JPH09121283A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JPH09121283A
JPH09121283A JP8212765A JP21276596A JPH09121283A JP H09121283 A JPH09121283 A JP H09121283A JP 8212765 A JP8212765 A JP 8212765A JP 21276596 A JP21276596 A JP 21276596A JP H09121283 A JPH09121283 A JP H09121283A
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triangular wave
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/40Picture signal circuits
    • H04N1/405Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels
    • H04N1/4055Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a clustered dots or a size modulated halftone pattern
    • H04N1/4058Halftoning, i.e. converting the picture signal of a continuous-tone original into a corresponding signal showing only two levels producing a clustered dots or a size modulated halftone pattern with details for producing a halftone screen at an oblique angle

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 解像度と再現階調数との間に相反関係がな
く、高品質な出力画像が安定して得られる画像処理装置
を提供する。 【解決手段】 図5(a)はスクリーン角θ=76°のス
クリーンパターンであり、該パターンを構成する各サブ
ピクセルに対応して濃度閾値Sが記憶されている。次
に、入力画像信号V(濃度130)と各濃度閾値Sとが
比較され、これによって各サブピクセルの濃度が決定さ
れる。サブピクセルの濃度は、通常は、最高(255)
または最低(0)に設定される。但し、所定の条件を満
たす一のサブピクセルについては中間濃度(170)に
設定される。各サブピクセルの濃度は、三角波と比較さ
れ、この結果に応じてレーザダイオードの変調信号が生
成される。その際、中間濃度のサブピクセルに係る三角
波信号は、主走査方向に隣接する最高濃度のサブピクセ
ルが存在する場合は、両サブピクセルが連続するように
設定される(同図(e)参照)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式のデ
ジタル複写機やプリンタ等において中間調画像を出力す
るために用いて好適な画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式のデジタル複写機やプリン
タ等において中間調画像を出力する方式としては、網点
画像再現方式と、三角波比較方式とが知られている。そ
の概要を以下説明する。
【0003】<網点画像再現方式>網点画像再現方式
(濃度パターン法)にあっては、入力画像データの一画素
(以下、入力画素という)は複数のサブピクセルに分割
される。そして、各サブピクセルに対応して予め濃度閾
値が定められる。ここで、入力画素の濃度が「256」
階調で表現され、「16(4×4)」のサブピクセルに
分割される場合の濃度閾値の一例を図13(a)に示す。
図13(a)に示すような濃度閾値のパターンをスクリー
ンパターンという。
【0004】各濃度閾値は、階調範囲(0〜255)を
サブピクセル数で等分し各範囲の平均値に設定される
(端数は四捨五入)。従って、図13に示す例にあって
は、濃度閾値は「8」,「24」,「40」,・・・・にな
る。ここで、各濃度閾値に対して、値の低い順に番号
(1,2,3,・・・・)を付与する。この番号を濃度閾値
番号と呼ぶ。
【0005】次に、これら濃度閾値と入力画素の濃度と
が比較され、各サブピクセルのオン/オフ状態が決定さ
れる。すなわち、入力画素の濃度よりも低い濃度閾値に
対応するサブピクセルはオン状態になり、他のサブピク
セルはオフ状態になる。一例として、入力画素の濃度が
「182」であった場合の各サブピクセルのオン/オフ
状態(「255」がオン状態、「0」がオフ状態)を同
図(c)に示す。
【0006】ところで、カラー複写機等で網点画像再現
方式を採用する場合は上述した処理を各原色(K,Y,
M,C)毎に行えばよい。しかし、各色に対して同一の
スクリーンパターンを用いると、僅かな位置ずれによっ
て色ムラが生じたり、各原色の網点が重なった場合に生
ずる縞模様(モアレ縞)の影響が大きくなる。そこで、
図7に示すように、スクリーン角θの異なるスクリーン
パターンを「4」種類用いて、これらを各原色に対応さ
せて用いることが一般的である(特公昭52−4936
1号公報、特開昭54−18302号公報)。
【0007】なお、スクリーン印刷等の分野にあって
は、スクリーン角θは0°,15°,45°および75
°に設定すると好適であることが知られている。しか
し、複写機等に応用するためには、同一のスクリーンパ
ターンを繰り返し使用してメモリ容量を削減するため、
スクリーン角θは有理正接で求まる値にする必要があ
る。なお、同一のスクリーンパターンを配列した状態を
図6に示す。なお、図中の数字は濃度閾値番号である。
【0008】さらに、各原色毎のサブピクセル数をなる
べく一致させる必要もある。図7に示す例にあっては、
スクリーン角θについては好適な角度の「±2°」、サ
ブピクセル数Aは「17±1」個の範囲に収っており、
実用上はこの程度で充分である。なお、図7(c)に示す
スクリーンパターンは図13(a)に示すものに対応す
る。
【0009】ところで、網点画像再現方式は、さらに濃
度パターン法とディザ法とに分類される。濃度パターン
法とは、入力画像データの一画素の階調を複数のサブピ
クセルによって表現する方法であり、図13を参照して
説明した方法がこれに該当する。一方、ディザ法とは、
入力画素と出力画素とを一対一に対応させ、入力画素の
画素値と閾値とを比較することによって出力画素の画素
値を決定する方法である。すなわち、この方法にあって
は、図13(c)のようなパターンを得るために、「1
6」個の入力画素値が必要になる。
【0010】<三角波比較方式>次に、三角波比較方式
