JPH09121581A - 同期電動機の制御方法 - Google Patents
同期電動機の制御方法Info
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- JPH09121581A JPH09121581A JP7275406A JP27540695A JPH09121581A JP H09121581 A JPH09121581 A JP H09121581A JP 7275406 A JP7275406 A JP 7275406A JP 27540695 A JP27540695 A JP 27540695A JP H09121581 A JPH09121581 A JP H09121581A
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- output signal
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 同期電動機の制御装置を安価なものとするこ
とができる同期電動機の制御方法を提供する。 【解決手段】 同期電動機1に付設した整流センサ2お
よび速度発電機3から出力信号を取り出し、同期電動機
1の回転数が所定回転数以下、もしくは速度発電機3の
出力レベルが所定値以下の低速回転時に整流センサ2の
出力信号に基づいて同期電動機1を通電制御し、同期電
動機1の回転数が所定回転数を超える、もしくは速度発
電機3の出力レベルが所定値を超える高速回転時に速度
発電機3の出力信号に基づいて同期電動機1を通電制御
する。
とができる同期電動機の制御方法を提供する。 【解決手段】 同期電動機1に付設した整流センサ2お
よび速度発電機3から出力信号を取り出し、同期電動機
1の回転数が所定回転数以下、もしくは速度発電機3の
出力レベルが所定値以下の低速回転時に整流センサ2の
出力信号に基づいて同期電動機1を通電制御し、同期電
動機1の回転数が所定回転数を超える、もしくは速度発
電機3の出力レベルが所定値を超える高速回転時に速度
発電機3の出力信号に基づいて同期電動機1を通電制御
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気自動車用メ
インモータ、産業用制御モータ等の同期電動機を駆動す
るための同期電動機の制御方法に関するものである。
インモータ、産業用制御モータ等の同期電動機を駆動す
るための同期電動機の制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7に従来の同期電動機の制御装置のブ
ロック図を示す。この同期電動機の制御装置は、図7に
示すように、電気自動車用メインモータ、産業用制御モ
ータ等として使用される同期電動機51に回転子の回転
位置を検出するためのエンコーダ52を付設している。
このエンコーダ52は、回転子と連動回転する例えば遮
光皮膜を設けたガラス製の円盤の周縁部に全周にわたっ
てA相信号およびA相信号に対して位相が90度ずれた
B相信号を作成するための多数個の透光部を等間隔に形
成するとともに、上記円盤の周縁部に回転子の基準位置
に対応したZ相信号(零相信号)を作成するための1個
の透光部を形成してあり、円盤の両透光部形成部位を両
側から挾むように発光ダイオード等の発光素子およびホ
トダイオード等の受光素子をそれぞれ対向状態で固定配
置した構造となっている。
ロック図を示す。この同期電動機の制御装置は、図7に
示すように、電気自動車用メインモータ、産業用制御モ
ータ等として使用される同期電動機51に回転子の回転
位置を検出するためのエンコーダ52を付設している。
このエンコーダ52は、回転子と連動回転する例えば遮
光皮膜を設けたガラス製の円盤の周縁部に全周にわたっ
てA相信号およびA相信号に対して位相が90度ずれた
B相信号を作成するための多数個の透光部を等間隔に形
成するとともに、上記円盤の周縁部に回転子の基準位置
に対応したZ相信号(零相信号)を作成するための1個
の透光部を形成してあり、円盤の両透光部形成部位を両
側から挾むように発光ダイオード等の発光素子およびホ
トダイオード等の受光素子をそれぞれ対向状態で固定配
置した構造となっている。
【0003】そして、エンコーダ52から出力されるA
相信号ENA,B相信号ENBおよびZ相信号ENZは
後述の波形メモリ54のアドレス発生手段となるアップ
ダウンカウンタ53に送られる。なお、同期電動機51
の回転子が一方向に回転しているときは、例えばA相信
号ENAがB相信号ENBに比べて90度進相となり、
回転子が反対方向に回転しているときは、例えばA相信
号ENAがB相信号ENBに比べて90度遅相となる。
相信号ENA,B相信号ENBおよびZ相信号ENZは
後述の波形メモリ54のアドレス発生手段となるアップ
ダウンカウンタ53に送られる。なお、同期電動機51
の回転子が一方向に回転しているときは、例えばA相信
号ENAがB相信号ENBに比べて90度進相となり、
回転子が反対方向に回転しているときは、例えばA相信
号ENAがB相信号ENBに比べて90度遅相となる。
【0004】アップダウンカウンタ53は、エンコーダ
52から送られるA相信号ENA,B相信号ENBおよ
びZ相信号ENZを入力とし、Z相信号ENZのパルス
入力に応答してカウント値をリセットするとともに、A
相信号ENAがB相信号ENBより90度進んでいると
きにA相信号ENAおよびB相信号ENBのパルスの立
ち上がりおよび立ち下がりでアップカウントし、A相信
号ENAがB相信号ENBより90度遅れているときに
A相信号ENAおよびB相信号ENBの立ち上がりおよ
び立ち下がりでパルスでダウンカウントし、出力として
のカウント値は、上記したように波形メモリ54に対し
てアドレスとして供給されるが、同期電動機51の回転
子の基準位置からの回転角度に対応して増加もしくは減
少する。
52から送られるA相信号ENA,B相信号ENBおよ
びZ相信号ENZを入力とし、Z相信号ENZのパルス
入力に応答してカウント値をリセットするとともに、A
相信号ENAがB相信号ENBより90度進んでいると
きにA相信号ENAおよびB相信号ENBのパルスの立
ち上がりおよび立ち下がりでアップカウントし、A相信
号ENAがB相信号ENBより90度遅れているときに
A相信号ENAおよびB相信号ENBの立ち上がりおよ
び立ち下がりでパルスでダウンカウントし、出力として
のカウント値は、上記したように波形メモリ54に対し
てアドレスとして供給されるが、同期電動機51の回転
子の基準位置からの回転角度に対応して増加もしくは減
少する。
【0005】波形メモリ54は、1サイクル分の3相の
正弦波のうちの2相分の波形データを書き込んだROM
からなり、アップダウンカウンタ53のカウント値をア
ドレス入力として同期電動機51の回転子の基準位置か
らの回転角度に対応した2相分(例えば、U相およびV
相)の波形データを読み出す。なお、この波形メモリ5
4には3相分の波形データを書き込んでおいてもよい。
正弦波のうちの2相分の波形データを書き込んだROM
からなり、アップダウンカウンタ53のカウント値をア
ドレス入力として同期電動機51の回転子の基準位置か
らの回転角度に対応した2相分(例えば、U相およびV
相)の波形データを読み出す。なお、この波形メモリ5
4には3相分の波形データを書き込んでおいてもよい。
【0006】デジタル・アナログ変換器55,56は、
波形メモリ54から逐次読み出される2相分(例えば、
U相およびV相)の波形データをアナログ電圧値に変換
することにより正弦波形のU相およびV相の通電目標電
流信号iU * ,iv * を作成する。信号合成器57は、
U相およびV相の通電目標電流信号iU * ,iv * を加
算合成して正弦波形のW相の通電目標電流信号iW * を
作成する。波形メモリ54に3相分の波形データを書き
込んである場合においては、波形メモリ54からW相の
波形データを読み出し、もう一つ追加したデジタル・ア
ナログ変換器に入力することでW相の通電目標電流信号
iW * を作成することができ、信号合成器57は不要と
なる。
波形メモリ54から逐次読み出される2相分(例えば、
U相およびV相)の波形データをアナログ電圧値に変換
