JPH09120976A - 半導体チップの実装方法 - Google Patents

半導体チップの実装方法

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JPH09120976A
JPH09120976A JP7276043A JP27604395A JPH09120976A JP H09120976 A JPH09120976 A JP H09120976A JP 7276043 A JP7276043 A JP 7276043A JP 27604395 A JP27604395 A JP 27604395A JP H09120976 A JPH09120976 A JP H09120976A
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semiconductor chip
circuit board
hole
sealing resin
mounting
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JP7276043A
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Satoshi Nakajima
敏 中島
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Original Assignee
Seiko Epson Corp
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    • H05K3/0094Filling or covering plated through-holes or blind plated vias, e.g. for masking or for mechanical reinforcement
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
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  • Wire Bonding (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体チップと回路基板との隙間に樹脂を短
時間に充填でき、しかも、樹脂を充填し終えたときに半
導体チップと回路基板との隙間に気泡が残ることのない
半導体チップの実装方法を実現すること。 【解決手段】 回路基板20Bに半導体チップ10を搭
載した後、半導体チップ10と回路基板20Bとの隙間
Gに対して貫通孔25Bから封止用樹脂40を直接充填
する。回路基板20Bの裏面27Bには、レジスト層2
8Bの厚さ分に相当する段差部200Bが構成されてお
り、封止用樹脂40は、この段差部200Bでせき止め
られる。封止用樹脂40を、加熱、硬化させる場合に
は、半導体チップ10を光ビームで加熱する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フリップチップな
どの半導体チップの回路基板への実装方法に関するもの
である。さらに詳しくは、半導体チップを封止するため
の樹脂を半導体チップと回路基板との隙間に充填する技
術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】半導体チップを回路基板に実装する方法
としては、図6に示すように、まず、半導体チップ10
E(フリップチップ)のチップ電極12Eと、回路基板
20Eの配線用電極24Eとをハンダ30Eによって接
合した後、接合部分の保護などを目的として、半導体チ
ップ10Eと回路基板20Eとの隙間GEに封止用樹脂
40Eを充填している。かかる樹脂の充填方法として、
従来は、半導体チップ10Eの4辺のうちの1辺に沿っ
て封止用樹脂40Eを塗布し、塗布した封止用樹脂40
Eが半導体チップ10Eと回路基板20Eとの隙間GE
に流れ込んでいくのを利用している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように、半導体チップ10Eの端縁付近18Eに塗布し
た封止用樹脂40Eが半導体チップ10Eと回路基板2
0Eとの隙間GEに流れ込んでいくのを利用する方法で
は、まず、半導体チップ10Eと回路基板20Eとの隙
間GEに封止用樹脂40Eが流れ込む速度に合わせて、
