JPH09119863A - 人体検出方法および人体検出装置 - Google Patents

人体検出方法および人体検出装置

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JPH09119863A
JPH09119863A JP27799695A JP27799695A JPH09119863A JP H09119863 A JPH09119863 A JP H09119863A JP 27799695 A JP27799695 A JP 27799695A JP 27799695 A JP27799695 A JP 27799695A JP H09119863 A JPH09119863 A JP H09119863A
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Tetsuya Kawai
哲也 河井
Katsuya Morinaka
克也 森仲
Kazuhiko Hashimoto
和彦 橋本
Mariko Kawaguri
真理子 河栗
Nobuyuki Yoshiike
信幸 吉池
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 様々なノイズによる影響を排除し、より信頼
性および精度の高い人体検出方法及び人体検出装置を提
供すること。 【構成】 物体位置検知手段11により、無人状態での
物体の位置情報を検知し、その無人状態での物体位置情
報に基づき人体の存在可能領域を特定する。その後、人
体測定時に検知した物体位置情報と無人状態での位置情
報とを比較することにより人体12、及びノイズ31,
32の像が得られる。更に、特定された人体存在可能領
域を対象として、人体12を人体によるもの、ノイズ3
1,32をノイズと判定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば居室などの
測定空間内の人体の数、位置等を超音波等を用いて検出
する人体検出方法及び人体検出装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、人体などに対する安全を確保する
ため、あるいは快適な居住性を実現するために、セキュ
リティ、空調、照明等の分野において、室内の人体の
数、位置等を非接触で検知する人体検出装置の必要性が
高まっている。
【0003】例えば赤外線アレイセンサと超音波センサ
との情報により人体を判定する方法が特願平1−271
266に記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
発明においては、超音波センサの送波器より送波された
超音波が人体に当たった後、人体側方あるいは後方の壁
等で反射され超音波センサの受波器で受波されることに
よって生じる虚像により、人体の検出精度が落ちる等の
課題があった。
【0005】本発明は、従来の人体検出装置のこのよう
な課題を考慮し、より信頼性および精度の高い人体検出
方法及び人体検出装置を提供することを目的とするもの
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、予
め調査した測定空間内の物体の位置情報に基づき人体存
在可能領域を特定し、人体測定時に、特定された人体存
在可能領域を対象として、測定空間内の人体の存在を検
出する人体検出方法である。
【0007】請求項3の本発明は、測定空間内の物体の
位置を検知する物体位置検知手段と、予め調査した測定
空間内の物体の位置情報に基づき、人体存在可能領域を
特定する人体存在可能領域特定手段と、物体位置検知手
段による人体測定時に、特定された人体存在可能領域を
対象として、測定空間内の人体の存在を検出する人体検
出手段とを備えた人体検出装置である。
【0008】本発明は、例えば、物体位置検知手段によ
り無人状態での測定空間内の物体の位置を検知し、その
検知した物体の位置情報に基づいて人体存在可能領域を
特定し、その特定された人体存在可能領域を対象とし
て、物体位置検知手段によって測定空間内の人体の存在
を検知する。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明をその実施の形態
を示す図面に基づいて説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明にかかる第1の実施の