することにより正弦波形のU相およびV相の通電目標電
流信号iU * ,iv * を作成する。信号合成器57は、
U相およびV相の通電目標電流信号iU * ,iv * を加
算合成して正弦波形のW相の通電目標電流信号iW * を
作成する。波形メモリ54に3相分の波形データを書き
込んである場合においては、波形メモリ54からW相の
波形データを読み出し、もう一つ追加したデジタル・ア
ナログ変換器に入力することでW相の通電目標電流信号
iW * を作成することができ、信号合成器57は不要と
なる。
【0007】ドライバ58は、デジタル・アナログ変換
器55,56および信号合成器57より供給されるU
相,V相およびW相の通電目標電流信号iU * ,
iv * ,iW * に基づいて同期電動機51にU相,V相
およびW相の各相の駆動電流iU ,i v ,iW を供給す
る。通常は駆動電流iU ,iv ,iW としては通電目標
電流信号iU * ,iv * ,iW * とそれぞれ同相の電流
成分のみが同期電動機51に供給されるが、通電目標電
流信号iU * ,iv * ,iW * に対して90度ずれた電
流成分も合わせて供給し、同相成分と90度位相差成分
との振幅比を調整することにより弱め界磁制御を行うこ
とができ、同期電動機51の回転数−トルク特性を通常
駆動時とは変更することができる。
器55,56および信号合成器57より供給されるU
相,V相およびW相の通電目標電流信号iU * ,
iv * ,iW * に基づいて同期電動機51にU相,V相
およびW相の各相の駆動電流iU ,i v ,iW を供給す
る。通常は駆動電流iU ,iv ,iW としては通電目標
電流信号iU * ,iv * ,iW * とそれぞれ同相の電流
成分のみが同期電動機51に供給されるが、通電目標電
流信号iU * ,iv * ,iW * に対して90度ずれた電
流成分も合わせて供給し、同相成分と90度位相差成分
との振幅比を調整することにより弱め界磁制御を行うこ
とができ、同期電動機51の回転数−トルク特性を通常
駆動時とは変更することができる。
【0008】なお、同期電動機51の回転検出のために
エンコーダに代えて、レゾルバが使用される場合もあ
る。
エンコーダに代えて、レゾルバが使用される場合もあ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、同期電
動機51を例えば弱め界磁制御を行う場合等のように、
正弦波で駆動制御しようとすると、波形メモリ54から
波形データ読み出すために、同期電動機51の回転子の
回転位置に対応した細かい位相情報が必要であり、その
ために、エンコーダ52あるいはレゾルバが必要となっ
ている。しかしながら、エンコーダ52やレゾルバは高
価であり、同期電動機の制御装置が高価になり、したが
って同期電動機51を組み込んだ電気自動車や産業用機
器等のコストを高いものとしていた。
動機51を例えば弱め界磁制御を行う場合等のように、
正弦波で駆動制御しようとすると、波形メモリ54から
波形データ読み出すために、同期電動機51の回転子の
回転位置に対応した細かい位相情報が必要であり、その
ために、エンコーダ52あるいはレゾルバが必要となっ
ている。しかしながら、エンコーダ52やレゾルバは高
価であり、同期電動機の制御装置が高価になり、したが
って同期電動機51を組み込んだ電気自動車や産業用機
器等のコストを高いものとしていた。
【0010】したがって、この発明の目的は、同期電動
機の制御装置を安価なものとすることができる同期電動
機の制御方法を提供することである。
機の制御装置を安価なものとすることができる同期電動
機の制御方法を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の同期電動
機の制御方法は、同期電動機に付設した整流センサおよ
び速度発電機から出力信号を取り出し、同期電動機の回
転数が所定回転数以下の低速回転時に整流センサの出力
信号に基づいて同期電動機を通電制御し、同期電動機の
回転数が所定回転数を超える高速回転時に速度発電機の
出力信号に基づいて同期電動機を通電制御する。同期電
動機の回転数が所定回転数以下の低速回転時には、速度
発電機の出力信号のレベルが十分でないので、回転速度
にかかわらず必要なレベルが得られる整流センサの出力
信号に基づいて同期電動機を通電制御する。一方、同期
電動機の回転数が所定回転数を超える高速回転時には、
速度発電機の出力信号のレベルが十分に増加するので、
速度発電機の出力信号に基づいて同期電動機を通電制御
する。この際、速度発電機の出力信号からは細かな回転
位相情報が得られるので、同期電動機の駆動電流の高速
応答・高精度の位相制御が可能となる。
機の制御方法は、同期電動機に付設した整流センサおよ
び速度発電機から出力信号を取り出し、同期電動機の回
転数が所定回転数以下の低速回転時に整流センサの出力
信号に基づいて同期電動機を通電制御し、同期電動機の
回転数が所定回転数を超える高速回転時に速度発電機の
出力信号に基づいて同期電動機を通電制御する。同期電
動機の回転数が所定回転数以下の低速回転時には、速度
発電機の出力信号のレベルが十分でないので、回転速度
にかかわらず必要なレベルが得られる整流センサの出力
信号に基づいて同期電動機を通電制御する。一方、同期
電動機の回転数が所定回転数を超える高速回転時には、
速度発電機の出力信号のレベルが十分に増加するので、
速度発電機の出力信号に基づいて同期電動機を通電制御
する。この際、速度発電機の出力信号からは細かな回転
位相情報が得られるので、同期電動機の駆動電流の高速
応答・高精度の位相制御が可能となる。
【0012】請求項2記載の同期電動機の制御方法は、
同期電動機に付設した整流センサおよび速度発電機から
出力信号を取り出し、速度発電機の出力信号が所定レベ
ル以下の低レベルとなるときに整流センサの出力信号に
基づいて同期電動機を通電制御し、速度発電機の出力信
号が所定レベルを超える高レベルとなるときに速度発電
機の出力信号に基づいて同期電動機を通電制御する。同
期電動機の回転数が所定回転数以下の低速回転時には、
速度発電機の出力信号のレベルが十分でないので、回転
速度にかかわらず必要なレベルが得られる整流センサの
出力信号に基づいて同期電動機を通電制御する。一方、
同期電動機の回転数が所定回転数を超える高速回転時に
は、速度発電機の出力信号のレベルが十分に増加するの
で、速度発電機の出力信号に基づいて同期電動機を通電
制御する。この際、速度発電機の出力信号からは細かな
回転位相情報が得られるので、同期電動機の駆動電流の
高速応答・高精度の位相制御が可能となる。
同期電動機に付設した整流センサおよび速度発電機から
出力信号を取り出し、速度発電機の出力信号が所定レベ
ル以下の低レベルとなるときに整流センサの出力信号に
基づいて同期電動機を通電制御し、速度発電機の出力信
号が所定レベルを超える高レベルとなるときに速度発電
機の出力信号に基づいて同期電動機を通電制御する。同
期電動機の回転数が所定回転数以下の低速回転時には、
速度発電機の出力信号のレベルが十分でないので、回転
速度にかかわらず必要なレベルが得られる整流センサの
出力信号に基づいて同期電動機を通電制御する。一方、
同期電動機の回転数が所定回転数を超える高速回転時に
は、速度発電機の出力信号のレベルが十分に増加するの
で、速度発電機の出力信号に基づいて同期電動機を通電
制御する。この際、速度発電機の出力信号からは細かな
回転位相情報が得られるので、同期電動機の駆動電流の
高速応答・高精度の位相制御が可能となる。
【0013】請求項3記載の同期電動機の制御方法は、
請求項1または請求項2記載の同期電動機の制御方法に
おいて、速度発電機の出力信号による同期電動機の通電
制御における零相信号を、整流センサの出力信号を基準
として作成する。速度発電機の出力信号は同期電動機の
回転に応答した周波数の信号を発生するだけであり、速
度発電機の出力信号による同期電動機の通電制御には、
回転子の基準位置に対応した零相信号が必要となるが、
この零相信号を整流センサの出力信号から得ることがで
き、専用の零相信号の検出手段は不要である。
請求項1または請求項2記載の同期電動機の制御方法に
おいて、速度発電機の出力信号による同期電動機の通電