にあっては、まず入力画素の濃度がアナログ信号に変換
される。そして、比較器によって所定周期の三角波と該
アナログ信号とが比較され、アナログ信号のレベルが三
角波のレベル以上になる場合にオン状態(例えば、レー
ザの露光状態)、それ以外の場合にはオフ状態になる。
すなわち、入力画素の濃度が高いほどアナログ信号のレ
ベルが高くなり、比較結果がオン状態になるデューティ
比も高くなり、出力画像の濃度も高くなる。
【0011】ところで、三角波比較方式においてカラー
印刷を行う場合においても、色ムラやモアレ縞による影
響を抑制するため、各原色毎にスクリーン角θを付与す
る技術が知られている。例えば、特開昭62−1836
70号公報にあっては、副走査方向に「1」ライン進む
毎に三角波の位相を一定量シフトする技術が開示されて
いる。また、特開平2−296264号公報にあって
は、階調再現特性を副走査方向に「1」ライン進む毎に
変化させる技術が開示されている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
のものにおいては、以下のように種々の問題があった。
まず、網点画像再現方式にあっては、解像度と再現階調
数との間に相反関係があった。例えば、出力装置の解像
度が「400dpi(ドット/インチ)」であって、
「200lpi(ライン/インチ)」の解像度を得たい
場合には、スクリーンのサイズを「2×2」にする必要
がある。すなわち、再現階調数は「4」になり、きわめ
て低い階調数しか得られない。逆に、再現階調数を「6
4」にするためには、スクリーンのサイズを「8×8」
にする必要がある。このため、解像度は「400/8=
50lpi」になり、大幅に低下する。
【0013】なお、スクリーン印刷を行う場合、出力装
置は元々「4000dpi」程度の解像度を有している
から、再現階調数を大とした場合であっても肉眼では画
像の粗さは目立たない。しかし、電子写真方式では「4
00〜600dpi」程度の解像度が限界であるから、
上述したような問題が生じる。
【0014】一方、三角波比較方式にあっては、解像度
と再現階調数との間に相反関係は無い。しかし、上述し
た技術によって各原色毎にスクリーン角θを付与するこ
とは実用性に乏しい。その理由を図8を参照して説明す
る。同図(a)においてS1はアナログ信号であり、この
アナログ信号S1は三角波信号と比較される。三角波信
号は副走査方向の「1」ライン毎に、位相が徐々に遅延
される。
【0015】この比較結果によって得られたレーザの露
光パターンを同図(b)に示す。同図(b)から明らかなよ
うに、副走査方向の「1」ライン毎に三角波の位相をシ
フトさせると、網点やスクリーン形状の崩れ、あるいは
トギレ等を招きやすい。これにより、階調特性および粒
状性再現に悪影響が生じ、満足できる画質を得ることが
困難であった。さらに、スクリーン角θおよびスクリー
ン線数(解像度)についても、用いられる三角波パター
ンの周期に拘束され、自由度が少なかった。
【0016】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
ものであり、解像度と再現階調数との間に相反関係がな
く、しかも高品質な出力画像が安定して得られる画像処
理装置を提供することを目的としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1記載の構成にあっては、入力画素をn個のサブ
ピクセルP1,P2,・・・・,Pnに変換する画像処理装置
において、前記サブピクセルP1,P2,・・・・,Pnに各
々対応する濃度閾値D1,D2,・・・・,Dn(但し、D1
2<・・・・<Dn)と、前記入力画素の濃度Dinとを比較
する比較手段と、前記濃度閾値D1,D2,・・・・,Dn
うち前記濃度Din未満の濃度閾値D1,D2,・・・・,Dk
(但しk<n)に対応するサブピクセルP1,P2,・・・
・,Pkの濃度を高濃度に設定し、サブピクセルPk+2,・
・・・,Pnの濃度を低濃度に設定し、サブピクセルPk+1
の濃度を中間濃度に設定する濃度設定手段とを具備する
ことを特徴とする。
【0018】さらに、請求項2記載の構成にあっては、
請求項1記載の画像処理装置において、前記濃度設定手
段は、前記濃度Dinと前記濃度閾値DkおよびDk+1との
関係に基づき、サブピクセルPk+1に対応する領域を、
高濃度領域と低濃度領域とに設定することを特徴とす
る。
【0019】さらに、請求項3記載の構成にあっては、
請求項2記載の画像処理装置において、前記濃度設定手
段は、前記濃度Dinと前記濃度閾値DkおよびDk+1との
関係に基づき、中間濃度信号を発生する中間濃度信号発
生手段と、所定の参照信号を出力する参照信号発生手段
と、前記中間濃度信号と前記参照信号とを比較する比較
手段とを具備し、前記比較手段の比較結果に基づいて前
記サブピクセルPk+1に対応する領域の一部を高濃度に
設定し他の部分を低濃度に設定することを特徴とする。
【0020】さらに、請求項4記載の構成にあっては、
請求項3記載の画像処理装置において、前記参照信号発
生手段は複数の参照信号を発生するものであって、n個
のサブピクセルP1,P2,・・・・,Pnの各々に対応する
成長パターンを記憶する成長パターン記憶手段と、この
成長パターン記憶手段に記憶された内容に基づいて、前
記参照信号のうち何れかを選択する選択手段とを具備す
ることを特徴とする。
【0021】さらに、請求項5記載の構成にあっては、
請求項3記載の画像処理装置において、前記濃度設定手
段が発生する中間濃度信号はアナログ信号であって、前
記参照信号発生手段は、第1の三角波信号を発生する第
1の三角波信号発生手段と、この第1の三角波信号に対
して180°の位相差を有する第2の三角波信号を発生
する第2の三角波信号発生手段と、前記サブピクセルP
1,P2,・・・・,Pnの各々に対応して、立上がり状態ま
たは立下がり状態のうち何れかの状態を指定する選択デ
ータを記憶する選択条件記憶手段と、前記サブピクセル
k+1に対応する選択データに基づいて、前記第1の三
角波信号または前記第2の三角波信号のうち一方を選択
し、選択した信号を前記参照信号として出力する選択手
段とを具備することを特徴とする。
【0022】さらに、請求項6記載の構成にあっては、
請求項2記載の画像処理装置において、前記濃度設定手
段は、前記高濃度領域および前記低濃度領域の比を、前
記濃度Dinと前記濃度閾値Dkとの差分および前記濃度
閾値Dk+1と前記濃度Dinとの差分の比と略等しくなる
ように設定することを特徴とする。
【0023】さらに、請求項7記載の構成にあっては、
請求項1乃至6の何れかに記載の画像処理装置におい
て、前記濃度設定手段は、前記サブピクセルPk+1に対
応する領域のうち、サブピクセルP1,P2,・・・・,Pk
の何れかに接する部分を高濃度領域とすることを特徴と
する。
【0024】また、請求項8記載の構成にあっては、n
