JPH09120458A - 画像符号化方法 - Google Patents
画像符号化方法Info
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- JPH09120458A JPH09120458A JP27852495A JP27852495A JPH09120458A JP H09120458 A JPH09120458 A JP H09120458A JP 27852495 A JP27852495 A JP 27852495A JP 27852495 A JP27852495 A JP 27852495A JP H09120458 A JPH09120458 A JP H09120458A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像データを簡潔な方法により、高い圧縮率
で符号化する。 【解決手段】 原画像を、各領域の片側の輪郭を表す片
側輪郭情報によって符号化する。片側輪郭情報は、画像
を一定方向に走査し、走査線上において領域の片側の輪
郭となる片側輪郭点を検出し、片側輪郭点の位置情報及
び片側輪郭点の片側領域の色情報を片側輪郭情報とする
ことで得られる。さらに同一領域に属し、かつ隣接する
片側輪郭点を結んで片側輪郭線を生成し、片側輪郭線に
関する情報を符号化することで、圧縮率がより高くな
る。片側輪郭線情報は、各片側輪郭線の開始位置、形状
及び色を表す各情報からなる。また上記開始位置の情報
は、輪郭線の開始点と、開始点以外の非開始点の2情報
からなる2値化画像を用いて高効率で符号化する。
で符号化する。 【解決手段】 原画像を、各領域の片側の輪郭を表す片
側輪郭情報によって符号化する。片側輪郭情報は、画像
を一定方向に走査し、走査線上において領域の片側の輪
郭となる片側輪郭点を検出し、片側輪郭点の位置情報及
び片側輪郭点の片側領域の色情報を片側輪郭情報とする
ことで得られる。さらに同一領域に属し、かつ隣接する
片側輪郭点を結んで片側輪郭線を生成し、片側輪郭線に
関する情報を符号化することで、圧縮率がより高くな
る。片側輪郭線情報は、各片側輪郭線の開始位置、形状
及び色を表す各情報からなる。また上記開始位置の情報
は、輪郭線の開始点と、開始点以外の非開始点の2情報
からなる2値化画像を用いて高効率で符号化する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像符号化方法、特
に原画像を、各領域の輪郭を表す情報により符号化する
画像符号化方法に関する。
に原画像を、各領域の輪郭を表す情報により符号化する
画像符号化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】次世代の画像通信技術では、国際符号化
標準MPEG4に代表されるように、画像内容を反映し
たスケーラビリティや編集等の機能を実現する符号化方
法の確立が課題となっている。この課題に対応し、かつ
原画像を高い圧縮率で符号化する符号化方法としては、
画像を一定基準に基づく領域の集合として表現し、この
領域に基づいて符号化を行う方法が挙げられる。
標準MPEG4に代表されるように、画像内容を反映し
たスケーラビリティや編集等の機能を実現する符号化方
法の確立が課題となっている。この課題に対応し、かつ
原画像を高い圧縮率で符号化する符号化方法としては、
画像を一定基準に基づく領域の集合として表現し、この
領域に基づいて符号化を行う方法が挙げられる。
【0003】図3には、従来より提案されている、領域
分割を用いた符号化方法において生成される領域の情報
が示されている。この従来手法では、まず色等の特徴量
の変化度合を基準として原画像が領域分割される。図3
では原画像がA〜Gの8領域に分割されている。そして
分割した領域の位置及び内容を、各領域の輪郭線の形状
と色により領域毎に定義する。同図では各輪郭線の形状
が矢印線で示されている。そして上記輪郭線の形状及び
色の情報を符号化して伝送する。
分割を用いた符号化方法において生成される領域の情報
が示されている。この従来手法では、まず色等の特徴量
の変化度合を基準として原画像が領域分割される。図3
では原画像がA〜Gの8領域に分割されている。そして
分割した領域の位置及び内容を、各領域の輪郭線の形状
と色により領域毎に定義する。同図では各輪郭線の形状
が矢印線で示されている。そして上記輪郭線の形状及び
色の情報を符号化して伝送する。
【0004】復号側では、伝送された情報を基に各領域
の輪郭線の形状及び色を復元する。そして輪郭線の内部
を線形補間やスプライン補間等の手法で補間して復元画
像を生成する。
の輪郭線の形状及び色を復元する。そして輪郭線の内部
を線形補間やスプライン補間等の手法で補間して復元画
像を生成する。
【0005】このような方法によれば、画像を少ないデ
ータ量で表現し、高圧縮率で符号化することができる。
ータ量で表現し、高圧縮率で符号化することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術によれ
ば、原画像を分割して得られた各領域の形状が、領域全
周の輪郭線により閉じられた範囲として定義される。ま
た各領域の色が、輪郭線の色により代表して定義され
る。このように定義された領域情報は、原画像を少ない
データ量で表現しているが、なお下記のような冗長成分
を含んでいる。
ば、原画像を分割して得られた各領域の形状が、領域全
周の輪郭線により閉じられた範囲として定義される。ま
た各領域の色が、輪郭線の色により代表して定義され
る。このように定義された領域情報は、原画像を少ない
データ量で表現しているが、なお下記のような冗長成分
を含んでいる。
【0007】(1)領域の輪郭形状を輪郭全周について
定義しているため、輪郭形状が2重に定義されている。
図3において矢印線が2本ずつ重なっていることから明
らかである。
定義しているため、輪郭形状が2重に定義されている。
図3において矢印線が2本ずつ重なっていることから明
らかである。
【0008】(2)領域の輪郭の色情報も輪郭全周につ
いては必要ない。例えば図3の領域Aに含まれる線分a