制御における零相信号を、整流センサの出力信号を基準
として作成する。速度発電機の出力信号は同期電動機の
回転に応答した周波数の信号を発生するだけであり、速
度発電機の出力信号による同期電動機の通電制御には、
回転子の基準位置に対応した零相信号が必要となるが、
この零相信号を整流センサの出力信号から得ることがで
き、専用の零相信号の検出手段は不要である。
【0014】請求項4記載の同期電動機の制御方法は、
請求項3記載の同期電動機の制御方法において、零相信
号は基準相の30度の位相に相当するタイミングで発生
させる。基準相の30度の位相に相当するタイミングで
零相信号を発生させるものとすると、整流センサの出力
信号の基準相の波形に対して遅延処理を施すことなく立
ち上がりもしく立ち下がりを検出する処理をするだけで
零相信号を作成することができる。
請求項3記載の同期電動機の制御方法において、零相信
号は基準相の30度の位相に相当するタイミングで発生
させる。基準相の30度の位相に相当するタイミングで
零相信号を発生させるものとすると、整流センサの出力
信号の基準相の波形に対して遅延処理を施すことなく立
ち上がりもしく立ち下がりを検出する処理をするだけで
零相信号を作成することができる。
【0015】請求項5記載の同期電動機の制御方法は、
請求項1または請求項2記載の同期電動機の制御方法に
おいて、整流センサの出力信号に基づいて作成する制御
信号が矩形波信号であり、速度発電機の出力信号に基づ
いて作成する制御信号が正弦波信号である。したがっ
て、同期発電機は、低速回転時は矩形波駆動され、高速
回転時は正弦波駆動されることになる。
請求項1または請求項2記載の同期電動機の制御方法に
おいて、整流センサの出力信号に基づいて作成する制御
信号が矩形波信号であり、速度発電機の出力信号に基づ
いて作成する制御信号が正弦波信号である。したがっ
て、同期発電機は、低速回転時は矩形波駆動され、高速
回転時は正弦波駆動されることになる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の同期電動機の制
御方法における実施の形態を図1に基づいて説明する。
図1にこの発明の実施の形態における同期電動機の制御
方法を実施する同期電動機の制御装置のブロック図を示
す。この同期電動機の制御装置は、図1に示すように、
電気自動車用メインモータ、産業用制御モータ等として
使用される同期電動機1の回転子の回転位置を検出する
ための整流センサ(Commutation Sensor)2と速度発電
機(FG;Frequency Generator )3とを付設してい
る。整流センサ2としては、例えば同期電動機1のメイ
ンマグネットの回転に伴う磁束の変化をホール素子で検
出する構造、あるいは後述する電磁的な手段で同期電動
機1の回転子の回転位置を検出する構造のものが採用さ
れる。また、速度発電機3としては、多極の発電機、例
えばステップモータを発電機として利用する構造、また
は通常のパターンコイル形式のFGが採用される。
御方法における実施の形態を図1に基づいて説明する。
図1にこの発明の実施の形態における同期電動機の制御
方法を実施する同期電動機の制御装置のブロック図を示
す。この同期電動機の制御装置は、図1に示すように、
電気自動車用メインモータ、産業用制御モータ等として
使用される同期電動機1の回転子の回転位置を検出する
ための整流センサ(Commutation Sensor)2と速度発電
機(FG;Frequency Generator )3とを付設してい
る。整流センサ2としては、例えば同期電動機1のメイ
ンマグネットの回転に伴う磁束の変化をホール素子で検
出する構造、あるいは後述する電磁的な手段で同期電動
機1の回転子の回転位置を検出する構造のものが採用さ
れる。また、速度発電機3としては、多極の発電機、例
えばステップモータを発電機として利用する構造、また
は通常のパターンコイル形式のFGが採用される。
【0017】整流センサ2は、回転子の回転位置に応じ
た3相の出力信号CS1,CS2,CS3を出力する。
この整流センサ2の3相の出力信号CS1,CS2,C
S3は、図3(a),(b),(c)に示すような矩形
波信号に波形整形されて利用される。3相の出力信号C
S1,CS2,CS3は矩形波信号として出力されるも
のもあり、この場合は波形整形は省ける。同図におい
て、基準相(U相)に対応した出力信号CS1は、0度
から180度までは“1”レベルとなり、180度から
360度までは“0”レベルとなる。また、出力信号C
S2は、0度から120度までは“0”レベルとなり、
120度から300度までは“1”レベルとなり、30
0度から360度までは“0”レベルとなる。また、出
力信号CS3は、0度から60度までは“1”レベル
で、60度から240度までは“0”レベルで、240
度から360度までは“1”レベルとなる。つまり、3
相の出力信号CS1,CS2,CS3は互いに120度
の位相差をもっている。
た3相の出力信号CS1,CS2,CS3を出力する。
この整流センサ2の3相の出力信号CS1,CS2,C
S3は、図3(a),(b),(c)に示すような矩形
波信号に波形整形されて利用される。3相の出力信号C
S1,CS2,CS3は矩形波信号として出力されるも
のもあり、この場合は波形整形は省ける。同図におい
て、基準相(U相)に対応した出力信号CS1は、0度
から180度までは“1”レベルとなり、180度から
360度までは“0”レベルとなる。また、出力信号C
S2は、0度から120度までは“0”レベルとなり、
120度から300度までは“1”レベルとなり、30
0度から360度までは“0”レベルとなる。また、出
力信号CS3は、0度から60度までは“1”レベル
で、60度から240度までは“0”レベルで、240
度から360度までは“1”レベルとなる。つまり、3
相の出力信号CS1,CS2,CS3は互いに120度
の位相差をもっている。
【0018】一方、速度発電機3は、同期電動機1と連
動回転することにより発電を行うもので、多極構造(極
数は50〜300程度)となっており、そのA相,B相
の2相の出力信号FGA,FGBは、回転子の回転速度
に比例した周波数で、かつ回転速度が増加するにつれて
振幅が増大する正弦波状の信号であり、図2(d),
(e)に示すように、矩形波信号に波形整形されて利用
され、回転子が一方向に回転しているときはA相信号F
GAがB相信号FGBに比べて90度進相となり、回転
子が反対方向に回転しているときはA相信号FGAがB
相信号FGBに比べて90度遅相となり、A相信号FG
AとB相信号FGBの位相関係で同期電動機1の回転方
向を判別できるようになっている。なお、2相の出力信
号FGA,FGBとしては、矩形波信号が出力されるも
のもあり、この場合は波形整形は省ける。
動回転することにより発電を行うもので、多極構造(極
数は50〜300程度)となっており、そのA相,B相
の2相の出力信号FGA,FGBは、回転子の回転速度
に比例した周波数で、かつ回転速度が増加するにつれて
振幅が増大する正弦波状の信号であり、図2(d),
(e)に示すように、矩形波信号に波形整形されて利用
され、回転子が一方向に回転しているときはA相信号F
GAがB相信号FGBに比べて90度進相となり、回転
子が反対方向に回転しているときはA相信号FGAがB
相信号FGBに比べて90度遅相となり、A相信号FG
AとB相信号FGBの位相関係で同期電動機1の回転方
向を判別できるようになっている。なお、2相の出力信
号FGA,FGBとしては、矩形波信号が出力されるも
のもあり、この場合は波形整形は省ける。
【0019】電圧判定回路4は、速度発電機3から出力
される例えばA相の出力信号FGAの整形前のレベルを
所定のしきい値と比較する。このしきい値は、S/N比
が十分に得られて速度発電機3の出力信号FGA,FG
Bを同期電動機1の制御に供することが可能となるレベ
ルに設定される。そして、速度発電機3の出力信号FG
Aの出力レベルがしきい値以下のとき、つまり速度発電
機3の回転数が所定回転数以下のときに、ゲート5を導
通させ、ゲート6,7を遮断する。また、速度発電機3
の出力信号FGAの出力レベルがしきい値を超えたと
き、つまり速度発電機3の回転数が所定回転数を超えた
