JPH09122318A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JPH09122318A
JPH09122318A JP7306806A JP30680695A JPH09122318A JP H09122318 A JPH09122318 A JP H09122318A JP 7306806 A JP7306806 A JP 7306806A JP 30680695 A JP30680695 A JP 30680695A JP H09122318 A JPH09122318 A JP H09122318A
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Kunio Matsumoto
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Fuji Shoji Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技者にゲーム続行の意欲を喚起させること
ができる弾球遊技機を提供する。 【解決手段】 遊技盤に始動手段16と、複数個の図柄表
示部を有する変動図柄表示手段29とを備え、始動手段16
が遊技球を検出した時に、変動図柄表示手段29の各図柄
表示部の図柄を一定時間変動させて停止させる制御手段
43と、変動図柄表示手段29の各図柄表示部の変動後の停
止図柄が大当たりの組み合わせとなった大当たり発生時
に、遊技者に有利な利益状態を発生させる利益状態発生
手段45とを備え、変動図柄表示手段29に、遊技者に有利
な状態を暗示する暗示図柄を短時間t だけ表示させる暗
示図柄表示制御手段44を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機、雀球機等の弾球遊技機に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばパチンコ機等の弾球遊技機
において、遊技盤に、始動手段と、3個の図柄表示部を
有する変動図柄表示手段とを備え、始動手段が遊技球を
検出した時に、図柄表示手段の各図柄表示部の図柄を一
定時間変動させて停止させる制御手段と、図柄表示手段
の各図柄表示部の変動後の停止図柄が所定の大当たり図
柄の組み合わせとなった大当たり発生時に、遊技者に有
利な利益状態を発生させる利益状態発生手段とを備えた
ものがある。
【0003】この弾球遊技機では、変動図柄表示手段側
で大当たり状態が発生すれば、利益状態発生手段により
大当たり用の大入賞手段が複数回に亘って間欠的に開閉
して多数の遊技球が入賞する等、遊技者に多大な利益が
還元されることになる。従って、この弾球遊技機は遊技
者の人気も高く、現在では多くの遊技店に広く普及して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種の弾球遊技機で
は、変動図柄表示手段の各図柄表示部の停止図柄が乱数
処理による乱数制御方式を採用して、その大当たりの発
生確率を例えば1/250等に電子的に制御している。
従って、この場合、実際に大当たりが発生するか否かは
別として、確率的には始動手段が250回遊技球を検出
して、変動図柄表示手段が250回作動すれば1回の割
合で大当たりが発生することになる。
【0005】そこで、従来の弾球遊技機では、大当たり
の発生に至るまで遊技者がゲームを続行する意欲を喪失
しないように、変動図柄表示手段が作動する都度、又は
その変動後の停止図柄に応じて表示ランプの点滅、効果
音の発生等の演出を行い、遊技者が面白くゲームを続行
できるように工夫を凝らしている。
【0006】しかし、大当たりの発生確率が1/250
の場合でも、常時、変動図柄表示手段が250回作動す
る毎に大当たりが発生するのではなく、ある期間におけ
る平均的な大当たりの発生確率が1/250であって、
実際のゲームで大当たりが発生してから、次に大当たり
が発生するまでの変動図柄表示手段の作動回数には大き
なバラツキがある。