形態の人体検出方法における測定空間の概略図であり、
測定空間の一例を示している。又、図2は、人体12が
存在しない無人状態での物体位置検知手段11による物
体位置情報を示す図である。すなわち、無人状態におい
て、物体位置検知手段11により測定空間内の物体位置
を検知した結果、家具13及び壁14による位置情報が
得られる。この時、測定時に生じる様々なノイズは数回
の測定結果を平均化することで相殺できる。ここで、物
体位置検知手段11としては、例えば、超音波を発射
し、その反射波を受波する超音波センサを回転走査する
ものを用いればよい。又、図示していないが、物体位置
検知手段11には、検知した物体位置情報に基づき、人
体の存在可能領域を特定する人体存在可能領域特定手段
及び、その人体存在可能領域を対象として人体の存在を
検出する人体検出手段が接続されている。
【0010】次に、物体位置検知手段11によって人体
12が存在する場合の物体位置情報を得て、その検知結
果から図2の無人状態の物体位置情報を差し引くとによ
り、図3に示すような物体位置情報が得られる。このと
き、無人状態での情報を差し引くことにより家具13お
よび壁14の像は消去できるが、図3に示すように、様
々なノイズ31,32が現れる。図3において、ノイズ
31は、一旦人体12に当たった反射波が直接物体位置
検知手段11に入らず壁14で再び反射されてから検知
されるために生じる虚像、ノイズ32は壁に吊り下げら
れたカーテン15の揺れによるものと考えられる。
【0011】このようなノイズは、物体位置検知におい
ては一般的に現れるが、人体は通常なんらかの運動を行
っているので数回の平均をとってノイズを相殺する等の
対策はとりにくい。このノイズを除去するために、無人
状態での物体位置情報に基づいて、人体の存在が可能な
領域あるいは不可能な領域を特定し、その特定した領域
を考慮に入れて判定する。例えば本実施の形態では、無
人状態での物体位置情報(図2)より人体の存在が可能
であるのは、壁14と家具13に囲まれた領域に限られ
る。したがって家具13の位置に現れているノイズ31
および壁14の位置に現れているノイズ32は人体では
ないと判断でき、精度の向上をはかることができた。 (実施の形態2)図4は、本発明にかかる第2の実施の
形態の人体検出方法における測定空間の概略図である。
一般に物体位置検知手段によって測定した結果には、測
定空間の状況に応じてノイズを含む様々な像が現れる
が、そのうちのどれが人体かを見極めるのは困難であ
る。しかしながら、事前に人体の存在確率が大きい場所
あるいは小さい場所を調査しておけば、その調査結果を
利用することにより、検知された像が人体かどうかを容
易に判断することができる。
【0012】図4において、鞄44は人体42が新たに
持ち込んだものである。無人状態での信号と人体測定時
に置ける信号とを比較することにより背景物体を消去す
ることができ、図5に示すパターンが得られる。人体4
2と鞄44が同様にパターン51,52に現れており、
これだけでは人体42か否か判断をつけることは不可能
である。
【0013】このような問題に対処するため、事前に測
定空間の状況を調査しておき、人体の出現確率が大きい
場所あるいは出現確率が小さい場所を把握しておく。こ
の事前の調査は、例えば、人が予め測定空間内の人体の
出現確率が大きい場所(あるいは人体存在可能領域)、
又は出現確率が小さい場所を判断して入力しておく方法
や、過去の人体検出データを蓄積しておき、その情報か
ら自動的に人体検出手段に学習させることも可能であ
る。過去の人体検出データを利用する場合は、すなわ
ち、測定空間内の人体を含む物体の位置情報を、予め調
査することに相当する。
【0014】図5において、像51があらわれた場所に
はソファ43が置かれており、人体42の出現頻度が高
い場所の一つである。したがって像51は人体42であ
ると判断してよい。これに対して像52の場所にはテー
ブルが置かれており、人体がこの場所に存在することは
殆どない。したがって像52は人体でないと判断でき
る。このようにあらかじめ人体の出現頻度が高い位置を
あるいは低い位置を調査することにより判定精度を向上
させることができた。
【0015】ここで、人体の存在確率が大きい場所とし
ては、家具を置いていない床、椅子、ソファ等が配置さ
れている場所、確率の小さい場所としては、テーブルや
家具が配置されている場所等が挙げられる。
【0016】なお、赤外線検出手段等を併用してさらに