ときに、ゲート5を遮断し、ゲート6,7を導通させ
る。つまり、速度発電機3の出力信号FGAの出力レベ
ルがしきい値以下のとき、つまり速度発電機3の回転数
が所定回転数以下のときには、整流センサ2から出力さ
れる3相の出力信号CS1,CS2,CS3に基づいて
同期電動機1を制御し、速度発電機3の出力信号FGA
の出力レベルがしきい値を超えたとき、つまり速度発電
機3の回転数が所定回転数を超えたときには、速度発電
機3から出力される2相の出力信号FGA,FGBに基
づいて同期電動機1を制御することになる。以下、この
点について詳しく説明する。
される例えばA相の出力信号FGAの整形前のレベルを
所定のしきい値と比較する。このしきい値は、S/N比
が十分に得られて速度発電機3の出力信号FGA,FG
Bを同期電動機1の制御に供することが可能となるレベ
ルに設定される。そして、速度発電機3の出力信号FG
Aの出力レベルがしきい値以下のとき、つまり速度発電
機3の回転数が所定回転数以下のときに、ゲート5を導
通させ、ゲート6,7を遮断する。また、速度発電機3
の出力信号FGAの出力レベルがしきい値を超えたと
き、つまり速度発電機3の回転数が所定回転数を超えた
ときに、ゲート5を遮断し、ゲート6,7を導通させ
る。つまり、速度発電機3の出力信号FGAの出力レベ
ルがしきい値以下のとき、つまり速度発電機3の回転数
が所定回転数以下のときには、整流センサ2から出力さ
れる3相の出力信号CS1,CS2,CS3に基づいて
同期電動機1を制御し、速度発電機3の出力信号FGA
の出力レベルがしきい値を超えたとき、つまり速度発電
機3の回転数が所定回転数を超えたときには、速度発電
機3から出力される2相の出力信号FGA,FGBに基
づいて同期電動機1を制御することになる。以下、この
点について詳しく説明する。
【0020】波形メモリ8は、例えばROMから構成さ
れており、同期電動機1を駆動制御するための1サイク
ル分の3相の矩形波のうちの2相(例えば、U相および
V相)の波形データと同じく1サイクル分の3相の正弦
波のうちの2相(例えば、U相およびV相)の波形デー
タとが異なるアドレスに格納されている。当然、3相分
の波形データを格納してあってもよい。
れており、同期電動機1を駆動制御するための1サイク
ル分の3相の矩形波のうちの2相(例えば、U相および
V相)の波形データと同じく1サイクル分の3相の正弦
波のうちの2相(例えば、U相およびV相)の波形デー
タとが異なるアドレスに格納されている。当然、3相分
の波形データを格納してあってもよい。
【0021】矩形波アドレス発生回路9は、整流センサ
2から出力される3相の出力信号CS1,CS2,CS
3を入力として、波形メモリ8に対して矩形波の波形デ
ータを読み出すためのアドレスを出力する。このアドレ
スは、整流センサ2の3相の出力信号CS1,CS2,
CS3の1サイクル期間における各相のレベルの
“1”,“0”の組み合わせに対応して異なる値をと
り、図3において、60度ずつのからまでの区間毎
に異なるアドレスを発生することになる。
2から出力される3相の出力信号CS1,CS2,CS
3を入力として、波形メモリ8に対して矩形波の波形デ
ータを読み出すためのアドレスを出力する。このアドレ
スは、整流センサ2の3相の出力信号CS1,CS2,
CS3の1サイクル期間における各相のレベルの
“1”,“0”の組み合わせに対応して異なる値をと
り、図3において、60度ずつのからまでの区間毎
に異なるアドレスを発生することになる。
【0022】矩形波アドレス発生回路9から出力される
アドレスは、速度発電機3の出力信号FGAの出力レベ
ルがしきい値以下のとき、つまり速度発電機3の回転数
が所定回転数以下のときには、ゲート5が導通するの
で、オアゲート10を通して波形メモリ8に入力される
ことになる。この結果、波形メモリ8から同期電動機1
の回転に応じた位相で矩形波の波形データが出力される
ことになる。
アドレスは、速度発電機3の出力信号FGAの出力レベ
ルがしきい値以下のとき、つまり速度発電機3の回転数
が所定回転数以下のときには、ゲート5が導通するの
で、オアゲート10を通して波形メモリ8に入力される
ことになる。この結果、波形メモリ8から同期電動機1
の回転に応じた位相で矩形波の波形データが出力される
ことになる。
【0023】デジタル・アナログ変換器11,12は、
波形メモリ8から逐次読み出される2相分(例えば、U
相およびV相)の波形データをアナログ電圧値に変換す
ることにより矩形波形のU相およびV相の通電目標電流
信号iU * ,iv * を作成する。信号合成器13は、U
相およびV相の通電目標電流信号iU * ,iv * を加算
合成して矩形波形のW相の通電目標電流信号iW * を作
成する。波形メモリ8に3相分の波形データを書き込ん
である場合においては、波形メモリ8からW相の波形デ
ータを読み出し、もう一つ追加したデジタル・アナログ
変換器に入力することでW相の通電目標電流信号iW *
を作成することができ、信号合成器13は不要となる。
図3(d),(e),(f)には図3(a),(b),
(c)の3相の矩形波信号CS1,CS2,CS3に基
づいて作成されるU相,V相およびW相の通電目標電流
信号iU * ,iv * ,iW * を示している。
波形メモリ8から逐次読み出される2相分(例えば、U
相およびV相)の波形データをアナログ電圧値に変換す
ることにより矩形波形のU相およびV相の通電目標電流
信号iU * ,iv * を作成する。信号合成器13は、U
相およびV相の通電目標電流信号iU * ,iv * を加算
合成して矩形波形のW相の通電目標電流信号iW * を作
成する。波形メモリ8に3相分の波形データを書き込ん
である場合においては、波形メモリ8からW相の波形デ
ータを読み出し、もう一つ追加したデジタル・アナログ
変換器に入力することでW相の通電目標電流信号iW *
を作成することができ、信号合成器13は不要となる。
図3(d),(e),(f)には図3(a),(b),
(c)の3相の矩形波信号CS1,CS2,CS3に基
づいて作成されるU相,V相およびW相の通電目標電流
信号iU * ,iv * ,iW * を示している。
【0024】ドライバ14は、デジタル・アナログ変換
器11,12および信号合成器13より供給されるU
相,V相およびW相の通電目標電流信号iU * ,
iv * ,iW * に基づいて同期電動機1にU相,V相お
よびW相の各相の駆動電流iU ,iv,iW を供給す
る。このとき、同期電動機1は、図3(d),(e),
(f)の波形でわかるように、180度のうちの両側の
30度期間は通電を停止し中央の120度期間は一定電
流を通電する120度通電の矩形波駆動が行われる。
器11,12および信号合成器13より供給されるU
相,V相およびW相の通電目標電流信号iU * ,
iv * ,iW * に基づいて同期電動機1にU相,V相お
よびW相の各相の駆動電流iU ,iv,iW を供給す
る。このとき、同期電動機1は、図3(d),(e),
(f)の波形でわかるように、180度のうちの両側の
30度期間は通電を停止し中央の120度期間は一定電
流を通電する120度通電の矩形波駆動が行われる。
【0025】一方、速度発電機3の出力信号FGAの出
力レベルがしきい値を超えたとき、つまり速度発電機3
の回転数が所定回転数を超えたときには、ゲート6,7
が導通するので、図2(d),(e)に示すような速度
発電機3から出力される2相の出力信号FGA,FGB
がアップダウンカウンタ15に入力される。零相パルス
発生回路16には、整流センサ2からは基準相であるA
相の出力信号CS1が常時入力されていて、図3(g)
に示すように、A相の出力信号CS1の立ち上がりのタ
イミングで1個のパルスを生じるZ相信号CSZを出力
することになり、このZ相信号CSZもアップダウンカ
ウンタ15に入力される。
力レベルがしきい値を超えたとき、つまり速度発電機3
の回転数が所定回転数を超えたときには、ゲート6,7
が導通するので、図2(d),(e)に示すような速度
発電機3から出力される2相の出力信号FGA,FGB
がアップダウンカウンタ15に入力される。零相パルス
発生回路16には、整流センサ2からは基準相であるA
相の出力信号CS1が常時入力されていて、図3(g)
