のみに添加してもよい。
【0033】なお、前記顔料を添加することでインクの
流動性低下による印字寿命の低下が予想されるが、カー
ボンブラックなどの着色力の大きな顔料を添加すること
によって、逆に印字寿命の向上が図られる。
流動性低下による印字寿命の低下が予想されるが、カー
ボンブラックなどの着色力の大きな顔料を添加すること
によって、逆に印字寿命の向上が図られる。
【0034】本発明に用いる各インクには、本発明の目
的を損なわない範囲内で、防腐剤、防カビ剤、酸化防止
剤などの添加剤を適宜配合することができる。
的を損なわない範囲内で、防腐剤、防カビ剤、酸化防止
剤などの添加剤を適宜配合することができる。
【0035】各インクは、前記成分をロールミル、サン
ドミルなどで混練することにより調製できる。
ドミルなどで混練することにより調製できる。
【0036】前記インクを含浸させるための布基材とし
ては、ナイロン6、ナイロン66、ポリエステル、絹、
綿などの繊維の織布で、坪量30〜80g/m2程度の
ものが好ましく使用できる。インクの含浸量は通常5〜
25g/m2程度が適当である。
ては、ナイロン6、ナイロン66、ポリエステル、絹、
綿などの繊維の織布で、坪量30〜80g/m2程度の
ものが好ましく使用できる。インクの含浸量は通常5〜
25g/m2程度が適当である。
【0037】以下、本発明を実施例をあげて説明する
が、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
が、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
【0038】実施例1〜5および比較例1〜3 表2に示す処方に従って各材料を混合し、3本ロールミ
ルで混練してインク1およびインク2を調製した。
ルで混練してインク1およびインク2を調製した。
【0039】えられたインク1およびインク2を、図1
に示すごとく隣接するように坪量55g/m2のナイロ
ン66生地に13.5g/m2の割合でストライプ状に
含浸させて多色インクリボンを製造した。
に示すごとく隣接するように坪量55g/m2のナイロ
ン66生地に13.5g/m2の割合でストライプ状に
含浸させて多色インクリボンを製造した。
【0040】えられた多色インクリボンについて、下記
の評価方法によりインク逃げ、用紙汚れ、印字濃度を評
価した。結果を表2に示す。
の評価方法によりインク逃げ、用紙汚れ、印字濃度を評
価した。結果を表2に示す。
【0041】[インク逃げ]前記多色インクリボンを6
5℃、ドライ条件下で120時間保存し、保存処理後に
おけるインクAとインクBの境界部分のインク逃げを目
視で観察し、つぎの基準にしたがって評価した。
5℃、ドライ条件下で120時間保存し、保存処理後に
おけるインクAとインクBの境界部分のインク逃げを目
視で観察し、つぎの基準にしたがって評価した。
【0042】5‥‥‥インク逃げが全く認められない。 4‥‥‥インク逃げが認められない。 3‥‥‥インク逃げがやや認められる。 2‥‥‥インク逃げが認められる。 1‥‥‥インク逃げがかなり認められる。
【0043】[用紙汚れ]図2に示すように、プロッタ
用チャート紙10をプリンターのブラテン11上に置
き、その上に前記多色インクリボン1をチャート紙10
に接するように静置し、15時間放置した。15時間放
置後のチャート紙10へのオイルの滲み出し汚れを目視
で観察し、つぎの基準にしたがって評価した。
用チャート紙10をプリンターのブラテン11上に置
き、その上に前記多色インクリボン1をチャート紙10
に接するように静置し、15時間放置した。15時間放
置後のチャート紙10へのオイルの滲み出し汚れを目視
で観察し、つぎの基準にしたがって評価した。
【0044】 4‥‥‥オイルの滲み出しが全く認められない。 3‥‥‥オイルの滲み出しが認められない。 2‥‥‥オイルの滲み出しがやや認められる。 1‥‥‥オイルの滲み出しが認められる。
【0045】[印字濃度]前記多色インクリボンを24
ピンインパクトドットプリンタ(日本電気(株)製PC
−PR201GS)に使用して、55kg上質紙上に印
字し、えられた印像の印字濃度をつぎの基準にしたがっ
て評価した。
ピンインパクトドットプリンタ(日本電気(株)製PC
−PR201GS)に使用して、55kg上質紙上に印
字し、えられた印像の印字濃度をつぎの基準にしたがっ
て評価した。
【0046】 4‥‥‥印字濃度がかなり高く認識良好である。 3‥‥‥印字濃度が高い。 2‥‥‥印字濃度がやや低い。 1‥‥‥印字濃度が低く認識困難である。
【0047】
【表2】
【0048】
【発明の効果】第1発明によれば、布基材に隣接して含
浸されている2色のインクのオイル成分が相互に非相溶
なオイルを主体とし、かつ黒色以外の少なくとも1色の
