JPH09118366A - 薬剤用緩衝材および薬剤容器 - Google Patents
薬剤用緩衝材および薬剤容器Info
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- JPH09118366A JPH09118366A JP7274061A JP27406195A JPH09118366A JP H09118366 A JPH09118366 A JP H09118366A JP 7274061 A JP7274061 A JP 7274061A JP 27406195 A JP27406195 A JP 27406195A JP H09118366 A JPH09118366 A JP H09118366A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】充填作業が容易で、しかも、容器内の薬剤の容
積変化にも追従する薬剤用緩衝材およびこの緩衝材を用
いた薬剤容器を提供することを目的としている。 【解決手段】23℃の雰囲気中で充填時の体積が1日で
1.01〜2倍の体積に形状回復する、遅延された形状
回復性を有する発泡体または積層体から形成されている
薬剤用緩衝材を、固形の薬剤が収容された容器内の空間
部分に充填した。
積変化にも追従する薬剤用緩衝材およびこの緩衝材を用
いた薬剤容器を提供することを目的としている。 【解決手段】23℃の雰囲気中で充填時の体積が1日で
1.01〜2倍の体積に形状回復する、遅延された形状
回復性を有する発泡体または積層体から形成されている
薬剤用緩衝材を、固形の薬剤が収容された容器内の空間
部分に充填した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薬剤用緩衝材およ
びこの緩衝材を用いた薬剤容器に関する。
びこの緩衝材を用いた薬剤容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図3に示すように、錠剤やカプセ
ルなど固形の薬剤101は、一般にビン等の容器102
に詰められたのち、特開昭52−34880号公報に開
示されているように容器102の上部空間103に紙ま
たはプラスチックフィルムを折り畳んだものを緩衝材1
04として充填し、さらに蓋105をして市販されてい
る。
ルなど固形の薬剤101は、一般にビン等の容器102
に詰められたのち、特開昭52−34880号公報に開
示されているように容器102の上部空間103に紙ま
たはプラスチックフィルムを折り畳んだものを緩衝材1
04として充填し、さらに蓋105をして市販されてい
る。
【0003】すなわち、緩衝材104によって薬剤10
1が搬送中にビン102内で動揺して他の薬剤と衝突な
どによって割れたりすることがないようにされている。
1が搬送中にビン102内で動揺して他の薬剤と衝突な
どによって割れたりすることがないようにされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のように
紙またはプラスチックフィルムを折り畳んだものを緩衝
材として用いた場合、充填当初は、薬剤の動揺を抑止で
きたとしても、錠剤やカプセルなどの薬剤が、充填状態
により見掛けの容積が異なるため、搬送中に振動等によ
り薬剤が細密充填化され、見掛けの容積が小さくなり、
緩衝材との間に隙間が生じる。したがって、搬送中に、
薬剤が容器内で次第に動揺しだし衝突などによって割れ
たり、表面の糖衣がはげたりする恐れがある。
紙またはプラスチックフィルムを折り畳んだものを緩衝
材として用いた場合、充填当初は、薬剤の動揺を抑止で
きたとしても、錠剤やカプセルなどの薬剤が、充填状態
により見掛けの容積が異なるため、搬送中に振動等によ
り薬剤が細密充填化され、見掛けの容積が小さくなり、
緩衝材との間に隙間が生じる。したがって、搬送中に、
薬剤が容器内で次第に動揺しだし衝突などによって割れ
たり、表面の糖衣がはげたりする恐れがある。
【0005】一方、特開平5−221429号公報に開
示されているように二重折りネットチューブを緩衝材と
して用いると、見掛けの容積変化にも追従するため、上
記問題が解消できるのであるが、ネットチューブを二重
折りに圧縮変形した状態で容器に充填しなければならな
いため、充填作業が困難であると言う問題がある。
示されているように二重折りネットチューブを緩衝材と
して用いると、見掛けの容積変化にも追従するため、上
記問題が解消できるのであるが、ネットチューブを二重
折りに圧縮変形した状態で容器に充填しなければならな
いため、充填作業が困難であると言う問題がある。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みて、充填
作業が容易で、しかも、容器内の薬剤の容積変化にも追
従する薬剤用緩衝材およびこの緩衝材を用いた薬剤容器
を提供することを目的としている。
作業が容易で、しかも、容器内の薬剤の容積変化にも追
従する薬剤用緩衝材およびこの緩衝材を用いた薬剤容器
を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる薬剤用緩
衝材は、このような目的を達成するために、固形の薬剤
が収容された容器内の空間部分に充填され、前記容器内
での前記薬剤の動揺を抑止する薬剤用緩衝材として、2
3℃の雰囲気中で充填時の体積が1日で1.01〜2倍
の体積に形状回復する、遅延された形状回復性を有する
発泡体または積層体を用いた。
衝材は、このような目的を達成するために、固形の薬剤
が収容された容器内の空間部分に充填され、前記容器内
での前記薬剤の動揺を抑止する薬剤用緩衝材として、2
3℃の雰囲気中で充填時の体積が1日で1.01〜2倍
の体積に形状回復する、遅延された形状回復性を有する
発泡体または積層体を用いた。
【0008】また、本発明にかかる薬剤容器は、上記本
発明の薬剤用緩衝材を薬剤を収容する容器本体の底面に
沿って配設した。
発明の薬剤用緩衝材を薬剤を収容する容器本体の底面に
沿って配設した。
【0009】上記構成において、緩衝材の形状として
は、特に限定されないが、たとえば、シートまたはフィ
ルム状のものを折り畳んだもの、ロッドまたは短冊状の
ものを丸めたもの、ブロック状で切れ込みが入れてある
ものなどが挙げられ、形状自由度があり、容器から取り
出しやすい形状のものが好ましい。
は、特に限定されないが、たとえば、シートまたはフィ
ルム状のものを折り畳んだもの、ロッドまたは短冊状の
