JPH09120467A - 抽選機 - Google Patents

抽選機

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JPH09120467A
JPH09120467A JP30079895A JP30079895A JPH09120467A JP H09120467 A JPH09120467 A JP H09120467A JP 30079895 A JP30079895 A JP 30079895A JP 30079895 A JP30079895 A JP 30079895A JP H09120467 A JPH09120467 A JP H09120467A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 中空容器本体内のクジ片を空気流に乗せて回
転させる場合に損傷を少なくすると共に、クジ片を引く
者にとって面白くすること。 【構成】 中空で略球形の中空容器本体2を形成し、中
空容器本体2の上部には内部のクジ片7を掴み取るため
の取出口8と、空気を排出するための空気排気口6を複
数形成する。中空容器本体2の下部には送風機20から
の空気を吹き出すためのエアーダクト23の先端の吹出
部26を突出して配設する。吹出部26には整流部25
を備えており、この整流部25により送風機20からの
空気は中空容器本体2の底面に沿う空気流を形成するこ
とができる。吹出口24から吹き出た空気は中空容器本
体2の底面に沿って流れ、円形の空気流を形成する。こ
の空気流にクジ片7が乗って回転する。そしてクジ片7
は中空容器本体2の底面ではスライドするようにして回
転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中空容器内に紙片
などのクジ片を多数入れておき、該中空容器内に外部か
ら空気を吹き込み、この吹き込まれた空気流によって内
部のクジ片を攪乱させて、外部から任意のクジ片を掴み
取って抽選を行なうようにした抽選機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】中空の容器内に納装されている多数の紙
片を空気流に乗せて噴き上げて、外部から挿入した手で
をクジ片を掴み取る抽選機あるいはゲーム機として、例
えば、実公昭62−17897号公報が挙げられる。こ
の実公昭62−17897号公報に記載の技術は、中空
容器として球形の容器で構成され、下部の空気ノズルか
ら容器の底面に向けて空気を噴射し、球形の中空容器内
で空気流を生じさせて紙片を噴き上げ、天井面から落下
する紙片を掴み取るものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来例
の空気式ゲーム装置は、容器の底面側から容器の内側面
にかけて空気流を起こし、その空気流は容器の頂面(天
井面)にのみ形成している空気排出口を介して空気を排
出する構成であり、その空気流に乗せて吹き上げた紙片
を容器の天井面から落下させる方式のものである。つま
り、容器の天井面から落下する紙片を外部から挿入した
手で掴み取るものである。したがって、ゲーム性という
観点から観れば空気流によって紙片を容器の内周面全体
に沿って回転させる方式ではなく、単に天井面から落下
する紙片を掴み取る方式のため、ゲームをする者にとっ
ては、つまらなかったり、あるいは直ぐに飽きたりして
しまうことになる。
【0004】また、球形の中空容器内の底部には旋回自
在とした受皿や、空気流を内面に沿ってガイドするため
の案内路が形成されており、構造が非常に複雑となって
いる。また、外部から手を挿入するための部材が筒状の
形成されていて、この部材が中空容器の内部まで突出さ
れ、自由に手を動かせないという問題があった。
【0005】さらに上記実公昭62−17897号公報
においては、空気式ゲーム装置は常時は電源が印加され
ておらず、遊戯者が利用する場合に該遊戯者がスイッチ
を投入して容器内に空気流を起こさせて紙片を掴み取る
というゲームを行なうものである。したがって、遊戯者
が利用していない場合には本空気式ゲーム装置の容器内
には空気流が生じておらず、紙片が吹き上げられていな
いので、一般の人にとっては何の装置か認識することが
できない。つまり、実際に容器内で紙片が空気流によっ
て吹き上げられていないと、何の装置がわからないた
め、客寄せとしての機能は全く発揮しないという問題が
ある。
【0006】そこで、本出願人は上記の問題を解決すべ
く既に特許出願を行なった(特願平6−284315