インクにBET比表面積が60m2/g以上の顔料を含
有せしめることにより、インクの混色が防止できると共
に、該顔料を添加することで、顔料のオイル保持力が高
まり、インクの流動性が適度に調整でき、その結果イン
ク逃げが防止でき、さらに該顔料によるインク中のオイ
ル保持力が高まることにより、用紙とリボンの接触時に
オイルが用紙に滲み出すのが防止され、用紙汚れの問題
が同時に解決できる。
浸されている2色のインクのオイル成分が相互に非相溶
なオイルを主体とし、かつ黒色以外の少なくとも1色の
インクにBET比表面積が60m2/g以上の顔料を含
有せしめることにより、インクの混色が防止できると共
に、該顔料を添加することで、顔料のオイル保持力が高
まり、インクの流動性が適度に調整でき、その結果イン
ク逃げが防止でき、さらに該顔料によるインク中のオイ
ル保持力が高まることにより、用紙とリボンの接触時に
オイルが用紙に滲み出すのが防止され、用紙汚れの問題
が同時に解決できる。
【0049】さらに第2発明によれば、前記顔料のイン
ク中の含有量を0.5重量%以上とすることにより、前
記インク逃げ、用紙汚れをより確実に防止できる。
ク中の含有量を0.5重量%以上とすることにより、前
記インク逃げ、用紙汚れをより確実に防止できる。
【0050】さらに第3発明によれば、前記顔料として
カーボンブラックを使用することにより、所望の印字濃
度をうることができる。
カーボンブラックを使用することにより、所望の印字濃
度をうることができる。
【図1】本発明の多色インクリボンの一実施例を示す部
分斜視図である。
分斜視図である。
【図2】本発明における用紙汚れの評価方法を示す概略
斜視図である。
斜視図である。
【図3】多色インクリボンにおけるインク逃げを示す部
分平面図である。
分平面図である。
1 多色インクリボン 2 布基材 3 境界面 A インクAの含浸領域 B インクBの含浸領域 C インク逃げの部分
Claims (3)
- 【請求項1】 布基材に2色以上の液状インクが含浸さ
れ、隣接して含浸されている2色のインクのオイル成分
が相互に非相溶なオイルを主体とする多色インクリボン
であって、隣接する2色のインクのうち、黒色以外の少
なくとも1色のインクがBET比表面積が60m2/g
以上の顔料を含有することを特徴とする多色インクリボ
ン。 - 【請求項2】 前記顔料が当該1色のインクに0.5重
量%以上含有されていることを特徴とする請求項1記載
の多色インクリボン。 - 【請求項3】 前記顔料がカーボンブラックであること
を特徴とする請求項1または2記載の多色インクリボ
ン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16429095A JPH0911614A (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | 多色インクリボン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16429095A JPH0911614A (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | 多色インクリボン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0911614A true JPH0911614A (ja) | 1997-01-14 |
Family
ID=15790304
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16429095A Pending JPH0911614A (ja) | 1995-06-29 | 1995-06-29 | 多色インクリボン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0911614A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014133382A (ja) * | 2013-01-11 | 2014-07-24 | Fujicopian Co Ltd | インパクトプリンタ用インクリボン |
-
1995
- 1995-06-29 JP JP16429095A patent/JPH0911614A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014133382A (ja) * | 2013-01-11 | 2014-07-24 | Fujicopian Co Ltd | インパクトプリンタ用インクリボン |
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