bを例にとった場合、点aの色情報が得られれば、点b
の色情報は必要ない。従って輪郭の色情報としては輪郭
全周の半分についての情報が得られればよい。
いては必要ない。例えば図3の領域Aに含まれる線分a
bを例にとった場合、点aの色情報が得られれば、点b
の色情報は必要ない。従って輪郭の色情報としては輪郭
全周の半分についての情報が得られればよい。
【0009】本発明の目的は、符号化する画像データに
上記のような冗長成分を含ませることなく、より高い圧
縮率で、かつ簡潔な方法で符号化を行うことが可能な画
像符号化方法を提供することにある。その際、領域の輪
郭全周についての情報ではない情報により画像データを
符号化する方法を提供する。
上記のような冗長成分を含ませることなく、より高い圧
縮率で、かつ簡潔な方法で符号化を行うことが可能な画
像符号化方法を提供することにある。その際、領域の輪
郭全周についての情報ではない情報により画像データを
符号化する方法を提供する。
【0010】また本発明は、上記冗長成分を含まないよ
うに生成した画像データを、さらに効率よく圧縮して符
号化することが可能な画像符号化方法を提供することを
目的とする。
うに生成した画像データを、さらに効率よく圧縮して符
号化することが可能な画像符号化方法を提供することを
目的とする。
【0011】そして、符号化効率または画像圧縮率の向
上を図ることにより、限られた伝送レートの範囲でより
高品質で自然な画像情報を提供することを目的とする。
上を図ることにより、限られた伝送レートの範囲でより
高品質で自然な画像情報を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の画像符号化方法
は、原画像を、各領域の片側の輪郭を表す片側輪郭情報
によって符号化することを特徴とする。
は、原画像を、各領域の片側の輪郭を表す片側輪郭情報
によって符号化することを特徴とする。
【0013】より具体的には、例えば画像を一定方向に
走査する工程と、走査線上において領域の片側の輪郭と
なる片側輪郭点を検出する工程とを含み、検出された片
側輪郭点の位置情報及び前記片側輪郭点の片側領域の色
情報を前記片側輪郭情報として符号化する。
走査する工程と、走査線上において領域の片側の輪郭と
なる片側輪郭点を検出する工程とを含み、検出された片
側輪郭点の位置情報及び前記片側輪郭点の片側領域の色
情報を前記片側輪郭情報として符号化する。
【0014】ここで「領域の輪郭」とは、例えば色の変
化度合を基準に判断される領域の周縁部をいい、走査線
上で考えた場合には、走査線上の該周縁部に属する点を
いう。なお色情報としては色空間における色番号、明
度、輝度等を用いることができる。そして「片側の輪
郭」とは、走査線上における領域の始まる点、または終
わる点のどちらかをいう。例えば領域の始まる点を片側
の輪郭として定めた場合は、走査線上において、基準と
なる変化度合よりも大きく色が変化した直後の点をい
う。
化度合を基準に判断される領域の周縁部をいい、走査線
上で考えた場合には、走査線上の該周縁部に属する点を
いう。なお色情報としては色空間における色番号、明
度、輝度等を用いることができる。そして「片側の輪
郭」とは、走査線上における領域の始まる点、または終
わる点のどちらかをいう。例えば領域の始まる点を片側
の輪郭として定めた場合は、走査線上において、基準と
なる変化度合よりも大きく色が変化した直後の点をい
う。
【0015】上記構成によれば、原画像の各領域の片側
の輪郭が片側輪郭情報により表現される。領域内部の色
は、上記片側輪郭点の色情報を用いて補間することで得
られる。そして領域の反対側の形状は、隣接する異領域
の片側輪郭情報により得られる。従って、上記構成によ
り片側輪郭情報を符号化することで、復元画像を生成す
るのに必要な情報がすべて符号化されることになる。し
かも領域の片側の情報のみを符号化しているので、領域
の全周についての情報を符号化する場合に比べデータ量
が大幅に減少し符号化効率が向上する。なお本発明で
は、領域の輪郭のうちで符号化に必要な部分の情報のみ
が符号化され、領域毎の輪郭全体の情報はもはや不要と
なっている。
の輪郭が片側輪郭情報により表現される。領域内部の色
は、上記片側輪郭点の色情報を用いて補間することで得
られる。そして領域の反対側の形状は、隣接する異領域
の片側輪郭情報により得られる。従って、上記構成によ
り片側輪郭情報を符号化することで、復元画像を生成す
るのに必要な情報がすべて符号化されることになる。し
かも領域の片側の情報のみを符号化しているので、領域
の全周についての情報を符号化する場合に比べデータ量
が大幅に減少し符号化効率が向上する。なお本発明で
は、領域の輪郭のうちで符号化に必要な部分の情報のみ
が符号化され、領域毎の輪郭全体の情報はもはや不要と
なっている。
【0016】また本発明は、上記画像符号化方法におい
て、同一領域に属し、かつ隣接する前記片側輪郭点を結
んで片側輪郭線を生成し、この片側輪郭線に含まれる各
片側輪郭点の前記片側輪郭情報からなる片側輪郭線情報
を生成する工程を含み、この片側輪郭線情報により原画
像を符号化する。片側輪郭線情報を生成することで、片
側輪郭情報をさらに圧縮して符号化することができる。
て、同一領域に属し、かつ隣接する前記片側輪郭点を結
んで片側輪郭線を生成し、この片側輪郭線に含まれる各
片側輪郭点の前記片側輪郭情報からなる片側輪郭線情報
を生成する工程を含み、この片側輪郭線情報により原画
像を符号化する。片側輪郭線情報を生成することで、片
側輪郭情報をさらに圧縮して符号化することができる。
【0017】この場合の本発明の好ましい一態様とし
て、前記片側輪郭線情報は、前記片側輪郭線の一端の位
置により、片側輪郭線の開始位置を表す輪郭線開始位置
情報と、前記片側輪郭線に属し隣接する片側輪郭点間の
位置関係により、前記片側輪郭線の形状を表す輪郭線形
状情報と、前記片側輪郭線の色を表す輪郭線色情報とを
含む。
て、前記片側輪郭線情報は、前記片側輪郭線の一端の位
置により、片側輪郭線の開始位置を表す輪郭線開始位置
情報と、前記片側輪郭線に属し隣接する片側輪郭点間の