個の入力画素Q1,Q2,・・・・,Qnを、各々対応するn
個の出力画素R1,R2,・・・・,Rnに変換する画像処理
装置において、前記出力画素R1,R2,・・・・,Rnに各
々対応する濃度閾値D1,D2,・・・・,Dn(但し、D1
2<・・・・<Dn)と、対応する前記入力画素Q1,Q2
・・・・,Qnの濃度とを各々比較する比較手段と、前記濃
度閾値D1,D2,・・・・,Dnのうち対応する入力画素
1,Q2,・・・・,Qnの濃度未満である濃度閾値D1,D
2,・・・・,Dk(但しk<n)に対応する出力画素R1
2,・・・・,Rkの濃度を高濃度に設定し、出力画素R
k+2,・・・・,Rnの濃度を低濃度に設定し、出力画素R
k+1の濃度を中間濃度に設定する濃度設定手段とを具備
することを特徴とする。
【0025】さらに、請求項9記載の構成にあっては、
請求項8記載の画像処理装置において、前記濃度設定手
段は、前記入力画素QkおよびQk+1と前記濃度閾値Dk
およびDk+1との関係に基づき、前記出力画素Rk+1に対
応する領域を、高濃度領域と低濃度領域とに設定するこ
とを特徴とする。
【0026】さらに、請求項10記載の構成にあって
は、請求項9記載の画像処理装置において、前記濃度設
定手段は、前記入力画素QkおよびQk+1と前記濃度閾値
kおよびDk+1との関係に基づき、中間濃度信号を出力
する中間濃度信号発生手段と、所定の参照信号を出力す
る参照信号発生手段と、前記中間濃度信号と前記参照信
号とを比較する比較手段と、を具備し、この比較手段の
比較結果に基づいて、出力画素Rk+1に対応する領域の
一部を高濃度に設定し他の部分を低濃度に設定すること
を特徴とする。
【0027】さらに、請求項11記載の構成にあって
は、請求項10記載の画像処理装置において、前記濃度
設定手段の発生する中間濃度信号はアナログ信号であっ
て、前記参照信号発生手段は、第1の三角波信号を発生
する第1の三角波信号発生手段と、この第1の三角波信
号に対して180°の位相差を有する第2の三角波信号
を発生する第2の三角波信号発生手段と、前記出力画素
1,R2,・・・・,Rnの各々に対応して、立上がり状態
または立下がり状態のうち何れかの状態を指定する選択
データを記憶する選択条件記憶手段と、前記出力画素R
k+1に対応する選択データに基づいて、前記第1の三角
波信号または前記第2の三角波信号のうち一方を選択
し、選択した信号を前記参照信号として出力する選択手
段とを具備することを特徴とする。
【0028】さらに、請求項12記載の構成にあって
は、請求項8乃至11の何れかに記載の画像処理装置に
おいて、前記濃度設定手段は、前記出力画素Rk+1に対
応する領域のうち、前記出力画素R1,R2,・・・・,Rk
の何れかに接する部分を高濃度領域とすることを特徴と
する。
【0029】さらに、請求項13記載の構成にあって
は、請求項1または8記載の画像処理装置において、前
記濃度設定手段は、前記中間濃度の階調を補正する階調
補正手段を具備することを特徴とする。
【0030】(作用)請求項1または8記載の構成にあ
っては、濃度設定手段はサブピクセルPk+1(または出
力画素Rk+1)の濃度を中間濃度に設定する。これによ
り、サブピクセル数(または出力画素数)nが小さい場
合であっても、再現階調数は高い値に設定することが可
能になる。
【0031】さらに、請求項2〜7,9〜12記載の構
成にあっては、画像処理装置は、中間濃度のサブピクセ
ルPk+1(または出力画素Rk+1)に対応する領域のうち
サブピクセルP1,P2,・・・・,Pk(または出力画素
1,R2,・・・・,Rk)にのうち何れかに接する部分を
高濃度に設定し他の部分を低濃度に設定するから、網点
形状は崩れることがなく、高品質な出力画像を安定して
得ることができる。
【0032】さらに、請求項13記載の構成にあって
は、階調補正手段によって中間濃度の再現性を補正する
ことができるから、擬似輪郭の無いスムーズな階調再現
性を得ることができる。
【0033】また、請求項4記載の構成にあっては、画
像処理装置は複数種類の参照信号の中から、成長パター
ンに対応する最適な波形を選択できるから、スムーズな
形状の網点を生成することができ、高品質な出力画像を
安定して得ることができる。
【0034】
【発明の実施の形態】
I.第1実施形態 A.実施形態の構成 A−1.スクリーン角生成閾値制御回路10 以下、図1を参照して本発明の第1実施形態について説
明する。図において10はスクリーン角生成閾値制御回
路であり、その内部に副走査方向アドレスカウンタ10
2が設けられている。副走査方向アドレスカウンタ10
2は、水平同期信号H_SYNCをカウントし、その結
果を出力する。また、104は主走査方向アドレスカウ
ンタであり、画素クロックCLKをカウントし、その結
果を出力する。
【0035】105はリセット回路であり、水平同期信
号H_SYNCがスクリーン角生成閾値制御回路10に
入力された場合、あるいは主走査方向アドレスカウンタ
104のカウント値が所定のリセット値(図7に示した
スクリーンパターンを用いる場合は「4」、「6」また
は「17」)に達した場合に主走査方向アドレスカウン
タ104をリセットする。これにより、カウント値は
「0」になる。
【0036】同様に、リセット回路105は、副走査方
向アドレスカウンタ102のカウント値が該リセット値
に達した場合は、この副走査方向アドレスカウンタ10
2をリセットする。また、103は「17×17バイ
ト」のメモリ容量を有する閾値マトリクスメモリであ
り、これらアドレスカウンタ102,104のカウント
値によってアクセスされる。閾値マトリクスメモリ10
3には、使用されるスクリーンパターンを配列した内容
が記憶される。
【0037】例えば、図7(a)のスクリーンパターンが
用いられる場合は、図6内で縦横に連続する「17×1
7」枠の内容(濃度閾値)が記憶される。これにより、
アドレスカウンタ102,104のカウント値に応じた
濃度閾値Sが閾値マトリクスメモリ103から出力され
る。次に、各スクリーンパターンに対応する濃度閾値の
パターンを図2(a)に示す。図において「0°」のスク
リーン角θに対応する濃度閾値は、図13(a)に示した
ものに対して、「8(または7)」づつ増加したものに
なっている。
【0038】ここで示した濃度閾値は、スクリーンパタ
ーン全体によって再現可能な量子化ステップ数(階調ス
テップ数)に対して、各サブピクセルの有する濃度値
(または重み)を示している。すなわち、濃度閾値は小
さい順に「16,32,48,……,255」となって
いるため、オン状態になったサブピクセルの濃度閾値の
うち最大のものは、該サブピクセルがオン(黒)になっ
た場合のスクリーンパターン全体の平均濃度を示すこと
になる。
【0039】例えば、「4×4=16」のスクリーンパ
ターンで「255」階調を表現する場合において、最初
の1つのサブピクセルのみがオン状態になったのであれ