ものを丸めたもの、ブロック状で切れ込みが入れてある
ものなどが挙げられ、形状自由度があり、容器から取り
出しやすい形状のものが好ましい。
【0010】遅延された形状回復性を有する発泡体と
は、以下のようなものを言う。 炭酸ガスや液化ガス等のガス透過係数Pagent が空
気のガス透過係数Pai r より大きく、常温でガスもしく
は常温で液化するガスを発泡ガスとして用いたものであ
って、気泡内のガス置換、あるいは液化による体積収縮
により自然収縮を起こし、収縮後樹脂の弾性回復力とガ
ス透過により気泡の内外圧力と釣り合いながら徐々にも
との厚さに回復してゆくもの。すなわち、Pagent >P
air となるガスを発泡剤として用いた場合、セル膜を通
して独立気泡(セル)内から外界(大気中)へ逃げる
(透過)ガス量の方が、外界から独立気泡内へ入るガス
量よりも多くなり、独立気泡内圧<外界圧(大気圧)と
なる。この時、発泡体には外界圧で圧縮される力F1 と
それに抵抗する樹脂の弾性力F2 がかかり、F1 とF 2
が釣り合う状態まで発泡体が収縮する。収縮が進行する
にしたがって独立気泡内から外界へ逃げるガス量が次第
に減少し、しばらくすると独立気泡内から外界へ逃げる
ガス量と外界から独立気泡内に入るガス量が平衡に達し
収縮は停止する。この後、発泡体は膨張を開始する。
は、以下のようなものを言う。 炭酸ガスや液化ガス等のガス透過係数Pagent が空
気のガス透過係数Pai r より大きく、常温でガスもしく
は常温で液化するガスを発泡ガスとして用いたものであ
って、気泡内のガス置換、あるいは液化による体積収縮
により自然収縮を起こし、収縮後樹脂の弾性回復力とガ
ス透過により気泡の内外圧力と釣り合いながら徐々にも
との厚さに回復してゆくもの。すなわち、Pagent >P
air となるガスを発泡剤として用いた場合、セル膜を通
して独立気泡(セル)内から外界(大気中)へ逃げる
(透過)ガス量の方が、外界から独立気泡内へ入るガス
量よりも多くなり、独立気泡内圧<外界圧(大気圧)と
なる。この時、発泡体には外界圧で圧縮される力F1 と
それに抵抗する樹脂の弾性力F2 がかかり、F1 とF 2
が釣り合う状態まで発泡体が収縮する。収縮が進行する
にしたがって独立気泡内から外界へ逃げるガス量が次第
に減少し、しばらくすると独立気泡内から外界へ逃げる
ガス量と外界から独立気泡内に入るガス量が平衡に達し
収縮は停止する。この後、発泡体は膨張を開始する。
【0011】 の発泡ガス以外のガスを発泡ガスと
して用いたものであって、発泡体に弾性領域内の圧縮歪
みを与えた場合、発泡体を構成する独立気泡の内圧が上
昇し、直後に外力を取り除けば発泡体は瞬時に元の形状
に回復するが、所定時間以上その歪みを保持させれば、
樹脂のガス透過性により気泡内のガスが気泡膜から徐々
にぬけてゆき内圧と外圧とが釣り合い、外力を取り除い
ても瞬間的な形状回復は起こらず、その歪みが樹脂の弾
性領域内であれば、圧縮を解除すると樹脂の弾性回復力
により気泡の内外圧力と釣り合いながら徐々にもとの厚
さに回復してゆく性質を持つもの。
して用いたものであって、発泡体に弾性領域内の圧縮歪
みを与えた場合、発泡体を構成する独立気泡の内圧が上
昇し、直後に外力を取り除けば発泡体は瞬時に元の形状
に回復するが、所定時間以上その歪みを保持させれば、
樹脂のガス透過性により気泡内のガスが気泡膜から徐々
にぬけてゆき内圧と外圧とが釣り合い、外力を取り除い
ても瞬間的な形状回復は起こらず、その歪みが樹脂の弾
性領域内であれば、圧縮を解除すると樹脂の弾性回復力
により気泡の内外圧力と釣り合いながら徐々にもとの厚
さに回復してゆく性質を持つもの。
【0012】 の発泡ガス以外のガスを発泡ガスと
して用いたものであって、減圧下で発泡することにより
気泡中のガス圧力は大気圧以下となった状態で冷却固定
した後大気中に取り出した時、発泡体が大気圧により一
旦圧縮され、樹脂の弾性回復力により気泡の内外圧力と
釣り合いながら徐々にもとの厚さに回復してゆくもの。
して用いたものであって、減圧下で発泡することにより
気泡中のガス圧力は大気圧以下となった状態で冷却固定
した後大気中に取り出した時、発泡体が大気圧により一
旦圧縮され、樹脂の弾性回復力により気泡の内外圧力と
釣り合いながら徐々にもとの厚さに回復してゆくもの。
【0013】 冷却すると液化し沸点が成形温度以下
の発泡剤を使用して発泡体を製造したもの。すなわち、
沸点が樹脂の成形温度以下である発泡剤を用いた場合、
発泡体を発泡剤の沸点まで冷却すると、独立気泡内の発
泡剤も冷却されて気体から液体になる。このとき発泡剤
の体積収縮によって独立気泡内圧<外界圧(大気圧)と
なり発泡体が収縮する。その後樹脂の弾性回復力により
気泡の内外圧力と釣り合いながら徐々にもとの厚さに回
復してゆく。
の発泡剤を使用して発泡体を製造したもの。すなわち、
沸点が樹脂の成形温度以下である発泡剤を用いた場合、
発泡体を発泡剤の沸点まで冷却すると、独立気泡内の発
泡剤も冷却されて気体から液体になる。このとき発泡剤
の体積収縮によって独立気泡内圧<外界圧(大気圧)と
なり発泡体が収縮する。その後樹脂の弾性回復力により
気泡の内外圧力と釣り合いながら徐々にもとの厚さに回
復してゆく。
【0014】なお、上記の独立気泡樹脂発泡体を圧縮
する場合、圧縮時の温度は、独立気泡樹脂発泡体を構成
する樹脂の軟化点(非晶性樹脂についてはガラス転移
点、結晶性樹脂については融点を軟化点とする)以下で
ある。すなわち、軟化点以上の温度で圧縮を行った場
合、抜重後の発泡体の形状回復能がなくなる恐れがあ
る。独立気泡樹脂発泡体の独立気泡率は、緩衝材として
必要とする回復量により決まり、60%〜100%が好
ましい。
する場合、圧縮時の温度は、独立気泡樹脂発泡体を構成
する樹脂の軟化点(非晶性樹脂についてはガラス転移
点、結晶性樹脂については融点を軟化点とする)以下で
ある。すなわち、軟化点以上の温度で圧縮を行った場
合、抜重後の発泡体の形状回復能がなくなる恐れがあ
る。独立気泡樹脂発泡体の独立気泡率は、緩衝材として
必要とする回復量により決まり、60%〜100%が好
ましい。
【0015】独立気泡樹脂発泡体を構成する樹脂として
は、特に限定されないが、圧縮永久歪み(JIS K
6767に準拠)が20%以下のもの、特に10%以下
のものが形状回復性に優れ好ましい。このような樹脂と
しては、以下のような熱可塑性樹脂あるいは熱硬化性樹
脂が挙げれる。
は、特に限定されないが、圧縮永久歪み(JIS K