位置関係により、前記片側輪郭線の形状を表す輪郭線形
状情報と、前記片側輪郭線の色を表す輪郭線色情報とを
含む。
【0018】上記において各片側輪郭点の位置は、各点
の座標等ではなく、隣接する同領域の片側輪郭点との位
置関係により少量のデータで表される。また輪郭線色情
報により、片側輪郭線に含まれる各片側輪郭点の色情報
がまとめて表現されるので、この色情報についてのデー
タ量が大幅に少なくなる。
の座標等ではなく、隣接する同領域の片側輪郭点との位
置関係により少量のデータで表される。また輪郭線色情
報により、片側輪郭線に含まれる各片側輪郭点の色情報
がまとめて表現されるので、この色情報についてのデー
タ量が大幅に少なくなる。
【0019】なお上記「隣接する片側輪郭点」には、直
接に隣合う点の他、予め定めたある一定距離内にある点
を含んで定義することができるものとする。
接に隣合う点の他、予め定めたある一定距離内にある点
を含んで定義することができるものとする。
【0020】さらに本発明の好ましい一態様として、前
記原画像を、前記片側輪郭線の開始位置である片側輪郭
線開始点と、片側輪郭線開始点以外の点である非片側輪
郭線開始点とに分け、この2種類の情報からなる画像を
前記輪郭線開始位置情報とする。この構成によれば、原
画像を構成する点の数に対しての一点当たり1ビットの
データ量で輪郭線開始位置情報が得られる。従って符号
化すべき情報量が大幅に減少する。さらにここで得られ
る情報は、片側輪郭線の開始点の数に関係なく、データ
量が一定である。従って本発明の効果は、自然画像のよ
うな複雑な画像においてさらに顕著となる。
記原画像を、前記片側輪郭線の開始位置である片側輪郭
線開始点と、片側輪郭線開始点以外の点である非片側輪
郭線開始点とに分け、この2種類の情報からなる画像を
前記輪郭線開始位置情報とする。この構成によれば、原
画像を構成する点の数に対しての一点当たり1ビットの
データ量で輪郭線開始位置情報が得られる。従って符号
化すべき情報量が大幅に減少する。さらにここで得られ
る情報は、片側輪郭線の開始点の数に関係なく、データ
量が一定である。従って本発明の効果は、自然画像のよ
うな複雑な画像においてさらに顕著となる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下で説明する実施の形態の画像
符号化方法は、原画像を入力し、原画像中の各点が領域
の輪郭を構成するか否かを判断して符号化を行うように
構成した場合をとりあげて説明する。
符号化方法は、原画像を入力し、原画像中の各点が領域
の輪郭を構成するか否かを判断して符号化を行うように
構成した場合をとりあげて説明する。
【0022】また以下の実施の形態では、画像を構成す
る点として画素を用いる。ただし、本発明はそのような
形態に限られるものではなく、画像を構成する他の画像
処理単位を用いてもよい。
る点として画素を用いる。ただし、本発明はそのような
形態に限られるものではなく、画像を構成する他の画像
処理単位を用いてもよい。
【0023】図1は、本実施形態の符号化工程を示すフ
ローチャートである。以下、同図に示した工程に従って
説明する。また図2は、本実施形態の符号化方法の処理
過程を示す具体例であり、4つの領域からなる画像を符
号化する場合を示している。以下の説明では適宜同図を
参照して説明する。
ローチャートである。以下、同図に示した工程に従って
説明する。また図2は、本実施形態の符号化方法の処理
過程を示す具体例であり、4つの領域からなる画像を符
号化する場合を示している。以下の説明では適宜同図を
参照して説明する。
【0024】(1)片側輪郭点の検出工程(S11) 本工程では、画像を一定方向に走査して、各画素の色情
報を順次読み込んで行く。走査方向は一定の定められた
方向であれば任意の方向でよく、さらに画像を往復しな
がら走査してもよい。本実施形態ではハードウエアとの
相性を考慮してラスタスキャンを行い、走査方向は左か
ら右への水平方向とし、順次走査線毎に上から下へ走査
していく。
報を順次読み込んで行く。走査方向は一定の定められた
方向であれば任意の方向でよく、さらに画像を往復しな
がら走査してもよい。本実施形態ではハードウエアとの
相性を考慮してラスタスキャンを行い、走査方向は左か
ら右への水平方向とし、順次走査線毎に上から下へ走査
していく。
【0025】またここで用いる色情報は、例えばRGB
色空間やHVC均等色空間によって表現される色情報で
もよく、また予め定められた色テーブルを用いて画素毎
に記述された色番号でもよい。色情報を読み込むため、
本実施形態では光学系スキャナを使用する。
色空間やHVC均等色空間によって表現される色情報で
もよく、また予め定められた色テーブルを用いて画素毎
に記述された色番号でもよい。色情報を読み込むため、
本実施形態では光学系スキャナを使用する。
【0026】色情報を基に走査線上で領域の輪郭を構成
する箇所を輪郭点として検出する。この際、隣接画素間
の色差が基準となるしきい値より高い箇所や、またHV
C色空間における隣接画素間の相対位置がある距離より
も離れている箇所が輪郭点として検出される。
する箇所を輪郭点として検出する。この際、隣接画素間
の色差が基準となるしきい値より高い箇所や、またHV
C色空間における隣接画素間の相対位置がある距離より
も離れている箇所が輪郭点として検出される。
【0027】ここで本発明の特徴として走査線上におけ
る片側輪郭点のみを検出する。本実施形態では走査線上
で領域の始まる画素を片側輪郭点とする。従ってこの検
出は、具体的には、上記輪郭点の検出において、領域が
変化した直後の画素を検出することで行われる。
る片側輪郭点のみを検出する。本実施形態では走査線上
で領域の始まる画素を片側輪郭点とする。従ってこの検
出は、具体的には、上記輪郭点の検出において、領域が
変化した直後の画素を検出することで行われる。
【0028】図2(b)には、図2(a)の画像を走査
することで検出された片側輪郭点が示されている。図中
において白色で示した画素以外の画素が片側輪郭点であ
る。
することで検出された片側輪郭点が示されている。図中
において白色で示した画素以外の画素が片側輪郭点であ