【0007】例えば、同一条件であることを前提に製作
された同種の弾球遊技機でも、各弾球遊技機毎の固体差
によって大当たりの発生確率に大きなバラツキがある
他、同一の弾球遊技機においても、発生乱数に周期性が
あり、ある場合には極く短い間に大当たりが繰り返して
発生することもあれば、前回の大当たりの発生から、通
常の3倍程度も変動図柄表示手段が作動するにも拘わら
ず、大当たりの発生は勿論のこと、その前兆的な兆候す
ら全く生じないことがある。
【0008】このような場合には、ゲーム自体が非常に
単調なものになり、多少の演出効果程度では遊技者のゲ
ーム続行に対する意欲を維持又は喚起することができ
ず、遊技者のゲームの断念を招来する欠点がある。本発
明は、このような従来の課題に鑑み、遊技者にゲーム続
行の意欲を喚起できる弾球遊技機を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、遊技盤5 に配置された図柄表示手段29と、この図柄
表示手段29にゲームの進行に伴って所定の表示図柄を表
示させる制御手段43とを備えた弾球遊技機において、図
柄表示手段29に、遊技者に有利な状態を暗示する暗示図
柄を短時間t だけ表示させる暗示図柄表示制御手段44を
設けたものである。
【0010】請求項2に記載の本発明は、遊技盤5 に始
動手段16と、複数個の図柄表示部29a 〜29c を有する変
動図柄表示手段29とを備え、始動手段16が遊技球を検出
した時に、変動図柄表示手段29の各図柄表示部29a 〜29
c の図柄を一定時間変動させて停止させる制御手段43
と、変動図柄表示手段29の各図柄表示部29a 〜29c の変
動後の停止図柄が大当たりの組み合わせとなった大当た
り発生時に、遊技者に有利な利益状態を発生させる利益
状態発生手段45とを備えた弾球遊技機において、変動図
柄表示手段29に、遊技者に有利な状態を暗示する暗示図
柄を短時間t だけ表示させる暗示図柄表示制御手段44を
設けたものである。
【0011】請求項3に記載の本発明は、請求項1又は
2に記載の発明において、暗示図柄の表示時間を、遊技
者が暗示図柄を目視により識別し得ない時間t に設定し
たものである。請求項4に記載の本発明は、請求項1又
は2に記載の発明において、暗示図柄の表示時間を、遊
技者が暗示図柄を目視により識別し得る時間t に設定し
たものである。
【0012】請求項5に記載の本発明は、請求項1、
2、3又は4に記載の発明において、暗示図柄を所定時
間T の間隔で表示させるようにしたものである。請求項
6に記載の本発明は、請求項1、2、3又は4に記載の
発明において、表示手段29の表示図柄の停止中に暗示図
柄を表示させるようにしたものである。
【0013】請求項7に記載の本発明は、請求項2、3
又は4に記載の発明において、変動図柄表示手段29の各
図柄表示部29a 〜29c の変動中に、暗示図柄を表示させ
るようにしたものである。
【0014】請求項8に記載の本発明は、請求項2、3
又は4に記載の発明において、変動図柄表示手段29の各
図柄表示部29a 〜29c の変動後の停止図柄の1個が大当
たりの組み合わせと異なるリーチ時に、暗示図柄を表示
させるようにしたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。図1乃至図4は本発明の第1の実施
形態を例示し、図1において、1 は前枠で、パチンコ機
本体2 の前面側に開閉自在に枢着されている。前枠1 に
はガラス扉3 及び前面板4 が装着され、これらの後側に
遊技盤5 が着脱自在に装着されている。
【0016】前面板4 には上皿6 が装着され、この上皿
6 の前縁部に球払いレバー7 が設けられている。前枠1
の下部には下皿8 と発射手段9 の操作ハンドル10とが設
けられ、操作ハンドル10を操作した時に、上皿6 から遊
技球が1個ずつ発射部に供給され、その遊技球を発射モ
ータの作動により遊技盤5 側に発射するようになってい
る。
【0017】遊技盤5 の前面には、図2に示すように、
発射手段10から発射された遊技球を案内するガイドレー