号)。この出願は略球形の中空容器本体を、平板のパネ
ルを複数枚用いてサッカーボール状に形成したものであ
り、中空容器本体内で空気流を回転させて、紙片(クジ
片)を該空気流に乗せて回転させてクジ片を掴み取るよ
うにしたものである。この出願は中空容器本体の空気排
出口の位置を工夫して内部での空気流の回転がうまくで
きるようにしたものであるが、表面を構成している各パ
ネルは平板を使用し、また底面も平板になっているため
に、以下に示すような問題が生じた。
【0007】すなわち、中空容器本体内で空気流により
クジ片を回転させた場合に、クジ片がパネルの面に当た
ってクジ片が損傷し易いというものである。特に、中空
容器本体の底面が平面状のためにクジ片が底面に沿って
スライドするような形で回転するのではなく、吹き上っ
たクジ片がクジ片が底面に激突しながら回転するので、
クジ片の損傷が非常に激しいという問題が新たに生じ
た。そのため、クジ片が長持ちせずに、直ぐに交換しな
ければならず、ランニングコストも高くつく。
【0008】なお、上記の実公昭62−17897号公
報においても、中空容器内には、受皿、案内路、腕挿入
筒体など多くの部材が配設されているので、これらにク
ジ片が激突してクジ片の損傷がひどいという問題もあ
る。
【0009】本発明は上述の点に鑑みて提供したもので
あって、中空容器本体の構造を簡素化し、中空容器本体
内のクジ片を空気流に乗せて回転させる場合に損傷を少
なくすると共に、クジ片を引く者にとって非常に面白
く、且つ興奮させ、ゲーム性を兼ね備えた抽選機を提供
することを目的としたものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明の請求項
1記載の抽選機では、中空の略球形状で少なくとも上部
を透光性とした中空容器本体2と、上記中空容器本体2
の内面に設けられ底面に沿って上方へ送風機20からの
空気流を噴き上げて多数の軽量のクジ片7を回転させる
吹出口24と、上記中空容器本体2の少なく周囲に設け
られた複数の空気排気口6と、上記中空容器本体2の周
面に設けられ中空容器本体2内で回転しているクジ片7
を外部から挿入した手で掴み取るための取出口8とを備
えていることを特徴としている。
【0011】また、請求項2記載の抽選機では、下部を
中空の略半球状とし上部を円筒状として少なくとも該上
部を透光性とした中空容器本体2と、上記中空容器本体
2の内面に設けられ底面に沿って上方へ送風機20から
の空気流を噴き上げて多数の軽量のクジ片7を乱舞させ
る吹出口24と、上記中空容器本体2の上部に設けられ
た複数の空気排気口6と、上記中空容器本体2の円筒状
の部分の周囲に設けられ中空容器本体2内で乱舞してい
るクジ片7を外部から挿入した手で掴み取るための取出
口8とを備えていることを特徴としている。
【0012】さらに、請求項3記載の抽選機では、上記
送風機20からの空気流をガイドするエアーダクト23
の先端部の吹出部26を上記中空容器本体2の中央部分
の下方より内部へ臨ませ、該エアーダクト23の吹出部
26から吹き出す空気流を中空容器本体2の内面から底
面に沿うように整流する整流部25を該吹出部26に設
けていることを特徴としている。
【0013】請求項4記載の抽選機では、上記送風機2
0からの空気流をガイドするエアーダクト23の先端部
の吹出部26を先端面を開口した筒状に形成し、このエ
アーダクト23の吹出部26を中空容器本体2の内面と
略平行となるように中空容器本体2内に突出して配設し
ていることを特徴としている。
【0014】また、請求項5記載の抽選機では、上記送
風機20を構成しているモータの回転数を可変制御する
ことで中空容器本体2内の空気流の風量、風速を可変さ
せていることを特徴としている。
【0015】請求項6記載の抽選機では、上記送風機2
0側の吸込口21と吐出口22との少なくとも何れか一
方に中空容器本体2内の空気流の風量、風速を可変させ
る制御板を設けていることを特徴としている。
【0016】また、請求項7記載の抽選機では、上記取
出口8を中空容器本体2の周囲に複数設けていることを
特徴としている。
【0017】さらに、請求項8記載の抽選機では、上記
取出口8には開閉自在な平板状でゴム製のパッキン10
を中空容器本体2の面に対して略面一に装着しているこ
とを特徴としている。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は抽選機本体1の断面図を示
し、この抽選機本体1は、内部を空洞とした球形の中空
容器本体2と、この中空容器本体2を支持する台座31