る。
【0029】なお同図(b)において画像左端の画素
は、最も上の画素を除き、下記理由により片側輪郭点と
して検出されていない。本実施形態では、上記の如くラ
スタスキャン方向で、順次上から下へ連続的に走査して
いる。そして左端画素のデータは一つ上の走査ラインの
右端の画素のデータを継承しているものとみなす。従っ
て図2の画像において、2ライン目以降の左端画素は、
各々一つ上のラインの右端と同領域にあるため、片側輪
郭点として検出されない。
は、最も上の画素を除き、下記理由により片側輪郭点と
して検出されていない。本実施形態では、上記の如くラ
スタスキャン方向で、順次上から下へ連続的に走査して
いる。そして左端画素のデータは一つ上の走査ラインの
右端の画素のデータを継承しているものとみなす。従っ
て図2の画像において、2ライン目以降の左端画素は、
各々一つ上のラインの右端と同領域にあるため、片側輪
郭点として検出されない。
【0030】(2)片側輪郭情報の生成(S12〜S1
4) 片側輪郭情報とは、前述の如く検出した片側輪郭点の位
置情報及び色情報を含む情報をいう。
4) 片側輪郭情報とは、前述の如く検出した片側輪郭点の位
置情報及び色情報を含む情報をいう。
【0031】本実施形態では、片側輪郭情報が、下記工
程により片側輪郭線の位置及び形状と色を表す片側輪郭
線情報として生成される。ここで片側輪郭線とは、同一
領域に属し、かつ隣接する片側輪郭点を結んで生成され
る線をいう。また本実施形態において隣接する点とは、
ある画素の上下左右及び斜め方向に隣合う8画素をい
う。このような形態で情報を生成することにより、以下
に説明されるように、個々の片側輪郭点毎の情報を符号
化するよりもさらに高圧縮率で符号化することができ
る。
程により片側輪郭線の位置及び形状と色を表す片側輪郭
線情報として生成される。ここで片側輪郭線とは、同一
領域に属し、かつ隣接する片側輪郭点を結んで生成され
る線をいう。また本実施形態において隣接する点とは、
ある画素の上下左右及び斜め方向に隣合う8画素をい
う。このような形態で情報を生成することにより、以下
に説明されるように、個々の片側輪郭点毎の情報を符号
化するよりもさらに高圧縮率で符号化することができ
る。
【0032】なお以下の工程において隣接する片側輪郭
点が同一領域に属するか否かの判断は、前述の片側輪郭
点の検出工程において領域の変化を検出する際に用いる
のと同様の基準により行う。また、以下の工程は各々単
独で行ってもよいが、本実施形態では、画像走査におい
て各画素の情報を読み込むとともに、読み込んだ画素に
ついて順次各工程が行われる。
点が同一領域に属するか否かの判断は、前述の片側輪郭
点の検出工程において領域の変化を検出する際に用いる
のと同様の基準により行う。また、以下の工程は各々単
独で行ってもよいが、本実施形態では、画像走査におい
て各画素の情報を読み込むとともに、読み込んだ画素に
ついて順次各工程が行われる。
【0033】(A)輪郭線開始位置情報の生成工程(S
12) 本工程では、片側輪郭線の位置を特定可能な情報が生成
される。
12) 本工程では、片側輪郭線の位置を特定可能な情報が生成
される。
【0034】画像走査において片側輪郭点を検出した場
合に、この片側輪郭点の左上、真上、右上の画素を調べ
て、同一領域に属する片側輪郭点を探す。同領域の片側
輪郭点が存在しない場合は、その画素位置を片側輪郭線
の開始位置とし、その検出した画素を片側輪郭線開始点
とする。この方法によりすべての片側輪郭線の上側の端
の画素が片側輪郭線開始点として検出される。なお、図
2(c)から明らかなように、最初の走査線上で検出さ
れた片側輪郭点は、より上方には画素が存在しないの
で、すべて片側輪郭線開始点とされる。
合に、この片側輪郭点の左上、真上、右上の画素を調べ
て、同一領域に属する片側輪郭点を探す。同領域の片側
輪郭点が存在しない場合は、その画素位置を片側輪郭線
の開始位置とし、その検出した画素を片側輪郭線開始点
とする。この方法によりすべての片側輪郭線の上側の端
の画素が片側輪郭線開始点として検出される。なお、図
2(c)から明らかなように、最初の走査線上で検出さ
れた片側輪郭点は、より上方には画素が存在しないの
で、すべて片側輪郭線開始点とされる。
【0035】上記で検出した片側輪郭線の開始位置を表
す輪郭線開始位置情報を生成する。ここでは、上記で得
られた片側輪郭線開始点に画素値1を割り当てる。また
その他のすべての画素を非片側輪郭線開始点とし、画素
値0を割り当てる。そして図2(c)に示すような2値
ビットマップ画像を生成する。同図では画素値1の画素
を黒色で、画素値0の画素を白色で表している。この2
値ビットマップ画像は、原画像内のすべての片側輪郭線
の開始位置を表現している。
す輪郭線開始位置情報を生成する。ここでは、上記で得
られた片側輪郭線開始点に画素値1を割り当てる。また
その他のすべての画素を非片側輪郭線開始点とし、画素
値0を割り当てる。そして図2(c)に示すような2値
ビットマップ画像を生成する。同図では画素値1の画素
を黒色で、画素値0の画素を白色で表している。この2
値ビットマップ画像は、原画像内のすべての片側輪郭線
の開始位置を表現している。
【0036】このように生成された輪郭線開始位置情報
は、1画素当たり1ビットの非常に少ないデータ量で構
成されている。しかも自然画像等の複雑な画像を符号化
する場合に、片側輪郭線開始点の数が増加した場合でも
データ量が変化しない。さらにこの2値ビットマップ画
像はランレングス法による圧縮符号化に適しており、高
圧縮率での符号化が期待できる。このように2値ビット
マップ画像を生成し符号化することで大幅な符号化効率
の向上が可能となる。
は、1画素当たり1ビットの非常に少ないデータ量で構
成されている。しかも自然画像等の複雑な画像を符号化
する場合に、片側輪郭線開始点の数が増加した場合でも
データ量が変化しない。さらにこの2値ビットマップ画
像はランレングス法による圧縮符号化に適しており、高
圧縮率での符号化が期待できる。このように2値ビット
マップ画像を生成し符号化することで大幅な符号化効率
の向上が可能となる。