半導体チップ10Eの端縁付近18Eに封止用樹脂40
Eを塗布していくため、封止用樹脂40Eを充填するの
に時間がかかるという問題点がある。また、半導体チッ
プ10Eの端縁付近18Eに塗布した封止用樹脂40E
は、半導体チップ40Eの4辺に沿って回り込んだ後、
半導体チップ10Eと回路基板20Eとの隙間GEの中
央部に向かって流れ込むため、空気が逃げ場を失うの
で、隙間GEの中央部分に気泡が残りやすいという問題
点がある。
【0004】以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、
半導体チップと回路基板との隙間に樹脂を短時間に充填
でき、しかも、樹脂を充填し終えたときに半導体チップ
と回路基板との隙間に気泡が残ることのない半導体チッ
プの実装方法を実現することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る半導体チップの実装方法では、回路基
板における半導体チップの実装領域の略中央部に樹脂充
填用貫通孔を形成しておき、前記回路基板の配線用電極
と半導体チップのチップ電極とを接合した後、前記樹脂
充填用貫通孔から封止用樹脂を充填し、しかる後に、該
封止用樹脂を硬化させることを特徴とする。
【0006】本発明では、前記封止用樹脂を、前記樹脂
充填用貫通孔の内部を埋めるまで充填することが好まし
い。
【0007】本発明において、前記樹脂充填用貫通孔
は、たとえば、内周面に導電層を備えるスルーホールで
ある。
【0008】この場合には、前記導電層は、前記回路基
板における前記半導体チップの実装面と反対側の面にお
いて、前記スルーホールの開口縁周囲にランド状に形成
された延設部を備えることが好ましい。ここで、ランド
状の延設部とは、あくまで電気的接続に用いられている
か否かを問わない。
【0009】本発明において、前記樹脂充填用貫通孔
は、内周面に導電層を有しない貫通孔として形成するこ
ともある。
【0010】本発明では、前記回路基板における前記半
導体チップの実装面と反対側の面において、前記樹脂充
填用孔の開口縁の周囲には前記樹脂充填用貫通孔から充
填する前記封止用樹脂をせき止める段差部を形成してお
くことが好ましい。
【0011】かかる前記段差部は、たとえば、前記回路
基板における前記半導体チップの実装面と反対側の面に
形成された配線パターンによって構成することができ
る。
【0012】また、前記段差部は、前記回路基板におけ
る前記半導体チップの実装面と反対側の面に形成された
配線パターンを覆うためのレジスト層によって構成する
ことができる。
【0013】さらに、前記段差部は、前記レジスト層
と、該レジスト層の下層側に位置する配線パターンとに
よって構成することが好ましい。
【0014】本発明において、前記封止用樹脂を硬化さ
せる場合には、前記半導体チップを光エネルギーによっ
て加熱することが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】図面に基づいて、本発明の実施例
を説明する。
【0016】[実施例1]図1は、本発明の実施例1に
係る半導体チップの実装構造を示す断面図である。図2
(a)は、図1に示す実装構造に用いた回路基板のスル
ーホール付近を拡大して示す回路基板の裏面図、図2
(b)は、図1に示す実装構造を構成する工程のうち、
封止用樹脂を充填する前の状態を示す工程断面図、図2
(c)は、封止用樹脂を充填する途中の状態を示す工程
断面図である。
【0017】図1において、半導体チップ10は、フリ
ップチップタイプであり、その能動面11には、複数の
チップ電極12が形成されている。回路基板20Aは、
ガラス−エポキシ基板やセラミック基板などとして構成
され、半導体チップ10を実装する側の面21(半導体
チップ10の実装面)には、配線パターン22が形成さ
れている。配線パターン22は、レジスト層23によっ
て覆われているが、部分的に露出した部分があり、この
露出した部分は、半導体チップ10のチップ電極12と
ハンダ30によって接合されている配線用電極24であ
る。
【0018】本例では、回路基板20Aのうち、半導体
チップ10の実装領域の略中央部分にはスルーホール2
5A(樹脂充填用貫通孔)が形成されている。
【0019】スルーホール25Aの内周面に形成されて
いる銅層26Aは、回路基板20Aの裏面27A(回路
基板20Aにおける半導体チップ10の実装面と反対側
の面)において、図2(a)に示すように、スルーホー