ル11が設けられると共に、上部装置12、下部装置13、第
1始動手段14,15 、第2始動手段16、普通入賞口17〜2
0、ランプ風車21,22 、コーナランプ23,24 等が装着さ
れている。
【0018】第1始動手段14,15 は左右一対あり、第2
始動手段16の下両側で下部装置13の上側に配置されてい
る。第2始動手段16は、開閉自在に枢支され且つ閉状態
でも遊技球が入球可能な一対の開閉爪25と、一対の開閉
爪25を外部からの電気信号で開閉駆動するソレノイド
と、一対の開閉爪25間に入球した遊技球を検出する検出
スイッチ26とを備えたチューリップ式の電動役物により
構成され、且つ上部装置12と下部装置13との間に配置さ
れている。
【0019】上部装置12は、上部入賞口27、通過口28等
の他、第2変動図柄表示手段29と、この第2変動図柄表
示手段29の上側に配置された2個の第1表示手段30及び
第2表示手段31を備えている。第2変動図柄表示手段29
は、例えば0〜9までの数字図柄を表示する3個の図柄
表示部29a 〜29c を左右方向に備えた液晶式の図柄表示
手段により構成されており、第2始動手段16に遊技球が
入賞した時に各図柄表示部29a 〜29c の表示図柄が一定
時間変動して停止するようになっている。
【0020】下部装置13は、左右一対の普通入賞口32,3
3 の他に、この一対の普通入賞口32,33 間に上下に配置
された大入賞手段34及び第1変動図柄表示手段35を備え
ている。第1変動図柄表示手段35は例えば0〜9までの
数字図柄を7セグメント表示し、且つ第1始動手段14,1
5 を遊技球が通過した時に、その図柄が一定時間変動し
て停止するようになっている。
【0021】大入賞手段34は当たり用であって、左右方
向に長く構成され且つソレノイドにより開閉する開閉板
36を備え、第2変動図柄表示手段29の各図柄表示部29a
〜29c の停止図柄が「7・7・7」等のような当たり図
柄となった大当たり発生時に、この開閉板36が所定回数
(例えば16回)だけ間欠的に開閉するようになってい
る。なお、開閉板36は設定された所定の開時間が経過
し、又は10個の遊技球が大入賞手段34に入賞した時
に、自動的に閉じるようになっている。そして、開閉板
36の開閉作動回数を第1表示手段30に、大入賞手段34に
入賞する遊技球の個数を第2表示手段31に夫々表示する
ように構成されている。
【0022】図3は制御装置のブロック図である。図3
において、37は第1乱数発生手段で、例えば第1変動図
柄表示手段35の当たりの発生確率が1/10の時には、
0〜9までの乱数を発生するようになっている。38は第
1乱数判定手段で、第1始動手段14,15 に遊技球が入球
した時に第1乱数発生手段37で発生する乱数を抽出し
て、その乱数が当たり乱数か否かを判定するためのもの
である。39は第1表示制御手段で、各発生乱数に応じて
第1変動図柄表示手段35の停止図柄が予め指定されてい
るので、第1乱数判定手段38での判定結果に従って指定
された図柄で停止するように第1変動図柄表示手段35を
一定時間だけ変動させるように構成されている。
【0023】41は第2乱数発生手段で、例えば第2変動
図柄表示手段29の大当たりの発生確率が1/250の時
には、当たり乱数の個数の250倍までの乱数を発生す
るようになっている。42は第2乱数判定手段で、第2始
動手段16の検出スイッチ26が遊技球を検出した時に第2
乱数発生手段41で発生する乱数を抽出して、その乱数が
当たり乱数か否かを判定するためのものである。
【0024】43は第2表示制御手段で、変動動作中以外
の時には変動図柄表示手段に動画等のデモンストレーシ
ョン図柄を表示させておき、第2始動手段16の検出スイ
ッチ26が遊技球を検出した時に、その時の発生乱数に応
じて第2変動図柄表示手段29の各図柄表示部29a 〜29c
の停止図柄が予め指定されるので、第2乱数判定手段42
での判定結果に従って指定された図柄で停止すべく、第
2変動図柄表示手段29の各図柄表示部29a 〜29c の表示
