JPH09119511A - 歯車装置 - Google Patents

歯車装置

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JPH09119511A
JPH09119511A JP27443795A JP27443795A JPH09119511A JP H09119511 A JPH09119511 A JP H09119511A JP 27443795 A JP27443795 A JP 27443795A JP 27443795 A JP27443795 A JP 27443795A JP H09119511 A JPH09119511 A JP H09119511A
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JP
Japan
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shaft
gear
contact type
point contact
ball bearing
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Pending
Application number
JP27443795A
Other languages
English (en)
Inventor
Motonobu Sato
元信 佐藤
Kenichi Goto
研一 後藤
Kenji Okada
健治 岡田
Masahiko Kataoka
雅彦 片岡
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NTN Corp
Toyo Electric Manufacturing Ltd
Original Assignee
NTN Corp
Toyo Electric Manufacturing Ltd
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速性を具備させ、組立後の軸受すきまの調
整を不要化し、軸受の点検を容易とし得る歯車装置を提
供すること。 【解決手段】 軸11上に固着された歯車12の軸方向
両側に円筒ころ軸受13、14を配置すると共に、該歯
車12の軸方向一側に四点接触形又は三点接触形玉軸受
15を配置して前記軸11を歯車箱16内に回転可能に
支持する。上記四点接触形又は三点接触形玉軸受15の
内輪15bは、軸方向中央部で2分割可能に組み付け、
かつ、該玉軸受15を歯車軸11の軸端側に配置して実
施する。なお、軸端側の内輪には引き抜き用段部を設け
る。また、玉軸受15を配置した側の円筒ころ軸受14
は省略してもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鉄道車輌用歯車装
置その他高速回転で使用される歯車装置に関する。
【0002】
【従来の技術】鉄道車輌の駆動方式として、主電動機を
動輪軸と平行にして台車枠(ばね上)に固定し、主電動
機の電機子軸と動輪軸との間に動力伝達用歯車装置を設
置し、該電機子軸と歯車装置内に軸承された小歯車軸と
を撓み継手で連結し、この小歯車軸上の小歯車と噛合す
る大歯車を動輪軸に固着して主電動機から動輪軸に動力
を伝達する方式のものがある。
【0003】鉄道車輌では、始動時や変速時等における
衝撃を緩和するために、はすば歯車を採用しており、歯
車装置内に軸承される軸にはラジアル荷重とアキシャル
荷重とが作用する。
【0004】そこで、上記方式における従来の歯車装置
は、図3に示すように、主電動機の電機子軸に撓み継手
を介して連結される小歯車軸1を軸承するに当って、小
歯車軸1上に固着された小歯車2を挟んで円錐ころ軸受
3、4が正面組合せの形式で使用されている。動輪軸側
の軸承構造もほぼ同様である。図3において、5は歯車
箱本体、6は主電動機側の歯車箱蓋、7は軸端側の歯車
箱蓋、8はシムを示す。
【0005】上記のように小歯車2を挟んで円錐ころ軸
受3、4を正面組合せの形式で使用した場合、組立後の
円錐ころ軸受3、4の軸方向すきまを適性値に保持させ
るため、歯車箱本体5と軸端側の歯車箱蓋7との間に介
在させるシム8の厚さを種々変更してすきま調整をして
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の歯車装置では、
シム8による軸方向すきまの調整(通常、60〜180
μmの範囲)が必要であり、シム8の管理を含めて組立
作業や点検後の再組立作業等が煩雑化するという問題点
があった。
【0007】また、車輌の高速化に伴い軸受は高速回転
に耐え得るものが必要となるが、円錐ころ軸受は、内輪
の鍔部でころの端面がすべり接触しているため、許容回
転数が円筒ころ軸受や玉軸受よりも低いという問題点が