ル25Aの開口縁の周囲に位置するランド状の延設部2
61Aを備えている。この延設部261Aは、図1に示
すように、回路基板20Aの裏面27Aにおいて、その
厚さ分だけ、周囲から盛り上がった状態にある。なお、
ランド状の延設部261Aは、電気的接続に用いられて
いるか否かを問わない。
【0020】半導体チップ10と回路基板20Aとの間
には、封止用樹脂40が充填されている。封止用樹脂4
0は、チップ電極12および配線用電極24が形成され
ている位置よりも外側にまで広がって半導体チップ10
と回路基板20Aとの隙間Gを完全に埋めているととも
に、きれいなフィレットを形成しながら、半導体チップ
10の側面部13にまで届いている。また、封止用樹脂
40は、スルーホール25Aの内部も埋めた状態にあ
る。ここで、半導体チップ10と回路基板20Aとの隙
間G、およびスルーホール25Aの内部において、硬化
した封止用樹脂40の内部には、気泡が残っていない。
【0021】このような実装構造は、以下のようにして
得られる。図2(b)に示すように、まず、半導体チッ
プ10の実装領域のうち、略中央部分にスルーホール2
5Aが形成された回路基板20A上において、その配線
用電極24と半導体チップ10のチップ電極12とをハ
ンダ30によって接合する。
【0022】次に、図2(c)に示すように、回路基板
20Aのスルーホール25Aから回路基板20Aと半導
体チップ10との隙間Gに向けて、矢印Aで示すよう
に、ディスペンサーより封止用樹脂40を充填する。
【0023】このとき、回路基板20Aについては、加
熱せず、半導体チップ10の側を加熱する。この加熱に
あたって、本例では、光ビームL(光エネルギー)を半
導体チップ10の裏面14の側から照射するので、封止
用樹脂40を充填するのに支障がないとともに、封止用
樹脂40がきれいに広がる。
【0024】その結果、半導体チップ10と回路基板2
0Aとの隙間Gに充填された封止用樹脂40は、半導体
チップ10を介して加熱され、半導体チップ20の外周
側に向けて流れだす。また、図1に示すように、封止用
樹脂40は、チップ電極12および配線用電極24が形
成されている位置よりも外側にまで広がって半導体チッ
プ10と回路基板20Aとの隙間Gを完全に埋めるとと
もに、きれいなフィレットを形成しながら、半導体チッ
プ10の側面部13にまで届いて硬化する。また、封止
用樹脂40は、スルーホール25Aの内部も埋めた状態
で硬化する。
【0025】このように、本例では、回路基板20Aに
半導体チップ10を実装した後、半導体チップ10と回
路基板20Aとの隙間Gに対してスルーホール25Aか
ら封止用樹脂40を直接充填するので、封止用樹脂40
の充填速度がはやい。
【0026】また、半導体チップ10の略中央に対峙す
るスルーホール25から封止用樹脂40を充填するの
で、封止用樹脂40は、半導体チップ10と回路基板2
0Aとの隙間Gにおいて内側から外側に向かって広がっ
ていく。このため、半導体チップ10と回路基板20A
との隙間Gにあった空気は、外側に向かって簡単に排出
されるので、封止用樹脂40を充填し終えたときには、
半導体チップ10と回路基板20Aとの隙間Gに気泡が
残らない。
【0027】さらに、スルーホール25Aを埋めるよう
に封止用樹脂40を充填するため、回路基板20Aの裏
面27Aの側から光があたっても、光は、スルーホール
25Aから半導体チップ10の能動面11までには届か
ないので、半導体チップ10は誤動作しない。また、水
分もスルーホール25Aを通って半導体チップ10の能
動面11まで届くことはない。しかも、スルーホール2
5Aの銅層26Aは、回路基板20Aの裏面27Aにお
いてその厚さ分だけ盛り上がる延設部261Aを備えて
いるため、その盛り上がっている分だけ、封止用樹脂4
0を厚く形成できる。それ故、光や水分がスルーホール
25Aを通って半導体チップ10の能動面11に届くこ
とをより確実に防止できる。
【0028】[実施例2]図3(a)は、本発明の実施
例2に係る実装構造を示す断面図、図3(b)は、その
回路基板に形成されているスルーホールの開口部付近を
拡大して示す回路基板の裏面図である。
【0029】なお、本例および以下に説明する実施例
3、4に係る実装構造および実装方法は、実施例1と基
本的な構造が同じであるため、対応する部分には同じ符
合を付して、その詳細な説明を省略する。
【0030】図3(a)において、半導体チップ10が
実装されている回路基板20Bのうち、半導体チップ1