図柄を所定時間T だけ変動させるように構成されてい
る。
【0025】この第2表示制御手段43は、第2変動図柄
表示手段29に、遊技者が識別し得ない程度の極く短時間
t の暗示図柄を、その図柄の途中に所定時間T 毎に挿入
して表示させる暗示図柄表示制御手段44を備えている。
暗示図柄は、例えば「7・7・7」の大当たり図柄、遊
技球を入れる所謂ドル箱の図柄、札の図柄等の如く、遊
技者に有利な状態を暗示するようなものであれば良く、
この実施形態では、「7・7・7」の大当たり図柄を暗
示図柄として説明する。
【0026】暗示図柄表示制御手段44は、第2変動図柄
表示手段29の図柄がデモンストレーション図柄か変動中
の表示図柄か否かに関係なく、予め設定された所定時間
T 毎に、第2変動図柄表示手段29に暗示図柄、即ち「7
・7・7」の大当たり図柄を0.04秒から0.08秒
程度の極く短時間t だけ挿入して表示させるように構成
されている。
【0027】45は第1利益状態発生手段で、第2乱数判
定手段42が第2乱数の当たりを判定した時、即ち、例え
ば「7・7・7」のように、第2変動図柄表示手段29の
3個の図柄表示部29a 〜29c の停止図柄が全て一致する
当たり図柄となる当たり乱数を判定した時に、大入賞手
段34を開閉させて遊技者に有利な利益状態を発生させる
ためのものである。この第1利益状態発生手段45は、第
2変動図柄表示手段29側での大当たり発生後に、大入賞
手段34の開閉板36が間欠的に所定回数開閉し、上方から
落下する遊技球の多くが大入賞手段34に入賞するように
して、遊技者に多大の利益を還元するようになってい
る。
【0028】47は第2利益状態発生手段で、第2変動図
柄表示手段29側での大当たりの発生後に第1変動図柄表
示手段35側で当たりが発生した時に、その後に第2始動
手段16が設定回数に達するまで、遊技球が入球し易くな
るように第2始動手段16を開閉作動させて、遊技者に有
利な利益状態を発生させるためのものである。
【0029】次に上記パチンコ機における動作について
説明する。ゲームに際して、発射手段9 の操作ハンドル
10を操作すると、発射手段9 の発射動作に連動して発射
レールの発射位置に遊技球を1個ずつ供給し、その遊技
球をガイドレール11に沿って順次遊技盤5 の上部側に発
射させる。
【0030】そして、この遊技盤5 の上部側に発射され
た遊技球が遊技盤5 の盤面に沿って落下する間に、その
遊技球が第1始動手段14又は15に入ると、第1乱数発生
手段37からの乱数を抽出して第1乱数判定手段38で判定
を行い、その乱数に応じた停止図柄で停止するように、
第1表示制御手段39により第1変動図柄表示手段35の表
示図柄を変動させる。
【0031】この時に、第1乱数が当たり乱数であれ
ば、第1変動図柄表示手段35の停止図柄が「7」となる
と共に、この第1変動図柄表示手段35の停止後に第2始
動手段16の一対の開閉爪25が0.5秒間開放する。そし
て、この開状態の開閉爪25間、又は閉状態の開閉爪25間
を経て第2始動手段16内に遊技球が入賞すると、その検
出スイッチ26が遊技球を検出する。
【0032】検出スイッチ26が遊技球を検出すると、第
2乱数判定手段42がその時点において第2乱数発生手段
41で発生する乱数を抽出すると共に、その乱数が当たり
乱数か否かを判定し、その判定結果に応じて第2表示制
御手段43が第2変動図柄表示手段29の各図柄表示部29a
〜29c の表示図柄を一定時間変動させる。
【0033】第2乱数発生手段41での発生乱数が外れ乱
数の時には、第2変動図柄表示手段29の各図柄表示部29
a 〜29c の停止図柄の内、左右両側の図柄が異なる停止
図柄となる外れ図柄に、リーチ乱数の時には、左右両側
の図柄が一致する停止図柄となるリーチ図柄に、当たり
乱数の時には、全ての図柄が一致する停止図柄となる大
当たり図柄が夫々指定されるので、第2乱数判定手段42
でその時の発生乱数を判定する。
【0034】第2乱数判定手段42での判定結果が当たり
乱数であれば、第2変動図柄表示手段29の各図柄表示部