6767に準拠)が20%以下のもの、特に10%以下
のものが形状回復性に優れ好ましい。このような樹脂と
しては、以下のような熱可塑性樹脂あるいは熱硬化性樹
脂が挙げれる。
【0016】〔熱可塑性樹脂〕ポリエチレン,ポリプロ
ピレン,エチレン−プロピレン共重合体,エチレン−プ
ロピレン−ジエン共重合体,エチレン−酢酸ビニル共重
合体等のオレフィン系樹脂、ポリメチルアクリレート,
ポリメチルメタクレート,エチレン−エチルアクリレー
ト共重合体等のアクリル系樹脂、ブタジエン−スチレ
ン,アクリロニトリル−スチレン,スチレン,スチレン
−ブタジエン−スチレン,スチレン−イソプレン−スチ
レン,スチレン−アクリル酸等のスチレン系樹脂、アク
リロニトリル−ポリ塩化ビニル,ポリ塩化ビニル−エチ
レン等の塩化ビニル系樹脂、ポリフッ化ビニル,ポリフ
ッ化ビニリデン等のフッ化ビニル系樹脂、6−ナイロ
ン,6・6−ナイロン,12−ナイロン等のアミド樹
脂、ポリエチレンテレフタレート,ポリブチレンテレフ
タレート等の飽和エステル系樹脂、ポリカーボネート、
ポリフェニレンオキサイド、ポリアセタール、ポリフェ
ニレンスルフィド、シリコーン樹脂、熱可塑性ウレタン
樹脂、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルイミ
ド、各種エラストマーやこれらの架橋体。
ピレン,エチレン−プロピレン共重合体,エチレン−プ
ロピレン−ジエン共重合体,エチレン−酢酸ビニル共重
合体等のオレフィン系樹脂、ポリメチルアクリレート,
ポリメチルメタクレート,エチレン−エチルアクリレー
ト共重合体等のアクリル系樹脂、ブタジエン−スチレ
ン,アクリロニトリル−スチレン,スチレン,スチレン
−ブタジエン−スチレン,スチレン−イソプレン−スチ
レン,スチレン−アクリル酸等のスチレン系樹脂、アク
リロニトリル−ポリ塩化ビニル,ポリ塩化ビニル−エチ
レン等の塩化ビニル系樹脂、ポリフッ化ビニル,ポリフ
ッ化ビニリデン等のフッ化ビニル系樹脂、6−ナイロ
ン,6・6−ナイロン,12−ナイロン等のアミド樹
脂、ポリエチレンテレフタレート,ポリブチレンテレフ
タレート等の飽和エステル系樹脂、ポリカーボネート、
ポリフェニレンオキサイド、ポリアセタール、ポリフェ
ニレンスルフィド、シリコーン樹脂、熱可塑性ウレタン
樹脂、ポリエーテルエーテルケトン、ポリエーテルイミ
ド、各種エラストマーやこれらの架橋体。
【0017】〔熱硬化性樹脂〕エポキシ系樹脂、フェノ
ール系樹脂、メラミン系樹脂、ウレタン系樹脂、イミド
系樹脂、ユリア系樹脂、シリコーン系樹脂、不飽和ポリ
エステル系樹脂の硬化物等。 〔天然樹脂〕天然ゴム、セルロース、デンプン、蛋白
質、うるしなどの樹液等 なお、これらの樹脂は単独で用いても2種以上併用して
も良い。
ール系樹脂、メラミン系樹脂、ウレタン系樹脂、イミド
系樹脂、ユリア系樹脂、シリコーン系樹脂、不飽和ポリ
エステル系樹脂の硬化物等。 〔天然樹脂〕天然ゴム、セルロース、デンプン、蛋白
質、うるしなどの樹液等 なお、これらの樹脂は単独で用いても2種以上併用して
も良い。
【0018】また、上記樹脂の中でも、特に形状回復性
に優れるものとして、オレフィン樹脂、スチレン系樹
脂、アミド系樹脂、アクリル共重合体、軟質ポリウレタ
ン、軟質塩化ビニル樹脂、ポリアセタール、シリコーン
樹脂、各種エラストマーが特に挙げられる。発泡方法
は、プラスチックフォームハンドブックに記載されてい
る方法を含め公知の方法が挙げられ、いずれの方法を用
いても構わない。
に優れるものとして、オレフィン樹脂、スチレン系樹
脂、アミド系樹脂、アクリル共重合体、軟質ポリウレタ
ン、軟質塩化ビニル樹脂、ポリアセタール、シリコーン
樹脂、各種エラストマーが特に挙げられる。発泡方法
は、プラスチックフォームハンドブックに記載されてい
る方法を含め公知の方法が挙げられ、いずれの方法を用
いても構わない。
【0019】本発明で使用される発泡剤としては、特に
限定されないが、たとえば、分解型の発泡剤としてアゾ
ジカルボアミド(ADCA)、アゾビスイソブチロニト
リル(AIBN)、ジニトロソペンタメチレンテトラミ
ン(DPT)、p−トルエンスルホニルヒドラジド(T
SH)、ベンゼンスルホニルヒドラジド(BSH)及
び、重炭酸ナトリウムなどが挙げられ、揮発型の発泡剤
として炭酸ガス、プロパン、メチルエーテル、ペンタ
ン、1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンなどの気体
およびエーテル、石油エーテル、アセトン、エタノール
などの揮発性液体が挙げられる。
限定されないが、たとえば、分解型の発泡剤としてアゾ
ジカルボアミド(ADCA)、アゾビスイソブチロニト
リル(AIBN)、ジニトロソペンタメチレンテトラミ
ン(DPT)、p−トルエンスルホニルヒドラジド(T
SH)、ベンゼンスルホニルヒドラジド(BSH)及
び、重炭酸ナトリウムなどが挙げられ、揮発型の発泡剤
として炭酸ガス、プロパン、メチルエーテル、ペンタ
ン、1,1−ジクロロ−1−フルオロエタンなどの気体
およびエーテル、石油エーテル、アセトン、エタノール
などの揮発性液体が挙げられる。
【0020】また、これら発泡剤と共に、発泡速度を調
節する発泡助剤を添加してもよい。因に、発泡速度を速
める発泡助剤として、ステアリン酸亜鉛,ステアリン酸
カルシウム等の金属石けん、亜鉛華,硝酸亜鉛等の無機
塩、アジピン酸,シュウ酸等の酸類が挙げられ、発泡速
度を遅延する発泡助剤として、マレイン酸,フタル酸等
の有機酸、無水マレイン酸,無水フタル酸等の有機酸無
水物、ジブチル錫マレート,塩化錫等の錫化合物が挙げ
られる。
節する発泡助剤を添加してもよい。因に、発泡速度を速
める発泡助剤として、ステアリン酸亜鉛,ステアリン酸
カルシウム等の金属石けん、亜鉛華,硝酸亜鉛等の無機
塩、アジピン酸,シュウ酸等の酸類が挙げられ、発泡速
度を遅延する発泡助剤として、マレイン酸,フタル酸等
の有機酸、無水マレイン酸,無水フタル酸等の有機酸無
水物、ジブチル錫マレート,塩化錫等の錫化合物が挙げ
られる。
【0021】発泡助剤は、使用する樹脂,発泡剤,助剤
の種類によって異なるが、通常熱可塑性樹脂100重量
部に対して0.1〜2重量部程度の添加割合で添加され
ることが好ましい。すなわち、添加量が0.1重量部以
下では、効果が小さく、2重量部以上では飽和状態とな
り、それ以上の添加効果がなくなる恐れがある。
の種類によって異なるが、通常熱可塑性樹脂100重量
部に対して0.1〜2重量部程度の添加割合で添加され