0の実装領域の略中央部分には、実施例1と同様に、ス
ルーホール25B(樹脂充填用貫通孔)が形成されてい
る。
【0031】本例では、スルーホール25Bの内周面に
形成されている銅層26Bは、図3(b)に示すよう
に、回路基板20Bの裏面27Bにおいて、スルーホー
ル25Bの開口縁の周囲に位置するランド状の延設部2
61Bを備えている。
【0032】ここで、銅層26Bは、ランド状の延設部
261Bから回路基板20Bの裏面27Bにおいて配線
パターン29Bとして延びている。この延設部261B
は、図3(a)に示すように、回路基板20Bの裏面2
7Bにおいて、その厚さ分だけ、周囲から盛り上がった
状態にある。
【0033】さらに、回路基板20の裏面27Bには、
配線パターン29Bを覆うようにレジスト層28Bが形
成されている。但し、レジスト層28Bは、図3(b)
に示すように、延設部261Bの内側領域を露出させた
状態にあるため、スルーホール25Bの開口縁付近にお
いて、延設部261B上には、図3(a)に示すよう
に、レジスト層28Bの厚さ分に相当する段差部200
Bが構成されている。
【0034】本例でも、回路基板20Bと半導体チップ
10との隙間Gには、封止用樹脂40が充填されてお
り、封止用樹脂40は、チップ電極12および配線用電
極24が形成されている位置よりも外側にまで広がって
半導体チップ10と回路基板20Bとの隙間Gを完全に
埋めているとともに、きれいなフィレットを形成しなが
ら、半導体チップ10の側面部13にまで届いている。
また、封止用樹脂40は、スルーホール25Bの内部を
完全に埋め、さらに、銅層26Bの延設部261Bを覆
う状態にある。ここで、半導体チップ10と回路基板2
0Bとの隙間G、およびスルーホール25Bの内部にお
いて、硬化した封止用樹脂40の内部には、気泡が残っ
ていない。
【0035】このような実装構造は、以下に簡単に説明
するように、基本的には実施例1と同様な方法で得られ
る。まず、半導体チップ10の実装領域のうち、略中央
部分にスルーホール25Bが形成され、かつ、そこから
延びる配線パターン29上にレジスト層28Bが形成さ
れた回路基板20B上において、その配線用電極24と
半導体チップ10のチップ電極12とをハンダ30によ
って接合する。
【0036】次に、回路基板20Bのスルーホール25
Bから回路基板20Bと半導体チップ10との隙間Gに
向けてディスペンサーより封止用樹脂40を充填する。
【0037】このとき、光ビームLを半導体チップ10
の裏面14の側から照射し、半導体チップ10を加熱す
る。
【0038】その結果、半導体チップ10と回路基板2
0Bとの隙間Gに充填された封止用樹脂40は、半導体
チップ10を介して加熱され、半導体チップ20の外周
側に向けて流れだす。従って、封止用樹脂40は、チッ
プ電極12および配線用電極24が形成されている位置
よりも外側にまで広がって半導体チップ10と回路基板
20Bとの隙間Gを完全に埋めるとともに、きれいなフ
ィレットを形成しながら、半導体チップ10の側面部1
3にまで届いた状態で硬化する。また、封止用樹脂40
は、スルーホール25Bの内部も埋め、さらに、その延
設部261Bを覆った状態で硬化する。
【0039】このように、本例では、回路基板20Bに
半導体チップ10を実装した後、半導体チップ10と回
路基板20Bとの隙間Gに対してスルーホール25Bか
ら封止用樹脂40を直接充填するので、封止用樹脂40
の充填速度がはやく、しかも、半導体チップ10と回路
基板20Bとの隙間Gに気泡が残らないなど、実施例1
と同様な効果を奏する。
【0040】それに加えて、本例では、回路基板20B
の裏面27Bにおいて、スルーホール25Bの開口縁付
近では、延設部261Bの外周領域を覆うレジスト層2
8Bによって段差部200Bが構成されているため、延
設部261Bを覆った状態に封止用樹脂40を塗布する
場合でも、封止用樹脂40は、段差部200Bによって
せき止められる。それ故、封止用樹脂40を厚く形成し
て、光や水分がスルーホール25Bを通って水半導体チ
ップ10の能動面11まで届くことを確実に防止する場
合でも、封止用樹脂40は、余分な領域にまで流れ出な
いという利点がある。
【0041】[実施例3]図4(a)は、本発明の実施
例3に係る実装構造を示す断面図、図4(b)は、その
回路基板に形成されているスルーホールの開口部付近を
拡大して示す回路基板の裏面図である。
【0042】実施例1および実施例2では、樹脂充填用