に示すように、A相の出力信号CS1の立ち上がりのタ
イミングで1個のパルスを生じるZ相信号CSZを出力
することになり、このZ相信号CSZもアップダウンカ
ウンタ15に入力される。
【0026】この結果、アップダウンカウンタ15は、
Z相信号CSZのパルス入力に応答してカウント値をリ
セットするとともに、A相信号FGAがB相信号FGB
より90度進んでいるときにA相信号FGAおよびB相
信号FGBのパルスの立ち上がりおよび立ち下がりでア
ップカウントし、A相信号FGAがB相信号FGBより
90度遅れているときにA相信号FGAおよびB相信号
FGBのパルスの立ち上がりおよび立ち下がりでダウン
カウントし、出力としてのカウント値は、オアゲート1
0を通し波形メモリ8に対してアドレスとして供給され
るが、同期電動機1の回転子の基準位置からの回転角度
に対応して増加もしくは減少することになる。この結
果、波形メモリ8からアップダウンカウンタ15のカウ
ント値をアドレス入力として同期電動機1の回転子の基
準位置からの回転角度に対応した2相分(例えば、U相
およびV相)の波形データが読み出される。
Z相信号CSZのパルス入力に応答してカウント値をリ
セットするとともに、A相信号FGAがB相信号FGB
より90度進んでいるときにA相信号FGAおよびB相
信号FGBのパルスの立ち上がりおよび立ち下がりでア
ップカウントし、A相信号FGAがB相信号FGBより
90度遅れているときにA相信号FGAおよびB相信号
FGBのパルスの立ち上がりおよび立ち下がりでダウン
カウントし、出力としてのカウント値は、オアゲート1
0を通し波形メモリ8に対してアドレスとして供給され
るが、同期電動機1の回転子の基準位置からの回転角度
に対応して増加もしくは減少することになる。この結
果、波形メモリ8からアップダウンカウンタ15のカウ
ント値をアドレス入力として同期電動機1の回転子の基
準位置からの回転角度に対応した2相分(例えば、U相
およびV相)の波形データが読み出される。
【0027】デジタル・アナログ変換器11,12は、
波形メモリ8から逐次読み出される2相分(例えば、U
相およびV相)の波形データをアナログ電圧値に変換す
ることにより正弦波形のU相およびV相の通電目標電流
信号iU * ,iv * を作成する。信号合成器13は、U
相およびV相の通電目標電流信号iU * ,iv * を加算
合成して正弦波形のW相の通電目標電流信号iW * を作
成する。波形メモリ8に3相分の波形データを書き込ん
である場合においては、波形メモリ8からW相の波形デ
ータを読み出し、もう一つ追加したデジタル・アナログ
変換器に入力することでW相の通電目標電流信号iW *
を作成することができ、信号合成器13は不要となる。
図2(f),(g),(h)に、デジタル・アナログ変
換器11,12および信号合成器13から出力される正
弦波状のU相,V相およびW相の通電目標電流信号iU
* ,iv * ,iv * の波形を示す。なお、図2(a),
(b),(c)には、矩形波状のU相,V相およびW相
の通電目標電流信号iU *,iv * ,iv * の波形を合
わせて示し、同期電動機1の低速回転時と高速回転時と
における通電目標電流信号iU * ,iv * ,iv * の位
相関係が明確になるようにしている。
波形メモリ8から逐次読み出される2相分(例えば、U
相およびV相)の波形データをアナログ電圧値に変換す
ることにより正弦波形のU相およびV相の通電目標電流
信号iU * ,iv * を作成する。信号合成器13は、U
相およびV相の通電目標電流信号iU * ,iv * を加算
合成して正弦波形のW相の通電目標電流信号iW * を作
成する。波形メモリ8に3相分の波形データを書き込ん
である場合においては、波形メモリ8からW相の波形デ
ータを読み出し、もう一つ追加したデジタル・アナログ
変換器に入力することでW相の通電目標電流信号iW *
を作成することができ、信号合成器13は不要となる。
図2(f),(g),(h)に、デジタル・アナログ変
換器11,12および信号合成器13から出力される正
弦波状のU相,V相およびW相の通電目標電流信号iU
* ,iv * ,iv * の波形を示す。なお、図2(a),
(b),(c)には、矩形波状のU相,V相およびW相
の通電目標電流信号iU *,iv * ,iv * の波形を合
わせて示し、同期電動機1の低速回転時と高速回転時と
における通電目標電流信号iU * ,iv * ,iv * の位
相関係が明確になるようにしている。
【0028】ドライバ14は、デジタル・アナログ変換
器11,12および信号合成器13より供給されるU
相,V相およびW相の通電目標電流信号iU * ,
iv * ,iW * に基づいて同期電動機1にU相,V相お
よびW相の各相の駆動電流iU ,iv,iW を供給す
る。通常は駆動電流iU ,iv ,iW としては通電目標
電流信号iU * ,iv * ,iW * とそれぞれ同相の電流
成分のみが同期電動機1に供給される。なお、通電目標
電流信号iU * ,iv * ,iW * に対して90度ずれた
電流成分も合わせて供給し、同相成分と90度位相差成
分との振幅比を調整することにより正弦波の位相制御に
よる弱め界磁制御を行うことができ、同期電動機1の回
転数−トルク特性を通常時とは変更することができる。
器11,12および信号合成器13より供給されるU
相,V相およびW相の通電目標電流信号iU * ,
iv * ,iW * に基づいて同期電動機1にU相,V相お
よびW相の各相の駆動電流iU ,iv,iW を供給す
る。通常は駆動電流iU ,iv ,iW としては通電目標
電流信号iU * ,iv * ,iW * とそれぞれ同相の電流
成分のみが同期電動機1に供給される。なお、通電目標
電流信号iU * ,iv * ,iW * に対して90度ずれた
電流成分も合わせて供給し、同相成分と90度位相差成
分との振幅比を調整することにより正弦波の位相制御に
よる弱め界磁制御を行うことができ、同期電動機1の回
転数−トルク特性を通常時とは変更することができる。
【0029】図4は図1の同期電動機の制御装置に使用
する速度発電機の構造の一例を示す概略図である。この
速度発電機は、同期電動機の回転軸と連動回転する外周
縁に多数の櫛歯状の凹凸を有する磁石回転子31と、こ
の磁石回転子31を包囲する状態に固定配置したリング
状のヨーク32と、このヨーク32に内向きに突設され
て磁石回転子31に対向しかつ先端部に磁石回転子31
と同じピッチの櫛歯状の凹凸を有する4個の磁極33〜
36と、4個の磁極に巻装した4個の巻線37〜40と
からなる。
する速度発電機の構造の一例を示す概略図である。この
速度発電機は、同期電動機の回転軸と連動回転する外周
縁に多数の櫛歯状の凹凸を有する磁石回転子31と、こ
の磁石回転子31を包囲する状態に固定配置したリング
状のヨーク32と、このヨーク32に内向きに突設され
て磁石回転子31に対向しかつ先端部に磁石回転子31
と同じピッチの櫛歯状の凹凸を有する4個の磁極33〜
36と、4個の磁極に巻装した4個の巻線37〜40と
からなる。
【0030】4個の磁極33〜36のうち、2個の磁極
33,35は磁石回転子31の凹凸に対して同じ位相関
係に配置され、残りの2個の磁極34,36も磁石回転
子31の凹凸に対して同じ位相関係に配置され、磁極3
3と磁極34および磁極35と磁極36とは磁石回転子
31の凹凸に対して90度ずれた位相関係に配置されい
る。
33,35は磁石回転子31の凹凸に対して同じ位相関
係に配置され、残りの2個の磁極34,36も磁石回転
子31の凹凸に対して同じ位相関係に配置され、磁極3
3と磁極34および磁極35と磁極36とは磁石回転子
31の凹凸に対して90度ずれた位相関係に配置されい
る。
【0031】磁極33,35に巻装された巻線37,3
9はA相信号を取り出すもので、直列接続され、それら
の両端には同期電動機の回転子の回転速度に比例した周
波数で、かつ回転速度の増加とともに振幅が増大する交
流電圧が現れることになる。また、磁極34,36に巻
装された巻線38,40はB相信号を取り出すもので、
直列接続されており、それらの両端には同期電動機の回
転子の回転速度に比例した周波数で、かつ回転速度の増
加とともに振幅が増大する交流電圧が現れることにな