29a 〜29c の停止図柄は、「1・1・1」、「3・3・
3」、「7・7・7」等のように全て一致した当たり図
柄を表示することになる。そして、各図柄表示部29a 〜
29c の表示図柄が停止した後、第1利益状態発生手段45
が働いて大入賞手段34の開閉板36を開状態にする。この
ため、遊技盤5 の上部側から落下する遊技球の多くが開
閉板36を経て大入賞手段34に入賞し易くなり、一旦、第
2変動図柄表示手段29側で当たりが発生すれば、遊技者
に多大な利益が還元されることになる。
【0035】第2変動図柄表示手段29側で大当たりが発
生した後に、第1変動図柄表示手段35側で当たりが発生
すると、設定回数だけ第2始動手段16が開閉動作を繰り
返す間、第2利益状態発生手段47が作動して第2始動手
段16の開時間をそれまでの0.5秒から3秒まで長くす
る。従って、第2始動手段16は開時間3秒を1回とし
て、設定回数に達するまで間欠的に開閉動作を繰り返す
ことになるため、その間は第2変動図柄表示手段29での
大当たりの発生確率が大になり、遊技者は有利な状態で
ゲームを行える。
【0036】ゲーム開始後、暗示図柄表示制御手段44の
時計機能により設定時間が計時されており、図4の
(A)に示すように、所定時間T 経過する毎に、第2変
動図柄表示手段29に暗示図柄、即ち「7・7・7」の大
当たり図柄を0.04秒から0.08秒程度の極く短時
間t だけ挿入して表示する。例えば、第2変動図柄表示
手段29がデモンストレーション図柄を表示している場合
には、図4の(B)に示すように、その前後のデモンス
トレーション図柄間に「7・7・7」の大当たり図柄を
表示する。また第2変動図柄表示手段29が変動動作中、
又は変動動作直後の場合には、図4の(C)に示すよう
に、その前後の表示図柄間に「7・7・7」の大当たり
図柄を表示する。
【0037】このため、ゲーム中、所定時間T 毎に第2
変動図柄表示手段29に、遊技者が目視により識別できな
い程度の極く一瞬だけ暗示図柄を挿入して表示する。従
って、遊技者は、ゲームの開始後に所定時間T が経過す
る毎に、その暗示図柄によって潜在意識が刺激されるこ
とになり、そのサブリミナル効果によって大当たり発生
に対する期待感を抱きながら、面白くゲームを続けるこ
とができる。つまり、所定時間T 毎に遊技者にゲーム続
行の意欲を喚起することができる。
【0038】また第2変動図柄表示手段29の表示状態の
如何に関係なく所定時間T 毎に暗示図柄を強制的に挿入
して表示するため、その時間毎にサブリミナル効果を期
待できる。なお、この第1実施形態では、暗示図柄の表
示時間を0.04秒から0.08秒程度の極く短時間t
として、遊技者の潜在意識を刺激するサブリミナル効果
を意図した構成としているが、暗示図柄の表示時間を、
遊技者が目視により十分に認識し得る程度、例えば0.
2〜0.5秒程度に設定することも可能である。
【0039】このように遊技者が認識し得る程度の時間
で暗示図柄を第2変動図柄表示手段29に表示すれば、1
〜2回程度では暗示図柄の表示に全く気づかなくても、
所定時間T 毎に暗示図柄が繰り返して表示されるので、
その内に暗示図柄の不可解さに疑問を抱くようになり、
疑問を解明すべく思考しながら面白くゲームを行うこと
ができる。
【0040】図5及び図6は本発明の第2の実施形態を
例示し、所定時間T 毎に暗示図柄を表示すると共に、第
2変動図柄表示手段29の変動動作中に所定時間T が経過
すれば、その変動動作の終了後に暗示図柄を表示するよ
うにしたものである。
【0041】暗示図柄表示制御手段44の時計手段48から
所定時間T 毎に時間信号を出し、その時に第2変動図柄
表示手段29が変動動作中でなければ、論理手段49から第
2変動図柄表示手段29に暗示図柄を表示すべく表示指令
を送る。しかし、第2変動図柄表示手段29が変動動作中
であれば、第2変動図柄表示手段29が変動動作を終了す
るまで論理手段49からの表示指令の出力を待機し、その
変動動作の終了後に表示指令を出力して、第2変動図柄
表示手段29に暗示図柄を表示する。