貫通孔としてスルーホールを利用したが、本例のよう
に、単なる貫通孔であってもよい。すなわち、本例で
も、図4(a)、(b)に示すように、半導体チップ1
0が実装されている回路基板20Cのうち、半導体チッ
プ10の実装領域の略中央部分には樹脂充填用の孔が形
成されているが、この孔は、内部に銅層が形成されてい
ない通常の貫通孔25Cである。その他の構成は、実施
例1、2と略同様である。
【0043】従って、回路基板20Cに半導体チップ1
0を搭載した後、半導体チップ10と回路基板20Cと
の隙間Gに対して貫通孔25Cから封止用樹脂40を直
接充填するので、封止用樹脂40の充填速度がはやく、
かつ、半導体チップ10と回路基板20Cとの隙間Gに
気泡が残らないなど、実施例1と同様な効果を奏する。
【0044】さらに、本例では、回路基板20Cの裏面
27Cには、配線パターン(図示せず。)を覆うように
レジスト層28Cが形成されている。但し、レジスト層
28Cは、図4(b)に示すように、貫通孔25Cの開
口縁付近には形成されていないので、そこには、レジス
ト層28Cの厚さ分に相当する段差部200Cが構成さ
れている。このため、図4(a)に示すように、封止用
樹脂40によって貫通孔25Cを完全に覆った状態に
し、封止用樹脂40を厚く形成する場合でも、封止用樹
脂40は、レジスト層28Cが形成する段差部200C
によってせき止められるので、余分な領域にまで流れ出
ないという利点がある。
【0045】なお、回路基板20Cの裏面27Cに段差
部200Cを形成するにあたっては、レジスト層28C
に代えて、図4(c)に示すように、貫通孔25Cの開
口縁を所定の距離を隔てながら取り巻くランド状の配線
パターン29Cを用い、この配線パターン29Cの厚さ
分に相当する段差部200Cを構成してもよい。
【0046】[実施例4]図5(a)は、本発明の実施
例4に係る実装構造を示す断面図、図5(b)は、その
回路基板に形成されているスルーホールの開口部付近を
拡大して示す回路基板の裏面図である。
【0047】本例の実装構造も、実施例3と同様、樹脂
充填用孔としては、単なる孔を利用するものである。す
なわち、図5(a)、(b)に示すように、半導体チッ
プ10が実装されている回路基板20Dのうち、半導体
チップ10の実装領域の略中央部分には樹脂充填用の孔
が形成されているが、この孔は、内部に銅層が形成され
ていない貫通孔25Dである。従って、回路基板20D
に半導体チップ10を実装した後、半導体チップ10と
回路基板20Dとの隙間Gに対して貫通孔25Dから封
止用樹脂40を直接充填するので、封止用樹脂40の充
填速度がはやく、かつ、半導体チップ10と回路基板2
0Dとの隙間Gに気泡が残らないなど、実施例1と同様
な効果を奏する。
【0048】また、本例では、回路基板20Dの裏面2
7Dにおいて、配線パターン29Dは、貫通孔25Dの
開口縁の回りをランド状に取り巻くように形成され、こ
の部分によって、貫通孔25Dの開口縁付近では、配線
パターン29Dの厚さ分だけ盛り上がった第1の段差部
201Dがある。さらに、本例では、回路基板20Dの
裏面27Dにおいて、配線パターン29Dの上には、第
1の段差部201Dの内側を避けるようにしてレジスト
層28Dが形成されている。このため、第1の段差部2
01Dの回りには、レジスト層28Dの厚さ分だけ盛り
上がった第2の段差部202Dが構成されている。
【0049】このような構成の実装構造によれば、回路
基板20Dに半導体チップ10を実装した後、半導体チ
ップ10と回路基板20Dとの隙間Gに対して貫通孔2
5Dから封止用樹脂40を直接充填するので、封止用樹
脂40の充填速度がはやく、かつ、半導体チップ10と
回路基板20Dとの隙間Gに気泡が残らないなど、実施
例1と同様な効果を奏する。
【0050】また、本例では、封止用樹脂40によって
貫通孔25Dを完全に覆った状態にし、かつ、回路基板
20Dの裏面27Dにおいて、貫通孔25D付近の配線
パターン29D上には封止用樹脂40を塗布することに
よって、少なくとも配線パターン29Dの厚さ分だけ
は、封止用樹脂40を厚く塗布することができる。それ
故、回路基板20Dの裏面27Dの側からは、光や水分
が貫通孔25Dを通って半導体チップ10の能動面11
まで届くということがない。この場合でも、封止用樹脂
40は、レジスト層28Dが形成する第2の段差部20
2Dによってせき止められるので、余分な領域にまで流