り、この電圧は巻線37,39に現れる電圧とは位相が
90度ずれている。
9はA相信号を取り出すもので、直列接続され、それら
の両端には同期電動機の回転子の回転速度に比例した周
波数で、かつ回転速度の増加とともに振幅が増大する交
流電圧が現れることになる。また、磁極34,36に巻
装された巻線38,40はB相信号を取り出すもので、
直列接続されており、それらの両端には同期電動機の回
転子の回転速度に比例した周波数で、かつ回転速度の増
加とともに振幅が増大する交流電圧が現れることにな
り、この電圧は巻線37,39に現れる電圧とは位相が
90度ずれている。
【0032】上記した周波数発電機は、ある程度回転数
が上がった高速回転時の使用を前提にしているため、パ
ルスの多い、つまり分解能の高い構造のものでも、十分
高い信号レベルを得ることができ、S/N比は良好であ
り、同期電動機の制御の際に、パルスの検出抜け等が生
じることはなく、精度よく同期電動機の制御を行うこと
ができるものである。しかも、コスト的には、エンコー
ダに比べて十分に低く、また電磁式であって半導体素子
を使用しないため、耐熱性も良好である。
が上がった高速回転時の使用を前提にしているため、パ
ルスの多い、つまり分解能の高い構造のものでも、十分
高い信号レベルを得ることができ、S/N比は良好であ
り、同期電動機の制御の際に、パルスの検出抜け等が生
じることはなく、精度よく同期電動機の制御を行うこと
ができるものである。しかも、コスト的には、エンコー
ダに比べて十分に低く、また電磁式であって半導体素子
を使用しないため、耐熱性も良好である。
【0033】図5は図1の同期電動機の制御装置に使用
する整流センサの構造の一例を示す概略図である。この
整流センサは、同期電動機の回転軸と連動回転する磁性
体の回転子20と、この回転子20を包囲する状態に固
定配置したリング状のヨーク21と、ヨーク21に内向
きに突設されて回転子20に対向した3個の励磁用磁極
22A,22B,22Cと、ヨーク21に内向きに突設
されて回転子20に対向した3個の検出用磁極23A,
23B,23Cと、励磁用磁極22A,22B,22C
に巻装した励磁用巻線24A,24B,24Cと、検出
用磁極22A,22B,22Cに巻装した検出用巻線2
5A,25B,25Cとからなる。
する整流センサの構造の一例を示す概略図である。この
整流センサは、同期電動機の回転軸と連動回転する磁性
体の回転子20と、この回転子20を包囲する状態に固
定配置したリング状のヨーク21と、ヨーク21に内向
きに突設されて回転子20に対向した3個の励磁用磁極
22A,22B,22Cと、ヨーク21に内向きに突設
されて回転子20に対向した3個の検出用磁極23A,
23B,23Cと、励磁用磁極22A,22B,22C
に巻装した励磁用巻線24A,24B,24Cと、検出
用磁極22A,22B,22Cに巻装した検出用巻線2
5A,25B,25Cとからなる。
【0034】3個の励磁用磁極22A,22B,22C
は、同期電動機の電機子に対して所定の位相関係に配置
され、互いに120度の位相差をもって配置されてい
る。同様に、3個の検出用磁極23A,23B,23C
は、同期電動機の電機子に対して所定の位相関係に配置
され、互いに120度の位相差をもって配置されてい
る。3個の励磁用磁極22A,22B,22Cと3個の
検出用磁極23A,23B,23Cは、60度の位相差
を互いに60度の位相差をもって配置されている。つま
り、6個の磁極を60度ずつずらして配置し、そのうち
の1つおきの3個を励磁磁極22A,22B,22Cと
し、残りの3個を検出用磁極23A,23B,23Cと
している。
は、同期電動機の電機子に対して所定の位相関係に配置
され、互いに120度の位相差をもって配置されてい
る。同様に、3個の検出用磁極23A,23B,23C
は、同期電動機の電機子に対して所定の位相関係に配置
され、互いに120度の位相差をもって配置されてい
る。3個の励磁用磁極22A,22B,22Cと3個の
検出用磁極23A,23B,23Cは、60度の位相差
を互いに60度の位相差をもって配置されている。つま
り、6個の磁極を60度ずつずらして配置し、そのうち
の1つおきの3個を励磁磁極22A,22B,22Cと
し、残りの3個を検出用磁極23A,23B,23Cと
している。
【0035】そして、励磁用巻線24A,24B,24
Cを並列に接続し、これらの励磁用巻線24A,24
B,24Cに高周波電源26から高周波電流を流して励
磁用磁極22A,22B,22Cを高周波励磁すると、
回転子20と検出用磁極23A,23B,23Cとの位
置関係によって決まる高周波電圧W1,W2,W3が検
出用巻線25A,25B,25Cから誘起し、回転子2
0が回転すると、図6(a),(b),(c)に示すよ
うに、誘起する高周波電圧W1,W2,W3の包絡線が
正弦波状に変化し、検出用巻線25A,25B,25C
から誘起する高周波電圧W1,W2,W3の包絡線の位
相は、ちょうど120ずつ位相のずれたものとなる。こ
の図6(a),(b),(c)の波形を検波し、所定の
しきい値で波形整形することにより、図3(a),
(b),(c)に示したような整流センサ3の出力信号
CS1,CS2,CS3のような波形が得られる。
Cを並列に接続し、これらの励磁用巻線24A,24
B,24Cに高周波電源26から高周波電流を流して励
磁用磁極22A,22B,22Cを高周波励磁すると、
回転子20と検出用磁極23A,23B,23Cとの位
置関係によって決まる高周波電圧W1,W2,W3が検
出用巻線25A,25B,25Cから誘起し、回転子2
0が回転すると、図6(a),(b),(c)に示すよ
うに、誘起する高周波電圧W1,W2,W3の包絡線が
正弦波状に変化し、検出用巻線25A,25B,25C
から誘起する高周波電圧W1,W2,W3の包絡線の位
相は、ちょうど120ずつ位相のずれたものとなる。こ
の図6(a),(b),(c)の波形を検波し、所定の
しきい値で波形整形することにより、図3(a),
(b),(c)に示したような整流センサ3の出力信号
CS1,CS2,CS3のような波形が得られる。
【0036】速度発電機は回転が止まると出力電圧も無
くなるが、上記図5のような構造にすると、同期電動機
の回転速度とは無関係に、同期電動機の回転子の位置の
みによってに出力レベルが変化するものであり、回転子
が静止していても位置に応じた出力を取り出すことがで
き、整流センサとして使用することができるのである。
くなるが、上記図5のような構造にすると、同期電動機
の回転速度とは無関係に、同期電動機の回転子の位置の
みによってに出力レベルが変化するものであり、回転子
が静止していても位置に応じた出力を取り出すことがで
き、整流センサとして使用することができるのである。
【0037】このように、図5の構造の整流センサは、
分解能は低いが、静止状態でも出力を取り出すことがで
き、電磁式の構造であり、安価であり、耐熱性も十分に
あり、高温下でも使用が可能である。以上に述べたよう
に、この同期電動機の制御装置では、同期電動機1に付
設した整流センサ2から3相の出力信号CS1,CS
2,CS3を取り出すとともに、速度発電機3から2相
の出力信号FGA,FGBを取り出し、同期電動機1の
回転数が所定回転数以下の低速回転時、つまり出力信号
FGAが所定レベル以下のときに3相の出力信号CS
1,CS2,CS3に基づいて同期電動機1を通電制御
し、同期電動機1の回転数が所定回転数を超える高速回
転時、つまり速度発電機3の出力信号FGAが所定レベ
ルを超えるときに2相の出力信号FGA,FGBに基づ
いて同期電動機1を通電制御する。
分解能は低いが、静止状態でも出力を取り出すことがで
き、電磁式の構造であり、安価であり、耐熱性も十分に
あり、高温下でも使用が可能である。以上に述べたよう
に、この同期電動機の制御装置では、同期電動機1に付
設した整流センサ2から3相の出力信号CS1,CS
2,CS3を取り出すとともに、速度発電機3から2相
の出力信号FGA,FGBを取り出し、同期電動機1の
回転数が所定回転数以下の低速回転時、つまり出力信号
FGAが所定レベル以下のときに3相の出力信号CS
1,CS2,CS3に基づいて同期電動機1を通電制御
し、同期電動機1の回転数が所定回転数を超える高速回