あった。
【0008】さらに、高速車輌は、軽量化のため、歯車
箱にアルミニウム合金が使用されており、軸の材質
(例:肌焼き鋼)と歯車箱の材質との線膨張率の差によ
り、季節によって雰囲気温度が変わると、軸方向すきま
も変化するという問題点もあった。
【0009】そこで、本発明の目的は、従来の歯車装置
の上記問題点を解消し、高速性を具備させ、組立後の軸
受すきまの調整を不要化し、軸受の点検を容易とし得る
歯車装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、軸上に固着された歯車の軸方向両側また
は一側に円筒ころ軸受を配置すると共に、該歯車の軸方
向一側または円筒ころ軸受の非配置側に四点接触形又は
三点接触形玉軸受を配置して前記軸を歯車箱内に回転可
能に支持した歯車装置において、上記四点接触形又は三
点接触形玉軸受の内輪を、軸方向中央部で2分割可能に
組み付け、かつ、該玉軸受を歯車軸の軸端側に配置した
ものである。
【0011】また、上記四点接触形又は三点接触形玉軸
受の内輪に内輪引き抜き用段部を設け、かつ、該玉軸受
を歯車軸の軸端側に配置して実施する。
【0012】上記したように、本発明は、従来の円錐こ
ろ軸受の正面組合せに代えて、歯車軸のラジアル負荷を
担持させるための円筒ころ軸受を歯車の両側または一側
に使用し、これと、主としてアキシャル負荷を担持させ
るための四点接触形又は三点接触形玉軸受(ラジアル負
荷も同時に担持可能)とを使用し、組立後のシムによる
軸方向すきまの調整を不要化し、かつ、従来の円錐ころ
軸受のころ端面と鍔部とのすべり接触による摩擦発熱等
の高速化阻害要因を解消して高速性を具備させ得る。
【0013】そして、上記四点接触形又は三点接触形玉
軸受の内輪を軸方向中央部で2分割可能に組み付けると
共に、上記玉軸受を歯車軸の軸端側に配置することによ
って、軸受の点検が容易となり、組付作業も容易とな
る。さらに、内輪に引き抜き用段部を設けることによ
り、取り外し作業が容易になる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面の実施例に基いて本発
明の構成を説明する。図1は本発明に係る歯車装置の実
施例を示すもので、軸11の大径部11a上に圧入等に
よって固着された歯車12の軸方向両側の小径部11
b、11cに円筒ころ軸受13、14を配置すると共
に、該歯車12の軸方向一側に四点接触形又は三点接触
形玉軸受15を配置して前記軸11を歯車箱16内に回
転可能に支持したものである。
【0015】歯車箱16は、軸方向両側が開放した歯車
箱本体16aと、この歯車箱本体16aの両側開放部を
閉鎖する歯車箱蓋16b、16cとからなり、この歯車
箱蓋16b、16cを、歯車箱本体16aの両側開放部
に締結ボルトで着脱可能に組み付けられる。
【0016】図1における軸11の左端は、主電動機の
電機子軸に撓み継手を介して連結されるもので、この側
の歯車箱蓋16bは、軸11が貫通する貫通孔16b’
を有し、この貫通孔16b’の内側に一方の円筒ころ軸
受13を組み付けるための環状段部16b”が形成さ
れ、この環状段部16b”の内径面には、上記円筒ころ
軸受13の外輪13aが嵌装され、クリップ17で止め
られている。上記貫通孔16b’と軸11の外周との間
には、環状のシール部材18が装着されている。
【0017】また、図1における軸11の右端側の歯車
箱蓋16cは、他方の円筒ころ軸受14及び四点接触形
又は三点接触形玉軸受15を組み付けるための貫通孔1
6c’と、この貫通孔16c’に連続する内径面を有す
る環状段部16c”が形成され、この環状段部16c”
の内径面に上記円筒ころ軸受14の外輪14a及び四点
接触形又は三点接触形玉軸受15の外輪15aが嵌装さ
れ、これらの円筒ころ軸受14の外輪14a及び四点接
触形又は三点接触形玉軸受15の外輪15aは、上記貫
通孔16c’の外側に着脱可能に取り付けられる小蓋1
6dによって上記環状段部16c”の内径面に止められ
ている。
【0018】上記四点接触形又は三点接触形玉軸受15
の内輪15bは、軸方向中央部で2分割され、その一方
15b’は、軸11の小径部11cに直接嵌装されてい
るが、他方15b”は、軸11の右端に着脱可能に取り
付けた軸蓋19を介して間接的に嵌装されている。即
ち、軸蓋19の環状段部19aは、軸11の右端に形成
されたさらに小さい小径部11dに内径面を嵌装され、
この環状段部19aの外径面上に上記玉軸受15の内輪
15bの他方15b”が嵌装されている。
【0019】上記構造によって、軸受の点検時、小蓋1
6dを取り外し、かつ、軸蓋19を軸端側の内輪15
b”と共に軸11から取り外せば、図1の右側の歯車箱
蓋16cを歯車箱本体16aから取り外す際、右側の円