ることが好ましい。すなわち、添加量が0.1重量部以
下では、効果が小さく、2重量部以上では飽和状態とな
り、それ以上の添加効果がなくなる恐れがある。
【0022】また、上記発泡体には、充填剤、補強繊
維、着色剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、難燃剤等を必
要に応じて混合されていても構わない。充填剤として
は、たとえば、炭酸カルシウム、タルク、クレー、酸化
マグネシウム、酸化亜鉛、カーボンブラック、二酸化ケ
イ素、酸化チタン、ガラス粉、ガラスビーズ等が挙げら
れる。
維、着色剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、難燃剤等を必
要に応じて混合されていても構わない。充填剤として
は、たとえば、炭酸カルシウム、タルク、クレー、酸化
マグネシウム、酸化亜鉛、カーボンブラック、二酸化ケ
イ素、酸化チタン、ガラス粉、ガラスビーズ等が挙げら
れる。
【0023】補強繊維としては、たとえば、ガラス繊
維、炭素繊維等が挙げられる。着色剤としては、たとえ
ば、酸化チタン等の顔料が挙げられる。酸化防止剤とし
ては、一般に用いれるものであれば、特に限定されず、
たとえば、テトラキス〔メチレン(3,5−ジ−t−ブ
チル−4−ヒドロキシハイドロシンナメート)〕メタ
ン、チオジプロピオン酸ジラウリル、1,1,3−トリ
ス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェ
ニル)ブタン等が挙げられる。
維、炭素繊維等が挙げられる。着色剤としては、たとえ
ば、酸化チタン等の顔料が挙げられる。酸化防止剤とし
ては、一般に用いれるものであれば、特に限定されず、
たとえば、テトラキス〔メチレン(3,5−ジ−t−ブ
チル−4−ヒドロキシハイドロシンナメート)〕メタ
ン、チオジプロピオン酸ジラウリル、1,1,3−トリ
ス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェ
ニル)ブタン等が挙げられる。
【0024】難燃剤としては、ヘキサブロモフェニルエ
ーテル,デカブロモジフェニルエーテル等の臭素系難燃
剤、ポリリン酸アンモニウム、トリメチルホスフェー
ト、トリエチルホスフェート等の含リン酸系難燃剤、メ
ラミン誘導体、無機系難燃剤等の1種又は2種以上の混
合物が挙げられる。
ーテル,デカブロモジフェニルエーテル等の臭素系難燃
剤、ポリリン酸アンモニウム、トリメチルホスフェー
ト、トリエチルホスフェート等の含リン酸系難燃剤、メ
ラミン誘導体、無機系難燃剤等の1種又は2種以上の混
合物が挙げられる。
【0025】一方、遅延された形状回復性を有する積層
体としては、連続気泡が発泡体を構成する樹脂の弾性回
復限界内で圧縮されその外周面を樹脂層で被覆されてい
る遅延された形状回復性を有する積層体(A)と、繊維
集成体がその弾性回復限界内で圧縮されその外周面を樹
脂層で被覆されている遅延された形状回復性を有する積
層体(B)が挙げられる。
体としては、連続気泡が発泡体を構成する樹脂の弾性回
復限界内で圧縮されその外周面を樹脂層で被覆されてい
る遅延された形状回復性を有する積層体(A)と、繊維
集成体がその弾性回復限界内で圧縮されその外周面を樹
脂層で被覆されている遅延された形状回復性を有する積
層体(B)が挙げられる。
【0026】まず、積層体(A)の連続気泡樹脂発泡体
としては、特に限定されないが、連続気泡率が60〜1
00%のものが好ましい。
としては、特に限定されないが、連続気泡率が60〜1
00%のものが好ましい。
【0027】連続気泡樹脂発泡体を構成する樹脂として
は、上記独立気泡樹脂発泡体と同様の樹脂を使用するこ
とができる。連続気泡樹脂発泡体の製造方法は、特に限
定されないが、たとえば、発泡剤分解法、溶剤気散
法、化学反応法等により独立気泡を有する発泡体を製造
したのち、この発泡体を押圧し、独立気泡を潰す方法、
この発泡体に針状物に突き刺して孔開けし独立気泡を
連通させる方法、気泡倍率を高くして発泡時に連続気
泡率の高い発泡体を製造する方法などが挙げられる。
は、上記独立気泡樹脂発泡体と同様の樹脂を使用するこ
とができる。連続気泡樹脂発泡体の製造方法は、特に限
定されないが、たとえば、発泡剤分解法、溶剤気散
法、化学反応法等により独立気泡を有する発泡体を製造
したのち、この発泡体を押圧し、独立気泡を潰す方法、
この発泡体に針状物に突き刺して孔開けし独立気泡を
連通させる方法、気泡倍率を高くして発泡時に連続気
泡率の高い発泡体を製造する方法などが挙げられる。
【0028】樹脂フィルムとしては、樹脂の種類、フィ
ルムの厚さ等、特に限定されないが連続気泡樹脂発泡体
の体積をVcm3 、連続気泡樹脂発泡体の表面積をSc
m2 、フィルムの空気透過量をPcm3 /cm2 ・hr・atm
としたとき、V/(S×P)=1〜1000hr・atm を
満たすものが好ましい。すなわち、V/(S×P)が小
さすぎると、連続気泡樹脂発泡体内へ透過する空気の量
が多過ぎて緩衝材が充填前に膨張してしまい、逆に大き
すぎると、透過する空気の量が少な過ぎて膨張に時間が
かかりすぎる。
ルムの厚さ等、特に限定されないが連続気泡樹脂発泡体
の体積をVcm3 、連続気泡樹脂発泡体の表面積をSc
m2 、フィルムの空気透過量をPcm3 /cm2 ・hr・atm
としたとき、V/(S×P)=1〜1000hr・atm を
満たすものが好ましい。すなわち、V/(S×P)が小
さすぎると、連続気泡樹脂発泡体内へ透過する空気の量
が多過ぎて緩衝材が充填前に膨張してしまい、逆に大き
すぎると、透過する空気の量が少な過ぎて膨張に時間が
かかりすぎる。
【0029】連続気泡樹脂発泡体を樹脂フィルムで被覆
する方法としては、特に限定されないが、たとえば、以
下のような方法が挙げられる。 連続気泡樹脂発泡体を圧縮して気泡内の気体を排除
した状態で表面にフィルムを熱ラミネートあるいは接着
剤ラミネートする。
する方法としては、特に限定されないが、たとえば、以
下のような方法が挙げられる。 連続気泡樹脂発泡体を圧縮して気泡内の気体を排除
した状態で表面にフィルムを熱ラミネートあるいは接着
剤ラミネートする。
【0030】 連続気泡樹脂発泡体をフィルムで挟む
か、袋内に収容し、プレス等で圧縮した状態で開口部を
ヒートシールあるいは接着剤で封止する。 連続気泡樹脂発泡体を袋状のフィルム内に充填し、
真空ポンプ内でフィルム内の空気を抜く。
か、袋内に収容し、プレス等で圧縮した状態で開口部を