とで構成されている。
【0019】上記中空容器本体2は、中空で半球状の上
半球体3と、同様に中空で半球状の下半球体4とで構成
されており、少なくとも上記上半球体3は透明のアクリ
ル樹脂や塩化ビニール樹脂などの合成樹脂で形成されて
いる。なお、この上半球体3は透明の場合に限らず、内
部が視認できるものであれば、着色したり、半透明のも
のでも良い。また、下半球体4は、透光性あるいは不透
光性のアクリル等の合成樹脂でも良いが、アルミ等の金
属製の材料を用いても良い。
【0020】中空容器本体2の上半球体3の上部の周囲
には、小孔の空気排気口6が多数穿孔されている。ま
た、上半球体3の上部の周囲に所定の間隔をあけて中空
容器本体2内で回転しているクジ片7を外部から挿入し
て手で掴み取るための取出口8が複数形成されている。
上記取出口8にはゴム製のパッキン10が装着されるよ
うになっており、このパッキン10の周囲は図4及び図
5に示すように断面を略コ字型とした鍔部11と、薄肉
で平板状の弁部12とで構成されている。上記弁部12
には図5に示すように、中心から放射状に切り込み線1
3が入れてあり、この切り込み線13により弁部12の
各片が開閉自在に取出口8を閉塞している。なお、この
パッキン10の弁部12は後述するように内部の空気流
によっては容易に開口しない程度の硬さあるいは肉厚を
備えている。
【0021】中空容器本体2の下半球体4は、上記台座
31の内部に設けられている保持部(図示せず)によっ
て固定されており、下半球体4の下方の台座31の底面
には送風機20が配設されている。この送風機20の一
方を吸込口21とし、他方の吐出口22にはエアーダク
ト23が設けられている。なお、上記送風機20のモー
タのファンは、いわゆるシロッコファンを用いている
が、プロペラファンでも良い。また、図1に示すように
送風機20の吸込口21を側面に設けているが、上面の
みや、側面及び上面の両方を吸込口21としても良い。
【0022】ところで、上記台座31は図1及び他の実
施の形態を示す図11に示すように、上面を開口した略
椀状に形成されていて、側面より脚部32が3つ以上形
成されている。また、この脚部32の先端部にはキャス
ター33が取り付けられており、台座31つまり抽選機
本体1の移動がスムーズに行なえるようにしている。な
お、上記図11の場合では脚部32を4つ形成している
が、3つでも良い。脚部32を3つとした場合には、台
座31の安定性が非常に良い。台座31の上面の開口部
より下半球体4を挿入して該下半球体4を固定し、その
上から上半球体3を載置して、下半球体4と上半球体3
とをボルト止めあるいは凹凸嵌合等の手段にて着脱自在
に固定し、球形の中空容器本体2を形成している。
【0023】ここで、上記エアーダクト23の先端部
は、図2及び図3に示すように中空容器本体2内に突出
する形で配設されており、その先端部を吹出部26とし
ている。そして、この吹出部26の下方の先端開口部を
吹出口24としている。この吹出口24より送風機20
からの空気が下半球体4の凹面状の底面に沿って吹き出
させるようにエアーダクト23の吹出部26に整流部2
5を形成している。なお、図2では下半球体4内に突出
しているエアーダクト23の吹出部26を該エアーダク
ト23と一体に形成している場合を示しているが、下半
球体4内に突出している吹出部26をエアーダクト23
とは別個に形成するようにしても良い。エアーダクト2
3は略角筒状に形成されており、整流部25を形成して
いる吹出部26も図3に示すように略角筒状に形成され
ている。吹出部26の整流部25は下半球体4の内面と
略平行となるように形成されており、この整流部25に
よってエアーダクト23からの空気は整流され、吹出口
24から吹き出されて空気は下半球体4の底面に沿って
流れる。そして、図1に示すように空気流は円形を描く
ように回転する。
【0024】上記中空容器本体2の上半球体3は取り外
し可能に下半球体4に固定されており、中空容器本体2
の内部には紙片からなるクジ片7を多数納装している。
そして、上記送風機20から送風された空気はエアーダ
クト23内にガイドされ、吹出部26の整流部25にて
下向きに整流され、さらに整流された空気は吹出部26
の吹出口24から下半球体4の凹面状の底面に沿って勢
いよく吹き出されることになる。そして、中空容器本体
2内で回転する空気流となる。この吹き出された空気に
よる空気流によってクジ片7が吹き上げられると共に、
該空気流に載ってクジ片7が中空容器本体2内を回転す
る。この回転しているクジ片7を取出口8から手を挿入