ば、スクリーンパターン全体の平均濃度は「1/16×
255≒16」であり、2つめまでがオン(黒)になっ
た場合は、平均濃度は「2/16×255≒32」であ
る。
【0040】ところで、上述したリセット値は、用いら
れるスクリーンパターンに応じて設定される。すなわ
ち、図7(a),(b)に示すスクリーンパターンが用いら
れる場合は、縦横「17」ビット毎に同一パターンが繰
り返される(図6参照)から、リセット値は「17」に
設定される。同様に、リセット値は、同図(c)のスクリ
ーンパターンに対しては「4」、同図(d)のスクリーン
パターンに対しては「6」に設定される。
【0041】次に、111は成長パターンメモリであ
り、「17×17ビット」のメモリ容量を有し、閾値マ
トリクスメモリ103の各バイト(図6の各枠)に対応
して、“1”または“0”の値(成長パターン)を記憶
する。ここで“0”は右側からドットが成長するパター
ンであり、“1”は左側からドットが成長するパターン
である。そして、アドレスカウンタ102,104のカ
ウント値によって、成長パターンメモリ111の成長パ
ターンがアクセスされ、スクリーン切換信号SCSとし
て出力される。ここで、各スクリーンパターンに対応す
る成長パターンを図2(b)に示す。
【0042】A−2.出力画素値算出回路20 次に、出力画素値算出回路20の構成を図3を参照し説
明する。図において201は比較器であり、入力画像信
号(画素濃度)Vと、濃度閾値Sとを比較する。また、
207は階調ステップ値レジスタであり、予め設定され
た所定の階調ステップ値Dを記憶する。この階調ステッ
プ値Dは、入力画像信号Vの階調数をスクリーンパター
ン内のサブピクセル数で除算した値に設定される(端数
は四捨五入される)。上記例では、階調数は「256」
であったから、仮に図7(c)のスクリーンパターン(サ
ブピクセル数「16」)が用いられたとすると、階調ス
テップ値Dは「16」(256/16)になる。
【0043】次に、202は減算器であり、上記入力画
像信号V,濃度閾値Sおよび階調ステップ値Dに対し
て、下式(1)に基づいて値Nを算出し出力する。
【数1】
【0044】また、206は階調ゲインレジスタであ
り、階調ゲインGを記憶する。なお、階調ゲインGは図
7のスクリーンパターン内のサブピクセル数(上記例で
は「16」,「17」または「18」)に等しくなるよ
うに設定される。203は乗算器であり、階調ゲインG
と値Nとを乗算し、その乗算結果を出力する。204は
セレクタであり、値Nの符号ビットを参照し、値Nが負
値であれば値「0」を出力し、それ以外の場合は上記乗
算結果を出力する。また、205はセレクタであり、比
較器201における比較結果が「V≧S」である場合は
値「255」を出力し、それ以外の場合はセレクタ20
4の出力値を出力する。以下、セレクタ205の出力信
号を画像濃度信号ODという。
【0045】ここで、従来の二値化方式による網点化
と、本実施形態の出力画素値算出法による網点化のそれ
ぞれの原理を比較しつつ説明する。図13は従来の二値
化方式による網点化の原理を示すものであり、入力信号
が「182/255=71%」の面積率を有する信号と
して入力された場合を想定している。かかる場合に、図
示したような「4×4」のスクリーンパターン(閾値パ
ターン)を用いて二値化すると、「16」個の出力画素
のうち「11」個がオン(255)になり、残り「5」
個がオフ(0)になる。
【0046】このときの出力信号の面積率は、「(25
5×11)/(255×16)×100%=69%」に
なり、「4×4=16」階調分の量子化レベルしか確保
されない。従って、かかる場合は「1/16=6.25
%」単位の量子化ステップによる量子化誤差が発生して
しまい、満足な画質を得ることができなかった。仮に、
「12」個までがオン(255)になった場合であって
も、この時の出力信号の面積率は、「(255×12)
/(255×16)×100%=75%」になり、「6
%」の量子化誤差が発生する。
【0047】これに対して、図14に示す本実施形態の
出力画素値算出法によれば、「4×4=16」の各画素
の有する重み(その画素までがオンになったときのベタ
濃度レベル(255)に対する割合)を表わすスクリー
ンパターンマトリクスが用いられ、後述する決定法によ
り、フィードバック演算を行うことなく「4×4」の各
出力画素の出力濃度レベルを算出する処理が行われる。
【0048】これによると、入出力間での再現量子化誤
差を最小にするように中間濃度レベルの出力画素の制御
ができるため、出力信号の面積率は「(255×11+
96)/(255×16)×100%=71%」にな
る。これを「8」ビットの入出力システムに適用した場
合、「256」の量子化ステップすなわち「1/256
=0.4%」以下の量子化誤差に収まる階調表現が可能
になる。
【0049】次に、図3を参照して、さらに算出動作を
説明する。ここでは、入力画像信号Vの値が「182」
であって、閾値マトリクスメモリ103から図2(a)の
「0°」の各値が出力された場合を想定して、具体例を
説明する。まず、入力画像信号Vが「182」であれ
ば、「16」,「32」,・・・・,「176」の濃度閾値
Sに対して「V≧S」が成立する。従って、かかる濃度
閾値Sに対して画像濃度信号ODは「255」(最高濃
度)になる。また、濃度閾値Sが「192」,「20
8」,・・・・,「255」である場合は、「V<S」の関
係が成立するから、セレクタ204の出力信号が画像濃
度信号ODになる。
【0050】ここで、濃度閾値Sが「208」,・・・・,
「255」であれば、式(1)により値Nは負値になる。
従って、セレクタ204,205を介して、値「0」
(最低濃度)の画像濃度信号ODが出力される。このよ
うに、濃度閾値Sが「192」以外の値であれば、画像
濃度信号ODは「255」(最高濃度)または値「0」
(最低濃度)になる。しかし、本実施形態にあっては、
濃度閾値Sが「192」である場合の画像濃度信号OD
は、これらのものとは異なっている。
【0051】まず、濃度閾値Sが「192」であれば、
式(1)により値Nは「6」(=182−192+16)
になり、乗算器203の乗算結果は「96」(=6×1
6)になる。この乗算結果は、セレクタ204,205
を介して、画像濃度信号ODとして出力される。すなわ
ち、濃度閾値Sが「192」であるサブピクセルに対し
て、画像濃度信号ODは中間濃度「96」に設定され
る。詳細は後述するが、この画像濃度信号ODが中間濃
度である場合は、これに応じて、対応するサブピクセル
のオン状態の部分の面積が設定される。
【0052】A−3.波形制御多値化回路30 次に、波形制御多値化回路30の構成を図4を参照し説
明する。図において301はDA変換回路であり、画像
濃度信号ODをアナログ信号に変換して出力する。30
2,303はパターン発生部であり、相互に「180