ヒートシールあるいは接着剤で封止する。 連続気泡樹脂発泡体を袋状のフィルム内に充填し、
真空ポンプ内でフィルム内の空気を抜く。
【0031】連続気泡樹脂発泡体の収縮は、3方向に一
様に収縮させる場合、収縮前の体積の15%以上、1方
向(例えば、シート形状で厚さ方向)のみ収縮させる場
合、収縮前の10%以上が好ましい。また、収縮は、連
続気泡樹脂発泡体に用いられる樹脂の弾性変形領域内で
行われなければならない。弾性変形領域内を超え塑性変
形領域内に入る、あるいは破断点を超えると連続気泡樹
脂発泡体の膨張(収縮回復)は起こらない。したがっ
て、収縮量が小さ過ぎると回復が悪くなる。
様に収縮させる場合、収縮前の体積の15%以上、1方
向(例えば、シート形状で厚さ方向)のみ収縮させる場
合、収縮前の10%以上が好ましい。また、収縮は、連
続気泡樹脂発泡体に用いられる樹脂の弾性変形領域内で
行われなければならない。弾性変形領域内を超え塑性変
形領域内に入る、あるいは破断点を超えると連続気泡樹
脂発泡体の膨張(収縮回復)は起こらない。したがっ
て、収縮量が小さ過ぎると回復が悪くなる。
【0032】なお、この積層体(A)の膨張の原理を説
明すると、以下のとおりである。
明すると、以下のとおりである。
【0033】すなわち、積層体(A)は、連続気泡樹脂
発泡体の収縮により発生する圧縮応力(内力)と大気圧
(外力)とがかかっていて、内力と外力とが釣り合った
状態になっている。ここで、空気が樹脂フィムルを通し
て連続気泡樹脂発泡体内に外部から入ってくると、積層
体内の圧力が上昇するため、内力>外力となり、連続気
泡樹脂発泡体が膨張する。そして、連続気泡樹脂発泡体
の膨張に伴って積層体内の圧力が低下し、再び内力と外
力とが釣り合った平衡状態になる。さらに、樹脂フィム
ルを通して連続気泡樹脂発泡体内に外部から入ってくる
と、再び連続気泡樹脂発泡体が膨張したのち平衡状態に
なる。すなわち、膨張−平衡状態を繰り返し最終的に収
縮前の体積の80〜100%まで回復するようになって
いる。
発泡体の収縮により発生する圧縮応力(内力)と大気圧
(外力)とがかかっていて、内力と外力とが釣り合った
状態になっている。ここで、空気が樹脂フィムルを通し
て連続気泡樹脂発泡体内に外部から入ってくると、積層
体内の圧力が上昇するため、内力>外力となり、連続気
泡樹脂発泡体が膨張する。そして、連続気泡樹脂発泡体
の膨張に伴って積層体内の圧力が低下し、再び内力と外
力とが釣り合った平衡状態になる。さらに、樹脂フィム
ルを通して連続気泡樹脂発泡体内に外部から入ってくる
と、再び連続気泡樹脂発泡体が膨張したのち平衡状態に
なる。すなわち、膨張−平衡状態を繰り返し最終的に収
縮前の体積の80〜100%まで回復するようになって
いる。
【0034】他方、積層体(B)とは、積層体(A)の
連続気泡樹脂発泡体に代えて、繊維集成体を用いた以外
は、積層体(A)と全く同様になっている。繊維集成体
とは、多数の繊維が互いに絡み合ってシート状、ボード
状に形成されたものを言い、たとえば、ロックウール、
グラスウール、セルロースファイバー等の繊維から形成
されているものが挙げられる。
連続気泡樹脂発泡体に代えて、繊維集成体を用いた以外
は、積層体(A)と全く同様になっている。繊維集成体
とは、多数の繊維が互いに絡み合ってシート状、ボード
状に形成されたものを言い、たとえば、ロックウール、
グラスウール、セルロースファイバー等の繊維から形成
されているものが挙げられる。
【0035】なお、23℃の雰囲気中で充填時の体積が
1日で1.01〜2倍の体積に形状回復する遅延された
形状回復性を有する発泡体または積層体に限定した理由
は、緩衝材の形状回復速度が1.01倍/を下回ると、
形状回復速度が遅過ぎて、容積変化に充分に追従せず、
搬送時等に容器内で薬剤が動揺する恐れがあり、形状回
復速度が2.0倍を超えると、形状回復速度が早過ぎ
て、たとえば、緩衝材を容器の底面に沿って配設した場
合などは、蓋を開放すると、内部の薬剤が開口部から容
器外に押し出されたりする恐れがあるためである。
1日で1.01〜2倍の体積に形状回復する遅延された
形状回復性を有する発泡体または積層体に限定した理由
は、緩衝材の形状回復速度が1.01倍/を下回ると、
形状回復速度が遅過ぎて、容積変化に充分に追従せず、
搬送時等に容器内で薬剤が動揺する恐れがあり、形状回
復速度が2.0倍を超えると、形状回復速度が早過ぎ
て、たとえば、緩衝材を容器の底面に沿って配設した場
合などは、蓋を開放すると、内部の薬剤が開口部から容
器外に押し出されたりする恐れがあるためである。
【0036】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面を参照しつつ詳しく説明する。図1は、本発明の実施
の形態をあらわしている。図1に示すように、この薬剤
容器1は、容器本体2と緩衝材3とを備えている。
面を参照しつつ詳しく説明する。図1は、本発明の実施
の形態をあらわしている。図1に示すように、この薬剤
容器1は、容器本体2と緩衝材3とを備えている。
【0037】容器本体2は、ガラスや合成樹脂によって
形成されていて、開口部21を開閉自在に覆う蓋22を
備えている。緩衝材3は、独立気泡が発泡体を構成する
樹脂の弾性回復限界内で圧縮されてなる遅延された形状
回復性を有する独立気泡樹脂発泡体と、連続気泡が発泡
体を構成する樹脂の弾性回復限界内で圧縮されその外周
面を樹脂層で被覆されている遅延された形状回復性を有
する積層体(A)と、繊維集成体がその弾性回復限界内
で圧縮されその外周面を樹脂層で被覆されている遅延さ
れた形状回復性を有する積層体(B)とからなる群より
選ばれた何れかの材料で形成されていて、容器本体2の
底面23に沿って設けられている。
形成されていて、開口部21を開閉自在に覆う蓋22を
備えている。緩衝材3は、独立気泡が発泡体を構成する
樹脂の弾性回復限界内で圧縮されてなる遅延された形状
回復性を有する独立気泡樹脂発泡体と、連続気泡が発泡
体を構成する樹脂の弾性回復限界内で圧縮されその外周
面を樹脂層で被覆されている遅延された形状回復性を有
する積層体(A)と、繊維集成体がその弾性回復限界内
で圧縮されその外周面を樹脂層で被覆されている遅延さ
れた形状回復性を有する積層体(B)とからなる群より
選ばれた何れかの材料で形成されていて、容器本体2の
底面23に沿って設けられている。
【0038】すなわち、この薬剤容器1は、容器本体2
の底面23に沿って設けられた緩衝材3の上に薬剤4を