【0037】(B)輪郭線形状情報の生成(S13) 本工程では、片側輪郭線の形状を特定可能な情報が生成
される。すなわち輪郭線形状情報は、前述の如く片側輪
郭線に属し隣接する片側輪郭点の位置関係を表す情報で
ある。この情報を用いれば、片側輪郭線開始点を起点と
して隣接する片側輪郭点の位置を順次決定可能であり、
片側輪郭線の形状を表す情報が得られる。
される。すなわち輪郭線形状情報は、前述の如く片側輪
郭線に属し隣接する片側輪郭点の位置関係を表す情報で
ある。この情報を用いれば、片側輪郭線開始点を起点と
して隣接する片側輪郭点の位置を順次決定可能であり、
片側輪郭線の形状を表す情報が得られる。
【0038】隣接する片側輪郭点との位置関係は、S1
2における片側輪郭線開始点の検出時に同時に得ること
ができる。すなわち上記検出時に左上、真上、右上の3
方向に隣接する画素に同領域の片側輪郭点が存在する場
合、この隣接する片側輪郭点との位置関係を求めればよ
い。
2における片側輪郭線開始点の検出時に同時に得ること
ができる。すなわち上記検出時に左上、真上、右上の3
方向に隣接する画素に同領域の片側輪郭点が存在する場
合、この隣接する片側輪郭点との位置関係を求めればよ
い。
【0039】図2(d)は、このようにして生成される
輪郭線形状情報を示している。同図では、図2(c)に
示した片側輪郭線開始点1〜4に始まる輪郭線形状情報
が上から順に示されている。同図の輪郭線形状情報で
は、片側輪郭線開始点を起点として下方向に隣接する片
側輪郭点との位置関係を表す情報が順次配列されてい
る。この位置関係は、片側輪郭点が右下にある場合を
1、真下にある場合を2、左下にある場合を3として表
現される。より下方向に隣接する片側輪郭点がない場合
は、片側輪郭線の終点としてデータ0を配置する。この
ようにして輪郭線形状情報は、1つの片側輪郭点当たり
2ビットの少量のデータで得られる。
輪郭線形状情報を示している。同図では、図2(c)に
示した片側輪郭線開始点1〜4に始まる輪郭線形状情報
が上から順に示されている。同図の輪郭線形状情報で
は、片側輪郭線開始点を起点として下方向に隣接する片
側輪郭点との位置関係を表す情報が順次配列されてい
る。この位置関係は、片側輪郭点が右下にある場合を
1、真下にある場合を2、左下にある場合を3として表
現される。より下方向に隣接する片側輪郭点がない場合
は、片側輪郭線の終点としてデータ0を配置する。この
ようにして輪郭線形状情報は、1つの片側輪郭点当たり
2ビットの少量のデータで得られる。
【0040】上記の輪郭線形状情報を用いることで、片
側輪郭点個々の座標データを符号化する場合と比較し
て、符号化すべきデータ量が大幅に減少する。また、上
方向などすべての方向の画素との位置関係を表現する場
合には、方向数8に対応した1画素当たり3ビットの情
報が必要となる。一方、本実施形態では下方向の隣接画
素との位置関係のみを表現するため、1画素当たり2ビ
ットの情報量を有すればよい。従って、この点でも符号
化すべきデータ量が減少する。
側輪郭点個々の座標データを符号化する場合と比較し
て、符号化すべきデータ量が大幅に減少する。また、上
方向などすべての方向の画素との位置関係を表現する場
合には、方向数8に対応した1画素当たり3ビットの情
報が必要となる。一方、本実施形態では下方向の隣接画
素との位置関係のみを表現するため、1画素当たり2ビ
ットの情報量を有すればよい。従って、この点でも符号
化すべきデータ量が減少する。
【0041】(C)輪郭線色情報の生成(S14) 本工程では、片側輪郭線の色の特定可能な情報を生成す
る。そのため各片側輪郭線の色情報を表す輪郭線色情報
を生成する。図2(e)には、本工程で得られる輪郭線
色情報が示されている。同図では、図2(d)に示した
4つの片側輪郭線の色が、各片側輪郭線と対応して示さ
れている。
る。そのため各片側輪郭線の色情報を表す輪郭線色情報
を生成する。図2(e)には、本工程で得られる輪郭線
色情報が示されている。同図では、図2(d)に示した
4つの片側輪郭線の色が、各片側輪郭線と対応して示さ
れている。
【0042】なお図2(e)には、各片側輪郭線の色が
図2(a)の色そのもので示されているが、データにお
いては前述した色番号などの形態で記述される。また図
2では、各輪郭が同一色で構成される場合が示されてお
り、輪郭線色情報も1つの輪郭線当たり1色となってい
る。これに対し、同一領域でも色が変化し、1つの片側
輪郭線内で色が変化する場合であって、この色の変化も
符号化する必要がある場合には、片側輪郭線毎に色の変
化をも表す情報を生成すればよい。
図2(a)の色そのもので示されているが、データにお
いては前述した色番号などの形態で記述される。また図
2では、各輪郭が同一色で構成される場合が示されてお
り、輪郭線色情報も1つの輪郭線当たり1色となってい
る。これに対し、同一領域でも色が変化し、1つの片側
輪郭線内で色が変化する場合であって、この色の変化も
符号化する必要がある場合には、片側輪郭線毎に色の変
化をも表す情報を生成すればよい。
【0043】上記輪郭線色情報を生成することにより、
片側輪郭点毎の色情報を符号化するよりも符号化すべき
データ量を減少させることができる。
片側輪郭点毎の色情報を符号化するよりも符号化すべき
データ量を減少させることができる。
【0044】以上に説明したS12〜S14の工程によ
り片側輪郭線の位置及び形状と色を特定可能な情報が得
られる。すなわち片側輪郭線の開始位置と、この開始位
置を起点とした片側輪郭線の形状と、この片側輪郭線の
色により、片側輪郭線についての上記情報が得られる。
そしてこの片側輪郭線情報により、各片側輪郭点の位置
情報及び色情報が特定可能であり、全片側輪郭点の片側
輪郭情報が得られる。
り片側輪郭線の位置及び形状と色を特定可能な情報が得
られる。すなわち片側輪郭線の開始位置と、この開始位
置を起点とした片側輪郭線の形状と、この片側輪郭線の
色により、片側輪郭線についての上記情報が得られる。
そしてこの片側輪郭線情報により、各片側輪郭点の位置
情報及び色情報が特定可能であり、全片側輪郭点の片側
輪郭情報が得られる。
【0045】なお図2(c)の画素1、画素5のよう