れ出ないという利点がある。すなわち、第2の段差部2
02Dでは、レジスト層28Dの下層側に配線パターン
29Dがあるので、それらを足した分だけ、封止用樹脂
40を安心して厚く塗布できる。
【0051】なお、本例では、回路基板20Dの裏面2
7Dにおいて、配線パターン29Dの厚さ分に相当する
第1の段差部201Dと、レジスト層28Dの厚さ分に
相当する第2の段差部202Dとが構成されているの
で、第1の段差部201Dによって封止用樹脂40をせ
き止め、それを乗り越える封止用樹脂40があったとき
に、この封止用樹脂40を第2の段差部202Dがせき
止めるように用いてもよい。すなわち、本例では、レジ
スト層28Dが余分な領域にまで流れ出ることを二重に
防止することができる。
【0052】
【発明の効果】以上のとおり、本発明に係る半導体チッ
プの実装方法では、回路基板における半導体チップの実
装領域の略中央部に形成した樹脂充填用貫通孔から封止
用樹脂を充填することに特徴を有する。従って、本発明
によれば、樹脂充填用貫通孔から半導体チップと回路基
板との隙間に封止用樹脂を直接充填するので、封止用樹
脂の充填速度がはやい。また、半導体チップの略中央に
対峙する孔から封止用樹脂を充填するので、封止用樹脂
は、半導体チップと回路基板との隙間において内側から
外側に向かって広がっていく。従って、封止用樹脂を充
填し終えたときに半導体チップと回路基板との隙間に気
泡が残らない。
【0053】樹脂充填用貫通孔内を埋めるように封止用
樹脂を充填した場合には、光や水分が回路基板の裏面か
ら樹脂充填用貫通孔を通って半導体チップの能動面まで
届かないので、半導体チップを保護できる。
【0054】回路基板における半導体チップの実装面と
反対側の面において、樹脂充填用貫通孔の開口縁周囲に
スルーホール内からのランド状の延設部を設けた場合に
は、この延設部の厚さ分だけ、封止用樹脂を厚く塗布で
きる。それ故、光や水分が回路基板の裏面から樹脂充填
用貫通孔を通って半導体チップの能動面まで届くことを
より確実に防止できる。
【0055】回路基板における半導体チップの実装面と
反対側の面において、樹脂充填用貫通孔の周囲に段差部
を形成した場合には、樹脂充填用の孔を完全に埋めるよ
うに封止用樹脂を充填するときでも、封止用樹脂は、段
差部によってせき止められるので、余分な領域を封止用
樹脂によって汚すことがないという利点がある。
【0056】特に、段差部をレジスト層と配線パターン
とによって2層に構成した場合には、その分だけ、厚い
段差部を構成できるので、余分な領域を封止用樹脂によ
って汚すことを心配せずに、封止用樹脂を安心して厚く
塗布できる。
【0057】封止用樹脂を硬化させる際に、半導体チッ
プを光エネルギーによって加熱した場合には、封止用樹
脂を充填するのに支障がないとともに、封止用樹脂がき
れいに広がるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係る実装構造を示す断面図
である。
【図2】(a)は、図1に示す実装構造に用いた回路基
板のスルーホール付近を拡大して示す回路基板の裏面
図、(b)は、図1に示す実装構造を構成する工程のう
ち、封止用樹脂を充填する前の状態を示す工程断面図、
(c)は、図1に示す実装構造を構成する工程のうち、
封止用樹脂を充填する途中の状態を示す工程断面図であ
る。
【図3】(a)は、本発明の実施例2に係る実装構造を
示す断面図、(b)は、図3(a)に示す実装構造に用
いた回路基板のスルーホール付近を拡大して示す回路基
板の裏面図である。
【図4】(a)は、本発明の実施例3に係る実装構造を
示す断面図、(b)は、図4(a)に示す実装構造に用
いた回路基板のスルーホール付近を拡大して示す回路基
板の裏面図、(c)は、図4(a)に示す実装構造の変
形例に用いた回路基板のスルーホール付近を拡大して示
す回路基板の裏面図である。
【図5】(a)は、本発明の実施例4に係る実装構造を
示す断面図、(b)は、図5(a)に示す実装構造に用
いた回路基板のスルーホール付近を拡大して示す回路基
板の裏面図である。
【図6】従来の実装構造を示す断面図である。
【符号の説明】
10・・・半導体チップ 20A、20B、20C、20D、20E・・・回路基
板 25A、25B・・・スルーホール(樹脂充填用貫通
孔) 25C、25D・・・貫通孔(樹脂充填用貫通孔) 28B、28C、28D・・・レジスト層 29B、29C、29D・・・配線パターン 40・・・封止用樹脂 200B、200C、201D、202D・・・段差部 261A、261B・・・スルーホールからの銅層(導