°」位相の異なる三角波信号を出力する。304,30
6はコンパレータであり、これら三角波信号と上記アナ
ログ信号とを各々比較し、比較結果をデジタル信号とし
て出力する。
【0053】すなわち、このデジタル信号は、アナログ
信号のレベルが三角波信号のレベル以上である場合に
“1”になり、それ以外の場合は“0”になる信号であ
る。305はセレクタであり、スクリーン切換信号SC
S(成長パターンメモリ111の内容)に基づいて、か
つ、画素クロックCLKに同期して、これらデジタル信
号のうち一方を選択し出力する。出力された信号は、レ
ーザダイオード用の出力パルス変調信号として出力され
る。
【0054】ここで、選択されるデジタル信号に対応す
る部分の三角波信号の波形を図2(c)に示す。同図
(b),(c)を比較すると、スクリーン切換信号SCS
(成長パターン)が“0”である場合は、立下がりの半
周期にある三角波信号に対応するデジタル信号が選択さ
れ、このシステムの場合は画素の右側から打点される。
一方、スクリーン切換信号SCSが“1”である場合は
立上がりの半周期にある三角波信号に対応するデジタル
信号が選択され画素の左側から打点される。
【0055】従って、コンパレータ304,306から
出力される両デジタル信号のうち何れが選択されるかは
スクリーン切換信号SCSのみによっては一意に定まら
ない。例えば、スクリーン切換信号SCSが一定値のま
ま画素クロックCLKが複数回入力されると、セレクタ
305は両デジタル信号を交互に選択することになる。
【0056】B.実施形態の動作 次に、本実施形態の動作を説明する。本実施形態の画像
処理装置を用いてカラー画像を出力する場合、最初にY
色の出力処理が行われる。まず、各メモリ、レジスタ、
カウンタ等がリセットされ、図2(a)および(b)の「0
°」に係るスクリーンパターンおよび成長パターンが図
1の閾値マトリクスメモリ103および成長パターンメ
モリ111に各々書き込まれ、リセット回路105にお
けるリセット値は「4」に設定される。
【0057】さらに、該スクリーンパターンに応じて、
出力画素値算出回路20内の階調ステップ値レジスタ2
07および階調ゲインレジスタ206に各々値「16」
が書き込まれる。次に、主走査方向アドレスカウンタ1
04に画素クロックCLKが供給され、出力画素値算出
回路20にはK色に係る入力画像信号Vが供給される。
主走査方向アドレスカウンタ104は画素クロックCL
Kをカウントするが、カウント値が「4」に達すると、
該カウント値はリセット回路105によってリセットさ
れる。また、副走査方向アドレスカウンタ102からは
「0」が出力される。
【0058】これにより、閾値マトリクスメモリ103
にあっては、「Y(副走査方向)=0,X(主走査方
向)=0」のアドレスから「Y(副走査方向)=0,X
(主走査方向)=3」までの「4」アドレスが繰り返し
アクセスされ、対応する「4」種類の濃度閾値Sが出力
画素値算出回路20に繰り返し供給される。出力画素値
算出回路20にあっては、比較器201の比較結果と、
減算器202から出力された値Nの符号ビットとに基づ
いて、値「255」、「0」または中間濃度のうち何れ
か一の値が選択され、選択された値は画像濃度信号OD
として出力される。
【0059】また、成長パターンメモリ111にあって
は、濃度閾値Sに対応したスクリーン切換信号SCSが
出力される。このようにして、主走査方向の「1」ライ
ン分のスキャンが終了すると、水平同期信号H_SYN
Cがスクリーン角生成閾値制御回路10に供給される。
これにより、副走査方向アドレスカウンタ102のカウ
ント値がインクリメントされるとともに、主走査方向ア
ドレスカウンタ104のカウント値がリセットされる。
【0060】そして、次のラインに対するスキャンが開
始される。そして、「4」ライン分のスキャンが終了し
た後に水平同期信号H_SYNCが副走査方向アドレス
カウンタ102に入力されると、副走査方向アドレスカ
ウンタ102のカウント値が「4」になる。リセット回
路105は、この状態を検出すると、副走査方向アドレ
スカウンタ102のカウント値を「0」にをリセットす
る。
【0061】以後、同様に、画素クロックCLKに同期
して入力画像信号Vが出力画素値算出回路20に供給さ
れると、閾値マトリクスメモリ103および成長パター
ンメモリ111がアクセスされ、サブピクセルが出力画
素値算出回路20に供給されるとともにスクリーン切換
信号SCSが波形制御多値化回路30に供給される。こ
れにより、「1」ページ分のK色の画像濃度信号ODが
波形制御多値化回路30に順次供給される。
【0062】Y色の出力が終了すると、次にM色の出力
処理が行われる。まず、各メモリ、レジスタ、カウンタ
等がリセットされ、図2(a)および(b)の「14°」に
係るスクリーンパターンおよび成長パターンが閾値マト
リクスメモリ103および成長パターンメモリ111に
各々書き込まれ、リセット回路105におけるリセット
値は「17」に設定される。
【0063】さらに、該スクリーンパターンに応じて、
出力画素値算出回路20内の階調ステップ値レジスタ2
07および階調ゲインレジスタ206に各々値「17」
が書き込まれる。そして、画素クロックCLKがスクリ
ーン角生成閾値制御回路10に供給され、M色の入力画
像信号Vが出力画素値算出回路20に供給されると、Y
色において説明したのと同様の処理が行われ、「1」ペ
ージ分のM色の画像濃度信号ODが波形制御多値化回路
30に順次供給される。
【0064】M色の出力が終了すると、次にK色の出力
処理が行われる。まず、各メモリ、レジスタ、カウンタ
等がリセットされ、図2(a)および(b)の「45°」に
係るスクリーンパターンおよび成長パターンが閾値マト
リクスメモリ103および成長パターンメモリ111に
各々書き込まれ、リセット回路105におけるリセット
値は「6」に設定される。
【0065】さらに、該スクリーンパターンに応じて、
出力画素値算出回路20内の階調ステップ値レジスタ2
07および階調ゲインレジスタ206に各々値「18」
が書き込まれる。そして、画素クロックCLKがスクリ
ーン角生成閾値制御回路10に供給され、K色の入力画
像信号Vが出力画素値算出回路20に供給されると、Y
色において説明したのと同様の処理が行われ、「1」ペ
ージ分のK色の画像濃度信号ODが波形制御多値化回路
30に順次供給される。
【0066】K色の出力が終了すると、次にC色の出力
処理が行われる。まず、各メモリ、レジスタ、カウンタ
等がリセットされ、図2(a)および(b)の「76°」に
係るスクリーンパターンおよび成長パターンが閾値マト
リクスメモリ103および成長パターンメモリ111に
各々書き込まれ、リセット回路105におけるリセット
値は「17」に設定される。
【0067】さらに、該スクリーンパターンに応じて、
出力画素値算出回路20内の階調ステップ値レジスタ2
07および階調ゲインレジスタ206に各々値「17」