【0042】このため第2変動図柄表示手段29には、変
動動作以外の時に暗示図柄を表示できる。従って、暗示
図柄の表示時間t を遊技者が認識し得ない程度にした場
合には、第2変動図柄表示手段29の変動中以外で遊技者
が緊張状態から脱した時に、遊技者の潜在意識を刺激し
てサブリミナル効果を期待できる。また暗示図柄の表示
時間を遊技者が認識し得る程度にした場合には、第2変
動図柄表示手段29の表示図柄の変動と暗示図柄とを混同
することがなく、暗示図柄を変動図柄とは別のものとし
て把握できる。
【0043】図7は本発明の第3の実施形態を例示し、
所定時間T 毎に暗示図柄を表示すると共に、第2変動図
柄表示手段29の停止中に所定時間T が経過すれば、その
変動動作の開始後に暗示図柄を表示するようにしたもの
である。
【0044】暗示図柄表示制御手段44の時計手段48から
所定時間T 毎に時間信号を出し、その時に第2変動図柄
表示手段29が変動動作中であれば、論理手段49から第2
変動図柄表示手段29に暗示図柄を表示すべく表示指令を
送る。しかし、第2変動図柄表示手段29が停止中であれ
ば、第2変動図柄表示手段29が変動動作を開始するまで
論理手段49からの表示指令の出力を待機し、その変動動
作の開始後に表示指令を出力して、第2変動図柄表示手
段29に暗示図柄を表示する。
【0045】このため第2変動図柄表示手段29の各図柄
表示部29a 〜29c の表示図柄が変動している時に、その
間に暗示図柄を挿入して表示できる。従って、暗示図柄
の表示時間を遊技者が認識し得ない程度にした場合に
は、第2変動図柄表示手段29の変動動作中で遊技者が緊
張状態にある時に、遊技者の潜在意識を刺激してサブリ
ミナル効果を期待できる。
【0046】また暗示図柄の表示時間を遊技者が認識し
得る程度にした場合には、第2変動図柄表示手段29の変
動動作中に暗示図柄が混在して表示されるので、遊技者
に対して暗示図柄の不可思議さを表現でき、遊技者の思
考性を喚起できる。図8は本発明の第4の実施形態を例
示し、第2変動図柄表示手段29の図柄表示部29a 〜29c
の表示がリーチ状態になる毎に暗示図柄を表示させるよ
うにしたものである。
【0047】第2変動図柄表示手段29の当たりの発生確
率が1/250の場合、リーチの発生確率は例えば10
/250程度であり、それ以外は全て外れである。そし
て、第2乱数発生手段41では、この割合で各乱数が発生
するので、殆どの発生乱数は外れ乱数である。
【0048】大当たりが発生するような場合には、実際
に大当たりが発生するか否かは別にして、一般にリーチ
の発生頻度が高くなる傾向にある。そこで、第2乱数発
生手段41での発生乱数がリーチ乱数となった時には、第
2変動図柄表示手段29の各図柄表示部29a 〜29c の表示
図柄は高速で変動を開始した後、徐々に速度を落としな
がら左、右、中央の順番で速度を落としながらゆっくり
と停止して行く。これは、左右の図柄表示部29a,29c が
同じ停止図柄になった後、中央の図柄表示部29b が停止
するまでの間に、遊技者が抱く大当たり発生に対する期
待感を高揚させるためである。
【0049】一方、この時には、第2変動図柄表示手段
29の各図柄表示部29a 〜29c の図柄の変動速度が遅くな
って、左の図柄表示部29a の表示図柄が停止するか、左
右の図柄表示部29a,29c の表示図柄が停止すれば、暗示
図柄表示制御手段44が働いて、その時点で各図柄表示部
29a 〜29c に本来表示すべき停止状態又は変動状態の表
示図柄間に、遊技者が目視により識別できない程度の極
く一瞬だけ暗示図柄を挿入して表示する。
【0050】従って、リーチが発生する都度、遊技者が
直接認識し得ない程度の極く短時間t の暗示図柄によっ
て遊技者の潜在意識を刺激して、そのサブリミナル効果
によってゲーム中の遊技者に大当たり発生に対する期待
感を抱かせ、遊技者にゲーム続行の意欲を喚起すること
ができる。このため、遊技者は面白くゲームを続けるこ
とができる。特に、リーチ状態の発生頻度が大になる
と、遊技者自身の期待感も次第に高揚するので、その相