に、画像中には隣接する同領域の片側輪郭点が存在せ
ず、片側輪郭線を構成しえない場合もありうる。この場
合も本実施形態ではまったく同様に扱われ、上記S12
〜S14の工程により3種の情報が生成される。ただし
隣接する片側輪郭点が存在しないので、同図(d)に示
すように輪郭線形状情報についてはデータ0のみが配置
されることになる。また、同図(b)から明らかなよう
に、本実施形態における片側輪郭線は、画像領域の形状
に応じて、一つの領域に対して複数生成されることがあ
る。
に、画像中には隣接する同領域の片側輪郭点が存在せ
ず、片側輪郭線を構成しえない場合もありうる。この場
合も本実施形態ではまったく同様に扱われ、上記S12
〜S14の工程により3種の情報が生成される。ただし
隣接する片側輪郭点が存在しないので、同図(d)に示
すように輪郭線形状情報についてはデータ0のみが配置
されることになる。また、同図(b)から明らかなよう
に、本実施形態における片側輪郭線は、画像領域の形状
に応じて、一つの領域に対して複数生成されることがあ
る。
【0046】(3)符号化工程(S15) 本工程では、S12〜S14で得られた輪郭線開始位置
情報、輪郭線形状情報及び輪郭線色情報を符号化する。
符号化は、ランレングス法やランペルジップ法などの各
情報に適した圧縮符号化手法を適宜用いて行われる。符
号化された情報は、伝送手段を介して復号側に送られ
る。
情報、輪郭線形状情報及び輪郭線色情報を符号化する。
符号化は、ランレングス法やランペルジップ法などの各
情報に適した圧縮符号化手法を適宜用いて行われる。符
号化された情報は、伝送手段を介して復号側に送られ
る。
【0047】本実施形態では、S12〜S14で得られ
た片側輪郭線情報の形態で、片側輪郭情報を生成し符号
化することで、復号側において復元画像を生成するため
に必要な情報が符号化される。すなわち復号側では、画
像のサイズを参照して、各片側輪郭点の位置及び色情報
が特定される。そして片側輪郭点の走査方向(右側)に
ある画素の色を片側輪郭点の色を用いて補間し、この補
間を走査線に沿って次の片側輪郭点の位置の直前の画素
まで行う。この工程を画像全体について行うことで、片
側輪郭情報により復元画像を生成することが可能であ
る。なお本実施形態では各領域が単一色で構成されてお
り、上記補間は片側輪郭点の色と同一色で行えばよい。
これに対し、領域内で色が変化する場合には、線形補間
やスプライン補間などの従来技術を適宜利用することが
好ましい。
た片側輪郭線情報の形態で、片側輪郭情報を生成し符号
化することで、復号側において復元画像を生成するため
に必要な情報が符号化される。すなわち復号側では、画
像のサイズを参照して、各片側輪郭点の位置及び色情報
が特定される。そして片側輪郭点の走査方向(右側)に
ある画素の色を片側輪郭点の色を用いて補間し、この補
間を走査線に沿って次の片側輪郭点の位置の直前の画素
まで行う。この工程を画像全体について行うことで、片
側輪郭情報により復元画像を生成することが可能であ
る。なお本実施形態では各領域が単一色で構成されてお
り、上記補間は片側輪郭点の色と同一色で行えばよい。
これに対し、領域内で色が変化する場合には、線形補間
やスプライン補間などの従来技術を適宜利用することが
好ましい。
【0048】以上に説明した本実施形態の画像符号化方
法によれば、領域全周についての形状や色の情報の符号
化は不要である。すなわち走査線上で領域の終わりにあ
る輪郭点に関する情報は不要であり、また図2(b)か
ら明かなように、走査線方向に平行な輪郭部分の情報も
不要である。従って前述の従来手法では符号化対象とな
る領域輪郭形状や色についての冗長成分を含むことな
く、画像データが圧縮符号化されるので、符号化効率が
向上する。さらに上記に説明したように、輪郭線開始位
置情報等を用いて片側輪郭情報をさらに圧縮して符号化
することができる。
法によれば、領域全周についての形状や色の情報の符号
化は不要である。すなわち走査線上で領域の終わりにあ
る輪郭点に関する情報は不要であり、また図2(b)か
ら明かなように、走査線方向に平行な輪郭部分の情報も
不要である。従って前述の従来手法では符号化対象とな
る領域輪郭形状や色についての冗長成分を含むことな
く、画像データが圧縮符号化されるので、符号化効率が
向上する。さらに上記に説明したように、輪郭線開始位
置情報等を用いて片側輪郭情報をさらに圧縮して符号化
することができる。
【0049】なお本実施形態については、以下の技術的
応用例または変形例が考えられる。
応用例または変形例が考えられる。
【0050】(1)本実施形態は、上記の如く原画像を
入力し原画像中の各点が領域の輪郭を構成するか否かを
判断して符号化を行う。これに対し、本発明は領域分割
がなされた画像情報を符号化する場合に用いるように構
成することもできる。またアニメーション画像のよう
に、元来領域情報によって構成されている画像を符号化
する場合に用いるように構成することもできる。これら
の場合には、予め得られている領域の輪郭に関する情報
を、画像の走査とともに読み込んで行けばよい。
入力し原画像中の各点が領域の輪郭を構成するか否かを
判断して符号化を行う。これに対し、本発明は領域分割
がなされた画像情報を符号化する場合に用いるように構
成することもできる。またアニメーション画像のよう
に、元来領域情報によって構成されている画像を符号化
する場合に用いるように構成することもできる。これら
の場合には、予め得られている領域の輪郭に関する情報
を、画像の走査とともに読み込んで行けばよい。
【0051】(2)上記実施形態では、ラスタスキャン
の走査線上で、画像中の左端画素データは、一つ上のラ
インの右端画素データを継承している。これに対し、上
記データ継承はないものとして、画像中のライン毎に分
けてデータ処理することもできる。この場合にも上記実
施形態と同様の方法で符号化が行われる。ただし、S1
1工程において、図2(b)の画像と異なり、画像左端
の画素はすべて片側輪郭点として検出される。
の走査線上で、画像中の左端画素データは、一つ上のラ
インの右端画素データを継承している。これに対し、上