が書き込まれる。そして、画素クロックCLKがスクリ
ーン角生成閾値制御回路10に供給され、C色の入力画
像信号Vが出力画素値算出回路20に供給されると、Y
色において説明したのと同様の処理が行われ、「1」ペ
ージ分のC色の画像濃度信号ODが波形制御多値化回路
30に順次供給される。
【0068】ここで、濃度閾値Sおよび入力画像信号V
に基づいて生成される画像濃度信号ODの一例を図5
(c)に示す。このように各色に係る画像濃度信号ODが
波形制御多値化回路30に供給されると、該画像濃度信
号ODはDA変換回路301を介してアナログ信号に変
換される。また、パターン発生部302からは位相の異
なる三角波信号が出力される。ここで、画像濃度信号O
Dが「255」である場合は、コンパレータ304,3
06の出力するデジタル信号は常に“1”になるから、
出力パルス変調信号のデューティ比は「100%」にな
る。
【0069】また、画像濃度信号ODが「0」である場
合は、両デジタル信号は常に“0”になるから、出力パ
ルス変調信号のデューティ比は「0%」になる。そし
て、画像濃度信号ODが中間濃度である場合は、出力パ
ルス変調信号のデューティ比は、該中間濃度に応じた値
になる。その際、用いられる三角波信号に応じて、網点
形状は図5(d)または(e)に示すものが考えられる。
【0070】しかし、本実施形態にあっては、図2(c)
に示すような三角波パターンが採用されるように、セレ
クタ305における切換処理が行われる。従って、網点
形状は図5(d)のようになることはあり得ず、必ず同図
(e)に示すようになる。すなわち、本実施形態にあって
は、中間濃度の第1のサブピクセルに主走査方向に隣接
し該第1のサブピクセルよりも濃度閾値の低い第2のサ
ブピクセルが存在する場合は、この第1,第2のサブピ
クセルのオン状態の部分が連続するように、三角波信号
が選択される。
【0071】C.実施形態の効果 以上説明したように本実施形態によれば、「入力画像
信号V<濃度閾値S」の条件を満たし、かつ、「値N
(N=V−S+D)は負値ではない」という条件を満た
すサブピクセルに対して、該値Nに応じた中間濃度が設
定される。すなわち、解像度と再現階調数との間に相反
関係がなく、スクリーンパターンを構成するサブピクセ
ル数が少ない場合であっても、十分な再現階調数を得る
ことができる。
【0072】さらに、本実施形態によれば、中間濃度
の第1のサブピクセルに主走査方向に隣接し該第1のサ
ブピクセルよりも濃度閾値の低い第2のサブピクセルが
存在する場合は、この第1,第2のサブピクセルのオン
状態の部分が連続するように、三角波信号が選択され
る。これにより、スクリーン形状の崩れを防止でき、高
品質な出力画像を安定して得ることができる。
【0073】II.第2実施形態 次に、本発明の第2実施形態について説明する。第2実
施形態の構成は第1実施形態のものとほぼ同様である
が、出力画素値算出回路20に代えて、図10に示す出
力画素値算出回路が設けられている。図10において4
00はルックアップテーブルであり、出力画像の濃度が
リニアになるように、入力画像信号Vの特性を補正す
る。補正された入力画像信号を「補正入力画像信号
V’」という。
【0074】401は減算器であり、補正入力画像信号
V’から濃度閾値SPを減算し、減算結果として値Nを
出力する。ここに濃度閾値SPは、第1実施形態(図
3)における濃度閾値Sから階調ステップ値Dを予め減
算して成る値である。次に、第1実施形態の場合と同様
に、この値Nは乗算器203に供給され、階調ゲインレ
ジスタ206に記憶された階調ゲインGと乗算される。
この乗算結果は、「2の補数」の形式で出力される。
【0075】また、404および405は比較器であ
る。比較器404は、乗算器203から出力された乗算
結果が「0」未満であるか否かを判定し、比較器405
は該乗算結果が「255」を越えているか否かを判定す
る。406はデコーダであり、これらの比較結果に基づ
いて、画像濃度信号ODを決定するための選択信号を出
力する。
【0076】また、407はセレクタであり、この選択
信号に基づいて、画像濃度信号ODを出力する。すなわ
ち、セレクタ407は、上記乗算結果が「0」未満であ
る場合は「0」を、「255」を越える場合は「25
5」を、「0」以上「255」以下である場合は上記乗
算結果そのものを、画像濃度信号ODとして出力する。
【0077】上記構成によれば、ルックアップテーブル
400の特性がスルーであれば、第1実施形態の出力画
素値算出回路20よりも簡単な構成で同様の出力結果が
得られる。しかも、本実施形態においては、ルックアッ
プテーブル400を設けたから、出力画像の濃度がなる
べくリニアになるように入力画像信号Vを補正すること
も可能である。
【0078】ここで、ルックアップテーブル400によ
る補正の具体例を図15を参照し説明しておく。同図
(a)は、上述した構成によるスクリーン生成方式によっ
て得られるトーンの再現特性を示したものである。この
方式によるトーン再現特性は、スクリーンパターンのオ
ン(255)画素が担うデジタル部分の階段的階調再現
特性(一点鎖線)と、中間濃度レベルの画素が担うアナ
ログ部分の連続的階調再現特性を合成したものになる。
【0079】このため、これら両者の再現特性が共にリ
ニアな特性にならなければ、同図の太い実線に示すよう
に、階調特性に不連続点が発生し、出力画像に擬似輪郭
が発生してしまう。従って、上記再現特性をリニアな特
性に補正するように、ルックアップテーブル400内の
テーブル値を設定すればよい。
【0080】III.第3実施形態 図15(a)に示す補正前の再現特性においては、リニア
な特性に対する誤差は、ほぼ階調ステップ値Dを周期と
して変動している。すなわち、アナログ部分の連続的階
調再現域の設定で不連続点が発生している。かかる状況
においては、アナログ部分の連続的階調再現特性と、デ
ジタル部分の階段的階調再現特性とを個別に設定するこ
とにより、一層簡易かつ高精度に階調特性を補正するこ
とができる。
【0081】第3実施形態はかかる観点より構成された
ものであり、第2実施形態の出力画素値算出回路(図1
0)に代えて、図11に示す出力画素値算出回路が用い
られる。図11においては、乗算器203とセレクタ4
07との間に、アナログ部分の階調再現特性を補正する
ためのルックアップテーブル408が設けられている。
他の部分の構成は第2実施形態と同様である。
【0082】上記構成においては、ルックアップテーブ
ル400は主としてデジタル部分の階段的階調再現特性
を補正するために用いられる。また、ルックアップテー
ブル408は、アナログ部分の階調再現特性を補正する
ために用いられる。ここで、ルックアップテーブル40
8のテーブル値の設定例を図16を参照し説明してお
く。
【0083】まず、同図(a)はアナログ部分のトーン再
現特性の一例である。これに対して、ルックアップテー
ブル408のテーブル値は、同図(b)に示すように、か