乗効果によって遊技者の緊迫感を高めることができる。
【0051】また遊技者が目視によって直接認識し得る
程度の短時間t の暗示図柄を表示する時でも、リーチの
発生頻度が大になれば、それによる遊技者の期待感の高
揚と、暗示図柄による不可思議性、思考性に起因する期
待感とが相乗的に作用して、遊技者のゲームに対する意
欲を喚起できる。各実施形態では、パチンコ機について
説明しているが、その他のアレンジボール機等において
も同様に実施可能である。
【0052】また暗示図柄は、遊技者に有利な状態を暗
示できるものであれば良く、「大当たり」と文字で直接
的に表示しても良い。更に、暗示図柄は何時表示するよ
うにしても良い。各実施形態では、所定時間T として一
定時間を例示したが、暗示図柄を出す時間間隔はランダ
ムに変化させても良い。
【0053】実施形態では、第2変動図柄表示手段29を
液晶式として、この第2変動図柄表示手段29に暗示図柄
を表示すようにしているが、第2変動図柄表示手段29以
外の表示手段に表示するようにしても良い。
【0054】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、遊技
盤5 に配置された図柄表示手段29と、この図柄表示手段
29にゲームの進行に伴って所定の表示図柄を表示させる
制御手段43とを備えた弾球遊技機において、図柄表示手
段29に、遊技者に有利な状態を暗示する暗示図柄を短時
間t だけ表示させる暗示図柄表示制御手段44を設けてい
るので、暗示図柄により遊技者の意識を刺激して、遊技
者にゲーム続行の意欲を喚起することができる。
【0055】請求項2に記載の本発明によれば、遊技盤
5 に始動手段16と、複数個の図柄表示部29a 〜29c を有
する変動図柄表示手段29とを備え、始動手段16が遊技球
を検出した時に、変動図柄表示手段29の各図柄表示部29
a 〜29c の図柄を一定時間変動させて停止させる制御手
段43と、変動図柄表示手段29の各図柄表示部29a 〜29c
の変動後の停止図柄が大当たりの組み合わせとなった大
当たり発生時に、遊技者に有利な利益状態を発生させる
利益状態発生手段45とを備えた弾球遊技機において、変
動図柄表示手段29に、遊技者に有利な状態を暗示する暗
示図柄を短時間t だけ表示させる暗示図柄表示制御手段
44を設けているので、暗示図柄により遊技者の意識を刺
激して、遊技者にゲーム続行の意欲を喚起することがで
きる。
【0056】請求項3に記載の本発明によれば、請求項
1又は2に記載の発明において、暗示図柄の表示時間
を、遊技者が暗示図柄を目視により識別し得ない時間t
に設定しているので、暗示図柄により遊技者の潜在意識
を刺激してサブリミナル効果を得ることができる。
【0057】請求項4に記載の本発明によれば、請求項
1又は2に記載の発明において、暗示図柄の表示時間
を、遊技者が暗示図柄を目視により識別し得る時間t に
設定しているので、暗示図柄により遊技者に不可思議さ
を与え、遊技者の思考性を喚起できる。
【0058】請求項5に記載の本発明によれば、請求項
1、2、3又は4に記載の発明において、暗示図柄を所
定時間T の間隔で表示させるようにしているので、遊技
者の意識を所定時間T 毎に刺激できる。
【0059】請求項6に記載の本発明によれば、請求項
1、2、3又は4に記載の発明において、表示手段29の
表示図柄の停止中に暗示図柄を表示させるようにしてい
るので、表示手段29の表示図柄の停止中に遊技者の意識
を刺激できる。
【0060】請求項7に記載の本発明によれば、請求項
2、3又は4に記載の発明において、変動図柄表示手段
29の各図柄表示部29a 〜29c の変動中に、暗示図柄を表
示させるようにしているので、図柄表示部29a 〜29c の
変動に遊技者の意識を刺激できる。
【0061】請求項8に記載の本発明によれば、請求項
2、3又は4に記載の発明において、変動図柄表示手段
29の各図柄表示部29a 〜29c の変動後の停止図柄の1個
が大当たりの組み合わせと異なるリーチ時に、暗示図柄