して掴み取るのである。
【0025】ここで、中空容器本体2内では吹出口24
から吹き出された空気は略円形の空気流となって回転し
ているが、一部は中空容器本体2の上部の周面に穿孔し
ている多数の空気排気口6から排出される。この空気排
気口6の大きさ、位置及び数等は、空気流に乗せて回転
させるクジ片7の数や重さなどに関係するものであり、
例えば、中空容器本体2の上面のみに空気排気口6を穿
孔した場合には、回転する空気流を形成することは難し
い。そのため、この実施の形態では空気排気口6を中空
容器本体2の上部の周囲に多数穿孔して回転する空気流
を得ている。また、この他に中空容器本体2の上面に空
気排気口6を穿設するようにしても良い。なお、上記空
気排気口6の直径は5〜8mmが好適例であり、クジ片
7の材料や重さ、大きさ等に応じて空気排気口6の位置
や数を適宜変更するようにしている。
【0026】全体の動作について説明すると、上述した
ように予め多数のクジ片7を中空容器本体2内に入れて
おき、送風機20の電源をオンして送風機20からエア
ーダクト23を介して先端側の吹出口24から中空容器
本体2内の底面に向かって空気が吹き出される。そし
て、図1の矢印に示すように、中空容器本体2の凹面状
の内側面、天井面、他方の内側面に沿って空気流が形成
される。この空気流は中空容器本体2内においてある幅
を持って流れており、その幅は、吹出口24の幅に応じ
た幅となり、吹出口24の幅を変更することで、空気流
の幅も適宜に変更することができる。
【0027】上記空気流に多数のクジ片7が乗って回転
するものであり、取出口8を介して外部から手を入れて
中空容器本体2内の空気流に乗って回転しているクジ片
7を掴み取る。また、この実施の形態では、取出口8を
3個としているが、4個としたり、あるいはそれぞれの
倍の6個、8個の取出口8を形成しても良い。したがっ
て取出口8を多く形成することで、取出口8の数に対応
した人数だけクジ片7を掴み取る抽選に同時に参加する
ことができる。もちろん、抽選機本体1が常時運転され
ているので、代わる代わるに人が取出口8に手を挿入し
てクジ片7を掴み取ることができる。このように同時に
多くの人がクジ片7を掴み取ることができるため、抽選
を行なう人が多数いても、長時間待たされることなく、
少しの時間待つだけで直ぐに抽選に加わることができ
る。
【0028】さらに、この抽選機本体1は、従来例とは
異なって、常時運転されてクジ片7は空気流に乗って常
時回転しているため、実際に人が抽選をしていない場合
でも、一般の人が抽選機本体1を見れば興味を抱くよう
になる。そのため、店内や店先にこの抽選機本体1を置
いておいて運転しておけば、客寄せの機能を十分に発揮
することができる。
【0029】また、この実施の形態においては、中空容
器本体2の底面を凹面状に形成しているので、回転して
いるクジ片7は中空容器本体2の底部においても空気流
に乗ってスライドするように回転する。そのため、クジ
片7の損傷は、底面が平面状としていた従来と比べて非
常に少なくなり、クジ片7の寿命も従来より7倍〜12
倍程度長く持つようになった。したがって、例えば、4
〜5日でクジ片7を交換していたのが、1ヶ月以上も交
換する必要がなく、ランニングコストも安価にすること
ができるようになった。
【0030】ところで、上述のように中空容器本体2内
の空気流の風量、風速は常に一定にしておいても良い
が、以下に説明するように中空容器本体2内の空気流の
風量、風速を可変させるようにしても良い。すなわち、
操作盤(図示せず)に送風機20のモータの回転速度を
変化させるスイッチを設けておき、このスイッチの操作
で、回転速度を幾段階、あるいは無段階に可変させるよ
うにしても良い。
【0031】また、送風機20の吸込口21及び吐出口
22のいずれか、あるいは両方にスライド自在な平板状
の制御板(図示せず)を設けておき、この制御板のスラ
イド位置(吸込口21、吐出口22の閉塞位置)に応じ
てエアーダクト23の吹出口24からの風量、風速を加
減できるようにしている。
【0032】上記の例では、中空容器本体2内の空気流
の風量、風速を加減する手段として、送風機20のモー
タの回転速度の制御と、送風機20の吸込口21、吐出
口22に設けた制御板のスライド位置のいずれかの方法
の場合について説明したが、これらを組み合わせて中空
容器本体2内の空気流の風量、風速を加減(調整)する
ようにしても良い。このように中空容器本体2内の空気
流を調整することで、中空容器本体2内に挿入されてい
るクジ片7の数の多少や、クジ片7の形状の大小、クジ