転時、つまり速度発電機3の出力信号FGAが所定レベ
ルを超えるときに2相の出力信号FGA,FGBに基づ
いて同期電動機1を通電制御する。
【0038】つまり、同期電動機1の回転数が所定回転
数以下の低速回転時には、速度発電機3の出力信号FG
A,FGBのレベルが十分でないので、同期電動機1の
制御には使用せず、このときは回転速度にかかわらず必
要なレベルが得られる整流センサ2の出力信号CS1,
CS2,CS3に基づいて同期電動機1を通電制御す
る。この整流センサ2の出力信号CS1,CS2,CS
3からは細かな回転位相情報は得られないので、低速回
転時は同期電動機1の駆動電流の高速応答・高精度の位
相制御は行わない。一方、同期電動機1の回転数が所定
回転数を超える高速回転時には、速度発電機3の出力信
号FGA,FGBのレベルが十分に増加するので、速度
発電機3の出力信号FGA,FGBを同期電動機1の制
御に使用可能となり、速度発電機3の出力信号FGA,
FGBに基づいて同期電動機1を通電制御する。この
際、速度発電機3の出力信号FGA,FGBからは細か
な回転位相情報が得られるので、同期電動機1の駆動電
流の高速応答・高精度の位相制御が可能となる。
数以下の低速回転時には、速度発電機3の出力信号FG
A,FGBのレベルが十分でないので、同期電動機1の
制御には使用せず、このときは回転速度にかかわらず必
要なレベルが得られる整流センサ2の出力信号CS1,
CS2,CS3に基づいて同期電動機1を通電制御す
る。この整流センサ2の出力信号CS1,CS2,CS
3からは細かな回転位相情報は得られないので、低速回
転時は同期電動機1の駆動電流の高速応答・高精度の位
相制御は行わない。一方、同期電動機1の回転数が所定
回転数を超える高速回転時には、速度発電機3の出力信
号FGA,FGBのレベルが十分に増加するので、速度
発電機3の出力信号FGA,FGBを同期電動機1の制
御に使用可能となり、速度発電機3の出力信号FGA,
FGBに基づいて同期電動機1を通電制御する。この
際、速度発電機3の出力信号FGA,FGBからは細か
な回転位相情報が得られるので、同期電動機1の駆動電
流の高速応答・高精度の位相制御が可能となる。
【0039】以上のように、整流センサ2の出力信号C
S1,CS2,CS3と速度発電機3の出力信号FG
A,FGBとを用いて同期発電機1を制御しており、従
来例のエンコーダに比べて整流センサ2および速度発電
機3は安価に製造できるので、同期電動機の制御装置を
安価に製造することができる。また、整流センサと速度
発電機は、互いの欠点を補う形で使用するので、エンコ
ーダに劣らない分解能を得ることができる。また、整流
センサ2と速度発電機3はともに耐熱性のあるモータの
構造と類似したもので半導体素子を内蔵しないものを採
用することが可能で、同期電動機の制御装置として耐熱
性に優れたものを得ることができ、高い信頼性を得るこ
とができ、高温環境でも使用が可能となり、同期電動機
に内蔵することも可能となる。
S1,CS2,CS3と速度発電機3の出力信号FG
A,FGBとを用いて同期発電機1を制御しており、従
来例のエンコーダに比べて整流センサ2および速度発電
機3は安価に製造できるので、同期電動機の制御装置を
安価に製造することができる。また、整流センサと速度
発電機は、互いの欠点を補う形で使用するので、エンコ
ーダに劣らない分解能を得ることができる。また、整流
センサ2と速度発電機3はともに耐熱性のあるモータの
構造と類似したもので半導体素子を内蔵しないものを採
用することが可能で、同期電動機の制御装置として耐熱
性に優れたものを得ることができ、高い信頼性を得るこ
とができ、高温環境でも使用が可能となり、同期電動機
に内蔵することも可能となる。
【0040】また、速度発電機3の出力信号FGA,F
GBによる同期電動機1の通電制御におけるZ相信号
を、整流センサ2の出力信号CS1を基準として作成す
る。速度発電機3の出力信号FGA,FGBは同期電動
機1の回転に応答した周波数の信号を発生するだけであ
り、速度発電機3の出力信号FGA,FGBによる同期
電動機1の通電制御には、回転子の基準位置に対応した
Z相信号が必要となるが、このZ相信号を整流センサの
出力信号CS1から得ることができ、専用の零相信号の
検出手段は不要であり、低コストになる。
GBによる同期電動機1の通電制御におけるZ相信号
を、整流センサ2の出力信号CS1を基準として作成す
る。速度発電機3の出力信号FGA,FGBは同期電動
機1の回転に応答した周波数の信号を発生するだけであ
り、速度発電機3の出力信号FGA,FGBによる同期
電動機1の通電制御には、回転子の基準位置に対応した
Z相信号が必要となるが、このZ相信号を整流センサの
出力信号CS1から得ることができ、専用の零相信号の
検出手段は不要であり、低コストになる。
【0041】また、Z相信号は基準相の30度の位相に
相当するタイミングで発生させているが、このように基
準相の30度の位相に相当するタイミングでZ相信号を
発生させるものとすると、整流センサ2の出力信号CS
1の波形に対して遅延処理を施すことなく立ち上がりも
しく立ち下がりを検出する処理をするだけでZ相信号を
作成することができる。したがって、Z相信号を作成す
る回路を安価に製造できる。
相当するタイミングで発生させているが、このように基
準相の30度の位相に相当するタイミングでZ相信号を
発生させるものとすると、整流センサ2の出力信号CS
1の波形に対して遅延処理を施すことなく立ち上がりも
しく立ち下がりを検出する処理をするだけでZ相信号を
作成することができる。したがって、Z相信号を作成す
る回路を安価に製造できる。
【0042】なお、上記実施の形態では、速度発電機3
の2相の出力信号FGA,FGBをそのままアップダウ
ンカウンタ15に加えて、2相の出力信号FGA,FG
Bの立ち上がりおよび立ち下がりでカウントアップおよ
びカウントダウンを行い、2相の出力信号FGA,FG
Bの立ち上がりおよび立ち下がりで波形メモリ8から波
形データを読み出すもので、速度発電機3の極数によっ
て決まる周期でしか波形データを読み出すことができな
かったが、ソフトウェアにより構成されるタイマを用い
て、2相の出力信号FGA,FGBの立ち上がりおよび
立ち下がりを補間するパルスを作成し、この補間により
作成したパルスもをアップダウンカウンタに加え、補間
パルスを含めた短い周期で波形メモリ8から波形データ
を読み出すことにより、きめ細かい制御を行うことが可
能である。なお、この場合、波形メモリ8に書き込む波
形データも、当然補間に対応させて、波形データを細か
く記憶させておく必要がある。
の2相の出力信号FGA,FGBをそのままアップダウ
ンカウンタ15に加えて、2相の出力信号FGA,FG
Bの立ち上がりおよび立ち下がりでカウントアップおよ
びカウントダウンを行い、2相の出力信号FGA,FG
Bの立ち上がりおよび立ち下がりで波形メモリ8から波
形データを読み出すもので、速度発電機3の極数によっ
て決まる周期でしか波形データを読み出すことができな
かったが、ソフトウェアにより構成されるタイマを用い
て、2相の出力信号FGA,FGBの立ち上がりおよび
立ち下がりを補間するパルスを作成し、この補間により
作成したパルスもをアップダウンカウンタに加え、補間
パルスを含めた短い周期で波形メモリ8から波形データ
を読み出すことにより、きめ細かい制御を行うことが可
能である。なお、この場合、波形メモリ8に書き込む波
形データも、当然補間に対応させて、波形データを細か
く記憶させておく必要がある。
【0043】また、上記実施の形態では、速度発電機3
の出力信号FGAを電圧判定回路4でレベル判定を行っ
てゲート5〜7を制御したが、電圧判定回路4に代え
て、例えば整流センサ2の出力信号の周波数を測定する
手段を設け、整流センサ2の出力信号の周波数が所定の
周波数より高いか低いかを判定し、その判定結果に基づ
いてゲート5〜7を制御してもよい。つまり、同期電動
機1の回転数を検出し、回転数の高低を判別し、その判
別結果に基づき、同期電動機の回転数が所定回転数以下
の低速回転時に整流センサの出力信号に基づいて同期電
動機を通電制御し、同期電動機の回転数が所定回転数を
超える高速回転時に速度発電機の出力信号に基づいて同