記データ継承はないものとして、画像中のライン毎に分
けてデータ処理することもできる。この場合にも上記実
施形態と同様の方法で符号化が行われる。ただし、S1
1工程において、図2(b)の画像と異なり、画像左端
の画素はすべて片側輪郭点として検出される。
【0052】この変形例の場合、S13工程で生成する
輪郭線形状情報についてはデータを省略することができ
る。すなわち画像中の最も左上の点(図2(c)の画素
1)からの輪郭線形状情報は、真下を表すデータ2が、
次の片側輪郭点の出現までの画素数分だけ連続する情報
である。この情報は、データとして配列せずとも自明で
あるので、データ0のみを配置してデータを省略してよ
い。従ってこの省略により画素1についての輪郭線形状
情報は、図2(d)最上段に示されたものと同様とな
る。なおこの省略は、左端画素のみで構成されるすべて
の片側輪郭線に対して適用できる。
輪郭線形状情報についてはデータを省略することができ
る。すなわち画像中の最も左上の点(図2(c)の画素
1)からの輪郭線形状情報は、真下を表すデータ2が、
次の片側輪郭点の出現までの画素数分だけ連続する情報
である。この情報は、データとして配列せずとも自明で
あるので、データ0のみを配置してデータを省略してよ
い。従ってこの省略により画素1についての輪郭線形状
情報は、図2(d)最上段に示されたものと同様とな
る。なおこの省略は、左端画素のみで構成されるすべて
の片側輪郭線に対して適用できる。
【0053】(3)S12〜S14の工程は、どの様な
順番で行ってもよく、また同時に行ってもよい。
順番で行ってもよく、また同時に行ってもよい。
【0054】(4)上記実施形態では、隣接する画素と
して、ある画素の上下左右及び斜め方向に隣合う8画素
を定義した。技術的変形例として、この定義によらず、
例えばより広い範囲の画素(例えば3つ先までの画素)
を隣接する画素として取り扱うように定義することもで
きる。この場合、各工程で隣接する片側輪郭画素を検出
する際に、より近い画素を優先して検出するように構成
することが好ましい。このように定義すれば、画像中で
片側輪郭線が部分的に途切れている場合にも1本の片側
輪郭線と考えることができる。従って生成される片側輪
郭線の本数を減少させることが可能である。ただしこの
場合、輪郭線形状情報におけるデータ量が、上記実施形
態の1片側輪郭点当り2ビットよりも増加することによ
り、全体の符号量が増加する可能性が高い。従って構成
に十分な配慮を要する。
して、ある画素の上下左右及び斜め方向に隣合う8画素
を定義した。技術的変形例として、この定義によらず、
例えばより広い範囲の画素(例えば3つ先までの画素)
を隣接する画素として取り扱うように定義することもで
きる。この場合、各工程で隣接する片側輪郭画素を検出
する際に、より近い画素を優先して検出するように構成
することが好ましい。このように定義すれば、画像中で
片側輪郭線が部分的に途切れている場合にも1本の片側
輪郭線と考えることができる。従って生成される片側輪
郭線の本数を減少させることが可能である。ただしこの
場合、輪郭線形状情報におけるデータ量が、上記実施形
態の1片側輪郭点当り2ビットよりも増加することによ
り、全体の符号量が増加する可能性が高い。従って構成
に十分な配慮を要する。
【0055】(5)上記実施形態は、原画像を階層的に
構成した情報に対しても、好適に適用することができ
る。階層的に構成した情報としては、例えば異なる複数
の領域分割数を設定し、この領域分割数毎に生成した複
数画像からなる情報が挙げられる。この階層的に構成し
た情報は、通信システムの伝送レートや通信端末の能力
に応じて伝送符号量をコントロールし、画像伝送におけ
るスケーラビリティに対応するのに適した情報である。
さらに、階層情報間の差分情報を抽出して符号化するよ
うな場合は、この差分情報に対して本実施形態の符号化
方法を同様に適用することができる。
構成した情報に対しても、好適に適用することができ
る。階層的に構成した情報としては、例えば異なる複数
の領域分割数を設定し、この領域分割数毎に生成した複
数画像からなる情報が挙げられる。この階層的に構成し
た情報は、通信システムの伝送レートや通信端末の能力
に応じて伝送符号量をコントロールし、画像伝送におけ
るスケーラビリティに対応するのに適した情報である。
さらに、階層情報間の差分情報を抽出して符号化するよ
うな場合は、この差分情報に対して本実施形態の符号化
方法を同様に適用することができる。
【0056】(6)上記実施形態は動画像を符号化する
場合、すなわち例えば時系列の複数フレーム画像からな
る動画像データをフレーム画像毎に符号化する場合に
も、同様の形態で好適に適用することができる。さらに
動画像を動き補償などの圧縮手法を用いて符号化する場
合において、この手法により得られる各情報に対しても
本発明の画像符号化方法を適用することができる。すな
わち例えば動き補償におけるブロック間の差分情報に対
しての適用が可能である。このようにして、さらに符号
化における圧縮率を向上させることができる。
場合、すなわち例えば時系列の複数フレーム画像からな
る動画像データをフレーム画像毎に符号化する場合に
も、同様の形態で好適に適用することができる。さらに
動画像を動き補償などの圧縮手法を用いて符号化する場
合において、この手法により得られる各情報に対しても
本発明の画像符号化方法を適用することができる。すな
わち例えば動き補償におけるブロック間の差分情報に対
しての適用が可能である。このようにして、さらに符号
化における圧縮率を向上させることができる。
【0057】
【発明の効果】本発明の画像符号化方法では、原画像を
片側輪郭情報により符号化することで、領域の輪郭の形
状や色についての情報を2重に定義することなく符号化
が行われる。従って画像情報をより高い圧縮率で、かつ
簡潔な方法で符号化することができる。
片側輪郭情報により符号化することで、領域の輪郭の形
状や色についての情報を2重に定義することなく符号化
が行われる。従って画像情報をより高い圧縮率で、かつ
簡潔な方法で符号化することができる。
【0058】さらに本発明によれば、上記片側輪郭情報