充填すると、緩衝材3が徐々に形状を回復して膨張する
ようになっているので、薬剤4が細密充填化されて隙間
が生じようとしても緩衝材3がそれに追従してさらに膨
張する。したがって、緩衝材3によって、常に、薬剤4
の容器内での動揺を抑止することができ、搬送途中に薬
剤4が割れたり、表面の糖衣がはげたりすると言った事
故もなくなる。
の底面23に沿って設けられた緩衝材3の上に薬剤4を
充填すると、緩衝材3が徐々に形状を回復して膨張する
ようになっているので、薬剤4が細密充填化されて隙間
が生じようとしても緩衝材3がそれに追従してさらに膨
張する。したがって、緩衝材3によって、常に、薬剤4
の容器内での動揺を抑止することができ、搬送途中に薬
剤4が割れたり、表面の糖衣がはげたりすると言った事
故もなくなる。
【0039】また、薬剤4を服用するために取り出し
て、薬剤4の全体容積が減っても、上記のように容器本
体2の底面23に沿って緩衝材3が設けられていると、
緩衝材3がさらに膨張するため、薬剤4が容器2の開口
部21側へ押し上げられ、蓋22をすれば、常に動揺を
抑止された状態に保持される。しかも、薬剤4が開口部
21側へ押し上げられるから、薬剤4の取り出しも非常
にしやすいようになる。
て、薬剤4の全体容積が減っても、上記のように容器本
体2の底面23に沿って緩衝材3が設けられていると、
緩衝材3がさらに膨張するため、薬剤4が容器2の開口
部21側へ押し上げられ、蓋22をすれば、常に動揺を
抑止された状態に保持される。しかも、薬剤4が開口部
21側へ押し上げられるから、薬剤4の取り出しも非常
にしやすいようになる。
【0040】なお、図2に示すように本発明の緩衝材3
は、従来の緩衝材と同様に、開口部21側の薬剤4の上
部空間25に充填するようにしても構わない。
は、従来の緩衝材と同様に、開口部21側の薬剤4の上
部空間25に充填するようにしても構わない。
【0041】
【実施例】つぎに、本発明の実施例を詳しく説明する。 (実施例1) ・低密度ポリエチレン(三菱油化社製のユカロンZH51) 100重量部 ・気泡核形成材としてのタルク(日本タルク社製のMS) 0.1重量部 を配合してなる樹脂組成物を、150℃のロールで溶融
混練した後、温度150℃、圧力150kg/cm2 で5分
間プレスして厚さ0.5mmのシートを作製した。
混練した後、温度150℃、圧力150kg/cm2 で5分
間プレスして厚さ0.5mmのシートを作製した。
【0042】このシートを100mm×100mmの小片に
裁断し、この小片を成形用型(オートクレーブ)内に充
填し、樹脂を110℃に加熱して溶融し、これに炭酸ガ
スを100kg/cm2 の圧力で圧入して1時間保持したの
ち、成形用型の圧力を常温まで低下させて、板状に発泡
させた。
裁断し、この小片を成形用型(オートクレーブ)内に充
填し、樹脂を110℃に加熱して溶融し、これに炭酸ガ
スを100kg/cm2 の圧力で圧入して1時間保持したの
ち、成形用型の圧力を常温まで低下させて、板状に発泡
させた。
【0043】得られた発泡体は、縦310mm×横310
mm×厚さ1.5mmの板状をしており、その発泡倍率が2
8.8倍、独立気泡率が89%であった。また、得られ
た発泡体は、その後収縮し、発泡倍率が10.7倍(収
縮率37%)の板状の緩衝材となった。
mm×厚さ1.5mmの板状をしており、その発泡倍率が2
8.8倍、独立気泡率が89%であった。また、得られ
た発泡体は、その後収縮し、発泡倍率が10.7倍(収
縮率37%)の板状の緩衝材となった。
【0044】この緩衝材は、常温常圧下で放置したとこ
ろ、1.32倍/日の回復速度で形状回復し、1日後発
泡倍率が14.1倍になった。また、この時の緩衝材の
圧縮永久歪みは5.2%であった。なお、発泡倍率、独
立気泡率、収縮率、および、回復速度は、以下のように
して求めた。
ろ、1.32倍/日の回復速度で形状回復し、1日後発
泡倍率が14.1倍になった。また、この時の緩衝材の
圧縮永久歪みは5.2%であった。なお、発泡倍率、独
立気泡率、収縮率、および、回復速度は、以下のように
して求めた。
【0045】〔発泡倍率〕得られた発泡体から縦35mm
×横35mmの小片を切り出し、その小片を、水が入れら
れたメスシリンダー内に沈めて、その体積Aを測定する
とともに、電子天秤を用いてその重量を測定する。そし
て、得られた発泡体の重量を、発泡体の小片の体積Aで
除し、発泡体の密度を算出し、発泡倍率=用いた樹脂の
密度/発泡密度の式により求める。
×横35mmの小片を切り出し、その小片を、水が入れら
れたメスシリンダー内に沈めて、その体積Aを測定する
とともに、電子天秤を用いてその重量を測定する。そし
て、得られた発泡体の重量を、発泡体の小片の体積Aで
除し、発泡体の密度を算出し、発泡倍率=用いた樹脂の
密度/発泡密度の式により求める。
【0046】〔独立気泡率〕空気比較式比重計1000
型(東京サイエンス社製)を用い、1〜1/2〜1気圧
法で体積B(独立気泡体積+樹脂体積)を測定する。そ
して、独立気泡率=(体積B−重量/樹脂の密度)/
(体積A−重量/樹脂の密度)の式により求める。
型(東京サイエンス社製)を用い、1〜1/2〜1気圧
法で体積B(独立気泡体積+樹脂体積)を測定する。そ
して、独立気泡率=(体積B−重量/樹脂の密度)/
(体積A−重量/樹脂の密度)の式により求める。
【0047】〔収縮率〕収縮率=収縮(膨張)後の体積
/元の体積の式により求める。
/元の体積の式により求める。
【0048】(実施例2)実施例1と同様の樹脂組成物
を、ベントタイプのスクリュー式押出機(口径65mm
φ、L/D=35)のホッパーから押出機の原料投入口
に供給するとともに、押出機のベント部よりエタノール
を樹脂100gに対して6gの割合で注入し、樹脂組成
物とエタノールとを押出機内で充分溶融混練した。
を、ベントタイプのスクリュー式押出機(口径65mm
φ、L/D=35)のホッパーから押出機の原料投入口
に供給するとともに、押出機のベント部よりエタノール
を樹脂100gに対して6gの割合で注入し、樹脂組成
物とエタノールとを押出機内で充分溶融混練した。
【0049】そして、引き続き110℃に設定された厚
さ0.3mm×幅100mmの押出口金から混練物を10kg
/hの押出量で連続的に押し出してシート状の発泡体を
得た。
さ0.3mm×幅100mmの押出口金から混練物を10kg
/hの押出量で連続的に押し出してシート状の発泡体を
得た。
【0050】得られた発泡体は、幅310mm×厚さ1.