片7の材質の種類による重さの軽重等に対して、空気流
によるクジ片7の回転がムラ無くできるようにきめ細か
く制御が行なえるものである。
【0033】なお、クジ片7の種類として、代表的なも
のとしては、紙片の三角クジがあるが、クジ片の形状は
どのようなものでも良く、また、クジ片の材質として紙
片に限らず、空気流によって中空容器本体2内を回転す
るものであればどのようなものでも良い。例えば、厚さ
が薄い木片でも良い。
【0034】また、抽選機本体1の高さは、1.5M〜
1.8Mくらいであり、人の高さをほぼ同じである。し
かし、特定の高さに限定されるものではなく、高さや大
きさに関係なく本発明を適用することができる。
【0035】なお、上記エアーダクト23は角筒状に形
成しているが、円筒形のものでもよく、また、蛇腹状に
形成して可撓性を持たせるようにしても良い。図6はエ
アーダクト23を円筒形状にした場合を示し、エアーダ
クト23の先端の開口面には板状の整流部25を固着
し、また先端の下部を開口して吹出口24を形成したも
のである。エアーダクト23の中空容器本体2内への突
出角度や整流部25の角度を調整することで、吹出口2
4からの空気を下半球体4の底面に沿って吹き出すよう
に行なう。図6に示す整流部25は、エアーダクト23
の先端開口面を単に閉塞するだけなので、図2に示す場
合と比べて構造を簡単にすることができ、コストも安価
にすることができる。
【0036】図7はエアーダクト23を横方向から中空
容器本体2内に挿入し、図6の場合と同様にエアーダク
ト23の先端開口面に整流部25を固着し、先端下面を
開口して吹出口24としたものである。この構成では、
エアーダクト23を中空容器本体2内に横方向から挿入
するだけで、吹出口24からの空気を中空容器本体2の
底面に沿って吹き出すことができるので、整流部25の
角度調整を特に必要とせず、組立施工が非常に簡単とな
る。
【0037】図8は、エアーダクト23の先端の開口部
を吹出口24として、エアーダクト23を斜め下方に中
空容器本体2内に挿入したものである。この場合には、
エアーダクト23の先端側の部分が整流部25となり、
エアーダクト23の先端の側面が中空容器本体2の内面
と略平行となるようにエアーダクト23を中空容器本体
2内に挿入するだけで、内面から底面に沿って吹き出す
空気流を容易に得ることができる。特に、整流部25と
しての部材が不要となり、単にエアーダクト23を中空
容器本体2内に挿入するだけで、容易に回転する空気流
を得ることができる。
【0038】図9はエアーダクト23を中空容器本体2
の底面から斜め上方に向けて挿入した場合であり、この
場合にもエアーダクト23の先端開口面を吹出口24と
し、先端側の部分を整流部25としている。したがっ
て、図8の場合と同様にエアーダクト23を単に中空容
器本体2内に挿入するだけで、容易に回転する空気流を
得ることができる。なお、図9の場合においても、吹出
口24からの空気は中空容器本体2の底面から、側部の
内面、天井面、他方の側部の内面、底面に至る円形の空
気流を得ることができる。
【0039】なお、上記の図6〜図9に示すエアーダク
ト23は円筒形状としているが、角筒状でも良い。
【0040】(第2の実施の形態)ところで、図1に示
す抽選機本体1の中空容器本体2は球形としているが、
この場合には、空気流は円形となるために、クジ片7が
グルグルと回転するだけであり、変化や意外性に乏しい
面が否めない。そこで、図10に第2の実施の形態にお
ける抽選機本体1を示す。この実施の形態では、中空容
器本体2の上半球体3を中空の球形ではなく、円筒形状
にして中空部分をより高くして中空容器本体2内のクジ
片7を蝶が乱舞するようにしたものである。なお、中空
容器本体2の上半球体3の形状が円筒形状としただけ
で、下半球体4や台座31等の構成は図1に示す場合と
同様の構成としている。
【0041】図11は抽選機本体1の全体の斜視図を、
図12は分解斜視図をそれぞれ示している。この実施の
形態では、上半球体3の3箇所の位置に上下2つの取出
口8を形成しており、その構造は図13に示すように図
4の場合と同様である。ただ、この実施の形態では上半
球体3が上下方向には湾曲していないので、図13では
パッキン10を上下方向に真っ直ぐに描いている。な
お、取出口8の位置や数は図に示すものに限らず、図示
以下やそれ以上多く形成しても良いものである。さら
に、上半球体3の上面は開口しているので、円板状の上
パネル15を着脱自在に装着している。この上パネル1
5には多数の空気排気口6を穿設しており、また、上パ