期電動機を通電制御するようにしてもよい。
の出力信号FGAを電圧判定回路4でレベル判定を行っ
てゲート5〜7を制御したが、電圧判定回路4に代え
て、例えば整流センサ2の出力信号の周波数を測定する
手段を設け、整流センサ2の出力信号の周波数が所定の
周波数より高いか低いかを判定し、その判定結果に基づ
いてゲート5〜7を制御してもよい。つまり、同期電動
機1の回転数を検出し、回転数の高低を判別し、その判
別結果に基づき、同期電動機の回転数が所定回転数以下
の低速回転時に整流センサの出力信号に基づいて同期電
動機を通電制御し、同期電動機の回転数が所定回転数を
超える高速回転時に速度発電機の出力信号に基づいて同
期電動機を通電制御するようにしてもよい。
【0044】
【発明の効果】請求項1または請求項2記載の同期電動
機の制御方法によれば、整流センサの出力信号と速度発
電機の出力信号とを用いて同期発電機を制御するので、
同期電動機の制御装置を安価に製造することができる。
また、整流センサと速度発電機は互いの欠点を互いに補
う形で使用するので、エンコーダに劣らない分解能を得
ることができる。また、整流センサと速度発電機は耐熱
性のあるものを利用でき、同期電動機の制御装置として
耐熱性に優れたものを得ることができ、高い信頼性を得
ることができ、高温環境でも使用が可能となる。
機の制御方法によれば、整流センサの出力信号と速度発
電機の出力信号とを用いて同期発電機を制御するので、
同期電動機の制御装置を安価に製造することができる。
また、整流センサと速度発電機は互いの欠点を互いに補
う形で使用するので、エンコーダに劣らない分解能を得
ることができる。また、整流センサと速度発電機は耐熱
性のあるものを利用でき、同期電動機の制御装置として
耐熱性に優れたものを得ることができ、高い信頼性を得
ることができ、高温環境でも使用が可能となる。
【0045】請求項3記載の同期電動機の制御方法によ
れば、請求項1の効果に加え、速度発電機の出力信号に
よる同期電動機の通電制御には、回転子の基準位置に対
応した零相信号が必要となるが、この零相信号を整流セ
ンサの出力信号から得ることができ、専用の零相信号の
検出手段は不要であり、低コストになる。請求項4記載
の同期電動機の制御方法によれば、請求項1の効果に加
え、零相信号を作成する回路を安価に製造できる。
れば、請求項1の効果に加え、速度発電機の出力信号に
よる同期電動機の通電制御には、回転子の基準位置に対
応した零相信号が必要となるが、この零相信号を整流セ
ンサの出力信号から得ることができ、専用の零相信号の
検出手段は不要であり、低コストになる。請求項4記載
の同期電動機の制御方法によれば、請求項1の効果に加
え、零相信号を作成する回路を安価に製造できる。
【0046】請求項5記載の同期電動機の制御方法によ
れば、請求項1と同様の効果を奏する。
れば、請求項1と同様の効果を奏する。
【図1】この発明の実施の形態における同期電動機の制
御方法を実施するための同期電動機の制御装置を構成を
示すブロック図である。
御方法を実施するための同期電動機の制御装置を構成を
示すブロック図である。
【図2】図1に示した同期電動機の制御装置の各部のタ
イミング図である。
イミング図である。
【図3】図1に示した同期電動機の制御装置の各部のタ
イミング図である。
イミング図である。
【図4】図1の同期電動機の制御装置に用いられる速度
発電機の構造を示す概略図である。
発電機の構造を示す概略図である。
【図5】図1の同期電動機の制御装置に用いられる整流
センサの構造を示す概略図である。
センサの構造を示す概略図である。
【図6】図5の整流センサの出力信号波形の一例を示す
波形図である。
波形図である。
【図7】従来の同期電動機の制御方法を実施する同期電
動機の制御装置の構成を示すブロック図である。
動機の制御装置の構成を示すブロック図である。
1 同期電動機 2 整流センサ 3 速度発電機 4 電圧判定回路 5 ゲート 6 ゲート 7 ゲート 8 波形メモリ 9 矩形波アドレス発生回路 10 オアゲート 11 デジタル・アナログ変換器 12 デジタル・アナログ変換器 13 信号合成器 14 ドライバ 15 アップダウンカウンタ 16 零相パルス発生回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯島 友邦 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (5)
- 【請求項1】 同期電動機に付設した整流センサおよび
速度発電機から出力信号を取り出し、前記同期電動機の
回転数が所定回転数以下の低速回転時に前記整流センサ
の出力信号に基づいて前記同期電動機を通電制御し、前
記同期電動機の回転数が前記所定回転数を超える高速回
転時に前記速度発電機の出力信号に基づいて前記同期電
動機を通電制御することを特徴とする同期電動機の制御
方法。 - 【請求項2】 同期電動機に付設した整流センサおよび
速度発電機から出力信号を取り出し、前記速度発電機の
出力信号が所定レベル以下の低レベルとなるときに前記
整流センサの出力信号に基づいて前記同期電動機を通電
制御し、前記速度発電機の出力信号が所定レベルを超え
る高レベルとなるときに前記速度発電機の出力信号に基
づいて前記同期電動機を通電制御することを特徴とする
同期電動機の制御方法。 - 【請求項3】 速度発電機の出力信号による同期電動機
の通電制御における零相信号を、整流センサの出力信号
を基準として作成することを特徴とする請求項1または
請求項2記載の同期電動機の制御方法。 - 【請求項4】 零相信号は基準相の30度の位相に相当
するタイミングで発生させることを特徴とする請求項3
記載の同期電動機の制御方法。 - 【請求項5】 整流センサの出力信号に基づいて作成す
る制御信号が矩形波信号であり、速度発電機の出力信号
に基づいて作成する制御信号が正弦波信号である請求項
1または請求項2記載の同期電動機の制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7275406A JPH09121581A (ja) | 1995-10-24 | 1995-10-24 | 同期電動機の制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7275406A JPH09121581A (ja) | 1995-10-24 | 1995-10-24 | 同期電動機の制御方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09121581A true JPH09121581A (ja) | 1997-05-06 |
Family
ID=17555059
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7275406A Pending JPH09121581A (ja) | 1995-10-24 | 1995-10-24 | 同期電動機の制御方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09121581A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107074260A (zh) * | 2014-08-22 | 2017-08-18 | 克诺尔-布莱姆斯轨道系统(英国)有限公司 | 用于铁路制动系统的车轴发电机 |
-
1995
- 1995-10-24 JP JP7275406A patent/JPH09121581A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107074260A (zh) * | 2014-08-22 | 2017-08-18 | 克诺尔-布莱姆斯轨道系统(英国)有限公司 | 用于铁路制动系统的车轴发电机 |
| JP2017526333A (ja) * | 2014-08-22 | 2017-09-07 | クノール−ブレムゼ レール システムス (ユーケー) リミテッド | 鉄道ブレーキシステム用車軸発電装置 |
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