人体の検出精度を上げることももちろん可能である。 (実施の形態3)図6は、本発明にかかる第3の実施の
形態の人体検出装置における測定空間の概略図である。
物体位置検知手段としての超音波検出装置61の送波部
より送波された超音波が物体によって反射され、その反
射波を超音波検出装置61の受波部で検知し、その信号
が人体判定手段64に送られる。人体判定手段64で
は、超音波検出装置61より送られてきた信号をエコー
パターンとして再構成し、抽出された像が各々人体であ
るか否かの判定をおこなう。ここで、人体判定手段64
及び記憶装置65が、人体存在可能領域特定手段と人体
検知手段とを構成している。
【0017】あらかじめ無人状態での測定空間内のエコ
ーパターンを測定しておき、人体判定手段64に接続さ
れた記憶装置65にそのパターンを記憶しておく。測定
時におけるパターンと無人状態におけるパターンとを比
較することにより新規搬入物体を検知することができ
る。このようにして得られた図6の測定空間におけるエ
コーパターンは図7のようになる。超音波検出装置61
から見て人体62の後方に虚像71ができ、誤判定の原
因となる。これは一旦人体62に当たった超音波の一部
が直接検出器に入らず側壁で反射されてから検出される
ためである。
【0018】このような問題に対処するため、実施の形
態1で示したように、事前に無人状態での例えば壁や家
具等の配置状況を測定して、人体の存在が可能又は不可
能な領域を調査しておき、その様な場所にたとえ像が出
てもそれを無視することにより判定精度を向上できる。
この事前の調査は無人状態の測定時に自動的に行うこと
ももちろん可能である。図6の測定空間においては、虚
像71の位置は家具63が配置されている場所であり、
虚像71は人体ではないと判断できる。
【0019】また、このような調査を継続して行い記憶
装置65に蓄積されたデータより、あるいは事前の調査
により、人体の出現頻度が大きい位置あるいは出現頻度
が小さい位置を特定できる。これにより実施の形態2に
示したように、人体の出現頻度が大きい位置に現れた像
は人体、小さい位置に現れた像は人体でないと判定で
き、精度の向上をはかることができる。
【0020】なお、上記第3の実施の形態では、物体位
置検知手段として超音波検出装置を用いたが、これに代
えて、例えば、電磁波の反射を検出する手段等であって
もよい。
【0021】また、赤外線検出手段等を併用して熱物体
を検知し、人体の検出精度を上げることも可能である。 (実施の形態4)図8は、本発明にかかる第4の実施の
形態の人体検出装置における測定空間の概略図である。
本実施の形態では、物体位置検出手段として、超音波を
送波し反射波を受波する超音波センサ81を搭載し、そ
の検知方向を連続的に回転させるセンサ回転手段を有す
る物体位置検出装置82を用いる。この物体位置検出装
置82によって得られた信号が人体判定手段83に送ら
れ、超音波エコーパターンが得られる。こうして得られ
たエコーパターンを、人体判定手段83により実施の形
態3に示したように、人体が存在可能な領域と人体の出
現頻度の高い位置を考慮に入れた上で判定することによ
り、従来の方法と比較して人体判定の精度を向上させる
ことができた。
【0022】このとき、在室人数および人体の存在位置
の判定結果は逐次、記憶装置84に記憶され、人体出現
頻度の高い位置および低い位置を特定するのに用いら
れ、後の人体判定の際に参照される。
【0023】なお、上記第4の実施の形態では、物体位
置検出装置として超音波を用いるセンサを用いたが、こ
れに代えて、電磁波を送波し反射波を受波する距離セン
サを搭載し、それを回転して水平あるいは垂直に走査す
る手段を有する装置を用いてもよい。
【0024】また、上記実施の形態では、いずれも物体
位置検知手段として、センサを回転走査する方式のもの
として説明したが、これに代えて、超音波センサあるい
は距離センサを、複数個一次元あるいは二次元にならべ
たアレイセンサを用いて、測定空間内の物体位置を検知
するようにしてもよい。
【0025】また、上記実施の形態では、いずれも人体
存在可能領域特定手段及び人体検出手段を、専用のハー
ドウェアにより構成したが、これに代えて、同様の機能
をコンピュータを用いてソフトウェア的に実現してもよ
い。
【0026】
【発明の効果】以上述べたところから明らかなように本
発明は、予め調査した測定空間内の物体の位置情報に基
づき人体存在可能領域を特定し、人体測定時に、特定さ
れた人体存在可能領域を対象として、測定空間内の人体