ネル15だけでなく上半球体3の周囲に多数の空気排気
口6を設けても良い。さらに、上パネル15には空気排
気口6を形成せず、上半球体3の周囲にのみ空気排気口
6を形成するようにしても良い。
【0042】ここで、この抽選機本体1の中空容器本体
2内での空気流は、下半球体4ではエアーダクト23の
吹出口24から底面に沿って空気が吹き出され、さらに
上方に向けて吹き上げられる空気流となる。この空気流
にクジ片7が乗って上パネル15付近まで吹き上げら
れ、その後にクジ片7は蝶が舞うようにヒラヒラと落下
する。これにより、クジ片7は中空容器本体2内で蝶の
如く乱舞するので、取出口8から手を挿入して掴み取る
場合でも、意外性があり非常に面白くなる。
【0043】なお、中空容器本体2の上パネル15は平
板状としているが、下半球体4のように中空の半球体を
使用しても良い。また、図10と図11において抽選機
本体1の台座31の脚部32において、脚部32の下端
の形状と少し異なっているが、これは脚部32の他の形
状の形態を示すものである。
【0044】(第3の実施の形態)図14及び図15に
第3の実施の形態を示す。この実施の形態では中空容器
本体2の形状は図12の場合と同じであるが、台座31
の形状を異ならせている。すなわち、台座31の外形を
八角形としたものであり、内部の構成は先に示した実施
の形態と同様であるので説明は省略する。
【0045】なお、上記各実施の形態において、吹出口
24の位置を中空容器本体2の中央部付近、あるいは中
央部よりやや下方や、または底面に配設した場合につい
て説明したが、これらの位置に限定されるものではな
い。例えば、吹出口24の位置を中空容器本体2の中央
部より上方に配設しても良く、あるいは図1の場合では
球形の中空容器本体2の上部(頂面)や、図10の場合
では円筒状の中空容器本体2の上部や上パネル15の部
分に吹出口24を配設するようにしても良い。つまり、
中空容器本体2内で空気流を形成するべく吹出口24の
位置はどこに設けても良いものである。また、吹出部2
6やエアーダクト23などの形状も円筒状や角筒状の場
合はもちろん、他の形状、例えば、断面が五角形、六角
形等のどのような形状にも適用することができるもので
ある。
【0046】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の抽選機によれ
ば、中空容器本体を中空の略球形状としているので、該
中空容器本体の底面は球形凹面となり、中空容器本体内
でクジ片を吹出口から吹き出された空気流により回転さ
せても、クジ片は中空容器本体内でスライドするように
回転し、そのため、クジ片の損傷は少なくなり、底面を
平面としていた従来と比べて7倍〜12倍程度も寿命を
延ばすことができた。また、中空容器本体の構造も従来
とは異なって主に略球形の中空容器本体内には他の部材
を配置していないので、構成が簡素化されて、コストも
安価に製作することができる。さらに、送風機からの空
気は吹出口から吹き出されて、中空容器本体の内周面を
回転する空気流を形成し、この空気流に乗って軽量のク
ジ片が回転するものであり、クジ片を引く者が取出口か
ら手を中空容器本体内に挿入して、回転しているクジ片
を掴み取る。これにより中空容器本体内で常時回転して
いるクジ片を掴み取るという面白感覚と興奮感覚のゲー
ム性を兼ね備えた抽選機を提供でき、人々に興味や醍醐
味を与えることができる。また、常時クジ片を回転させ
ているので、人に興味を抱かせることができて、客寄せ
の機能を十二分に発揮することができる。
【0047】また、請求項2記載の抽選機によれば、中
空容器本体の下部を中空の略球形状としているので、該
中空容器本体の底面は球形凹面となり、中空容器本体内
でクジ片を吹出口から吹き出された空気流により回転さ
せても、クジ片は中空容器本体内でスライドするように
回転し、そのため、クジ片の損傷は少なくなり、底面を
平面としていた従来と比べて7倍〜12倍程度も寿命を
延ばすことができた。また、中空容器本体の構造も従来
とは異なって主に中空容器本体内には他の部材を配置し
ていないので、構成が簡素化されて、コストも安価に製
作することができる。さらに、送風機からの空気は吹出
口から吹き出されて、中空容器本体の凹面状の底面に沿
って流れる空気流を形成し、この空気流に乗って軽量の
クジ片が上方に吹き上げられ、この吹き上げられたクジ
片は上部から蝶のようにヒラヒラと乱舞しながら落ちて
くるものであり、クジ片を引く者が取出口から手を中空
容器本体内に挿入して、回転しているクジ片を掴み取