電層)の延設部

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路基板における半導体チップの実装領
    域の略中央部に樹脂充填用貫通孔を形成しておき、前記
    回路基板の配線用電極と半導体チップのチップ電極とを
    接合した後、前記樹脂充填用貫通孔から封止用樹脂を充
    填し、しかる後に、該封止用樹脂を硬化させることを特
    徴とする半導体チップの実装方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記封止用樹脂を、
    前記樹脂充填用貫通孔の内部を埋めるまで充填すること
    を特徴とする半導体チップの実装方法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記樹脂充填用貫通
    孔は、内周面に導電層を備えるスルーホールであること
    を特徴とする半導体チップの実装方法。
  4. 【請求項4】 請求項3において、前記導電層は、前記
    回路基板における前記半導体チップの実装面と反対側の
    面において、前記スルーホールの開口縁周囲にランド状
    に形成された延設部を備えることを特徴とする半導体チ
    ップの実装方法。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記樹脂充填用貫通
    孔は、内周面に導電層を有しない貫通孔であることを特
    徴とする半導体チップの実装方法。
  6. 【請求項6】 請求項1において、前記回路基板におけ
    る前記半導体チップの実装面と反対側の面には、前記樹
    脂充填用孔の開口縁の周囲に、前記樹脂充填用貫通孔か
    ら充填する前記封止用樹脂をせき止める段差部が形成さ
    れていることを特徴とする半導体チップの実装方法。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記段差部は、前記
    回路基板における前記半導体チップの実装面と反対側の
    面に形成された配線パターンによって構成されているこ
    とを特徴とする半導体チップの実装方法。
  8. 【請求項8】 請求項6において、前記段差部は、前記
    回路基板における前記半導体チップの実装面と反対側の
    面に形成された配線パターンを覆うためのレジスト層に
    よって構成されていることを特徴とする特徴とする半導
    体チップの実装方法。
  9. 【請求項9】 請求項8において、前記段差部は、前記
    レジスト層と、該レジスト層の下層側に位置する配線パ
    ターンとによって構成されていることを特徴とする特徴
    とする半導体チップの実装方法。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれかの項にお
    いて、前記封止用樹脂を硬化させる場合には、前記半導
    体チップを光エネルギーによって加熱することを特徴と
    する半導体チップの実装方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999000834A3 (en) * 1997-06-27 1999-06-10 Ibm Method and apparatus for injection molded flip chip encapsulation
US6404062B1 (en) 1999-03-05 2002-06-11 Fujitsu Limited Semiconductor device and structure and method for mounting the same
JP2007048858A (ja) * 2005-08-09 2007-02-22 Shindo Denshi Kogyo Kk 半導体装置、および半導体装置の製造方法
JP2007237038A (ja) * 2006-03-07 2007-09-20 Kobe Steel Ltd 内部空間を有する複合基板
JP2007266627A (ja) * 2007-06-18 2007-10-11 Fujitsu Ltd 半導体装置のアンダーフィル方法

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