を表示させるようにしているので、リーチ毎に遊技者の
意識を刺激できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示すパチンコ機の斜視
図である。
【図2】本発明の第1実施形態を示す遊技盤の正面図で
ある。
【図3】本発明の第1実施形態を示す制御装置のブロッ
ク図である。
【図4】本発明の第1実施形態を示す暗示図柄の表示動
作の説明図である。
【図5】本発明の第2実施形態を示す制御装置のブロッ
ク図である。
【図6】本発明の第2実施形態を示す暗示図柄の表示動
作の説明図である。
【図7】本発明の第3実施形態を示す暗示図柄の表示動
作の説明図である。
【図8】本発明の第4実施形態を示す暗示図柄の表示動
作の説明図である。
【符号の説明】
5 遊技盤 29 図柄表示手段 43 制御手段 t 短時間 44 暗示図柄表示制御手段 16 始動手段 29a 〜29c 図柄表示部 T 所定時間

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤(5) に配置された図柄表示手段(2
    9)と、この図柄表示手段(29)にゲームの進行に伴って所
    定の表示図柄を表示させる制御手段(43)とを備えた弾球
    遊技機において、図柄表示手段(29)に、遊技者に有利な
    状態を暗示する暗示図柄を短時間(t) だけ表示させる暗
    示図柄表示制御手段(44)を設けたことを特徴とする弾球
    遊技機。
  2. 【請求項2】 遊技盤(5) に始動手段(16)と、複数個の
    図柄表示部(29a) 〜(29c) を有する変動図柄表示手段(2
    9)とを備え、始動手段(16)が遊技球を検出した時に、変
    動図柄表示手段(29)の各図柄表示部(29a) 〜(29c) の図
    柄を一定時間変動させて停止させる制御手段(43)と、変
    動図柄表示手段(29)の各図柄表示部(29a) 〜(29c) の変
    動後の停止図柄が大当たりの組み合わせとなった大当た
    り発生時に、遊技者に有利な利益状態を発生させる利益
    状態発生手段(45)とを備えた弾球遊技機において、変動
    図柄表示手段(29)に、遊技者に有利な状態を暗示する暗
    示図柄を短時間(t) だけ表示させる暗示図柄表示制御手
    段(44)を設けたことを特徴とする弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 暗示図柄の表示時間を、遊技者が暗示図
    柄を目視により識別し得ない時間(t) に設定したことを
    特徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 暗示図柄の表示時間を、遊技者が暗示図
    柄を目視により識別し得る時間(t) に設定したことを特
    徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
  5. 【請求項5】 暗示図柄を所定時間(T) の間隔で表示さ
    せるようにしたことを特徴とする請求項1、2、3又は
    4に記載の弾球遊技機。
  6. 【請求項6】 表示手段(29)の表示図柄の停止中に暗示
    図柄を表示させるようにしたことを特徴とする請求項
    1、2、3又は4に記載の弾球遊技機。
  7. 【請求項7】 変動図柄表示手段(29)の各図柄表示部(2
    9a) 〜(29c) の変動中に、暗示図柄を表示させるように
    したことをことを特徴とする請求項2、3又は4に記載
    の弾球遊技機。
  8. 【請求項8】 変動図柄表示手段(29)の各図柄表示部(2
    9a) 〜(29c) の変動後の停止図柄の1個が大当たりの組
    み合わせと異なるリーチ時に、暗示図柄を表示させるよ
    うにしたことをことを特徴とする請求項2、3又は4に
    記載の弾球遊技機。
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