から片側輪郭線情報を生成し、この情報を符号化するこ
とで、さらに符号化圧縮率を高めることができる。
から片側輪郭線情報を生成し、この情報を符号化するこ
とで、さらに符号化圧縮率を高めることができる。
【0059】特に片側輪郭線情報を、輪郭線開始位置情
報、輪郭形状情報及び輪郭線色情報により構成すれば、
各々の情報を少ないデータ量で構成し符号化することが
可能であり、さらなる符号化圧縮率の向上が可能とな
る。
報、輪郭形状情報及び輪郭線色情報により構成すれば、
各々の情報を少ないデータ量で構成し符号化することが
可能であり、さらなる符号化圧縮率の向上が可能とな
る。
【0060】上記輪郭線開始位置情報は、この情報を片
側輪郭線開始点と非片側輪郭線開始点の2種類の情報か
らなる画像で構成することで、非常に少量、かつランレ
ングス法等の従来符号化手法に適したデータとして構成
される。その結果、大幅な圧縮率向上が可能となる。ま
た既述の如くこの効果は自然画像等の複雑で領域数の多
い画像において特に顕著となる。
側輪郭線開始点と非片側輪郭線開始点の2種類の情報か
らなる画像で構成することで、非常に少量、かつランレ
ングス法等の従来符号化手法に適したデータとして構成
される。その結果、大幅な圧縮率向上が可能となる。ま
た既述の如くこの効果は自然画像等の複雑で領域数の多
い画像において特に顕著となる。
【0061】以上の圧縮率向上効果により、限られた伝
送レートの範囲でより高品質で自然な画像情報を提供す
ることが可能となる。
送レートの範囲でより高品質で自然な画像情報を提供す
ることが可能となる。
【図1】 本発明の実施の形態の画像符号化方法のフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図2】 本発明の実施の形態による画像符号化の具体
例を示す図である。
例を示す図である。
【図3】 従来技術により領域分割された画像を示す図
である。
である。
S11 片側輪郭点の検出工程、S12 輪郭線開始位
置情報の生成工程、S13 輪郭線形状情報の生成工
程、S14 輪郭線色情報の生成工程、S15 符号化
工程。
置情報の生成工程、S13 輪郭線形状情報の生成工
程、S14 輪郭線色情報の生成工程、S15 符号化
工程。
Claims (5)
- 【請求項1】 原画像を、各領域の片側の輪郭を表す片
側輪郭情報によって符号化することを特徴とする画像符
号化方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の画像符号化方法におい
て、 画像を一定方向に走査する工程と、 走査線上において領域の片側の輪郭となる片側輪郭点を
検出する工程と、 を含み、検出された片側輪郭点の位置情報及び前記片側
輪郭点の片側領域の色情報を前記片側輪郭情報として符
号化することを特徴とする画像符号化方法。 - 【請求項3】 請求項2記載の画像符号化方法におい
て、 同一領域に属し、かつ隣接する前記片側輪郭点を結んで
片側輪郭線を生成し、この片側輪郭線に含まれる各片側
輪郭点の前記片側輪郭情報からなる片側輪郭線情報を生
成する工程を含み、この片側輪郭線情報により原画像を
符号化することを特徴とする画像符号化方法。 - 【請求項4】 請求項3記載の画像符号化方法におい
て、 前記片側輪郭線情報は、 前記片側輪郭線の一端の位置により、片側輪郭線の開始
位置を表す輪郭線開始位置情報と、 前記片側輪郭線に属し隣接する片側輪郭点間の位置関係
により、前記片側輪郭線の形状を表す輪郭線形状情報
と、 前記片側輪郭線の色を表す輪郭線色情報と、 を含むことを特徴とする画像符号化方法。 - 【請求項5】 請求項4記載の画像符号化方法におい
て、 前記原画像を、前記片側輪郭線の開始位置である片側輪
郭線開始点と、片側輪郭線開始点以外の点である非片側
輪郭線開始点とに分け、 この2種類の情報からなる画像を前記輪郭線開始位置情
報とすることを特徴とする画像符号化方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27852495A JPH09120458A (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | 画像符号化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27852495A JPH09120458A (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | 画像符号化方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09120458A true JPH09120458A (ja) | 1997-05-06 |
Family
ID=17598485
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27852495A Pending JPH09120458A (ja) | 1995-10-26 | 1995-10-26 | 画像符号化方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09120458A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7873226B2 (en) | 2005-09-30 | 2011-01-18 | Fujitsu Limited | Image encoding apparatus |
-
1995
- 1995-10-26 JP JP27852495A patent/JPH09120458A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7873226B2 (en) | 2005-09-30 | 2011-01-18 | Fujitsu Limited | Image encoding apparatus |
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