かるトーン再現特性をリニアに補正すべく該特性の逆関
数の内容が記憶される。但し、ハイライト部分およびシ
ャドウ部(同図(b)において一点鎖線で囲った部分)の
テーブル値は、なめらかになるように変更される。
【0084】IV.第4実施形態 上述したように、第1〜第3実施形態の波形制御多値化
回路30においては、スクリーン切換信号SCSに基づ
いて、立下がりの半周期にある三角波信号に対応するデ
ジタル信号、または、立上がりの半周期にある三角波信
号に対応するデジタル信号のうち一方が選択される。し
かし、両者においてトーン再現特性に差異が生ずる場合
も考えられる。
【0085】第4実施形態は、かかる差異を含めて補償
しようとするものであり、第3実施形態の出力画素値算
出回路(図11)に代えて、図12に示す出力画素値算
出回路が用いられる。図12においては、乗算器203
とセレクタ407との間に、ルックアップテーブル40
8,409と、これらルックアップテーブルのうち何れ
かの出力を選択するセレクタ410とが設けられてい
る。
【0086】ここに、ルックアップテーブル408は立
下がりの半周期におけるトーン再現特性をリニアに補償
するためのテーブル値が記憶される。同様に、ルックア
ップテーブル409には、立上がりの半周期におけるト
ーン再現特性をリニアに補償するためのテーブル値が記
憶される。
【0087】そして、セレクタ410は、スクリーン切
換信号SCS(成長パターン)が“0”である場合は、
ルックアップテーブル408の出力信号を選択する一
方、スクリーン切換信号SCS(成長パターン)が
“1”である場合は、ルックアップテーブル409の出
力信号を選択する。これにより、立上がりの半周期およ
び立下がりの半周期におけるトーン再現特性の差異も補
償することができる。
【0088】V.変形例 なお、本発明は上述した各実施形態に限定されるもので
はなく、例えば以下のように種々の変形が可能である。 上述した実施形態にあっては、第1および第2の三角
波信号として位相の「180°」異なる三角波信号を用
いたが、本発明における参照信号(または三角波信号)
はこれに限定されるものではない。例えば、両三角波信
号の「1/2」の周期の三角波信号信号を用いてもよ
く、図9(a),(b)に示すような2種類の鋸波信号を発
生させ、スクリーン切換信号SCSに基づいて、これら
鋸波信号のうち一方を参照信号として選択してもよい。
【0089】また、上述した実施形態は濃度パターン
法を用いた場合の例を説明したが、ディザ法を用いる場
合であっても同様に適用可能である。すなわち、上記実
施形態における「サブピクセル」をディザ法における
「一画素」と考え、画像濃度信号ODとしてディザ法に
よる画像濃度信号を用いればよい。これにより、上記実
施形態のものは、n個の入力画素Q1,Q2,・・・・,Qn
を、各々対応するn個の出力画素R1,R2,・・・・,Rn
に変換するものになる。
【0090】また、上述した実施形態においては、成
長パターンメモリ111は、「17×17ビット」のメ
モリ容量を有するものであった。しかし、図7(a),
(b)に示す以外のスクリーンパターンが用いられる場合
は、用いられるパターンに応じて成長パターンメモリ1
11のサイズも設定すべきことは勿論である。
【0091】また、成長パターンメモリ111は、
「右側からの成長パターン」および「左側からの成長パ
ターン」に対応して、“1”または“0”の値を記憶し
たが、さらに成長パターンの種類を増加させ、これに応
じて記憶する値の種類も増加させてもよい。例えば、
「中心から両側に成長するパターン」も具備させる場合
は成長パターンは合計3種類になるから、成長パターン
メモリ111のメモリ容量は「17×17×2ビット」
にする必要がある。
【0092】
【発明の効果】以上説明したように請求項1または8に
係る構成によれば、サブピクセル数(または出力画素
数)nが小さい場合であっても、再現階調数は高い値に
設定することが可能になる。さらに、請求項2〜7,9
〜12記載の構成によれば、画像処理装置は、中間濃度
のサブピクセルPk+1(または出力画素Rk+1)に対応す
る領域のうちサブピクセルP1,P2,・・・・,Pk(また
は出力画素R1,R2,・・・・,Rk)にのうち何れかに接
する部分を高濃度に設定し他の部分を低濃度に設定する
から、網点形状は崩れることがなく、高品質な出力画像
を安定して得ることができる。
【0093】さらに、請求項13に係る構成によれば、
階調補正手段によって中間濃度のサブピクセルPk+1
たは出力画素Rk+1の階調が補正されるから、一層高精
度かつ高品質な出力画像を安定して得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の画像処理装置のブロ
ック図である。
【図2】 第1実施形態の動作説明図である。
【図3】 出力画素値算出回路20のブロック図であ
る。
【図4】 波形制御多値化回路30のブロック図であ
る。
【図5】 第1実施形態の動作説明図である。
【図6】 従来の画像処理装置の動作説明図である。
【図7】 従来の画像処理装置の動作説明図である。
【図8】 従来の画像処理装置の動作説明図である。
【図9】 第1実施形態の変形例の波形図である。
【図10】 第2実施形態における出力画素値算出回路
のブロック図である。
【図11】 第3実施形態における出力画素値算出回路
のブロック図である。
【図12】 第4実施形態における出力画素値算出回路
のブロック図である。
【図13】 従来の画像処理装置の動作説明図である。
【図14】 第1〜第4実施形態の画像処理装置の動作
説明図である。
【図15】 第2〜第4実施形態の画像処理装置の動作
説明図である。
【図16】 第3, 第4実施形態の画像処理装置の動作
説明図である。
【符号の説明】
20 出力画素値算出回路(濃度設定手段) 30 波形制御多値化回路(濃度設定手段) 111 成長パターンメモリ(選択条件記憶手段) 201 比較器(比較手段) 301 DA変換回路(アナログ信号発生手段) 302 パターン発生部(参照信号発生手段、第1の三
角波信号発生手段) 303 パターン発生部(参照信号発生手段、第2の三
角波信号発生手段) 304,306 コンパレータ(比較回路) 305 セレクタ(選択手段) 400,408,409 ルックアップテーブル(階調補
正手段)

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力画素をn個のサブピクセルP1
    2,・・・・,Pnに変換する画像処理装置において、 前記サブピクセルP1,P2,・・・・,Pnに各々対応する
    濃度閾値D1,D2,・・・・,Dn(但し、D1<D2<・・・・
    <Dn)と、前記入力画素の濃度Dinとを比較する比較
    手段と、 前記濃度閾値D1,D2,・・・・,Dnのうち前記濃度Din