る。これにより中空容器本体内で乱舞しているクジ片を
掴み取るという面白感覚と興奮感覚のゲーム性を兼ね備
えた抽選機を提供でき、人々に興味や醍醐味を与えるこ
とができる。したがって、単にクジ片がグルグルと回転
している場合よりも、より面白くて意外性のある抽選機
を提供することが可能となる。また、常時クジ片を乱舞
させているので、人に興味を抱かせることができて、客
寄せの機能を十二分に発揮することができる。
【0048】請求項3記載の抽選機によれば、エアーダ
クトの先端部分の吹出部には吹出口からの空気が中空容
器本体の内面から底面に沿うように整流部を設けている
ので、吹出口からの空気を確実に吹出口から中空容器本
体の内面から底面に沿わせることができる。そのため、
中空容器本体の底部でのクジ片は底面に沿ってスライド
するように回転するので、クジ片の損傷を従来と比べて
非常に少なくすることができ、また、クジ片を回転させ
ることや、クジ片を上方へ吹き上げることが容易とな
る。
【0049】さらに、請求項4記載の抽選機によれば、
先端面を開口した筒状のエアーダクトを中空容器本体の
内面と略平行となるように中空容器本体内に突出して配
設しているために、吹出口からの空気を底面に沿って流
れる空気流を形成すべく整流部を必要とせず、そのた
め、エアーダクトの吹出口の構成を簡素化することがで
きる。したがって、エアーダクトの構成及び中空容器本
体への施工が容易となる。
【0050】また、請求項5記載の抽選機によれば、送
風機を構成しているモータの回転速度を可変制御するこ
とで、中空容器本体内の空気流の風量、風速を可変させ
ることができ、クジ片の多少、大きさ、あるいはクジ片
の回転の変化性に応じて任意にクジ片の回転を制御で
き、より面白く且つ変化に飛んだ抽選機を提供すること
ができるものである。
【0051】請求項6記載の抽選機によれば、送風機側
の吸込口と吐出口との少なくともいずれかを一方に中空
容器本体内の空気流の風量、風速を可変させる制御板を
設けているので、クジ片の多少、大きさ、あるいはクジ
片の回転の変化性に応じて任意にクジ片の回転を制御で
き、より面白く且つ変化に飛んだ抽選機を提供すること
ができるものである。
【0052】さらに、請求項7記載の抽選機によれば、
取出口を中空容器本体の周囲に複数設けているので、一
度に多数の人が中空容器本体内のクジ片を掴み取ること
ができて、例えば、抽選機による抽選を行なう人が行列
するような状態であっても、迅速に抽選ができ、待って
いる人にイライラするといった感じを与えることもな
い。
【0053】請求項8記載の抽選機によれば、取出口の
パッキンは中空容器本体の面と略面一としているので、
中空容器本体内で回転したり乱舞しているクジ片がパッ
キンに衝突することがなく、クジ片の損傷を非常に少な
くすることができる。また、取出口が中空容器本体内ま
で突出していた従来とは異なり、取出口を介して挿入し
た手は自由度が非常に大きくなり、クジ片を掴み取るの
が面白くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の抽選機本体の断面
図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の吹出部の要部拡大
断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の下半球体の斜視図
である。
【図4】本発明の第1の実施の形態の取出口の要部拡大
断面図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態の取出口の拡大正面
図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態の吹出部の他の形態
を示す要部拡大断面図である。
【図7】本発明の第1の実施の形態の吹出部の更に他の
形態を示す概略断面図である。
【図8】本発明の第1の実施の形態の吹出部の別の形態
を示す概略断面図である。
【図9】本発明の第1の実施の形態の吹出部のさらに別
の形態を示す概略断面図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態の抽選機本体の断
面図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態の抽選機本体の斜
視図である。
【図12】本発明の第2の実施の形態の抽選機本体の分
解斜視図である。
【図13】本発明の第2の実施の形態の取出口の要部拡
大断面図である。
【図14】本発明の第3の実施の形態の抽選機本体の正