筒ころ軸受14の外輪14a、及び、玉軸受15の外輪
15a、玉15c、保持器(図示省略)を一体的に、軸
11及び歯車箱本体16aから取り出すことができる。
【0020】図2は内輪15b”の取り外しを一層容易
化するための他の実施例を示すものである。即ち、内輪
15b”の軸蓋19側の端部外径面に内輪引き抜き用の
環状の段部15b”’を設け、取り外し時、軸蓋19外
した後、該段部15b”’に引き抜き用治具を引っ掛け
て内輪15b”を取り外すものである。
【0021】上記四点接触形玉軸受は、内輪、外輪とも
玉の転走面となる軌道がゴシックアーチ状の溝になって
おり、玉と内外輪の転走面とが四点で接触し、ラジアル
荷重とアキシャル荷重との両方及びこれらの合成荷重を
担持させることができる構造である。また、三点接触形
玉軸受は、内外輪の一方の転走面の溝がゴシックアーチ
状とされ、他方の転走面の溝が深い円弧状の溝とされ、
玉がゴシックアーチ状の溝には2点で接触し、深い円弧
状の溝には1点で接触して、これもラジアル荷重とアキ
シャル荷重との両方及びこれらの合成荷重を担持させる
ことができる構造である。
【0022】本発明の歯車装置は、以上の構成からな
り、次のような動作特性を有する。円筒ころ軸受13、
14と玉軸受15は、歯車軸11を歯車箱16内で回転
可能に支持している。したがって、上記軸11が主電動
機により回転駆動され、この軸11に取り付けられた歯
車12が、動輪軸に取り付けられた歯車と噛合して回転
トルクを伝達するとき、該軸11には、ラジアル荷重と
アキシャル荷重並びにこれらの合成荷重が作用する。円
筒ころ軸受13、14は、上記軸11に作用するラジア
ル荷重を担持し、玉軸受15は主としてアキシャル荷重
を担持し、これらの合成荷重は、両軸受13、14、1
5が協働して担持する。
【0023】本発明の歯車装置は、変形実施例として、
図1において、歯車12の右側の円筒ころ軸受14を省
略し、歯車12の左側には円筒ころ軸受13を配置し、
右側には玉軸受15のみを配置した構成で実施してもよ
い。この場合も内輪引き抜き用段部を設けることが望ま
しい。本発明の歯車装置は、鉄道車輌用として用いるこ
とができるが、船舶、航空機、自動車等、他の用途にも
使用することができる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、歯車軸のラジアル負荷
を担持させるための円筒ころ軸受と、主としてアキシャ
ル負荷を担持させるための四点接触形又は三点接触形玉
軸受とを使用し、組立後のシムによる軸方向すきまの調
整を不要化し、かつ、従来の円錐ころ軸受のころ端面と
鍔部とのすべり接触による摩擦発熱等の高速化阻害要因
を解消して高速性を具備させ得る。
【0025】そして、上記四点接触形又は三点接触形玉
軸受の内輪を軸方向中央部で2分割可能に組み付けると
共に、上記玉軸受を歯車軸の軸端側に配置することによ
って、軸受の点検が容易となり、組付作業も容易とな
る。さらに、内輪に引き抜き用段部を設けることによ
り、内輪の取り外し作業が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る歯車装置の実施例を示す要部上半
分の縦断側面図。
【図2】本発明に係る歯車装置の他の実施例を示す軸端
側の軸受部の上半分の縦断側面図。
【図3】従来の歯車装置の要部上半分の縦断側面図。
【符号の説明】 11 歯車軸 12 歯車 13、14 円筒ころ軸受 15 玉軸受 16 歯車箱
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 健治 三重県四日市市あかつき台1−1−50 (72)発明者 片岡 雅彦 三重県桑名市松ノ木一丁目15番地の35

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸上に固着された歯車の軸方向両側また
    は一側に円筒ころ軸受を配置すると共に、該歯車の軸方
    向一側または円筒ころ軸受の非配置側に四点接触形又は
    三点接触形玉軸受を配置して前記軸を歯車箱内に回転可
    能に支持した歯車装置において、 四点接触形又は三点接触形玉軸受の内輪を、軸方向中央
    部で2分割可能に組み付け、かつ、該玉軸受を歯車軸の
    軸端側に配置したことを特徴とする歯車装置。
  2. 【請求項2】 四点接触形又は三点接触形玉軸受の内輪
    に内輪引き抜き用段部を設け、かつ、該玉軸受を歯車軸
    の軸端側に配置したことを特徴する請求項1の歯車装
    置。
JP27443795A 1995-10-23 1995-10-23 歯車装置 Pending JPH09119511A (ja)

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