    未満の濃度閾値D1,D2,・・・・,Dk(但しk<n)に
    対応するサブピクセルP1,P2,・・・・,Pkの濃度を高
    濃度に設定し、サブピクセルPk+2,・・・・,Pnの濃度を
    低濃度に設定し、サブピクセルPk+1の濃度を中間濃度
    に設定する濃度設定手段とを具備することを特徴とする
    画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記濃度設定手段は、前記濃度Dinと前
    記濃度閾値DkおよびDk+1との関係に基づき、サブピク
    セルPk+1に対応する領域を、高濃度領域と低濃度領域
    とに設定することを特徴とする請求項1記載の画像処理
    装置。
  3. 【請求項3】 前記濃度設定手段は、 前記濃度Dinと前記濃度閾値DkおよびDk+1との関係に
    基づき、中間濃度信号を発生する中間濃度信号発生手段
    と、 所定の参照信号を出力する参照信号発生手段と、 前記中間濃度信号と前記参照信号とを比較する比較手段
    とを具備し、前記比較手段の比較結果に基づいて前記サ
    ブピクセルPk+1に対応する領域の一部を高濃度に設定
    し他の部分を低濃度に設定することを特徴とする請求項
    2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記参照信号発生手段は複数の参照信号
    を発生するものであって、 n個のサブピクセルP1,P2,・・・・,Pnの各々に対応
    する成長パターンを記憶する成長パターン記憶手段と、 この成長パターン記憶手段に記憶された内容に基づい
    て、前記参照信号のうち何れかを選択する選択手段とを
    具備することを特徴とする請求項3記載の画像処理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記濃度設定手段が発生する中間濃度信
    号はアナログ信号であって、 前記参照信号発生手段は、 第1の三角波信号を発生する第1の三角波信号発生手段
    と、 この第1の三角波信号に対して180°の位相差を有す
    る第2の三角波信号を発生する第2の三角波信号発生手
    段と、 前記サブピクセルP1,P2,・・・・,Pnの各々に対応し
    て、立上がり状態または立下がり状態のうち何れかの状
    態を指定する選択データを記憶する選択条件記憶手段
    と、 前記サブピクセルPk+1に対応する選択データに基づい
    て、前記第1の三角波信号または前記第2の三角波信号
    のうち一方を選択し、選択した信号を前記参照信号とし
    て出力する選択手段とを具備することを特徴とする請求
    項3記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記濃度設定手段は、前記高濃度領域お
    よび前記低濃度領域の比を、前記濃度Dinと前記濃度閾
    値Dkとの差分および前記濃度閾値Dk+1と前記濃度Din
    との差分の比と略等しくなるように設定することを特徴
    とする請求項2記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記濃度設定手段は、前記サブピクセル
    k+1に対応する領域のうち、サブピクセルP1,P2,・
    ・・・,Pkの何れかに接する部分を高濃度領域とすること
    を特徴とする請求項1乃至6の何れかに記載の画像処理
    装置。
  8. 【請求項8】 n個の入力画素Q1,Q2,・・・・,Q
    nを、各々対応するn個の出力画素R1,R2,・・・・,Rn
    に変換する画像処理装置において、 前記出力画素R1,R2,・・・・,Rnに各々対応する濃度
    閾値D1,D2,・・・・,Dn(但し、D1<D2<・・・・<
    n)と、対応する前記入力画素Q1,Q2,・・・・,Qn
    濃度とを各々比較する比較手段と、 前記濃度閾値D1,D2,・・・・,Dnのうち対応する入力
    画素Q1,Q2,・・・・,Qnの濃度未満である濃度閾値
    1,D2,・・・・,Dk(但しk<n)に対応する出力画
    素R1,R2,・・・・,Rkの濃度を高濃度に設定し、出力
    画素Rk+2,・・・・,Rnの濃度を低濃度に設定し、出力画
    素Rk+1の濃度を中間濃度に設定する濃度設定手段とを
    具備することを特徴とする画像処理装置。
  9. 【請求項9】 前記濃度設定手段は、前記入力画素Qk
    およびQk+1と前記濃度閾値DkおよびDk+1との関係に
    基づき、前記出力画素Rk+1に対応する領域を、高濃度
    領域と低濃度領域とに設定することを特徴とする請求項
    8記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 前記濃度設定手段は、 前記入力画素QkおよびQk+1と前記濃度閾値Dkおよび
    k+1との関係に基づき、中間濃度信号を出力する中間
    濃度信号発生手段と、 所定の参照信号を出力する参照信号発生手段と、 前記中間濃度信号と前記参照信号とを比較する比較手段
    と、 を具備し、この比較手段の比較結果に基づいて、出力画
    素Rk+1に対応する領域の一部を高濃度に設定し他の部
    分を低濃度に設定することを特徴とする請求項9記載の
    画像処理装置。
  11. 【請求項11】 前記濃度設定手段の発生する中間濃度
    信号はアナログ信号であって、前記参照信号発生手段
    は、 第1の三角波信号を発生する第1の三角波信号発生手段
    と、 この第1の三角波信号に対して180°の位相差を有す
    る第2の三角波信号を発生する第2の三角波信号発生手
    段と、 前記出力画素R1,R2,・・・・,Rnの各々に対応して、
    立上がり状態または立下がり状態のうち何れかの状態を
    指定する選択データを記憶する選択条件記憶手段と、 前記出力画素Rk+1に対応する選択データに基づいて、
    前記第1の三角波信号または前記第2の三角波信号のう
    ち一方を選択し、選択した信号を前記参照信号として出
    力する選択手段とを具備することを特徴とする請求項1
    0記載の画像処理装置。
  12. 【請求項12】 前記濃度設定手段は、 前記出力画素Rk+1に対応する領域のうち、前記出力画
    素R1,R2,・・・・,Rkの何れかに接する部分を高濃度
    領域とすることを特徴とする請求項8乃至11の何れか
    に記載の画像処理装置。
  13. 【請求項13】 前記濃度設定手段は、前記中間濃度の
    階調を補正する階調補正手段を具備することを特徴とす
    る請求項1または8記載の画像処理装置。
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