面図である。
【図15】本発明の第3の実施の形態の抽選機本体の斜
視図である。
【符号の説明】
1 抽選機本体 2 中空容器本体 3 上半球体 4 下半球体 6 空気排気口 7 クジ片 8 取出口 10 パッキン 15 上パネル 20 送風機 21 吸込口 22 吐出口 23 エアーダクト 24 吹出口 25 整流部 26 吹出部 31 台座

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空の略球形状で少なくとも上部を透光
    性とした中空容器本体(2)と、上記中空容器本体
    (2)の内面に設けられ底面に沿って上方へ送風機(2
    0)からの空気流を噴き上げて多数の軽量のクジ片
    (7)を回転させる吹出口(24)と、上記中空容器本
    体(2)の少なくとも周囲に設けられた複数の空気排気
    口(6)と、上記中空容器本体(2)の周面に設けられ
    中空容器本体(2)内で回転しているクジ片(7)を外
    部から挿入した手で掴み取るための取出口(8)とを備
    えていることを特徴とする抽選機。
  2. 【請求項2】 下部を中空の略半球状とし上部を円筒状
    として少なくとも該上部を透光性とした中空容器本体
    (2)と、上記中空容器本体(2)の内面に設けられ底
    面に沿って上方へ送風機(20)からの空気流を噴き上
    げて多数の軽量のクジ片(7)を乱舞させる吹出口(2
    4)と、上記中空容器本体(2)の上部に設けられた複
    数の空気排気口(6)と、上記中空容器本体(2)の円
    筒状の部分の周囲に設けられ中空容器本体(2)内で乱
    舞しているクジ片(7)を外部から挿入した手で掴み取
    るための取出口(8)とを備えていることを特徴とする
    抽選機。
  3. 【請求項3】 上記送風機(20)からの空気流をガイ
    ドするエアーダクト(23)の先端部の吹出部(26)
    を上記中空容器本体(2)の中央部分の下方より内部へ
    臨ませ、該エアーダクト(23)の吹出部(26)から
    吹き出す空気流を中空容器本体(2)の内面から底面に
    沿うように整流する整流部(25)を該吹出部(26)
    に設けていることを特徴とする請求項1または請求項2
    記載の抽選機。
  4. 【請求項4】 上記送風機(20)からの空気流をガイ
    ドするエアーダクト(23)の先端部の吹出部(26)
    を先端面を開口した筒状に形成し、このエアーダクト
    (23)の吹出部(26)を中空容器本体(2)の内面
    と略平行となるように中空容器本体(2)内に突出して
    配設していることを特徴とする請求項1または請求項2
    記載の抽選機。
  5. 【請求項5】 上記送風機(20)を構成しているモー
    タの回転数を可変制御することで中空容器本体(2)内
    の空気流の風量、風速を可変させていることを特徴とす
    る請求項1〜請求項4のいずれか記載の抽選機。
  6. 【請求項6】 上記送風機(20)側の吸込口(21)
    と吐出口(22)との少なくとも何れか一方に中空容器
    本体(2)内の空気流の風量、風速を可変させる制御板
    を設けていることを特徴とする請求項1〜請求項4のい
    ずれか記載の抽選機。
  7. 【請求項7】 上記取出口(8)を中空容器本体(2)
    の周囲に複数設けていることを特徴とする請求項1〜請
    求項6のいずれか記載の抽選機。
  8. 【請求項8】 上記取出口(8)には開閉自在な平板状
    でゴム製のパッキン(10)を中空容器本体(2)の面
    に対して略面一に装着していることを特徴とする請求項
    1〜請求項7のいずれか記載の抽選機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000250449A (ja) * 1999-02-26 2000-09-14 Oriental Sangyo Kk 装飾,表示装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6217897U (ja) * 1985-07-18 1987-02-03
JPH05253336A (ja) * 1992-03-16 1993-10-05 Kuniyoshi Kobayashi ビンゴゲーム用ボール抽出装置

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