5mmのシート状をしていて、発泡倍率が29.5倍、独
立気泡率が90%であった。つぎに、この得られた発泡
体を23℃の恒温層に入れ、収縮させ、発泡倍率11.
8倍(収縮率40%)のシート状緩衝材を得た。この緩
衝材は、常温常圧下で放置したところ、1.23倍/日
の回復速度で形状回復し、1日後発泡倍率が14.5倍
になった。また、この時の緩衝材の圧縮永久歪みは5.
0%であった。
5mmのシート状をしていて、発泡倍率が29.5倍、独
立気泡率が90%であった。つぎに、この得られた発泡
体を23℃の恒温層に入れ、収縮させ、発泡倍率11.
8倍(収縮率40%)のシート状緩衝材を得た。この緩
衝材は、常温常圧下で放置したところ、1.23倍/日
の回復速度で形状回復し、1日後発泡倍率が14.5倍
になった。また、この時の緩衝材の圧縮永久歪みは5.
0%であった。
【0051】(実施例3)実施例1と同様の樹脂組成物
をロール婚礼して厚さ3mmのシートを得たのち、実施例
1と同様にして厚さ12mm、発泡倍率30.1倍の発泡
体を得た。この発泡体をプレス板に挟み、上下面を拘束
した状態で収縮させ、厚さ4.5mm、発泡倍率11.3
倍(収縮率38%)の緩衝材を得た。
をロール婚礼して厚さ3mmのシートを得たのち、実施例
1と同様にして厚さ12mm、発泡倍率30.1倍の発泡
体を得た。この発泡体をプレス板に挟み、上下面を拘束
した状態で収縮させ、厚さ4.5mm、発泡倍率11.3
倍(収縮率38%)の緩衝材を得た。
【0052】この緩衝材は、常温常圧下で放置したとこ
ろ、1.32倍/日の回復速度で形状回復し、1日後発
泡倍率が14.9倍になった。また、この時の緩衝材の
圧縮永久歪みは5.0%であった。
ろ、1.32倍/日の回復速度で形状回復し、1日後発
泡倍率が14.9倍になった。また、この時の緩衝材の
圧縮永久歪みは5.0%であった。
【0053】(実施例4) .低密度ポリエチレン(住友化学社製 スミカセンG201) 100重量部 ・ジクミルパーオキサイド(1分半減期温度171℃) 0.6重量部 ・アゾジカルボンアミド(分解温度198℃) 15重量部 を配合してなる樹脂組成物をスクリュー押出機(口径5
0mmφ、L/D=30)の原料供給口に供給し、樹脂を
押出機内で溶融混練した。なお、押出機のシリンダーの
温度は、ホッパーから押出機先端に向かって105℃、
115℃、120℃、120℃に設定した。
0mmφ、L/D=30)の原料供給口に供給し、樹脂を
押出機内で溶融混練した。なお、押出機のシリンダーの
温度は、ホッパーから押出機先端に向かって105℃、
115℃、120℃、120℃に設定した。
【0054】そして、樹脂組成物の溶融混練物を、温度
120℃に設定された厚さ5mm×幅200mmの賦形金型
の口金から10kg/hrの押出量でシート状に連続的に押
出成形した。つぎに、このシート状物を押出機の直後に
設けられた熱風加熱炉で、まず、170℃に加熱して樹
脂を架橋させたのち、つぎに250℃まで加熱して発泡
させた。
120℃に設定された厚さ5mm×幅200mmの賦形金型
の口金から10kg/hrの押出量でシート状に連続的に押
出成形した。つぎに、このシート状物を押出機の直後に
設けられた熱風加熱炉で、まず、170℃に加熱して樹
脂を架橋させたのち、つぎに250℃まで加熱して発泡
させた。
【0055】得られた発泡体は、厚さ16mm×幅610
mmのシート状をしていて、発泡倍率が29.5倍、独立
気泡率が86%であった。つぎに、この発泡体の裁断片
をプレス板に挟み、厚さが8mmになるまで圧縮し、この
状態で2日間保持し、2日後のプレス板を取外し、発泡
倍率14.3倍(収縮率49%)の緩衝材を得た。
mmのシート状をしていて、発泡倍率が29.5倍、独立
気泡率が86%であった。つぎに、この発泡体の裁断片
をプレス板に挟み、厚さが8mmになるまで圧縮し、この
状態で2日間保持し、2日後のプレス板を取外し、発泡
倍率14.3倍(収縮率49%)の緩衝材を得た。
【0056】この緩衝材は、常温常圧下で放置したとこ
ろ、1.08倍/日の回復速度で形状回復し、1日後発
泡倍率が15.4倍になった。また、この時の緩衝材の
圧縮永久歪みは5.0%であった。
ろ、1.08倍/日の回復速度で形状回復し、1日後発
泡倍率が15.4倍になった。また、この時の緩衝材の
圧縮永久歪みは5.0%であった。
【0057】(実施例5)実施例4で得られた発泡体
に、厚み方向にニードルをさし通して孔をあけて独立気
泡を連通させ、独立気泡率5%、厚さ16mmの連続気泡
発泡体を得た。この連続気泡樹脂発泡体をクリアランス
が8mmに設定された上下ロール間に通して圧縮するとと
もに、圧縮した状態で厚さ40μmのポリエチレンフィ
ルムをその両面に熱ラミネートし、厚さ8mm(収縮率5
0%)の積層体からなる緩衝材を得た。
に、厚み方向にニードルをさし通して孔をあけて独立気
泡を連通させ、独立気泡率5%、厚さ16mmの連続気泡
発泡体を得た。この連続気泡樹脂発泡体をクリアランス
が8mmに設定された上下ロール間に通して圧縮するとと
もに、圧縮した状態で厚さ40μmのポリエチレンフィ
ルムをその両面に熱ラミネートし、厚さ8mm(収縮率5
0%)の積層体からなる緩衝材を得た。
【0058】この緩衝材は、常温常圧下で放置したとこ
ろ、1.19倍/日の回復速度で形状回復し、1日後厚
さ9.5mmになった。なお、この実施例の緩衝材におい
て、緩衝材の1m当たりの体積Vが9760cm3 (61
×100×1.6)、積層体の1m当たりの表面積Sが
12715.2cm2 〔(61×100)×2+(100
×1.6)×2+(61×1.6)×2〕、フィルムの
空気透過量Pが0.01cm3 /cm2 ・hr・atm であるこ
とから、上記積層体の長さ1m当たりのV/(S×P)
=76.8hr・atm であった。
ろ、1.19倍/日の回復速度で形状回復し、1日後厚
さ9.5mmになった。なお、この実施例の緩衝材におい
て、緩衝材の1m当たりの体積Vが9760cm3 (61
×100×1.6)、積層体の1m当たりの表面積Sが
12715.2cm2 〔(61×100)×2+(100
×1.6)×2+(61×1.6)×2〕、フィルムの
空気透過量Pが0.01cm3 /cm2 ・hr・atm であるこ
とから、上記積層体の長さ1m当たりのV/(S×P)
=76.8hr・atm であった。
【0059】上記実施例1〜5で得た緩衝材と、比較例
としてフィルムを折り畳んだもの(比較例1)および特
開平5−221429号公報に開示されているように二
重折りネットチューブ(比較例2)とをそれぞれ非ピリ
ン系かぜ薬が50錠収容されたガラスビンに緩衝材とし
て充填し、その充填作業性および充満性を調べその結果
を表1に示した。
としてフィルムを折り畳んだもの(比較例1)および特
開平5−221429号公報に開示されているように二
重折りネットチューブ(比較例2)とをそれぞれ非ピリ
ン系かぜ薬が50錠収容されたガラスビンに緩衝材とし
て充填し、その充填作業性および充満性を調べその結果
を表1に示した。
【0060】なお、評価は、作業性が充填容易を〇、充
填困難を×とし、充満性が充填1日後に目視によって空
隙部を観察するとともに、ビンをゆすっても錠剤が動揺
しないを〇、ビンを揺すったら錠剤が動揺するを×とし
た。
填困難を×とし、充満性が充填1日後に目視によって空