の存在を検出するので、人体検出における信頼性及び精
度を向上できるという長所を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる第1の実施の形態の人体検出方
法における測定空間の概略図である。
【図2】上記図1の測定空間における無人状態での物体
位置情報を示す図である。
【図3】上記図1の測定空間において、人体が存在する
場合の物体位置情報から無人状態の位置情報を差し引い
た結果を示す図である。
【図4】本発明にかかる第2の実施の形態の人体検出方
法における測定空間の概略図である。
【図5】上記図4の測定空間における超音波エコーパタ
ーンを示す図である。
【図6】本発明にかかる第3の実施の形態の人体検出装
置における測定空間の概略図である。
【図7】上記図6の測定空間における超音波エコーパタ
ーンを示す図である。
【図8】本発明にかかる第4の実施の形態の人体検出装
置における測定空間の概略図である。
【符号の説明】
11 物体位置検知手段 12、42、62 人体 13、63 家具 41、61 超音波検出装置 64、83 人体判定手段 65、84 記憶装置 81 超音波センサ 82 物体位置検出装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06M 11/00 G06F 15/62 380 (72)発明者 河栗 真理子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 吉池 信幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め調査した測定空間内の物体の位置情
    報に基づき人体存在可能領域を特定し、人体測定時に、
    前記特定された人体存在可能領域を対象として、前記測
    定空間内の人体の存在を検出することを特徴とする人体
    検出方法。
  2. 【請求項2】 予め調査した前記測定空間内の物体の位
    置情報とは、過去の人体検出結果を利用して求めた人体
    存在頻度、又は無人状態において検出した前記測定空間
    内の物体の位置情報であることを特徴とする請求項1記
    載の人体検出方法。
  3. 【請求項3】 測定空間内の物体の位置を検知する物体
    位置検知手段と、予め調査した測定空間内の物体の位置
    情報に基づき、人体存在可能領域を特定する人体存在可
    能領域特定手段と、前記物体位置検知手段による人体測
    定時に、前記特定された人体存在可能領域を対象とし
    て、前記測定空間内の人体の存在を検出する人体検出手
    段とを備えたことを特徴とする人体検出装置。
  4. 【請求項4】 予め調査した前記測定空間内の物体の位
    置情報とは、過去の人体検出結果を利用して求めた人体
    存在頻度、又は無人状態において前記物体位置検知手段
    により検出した前記測定空間内の物体の位置情報である
    ことを特徴とする請求項3記載の人体検出装置。
  5. 【請求項5】 更に、前記測定空間内の物体の温度情報
    を検知する二次元熱画像検知手段を備え、前記人体存在
    可能領域特定手段は、前記二次元熱画像検知手段により
    無人状態時に検知された物体の温度情報をも考慮して、
    前記人体存在可能領域を特定することを特徴とする請求
    項3記載の人体検出装置。
  6. 【請求項6】 物体位置検知手段は、超音波を送波し反
    射波を受波する超音波センサと、その超音波センサの検
    知方向を連続的に回転するセンサ回転手段とを有するこ
    とを特徴とする請求項3記載の人体検出装置。
  7. 【請求項7】 物体位置検知手段は、電磁波を送波し反
    射波を受波することにより物体の位置を得る距離測定手
    段であることを特徴とする請求項3記載の人体検出装
    置。
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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006059015A (ja) * 2004-08-18 2006-03-02 Sony Corp 人体検出装置及び人体検出方法、並びにコンピュータ・プログラム
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