隙部を観察するとともに、ビンをゆすっても錠剤が動揺
しないを〇、ビンを揺すったら錠剤が動揺するを×とし
た。
【0061】また、実施例1、実施例2、比較例1、比
較例2の緩衝材については、ビンの上部空間にのみ緩衝
材を充填し、実施例3〜実施例5の緩衝材については、
ビンの底面に沿うようにあらかじめ充填したのち、錠剤
をビンに収容するとともに、上部空間にフィルムを折り
畳んだものも充填した。
較例2の緩衝材については、ビンの上部空間にのみ緩衝
材を充填し、実施例3〜実施例5の緩衝材については、
ビンの底面に沿うようにあらかじめ充填したのち、錠剤
をビンに収容するとともに、上部空間にフィルムを折り
畳んだものも充填した。
【0062】
【表1】
【0063】表1から、本発明の緩衝材は、いずれも充
満性および作業性に優れていることがよくわかる。
満性および作業性に優れていることがよくわかる。
【0064】
【発明の効果】本発明にかかる薬剤用緩衝材は、以上の
ように構成されているので、充填作業が容易で、しか
も、容器内の薬剤の容積変化にも追従し、薬剤の容器内
での動揺を常に抑えることができる。また、本発明かか
る薬剤容器は、緩衝材が容器本体の底面に沿って予め設
けられているので、薬剤を容器本体内に収容したのちに
別途緩衝材を容器の薬剤上部空間に緩衝材を充填する必
要がない。しかも、使用によって容器内の薬剤の量が減
っても、緩衝材の形状回復に伴って薬剤が容器の開口部
方向へ押し上げられるため、薬剤を開口部から取り出し
やすい状態に常に保持することができる。
ように構成されているので、充填作業が容易で、しか
も、容器内の薬剤の容積変化にも追従し、薬剤の容器内
での動揺を常に抑えることができる。また、本発明かか
る薬剤容器は、緩衝材が容器本体の底面に沿って予め設
けられているので、薬剤を容器本体内に収容したのちに
別途緩衝材を容器の薬剤上部空間に緩衝材を充填する必
要がない。しかも、使用によって容器内の薬剤の量が減
っても、緩衝材の形状回復に伴って薬剤が容器の開口部
方向へ押し上げられるため、薬剤を開口部から取り出し
やすい状態に常に保持することができる。
【0065】勿論、緩衝材が薬剤の容積変化にも追従す
るため、薬剤の容器内での動揺を常に抑えることができ
る。
るため、薬剤の容器内での動揺を常に抑えることができ
る。
【図1】本発明にかかる緩衝材を用いた薬剤容器の1例
をあらわす断面図である。
をあらわす断面図である。
【図2】本発明にかかる緩衝材の別の使用例をあらわす
断面図である。
断面図である。
【図3】従来の緩衝材を用いた薬剤容器の断面図であ
る。
る。
1 薬剤容器 2 容器本体 3 緩衝材 4 薬剤 23 底面
Claims (2)
- 【請求項1】固形の薬剤が収容された容器内の空間部分
に充填され、前記容器内での前記薬剤の動揺を抑止する
薬剤用緩衝材において、23℃の雰囲気中で充填時の体
積が1日で1.01〜2倍の体積に形状回復する、遅延
された形状回復性を有する発泡体または積層体から形成
されていることを特徴とする薬剤用緩衝材。 - 【請求項2】請求項1に記載の薬剤用緩衝材が薬剤を収
容する容器本体の底面に沿って配設されている薬剤容
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7274061A JPH09118366A (ja) | 1995-10-23 | 1995-10-23 | 薬剤用緩衝材および薬剤容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7274061A JPH09118366A (ja) | 1995-10-23 | 1995-10-23 | 薬剤用緩衝材および薬剤容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09118366A true JPH09118366A (ja) | 1997-05-06 |
Family
ID=17536431
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7274061A Withdrawn JPH09118366A (ja) | 1995-10-23 | 1995-10-23 | 薬剤用緩衝材および薬剤容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09118366A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011073780A (ja) * | 2009-10-02 | 2011-04-14 | Hosokawa Yoko Co Ltd | 収容容器 |
| DE112010003906T5 (de) | 2009-10-02 | 2012-11-15 | Hosokawa Yoko Co., Ltd. | Lagerbehälter |
| KR20190102310A (ko) * | 2016-05-04 | 2019-09-03 | 하디 슈타인만 | 휴대용 음료 용기 |
-
1995
- 1995-10-23 JP JP7274061A patent/JPH09118366A/ja not_active Withdrawn
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011073780A (ja) * | 2009-10-02 | 2011-04-14 | Hosokawa Yoko Co Ltd | 収容容器 |
| DE112010003906T5 (de) | 2009-10-02 | 2012-11-15 | Hosokawa Yoko Co., Ltd. | Lagerbehälter |
| US9016512B2 (en) | 2009-10-02 | 2015-04-28 | Hosokawa Yoko Co., Ltd. | Storing container |
| KR20190102310A (ko) * | 2016-05-04 | 2019-09-03 | 하디 슈타인만 | 휴대용 음료 용기 |
| US10766673B2 (en) | 2016-05-04 | 2020-09-08 | Hydrovaze Llc | Portable beverage container |
| KR20200113025A (ko) * | 2016-05-04 | 2020-10-05 | 하디 슈타인만 | 휴대용 음료 용기 |
| US11332286B2 (en) | 2016-05-04 | 2022-05-17 | Hydrovaze Llc | Portable beverage container |
| US11738916B2 (en) | 2016-05-04 | 2023-08-29 | Hydrovaze Llc | Portable beverage container |
| US12570443B2 (en) | 2016-05-04 | 2026-03-10 | Hydrovaze Llc | Portable beverage container |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20040326 |